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 今回の『奢らせて頂きます!』は、サックス奏者の松山真寿美さんに登場頂きました。真寿美さんとの出会いは古く、赤坂 Kuro が渋谷の神泉にあった頃からなので、時期的には2007年頃になるのでしょうか。…とは言え、Kuro での共演機会はあるものの、数字的にはそんなに多くはなく、また、Kuro 関係以外の共演も今まで無かったので、知り合っている期間は長いですが、意外とお会いする機会は少ないというのが現状でした。しかし、真寿美さんは洗足学園音楽大学を卒業されている事から、自分との共通の知り合いも沢山いて、特にサックスの副田整歩君と、サックスの藤田淳之介君は大学の同期でもあったらしいので、今回の話題にも沢山上がってた程でした。
 こうして2人だけで飲みに行く事も初めてだったので、どれくらい続けられるのかも不透明な感じだったのですが、蓋を開けてみれば、19:00からスタートして終電までと、だいぶ長い時間を掛けた回になったと思います。お陰で、お酒的にはフルボトルのワインを2本んも空けたくらいでしたが(笑)、今回使ったお店は、実は赤坂 Kuro の入っているビルの地下にあるお店で、何年も Kuro には来ているのに、自分は初めての訪問となっていました。そして予想以上に全ての食事が美味しく、これはまた来ようと思ったものです。お店を知れたという意味でも、色々と収穫のあった今回の『奢らせて頂きます!』。それではどうぞ御覧下さい!

    


 ●日時…2014年7月22日 ●場所…赤坂 ●お店…Ricetto


竹内(以下、緑で表示)「はい、始まりました。」

松山(以下、薄ピンクで表示)「はい。緊張する…(笑)。」

「まあ、大丈夫ですよ。」

「だって、たまにこう“ピー”みたいな発言とか、しちゃったりするんじゃないですか?」

「それは後で俺が何とかするんで(笑)。」

「はは…、面白い(笑)。」

「さて、何を注文しますかね。」

「大体わたしがこのお店に来たら、いつも同じようなものを頼んじゃうんですよね。」

「あ、それでも良いですよ。」

「鴨、大丈夫ですか?」

「全然大丈夫。むしろ好き。」

「なるほど。いや、ここの全部美味しいから…。」

「楽しみだね。とりあえず、パスタとかピザにいく前に、
 前菜系で盛り上げていきたいところですな。」

「なんか、ホントに美味しいから、全部頼みたくなっちゃうんですよ♪」

「メインにいかない…みたいな(笑)。」

「そう、いつになってもいかない…(笑)。」

「なんか、ワインにも合いそうな物がズラズラと…。」

「あ、竹内さんってもう、ワインも飲むんでしたっけ?」

「まあ…。でも赤はあまり飲まないけど。」

「じゃあ、ちょっとしてから頼みます?…ワインのお摘み的な。」

「…ですね。あ、とりあえず1杯目を撮っているので、ポーズ下さい。」

「え、私?…はい。イエーイ♪」

  

「はい。」

「大丈夫ですか?」

「写真?…自分的には大丈夫ですよ(笑)。」

「はーい。なんか、食べて飲んでばっかりで今日終わりそうじゃないですか(笑)?」

「まあまあ。それはそれで…(笑)。でも、予習してきたんでしょ?…やはり、じゅんじゅん
(藤田淳之介君)〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』11.(藤田淳之介編)参照〕とか?」

「いや、色々な方のを見ましたけど、まあやっぱり身内は気になるじゃないですか(笑)。」

「そうね、副田君竹内大輔の『奢らせて頂きます!』3.(副田整歩編)参照〕とか。」

「そうそう(笑)。」

「副田君、だいぶ初期にやった人だからなあ…、3回目とか。」

「え。これって、いつから始まってるシリーズなんですか?」

「ブログを新しくしてからだから…、2010年1月。」

「じゃあ、今は4年目突入…。」

「1年に6回やってるから…、」

「数も決まってるんですか?」

「そう(笑)。決めないと収集が付かなくなるからね(笑)。とりあえず奇数月に。」

「へー。」

「しかも、男➡女➡男➡女…と交互に。」

「え、そういうのもちゃんと…やってるんですね(笑)。」

「そう、守ってるんですよ。」

「なんか、変な所で拘るO型ですね(笑)。」

「ホントだよね。縛りが無いと適当になっちゃうんで…。」

「…ですね(笑)。でも凄いですね。」

「奇数月がこの『奢らせて頂きます!』で、偶数月は『鉄道さんぽ』っていうですね…。」

「あ、それも決まってるんですね(笑)!?…でも
 竹内さん、毎月のように電車の旅に行ってるような。」

「まあ、遠征ツアーとかを利用して、その都度乗ってきたりしちゃってるから(笑)。」

「竹内さん、よくどこかの県とか行って、いま何々線に乗ってますとか書いてたりする
 じゃないですか。あれって、その線の駅とかって全部言えちゃったりするんですか?」

「いや(笑)、全部は言えないけど!…でも、
 どこからどこまで走ってるかぐらいは分かるかも。」

「へー、凄い。え、結構全国行かれました?」

「まあ、何だかんだで(笑)。それで昨年、九州の全鉄道は制覇しましたもんね。」

「あー、それも何か書かれてましたよね。でも絶対、鹿児島なんか行く事無くないですか?」

「まあ、鹿児島にはね。でも、九州自体にはよく行くから。」

「だって、福岡とか…ですもんね?」

「でも最近、新幹線が出来たからさ。鹿児島まで1時間半くらいだよ?」

「あ、そうそうそう。前までは4時間以上は掛かってたので。
 それを思うと、やっぱり新幹線って便利ですよね。」

「うん。福岡でライブ終わって、次の日の朝に鹿児島県とか、簡単に出来たしね。」

「それで…全部制覇した。え…、指宿枕崎線とか。」

「勿論。」

「うちの実家近くの路線です(笑)。いぶまく線です」

「はははは(笑)。いぶまく線…って言うんだ。初耳。」

「いぶまく線です。」

「なるほどねー。そう言えば、市電も全部乗ったもん。」

「えー、全部?…凄い。え、鹿駅からですか?」

「カ駅?…あ、鹿児島駅って事ね。西…じゃない、
 鹿児島中央駅じゃ無い方だ。何か地元っぽいなあ(笑)。」

「そう。中央駅は昔は西鹿児島駅になってて、私が居た頃は西駅って呼んでたんですけど。」

「新幹線が出来る前ぐらいか鹿児島中央駅になったもんね。」

「そうそうそう。でも、中央駅って言うのが慣れなくて…。私の中では西駅なんですよ。」

「いやー、地元っぽいなあ。観覧車が出来てるもんね(笑)。」

「あー。でもあれ、ちょっと意味が分からないです(笑)。」

「あははは(笑)。」

「だって、東京のとかと比べたら超ショボくて…。」

「まあ、比べちゃうとね…。」

「凄いローカルっぽい感じかなって。」

「地元的な話題が何だか有り難いわ(笑)。」


ーーーーー料理が色々と運ばれてくるーーーーー


竹内「美味しいねー。」

松山「美味しいですよね。このドレッシングが大好きで♪」

「いやー、良い場所を紹介して貰って嬉しいです…。」

「いやー、まあ…(笑)。でもホラ、上が Kuro だから、楽じゃないですか。」

「まあ、そうだよね。」

「最初、Kuro のママが、下のお店、良いよ!…って言ってくれたのがあって、
 それで何度か来たら、いつの間にか常連になってしまいました(笑)。」

「ね。俺なんか、何年も Kuro に来てるのに、初訪問だったもんなあ…。
 あれ、Kuro って、こっちにいつ移転してきたんだっけ?」

「なんか、このお店も Kuro と同じくらいにここに入ったらしくて。」

「確かに、最初からあったようなイメージもあるなあ…。」

「そうなんですよ。」

「Kuro が移転してきた日のブログとか、書いてるからね。」

「ん?」

「なんか、照明付けたり、掃除したりとか…。その時、真寿美ちゃん、いたよね?
 〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、神泉から赤坂へ…参照〕。」

「あー、いました…(笑)。竹内さんも、渋谷からですもんね?」

「うん。」

「そっかー…。じゃあ長いですね(笑)。」

「そうね。…そういう話しは…良いよね(笑)。」

「あははは(笑)。やっぱり Kuro …みたいな。なんか、竹内さんとの
 共通点って Kuro から始まって、その後に私の大学関係の人と関わるように
 なっていた事を知ったので…。だから、本当に面白いなって。」

「そうだよねー。不思議な感じですよね。」

「……。」

「……。」

「なんか、ホントに食べて飲んで、今日終わりそう(笑)。モクモクモクモク…。」

「ははは(笑)、まあまあ…。実際、美味しいしね。よく来てるの?」

「よく来てますね。Kuro に入っている日は殆ど(笑)。でも、
 金曜日だと貸し切りになっちゃっている事も多いので。」

「あー、よく書いてあるよね。」

「でも、もう電話番号知ってるので(笑)、先に聞いておく感じです。」

「なるほど。」

「そうそう。だから、ここが駄目だと、どうしよう〜!…みたいな(笑)。」

「ふふ。」

「前に来た時は、たぶん、あっちゃん(折井敦子さん)が来てたみたいで。」

「へー。」

「なんか、特徴からすると、あっちゃんかな…みたいな。」

「元気そうな子で…みたいな?」

「いや、なんかその日は元気が無かったみたいなんですけど(笑)。」

「はは(笑)、そうなんだ。」

「それで、Kuro のママからパスタをここに注文した時に、上に運びに行ってた時に
 ちょうど歌ってたみたいで、ボーカルの女の子から『あー、地下のお兄さんですね!』
 …って言われたみたいで(笑)、あー、それは、あっちゃんっぽいなって。」

「ははは。」

「そう、髪がショートで…とも言ってたんで。」

「そう言えば、あっちゃんも、一応この企画、やった事あるからね
 〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』12.(折井敦子編)参照〕。」

「あ、なんかブログで見たかもです。」

「結構前…、2年とか3年ぐらい前かな…。」

「結構早い!」

「しかも、1回ブッチされたしね(笑)。」

「あははは(笑)。流石あっちゃん。」

「なんか、喉が…とか、インフルエンザが…とか。よく分かんないけど。」

「あっちゃんっぽい(笑)。」

「ね。ホントかよ!…みたいな(笑)。」

「面白いですね。」

「そこが唯一の、その月通りに実地出来なかった回だから。」

「そりゃあ、イジられキャラにもなりますよね(笑)。」


ーーーーーこの企画の切っ掛け(何度話したか…笑)ーーーーー


松山「なんで、この企画を始めようと思ったんですか?」

竹内「まあ、何度か答えている事ではありますが…。」

「あ、すみません(笑)。」

「なんか、ミュージシャンとか、お客さん的にはステージ上での姿しか
 知らないわけじゃない?…それで、せっかくもっと面白い部分があるのに、
 その人の一面を見せられないのが勿体無いなと思って。それで、自分も
 あまりサシ飲みとかしてこなかったから、それらを合わせて企画にしようと。」

「なるほど。確かに。そう言えば、じゅんじゅんの時にもそう言ってたかも…。」

「そうそう。」

「基本、お店とか仕事の時に飲んでいる事が多いって事ですか?」

「うん。そもそも、家だと殆ど飲まないしね。」

「あれ?そうなんですね。じゃあ、外では、ここぞとばかりに飲んでおくぞ!みたいな。」

「そんな感じかね。基本、外でしか飲まない。」

「あ、でも、私も凄い誤解されるんですけど、家では飲まないです。」

「お!…そう、そういう事。」

「なんか、家でも飲んでるんでしょ?…ってよく思われるんですけど…。」

「なんか、家だと盛り上がらないんだよね。」

「分かります。家だと…飲まないです。だから、ワインとかボトルで頂くんですけど、
 1人だと全部飲むのは大変だし…。でも、せっかく美味しそうなので、いつか
 飲みたい飲みたいとは思うんですけど、最近は家飲みとかも無いじゃないですか。」

「そうだね。」

「だから、何かの企画の時に持っていくかをしないと…、大変ですよね。」

「そうだよ。俺、ビールの賞味期限、切らした事あるもん。」

「えっ!竹内さんが?…そういうのは流石に飲まないですか?」

「うーーん、結局…飲んだのかなあ(笑)。」

「あはは(笑)。」

「でも、明らかに1年ぐらい過ぎてたやつもあったから、それは飲んでないけどね。」

「へー。外とかだと、あんなにすぐ飲むのに(笑)。」

「外とかだとね…(笑)。まあ、ビールも冷蔵庫には常にストックはあるんだけど。」

「じゃあ、ビールで冷蔵庫が占領されてるみたいな。」

「いやいや、そんな事は無いですけど。」

「へー。でも、意外です。家に帰ってきたら、まず
 ビールを1杯…という感じかとばっかり思ってました。」

「殆ど無いなあ…。まあ、既に結構飲んで帰ってきてるからね(笑)。」

「確かに。もう良いですよね。」

「逆に、夜に何にも仕事が入ってなかった時に、帰ったら
 少しだけ飲もうかな…って感じかね。でも、1、2杯だね。」

「…でも、そんな日って、あまり無いですよね?」

「うーん。なかなか無いかも…(笑)。」

「竹内さんって、オフって自分で作らないと、無い感じですか?」

「無い無い。」

「なんか、ほぼ毎日どこかで演奏されてますよね。」

「まあ、自分から入れてますからね。」

「じゃあ、旅行とか行く時には、前々からこの期間は
 絶対に仕事は入れないぞ…って決めておいて…。」

「そうそうそう。敢えての。」

「やっぱり、時期とかあるんですか?」

「うーん、まあ…。でもやっぱり1月とかは、仕事自体もあまり忙しくない
 時期だから、空けやすいっていう意味で、この辺りにしたりするかなあ。」

「そしたら、やっぱり海外ですか。」

「4、5日とか空くとね。日本のどこかに行くより安かったりするし。」

「そうですよね。お正月とかに行くんじゃないですもんね。」

「そうそう。1月の半ば、下旬とか、結構値段が下がるからね。」

「あー。確かに、私も鹿児島の実家に帰る時に、こんなに飛行機代が
 掛かるなら、どっか海外に行けちゃうな…とか思いますもん。」

「そうなんだよね。どこかしらの海外には行けちゃいますね。」


ーーーーー白ワインのボトルに突入ーーーーー


松山「あ、ワイン、いっちゃいます?」

竹内「…ですね。たぶん、ボトルの方が良いよね?」

  

「いや、もうお任せしますよ。」

「いやー、絶対にボトルでしょ、真寿美ちゃんは(笑)。
 …っていうか、赤ワインの方が良かったんだっけ?」


「あ、全然、白も好きですよ。オーナーさんが勧めてくれるかもしれないです。」

「じゃあ、お店に任せよう(笑)。」

「なんか、前菜とかでもお腹がいっぱいになっちゃいそうで…。」

「そうだね。しかもここ、パンの量が凄いよね。」

「そうそう、言うの忘れてました。それがここなんです(笑)。」

「そう言えば、カンパチのカルパッチョも、どちらかというと普通に刺身…みたいな。」

「…ですよね。ここってお腹がいっぱいになれるから、すぐ来ちゃう(笑)。」

「…と、何だかんだで、始めてから50分くらい経ってます。」

「あ。そんなになるんですか。なんか、大した話し、してないですよね(笑)。」

「大丈夫大丈夫。」

「なんか、喋ってる時って、もう話しの内容は忘れちゃってるけど、
 後から見て、こんな話しをしてたのかー…って見れるのは面白いですね。」

「シラフで振り返るんですよ(笑)。」

「あははは(笑)。でも、それちょっとキツいですね…(笑)。」

「はは(笑)。まあ、もう慣れてるから。4年間やってるから。」

「4年も…流石です。じゃあ、ワインで乾杯しましょう。」

「はーい。」

「でも、竹内さんはやっぱりビールで、ワインとか飲んでいるイメージじゃないです。」

「え、ホントに?…全然飲みますよ。」

「へー、そうなんですね。」

「むしろ最近は、後半は殆どワインのような気がする。」

「へー。それで、殆ど白なんですか?」

「そうだね。赤ワインも飲まなくはないんだけど、
 あまり良い思い出が無い気がする(笑)。」

「あはははは(笑)。トラウマ的な…。」

「…まあ、赤ワインを飲んでる時って、結構食べ物もガツガツ
 いっている時だから、何だかすぐに胃もたれっぽくなるのかも。」

「あー、分かります。後々に…とか。」

「この白ワインはスッキリですね。」

「ホントだ。これは…すぐですね(笑)。」

「食べ物もワインに合うしね。」

「このお店を選べて良かったです。なんか、思い出の場所って難しいです。」

「思い出の場所?」

「竹内さん、東京ですもんね。子供の頃から、ここに行くと元気が出る…とか、
 このお店にに行くと、昔の楽しかった事を思い出す…みたいなのってありますか?」

「いやー、無いかなあ…。」

「地元ってどこですか?」

「板橋区。今は豊島区だから、あまり変わってないんだけど…。」

「まあ、あの辺…って事ですよね。もっと、下の
 23区とかに住んだりはしなかったんですか?」

「豊島区も23区なんですけど…。」

「あ(笑)。なんか、私の中で池袋っていうのは、“上の方”なんですよ。
 もっと、渋谷とか代官山みたいな所に住みたいとは思わなかったですか?」

「代官山?…いやー、思わないよ。」

「自由ヶ丘とか…。」

「あー、それこそ、世田谷区とか大田区辺りって事だ。」

「そうですそうです。」

「うーん、あまり魅力を感じてないかもしれないです。ホラ、俺って電車が
 詳しいから、鉄道が便利な地域を何となく把握しちゃっているわけで…(笑)。」

「えー、電車はいつから好きなんですか?」

「子供の頃、3歳頃から電車でピアノ教室に
 通っていたから、その頃くらいからかな。」

「え、わざわざ電車で?」

「そうそう。でも、当時はそれが当たり前だと思っていたから。むしろ、
 電車に乗れる為にピアノ教室に言っていたかもしれないけどね(笑)。」

「ピアノって言うよりかは。」

「まあ、でも、子供って電車が好きじゃんか。」

「好きー。私の甥っ子も大好きですもん。」

「大体、男子は電車か車にいきますよね。」

「でも竹内さんは、車より電車派だったと…。
 え、竹内さんって、車の免許は持ってるんですか?」

「持ってますよ(笑)。」

「…でも、車好きではない。」

「そうだね。まあ、自分で分析するに、電車って、非常にシステマチックに動いていく
 わけじゃない?…信号があって、速度制限があって、時刻表があって、それぞれの
 鉄道会社にルールがあって…。それに則って動いている…っていう世界観が好きなの
 かもね。…で、それ通りに動くとこっちが予想していて、それ通りに実際に動いた
 時の感動たるや…(笑)。まあ、いわゆる公共交通機関が好きって事ですね。」

「じゃあ、ホントに…タモリさんみたいな感じですか。」

「まあ…はい。尊敬してます(笑)。」

「この電車が何系…とか、あったりするじゃないですか。そういうのも好きなんですか?」

「好き…っていうか、見たら分かっちゃう。」

「えーー、凄いーー。」

「だって、小さい頃から、そういうのばっかり気にしてるんだもん(笑)。」

「えーーー。じゃあ、ただ乗るのが好きってだけじゃないですね。」

「そうなのかもしれない。まあ、その車両を見たら、すぐ分かる。」

「え…。じゃあ、エンジンとかだけ聞いても、この電車!とか分かるんですか?」

「うーん…。」

「なんか、そういう人、いるじゃないですか。」

「いますね…。まあ、分かるのかもしれないけど…。」

「そうなんだー。いやー、凄過ぎますよ。」

「ちなみに、電車だと電気だから、エンジン…って一般的には
 言わないかも。どちらかと言うと、モーター…って感じかな。」

「…はは、怒られた(笑)。すみません!」

「いえいえ。気になさらず。」

「分かんない。でも、地元のは電気じゃないから…と言い訳してみる。」

「まあ、確かに。いぶまく線?はディーゼル車ですね。」

「だって、うちのお母さんは、未だに“汽車”って呼んでますもん。」

「あ、それ。地方の人はよく言うんですよ。…で、汽車っていう人の
 住んでいるところには、大抵は市電が走っていると思う。」

「そう!…で、市電の事を…」

「“電車”って言う!」

「そうですそうです。」

「それは日本全国でそうなんですよ。つまり、昔の国鉄はまだ蒸気機関車が
 走っていた頃で、実際に汽車だったわけで…。それで、市電は既に電化
 されていたから、自然と“汽車”と“電車”で使い分けられていたんだと思う。」

「へー。何だか勉強になります(笑)。」

「何だか盛り上がってきた気がしました(笑)。」


ーーーーーワインが2本目に突入するーーーーー


松山「竹内さん…って、一人っ子?」

竹内「一人っ子。」

「そっかー。なんか私って、見た目は女子だけど、中身は男子みたいな性格で。」

「え…、そう?」

「結構、男っぽい気がする。なんか男友達と居ても全然平気な気がしてて。」

「それと中身が男子っぽいのって、関係あるのかね。」

「男友達と居ても全然平気で…、むしろ、女子が嫌い…いや、苦手…。」

「そんなの言って大丈夫なの(笑)。」

「あー、ここ、どうだろう(笑)。まあ、これは自分でも結構言ってるからなー…。」

「そうなんだ。」

「なんか、“THE 女子!”…が苦手。」

「はいはい。」

「なんか、皆がいる前では、『誰々ちゃん可愛い』とか言ってるのに…ってやつです。」

「自分の観点では、女子っぽい人…っていうのは、群れたがる傾向がありますね。」

「どちらかというと、群れるタイプじゃない気がする。」

「うん。まあ、表面上“群れている”と言いますか。誰か何か言ったら、
 『そうだよねー』とか、『分かるー!』とか言っておく…みたいな。」

「そうそうそう。それが嫌いなの。」

「でも、それが嫌いって思ってても、いざ自分がそういう状況に
 なっちゃったら、『だよねー…』とか、言っちゃわない?」

「言わない。ふーん…って聞いてる。」

「否定もしない…?」

「ふーん…って聞いて、、、うーん、その時に
 よるかも。一応…、空気は読むんですよ(笑)?」

「あはは(笑)。だから、その空気を読んでる感じが、
 いわゆる女子っぽい…っていう事なんじゃないの?」

「あー、そうなのかな。でも、結構ハッキリ言っちゃうタイプで。」

「あ、そうなんだ。」

「なんか、高校の時の私の女友達で、それこそ先程の感じの仲だったんですけど…。
 高校を卒業してから、私は東京に出てきて、その子は地元に残ったんですけど、
 その後やっぱり東京に出たい…ってなって、連絡は取り合ってたんですね。
 …で、こっちにその子も来てから、もっと仲良くなって。やっぱり地元が一緒
 だったっていうのは大きくて…。何だろう、言いたい事が言い合えるし…。」

「同郷ってやつですかね。」

「そう。お互い、ムカつく事があっても、すぐに言っちゃうって感じです。
 そういう関係になれたんですよね。高校の時は出来なかったんですけど。」

「まあ、その方が楽だよね。お互い。」

「そうそう。O型って、言いたい事をすぐ言いたくなるタイプじゃないですか。」

「まあ、自分もO型ですから…。でも、結構空気を読むってタイプでもあるでしょ。」

「でしょ?…言いたいのはそれ!…一応空気は読んで、聞くは
 聞くんですよ。その、さっき言った女子らしい会話を。…で、その後、
 『でもさー』みたいな感じで言っちゃうタイプって事です。」

「切り込むって事ね。」

「そう。そんなタイプなので、男友達と居る方が楽で、女子ってそれで言ったら、
 なんかまたゴチャゴチャした感じになっちゃったりするじゃないですか。」

「そういうイメージは…ありますね。」

「そう。そういうのが大っ嫌い。」

「でも、女の子って、特に大学とか学生の頃って、むしろそういった女子らしい人が
 沢山いるわけじゃない?…周りで。そんなの絶対、目を付けられたりするでしょ。」

「…ええと…、ここからはNGで…(笑)。」

「えー(笑)。あるんじゃないか!…まあ、なんか想像出来そうな
 感じではありますが。じゃあ、ワインをどんどん進ませましょう(笑)。」


ーーーーー締めに向かわせますーーーーー


竹内「いやー、熱い話しでした。」

松山「なんか、色々な方とのルーツが分かって面白かったですね。」

「まあ、共通の知り合いは多くなっちゃいますね。」

「なんか楽し過ぎました。また飲みに行きましょうよ。」

「あー、是非是非。」

「絶対思ってない(笑)。」

「いやいや、そんな事ないです。まあ、次は奢らないけど(笑)。」

「いやー、勿論です…。」

「今日、Kuro やってないんだもんね。」

「そうみたいですね。なんか、このまま酔っ払いで遊びに寄りたかったですけど。」

「お客さんが来ないと思ったんだろうね(笑)。」

「…ですね。」

「なんか、締めの言葉とか…言います?」

「…いや、こんな感じで良いんじゃないですか(笑)?」

「あははは(笑)。まあ、そうだろうとは思いましたが…。」

「まあ、それが一番、素で良いんじゃないですか(笑)。」

「そうだね♪」

  


 ☆本日の注文品

・生ビール(650円×2点)…1300円
・シャンディガフ…600円
・カンパチのカルパッチョ…1100円
・おまかせリチェットサラダ…900円
・鶏のレバーパテ、トースト添え…900円
・サザエときの子のブルゴーニュ・バターソテー…950円
・おまかせトマトパスタ…1300円
・グランヴィーノ・シャルドネ…2900円
・ドンカルロ・ビアンコ…3600円
・チャーム(500円×2点)…1000円

 計14550円!…奢らせて頂きました!!

 ☆松山真寿美さんのブログ…http://ameblo.jp/sax25/

 ☆赤坂 Ricetto のHP…http://italian-bar-ricetto.jp

拍手[5回]

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 今回の『奢らせて頂きます!』はタップダンサーの丹精君に登場頂きました。都内在住の丹精君ですが、自分との演奏共演が多い場所というと、断然静岡県内にあるお店となっており、もはや静岡県在住じゃないのかと思うくらいなのですが(笑)、そんな丹精君とは、まだ初共演してから約1年程しか経っていません。最近は、丹精君主導の仕事で一緒になる事も多く、今回のお相手に選ばせて頂いた次第です。
 そして、せっかくなので静岡県で出来ればと思っていたのですが、先日、恒例?のように静岡県内での2日間の演奏があり、2日目も現地で泊まる事にしていたので、この機会を逃すわけにはいきませんでした。当初は、いつものように居酒屋やレストランで行おうとしていましたが、直前に夜遅くに仕事が入ってしまい、ホテルに戻れたのは深夜1:00頃…。ここからお店を探して街に出向いて…というのは大変だと思い、急遽新しい試みとして、ビールやワインを買い込み、ホテルでの部屋飲みを決行させたのでした(笑)。奢らせて頂いたのは、コンビニで購入したお酒やお摘みは勿論、この日の部屋代もです。場所は三島駅近くにある昭明館という、何とも昭和感漂う(笑)ホテルにてでしたが、居酒屋とはまた異なった環境で、なかなか面白い内容に仕上がったのではないかと思います。新たな展開を迎えた『奢らせて頂きます!』。それではどうぞ御覧下さいませ!

    


 ●日時…2014年5月26日 ●場所…三島
 ●お店(ホテル)…昭明館



竹内(以下、緑で表示)「では…。お疲れ様でした!」

丹精(以下、赤ワイン色で表示)「お疲れ様でしたーー。乾杯です。」

「…うん、美味い。こういう味か。」

「リッチですね。」

「そうだね。」

「ちょっとこう…、ちょっと、、、リッチだな。」

「…(笑)。」

「ふふ…(笑)。」

「大丈夫(笑)?…早速、言葉に詰まってるけど。」

「うん、うん(笑)。いい滑り出し。こちらの感覚としては、いい滑り出しです。」

「らしいね。今回は、初めての試みで…。初めての部屋飲みですから。」

「…みたいですね。今までどういう所で開催してたんですか?」

「いや、もう普通に居酒屋とか、レストランとか。あと、昼間だとカフェとか。」

「カフェ…飲み?」

「飲んでた時もあった。」

「へー。まあ、飲むか飲まないかは、あれですもんね。」

「そうね。まあ飲めない人もいるし。」

「確かにね。」

「今日は…、ビールがすぐ無くなりそうだな。」

「あー、そういう時あるんだよなぁ。でも今日は、白ワイン素人ですから、私は。」

「まあ、ビールがもう入らない…って時もあるけど。」

「あ、そうそうそう。…まあ、人間…って、そういう事ですよ(笑)。」

「ははは(笑)。」

「無いと…欲するし。あると…飽きちゃうし。」

「なるほど。…あ、この摘みも美味しい…。意外と、このホテルの
 部屋飲みというパターンも続けられそうだなぁ。流石にツアー中
 じゃないと出来ないけど。都内でこの状況はおかしいし(笑)。」

「しかも、ツアー中でさえも、こういう時間は無かったじゃないですか。」

「確かに。」

「だから、レアですよね。何故無かったのか。」

「泊まらせてくれないからじゃない(笑)。泊まっても…、人の家とか。」

「うんうん。」

「ホテルだとね。余計な気を遣わないですむしね。」

「そっかー、それがホテルの良さなんだ。」

「ちゃんと、お金払ってますしね。」

「自らねー。ごちそうさまです(笑)。」

「ははは(笑)。そういう企画ですから。」

  

「これ、もう飲み終わったんですか?」

「もうちょっと…かな?」

「このビール、ちなみに、好みですか?」

「うん、まあ良いんじゃないの。ずーっとこれを飲む感じではないけど。」

「ちょっと甘くないですか?…甘過ぎるかもしれない。」

「そうね。まあ、1本ぐらいだった全然良いかも。嫌いじゃないよ。」

「なるほどねー。同じサントリーでも、白いやつがあるでしょ?」

「うんうん。」

「あれが好きでね…。ほぼ流通してないのが残念でならないんですけど…。
 プレミアムモルツが売れ過ぎて、あっちに力を入れちゃってるから…。
 白が美味いのに、何で無いんだろうな。1回ハガキを書いた事あるんですよ。」

「え、会社に!?」

「そう…(笑)。それくらい好きなんですよ。白を売って下さい…と(笑)。」

「よっぽどだね。」

「何かのアンケートハガキに託つけて、自分の意見を余白に書いたんですよ。」

「で、結果は…。」

「あまり変わらないですね(笑)。」

「あらま。しかし、紙コップで飲んでるからか、味がよく分からんような…。」

「やっぱグラスで全然違いますからね、飲み物って。」

「分かる…。」

「何だろう…、紙だと、半分くらい魅力が持っていかれてない?…(笑)。」

「まあ、中身も見えないしね。」

「それと、温度も結構戻っちゃう気がするし、あと…、持った時の柔らかさ(笑)。」

「ホントだわ(笑)。しかも、何だか徐々に湿ってきてる気がするし!」

「そうそう!…浸透してきてるから(笑)。」

「今回は白ワインだけど、赤ワインだと色も付いてきそうだもんな…。」

「あー、絶対そう、うん。」

「まあ、摘みを楽しんで下さいな(笑)。」


ーーーーーお互いの事を聞き合うーーーーー


竹内「丹精君ってさ、週1ぐらいで静岡に来てない?」

丹精「いや、それがね…。それはちょっと言い過ぎだけど、それくらいは来てるかも。」

「月2とか…。」

「んー、へたしたら、それくらい来てるかも。だってゴールデンウイーク来てたし。」

「先週も来てたでしょ?」

「来てた来てた(笑)。」

「まあ、週1…でもないか。」

「まあ、でもそれくらいは…。この5月に関しては頻繁ですね。」

「4月は?」

「4月はそこまででも無かったような…。」

「でも、いづみさん次第でしょ?…自分1人で静岡に来るって、あるの?」

「いや、無い無い。」

「まあ、俺もそうだけど。ここ以外で一緒になる事は時々だもんね。」

「そうですね。でも、やはり大輔さん(丹精君は竹内の事をこう呼びます)
 演奏での支配力が凄いから…。いたずらをされると…、いたずらと言って
 良いのか分からないですけど(笑)、とんでもない事になるな…と思います。」

「演奏面で、真面目か真面目じゃないか…、みたいな話しかね。」

「そうですね。」

「良い事言いますね。書ける内容ですね…。いや、書きたい内容ですね(笑)。」

「いや、ホントそう思います。」

「しかし、この部屋飲みだと、自分達のペースで摘みを開けられるから、良いね。」

「あれ、知らなかったんすか?」

「……、知らなかったです(笑)。」

「あはは(笑)。」

「自分でペースを作っていけという事か。」

「でも大輔さん、缶ビールとかでも良いんですか?…生が欲しくなったり。」

「まあ、生も好きだけど、結局自分は瓶が好きなのかもしれない。」

「へー、そうなんだ。僕は断然、生ですね。」

「あ、そうなんだ。」

「断然、生ですね。ダンナマって言うくらい。」

「ダンナマ…ね。」

「そういうふうに呼ばれちゃうくらい。」

「…誰に…(笑)?」

「ふふふ(笑)。」

「いいの、この流れ、書くよ(笑)、大丈夫?」

「ええ、ええ(笑)…もう。これはお店の人に、
 『あ、ダンナマ来たよ』って言われちゃうレベルですよ。」

「もう、それでまかり通ってるんですね。」

「…しかしまあ、今日は怒濤でしたね。」

「いや、いつも怒濤でしょ!」

「んー、何かしらね。めちゃくちゃ急ぐ瞬間が…。」

「だって、いつも時間通り進まないじゃん(笑)!」

「結構、時間にタイトな人ですもんね、大輔さん。」

「…ん?…言われた時間は一応、守るもんなんじゃないの(笑)?」

「ふふふ…。まあ、僕らイタリア人に言わせると、
 そこら辺はグレーゾーンになっちゃいますけど…。」

「あ、オブラートに包む的な感じで…。」

「そうですね、イタリア育ちの…。」

  

「まあ、だからこの弾楽ってバンドは、バランスが保たれているような気も
 するんだよね。いづみさんも、丹精君寄りの時間配分だから(笑)、
 ちょうど2対2に分けられるというか…。ベースの中司さんと俺で、
 丹精君といづみさんを置いて、先に行ってまーす…みたいなさ(笑)。」

「あ、でもね、いづみさんも割りと、時間にタイトな人なんですよ。」

「えー、あれは…、どちらかと言うとタイトではないでしょう。」

「思考は…。」

「あー、思考ね。」

「結果はどうあれ…。」

「結果はどうあれ…(笑)。タイトっていうか、ストイックなんじゃないの?…自分で
 納得いく部分が無いと、前に進めないというか…。だから遅くなっちゃうんじゃない?」

「あー、なるほどね。拘りはありますよね。」

「周りから言われた事を、まず自分の中で消化させないと…、納得させないと、
 次のステップに踏めないというか…。まあ、時間は掛かっちゃうよね。」

「まあ、それがミュージシャン性の面白い部分ではありますよね。」

「…その、丹精君、静岡で沢山ライブやってるじゃん、いづみさんと。
 他のメンバーとやってる時って、どんな感じなのかね?」

「例えば1人、フラメンコ・ギターリストがいるんですけど、まあ、その人も
 凄腕だから…、フラメンコを基調にしたアイデアを出してくれたり。」

「あれ、その曲とかはさ、一緒にやる人によって変えてるんでしょ?」

「あー、そうですね。」

「これは、この人とやる用の曲…とかさ。」

「うん、まあ、段々その傾向が見えてきた…って感じですかね。」

「あ、徐々にね。」

「それこそ、前にビートボクサーがいた時の曲は、その人だからこその曲を
 選んでましたからね。逆に今は殆どそれらの曲はやらないし…。まあ、今でこそ
 打楽器的なリズムを出すのが俺だけになっちゃたので、ある程度のリミットは
 掛けられちゃうんですけど。まあ、こちらはリミットは決めてないんですけど…。」

「まあ、そこも、呼ぶ人と呼ばれる人の関係というか…。
 他のがどうなってるか、若干気になっちゃうんだよね(笑)。」

「まあ、どちらにしても、大人な感覚の人が多いですよね。」

「ん?…(笑)。」

「まあ、月並みな言い方をすると、その…包容力がある人と言うか。」

「あ、優しい…って事(笑)?」

「そうそう、優しい(笑)!…優しい人が残っていく感じ。」

「こういうのも、怒らないでやってくれるんだ〜♡…みたいな(笑)。」

「そうそうそうそう(笑)。」

「まあね…、タイトなんだもん(笑)。皆、よくやってますよ。」

「いや、大輔さんも凄いと思うよ。ホントそうですよ。」

「俺は、そういったフォーマットに、楽しさを見出だしちゃう
 からね。例えば弾楽だったら、電車で行けば良いんだ!
 …とかさ(笑)。今回も久し振りに新幹線で来ちゃったし。」

「新幹線を使う事は、あんま無いでしょ?」

「そうね。まあ、こうした交通費込みの仕事というのは、なるべく
 安く行く事が命題となるから、静岡ぐらいだったら在来線で来るけど、
 富士市に新富士駅っていう、東海道新幹線しか止まらない駅があってさ。
 …で、俺はその駅に降りた事がまだ無くて、恐らく今後もなかなか降りる
 機会が無さそうな駅だったから、今回は新幹線で行こう!…って(笑)。」

「あ、そういうのがあるんですね。」

「そして、少しでも交通費を削減すべく、新幹線も東京駅からじゃなく、
 途中の小田原駅から乗ったから(笑)。そこまでは在来線で行って。」

「ふーん。…だから場合によっては、これが非常に面白いんだけど、大輔さんの
 やり方、趣向だと、必ずしも短時間で着かなくても良いって事だもんね。」

「そういう事です。」

「例えば、乗り換えが楽とか。」

「そうそう。あと、まあ安い事に越した事は無いけど、例えば東海道本線って、
 グリーン車があるのね。それも、たまに使ってるからね(笑)。何故なら
 バリエーションを変えたいっていうか…。新鮮味を見出したいというか。」

「ふーん。」

「もう飽きてるな、これは(笑)。」


ーーーーーワインに移行しつつ、今までを振り返るーーーーー


竹内「今回、3日間連続後の今だけど、昔はもっと演奏が詰まってたよね。」

丹精「詰めてた詰めてた。それこそ、一晩に2ヶ所とか。」

「あれ…、最初の共演って…、いつだっけ?」

「去年くらいじゃない?…律慎丹(丹精君が組んでいるバンド名)の時。」

「あ、まだ1年前なんだっけ?…確か、最初が沼津リバーサイドホテルの河っぺりで…。」

「あ…あったね(笑)。ハンバーガーが美味い件ね。」

「…で、その後にホテル内のレストランでやりつつ、更に沼津のバーで…じゃない?」

「そうだそうだ。…だから、テラスで2本でしょ。レストランで1本。」

「その後にバーで2本…、1日で全部で5ステージもライブやってるんだよ、すげー(笑)。」

「いやー、タイト(笑)。」

「ホントだわ。」

「タイト…っていうか、タフ(笑)。」

「自分達がね(笑)。…っていうか、1年くらい前なんだね、まだ。」

「あの、内容が濃すぎるからでしょ。共演ライブの本数も多いし(笑)。」

「ホントにそうだよね。1日に5ステージを一気にやっちゃうくらいだから。」

「…で、初めて会ったのは、それより少し前なんですよね。」

「そうそう、楽屋での対バンだったもんね。」

「まあ、あの時はあまり俺は絡みが無かったけど、いづみさんとかと話してたもんね。」

「そう、何かスヌーピーの話しを色々と…(笑)。」

「そうそうそう。」

「あんなに拾われると思わなかったんだけどな。」

「なんかね、フェイバリット・ストーリーみたいな展開に言われてますけど(笑)。」

「そうなんだよね。俺、そんなに押してるつもりも無かったんだけど…(笑)。」

「まあ、可愛いポイント…って事ですよね。」

「そうそう、それで…いづみさんの家でリハをしたよね。」

「しましたね。あれ、何だったっけ。」

「恐らく、そのリバーサイド用のリハでしょう。」

「そうか。それにしても、東京で一緒にライブをやる人でも、昼と夜とか、同じ日に
 2ヶ所でライブやる人もいないし、夜に2ヶ所ライブをやる人もいないし…(笑)。」

「まあ、普通は無いよね(笑)。」

「でも、よく考えると、有りな形なんですよね。」

「まあ、早い話し、単価が安いからじゃないすか(笑)。」

「それは間違い無いです。」

「……。」

「……。」

「もう、開始してから40分ぐらい経ってるよ。」

「意外と早いですね。」

「今日はなんか、わりと書ける話しばかりをしているような気がする。
 いつも、何だかんだで下世話な話しばかりをしているからさ…(笑)。」

「あー、敢えてね。」

「効率は良いかもしれないね。」

「効率が良い。いい仕事してますね。」

「いい仕事してるかもしれないね。」

「そう、だから俺、結構ラジオに向いてると思うんだよなー。」

「そっか、こういうシチュエーションを与えられれば良いんだ。…何でかな。」

「え?…その疑問は?…その疑問の源が分からない。」

「え(笑)?」

「え(笑)。いやいや…。」

「あ、1対1だったら良いんだ。きっと。」

「あ、他の人の目があるとー…。」

「ライブみたいに、1対100とかの時に、何かこう…変にボソボソと喋って…(笑)。」

「そうそう(笑)。何でなんでしょうね。色々な事を考えちゃうんでしょうね。」

「まあ、変に真面目な所があるみたいだし。」

「色々な周りからの要求を頭に入れて、それの中間くらいの事を言っちゃうんですね。」

「あ、そういう時、あるねー。」

「そう、それで誰も満足しない(笑)。」

「自分でも満足してない(笑)。」

「そうそうそう…(笑)。ある意味、だから政治家なんでしょうね。」

「危険な発言、辞めて貰えますか…(笑)。
 丹精君、どれくらいのペースでライブやってるの?」

「んー、平均、週に2回か3回か…、3,5回って感じですかね。」

「え、でもそれ言ったら、今週既に3回じゃん。」

「まあ、そうですね。」

「いや、今日は2ヶ所でやったから、実質4回だよ。」

「そうですね。まあ、現場数で言ったら、もう少しやってると思いますよ。
 何故かと言うと、静岡があるから(笑)。自然に入ってきてます。」

「でも、わざわざタップ板を持っていってるんでしょ?…凄いよね。」

「もっと軽くすれば良いのに、新しく新調して、重くなってますからね。」

「2枚使う時もあるでしょ?」

「ありますね。まあ、持ち運びには何の工夫もされてないです。そもそも
 畳めるようにすれば良いんだけど…、これは今後の課題ですね。」


「どちらかと言うと、タップ板を造る人の課題かね。」

「そうですね。」

「最終的には、幾重にも折り畳んで、持ち手を付けて鞄みたいに…(笑)。」

「いや、でもね、それもうあるの。」

「あるの?」

「あるんですよ。持ち手は別として。結構一般的に。」

「そうなんだ。俺からしたら、タップダンサーが既に身近じゃなかったからなあ…。」

「まあ、フラメンコダンサーの方が有名ですよね。」

「成る程ね。」

「フラメンコダンサーとは共演した事あるんですか?」

「いや、無い無い。」

「今度、一緒にやるかもしれないんですよ。」

「へー。でも、タップ同士の掛け合いとか、面白そうだね。」

「まあ、そんなに珍しいスタイルでは無いんですけどね。」

「いやー、こっちの楽器を弾く立場からすると、明らかにタップの方が目立つからさ。」

「えー、そうですか?」

「そうでしょ。だって、こっちは座ってるし…。動き的に明らかですよ。」

「まあまあ、動きは確かに。まあ、だからその
 ビジュアルを担当している感じはありますよね。」

「そう、だから、バンド内ではパーカッシブ担当の立ち位置と
 いうか、どちらかと言うとフロント楽器って感じがする。」

「それなのに、音のバリエーションは少ないんですよ。」

「まあ、そうだけど。動きが派手だから良いじゃん。だって、タップダンサーが
 ステージの端っこにいて、地味にビートだけ刻み続けるとか、見た事無いよ(笑)。」

「それこそ、ドラムで良くないかって感じですかね。」

「せっかく両手も空いてるしね。何かに生かした方が良いでしょ。」

「両手が空いてるので、最近よく手も叩いたりしてるんですけど、
 手が空いているって事は、まだ何かの可能性がありそうですよね。」

「ほう。」

「手品をするとか…。」

「ジャグリングをするとか…。」

「まあ…、ジャグリングは…しないですけどね(笑)。出来ないし…。」

「そこまで器用ではないと。」

「コマ回しは上手かったんですけどね。」

「へー、じゃあ。今度はそれで。」

「いや…しないですけどね…(笑)。」


ーーーーーエンターテイメントとはーーーーー


丹精「そう言えば、さらっと今回、新曲のアレンジしてましたね。」

竹内「そうそう、何だか身内にも好評で(笑)。」

「いや、色々な人に好評なの。そして、俺もあまり把握せずにやってる…っていう(笑)。」

「そこはですね、考えてるんですよ。構成分からなくても、何とかなるか…みたいな。」

「あー。何とかならない構成にはしていないんじゃないか、
 …っていうのは、逆にこっちは感じてますよ(笑)。」

「でも、最近は、丹精君やいづみさんが把握してない…とかに関わらず、
 そもそもの曲作りをそういう風にしている傾向はあるけどね。」

「それは、聞きやすさに関してって事?」

「そうそう。やっぱお客さん的に、1、2回聴いて覚えてくれなかったら、
 ちょっと駄目だなー…って思っちゃうから。あまり複雑過ぎてもね…。」

「なるほどね。」

「まあ、そういう依頼があったらやりますけどね…。」

「まあ、TRI4TH のライブを見ても思ったけど、大輔さんはエンターテイナーだよね。」

「そうなの?…俺、割りとその辺は抑えてるんだけど(笑)。」

「あははは(笑)。いやいや、その、お客さんの満足度
 みたいなのを、凄く意識しているなって思うし。」

「あら…。だったら嬉しいけど♪…ほら、俺ってそもそも、
 エンターテイメント?…的な人間じゃないからさ。」

「あー。じゃあ、自然とそうなってるって事なんですかね?」

「え、分からない。自然なのか、無理してるのかは…、自分でも。」

「いや、別に、表情とかは一切エンターテイメントでは無いと思いますよ。そういう
 スタイルでは無いし。だけど、音の面とか…、指の動きとか、超絶技巧とか…、
 そういった部分がエンターテイメントだと思うし。サーカスみたいなものだから。」

「まあ、演奏面では良いんだけどね。でもホラ、その演奏を笑顔でやってくれ…とか、
 それは演奏面とはまた違ったカテゴリーじゃない?…そういうのがね…ちょっとね。」

「うーん。」

「演奏だけで勝負したいんだけどな…っていうね。」

「あー。だから、笑顔だから良いんだっていう付加価値じゃなくて。」

「そうそう。結果、笑顔だったら良いんだけどね。」

「うんうん、作ってね。敢えてそういう姿勢でね…っていうのがね。」

「そうだね。」

「だから、俺みたいに、ただニヤニヤしているっていうのは…(笑)。」

「あははは(笑)。」

「それは、結果笑顔って事だよね(笑)。」

「人は向き、不向きがあるからさ。無理に笑顔を作る事によって、
 自分なんかは『何やってるんだ俺?』みたいになっちゃうから(笑)。」

「性格もありますからね。」

「そうそう。勿論、演奏をどこからか依頼されて、ここは笑顔でお願いします
 …みたいなオーダーがあったら、一応はやるんだけど、この、うちら4人で
 やろうとしている弾楽は、自分達発信でやっていくバンドじゃない?…そして
 今後も続けていこうとしているものだから、それは絶対に自分達が一番
 やりやすい環境でやるべきだと思うのね。そうする事によって、こちらも
 自然に笑顔になって、お客さんもそれを見て楽しんでくれると思うから。」

「そうね。そうですよね。」

「うちらが無理しているのを見て楽しんで貰っても…嫌じゃん。」

「それに、それはどこかで化けの皮が剥がれるじゃないけど…、齟齬が生まれますよね。」

「そうなんですよ。」

「それをやり切るタイプもいますけどね。」

「いるよね…。器用なのかね。まあ、器用だったら、
 音楽じゃなくても良いのにな…って思うけど。」

「あー。それこそ大輔さんは、ピアノ一筋半世紀…。」

「いやいや、50年になっちゃうから。」


ーーーーー締めに向かってーーーーー


竹内「なんか、もう夜中の3:00だし、効率良い話しも出来たので締めて貰って良いですか。」

丹精「ふふ…。分かりました。締めはいきなり振ってくるんだね、この主催から。」

「そう。締めでも良いし、抱負でも良いですよ。」

「抱負?」

「豆腐でも良い。」

「豆腐?…豆腐はね、、、」

「甲府でも良い。」

「甲府は、、、あの、餺飥。」

「ホウトウ…か。」

「あの…、特別な年にしていきたいですね。」

「今年を?…あ、そうなの?」

「30歳になるし。」

「おー。」

「そういう年なんですよ、丁度。遅ればせながら。」

「へー。」

「まあ、色なん事がたぶん、変化する年になると思うんですけどね。」

「良いですね。俺が30歳の時なんか…、普通に迎えたような。」

「……。」

「…で、締めは…。」

「締めは…ですね。…まあ、締め方にも色々あるんだな…ってね。」

「あははは(笑)。」

「そういうのに気付いた…っていう。」

「深いやつ?」

「深いやつですね…(笑)。」

「…からの?」

「…からの(笑)!?」

「いや、なんか最近のライブとか、ホント締めの言葉とか大事だと思うよね。
 締めの言葉…っていうと固いけど、最後の盛り上がりを見せていきたいかな。」

「締めの言葉を…要求されてるんですか?」

「いや、そういうわけじゃないけど、ホラ、弾楽の時とか、ライブの演奏直後に
 いづみさん、ひとまず、いったん落ち着いてから再度MC始めちゃったりするじゃん。
 『ありがとうございました。…ではですね、頑張って○○のグッズを作って…』とか。」

「あっはははは(笑)。」

「…って言うよりかは、『皆さん盛り上がってますか!…じゃあ、最後の曲いきます!』
 …って間髪入れずに畳み掛けた方が良かったりするじゃん。お客さん的にさ。」

「そうですよね。」

「曲も大事だけど、曲間もそれ以上に大事というか。」

「それは正に TRI4TH のライブがそうですよね。」

「まあ、だいぶ気を付けてるしね。…あれ、これって締めだっけ(笑)?」

「いや、なんか…、締めようとしたら、、、」

「こんな話しになっちゃったと(笑)。」

「それはそれで。」

「まあ、録れ高も十分だと思うし。」

「録れ高…千里?」

「……。あれ、それで大丈夫なの?」

「いや…、でもなあ…(笑)。」

「まあ、明日もライブで一緒ですしね。」

「そうですね、ま、明日も一緒って事で。」

「お疲れ様でした。」

「お疲れ様でしたー。」

  


 ☆本日の注文品

●三島昭明館ツイン1泊(3240円×2人)…6480円
・サントリー和膳 500ML…286円
・サントリー金のビール 500ML…295円
・コンチャ・イ・トロ・サンライズ。シャルドネ白 750ML…1008円
・緑茶 2L…183円
・スターバックス・ミラノ・エスプレッソ 200…216円
・チョコケーキ・マウンテン…278円
・蒙古タンメン中本…204円
・ポテトWリッチバター…152円
・スモークタン…204円
・マカロニサラダ…121円
・3種のチーズアソット…409円

 計9836円!…奢らせて頂きました!!

 ☆三島昭明館のHP…http://www.shoumeikan.com

拍手[2回]



 今回の『奢らせて頂きます!』はボーカルの EYE(清水愛)さんに登場頂きました。EYE さんは福岡県出身で、約5年半前に東京に上京。その時に、自分とはボーカルの彬子さんのバンドで共演〔竹内大輔の写真日記(~2009)、川上彬子ラストライブ『Akiversary』参照〕をしています。その後、彬子さんを通じて会う事は何度かありながらも、演奏の共演の機会というと、本当に数えるぐらいしか無かったと思います。当然、1対1で飲むのは初めてで、今回はそんな状況での『奢らせて頂きます!』になりました。
 お店を決めるのを EYE さんに任せたところ、よく遊びに行く所…という事で、中目黒を指定してきました。この時自分は、成程…昨年の1月に開催された、彬子さんと EYE さんによる新年会〔2013年、新年会色々…そして、、、参照〕で行った所か…と思ったのですが、どうやらそのお店ではないようでした(笑)。…とは言え、その時の新年会で最初に予約しようと思っていたお店らしく(この時は既に予約で一杯で、断念したとの事)、今回改めて…という事で強引に縁を繋げつつ(笑)、“なかめのてっぺん”というお店に行ってきました。
 入口は非常に狭く、屈まないと入れない構造になっていた(左下写真参照)のは不思議な印象でしたが、中は予想以上に広くて、新鮮な野菜や魚介類等が豊富な楽しいお店でした。こうして EYE さんとじっくり話すのは初めてだったので、出てくる話題も非常に豊富で、いつの間にか時間が経ってしまった感じでしたが、お互いに遠慮が無いのか、話題の8割くらいは書けない事で占められていたような気がします(笑)。…なので今回、厳選して頑張って書いてみたいと思います。上手くまとめられるかどうか分かりませんが、どうぞ御覧下さいませ。

    


 ●日時…2014年3月19日 ●場所…中目黒
 ●お店…なかめのてっぺん


EYE(以下、朱色で表示)「これって、私が質問受けるんですか?」

竹内(以下、緑で表示)「いや、分かんないっす。」

「普通に会話していいんでしょ?」

「普通に…、気にせず…。」

「気にせず?…」

「あとは適当に、俺が聞いてくから(笑)。」

「あはは(笑)。殆ど竹内さんに…、私、聞きたい事、
 いっぱい聞いていくかもしれないけど。」

「あ、そうなの?」

「へへへ(笑)。」

「でも、この記事が完成するの、凄い後になると思う。」

「あ、そうなんだぁ。」

「この時点で、昨年の11月にやったやつを書き終えてないし…。」

「あ、ホントー。…て言うかさー、ホント竹内さんてさー、凄いっすよね。」

「?…何が(笑)。」

「だってさ、クソ忙しいのにさ、何か色々、、」

「クソ忙しくないよ。」

「忙しいよー!!忙しいじゃん!…だって、ほぼ毎日ライブでしょ?…ライブ、リハ、
 ライブ、リハ…、その中で、よくあんなに長々としたブログを書けますよね。」

「ええ、ええ。暇だからじゃない(笑)?」

「暇じゃないよー、絶対…。凄いと思う。ちゃんとさ、ライブのレポートも丁寧に
 書いてあるしさぁ。それで、自分の趣味も全うしてるでしょ?…写真、電車…。」

「書きたいと思ってる事を、カット出来ないんだよね。」

「カット出来ない?…ああ、そういう事ね。全部、ガーッ!って書いちゃうって事?」

「そう。」

「え、頭の中で構成してから?…それとも…、」

「え?…たぶん、してないでしょ。」

「じゃあ、ブワー!って書いていく感じなんだ。…ふーーん、そうなんだ。」

「そうなんだね。」

「そこ、ずっと気になってた。」

「そこ(笑)!?」

「そう、竹内さん、寝てねーな、…って。」

「いやいや、寝てる寝てる(笑)。」

「嘘ー!…え、じゃあ今日、睡眠時間どれくらいですか?」

「俺、今日は超寝たもん。」

「まあ、今日はお休みだからでしょ?…でも、お休みって言っても、やる事はあるでしょ?」

「そうだね。今日は実家に郵便物を届けに行ったかな(笑)。」

「…そうなんだ…。え、兄弟は?(笑)…って、聞き過ぎ?…私、逆(笑)?」

「いや…、あはは、良いんじゃないすか(笑)。」

「あはは(笑)。だってさ、何かさ、ちゃんと
 竹内さんの事の話しってさ、聞いた事なくない?」

「無いね。」

「無いよねぇ?」

「俺もそうだと思うけど(笑)。妹いるでしょ?」

「妹いる(笑)。」

「はははは(笑)。」

「めっちゃ、そっくりな妹。」

「ホントにそっくりだよね。」

「凄い、そっくりって言われるー。でも全然違うよ、性格。」

  

「一卵性かなと思ったもん。」

「ねー、似とうよね。」

「いや、一卵性なわけないから!」

「あ…(笑)、でもね、一応、3つ下。」

「へー、それで性格も違うんだ。」

「もう、全っ然違う。だって、私こうやって結構ハキハキと
 喋る方だけど、妹は、めっちゃ遅いもん。私の3倍くらい遅い。」

「へー。」

『あ…、もーしーもーしーー?…おねえちゃーーん?』

「嘘でしょ?」

「ホントホント。『今日ねーー、お父さんとねーー、』…って感じ。」

「九州にいるんでしょ?」

「うん、おる。アパレルしよる。」

「両親は普通なの?喋り方は。」

「うーーん、まあ、お母さんは結構ぶっ飛んどるね。」

「そうなんだ。九州の人って、夫婦のどちらかはぶっ飛んでるイメージあるな(笑)。」

「あ、でも、結構パンチが効いてる人は多いかもしれん。友達とかでも、
 結構、、、うーん、キツい…とか、インパクトはあると思う。」

「キツくないと、生き残れないんでしょ。」

「そういう事なのかもしれん(笑)。まあ、ノリはいいけどね。」

「ノリは良いよね。九州って、ライブが凄いしやすい感じがするもん。」

「ああ、そう。そっか、色々な所でライブやってるもんね、竹内さんね。」

「そうだね、個人だと九州は結構行ってるから…。」

「そうか…、九州は、ノリが良い。」

「良いね。」

「関西は?」

「関西も、良いと思うけど…。九州とは違った
 感じかね。お客さんも主役!みたいな(笑)。」

「うん、でもイメージ的には、東京の方がライブ慣れしてるって感じ。
 何かこう…、合いの手とかも、打つ所がちゃんと分かってるって言うか。
 ライブとかイベントを楽しむ基盤っていうのが、ちゃんとある気がする。」

「あー。まあ、東京は、ライブ慣れしてるやつは本当に
 慣れてるけど、ライブに行かない人も山ほどいるから。」

「そっかー、ライブとか見ても、ふーん…みたいな感じね。」

「でも、九州とかは、ライブ慣れしてない人でも、
 頑張って!って感じで見てくれるというか(笑)。」

「そうね。まあ、身内ノリは強いかな。身内は凄く大事にすると言うか。」

「まあ、俺は博多より北九州の方が多いから、また違うと思うけど…。」

「そっか。…って言うか、これ緊張するけん、隠しましょうよ。」

「あ、この録ってるやつ?…でも、録れてるか確認しないといけないからさ(笑)。」


ーーーーーホタテがくるーーーーー


EYE「わー、美味しそうー!!」

竹内「ホタテ、でかいなー。」

「何、何、何、すごー。」

「なかなかこのホタテは…、東京だと見ないねぇ…。」

「私も撮っとこ。」

「あとで送ろうか?」

「いや、忙しいし…大丈夫ですよ?」

「いや、送るくらい、そんなに時間掛からないから(笑)。」

「そっかー、送ってくれたら、そっちの方が綺麗だし…。」

「愛ちゃん、福岡のどこに住んでるの?」

「え、篠栗。福北ゆたか線ですよ。」

「あ、そうだった(笑)。じゃあ、少し内陸に行くわけね。」

「内陸っていうの?」

「海側じゃないでしょ?」

「海じゃない…。確かに、福岡って、海多いよねえ。」

「自分の福岡の知り合いは、海に近い人が多かったからさ。」

「あの…、篠栗で有名なのは、南蔵院っていう…、
 お寺…じゃないのかな、涅槃像がいて、それが有名で…、」

「涅槃像なんかあるの?」

  

「そう。あとは、何ヶ所巡りみたいのがあるでしょ?」

「何十何ヶ所みたいな…。」

「そう。四十八ヶ所?…七十八ヶ所?…忘れたけど、
 そういのを巡ったりするのがあって、、、ぐらいかなぁ…。」

「はは(笑)、ぐらいかなぁ…(笑)。」

「あと…、めっちゃでっかい山があります。」

「はあ…。」

「…でっかい…のかなあ…。まあ、でも綺麗。」

「夜景が…って事?」

「そうそう。」

「凱旋ライブみたいなの、やらないの?」

「福岡で?…え、篠栗で?」

「いや、篠栗じゃなくても良いんだけど(笑)。」

「あ、でもー、今年こそやる予定。」

「ほうほう。」

「今年こそ、アルバム制作したいって言ってたでしょ?…で、今やってるんですけど、
 ずっと今まで売り物も無かったし、そのー、何て言うの?…ただ単に帰っても、
 …っていうので、ずっと向こうではライブをやってなかったし。」

「あー、ただ単に帰っても…。」

「昔はただ単に帰って、ライブをやってたんですよ。」

「あ、そうなの。」

「ホントに、4ヶ月に1回とか帰って、ライブとかやってたんですよ。」

「へー。」

「でも、お客さんとか、毎回同じ顔触れだし、ましてやどんどん減ってくし…(笑)。
 なんか、そんなのでやっても意味無いな…というか、だったらもうちょっと自分の
 中でドシっと構えて、バンドメンバーを連れて行けるぐらいになって、それで
 帰ろう!…って、ホントは去年ぐらいに帰りたかったんだけど、あのー、まあ、
 CDリリースも出来なかったんで、今年の夏こそ、ワンマンか2マンでやろうって…。」

「成程。」

「やります!…きっと。」

「素晴らしい。そういう時って、やっぱ天神とかでやるの?」

「そうね。でも、最近は色々な場所にライブハウスが出来たりしてるから。」

「へー。俺、まだあまり知らないからなぁ。」


ーーーーー野菜もくるーーーーー


EYE「竹内さん、今までさ、色んな所に行ってさ、あれ、日本全部あるんだっけ?」

竹内「ある。」

「都道府県全部?」

「そう。」

「すごーい。…で、海外も一杯行くしね。」

「まあ、好きだからね…(笑)。」

「旅行が趣味…。ヨーロッパ系が多いんだっけ?」

「まあ、敢えては決めてないけど、アメリカよりはヨーロッパの方が惹かれるかも。」

「私はスペインに行ってみたいな。あと、ハワイのハワイ島。」

「あ、オアフ島じゃなくてね。良さそうだよね。」

「なんか、家族4人で世界一周をしたっていう日本人の人の本があって…、
 世界の色々な所に行ったけど、最終的に住みたいのはハワイだって言ってたから。」

「あー、でも分かる気がするなあ。」

「ハワイ島ある?」

「ハワイ島はないけど、ハワイのネイチャー部門担当…って感じはあるなあ。
 そもそもハワイって、日本人に合ってる気はするしね。空気感とか。生活の
 ケアとか?…でもやっぱり、自然が豊富な所の方が良かったりするの?」

「その本に、木の写真が載せてあって、海も良いけど木も良いんだよ…って
 書いてあって。うわー、行きたいー!…って。私、海外で行った事があるのが
 パラオと香港とマカオしかないんだけど、そのパラオでの海がめっちゃ綺麗で、
 その印象が強いから、どこか自然なところに行きたい気持ちがあるのかも。
 でも、ヨーロッパだったら、凄い建物とかあって、やっぱり感動するかも。」

「ヨーロッパはね…。街に歴史があるもんね。2000年くらい前に建てられた
 建物が、街中にそのまま存在してたりするから。日本じゃ無理でしょ。」

「日本には無いの?」

「2000年前は流石に無いんじゃない?…木造だし。」

「そっかー。ヨーロッパ、すげえな。」

「街がね、昔のそのままなんだよね。現代的だけど、
 歴史を重んじてるからか、雰囲気を変えない…みたいな。」

「いいなあ…。」

「でも、やっぱりハワイは良いな…って思うもん(笑)。」

「あー、そうなんだ。え、ハワイって何回くらい行きました?」

「んーと、4回だと思う。」

「結構行ってるねー…。え、なんでそんなに旅行好きになったんですか?」

「…でも、昔から行ってるからなあ。」

「…こう、色々な所に行ってみたくなるの?」

「…まあ、電車が好きだったからねえ、今更だけど(笑)。」

「昔から好きなんだ(笑)。」

「え、そういうの無いの?…小さな時から、これだけは外せません…みたいな。」

「えーー。あるかなー。」

「趣味とか、スポーツでも良いんだけど。」

「いや、スポーツはしてきてないし、勉強もしてきてないし…。
 何かに凄いハマった!…っていうのは無いかもなあ…。」

「そうなの。でも、歌は違うの?」

「うーん、まあ、歌しかなかった…って言う程でも無いけど、音楽しかなかったかも。」

「俺、音楽っていうか、ピアノが好きだった感じだったからなあ。」

「え、電車は、物心付いた時から好きだったって事?…まあ、男の子だからね。」

「そうね。ピアノ教室に、電車乗って通ってたからさ(笑)。3歳の時から。」

「3歳の時から電車で通ってたの?…じゃあ、よくホームの端っことかで、
 カメラを向けて電車を撮ってる人がおるけんね。あれって事?」

「まあ、撮ってましたね(笑)。」

「はは、じゃあ、電車オタクだったって事ですね。
 …だった…じゃないか、今もだよね(笑)。」

「むしろ、今だよね(笑)。」

「そう言えば、ジルデコJiLL-Decoy associationの久保田さんも鉄男だもんね。」

「そうそう。まあ、負けないけどね(笑)。」

「あははは(笑)。対抗!ウケる!」

「久保田さんと、タモリ倶楽部にいつか一緒に出ようねって言い合ってるから(笑)。」

「鉄道の部門で?」

「できれば(笑)。」

「本気のやつですね。なんか部活とかやってました?」

「やってたよ。中学・高校は写真部だったし、高校は鉄道研究会を救う目的で入ったし…。」

「写真部?…へー、凄い。じゃあ、昔から竹内さんは
 ブレてないわけですね。写真と、鉄道と、音楽と。」

「そうね、高校はジャズ研究会も入ってたしね。」

「竹内さんの軸は、その3つで形成されてるんですね。」

「え?…あ、はい…(笑)。何…、写真、鉄道、音楽?」

「ですね。」

「はははは(笑)。…なんか、前にも誰かに同じ事を言われた気がするな…。」

「それくらい拘れるものが私も欲しいです。」

「結局、趣味は無いんだっけ?」

「うーん、これと言って、人より凄く何かやってるかって…無いんですよねー。
 だから、これから、音楽以外にも何かあった方が良いって凄い思うから…。」

「うんうん。」

「でも、やってみたいなって思うのは…、習字!」

「習字!?…へー。」

「普通に、字を綺麗に書けるようになりたい。」

「あ、成程。」

「小学校の時とかは、習字教室に通ってたんだけど、
 でもそれは、飴を貰いにいく為…みたいな。」

「でも、俺も最初のピアノに通いに行ってたのは、電車に乗る為だから(笑)。」

「はは(笑)。まあ、そういう特典はあるよねぇ。」

「子供は…そういのが大事じゃないですか(笑)?」

「大事大事。飴、3つ貰えるんですよ、習字に行くと。もう、それ狙いだったから。」

「…とは言え、字が綺麗に書けるのって、今後大事になりそうだしな。」

「なかなか人の字を見る事も無くなってきたしね。綺麗な字を書く人を見ると感動する。」

「そうだよね。俺、字が下手だからなあ…(笑)。」

「でも、そういった拘りが持てるものを作りたいので…、勿論さ、女の子やけん、
 じゃあメイクしたりとか、髪の毛をしたりとかするのも、好きですけど…。
 でも私、もし音楽をやりたいって思ってなかったら、ヘアメイクとか、
 もしくはお洋服屋さんとか…、に興味があったなあ、昔から…。」

「ふーん。」

「でも、思うんですよ。結局、ヘアメイクをするにしても、
 お洋服を作るにしても、裏方じゃないですか。」

「はいはい(笑)。」

「私は表舞台に立ちたい人間だなと。」

「表舞台…っていうと。」

「それこそ歌とか、舞台に実際に立てる人がいいなって。ただ単の目立ちたがりや(笑)。」

「結局…(笑)。」

「だから、表舞台に立てれば、別に歌じゃなくても良いのかな…と思ったりする(笑)。」

「成程ね。それこそヘアメイクの人とかで、テレビに
 出てる人も今では多いもんね。それも表舞台ですね。」


ーーーーー水を頼むーーーーー


EYE「すみません、お水下さい♪」

竹内「(笑)!?…もう?」

「いや、喉が渇いた…。」

「結構お腹もいっぱいになってきた気はするけど。野菜とか、1個1個が
 大きかったしね。…あ、このタマネギ、アワ産って書いてある。」

「アワ?」

「安房…ね。これでアワって読むの。母方のお墓のある所が安房鴨川って所で。」

「へー、何県ですか?」

「千葉県の、房総半島の南の方。鴨川シーワルドとか、知らない?」

「シーパラダイス…なら。」

「あー、金沢八景の…(笑)。シーパラダイスから、
 ジェットコースターとかを取り除いたような場所かなあ…(笑)。」

「へー、シーパラダイスって、ジェットコースターがあるんですか?」

「そうそう。」

「それが安房では有名なの?」

「まあ、有名なんじゃない?」

「じゃあ、そこであれですか、デートも何回か行ってるんですか。」

「行かないでしょ(笑)。墓参りで行ってた…って言ったじゃん。」

「あ、そか(笑)。」

「大方、家族で行ってて…、十三回忌とかで行ってた所だから!」

「はは、そうだよね。え、中学生とか高校生の時って、
 デートするってなったらどこに行ってたんですか、地元で。」

「えー(笑)?…俺、地元の子とは付き合った事無いからなあ…。
 まあ、高校を振り返ると、学校の付近か、池袋か…、川越…かなあ。」

「川越?」

「まあ、川越って、小江戸って言われててさ。ちょっと昔ながらの
 雰囲気の地域とかがあって、歩いてても面白かったりしたから。」

「へー、じゃあ、池袋だとどこなんですか?」

「うーん、どこだったんだろう…、マック(笑)?」

「あははは、学生だしね(笑)。」

「お金無いからね(笑)。でも、マックぐらいの所で良いんだったら、池袋には
 そんな感じのお店が山ほどあったから…。大学がそもそも池袋にあったし。」

「大学は…ジャズ研?」

「いや、軽音楽部ってのがあって、その中でジャズをやってる人もいた…って感じ。」

「あー、大学生とか、羨ましいな。トキメキが欲しい…(笑)。」

「いま思うと、大学のサークルって凄いよね。20代前後の男女が、1つの
 ライブという目的に向かって、皆でグループで活動していくとか…。」

「超たのしそー!」

「しかも、1年に2回くらい大き目のライブがあって、そこには選抜メンバーが
 出れて、3年生が基本的には出るんだけど、まあ、色々起こりますよね(笑)。」

「起こりそうですね!」

「こんなんじゃ、私たち、代表になれないよ!…みたいな(笑)。」

「いーなー。」

「1回のイベントで、2組、3組くらいはカップルは出来てますね(笑)。」

「私、大学は行ってないけど、高校が私立で、週に1回パラマ塾ってのがあって…、」

「パラマ塾?」

「そう、要は個性第一みたいなコンセプトがある学校で、部活みたいな?
 色々あるんだけど、ダンス塾、芸能塾、勿論スポーツもあったし、
 お金もなんかあったから、ヨット塾、乗馬塾、ボウリング塾とかもあった。」

「“塾”って付くんだ。」

「そうそう。週に1回そういうのがあって、私は高校は芸能コースっていうのに
 入っとったけんね。…で、文化祭も相当お金が掛かってて、照明とか凄いものが
 入ってたし。…で、その中で毎年文化祭の恒例の『キャンディ・ポップ』っていう
 ユニットがあって、要は1年生から3年生の生徒達がそれに抜擢されるんですよ。」

「キャンディ・ポップって何?」

「そういうグループ名。このキャンディ・ポップが、文化祭の締めを務めるんですよ。
 大体人数が10人…から12、3人くらいかなあ。それでその年に流行った曲を、
 歌って踊って…って感じでショーをするのね。その代表者が毎年選ばれていくわけ。」

「はいはい。」

「それで、人数が多いけんさ。やっぱ、色々と問題が起きるわけですよ。
 ちょっと練習しない子が出てくるとか。一応まとめる子はいるんだけど。
 …で、そのキャンディ・ポップには女の子しかいないのね。」

「あ、そうなんだ。」

「そう、女の子だけのチームで…。それで芸能塾は勿論男の子もいるから…。」

「まあ…。」

「まあ、…あったね。色々ね。」

「そりゃ、あるよね…(笑)。」

「あたしもあったもん。今じゃ消したい過去だけど…(笑)。」

「何…、消したいの(笑)?」

「そうそう、消したい…っていうか…。」

「……。」

「……。」


ーーーーーこの後、話せない話しが長々続く(笑)ーーーーー


EYE「…何でこんな話しをしたのかっていう…(笑)。」

竹内「ホントだよね。」

「大丈夫ですかね。」

「まあ、何とかします。東京に来て何年になるっけ。」

「5年半…かなあ。」

「あれ、そんなもんだっけ?」

「そうですね。だから竹内さんと出会って…、5年くらいって事か。」

「もっと長かったような気もしたけどね。」

「うーん、まあ、あっという間だったなあ…。色々あったけど。東京って凄いと思う。」

「ね、地方から東京来た人って、よくそういう事を言うけど、やっぱそうなんだね。」

「凄いと思うよ。九州って、良い意味でゆっくりとしてると言うか。」

「でも、熱いよね。」

「熱いとは思う。」

「東京はやっぱクールなんですかね。」

「そうなのかな…。」

「そして、時間も結構経ってるけど…。」

「ホントだ。時間、経ってますけね。話せる…あ、書ける話し…あったかな。」

「まあ、適当にカットしたりして書いておきますよ。」

「はーい。」

「…じゃあ、締めて貰って…。」

「はーい、すみません、お会計お願いしま、、」

「ちゃうちゃう(笑)。締めの言葉!」

「え!?…締めの言葉?…そんなんあるの?」

「いや、特に無いけど(笑)。文章で書くと、終わりが大事なんだよね。」

「そっかー。じゃあ…、まだまだ私は進化中なので、、、ははは(笑)。
 いや、まあ、人ありきだな…って凄い思うので。…当たり前の事なんですけど、
 自分1人じゃ何も築けないし、人から多くの事を気付かせて貰ったりとか、
 ホントに、人と人との関わり合いの中で生きていこうとしてるから…はは(笑)。」

「笑ってる笑ってる。」

「はは、やっぱり良い事言おうとするとダメよね(笑)。」

「だね(笑)。」

「的な?」

「的な…(笑)。」

「…的な感じで、よろしくお願いします、竹内大先生。
 今日は色々、書けない話しが聞けて良かったです(笑)。」

「それはお互い様だから(笑)。」

「書いといて!…8割は書けない話しでした…って。」

「それを書いちゃうの(笑)?」

「……、書かなくていい。」

「いや、それは書きます(笑)。」

  


 ☆本日の注文品

・プレミアムモルツ(600円×4点)…2400円
・シャンディガフ…600円
・天然ほたて(480円×2点)…960円
・玉ねぎ…480円
・そら豆…530円
・刺身3種盛り…800円
・アジのなめろう…500円
・クリームチーズの王様…580円
・お通し(500円×2点)…1000円

 計7850円!…奢らせて頂きました!!

 ☆EYE さんのHP…http://www.eye-room.net

 ☆なかめのてっぺん(MUGEN)のHP…http://www.mugen-c.jp

拍手[0回]



 奇数月恒例の『奢らせて頂きます!』、ついに今回で5年目に突入します。知り合いが増えれば増える分、まだまだ続けていきますので、どうぞ今年もよろしくお願いします。
 さて、今回はベーシストの関谷友貴君に登場頂きました。TRI4TH としてもお馴染みだと思いますが、TRI4TH メンバーは既に3人が登場しているので、このバンドでは最後の出演者となります。せっかくなので、それぞれのメンバーの回を、改めて見直してみましょう。

・2011年9月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』11.(藤田淳之介編)
・2012年9月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』17.(織田祐亮、陽子編)
・2013年5月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』21.(伊藤隆郎編)

 面白い事に、それぞれが1年毎に行われているのですが、今回が2014年1月になるので、そのルール?は最後まで保たれた事になりました(笑)。言わば3年掛けてそれぞれのメンバーとサシ飲みをしたわけで、流石にそれだけ年月か経っていると、バンドに対する思いもメンバーによって違いがあって、なかなか興味深い事になっています(そもそも藤田君との回は、自分がまだ TRI4TH に加入してませんでしたしね…)。
 …というわけで満を持して?TRI4TH としては最後に選ばれたメンバー、関谷君とのサシ飲みのスタートです。関谷君とは、彼自身がリーダーとなる“黒船”というバンドでも一緒な為、話題も豊富であるに違い有りません…。場所は関谷君の現在の自宅近くの北区滝野川付近にて。正に地元のお店…という感じの所に行かせて頂きました。ちなみに、開催されたこの日は、わたくし竹内大輔の誕生日…。誕生日に『奢らせて頂きます!』を行うところに、何だか究極的な奉仕を感じます(笑)。それではどうぞ御覧下さいませ!

     


 ●日時…2014年1月29日 ●場所…滝野川 ●お店…まる和


竹内(以下、緑で表示)「ファイナル、お疲れ様でした。

関谷(以下、栗色で表示)「ファイナル、お疲れ様でした(笑)。まず、そこから?」

「まあ、別に TRI4TH のファイナルには触れなくても良いんですけど…(笑)。」

「ははは、まあ…ね(笑)。」

「このお店はよく来るんですか?」

「うん、まあ、ちょこちょこ…。」

「だって、家がもうそこでしょ?」

「そう、もうね、徒歩…1分(笑)。」

「なんかお店に着いた時に、向こうの方からチラっと関谷君が出てきたから(笑)。」

「そう(笑)。よく見る風景でしょ?」

「良い感じのお店ですね。隠れ家的な…。
 うちの近くにも、こんなお店があったらなあ…。」

「チェーン店が多いとか?」

「チェーン店が…増えましたね。なんか、自分の家は池袋からも歩けるから、
 どちらかというと池袋周辺にお勧めのお店は集まるようで…。」

「まあ、そうだよね。でも、うちの近くも、このお店と…、あと1軒、
 中華屋で迷ってて、落ち着けるからこっちが良いなと。」

「あ、うちの近くは中華屋が多いですよ。勧められるかは別として(笑)。
 たぶん、住んでいる人も中国系が多いのかもしれない…。」

「あ、そうだよね。池袋のスタジオ Dede の向かいの伝説の中華屋もあったし…(笑)。」

「あれ、結局、行きそびれちゃったなあ…(笑)。」

「まあ、また一緒にレコーディングやりましょう(笑)。」

「そう言えば、レコーディングと言えば、、、あれは…、あれは(笑)どうなんですか?」

「黒船ですか(笑)?…引き出してきますね(笑)。」

「あはは(笑)。」

「いや、順調、順調よ、今のところ。なんか今、モーション・ギャラリーっていう、
 インターネットで基金を集めるサイトの主催者とやり取りをしていて…。」

  

「主催者?…あれって、主催者とやり取りをするんですか?」

「主催者って言うか、サイトの運営者。」

「なるほど。」

「それで、レジュメみたいなのを送って、そしたらコンセプトに凄い興味を
 持ってくれて。三味線と島唄と…って。そしたら、『日本の伝統芸能を
 日本人が忘れない』…というキャッチフレーズも考えてくれたりして。」

「やってる音楽は前衛的みたいな(笑)。」

「そうそう、勿論です(笑)。ジャズと引っ括めると。何だそれはーって。…まあ、
 まだ音楽は聴かせてないんだけど、送った文章にグッときたらしくて、それで、
 もう掲載許可はもう貰ってて、あとはサイトに載せる文章とか、プロモーションの
 ムービーとかを、まとめてあげて、ファンドがスタートする…って感じです。」

「へー。…で、お金を出してくれた方に、特典を差し上げる…って事ですよね。」

「そう、高音質の USB メモリを差し上げたりね。」

「はいはい。」

「お金を出してくれた方を、打ち上げに招待してくれる…とか。」

「…お、巻き込んでくる(笑)。」

「ははは(笑)。…でも、設定を5万円にしてるから。結構ハードルは高いけど。」

「そうですよね。でも、他にも特典が付いてくるんだから、
 もしかかしたら5万円でも出す方はいるんじゃないですかね。」

「ね。蓋を開けてみないと分からないけど…。結構アンナちゃん里アンナさん)
 ノリノリで、例えば、もっと高い金額を出してくれた人に、その人だけの為に
 ライブをやろう…とか、アイデアを出してくれて。」

「おー。それは凄いなあ…。」

「でも、ライブをする自体にお金が掛かったりするから、幾らに設定すれば
 良いのか、結構難しいんだよね。それこそ10万円とか…。」

「そうですね。せめて、その人の自宅でやるとか…ねえ。」

「なるほど。」

「確かに、考えるとキリが無くなりそうですな…。」


ーーーーー今日という日は…ーーーーー


竹内「今日、hanamas の2人と演奏の仕事だったんですけど、2人からビールを頂いて。」

関谷「へえ。…あ、誕生日おめでとうございます!」

「あ!ありがとうございます(笑)。そうだそうだ。そうなんですよ。」

「どんなビール貰ったの?…外国のビール?」

「なんか、ノルウェーのビールらしく、日本酒で真澄ってあるんですけど、
 そのナントカ7号っていう酵母を使ったビールらしくて…。」

「おおー。」

「なんか、真澄と直接関係があるかは分からないですけど、ラベルには
 『真澄』って漢字で書いてあって…。しかも、ビールなのに13度もあって…。」

「マジで?…酔いそうだね。」

「ね。ここぞという時に飲もうと思ってます。」

「イイですね。…実は、俺もあるんですよ。」

「えー。」

「今日の為に、竹内先生にピッタリの物を!」

「おおーー。…ん?」

「都電モナカです(笑)。」

「ええー!?…こんなのあるんだ。」

「え、知らない?…あの竹うっちゃん(関谷君は竹内の事をこう呼びます)
 が…知らない!?…それは、ちょっとあれっすね(笑)。」

「いやー、知らないですね。」

「これをね、織田家に今日行く前に、織田祐亮と買ってきたんですよ。」

「あらー、ありがとうございますね。」

「しかも、なんか中がすごろくになっているらしくて…。」

「はい?すごろく?…どゆこと(笑)!?」

「なんか、そうらしいよ(笑)。」

「??…ま、これは家に帰って確認する事にしましょう。」

「まあ、楽しんで下さい。だいぶ面白い内容になってる筈なので。是非是非。
 …ね、やはり、ただ奢られるだけじゃね。俺のプライドが許さない…(笑)。」

「あ…、はあ、そうですか(笑)。はい…。」

「はっはっはっは(笑)。」


ーーーーー避けられない話題ーーーーー


関谷「TRI4TH はどうなっていくんでしょうねぇ。」

竹内「そうですねぇ…。」

「しっかりと、年間の予定を経てないと…。」

「俺も…、今日の話題の2大巨頭は、黒船と TRI4TH の今後…ですからね。」

「…まあ、そう来るとは思ってましたけどね(笑)。」

「あはははは(笑)!」

「まず、まとめが作られているのがウケるけど。」

「まあ、それしか無いですからね。」

「でも凄いね。毎年 TRI4TH メンバーは1人ずつやってるんだね。」

「そうですね。まあ、じゅんじゅん(藤田淳之介君)の時は、
 まだ自分が
TRI4TH のメンバーに入ってなかったですけど。」

「そうか、内容もそんな感じだったもんね。」

「たぶん、初めて自分が TRI4TH のライブを手伝った、宇都宮のライブ
 TRT4TH 初参加ライブ!参照〕があるじゃないですか。たぶん、
 あの次の月とかに、じゅんじゅんと開催してるので…。」

「なるほどー。だいぶ前だね…。」

「それで、メンバーに入って、次の年に織田君を呼んで…。」

「嫁も付いて来て、、、」

「そうそう、そうだった(笑)。」

「なんか今日、織田情報でさ、うちの嫁も…関谷夫妻を
 奢ります…みたいに書いてたって言ってたんだけど。」

「書いてないですよ!」

「書いてないよねぇ。…ええっ!?って(笑)。」

「…いつから、そんな話しに…。だって、奥さん、メディアに出ないでしょ。」

「そう、だからその話しをしたら、今日は竹うっちゃんに奢られに行って
 くるけど、俺の肖像権も発言権も全て提出した形で奢られるから。
 …って言ったら、『うん、私は行けない』…って言ってた(笑)。」

「あはは(笑)、まあ、そうですよね。そして、忘れた頃に完成するという(笑)。」

「覚悟が無いとね(笑)。そして、酔っぱらってるから、何を
 話したのかもあまり覚えてないっていう…(笑)、危険度があります。」

「俺は、ちゃんとシラフで書きますからね♪」

「大変だよね。」

  

「本当は、ここで頼んだ物の味とかも伝えたいんですけどね。あー、この串、美味い!」

「大山鶏は…裏切らないっすよね。たまに、お店に揃って無い時があるんですよ。」

「そうなんだ。なんか、大山鶏のハツ、本日限定3本って書いてあるんですけど。」

「ホント?…これ、じゃあ、3本のうちの2本…(笑)。」

「あらら。俺、焼き鳥だとハツが一番好きなんですよ。」

「残りの1本食べる?」

「うーん、ちょっと自制しておこうかな…(笑)。」


ーーーーー続、避けられない話題ーーーーー


関谷「逆に、竹内トリオの展望はどうなんですか、今年は。」

竹内「逆に?…(笑)。」

「逆にじゃないけど(笑)。」

「まあ、あのトリオは、自分が TRI4TH や黒船をやって思いますけど、あまり
 細かい事を考えないで出来るような位置付けにしてるって感じなので…。」

「あー。」

「ただ、ライブの事だけ考えたい…と言うか。そんな状況に
 年々なっていっているような気はしますね…。」

「へー。まあ、ピアノが主体でね。他のメンバーも自分の事を
 分かってくれる、ツーカーな感じもあるしね。」

「なんか、新曲とかやらない限り、もうリハーサルとか要らないというか…。」

「素晴らしい。」

「前と同じ事をやってくれ…なんて、これっぽっちも思ってないし。」

「むしろ新しい感じの方が良いもんね。」

「そう、前にトリオのライブで、TRI4TH の“Everybody Knows That”を
 やったんですよ。当日、お店でのリハだけで。結構良かったですもん。」

「ホント。まあ、そうだよね。」

「ちょっとテンポを上げてやってみて…。」

「へーー。」

「なんか、トリオのレパートリーに、ああいう感じの曲調が今まで無くて…。」

「そうなんだ。」

「そう、暗めの曲が多くて…(笑)。Cm(シーマイナー)!!みたいな(笑)。」

「フラットキーの、マイナーキーみたいな。分かる分かる。」

「ちょっと、あの曲は救われるじゃないですか(笑)。」

「救われる(笑)。キャッチー、キャッチー。まあ、
 TRI4TH は今回、あの曲を選んで良かったっすよ。」

「え、マジすか!?」

「たぶんそう思います。」

「それは、ガンガン書きますわ、その意見(笑)!」

「あははは(笑)。まあ、賛否両論はあるかと思うけど、うちのバンドは
 ドンチャン騒ぎだけじゃないんだぜ…みたいな感じに打ち出せたと思うし。」

「うんうん。なんか、回りの界隈の話しを聞くと、わりと TRI4TH は
 ドンチャンバンド?みたいなイメージが強いらしいですもんね。」

「そう。せっかくメンバーの大半がクラシック出身なのに。」

「まあ、織田君の見た目が既にドンチャンだから(笑)。」

「あははは、あいつはチャンチャンだ(笑)。」

「あははは(笑)、既にコミカル。」

「まあ、良かったっすよ。」

「でも、あの曲も、あまり時間掛かってないんですよね。」

「まあ、いい曲って、すぐ出来たりするんだよね。」

「なんか、曲の構成は結構考えて作った気はするんですけど…。
 だってあれ…、よく聴くと大したメロディじゃないでしょ(笑)?」

「あははは(笑)。あれはまあ、企画勝ちかね。コンセプトの勝利というか。」

「そう、だから“Everybody Knows That”…みたいな(笑)。」

「このコード進行も、このコード進行も知ってる感じだけど、
 繋げたら面白くなった…みたいな。分かります。」

「シャープ・キーと、フラット・キーを行ったり来たりするとかね。
 まあ、ピアノ的な感覚なのかもしれないけど…。指使いが劇的に変わるから。」

「なるほどね。その考えは確かに弦楽器には無いかもしれないですね。」


ーーーーー避けられない話題、改めて…ーーーーー


竹内「録音機器の残りが、50分しか無くなってしまいました。」

関谷「あ、それは…あれですね。内容のある話しをしないといけないですね。」

「TRI4TH の話しでもします(笑)?」

「(笑)。TRI4TH の話しでもしましょうか。どうですか。」

「まあ、一応メンバーの皆が話しているので。…あ、じゅんじゅんは違ったかな。」

「時期的にね。」

「タカオさんはもう…、TRI4TH の話ししかしてないですから(笑)。」

「バンドを愛を感じる内容でしたね。」

「うん、バンド愛を感じる編集でしたね。」

「はは(笑)、そこ!?」

「…まあ、とりあえずツアー・ファイナルが終わったから、
 新たな流れを作らないといけないのでしょうけど…。」

「まあ、カバー曲…なんですかね。でも、個人的な想いとしては、カバーを主軸に
 していくんじゃなくて、カバーもあって、自分達のオリジナルも引き続きやってく…。」

「まあ、そうですよね。そもそもオリジナル曲ばかりやっているイメージの
 人達だって、カバー曲をポンッて出したりしますからね。そして、ここは強く
 言いたいんですけど、皆、ジャズ・スタンダードとかって、言うほど通ってきて
 ないじゃないですか(笑)。それでスタンダード集やってます!…って言うのもね。」

「うん、そこは俺もちょっと心配なんだよね…。」

「だからホントに、これぞ TRI4TH!…的なものが無いと、フワフワしてきそう
 なんですよね。“Moanin'”とか、この前やりましたけど。メンバーの皆は、この曲に
 どれだけ思い入れとか、何度演奏してきた事があるのかな…って。自分なんか、
 高校の時から弾いてますもんね…。しかも、今でも色々な場所で普通に弾くし。」

「俺、実は“Moanin'”で、ギブソン・ジャズギターコンテストに出て、
 ジャズライフ賞を取ってるんですよ。凄い昔(笑)。」

「へー、凄い。ギブソン!?」

「そう、凄い若い…十代の子がいて…どこで知り合ったんだっけな…、まあ、どこかで
 知り合ってて、それである日電話が掛かってきて、ギブソン・ジャズギターコンテストの
 本戦に出る事になったんですけど、友貴さん、“Moanin'”のアレンジして頂けませんかって。」

「ほおほお、へー。」

「それで、狂ってるアレンジしたの(笑)。」

「あははは(笑)。得意の!…まあ、そうなんでしょうね、きっと。」

「そして、その時の審査員…誰が居たんだっけなあ…酷評を
 受けたんだけど、何故か賞を取ったっていう…(笑)。」

「まあ、インパクトは大事ですからね。」

「…そう、だから俺も思い入れのある曲なんですよ。」

「でもなんか、 TRI4TH アレンジの“Moanin'”、結構好評っぽいですね。」

「ね。結構ずっと聴けるよね。あまり他のアレンジを知らない分、
 新鮮なアレンジを我々は出来るのかもしれないね。」

「そうですね。あれはあれで…良かったと思います。」

「まあ、勿論オリジナルで勝負しなきゃいけないんだと思うけど。」

「はい。」

「意外と、リアル・ジャズミュージシャンが TRI4TH の事を結構知ってて。」

「へえ…。あ、でも自分も言われるかもしれない。たぶん、いわゆるジャズの
 ミュージシャンからしたら、うちらは珍しいんじゃないですかね。」

「そうね。そもそもリアル・ジャズ出身のメンバーが殆どいない中で
 形成されてるバンドだからね。それが個性になっているのかも…。」

「なんか、リアル・ジャズの人達が TRI4TH の演奏を
 聴いたらどう思うのかな…ってところはありますね。」

「やはりドンチキなイメージじゃない?」

「それってたぶん、1回聴いて、最初に何となく思ったイメージですよね。自分が
 気になるのはもう少し踏み込んだ部分で、例えばこのアドリブ、ちゃんと
 ジャズ・フォーマットに則ったフレーズになってるか…とか、そういう所です。
 そういうのって、普段からジャズをやってないと難しい部分じゃないですか。」

「ね、分かんないもんね。」

「俺、やっぱジャズをやってるかやってないかって、フレーズ聴いたら
 何となく分かっちゃうし…、アドリブの歌い方とか…。」

「分かる分かる。」

「その辺りがどう見られているのかが気になります。」

「そうですね。」

「もう、自分は客観的に見れないから…。」

「うん。まあ今回のアルバムから、竹うっちゃんが全面的に
 参加してくれて、聴こえ方は凄い変わったと思うし…。」

「俺の TRI4TH のイメージって、今でも 1st.アルバムの感じなんですよね。
 曲で言うと完全に、“Wisdominant”と“Yellow Butterfly”です。」

「あー、じゃあ完全にドンチキっすね、それは。」

「最初、あのCDの音源を丸々頂いたんですけど、そこが一番印象的に
 残ったというか…。ああ、こういう音楽もあるんだな…って。
 曲の流れは決められているけど、その展開を楽しむ…みたいな。」

「うんうん。それは 2nd.、3rd.ってやってきて、一貫してやってこれてる
 感じ…かなあ。バリエーションは広がってるような気がするけど。」

「そうですね。」

「まあ、全然どうでも良いですけど、“Wisdominant”は
 俺が19歳の時に書いた曲なんですよ。」

「知ってますよ(笑)。」

「言いましたか…。ガンガン書いておいて下さい(笑)。」

「あははは(笑)。あの曲って、良い意味で異色だと思いますもん。」

「そうですね。リアル・ジャズミュージシャンにも、そう聴こえるんじゃないですかね。」

「そうかも。“Little Italy”とかは、やっぱジャズ寄りの曲だなって感じですし。
 そう考えると、“Wisdominant”の方が衝撃度は上ですよね。それは演奏していても
 感じましたもん。あ、この曲は鍵盤のボイシングも決まってる!…みたいな。」

「あー、それはあるかもね、ピアニスト的に。それは作曲
 している時も大切にしておきたかった部分だったから。」

「そうそう。だって“Little Italy”とかは別に…いいでしょ?」

「あれは…適当適当(笑)。あれは…ジャズ。」

「…って感じですよね。」

「そう、だから TRI4TH とクラブジャズ…っていうのを繋げる
 時に…、そう、クラブジャズってアメリカには無いんですよ。」

「あー、そうらしいですね。」

「それで、TRI4TH をサポートしている時に、クラブジャズみたいな事を、
 プロデューサーの須永さんがやりたい…って言われて、それでその時は
 エレキベースしかやってなくて。…で、エレクトリック・アップライトは
 持ってたから、それを弾くようにして、回りのクラブジャズと言われている
 バンドを聴いたりして…、ん?ラテンジャズ?…みたいな。」

「あー、若干その側面はある気はしますね。まあ、言葉から見出だすに、ダンスが
 出来るような音楽で、その中の1つとしてラテンもある…ってわけだし。」

「そうだね。踊れる…っていう。そして4ビートもあって…。」

「低音感も大事だったりとか…。まあ、イメージですけど。」

「それで“Wisdominant”に戻るんですけど、この曲、使えそうだなーと思って、
 メンバーに打診してみて、それで踊れるテンポを探してたんですよ。
 …で、当初よりテンポを遅めてビートを変えて…、良いじゃん、採用!と。」

「なるほど。でも、その潔さも良かったのかもしれないですね。」


ーーーーー徐々に黒船の話しに…ーーーーー


竹内「もう、あのライブ関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!〕から1年ですよ。」

関谷「ね、早いよね。」

「ライブDVDKurofune、ライブDVD『Mariage』発売決定!参照〕
 も出しちゃったし。凄い展開だなとは思いましたけど…。」

「あれはもう、トシさん佐々木俊之さん)のモチベーションが素晴らしい(笑)。
 でも、あのDVDが成功したから、黒船をやろうかなっていう気持ちになったし。」

「あー。成程。」

「トシさんを起用しようとした経緯とか、ホント適当だったんだけど、覚えてる?」

「あ、クロサワでの演奏日本総本店で『TRI4TH AHEAD』インストア・ライブ!参照〕
 の後の、打ち上げの後の、更にもう1軒、池袋でうちらだけで飲んでた時…(笑)。」

「そう、それで俺、だいぶベロンベロンになってトシさんに電話して…(笑)。」

「そうですよね。」

「俺が、電話で初対面で、ドラムを叩いて欲しいんですけど〜…って(笑)。」

「結構、勢いでしたよね(笑)。」

「そう、チャミスル飲み過ぎて、ぐちゃぐちゃで…。でも、あの勢いで…、あの
 竹内トリオで叩いてる人だったら良いに決まってる…って思って電話して
 良かった。そっか、そこから1年か、、、1年、色々あったな〜…。」

「うんうん。」

「まあ、振り返ってもしょうがないので。」

「まあ、トシさんは楽しそうにやってるから、良いんじゃないですか?」

「ホント、良かった。またアイデア出して貰おう(笑)。」

「黒船の打ち上げ日とか、決まってるんですかね。」

「あー、まだ決まってない。レコーディング、お疲れ様会…だよね。」

「まあ、こういう話しが出来るバンドって、幸せだと思いますよ。」


ーーーーー締めも避けられないーーーーー


竹内「あ、あと録音時間が10分くらいしかないや。」

関谷「あ、早いね。」

「TRI4TH の話しって、しましたっけ?」

「してない(笑)!…“Wisdominant”の話しになって、なんか別の話しに…逸れた!」

「…ま、いっか(笑)。どうせ今後も付いて回るものだし。」

「TRI4TH は、自ずと進んでいくものだと思うし、メンバーのモチベーションも
 高いし、…すぐに爆発的に売れるのには繋がらないと思うけど…。」

「TRI4TH は自分の中で唯一、真の意味でメンバー5人が対等な関係にあると思うんです。」

「いや、あると思う。」

「…そういうバンド、自分では経験してなかったから…。」

「それは俺、理想のバンドなんですよ。黒船は自分のプロジェクト・バンドだから…。」

「あー、俺は実は逆なんですよね…。リーダーがピシッといて、
 そいつが引っ張ってくれる形式の方が、しっくり来ると言うか…。」

「俺は、一番始めに格好いいなと思ったバンドが LUNA SEA だったから。
 そう、LUNA SEA はホントに、全員が対等なんすよ。」

「ふーん。まあ、そういう部分なんですかね。ルーツと言うか…。」

「そう、なんか竹うっちゃんが入る前の TRI4TH では、ジャズ演奏の部分に関して、
 結構俺がイニシアチブを取っていたところがあって。メンバーがどう思っていたかは
 知らないけど(笑)。でも、竹うっちゃんが入ってくれたお陰で、自分のその部分の
 負担がグッと減ったというか…。俺も5分の1で良いのかなって思うようになった。
 だからその意味では、前よりリラックスして触れられるようになったっていうか…。」

「だって、皆、知らなさ過ぎるんだもん。コードの
 書き方とか、コードに対するアドリブの取り方とか…。」

「はははは(笑)。いいね、盛り上がってきましたね。」

「あ、でも、そろそろ締めて貰わないと…。」

「え、突然の終了?」

「すみません、時間が…(笑)。」

「まあ、今年も楽しく過ごしたい…ですね…。」

「あれ、それで大丈夫です?…まあ、それが一番ですよね。」

「人のディスりで終えるという…(笑)。」

「まあ、この記事も、いつ書き終わるのか分からないんですけどね。5月に
 行ったタカオさんの回が、書き終えたのが12月だったから…(笑)。」

「ほお、そしたら今回を書き終えるの、下手したら
 来年になる可能性は十分にあるよね(笑)。」

「えー、それは無いと思うけど、、、流石に避けたいなあ(笑)。」

「もうファンドも終わってるわ。」

「あはははは(笑)。」

  


 ☆本日の注文品

・生ビールジョッキ(550円×3点)…1650円
・キャベツの浅漬け…400円
・モツ煮…580円
・鶏タタキ…450円
・大山鶏ハツ(200円×2点)…400円
・大山鶏レバー(200円×2点)…400円
・大山鶏モモ(220円×2点)…440円
・ホイル焼き…480円
・まんさくの花槽しずく(750円×3点)…2250円
・信州蕎麦並盛り…500円
・お通し(300円×2点)…600円

 計8150円!…奢らせて頂きました!!

 ※黒船は、CDリリースのプロジェクトを、Motion Gallery で
  スタートさせています。詳細は➡こちらを御覧下さい。

 ☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net

 ☆滝野川まる和のブログ…http://blog.livedoor.jp/maruwa39174522/

拍手[2回]



 2013年最後の『奢らせて頂きます!』は、ボーカルの桜井りこさんに、2度目の登場をして頂きましょう。りこさんは、この企画の最初の女性ゲストでもあり、2010年3月のその時〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』2.(桜井りこ編)参照〕以来、殆ど会う機会も無かったのですが、今年の9月に久し振りに会いまして、では3年半振りに出演をお願い出来ないか…という事で実現したのでした。
 ボーカル…とは言え、現在はボーカル休業中…という感じで、趣味の山登りばかりをしているようなイメージがありますが(笑)、そんな中からどのような話題が生まれるか、非常に楽しみでもありました。今回の場所は、久し振りに会った所の吉祥寺としまして、最近よく行っているイタリアン・レストランの隠れた名店(チェーンですが、名店です…笑)、タパス&タパスに、お昼から行ってきました(お店の写真は、帰り際に撮影したので暗くなっていますが)。それではどうぞ御覧下さい!

    


 ●日時…2013年11月1日 ●場所…吉祥寺
 ●お店…タパス&タパス吉祥寺店



竹内(以下、緑で表示)「なんかニヤニヤしてますね。」

りこ(以下、ピンクで表示)「何がー?」

「先日(9月)はライブにお越し頂き、ありがとう
 ございました。TRI4TH のCDまで買って頂き…(笑)。」


「いや、いいなあと思って、純粋に。なんか音楽を離れて分かる事ってあるじゃん。」

「何じゃそりゃ(笑)!」

「分かる?…自分がその世界にいると、よく分からなくなってくる…っていうか。」

「あ、逆にね。客観的に見えてくるんですかね。」

「そう。なんかさー、当時は音楽は嫌いでさー。全然聴いたりはして
 なかったんだけど。なんか離れてみて、…あー、悪くないな…音楽…。」

「聴くのが。」

「聴くのが。まあ、言う程大しては聴いてないんだけど別に(笑)。でも、
 聴きたいな…っていう衝動が生まれてきたって事は…リハビリ成功じゃん。」

「はー。長いリハビリ期間ですな。」

「まあ、このままフェードアウトだけどね…。他に何も無ければ、またやりたいなー
 …とは思うかもしれないけど、ここに来て忙しくなっちゃったから。ふふふ(笑)。」

「…良い事ですね。」

「良い事だねー。」

「そう言えばこのお店なんですけど、最近しょっちゅう来てて…。昼は初めてですけど。」

「そうなんだ、いつも夜?…ライブの後とか?」

「いや、ライブの前…ですね。最近だと、リハーサルの後とか。」

「また、お洒落だねー、やる事が。」

「んー…。」

「んー…って(笑)。ふふふ。」

「いや、トシさん(佐々木俊之さん)が、ここで良いかって言うから(笑)。
 なんかね、他の店舗ですけど、そこはスタジオの隣にあって…。」

「…トシ君ってさ、あんな人だったっけ…って感じだったんだけど(笑)。」

「え?」

「こないだホラ、ライブの後に皆でご飯食べに行ったじゃん。
 あれ?…って。トシ君、こんな人だったっけ?って思ったんだよね。」

「なんか違いました(笑)?」

「もっと、私の中のイメージは…、クール。」

「クール…。はいはいはい。」

「クールで…、まあ、ジェントルな事には変わりがないんだけど…。まあ、“ソウイウ”
 部分がある事にも変わりはないんだけど…(笑)。なんかさ、弾けてたよね?」


「あっははは(笑)。」

「歳のせいかなあ。」

「まあ…、楽しかったんじゃないですか(笑)?」

「なんか、あれ?って思って。私があそこに居たから、ああいう風に
 なっちゃったのかなって、家に帰ってからちょっと反省したんだよね。」

「はは(笑)、反省する必要無いじゃないですか。」

「トシ君ごめんね…とか思った(笑)。」

「ふふふ(笑)。」

「なんか、もっと音楽の話しとかすれば良かったのかな。」

「いやー、しないでしょ、あの場じゃ。」

「しないんだ。…にしてもさー、ノブオちゃん(池田暢夫君)が可哀想じゃなかった?」

「まあ、1人だけ車でしたしね。」

「…なんか、私ダメだなって。人のソウイウ事しか引き出せ
 ないんだなって。元々ああいう感じだったら別に良いんだけど。」

「あー。別に引き出しているわけじゃないと思うけどな…。」

「ホント?…あんななの?…じゃあいいや。でも、あまりにも
 今までの自分のイメージと掛け離れていたからさ…。あれ?って。」

「本当ですか?…あれ、何年振りとかでした?」

「えー、トシ君ももう、最後に会ったのは2年か3年前かなあ…、一緒に山に登って…。」

「そう言えば、登ってましたね(笑)。」

「その間に皆、大人になっちゃって…。」

  

「…トシさん、なってますか?…逆でしょ(笑)。」

「あ、そっか(笑)。…そう言えば、そのカメラって、その1台だっけ?」

「そうですよ。まあ、前はフィルムのを使ってましたけど。」

「それは写真のお仕事用でしょ?」

「そう…。財布忘れたから、りこさん、お金を貸してくれ…って言ってた時
 〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、文化祭撮影での失態参照〕の(笑)。」

「あれ超懐かしいね。ふふ…(笑)。金を貸して下さい(笑)。
 親にも、金は貸すなって言われてるんだけど。」

「千円ぐらいでしょ、あれ。」

「くれてやるよ、ぐらいの。…あん時がフィルムか。」

「そうですね。」

「カメラなんかに手を出したら、お金が幾らあっても足んないよね。」

「え…、でも俺はそんなに掛けてないですよ。まあ、拘りだしたらキリが無いけど。」

「そうでしょ?」

「でも、俺はそんなに拘ってないですから…、御存知の通り。」

「あれ、そうなの?…ごめん、買い被ってた(笑)。」

「カメラに?…全然そんな事ないですよ。」

「鉄&カメラ小僧なのかと思ってた。」

「それはまあ、強ち間違っても無いけど…(笑)。」

「なんかさ、山に行くじゃない?…そこで目にした景色をカメラで表現
 しようとしても無理じゃん。私が持っているようなコンパクトカメラじゃ
 絶対に無理だし…。だから最近は片っ端から iPhone で撮ってるんだけど。」

「充分ですよね。普通のカメラになっちゃうと重たいし…。邪魔になっちゃいますよ。」

「そうなのそうなの。そして、転んだりして割っちゃたりしたら、、、。」

「それも有り得るって事か(笑)。じゃあ、辞めた方が良いのかな。」

「うん。カメラは…怖い。でも、とりあえず山登りづけだよ。」

「今とか、良い時期なんじゃないですか?」

「そうなのそうなの。実は、今日も午前中に行こうかな?…とも思ってたんだけど(笑)。」

「アクティブですね。」

「いや、でも、たまには家に居なきゃダメかなって
 思って(笑)。掃除とか洗濯とか…。」

「いやー、今日は来て頂けて良かったです(笑)。」

「今だと昼中心の生活になっているからさ、ランチとか有り難いんだよね。」

「まあ、俺はどちらかって言ったら夜中心ですけど…(笑)。」

「私もさ。19歳ぐらいになってからは、殆どが昼夜逆転の生活
 だったわけじゃない?…それはそれで楽しかったんだけど、
 やはり昼に太陽に当たるのは良いわけよ。」

「化学的にもそうらしいですからね。」

「そうそう、お昼サイコー。だから、ドウダ、キミモヤマ二イカナイカ。」

「ヤマ…ですか……。」

「……。」

「…いや、なんか本格的過ぎて…。」

「フフフ(笑)、そんな事ないって!」

「だって、壁みたいな岩山登ってる写真とか見ますもん(笑)。」

「全然全然…ド素人だよ。ただの山好きのおばちゃんだよ。
 だってこの間、10月の頭だったかな。北アルプスに
 行ってきたけど、それは初心者の人を連れて行ってたから。」

「うーん。でも、体力とか落ちてたりしてそうだしな…。」

「あー、それはあるかもね。」


ーーーーーこの後、山の話しが結構続く…ーーーーー


りこ「トシ君はトシ君で、自由に渡り歩いている感じだけど、ルーク(りこさんは竹内の
   事をこう呼びます)はルークで頭を使って世の中を渡って行くタイプじゃない?」

竹内「そうですよ。」

「うーん…。そうですよ…って、遠慮しろよ(笑)。」

「あははは(笑)。」

「いやー、そうでもねえっすよ…とか1回言ってから、
 まあ、そうですか?…とか、そういうのが欲しいよね。」

「いやいや、頭使ってますよ。」

「いや、いいなーと思って、頭使えるから。んふふふ(笑)。」

「そう。それだけのポテンシャルがあるから。」

「そうだよねー。そうなんだよねー。だから、凄いなーと思ってさー。」

「でしょ?」

「…だから、そうでもねえっすよ…って。そこ、ちょっと言ってよ。」

「え?…もっと下さい、もっと。」

「別に、褒めたくて今日来たわけじゃないんだけど。」

「もう、今日はそこだけしか書かないです。」

「ふふ、俺、褒められた…って?」

「そう。りこ『凄いね』。竹内『いえいえ、そうでもないですよ』。」

「言ってねーし!!」

「ははははは(笑)。」

「1回も言ってないよね!…1回も謙遜した事ないよね、私が知る限り1度も!
 …まあ、それも凄いなと思うんだよね(笑)。自信があるっつー言うかさ。」

「はあ。」

「何かさ、ルークらへんは皆そうなんだけど、もう、歳が凄い下なわけじゃない?私より。」

「そうですね。20ぐらい…。」

「そんなに!…じゃない!」

「あれ、2回りくらい…でしたっけ(笑)。」

「ふふふふ(笑)。でも、最近リアルに、仲の良い子が干支が同じだったりするから。」

「そうなんですよね。そうなっちゃいますよね。先日のリハーサルって、
 津軽三味線で新しく女の子が入ってきたバンドをやってたんですけど、
 その子は所謂、トシさんの1回り下でしたから。」

「でも、こっちは若いつもりでいるから、何の違和感無く普通に
 話してるんだけど、まあ、向こうはどうも思ってるか分からないけど。」

「そこですよね。自分が20代の時なんか、30代の人なんかおじさんだったもんな…。」

「そうだね。それで自分より歳下なのに、皆しっかりしてるからさあ…。」

「でも別に、しっかりしなければいけないってルールは無いし。」

「そうなの?…なんか、私は私自身がしっかりしてないから、
 しっかりしている歳下の子を見ると、偉いなあ…って思っちゃう。」

「偉いかどうかは分からないですけど、しっかりしてると便利な事は多いかも…。
 でも、しっかりしている人から見て、りこさんみたいな人は羨ましくも見えますよ。」

「よくそんなんで生きていけるなあ…みたいな感じ(笑)?」

「いや、そう成れるなら成りたいというか…。きっと、自分達がスルー
 してしまっている事も、楽しい事に繋げたり出来るんだろうなあ…とか。」

「そうそう。楽しいし、根拠の無い余裕があるんだよね。」

「そう。だから、羨ましく思えるんじゃないのかなと…。」

  

「うん。でも、現実的に、例えば経済力な面で言うと、私なんかは…、
 まあ、普通に暮らしていける程度の収入はあるけれども、お前そんなに
 余裕をかましている場合じゃないだろ…っていう、自分はこんなに
 ノホホンとして良いんだろうかっていう不安感は、たまに過る。」

「はいはい。」

「でも、ルークみたいに、目標とかビジョンに向かって、1個1個何かをやってって、
 …っていう。…で、それが収入に繋がるっていう事が出来ないみたいなの。どうやら。」

「ほお。」

「自分の趣味に対して、努力して…って事は
 出来るんだけど、でも、それって収入にならないじゃん。」

「成程。」

「だから何だろうな…。自分では、もっとしっかりしなきゃって思うんだけど…。
 それもあって、尊敬するんだよね。自分より歳下で、…って言っても30歳は
 越えているから当たり前かもしれないんだけど、ルークとか、周りの人を見てても、
 ああ、凄いなあ…って思って。…で、トシ君を見るとシンパシーを感じる(笑)。」

「あははは(笑)、結局そこに。」

「…で、ノブオちゃんだって、地に足を付けて暮らしてるわけじゃない。凄いなって。」

「そうですね。」

「私、未だに地に足が付いてない。相変わらず(笑)。まあ、普通に
 組織の一員として働いてはいるけどね、今は。それはそれで楽しいし♪
 えっ、社会ってこんな風になってるんだ…って(笑)。」

「若いっすねー。新入社員のようだ。」

「社員じゃないけどー、みたいな。えー、世の中って、こんな仕組みに
 なってるんだ…って、今更ながら感動する毎日を送ってるよ。」

「成程ー。でも自分は大学時代が経済学部だったので、
 その事は既に学んじゃったっていうか…。」

「そっかー。え、でも今それって生きてる?」

「生きてますよ。まあ、卒業して暫くは思えなかったですけど、
 やはり経済のシステムって、何にでも応用が利くと思いますし。」

「ふーん。なんか、親御さんに聞かせてあげたいねえ…(笑)。お金掛けてさあ。」

「あははは(笑)。まあ、例えばその話しはバンドにも生かせて…。
 じゃあ、自分のトリオにしましょうか。凄くざっくり言えば、池田君とトシさんが
 社員で、自分が社長みたいなものですよね。…で、社長が社員に給料を支払う…。」

「うんうん(笑)。」

「…で、社長は考えるわけですよ。どういう風にすれば、凄く生産性の良い物が
 出来るかって。この場合、生産性が良い…っていうのは、質の良い物を作るのは
 勿論なんですけど、やはり利益的な物も考えなければいけなくなります。」

「凄いね。その時点で私は羨望の眼差しだから(笑)。」

「それで、大体こういう話しをする時って、日本の大量生産メーカーの話しが
 出てくるんですけど、如何に効率良く、如何に無駄が無く…みたいな方法が
 生まれてくんですよ。例えば、それまで物を作る…と言ったら、専門の知識の
 職人がいて、その人が1人で1つの物を完成させるんですけど、それだと効率が
 悪いので、1つの物を作るのに10のプロセスがあるとしたら、10人がそれぞれ
 単独の1つのプロセスしか出来なくても良いシステムを作るんです。そしたら、
 知識が元々無くても、色々な人がその仕事に就けるようになりますよね。そして、
 役割分担って感じで、1人目の人が1のプロセス、2人目の人は2のプロセスを
 担当していって、1人目の人は1のプロセスだけやれば良いので、多くの仕事量を
 こなす事が出来るようになるんですよ。こんな感じで大量生産が出来るんです」

「うんうん。今となっては一般的な事だよね。」

「そうです。…でも、これをやり始めた頃って問題があって、極端な話し
 なんですけど、従業員のモチベーションが上がらなくて、また生産効率が
 上がらない…みたいな感じになってきたんです。そこで、もっと従業員に
 人間らしく働かせよう…みたいな感じになるんですけど、その中の1つに、
 ボーナスってものも無視出来ないような気がしてるんです。」

「あー、成程ね。」

「ボーナスって、会社からすると、資産からお金が出ていく感じになるんですけど、
 ボーナスで社員のモチベーションが上がり、より良い仕事をするようになるから、
 結果的にそれによる利益も増えて、資産も増える…っていう考えなんですよね。
 …だから、こういうのをバンド運営にも生かすべきだと思うんですよ。」

「ルーク凄い!」

「…する為には、、、ボーナスを上げるわけにはいかないから…。」

「どうするの?」

「でも、例えばCDがライブで売れた時とか奢ったり、あと地方に
 行った時にも、俺、全員のホテル代とか出した事ありますもん(笑)。」

「カッコいいネーー。社長!」

「売れた時ね(笑)。…まあ、全部が“奢る”に関係しなくても良いんですけど、
 そうした方が、絶対に良い演奏になったりするんですよ。特にトシさんとか(笑)。」

「トシ君はあれだよね…、良い意味で、ピュアだよね(笑)。」

「そうですね(笑)。でも、そういった姿を見ると、
 またやらなきゃ!…って気にもなりますよ。」

「そしてちょっとね、綺麗なところを…ちょっとね。」

「…あ、それは…、自分の手を離れたところで勝手に…セルフで(笑)。」

「ふふふ(笑)。でも私、音楽をやってる時にそんなのは考えた事も無かった。」

「そう。だから、経済学って応用が利くなって、今では結構思ってて。」

「そっかー。良かったね。大学に行った意味があったって事だ。」

「そうですよ。」

「あんな、高い大学、、、。」

「いや、音大よりはマシじゃないかと(笑)。」


ーーーーー長々と話してますーーーーー


りこ「甘い物が食べたい。」

竹内「良いんじゃないですか?」

「ドリンク・メニューとかあるのかな。聞いて?…早く。」

「……、、すみませんー!」

「ふふ(笑)。いっぺんに言えよ…みたいな。」

「いやいや、面白くないでしょ(笑)。」

「なんか、ツボった(笑)。じゃ、ちょっと贅沢していい?」

「いいですよ。この、デザート盛り合わせ…みたいなやつ?」

「うーん。でも、この盛り合わせにシフォンケーキは要らないなぁ。」

「NEW!!…って書いてあるのに、このメニュー、置いてないって書いてますね。」

「こっちの、、、ガトーショコラは食べたいからな。」

「じゃあ、シフォンケーキは俺が食べますよ。」

「分かった、シフォンケーキはあげる、シフォンケーキはあげる。」

「じゃ、頼んで!…早く(笑)。」

「ふふふ(笑)。すみませんんんーー!!」

「何なんだ、このやり取りは(笑)。じゃ、ついでに生ビールも!」

「……。」

「…ちょっと、店員が外国人っぽいですよね。南アジア系というか。」

「私も思った。日本人…だよね?…っていう。」

「はい。」

「喋り方も…なんだけど、動きも…っていうか。」

「今、電話のやり取りっぽい事してるから、聞き耳立てて下さいよ。早く(笑)。」

「ふふふ…(笑)。」

「だから、何が可笑しいんですか!」

「まあまあ(笑)…、海外、いいよね。海外、行きたいよう。」

「是非とも。」

「フランス行きたい。」

「でも、まあ、行くならスイスとかじゃないですか?…山って言ったら…。」

「それもあるんだけど…、まあ、ヨーロッパが良いよね。」

「スイスもヨーロッパですけど(笑)。」

「…でも、スイスって、登山鉄道とかでしょ?…なんかセレブが行くような山じゃない?」

「そうなんですか?」

「じゃない?…なんか、イメージとしてそんな感じなんだよね。」

「まあ、じゃあ、セレブとして行けば良いじゃないですか(笑)。」

「いや…、でもね、だから今頑張ってお金貯めてるの。貧乏旅にはするけど。」

「今年の1月にスペインに行ってきたんですけど。」

「うんうん。なんか、しょっちゅう行ってるよね。」

「スイス国際航空…ってやつで行ったんですけど、めっちゃ安かったですよ。」

「幾ら?」

「2万円ですよ旅日記 44.スペイン、バルセロナ編(2013.1.29〜2.4)参照〕。」

「やや、安っ!!…大丈夫なの?…それ、大丈夫なの(笑)?」

「全然大丈夫でしたよ。スイスの航空会社だから、
 スイスを経由してスペインに行くんですけど。」

「片道2万円?」

「いやいや、往復の料金です。」

「うえー、マジでー?…え、高知に帰るより安いじゃん。」

「そうなっちゃいますよね。」

「えー、実家に帰るなら、スイスに行けるじゃん。あ、スペインか(笑)。」

「まあ、燃油サーチャージってのが別に5万円くらいあるから、結局は7万円以上には
 なっちゃうんですけど。それはどの航空会社に乗ってもそうなんで。」

「あー、それを聞いて安心した。でも、何でそんなに安いの?」

「夏はそんな事はないから、まあ、オフシーズンって事なんですかね。」

「冬はオフシーズンなんだ。」

「まあ、よく分からないですけど(笑)、冬だとヨーロッパって、日照時間が
 短かったりしますからね。夏だと、夜10時くらいまで明るかったりするし。」

「あー、それはやだね。それはちょっとやり過ぎだよ(笑)。」

「ははは、やり過ぎって何だ(笑)。」

「でも、まあ、そういう事があるのね。そこまでしなくてもなー、ちょっとお腹
 いっぱいだわ、それ(笑)。
せいぜい夜7時くらいには暗くなって貰わないと…。」

「日本だわ、それ(笑)。日本でいいわ(笑)。」


ーーーーー改めて、あの曲の話しを…ーーーーー


竹内「このCDの5曲目、“No Window, No Aisle”っていうんですけど…。」

りこ「うん。」

「これ、意味は、『窓側でもない、通路側でもない』…って意味なんですね。」

「おー。一番つまらない席じゃん。」

「そうなんですよ。先程のスイス国際航空での話しなんですけど、
 スペインからの帰りの、スイスから成田までの機内の状況で、
 この飛行機は、2・4・2という席配置の飛行機だったんですね。
 …で、自分はこの4席並んでるうちの、中の1席だったわけで…。」

「あー、それは気を遣うわ。その思いが、この曲に…(笑)。」

「そう…ですね。時間が経つのが長かったですね…。」

「なるほど。じゃあ、かなりエキセントリックな仕上がりになってるの?」

「うーん、そう言われると…、普通です(笑)。」

「何だよ(笑)!…あ、じゃあタイトルも後付け?」

「いやいや、もう状況が状況でしたから(笑)、この長い機内での時間を
 どう過ごそうかなと思って、それで曲でも作ろうと思ったんですよね。」

「え、飛行機の中で書いたの?」

「あ、飛行機の中…って言うか、ちゃんと書いたのは家に帰ってからですけど(笑)、
 機内があまりにも時間が余ってたから、曲のイメージを膨らませていったんですよ。
 それで、短いフレーズが浮かんでは消えていき…ってのを繰り返してですね…。」

「そっか、だからサウンドがどうとか…って事じゃないのか。」

「状況…って事ですからね。それで、ある程度フレーズが
 揃ってきたな…と思ったんですけど、まだ離陸して5時間
 くらいしか経ってなくて…。まだ到着まで半分以上あるわ…と。」

「でも、飛行機の中で作ってて、5時間で出来ちゃったって事?」

「まあ、普通に譜面に書いているわけじゃなくて、頭の中に思い描いている
 だけなので…。まだその時点では曲になってないです。だって、それらの
 フレーズをただ繋げただけだと1分くらいで終わっちゃうんですよ(笑)。」

「まあ、起承転結は欲しいよね(笑)。」

「そう。それで、このフレーズは2回繰り返した方が良いか…とか、
 ソロは、各メンバーに任せれば良いか…とか、それらは家に帰ってから
 考えれば良いかな…っていう段階まで来たような状態ですかね。」

「そうかー。でも凄いわ。」

「まあ、機内での強い思いを感じて頂ければ…(笑)。」


ーーーーー色々と逸れる話しをしつつ、まとめられるのかーーーーー


竹内「色々と話しをしてきましたけど、書ける内容が少ないですかね、これ。」

りこ「これら絶対書けないよねー。」

「なんか、俺が弱みを握っているみたいになっちゃったんですけど(笑)。」

「ホントだよねー。これ、例えば探偵とか雇ったらさ…。」

「そうですね。自分が証拠を掴んだ…みたいな(笑)。」

「まあ、ここで話している事は、全て嘘だからね。」

「成程、空想妄想の世界ですね。」

「いいのよ、私は自由にやってるから。」

「そうそう。そうであったら、人生楽しいな…って事ですよね。」

「こんなにも真面目に生きすぎてるから、脳の中だけでもね、自由にはっちゃけないと。」

「ほうほう…。じゃあ、それをまとめの言葉にさせて貰っても良いですか?」

「え?」

「中身はどうかは分からないですけど、一応まとめ…という事で。」

「喋れない話しが無いからね(笑)。」

「まあ、上手く繋いでいきますので…。」

「めっちゃ短くなりそう。」

「そこは!…自分の腕があるから(笑)!」

「あ、でもちゃんと、ルークの熱い経済学の話しがあったから。」

「それはもう、どうでも良いですよ(笑)。りこさんがゲストですから。」

「ゲストじゃないです。ゲスです(笑)。」

「ゲス…ゲセスト(笑)?…これで良いですか?」

「大丈夫…です(笑)。いま何時になった?」

「2時間45分録音したから…、19:00ぐらいじゃないですか?」

「え、いつの間に、そんなになったの?」

「、、、なってねーや、まだ18:00でした(笑)。」

  


 ☆本日の注文品

・生ビールジョッキ(400円×7点)…2800円
・タパス風スパゲッティ(980円×2点)…1960円
・自家製ドレッシングのシーザースサラダ…680円
・小エビのアヒージョ…350円
・パン単品…150円
・白ワイングラス…300円
・おすすめデザート盛り…980円

 計7220円!…奢らせて頂きました!!


 そして恒例、2013年の軌跡です…。


・1月、佐々木俊之…6640円
・3月、加藤望…5925円
・5月、伊藤隆郎…8330円
・7月、加納里奈…6730円
・9月、相澤卓也…4878円
・11月、桜井りこ…7220円



6人に計39723円も奢らせて頂きました!!


 皆が遠慮してくれたのでしょうか。初の4万円台割りでした♪

 ☆桜井りこさんのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com

 ☆タパス&タパスのHP…http://www.tapas-tapas.com

拍手[1回]



 今回の『奢らせて頂きます!』は、ベーシストの相澤卓也さん(以下、卓さん)に出演して頂きました。卓さんとは、最近はボーカルの彬子さんのバンドで御一緒する事が多いですが、共演という形では彬子さんよりも若干古く、2007年7月〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、銀座 Tact でのイベントに参加参照〕には実現されていました。
 そこから数は少ないものの、何度か共演する機会があったり、何故か打ち上げで合流するという事はありましたが(笑)、本格的に一緒に音を出し始めたのは、2010年3月の彬子バンドのライブ〔彬子ライブ@東京キネマ倶楽部参照〕でしょう。このライブを切っ掛けに彬子バンドの活動が活発になってきて、一時期は月に1本のペースでライブを行っていた程でした。バンドの成長は自分達自身の成長でもあり、年上である卓さんとは、何度かその事に付いて真面目に?話し合ったものでした。
 …とは言え、“敢えて”1対1で飲みに行く…というのは今回が初めてだったかもしれません。お店も、縁あるお店をお願いします…という事で卓さんに一存させ、バンド的にも思い出の多い吉祥寺をセレクト。〔相澤卓也、ドッキリ誕生日会〕等でも使わせて貰ったお店に行こうか…と言っていたのですが、足を運ぶも、いつの間にかお店が無くなっていたので(笑)、よく卓さんが行くという、同じ吉祥寺の清龍というお店に向かう事にしました。日本酒が自慢…という事らしく、久し振りに日本酒を嗜みながらの『奢らせて頂きます!』になってしまいましたが、楽しい時間を過ごせたのではないかと思います。それではどうぞ御覧下さいませ。

    


 ●日時…2013年9月17日 ●場所…吉祥寺 ●お店…清龍


相澤(以下、灰色で表示)「NGはありますか?」

竹内(以下、緑で表示)「NGは…後で自分が判断するんで(笑)。」

「あ、そうなんだ。どれくらい録るの?」

「まあ、2時間くらいじゃないですかね。」

「長っ!!」

「全然普通で良いですよ。ちなみに、彬子バンドのメンバーでは一番最後の番です。」

「ありがとうございます。トリですね。」

「皆もう、ひと通りやってしまいました。」

「ありがとうございます。なんか真面目な事を言うと、
 彬子バンドも長くなってきたような気が…。」

「そうですねぇ、いつからやってるんだろう。」

「…何だっけなあ。」

「まあでも、凄い間が空いた時もあったし…。何か変な名前になって(笑)。」

「俺、忘れもしない。キネマ倶楽部(上文章参照)があるもん。」

「そうか、そうですよね。そこから起算しても長いんじゃないですか。」

「俺、リハの音源に年月日を書いてるから、家に帰れば分かる。」

「成程、俺もブログ調べれば分かりますな(笑)。」

「お、すげえ。」

「とりあえず、そのキネマ倶楽部でのライブが約1年振りとかでしたからね。」

「へぇー、そうかそうか。…そう、そのレコ発解散…じゃないか、
 レコ発活動休止ライブ竹内大輔の写真日記(~2009)、
 川上彬子ラストライブ『Akiversary』
参照〕、見に行ったもん俺。」

「そうですよ。…ていうか、朝まで…(笑)。」

「そーだ!」

「いましたよね?」

「そうそう、帰ろうよ…って言ったら怒られた日だ。」

「ははは(笑)。」

「皆寝てるから、そろそろ帰らない?…って言ったら、お前に
 そんな事は言わせねー…ぐらい言われた。バンマスに(笑)。」

「そうか、EYE ちゃん清水愛さん)もこの時居たんだよなー。」

「そうだよ。」

(携帯で当時のブログを見て)「川上さん、髪長っ!」

「あはははは(笑)。」

「あ、でも最後まで居なかったのかな。だってこれ、
 朝9:00まで居たらしいですよ。バカだねー(笑)。」

「いや、最後まで居たと思うよ。確か皆寝てて、最後の方、彬子ちゃんが
 日本酒片手に『なんで皆寝てるのー?飲もうよー!』って言って
 皆を起こして回ってたんだけど、誰も起きなかった…(笑)。」

「へー。じゃあ俺、帰ってたのかな。記憶が…。」

「いやー、居たと思うけどな…。」

「なんか、最後に集まって撮った写真に、卓さんが写ってないんですよ。」

「あれ、ホントだ。遠慮してたのかな。」

「ここまで来て、遠慮とか無いでしょう(笑)。でも、あまり思い出せないな…。」

「はははは(笑)。」

「…あー、ここの料理、美味しいですね。」

「美味しいよね。」

「日本酒とかもありますね。」

「そうだね、後でいこうか。」

  

「今まで一緒に、何回くらいライブやったんですかね。
 流石に数える気にはならないけど…。」

「でも、一時期さ。去年だったっけ、一昨年だったっけ。彬子ちゃんが
 ずっと、アコースティックライブとかやった時もあったから。」

「そうですね。」

「まあ、あれから精度が上がっているのかどうか。」

「…さぁ〜…(笑)。ちょっと判断は難しいですよね。」

「ふふふふ(笑)。」


ーーーーー卓さんの略歴ーーーーー


竹内「あれ、卓さん、静岡…でしたっけ?」

相澤「うん、生まれは。」

「静岡のどこですか?」

「市内です。駿府公園っていうのがあって…。」

「静岡の人って、色々場所によって特徴がありますよね。
 あ、静岡自体も大きくなっちゃったんでしたっけ。」

「そうそう、清水市と合体したから…。うちは静岡市内だけど、
 幼少期からの傾向は、その家から始まっていて…。」

「ほうほう。」

「その時、うちの家族がそこに住んでたんだけど、おじさんが…2人いたのかな。」

「2人居た?…そんな事、あるんですか?」

「なんか『ただいまー!』って帰ってきた記憶があるんだよなあ。」

「えー。この人はあなたのおじさんよ…って(笑)?」

「ははは(笑)。で、皆で大部屋で雑魚寝してた気がする。」

「ええー?…どんな家ですか、それ。おじさんと雑魚寝してる家族(笑)??」

「うん、いわゆる昔の…よくある家だったんだけど、平屋で…。
 そこで、凄い怖い夢を見て、家族全員を起こす…っていう。」

「あ、、『卓也が…』的な(笑)。へー、それですぐ東京に出てきたんでしたっけ。」

「そうね、たぶん。3歳から4歳の時は、たまに来て…って感じだったから。
 それで、いつの間にアメリカに転勤になって…、行きましたねぇ。懐かしいなあ。」

「…で、東海大相模へ…。その時はどこに住んでたんですか?」

「その時は多摩市の実家だったかな。父ちゃんに、学校まで2時間掛かるって…(笑)。」

「多摩市も広いですよね。」

「辺鄙な所ですよ。小学校の時はまだ牛がいたから。いや、中学の時もいたかな。」

「牛…ねぇ(笑)。」

「まあ、でも多摩市は良い所ですよ。」

「あはは、そうですか(笑)。」

「結構、高齢化は進んでいるけど。」

「そうなんですか、成程。じゃあ、実家は今も多摩市って事なんですか。」

「そうです。爺ちゃんが残してくれた畑を、うちの親父が継いで、
 ある日実家に帰ったら、入口に直売所みたいなのが出来てて、
 『相ちゃん農園』って書いてあって、何じゃそりゃ!…って(笑)。」

「…あらら、相ちゃん、どうした(笑)。」

「相ちゃん農園、始めちゃいました♪」

「まあ、なんか陽気な感じで(笑)。」

「こんな会話で良いんすか?」

「え…、何か他にあるんですか(笑)?…もう40分くらいは経ってますが。」

「ホントに!?…呑み屋での会話って…ショボい(笑)。」

「まあまあ(笑)。真面目な話ししてても、後々聞くと結局ショボいですよ(笑)。」

「そう、なんで吉祥寺にしたかっていうと、打ち上げも色々この辺りでやってたけど、
 誕生日パーティーみたいなのもやってくれたじゃない?…まあ、あの時の写真は
 見れないけど(笑)、あれは一生忘れられない記憶だなーと思って…。」

「おー、そうですか!」

「凄い嬉しかったしね。」

「まあ、自分は、言われるがままやったので…、感謝するなら周りの皆にですよ。
 自分だと、どうもああいうのは恥ずかしくて…。嫌な意味ではなく、素直に
 喜べる人が羨ましいです(笑)。なんか、前の1月に川上さんと愛ちゃんとで
 やったライブで、そこでも確かケーキ的なものを用意してくれていたじゃない
 ですか
“はじまりのうた2013”EYE×彬子参照〕。…あれも、嬉しいは
 嬉しいんですけど、ぶっちぎりで恥ずかしさが勝るんですよね…。こんな自分
 なんかの為に…すみません…みたいな(笑)。もう、見ないでくれ!…って(笑)。」

「へー、そうなんだ。」

「もー、なんか喜んじゃダメだ!…とも思っちゃうし。」

「いやいや、喜んで良いんだよ(笑)。」

「いやー、喜んじゃ負けだ!…ぐらいまで思います(笑)。」

「…へぇー、成程。気分がノッてたら、もうちょっと楽しくなるんじゃない?」

「うーん、そうなのかなぁ…。」


ーーーーー利き酒セットに手を出して…ーーーーー


  

竹内「利き酒から始まる『奢らせて頂きます!』(笑)。何からいこう。」

相澤「俺は原酒からいこうと思って…。うん、美味い!」

「こういうのは、癖の無いやつからいった方が良いんですかね。
 大吟醸から…とか、何か勿体無い気もするしなあ…。」

「やはり、原酒からいって貰って、こうやって半時計回りに試して貰って…。」

「了解です。…うん、いいですネー。…ヤバい、こんなの飲んだら、自分、確実に
 眠っちゃいますよ。最近、日本酒飲んで眠る率、100%なんですよ(笑)!」

「はははは(笑)。前、これを2回頼んでしまって、それでも
 1000円じゃないですか。それこそ、ビール2杯くらいだから。」

「はあ、ヤバいですね。しかもこれ、付け合わせも酒みたいなものじゃないですか。」

「そうだね…。まあ、真面目な話しとかしておく?」

「いや、いいですよ、別に(笑)。」

「あはは…(笑)。」

「まあ、お子さんも出来たという事で…。」

「おっと、そこか!…そうね、娘がね。」

「そうですよ。男じゃなくて、娘ですもの。」

「そうですよ。娘の父親ですよ。」

「ねー。…ああ、この日本酒、全部飲めるかなあ…。」

「日本酒、めちゃめちゃ好きなんだけど、次の日の
 事を考えると、なかなか手が出せないなあ。」

「まあ、でも、日本酒だと大丈夫かなあ。どちらかというと、自分は
 ワインの方が次の日に影響がある気がします。たぶん、日本酒は
 長く飲み続けられなく、結局いつの間にか寝ちゃうんで(笑)。」

「へー、成程ね。…でも、自分でも、こんなに酒を飲むようになるとは思わなかった。」

「ええっ?ホントに??」

「好きだったけど、そこまで飲まない…だろうと思ってた。家でも全然飲まなかったし。」

「あー、最近までねぇ。でも、卓さんと初めて会った時は、
 ああ、この人は飲む人なんだな…って印象でしたけどね。」

「うん、ああいう打ち上げみたいな場所だとそうなんだけど、家だとね。」

「あー、じゃあ、今の自分がそこ…みたいな感じなのかな。」

「あー、そういう事か。今は家で、今日も一段落!…って思ったら既に飲んでる(笑)。」

「それは焼酎的なやつですよね。自分、普段が焼酎を飲まないので…。
 なんか家で焼酎って、雰囲気的なものもありません?…こうやってこう、
 ちょいちょい作って、その作業がまた奥ゆかしい…みたいな(笑)。」

「まあその…、あれは…、結婚2周年で行った萩での話しなんだけど。」

「山口県の?」

「そう、山口県萩市ね。歴史が好きなので。そこで奥さんにサプライズで、
 それこそサプライズで、萩焼の焼酎グラスを貰って、それが良いんだよね。」

「あー、そうか、そういう…美しい話しは…、カットです(笑)。」

「ええっ(笑)!!…あと、これまた奥さんが、球体の氷が出来る
 製氷機を買ってきてくれてて、これがまた結構良くてね。」

「そうかー、それもますますカット…(笑)。」


ーーーーーこの時、竹内の録音機器の電池が切れるーーーーー


竹内「あれ、電池が無くなってる!」

相澤「マジで?」

「マジですね。えっと…、うん、電源が入らない(笑)。」

「あらら。」

「最近、こいつ調子が悪いんですよね。」

「これで録ろうか?」

「あ、i Phone だ!…えーっと…いいですか?」

「いいよ、全然全然!」(ここまで記憶で書いております…笑)


ーーーーーそして、卓さんの i Phone で録り始めるーーーーー


相澤「はい、これでオッケー。これはもう、利き酒セットのせいだな(笑)。」

竹内「あ、いつの間に無くなってる(笑)。」

「好きなんでね(笑)。」

「じゃあそろそろ、彬子バンドについて話してみましょうか。」

「そうね。まあその、皆でリハの時に、これはこうした方が良いんじゃないの…みたいな
 話しをした時に、、、曲のキメは大切だけど、キメの前後はもっと大切…とかね。」

「まあ、あれ、皆で…って言いますけど、川上さんは参加してないでしょ?」

「…川上さんは参加してない(笑)。」

「一番参加しなきゃいけないんじゃないの(笑)?」

「『うんうんうん!』…ってしてるよね。」

「『分かる!』…とかね(笑)。」

「こっちが『何が?』って聞くと、『だって…そうだもん』って(笑)。」

「いやー、良いのかどうなのか…。」

「まあ、歌とかは変わったんじゃないすか?…分かんないけど。どうなんだろう。」

「うーん。意識が…って事ですかね。」

「あ、なんか全く俺は記憶に無いんだけど、なん時に、
 『飲み過ぎだね』…ってめっちゃ怒られたって彬子ちゃんに言われた。」

「あ、あれじゃないですか、ライブの後にオールで皆で飲んだ時…。」

「…かなあ。めっちゃ怒られた!…って(笑)。でも、
 わたしお酒は辞めないからね!…とも言ってたけど(笑)。」

「何じゃそりゃ(笑)。」

「まあ、飲んでない時の歌を知ってるからかなあ…。そこまで
 飲まなくても良いんじゃないかなあとは思ってしまう。」

「あー、それは…。自分が飲んで演奏してしまうからなあ…何とも(笑)。」

「まあ、ある一定ラインを超えると…ってとこかな。」

「いやいや。そんなの、飲んでない時だって調子に
 乗ってる時ありますもん(笑)。振れ幅でしょ、振れ幅。」

「まあ確かに。…なんかの時に、若干お酒のせいも
 あるのかな…って思ってしまったんだよね。」

「いや、お酒を飲む飲まないというよりか、本人が、お酒のせいに
 しているような振る舞いをしているところがあるからじゃないですか。」

「あははは、そうなのか。」

「酒のせいにしなきゃ良いんですよ。俺だって飲んでるし。」

「確かにねー。」

「酒に逃げてる感、…じゃないですかね。卓さんが注意した部分は。」

「そうかそうか。でもまあ、前よりは曲のアレンジにしてもね、
 少しは向き合ってきているんじゃないかなー…とは思うけどね。
 でも、あまりアレンジそのものに興味無い感じは不思議かなぁ。」

「まあ、ボーカリストに少なくないタイプだとは思います。ここ、難しい所
 なんですよね。絶対、曲を作るにあたって、アレンジ能力とか、作曲の
 ノウハウとか少しでも分かっている方が良いとは思うんですけど、それで
 作曲のモチベーションが落ちたら元も子も無いし…。バランスがね…。」

「まあ、でも大ちゃん(卓さんは竹内の事をこう呼びます)
 アレンジ、格好良いですよ。格好良く弾かせて頂いてますよ!」

「あ、あっざーーす(笑)!」


ーーーーー締め…られるかーーーーー


相澤「あ、もう i Phone で録り始めて、21分が経ってます。」

竹内「お、もうそんなに経ってますか。じゃあ、そろそろ締めの言葉、いきますか?」

「あ、じゃあ…。えーと、その…何だ、あははは(笑)。」

「そんなに“締め感”を出さなくても大丈夫ですよ(笑)。
 この企画、会話の途中で突然終わったりしますから。」

「そうねー。まあ、ここの清瀧って店はホントに好きで。利き酒セットも600円強だし、
 それでいて日本酒4杯付くし、これまた日本酒に合う酒を出してくれるし、、。」

「いやー、卓さん、酔ってますよね(笑)。」

「そうそう(笑)。まあ、ここも先輩に教えられて、沢山の思いでが詰まったお店なので。」

「はい、良かったですよ。」

「そう言えばさ、大ちゃん。要町って、池袋の上だっけ?」

「あー、左ですね。西です。西に歩いて…20分くらいですかね。」

「そーかー、いいなー。まあ、子供も産まれたし、両親の事もあるし、
 これから住む所っていったら、多摩なのかーって思って…。」

「あーー。」

「あー、終電が一気に早くなる。…っていうのを、気にしてる俺(笑)。」

「飲みに行きたいのに…(笑)。」

「前は1:00近くまで大丈夫だったのに、多摩だと24:00ぐらいに
 『じゃ!』ってなっちゃう(笑)。その1時間が大事なのに!」

「あ、卓さん、もう帰るんですか〜?…って(笑)?」

「いやいやいやいや…ってね(笑)。」

「あー、卓さん、つまんなくなっちゃったなー…ってね(笑)。」

「そうそう、娘に夢中だから…って(笑)。」

「いや、良いんじゃないですか。自分なんかは、そういうのを後延ばしに
 しちゃってるようなタイプですから。遅かれ早かれ、そういう時期を体験
 する時が来ると思うんですよね。…で、卓さんは、それが今…ってだけで。」

「まあ…ね。」

「あと10年後か考えたら、、、卓さん、勝利ですよ(笑)。」

「はは、そうなのかね。皆、偉いよなぁ〜。」

「皆、偉いですよね〜。」

「うんうん。」

「若干しんみりしてきた(笑)。まあ、良い締めになったんじゃないですか?」

「そうだね。子供に囲まれたい、孫に囲まれたい。あははは、ベタベタだ(笑)。」

「いいですねー。」

「孫に囲まれて、オーバーオールで、髭のお爺さんになりたい。以上!!」

「お疲れした!」

  


 ☆本日の注文品

・生ビールジョッキ(399円×4点)…1596円
・いわしの叩き(280円×2点)…560円
・大根サラダ…504円
・もつ煮こみ…315円
・豆腐のお好み焼き…347円
・きき酒セット(620円×2点)…1240円
・お通し(158円×2点)…316円

 計4878円!…奢らせて頂きました!!

 ☆相澤卓也さんのブログ…http://ameblo.jp/ta9-ta9/

 ☆清瀧のHP…http://www.seiryu-sakagura.com/index.html

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 今回の『奢らせて頂きます!』は、マリンバ奏者の加納里奈さんに登場して頂きました。里奈さんは4月に、TRI4TH のドラマーである伊藤隆郎さんと結婚式を挙げ、バンド総出でお祝いに名古屋に駆け付けたのがTRI4TH、また1つの変化参照〕記憶に新しいですが、前回の『奢らせて頂きます!』がその隆郎さんだったので〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』21.(伊藤隆郎編)参照〕、今回は奥さん側…というのも面白いかなと思ったのです(笑)。結婚した故に、現在は“伊藤里奈”…になっていますが、マリンバ2人とピアノのユニット『凛』での音楽活動時では旧姓のままでやっている事もあり、ここでも“加納里奈編”…とさせて頂きました。
 今回のお店選びには難航しました。…というのは、この企画では基本的に、ゲストと自分の縁のあるお店を選んで行う事にしているのですが、そもそも里奈さんと自分の縁というと、殆どが隆郎さんを介してのものであったからです。無理もない話しで、ほぼライブハウスでしか会った事が無かったですし、そもそも知り合ったのがここ1,2年…という感じでもありました。その証拠に、この企画が始まった頃には、まだ里奈さんには出会ってもいないという、ゲストとしては初のケースともなりました。
 ちなみに、里奈さんは岐阜県出身で、こちらにちゃんと越してきたのは約1年前。今でも月の半分くらいは向こうにいて、頻繁に東京との往復をしているという身です。一瞬、岐阜県でやろうか…と考えたものでしたが、流石にハードルが高過ぎます(笑)。…とは言え、隆郎さんと同じ場所(前回と同じ)でやるというのも、あまり芸がありません。…という事で、お互いの家の中間地点である渋谷に場所を決め、お酒もカフェ系も食事系も出来るお店(里奈さんはお酒があまり飲めないので…)、宇田川カフェに行ってきました。勿論、1対1の状況になるのさえ初めてです。どんな話しが飛び出すのでしょうか!?

  勿論、渋谷の宇田川町にあります  良い雰囲気♪


 ●日時…2013年7月13日 ●場所…渋谷 ●お店…宇田川カフェ


竹内(以下、緑で表示)「まあ、適当に…。何を話すかも決めてないんで。」

加納(以下、薄いピンクで表示)「はい。適当に…、カットとかしてくれるんですか?」

「そりゃ、そんな1〜2時間をノーカットでは量的に載せられないしね(笑)。」

「そうですよね。」

「じゃあ、乾杯です〜。」

「お疲れ様です〜。…コーラ美味しいな。」

「酒、全然飲まないんですね。」

「飲めないですね、あんまり…。あ、家では飲みます。」

「成程。」

「もう、寝るだけとか、どうなっても大丈夫なとこでは、飲みます。」

「どうなっても大丈夫(笑)。逆に、俺は家では飲まなくなってきちゃったけど。」

「外で。…家に帰ってきた頃には、お腹いっぱいなんですよね(笑)?」

「そうそう…。まあ、そんな日ばかりでもないけど(笑)。」

「(笑)。…これって、みんな何を喋ってるんですか?」

「人に…よりますね。隆郎さんはこう…、TRI4TH について熱く、、、ね(笑)。」

「ですよね、想像がつきます(笑)。止めどなく…。」

「止めどなく…だったかどうかは分からないけど、、、まあ、わりと(笑)。」

「でも、それを書き留める…っていうのが凄いですよね。」

「ね、ホントだよね。」

「この企画、どれくらいやってるんでしたっけ?」

「里奈さんで22回目ですな。あと2回で丁度4年やった事になるので…。」

「4年って、、、凄過ぎますよね(笑)。でも、最高な企画です。
 いつか出れると良いな…とは思っていたんですけど、こんなにも
 早く出る事になって良かったのかなって…(笑)。まだそんな、
 大して面白くないのに、大丈夫なのかなって思います。」

「いえいえ、そんな事はないです(笑)。まあ、最初は自分の身近な人から
 始めて…、でも身近な人達って、そんなに何人もいるわけじゃないし、
 じゃあ今度は、タイミングの良い人にしようかなっていう。」

「あー、その時その時の…。」

「そう、ライブを一緒にやったりとか…。」

「一緒にやってないけど、大丈夫ですか、私(笑)。」

「ライブは…一緒にやってないですね(笑)。でもまあ、隆郎さんからの流れで…ね♪」

「ありがとうございます(笑)。」

「隆郎さんはもう…、タイムリーだったから(笑)。」

「タイムリーですよね、今日は大人しく帰っていきましたよ。
 なんか、寝ないと体力が回復しないから、とか何とか。」

「まあ、いつも車で往復だから大変だなとは思うけど。」

「でも、電車も疲れますよね、あ…好きじゃないと…あはは(笑)。」

「そこはね、あまり客観的に見れないから(笑)。」
 
「そう言えば、あれ聴きましたよ。今度の TRI4TH(3rd.CD)のラフミックス。」

「あー、今朝送られてたんだよな。俺、まだ流してしか聴いてない(笑)。」

「聴いてましたよ、朝、タカオが。…あれ、良いですよ、あれ、エベ、、エブリ、、」

「Everybody Knows?」

「…(笑)。そう、ザット。あれ、好きでした。絵が思い浮かぶというか…。」

「ありがとうございます。キーとかもあるのなぁ。」

「はい?」

「いや、あれシャープ系のキーで、TRI4TH の曲って、そういうのがあまり無いから。」

「あ、ニューライフ(New Life Standard)もそうですよね。」

「そうそう。他の皆の曲のキーは、FとかB♭とか、大体フラット系で、、。」

「そうか、そういうのもあるのかもしれませんね。」

「でも、嬉しいですね(笑)。」

「はい、あれ好きですね、私。」

「あまり時間掛けてないですけどね(笑)。」

「そうなんですか?」

「なんか、曲って、そんなに時間掛けたくないんですよ。」

「へー。降りてくる…とか?」

「いや、なんか自分の曲の作り方が、まず1フレーズが頭の中にあって、
 でもそれだけじゃ曲になれないから、それは記憶に留めつつ、あと
 2、3フレーズくらい頭の中に思い浮かべておくんですよ。それで、
 ある程度それらがまとまったら、一気に譜面に書いていく感じです。」

「え。その都度書いたりしないんですか。」

「書かないですね。まあ、書いたら良いんでしょうけど…(笑)。」

「へー、凄い…。でも、それで曲が出来てるって事は、それが良いんでしょうね。」

「うーん、分からないけど…(笑)。」

「それで、繋がるんですね。」

「そうですね。あまり、どうしたら繋がるか…とかは考えてないです。次の
 フレーズを考えている時に、繋がる有りきで思い浮かんだりするから。」

「凄いー。」

「だから、あれはあまり時間掛かってないんですよ。そんなにフレーズもないし、
 ピアノがいる所に、そのままホーンが乗っかっていくだけなんで…。」

「なんか私はあの曲は、切り絵?…影絵?…で、何かこう…。」

「みんなの歌…みたいな(笑)?」

「そうかもしれない(笑)。…で、竹内さんの曲だからかもしれないけど、
 切り絵で、電車がこう走る風景が、ぼんやりと浮かぶ感じなんです(笑)。」

「あはははは(笑)。凄いイメージですね。」

「タイトルも、その場で考えるんですか?」

「タイトルは、、、どうだったかな…、作曲と同時ぐらいですかね。」

「へー、なんかイメージがあって?」

「…いや、わりと適当…かな(笑)。確かあの曲って冬頃に書いてたんです
 けど、あの頃は何だか沢山書いてて…、トリオにも何曲か用意出来たり
 したし。それで、その中でも特に適当なタイトルだった気がする(笑)。」

「へーー(笑)。」

「なんかスタンダードのタイトルって、結果的に意味が分からないのが
 多くないですか?…そんなのが良いかなとは何となく思ってたけど。」

「でも適当なんだ…(笑)。」

「そう(笑)。…で、あとは聴き手に委ねる的な。」

「あ、意味深的な(笑)。成程、だから文章っぽいんですね。」

「そうですね。名詞だと、意味がそのままになっちゃいますからね。」

「うんうん。イメージが膨らんでいくわけですね。妄想が…。
 なんか私、自分だと作曲が全然出来ないので、その時点で凄いなとは
 思うんですけど、作っている環境って、どんななんですか?」

「まあ、人によりますよね。メロディから作る人もいれば、
 リズムのフレーズが先にあって…みたいな人もいるし…。」

「ふーん。」

「数学的に作る人もいますしね。」

「あー、そうなんですか?」

「結構、関谷君関谷友貴君)とか、そのタイプだと思うんだけどな(笑)。」

「あっははは(笑)。そうなんですか。」

「例えば、このメロディを半音上でやったらどうなるか…とか。
 メロディは変わらないけど、コードを変えていったらどうなるか…とか。」

「凄い…。うんうんうん。」

「ひと展開付ける…みたいなね。まあ、これは1から2に展開させる
 やり方だから、0から1を作るものとは少し違うけど…。」

「…いつか、私も1曲作ってみたいんですよね。」

「作れますよ!」

「あははは(笑)。」

「ギターとかピアノが弾ければね。それを伴奏に適当に
 口ずさめば、もうそれで作曲になってますからね。」

「でも、ビブラフォンでコードは弾けるんで、それで(笑)。」

「コードの厚みに限界がある気がする(笑)。」

「確かに。全部で4本しかないので。」

「まあ、最初は適当に作ってみれば良いんですよ。」

「そうなんですけど、その適当加減が分からないから…。」

「なんか、作って聴かせると、自分が思いもしなかった感想とかが
 返ってきたりして…。ああ、これで良いんだなって思いますよ。」

「じゃあ、いつか適当に作るんで、、、見て下さい(笑)!」

「勿論勿論♪」

「お手柔らかに…(笑)。」

  


ーーーーー隆郎さんから LINE で連絡が来るーーーーー


竹内「あ、隆郎さんからだ(笑)。ははは。」

加納「え、何ですか?」

「朝送ったミックス、感想をそれぞれお願いします…だって(笑)。」

「あ、真面目な感じでしたか(笑)。」

「真面目な感じでしたね。…隆郎さんって、ホント真面目ですよね(笑)。」

「…凄いですよね。」

「真面目というか、、、真っすぐというか…。いい意味で。」

「そうですね、真面目っていうか、、、こう、前を見る感じで…。」

「うん、周りが見えないとか、そういうのではなくて、、、何だろうなぁ。」

「大丈夫ですか、TRI4TH 的には。面倒臭くないですか(笑)?」

「え、大丈夫じゃないですか。むしろ、一番面倒臭くないと
 思うけど…。やはり、ああいう人がいないとね(笑)。」

「昔ながらの日本男児って感じがしませんか?」

「ああ、そうか、言われてましたね。確かに、そんな気もしますね。九州男児的な?」

「うぅーん(笑)。」

「あまり、ああいうタイプの人が周りにいなかったからなあ。」

「そうですよね、珍しいですよね。」

「珍しいかもね。優しい九州男児?…よく分からないけど(笑)。
 でも、日本男児とは言え、ふざけるのが嫌いなわけでもないしね。」

「でもー、分からない時があるんです。なんか冗談でからかうと、マジギレする時も
 あるんですよ(笑)。凄く、『何、なんでそこまで言うの?』って、凄いいきなり
 怒られる時があって…。ちょっと様子を見なきゃいけない時はありますね…。」

「うーん…。」

「からかい過ぎちゃダメです。」

「うーん、憶測なんですけど…、これ、言って良いのかな…。
 あのー、賢くないんじゃないですかね…(笑)。」

「ふふふふ(笑)。まあ、単純…ですよね(笑)。」

「だから、そのからかってる内容も、よく分かってないんですよ。」

「うん。…まあ、それは、そうだと思います(笑)。」

「皆で話している時も、突然『えっ?』…ってなる時はあります
 からね(笑)。『え、どういう事?…どういう事?』…みたいな(笑)。
 ふむ、これは頭が回ってないのかな…って思わせてくれますね。」

「そう、聞いてない。」

「聞いてない?」

「聞いてない時もあります。あと、聞いてるフリして聞いてないとか…凄い多いですね。」

「凄い多い(笑)?」

「何て言うんだろ。他の人と喋っているところを聞いてて、なんか今は別に
 そういう返事をするところじゃないだろって時に、『そうですね、そうですね』って、
 ただ言ってるだけだろ!…って(笑)。あ〜、これ聞いてないなーって(笑)。」

「そうなのかー、意味が分かってないと思ってました。」

「いやー、聞いてないんですよね、たぶん。分かってない事も多いですけど。」

「なんか、譜面のやり取りで、そういう事が起きるんですよね。ここの
 Bメロの何小節目の2回目の所とか、こうした方が良くない?…って
 時とかに、『え、ちょっと待って、どこ?』…みたいな(笑)。」

「あー、聞いてないですねー(笑)。そういう時は、皆で寄り添って
 『Bメロのー、1、2、3の…』っていう風に言ってあげて貰って(笑)。
 1回目から順を追って説明してあげれば…。お爺ちゃんなんで(笑)。」

「あははは(笑)。まあ、TRI4TH の最初の頃のリハとか、不思議に思ってましたね。」

「イラっとはしませんでしたか?」

「いや、イラっとはしませんでしたね。」

「ああ良かったです。する人はするかもしれない…。」

「まあ、3、4回言って分からなかったら流石に…(笑)。」

「あはははは(笑)。」

「これは、伝え方が悪いんだな…と思うしかない。」

「…面白いですね。」

「なんか、前回の隆郎さんの時に、こういう話しをすれば良かった(笑)。」

「あはは、でも言えないですよね。…バカなんじゃないですか?…って(笑)!」

「あはははは(笑)。」

「これ、書けないですよね。俺のいない所で
 バカだって言って、、、落ち込んじゃうんで(笑)。」

「いや、書きますよ。」

「えーー(笑)。」

「でも、TRI4TH の場合は、織田君織田祐亮君)という、驚愕の抜け野郎が
 いますからね…。錯覚しちゃうんですよね(笑)。周りはしっかりしてる…と。」

「驚愕…(笑)。あれじゃないですか。皆で旅行したら良いんじゃないですか?」

「えー?…ツアーに一緒に行ってるじゃないですか。」

「いや、ツアーじゃなくて、ただただ、旅行です。」

「どこかで喧嘩しそうだなぁ(笑)。」

「…しちゃうんですかね。皆バラバラですもんね(笑)。」

「あ、でも最近気付いた事があって…。TRI4TH の魅力って、
 もしかして皆がバラバラなところなんじゃないかって。」

「あ、でも、魅力か分からないですけど、SMAP とか嵐の
 ミュージシャン版みたいだな…とは思います(笑)。」

「えー、織田君のポジションの人っています(笑)?」

「うーん、誰だろう(笑)。まあ、バラバラが良いんですよ。それぞれが魅力的で。」

「他のバンドとか見ると、皆で同じ感じでやっていってるなーとか思うんですよね。」

「そうですね、それがバンド…みたいな。」

「ね。でも、TRI4TH にはそれが無い…。里奈さん的にはどうなんですか?」

「どう…なんでしょうね(笑)。適度な距離感っていうのは良いですよね。
 自分がやっているのが姉と幼馴染みの編成なので、もう小さい頃から
 一緒で、家族みたいなものだったから…。近過ぎる部分はありますよね。」

「そうかー。じゃあ、隆郎さんと自分みたいに、お互いの
 電話番号を知らないくらいが良いのかもしれませんな(笑)。」

「もー、それを聞いた時、ビックリしましたよ(笑)。」

「メンバーで唯一知らないかも…。」

「じゃあ今度、番号交換して下さい。」

「それは、、、恥ずかしいな(笑)。」

「恥ずかしいとか…あるんですか(笑)!…まあ、私はそういう家族みたいな
 感じで続けちゃってきているので、東京で何かやりたいなって思いもあります。」

「そうなんですね。でも、今でも向こうと行ったり来たりしてるんですもんね。」

「そうです、毎週です。来年くらいは東京に落ち着きたいと思うんですけど。」

「車とか、バスですよね。」

「そうです。」

「それが既に凄いけどなあ…。」

  


ーーーーーお互いの家電の話しをしつつ時間が過ぎ…ーーーーー


竹内「もう1時間10分ぐらい経ちましたね。」

加納「え、なんか洗濯機の話ししかしてないですよね(笑)!」

「ね。ドラム式が良いよ…とか言ってね(笑)。」

「そこは…、竹内先生のお力で…。」

「はは(笑)。…その、先生ってのは何なんですかね(笑)?」

「分っからないですねぇ(笑)。たぶん、先生みたいなんですよ、私にとって。」

「だって、あの結婚式の3次会の時に、里奈さんのお姉さんにまで
 『先生は…』って言われたから、本当にビックリしたんですよ(笑)。」

「普通に言ってましたよね?」

「普通に言ってましたね。一瞬、誰の事を言ってるのかと(笑)。」

「家でも普通に…、あの、この前の結婚式でのDVDが出来たんですけど、
 姉と一緒に見てる時に、『あ、先生さ…』って普通に言ってて(笑)。」

「あはははは(笑)。いやいやいや…。」

「何の先生なんでしょうね(笑)。」

「こっちが聞きたいですね。」

「電車(笑)?」

「電車、そんなに好きじゃないでしょ(笑)?」

「あ、でも、路線図とか見るのは好きです。」

「路線図?…へー。地図は?」

「嫌いじゃないです。」

「そうなんだ。あ、でもそれ、結構運転するからじゃないですかね。」

「あー。でも私、すっごい方向音痴なんですよ。」

「え…。隆郎さんもだけど(笑)。初めて行く場所は、大体着かない(笑)。」

「そう…ですね。だから、地図を予め頭に入れておくんですよ。
 地図を見ないで行って、感覚だけでは着けないので…。」

「成程。でも、地図は読めるんですよね。」

「いや、分かんないです。…あれ、道路地図ですか?」

「そりゃそうですよ。」

「日本地図です。あー、ここ名古屋だ。ここ大垣だ…みたいな。」

「世界地図とか。」

「そうそう。ホントに、大雑把な位置関係とか、距離感を見るんです。」

「あー。そうか、道路だと細かくなっちゃうんだ…。」

「そうですね、道路地図だと…難しいです。」

「ふーん。あれ、ちゃんとこっちに来て、どれくらい経つんでしたっけ。」

「えーと、1年くらいですね。…だから、初めて行く場所でも、
 あー!この町の名前、聞いた事ある!ここにあるんだ…みたいな
 感じなんです。でも、土地と場所を覚えるのは好きです。」

「成程成程。ちょっと分かってきました。」

「路線図見るのも大好きなんで、きっと電車も好きですよ。
 だから先生なんじゃないですかね、きっと(笑)。」

「そうなの(笑)?」

「だって、何でも知ってるからじゃないですか!」

「電車に限って…でしょ(笑)?」

「いや、でも流石ですよ。大垣とか知ってるのは。」

「そうね、樽見鉄道とか(笑)。」

「それは凄いですよ。私も1回しか乗った事が無いのに…(笑)。」


ーーーーー今後の展望を兼ねてみるーーーーー


竹内「電車の話しになりそうで怖いんですけど(笑)。」

加納「まあ、そこは先生ですから(笑)。」

「それじゃあ俺の回になっちゃいますから(笑)!
 …あれ、里奈さんって、普段何をやってるんですか?」

「普段…、何をやってるんでしょうねぇ。何かやってます(笑)。」

「なんか TRI4TH のメンバーって、よく会うけど、
 普段何をやってるか、全然知らないんですよね。」

「あ、そうなんですか。聞いてみたら良いじゃないですか。」

「いや、触れて良いのかなって。」

「良いんじゃないですか?」

「ふーん、ふと聞いてみるか…。あまり話したがらないのかな。」

「いや、聞いたら答えてくれるんじゃないですかね。」

「成程…、分かりました(笑)。」

「聞いてみて下さい。私は…何やってるんだろう(笑)。」

「あれ、レッスンを向こうでしてるとか言ってましたっけ?」

「レッスンていうか…学校?…学校に教えに行っています。」

「あ、はいはい。…え、教えに行きつつ、習っているって事?」

「あ、向こうでは習ってないです。習っているのは、、、こっち。」

「あ、東京って事ですね。ふーん。」

「あとは、私の口からは分からないです(笑)。」

「えーー(笑)!?…分からない事はないでしょ!」

「いえいえ…(笑)。」

「うーむ。…じゃあ、締めて貰って…(笑)。」

「えーー(笑)。大丈夫ですか。だって、洗濯機の話しぐらいしかしてない…(笑)。」

「これが意外にね、大丈夫なんですよ。まあ、隆郎さんの話しも聞けたし。」

「バカじゃないかって(笑)?」

「ははは(笑)。じゃあ、それは書いておきましょう♪」

「音楽の話しとかも何にもしてないけど、大丈夫なんですか(笑)?」

「まあ、でもさっきも、ちょっとは作曲の話しとかしてたし…。」

「そうか、してたか(笑)。」

「そうね。じゃあ、いずれ曲を作って貰うって事で。」

「はい。アドバイスして下さい。」

「そう、前に高校生に曲を作らせてみた事があって…。勿論、曲を作った事なんて
 皆やった事のない生徒ばかりだったけど、それでも短くても良いから、とにかく
 メロディのアイデアを頂戴って言って…。とりあえず8小節ぐらい…とかね。
 8小節で長いって思うんだったら、例えば2小節作れたら、それを4回繰り返したら
 8小節になるから…っていうふうに言って。それで作ってきてくてたからね。」

「凄いですよね。」

「聞かせましょうか?」

「え、音があるんですか?」

「ありますよ。じゅんじゅん藤田淳之介君)に手伝って貰って(笑)。」

「へー、聞きたいです。」

「じゃあ、録音はこの辺りにしておきましょう。」

「はーい。ありがとうございました!」

  


 ☆本日の注文品

・コロナビール…780円
・コカコーラ…550円
・ヒューガルデンビール…850円
・ジンジャエール…550円
・モスコミュール…750円
・ハム盛り合わせ…900円
・トマト盛り合わせ…800円
・ガーリックトースト…450円
・本日のピザ…1100円

 計6730円!…奢らせて頂きました!!

 ☆凛のブログ…http://ameblo.jp/2marimba-piano-rin/

 ☆宇田川カフェのHP…http://www.udagawacafe.com/cafe/

拍手[1回]



 奇数月恒例の『奢らせて頂きます!』ですが、今回は TRI4TH のドラマーである伊藤隆郎さん(以下、タカオさん)に登場して頂きました。タカオさんとはここ1年、TRI4TH として何度も共演を果たし、地方にも一緒にツアーに行ったりしているので、個人的に、最も顔を合わせているミュージシャンの1人に数えられると思いますが、1対1という状況になると、これまでには全く機会が無く、意外にも今回は目新しい状況ではありました。…また、記憶に新しい出来事として、先月の4月に結婚式を行った〔TRI4TH、また1つの変化参照〕背景や、今正に TRI4TH は次期作品に向けてプリプロ中…という状況もあり、このタイミングでの登場は本当に願ったり叶ったり(笑)だったのです。場所は現在のタカオさんの自宅付近である、たまプラーザにて、地元飲み…という雰囲気で行われました。最初から最後まで TRI4TH の話題一色であったと言える今回の『奢らせて頂きます!』。どうぞ御覧下さいませ。

  たまプラーザ駅からは徒歩約5分  丁寧な対応が嬉しかったお店でした♪


 ●日時…2013年5月23日 ●場所…たまプラーザ ●お店…しの家
 
 
竹内(以下、緑で表示)「まあ、適当に…。あとは、自分がアレしますんで…。」

伊藤(以下、藤紫で表示)「はい、アレして下さい。載せられない所はバッサリと。」

「特に、自分が何か話題を考えてきているわけでもないんで(笑)。」

「あー、その、流れで…。」

「流れで…(笑)。まあ、でもタイムリーかな~と思って(笑)。」

「はいはい…そりゃあ、そうですよ(笑)。」

「身辺の(笑)。」

「身辺の…環境の変化っていうかね。」

「未だにMCで引っ張られている話題ですしね(笑)。」

「ああ、あれ織田(織田祐亮君)に使っていいよって言ってある。もう1回。」

「もう1回?」

「あのー、あれ、イイ感じに出来てたから、MCが。」

「あははは(笑)!」

「イイ感じに回せてたから、この流れをまだ披露して
 ないから、これで1回掴めよ、お前!…みたいな(笑)。」

「成程ー。」

「これで1回MCのモデルを作って、そしたら回るようになるから、
 そういう感じでやった方が良いんじゃん?…みたいな。」

「流石ですね。」

「いやいや(笑)。」

「あのMC、なかなか好評みたいですよ。」

「はははは(笑)、でも、もう使えない。も~使えない(笑)。」

「なんか、オチを期待しているところがありますからね。綺麗な感じで。」

「そう、だからあれで更に、じゅんじゅん(藤田淳之介君)
 上手く絡んで、何かこう…、面白く出来るとね…。
 じゅんじゅんもね、最近はクール系の喋りになってるから…。」

「絡まないよう、絡まないよう…みたいな(笑)。」

「そうそう、火傷しないようにしてる感がね…、いやいやいや(笑)。」

「…タカオさんが TRI4TH のリーダーだって、
 分かってる人っているんですかね、お客さんで。」

「いやーー、俺は完全に裏のやり取りばっかしてるから、ライブハウスの
 人とのやり取りとか…。何て言うか、イベントのオーガナイズとして
 やってるから、そのスタンスでやってるのが一番良い気がするけどね。」

「まあ、敢えてリーダーだ!…って言わなくてもね。」

「そうだね。どうせ織田とか、そういうの出来ないし。グチャグチャに
 なっちゃうし(笑)。今がストレス無く、上手く回るんじゃないかな。」

「そういう感じにしてきたのって、いつ頃からなんですかね。」

「たぶん…、昨年の札幌TRI4TH 札幌ツアー(2012.10.18~10.20)参照〕
 に行く前とか…じゃなかったっけ。…いや、待てよ…。」

「なんか、昨年の Motion ライブで、織田君がMCの原稿を書いてきたじゃ
 ないですかTRI4TH ワンマンライブ@Motion Blue Yokohama!参照〕
 あの辺から、そういう方向になってきたような感じが…。」

「そうだねー。…確か、じゅんじゅんに何か、竹うっちゃん(タカオさんは、
 竹内の事をこう呼びます)が『リーダーって、タカオさんが良いんじゃない
 ですか?』…みたいな事を言ってた…って話しになってー。」

「あ、言ったわ(笑)。」

「…で、俺は知らなかったけど。全然そういう気持ちも無かったし。」

「いや!…あれはじゅんじゅんが、タカオさんを
 もっと働かせよう…みたいな事を言うから…(笑)。」

「あいつ、うるせーよ、うるせーんだよ(笑)!!…あははは(笑)。」

  

「…で、織田君がこう、他の仕事とかで忙しくなると、
 前に進めなくなる…みたいなのを考慮した結果…。」

「はいはい(笑)。」

「…普通に考えたら、タカオさんをリーダーにしたら
 手っ取り早いんじゃないかなー…って、思いますよね(笑)。」

「はは…、その流れね。」

「そうそう、ふとした思い付き。前から思ってたわけじゃなくて…。」

「まあでも、今くらいのスタンスの方が合ってると思うけどね。」

「前よりは…そうですよね。前よりイキイキしてる感じはあるし(笑)。」


-----TRI4TH の今まで-----


伊藤「竹うっちゃん TRI4TH に入って、どれぐらい経つんだっけ?」

竹内「俺は、去年の3月とかで、、、」

「3月か…、ああ、大宮TRI4TH の竹内大輔です参照〕か。
 俺らも2回しかやってない所だ。」

「そう。なんか、樽の上にスピーカー載ってた所(笑)。」

「アイリッシュ・バーみたいな所だよね。」

「まだスーツでやってましたもんね。」

「あー…。じゃあ、今とスタイルさえ違ってたわけだ。」

「そうですね。昨年の3月…。まあ、1年ちょっと前か、、、。」

「そうだね。…どうすか?」

「どうすか…って、そうですねー。去年の Duo でのライブ
 〔“TRI4TH AHEAD" Release Tour 2012 Final♪参照〕が、
 1つの区切りだったような気はしたので…。」

「うんうん。」

「なんか、TRI4TH に加入して…、でも、入る前からライブは手伝ったり
 していたから、あまり“入った!”って実感は無かったんですよね…。」

「まあね。レコーディングも一緒にやってたりしたからね。」

「そうそう。それでCDが出て、ツアーとかも一緒に回ったりして…、」

「ツアーはでかいよね。」

「そう。だから、振り返る暇なんて無かったってのが正直なところですね。」

「あー、そこまでずっと、そのサイクルでいってたから…。」

「…で、Duo が終わって、12月や1月にライブを何本かやって、
 確か2月は1度もライブをやらなかったじゃないですか。」

「はいはい。」

「あの辺りで、やっと振り返れたと言うか。」

「振り返りつつ、このままじゃヤベーぞと(笑)。」

「あはははは(笑)。ちゃんとしないと、今年はヤバいぞと。」

「そうだね。このタイミングで自らイベント打たないと、
 またウダウダ続いちゃう感じがあったからね…。」

「そうですね。その後にレコーディングも決まったし、
 とりあえずは良い流れになってきてるんじゃないですか?」

「そうだね。まあ、焦ってもしょうがないけどね。」

「うーむ、そうですよね。焦ってる感が全面に出てても厳しいし…。」

「うん、無理すると続かないからね。例えば、身の上削って、誰か
 ビックなアーティストと共演!…とかやっても、それ1発だけで
 終わっちゃったりするからね。それじゃあ意味が無いし。まあ、
 ここ2,3年で焦ってきているっていうのは分かるけど…。」

「結婚も大きいでしょうね。」

「そうだね。子供も生まれてくる奴もいるし(笑)、それでモチベーションが
 下がらず、刺激を受けつつ…のままで続けられるのかって部分はあるよね。」

「まあ、皆、2,3年前とはだいぶ状況が違うでしょうから…(笑)。」

「まあ、それは遅かれ早かれ、どのバンドでも訪れる事だからね。
 例えば、メジャーでデビューして、ドーンと売れた矢先に、メンバーの
 結婚がどうたらこうたら…っていう話しとかは、結局タイミングが
 遅くなっているだけだから。そういう意味では、うちらは今が
 一番難しい状況なんだと思うけどね。最初があったからね。」

「それが自然で良いですよね。」


-----バンドとしての在り方-----


竹内「しかし、ここのは美味しいですね。」

伊藤「そう、美味しいんだよね。俺も、同じやつを2、3度頼んだりするから。」

  

「単純に美味しいのは大事ですよね。ライブも同じだったりして…。」

「そうだよね。うちらもやっと、自分達発信のライブを始められたからね。
 
やっぱりバンドって、如何に自分発信の事を続けられかだと思うから…。
 
そして、それを続ける事によって、結果的に何かに繋がる事になると思う。」

「まあ、そうですよね。」

「実際、TRI4TH の最初なんて、まず友達がいなかったからね。
 イベントをやろうにも、出来ない(笑)。」

「知り合いがいない…(笑)。」

「そうそう、ミュージシャンの友達がいない(笑)。
 同じシーンなのに友達がいねぇ…みたいな。
 
それじゃあライブをやろうにも、仲間も来てくんないしね。」

「確かに(笑)。」

「そういう意味では、ここ2回程イベントを組んで、良い流れに
 なってるのかな…って。
これを5回以上、コンスタントにやってきたら、
 全然状況は変わってくると思うけどね。
既に3回目とかで、ああ、
 やったかな…っていう実感が湧いてきた感じがあったからさ。
 
だからこれを、更に格好良いという仲間で、5回、10回、とか
 続けていけたら、
それこそフェスとか絶対出来ると思うけどね。単純に。」

「まあ、続けるのは実際難しい…ってところがありますもんね。」

「そうだね。やはりどこかしら背伸びしちゃって、どこかに呼ばれよう
 …みたいに考えちゃうみたいな。
そこを何とか我慢して我慢して…、
 うちらのやれる事を続けていったら、後は付いてくると思うんだよね。」

「いやー、分かりますね。俺とか、リスクとかを考えちゃうタイプだから…。
 織田君にしても、じゅんじゅんにしても、そんな考えじゃないかなと。
 だからこそ、タカオさんのような打開するような人も大事だと思いますね。
 まあ、織田君とか…、意見を通せばイケると思うけど…(笑)。」

「そうだねぇ…(笑)。だから Duo でのライブは良かったよね。
 あそこからしか見えない景色ってあったと思うから。」

「…そう言えば、個々のメンバーがリスペクトされるような感じに
 ならなければいけない…、みたいなのが、TRI4TH って事務所的に
 言われている感じがするんですけど、どう思います(笑)?」

「ああ、アーティスティックみたいに…とかね。よぅ言うねぇ(笑)。
 ある意味それって、ミュージシャンとしての部分じゃない所を
 言ってる感じがあるからねぇ。アーティストとして…という感覚。」

「そうですね。」

「だから、それこそ普段の生活から…って感じなんじゃないの。言わんとしてる
 事は分かるけど…。1人の人間として出てる雰囲気が既に格好良いみたいな。
 じゅんじゅんが、街を歩いているだけでヤバい!みたいな(笑)。」

「あはははは(笑)。」

「じゅんじゅん、街歩いているだけではヤバくないから(笑)、普通だから!」

「フツーですよね(笑)。」

「そこなんじゃないの?みたいな。…まあ確かに、じゅんじゅんは
 そうならなきゃいけないようなポジションとか、、」

「まあ、ポジション的にはね~。」

「あと、キャラクターとか?…まあ今、そうじゃなくても付いてきて
 くれるお客さんとかいるから、逆に今言ったような違う風になれば、
 本当にスターになれるんじゃねぇかな…みたいな要素はある。」

「ああー。はいはい。持って生まれたものがありますからね。」

「だから、毎日あのライブの衣装来て過ごしてればいいんだよね。」

「あはははは(笑)!!」

「あはは(笑)。毎日どこ行くにしてもあれを着て…。
 そこから入ればいいじゃん…みたいな。気を抜いて
 アディダスとか履いちゃ駄目だよ…みたいな(笑)。」

「俺は、違う…みたいなね(笑)。合いますなあ…。」

「そう、だから織田は、毎日着物!」

「そこに行きつきますね(笑)。」


-----竹内トリオと TRI4TH の違い-----


竹内「バンドって、それぞれのメンバーが対等な位置関係になりません?」

伊藤「対等?…音楽的なって事?」

「…んーと、自分のトリオだったら、3人で頑張ってやってくぞ!みたいな。」

「あー、それぞれの熱量的に?」

「そうそう。そのやり方が自分は、あまり好きじゃないんですよ。」

「んー。どういう事?」

「自分がリーダーだったら、全部俺がやりたい!…って感じなんです。」

「あー、はいはい。」

「…っていうスタンスの方が、楽なんですよね。」

「ソロ・プロジェクト的なね。うん、全然そっちの方が楽だよね。」

「そう、全責任を取るのも自分だし、逆に良い事も、
 全部自分がいったん引き受けるし…。」

「良い事も悪い事も、全部1人でまず完結させるみたいなね。」

「なんかその…、それまで色々なやり方で続けてきて、結局その
 スタンスでやっていくのが、自分に一番合ってると思ったんですね。」

「はいはい。」

「だから、そこから考えると、TRI4TH は非常に異色なんですよ。」

「おー…、どういう感じ?」

「自分からしたら、急に、5人で頑張るぞ!みたいな感じになったし、
 何かをやるにしても、まず5人で集まって考えるし…みたいな。
 だから、TRI4TH に入りたての去年とか、本当に新鮮だった。
 …まあ、そういうのも良いのかな…って思ったんですけど(笑)。」

「まあ、楽は楽なんだよね。自分の責任じゃないじゃん。」

「まあ…(笑)。」

「全部自分でやらなくて良いし…。あいつが
 やるでしょ?…みたいな。分業みたいな(笑)。」

「まあその…、TRI4TH に入るまで、その意味でのバンドらしい
 バンドを暫くやってこなかったので…。懐かしい感じでしたね。」

「割りとでも、大人な方だと思うけどね(笑)。」

「えー、どうなんだろう…。」

「いや、分からん(笑)。俺もずーっとバンドっていうのを
 やってきてるけど、だいぶ大人な考えがあると思うけどね。」

「良くも悪くもね。」

「ホントそうだね。バンドらしくもあるけど、バンドらしくもない…。
 まあ、それが TRI4TH らしい部分なのかなとも思うけどね。」

「うーん。」

「だから、続けられるギリギリのスタンスを持っていけるというか…。」

「そう、だから2,3年前の自分だったら、毎週のようにリハが
 あって、プリプロがあって、それでなくても集まってとか…。
 そんなバンドをやるなんて、考えられなかったですもん。」

「まあ、後はその中で個々を尊重出来るのかって事なのかね。」

「でもまあ、入ってみて、CDも作って、ツアーも行って、
 ファイナルも出来て、動員も出来て…っていう一連の流れは
 作れたから、やはり大事な事なんだなとは思いましたけどね。」

「そうだねー。結局それを続けていって、最終的にそれぞれ
 フィードバックが出来れば、それが良いとは思うけどね。」

「CDにしても、ああ、こんな作り方があるんだ…って感じでした。」

「ああー、確かにね。」

「俺だったら、自分で全部アレンジしちゃって、
 こうやって!みたいな感じでほぼ進めちゃうので。」

「そうだよね。10曲ぐらい作って、これをCDに
 入れます、やって下さい…、って感じだもんね。俺らの
 場合は、2,3曲作って持ってきたと思ったら、、、」

「…それ、駄目!…みたいな(笑)。」

「あ、これは無いの!?…みたいな。何で俺の作った曲は駄目なんだ?ってね。」

「そうそう(笑)。まあ、そうやって成長してるんだなって感じですけど。」

「まあ、だから今は 3rd.を作ってきて、後に4枚目、5枚目ってなった
 時には、わりと『これだ!』みたいになってくんじゃないかなぁとは
 思うけどね。何かその、バンドのするべき意図を汲み取るっていうか。」

「…いやー、わりと関谷君はヤってくれると思いますけどね(笑)。」

「彼はヤってくれるねー(笑)。時にギャンブラ過ぎる(笑)!」

「…ギャンブラーなのかなぁ…(笑)。結果的にじゃないすか?」

「結果的に、、、そういう生き方をしている(笑)。」

「あははは(笑)。」

「まあでも、最後の最後で面白い事をやってくれるのは
 あいつだ!…っていうのはあるよね(笑)。」

「その意味では楽しみですよね。」

「そうそう。結局前作の“TRY AHEAD”も関谷作だもんね。俺も
 確かに曲は作らないけど、曲の感覚とかぶっ飛んでると思うし。」

「曲を作らない…って、何で作らないんですか?…前から思ってたけど。」

「いやー、だって作るっていってもさ、俺もずっとバンドで、、」

「作れるでしょ!?」

「あのー、歌モノのね…。TRI4TH をやる前とかロックバンド
 ばっかやってたし。こっちに出てきた時も、そういう感じの
 バンドばっかやってたからさ。まあ俺も…、ピアノは多少
 弾けるし、そいういう弾き語り的なバンドサウンドみたいな
 作り方は出来たけど、流石にジャズみたいな、コードがこう…
 複雑になっていくような曲は、自分1人じゃ難しいなーと。」

「えーー、大丈夫じゃない?」

「まあ、やろう…と思えばねー。あるかもしれないけど。」

「たぶん、じゅんじゅんぐらいの曲だったら作れると思いますよ。
 結構、後からコードをうちらで変えていくパターンが多いし(笑)。
 …
最初は楽譜が書けないのかなー…って思ってたんですよ。でも、前に
 採譜したやつを持ってきた事があったから、書けるんじゃん!…って(笑)。」

「でも、もうちょっと知識を入れてから…って感じかな。俺も、
 全部がイメージ出来ないと、音に書き出せないタイプだから…。
 でも、ちょうど里奈(加納里奈さん…タカオさんの奥さん)も、
 ジャズ・ヴァイブの練習とかし始めたから、それを教えて貰ったら
 面白い事になるのかなあとは思うけどね。もう少し時間が…。」

「まあ、出来ますよ。関谷君みたいな曲を書けって言ってるわけじゃないし(笑)。」

「あいつのは…難しい(笑)!」

「きっと、“超”考えてるんでしょうね。」


-----メンバーへ-----


竹内「TRI4TH を全く知らない人に、TRI4TH のPVを見せるじゃないですか。」

伊藤「うんうん。」

「大概、この坊主でデカい人は何者なの?…みたいな感じになりますね(笑)。」

「まあ…、そうだろうね(笑)。トランペット吹く着物…みたいなね。」

「おっさん…って言われる意見も聞きます(笑)。」

「あの坊主をこう…、生かし切らないと…ねえ。」

「むしろ、生かさないと勿体無さ過ぎるというか…。」

「そう、だから何つーの…、MCの口調でもそうだし、『お手を拝借』…
 みたいなのとか、だからこう、地味ーー!な感じじゃなくて、1回もう
 …ちゃんとしようよ…、みたいな(笑)。」

「何のこっちゃ(笑)!」

「もう、あいつがいるんだ!みたいな。そういう空気感にしないとね。」

「まあ、本人が受け入れるかどうか…。」

「それはもう…、受け入れるしかないから!…もうしょうがない。」

「あれで、実は本心じゃないんですよね…って言われた日にはどうすれば良いか…。」

「何を言ってんだお前は、バカじゃないか!って感じだよね(笑)。
 お前の生きる道はこれしか無いんだよ(笑)!」

「あははは(笑)!」

「あいつも、この間サポートでスーツとか着て演奏してたけど、
 うざったくてしょうがないよね(笑)。もー、全然ダメ!」

「プロ的な感じでしたかね。」

「その、他の人とか、お洒落なスーツでビシっとしてるって感じだけど、
 あいつのはもう、サラリーマンみたいな感じで、何なのお前!って(笑)。
 どうせキマらないんだったら、もうお前買ってやるからよ!って。」

「はははは(笑)!」

「お前の衣装、一番ダメだなって。何か中途半端な…、
 青山で1万円で買ってきましたよ…みたいな(笑)。」

「紳士服の○○みたいな…。」

「そうそう。どうせやるんだったら、ああやって外の現場に出るんだったら、周りが
 そうでも、自分はこうです!…っていうのを強制的にでも押し出していってもさ…、
 いいと思うんだよね。どうせ溶け込もうとしても、溶け込めないんだからさ。」

「そうですね。他の人でサポートしている映像とか見ても、結局目に止まるし。」

「そうそう、どこに行ったって、こうです!…って感じに写っているのを
 自分自身で理解していないと、結局損する事になっちゃうから。
 それを自覚してやっていくのか、良い気がするんだけどね。」

「まあ、セルフ・プロデュース感覚…って感じですかね。」

「そうだね、彼はそこが苦手な所だから。…で、それを指摘してくれる奴も
 いないし…。だから、周りが言ってやらないとなんだよね。じゅんじゅんも
 一緒だと思うけど、周りから思うイメージを、カラーに植え付けると言うか。」

「うんうん。」

 まあ、とも君(タカオさんは、関谷君の事をこう呼びます)は放っておいて
 良いから…、あれは(笑)…ほっといた方が良いから…みたいな(笑)。
 もう、何て言うの…、あれは出来上がっているから。」

「まあ…(笑)。こうして!…って言って、なるようなタイプではないですよね。」

「そうそう、どうしたら良い…って感じでもないし。」

「え、じゃあ、俺はどんな感じなんですかね。

「竹うっちゃんはもう、演奏のスタイルとして、TRI4TH で1年ぐらい
 やって、ああいう感じのスタイルがもう確立されているから…。」

「ほうほう、でも不思議なもので、俺、他のバンドの
 ライブではあんな感じじゃないんですよね。」

「うんうん、それは分かる。」

「そう…、何なんすかね。意識してるわけでもないし。」

「そうだね、竹うっちゃんは、TRI4TH としてのポジションになっていると言うか、
 たぶん、とも君とか俺が、こういうスタイルでやっている…っていうのを受けて、
 ステージ上であんな感じにしてるのかなって。竹うっちゃんのトリオのCDを
 聴いてみて思ったけど、トシさん(佐々木俊之さん)がこうやってるから、
 竹うっちゃんはこうしてる…みたいな感じがあったから、そういうスタンスを
 TRI4TH に当て嵌めて、今のスタイルがあるって感じなのかもしれないね。」

「成程。」

「TRI4TH は…皆で、イケーー!!…みたいな感じだからね(笑)。まあ、
 それが僕ららしさと言うかね…。皆でグイグイ来る…みたいな。おばちゃん
 同士の会話と言うか(笑)。それが合ってるのかなとも思うけどね。」

「確かに、改めて振り返ってみると面白いなあ。」

「同じ人がやってるんだもんね。面白いよね。」


ーーーーー締めに向かってーーーーー


竹内「TRI4TH 一色の話しでしたね。」

伊藤「え、いやいや、別に違う話しでも良いんだけど。」

「まあ、それが逆に新鮮な感じでもありました。」

「TRI4TH には頑張っていって貰わないとね。…え、じゅんじゅん
 の時は、TRI4TH に関してどんな事を言ってたの?」


「うーんと…、あ、その時はまだ俺がメンバーじゃなかったから、そういった
 話しはしてないんですよ。普通に、好みのタイプ、奥菜恵とか(笑)。」

「奥菜恵…って、いいな(笑)。俺、全然そんな話ししてねーや。」

「まあ、それもまた個性ですな。タカオさんの“TRI4TH 愛”が窺えましたわ(笑)。」

「いやいや…、まあ、後は適当に書いといて下さい(笑)。」

  


 ☆本日の注文品

・生ビール(550円×6点)…3300円
・白ワイン…400円
・長芋とオクラの梅サラダ…680円
・なつかしのハムカツ…480円
・蓮根の豚肉はさみ揚げ…580円
・馬刺し盛り合わせ…1260円
・鳥ポン酢…450円
・なめろう…580円
・お通し(300円×2点)…600円

 計8330円!…奢らせて頂きました!!

 ☆伊藤隆郎さんのブログ…http://yaplog.jp/takaodrum/

拍手[5回]



 今回の『奢らせて頂きます!』は、ボーカルの加藤望(のんきち)さんに登場して頂きます。実は以前にお誘いをしていたのですが、本人の都合が付かなくなって延期になってしまっていました(そしてトラを頼んだ…笑)〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』16.(川上彬子編2)参照〕。…なので、今回は満を持しての?登場でもあるのです。場所は、のんきちさんと初めて出会い、そして初めて一緒にライブを行った代々木にてで、やはりアジア料理屋を選択(タイ料理屋と思っていたら、インド・ネパール料理屋でしたが…笑)。無事に終える事が出来ました。まだまだ他の記事が溜まっている状況でもありますが、気長にお楽しみ下さいませ!

  建物の3階に注目!  なかなかな盛況のお店でした


 ●日時…2013年3月19日 ●場所…代々木 ●お店…AMA



竹内(以下、緑で表示)「やっぱり代々木なんだね。」

加藤(以下、金色で表示)「そう。だって、前の時に…。」

店員「カシューナッツ、お待たせしました~。」

「はぁぁ~、こんなにカシューナッツ来たら、吹き出物が出来ちゃうけど…食べちゃう。」

 

「……。」
 

「そう、それで前の時に竹内さん、どこでやるって
 聞いた時に、縁のある所って言ってたか、私と竹内さんとの
 思い出は代々木ぐらいしか浮かばなかった…。」


「まあ、逆に他に無いよね(笑)。」

「そう、他に無い、あははは(笑)。」

「あはは(笑)。すみませんなあ…。」

「いえいえ、とんでもないです。…で、代々木って言ったらここしか思い付かなくて。」
 

「アジア料理が好きなんだっけ。」
 

「そうですね。…で、新宿じゃないってところが、人もあまりいなくて良いかなと。」
 

「成程。…で、代々木ね。初めて一緒にライブをやったのって覚えてる?」
 

「代々木の Cure m でやって貰った時竹内大輔の写真日記
 (〜2009)、加藤望レコ発ライブ!
参照〕ですよね。」
 

「あれ、何年の時だっけ。」
 

「うーん…。2008年ぐらいじゃないですか。」
 

「じゃあ、5年前か…。」
 

「…5年も前なのーー!!??」
 

「だって、今は2013年だから…、そうでしょ。」
 

「そう…ですね。たぶん私がまだショートカットの頃…。」
 

「ショートだったっけ。」
 

「CDの『ゆらゆら』を出した時だから、それくらいですね。」

   


「そっか、CDを出した時か。何だかんだで、よく続けているよね。」


「そうですね、そう思います。」
  

「川上さん(川上彬子さん)とも長いよね(笑)。」
 

「川上さんとも…長いなぁ。こんなに仲良くなるとは思いませんでしたけどね。」
 

「川上さんのバンドで、のんきちさんのバンドと対バンした時も Cure m で…。」
 

「あれは2007年6月26日です。」

 「あれ、そうだっけ。9月じゃなかったっけ?」

 「そうでしたっけ。」
 

「たぶん9月だよ竹内大輔の写真日記(〜2009)、川上彬子
 レコ発ライブ!
参照〕。…あの時に初めて会ったんだよね、皆。」
 

「あの時に初めて会った。」

「ほぉ~。おー…(笑)。」
 

「歳とったわー。」

「ふふふ…(笑)。」

「竹内さん、年上のイメージがあったので、

 実際の年齢を聞いた時には若い!と思いましたけどね。」
  

-----海外の話し-----



竹内「美味いですね」

加藤「美味いですよね。竹内さん、旅行好きですよね?」

「そうね。」
 

「今まで、どこに行きました?」

「まあ、インドは無いけど…、タイはある。」 

「タイ、私もある。」
 

「あ、なんかブログで見たかも。アユタヤ行ってたよね?」
 

「アユタヤ行った。象に乗りましたよ♪」
 

「アユタヤで?」

「たぶん。」
 

「あの…、気の根っこにさ…、仏像の首が埋まってるやつ(笑)。」
 

「そうそうそう、見た見た見た!」

「でも俺はもうだいぶ前かな…行ったの。もう10年くらい前かも。」
 

「私も…3年くらい前かな。」

「すげー暑かった。」 

「あー、凄い暑かった。凄い暑かったけど…楽しかったー。

 私は殆ど行った事無いんですよ、海外。」

「川上さんとグアムに行ってなかったっけ(笑)?」 

「そう、行った(笑)。だからそのグアムと、タイと、あとサイパンしか行った事無い。」 

「ふーむ、南ですね。」 

「近いからですよ。」 

「確かに、ヨーロッパとか、時間が掛かっちゃうもんね。」 

「ヨーロッパ行きたいですけど…、高い…、遠い…。」 

「韓国とか行けば良いじゃん。」 

「韓国とか…、何しに行くんですか?」

「…(笑)。ご飯食べに行くとか。」 

「そんなの、日本にだって沢山あるじゃないですか。」
 

「それはタイ料理屋だってそうでしょ(笑)。」
 

「うーん。タイは楽しかったけどなあ。何が楽しかったんだろ…。」
 

「遺跡とか?」
 

「遺跡はそこそこで…。だって途中から同じに見えてくるんだもん。」
 

「そうなの(笑)?」
 

「タイはあれが面白かったです。物に値段が付いてないから交渉するの。」
 

「ほお…。」
 

「タイに行った日に、ぼったくられるかもしれないって分かっていたけど、

 あれに乗りたくて、あの…バイクタクシーみたいなやつ、、、」
 

「ああ、トゥクトゥク?」
 

「そう、あれに乗りたくて!…で、まんまとぼったくられて…(笑)。」

「でも、タイだからさ。ぼったくられても何十円とかでしょ?」

「うんうん。○○通りまで行って!…って言って、何バーツって言われて、
 安いなと思って目的地に着いたら、1人幾らって言われたとか(笑)。」

「ピッタリ出さないと、お釣りは無いから…とか言われたり。」

「へー。でも面白いですよね。今度、どこに行ってみようかな。」

「アジアで…なのかね。」

「インドとか行ってみたい。」

「そうなの?…遠いじゃん。たぶん9時間ぐらい掛かるよ(笑)。」

「インドはね、映画を見て…。」

「おー成程。インドの映画、凄いもんね。」

「そうそう、あの、流行ったやつ知ってる?…ミリオネアっていう。」

「あー、うんうん。分かる分かる。」

「そう、あれを見て…、行きたくなったんですよね。」

「ふーん、まあ、特有の世界だよね。」

「別に、アジアが好き…とかではないんですよ。ヨーロッパも
 行ってみたいんですよ。ただね、高いから…。」

「やはり、パリが良いんじゃないですか?」

「ディズニー・シーで満足しちゃってますからね。」

「ディズニー・シーって、イタリアのベネチアのイメージじゃないの(笑)?」

「まあ、ヨーロッパっぽい…って事で(笑)。」

「規模が違うけど…(笑)。そう言えば、パリにディズニー・ランドがあるね。」

「うんうん、大きいのかな。」

「そこは、普通くらいなんじゃない?…アメリカの
 フロリダにあるのが確か大きいんだよね。」

「うんうん。」

「大きさが、山手線の内周くらいあるらしいし…。」

「そんなに周りきれないですよね。」

「あれ、興味出てきた(笑)?」

「うーん。ずっとそこに居て良い…って言うなら行きたい…(笑)。」

「なんか、もっと色々な所に行っているイメージがあるけどね。」


「全然。行っても、超近い所ばかりだし。」

「そうか、じゃあ日本国内もそうなのかな。」

「日本も、あまりないかも。昨年初めて、四国と九州に降り立ちました。」

「そうなんだ。」

「それくらいです。沖縄も、仕事で行った事あるくらいで、
 その時も首里城を観光したくらいだったから…。」

「2千円札ね。…あ、旅行の話しに夢中で、
 食事が全然進んでなかった(笑)。」



「そうですよ!…嫌いなのかと思っちゃった(笑)。」

「いやいや、嫌いじゃないです。何でかね…。あーでも、
 あれが出来ないかも…。あの、回し食べ…みたいなやつ。」

「…が、出来ないんですか?…いるー、そういう人いるーー!」

「ははは(笑)。何だろ、意識しないと、これ食べて、
 じゃあ次はこっちのを食べて…とか出来ないかも。」

「へー。」

「今も、この皿ばかり食べそうになったもん(笑)。」

「へーー(笑)。なんでそうなっちゃんですかね、そういう人って。

「何で…でしょね(笑)。」

「タイ料理が20歳くらいから好きで、それでタイに
 行ってみたいなって思った…っていうのはあります。」

「あー、成程ね。」
 
 

-----川上さんの話しでもしてみる-----

 


加藤「なんか、前ほどお酒が入らなくなっちゃったんすよね。」



竹内「前って、そんなに飲んでたっけ?」

「いや、飲んでないですね(笑)。」

「何じゃそりゃ!」

「適当でしたね…(笑)。あ、コーラ下さい!」

「素晴らしい(笑)。」

「……。」

「川上さんとの話しでもしてみます?…誰も興味無いかもしれないか(笑)。」

「確かに…(笑)。」

「昨年の1月に一緒にライブやってさ…。あれ、そっちのバンドに川上さん、
 入ってたよね(笑) 〔私たち今年もやります2012、ライブ参照〕?」

「やって貰いましたねえ、コーラスで。川上企画だから、良いかなって(笑)。」

「あの時、川上さんに凄い大御所感が漂ってたんだよな(笑)。」

「でも、歳をとったせいか、最近そんな感じがしてませんか?
 前みたいにキャピキャピしてないというか…。」

「キャピキャピは…してるんじゃないの(笑)。」

「してるかな…。」

「体のサイズがワンサイズでかくなったとか。」

「あは(笑)。でも、太ったり、痩せたりしてません?あの人。」

「ああ、今年の初めは風邪ひいてたか何かで痩せてたかね。」

「今度の4月に、川上さんとマラソンに出るんですよ。」

「え、マラソン?」

「チャリティ・マラソンがあって、私と川上さん、5キロ走ります。」

「5キロ?……短っ(笑)!」

「いやいや、運動を全然してない私達からしたら…もう…。」

「成程ー。知り合いなんか、昨年ホノルルマラソン出てたけどな(笑)。」

「すっげーーーー!!…すっげー、フルって事?」

「フルだね。その前は2年連続で東京マラソンに出てたし…。」

「抽選に当たる事が凄い…。」

「それはある(笑)。」

「私、5キロだったら、今ジムに行ってるから走れると思います。」

「足痛くなっちゃうからなあ…。」

「靴、買っちゃったもんねー。」

「ヤル気だね(笑)。どこでやんの?」

「それが…、」

「よく分からないと(笑)。」

「そうなんですよね…。元々、毎年毎年行われるもので、いつも
 誘われるんだけど、イヤだ、お金を払ってまで走りたくない…って
 言って、断ってたんですよね。でも、また誘ってとは言ってて(笑)。」

「…で、今年、ついに?」

「ついに…ですね。まあ、ジムでは走れてるので。」

「うん、大丈夫でしょ。」

「いや、でも外だとまた違うじゃないですか。」

「まあね。でも、早く走らなくても良いんでしょ?」

「そうそう、ゆっくりでも良いんですよ。」

「川上さんと、無理っぽいよね。」

「川上さん、どうなんでしょうね。私は運動神経が元々駄目で、
 長距離も短距離も何もかも…、走れないし、泳げないし、
 だから、川上さんの元々の運動神経があれば…。」

「あるの?」

「いや、知らない。」

「知らないよね(笑)。」

 

-----映画の話しから、個性の話しに…-----

 


加藤「音楽の話しとか、しないんですね。」

竹内「まあ、いつもしているようで、してないから…(笑)。」

「映画、見ますか?」

「うーん、あまり見ないかもしれない。」

「トイ・ストーリー3は泣きました。」

「あ、そうなの…?」

「あ、あたし川上さんと見に行った(笑)。」

「あははは(笑)。仲の良い事で…。」

「最初で最後かも?…一緒に見に行った映画(笑)。」

「へー、でも3なんだ。1も2も見て?」

「1も2も見ました。初めて見ても楽しめると思います。」

「映画で泣く…か。ドラえもんの『リトル・スターウォーズ』とか見たら泣いちゃうかも(笑)。」

「ドラえもんは泣けますよね。最近見てないですけど。」

「漫画が泣けるんだよな。俺がコンビニでバイトしてた時にさ、、、」

「竹内さんがコンビニ?…うわー何か妄想…(笑)。」

「なんでよ!…レジ打ち、めっちゃ早かったんだからね(笑)!」

「あははは(笑)。それ、ピアノじゃないんだからさ!」

「…それで、漫画が単行本じゃなくて、話しの内容別でまとめられた感じの
 漫画が入ってきてて、『びっくり道具シリーズ』とか…(笑)。」

「うんうん。」

「それで、『泣けるシリーズ』っていうのもあって、泣けるんですよ。」

「へー。」

「あの、ドラえもんが未来に帰っちゃう回がね…ヤバいんですね(笑)。」

「ふーん。トイ・ストーリー3も良かったよ?…たぶん泣けると思います。」

「マジですか?…まあ、歳を取ると涙もろくなる感じはあるからなあ。」

「私、すぐ泣きます。何でもかんでも、すぐ泣く。」

「何でもかんでも?」

「嬉しくても…だし、悲しくても泣くし…。」

「良い事ですね。そういうのって、大事にした方が良いらしいよ。歳を取って、
 例えば植物とかに興味を持ちだすと、感情が枯れだした証拠だって(笑)。」

「えー、そうなのー?」

「そうそう。植物を見る時の良さって、静かに眺めて、それが良い…みたいな
 感じじゃない?…それって、あまり喜怒哀楽を表に出さないような表現だと
 思うんだけど、実際、大人って喜怒哀楽をあまり出さないようにするじゃん。
 だから、植物の良さが分かってきたら、歳を取ってきた証拠って事…。
 まあ、いささか短絡的ではあるけどね(笑)。…で、最終的に、月も
 綺麗…って思うようになったら、それはもう末期らしいよ(笑)。」

「へーー。」

「だから、素直に泣いたり、怒ったりした方が良いよって事だね。」

「あー、でも私、怒ったりしない…。」

「あ、そう。俺も怒らないようなあ…。母親になったら怒るんじゃない?」

「怒る?…叱るって事?…まあ、それは必要な事ですもんね。」

「そうだね。子供が出来たら怒る事は出来ると思うけど。」

「怒る事は、面倒臭いんですよ。エネルギーを使うし…。」

「あー、あれ、のんきちさん、O型ですか?」

「O型です。」

「あはははは(笑)!!」

「なんで笑うのー!?」

「いや、俺もO型だからさ。じゃあ、事を荒立てるとか…好きじゃない?」

「好きじゃないです。話しで解決したい。」

「ですよね(笑)。」

「だから、嫌だな…って心が出てきたら、抑えるようにします。
 まあ、さっきの理論だと、良くないのかもしれないですけど…。」

「うーん。」

「でも、そうですね。泣くのは、大人になって我慢しないようにしてきました。」

「それは良いんじゃないですか。」

「でも、ホントーにすぐ泣くんですよ。電車の中でテレビあるでしょ?
 …あれ、音出ないじゃないですか。それで、ディズニーのCMが
 やってて、家のテレビでもやってるんですけど、、、」

「あれね、イイよね。」

「見ました?…イイですよね。あれ、待って、私の思ってるのと同じやつかな。」

「あの、小っちゃい子が成長していくやつでしょ?」

「そう!あれあれ!…凄い、同じだったー(笑)。」

「あれ、良いのが、ディズニーのキャラクターが最後まで出てこないところかも。」

「あーー!成程ね!…そうかもそうかもー。それで泣いちゃうんですよ(笑)。」

「あははは(笑)。イイよねー。気持ちは非常に分かる(笑)。
 セリフも無いけど、全然分かるもんね。あれは分かるわ、イイわ(笑)。
 たぶ、凄く落ち込んでる時とか、状況によっては泣いちゃうかもな…。」

「ははは(笑)。イイっすね。」

「あれは…イイっすね。」



-----事態は急激に締めの方向に…-----

 

 

加藤「竹内さんと、ちゃんと話しするの、あまりないですね。初めてかな。」


竹内「そうですね。」

「だっていつも、飛行機か電車かの話ししかしてないから、入れないんですもん。」

「それ、俺だけのせいじゃないですか(笑)。」

「あはは(笑)、確かに。」

「ああいう、何かさ、バンド練習の後とかの御飯って、
 皆どんな話しをするんだろうね(笑)。」

「どうなんでしょうね。私からすると、私の為に…と言うか、私のせいでと言うか、
 それで来てくれている人達だから、この人達が仲良くなれば良いな…と。」

「あー、そう言えば、その時もそんな事を言ってたよね。」

「もう…それしかないです。」

「そうか、だからあの時は、メンバーと共通の飛行機の話題が見付かって…。」

「そう(笑)。良かったー、この人達、放っておけば良いやー…って思って(笑)。」

「あははは(笑)。なんか、話しに燃えてた気もする。」

「私も入りたかったけど、入れなかった。」

「まあ、無理も無い(笑)。」

「このままいくと、また飛行機の話しになりそうだもん(笑)。」

「そうか、じゃあ、こんなもんにしておきますか。」

「はいはい。ありがとうございましたー!」

「あっさり…(笑)。」

  

※実はこの時にも話題にしていたのですが、加藤望さんはアーティストとしての活動を、
  来月の
9月28日(土)に自らが行うワンマンライブで終了する事にしています。
  場所は、御茶ノ水 KAKADO にて…。皆さん、是非ともチェックを!



  ☆本日の注文品

・キングフィッシャー…700円
・ラッシー…530円
・バーバーバー…735円
・コーラ…380円
・アマ・バターチキンカレー…1100円
・ナン…300円
・パッタイ…850円
・カシューナッツ炒め…480円
・青菜炒め…350円
・お通し(250円×2点)…500円


 計5925円!…奢らせて頂きました!!

 ☆加藤望さんのブログ…http://ameblo.jp/no220/

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 奇数月恒例の『奢らせて頂きます!』。2013年も変わらずやっていきます!…そんな今年最初の回ですが、ついにドラマーの佐々木俊之さん(以下、トシさん)に登場頂きました。自分のピアノトリオでもお馴染みですし、かなり身近な人なので、第19回目の登場というのは遅いタイミングのようにも感じられますが、ここは敢えて少々勿体ぶってみたかったのです(笑)。
 トシさんとはピアノトリオ以外の演奏場所でも一緒になる事は多く、その時にも飲みに行ってしまう場合が多々あるので(笑)、今回のような場で、敢えて話す事もそんなに無いような感じではあったのですが、お互いの時間の都合上、昼という時間帯を選んだのは、かえって新鮮味があるかもしれません。場所は、トシさんが長い事拠点にしている高円寺にて…。それでは、昼飲みのスタートです(笑)!

  ビルの2階です!  雰囲気のある店内♪


 ●日時…2013年1月26日 ●場所…高円寺 ●お店…Yonchome Cafe



竹内(以下、緑で表示)「なんかBGMが賑やかなお店ですね…。」

佐々木(以下、濃い紫で表示)「じゃあ、ちょっと声大きめで喋ろうか。」

「いや、普通でいいっすよ。」

「じゃあ、普通で…」

「まあ、適当に(笑)。」

「適当にね。…捏造して貰っても良いから(笑)。」

「いやいや…(笑)。」

「どうせ俺の言える話しなんて…、放送禁止になっちゃうから。」

店員「お久しぶりです」

「あ、どうもお久しぶりです。なんか髪型が少し変わりましたよね。」

「そうなんです。ずっと、そうかな?そうかな?と思ってて、
 …なんか変わりましたね、雰囲気。」


「眼鏡をたぶん、してないからかもしんない。」

「しかも髪型も違うでしょ。」

「ですよねー?」

「まあ、髪型はしょっちゅう変えているのでー…。」

「ねー、明るくなったりとか…。では…。」

「……。」

「可愛いでしょ。」

「あっははは(笑)。」

「1回、飲みに行こうって、言った事があるんだけど…。」

「実現してない?」

「実現してないねー。」

「まあ、いつものトシさん(竹内は佐々木さんの事をこう呼びます)ですよね(笑)。
 あと、今日風邪気味な感じで喉をやられちゃってるので、好きなだけ喋っていいですよ。」

「(笑)…。俺が好きなだけ喋ったら…酷い事になるけどイイ(笑)?」

「もはや良いです(笑)。」

「でも、みんな何を話すんだろうね。」

「…まあ、基本は取り留めの無い話しですよね。」

「ですよね。とりあえず、意気消沈してる事を書いてくれればいいや。」

「は?…まあいいや、このお店はよく来てるって事ですか?」

「そうだね、何だかんだで高円寺には10年ぐらい居るから…。」

「確かに。」

「1回抜けたけど…(笑)。」

「あら…(笑)。」

「そう、何度か引っ越ししてるけどー、高円寺に居たり、
 阿佐ヶ谷に居たり…、まあ1回抜けて…(笑)。」


「…また戻ってきたと(笑)。」

「出戻り系だね。」

「…なんか、知ってるし…。改めて話す事なんか無いですね(笑)。」

「無いよね。」

「いつもの感じだもんな…。」

「元々、俺が話す人じゃないしね。」

「あれ、そうでしたっけ(笑)。」

「そんな事ない?」

「そんな事ないと思います。」

「女子相手だとね、俺、延々と話せる。」

「武勇伝的な…。」

「武勇伝じゃなくて…、なんか格好良い風な事を話していく」

  やはりビール!


「はあ…。」

「なんか真面目な事をね。哲学的な…。」

「トシさん視点の…。」

「最近ね、また日記を始めたんですよ。」

「ほうほう。」

「実はここ2年ぐらい書いてなかったんだけど(笑)、最近になって急に
 書きたくなって…。…とは言っても、ここ4回ぐらいしか書いてないんだけど。」


「成程、トシさんが書きたい時に、書くと。」

「そう、俺のブログとか見た事無かったっけ?」

「ありますけど…、ブログっていうか、コラム…みたいな?」

「そうそう。なんか Twitter とか Facebook をやってると、ブログを
 書くっていうモチベーションがねぇ…、上がんなくて。」

「ちょっと違いますもんね。」

「うん、それで Twitter もひとしきり飽きてきたから、またブログに戻ろうかなって。」

「そして、また Twitter に戻りそう(笑)。あれ、日記ってブログの事ですか?」

「ブログの事ブログの事。」

「あー、確かに1年以上は止まってたかも。」

「なんか、人のブログを見て、イイなって思ったんだよね。書くのは結構好きだから。」

「好きだったら1年以上も止めないでしょ(笑)!」

「あははは(笑)、好きなくせに書いてない(笑)。書き始めると楽しい…みたいな。」

「ああ…。」

「何でもそうだよね。常に文庫本はポケットの中に入ってるし。」

「そうなんですね。自分なんか、そういうのは殆ど読んでないから…。」

「そうなの?…1年に何冊。」

「普通に0冊の可能性があります(笑)。読むタイミングが無いって言うか…。
 わりと何もしない時間っていうのが好きだったりするんで。」

「俺もボーッとしているのは好きなんだけどな。早めに現地に
 行くのも好きだし。まあ、知ってると思うけど。」


「あー、確かに。」

「何か、文字を読んでる…っていう状態が落ち着くって言うか。
 本の内容とかよりも。
 ブログもそうだけど、内容はどうでも
 良いんだけど…、書いてるっていう行為が好き。」


「まあ、分からなくもないですけどね。」


-----探り探りの時間が続きます-----



佐々木「大体いつも、どれくらい録るの?」
 

竹内「そうですね、大体2時間くらいですかね。」
 

「ははは、長い!」
 

「でも、そんなもんですよ。」
 

「まあ、飲む…っていうと、大体2時間だよね。」
 

「そうでしょ?…それをまあ、20分くらいにまとめると言うか…。」
 

「2時間、これを聞くのも大変だね。」
 

「そう、シラフの時に(笑)。」
 

「あははは(笑)。…だったらさあ、覚えてる事を書けば良いんじゃないの、それで。」
 

「いやいや、違うんですよ。それだと当日のイメージだけで
 書いちゃうんですよ。脚色されると言うか…。」

 

「もっとリアリティーを…と。へー…。」
 

「トシさんはもう付き合いが長いので、知ってる部分もあるから良いんですけど。

 そうでも無い人もいますしね。あと、口調とかもそのまま書きたいし…。」
 

「口調ね、面白いよね。人によって違うもんね。」
 

「そうですね。「~さ」…って多く言う人とか、接続詞がやたら多い人とか…、

 あと、『私』って言葉をやたら挟みたがる人とかいますよね。」
 

「いるいる。」
 

「そう、そんな時は一字一句書き留めたいんです(笑)。」
 

「ふーん。」
 

「そう言えば、今度 Air Do で流れる曲、伊達の為に作った曲が使われるそうです。」
 

「はいはいはいはい。えーっと、サイレンス?…クワイエット…?」
 

「“The Energy of Silence”!…ライブのがそのまま流れるそうですよ。」
 

「あー、いいんじゃないすか。それって正式に?」
 

「いや、もう正式みたいなものですよ。でも、機内音楽の番組が60分番組で、

 そこに合計12曲ぐらい流すらしいんですけど、つまりは1曲が約5分って尺で…。」
 

「あーー。」
 

「そうなんです。あの時、9分ぐらいやってたらしくて(笑)、
 どこかしらをカットせざると得ないと…。」

 

「うーん、やっぱ、短い曲って大事だよね。」
 

「いや、大事ですね。」
 

「ビートルズなんて、3分だもんね。」
 

「3分も無い曲とかありますよね。13曲ぐらいやって30分強…みたいな。」
 

「3分とかで印象付けさせるって凄いよね。まあ、歌があるってのもあるけど。

 インストで3分だけ…っていうのはなかなか難しいよね。」
 

「インストはね…、楽器のソロの部分を取り入れたりしますからね。」
 

「でもさ、あのスパルタカス(“Love Theme From Spartacus”)とかも

 凄い格好良いけど、あれも4分ぐらいでしょ。結構短いよね。」
 

「そんなもんですね。」
 

「あれでも結構、お腹一杯な感じするもんね。勿論、ライブだともうちょっと

 長くなるけど、レコーディングはあれくらいに抑えると、気持ち良いみたいな。」
 

「まあホラ、学生時のジャズをやり始めの頃って、ソロを
 沢山聴きたいみたいな気持ちが
強かったから、CDを聴く時にも、
 何だか長めのものを求めてる傾向はありましたけどね。」

 

「確かに、学生の時って、アドリブが非常に好きだよね(笑)。

 俺も、曲を10分ぐらいやってると、嬉しくなってたもん。」
 

「そういうもんですよね。だから“Nefertity”とか酷いなって(笑)。

 いつアドリブをするのかって思ってたら終わっちゃうし(笑)。」
 

「あれは…ずっと気持ち良くなってきちゃうパターンだよね。」
 

「いや、あの頃はその感覚が分からなかったですね…。」
 

「俺も分からなかったよ。」
 

「あ、ビール頼みます?」
 

「そうだね。うん、やっぱこれだ(笑)。」

  ビール&ビール!

 


-----徐々にトシさんがノッてくる-----


竹内「もう、30分くらい経ってますね。」

 

佐々木「面白いね。こう…なんかさ、時間を…過ごすというのが…。」
 

「早いですよね。」
 

「飲み会で思うけど、後半さ、時間の流れが凄く早くならない?」
 

「ほう。」
 

「初めの1時間とか結構ね、長いっていう…。色んな話しをしている気が
 するんだけど、最後の
1、2時間とか、本当に一瞬で過ぎるっていうか…。」

 

「まあ、間が持つようになるかもしれませんね。」
 

「ま、酔っぱらってる…からだろうけどさ(笑)。」
 

「そうですね。」
 

「色んな酒を飲んで酔っぱらってくる…(笑)。でも、面白いよね。昨日話してて、

 小学校とかって、授業と授業の休み時間で、5分とか10分じゃん。」
 

「はいはい。」
 

「5分から10分で、ひと遊びしてなかった?」
 

「してました(笑)。」
 

「してたよね(笑)!?…しかも、5分とかって、超短いとかも
 あんまり思ってたなかった気がするんだよね。」

 

「確かに。」
 

「なんか、ちゃんと5分でもガッツリ遊んで、また授業だ…みたいな。

 今ってさ、5分休みとか言われても…、なんも出来ないじゃん(笑)!」
 

「はははは(笑)。」
 

「トイレ行って終わる(笑)。だから、子供の集中力って凄いし、
 時間の感覚も長く感じるんだよね、きっと。」

 

「うちらもリハーサルとかで、5分休憩ってありますけどね…。」
 

「あるある。」
 

「でも、遊ぼうとは思わないですよね(笑)。」
 

「とりあえず、皆と話して終わるよね。」
 

「ここを、こういったソロにして…っていう話しとか…。」
 

「無い無い無い。だから、段々ホント時間の感覚が短くなってるんだよね、悲しい事に…。」
 

「そうですね、年齢を重ねる毎に、時間の感覚は短くなるって

 言いますもんね。40歳から50歳はあっという間だった…みたいな。」
 

「俺、それは前は、大きくなるにつれて先の事を
 考えるようになるんじゃない?って思ってて。」

 

「はあ、…と言うと。」
 

「なんか、明日の事を考える…とか、1週間先の事を考える…とか、1ヶ月、3ヶ月先の

 予定とかを考えるようになるっていうか…。かなり先のライブとかも決めてたりする
 じゃん。
先の事をどんどん考えようになるから、早いのかなって思ったんだよね。」
 

「確かに、小学生の頃なんて…。」
 

「その日の事しか考えないでしょ、小学校なんて。明日の事もそんなに

 考えなかったよね。放課後…何して遊ぶ…とか。誰々んちに行こう…とか。

 …誰々んちにっていうのも、そん時のノリで決めてたよね。」
 

「そうですね。前日から決めていっている感じではなかったでしたね。」
 

「来週の何曜日に、誰々君ちに遊びに行こう…なんて、絶対無かったじゃん(笑)。」
 

「そりゃそうだ(笑)。もう、その日を生きている…って感じですよね。」
 

「…で、思ったんだけど、単純に感覚が鈍ってきただけって言うか…。」
 

「どうなんでしょうねぇ。」
 

「1年後とかもさー、小学生にとっては永遠の先の事だよね。
 次元が違うっていうか。
ましてや、20歳の大人の自分なんて、
 そんな日が来るんだろうか…ってくらい先だったよね。」



-----ビール好き-----


 

佐々木「竹内君もあれだね、専らビール党になったね。」
 

竹内「トシさんのせいなんですけど…(笑)。」
 

「そうそうそう。俺のせいでビール好きになったのって、いっぱい居るんだよ。」
 

「知ってますよ(笑)。何度も聞いてますよ。」
 

「言われると結構嬉しいんだよね(笑)。」
 

「ははは(笑)。」
 

「あと、俺結構、ビールを飲んでいる女の人が好きで…。」
 

「それ、書けるやつですか(笑)?」
 

「書ける書ける(笑)。例えば飲み屋に行って、とりあえずビール!

 …って注文する女性はまず、イイなって思う。第1印象的に。」
 

「俺、なんでビール好きになったんだろうなあ。」
 

「俺のせいじゃないんじゃない?」
 

「うーん、確かに、トシさんに『ビールって美味いよ!』…って
 言われた記憶は無いんですよね(笑)。」

 

「まあ…、言った記憶も無いから。」
 

「でも、美味しそうにビールを飲んでたから…とかですかね。」
 

「でも、俺に会った頃って、25歳…ぐらいでしょ?
 …それまで学生時代とかで、ビールは飲むでしょ?」

 

「いや、でもあまり飲めなかったです。」
 

「まあ、「俺も十代は…あ(笑)。」
 

「書けないやつじゃん(笑)!」
 

「まあ、良いよね、昔の事だから(笑)。だって、
 高校の制服来て、地元のバーに行ってたからね。」

 

「制服は駄目でしょ(笑)!」
 

「いやいや、昔はなんか、そんなに厳しくなかったよ。今だとコンビニで

 酒を買うのでも年齢認証とか必要になったりしてるでしょ。」
 

「昔は無かったですもんね。」
 

「無かったし、俺は高校の時の打ち上げとか、居酒屋でやってたしね。
 それで、お店の人も明らかに高校生だって分かってるんだろう
 けど、暗黙の了解っていうか、多らかな感じが昔はあったと思う。
 今じゃさあ、犯罪者扱いになっちゃってるしさ。厳しいよね。」

 

「確かに。」
 

「まあ、俺も昔はカクテルを飲んでた時もあったけど。マルガリータとか…。流石に

 カシスオレンジは無かったけど…。それで色んな物を飲んで、結局ビールかな。」
 

「成程。」
 

「まあ、ビールは食べ物に合うってのが一番の理由かもね。カクテルじゃ合わないしね。」
 

「トシさんのビール好きってどこから来たんですかね。」
 

「何だろうね…。あー、切っ掛けの1つとして、村上春樹のデビュー作の

 『風の歌を聞く』って小説があるんだけど、凄く短い話しなんだけど、

 その主人公がひたすらビールを飲むっていうのがあったかなぁ。」
 

「ほー。」
 

「あれは結構、ビールを飲むのがイイなと思ってて。だって、事ある毎に

 ビールを飲むんだよ。とりあえずビールを飲む…みたいな(笑)。」
 

「今のトシさんと変わらないじゃないですか(笑)。」
 

「そう、その中で比喩だけど、夏の間中に、25mプール一杯分の
 ビールを飲んだ…って
いう表現が出てくるのね。それくらい
 飲んだって事ね。この『とりあえず』って言葉が好きで。
『とりあえず』
 ビールとか、『とりあえず』やってみよう…とか。それが良いよね。」

 

「今のトシさんを表している気がします。」
 

「なんか、人って、やる気が出ないとか言うじゃないですか。」
 

「はいはい。」
 

「例えば掃除ってさ、面倒臭いじゃん、やり始めるのは。
 でも、始めちゃうと、キリが無いくらいやっちゃう…みたいな。」

 

「あー、そうかもしれないですね。」
 

「あれは脳科学的に、始めないとヤル気が出ないっていう…。
 だから、逆に言うと、始めるとヤル気が出る。掃除でも何でも。」


「へー。」

「やり始めないと、ヤル気が出ないって事。だから、
 とりあえずやってみて…って取り掛かると…、」


「何でも出来ると…。」

「俺も家に帰ってから、疲れてるけど、とりあえず3kmぐらい走ろうかなって思って
 外に出ると、結局勢い付いて10kmぐらい走っちゃうとか、結構あるんだよね。」


「ちょっとO型気質なところがあるのかもしれませんね。」

「だから、何事もやってみれば良いんだよ。とりあえず…。」


 

-----自分達の馴れ初め、そして…-----
 


「そう言えば、初めて一緒に演奏した時の曲って覚えてます?」
 

「“La Fiesta”やったでしょ。」
 

「そうそう(笑)。」
 

「そうだ、あれは“裸祭”って名前でやってたからなあ(笑)。」
 

「『裸』が『ラ』でね(笑)。」
 

「あと、あれやったでしょ。ハービーの『洪水』の最後に
 入ってる“ハングアップ”…なんとか(笑)。」

 

「ああ、やったやった!…終わり方とか、感覚のみでキメを合わせてたと思う。」
 

「あれ、でもメンバーって誰だったっけ。ベースは…。」
 

「酒井ですよ。」
 

「あ、ベースはそうか。で、ギターに高瀬君がいて…。フロントとかいたっけ。」
 

「あれ、どうだったけ。サックスか何かだったかな…。」
 

「うん?どうだろう。4人って事はなかった気がするけど。」
 

「…あ、郷原君だ(笑)!」
 

「郷原君だ(笑)!ははは(笑)。…そこでもう結構…濃ゆいメンバーだよね(笑)。」
 

「忘れてた…(笑)。」
 

「4人じゃなかった気がするって…可哀想可哀想(笑)!」

「他に何の曲をやったんだっけなあ…。」

「さあ、とにかくあの2曲の印象はあるけど。」
 

「そう言えば、あれから何年の付き合いなんですかね。」

「よく続いてるよね(笑)。まあ、音楽に関しては自分の好きなように
 やってるしね。それはそれでナメてる感じって言われるかもしれないけど、
 俺は人生を音楽に注ぐ…なんて思ってないし…。一生付き合いたいけど。」


「自分もスタンス的には、そんな感じが良いのかなとも思います。」

「良いお友達ではいたいけど、そんなに激しい
 恋愛なんて、そう何週間も続かないしさ。」


「はあ…はい(笑)。」

「こんなんで良いでしょ(笑)」

「良いですね。あまり長くなってもね(笑)。こんな感じにしておきましょうか。」

「俺、頑張った。もう一杯飲んで帰ろうか。」

  わたくし、風邪をひいてまして…


 ☆本日の注文品

・ハイネケン生(680円×3点)…2040円
・ハートランド(480円×4点)…1920円
・生ハムだらけのサラダ…980円
・ポテトサラダ…400円
・サザエのエスカルゴ風…600円
・プレーンバケット…200円
・ハウスワイン・グラス赤…500円


 計6640円!…奢らせて頂きました!!

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

 ☆高円寺 Yonchome Cafe のHP…http://www.yonchome.com/

拍手[2回]



HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


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 発売中(ボーナストラック
 “In A Sentimental Mood”収録)
 …こちらへ!

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(“Casa Familia[Pf Solo]”
 限定配信!)…こちらへ!

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初カバー・アルバム、3rd.CD
『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・Music Video“Love Theme
 From Spartacus”公開中!


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全7曲入り、トータル70分強の
意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
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全曲オリジナルの 1st.CD アルバム 『Pictures』発売中!…在庫僅か!
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SME Recrods からの
メジャーデビューアルバム
『ANTHOLOGY』のMV
“Maximum Shout”公開中!


初のカバーアルバム
『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
“FULL DRIVE”の MV 公開中


TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“Introduction Pt.3”〜
“The Return Of Nautilus”公開中


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