アルバムジャケット、ブックレット等は、自分のピアノトリオCD『Voyaging』でもお馴染みの市橋織江さんが担当して下さっており、既にこの綺麗なアンモナイトに魅了されていますが、少し謎めいた感じも良いのかもしれません。勿論、サウンドも謎めさせており、多くの方に届けられたらと思っています。既に予約は受け付けており、お陰様で順調だとか…。試聴も出来ますので、ディスクユニオンのページ(http://diskunion.net/clubh/ct/news/article/0/52556)等を御覧頂けたらと思います。
また、今回のリリースに伴って、HPや Facebook ページを開設させて頂きました。
・HP…http://www.nautilusmusic.net
・Facebook…https://www.facebook.com/nautilusmusic.net?fref=ts
…それぞれ御覧頂ければと思います。そして、リリースに伴って開設されたのはこれだけではなく、Nautilus のバンド名の所縁ともなっている、ボブ・ジェームスの曲“nautilus”の演奏動画もこの度アップさせて頂きました。チェックの程よろしくお願いします!
…そして、宣伝ばかりになってしまい恐縮ですが、8月11日(火)にはリリース記念ライブも控えています。お馴染みの外苑前 Z・imagine にて、ライブ自体が久し振りでもありますが、現在の自分達のサウンドの渦を展開させていきますので、どうぞお越し下さいませ。
●8月11日(火)外苑前 Z・imagine
Open…19:00〜、Start…20:00〜、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Ds)佐々木俊之、(keys)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
…とにかく、非常に今が楽しみな Nautilus です。これらの沢山のトピック達を今の内に予習して頂いて(笑)、どうぞライブに備えて下さいませ。よろしくお願いします!
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
ターミナル駅となる仙台駅も、以前から新幹線やJRの多路線の駅とは少し離れた位置にありましたが、2000年に仙台駅〜陸前原ノ町駅間が地下化され、少しは別会社感は薄れたように思うものの、両線の乗り換えにはやはり少々時間を要します。また、この時に仙台駅〜あおば通駅間が延伸開業され、仙石線はあおば通駅〜石巻駅を結ぶ路線となりました。また、支線として陸前山下駅〜石巻港駅を結ぶ貨物線がありますが、旅客輸送を行っていないので今回は取り上げません。
さて、以前は国鉄の代表車両であった103系という車両ばかりだった仙石線も、現在はJR山手線等から転配してきた205系ばかりとなり、最近は首都圏で205系を見る機会が少なくなってきたので、遠く離れた仙台でこれらの車両を見る事が出来るのは親近感を覚える路線でもありました。しかし、2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震およびその津波の被害で全線が不通になってしまったのは記憶に新しい事でしょう。それは時が経ち、それぞれの区間で運転が再開されるも、高城町駅〜陸前小野駅間は最も津波被害の大きかったところで、2015年に入っても運転再開はされていませんでした。
そしてこの不通区間の内、陸前大塚駅〜陸前小野駅間は山側に線路を新しく付け替えさせる案が立ち、これらの完成をみて、最近である2015年5月30日に、仙石線は約4年振りに全線で運行がなされたのでした。…同時に、JR東北線との接続線を通る仙石東北ラインも開業し、仙石線は新たなステージを迎えようとしています。この復旧は個人的にも嬉しく、全線が開業したら即“鉄道さんぽ”に組み込もうと思っていたのでした。
…逆を言うと、全面復旧をする前には訪れる気持ちにはなれませんでした。自分はこの大地震の2ヶ月後に仙台を訪れていますが〔旅日記 38.仙台往復編(2011.5.16〜5.17)参照〕、この時は福島県に入った辺りからブルーシートを被せてある建物が多く目に入り、復旧の兆しこそあるものの、地震の爪痕は深いものがある事を感じさせ、正直、まだ自分が訪れるには早いと思ってしまったのです。既に“鉄道さんぽ”企画は始めていましたが、この企画に於いては、被災地に訪れる資格はまだ持ってない…という判断に至りました。
そうした中で取り上げさせて頂いた今回の“鉄道さんぽ”JR仙石線編は、とても大きな意味を持つように思います。前述の、最後の最後まで不通区間になっていた陸前大塚駅〜陸前小野駅間の一部区間も歩きましたが、個人的に、今回の津波被害を受けた地域に、初めて足を運んだ事になりました。そこはニュースや新聞で何度も目にしている筈の場所なのですが、やはり実際に足を運ぶと、現実を肌で感じる事が出来ると言いますか、一言では言い表せないような世界がそこにはありました。津波によって何もかも無くなってしまった平地を見ると絶望と言えるのかもしれませんし、そこにお店ができ、人も徐々に集まってきている場所があるところを見ると希望と言えるのかもしれませんし…、何だかよく分かりません…。ただ、この地域に仙台市と石巻市を結ぶ仙石線が復旧したのは事実ですし、仙石東北ラインによって、仙台駅から40分程でこの地域に辿り着く事が出来るようになったのも事実なのです。ひとまず、仙石線の全線復旧により、今回の“鉄道さんぽ”が行える事に感謝です。どうぞ御覧下さいませ。
●日時…2015年8月2日
●距離…50,8km
(あおば通駅〜石巻駅…49,0km、
陸前山下駅〜石巻港駅…1,8km《旅客営業無し》)
●駅数…31駅《貨物駅を除く》
仙石線の起点駅は長らく仙台駅でしたが、前述のように2000年に仙台駅〜陸前原ノ町駅が地下化された時に、仙台駅〜あおば通駅間の0,5kmが開通し、起点はあおば通駅となりました。なので、この鉄道さんぽもあおば通駅から始める事になりますが、仙台駅から500mしか離れていない事もあり、事実、あおば通駅からも仙台駅の駅舎を望めます(笑)。それでも延伸されたというのは、それまでの仙台駅の位置が他の路線と比べて離れた位置にあった事も大きいと思います。特に、仙石線の仙台駅が、JR東北本線の仙台駅に比べて東側に位置するのに対し、仙台市地下鉄の仙台駅は西側にあったので距離がありました。そこで仙石線をそのまま西側に延伸する事によって、地下鉄の仙台駅とは、あおば通駅での乗り換えが便利になるようにしたのです。現在の利用者数は1日約2万人。この数字は、JR東日本の東北地区の駅では、仙台駅に次いで2位の利用者数です。
さて、あおば通駅から乗り、列車はすぐに仙台駅に到着。どちらも地下駅なので味気こそ無いですが、先に進む事にしましょう。2000年までは仙石線の仙台駅は地上にあったのですが、東北本線側の駅と比べると小ぢんまりとしていて、なるほど、元々は地元の私鉄だったのだかという雰囲気が満点でした。右下の写真で言うと、ちょうど写真の右真ん中辺りから、右側に伸びるようにホームがありました。今でも名残と言えば、他の路線との乗り換えに少し時間が掛かる事でしょうか(笑)。地下駅になったものの、まずはエスカレーター等で橋上のコンコースまで上がらないと、他の路線に乗り換える事は出来ません。
仙台駅を出て、暫くは地下鉄のような雰囲気?で路線が展開されていきます。どの駅も似たような雰囲気になりそうな感じですが、途中の宮城野原駅では、東北楽天ゴールデンイーグルスの楽天 kobo スタジアム宮城の最寄り駅という事で、所々にチームカラーであったり、マスコットのクラッチやクラッチーなが描かれている等、個性が発揮されています。
地下駅は次の陸前原ノ町駅までで、この駅からは路線が地上に出ていく様(左下写真参照)が見て取れます。地上に出た直前に潜る路線は、東北本線の貨物線(この路線は仙台駅を通らず、仙台駅の南北を短絡して結んでいます)です。そして地上に出ると高架になり、カーブ上に存在する苦竹駅(右下写真参照)となります。
仙石線を走る車両は、後に紹介する仙石東北ラインのHBーE210系気動車を除き、首都圏でも見られる205系のみが走っています。全て4両編成で、基本のラインカラーはブルー2色となっていますが、何編成かはグリーンやレッド、パープル等が1両1両で変わっていくというカラフルなものとなっており、この編成の1両は 2way シート設置編成と呼ばれ、座席を回転させて、ロングシートにもクロスシートにも出来る仕様となっています。それらも含め、仙石線に投入されている205系はトイレが設置されたり、半自動ドア機構を備えている等の改造が施されている為、全てに3100番台の区分が与えられます。
そろそろ田園風景が目立つ頃になると、小鶴新田駅となります。2004年の開業と比較的新しく、このおお陰でこのエリアにも住宅地が目立つようになってきました。当駅と次の福田町駅間に仙台車両センター宮城野派出所(車両基地)があり、ラッシュ時を中心に、入出庫を兼ねた小鶴新田駅始終着の列車が存在します。
再度、昔から市街地が形成されていたエリアに入ると、多賀城駅となります。2009年頃から高架化が始まり、2013年に駅舎や周辺も含めて全高架化が完成しました。この完成予定も本来は2011年となっていましたが、地震の影響でずれ込んだそうです。写真を見ても分かるように、駅の入口は付近の多賀城の門をモチーフとしており、駅全体のデザインも、この地の歴史を感じられるようにとの配慮がなされているそうです。
この先、本塩釜駅、東塩釜駅付近は、海沿いを走る高架線となる為に眺めの良い区間となりますが、すぐに市街地に入り、東塩釜駅から先は単線となります。あおば通駅から当駅まで、日中は約15分毎の運転となっていて、ラッシュ時はそれこそ4〜5分毎と、運転頻度の高い区間ともなっています。以前は快速の設定もありましたが、仙石東北ラインの開業により、この区間は普通列車のみの設定となりました。
東塩釜駅以遠になると列車本数は半減し、約30分毎の運転となります。同時に、JR東北本線と暫く並走する区間が続きます。自分が初めて仙石線に乗った時(1995年頃)、都会でも無いのに、何で同じJR路線で、こんなに近くを走っているのだろう…と思ったものでしたが、前述のように、仙石線は元々が私鉄だった為、むしろ当時は競合していたのかもしれません…。確かに、この先は一大観光地である松島も控えているのです。
そんな松島の最寄り駅は、仙石線だけに存在する松島海岸駅となります。近くに東北本線の線路もありますが、この辺りに駅はなく、ここから1kmほど先に行ったところに松島駅は存在していますが、観光地への足としては少々不便かもしれませんし、JRとしても、松島観光へは仙石線の松島海岸駅を促しています。この付近、東北本線と仙石線は並走はしているものの、乗り換え出来る駅は今まで無く、通しの乗車券も発行されていませんでした…。そこで開業したのが、松島海岸駅と次の高城町駅間で、両線の線路が一番近付くポイント(左下写真参照…真ん中が仙石線の線路で、奥が東北本線)に設けられた渡り線(右下写真参照…左から右に伸びているのが渡り線)を利用した、仙石東北ラインです。渡り線自体は以前から設けられていましたが、仙石東北ライン開業の為に改良して作られました。
この路線の開業で仙台駅から東北本線経由でも高城町駅に直通する事ができ、当駅で乗り換えて仙石線の松島海岸駅に向かう事が出来るようになりました。この付近の東北本線が交流電化、仙石線は元々歴史上経緯から首都圏と同じ直流電化と、異なる電化方式を直通させるにはコストとの折り合いが付かないまま現在に至っていたのですが、ディーゼルハイブリッドという新技術が使われた新車が導入され、このハンデを乗り越える事が出来たのでした。
仙石東北ラインの開業と、この先震災の為に不通になっていた区間の復旧は同日程で、この日から仙台駅と石巻駅を仙石東北ライン経由で結ぶ快速列車が運転されました。両駅間の所要時間は震災前より早く、1時間を切る列車ばかり(以前は63分が標準)になり、仙石線全線復旧のアピールポイントにもなった事と思います。その代わり、仙石線のみを走る快速列車は運転されなくなりましたが、以前はこの快速が通過する駅では、仙台駅近くの駅でも30分程運転間隔が空いてしまう駅も存在していた為、普通列車のみが等間隔で走る現在のダイヤの方が利用しやすくなったとも言えるのかもしれません。
上の写真が、前述の渡り線付近の遠景です。左上写真は東北本線を走る貨物列車で、右上写真は正に仙石東北ラインの列車が渡り線を通っている時のものです。何となくのどかな風景ではありますが、この総事業費には約18億円を掛けており、JR東日本の東北エリアに於いて、この路線にかける期待の大きさが窺えるというものです。
渡り線と合流すると、仙石線の撮影ポイントとしても有名な高木川の橋梁(左上写真参照)を通り、高城町駅となります。仙石線の列車の半分は当駅止まりとなりますが、それらの列車は当駅で仙石東北ラインからの列車に乗り換える事が出来るようなダイヤが組まれています。
…さて、ここから陸前小野駅間の約10kmの区間は、震災の影響で最後まで不通になっていた区間で、途中には海岸の近くも走っていた事からその被害は大きく、本当に暫くは手付かずの状態でもありました。その中でも陸前大塚駅〜陸前小野駅間の約6,4kmについては、路線のルートを内陸側に約500mも移設する等、工事は非常に大掛かりなものとなりました。仙石東北ラインの開業は、それを後押しするものだったとも言えましょう…。改めて、東北地方太平洋沖地震の規模の大きさを実感させられるというものです。
この区間で最初に気になったのは陸前大塚駅でした。この駅は海のすぐ脇にある…と言っても過言ではない駅で、ホームからもすぐ海を見渡す事が出来ました。大地震で津波発生と聞いた時には、この駅はどうなってしまうのだろう…とすぐに思ったのでした…。普通列車しか停車しない駅ではありますが、大変味のある駅であり、復旧して現在の姿がどうなったかも知りたかったのです。
上写真が現在の陸前大塚駅です。ホームや周囲の施設こそ新しくなりましたが、人の背丈以上の堤防が無機質に築き上げられていました。左上の写真は、かなり背伸びをして撮影したものなので、堤防の向こうに海が僅かに見えていますが、本来、駅のホームからは海は全く見えない状態なのです。…これがやはり現実というものでしょう。津波による代償は、こういったところにも影響があるようです。
また、右上写真を見て頂くと、これは陸前大塚駅から石巻駅方面を見たところですが、線路が新しい高架線に上がっていくのが分かります。今までの路線は海岸線に沿って、写真右にカーブしていく感じで線路は進んでいました。言わばここがルート変更の開始地点となっており、今までのルートとは全く異なる位置に線路は敷かれる事になったわけです。
せっかくなので、旧ルートを辿っていきたいと思います。…とは言え、旧ルートは海岸線脇を通っていたのでそもそも辿れるわけではなく、並走する奥松島パークラインという道を地道に歩いていきます。この辺りは小高い山が海岸線に迫っているような地形となっており、仙石線はそこを海岸線近くで抜けるのに対し、道路は山の中腹を切り通して抜けていくルートを通っていました。そして山を抜けると野蒜地区へと入りますが、すぐにここが仙石線の中で被害が最も大きい所だと感じました。
道路の周りや、道路から内陸側は住宅がまだあるのですが、その先の海側には建物が僅かしか建っていません…。いきなり広い平地に来たようで、どうも違和感が残る景色です。車はそれなりに通っていますが、歩いている人は少なく、やはり住んでいる人が減ってしまったからなのでしょう。当然、レストラン等の商店も殆ど無く、急に津波の爪痕を見せられた感覚になってしまいました。
この先に、道路が仙石線をオーバークロスした右側に旧東名駅があったのですが、この付近の路線はカーブしていたのかな…と微かに分かるくらいで、駅やホームに関しては陰も形もありませんでした(左上写真参照)。そして更に歩いていくと、この地区の中心地だった旧野蒜駅へと到着します(右上写真参照)が、駅前には何も無い状態で、駅構内も寂しい状況としか言いようのない感じでした。
旧野蒜駅のホームから内陸側を見ると、かなり遠くの高台に列車が走っているのが目に入っていきました。これが新しいルートの野蒜駅で、旧市街からも結構離れてしまいましたが、これからは新しい駅周辺の開発が進むのでしょうか…。旧野蒜駅の周りも、以前は建物も沢山あったような記憶がしたのですが、今では数えるぐらいしか建物が残っていません。…とは言え、旧野蒜駅舎は改修され、観光交流拠点「野蒜地域交流センター」として生まれ変わりました。1階部分がファミリーマート、2階部分は多目的スペースとして、人を集める場所として今後注目されていく事でしょう。建物内には震災直後の様子が写真で掲示されており、先程通った東名駅の当時の様子も、リアルに目にする事が出来ました(右下写真参照)。
目を覆いたくなるような光景ばかりですが、ここから目を背けるわけにもいきません。現実に起きたこの光景を前に、自分達は今何をするべきなのか、大いに考えていきたいと思います…。そして、復興復興と言われていますが、いくらインフラが整ったところで、やはり人が集まってこないと、真の意味で復興とは言えなさそうな気がしました。その意味ではこの施設はとても大切な役割を持っていると言えましょう。今では静かなこの街が、またかつてのように東松島市の観光拠点になる事を願って止みません。
旧野蒜駅を後にし、高台に造られた新野蒜駅まで向かいます。直線距離にすると約500mの移設らしいですが、道は結構な大回りをし、しかも上り坂が続いているので、旧野蒜駅から徒歩で30分以上は掛かる道のりで、着いた頃には流石にヘトヘトでした。新野蒜駅のホームからは、先程とは逆に旧野蒜駅を見渡す事が出来ましたが、これからこの駅が野蒜地区とどう関わっていけるのか、注目していきたいと思います。
野蒜駅を出発すると左にカーブして、山を駆け下りていきつつも、そのまま新しく造られた高架橋へと入り、右側にはだだっ広い平野を眺めつつ、吉田川と鳴瀬川を真新しい橋梁で一気に駆け抜け、旧ルートに合流して(合流するポイント等は分かりませんでした…)陸前小野駅に到着します。ここから先は被害の少ないエリアに入る為、当駅から矢本駅までは2012年3月に、矢本駅から終点の石巻駅までは、2011年7月には営業運転が再開されていました。しかし、全面復旧するまでは架線の損傷や変電所が使えず、電車ではなく気動車での運行が行われたいたようです。
矢本駅を過ぎると、石巻市への人の流れが大きくなってきます。以前は、矢本駅〜石巻駅間の区間運転列車も設定されていた程で、需要が増えてくる区間なのでしょう。何となく降りてみた蛇田駅付近は住宅地に囲まれていて、乗り降りする乗客も多めな感じでした。やはり鉄道は利用する人があって活性化が図られるのです。
そして左からJR石巻線と合流し、終点の石巻駅となります。今回は途中に震災の爪痕が残る地域を通った事もあり、少々疲れてしまいましたが、最後に、この震災の余波を吹き飛ばす新型車両、仙石東北ライン用のディーゼルハイブリッド車両、HBーE210系について解説をしておきましょう。ディーゼルハイブリッド車両は、以前、JR小海線でも説明をしましたが〔鉄道さんぽ 5.(JR小海線編)参照〕、駆動に蓄電池、加速時にディーゼルエンジンを使用するという、電車と気動車の利点を併せ持った革新的な車両です。以前はまだまだ試験的な意味合いが強く、車両数も限られていましたが、仙石東北ライン用に登場したHBーE210系は、言わばこれからの仙石線の牽引役の車両でもあり、堂々とメイン街道をいく車両でもあります。これは技術力の向上を意味しており、頻繁に使われる列車に使用しても大丈夫という目処が立ったからだとも思います。今後の活躍を期待したいところです。
左上写真は、左から、電車、ハイブリッドディーゼル車、気動車…と、全て駆動システムが異なる車両が集結した石巻駅にてです。こうした側面から見ても、今こそ仙石線に注目の時期なのかもしれません。震災を乗り越えて、発展性のある方向に進み始めた仙石線…。路線名通りの、仙台と石巻を結ぶ…という性格は、“速達”という意味では仙石東北ラインに譲った感じもありますが、これからも多くの乗客を乗せて活躍をし続けるでしょう。全線復旧にあたり、今回、また始発から終点まで乗る機会に恵まれて本当に良かったです。
今回の 4th. アルバムは、敢えて…と言うくらいに迫力あるサウンド作りにしていて、曲中でのホーン隊は勿論、リズム隊もガンガン音を鳴らしていっているのが手に取るように?分かると思います。そして曲順的に少々ストーリー性のある流れにもしていまして、今までとはまた違ったアルバムに仕上がったような気がします。曲間を決めて、最後に皆で通し聴きをするのですが、全てを聴き終わった後には拍手が起こったものでした(笑)。ここに、自信あるアルバムが出来上がりました!
前述のように、新アルバムは今年の10月にリリースする予定です。今回で音に関する作業は全て終了しましたので、これからはアルバムのジャケットや写真の衣装合わせ、PVの撮影等に入っていくと思われます。改めて、本当に具体的な形となって作業は進んできました。リリースまでは後もう少しお待ち頂きたいと思います。ひとまずレコーディングから始まった皆の音がここに1つの完成をみて、ホッとしたというところでしょうか。…とは言え、次なるステップへ、リリースへの準備はまだまだ続くのです!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆渋谷オーブライト・スタジオのHP…http://www.aubrite.net
見慣れた Last Waltz の空間も、mamaJAZZ 運営の方々の手作りの装飾によって、また別の雰囲気を持つお店に生まれ変わったかのようでした。今までと同じように、客席スペースの一帯にクッションマットを敷き詰め、テープを貼って1組分の場所を提示させます。ここでは地べたに直接座って、お母さんと子供と一緒に見るスタイルなのです。いつものように、ステージの最初の15分ぐらいは、mamaJAZZ 運営側による体操や読み聞かせ等があり、TRI4TH の登場はその直後という流れになりました。
mamaJAZZ も第3回目の出演という事で、そろそろステージに変化を付けていかないといけません。TRI4TH のオリジナル曲も演奏しましたが、久し振りに取り上げる『わらべ JAZZ』からの曲も多く、“村祭”や“うみ”等、夏らしい曲を選曲したのも良かったかもしれません。特に後者の“うみ”では、ソプラノサックスとピアノのデュオ編成でお届けした事もあり、それまでの流れを大きく変えた印象に繋がったと思いました。
そして、今回新しく取り上げた“アンパンマンのマーチ”は大好評でした。この曲はステージの中盤辺りに持って来たのですが、そろそろ会場には泣き出してしまった赤ちゃんも何人かいたという状況の中、この曲になった瞬間にピタッと泣き止んだのです。これにはお母さん方も驚いたとの事でしたが、やはりアンパンマンの持つ威力は絶大なのかもしれません。最近取り上げている“アナと雪の女王”、“さんぽ”に続き、一気に人気曲に躍り出た感じがありました。
アンコールも、いつも演奏している“ぶんぶんぶん”に代わり、“聖者の行進”をお送りしたのも良かったと思います。やはり、どこかしたら「変化」を感じさせる事は大切で、それは得した気分にも繋がるのかもしれません。そう考えると、やはりグランドピアノという存在は大きく、その容姿?だけでも本格的なライブハウスに来た!…という気分にさせてくれるわけです。
今回、自分達のステージの前で常に踊っていた子供がいまして、そのお陰で盛り上がりに拍車を掛けていた感じではありましたが(笑)、今回特に取り上げるべき点として、6、7、8月生まれのお母さんにサプライズでバースデー・ソングやカードを送った事でしょう。子供に…ではなく、お母さんに…という点に注目です。つまり、あくまでもこの mamaJAZZ の主役はママであり、その方達に少しでも喜んで貰えるようにという、運営側の配慮でもあったのです。いくらママが主役と言われても、子供と一緒にライブに来たら、やはり子供を中心に考えなければいけなくなるのは事実。そういった気持ちへの応援という意味も込められている事でしょう。これぞ mamaJAZZ らしい時間ではありませんか。
こうして、第3回となる mamaJAZZ も無事に終了しましたが、新しいお店に移して開催してみた事で、また新たな課題も生まれてきた事でしょう…。こうして、常に前を見続ける運営者達によって、このプロジェクトは成り立っているのです。またの開催を心から応援します。どうもお疲れ様でした!
☆mamaJAZZ のHP…http://mamajazz.her.jp
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
そんな中、Nautilus のアナログ7インチリリース記念ライブ、ボーカルの彬子さんのライブ、そしてだいぶ久し振りの(笑)Generation GAP のライブ等々、今回ならではのライブも数多く予定されています。見所が多い8月のライブ、是非とも御覧になって下さい!
●8月1日(土)Olympic 国立店駐車場
Live…19:30〜約30分間
Charge…無料
Member…(B)池田暢夫、(Sax)藤田淳之介、(Key)竹内大輔
ベースの池田君の地元エリアである国立にて、立東商店会主催のイベントに
このメンバーで出演させて頂きます。Olympic 国立店の駐車場内に設営された
ステージに立つようで、自分達以外にも出演者は何組かいるとの事です。
また、自分達の演奏が終わると、そのまま盆踊り大会に突入するようで、
付近には屋台等も建ち並び、これぞ夏祭りのような雰囲気になると思います。
夏の夜の祭りと、自分達の音楽とのコラボを是非ともお楽しみ下さいませ!
●8月6日(木)、7日(金)、19日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)白石恭子(6日のみ)、(Vo)折井敦子(6日のみ)、
(Vo)宗像夏子(7日のみ)、(Vo)山崎信子(19日のみ)、
(Vn)Tsukasa(19日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染みの赤坂 Kuro は、8月はボーカルの方とのコラボが多い日になりそう
です。特に、19日はボーカルの山崎信子さんのバースデー・イベントも用意
されているとの事で、シャンパンでも飲みながら(要希望…笑)、皆で楽しい
時間を過ごせたらと思います。日によって異なる個性を感じ取って下さい!
●8月9日(日)三島常林寺
Open…17:00〜、Start…17:30〜、
Charge…予約2000円、当日2500円、小学生500円、未就学児無料
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳
“オテライブ”と称し、お寺の講堂の中で行われる音楽イベントを主催する三島常林寺。
既に10年以上の歴史があるイベントだそうですが、今回、フルートのいづみさん
率いる弾楽での出演が決定しました!…グランドピアノ常設で音響も整っており、
ゲスト・パフォーマンスも多数お呼びしているとの事です。また、当日は雑貨販売等も
多数行う予定にしており、正に夏休みの大きなお祭りを打ち立てる感じで準備を進めて
いるところと言って良いでしょう。今回“和ん楽”としているのは、様々な分野で活動
している方々とお客さんとの輪(和)を広める場所として今回のイベントが立ち上げ
られているという意味と、正に“和”の装いやテイストを含めた内容のものにしようと
している意味が込められており、当日は浴衣や和の小物を着けてくると、プレゼント
もあるのだとか…。これは楽しみまなくては損ですね。会場でお会いしましょう!
●8月10日(月)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Pf)竹内大輔
ボーカルの白石恭子さんとの、毎月第2月曜日に定期的に演奏をさせて貰っている
銀座のお店、Barbra にてのライブです。銀座ならではのエレガントな雰囲気に、
グランドピアノと歌とのデュオ編成でのライブは、シンプルながらバラエティに
富んだ選曲で皆様をお待ちしております♪…とは言え、当日は沢山お酒を頂くような
スタイルになってしまい、良い気分になってしまう時間が心地良い場所なのです…。
●8月11日(火)外苑前 Z・imagine
Open…19:00〜、Start…20:00〜、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Ds)佐々木俊之、(keys)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
ドラムの佐々木俊之さんがリーダーを務めるバンド、Nautilus の久し振りの
ライブになりますが、自分達は8月に初作品として、2曲入りのアナログ
7インチをリリースする事になりまして、それのリリース記念ライブと
いう事で今回のライブが決定しました。まさか初作品がアナログ7インチに
なるとは思っていませんでしたが、バンド名の“Nautilus”の由来になった、
ボブ・ジェームスの“Nautilus”という曲も収録されており、自分達をまず
知って頂くという意味でも珠玉の選曲だと思います。どうぞ足を運んで頂き、
自分達の音楽、そしてライブに触れて頂ければと思います。お待ちしてます!
●8月12日(水)銀座 Cygnus
Open…18:30〜、1st.…19:20〜、2nd.…20:40〜、3rd.…22:00〜、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)五島楊子、(Pf)竹内大輔
ボーカルの五島楊子さんと、久し振りにデュオライブを行います。場所は
銀座の老舗ジャズ・バー Cygnus にてですが、スタンダードジャズの曲は
勿論行うものの、五島さんは洋楽ポップス系のレパートリーも多いので、
当日は幅広い選曲の中からお楽しみ頂けるのではないかと思います。お盆
直前という時期ではありますが、夏の夜風に癒されにお越し下さいませ。
●8月14日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Tp)西尾健一、(Pf)竹内大輔、(B)川畑よしのすけ、(Ds)中村幸太郎
今月の Crazy Love でのライブは、久し振りのインストライブとなります。
トランペットの西尾健一さんをフロントに、熱いジャズが繰り広げられる事と
思います。選曲もその場で決めるが故、ステージの雰囲気も、まず音を出して
みないと誰も予想が付かないという(笑)、正にジャズの世界をお楽しみ下さい。
●8月15日(土)富士 HIBIKI
Open…18:00〜、Start…18:30〜、
Charge…1500円、15歳未満無料(ワンプレートディナー付き)
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(Key)竹内大輔、(B)中司和芳
静岡第一建設がプロデュースする、今年の8月8日にオープン仕立ての
富士 Home & Cafe HIBIKI。そのオープニング・ライブ・イベントである
『キャンドルナイト× Tap & JAZZ Live』を、弾楽でやらせて頂きます。
富士出身のベースの中司さんも交えて、静岡発のバンドである事に誇りを
持ちつつ演奏出来たらなと思います。お店には幾つものキャンドルが飾られ、
オープニングイベントらしい華やかな雰囲気でお送り出来ると思います!
☆8月16日(日)丸井錦糸町店前
開催時間…10:30~19:00、TRI4TH の出番は15:00~15:40
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
今年も TRI4TH で、すみだストリート・ジャズ・フェスティバルの出演が
決定しました。これで4年連続出演になります。場所は、2012年に
自分達が初出演を果たした時〔すみだジャズ➡ Jazz Jungle 参照〕での
ステージだった、錦糸町駅南口すぐにある丸井の前にてです。この日も暑い
日が予想されますが、ステージ前はビルのお陰で日陰になっていた事を
何となく覚えています(笑)。既存の曲は勿論、次作のCDアルバムに入る
曲からも何曲か演奏すると思いますので、熱く盛り上がっていきましょう!
●8月17日(月)吉祥寺 Star Pine's Cafe
Open…19:00〜、Start…19:30〜、自分達の出番は最後、21:35〜(予定)
Charge…前売り2500円、当日2800円(共にドリンク別)
Member…(Vo)彬子、(pf)竹内大輔、(G)三浦駿介、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
ボーカルの彬子さんのバンドで、久し振りにライブをサポートさせて頂きます。
この日は『ココロノナカカラ』とタイトルが付けられたイベントになっており、
当日は自分達も含めて4組が出演。自分達はその中でも最後の出演になります。
対バンスタイルではありますが、彬子さん的に、今回はかなりのボリュームの
ものを用意していて、新曲も含めて盛り沢山な事になりそうです。そもそも
時間内に終わらせられるのかという心配もあるのですが(笑)、いつもの
ワイン片手にステージに立つ姿を見て、楽しい時間を共有してしまうのです。
故に自分も早めのペースで飲み始めたいと思います(笑)。どうぞお楽しみ!
●8月18日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
毎月定期的にやらせて貰っている、ボーカルの白石恭子さんとのデュオ演奏。
8月はお盆直後のタイミングになりますが、いつものように楽しくやらせて
頂いています。そもそもレパートリーの多い恭子さんですが、今でも常に
新曲を取り上げる姿勢は衰えておらず、こちらも新鮮な気持ちで演奏に
迎えます。自分のインストコーナーも充実させなければですかね…(笑)。
●8月20日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
こちらも毎月定期的にやらせて貰っている、ボーカル・ギターの丸本さんとの
デュオライブです。毎年恒例のワンマンライブを終え、久し振りとなる広島凱旋
ライブも終え、この夏で吸収してきたものは多く、それらを消化して披露する
タイミングという事も出来るでしょう。もしかしたら、新たなCDアルバムの
構想も既に出てきているかもしれませんね。今月もよろしくお願いします!
●8月21日(金)桜木町(横浜)YSC Space & Cafe
Open…18:00〜、Start…19:00〜、
Charge…3500円(軽食付き)
Member…(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Key)竹内大輔
こちらも新しくオープンしたお店らしい、桜木町駅が最寄りとなる
YSC Space & Cafe にて、弾楽からの3人でライブをお送りします。
このお店は“ヨコハマ”を拠点に、ヒト、モノ、文化の出会いを通して、
「もっと楽しい未来」をプロデュースしていくというコンセプトがあり、
“ヨコハマ”を誇りに持った、“ヨコハマ”らしい雰囲気を味わえるかと
思います。楽しく、美味しく、そしてアートな時間をお楽しみ下さい。
●8月22日(土)尾山台 Live Cafe HAYASE
Open…11:30〜、Start…19:00〜、
Charge…2500円(ドリンク、オーダー別)、3500円(1ドリンク&おつまみ付き)
Cast…北條馨梨、他
Musician…(Key)竹内大輔
ボーカルの北條馨梨さんが企画するライブは、いつの間にか『かりぱんだライブ』と
いう名称に変わり、毎月第4土曜日に開催させて頂いていますが、今月は北條さん
自身のバースデー月という事もあり、少し凝った内容で行おうと企んでいます。
ゲストの方も色々お呼びしていたりするのですが、自分としてもソロでの演奏が
用意されていまして、今回も新たな課題をクリアしなければならなくなりました。
なかなか大変なリクエスト希望が来てしまったのですが…、気張って臨みます!
●8月23日(日)銀座 No Bird
Open…18:00〜、1st.…19:00〜、2nd.…20:30〜、
Charge…3800円(ドリンク・フード別)
Member…(Vn)Tsumuzi、(G)侑音、(Pf)竹内大輔、
(B)太田太、(Ds)津島周平
バイオリンの Tsumuzi 君のワンマンライブです。場所は自分達にとって
お馴染みとなっている銀座 No Bird にてで、Tsumuzi 君自身も非常に
気に入っているお店ですから、堂々としたステージをお楽しみ頂けるかも
しれません。先月は大阪、金沢と、大きな遠征ツアーを実現する事が出来た
自分達にとって、今回の東京でのライブは大事な1回です…。是非とも
足を運んで頂ければと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
●8月25日(火)Motion Blue Yokohama
Open…18:00~、Start…19:30〜約1時間40分(途中、30分の休憩有り)
Charge…4000円(ドリンク別)
BOX席16000円+シート・チャージ4000円(4名様まで御利用可能、ドリンク別)
Member…《Generaiton GAP》(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、(As)宮里陽太、
(Bs)藤田淳之介、(Pf,Key)竹内大輔、(G)田口慎二
(B)川内啓史、(Ds)小笠原拓海、(Vib)宅間善之
またまたお待たせしてしまいました…。Generation GAP による今年初(笑)の
ライブが、ついに Motion Blue にて行われます。横浜発のバンドである自分達に
とって、喜ぶべき事だと思います。今回は『夏だよ!15周年だよ!全員集合!』
というタイトルが付けられていたのですが、もうバンド発足から15年なんですね。
つまり、自分が参加してから10年です…。いつの間にという感じではありますが、
15周年という記念すべきライブに自分も参加させて貰えて嬉しい限りです。当日は
どのような曲目で攻めるのでしょうか。また、ヴィブラフォンの宅間君が参加して
くれる事も注目です。新たなサウンド面にも注目の、見逃せない1日になりそうです!
以上になります。実際に足を運んで見て頂きたいライブが多過ぎて、こちらとしても困ってしまう程ですが(笑)、本当にどれもがお勧めです。夏の季節を彩る個性豊かなライブ達を、是非ともお楽しみ頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします!
最近の金沢の最大のトピックとしては、今年3月に開業した北陸新幹線の開業が挙げられると思います。個人的には今までに何度も金沢に訪れているものの、新幹線開業後では初という事もあり、現在の金沢という街を知るという意味でも、楽しみにしていたツアーではありました。
今回の演奏場所は、1日目はジャズの老舗のお店としても有名なもっきりや、そして2日目はイタリアンレストランである San Carlo にて行われ、雰囲気はその2つで異なり、それぞれの日にちでカラーがハッキリと出たライブとなりました。…とは言え、お送りする曲は Tusumuzi 君のオリジナル曲が殆どなので、変拍子の貴公子の異名を全面に押し出し、金沢の夜を自分達の色に染めていきました。多くのお客さんに楽しんで頂けたのではないかと思います。
行程的には3日間あったので自由時間も充実させました。メンバーそれぞれの個人行動が可能であった為、自分は金沢を走る地元の鉄道で、今年が開業100周年という、北陸鉄道石川線に乗ってきました。金沢は夏真っ盛りで、天気は良かったですが、その分日差しも強かったです。濃い緑と青色に囲まれた1日となりました。
また、3日目の東京への復路は、自分は個人で電車で帰ったのですが(往路は皆で1台の車で移動しました)、途中の糸魚川駅からは例の北陸新幹線を使ったものの、当駅まではその北陸新幹線開業に伴い、JRの在来線から分離された様々な第3セクター鉄道に乗る為に、敢えて朝早くに出発させて頂きました。要は以前のJR北陸本線なのですが、現在では石川県エリアはIRいしかわ鉄道、富山県エリアはあいの里とやま鉄道、新潟県エリアはえちごトキめき鉄道という鉄道会社が運行していて、使用している車両も大きく変わりました。
これらの詳細はライブレポートも含めて、また後日に綴らせて頂きますが、前回の鉄道さんぽで取り上げた路線〔鉄道さんぽ 33、えちごトキめき鉄道、妙高はねうまライン編参照〕と併せまして、北陸新幹線開業に伴ってJRから切り離された路線(区間)は全て乗車する事が出来ました。この事は、今回のツアーの行き先が金沢だった事から、早い内に実現させたかった乗車ではあり(笑)、1つの目的が叶える事が出来て良かったです。
…という事で、ライブも個人行動も充実していた今回の金沢ツアー…。良い経験をさせて頂きました。どうも皆様ありがとうございました!
☆Tsumuzi 君のHP…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
今回のライブは急に決まったもので、イベント自体には『CROSSOVER JAM』という名前が付けられていました。黒船は現在、クラウドファンディングのプロジェクトを進めている状況ですが、今回はこのクラウドファンディングを行っているバンド同士を集めたイベントにもなっており、自分達と同じ津軽三味線や、ジャンベ等を使ったバンド等々、文化的にも音楽的にも色々なものを織り交ぜた、言わばクロスオーバーなバンド達が集結したイベントにもなっていたのでした。お店は代官山にある“山羊に、聞く?”にてで、ここもまた異文化コミュニティーの発信地と言って良い場所なのかもしれません。
さて、今回のライブでの自分達の出番は、3バンドある内の一番最後、3バンド目の出演となっていました。1バンド目の KAO=S は、実は TRI4TH で制作した“TRY AHEAD”のPV〔PV“TRY AHEAD”再生回数3万回突破!参照〕に出演して頂いた川渕かおりさん率いるバンドで、剣舞師とボーカリストの顔を持ち合わせたパフォーマンスを披露していました。そして2バンド目は、ジャンベで歌う SUGEE さん。こちらも独特な世界観で、伝統とモダンさを融合させたステージを見せてくれました。
そして自分達です。今回は40分程のステージではありましたが、白船…いや、North Side でしか出来ない雰囲気を目指して思い切って臨んでいきました。やはり、インストばかりで曲を固めたのは新鮮でもあり、歌が無い分、個々の楽器を更に引き立たせていく感じでステージを進めていきます。津軽三味線を目立たせるのは勿論の事、今回はかなり他の楽器も目立っていた事でしょう。選曲的にも、敢えて楽器を目立たさせるようなラインナップにもしていて、メンバーもインスト然としたスタンスで臨んでいたに違いありません。
今回の最後に演奏した“Red Baron”という曲は、ドラマーのビリー・コブハムの曲で、今回新たに取り上げた曲でもありましたが、セッション感を強めに押し出した曲でもあり、その中での自分達の演奏力を表現した、新たな形としてのライブお披露目でもあったと思います。こういった側面もたまには良いのかもしれません。楽しく演奏出来たと思いました。
嬉しい事にアンコールを頂き、そのまま全バンド参加のセッション曲へと移ります。本当に殆ど打ち合わせも無いまま臨んだ状況ではありましたが(笑)、“りんご追分”をアレンジした曲を皆で演奏し、その場ならではの空気感を楽しませて頂きました。ステージ上には所狭しと演奏者が立ち並び、ある種異様な光景ではありましたが、これぞ楽器の種類はとても豊富で、正にクロスオーバーな時間だったと思ったものです。それぞれのソロも設けられ、見所満載のステージとなりました♪
こうして、『CROSSOVER JAM』は無事に終了しました。何となく、突貫工事的な感じで企画されたイベントであった感じもしましたが、皆で1つのゴールに向かって臨んでいく様は、楽器は違えど同じであり、お客さんの満足度もその部分に繋がっていたのかもしれませんね。個人的には、なかなか同じステージに立てない方達と同じステージを共に出来たという事で、貴重な時間を過ごさせて頂きました。どうもありがとうございました!
また、白船…いや、North Side の意外なポテンシャルの高さを知れたのも良かったです(笑)。ちなみに、よく黒船でライブをやる時の衣装が、これまで黒を貴重にしたものが多かった気がするので、今回は珍しく白を基調にするのかな…と思ったのですが、蓋を開けてみると黒船Tシャツを着用との指示が出まして(笑)、逆にチャンスを失ったような、…いや、ある意味で珍しい光景が展開されたいたのか…、どちらにしろ、こちらも貴重な時間だったに違いありません。またのチャンスをお待ちしております(笑)。皆様どうもお疲れ様でした!
そして、前述した黒船のクラウドファンディングですが、何とこの度、無事に目標金額を達成する事が出来ました!…今回でこのプロジェクトは2回目で、1回目より2回目は格段に難しいと言われ、目標金額も以前の倍近くに設定させて頂いたのにも関わらず、多くの方のご支援により達成する事が出来ました。本当にありがとうございました!…ここで囁かなお礼として、2つ目のMVをアップさせて頂きます。今度の 2nd. CDアルバムに収録予定の“YOISURA”のショート・バージョンになります。
この動画はコレクター限定でフル・バージョンも公開されているとの事です。こちらの一般公開予定は年末ぐらいになるとの事で、興味のある方はクラウドファンディングのページを是非とも覗いてみて下さい➡こちらです。このプロジェクトは今月末まで続けているので、引き続き多くの方に知って貰えればと思います。改めて、どうもありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いします!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆代官山山羊に、聞く?のHP…http://yagiii.com/wp/
ライブは前回と同じ Antique というお店で行われましたが、場所は移転しており、お店の規模的には前回より若干ひと回り小さくなったものの、丸本さんによる熱いライブは健在で(笑)、凱旋ライブらしい、地元の方達からの温かい声援を受けられた時間になりました。そして上の写真を見てもお分かりのように、先月東京で行われた自分達のワンマンライブ〔丸本達也、4年目のワンマンライブ参照〕のような光景も繰り広げられていました。特に、地元広島で“Fifteen”をお披露目出来たのは大きかったと思います。凱旋ライブも2度目となると、1度目以上の工夫が必要になるとは思うのですが、見事にその課題?はクリアした感じがありました(笑)。楽しい時間を、どうもありがとうございました!
さて、せっかく広島に来たので、ライブ以外の時間も充実させます。まずは、2005年から運転されている臨時列車、快速『瀬戸内マリンビュー』号への乗車で、この列車専用に改造された車両を使っている事から、前々から予約をして楽しみにしていました。列車はJR呉線を走行しており、しかも呉線自体が自分は初めての乗車だったので、これは重要な時間だったとも言えるでしょう(笑)。しかし、広島に着いた1日目、つまりライブ前の限られた時間でしか乗車出来なかったので、終点の三原駅までは行けず、途中の呉駅までの乗車になってしまいましたが、それでも充実した時間であった事には変わりません…。そして、呉駅より先は、今後の楽しみに取っておく事にしましょう(笑)。
そして、広島の誇る一大観光地である宮島にも足を延ばしてきました。宮島に渡る前の宮島口には前回含め、これまで何度も足を運びましたが、船に乗って宮島に足を踏み入れたとなると、恐らく高校2年生の時に行った修学旅行以来の事になると思います。…なので、今回は厳島神社は勿論の事、思い切って紅葉谷を通って獅子岩や弥山まで行き、今まで最も宮島を味わった1日になったと思います。そのお陰で、着いた時は満潮(上写真参照)だった厳島神社が、帰りの時は干潮(下写真参照)になっており、1日で2つの景色を楽しめた事にもなりました。長い時間滞在した事へのプレゼントでも貰った気分になったものです(笑)。
…さて、あっという間に過ぎてしまった広島凱旋ライブでしたが、これらの詳細は後日にまた書き上げるとして、丸本さんとは今月、恒例の東京での月1ライブが控えています。その日にちは何ともう明日です!…凱旋ライブを終え、更に一体感が強まった自分達のサウンドを楽しんで頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします。ひとまず広島ライブ、お疲れ様でした!
●7月22日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は3バンド目、20:50〜(予定)
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
☆丸本達也さんのブログ…http://tatsuya.blog.jp
☆広島 Antique のHP…http://antique-na.jp
今回の『奢らせて頂きます!』は、ボーカルの山崎信子さんにお越し頂きました。信子さんとの付き合いはこれまた古く、切っ掛けはボーカルの桜井りこさんとのライブ(…に信子さんが遊びに来ていた)が最初であったので、恐らく9年前からだろうという話しに今回は至ったものでしたが(笑)、自分との共演の機会というのは赤坂 Kuro(最初の共演の時は、まだお店は渋谷の神泉にありました)が殆どであり、特に月に1回という決まりもなかったので頻度的には1年に3、4回もあれば良い方だったと思います…。そんな中、2人だけでお酒を交わすタイミングなんて今まであるわけもなく、そういう意味では今回は初めての機会で、貴重な時間でもありました。「こんな秘密主義の私に、ついに話しが巡ってくるとは。」…と仰っていた信子さんでしたが(笑)、久し振りにゆっくりと色々な話しを聞けたと思います。
実は今回の日程選びは大変で、自分との都合の付く日がなかなか揃わず、この後に信子さんが赤坂 Kuro に出演する日(この日は自分は出演の日ではありませんでした)を選ばざるを得ない状況になりました。故に、時間的には出演前の1時間半にも満たない場ではありましたが、それは内容の濃い1時間半でもあったと思います。場所はアクセスにも便利な赤坂のお店で、本人的にはなるべくリーズナブルなお店を選んだ…との事でしたが(笑)、どうぞ御覧下さいませ!
●日時…2015年7月14日 ●場所…赤坂
●お店…DO-ZO 赤坂サカス Biz タワー店
竹内(以下、緑で表示)「はい、では…録りました。」
山崎(以下、青緑で表示)「どうも今日は呼んで頂きましてありがとうございます。」
「あれ…、急にかしこまって…(笑)。」
「ふふふ(笑)。今日、会った時もそんな感じだったよね。」
「はは(笑)、じゃあ、乾杯しましょうか。よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!…はー、美味し…。」
「すみませんねえ、シャンパンじゃなくて(笑)。」
「シャンパンチャンスを、またどこかで…違う所でやりましょう。」
「Kuro ではもう…、暫くシャンパンチャンスが振る舞われましたからね。」
「ホントにねー。3日続いたんでしょ?」
「移転周年でしたからね〔赤坂 Kuro、移転6周年!参照〕。
あれ…、Kuro への出演って、月2、3ぐらいですか?」
「いや、月1かな。私が木金が駄目なので、火曜水曜しか出れないし…。」
「なるほど。…あ、食べ物も来ましたね。何でしたっけ、『アボガド尽くし』?」
「アボガド感…少なくない?」
「そうですね、もっと尽くして貰っても…。こんなの瞬殺ですな。」
「生春巻きが結構好きで。だから、こういった物のビジュアルが好き。」
「へー。でもこれ、湯葉で巻いてありますよ。」
「そうそう。巻いてあるから好き。」
「巻いてあるから(笑)。なるほど、寿司とか。」
「お寿司は勿論♪…好きな食べ物何ですか?って聞かれたら、寿司って答える。」
「んー、寿司かー…。恭子さんの時にやっちゃったからなあ
〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』30.(白石恭子編)参照〕。」
「そうよー、知ってましたわよ。恭子姉さんの後に寿司屋は行けないですよ。」
「別にそんな事はないでしょ(笑)!」
「お寿司は…別腹。」
「別腹?…ホントですか?」
「うんー。お寿司だけは…食べられちゃうんだよなぁ。」
「…てか、好きな食べ物がお寿司なんですね。勝手に洋風な物を想像してた。」
「…シャンパンが…好きだからかな。」
「サラッと言いますな(笑)。」
「でも、お寿司屋さんに行くと、サワーとか頼むし、日本酒も飲む。」
「ビールは?」
「ビールは飲まない。泡は好きだけど、シャンパンとは別物。」
「そうなんですね。今日、暑いから、もう俺はビール2杯目にいきそうです。」
「もっと大きな入れ物、無いのかね。」
「ピッチャー的な?…流石にそれは(笑)。」
「なんか外国のビールで、グラスが大きなビールとか結構あるよね。」
「あー、なんかありますよね。まあ、今日は日本のビールの気分ですかね。」
「そして、食べ物が来ても、まだお腹の空きが満たされない…。
一番最初にお鍋を頼んでおいても良かったかもね。」
「はは、確かに。自分もお腹が空きました。朝ご飯から食べてなかったかなあ。」
「朝は食べる人?」
「いやー、食べない日の方が多いかもしれません。」
「私達みたいな仕事してるとさ、夜が遅いから、あまり朝ご飯食べなくなっちゃうよね。」
「そうですね。」
「食べる事自体は好きなんだけどね。」
「ですよね。お寿司然り…(笑)。じゃあ、第2弾を楽しみに
していて下さい。もう10年後とかかもしれませんけど。」
「お金貯めておいて下さい(笑)。」
「ははは。でも、お寿司だけで腹一杯食べて…そんなにいきます?」
「うーん、どの寿司屋に行くかじゃない?」
「そんなに行ってるんですか(笑)?」
「自分では行かない(笑)。」
「あははは(笑)。まあ、お店選びも個性の1つですもんね。」
「自分1人では流石に行けなくて。回っているところには行けるんだけど。」
「ああ、寿司屋。」
「回っているところに行けるようになっただけでも、自分的にはポイントが高い。」
「なるほど。まあ、自分も1人ではあまり行かないと思うけどなあ。
あ…、でも地方とかに行ったら、気付いたら寄ってるかもしれない。」
ーーーーー色々と食べているーーーーー
山崎「ここの前は、どこにいたの?」
竹内「東上線の志木から来ました。」
「あ…。それはなかなか遠い所から…。じゃあ、今日も池袋とかの方が良かったかな。」
「いえいえ、そんな事無いですよ。大丈夫ですよ。」
「リハとか?」
「いや、母校にコーチをしに行ってて。」
「へー!…母校って、音楽学校じゃなくて、高校?」
「そうです。授業というか、ジャズ研究会って部活があって、
そこに何年も前から教えに行っている感じなんですよね。」
「ふーん。いいね、いいね。」
「…で、そこの顧問の先生が、自分が高校在学中からいる人
なんですよ。その時はジャズ研究会の副顧問とかになってて。」
「へー!…在学中って、何年前?」
「えーと…。20年くらい前?」
「わお。」
「はははは(笑)。」
「あははは(笑)。私達の時って、もうこの年になると…、
まあ…、ちょっと一括りにして申し訳ないけど(笑)。」
「一括りにして、ははは(笑)。」
「一括りにするには悪い気もするけど(笑)、でも学生時代の
頃って、もう20年以上も前だからビックリするよね。」
「そうそう。自分が98年卒なんですよ、高校の。」
「うんうん。」
「それで、今年にうちの高校に入ってきた新入生に、自己紹介するじゃないですか。
その時に、自分もここの高校ジャズ研究会出身で、98年卒でって説明したら、
…今の高校生、1998年生まれなんですよね…(笑)。」
「えーーー。」
「ショックですよね。自己紹介、そこで終了ですよ(笑)。」
「あーはーはーはー(笑)。でも、若い先生が来てくれて、嬉しいんじゃない?」
「どうなんですかね。」
「しかも、その当時から顧問だった先生もいたりするわけでしょ?」
「そうですね。自分が高校1年生の時に赴任してきた先生でした。」
「ふーん、なんか、そういうのってイイなって。」
「…ですかねえ。」
「食べ物は何が一番好きなの?…アボガド?」
「なんで(笑)!?…まあ、確かに頼みましたけど(笑)。」
「好きなのかなあと思って(笑)。」
「まあ、好きは好きですけど…。やっぱ食べ物だったら蕎麦ですかね。」
「…このお店は…うどんがメインみたいだけど…。」
「あ、でも、うどんも好きですよ。麺類全般、好きです。」
「麺類。へー。…ラーメン、パスタ?」
「好きですね。」
「よく太らないね?…お蕎麦を食べてるからかなあ。」
「んー、でも、ラーメンも結構食べてるしなあ。」
「ラーメンばかりだと…ねえ。」
「まあ、でも頻度的には日本蕎麦は多いですからね。
飲みの締めにラーメンよりは蕎麦…みたいな。
仕事とか…夜遅く終わった後に…富士そばとか。」
「あー、富士そば、やってるね!…そう、お蕎麦屋さんって、
夜遅くまでやってないじゃん…って思ってて。」
「富士そば、やってますね。」
「なるほどー。」
「…時間も限られてるし、鍋、いきますか?」
「いきましょう。」
「じゃあ、追加うどんで讃岐うどんを…(笑)。」
「なんか今日は…1日がぶつ切りになってて…酔っぱらう。」
「…、、と言うと?」
「朝、病院行って、帰って、」
「あ、家にいったん帰ったんですね。」
「そう。それで思わず、お昼寝してしまって、30分だけ。
…そしたらだるくなってしまって(笑)。」
「あらら…。」
「それでその後に歯医者さんに行ってからの、今…という感じです。」
「おー。そしてこの後、歌…と(笑)。」
「そうそう(笑)。まあ、病院は検査結果を聞きにいっただけだけどね。」
「お疲れ様です(笑)。」
「はい(笑)。それも無事に終えたという事で…。」
ーーーーー出会いの場、Kuro ーーーーー
竹内「なんか、節目節目で病気になってません?」
山崎「節目って言うか…、そうだっけ(笑)?」
「そんなイメージですけどね。あれ、前の大病的なやつって。」
「手術してから5年って感じだね。」
「あー、もうそんなに経つんだ。検査結果も良好で良かったですね。」
「うん。あの時、りこちゃん(桜井りこさん)が
お見舞いに来てくれて…、泣きながら(笑)。」
「あははは(笑)。」
「有り難かったけどね(笑)。なんか、ずっと泣いてたかも。
『もっと自分の身体を大切にしなさい!』って泣きながら言ってて。」
「熱いですなー。」
「で、そのりこちゃんが来てくれた日が、抗がん剤の治療をしなくて良いって
言われた日で…。そしたら『良かったあ…』って、また泣いて(笑)。」
「ははは(笑)。」
「私より泣いてるな、この子!って(笑)。」
「へー。」
「りこちゃんと、恭子姉さん(白石恭子さん)は、共通の人だからねぇー。」
「そうですよね。」
「うん。」
「…5年前って言うと、Kuro はもう赤坂に移転してましたっけ?」
「してた…ねえ。」
「…って事ですよね。」
「早いよね。だって、Kuro ってこっちに来て、もう…何年?、、、あれ?」
「あっははは(笑)。この間、お店の移転周年で花を送ってたでしょ(笑)!」
「あれ、酔っぱらってるのかなあ(笑)。」
「前回会った時が、それ…ですよね(笑)。
何周年を祝ったか忘れてるじゃないですか(笑)!」
「ほら、Kuro ってさ、移転何周年とかさ、開店何周年とか、
色々と周年があるじゃない。皆の誕生日もあるし。」
「まあ、沢山祝ってますもんね(笑)。」
「そうだ、6周年だ。思い出した。」
「いやー、ビックリした(笑)。」
「危ない危ない(笑)。」
「まあ、確かに、お店の開店周年もあるけど、自分は最初から
そのお店にいたわけじゃないから、普通の周年より、
赤坂移転周年の方が実感が湧くかもしれないなあ…。」
「だって、初めて出会った所だもんね、Kuro は。」
「あ、まあ演奏は…ね。出会いは…(笑)。」
「あはは(笑)。出会いは、浅草のビューホテルですね。」
「そうですね。ひどく酔っぱらってた(笑)。」
「いや、普通だったと思うけど(笑)。」
「珍しいですよね。俺が飲んでなくて、そっちだけ飲んでたというのも。」
「まあ、私は仕事じゃなかったからね。」
「花見後…でしょ?」
「そうそう。隅田川に行ってきて…。」
「じゃあ、3、4月頃だったんですかね…。最初、りこさんとその友達が
酔っぱらってホテルのロビーに到着してたから、何事かと思ったんですわ。」
「その日、りこちゃん、花見後そのままライブステージに
上がれるからって言って、ドレスで来てたんだよ(笑)。」
「頭がおかしいんじゃないだろうか(笑)。」
「流石だよね。今は山に登ってるし。」
「登ってますね(笑)。そしてあのビューホテルは…、
2006年の時かもしれないです。」
「約10年前か。ヤバいねー。」
「俺、26歳ですよ。」
「若ー!!…私もたぶん、りこちゃんと一緒に写真撮ってアップしてるかも(笑)。」
「ホントに、月日が経つのは早い(笑)。なんか、恭子さんとも同じような
話しをしてて…。恭子さんとも、それぐらいの時から一緒なんですよね。」
「ふーん。まあ、同じような感じになるよね。縁が縁を呼ぶ
感じで。恭子さんも、元々はりこちゃんから繋がったの?」
「えーと。いや…、確か、恭子さんの方が先だったような気が…。」
「あ、そう!?」
「んー、どうだったけな…。たぶん、そうです(笑)。」
「私は完全に、りこちゃんから紹介して貰ったんだけど…。」
「うーんと…。自分の場合はですね…確か、赤坂のエクセルホテル東急で、
ピアニストの黒岩さんのトラで入った時に、りこさんと一緒だったのが
最初だったと思います。その場を紹介したのは恭子さんだったかもです。」
「へー、じゃあ、恭子さんとは?」
「えーとですね。森下さんってキーボーディストの方がいるじゃないですか。」
「森下さん…。」
「クマさん…って呼ばれてる。」
「あー!クマさん。え、そこから繋がってるの?」
「はい。HOT KUMA ってバンドがあって…。」
「知ってる知ってる。」
「以前、対バンした事がありまして。」
「へー!!意外。」
「それで森下さんと知り合って、森下さんのトラで伺った現場に、恭子さんが
いたんです。確か横浜のホテルかどこかでクリスマスライブ的な。」
「凄いね。そこからりこちゃん…って事か。私、流石に
クマさんからの繋がりが出てくるとは思ってなかった。」
「それ、確か恭子さんも、驚いた!言ってましたよ。でも、恭子さんと
自分の場合、そもそもの馴れ初めが森下さんが紹介した話しなんだから、
今更そこで驚かなくても良い気はしてるんですけど(笑)。」
「忘れてる、姉さん…(笑)?」
「うーむ(笑)。」
「でも、その対バンをして連絡先を交換して、いいなと
思った人を仕事に送り込むって…素敵な話しだね。」
「そうですね。自分の場合、そこからグイっと“こっち側”と繋がりましたね(笑)。」
「ね。まさか営業をやるとは(笑)。」
「はは、営業ね。行きましたね(笑)。」
「まさか山崎パンの営業をやって、パンをいっぱい貰うとは(笑)。」
「そうですね(笑)。…で、ちょうど2006年頃から自分、ブログを結構
書き始めていて。それで多くの人の目に触れる機会も多くなってきたのか、
その他の営業や演奏の仕事も色々頂いたりした…ってのはありますね。」
「ふーーーん。」
「…で、その渦中に我々は出会ったわけですよ(笑)。」
「おっ(笑)、渦中に!」
「そうそう。色々と新しい縁が出来ていく中で、あれあれ、これから
演奏する人と一緒に、凄く酔っぱらってる人が来たぞ…と(笑)。」
「ははははは(笑)。」
「また変な人が増えたぞ…と(笑)。」
「あははは(笑)。でも、その界隈の中では、私は普通の方だと思うよ(笑)。」
「いやー、でも第一印象がねー。りこさんと一緒にゲラゲラ笑いながら来てたから。」
「私より周りの人達の方が飲んでたよ、あの時。」
「そういう問題じゃないし(笑)!」
ーーーーー好きな音楽ーーーーー
山崎「よくさ。音楽で、誰が好きなの?…って、聞かれるじゃない?」
竹内「ミュージシャンが…って事ですね。」
「そうそう。どういう歌い手が好きなの…とか?…でも、
言うと、結局その人が誰か分からない人が多いじゃない?」
「はいはい(笑)。こっちとしても、所謂メジャーな人とか、
出来れば言いたくない…みたいなところもありますよね。」
「そう…なんだよねー。」
「あー、それ?…皆、好きだよねー…とは言われたくないというか。」
「うーん。それに私、この人だけが好き…というわけではなくて、
ある時ある時で、この人も好き、この人も好きだった…という
ところがあるから…。でも、途中で誰?ってのが絶対出てくる
から、…うん、ダイアナ・ロス!…みたいな感じで(笑)。」
「ははは(笑)、そうですね。良いんですけどね。歯がゆい感じですかね。」
「そうー。だから、聞かなきゃ良いのにって思う。」
「そうですねー。聞く方も、そういう時って何を求めてるんでしょうかね。」
「うーん。まあ、でもこの人、歌い手さんだから、歌手だから、
その人に添った話題をしてあげようかな…って事なんじゃない?」
「あー、でもバンドをやってると、どんな音楽好きなんですか?って
聞かれる事がありますけど、説明したところで、少ししか分かって
貰えなさそうだな…ってところはあるかもしれませんね。」
「そうそう、そうなの。」
「普通、そんなに聞かなくないですか?」
「うん。たぶん、分かってる人は聞かないよね。」
「聞かないと思いますね。」
「それか、本当に分かってない人は聞かないから…どっちかでは(笑)。」
「あはは(笑)。だったら、小さい頃、何を聴いてたの?…で良いと思いますね。」
「うーん、そうだね!」
「学生の頃、何を聴いてましたか?…何が好きでしたか?…の方が、
今のリアルな自分自身の音楽性を表しているような気もしますし。」
「うんうん。」
「あの頃は、本当に好きなものしか聴いてないだろうし(笑)。」
「私、高校の頃は…、モトリー・クルーって分かる?」
「分かります分かります。」
「モトリー・クルーのライブとか見に、武道館…だったかなあ。行ってたよ。」
「おー、良いですね。激しそう(笑)。俺、高校の時なんて、見に行った
ライブなんて、それこそクラシックかジャズ系ばかりだった気がする。」
「格好いいー。」
「いやいや。友達と話しがあまり出来ないんですよ(笑)。しかも、
自分が詳しいかって言ったら、特にそういうわけでもないので。」
「周りより20歳ぐらい上な感じだよね(笑)。」
「スカパラとか見に行ってたかも。」
「おー、格好良いよね。やっぱ、華やかだもんね。」
「あと、F1 が流行ってたので、自ずと T-SQUARE も周りでは流行ってました。
でも、自分の中では普通のジャズの方が好きでして、何となくですが、その頃の
ジャズ研究会でも、モダンジャズ派とフュージョン派の派閥があったような(笑)。」
「格好良いなあ…。うちらの頃なんか、派閥って言ってもパーティー・ルック系とか、
何だろう。デスメタとか、ゴシック系みたいなので分かれてる感じだったから(笑)。」
「はいはい。」
「パンクに近いような感じ?…大した派閥じゃないなあ(笑)。」
「いえいえ…。」
「…鍋が進みますね(笑)。」
「そうですね。これは、後のうどんも美味しそうだなあ。」
「夏に鍋も良いけど、冬の鍋って本当に美味しいよね。今度、冬も呼んで下さい。」
「いやいや、ターンが早過ぎでしょ(笑)!」
「フグで良いよ。」
「奢らなきゃ、いつでも大丈夫ですよ。」
「そうだ。りこちゃんと、フグ鍋しようよ。冬ぐらいに。」
「良いですよ、…奢らないですけど。」
「これって、奇数月にやってるんだっけ?」
「『奢らせ』ですか?…そうですよ。」
「じゃあ、偶数月にやろう。」
「どゆこと(笑)?」
「12月。」
「だから、奢らなければいつでも良いんですけど(笑)。」
「うーん、…そっかあ(笑)。」
ーーーーー Kuro に行くーーーーー
竹内「今日、出来れば Kuro に寄ろうと思ったんですけど、別の飲みがありまして。」
山崎「えー、そうなの。」
「誘われちゃいまして。」
「なんだ残念。でも、一緒に行ったらママに、『あら!…今日、
ダブルブッキングしちゃったかしら!』…ってなるかもよ(笑)。」
「ははは、驚かす(笑)。えー、じゃあ、顔だけ出そうかな。」
「そう。今日、それを楽しみに来てたんだよね。
だから、ママに今日の事は言ってないの(笑)。」
「あ、言ってないんですね。じゃあ、顔出すか(笑)。」
「『あれ?…今日、僕じゃないんですか?』って(笑)。」
「はは(笑)。じゃあ、そうしよう。…うどん食べますか。」
「そうだね。急ごうか。何気にいい時間。」
「では、締めておきますか。充実した、良い時間だったんじゃないですか(笑)?」
「あれ、大丈夫だったのかしら。何を話したか覚えていない(笑)。」
「皆、そう言いますよ。」
「充実感の、、、無さ。あははは(笑)。」
「録れ高は大丈夫だったのか…と。」
「何なら、もう一度呼んで頂ければ…。」
「いや、非常に充実していたので大丈夫です(笑)!」
「ホントに?…まあ、りこちゃんと恭子姉さんの話しを
しておけば、大体は大丈夫だろうと思ってたけど(笑)。」
「そうですね。ルーツ的な。」
「ホントにね。しかも今日、クマさん繋がりだって事も分かったし。私ね。
クマさんに誘われて、カントリーバンドを一瞬だけやった事があるんだよ。」
「一瞬だけ…って(笑)。なんで一瞬?」
「一瞬っていうか、一度だけ(笑)。なんか、クマさんから言われた、
『これ、カントリーでよくやる曲なんだけど、知らない?』…って
出されたのが1曲も分からなくて…。私、本当にカントリーを、
分からないんだなーって。そこそこ好きだった筈なのに…。」
「へー。」
「所謂、ド・カントリーってやつ。」
「まあ、Hot Kuma がそういうバンドでしたもんね。」
「そうそう。フィドルがいて、ドラムの人がドラム叩きながらオルガン弾いてて。」
「あ、知ってる!…それこそ、対バンした時にその方がいましたよ。」
「ホントに(笑)?」
「オルガンでベースラインを弾いてたんですよね。曲芸みたいな感じでした(笑)。」
「そうそう。凄かったよね。」
「あの時、ギター系の人がバンドに3人くらい居たと思うんですけど、その前に
何故ベーシストを入れないんだと、不思議に思いましたもん(笑)。」
「あははは(笑)。」
「あ、いかん。そろそろホントに時間だ。締めの一言を!」
「え!?…あははは。もつ鍋は美味しかったです。」
「もつ鍋、最高でしたね♪」
ーーーーー向かった Kuro での一幕は鍵盤デュオ♪ーーーーー
☆本日の注文品
・生ビール(486円×2点)…972円
・シークワーサーサワー…518円
・白富士地ビール…572円
・アボカドとえびの生湯葉春巻…734円
・白レバー炙り焼き…734円
・DO-ZO 特製辛子蓮根饅頭…626円
・長芋たこわさび…518円
・アボカドとトマトのモッチリア…518円
・牛もつ鍋(1490円×2人前)…2980円
・追加うどん(432円×2点)…864円
計9036円!…奢らせて頂きました!!
☆山崎信子さんのHP…http://www.geocities.jp/tama_nobu_0821/
☆DO-ZO 赤坂サカス Biz タワー店の(ぐるなびの)HP…https://r.gnavi.co.jp/g853150/
動画は4分強程にまとめられていますが、当日の熱気が勢い良く伝わってきますね。メンバーとしても非常に楽しいライブで、それがお客さんにも伝わり、一体感となって会場全体が盛り上がっている様子は、今見てもワクワクしてきてしまいます(笑)。この企画については、管楽器専門誌の pocp a pocp の7月号にライブの記事と併せて掲載されているようですので、良かったらチェックしてみて下さい。
しかしこの動画、なかなか変わった角度からの動画だと思うのですが、実はこんな所に Q8 は設置されていたのです。
……。
……。
…あれ、分かりにくいですか?
ここに、、、。
……。
……。
…あれ、まだ見付けられないですか…?
…!!
もう分かりましたよね。このようにコンパクトである Q8 は、ステージの邪魔にも全くなっていない証拠でございます。動画と共に、是非この Q8 もチェックしてみて下さいませ!
しかし、この動画の前半に演奏している曲の速い事速い事…(笑)。ピアノソロ時のテンポを一応測ってみたのですが、四分音符が376という速さでした。これは、1秒間に拍が6つ以上打たれるというテンポです。…もっと言えば、4拍子ですと2秒間に3小節も進んでいるという速さなわけで、、、余計に分かりにくいですよね(笑)。この曲も TRI4TH の次作CDアルバムに入る予定ですので、楽しみにしていて下さい。それまで、この動画でどうぞ予習を(笑)!
☆ZOOM のHP…https://www.zoom.co.jp/ja
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

5月16日(木)