それもその筈で、ライブ自体が結構久し振りでもあり、しかもCD発売後に行ったライブというのはインストアライブばかりだったので、今回のように2ステージ分の演奏を行うというのは今年1月のライブ〔自分名義ライブ56回目参照〕以来、実に半年以上振りの事にもなっていたからです。
恐らく、全部で2時間前後の演奏時間となるでしょう。これまで、CD『Voyaging』に即したライブは行ってきたものの、どれもが全部で40分前後の演奏となっていたので、それと比べるとやはり長丁場です。そして、より自分達らしさを出していかなければなりません。
それ故、今回のリハーサルはとても大事な時間であり、入念に行わせて頂きました。そして、改めてこのトリオメンバーで音を合わせる事によって、ライブに対してのイメージがより明確になってきたのでした。CD発売からは日にちが経ってしまいましたが、更に磨きをかけたトリオの演奏をお楽しみ頂けると思います。まだお席はありますので、是非ともお立ち寄り下さい!
★9月7日(月)南青山 Mandala
Open…18:30〜、Start…19:30〜2ステージ、
Charge…一般:3000円、学生:1500円(共にドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
素敵なフライヤーも完成しております♪…予約は pf_takeuchi_3@hotmail.com の竹内まで、よろしくお願いします。学生料金も引き続き受け付けています!…それでは皆さん、会場でお会いしましょう!
バンドの結成15年とは言え、自分は途中からのサポートメンバーとしての参加であるので、流石にここまでの長い付き合いではありませんが、それでも自分は2005年11月に行われたツアー〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、2005年を振り返る(11月)参照〕が最初である事を考えると、既に10年が経っているという事に気付かされました。ある意味で、自分的には参加10周年記念ライブ(笑)!…この日の Motion Blue は満員御礼で、とにかく目出度い1日だったのでした。
いつもは GG は8人編成としてライブを行っていますが、今回はリーダー上杉君の学生時代からの盟友である、ビブラフォンの宅間善之君を迎えて、全9人編成と豪華に行われました。迫力のあるサックス・カルテットに、ビブラフォンの柔らかい音色が包み込み、上品且つ温かみのあるサウンドになっていたような気がします。…これだけで既にスペシャル感が漂っていますが、サポート陣も更に豪華であり、正に今回だけの特別な時間が出来上がっていたように思います。聴き馴染みの高い曲から最近の曲まで、長い15年を経た選曲でお送りしていきました。
中には新曲もお送りしました。別作曲者に頼んだという“下高井戸の女”と、GG の楽曲の殆どを手掛ける、サックスの副田君が作曲した“15 Ave.”、そして後に紹介する“Four Ship”です。久し振りのライブであるからこそ、現在の GG サウンドをお送りするという攻めの姿勢…。よく考えると、これは以前からブレていないやり方であり、だからこそ多くのお客さんを惹き付ける魅力があるようにも思いました。楽曲毎に工夫を凝らし、それぞれの曲で見所を作っていき、それは曲の個性、そしてバンドの個性へと繋がっていきます。その積み重ねがあって、15年の GG があるとも言えましょう。
この新曲の中でも“Four Ship”という曲は、サックス隊が全員ソプラノサックスへと持ち替え、後は宅間君との5人編成でお送りするという、こちらも特別な試みでした。GG の曲はそれこそバラエティに富んでいますが、そのどれもに共通するのはサックス・アンサンブルであり、その部分に特に重きを置いた曲になっていました。クラシカルな要素も含みつつ、やはりメロディは GG らしいので、初めて聴いた方は勿論、長年自分達を聴いて頂いている方でも、すんなりと耳に入る事が出来る曲だったと思います。
そして、ライブの最後にお送りした曲は“Next 10 Years”。これはバンド結成10周年ライブ〔Generation Gap 10周年記念ライブ@渋谷 Jz Brat 参照〕の時に初お披露目した曲ですが、15周年という節目でお送りする事によって、更に味わい深くなる感覚がありました。本当に、これからの5年、10年後はどうなっているのでしょうか…。自分の未来さえ分からない状態ですが、そんな時でも、GG のライブは変わらず健在なんだろうなという気もします(笑)。とにかく、15周年という大変貴重なライブに参加させて貰えた事に感謝の1日でした。どうもありがとうございました!
☆Generation GAP のHP…http://www.generation-gap.jp
☆Moiton Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp
また、その次の週の日曜日には、昨年に引き続いて『NUNO JAZZ』への出演が決まっております。出演バンドも昨年同様、竹内大輔トリオ feat. TRI4TH Horns での出演です。非常に盛り上がるイベントですので、こちらも是非ともチェックしてみて下さい。色々な要素を詰め込んだ9月のライブスケジュール、どうぞ御覧下さい!
●9月3日(木)、8日(火)、16日(水)、30日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)折井敦子(3日、8日のみ)、(Vo,G)犬塚彩子(3日のみ)、
(Vn)Tsukasa(8日、30日のみ)、(Vo)宗像夏子(16日のみ)、
(Key)竹内大輔
お馴染みの赤坂 Kuro は、9月は4回出演させて頂きます。9月は Kuro の
開店12周年にあたる月でもあり、3日、8日はイベント期間という事で、
豪華に3人編成でお送りします。3日の久し振りの犬塚さんとの共演や、8日の
ボーカル、バイオリンの編成ではどのようなコラボが見られるか等、いつもには
無い要素があると、尚更期待が出来そうです♪…楽しみにしたいと思います。
●9月5日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)黒田まこ、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)宇山満隆
9月の Crazy Love は、ここでは共演率の高いボーカルの黒田まこさんと共に
お送りしていきます。基本的にはジャズスタンダード曲が多いですが、中には
懐かしの歌謡曲や、ルパンの曲等も織り交ぜてお送りするので、色々な変化が
見られるかもしれません。ここでベースの池田君と共演するのも久し振りな
気がしますが、後は即興でお送りします(笑)。どうぞよろしくお願いします!
★9月7日(月)南青山 Mandala
Open…18:30〜、Start…19:30〜2ステージ、
Charge…一般:3000円、学生:1500円(共にドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
CD発売後、初の本格的なワンマンライブであり、トリオとしては初めての
南青山 Mandala で行わせて頂きます。店内は広く、グランドピアノも併設
されていて、落ち着いた雰囲気でピアノトリオのサウンドをお楽しみ頂けます。
CD『Voyaging』に収められたオリジナル曲を中心に、更にパワーアップした
自分達の演奏をお届け出来たらと思います。CDの発売から更に日にちを経て、
メンバー個人個人の活動も充実してきていますが、そんな3人が久し振りに
集まって出す音はまた格別のものがあると思います。予約の方法なのですが、
今回は自分のメールアドレス pf_takeuchi_3@hotmail.com で基本的には一括で
引き受ける事にさせて頂き(竹内大輔 Facebook ページでも可です)、こちらで
承ります(実際にお店に足を運んでも予約が出来るようです)。そして、今回は
学生料金というのも設定致しました。半額の1500円(別途ドリンクはご注文下さい)
となりますので、こちらも一報のもと、気軽にお越し下さいませ。そして、これらは
メンバーに言付けをして貰っても構いません。沢山の御予約をお待ちしております!
●9月10日(木)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
毎月定期的にやらせて貰っている、ボーカルの白石恭子さんとのデュオ演奏。
実はこのお店も9月が周年の時期ともなっており、4周を迎えるそうです。
自分も開店の時期からお世話になっているお店でもあるので、この日も盛り
上げるべく、いつものように(笑)バラエティに富んだ選曲でお送りして
いこうと思います。リクエストも受けつけていますので、お気軽にどうぞ!
●9月11日(金)沼津中央公園
Open…17:00〜、Start…18:00〜、自分達の出番は3バンド目、19:15〜
Charge…無料
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Key)竹内大輔
昨年出演させて頂いた、沼津を美食の街へと押し上げる祭り『沼津自慢フェスタ』に
今年も出演させて頂きます!…このお祭り自体は9月10日、11日、12日と、
何と3日間連続で行われているようで、自分達はその真ん中の日の出演となります。
また、弾楽の名で出演するものの、ベースを除いた3人で臨みたいと思います。
コンパクトな編成ではありますが、自分達のオリジナリティを出しつつ、沼津の街を
盛り上げていきたいと思います。お酒の出店も多数有り、本当に楽しい時間ですよ♪
★9月13日(日)沼袋氷川神社
開催時刻…11:00〜21:00、自分達の出番は18:30〜を予定
Charge…無料
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之、
(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介
こちらも昨年出演させて頂いた、西武新宿線の沼袋で行われる『NUNO JAZZ』に、
昨年同様、竹内大輔トリオ feat. TRI4TH Horns で出演させて頂きます!…神社内の
神楽殿が演奏ステージという、かなり特殊な環境で行われるジャズフェスタだとは
思いますが、雰囲気は抜群で、毎年多くのお客さんで賑わっているイベントです。
今回の自分達の出番は18:30。今の季節ですと、丁度太陽が沈んだ時刻くらいと
なるでしょうか…。周りの雰囲気と合わせ、この組み合わせならではの選曲を基に、
沼袋の夜を彩っていきたいと思います。まだまだ続く夏らしい夜をお楽しみ下さい!
●9月14日(月)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Pf)竹内大輔
ボーカルの白石恭子さんとの、毎月第2月曜日に定期的に演奏をさせて貰っている
銀座 Barbra ですが、来月の10月からは曜日に限定せずにブッキングをしていく
予定にしているので、貴重な?月曜日での演奏となります。ジャズを基調とした
お店ではありますが、恭子さんのバラエティに富んだ選曲はそれらを凌駕し(笑)、
デュオ演奏ならではのフレキシブルな流れでお送りします♪…飲みましょう。
●9月15日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)佐藤桂子、(B)大久保輝幸、(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Pro-Amuse にて、ボーカルの佐藤桂子さんと、ベースの
大久保さんとのライブに、自分は3回目となる共演をさせて頂きます。
レパートリーはオリジナル曲を少々と、バラエティに富んだカバー曲を
演奏していくのですが、そのカバー曲は独自にアレンジされたものが多く、
よく知られている曲の新たな魅力を発見出来るかもしれません。勿論、自分も
アレンジの変化に付いていかなければなりませんが(笑)、お楽しみに!
●9月18日(金)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月定期的にやらせて貰っている、ボーカル・ギターの丸本さんとのデュオでの
ライブです。毎月1曲の新曲と、毎月1曲のDS(ピアノのみで歌う曲)を続けて
今回で何回目になるのでしょうか…。正に、継続は力なり…だと思いますが、毎月
楽しそうに作っているのが垣間見えて、何だか尊敬します。今月もお楽しみに!
●9月19日(土)福生 Uzu
Open…18:30〜、Start…19:00〜、自分達の出番は恐らく最後
Charge…1500円(ドリンク別)
Member…≪さばいばるいとう UNIT≫(Vo,G)さばいばるいとう、
(Perc)ミキヤ、(Pf)竹内大輔
久し振りに、ボーカル・ギターのさばいばるいとうさんのユニットでライブを行い
ます。場所は、今年で40周年を迎えた福生の老舗ライブハウス、Uzu にてで、
一級河川荒川団、ERIKO BAND との対バンライブとなっています。Uzu で演奏
するのも随分久し振りであり、どのような雰囲気になっているのか楽しみです。
とにかく、お酒が美味しい一夜になるかもしれません。どうぞお越し下さいませ!
●弾楽、静岡・東京ツアー
・9月20日(日)富士 Koln
Open…18:00〜、Start…19:00〜、
Charge…前売り3000円、当日3500円(要オーダー)、他に学生料金有り
・9月22日(火・祝)六本木ゆにおん食堂(食べログのHP)
Open…17:00〜、Start…18:00〜、Charge…2000円(ドリンク別)
・9月23日(水・祝)国立 Harbor Light
Open…19:00〜、1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜、Charge…2000円(ドリンク別)
※以上、メンバー全て、《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(B)中司和芳(20日のみ)、(Pf)竹内大輔
フルートのいづみさんがリーダーを担うバンド、弾楽のライブが、今回の
シルバー・ウイークで連続して行われるので、ツアー形式で載せさせて
頂きました。静岡の富士で1ヶ所、都内で2ヶ所のライブを行います!
特に20日(日)と23日(水・祝)はメンバーのバースデーを祝う
ものでもあり、メンバーを強く愛するいづみさんらしい企画のライブに
なりそうな予感です。ベースの中司さんは20日だけの参戦になりますが、
その日の Koln(ケルン)は音環境も整った老舗ライブハウスでの演奏と
いう事で、足を運ぶ価値有りの場所です。皆で盛大にお祝いしましょう♪
●9月24日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は最後、21:10〜
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔、(B)岩川峰人
ボーカルの鹿嶋さんが主催するライブに参加します。この日は全部で3組の
出演となっていて、どれもが鹿嶋さんお勧めだそうです。自分達としても、
このトリオでは3回目のライブとなっていて、更に熟成させたサウンドを
お届け出来ると思います。鹿嶋さんの今年のテーマともなっているという
ビリー・ホリデイのレパートリーや、日本の名曲等をお送りする予定です!
●9月26日(土)尾山台 Live Cafe HAYASE
Open…11:30〜、Start…19:00〜、
Charge…2500円(ドリンク、オーダー別)、3500円(1ドリンク&おつまみ付き)
Cast…北條馨梨、他
Musician…(Key)竹内大輔
毎月第4土曜日に開催させて頂いている、ボーカルの北條馨梨さんが企画する
『かりぱんだライブ』。とても緩い内容のものではあるものの(笑)、自分の
演奏を例に挙げれば、ゲーム音楽をソロで弾いたり、マイケル・ジャクソンの
名曲をやはりソロで弾いたりと、ここでしか見られない事ばかりをやっている
ので、ある意味で一見の価値があるかもしれません(笑)。そしれ、料理が
とても美味しいのも特徴です。是非緩い空気に触れて頂ければと思います♪
…以上になります。10月からは、TRI4TH を初めとした各バンドのCDリリース・ラッシュが始まり、それに伴う活動も活発化しそうなので、自分名義のライブは今月が踏ん張りどころかもしれません。そして、次月に繋げていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
軽音楽コンテストの中では異色の存在であるにも関わらず、県で2位というのは個人的にも本当に驚き、ジャズというジャンルでも、やれば上位に食い込めるという事を改めて感じさせてくれた結果となりました。そして実は、県大会で2位以内に入ると全国大会というものに出場する事ができ、先日、その全国高等学校軽音楽コンテストが行われたので、せっかくなので自分も足を運んできたのでした。
場所は東京工学院専門学校の体育館特設ステージにて。東京、埼玉、神奈川、千葉の関東勢は勿論、地方からは宮城、長野、大阪、和歌山、広島、高知、静岡、愛知からの高校生バンドが出場しており、全28組という非常に大きな大会となっていました。客席は多くのお客さんで満員状態となっており、この大会への関心の高さが窺えたというものでした。
この内、自分達立教新座高校のバンドの出演は28組中26番目。かなり後半の方に出場するという、ある意味では不利な順番だったかもしれませんが、明らかに異色の音楽であるにも関わらず、かなりの健闘を見せてくれたと思います。…というのも、初めて自分は軽音楽コンテストに足を運んでみたのですが、他校のバンドというのは基本的にボーカリストがいて、オリジナルの曲を作り、バンドアレンジを施し、そしてライブパフォーマンスも考えに考え抜いてステージに臨んでいるのです。インストのバンドも今回は自分達だけでしたし、アルトサックスという楽器での参加も自分達が唯一でした。
平たく言えば、Jポップばかりが演奏されている場に、いきなりインストジャズが押し込められて、それぞれの楽器のアドリブを披露させていくのです。何度も言いますが、かなり異色の存在であったのは間違い無いでしょう。しかし、ライブパフォーマンスは堂々としたもので、それは正に楽器を弾き倒すかのようなステージング…。勢いあるジャズの良さを沢山の方に知らしめた結果になったのではないかと思います。
皆、若さがあり、自己表現があり、印象的なものにしようという強い想いがあり、本当に格好良かったです。これは確実に、全国大会に痕跡を残せた演奏でした。
残念ながら、この全国大会では賞は頂く事は出来なかったのですが、大健闘です。これで今後のジャズ研究会にも、新たな歴史が刻まれる事になるでしょう。その代わり、来年以降の軽音楽コンテストへのハードルが、また1段高くなってしまったような気もしてしまいますが(笑)。とにかく、良い時間を過ごせました。そしてお疲れ様でした。ジャズ研究会の皆に感謝です。
☆立教新座高校ジャズ研究会のHP…http://jazz-rikkyo-hs-2012.jimdo.com
☆全国高等学校軽音楽コンテストのHP…http://www.kanagawa-keion.jp/zenkoku/
この日は対バン形式となっていて、自分達はトリの4バンド目となっていたので、自分達の前に出演されていた個性的な出演者達をゆっくりと見る事が出来ました。それらの1バンド目から飛ばしていたのが、スーパー高校生と言われる、美里ウィンチェスターさん(右上写真参照)。鮮やかな赤い髪こそ印象的なものの、ギターの腕前はかなりのもので、激しい演奏や動きと共に繰り出される楽曲は正にロックでした。
そして2バンド目には、ピアノ弾き語りの上田千仁さん(左上写真参照)。こちらは打って変わって?透明感のある光景が広がり、ピアノの良さを全面に引き出すかのような歌い方でした。曲で情景を感じさせるというのは素晴らしい事だと思います。その後の3バンド目には、今年の1月に彬子さんとの新年会ライブ〔2015年、アッコとアイの新年会ライブ参照〕でもお世話になった清水愛さん(右上写真参照)。今回はギター弾き語りでのスタイルではありましたが、バックバンド演奏時以上のパワフルな歌声を聴かせてくれました。9月3日(木)には御自身のワンマンライブが渋谷 JZ Brat であるとの事で、成功を祈りたいと思います。
さて、自分達の出番がやってきました。これまで、何バンド目…という言い方こそしてきたものの、皆さん弾き語りの方達ばかりでしたので、バンドスタイルとなる自分達は今回でどちらかというと異色だったわけですが、彬子さん自身も既にワインの力も手伝って(笑)テンションも上がってきており、とにかく明るいライブにはなりそうでした。
今回、演奏者の殆どはお馴染みのメンバーでしたが、ギターに三浦駿介君を加え、新たな風を吹き込んでいきました。堂々とギターを弾くスタイルは頼もしい限りでした。今回用意したのは全部で7曲で、40分ステージという割りには、かなり盛り込んでいった感じは否めませんでしたが(笑)、徐々にお客さんとの一体感を掴んでいって、あっという間に時間は経ってしまったように思います。曲の流れも考えつつ、ダイナミクスもいつもより増してお送りしていった感じもありました。自分は久し振りの彬子バンドでの演奏でしたが、やはり感覚というのは覚えているもので、その呼吸感が心地良かったものでした。
更に今回は新曲も用意しました。“You Are The One”という曲で、途中にはコーラスの部分が用意され、その部分はお客さんにも歌って貰い、更なる一体感を目指します。ギターの三浦君はボーカルもやっているというので、そのコーラスの先導っぷりは有り難かったものです。聴きやすい曲なので、今後もやっていくかもしれませんね。
さて、全7曲をやり切ったところ、予想以上に拍手が鳴り止まず、このままノープランのままアンコールへと傾れ込むのですが(笑)、考えるに考えた結果、彬子さんのピアノ弾き語りを行う事になりました(右上写真参照)。何の準備もしていない中で挑戦したようですが、その感じが逆に聴き応えを与えている雰囲気にもなり、何だかんだで良かったように思います。ワインが醒めてなければ良かったですが…(笑)。
こうして、久し振りの彬子さんのバンドでのライブは終了しました。こうしたイベントへの出演というのも久し振りだったので懐かしかった感覚もありつつ、やはりオリジナル曲を取り上げるバンドは良いですね。それぞれの空気感があり、カラーがあります。それを今でも手伝える事が出来るというのに感謝しつつ、また次に繋げていきたいと思いました。どうもありがとうございました!
☆彬子さんのブログ…http://ameblo.jp/akiranochikara/
☆吉祥寺 Star Pine's Cafe のHP…http://www.mandala.gr.jp/spc.html
今回の自分達の演奏場所は、そんな初出演の時にやらせて貰った丸井錦糸町店のエントランス前となっており、初めて出演した時の気持ちを思い起こさせるような、原点回帰に向けての会場となっていました。ただ、集まって頂いたお客さんの数は初回より格段に多く、これは TRI4TH という名前が大勢の方々に届いていけた結果なのか、まだよく分かりませんが(笑)、とても有り難い事ではあるのは間違い無く、精魂込めてステージをやらせて頂きました。
この日の天気は少々雨も危ぶまれていて、実際、パラパラと雨が散らつく時間帯もあったりしたのですが、自分達の出番の時にはその心配もありませんでした。その分、湿度はかなり高く、気温もそれなりに上がっていたので体調管理が大変ではありましたが、それはお客さんも同じ状況と考え、こちらは精一杯のパフォーマンスをするのみでした。
1曲目が“Hop!”、2曲目がカバー曲の“Moanin'”と続き、早速3曲目には前回紹介した TRI4TH の最新動画のトレイラー〔TRI4TH、4th. CDアルバムは『AWAKENING』参照〕に収録されている“Freeway”を演奏しました。だいぶインパクトのあるピアノイントロだったのか、今回は自分がイントロを弾き始めた瞬間に会場が沸いたような感じがありましたが(笑)、これらの認知度が上がってきているのは嬉しい限りです。お客さんもだいぶ盛り上がってきました!
“Freeway”をお届けしたので、この後は前述の 4th. CDアルバム『AWAKENING』に収録されている曲を、続け様に演奏していきます。4曲目に“TKO”、5曲目に“Tick Tack”と、どちらもアゲアゲのナンバーであるので、お客さんの手拍子然り、自分達のソロ演奏然り、会場の熱量も高いものにしていきました。この時点で自分達は汗だくも良い所…という感じでしたが(笑)、その手を休ませるわけには当然いかないのです。まだまだ楽しい時間は続くとばかりに、更なるパフォーマンスを続けていきました。
そして最後の6曲目には、お馴染みの“Dance 'em All”。2nd.CDアルバムからの曲ではありますが、まだまだ色褪せない、盛り上がるナンバーです。それぞれのソロ演奏も盛り上がり、会場の雰囲気を更に高め、最高の時間をお客さんと過ごせました。本当に有り難い時間でした。沢山の拍手を頂き、そのまま自分達はステージ脇に下がったのですが、その拍手が鳴り止む事はありませんでした。ここで、元々はセットリストには入っていなかったのですが、急遽という事で、CD『わらべ JAZZ』から“幸せなら手をたたこう”を演奏させて頂きました。この曲は、自分達のライブ活動の1つである mamaJAZZ〔3回目の mamaJAZZ は渋谷 Last Waltz にて参照〕等ではお馴染みの曲ではありますが、普段のライブではなかなかお披露目する機会も無いので、選曲的には喜ばれたかもしれません。最終的には和やかなムードで終えられたと思いました。
こうして、自分達にとって4度目のすみだジャズも無事終了しました。他の演奏会場も少しだけ回らせて頂きましたが、どこも昨年以上にお客さんが集まっているような感覚があり、すみだジャズも更なる成長を遂げている印象がありました。これからも墨田区の夏のお祭りの風物詩として、現地の人のみならず、多くの人、場所に定着をしていければと思いますね。そして、自分達もその活動に協力していければと思いました。今回も沢山のお客さんにお越し頂き、そして多くのスタッフの方々にお世話になりました。どうもありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆すみだジャズのHP…http://sumida-jazz.jp/sj/
これまでの TRI4TH とはまた違った雰囲気を持つCDジャケットと、既に何度もお伝えしていますが、全10曲の殆どがアゲアゲのナンバーで皆様を迎えます。思い起こせば、前回の3作目からは既に2年が経ってしまいましたが、時間を掛けた分、誰もが納得出来るアルバムになったのではないかと思います。ホーン・セクション・ダンスグルーブと呼ばれる自分達のサウンドをどうぞ楽しみにしていて下さい!
また眼鏡キャラになった事はさておき(笑)、早速10月7日の発売に向けて、トレイラーが公開されました。誰もが真似してほしい(笑)ピアノの連打?から始まる“Freeway”から、新たに収録をし直している“チュニジアの夜”まで、ギュッと凝縮された動画です。こちらもチェックしてみて下さい!
これからリリース日まで、徐々に情報公開がなされていくと思います。フル動画のPVは勿論の事、インストアライブやリリース・ツアーの詳細等も明らかになっていく事でしょう。自分もワクワクしながら待ちたいと思います。まずはトレイラーに目を通して頂いて、新たなブランドへの流れと、タイトル通り“Awakening”「覚醒」させた自分達の今後を、どうぞよろしくお願い致します!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Playwright のHP…http://www.playwright.jp
ついに現物と対面する事になった7インチアナログ…。2曲入りで、内容は勿論、既に自分達には分かっているのですが、やはり“物”として手元に届く瞬間は、いつになっても嬉しい限りですね。ライブにも気合いが入るというものでした。
本番は20:00からで、花火大会がこの日は19:30から始まるとの事で、それこそ周囲の人混みのピークは過ぎた辺りから演奏を始めた(少し押したかもしれません)感じでしたが、こちらは盛り上がりのピークが継続されていく雰囲気を感じたものでした。まずはライブのオープニングとして、今回のライブの為に収録されたナレーションを流していきます。これは先日の TRI4TH のレコーディング〔TRI4TH、オリジナル 4th. アルバムのレコーディング参照〕にも参加してくれたボーカルの Chihiro さんによるもので、『ノーチラス号に乗って出発!』…という内容のものでした。これで一気に雰囲気作りが加速していきますし、自分達の緊張もピークになっていたかもしれません(笑)。しかし、これは良い緊張で、その後の演奏に爆発させるのです。
Nautilus のライブでは、ステージ中の曲を繋げて演奏していく事が殆どですが、今回も例に漏れず…と言うより、全ての曲を繋いで演奏していきました。DJのような雰囲気を出すような目的もありますし、ストイックさを披露させる部分でもあるでしょう。この繋ぎに関しては、いつも趣向を凝らしたものを取り入れており、しかもライブによって細かく変えたりしているので、演奏する自分達としても新鮮な反面、ステージ中は気が抜けず、常に真剣勝負でやらせて頂いている感じです…。この緊張感が Nautilus ライブの基本でもあり、魅力でもありましょう。また、アンダーグラウンドな雰囲気を後押しさせているかもしれません。
…そんな中、2ステージ目の最初には、トシさんが自らステージの上で、7インチアナログの販売宣伝をしていました。珍しい光景で、慣れなさそうなMCに、これはこれで緊張感がありましたが(笑)、対照的に後ろの席ではお酒で出来上がってしまっているメンバーもチラホラ…。総合的には、良い会場の一体感でした。
このように2ステージ目も順調に進めていき、中には新曲も取り入れたりして、最後には今回ゲストの方を入れて演奏しました。それが“Tom's Diner”というボーカル入りの曲で、トシさんも参加している the Marddies のボーカル、カマタミズキさんをお迎えしました。既に Nautilus のレコーディングにも参加をして頂いており、今回ついにライブで共演の運びとなったのですが、ライブならではの即興性と、その場の空気感に乗せたボーカルは素直に素晴らしく、こちらとしても楽しい時間を過ごす事が出来ましたその後、アンコールも頂いて今回のライブは無事終了。終わってみれば、満員御礼で盛り上がった1日になりました。自信を持って、花火に負けない時間だったと言えるのではないかと思います。
印象的だったのは、ライブ終了後でもお客さんの殆どは帰らず、この場の余韻を皆で楽しんでいる雰囲気が感じられた事です。お客さんも本当に楽しんで頂けたようで、この日を待ち望んでくれていたのかもしれません…。自分達としても嬉しい時間でした。
さて、これで Nautilus の1つのプロジェクトである、初作品のリリース記念ライブは終了しましたが、秋頃にはCDでフルアルバムが発売される事が決まっています。また、他にも発表出来る事が色々と出てくるかもしれませんが、まずはこのフルアルバムを楽しみにお待ち頂ければと思います。…聞くと、トシさんは既に次作アルバムに向けての構想も浮かんでいるそうで、まだまだノーチラス号の旅は終わりそうにもありません。皆でこの奇妙な音楽の旅へ、これからもよろしくお願いします!
…早速、演奏動画の第2弾、“We Live In Brooklyn Baby”もアップされました!…この曲と、先日公開された“Nautilus”〔Nautilus、7インチアナログ、リリース決定!…HP開設参照〕との2曲が、今回の7インチアナログに収録されている曲となります。皆さん、是非ともチェックしてみて下さい!
☆Nautilus のHP…http://www.nautilusmusic.net
☆カマタミズキさんのブログ…http://ameblo.jp/mizuki0424/
☆外苑前 Z・imagine のHP…
飯田という場所は、東京からは車で行くとダイレクトでスムーズなのですが、電車で行くと乗り換えを要し、しかもJR飯田線という大ローカル線を通らなければならないという、なかなか大変な行程になってしまいます。しかし、今回は1000日目という膨大な数字に敬意を賞し、敢えてそのイバラの道?で飯田に行く事に決めました。飯田駅はその長い長い飯田線全路線の中の途中に位置し、往路と復路を併せて飯田線完乗も果たすという、自分にもある意味でイバラを課した(笑)今回の行程となりましたが、とても印象に残るライブになったと思いました。どうぞ御覧下さいませ!
10月12日(1日目)
東京から飯田への一般的な公共交通手段は高速バスです。中央自動車道がダイレクトに通っており、高速バスが新宿から1時間に1本の割合で走っており、4時間強は掛かるものの、座っているだけで目的地に着く事が出来ます。しかし、これが電車で…となると、なかなか手段としては難しいものに変わってきます。
飯田駅を走っているのはJR飯田線という路線なのですが、これがローカル度が高く、しかも元々が私鉄だった為か、駅間は短く、カーブも多く、なかなかスピードを出す事が出来ません。
新宿からですと特急(左上写真参照)に乗って、途中の岡谷駅までは順調に約2時間半くらいで着きます。ここで飯田線の列車(右上写真参照)に乗り換えるパターンが多いのですが、ここからは1つ1つの駅に停車しては発車していくという行程を繰り返すという、いわゆる鈍行列車での旅となってしまいます。その駅数は30を越え、岡谷駅からは約2時間〜2時間半という行程になるでしょうか。風情こそ良いものの、今回は飯田駅に何時までに着く…という目的がありますから、鈍行列車に対しては若干もどかしさも感じてしまいます(笑)。
今回乗った飯田線の列車はワンマン列車で、運転席上部には御丁寧に料金表が書いてありましたが、飯田駅のだいぶ先な事…(笑)。飯田線に乗るのは今回2回目で、しかも1回目の時は夜行列車からの早朝時間だったので、半分以上は寝て過ごし、記憶があまり鮮明では無かったのでした。…なので、今回は景色や雰囲気を目に焼き付けておこうと思います。…そうなると、そもそもの今回の目的が変わってきてしまうのですが(笑)、もはや細かい事を考えるのは辞めておきましょう。まだまだ時間は掛かるのですから…。
景色は横からだけではなく、前方から見るのも面白いです。よく見ると、本当にカーブが多い事が分かります。これでは遠回りになるのではないか…と思うのですが、この地域はアルプスから流れる川の浸食で、所々に小さい谷が形成されているようです。線路は谷の上から谷の下に、その崖を縫うように下っていき、谷底で川を渡り、今度は向かい側の崖に沿って上がっていくのです。つまり、線路をこのように敷設せざるを得なかった様子がよく分かったのでした。
この行程を何度も繰り返すので時間が掛かるわけですが、近くを走る中央自動車道は、この高低差を難なく高架橋で駆け抜けてしまいます。飯田線はその前身の私鉄が開業させたのが明治や大正時代の事なので、なるべくトンネルを避け、地形に沿った敷設が成されているのでしょう。こういった路線が現在でもそのままのルートで、しかも長距離路線として残っているのは珍しいかもしれません。当然の事ながら、全線を乗り通す乗客は皆無に近く、基本的には地元の方が近距離で使う路線だと思います。しかし今回自分が利用している状況は、いわゆる“仕事”で使っているわけで(笑)、なかなか貴重な機会に利用させて貰っているなと思ったものでした。
こうして様々な景色と思いを馳せながら(笑)、目的地である飯田駅に到着しました。自宅からは5時間強の旅となりましたが、とても良い時間になったと思います。ここで Daddy さんや、ギター・コーラスのちきぴーさんと落ち合い、Space Tama まで向かいました。Daddy さん達は今回、各地でツアーをしながら今回の飯田に辿り着いており、本当に1000日ライブの渦中にファイナルは実現する事になったようですね。Daddy さん達は既に前日に到着していたそうで、宿泊施設もある Space Tama にお世話になっていました。
自分も Space Tama は久し振りでした。過去にはボーカル・ギターのさばいばるいとうさんのツアーで何度もお世話になったところでしたが、その佇まいは未だ健在で嬉しかったです。お店に着いた瞬間にウエルカムビールを頂いてしまいました(笑)。さてさて、1000日ライブのファイナルに向け、テンションが上がってきましたよ♪
まだまだ続きます!
衣装、ヘアメイクは、前々作『TRI4TH AHEAD』、前作『Five Color Elements』から引き続いて、EGO TRIPPING、Anthology Hair さん方に協力して頂いています。今回は正直、かなりタイトなスケジュールの中で動いて頂いたのですが、無事にアー写もPVも含めて、全て撮り終わる事が出来ました。チームを組んで2作目、3作目ともなる事が、作業をスムーズに進められる事に繋がっているのかもしれません。
タイトなのは、実はこの撮影だけではなく、リリースが今秋10月になる事が決まっている事から、このリリースに向けた作業全てがタイトではあるのです。特に写真は、今後のリリースの発表等で多くの人の目に触れられる機会があると思うので、タイトとは言え、大事な作業の内の1つになります。メンバー撮影は勿論の事、個人撮影もそれぞれやっていき、手前味噌ですが、限られた時間の中で格好良く撮って頂きました。楽しみにして頂ければと思います。
そして、PVの撮影は自分達5人だけに留まらず、先日のレコーディングでボイスも吹き込んでくれた〔TRI4TH、オリジナル 4th. アルバムのレコーディング参照〕ボーカルの Chihiro さんにも少しだけ出演頂いております。どんな仕上がりになるのか、楽しみですね…。
何度も言っている通り、今回の TRI4TH の作品は、かなりアゲアゲな曲が多いです。故にPVの動きも激しめかと思われますが、後は御自分の目で確かめて下さいませ!…諸々の発表まで、もう暫くお待ち下さい。そして、今回の撮影、本当にお疲れ様でした。リリース発表の暁には、スタッフの方含め、皆で打ち上げにでも行きたいものです(笑)。
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

5月16日(木)