そして、そんな多忙の状況の煽りを受けて、今回はソプラノサックス担当の副田君が出演出来ない状態となってしまいました。それこそ、サポートメンバーを入れてライブをやる事はよくあるのですが、副田君は Generation GAP では、数少ない当初からのメンバーでもあり、欠席したのは初めてだったのではないでしょうか…。副田君の担当するソプラノサックスは、サックスの中でも特殊なものなので、楽器担当も今回は入れ替えて、リーダーの上杉君がソプラノサックスを担当し、GG ではバリトンサックス担当の藤田君が今回はテナーサックスへと持ち替え、そして今回のサポートメンバーとして、若手バリバリのバリトンサックス奏者、宮木謙介君を迎えてライブに臨みました。アルトサックスは勿論、宮里陽太君です。
リズム隊は、ギターに寺岡佑、ベースに田中晋吾さん、そして久し振りにドラムに小笠原拓海君を迎えての陣容となり、これが今回のライブ・メンバーとなりました!…毎回、何だかんだでメンバーの変更はよくあるとしても、今回はかなり特殊な入れ替えがあったようにも思います。その分、いつもとは異なった新鮮な気持ちでライブに臨めたのは当然の事でしたが、色々な面白さもあったライブだったようにも思えました。
副田君自身は欠席でしたが、なんとこの日の為に新曲を拵えてきており(笑)、本人不在という中、曲は無事に参加を果たしておりました。そもそも、GG の曲の6割方は副田君の曲でもあるので、いつでもライブでは生き続けているのです!…これはとても重要な事のようにも思いますね。そのせいか、今回は副田君の曲が続けざまに演奏する…という時間も設けました。皆に愛されてますね(笑)。
この日の Hey-Joe は満席状態となっており、沢山のお客さんと楽しい時間を過ごす事が出来ました。今回で今年最後のライブとなってしまいますが、前述の通り、来年は GG 結成15年の時でもあります。何か面白い事をしていきたいですね。…とは言え、次回のライブは例によって決まっておりません…(笑)。また進展がありましたら、御報告させて頂きます。どうもありがとうございました!
☆Generation GAP のHP…http://www.generation-gap.jp
☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
●12月1日(月)外苑前 Z・imagine
Open…19:00~、1st.…20:00~、2nd.…21:30~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…≪Nautilus≫(Ds)佐々木俊之、(Key)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
ドラムの佐々木俊之さんがリーダーを務めるバンド、Naitilus の年内最後のライブと
なる予定です。今年は、Nautilus 元年?の年でもあったわけですが(笑)、発足の
5月以降、予想以上に充実したライブの基盤を作る事が出来たのではないかと思います。
今回のライブを過ぎると、次のステップとして、レコーディングをしたいという意志を
持っており、暫くはライブはお休みするかもしれません。今の自分達のサウンンドを、
思う存分楽しんで頂けたらと思います。また、ゲストボーカルを入れる曲もあるかも
しれません。こちらも当時のお楽しみという事で、どうぞよろしくお願いします!
●12月8日(月)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
ボーカルの白石恭子さんと、お馴染みの赤坂 Pro-Amuse での演奏です。この
12月という月は、恭子さんの誕生日月でもありまして、恐らくお店で、盛大に?
祝われる事でしょう。1年に1回の目出度い日ではありますが、年中誰かしらの
誕生日を祝っているような気もしますので、普段通り楽しみたいと思います。
2014年も沢山お世話になった Pro-Amus。盛り上げていきましょう!
☆12月9日(火)渋谷 Under Deer
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は最後、22:00〜(予定)、
Charge…前売り2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
久し振りの渋谷 Under Deer にて、前回好評だった〔Hybrid Variety〕の第2弾と
なるイベントに出演します。今回も、ETHNIC MINORITY や EMPTY KRAFT、
そしてお馴染みの Three Primary Colors 等々、協力な布陣が大集合です。恐らく
TRI4TH としては年内最後のライブになる可能性が高いと思いますので、どうぞ
皆さん大騒ぎに?いらして下さい(笑)。自分達も大いに騒ぎたいと思います♪
●黒船、奄美ツアー
・12月13日(土)名瀬(奄美大島)ASIVI
1st.:Open…18:30〜、Start…19:00〜、
2nd:Open…21:00〜、Start…21:30〜、
Charge(入れ替え制):1ステージ…2500円、通し券…3800円(共にドリンク別)
※メンバー全て《黒船》(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
黒船の 1st. CD『CROSSOVER』発売記念ツアーのラストとなるのが、ボーカルの
里アンナさんの故郷である奄美でのライブです。そもそも黒船の音楽コンセプトが、
奄美の島唄と津軽三味線の出会い…という部分があるので、この地でライブをやる
意味はとても大きな事のように思うのです。現在の時点で、既に福岡、大阪での
公演は終えていますが、どちらも盛況且つ好評で、黒船の音楽をより多くの方に
知って頂けて嬉しい限りでした。…奄美公演はどのような雰囲気になるのでしょう。
勿論自分は初めて訪問する地ですし、とにかく楽しみとして言いようがありません。
更に多くの方に、自分達サウンドがお届け出来ればと思います。尚、最近奄美へは
バニラエアという LCC が就航したのですが、今回のライブチャージの種類に、
“バニラエア割”というものが設定されており、それはバニラエアの奄美への半券を
見せると、チャージが1000円になるという大変お得なものです。詳しくは
会場である、ASIVI のサイトを御覧下さい。それではよろしくお願いします!
●12月16日(火)、17日(水)、18日(木)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)宗像夏子(16日のみ)、(Vo)山崎信子(17日のみ)、
(Vo)白石恭子(18日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Kuro での、2014年最後の演奏になります。12月は3日連続の
ブッキングとなっており、それぞれのボーカルの方とのデュオ演奏になります。
本当に三者三様のボーカリストの方々ですので、日によってだいぶカラーが
変わると思いますが、それも含めて、遣り甲斐のある3日間になりそうです。
こちらも沢山お世話になったお店です。最後まできちんと務めていきたいです!
●12月19日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~3ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Ts)青木秀明、(Pf)竹内大輔、(B)トオイダイスケ、(Ds)吉峯孝治
2014年も、毎月1度の出演をさせて下さいました、ジャズ真っ只中のお店、
Crazy Love の自分の年内最後のライブです。2014年最後は、インストで
お送りする事になりました。どの方々も実力者揃いのこの日は、非常に激しい
ジャズの音楽が繰り広げられそうです。刺激的で、熱い夜にしてしまいましょう♪
●12月21日(日)伊豆下田ビューホテル Chantant
Open…19:00〜、1st. …19:30〜、2nd.…20:30〜、
Charge…前売り5500円、当日6000円(共にイタリアンブッフェ、1ドリンク付き)
Member…(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、
(B)石川慎一郎、(Ds)スズキトモヒサ
フルートのいづみさん、タップダンサーの丹精君が織り成す Beat n Sound Project
による、クリスマス・プレミアム・ステージが下田ビューホテル内のレストラン、
Chantant にて行われます。初めて訪れる場所ですが眺めも良く、雰囲気も抜群の
空間が出迎えてくれる事でしょう。ホテルとしては、伊豆急下田駅からの送迎も
伺っているそうで(所要約6分との事)、東京からでは遠いかもしれませんが、
お勧めしたい場所であるのは確かです。是非とも音楽と料理に酔いしれて下さい♪
●12月24日(水)渋谷 The Guinguette by MOJA
Open…17:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…22:00〜、
Charge…5000円(スパークリングワイン、クリスマスプレート、プレゼント付き)
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳
Special Guest…(Ds)チッコソウマ
2014年の3月に開店したという、多目的ビルディング MOJA の一角にある、
フレンチビアホールの The Guinguette by MOJA を使用し、パーティーらしく、
弾楽がクリスマス・カウントダウン・ライブを行います!…お店の雰囲気は
サーカスらしさを思い起こさせるものでもあり、ドラムのチッコソウマさんも
ゲストに迎えて、正にスペシャルな夜になりそうです。多くのミュージシャンの
飛び入りもあるかもしれません。とにかく、心から楽しんだ者の勝ち!…という
ような、エンターテイメントに溢れた1日にしたいです。お待ちしております!
●弾楽、静岡ツアー
・12月27日(土)沼津 Karin(Facebook のページ)
Open…14:00〜、Start…詳細不明、Charge…3500円(1ドリンク、軽食付き)
・12月28日(日)富士 Blitz Coffee
Open…18:30〜、Start…19:00〜、Charge…3500円(1ドリンク、軽食付き)
※以上、メンバー全て、《弾楽》(Fl)いづみ、(Key)竹内大輔、
(B)中司和芳、(Tap Dancer)丹精
年の終わりは、弾楽のライブが目白押しです。こちらはお馴染みの静岡県内での
ライブで、沼津と富士の2ヶ所で演奏させて頂きます。そして時期も時期だけに、
忘年会ライブのようなスタイルとなっているようで、和気藹々とした雰囲気で
進めていきたいと思います。勿論、エンターテイメントの部分も忘れずに、
自分達らしいステージをお届けしていきたいです。年内最後の弾楽ライブです!
●12月29日(月)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、2マンライブ
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ボーカル・ギターの丸本さんとの2014年最後のライブは、丸本さんの企画する
2マンライブで締めたいと思います。お相手は、丸本さんのCD『Utautai』にも
参加している、ボーカル・ギターの又吉康人君で、お互いが1ステージずつを行い
つつ、相手のステージにゲスト参加したりしつつ、2マンライブならではの流れを
もってやらせて頂きます。勿論、自分も又吉君のステージにお邪魔する事にもなると
思いますが、どんな雰囲気になっていくのか非常に楽しみですね。また、何故だか
自分ソロのステージも若干用意されているようです(笑)。どんな曲を弾いたら
良いのでしょうか…。今から楽しく悩みたいと思います。よろしくお願いします!
ひとまずは、以上になります。まだ未決定のライブや、シークレットの演奏も多いのが12月の特徴とも言えそうですが、また決まり次第、こちらに追加していきたいと思いますので、チェックの程よろしくお願いします。それでは、2014年最後の月も気張っていきましょう!
さて、今回は全4バンドの対バンで、自分達は最後の出番となっていたのですが、対バンの方々も豪華で、何だか対バンした事のある Three Primary Colors、Delightones、そして自分は初対面だった中塚武さんと、どれもが聞き逃せないバンドばかりで、自分達も最初から楽しませて頂きました。どのバンドも個性的で、そして聴いていて心地良いリズムが溢れてくるかのようです。自分達も負けてはいられないではありませんか!
今回、自分達に与えられたステージ時間は約40分…。約2時間以上も演奏し続けた、前回のワンマンライブ〔TRI4TH × Jukka Eskola ライブ参照〕に比べると、だいぶコンパクトではありますが、全7曲、アゲアゲ重視で駆け抜けていきました。言うならば、前回のワンマンライブの盛り上がりの部分を抜き出したような感じだったでしょうか。良い集中力があり、ソロは勿論、テーマの正確さも意識し、自分達が生み出していくリズムにも自身を持ちながら演奏出来たように思いました。
ステージ上も、以前に比べて広さの面で余裕が感じられる事もあって、演奏面もスムーズに進められた部分がありました。そして、最後の3曲ではお客さんも立たせて、皆で一緒になって身体を揺らして楽しんでいきます。短い時間でしたが、多くの曲を詰め込んだ甲斐があったというものです。とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。また、メンバー同士の意志の統一も図れていたと思います。これは本当に継続して意識していきたいところですよね。
共演者にも恵まれ、無事に今回のイベントを終える事が出来ました。TRI4TH は、既に次回作のプリプロを始めており、それは曲作りだけに留まるのではなく、ステージ上でどのように演奏したら良いか、どのように見せたら良いか…という考えも含めて作っているので、今回のようにライブが出来る状況というのは本当に有り難いのです。そんな1つ1つのライブが今後の作品作りに影響していくので、大事に進めていかなければいけませんね。
そして次回のライブは12月9日(火)、渋谷 Under Deer にて行われます。こちらも対バンライブで、TRI4TH の個性を存分に発揮していきたいものです。今回もどうもありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Three Primary Colors のHP…http://www.threeprimarycolors.com
☆Delightones の(Facebook の)HP…https://www.facebook.com/Delightones
☆中塚武さんのHP…http://www.nakatsukatakeshi.com
☆渋谷 Plug のHP…http://shibuya-plug.tv
左上写真が、今回自分は初めて出演をした天神(福岡)の New Combo、そして右上写真が、黒船として1年2ヶ月振りの出演となった、梅田 Mister Kelly's にてです。どちらも嬉しい事に大盛況で、本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。そして、バンドサウンドの確かな成長を垣間見る事も出来ました。良い流れを持って、次の公演に繋げられるのではないかと思います。
せっかくのツアーなので、食も大いに堪能させて頂きました(笑)。福岡の鰻料理を筆頭に、うどんやラーメン、もつ鍋やお好み焼きに、美味しいお酒達…。そして何より、お世話になった方々の家庭料理も忘れる事は出来ないでしょう。多くの方の協力があって今回のツアーが実現した事を、改めて強く感じさせてくれるものでした。本当にどうもありがとうございました。黒船の『CROSSOVER』発売記念ツアーの残りの公演も、どうぞ楽しみにしていて下さい!…後半はこの2ヶ所となります。
●黒船、CD『CROSSOVER』発売記念ツアー(後半)
・11月29日(土)銀座 No Bird
Open…18:00~、1st.…19:00~、2nd.…20:30〜、
Charge…4000円(ドリンク別)
・12月13日(土)名瀬(奄美大島)ASIVI
1st.:Open…18:30〜、Start…19:00〜、
2nd:Open…21:00〜、Start…21:30〜、
Charge(入れ替え制):1ステージ…2500円、通し券…3800円(共にドリンク別)
※以上、メンバー全て《黒船》(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
よろしくお願いします!…勿論今回のツアーは、後々に詳細をまとめて記します!
そして、こちらは帰りの飛行機の中でのひとコマ。関谷君が見ているのは、先日の TRI4TH のワンマンライブ〔TRI4TH × Jukka Eskola ライブ参照〕で録画していたライブ映像です。そう、本日11月25日(火)は、TRI4TH のライブが渋谷 Plug で行われるのです。1つのツアーが終わったのも束の間、すぐに頭を切り替えて臨まねばなりません!…こちらもどうぞ楽しみにしていて下さい。ひとまず、お疲れ様でした!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
まず、自分の初日となった17日は、自分も含めて4人の出演者が揃いました。現在は住まいを関西に移したギターの愛川聡さんを筆頭に、バイオリンに Tsukasa さん、ベースにかわ島崇文さんという陣容です…。愛川さんは本当に久し振りで、恐らく4年振りぐらいにお会いしたと思いますが、今回は愛川さんのソロ演奏もたっぷりと用意し、更に4人編成で…と、スペシャルなステージを展開出来ました。
そして、誕生日週間の最終日となった18日は、自分も含めて計5人の演奏者となりました。かわ島さんと愛川さんはこの日も出演で、更に、ボーカル・サックスの加地直子さん、ボーカルの折井敦子さんという陣容でした。満席のお客さんを前に、この日はママにバースデーを歌ってあげたり、ケーキを進呈?する場面もあり、そのままシャンパンを出すに至ってテンションが上がったのか、かわ島さんも久し振りに(笑)サックスを取り出し、多くのお客さんを魅了していました。そして、愛川さんのソロギターも炸裂していました。本当にラッキーな1日だったように思います。
ここまでが誕生日週間で、出演ミュージシャンも多めでしたが、ここからは通常の営業という事で、自分とあと1人の出演者が基本となりました。
…しかし、この19日の日もかわ島さんの姿が…(笑)。自前のプリンターをお店に持ってきていて、写メから譜面をプリントアウト出来るシステムを導入していました(左上写真参照)。ちなみに、この日はボーカルの白石恭子さんとの日だったのですが、お店に入る直前には〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』30.(白石恭子編)〕をやっており、ほろ酔い気分で過ごしていた事を覚えています(笑)。お客さんを交えての歌も展開したりして、喉かな時間でした。
そして、連続4日間の最終日?の20日は、ボーカルの宗像夏子さんとの日だったのですが、やはりこの日もかわ島さんの姿が…(笑)。これで、かわ島さんとも4日間連続で顔を合わせる事になったわけですね…。宗像さんは先週の14日にも Kuro に出演していたそうで、誕生日はその時に祝っていた事でしょう。…この日は流石にのんびりと演奏していきましたが、途中からはお客さんも交えて歌う時間になりまして、また前日とは違った盛り上がりを見せていました。自分達で演奏もしましたし、かわ島さんのPC内に入っていたオケ音源も大活躍でした。
…と、4日間、本当にバラエティに富んだ時間を過ごさせて頂きました。出演者も変われば、演奏する内容も大きく変わる Kuro での空間…。その魅力を、短期間で改めて感じさせてくれた1週間になりました。また新たな魅力を探りつつ、来月もまたよろしくお願いします。そして、誕生日おめでとうございました!
☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp
お店は、仕事前によく自分の祖母に連れて行って貰っている、赤坂の板前寿司という大好きなお寿司屋さんにて行われました。それまで、仕事前に行っていたという状況上、あまりゆっくりと滞在する事が今まで出来ていなかったのですが、今回、晴れて?時間を気にせずにお店に寄る事ができ、正に自分達に打って付けの場所だと思いました。…とは言え、結局この後も自分達は同じ現場に向かうのですが…(笑)、そんな状況の中で話せた内容は充実していたと思います。それではどうぞ御覧下さいませ!
●日時…2014年11月19日 ●場所…赤坂見附 ●お店…板前寿司
竹内(以下、緑で表示)「じゃあ、適当に録音し始めますので…。」
白石(以下、オレンジで表示)「なんか改めて何話していいのか…なんかさ…(笑)。」
「はい(笑)?」
「はははは(笑)。」
「まあ、普段からよく会ってますからね。」
「……ご趣味は、、、」
「(笑)。はは、知ってるでしょ(笑)!」
「ははは(笑)。そうだ、知ってた。」
「まあ、この場所もよく来ますけど。いつも慌ただしいですもんね。
だから…、今日は良いセレクトかもしれない。ゆっくりできるし。」
「いつもお店はマチマチでしょ?」
「そうですね。昼にやったりもしますし…。基本は
ゲストに縁ある場所を選んではいるんですけどね。」
「うんうん。じゃあ良いかもね。でも、お寿司だとお高いんじゃ…(笑)。」
「まあ、そうかもしれませんが。この前の前に、Kuro に出演している
真寿美ちゃん(松山真寿美さん)とこの企画をやったんですけど
〔竹内大輔の『奢らせて頂きます』28.(松山真寿美編)参照〕、
食事自体は大丈夫だったものの、結局ワインを2本空けちゃって…。」
「はははは(笑)。結局お高く…。」
「ですねー(笑)。」
「しかし、お寿司はテンション上がるねー。」
「ホントですね。うん、美味いし。」
「これは飲まないわけにはいかないですね。しーあーわーせーです♪」
「…と言って、最初はお茶じゃないですか(笑)。」
「まあまあ。徐々にな感じで。」
「まあ、やっぱ美味しさの割りに安いと思うんだよな…。」
「……。」
「……。」
「食べる事に夢中で、全然喋ってないんじゃないの(笑)?」
「良いんですよ(笑)。」
「これ、後で録った方が良いんじゃない?…今はガツガツ
食ってるから喋っている感じもしないし。」
「え…まあ、でも、こういうのが普段感があって良いと思うんですよね。」
「普段がガツガツ食ってるみたいな(笑)。」
「そうそう。既にお互いの性格が出てるっていう…(笑)。」
「なるほど。」
「そういえばこの企画、今回で30回目なんですよ。」
「!!…あらまっ。そんなに。」
「だから、ちょうど5年間やり切ったってところですね。」
「へー。私にいつ順番が回ってくるのかと思ってたんだけどさ。
永遠に回ってこないのかと思ってたんだけど…(笑)。」
「あははは(笑)。あのー、次回がミキヤ(伊藤樹明)なんで。」
「あっははは(笑)。」
「二十歳になったしね。」
「うんうん。なんかミキヤ先輩は熱く語りそうだね。」
「…そうですね。しかも飲んでるわけだし。」
「音楽の事とか…熱く。」
「“ミキヤ先輩”という呼び名が定着していて、俺は嬉しく思います(笑)。」
「定着してしまいましたね、ははは(笑)。」
「なんか、バランスが良いですよね。」
ーーーーー寿司屋って良いなーーーーー
竹内「この企画が始まって、寿司屋って初めてかもしれない。」
白石「なんと贅沢な…。」
「今回は自分がお店決めちゃいましたけど、いつもゲストに決めて貰ってて。」
「あー、なるほどね。」
「それも性格が出るんですよね。」
「はいはい。飲みをメインと考えるか、食事をメインと考えるか。」
「そう。以前、サックスの友達が抑えたお店が、フランス料理の
お店で。ご丁寧に、ちゃんと予約までして貰ってて(笑)。」
「あはははは(笑)。」
「まあ、美味しかったですけどね。でもその前に、状況的に面白かったです(笑)。」
「…でも、フランス料理じゃねえ…。それなりにお高い…。」
「まあ、そうですかねぇ(笑)。…あ、次は何を頼みましょうか?」
「そうねえ。今後は飲みモードになるから、摘みみたいのが良いかも。」
「なるほど。計画的ですね。」
「あ!…今日寒いから、温かい飲み物にしようと
思ってたのに、何で冷たいのを頼んじゃったんだろう。」
「あ、いつのまに生グレープフルーツサワーを…(笑)。」
「まあ、いいか。」
「よくレッドアイを飲んでますよね。好きなんですか?」
「好きです。」
「あと、何を飲んでましたっけ。ワインとか?…あ、
よくシャンパン持ってる写真とか見るなあ(笑)。」
「ふふ(笑)。調子に乗ってくると、ワインを飲み始めるの。」
「調子に乗る…(笑)。まあ、そうかもしれないですね。」
「そうなの。」
「最初からはいかないですもんね。」
「白ワインを飲んでる時は、ああ、だいぶ良い調子だなって思うんだよね(笑)。」
「指標が出来てるんですね。」
「うん。」
「あ、これも食べちゃいますね?」
「はいはい。」
「食べちゃって良いか?…って、俺がお金を出してるからな…。」
「はははは(笑)。どんどん食べて〜♪」
「俺が遠慮する必要は全く無かった。」
「…なんかね。このお寿司の写真とかをブログにアップしてると、
『また寿司食ってる。』…とか言われるわけ。なんか私のブログの
ネタって、寿司食ってるか、酔っぱらってるか…なんだって(笑)。」
「えー、そうですか?…そんなに偏ってたかなあ。」
「酔っぱらってるか、大酔っ払いでしたか…みたいな。」
「実際、そういう生活をしてるって事ですよね。」
「…まあ…。」
「じゃあ、あまり間違って無いって事で。」
「ふふ。飲んだら調子が出てきた。このまま本当に飲み続ける
だけだったら、もっと調子に乗って飲むんだけどね。」
「あ、そうなんですか。やはり仕事(この日は、この後に
一緒に赤坂での Kuro ライブでした)前は抑えますか。」
「…というか、まあ、仕事中は…たまに酔っぱらってる時もあるけど(笑)。」
「あの…、やっぱこう、変な話し…、恭子さん、長いじゃないですか、この業界。」
「なんか今、失礼な事を仰いました(笑)?」
「いえいえ(笑)。だからその…。」
「自分のね。ペースをね。これくらいにしておかなければヤバいぞ…って
いうのは知っているつもりですよ。そうじゃないと、プロとして失格でしょ!」
「はははは(笑)。」
「このお店で、寿司を本当に腹一杯食べ過ぎちゃって、お腹に力が入らなくて
あまり歌えなかった…っていう大失敗をした事があるから。酒でなく!」
「酒ではなくね。」
「ちょっとプロ意識に欠けたかな…って思ったんだよね。」
「はははは(笑)。」
「酔っぱらっても、そんなに歌えなくなる…って事は無いと思ってるわけ、私は。」
「まあ、俺もそうかもしれません。」
「動体視力を失ってるくらい飲んでても、いつの間にかちゃんと家に
帰ってるし、いつの間にか寝る前には化粧も落としているわけよ。」
「冷静ですね。」
「だから、そんなに覚えてなくても、きちんと仕事はするんだろうな…って思ってる。」
「はいはい。もう、身体に染み付いているわけですね。」
「ただね。やっぱ身体の調子が悪い時とかだと、ちょっとでも飲んだら
ホントに声が出なくなっちゃうから、そこは抑えておかないと…。」
「でも、声が出ないなら出ないなりに、ちゃんとステージはこなすような気がします。」
「結構ごまかしてたりするしね。」
「まあ、でもそれで良いと思いますよ。まあ、技術面ではもしかしたら
問題が発生しちゃうかもしれないけすけど、お客さんを楽しませるぞ!
…っていうクオリティは下がらないと思いますもん、恭子さんの場合。」
「そうそうそう。それはもうー。」
「ですよね。」
「まあ、比較的、喉も強い方なんで。」
「そうっぽいですよね。」
「ホントに声が出なくて、お客さんが心配してしまう…って事は無い。」
「俺に当て嵌めたところの…指の骨折…ぐらいですかね。」
「あははは(笑)。まあ、それでステージは難しいもんね。」
「いや、1本ぐらいだったら大丈夫だと思いますけど(笑)。」
「おー。」
「…なんか、プロ意識の話しが聞けちゃったから、今日は
もう良いんじゃないか…って気にもなりますね(笑)。」
「はは、もういいか(笑)!…オフレコの話しの方が、よっぽど面白かったりするもんね。」
「そうなんですよねー。」
「でも、オフレコって事は書けないしね。」
「そうです。そこの狭間でいつも悩んでます(笑)。」
「大体、私のブログのネタが、お寿司か酔っ払いの話しばかり…っていうのは、、」
「まあ、そこが書ける範囲だよ…って事ですもんね。」
「そうそう。ブログなんて誰が見てるか分からないし。まあ、最近はなんか
前に好評だったから、料理の写真とか挙げてるけど、それくらいですよ。」
「それで良いと思いますよ。」
「そう。ムカつく事とかあっても、ブログには書けないでしょ。
だって、誰が幸せになれるのよ、私の文句なんか聞いて…。」
「まあ、結局無難な事しか書けないですよね。たまに、人だったり
お店だったりの文句を書いている人がいますけど、凄いですよね。」
「いや、ホントに凄い…。」
「何でなんだろうなあ…。書く事で発散してるのかな。まあ、
それだと書いたままで、送信しなければ良いとも思うけど(笑)。」
「ね。」
「たぶん、本人的には正義感…なのかもしれないけど。」
「私には…ちょっと分からない。」
「まあ、それを言ったら、このやり取りが、今の内容に対する
文句を発表しちゃっているのかもしれないけど…(笑)。」
ーーーーー馴れ初めの話しへ…ーーーーー
竹内「自分、何かに属する…というのが駄目でして…。」
白石「そうだよね。めっちゃそうだよね。」
「はい。」
「それはホラ私、若い時から見てるからさ。今こそ少し大人になってさ、
なんかコミュニケーションとか、自然に取れていると思うけど、
最初に会った時とか、その辺不器用だなとは思っていたもんね。」
「そうですよね。」
「まあ、自分が若い時だってそうだったんだけどさ。」
「はいはい。」
「私もこう、あんまり人と戯れるというか、団体行動みたいなのとか苦手なのよね。
なんか、いちいち人に合わせたり、気を遣ったりしないといけないのとか…。
でも、そいうのが好きな人もいるじゃん。別に人が嫌いなわけじゃないんだけど。」
「ふーん。」
「わりと殻に閉じこもるというか、人に壁を作っちゃうタイプだからさ。」
「まあ、この企画の切っ掛けなんですけど。わりと自分も人に壁を作っちゃうタイプで、
それを少しでも取り除けたら…って部分で始めたところもありますけどね。」
「マージーかー。凄いね。」
「まあ、やり始めたのも5年前なんで。だいぶその時とは変わってると
思います。コミュニケーションのスタンスみたいなもの…とか♪
そもそも、自分から誘ってサシのみ…とか、ほぼ無かったと思うので。」
「え、そもそも飲み会とかも、あまり行かなかったタイプなの?」
「いや、行かなくはないですけど…。なかなか時間が無くて行けないんですよね。」
「うーん…。私、飲み会は散々やってきたからなぁ〜。」
「なんか、この仕事をしてると、仕事が飲み会みたいに思えてきません?」
「それはあなただから。」
「はははは(笑)。まあ、そうかもしれないけですけど、
敢えて飲みに行かなくてもなー…って思っちゃうんですよね。
そこで自分が演奏するか、演奏しないかの違いくらいで。」
「昔は、演奏中に飲むとか、全然平気というふうに思ってたんだけど、
どうしても度を超えてしまう人とか出てきちゃうじゃない?」
「あー、周りがね。」
「そう。それで、あ、これはあまり良くないのかなと思って、
ステージ中は全員で控えたりもした事があったのね。その代わり、
ライブが終わったらここぞとばかりに飲みに行くぞ!…ってなって、
それこそ週に何回飲みに行くんだ…みたいになってたかも(笑)。」
「はあ。」
「まあ、景気も良かったからさ。」
「なるほど。」
「飲みに行くお金ぐらいは、ちゃんとあって、それで体力も
あったから、昼まで飲んでるなんて、しょっちゅうあったけどね。」
「流石ですね。」
「…で、あれだよ、飲酒運転が厳しくなっちゃったから。
あれがそうなってから、一気に飲みに行かなくなっちゃったね。」
「あー。やっぱ、あれは大きかったんですかね。
そう言えば、ライブ中に飲んでる人も減りましたよね。」
「そうそうそう。」
「まあ、それも世の中の変化なのかもしれない。」
「…しかし、10年か。」
「はい?」
「うちらが知り合ってから。」
「ああー。」
「私達が知り合ってー、もう10年になるのね♥」
「はははは(笑)。恭子さんがまだ19歳の時から…って事ですね。」
「そおねぇ〜♪♪」
「テンション高いすね(笑)。」
「なんかあれだよね、クリスマスのイベントでトラで来たんだよね。」
「そうですそうです。なんか、横浜かどっかのホテルだったような。」
「その後に、何か頼んだりしたんだっけ。」
「たまーに…ですよ。レギュラーとかじゃなくて。」
「レギュラーで一緒にやり始めたのはあれか」
「黄門トリオ〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、黄門トリオ!参照〕ですね。」
「カズさんが亡くなって〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、お通夜参照〕丸8年、
…というか、2月で丸9年だから…。あれで、私はもう歌えません…って言って、
3ヶ月ぐらい休んでたんだけど、活動再開した時に Rocky(五反田 Rocky…当時は R)
のマスターから、出てくれない?…って言って頂いて、その時からだから…。」
「あー。でも、最初は月に1回とかじゃなかった気がしましたよ。」
「あれ、そうだっけ。」
「まあ、すぐに月1になった気はしますけど(笑)。」
「それで、いつの間にかバンド編成になってるし(笑)。」
「あの時の模様は、全部ブログに書き残してますからね。」
「おー。それこそ日記だね。」
「そうですね。だから遡る事は出来ると思います。」
「正しいブログの使い方…かもしれない。」
「しかし、10年か…。」
「最初は会った時は無愛想でねー。」
「あたくし?…え、そうでしたか(笑)?」
「まあ、今でも大概、そんなに愛想は良くないけどねー。」
「はははは(笑)。」
「まあ不器用だからさ。付き合っていく内に、そんな事はどうでも良くなってきたけどさ。」
「ウケるなー。いいじゃないっすか、シャイって事で。」
「勿論、それは分かるものだけどさ。人を見た目で判断するな…っていう。でもホラ、
最初が凄い愛想が良い人で、後々に凄いガッカリさせる事もあったりするからさ。」
「あー、後々ね。」
「その、不器用な人のくらいの方が、信用出来るかなって部分もあるけどね。」
「良い事言いますね。ちょっと今、黄門関連のブログ記事を探してみたんですけど、
2006年の6月に初めてやって、その時に8月、9月、10月のスケジュールも
決めてしまってます。…で、ああ、11月もやってるなぁ。月1でやってますね。」
「でしょ?」
「あ、それで、その年の12月に、バンド編成で出演!…ってなってます。」
「えー?そうだっけ。私、トリオ編成で何年かやってたと思った。」
「たぶんあれですよ、12月にお店でイベントやるから、バンド編成で…みたいな。」
「あー、そうだそうだ。それで意外にも好評で、次からバンドで…ってなったんだ。」
「それで次が、翌年の3月になってますね。たぶん、その12月の時点で予定を
抑えなきゃいけなかったから、予定を合わせてる内に3月になったのかと…。」
「そうだね。」
「…で、この辺りから、ひと月先と、もうひと月先ぐらいのの予定も
決めるようになって、バンドとして月1になったんでしょうね。」
「それで、震災の辺りまでやってたよね〔黄門御一行バンド、最後の漫遊記参照〕。」
「そうですね。3月で最後にしてた筈。…だから、5年くらいやってたんですね。」
「5年かー。…で、あれから3年以上経っちゃってるもんね。」
ーーーーーバンドマスターの経験ーーーーー
白石「でも、バンマス(バンドマスター)って本当に大変。やるもんじゃないよ。」
竹内「いやいや、俺、トリオ(竹内大輔ピアノトリオ)でやってますから(笑)。」
「あ、そうか(笑)。」
「大変でも、それなりにやってますよ。」
「みんなね、バンマスの回しっこをした方が良いんだよ。
それで、バンマスの辛さをメンバーで分かち合えた方が良い。」
「まあ…。でも、俺がやってるバンドは、皆がバンマス経験者ですからね。」
「あ、そういうのが良いよ。バンマスを経験した事の無い
人って、結構無責任な人が多かったりするからさ…。」
「あー、そうなんですかね。だらか、バンマスって逆に、やっておいた方が
良いかなと思いますね、絶対に。…しかも、若いうちからです…。」
「うんうん。」
「たぶん、バンマスとして失敗する事もあると思うんですけど、
若いうちだったらまだ、心のダメージが少ないじゃないですか。」
「あー、なるほど。」
「ミュージシャンの経験をある程度積んでから、初めてバンマスをやって、
それで何か失敗した時って、どことなく傷が深いものになりそうな気がする…。」
「そうねぇ。」
「既にバンマス経験者からしたら、大した失敗じゃないのかもしれないですけど、
初めて経験した失敗の種類に、どこか考えさせられてしまうんじゃないですかね。」
「責任感…とかね、そういう気苦労の部分の経験だよね。」
「そうですね。」
「…まあ、でも考えてみたら、10年目にして初めてサシで飲んだけど、
よく考えたらミュージシャンだって、サシで飲む事なんてそうそうないよね。」
「そうそう、そうなんですよ!」
「複数で飲む事は沢山あったけどさ。」
「やっぱ、サシで飲むと話題も変わると思うんですよね。」
「変わるねー。」
「まあ、どちらにしても、しょーもないんですけど(笑)。」
「あははは(笑)。この企画、何だっけ、『奢らせて頂きます』?
なんか私主導で、『奢って頂きます!』企画とかやろうかしら。」
「何ですかそれ(笑)。誰がやるんですか!」
「え?…まあ私、女ですから♪…色々やって下さる人はいるんじゃないかしら(笑)。」
「あはは(笑)。まあ良いけど…。」
「今日も私は奢られてきました。深い話しが出来ました…♪」
「次はあなたかもしれない…(笑)!」
「まあ、お客さんは除くけどね(笑)。」
「はは。じゃあもう、相手次第ですね。」
「相手が嫌だって言うね(笑)。」
「そりゃそうですよ(笑)、嫌がりますよ。お店選びも
考えるんじゃないですか。ガストとか…(笑)。」
「あはは。寿司屋なんて、もってのほかよね。やっぱ私駄目だ、奢りたくないし(笑)。」
「そんなの言ったら、今回30回目だから、金額とか通算したらヤバいですよ…。」
「何人ぐらいに奢ったの?」
「まあ、のべ30回なんで、たまに同じ人になったりするから…。」
「たまに…。」
「同じ人で2回目…ってのがあるんですよね。」
「じゃあ、結構違う人でやってるんだね。」
「そうですよ。25人くらい…ですかね。」
「ほーーー!…マジか。…え、10年目にして、何で私が25人目なのよ。」
「えっ(笑)?」
「10年も付き合って、何で私が25人目なのよ!」
「まあまあ(笑)。まず、始めたのが5年前ですし。」
「まあ、それは良いとして、順番的にもっと早くても良くない?」
「うーん…。まあ、タイミング…なんですよね。」
「まあ、私もそう思ってたんだけど。」
「なんかホラ…、まだやり始めの頃だと、構えちゃうかな…って。」
「でしょ?…絶対そうだと思った。私だと話しにくいんだろうな…って思った。」
「そうそう。時間を要したわけです。あと、最年…いや、何でもないです(笑)。」
「何だよー、気持ち悪いなー、言いかけてさー。」
「いや、最年長…って言おうとしたんですけど、29歳だったなと思って(笑)。」
「いやー、最年長は関係無いでしょ。年上だから…とか。」
「いや、結構そういうの気にするんですよ、俺。」
「…え、ちょっと待って。その25人の中で私が最年長なの?」
「そうですよ。」
「ひどーい!…ひどぉーーーい!!」
「そう…だったと思いますよ(笑)。」
「いやー、なんかそういう話し聞くと、結構ガッカリするんだよね。
…そりゃ、この業界も長いけどさ、これじゃあ大御所じゃん。
…って言うか、辞めててもおかしくない年齢って事よね。はー…。」
「そんな事無いでしょ!」
「最近ね、そういう事が引っ掛かるし、何かガッカリするのよ。」
「うーん…。」
「あ、店員さん、すみません。これに同じものを足して下さい。そう、
これに焼酎のお湯割りを足して下さい。元のを捨てないでね。」
「頼み方がベテランじゃないですか(笑)。」
ーーーーー締めにいきますーーーーー
竹内「結構、充実した話しが出来たと思いますので、そろそろ締めの一言を。」
白石「締めの一言!?」
「あります?…特に、無いですかね(笑)。」
「いや、あの…あります。」
「はい…。」
「えーと…、10年も付き合っていたのに、何で私が25人目なんだ!」
「(笑)。それはあの…、相当出たかった…って事ですか?」
「え?はい。」
「あはははは(笑)。まあ、そりゃそうですよね、奢られるんですもんね。」
「これからは、1年に1回でお願いします。」
「いやいやいや!…それは御自分の企画、『奢って頂きます』でお願いします!」
「そうか。じゃあ、『奢られてきます』企画を始めます。」
「なるほど(笑)。」
「年に1回は声を掛けますんで。」
「え、俺が誘われるって事?」
「そうです。」
「いやいやいや!」
「だって、そういう事でしょう?…誘ってくれないなら…ねえ。」
「まあ…、10回目記念ぐらいだったら良いですけどね。」
「ダメダメ。1回目から。」
「いやー、だってそれで、その企画の1回目が頓挫したら
嫌ですもん。ただ普通に、1回奢っただけ…みたいな。」
「別に良いじゃんそれで。あははは(笑)!」
「何でよ!」
「何の不都合があるのよ。」
「いや、不都合だらけですよ!」
「はっはー(笑)♪」
「…じゃあそんな感じで…。終わります!」
☆本日の注文品
・プレミアムモルツ生中(550円×3点)…1650円
・生グレープフルーツサワー…450円
・薩州宝山(480円×2点)…960円
・特製30年佐藤の塩辛…680円
・かわはぎ(248円×2点)…496円
・あん肝軍艦(158円×2点)…316円
・牡丹えび(398円×2点)…796円
・本まぐろ中とろ(298円×8点)…2384円
・あじ(158円×2点)…316円
・サーモン(128円×2点)…256円
・生帆立(198円×2点)…398円
・雲丹(398円×4点)…1592円
・芽ねぎ(158円×2点)…316円
・しまあじ(158円×2点)…316円
・しめさば…128円
・真鯛…158円
・お通し…300円
・外税…920円
・サービス料(10%)…1190円
計13622円!…奢らせて頂きました!!
そして恒例、2014年の軌跡です…。
・1月、関谷友貴…8150円
・3月、EYE…7850円
・5月、丹精…9836円
・7月、松山真寿美…14450円
・9月、竹内大輔トリオ…11800円
・11月、白石恭子…13622円
6人に計65708円も奢らせて頂きました!!
さ…最高金額を更新してしまいました(泣)。
☆白石恭子さん(Like It Ⅱ)のHP…http://likeit2.web.fc2.com
☆板前寿司のHP…http://itamae.co.jp
…とは言え、それ以上にこの日には、フィンランドのトランぺッターである Jukka Eskola をゲストに迎えるという一大イベントが組み込まれていました。Jukka は、TRI4TH の 1st.CDや『キエフの空』に参加しており、その時期は自分はまだメンバーではなかったので、個人的には今回は初共演となるのですが、Five Corners Quintet のメンバーであり、フィンランドを代表するトランぺッターとの共演はとても貴重なものになる筈です。TRI4TH メンバーも、このライブが決まった時から非常にワクワクとしており、本当に楽しみな気持ちでこの日を迎えていたのでした。少し振り返ってみたいと思います。
当日、Jukka はお昼のラジオ番組に出演してからのお店入りとなっていたので、先に自分達でリハーサルを進めていました。今回の会場は、渋谷にある Saravah 東京というお店で、グランドピアノもありながら、ダンスや演劇等、演奏以外の目的でも使えそうな雰囲気も持ち合わせる、とても魅力的な場所でした。そこでの久し振りのワンマンライブという事もあり、セットリストも多く用意しましたが、中には久し振りに取り掛かる曲もあり、自分達のやり方を思い出しながら進めていきます。
そこへ Jukka の登場です。自分は初めましてのものの、他のメンバーは3度目くらいの共演との事でしたが、1つ前が既に3年以上は前という事で、お互いの演奏クオリティーも変化してきている事でしょう。勿論、この時点で一緒にどの曲を演奏するは分かっているので、リハーサルは至ってスムーズそのものでした。
…むしろ、非常に楽しいリハーサルだったとも言えると思います。曲が合わせる事が出来るのは当然であり、ここで決めたいのは、今回の曲の構成や、それぞれのソロの長さだったりするのですが、この日ならではのコラボらしい展開を作ったり、Jukka も色々とアイデアを出してくれたりと、徐々に今回限りのスペシャルなセットが出来上がってくるのを感じ、ライブが決まった時のワクワク感を越えるものが込み上げて来たものでした。そして、交流会…と題し、ライブ前に近くの居酒屋へ…(笑)。Jukka も Hot SAKE を注文し、楽しい時間を過ごせました♪
そして本番の始まりです。会場は溢れんばかりのお客さんとなっており、如何に今回のライブの注目度が伺えるというものでした。まずは自分達5人で、徐々に会場を温めながら?進めていきます。楽しく Jukka との交流会も終え、テンションも高まっており、それに加えて久し振りのワンマンライブだったので、気合いが入っているのも当然の状態でステージに臨んでいけたような気がしました。
…とは言え、ただ縦横無尽にしゃかりきになっているのではなく、冷静な部分も持ち合わせてのステージになっていたと思います。お互いの音をよく聴き、反応し、それを自分の中で消化させて音に出している…という感じでした。そして、ライブならではの新鮮な展開も持ち合わせて進めていけていたので、こちらとしても楽しさ満点で臨んでいたのではないかと思います。
7曲の演奏を終え、ついに Jukka をステージへと呼び出します。最初は“キエフの空”で、この曲を楽しみに待っていたお客さんも多い事でしょう。作品自体を持っている方も多いと思いますので、正にその音色が生で楽しめる…というような状況です。正に会場の皆が、Jukka の音に聞き惚れている瞬間でした。
そして、今度は Five CornersQuintet の曲から“Shake It”を演奏しました。この曲は今回初めて演奏した曲でしたが、何とも耳に残る雰囲気を持った曲で、この曲を一緒に演奏出来るというのも、有り難いと思わなくてはならないですよね…。そのまま今度は、トランペットの織田君と Jukka でフリーの掛け合いが始まり、自分達でアレンジをした“Moanin'”へと突入させます。ここでの曲のテーマを1フレーズずつ、2人で分け合って弾くというのは Jukka のアイデアで、緊張感の掛け合いから、緩和の掛け合いへと見せ方が変わり、とても引き込まれる構成になっていたのではないかと思います。勿論、ソロの研ぎ澄まされたフレーズも凄いの一言です!
この曲の後、Jukka はいったん抜け、“Rainy Holiday”というバラードを1曲お届けしてから、自分達で本編の最後まで駆け抜けていきました。最近の曲である“TKO”と、サックスの藤田君の新曲(まだタイトルは決まってません)である曲で終わりを迎えたのですが、勿論、このまま終演ではなく、アンコールへと繋がらせていきます。まずは“Hammer Head”を弾き出し、ソロ中に Jukka を再度ステージに上げ、更なるビルド・アップへと図ります!
これで終わりではなく、勢いをそのままに“Dance 'em All”へと繋げます。この曲のイントロの部分での藤田君だけのフレーズはお馴染みですが、今回は Jukka も加わり、フレーズの掛け合いをしつつ、音の渦への展開へと持っていきました。本当に、1人演奏者が増えるだけで、こうも変わるものなのですね…。Jukka の音に自分達が刺激を貰って、音として返していく…。それにまた Jukka も返してくるのですが、そのフレーズもまた素晴らしく、瞬間瞬間で尊敬をしてしまいます(笑)。しかしその状態は楽しく、まるで子供心のような無邪気な自分達になっていたのではないでしょうか。そんな雰囲気が今回のステージには表れていたのではないかと思います。本当に楽しい時間でした…。
今回、言ってしまえば“お手合わせを受けていた”…ような状態だったのかもしれません。それでも自分達が得たものは大きく、更に音楽に精進していきたいという気持ちで一杯になったものでした。…そう考えると、やはり Jukka の存在はとても巨大で、TRI4TH というバンド全体にも大きな影響を与えてきたのも納得という感じでした。今回、自分は初共演でしたが、何年も前に一緒に共演が出来たメンバーを羨ましくも思います(笑)。TRI4TH は今月、もう1本のライブが決まっています。こちらも見所が多いライブになるのではないでしょうか。是非とも期待して下さい。今度は自分達が刺激を与える番です!
☆11月25日(火)渋谷 Plug
Open…18:30〜、Start…19:00~、TRI4TH の出番は最後、21:45〜(予定)、
Charge…前売り2800円、当日3000円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
どうぞよろしくお願いします!…そして、ありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Jukka Eskola のHP…http://jukkaeskola.com
☆渋谷 Saravah 東京のHP…http://l-amusee.com/saravah/
このイベントは、とにかく様々なアーティストの出演が盛り込まれていましたので、自分達の演奏時間は15分〜20分と、本当に僅かなものだったのですが(これは、どの出演者も同じ事でした)、その分、内容の濃い、非常に充実した時間を過ごす事が出来たと思います。自分達にしても、ホーン隊のメンバーは、地元高校生によるブラスバンドとのコラボもあったりと、色々な場面での絡みがあったので、何だかんだで変化の激しい1日でもありました。
そして、打ち上げでの席では T-SQUARE の皆さんとも御一緒したりしまして、何だか感慨深いものがありました…。この想いは、また改めてツアー日記として後日に綴っていきたいと思います。ひとまず、Generation GAP のライブは今月にもう1本予定しております。この日も非常に盛り上がる1日になると思いますので、是非ともお越し下さいませ。もう既に沢山の予約を頂いているとか…。気合いを入れて臨みたいと思います!
☆Generation GAP のHP…http://www.generation-gap.jp
☆道後(松山)ひめぎんホールのHP…http://www.ecf.or.jp/himegin_hall/
ここでは、子育てを始めて1年前後のママさん方を対象としていましたが、このような子供と一緒に楽しめるライブ…というのは、特に珍しいものではありません。自分でもそのような演奏はした事がありますし、色々な方が取り組もうとしているのも事実です。ただ、個人的に特徴的だなあと思ったのは、夜のクオリティのライブを、そのまま昼に…という発想でした。子育て中という身分故、ライブの時間帯はどうしてもお昼前後になってしまいますが、このような時間帯で行われる演奏場所というのは、町の公営施設であったり、貸し切りのスタジオであったりという場合が殆どだと思います。
そもそも、ライブハウスが昼間では空いていないという事もありますが、公営施設やスタジオでは、所謂ライブという雰囲気が楽しめない…という発想がポイントなのです…。そして、仮にライブハウスを借りれたとしても、赤ちゃん用のトイレ用ベビーガードや、授乳スペース等が確保されている事は無いに等しく、それらとの共存を実現しようというのが、今回の mama JAZZ のコンセプトなのだと思われます。お店は駒込駅から徒歩1分の、駒込 K2O というライブハウスを選ばせて頂きましたが、まだまだ解決しなければならない問題は山積みだったのです。
そこで今回は、クラウドファンディングという手法を取りました。ライブハウスは借りれたものの、客席フロアは机や椅子を取っ払い、クッションマットを敷き詰めて、地べたに座って楽しめるよう配慮しました。確かに、椅子に座って赤ちゃんを抱っこさせたままライブを楽しむ…というのは難しいかもしれません。そして、ベビー用のハイチェアをレンタルしたりと、これは、ライブハウスの協力もあっての事だと思いますが、そういったものが置けるスペースも、快く提供させて頂いたのでした。クラウドファンディングでは、惜しくも目標金額には届かなかったものの、このプロジェクトを通して意志を伝える事が出来たという部分もあり、何とか今回の実現に至ったのでした。…当日、会場は50組近いママと赤ちゃんで満席状態!…多くの方が興味を持って頂けているのは事実のようです。会場は、ライブハウスならではの雰囲気を、手作りの装飾で mama JAZZ らしい空間にアレンジし、皆に楽しんで頂ける配慮が細かに感じられました。そして、いよいよ演奏の始まりです。
mama JAZZ という事で、自分達的には『わらべ JAZZ』演奏の発想がすぐ浮かびましたが、それだけではなく、TRI4TH の普段やっているオリジナル曲も是非やってほしいとの事でした。成る程、子供達だけではなく、ママも楽しめる…という発想は、この辺りにも表れているのかもしれません。そして、夜のライブをそのまま昼間に持ってくるという部分も、こうしたところで感じ方が変わるのだとも思います。
…という事で、今回は『わらべ JAZZ』の曲も挟みつつ、TRI4TH のオリジナル曲も沢山お届けしていきました。“Hop!”では勿論、一緒になって手拍子をさせましたし、“Dance 'em All”では全員でスタンディング!…とはいかないので(笑)、ママさんに子供を抱っこさせて貰い、腕を上げてジャンプさせる等して、今回ならではスタイルを取り入れたりと、自分達も自然と、色々と工夫させている事が分かりました。また、実際に1歳のお子さんがいるトランペットの織田君は、自分の子育ての話しを織り交ぜたMCを行う等、ママさん達も興味を持って聞けたのではないかと思います。
そして今回の目玉?として、『アナと雪の女王』の“Let It Go”をやる事に!…ついに…という感じでもありましたが(笑)、勿論 TRI4TH 流のアレンジを加え、一緒に歌ってくれる御家族もあったようです(アレンジしているので、よく歌えたなとも思いますが…)。そんな曲もあったかと思えば、ジャズ・スタンダード曲の“Moanin'”を演奏したりと、むしろ普段よりバラエティに富んだ、盛り沢山で贅沢な選曲をお届け出来たのではないかなと思いました。…勿論、曲中でのサックス藤田氏の客席乱入も有りです(笑)。正にこれぞ、TRI4TH 流ジャズ・ライブの、昼間アレンジ・バージョン!…という感じでした。
皆さんで盛り上がって頂いて、mama JAZZ の第1回目のライブは、無事に成功したと言っても良いでしょう。勿論、まだまだ課題はあると思いますが、この第1回目を実現させる事で見えてきた部分も多く、次に繋げられる布石に出来ればと思います…。本当にこういった運営というのは、言葉にする以上に大変で、自分達の極力なんて微々たるものだったとも思いますが、ひとまずは貴重な、また、大きな1回目を一緒に迎えられた事に感謝します。そして、是非とも今後の展開に繋げていって頂きたいものです。どうもお疲れ様でした!
☆mama JAZZ の(Facebook の)HP…https://www.facebook.com/mamajazzjapan
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆駒込 K2O のHP…http://www.livecafestudiok2o.com
10月31日(1日目)
3日間連続ライブの1日目は、学芸大学珈琲美学にて、ドラムの国場幸孝君を迎え、トリオ編成でお送りしました。国場君はドラムというか、パーカッションのようなセットで今回は参加して貰い、自分達のサウンドに更なる色を付けてくれます。西仲さんと同郷である国場君とのやり取りは息もピッタリで、これも含めて自分達のサウンドなのだなと改めて思った次第でした。
国場君はCD『あかばなーのうた』のレコーディング・メンバーでもあるので、それらの曲は勿論の事ですが、西仲さんが最近アレンジしている沖縄民謡曲も、しっかりと曲の意味を理解した上で演奏してくれるので、西仲さん自身も安心して自分の演奏に打ち込めるのでしょう。今回のハロウィン仕様の衣装のお陰ではなく(笑)、どこか伸び伸びして、このステージ時間を楽しみながら演奏している雰囲気が伝わってきたものでした。
…とは言え、最後にはハロウィン仕様でパチリ(笑)。皆、それぞれのポジションを踏まえながらの写真になっているのが流石です…(笑)。新たなサウンドの追求、そして2013年に取り上げてきた曲を消化しながら、無事にトリオでのライブは終了しました!…そして、この後の2日間のデュオでのライブに踏まえていくのです。ひとまず1日目、どうもお疲れ様でした!
11月1日(2日目)
2日目のこの日は、お馴染みの吉祥寺 Meg で行わせて頂きました。今回で自分達は何回目の出演になるのか…というくらい、お世話になっているお店ですが、故に自然体で、いつもの自分達でステージに立てるという、ある意味で貴重な場所でもあるのです。この日も本番前にビールで乾杯し、リラックスで演奏に臨める事が出来ていたと思います。
ステージの前半ではジャズ・スタンダード曲を多めにお送りし、そして後半では、沖縄民謡のアレンジ曲を取り入れていくという、自分達のデュオでもスタンダード?的な進め方でやっていきます。…とは言え、その時その時でお互いにインスパイアされて演奏が進んでいくので、いつでも新鮮な気持ちで取り組め、更なるデュオ編成での完成度が増していっているような気もしますね。そして、新たな沖縄民謡曲も挑戦し、次のステップへと繋がっていけるのです。これらの一連の流れは、Meg という場所ならではの空気感の影響も大きいのかもしれません。
自分はしっかりと、この時期に発売をさせた TRI4TH の 3rd.CD『Five Color Elements』の宣伝もしておりました(笑)。こうした作品とのクロスフェードが、またお互いに新たな刺激となって、次回作への意欲も高めていったりするものなのです。そしてまた、Meg にお世話になる日が来る事でしょう…。楽しい時間を過ごす事が出来ました。この日もどうもお疲れ様でした!
11月2日(3日目)
連続3日間ライブの最終3日目は、久し振りの経堂 Wonder Land にてやらせて頂きました。なかなかディープな場所ではありますが、しっかりと自分達の演奏に耳を傾けてくれるお客さんが多く、本気と本気で対峙出来る場所でもあると思います。ここではそもそもがデュオ編成でのライブが多いのですが、今回のツアーの締めとなる日…即ち、西仲さんと自分との2013年の締めのライブもやはりデュオという事で、改めて気合いを入れて臨むべき1日だと、やる前から感じていました。
…ただ、やはりこのお店はお客さんとの会話が楽しく、気合いとはまた異なった方向への楽しさへと移っていってしまいます(笑)。それもまたこのお店の魅力なのですが、ここでの演奏はジャズ・スタンダード曲を多めに、ジャズらしい即興的な部分を全面に押し出して進めていきました。反応もストレートに返ってくるので、更なる会話も楽しくなってきてしまいます。
締めとなるこの日は、これまでの自分達のサウンドを、即興的という概念で披露させた1日になったと思いました。確かに、これまで西仲さんのオリジナル曲や、沖縄民謡のアレンジ曲等、色々な種類の音楽をお届けしてきましたが、どれも根底にあったのは、ジャズの最も根源的な部分とも言える即興演奏というもので、それが結局は、自分達のベースにある表現のやり方なのかもしれません。この3日間、最後の曲(アンコール)にお送りしたのは全て、沖縄民謡曲である『かぎやで風節』というものでしたが、こちらも即興的な要素が強いアレンジにしており、そこを追求していくのが、自分達のライブのスタイルであったと言う事が出来るでしょう。
CD『あかばなーのうた』で得た経験をしっかりと吸収し、そこからどう発展させてライブにしていくのか、じっくりと考えられた1年だったと思います。どうもお疲れ様でした。また次の1年へと、楽しく繋げられたらと思います!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆学芸大学珈琲美学のHP…http://www.coffeebigaku.server-shared.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com

5月16日(木)