2017 / 07
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 先日の日曜日は、自分のピアノトリオで吉祥寺 Sometime でライブをやってきました。自分達にとってお馴染みの場所であり、日曜日のお昼でミュージック・チャージが1000円という事もあって大変好評を頂いているライブですが、この日は有り難い事に満員御礼。沢山のお客さんに迎えられたライブは温かく、とても良い雰囲気でやらせて頂きました。

    

 自分達のステージは、その「良い雰囲気」というのを、そのまま演奏の内容にも取り込みながらお送りしていきます。…そう、会場の空気感、お客さんの空気感で、ライブの雰囲気はガラリと変わったりするものなのです。この日は、ステージの前半はトリオの初期作品のオリジナル曲を中心にお送りしていき、時折わりと最近のオリジナル曲も盛り込みながらステージを進めていきました。
 その中で、今回はこの日初披露となる新曲をお届けする事が出来ました!…先日のヨーロッパ遠征で経験してきた事をメロディに変換し、正に出来立てホヤホヤの状態で演奏したのでした。そのタイトルは、“Gare de Chasse-sur-Rhône”(ガール・デュ・シャス=シュル=ローヌ)。フランス語で“Gare”は「駅」という意味なので、シャス=シュル=ローヌ駅…という意味になりますが、これは正に、フランスで滞在していたホテルに一番近かった SNCF(フランス国鉄)の駅で、周囲を探索していた時にこの駅も寄りましたし、むしろ、オフの日にはこの駅を拠点に、鉄道に乗って遠出も果たしていたのでした。

    

 上写真がその駅の全容ですが、見ての通り長閑な環境にある事が分かります。実際、自分達が滞在していたホテルも、街の中心部とはかなり離れた位置に存在しており、この駅まですら徒歩20分くらい掛かるような場所にあったのでした。且つ、実際に周辺も含めて、フランスの片田舎のようなエリアだったようで、鉄道も1時間に1本くらいしか本数はなく、言わばローカル線の駅というような印象でした。駅舎は立派ですが無人駅で、自動券売機が1台、ポツンと置かれているぐらいでした。
 …ただ、初めて演奏でヨーロッパ遠征をした時に滞在していた場所…というシチュエーションだっただけに思い入れは深いものになっており、個人的にはこの場所の風景が強く印象に残っていたのでした…。長閑な場所ではあるものの、これから自分に降り掛かる大きなプレッシャーの中で、期待と不安で渦巻いていた心情も重なり、とても複雑な気持ちではあったものの、どこかで心底楽しんでいる自分も居たりして(笑)、とにかく忘れられない場所になりました。…そうして描いた曲はとても好評で、嬉しかったのは「その時の風景が見える」という感想を多く頂いた事でした。自分もそういった思いで曲を作っていた部分が大きかったので、とても演奏し甲斐のある曲になったと思いました。ありがとうございました。

 そして、新曲は実はもう1曲披露させて頂きました。こちらもヨーロッパ遠征の時に思い付いた曲でもあるのですが、今度は風景云々ではなく、遠征移動中に経験した、タイトな飛行機乗り継ぎ(笑)の際に頭に浮かんできたメロディを、そのまま少々アレンジして曲にした…とでも言いましょうか。故に、こちらは作曲に掛けた時間で言うと30分ぐらいしか掛かっていないのですが(笑)、逆に即興性を大事にしつつ、遊び心を持って演奏に打ち込める楽曲に持っていく事が出来たと思います。タイトルも“Transit Jam”と付けさせて頂きました(笑)。

    

 こうして新曲2曲を盛り込み、2ステージたっぷりと演奏させて頂きました。弾いている自分としても楽しくライブに打ち込め、沢山のお客さんと一緒に、一体感のある良い時間を過ごせたと思います。吉祥寺 Sometime の環境を生かしつつ、ヨーロッパ遠征の経験も受けつつ、自分達らしさも存分に出せた、大きな意味を持つライブになったのではないかと思いました。改めて、どうもありがとうございました!

 …さて、次回のライブを色々とまとめさせて頂きます。既出ではありますが、まずは竹内大輔ソロピアノライブが9月3日(日)南青山 ZIMAGINE で予定しています。今の自分だからこそ出来るソロライブをお届けしたいと思います。是非ともお越し下さいませ。そして次回のトリオライブですが、10月7日(土)銀座 No Bird で行う予定です。まだお店のスケジュールには載っていませんが、予約は受け付けているとの事ですので、こちらもどうぞチェックをよろしくお願いします!
 バンドとしての活動が多くなると、尚更1台のピアノと真剣に向き合う時間が欲しくなってきます。そのような意味でも、ソロライブ、そしてトリオライブの時間が大事になってくるのかもしれませんね。こちらの活動も、引き続きよろしくお願いします!


    ○9月3日(日)南青山 ZIMAGINE
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔



    ★10月7日(土)銀座 No Bird
Open…18:00~、1st.…19:00〜、2nd.…20:30〜、
Charge…3500円(オーダー別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
        2、Guernica
(オリジナル)

        3、Scramble(オリジナル)
        4、Veins of Leaf(オリジナル)
        5、Gare de Chasse-sur-Rhône(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Gymnopedie No.1
        2、Falling Grace
        
3、Transit Jam
(オリジナル)

        4、Talking Bells(オリジナル)
        5、From East(オリジナル)

 ・アンコール ・Monte Fiesole(オリジナル)

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 先日の6月3日の夜、つまり、〔佐野厄除け大師で演奏!〕の後は、竹内大輔ピアノトリオで銀座 No Bird でライブをやってきました。それぞれの移動に時間が掛かるような位置関係だったので、なかなかハードなスケジュールでもありましたが、それでも自分名義のライブというのは楽しみでもありますし、気合いが入る場所でもあるのでした。ここで自分のピアノトリオライブをやるのは久し振りでしたが、スタインウェイのグランドピアノに迎えられ、どこか凛としているステージの雰囲気に、背筋も伸びる思いでライブに立ち向かえる場所でもあると、この日は改めて感じていました。

    

 そんな No Bird では毎回沢山のお客さんに迎えられ、この日も殆どのテーブルが埋まっている状態でした。更なる気合いを入れる為、メンバーと乾杯しておきますが(笑)、この日は元々、じっくりプレイしようと思って臨んだ日でもありました。
 この日まで連日、結構な忙しさで、しかも演奏的にもハードなものが多かったは自他共に認めるところでもあると思いますが(笑)、じっくり、ゆっくりとした時間の中で、ここのピアノときちんと向き合いたい…という想いが強くなっていたのだと思います。あっという間に駆け抜ける演奏…と言うよりも、ステージという限られたスペースの中でピアノと、そして音と会話していく。そんな時間をメンバーやお客さんと共有したかったのです。セットリストも、その側面が垣間見られるような流れにし、1曲1曲の時間を掛けて、無理なく楽しみながら進められるようにも考慮させました。

    

 この流れは本当に良く、音楽をやっている喜びが沢山感じられる時間にもなりました。ジャズらしいアプローチが随所に出てきて、正にその場で作られていく音楽です。そしてその作業が、自分のオリジナル曲の上で行われているというのですから、最高ではありませんか。これは何度も何度もこれらの曲を一緒に演奏してきた、このトリオメンバーとだからこそ得られる感覚である事は間違い無く、それが改めてこの日のライブで認識出来た事が嬉しかったのでした。この日は新曲こそ無い1日でしたが、その代わり、古めの曲から新しめの曲まで、その時の音と音との会話で、じっくりと成立させていくライブは本当に楽しかったです。メンバーにも感謝!…お疲れ様でした!

    

 さて、次回の竹内大輔ピアノトリオライブは既に来月に決まっています。お馴染みの吉祥寺にある Sometime にて、7月16日(日)のお昼の部です!…リーズナブル且つ、美味しい食事、そして臨場感のあるステージともあって人気が高く、既に沢山の予約を頂いているというのは有り難いです。ここは本当に予約を強くお勧めしますので、どうぞお早めに。それではまた7月にお会いしましょう。どうもありがとうございました!


    ★7月16日(日)吉祥寺 Sometime
Open…11:00~、1st.…14:00~、2nd.…15:30~

Charge…1000円(要1オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        2、Late Sunrise(オリジナル)

        3、Canta Per Me(オリジナル)
        4、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
        5、Monte Fiesole(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Talking Bells(オリジナル)
        2、La Cantaora(オリジナル)
        
3、Green Field(オリジナル)
        4、Chirdren's Game
        5、From East
(オリジナル)

 ・アンコール Casa Familia(オリジナル)

 ☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 先日の4月2日(日)は、竹内大輔ピアノトリオでライブをやってきました。場所は南青山に新たに移転オープンさせた ZIMAGINE にてで、一般オープン日が4月1日だったので、自分達は開店2日目の演奏を担うという事にもなりました。一時期は、本当にお馴染みのように演奏していた ZIMAGINE にて、こうした節目の時の演奏をさせて貰えるというのは、とても光栄であると共に、大変有り難い事でもあったとも思います。

    

 移転後のお店の最寄り駅は地下鉄の表参道駅。そこから骨董通り沿いに歩いて貰って、時間的には駅から7、8分…という感じでしょうか。駅からの距離は少し遠くなってしまいましたが、普通の街並みの雰囲気とは少々異なる南青山の道を進むのは、何となくライブに行く気分も高めてくれそうな気もします。…そして、ビルの地下1階に ZIMAGINE は店を構えています。今度はエレベーターもあるので、お客さんもそうですが、荷物の多いミュージシャン側的にも嬉しい事かもしれません(笑)。
 …さて、店内に足を踏み込ませると、以前の ZIMAGINE の雰囲気をよく踏襲しつつも、まずは広い空間になった…という印象が飛び込んできます。実は、底面積的にはそんなに広くはなっていないらしいのですが(笑)、そうした言葉以上に、広い…という印象は強く残りそうでした。そして新しい場所ながら、アンダーグラウンド的であり、何年も前から使っているような雰囲気を醸し出しているのは流石で、それまでの ZIMAGINE の良い所と、新しくなって更に良くなった所と、両方が共存している空間…と言ったら言い過ぎでしょうか。とにかく、これは今まで以上に人気が出そうなお店になる感じがしたものでした。実際、下の写真を見る限り、良い意味で、まるで以前の ZIMAGINE そのものではありませんか!

    

 お越しになったお客さん方も、そんな ZIMAGINE をひと足早く見てみたい!…という想いもあったのかもしれませんが(笑)、この日は有り難い事に満員御礼という状態でした。多くのお客さんに囲まれ、伸び伸びと演奏に打ち込む事ができ、自分達の世界観を惜しむ事なく披露する事が出来たと思います。

 この日は珍しく、バラード曲である“Monte Fiesole”から始めてみました。…とは言え、曲の最初から最後までやるわけではなく、所謂テーマのみをプロローグ的に演奏し、そこから次の曲である“Morning In Trastevere”へと繋げたのです。そして、その次には“FInal Approach”にそのまま突入し、ステージの最初を 1st.CDアルバム『Pictures』の曲目に縛るという、ここは新生 ZIMAGINE への挨拶(笑)と、自分達の原点を見直してみるという意味での選曲とさせて頂いたのでした。
 この後は、新しめの曲や、お馴染みの曲、そしてカバー曲等、バランス良く並べていった感じでしょうか…。それぞれの1時間ぐらいのステージを2回、それこそたっぷりとお届け出来たように思います。その中でも、TRI4TH に提供した“Green Field”をピアノトリオ・バージョンでお送りしたり、今回初披露となった完全新曲“Talking Bells”をお送り出来たのは刺激的な時間でもありました。4th.CDアルバム『Voyaging』以降のオリジナル曲のストックも徐々に充実してきた感じもあり、引き続き、色々な曲を作っていきたいものです。

    

 勿論アンコールも頂き、最後はトリオでもお馴染み、チックコリアの“Spain”で締めさせて頂きました。よく弾いた1日であり、よく弾(はじ)けられた日でもありました(笑)。多くの人の好評を頂き、感謝です。どうもありがとうございました!…そして改めまして、ZIMAGINE 移転オープン、おめでとうございます!
 …さて、次回のピアノトリオライブは6月3日(土)、銀座 No Bird にて行います。そしてこの度、お店からライブ告知動画(静止画ですが…笑)を作って頂いています。こちらもチェックしつつ、また良かったらお越し頂けたらと思います。スタインウェイのグランドピアノでお待ちしておりますので(笑)、どうぞよろしくお願いします!




    ★6月3日(土)銀座 No Bird
Open…18:00~、1st.…19:00〜、2nd.…20:30〜、
Charge…3500円(オーダー別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之


  ●今回のセットリストです!


 ・1ステージ 1、Monte Fiesole(オリジナル)
        2、Morning In Trastevere
(オリジナル)
        3、Final Approach(オリジナル)
        4、Chirdren's Games
        5、Green Field(オリジナル)
        6、Tombo in 7/4

 ・2ステージ 
1、Water Lily(オリジナル)
        2、Cycle of Change(オリジナル)
        
3、Talking Bells(オリジナル)

        4、Hagatna(オリジナル)
        5、
Casa Familia(オリジナル)

 ・アンコール ・Spain

 ☆南青山 ZIMAGINE のHP…http://zimagine.genonsha.co.jp/

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

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 先日の日曜日は、竹内大輔ピアノトリオで今年最初となるライブをやってきました。場所は久し振りの吉祥寺 Sometime、お馴染みのお昼の部にて、2ステージたっぷりと演奏させて頂きました。当日はとても沢山のお客さんにお越し頂き、満員御礼状態。冬のとても寒い日ではありましたが、多くのお客さんの熱気に溢れ、自分達もそれを受けつつ、とても熱いライブが披露出来たのではないかと思います。

    

 ステージが中央にあり、そこを客席が囲むように配置されている Sometime の環境は、今回は特に新鮮に感じました。確かに、最近は所謂“ステージ”らしい場所でのライブが多くなっていたので、こうした状況がとても久し振りに思ったのでしょう。そして、全てのお客さんとの距離が近いその場所でのライブは、よく考えると非常にストイックな時間であるとも考えられます。
 しかし、ここでの演奏はリラックスして臨みたいものです。それらを丁度良いバランスで構築していくには、やはり結局は純粋に音楽を楽しめるか…というところなのかもしれません。自分で出した音に正直で、そして周りの音に素直に反応していれば、その雰囲気は出せると思っていました。こうした環境は、ここ Sometime ならではの空気感がそうさせるのかもしれませんが、それも含めて、この日そのものを楽しんでいきたいものでした。

    

 竹内大輔トリオでは、今まで4枚のフルCDアルバムを作っていますが、それぞれのアルバムから2、3曲ずつ、そしてアルバム化はされていないオリジナル曲とカバー曲とを織り交ぜて、新旧まんべんなく選曲してお送りしていきました。昨年、このトリオも結成10周年を迎えて、11年目に突入したわけですが、改めて今までの曲を振り返りつつ、これからのトリオ曲の展望も踏まえたステージにしていった次第です。
 こういった趣向のステージは、トリオではこれまでも何度かやってきているので、趣向自体に新鮮な部分は無いのですが、即興性を重んじる自分達のプレイは、それを「いつ」の自分達が演奏するかで曲の見え方が変わってくるので、何度トライしても遣り甲斐を感じます。そしてそれは実際にステージ上で音を出し、周りの音を聴いてから見えてくる部分も多く、あとはステージ上での自分達の感覚次第とも言えましょう。こうして作り出していくライブが自分は本当に好きなようで、だからこそこのトリオは今でも続いていっているのかなとも思います。

    

 故に、今回もとても楽しく演奏が出来ました。いつもお世話になっている池田君、トシさん、どうぞこれからもよろしくお願いします。そして、次回のトリオライブも決まりました。以前、外苑前 Z・imagine が2016年中に現在の場所での営業を終え、別の場所に移転すると申しましたが、移転先が決まり、4月1日から再営業を始めるそうです!…場所は表参道の骨董通り沿いへと変わりますが、その開店2日目である4月2日(日)に、竹内大輔トリオで出演します!…時間、チャージ等はまだ未定ですが、日曜日なので、夕方過ぎぐらいのスタートを目安にして頂けたらと思います。また決まり次第お知らせさせて頂きます。今回のライブもどうもありがとうございました!…2017年も竹内大輔トリオをよろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Overseas(オリジナル)
        2、Scramble(オリジナル)

        3、Chirdren's Game
        4、Carnaval(オリジナル)
        5、Close To You
        6、From East(
オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Morning In Trastevere(オリジナル)
        2、Casa Familia(オリジナル)
        
3、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
        4、Monte Fiesole(オリジナル)
        5、
Hagatna(オリジナル)

 ・アンコール ・Spain

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 竹内大輔ピアノトリオの結成10周年に伴う、自分名義ライブ2DAYSの2日目となるこちらは、外苑前 Z・imagine で行う久し振りのトリオライブとなりました。いつ以来なのか調べてみると、なんと2年前の11月〔自分名義ライブ55回目、8周年!参照〕以来との事でした。この時はトリオ4作目のCDアルバム『Voyaging』のレコーディング〔竹内大輔ピアノトリオ、4作目のレコーディング参照〕直後というタイミングでもあり、思えば Z・imagine は本当に暫く振りの出演でもあったのでした。
 更にこの Z・imagine は、今年いっぱいで現在の場所での営業を終了し、来年以降は場所を移しての営業が予定されています(再開時期、場所等はまだ未定ですが、そろそろ発表になる事かと思います)。個人的にも何度となくお世話になったこのお店ですが、今の場所でライブをするのも今回が最後になる筈で、その意味でも今回のライブは、メモリアルな1日になった事と思います。お店にも感謝をしつつ、精一杯演奏させて頂きました。ちなみに、竹内大輔ピアノトリオで初めて外苑前 Z・imagine でライブをやらせて頂いたのは、2008年2月の事〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、自分名義ライブ、8回目参照〕。それは自分も歳をとります(笑)。

    

 この日の1曲目に演奏したのは、自分の初期のオリジナル曲である“Final Approach”。現在のピアノトリオを結成し始めた頃に作った曲で、トリオの第1回目のライブ〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、自分名義というライブ参照〕でも早速披露しています。今思うと、曲の構成的にはシンプルながら、よくこんなメロディを作ったなと思いますが(笑)、この客観的な距離感は心地良く、フラットな気持ちで曲に向き合いながら演奏出来ました。お陰で作曲から10年が経った今でも、新鮮な魅力を感じながら演奏に打ち込めたと思います。
 2曲目には 4th.CD『Voyaging』に収録されている“The Outside Yellow Lamp”を演奏し、3曲目には 2nd.CD『Fingers Dance』に収録されている“La Cantaora”を演奏しました。どちらも個人的な好きな曲で、どちらも3拍子を主体とした曲です。どうやら、自分が好きになる曲というのは3拍子の曲が多いようです。これまでも数多くの3拍子(6拍子)の曲を作ってきましたが、この日に演奏された曲も、そういった曲が多かったように思いました。
 4曲目にはトリオで初めて取り上げるカバー曲を演奏しましたが、実はこちらも3拍子の曲となっていました(笑)。曲は、ボサノバの創始者の1人、アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した“Chirdren's Games”。以前から好きだった曲の1つでもありましたが、今回、トリオ用に新たにアレンジを凝らし、軽快な原曲よりもテンポを落として、魅力的なメロディと、その特徴的なコード進行を丁寧に表現していきました。
 1ステージ目最後の曲となったのは、オリジナル曲の“From East”。作曲してからまだ1年程しか経っていない、新しめの曲ではありますが、演奏頻度は高いので、メンバーそれぞれの腕も熟している頃でしょうか。高い熱量を持って、そして即興感と遊び心を持って、三位一体の演奏に至れたのではないかと思います。

    

 2ステージ目を振り返ってみましょう。まずは1曲目として、“The Day Of The Black Key”から始めました。以前、〔自分名義ライブ59回目、CD『Voyaging』リリース記念ライブ!〕の最初に流した映像作品『Interlude』のお陰で、一気にヨーロッパの情景が浮かぶ曲となったこの曲は、やはり3拍子の曲でもあり、こちらも今でも大好きな曲のうちの1つです。
 そして、3rd.CDアルバム『ReInterpret the passage』に収録され、PVにもさせて頂いた〔『ReInterpret the passage』、発売日決定!参照〕カバー曲、“Love Theme Spartacus”を演奏します。こちらは当時の自分としては珍しかった5拍子アレンジをさせて頂いた曲で、今でも大きな刺激を貰っている1曲でもあります。
 その次にお送りしたのは、ベース・フィーチャリング曲、“The Night Visitor”。ベース自体がメロディもとる数少ない曲ですが、基本は4拍子なものの、途中で拍子がコロコロ変わる曲でもあり、意外にアグレッシブな曲でもあります。実は今回の選曲の決め手はシンプルで、トリオのレパートリーの中で、単純に自分が好きなばかりを集めさせて頂いたのでした(笑)。それ故に3拍子等の曲数が多くなったのかもしれませんが、それも含めて自分作品の特徴だとも思っています。
 そして、今回が初披露の新曲もお届けしました。タイトルは“Cycle of Change”で、こちらは流石に4拍子の曲ではありましたが(笑)、テーマは細かいフレーズが続き、テクニカルな部分も試される曲でもあります。また、それぞれの楽器がアドリブをとるセクションは6小節でひと回りとなっており、一般的な8小節単位で回す状況よりも、より緊張感が生まれるような構成にしていて、トリオの更なる躍動感を表現したかった曲でもありました。こちらもまた、今後何度も演奏していきたい曲の1つになりそうです。
 2ステージ目ラストの曲は、『Voyaging』に収録されている人気曲、“Casa Familia”とさせて頂きました。こちらも3拍子主体ですが、途中、5拍子で進行していくところもあり、意外な仕掛けが盛り込まれています。しかし、メロディ主体で作曲したので、あまり拍子の変化は気にならないのではないでしょうか。それこそが自分の作曲の目的でもあり、やはり自分はメロディを重視した作曲が好きなようです。他の場所でリクエストされる事も多く、曲の成長はこれからもまだまだ続きそうです!
 アンコールは、1st.CD『Pictures』から、“Monte Fiesole”を演奏させて頂きました。ゆっくりとした展開が進むこの曲は、自分の曲の中でもシンプルな方で、それ故に演奏者のその都度の表現力が試されます。だからこそ、現在になっても何度となく演奏していくのかもしれません。現在の自分達がどのくらいの位置に居るのかが分かる曲であるとも言えましょう。10周年という節目の最後のライブの締めは、この曲意外に考えられませんでした。

 …以上、簡単ではありましたが、久し振りに、ざっと演奏曲の解説をさせて頂きました。どれもが自分にとって大切な曲であり、これからも新鮮な気持ちを込めて取り掛かっていきたい曲ばかりです。今回、10周年という時を迎えましたが、竹内大輔ピアノトリオは恐らくこれからも自分のペースで、やりたい事をやりたい時にやっていくと思います。そんな自分の音楽を聴いて頂ける方が沢山いる事、そしてお店にも感謝です。
 ひとまず10年間、どうもありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いします!…次回の来年1月、吉祥寺 Sometime のステージでまたお待ちしております。


    ★2017年1月15日(日)吉祥寺 Sometime
Open…11:00~、1st.…14:00~、2nd.…15:30~

Charge…1000円(要1オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Final Approach(オリジナル)
        2、The Outside Yellow Lamp
(オリジナル)
        3、La Cantaora(オリジナル)
        4、Chirdren's Games
        5、From East(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、The Day Of The Black Key(オリジナル)
        2、Love Theme From Spartacus
        
3、The Night Visitor(オリジナル)

        4、Cycle of Change(オリジナル)
        5、
Casa Familia(オリジナル)

 ・アンコール ・Monte Fiesole(オリジナル)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 11月22日、23日と、自分名義のライブを2日連続でやらせて頂きました。これは今年の今月11月で、竹内大輔ピアノトリオが結成10周年になるという事で、何か痕跡になるようなライブをやりたいと考え、随分とお世話になった外苑前 Z・imagine へ感謝する意味も込めて、このお店で2DAYSライブをやらせて頂いたのでした。その内の1日目は竹内大輔ソロピアノライブ、2日目がトリオライブとしまして、この記事では1日目のソロライブについて書かせて頂きます。〔竹内大輔、2回目のソロピアノライブ〕以来、約1年振りのソロピアノライブとなりましたが、トリオ結成から10年という節目の集大成として、個人的にもとても大きな意味を持つライブとなりました。

    

 この日は常連の方から、初めての方まで、とても多くのお客さんにお越し頂けたと思います。やはりソロピアノライブというのは滅多にやらないので特別感もある為か、その分注目が集まるようで、早くも沢山の期待感を受けながらのステージとなりました。何度も言っているかもしれませんが、ソロライブというのは文字通りステージ上では1人で、何から何まで自分自身だけで進めていかなければなりません。自由な反面、プレッシャーも大きいものとなります。しかし、ソロピアノライブも今回で3回目を数えるという事で、その緊張感を楽しみながら臨めたライブにもなったと思いました。
 1曲目に演奏したのは、チック・コリアの
“Armando's Rhumba”。大好きなこの曲は、実は自分名義で初となるソロピアノライブ竹内大輔、初のソロピアノライブ参照〕でも1曲目に弾いた曲でもありました。初めて取り掛かったソロピアノライブ時の自分をこの日と重ね、成長も感じられるスタートになったのではないかと思います。
 その次に演奏したのは、竹内大輔トリオの代表曲でもある“Guernica”。トリオ結成当初は毎回のように弾いていたこの曲ですが、今回は敢えて、ソロピアノというステージで演奏させて頂きました。自分のオリジナル曲では最も歴史がある曲の1つでもありますが、10年経った自分がこの曲を改めて弾く事により、また新たな解釈を生みつつ、今後にも受け継がれていくものだと思っています。曲の成長を楽しみたいという想いを込めて、演奏させて頂きました。
 その後は、ボビー・ハッチャーソンや、オスカー・ピーターソンのオリジナル曲を取り上げ、1ステージ目の最後にはメドレー曲に取り掛かりました。その今回のメドレーのテーマですが、なんと TRI4TH 曲に的を絞りました!…TRI4TH も同じく今年で結成10周年という事で、何か関連付けたステージが出来ないかと考え、今まで自分が TRI4TH に提供した曲をメドレー形式で演奏してしまおうと思ったのでした。最初は、一部の曲をピックアップしてやるつもりではいましたが、せっかくなので、今まで提供した曲全部やってしまえ!…と思いまして(笑)、本当に全曲+1曲やらせて頂いた次第です。その+1曲というのは、“Freeway”で、この曲だけ自分作曲ではありませんでしたが、この曲こそ、ソロピアノで弾き甲斐のある曲でしょう。メドレーの最後に、大々的にやらせて頂きました。

    

 2ステージ目は、トリオでもクラシック曲のカバーとして取り上げた事のある、ショパン作曲の“Valse Op.34 No.2”を原曲に近いままで演奏したり、自分の大好きなピアニストの1人であるミシェル・ペトルチアーニのオリジナル曲を演奏したり、こちらもトリオでカバーした事のあるセロニアス・モンクの曲を取り上げたり、今年 1st.CDをリリースさせた弾楽に自分が提供したオリジナル曲、“A Forest Song”を演奏したり、そして時期的なものもあってクリスマス曲も演奏したり…と、かなりバラエティに富んだステージを展開させていきました。その中でも印象的な時間になったのは、映画『Nuovo Cinema Paradiso(ニューシネマ・パラダイス)』”の挿入曲をメドレー形式でお送りした事でしょうか…。映画自体も好きで、そして挿入曲も本当に大好きなこの曲達…。いつかピアノで弾いてみたいと思っていたのですが、今回ついに実現出来て、個人的にも嬉しかったです。
 …そして、2ステージ目の最後に演奏したのが、お馴染みの“Spain”。この曲はトリオでもソロでも、本当に何度弾いた事でしょう…。大好きな曲でもあり、弾く度に自分のピアノへの想いを自由に表現させてくれる曲でもあります。楽しみながら…と同時に、今ピアノを弾いているこの時間は、今回のソロピアノライブが終演に近付いている事を意味しており、名残惜しさも感じながらの演奏になっていたような気もします。
 その後は、大きな大きなアンコールを頂きました。ここで演奏したのは、こちらも自分の初期のオリジナル曲でもある“On The Way Home”。これまで聴いて頂けた、そしてこれからも聴いて頂ける皆さんへ感謝の気持ちを込めて、丁寧に演奏させて頂きました。終わってみれば、本当にあっという間でしたが、自分的にもとても満足のいく内容になりました。程良い緊張感もありつつ、何より、楽しみながらステージを過ごせたのが良かったと思います。この気持ちを消化させて、次の日のトリオライブに繋げていきたいと思った次第でした。どうもありがとうございました!…あと1日、10周年記念を楽しみたいと思いました。


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、
Armando's Rhumba
        2、Guernica(オリジナル)
        3、Little B's Poem
        4、Wheatland
        5、TRI4TH メドレー
         [Everybody Knows That(オリジナル)〜
          New Life Standard(オリジナル)〜
          Flash by Flashback(オリジナル)〜
          No Window, No Aisle(オリジナル)〜Green Field(オリジナル)〜
          Biepedal Walking(オリジナル)〜Freeway]


 ・2ステージ 1、Valse Op.34 No.2
        2、Home
        3、Monks Dream
        4、A Forest Song(オリジナル)
        5、Merry Christmas Mr. Lawrence
        6、Nuovo Cinema Paradiso メドレー
         [Chinema Paradiso〜Childhood and Manhood〜
          Maturity〜Love Thema]
        7、Spain


 ・アンコール ・On The Way Home(オリジナル)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

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 先日の8月29日には、竹内大輔ピアノトリオで久し振りにライブをやってきました。場所はこのトリオでは初めてとなる、銀座 Barbra にてで、普段、ここへはボーカルの方の伴奏者として出演している事が殆どでしたが、お店からの強い演奏依頼を受けて、今回の機会が実現したのでした。銀座らしい、大人の雰囲気を漂わせた店内に足を踏み込ませると、また今回ならではの新たな演奏のインスピレーションを受ける楽しみが湧いてきます。
 この日は台風が近付いている日でもありましたが、満員に近いお客様にお集り頂きました!…自然と台風に打ち勝ったという気持ちが芽生えると共に(笑)、強い攻めの姿勢で臨む事が出来たライブになったと思います。時に緊張感を、そして時に遊び心を持って、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。

    

 ステージ上のトリオの並びを見てみても(右上写真)、いつもとは異なる配置である事がお分かり頂けると思いますが、これもまた新鮮で、もしかしたら演奏にも影響していたのかもしれませんね。今回は、オリジナル曲を中心とはしたものの、カバー曲も少し多めに入れさせて頂きました。お店の環境上、フラッとお店に立ち寄って頂けたお客様もいたからでもありますが、そのカバー曲でもトリオならではのエッセンスを加えて演奏していきます。加えて、それらに即興性という部分を加味して楽しんで頂ける部分も展開出来ていた為、既にカバー曲でも自分のトリオらしさは十分に出せていたと思います。勿論、自分達としても楽しめました。
 今回は、特に奇をてらった新たな試みこそ取り入れていませんが、従来からレパートリーにしていた曲をじっくりと演奏する事で、現在の自分達の“状態”をそのまま演奏に取り入れ、そして披露する事が出来たと思います。このトリオも、結成から10年という節目を迎えようとしていますが、今このタイミングで、自分達が一緒に演奏したらどうなるのか…という事を、生演奏を通して身体で感じられて良かったです。今後もまだまだ演奏していきますので、どうぞ引き続き竹内大輔トリオをよろしくお願いします!

  

 …さて、では今後のライブのお知らせをしたいと思いますが、日にちは11月22日(火)、そして11月23日(水・祝)と、自分達の古巣?の外苑前 Z・imagine にて2DAYSライブを行わせて頂きます!!…1日目の22日は、竹内大輔ソロピアノライブ、そして2日目である23日は、竹内大輔トリオライブという流れにしています。詳細は以下になります♪…トリオの結成10周年でもあるので、いつもより気軽にお越し頂ける価格設定にさせて頂きました。沢山のお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いします!


    ○11月22日(火)外苑前 Z・imagine
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…21:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔


    ☆11月23日(水・祝)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2300円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、The Day Of The Black Key(オリジナル)
        2、Late Sunrise(オリジナル)

        3、Love Theme From Spartacus
        4、Fingers Dance(オリジナル・リアレンジ、バージョン)
        5、Tombo in 7/4

 ・2ステージ 
1、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        2、On Green Dolphin Street
        
3、
From East(オリジナル)
        4、Monte Fiesole(オリジナル)
        5、
Casa Familia(オリジナル)

 ・アンコール ・Spain

 ☆銀座 Barbra のHP…http://barbra.fc2web.com/

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 先日の5月20日は、竹内大輔ピアノトリオで銀座 No Bird でライブをやってきました。ここでのライブは今年1月に自分名義では初めてやらせて貰って〔自分名義ライブ62回目参照〕、今回で2回目の出演となりましたが、銀座らしいエレガントな雰囲気の中、前回以上に熱い演奏内容になったと思いました。トリオとしては久し振りに、ライブ前に軽く?飲んできたからなのでしょうか(笑)。こういった時間は、本当にライブに影響しているようにも思います。

    

 本番はほぼ時間通り始まりました。お酒が入ったからなのか、その時の会話が盛り上がったのかは分かりませんが、1曲から各自で攻めの姿勢での演奏になっていたのは確かでした。…と、ここまではよくある話しでもあるのですが、今回2曲目に持ってきた“Moring in Trastevere”になると、1曲目からのそのままの勢いで演奏せずに、ドッシリと落ち着き目なビートを持って演奏出来ました。これが実は、今回の成功に繋がったような気がしています。勢いだけに頼らず、どこか冷静な気持ちを持って曲と向き合えた結果と言えましょう。

    

 今回は、久し振りの曲を演奏させて頂きました。それは 2nd.CDアルバム『Fingers Dance』に入っている曲で、CDタイトルともなっている“Fingers Dance”です。調べてみると、トリオとして前回弾いたのは〔自分名義ライブ37回目、5周年!参照〕の時で、実に4年半振りの演奏となっていました(笑)。何故わざわざCDタイトルにもなっているのに、これまで取り上げてこなかったのは謎ですが(笑)、満を持して?今回は少しアレンジを加えての演奏とさせて頂いたのでした。
 フラメンコの曲種でシギリージャというものがあります。詳しく説明するほど自分にはまだ知識が無いので(笑)省略するとして、リズムが12拍を一括りとしていて(これはフラメンコではポピュラーな事です)、《1、2、1、2、1、2、3、1、2、3、1、2》というように数えます。この時点で少々分かり難いかもしれませんが(笑)、上のリズムで1にアクセントが来るように速めに手拍子を叩いて頂くと、何となくフラメンコっぽい雰囲気を感じ取れるかもしれません。
 そして今回の“Fingers Dance”では、曲の一部にこの形式を取り入れさせて頂いたのでした。シギリージャにも歴史や由来があり、それがどこまで自分のオリジナル曲にモチーフを揃えていけるかは未知数でしたが、最終的にはテーマの部分に少々と、後半のピアノソロの部分に取り入れて、リアレンジという形で自然に収める事が出来たように思いました。…とは言え、正直こうした形式に則ってピアノを弾いたのは初めてだったので、どうなる事かと思いましたが、なかなかどうして、どこかに情熱を感じるようなリズムではありませんか…。そして、トリオメンバーのそれぞれのアプローチが面白かったです。恐らく、いきなり上記のリズムでやってほしいと言われても、日本ではポピュラーなリズムではないので、探り探りでやっていくしかないと思いますが、それがより人間味を感じたと言いますか、とても遣り甲斐を感じられた時間になったのでした。お陰でとてもボリューミーな内容となりましたが、これはまた挑戦していきたいですね。今後を楽しみにしておく事にしましょう。

    

 2nd.ステージでは、カバー曲“Close To You”や、“Falling Glace”等を取り上げ、曲のメロディそのものを演奏するに加えて、トリオならではの即興プレイもお楽しみ頂きました。やはりこうしたバランスでライブをしていくのが自分は好きなのだと思います。新たな挑戦と共に、弾き慣れている曲でソロで爆発させたり(笑)と、やっていて自分自身で楽しめる時間に感謝でした。

 こうして2ステージたっぷりのライブを終えまして、ライブ後には当然の如く、またメンバー皆でビールで乾杯。この日1日の出来事を集約しているような光景になりました。どうもお疲れ様でした!
 次回のトリオライブですが、日にちは8月29日(月)と少し日程が先になってしまいます。場所は同じく銀座なものの、お店はお馴染みの銀座 Barbra にてやらせて頂く事になりました。ここではいつもボーカルの方と一緒にやらせて頂きますが、お店からの強い御依頼もあり、初の竹内大輔ピアノトリオでの出演となりました。また違った銀座の魅力を楽しみにいらして頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Scramble(オリジナル)
        2、Morning in Trastevere
(オリジナル)
        3、The Night Visitor(オリジナル)
        4、Everybody Knows That(オリジナル)
        5、Fingers Dance(オリジナル・リアレンジ、バージョン)

 ・2ステージ 
1、Canta Per Me(オリジナル)
        2、Close To You
        
3、Falling Glace

        4、Monte Fiesole(オリジナル)
        5、From East(オリジナル)


 ・アンコール ・Casa Familia(オリジナル)

 ☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

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 3月27日の日曜日は、竹内大輔ピアノトリオの吉祥寺 Sometime でのライブでした。この日はお馴染みとなっている昼の部のライブで、毎回沢山のお客さんにお越し頂いているのですが、この日も最初から満員御礼となっており、非常に有り難い状況でスタートをさせて頂きました。お店の構造上、ステージの周りを囲むように客席がある珍しい座席配置の Sometime。これが演奏者的にも、お客さんとの一体感を何より感じる状況なのです。これからお客さんと共に、皆でライブを作っていくぞ…という、どこか使命感を感じるような、そんな雰囲気でライブを始めていきました。

  

 正直、最近バタバタしていまして、ライブに対する個人的な準備という部分では、そんなに完成されたものではなかったと思います…。それこそ本番直前まで、選曲には悩まされてしまったのですが、1つ1つが決まっていくうちに、後は自然に任せるように曲は決まっていき、今回のセットリストは出来上がったようにも思いました。また、このように作っていった分、ライブの構成等にはフレキシブルに対応出来た部分もあり、演奏内容を見て、途中でセットリストを変更した時もありました。正にライブは生き物だと、改めて思った次第でもありました。
 選曲は決めていても、曲の内容の事まで全て考えていたかというと、そうではないです。ここは敢えて、その場の空気感に任せた部分もありました。今回のセットリスト的に、1st.ステージはCD『Voyaging』より前の作品を中心に、2nd.ステージではCD『Voyaging』の世界を中心にお届けした感じになりましたが、『Voyaging』の中からの曲ですと演奏頻度が高いので良いものの、それより前の曲ですと、自分達的にも久し振りに取り上げた分、曲の演奏の方向性を改めてメンバーでシェアリングしなければなりません。
 …ただ、本来バンドというものは、こういった部分に時間を掛けなけれないけないのかもしれませんが、今回はその部分も即興で演奏しながら探っていこうという想いがあったのです。演奏頻度の高い曲ですと、自然と演奏の方向性は身体に馴染んでしまっている状態ですが、そうではない曲が「せっかく」あるのですから、そこを楽しんで作っていくのも面白いかもしれません。ある意味で、その場で自分達に課したテーマでもありましたが(笑)、これが演奏の緊張感も生み出し、より人間味のあるライブになったのではないかと思います。

    

 それ故、演奏中には自分が曲の構成を間違える等(笑)、色々なハプニングも幾つかあったのですが、それに付いてきてくれるメンバーには本当に感謝なのでした。平たく言うと、本来ならばピアノソロ後にAというセクションにいかなければならなかったのに、何故か自分が弾いたのはBセクションだったという事なのですが(笑)、後にメンバーに言うと、ソロの内容的にBにいく雰囲気は感じてたとの事で、それが何よりも有り難いではないですか!…これぞ、その場で生み出せた曲の構成であり、その場にしかなかった音でしょう。ハプニングから生まれたものにせよ、自分はこの日はこうしたライブをしたかったのかもしれません。楽しい時間でした。どうもありがとうございました!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
        2、La Cantaora
(オリジナル)

        3、Everybody Knows That(オリジナル)
        4、Close To You
        5、Monk's Dream
        6、Casa Familia(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Overseas(オリジナル)
        2、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        
3、
La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)

        4、Veins of Leaf(オリジナル)
        5、From East(オリジナル)

 ・アンコール ・Monte Fiesole(オリジナル)

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 昨日は今年初となる、竹内大輔ピアノトリオのライブでした。自分が所属している TRI4TH が今年で結成10周年との事ですが、実はこの竹内大輔ピアノトリオも、今年で結成10周年…。その年の最初となるライブという事で気合いを入れて臨んだ1日になりましたが、満員に近いお客さんで店内は溢れ、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。また、この日は自分の誕生日(1月29日)の翌日という事もあって、沢山の方から誕生日プレゼントも頂けました。嬉しさもあり、恥ずかしさもあるような感じではありましたが(笑)、10周年という年として、良いスタートが切れたのではないかと思います。

    

 今回のライブ会場は銀座 No Bird。個人的に何度も出演させて頂いた事のあるお店ではありますが、自分のトリオで出るのは今回が初めてでした。実は、以前から何度もオファーは頂いていたのですが、タイミングがなかなか合わず予定が引き延ばしになり、今回の日取りとなったのでした。しかし、銀座らしい高級感溢れる店内と、スタインウェイのグランドピアノに迎えられた空間は、10周年という年の最初を飾るのに相応しい舞台だったとも思います。
 同じメンバーと、10年間同じバンドでやり続ける…というのは、口にするのは簡単ですが、実際に実現させるのは難しいでしょう。3人編成と、そもそも少ない編成である事も幸いしていると思いますが、続ける事も1つの自信に繋げて良いようには思います。当初はオリジナル曲というのも作り始めの頃で、ジャズスタンダード曲等のカバー曲を多く取り上げていた時期もありましたが、現在はオリジナル曲も増え、曲によってトリオの時期を表す指標にも繋げられるくらいでしょう。そこで今回は、これまでリリースさせて頂いた4枚のCDアルバムの中から、最初は1枚目の曲、次は2枚目の曲…というように、ある程度順序付けてセットリストを組んでみました。曲によって時代が分かる…と言いましたが、演奏するのは勿論“今”の自分達です。中には昔はよく取り上げていたものの、最近はあまり演奏していない曲…というのもあるでしょう…。そんな曲に現在の自分達が向き合った時、どのような演奏になるかも、とても興味があったのでした。10周年の年の最初のライブらしく、見方によっては挑戦的にも見えるライブではあったと思いますが、楽しく演奏させて頂きました。

    

 久し振りの曲というと、1枚目のCD『Pictures』から“Final Approach”、“Guernica”(初期バージョン)、2枚目のCD『Fingers Dance』から“Water Lily”辺りでしょうか。この曲達のCDリリース時は本当によく演奏したものでしたが、最近ではやはり新しめの曲を頻繁に取り上げるという事もあって、恐らく1年〜2年振りの演奏になっていたかもしれません。面白かったのは、その久し振りの演奏でも、身体に入るべき点は既に入っているという事で、特に打ち合わせが無くてもキメが合ったり、ダイナミクスをメンバー内で共有出来たり、そして遊べるところは遊んで…と、既に曲を通して会話が出来ているところでした。これぞ10周年を迎えたバンドの醍醐味と言いますか、今まで培った共演が生きているところでもありましょう。勿論、それぞれ攻めるところは攻めて、曲の新しい解釈をもって挑戦していきます。こうやって、バンドと共に曲が成長していけるのも有り難い事なのだと思います。
 1ステージ目では、古い作品から新しい作品へ、そして2ステージ目の最初で、昨年11月に初披露させたソロピアノ曲“Off The Grid”を頂点とし、今度は新しい作品から古い作品へと遡るような趣向で、セットリストを組んでみました。やはりどれもが大切な曲であり、自分達と共に歩んできた曲という事を考えると、1曲1曲に重みが湧いてきました。そして、新しい曲も大事ですが、古い曲も大事である事を改めて感じさせられました。久し振りの曲を取り上げる事で、却って頭が洗練されると言いますか、そういった意味でもバンドの成長に繋がる気はしました。そうなると、ライブの数を不用意に?多くしなければいけないのが難しいところですが(笑)、こんな悩みも10周年を迎えたならではだと思い、前を向いて突き進んでいく次第です。

    

 終わってみるとあっという間だった今回のライブ。ステージ上から多くの方の笑顔が見られて嬉しかったです。早速、次回の No Bird ライブの予定も打診され、ひとまず5月20日(金)に決めさせて頂きました。また近くなったら御報告させて頂きたいと思いますが、次回の竹内大輔ピアノトリオライブとして、3月27日(日)吉祥寺 Sometime があります。この日はまた今回とは異なった趣向で臨みたいと思っていますので、またどうぞお越し下さいませ。人気店故、お早めの御予約をお勧めします。それでは、今回もどうもありがとうございました。2016年の竹内大輔ピアノトリオもどうぞよろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Final Approach(オリジナル)
        2、Guernica
(オリジナル)
        3、Water Lily(オリジナル)
        4、Love Theme From Spartacus
        5、Casa Familia(オリジナル)
        6、From East(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Off The Grid(オリジナル)
        2、Timetable Tracker(オリジナル)
        
3、Late Sunrise(オリジナル)

        4、The Countess Cathleen
        5、Hagtana(オリジナル)


 ・アンコール ・Monte Fiesole(オリジナル)

 ☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
また、写真好きが興じて、以前は
簡単な写真撮影の仕事もしていた。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行好き。

2017年7月16日(日)
吉祥寺 Sometime
Open…11:00~、
1st.…14:00〜、
2nd.…15:30〜、
Charge…1000円(要1オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


★タワーレコードオンラインで
 発売中(ボーナストラック
 “In A Sentimental Mood”収録)
 …こちらへ!

★iTunes にて配信中
(“Casa Familia[Pf Solo]”
 限定配信!)…こちらへ!

★Amazon で発売中…こちらへ!


初カバー・アルバム、3rd.CD
『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・Music Video“Love Theme
 From Spartacus”公開中!


★iTunes にて配信中…こちらへ!

★Amazon で発売中…こちらへ!


全7曲入り、トータル70分強の
意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
発売中!(2011.7.3 Release)

   Fingers-Dance-jak.jpg



全曲オリジナルの 1st.CD アルバム 『Pictures』発売中!…在庫僅か!
(2008.10.17 Release)

   Pictures-photo

★iTunes にて配信中…こちらへ!

TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


TRI4TH 5th.CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th.CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd.CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd.CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“YOISURA”公開中


Music Video
“行きゅんにゃ加那節”公開中


Music Video
“豊年節”公開中