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 先日の18日(日)は、2015年最初となる竹内トリオのライブを行ってきました。場所はお馴染みの吉祥寺 Sometime にてで、いつものようにお昼の時間帯で行われ、お客さんも気軽に足を運んで下さって、満員に近い盛況振りを見せてくれました。2015年に入って、既に様々なライブをやらせて貰っていますが、やはり自分がリーダーとなるバンドのライブは身が引き締まります。だからこそ、多くのお客さんと共に、楽しい時間が過ごせました。改めまして、どうもありがとうございました。

    

 この日のライブが恐らく、新作CDアルバム発売直前のライブとなるでしょう。それ以降でのライブを予想するに、新アルバム収録曲を中心に演奏をしていくかもしれません。…となると、今回のライブでは、なるべくそれ以外の曲目から選んでいこう…と思っていたのですが、結果的にやはり新アルバムに収録される曲が多くなってしまいました。1つ前のCDがカバーアルバムとなっていて、今度のCDは全曲オリジナル曲のアルバムになるので、今は自分のオリジナル曲をやっていきたい時期なのかもしれませんね。それらのオリジナル曲は昨年、既にレコーディング〔竹内大輔ピアノトリオ、4作目のレコーディング参照〕を終えて、1つの完成系は作られているのですが、更に色々なアプローチを持って演奏に臨みたく、曲を成長させるという意味でも、ライブという機会でトリオメンバーで音を出しておきたいのです…。今回も曲に対して、色々な側面が発見出来たような気がします。
 そして今回は、“Canta Per Me(カンタパルメ)”という、イタリア語のタイトルを付けた新曲を用意させて頂きました!…また舞台をヨーロッパとしてしまいましたが(笑)、英語でいうところの“Song For Me”…という感じです。今年になって、何故だか作曲意欲が湧いていまして、この曲を含めて既に5、6曲ぐらい作ったと思うのですが、トリオに似合いそうな曲となると、やはりヨーロッパらしい雰囲気を思い浮かべた曲から発展させてきてしまいます。少し物悲しい曲調でもありますが、クラシックらしいアプローチも施しまして、この曲の特徴になっているとも言えましょう。世界観的には、4作目のCDに入れても良いくらいでしたが、流石に間に合いませんね(笑)。今はライブ等で、更なるクオリティーを上げる事に専念したいと思います!

    

 トリオの新年一発目となるライブを無事に終了でき、ホッとしたのも束の間、今後はいよいよ新作アルバム発売に向けた準備をしなければなりません!…写真も豪華仕様になる予定で、早く皆さんのお手元に届けたい気持ちで一杯です。何より、自分自身としても、とても好きな世界観のアルバムに仕上がっているのです(笑)。もう少々お待ち下さいませ。そして、どうぞ御期待下さい。よろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Scramble(オリジナル)
        2、
The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        3、The Night Visitor(オリジナル)
        4、A Short Novel(オリジナル)
        5、Here, There And Everywhere
        6、Tombo in 7/4

 
・2ステージ 
1、Canta Per Me(オリジナル)
        2、Carnaval(オリジナル)
        
3、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
        4、Veins of Leaf(オリジナル)
        5、Casa Familia(オリジナル)
        6、Spain


 ・アンコール Close To You

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 昨日は竹内トリオでライブをやってきました。場所はお馴染みの外苑前 Z・imagine にてで、トリオとしては久し振りにこちらでやらせて頂くような気がします。…というのも、今月11月はトリオ結成8周年という月にあたりまして、そのタイミングでは必ず Z・imagine でライブをやらせて頂くようにしており、今年も例外無く実現する事が出来たのでした。もう長い事お世話になっていますが、今後もよろしくお願いしたいものです。
 さて、今回のライブですが、御存知のように前日、前々日には新作アルバムのレコーディングを行っており、その直後という状況でこの日を迎えました。当然の如く、ライブ中のMCでは、レコーディングの話しを中心に展開させたのですが、故に?8周年記念のライブである事を途中まですっかりと忘れていた…というのは内緒にしておきましょう…(笑)。それくらい、今回はレコーディングをし終えた開放感の上で、ステージに立っていたという事です!

    

 自分で言うのも何ですが、今回のライブはとても良いものが出来上がったように思いました。セットリスト的には、やはりレコーディングで取り上げた曲を多めに演奏させて頂きましたが、一昨日、昨日で録音し終えたばかりの曲を、改めてライブで演奏する…というのも、なかなか無い状況かもしれません。
 ところで、良い演奏になれた1つの理由として、曲の全体の長さをあまり考えずに演奏に打ち込める…という部分があると思います…。レコーディングの時は、良くも悪くも、曲の長さを事前に決めて取り掛かる事が多いのですが、どちらかと言うと短めに設定する事が多いでしょう。そして、それぞれのアドリブ演奏の長さを大方決めてしまうわけですが、これがそもそも真の意味でのアドリブ演奏とは言えないかもしれません。…とは言え、レコーディングは曲の長さも重要なので、1つの選択としてそのやり方を採用しているのですが、これがライブになると(特に自分名義のライブは…笑)、曲の長さはそんなに重要ではなく、むしろその場の空気感に合わせていく方が多いので、純粋にアドリブ演奏に打ち込む事が出来ます。それが今回は大いに吉と出たのでしょう。本当に演奏していて楽しく、思わず自画自賛してしまったくらいでした(笑)。
 レコーディング直後だったので、既に何度も演奏した曲をまたライブで披露するというのは、自分達的に少し新鮮味に欠けるかなとも思ったのですが、全くそんな事は無く、むしろ新鮮さの連続でした♪…レコーディングでは出来なかったアプローチをここで試したりもしていたので、それこそ刺激的な時間だったとも言えるでしょうね。また、途中には久し振りの曲も入れつつ、新鮮さに拍車を掛けながら進めていけたと思います。…とは言え、振り返ると、今回は全て自分のオリジナル曲で固められたライブだったのですね。逆に珍しい事と言いますか、それが新鮮に感じる部分に繋がったのかもしれません。

 ひとまず、無事に8周年のライブは終える事が出来ました。次回ライブは、もう来年になってしまいますが、1月18日(日)吉祥寺 Sometime の昼の部で予定されています。頭に入れておいて頂ければ幸いです。まだこの時点では新作アルバムは発売されていない筈なので、今後のリリースライブに向けた布石が作れたらと思いますね…。どうも皆様ありがとうございました。そして、来年の早い段階で発売される新作CDと共に、竹内大輔トリオをどうぞよろしくお願い致します!


 ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Overseas(オリジナル)
        2、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)

        3、The Night Visitor(オリジナル)
        4、Morning In Trastevere(オリジナル)
        5、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)

 
・2ステージ 
1、Guernica(オリジナル、リアレンジ・バージョン)
        2、The Energy Of Silence(オリジナル)
        
3、Carnaval(オリジナル)
        4、Veins of Leaf(オリジナル)
        5、
Casa Familia(オリジナル)

 ・アンコール The Day Of The Black Key(オリジナル)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 少し時間が経ってしまいましたが、先週の土曜日に行われた『NUNO JAZZ FESTA 2014』〔NUNO JAZZ FESTA 2014 に出演!参照〕の翌日となる9月7日(日)、吉祥寺 Sometime にて、竹内トリオのライブをやってきました!…『NUNO JAZZ』での自分達のステージこそ、トランペットの織田君と、サックスの藤田君を引き連れて、賑やかに5人編成として演奏しましたが〔自分名義ライブ53回目、Feat. TRI4TH Horns 参照〕、今回は純然たるトリオ編成でのライブです。環境も違えばメンバーもシンプルと、正にトリオだけのサウンドを目指したライブになったように思いました。
 前日の『NUNO JAZZ』でのライブは盛り上がり、自分達も楽しい時間を過ごさせて頂きましたが、あの雰囲気を、そのまま今回の場所に持ち込むというのはナンセンスで、今回には今回の見せ方があるようにも思いました。『NUNO JAZZ』では、ガンガンに盛り上げていった感じで進めていったので、今回は方向性を少し変え、柔らかい雰囲気と言いますか、聴き心地の良い感じで、大人の空間を作っていけるように選曲をしていったのでした。
 それに加えて、トリオで新しいCDアルバムを作りたいという意志もあったので、最近の新曲も入れつつのセットリストにしていきました。この事は、新しいCDに入れたい曲というのが、どちらかと言うと落ち着いた曲調のものが多かったというのも、今回はプラスに働いていったかもしれません。ある意味で、新鮮味のあるセットリストだったとも思います。

       

 そしてこれが、意外に…と言うと語弊があるかもしれませんが、非常に楽しく演奏出来たのでした。前日がガンガンに盛り上げていった空間だけに、今回のように少し落ち着き目の演奏をしてしまうと、自分達的にも、何か物足りないような感覚が生まれてしまうのかも…と思ったのですが、全くそんな事は無く、むしろ音楽で良い会話が出来たような、そんな感覚でした。落ち着いた演奏…とは言え、音のやり取りはシビアなものです。1音1音に耳を傾け、そして自分なりの反応をしていかなけれなりません。そういう意味では、とても集中出来たステージになったように思ったのでした。これはメンバー皆、同じ感覚だったらしく、そういった気持ちが共有出来たのも良かったのだと思います。
 特に意識はしていなかったのですが、前日の『NUNO JAZZ』と被っている曲は1曲も無く、本当に全く新しい気持ちでステージと向き合えていたと思います。お客さんも沢山楽しんで頂いたようで、こういう側面でも、きちんと音楽というものを見せられる事に、一種の自信を持てたような気がしたものでした(笑)。どうもありがとうございました!

 トリオの予定としては、今後レコーディングをする事が決定しています。そして、トリオのみの編成としては久し振りに、外苑前 Z・imagine でライブをする事も決定しました。こちらの日にちは11月1日(土)です。この11月という月はトリオ結成の月でもありまして、ここ数年のこの時期は、Z・imagine でライブをやらせて貰う事にしているのです♪…ちなみに、トリオ結成8周年!…というタイミングになります。この時にはレコーディングも終わっており、またひと回り成長した自分達をお見せ出来る事でしょう。どうぞよろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Overseas(オリジナル)
        2、Scramble(オリジナル)

        3、The Day Of The Black Key(オリジナル)
        4、Close To You
        5、The Night Visitor(オリジナル)
        6、
La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Water Lily(オリジナル)
        2、Falling Grace
        
3、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        4、Monte Fiesole(オリジナル)
        5、
Casa Familia(オリジナル)

 ・アンコール ・Hagatna(オリジナル)

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

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 前回の記事の続きです。『NUNO JAZZ FESTA 2014』はお昼の11:00頃から始まり、それこそ色々なバンドがステージを繰り広げてきましたが、そのトリとなるステージを自分達は務めさせて頂きました…。メンバーは、自分のピアノトリオの3人に加え、トランペットの織田君、そしてテナーサックスに藤田君を迎え、“Featuring TRI4TH Horns”として、5人編成で大々的に行っていったのでした。

    

 自分達の出番は夜の20:00頃から…。ステージ内に明かりが灯された神楽殿は綺麗でしたが、この時点で、小降りながらも雨がパラついてきてしまった状況ではありました。しかし、境内を埋め尽くしたお客さんは全く帰らずに、傘をさしつつ、そしてカッパを着てまで足を留めてくれていて、より自分達としては気合いが入ったような感じがしたものでした。それでは今回限りのスペシャルバンド、“竹内大輔ピアノトリオ Feat. TRI4TH Horns”ライブの幕開けです!

    

 今回のこの状況は、滅多に無いメンバー編成でもあったので、この組み合わせならではの選曲を持ってきました。まず1曲目に“New Life Standard”。元々はトリオ用に作った曲でしたが、TRI4TH の楽曲としても提供し、他のセッションでも度々取り上げる曲でもあります。自分達のトリオ編成に、トランペットとテナーサックスの音が乗り、曲も嬉しそうにしている感じではないですか♪…一気にテンションも上がり、次の曲へと繋げていきます。
 2曲目には、以前 TRI4TH でカバーした秋田県の民謡、“ドンパン節”を演奏しました。今回のイベントのテーマが“和”・“輪”というのはお伝えした通りですが、これは日本の“和”も含めての事なのです。この5人のメンバーと“和”というものを組み合わせて考えた時に、実は一番初めに思い浮かんだのがこの曲でもありました。ベースの池田君とドラムのトシさんは初めて挑戦する曲ですが、バッチリと曲のダイナミクスを理解し、更なる展開を持ってお送り出来た曲になったと思います。
 3曲目には今回初披露の、こちらも日本民謡カバー曲を持ってきました。それは“うさぎ”で、別のバンドでは演奏した事があったのですが、8分の7拍子でやるという、なかなか面白い試みを持って演奏していきました。そもそもがシンプルな曲でもあるので、アレンジの方向性は無限に広がっており、今回の全体のバランスを考えて、少し特殊な時間を作れたのではないかと思いました。ベースのリフもの…と言えるジャンルの曲ではありますが、途中にはドラムソロも入れつつ、良いアクセントにさせていきました。

    

 “うさぎ7/8”(笑)に続いて、今度は“Everybody Knows That”を演奏します。こちらは最初から TRI4TH 用の曲として作りましたが、最近ではトリオとしても演奏する事が多く、それらの雰囲気をフィードバックさせて臨んだ1曲にもなりました。トリオで演奏する時は、少し軽快感を持って弾くようにしているのですが、それが今回の雰囲気にもよく合っていたような気がしました。ソロはピアノとトランペットがとり、それぞれに温かい拍手を頂ける等、軽快な中にも、じっくりと聴かせられた時間に出来たように思います。
 そして最後には、トリオ用にアレンジした“Spain”!…今回は、更にホーン・アレンジを少々施して臨みました。この“Spain”を新たなメンバーにやらせると、必ず「難しい!難しい!!」と、お褒めの言葉を頂く(笑)のですが、織田君も藤田君も完全に吹き切ってくれました。この曲でのソロは、まずベースがたっぷりと弾き、その後に、トランペットとサックスとピアノでのソロ回し➡ソロバトル…のような展開に持っていき、最後の曲らしい、正に祭りのような状態で締めさせて頂きました。…そして大きな大きな拍手…、鳴り止まない拍手…。勿論、アンコールへと傾れ込ませました♪
 アンコールは、TRI4TH の『わらべ JAZZ』アレンジの“幸せなら手を叩こう”。これは、今回の企画者からのリクエストでもあり、テーマのである“輪”ともリンクする事から、演奏するのも半ば必然だったように思われます。お客さんも一緒になって手を叩いて頂き、正にステージと会場が一体になった時でした。それにしても凄い盛り上がりでした。この時、雨は降ったり止んだりという状況でしたが、もはやそんな事は関係無いと言わんばかりの拍手、声援…。本当に有り難かったです。メンバー一同、最後まで気持ち良くやらせて頂きました。本当にありがとうございました!

    

 アンンコール曲が終わっても、会場は更に「アンコール!」の声がありましたが、流石にもう無いので(笑)、そのままセッションの時間へと突入させます。今回の『NUNO JAZZ』に出演したメンバー達を入り乱れ?させ、最後の“祭り”の時間を楽しみました。
 曲は全部で3曲行い、“Cantaloupe Island”、そして“Sunny”と、セッションではお馴染みの曲を続けさせますが、それぞれが大所帯のメンバー達で挑戦し、しかもオリジナルの雰囲気をあまり意識せず、正にその時の空気感で演奏していったのが好ましかったです。ステージに上がったメンバーは全員ソロをとり、中にはベーシスト同士のソロバトルも展開した程でしたが(笑)、これらは事前に決めたものではなく、ステージ上で即興的に判断して進めたのが正にセッション感があって良かったです。
 そして最後の3曲目には、大橋巨泉の娘さんである、ボーカルの大橋美加さんを迎え、自分のトリオメンバーと織田君とで“上を向いて歩こう”を演奏し、今回の締めとさせて頂きました…。それまで縦横無尽に繰り広げられたセッションが、ギュッと引き締められた瞬間でもあったと思います。

    

 こうして、長きに亘ってお送りした『NUNO JAZZ FESTA 2014』は幕を閉じました。自分は久し振りの参加となったわけですが、第1回目に比べて、自分の想像以上の成長を見せていたこのイベントには感動すら覚え、また参加出来た事を大変嬉しくも思いました。…元々は少ないメンバーで始めたものでしたが、場所を変え、人を増やし、そしてミュージシャンやお客さんも増えての第7回目…。NUNO…とは、沼袋と野方を指している言葉ではありますが、地元ではあるけど、地元だけには留まらない可能性も感じたものでした。是非とも、これからも続けて貰いたいイベントです。そして、より多くの方にこの素晴らしい時間を知って頂きたいと思った1日でした。どうもありがとうございました!…そして、お疲れ様でした♪


  ●今回のセットリストです!

  1、New Life Standard(オリジナル)
  2、ドンパン節

  3、うさぎ
  4、Everybody Knows That(オリジナル)
  5、Spain


 En、幸せなら手をたたこう


 ☆NUNO JAZZ FESTA のHP…http://nunojazz.cinq-rivage.com

 ☆沼袋氷川神社のHP…http://hikawa-n.or.jp

 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

 ☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 昨日は吉祥寺 Sometime の昼の部にて、竹内トリオのライブをやってきました。このトリオのライブは3月15日〔自分名義ライブ51回目参照〕以来、4ヶ月振りという状況だったので、結構久し振りという感じがありましたが、先月の6月1日に、自分発信としては初のソロピアノライブ竹内大輔、初のソロピアノライブ参照〕を行っていたので、個人的には続け様にライブを開催していたような気分でもありました。このソロピアノライブは、ブログのカテゴリーには『自分名義ライブ』というものに含めていますが、今回のブログタイトルの“自分名義ライブ”…というのは、あくまでトリオサウンドから発展させた形式に限るようにしていますので、回数的にも3月のライブ以来の“52回目”とさせて頂いております。特に気にしなくても良い部分ではありますが、一応御了承下さいませ。
 …とは言え、トリオメンバーにとっては4ヶ月振りのライブです…。そして、この期間中に新曲が3曲も生まれました。今回は、その新曲を初披露させる絶好のチャンスでもあり、それらの曲をピックアップしたライブの流れにしていくのは当然の事でもありました。

     

 そして、わりと新曲は後半に集中させて頂きました。逆に前半は、自分の今までのオリジナル曲をお届けしたり、カバー曲を多めにお送りしたステージになっていたかもしれません。最近では特に、オリジナル、カバー…というような括りでセットリストを決めている感じではないのですが、新しく作った曲は無条件で演奏したいに決まっていますから(笑)、やはり今回のライブもオリジナル曲が多めの1日となっていたと思います。勿論、カバー曲も色々とアレンジを変えて演奏しているので、もはや自分達のオリジナル性を追求する1つの指標にもなっているようには思います。
 ここで、今回トリオ演奏して初披露となった新曲を紹介したいと思います。まず、1ステージ目に演奏した“Carnaval”は、訳的には“謝肉祭”のスペイン語となりますが、その言葉の響きと、個人的に、祭りの終えた後の時間…というものに焦点をあてて曲を作ってみました。…なので、ラテン的な曲調を持つも、底抜けに明るい感じではなく、どこか叙情的と言いますか、その景観が見えるような雰囲気を大事にしています。…とは言え、少し情熱的な部分もあり、その2面の文化が“Carnaval”らしさが出ていればなと思います。
 2ステージ目の最初に演奏した“Overseas”は、厳密には先月のソロピアノライブで初披露をしていますが、トリオサウンドで音を出すのは今回が勿論初めてなので、新曲と言っても良い状況で演奏していきました。外の世界へ向けた展望や期待感、しかしどこかで不安感も持ってしまうような情感は誰にでもあると思いますが、その中でもやはり外国への強い想いをテーマに、若さ溢れる?フレッシュな感じを表現してみました。ジャズというサウンドの曲ですと、どうしてもフラット系のキーの曲が多くなってしまうのですが、自分としても久し振りにシャープ系のキーで曲を作りました。明るめな感じがするのも、その為かもしれません。
 2ステージ目の2曲目に演奏した“The Outside Yellow Lamp”は、本当にここ1週間くらいで出来上がった曲です。ジャズワルツの曲調で、マイナーキーの雰囲気で曲が進んでいきますが、ここで言う“Yellow Lamp”は、海外でよく目にするナトリウム灯の事を指しています。情景は、初めて訪れる国での、空港から宿泊場所までの夜の道のりです。車から望む見知らぬ街の風景は興味津々で眺めてしまいますが、知らないだけに、色々な想いが浮かんできます。それくらい、個人的にナトリウム灯の町並みは印象的に思ってしまっているのです。
 …このように、やはり自分は海外での情景や出来事等を、そのまま曲に反映させる事が多いようです。または、その方が作りやすいのかもしれません。こうした曲を通して、自分の想い描いた情景が皆さんに届いてくれたり、想像を楽しんで頂けたら嬉しいですね。

    

 そして今回2回目の演奏となりましたが、
“La Grande Roue De La Concorde”という曲もやりました。こちらは前回のトリオライブではサックスがメロディをとって演奏したので、ピアノがメロディをとって演奏するという意味では、自分は新曲に近い気持ちで向き合っていたと思います。そして、メロディをとる楽しさが感じられる曲でもあったという事に、今更ながら気付きました(笑)。こちらも今後取り上げていきたい曲になりそうです!

 …こうして、前半、後半、約1時間ずつの、たっぷり(笑)ライブは無事に終えられました。今回も非常に多くのお客さんに集まって頂き、とても楽しい時間を過ごせたと思います。また、今回から黒船のCD『CROSSOVER』のライブ会場販売も開始させて頂いたのですが、早々に自分が持っていった分が売り切れてしまいました!…何とも有り難い事です。追加を発注しておきましょう(笑)。
 お店の雰囲気も素敵な吉祥寺 Sometime。お昼のライブはチャージが1000円のみで見れますので、本当にお勧めです。これでいて食事も美味しいのですから、多くのお客さんを惹き付けているのも納得ですよね。次回の竹内トリオの Sometime ライブは9月7日(日)です。こちらも昼の部で、沢山のお越しをお待ちしております。それでは、どうもありがとうございました!

 ※今回、自分はカメラを忘れて、だいぶ意気消沈していたのですが(笑)、とある
  お客さんに救われ、ライブの写真を撮影して頂きました。本当に助かりました!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Close To You
        2、Late Sunrise
(オリジナル)

        3、The Night Visitor(オリジナル)
        4、Love Theme From Spartacus
        5、Carnaval(オリジナル)
        6、
Tombo in 7/4

 ・2ステージ 
1、Overseas(オリジナル)
        2、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        
3、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
        4、Casa Familia(オリジナル)
        5、Spain


 ・アンコール ・Hagatna(オリジナル)

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 今日はお馴染みの外苑前 Z・imagine にてライブをやってきましたが、メンバー的にいつもと違う状況がありました。…というのも、今回は東京で初となる、自分自身のピアノだけのライブとなっていたからです。今まで、地方等から呼ばれて、結果的にソロピアノでのライブになっていた事は何度かあるのですが、自ら企画して、そして東京という地元の場所でソロピアノライブが開催されるというのは今回が初めての事でした。結構、思い切って取り組んだ感じはあったのですが、ライブ後の達成感というのは、複数人数で組んでいるバンドとはまた異なったものが大いにあり、やって良かったと思えるものでした。何せステージ上に1人なので(笑)、責任を負うのも自分、お客さんに向かって表現するのも自分だけの世界になるわけです。融通が利く分、あまりにも自由な空間に、そのまま会場の空気に溺れてしまいそうな感じではあったのですが、無事に泳ぎ切った後の爽快感も格別のものがありました。未だに興奮が覚めやらない状況でありまして(笑)、今のうちに少し振り返っておこうと思います。

    

 会場に着いて注目すべきは、グランドピアノの位置でした。当然の事ながら、トリオ編成の時は他に楽器が置かれている為、ピアノは端に寄せられている感じがありましたが、今回はピアノだけの編成という事で、それは堂々とステージの中央に置かれていました。このお店では初めて見る光景でしたが、改めて、この日がソロピアノの日なのだという確信を得たと共に、気合いを入れ直す瞬間にもなったように思いました。
 今回は有り難い事に、会場は満席という状況になりました。ふと思い立ってブッキングさせて頂いたソロピアノライブでしたが、予想以上に反響は大きかったようです。勿論、今回が初めての試みだから…という部分も大きいとは思うのですが、多くの方々に足を運んで頂けて本当に嬉しかったです。会場は既に熱気に包まれ、どのようにライブを展開していくかが鍵となる感じがしました。

 今回のライブは、わりと曲を決めて取り掛かりました。…というのは、普段地方でやっているような自分のソロピアノライブですと、ジャズの即興的な部分を生かして、わりとその場で選曲を行っている事が多かったからです。何曲かだけ、取り上げる曲を決めてはいますが、ステージのどのタイミングで演奏するかというのは、ステージの空気次第で、それを読みつつ進めていくのが、何だか自分にとって遣り甲斐も感じていたからです。
 しかし、今回は初の東京でのソロピアノライブという事で、ピアニスト竹内大輔の現在までの姿を表現したかったと言いますか、この機会だからこそ披露出来る流れ…というのを再現したかったのです。具体的には、ジャズピアノを初めて、どのような音楽に触れて、そしてどのように自分の演奏技術に生かして今日に至ったのか…という感じです…。1ステージ目の1曲目に演奏した“Armando's Rhumba”は、自分自身の挨拶、紹介に近い選曲でもありましたが、その後の曲達は、ほぼ自分のルーツ音楽に沿った内容となりました。
 特筆すべきは、クラシックの曲と、ゲーム音楽を取り上げた事でしょう…。クラシックは3歳から習っていたものなので当たり前かもしれませんが、実はゲーム音楽というのも、自分の音楽の歴史にとって、切っても切り離せないものなのでした…。曲は、自分が中学生後半の頃に非常に流行った“クロノトリガー”からメドレーとしてお送りしたのですが、やはり反響は大きかったです。特に、自分世代に近い方々は強く共感して頂けたようです。ゲーム音楽は個人的に好きなジャンルではあるのですが、なかなかバンド編成ですと実現が難しく、今回は正にチャンスの時だと思ったのでした。こちらも思い切りな部分がありましたが(笑)、やって良かった選曲だと思いました。
 自分自身のルーツ音楽を探る1ステージ目に対し、2ステージ目は自分のオリジナル曲を中心にお届けしていきました。普段はピアノトリオや TRI4TH 等で演奏される曲を、ピアノ1台だけで再現するというのは、そもそもが“再現”という方向ではなく、ソロピアノならではのアレンジになるべきだと思うのですが、自然にそういった方向に持っていけたと思います。…とは言え、事前にガチガチにソロピアノ用にアレンジを考えてきたわけではなく、その場の演奏の意識で、ソロピアノらしい情景を作っていけたと言いますか…、そういった状況が良かったのだと思いました。その中で、自分の大好きなピアニストであるミシェル・ペトルチアーニのオリジナル曲、“Trilogy In Blois”を全て弾けた事は、自分にとっても「やっと」…という思いでもありました。この曲、ブロワ3部作…というタイトル通り(ブロワはフランス中央部に位置する都市で、曲のタイトルに想いを馳せて、自分は2008年にこの場所を旅行しています〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)
参照〕)、“Morning Sun In Blois”、“Noon Sun In Blois”、“Night Sun In Blois”の3曲の連作となる曲でして、そもそもがソロピアノの為に作られたような曲だったので、これもまた、今回しか弾けない選曲でもあったのでした。…いや、地方演奏に行った時にも弾こうと思えば弾けたのですが、まだ自分の技術が追いついていなかったと言うか、自分のモチベーション的にも、今回のような状況でなければ、真剣に弾けないような気がしてしまっていたのでした(過去に、その中の1曲だけとか、短くピックアップして演奏した事はありました)…。本当に今回、「やっと」、曲の全容が弾けたのでした…。

    

 …と、文章にすると、どうしても慌ただしい印象になってしまうかもしれないのですが、今回は本当にじっくりと演奏させて頂きました。時間配分も慣れていなく、一体どれだけ弾いていたかもよく分からないのですが、ピアノと1対1の関係になれた時間はとても楽しく、個人的にはあっという間の時間でした…。その代わり、弾き終わった後の疲労度と言ったら、これまでに無いくらい、半端なものではありませんでした…(笑)。確かに、ステージに上がってしまうと逃げ場は無く、喋るか弾くか…という状況になってしまうわけで(笑)、他のメンバーの助けを借りて…という事も一切出来ないので、その負担がやはり最終的に身体に回ってきてしまっていたのでしょう。ただ、ソロピアノライブをやる事によって、何だか自分自身が一回り大きくなれたような、そんな想いが涌き上がってきたのも事実です。やはり、ピアニストにとってソロピアノライブというのは、一種の自分自身との勝負の場のような、そんな舞台になっているのかもしれませんね。…また今後のライブで自分を磨きつつ、改めてこの場に帰って来れるように、やはり日々の音楽生活が大切だと感じた1日でもありました。…多くのお客さんにお越し頂き、本当にありがとうございました!…またどうぞよろしくお願いします!


 ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Armando's Rhumba

        2、Satin Doll
        3、It's Only A Paper Moon
        4、Here, There And Everywhere
        5、Nocturne Op.9 No.2
        6、クロノトリガーメドレー
         [時の最果て〜時の回廊〜風の憧憬〜時の最果て]
        7、Take The A Train


 ・2ステージ 
1、Overseas(オリジナル)
        2、Everybody Knows That(オリジナル)
        3、Monte Fiesole(オリジナル)
        4、Caravan
        5、Trilogy In Blois
         [Morning Sun In Blois〜Noon Sun In Blois〜Night Sun In Blois]
        6、Spain


 ・アンコール Casa Familia(オリジナル)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

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 昨日は自分のピアノトリオで、秩父の小鹿野という所でライブをやってきました。個人的に、秩父に呼ばれて演奏しに行った事は過去に何度かありましたが、今回は結構久し振りで、そしてピアノトリオとして呼ばれたのは初のケースとなりました。演奏会場は、ライダーズ・カフェの MOTO Green-G という所で、ここは以前、夢鹿蔵と呼ばれていた場所であり、今回で3度目、2008年5月末頃に行われたライブ〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、再び訪れた夢鹿蔵演奏参照〕以来の訪問となりました(この時は、ベースの池田君もいました)。

 さて、秩父に向かう道中ですが、自分はドラムのトシさんの車で一緒に向かい、あまりにも余裕を持って出発した為に、このままだと入り時間より1時間も早く着いてしまう事が明白になりました。そこで、秩父は恐らく初めてというトシさんに、秩父市の雰囲気を味わって貰おうと、1軒の喫茶店に寄ろうと考えます。色々と調べて、“ぢろばた”というお店に行き着くのですが、下の写真の通り、かなり渋い雰囲気を持つ喫茶店で、自分達のテンションが否が応でも上がってしまう程でした(笑)。

    

 ちなみに、このお店は食べ物の類いは置いていなく、本当に珈琲しか置いてないとの事(その代わり、珈琲の種類は非常に沢山あります)。ただ、食べ物の持ち込みは自由!と書いてあったので、それならば…と、近くにあったベーグル屋さんでベーグルを、その向かいにあったお肉屋さんでメンチカツをそれぞれ購入し(左下写真参照)、この喫茶店で珈琲と一緒に楽しんだのでした(右下写真にある“パリー”というお店も気になったのですが、今回はパスしました…笑)。既にこの時点で、秩父市内の店舗を3軒制覇した事になり(笑)、一気に満喫度の高い状態へと持ち込む事が出来たのです。

    

 …さて、このままいくと旅日記になってしまいますので、演奏場所である MOTO Green-G へと出向きましょう(笑)。小鹿野町は、秩父市から更に20分くらい車を走らせた奥地にあり、まだ所々に雪も残っているような状態でした。…そんな中、以前と変わらぬ姿で健在していた夢鹿蔵と再会を果たしました。…が、やはりお店の前はライダーズカフェらしく、沢山のバイクが置かれてあり、見た目とは別に、雰囲気はだいぶ新しい香りが漂っているような、そんな印象を受けました。

    

 中に入ってみると、これまた以前よりモダンな雰囲気になっています。以前は、もっと蔵そのものな感じだったのですが、壁紙が張り替えられたり、様々なポスターが貼られる等、少し垢抜けた印象かもしれません。そして何と言っても、ピアノがグランドピアノになっており(以前はアップライトピアノでした)、何だか凄そうな音響機器が入っているではありませんか。当初、現地にある機材はピアノだけ…と聞いていたので、生音に近い感じでやるんだろうな…と思っていたのですが、むしろパワフルなアンプと立派なスピーカーが設置されていて、逆にドラムだけが無い場所…と考えた方が正しいような、そんな環境のステージでした。ライブは月に1、2回程度しか予定されていないだけに、何だか勿体無いような気もしましたが、この日は思い切ってやっていこう!…という気合いの入った瞬間にもなりました。

 本番は18:30から、時間通り始まりました。秩父は御存知の通り、先月の大雪で相当な混乱が生じ、イベントの日程も色々と変更があったりして、この日の集客は厳しいかも…という話しを聞いたりしていたのですが、蓋を開けてみれば予想以上に多くのお客さんにお越し頂き、本当に有り難かったです。秩父で演奏するのは本当に久し振りでしたが、皆、熱心に、そして温かく聴いて頂いているような印象がありまして、そして今回もやはりそうでした。演奏する自分達としても、楽しく出来たように思います。

    

 ステージ奥の壁には上写真の通り、かなり大きめのディスプレイが設置されているのですが、これは自分達が演奏しているのを映しているもので、しかも定点撮影ではなく、演奏のシーン毎にカメラワークを考えて映してくれているものでした。ただ、この位置関係を見れば分かると思いますが、自分はピアノを弾きながら、このディスプレイを拝見する事が出来ます…。そして、例えばピアノソロ中に画面に目をやると、自分の演奏姿がアップで映し出され、更にカメラは手元に寄っていく…と、なかなか特徴的な状況が展開されていたのでした。自分で自分の演奏を、画面越しにタイムリーで見る…という環境はまず無いので(笑)、何だか面食らってしまいましたが、このディスプレイも画質が良く、そして恐らくハイビジョン撮影だと思うので、ついつい見入ってしまったのでした。実際との動きのズレも、無いに等しい感じだったので、例えば池田君を見る時も、ついついディスプレイの方を見てしまうような(笑)、そんな状況でした。不思議な空間でした。
 さて、今回は全2ステージを行いまして、竹内大輔ピアノトリオのCD収録曲を中心に演奏させて頂きました。1ステージ45分程度の時間を頂いていまして、これは普段やっている1時間ステージからすると、コンパクトなサイズであったわけですが、曲を少なくするというよりは、1曲を短めにして、曲数は維持しよう…という方向にし、自分達がやっている音楽を色々な側面から披露していきました。やはり、カバー曲を演奏した方が喜ばれる傾向はあったようですが、オリジナル曲も結構好感触だったようで、ライブ後、「あのイタリアの曲は…」、「あのグアムの曲は…」という声を頂き、CDを購入して頂いたりもしたので、やはり自分達のやりたい音楽を散りばめていったのは正解だったのかもしれません。最初から最後まで、お客さんと楽しい時間を過ごす事が出来ました。

    

 それぞれのステージの最後には、ボーカルの笠原とし子さん、そしてこの日の音響も担当してくれた、トランペットの新井政輝君(それぞれ、自分とは久し振りの共演でした)も加わって、4人、又は5人の編成でお届けし、こちらも盛り上がったと思います。秩父での演奏も久し振りでしたが、本当に皆さん喜んで頂けたようで、自分達としてもまた来たい気持ちが強くなったものでした。せっかくの良い環境。また使わせて貰える機会が出来るよう、今後も精進していきたいと思います。どうも皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)

        2、Love Theme From Spartacus
        3、In A Sentimental Mood
        4、Here, There And Everywhere
        5、Hagatna(オリジナル)

        6、Smile(with 笠原とし子)

 ・2ステージ 
1、Close To You
        2、The Day Of The Black Key(オリジナル)
        3、Casa Familia(オリジナル)
        4、Monte Fiesole(オリジナル)
        5、Spain
        6、It's Only A Paper Moon(with 笠原とし子)
 
 ・アンコール ・Georgia On My Mind(with 笠原とし子、新井政輝)

 ☆MOTO Green-G のHP…http://www.moto-gg.com/Moto-gg/MGG.html


 ☆池田暢夫のHP…
sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/


 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 昨日は、自分のピアノトリオでライブをやってきました。タイトル通り、このトリオでライブを始めて竹内大輔の写真日記(~2009)、自分名義というライブ参照〕、今回で50回目を迎えるという記念すべき?日でもあり、よく何年もメンバーを変えずにやってきたなと思いますが(笑)、ひとまずの節目の1日でもありました。…とは言え個人的には、大々的に行う…というよりは、いつもながらの雰囲気でライブを行いたいという気持ちもあり、場所はお馴染みの外苑前 Z・imagine にて、アットホームにやらせて頂きました。

    

 そして今回は、サックスに久し振りに副田整歩君に加わって頂きました。過去にも何度かこのトリオにゲストとして参加して頂き、前回は〔自分名義ライブ、祝40回目!〕の時だったので約1年半振り以上のゲスト参加…という形でしたが、前回同様、殆どの曲を演奏して…、いや、今回のセットリスト全てに参加をして貰いました(笑)。むしろ、自分と副田君のデュオ曲を入れていたので、ベースの池田君やドラムのトシさんより参加曲は多いという状況でした(笑)。…というのも、今回副田君を誘った理由として、勿論50回目という節目のタイミングというのもあったのですが、約1年半の時を経て、自分達のレパートリーも非常に増えて、それらの曲にサックスに加わって貰ったらどうなるか…という思いも強かったからなのです。この期間中にはカバーCDもリリース
『ReInterpret the Passage』発売日決定!参照〕し、オリジナル新曲も増えました。…また1つ、新たなサウンドを探求しつつ、今回のライブは実現したのでした。

    

 前回副田君に加わって貰ったライブは、トリオメンバーだけの曲もやらせて頂いたのですが、前述通り、今回は副田君には最初から参加して貰い、もう『竹内大輔カルテット』と言っても差し支えないかの如く(笑)、ライブを進めさせて頂きました。そんな1曲目は、トリオとしては久し振りに演奏した“New Life Standard”。今回のライブは絶対に盛り沢山になると予想出来たので(笑)、最初の1曲目は軽めにいこう…なんて事前に話していたのですが、いざ音を出したら何だか楽しくなってきてしまいまして、結局はいきなり1曲目からガッツリと弾かせて頂いた感じでした(笑)。これはもう、ライブだから仕方無い状況のように思いますね…。そして2曲目に“The Night Visitor”、3曲目には“Everybody Knows That”と続きましたが、勿論これらは副田君は初演奏の曲ばかりです。それぞれに、サックス1管用のアレンジを施しまして、違和感無くそれまでのトリオ演奏に溶け込めるように配慮させました。
 そして4曲目には、トリオでは初披露となる副田君の新バラード曲、“Quintessence”をやらせて頂きました。意味は“真髄”で、副田君らしい、メロディアスで説得力のある曲だったと思いました。やはり作曲者によって曲の個性はハッキリ出ますよね。自分のオリジナル曲が続いた中での選曲だったので、良い変化球を付けられたのではないかと思います。そして1ステージ最後の5曲目に、トリオでもよく演奏している“Tombo in 7/4”。テンポの速い7拍子の曲と、なかなかハードルが高い曲ですが、見事、初緒戦の副田君も吹き切ってくれました。ピアノとのメロディの振り分けや、お互いのソロの掛け合いの部分を作る等、既存のトリオ演奏とはまた違った見所を提供してくれたように思いました。

 2ステージ目の1曲目には、恒例の?副田君とのデュオ曲を持ってきました。曲は、TRI4TH でもやはりデュオとして演奏している“Flash by Flashback”で、今回、サックスの藤田淳之介君が会場に遊びに来ていたので、副田君的には本家?の目の前で演奏するという、なかなかシビアな状況が出来上がっていたと思います(笑)。しかし、やはり藤田君と同じ、音大のクラシック部門を通っているだけあって、曲の特徴を掴むのが早く、前々から吹いていたような貫禄が出来上がっていました。繰り返し言いますが、今日の殆どの曲は、副田君は初めて人前で演奏する状況だったのです。

  

 さて、トリオメンバーに戻ってきて頂いて、次の曲は“La Grande Roue De La Concorde”という長いタイトルを付けた(笑)、自分の作った新曲をやらせて頂きました。これは先日にパリを旅行した時に出会った「コンコルド(広場)の大観覧車」(上写真参照)をモチーフに作ったものなのですが、観覧車と言えるような、ゆったりしたものではなく、〔4度目のパリ訪問〕の記事でも述べた通り、“Grande Roue”…つまり「大きな輪」という意味だけの、所謂“観覧”要素とはまた違った乗り物でもある事も意識した曲となりました。日本の3倍程のスピードで、一度に3周して、途中の上空で暫く停まって…と、どちらかと言うと絶叫系の要素(…という程は速くないですが…笑)が含まれたような乗り物である、…という事に衝撃を受け、曲としても少しスリリングな展開を付けた、ミドルテンポながらインパクトのある曲に仕上がったと思います。初披露がカルテット編成というのも面白かったですが、トリオで演奏するのも楽しみにしたいところですね。
 そのまま続けて、お馴染みの“Monte Fiesole”、そして“Spain”と続けさせ、2ステージ目の最後には、こちらも副田君は初挑戦の“Casa Familia”をお送りしました。この曲にサックスが入るというのは、作った当初は想像していませんでしが、こちらもなかなか良い仕上がりだったのではないでしょうか。大きな拍手を頂き、そのままアンコールへと突入するのでした…。

    

 アンコール曲には、せっかくだったので藤田君にも参加して貰いました。当然の如く、当初は参加させる予定ではなかったので、楽器は持ってきてなかったようですが、この日の副田君は、アルトとソプラノの2本でライブに臨んでいたので、その内の1本(ソプラノ)を藤田君に貸し出し、ここだけのクインテット編成が出来上がったのでした。曲は、セッション曲としてよく取り上げられる“Strasbourg Saint Denis”で、2管ならではのアンサンブルを心地良く披露してくれました!…ちなみに、これはフランス語で「ストラスブール・サンドニ」と読むのが正しく、パリにあるストラスブール大通りと、サン=ドニ通りの交差付近に位置し、パリのメトロの駅名にもなっている場所でもあります。何気に、パリ繋がりの選曲でもあったのでした♪

    

 こうして予想以上に盛り沢山にお送りした、トリオ50回目のライブは無事に終了しました。最終的に5人編成で演奏する事になるとは思ってもみませんでしたが、最高に楽しい1日になりました。このトリオを切っ掛けに輪が広がっていった部分もあり、改めて、続ける事の大切さを感じさせてくれたものでした。お客さん方も、皆さん楽しんで頂けたようで何よりでした。
 まだまだトリオのライブは続きます。次回は3月15日(土)に、秩父の小鹿野の夢鹿蔵という所でライブをやる等、既に51回目に向けて準備を進めています。せめて、100回目までは普通に続けたいので(笑)、今後ともどうぞよろしくお願いします。それでは、今回のライブもどうもありがとうございました!

  

 おまけ…5人の集合写真にピアノを入れたら、何だかシュールな構図になりました(笑)


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、New Life Standard(オリジナル)

        2、The Night Visitor(オリジナル)
        3、Everybody Knows That(オリジナル)
        4、Quintessence(副田整歩オリジナル)
        5、Tombo in 7/4


 ・2ステージ 
1、Flash by Flashback(オリジナル、サックス・デュオ)
        2、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
        3、Monte Fiesole(オリジナル)
        4、Spain
        5、
Casa Familia(オリジナル)

 ・アンコール ・Strasbourg Saint Denis(with 藤田淳之介

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/


 ☆副田整歩君のHP…http://www.soedanaomu.com/

 ☆池田暢夫のHP…
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 先日の1月19日(日)は、自分のピアノトリオで吉祥寺 Sometime でライブでした。ここは昨年の9月に初出演〔自分名義ライブ47回目参照〕して以来、今回で2回目の出演となりましたが、満員御礼のお客さんにお越し頂き、温かく、そして非常に楽しい時間を過ごさせて頂きました。普段からお客さんが沢山入っているお店ではありますが、お昼のライブとしても珍しい事だそうで、本当に嬉しかったです。ライブをやっている時も勿論楽しかったのですが、演奏後の帰りがけに、更なる楽しさがジワジワ来るような、そんな余韻も心地良かったライブでした…。少し振り返ってみたいと思います。

    

 この日は、竹内トリオの新年最初のライブという事もあり、演奏したい曲が沢山ありました。実はこのトリオではライブをやるにあたって、選曲、曲順は基本、ライブ当日に会場で決めています。勿論、幾つかやりたい曲は事前にメンバーに伝えてはいますが、ライブ直前に決める事が全体的に多いです。
 特にこの日は、当日決めた曲が多かったような気がします。…というのは、この Sometime というお店は一見様のお客さんが多く、自分達の事を知らない方々が多数含まれると思ったので、ジャズ・スタンダード曲ですとか、カバー曲を多めにやろうと最初は考えていたのですが、いざ客席を見渡してみると、結構顔見知りのお客さんも多く、これはやはり自分達らしい音楽をそのまま追求した方が良いのではないかという考えに変わっていったからでした。
 …結果、今回披露したカバー曲(ジャズ・スタンダード曲を含む)は、“Close To You”、最近アレンジを施した“In A Sentimental Mood”、そして“Spain”と“Tombo in '7/4”の4曲に留まりました。今回はアンコールを含めて全12曲演奏したので、どちらかというとオリジナル曲が多めのライブとなったわけですが、これが吉と出ていたと思います。沢山の拍手に迎えられ、最高の形で新年最初のライブをやり切りました!

 今回、トリオにとって新曲となる曲を取り上げました。それは“Everybody Knows That”で、これは昨年に自分が TRI4TH に提供した曲でもあります。また、TRI4TH としてPVにもしたので〔“Everybody Knows That”PV公開!参照〕御存知の方も多いかもしれませんが、これを敢えてトリオで演奏してみたのです。
 そもそも、この曲は最初から、トランペットとテナーサックスの2管でテーマを演奏する事を前提に作った曲なのですが、作曲中は勿論自分はピアノで作っていたわけで(笑)、それならばトリオでも出来るのではないかと思って挑戦してみたのです。当然、本来管楽器でメロディをとる所も今回はピアノで弾くので、少し印象は異なる感じだったでしょうか…。それではと、敢えて原曲よりテンポを上げ、軽快感も出してみて、爽やかな雰囲気のジャズワルツ…といった感じも出してみたのでした。
 これはなかなか好評で、軽快感を出した結果、曲にもスピード感が出てきました。そうなると当然、ソロ中にはスリリングな場面が生まれて、演奏者の音の会話が分かりやすく垣間見えるような、いわゆるジャズらしい楽曲になれたのです。また、曲調的にも今までのトリオには少ないタイプの曲だったので、演奏していて新鮮感もありました。やはり曲というのは、演奏者が変わると景色も変わりますよね。

    

 お客さんの入れ替えも多少あったものの、ステージの最初から最後まで、ほぼ満席の店内でのライブ。そして妥協を許さない?メンバーとの音の攻防…。やはりトリオライブは楽しいです。2014年もマイペースではありますが(笑)続けていきますので、どうぞ御声援の程、よろしくお願いします!

 さて、次回で自分名義のライブは、ついに?第50回目を迎えます。前回の48回目のライブが7周年〔自分名義ライブ48回目、7周年!参照〕だったので、やはり続ける事は大切だなあと思いますが(笑)、久し振りにサックス副田整歩氏を迎えて、トリオ+1の形でやらせて頂きます。会場は、こういったメモリアルな瞬間に使っていきたい(笑)外苑前 Z・imagine にて。アットホームに楽しくやらせて頂きます。日にちは3月9日(日)になります。どうぞよろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Close To You
        2、
Scramble(オリジナル)

        3、In A Sentimental Mood
        4、The Night Visitor(オリジナル)
        5、Everybody Knows That(オリジナル)
        6、Hagatna(オリジナル)


 ・2ステージ 
1、The Day Of The Black Key(オリジナル)
        2、La Cantaora(オリジナル)
        
3、Monte Fiesole(オリジナル)
        4、Spain
        5、
Casa Familia(オリジナル)


 ・アンコール ・Tombo in 7/4

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.html

 ☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net

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 一昨日の11月17日(日)は、自分のピアノトリオでライブをやってきました。場所は久し振りの、外苑前 Z・imagine にてで、ここは昨年の11月に行われた6周年のライブ〔自分名義ライブ42回目、6周年!参照〕以来、約1年振りの出演となりました。それまで頻繁に出演していたお店でしたが、今年は色々と縁があって他のお店にも多く出演させて頂く事もあり、なかなか Z・imagine には出演できずにいたのです。しかし、せっかく11月はトリオ結成7周年の月でもありますし、凱旋ライブ…とまではいきませんが(笑)、それまでのお礼も込めて、是非とも今年中に出演しておきたかったのです。久し振りの Z・imagine は以前と変わらず、しかし何だか懐かしいような、足を踏み入れるのが恥ずかしいような(笑)、何とも不思議な感触を覚えたものです。…そしてまた、生ハムの美味しい事…。時間が経つにつれ、このお店の様々な特徴を思い出したものでした。

   

 この日は沢山のお客さんにお越し頂きまして、自分も演奏前からビールを嗜み(まあ、いつもですが…笑)、自分でも分かるくらい、ライブ前からテンションが上がっている状態でもありました。…というのは、ここ最近、自分は本当に忙しくて、じっくりと自分自身の音楽を振り返るのも儘ならない程だったのです。そんな中、ここに来ての自分名義のライブ時間…。これは思う存分、自分のやりたいライブをやらせて貰いたいもので、堂々とその想いを全面的に出させて頂いたものでした(笑)。
 1ステージ目の最初の曲としてお送りしたのは、実はトリオ結成1回目の時〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、自分名義というライブ参照〕の1曲目でもあった、ジャズ・スタンダードの“On Green Dolphin Street”でした。この時点でアレンジも施されており、要はトリオ結成の時点から完成している曲でもあったわけですが、この曲が後に、竹内トリオの 3rd.CDであり、カバー曲集でもある『ReInterpret the Passage』にも収録されているというのは、ある程度成長を遂げた子を送り出す親のような気持ち(笑)にも近いものがあるのかもしれません。その後は“Morning In Trastevere”、そして“La Cantaora”と、CDの1枚目や2枚目に収録されている曲の中から演奏していきました。
 そして次の曲は、久し振りの“新”カバー・アレンジ曲です。曲はジャズ・スタンダードで有名な“In A Sentimental Mood”で、素直にバラード曲…と思いきや、7拍子でスリリングにやっていく曲に変身させました(笑)。コード進行も結構変えており、この曲の持つ魅力を、また別の方向から探っていく事に成功したと思います。もう少し弾き込みたい感じもありましたね。その後の1ステージ目の最後の曲には、偶然にもこちらも7拍子の曲で、“Tombo In 7/4”をお送りしました。

    

 このように、1ステージ目の曲順は概ね、トリオの歴史を辿ったような形で披露する感じでもありましたが、2ステージ目は更にそれらが顕著とも言える曲順になっていました。まず1曲目に“The Night Visitor”、そして“Late Sunrise”、“Casa Familia”と、要はこれらは今年になって作った曲達でもあったのです。つまり、3rd.CDをレコーディングした以降の曲…という事で、正に最新の竹内トリオのサウンドがここにあったわけです。…とは言え、最初に演奏したのが今年の3月のライブ〔自分名義ライブ44回目参照〕だったので、もう半年以上は経ってしまっているわけで、今回は更に進んだ味付けになった演奏になったと思いました。演奏する毎に曲が成長していくのが分かるので、やはり自分のトリオは止められません(笑)。
 そして、4曲目にはお馴染みの?オリジナル・バラード曲、“Monte Fiesole”。…今回は本当にたっぷりと演奏させて頂きましたが、それが一番自然な形だった思えるクオリティで出来たのではないでしょうか…。弾いていて、自分でも心地良い時間でした。そのまま最後の5曲目には、トリオライブの総決算という意味でも、トリオ結成時から今日まで頻繁に演奏している“Spain”をお送り、今回の締めとさせて頂きました。
 …と、ここでアンコールが上がりました。このトリオでは昔から、アンコール曲を予め考えないで臨む事にしていますが(笑)、今回も例に漏れず、では何の曲を選ぼうか…と、少々悩んでしまいました…。前の曲が“Spain”だったので、少し落ち着いた曲を…とも思っていたのですが、ここでパッと浮かんだのは、2nd.CDに収録されている“Hagatna”…。全然落ち着いている曲ではありません(むしろ激しい…笑)。しかし、この曲を選んだ事は成功だったと思います。いい感じに力が抜けて楽器に打ち込む事ができ、今まで以上に集中して演奏する事が出来たと思いました。ライブって、本当に分からないものですね…。

  

 …こうして、トリオ結成7周年のライブは無事に幕を閉じました。最初からテンションが高いままで臨んだライブでしたが、やはりこういった時の楽しさというのは、自分名義のライブだからこそだと思います。責任を負うのも自分、仕切るのも自分…、それを乗り越えた時の充実は、何ものにも代え難いものがあるのだと、改めて思い知らされました。自分のバンドがあるというのは、本当に素敵な事なんですね。色々と忙しかった日々だったからこそ、余計に気付かされたのだとも思いました。皆様、どうもありがとうございました!

 さて、竹内トリオの次回ライブは、もう来年の話しになってしまいます。日にちは2014年の1月19日(日)で、トリオ2度目の出演となる、吉祥寺 Sometime にてです。前回と同じくお昼の公演となります。チャージも安く、気軽にお越し頂けると思うので、是非とも足を運んで頂ければと思います。…では、来年も竹内トリオをどうぞよろしくお願いします!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、On Green Dolphin Street

        2、Morning In Trastevere(オリジナル)
        3、La Cantaora(オリジナル)
        4、In A Sentimental Mood
        5、Tombo in 7/4


 ・2ステージ 
1、The Night Visitor(オリジナル)
        2、Late Sunrise(オリジナル)
        3、Casa Familia(オリジナル)
        4、Monte Fiesole(オリジナル)
        5、Spain


 ・アンコール ・Hagatna(オリジナル)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/


 ☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


★タワーレコードオンラインで
 発売中(ボーナストラック
 “In A Sentimental Mood”収録)
 …こちらへ!

★iTunes にて配信中
(“Casa Familia[Pf Solo]”
 限定配信!)…こちらへ!

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初カバー・アルバム、3rd.CD
『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・Music Video“Love Theme
 From Spartacus”公開中!


★iTunes にて配信中…こちらへ!

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全7曲入り、トータル70分強の
意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
発売中!(2011.7.3 Release)

   Fingers-Dance-jak.jpg



全曲オリジナルの 1st.CD アルバム 『Pictures』発売中!…在庫僅か!
(2008.10.17 Release)

   Pictures-photo

★iTunes にて配信中…こちらへ!

SME Recrods からの
メジャーデビューアルバム
『ANTHOLOGY』のMV
“Maximum Shout”公開中!


初のカバーアルバム
『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
“FULL DRIVE”の MV 公開中


TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“Introduction Pt.3”〜
“The Return Of Nautilus”公開中


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“YOISURA”公開中


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“行きゅんにゃ加那節”公開中


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