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 地震の影響で、色々なライブやイベントがキャンセルされている昨今ですが、このお馴染みの企画は何としても中止にはさせません(笑)!…ブログ企画、『奢らせて頂きます!』でございます。今回は、ボーカリストの平尾由美さんに登場頂きました。
 由美さんは、このブログでこそ?登場回数は少ないですが、自分がライブの仕事を、そこそこ定期的にやり始めた頃(…なので、今から7~8年前でしょうか…)、よく一緒に演奏をさせて貰っていた人の1人でもあり、そういう意味では、ミュージシャン関係の中では物凄く長い付き合いの部類に入る人でもあるのです。その時はジャズを基本に演奏していましたが、暫く期間が開いたものの、最近はジャズ以外の知り合いを介して顔を合わす事も多くなってきて、また新たな音楽をやっていけそうな感触も掴みつつあります。これからが本当に面白くなってくるのかもしれません。…そんな話しでも出来ればと思いつつ、小田急線は和泉多摩川駅まで足を延ばしてきました。

  渋い雰囲気ですが、ホントに駅前です  お酒の種類も、なかなか豊富♪


 ●日時…2011年3月27日 ●場所…和泉多摩川 ●お店…炭屋五兵衛


平尾(以下、紫で表示)「今までのブログ見てって言ったから、復習してきたよ。」

竹内(以下、緑で表示)「おお、流石!…あんな長いのに(笑)。」

「川上彬子の回、爆笑だったんだけど(笑)。」

「あははは!」

「グダグダ過ぎるだろ!…っていう(笑)。」

「そうですね、本人はリベンジを図りたいらしいですけどね(笑)。」

「上回るグダグダ感にならないようにしよ…(笑)。
 池田暢夫君は、毎年必ず出るの?」

「いや、もう出ない…暫く出さないです(笑)。」

「あはははは、恒例は今年だけ?」

「そうですね、池田君は1回目が探り探りだったので、ちょっと1回今年もやるか…と。」

「あはははは…(笑)、でも、面白い事を思い付くよね。」

「そうですね、意外とこういうサシ飲みの機会って、
 限られた人としか普通はないですからね。」


「ふぅ~ん…って、思った(笑)。そう言えば、地震の時って、どこに居たの?」

「池袋の1つ先の北池袋って場所でお蕎麦食べてました。」

「あははは、大変だったね…。」

「いや、でも食べ終わった時で、そろそろ帰ろうかな…って時に揺れ出したんですよ。」

「うん、うん。」

「…で、いつもより長い揺れだったから…。」

「あれあれ?…いつもと違う…みたいな?」

「そうですね。…で、その時後輩と一緒にいて、自分が窓側に座っていたんですけど、
 窓を開けた方が良いですよ!…って事になって…、でも窓が開かなくて…。」


「既に歪んでた?」

「いや…、なんか固くて(笑)。」

「あら(笑)。」

「…で、更に揺れが大きくなってきたから、『逃げましょう!』ってなって、
 外に出たんです。そこは建物の2階だったんで、すぐ逃げれたんですね。」


「へ~、でも、外の方が危ないって言わない?」

「まあ、でも中も危なさそうな気がして…(笑)。そしたら、北池袋って、ちょっとした
 商店街が傍にあるんですけど、建物中から皆、外に出てきてて、その時がきっと
 揺れのピークじゃないですかね。明らかに建物とか電柱とかグラグラしてましたし。」


「落下物とか無かったの?」

「その時は大丈夫でした。でも、電柱から電線が外れていた箇所がありました。
 …それで、もうこの感じだと普通の電車って、もう動かないだろうなと思って…、」


「頭いいね~…。」

「…で、隣りの駅の池袋駅まで20分強かけて歩いたんですよ。そしたら、池袋は勿論
 賑やかな場所なんですけど、ありとあらゆる人が道に出てきてて、駅前とかも
 人で溢れている状態になっていて…、あ、急に危機的な感じがしてきた…と。」


「うんうんうん、パニック~?…みたいな。」

「こんなに大変な事になってるんだと。…で、その時に第2波が来たのかな。」

「結構揺れたんだよね、あの日ね。」

「そう、その時は高い建物とかを、間近に揺れてるのを見てしまったので、
 うわっ!危ね~!…とか思って、しかも建物自体が密集してるから、
 その揺れで隣りのビル同士がぶつかるんじゃないかって思いました。」


「ホント?…怖いねー。」

「…で、その日も夜に演奏があったんですけど、きっとこの日は無いな…と思いまして。」

「素晴らしい。」

「実際、無くなりましたね(笑)。…で、2時間ぐらい掛けて家に帰ったんです。」

「そっか、でもあの時間ぐらいだから、まだそんなに混んでない頃だよね。」


「そうですね、家が池袋に近い方なんで…。これが新宿とか渋谷だったら
 また違ってきてたかもしれませんね。…由美さんはどんな感じでした?」


「私は職場にいてー、私1人だからさ、昼間は…。」

「はい。」

「…で、普通はさー…、地震なんか、はいはいって感じじゃん。
 それで、はいはい、はい…、…はい~?…みたいになってきて。」

「普通じゃないと。」

「そうそう。…はい?…え~~!?…って感じで。」

「途中までは、いつもの感じだったんですよね。」

「それで、最終的に裏の扉を開けて、うちは骨董屋だからさ…、まあ、いざとなったら
 これらは保険が掛かっているから大丈夫だな…と思って、様子を見てたんだけど。」

「ふ~ん。」

「そしたらさ、なんかサーフィンしてるみたいな気分になってきてさ…。」

「あ~、なんか分かるかも。」

「そうそう、何だこれ~!…とか言いながら、1人で笑ってたんだよね(笑)。」

「え~(笑)。」

「で、事態の凄さが全然分からなくて…、テレビも無いし。それで、
 お店の近くに、扱っている物の事務所?…みたいな場所があって…。」

「扱ってる物…って、何ですか?場所は?」

「ほら、刀屋さんだからさ。場所は代々木。」

「ほぉほぉ…。」

「その、何だろ…、協会?みたいな所に、書類を出しにいく用事があったんだけど、
 それに託けてテクテク歩いていったら、今日は無理ですよ?…って言われて。」

「まあ、そりゃそうですよね。」

「そりゃそうだな…と、まあ、後で思ったんだけど(笑)。まあ、結構
 のんびりしてたんだよね~。まだ事態がよく分かってなかったから…。
 電車も止まるとは思ってなかったし。」

「そうなんですか。…でも、帰れないですよね。」

「うん、泊まった。」

「泊まる所、あったんですか?」

「うん、お店の入っている建物の管理人さんとも仲良くて、この日帰れたとしても、
 家の中がグチャグチャになっているのを夜暗い中で衝撃として見るのも嫌だったし、
 何となく『今日お店に泊まる事になっちゃたんですよ』…って言ったら、管理人さんが
 『あ~、じゃあ、うちに泊まっていきなさいよ!』…って事になって…(笑)。」

「成程、それは確信犯ですね(笑)。」

「まあ、そう言ってくれるかな…とも思ってたしね(笑)。で、そこの娘さんと3人で、
 テレビ見ながら『怖かったね~、怖かったね~』…って言ってた(笑)。」

「へ~…、何ていうか、随分恵まれた…(笑)。」

「うん(笑)、その、歩いて何時間…っていう辛さとかはあんまり無かった(笑)。」

「結構その日、歩いている人いましたもんね。千葉の方まで帰ったとか…。」

「まあね、変に家族が居たりとか、動物とか飼ってたら、帰ってたかもだけど。
 1人だしね…(笑)。別に帰らなくても良いかな…って。」

「そうですか。でも、家とか大丈夫でした?」

「それが全然大丈夫だったんだよね。CDとか本が転げてたぐらいで…。」

「あ、自分もそうですよ。結構自分の部屋って、本とか楽譜とか山積みに
 しちゃってる部分があるんですけど、それらは平気で、その代わり写真の
 束だけ落ちてたり…(笑)。恐らく、重みの差なんじゃないかと思います。」


「あはは!…まあ、起きてたと言えば、起きてた。」

「そうですね(笑)。なんか、うちの地域って、地盤が固いらしいんですよ。
 関東大震災の時にも、犠牲者が1人しか出なかったとか…。」


「何て素晴らしい!…凄いじゃん。…って言うか、その1人は何故に…。」

「ショック…何とか…ですかね。」

「私、地元が町田じゃん?…あそこって、地盤が緩いのね。だから、
 人に聞いたら、岩手とか宮城とかと、揺れ方の度合いが似てたらしい…。」


「そうなんですか…。最近、町田は何故か縁があるんですけど、大変だな…。」

「それで、翌日に中国に行きますってブログ…。あれはあれで笑ったんだけど(笑)。」

「ははは、まあ、あれは事前に決まってましたから(笑)。国外逃亡ではないですよ!」

「早(笑)!、みたいな。」

「もう、空港に行くの大変だったんですから(笑)。」


  由美さんの1杯目は、梅酒ソーダを選択

「中国とか、日本の事で大騒ぎじゃなかった?」

「まあ…、でも、言う程…、って感じだと思いますよ。
 まあ、ニュースはバンバン流れてましたけどね。」


「ホントに?…もう、東京は壊滅状態とか、
 放射能でもう、どうにもならないとか流れてるって…。」

「まあ、向こうのニュースを見ても言葉が分からないので何とも言えないですけど、
 少なくても地震から2,3日の感じでは、とにかく三陸地方の惨劇映像を
 繰り返し流していたような印象がありますね。…で、何かの専門家が出てきて、
 地震のプレートやら、原発の仕組みについて色々話しているっていう…。」


「何かの…(笑)。そうなんだ。あと、誰かのブログで読んだけど、外人のフリーの
 ジャーナリストとかが、福島ではなく、宮城とか岩手に行って、あまり放射能とか
 関係無いのに、ガヤガヤ騒いでるんだって…。そういう記事を海外とかに
 流しているから、それらを知った人は、何を信じれば良いんだっていう…。」

「まあ、外国人…っていうのは大きいですよ。だって例えば、最近エジプトの情勢が
 物凄く不安定になって、日本的にも、渡航の是非を検討するように…とかになって
 ましたけど、恐らくそうなっている地域ってごく一部で、普通にエジプト人的には、
 普段と変わらない生活をしている人もまた大勢いるなって思いますし…。
 やはり不慣れな海外って事で、現地の人よりは安全な術を探しますよね。」


「あ~、まあね~。」


「しかし、ここの食事は美味しいですね(笑)!」


-----舌鼓を打ちまくりの時間-----


竹内「全部美味しいじゃないですか(笑)!」

平尾「でしょ?美味しいでしょ?」

「焼き鳥も…良い歯応えと、深い味が染みついているというか…。」

「“拘りの料理人です、拘り過ぎて仕事がありません”
 …っていう知り合いのコックがいるんだけど…(笑)、」

「はい?」

「その人をこのお店に連れてきて、滅多な事で人の料理を褒めないんだけど…、」

「褒めないんだけど?」

「美味い…って言ってた(笑)。」

「あっはっはっは(笑)!」

「しかも、あれこれ頼んでた(笑)。」


  焼き鳥が特に絶品!

「今回、この場所で良かったですよ。最初、町田って言われた
 時は、ちょっと今の時期で考えると遠いかな…と(笑)。
 しかも、町田でもこの企画、やった事ありますしね(笑)。」


「そっか~、じゃあ和泉多摩川で良かったね。ようこそようこそ!」

「このお店、ヒューガルデンとかもあるんですね。頼みます。」

「ヒューガルデンってベルギー・ビール?…飲んだ事ないや。」

「そもそもビールとか飲まないですもんね?飲んでみます?
 たぶん、普通のビールとは全然違いますよ。フルーティーというか…。」


「…ホントだ。全然違う。不思議な感じだね~。」

「どうですか?」

「あ、これなら飲めるかも。何て言うか…、苦くないね。
 …ほら私、苦みの分からない女…だからさ(笑)。」


「何を言ってるんですか。」


-----やっと音楽の話しに…-----


平尾「私もこのビール、真似してみようかな。」

竹内「お、是非是非。」

「あ…、でもどうしよう。日本酒だと…本当に終了しちゃうからなぁ…。」

「そうですね、もう少し話しの続きがありますので(笑)。
 ここはやはり…、音楽の話しをした方が良いですよ。」


「あっはっはっは…、した方が良いかな(笑)。」

「した方が…いいんじゃないですか(笑)。でもやっぱり個人的に、
 由美さんは自分の中で、ほぼ定期的に一緒に歌モノ・ライブを
 やったうちの1人でもありますから…。」


「そうなの?」

「たぶん…。記憶が正しければ。」

「じゃあ、そういう事にしておこうか(笑)。」

「そうですね(笑)。あの頃の話しでも出来ればと思うのですが…。」

「あの頃の話し…。なんか恐ろしい記憶しか出てこないんだけど(笑)。」

「ははは。まあ、あの頃自分はお酒が弱くて弱くて…。」

「あはははは、後半はもう…(笑)。」

「はい…、帰れないし…、眠るしかない…みたいな。」

「ははは。可愛かったもんね~。」

「どうもどうも(笑)。今日、経堂の Crazy Loveにすれば良かったですかね(笑)。」

「そうだよね~、あたしもちょっと、そこかな?とも思ったんだけど…、」

「あ、そうなんですか?」

「でも、食い物が無いなと。」

「確かに(笑)。」

「このまま移動してみる?」

「あははは。まあ、懐かしいなって事で…(笑)。」

「懐かしい…ね。…私ね、あの頃って、今より訳分かって無かったと思うからさ。」

「今でも分かって無いのに…って意思が籠められてますね(笑)。」

「そう、分かって無かった。」

「でもこう、ライブはそれでも続けてきたわけじゃないですか。分からないなりにも…。
 それって、ある意味自分に“強い”部分を感じたりしませんか?」


「うんうん…、あるよね。」

「それは事実ですからね。」

「あの頃なんて私、ホームページとかも無かったしね…。」

「そう、それで、暫く会ってなかったですけど、意外な所でバッタリ
 会ってたりしたじゃないですか。しかも何回か…。不思議なもんだな…と。」


「うん。たぶん、そういう縁がある人…なんだと思うんだよね。」

「そうなんですかね。」

「私も、意外な所で名前見て、あっ!…とかなってたし。」

「自分もですよ。下北沢 Big Mouth で見掛けた時はビックリしましたよ、名前見て。
 …でも、ヒラヲユミ…って書いてあるし…、カタカナだし、“ヲ”…だし(笑)。」


「そうそうそう(笑)。もしや違う人?…って。」

「で、ホラ、その頃からしたら、由美さんと Big Mouth っていうのが全然繋がらなくて…。
 譜面があって、バック・ミュージシャンに渡して、セッション的にやる感じだったじゃ
 ないですか、今までは。…なのに、そこではギター持ってオリジナル歌ってるし…。」


「そうだよね~、何の人って感じだよね。たぶん、竹内君と2005年頃にやったライブで、
 自分はいったん、譜面とかを使う仕事を閉じよう…って思ったのね。」

「はいはい。」

「で、凄いのが…、これ私、才能だと思ってるんだけどー…、
 自分が思ったら、思った通りになるんだよ!」


「はあ…。」

「まあ、丁度その…ウエーブが来てる時を、自分で思うのかもしれないんだけど、
 だから、譜面とかを使う仕事がやりたいなー…って思うと、バーっと入るし、
 逆に、今そういう時じゃないのかな?…って思ったら、一気に無くなる。」

「羨ましいですね(笑)。」

「そう、それで、その2005年以来、そういった仕事は一切やってこなかったの。」

「へ~。それでオリジナルにいったんですかね。」

「うん、弾けないギターを弾いて…ね(笑)。」

「ははは。あれ、でも2005年の頃って、オリジナルを作ってたりしてたんですか?」

「オリジナル…、どうだった…かなあ…。」

「作ってたとしても、一緒にやってはないですもんね。」

「一緒にやってはないねぇ。…あ、2005年だと、
 バンドをやってて、その活動がひと段落しちゃった頃だ…・。」

「へえ、バンド!」

「うん、私は飾りでギターを持ってて(笑)。あと、ピアノとパーカッションがいて…、
 ピアノが変態で、パーカッションも変態だったからさ…。」

「ボーカルは変態じゃなかったと…。」

「至って…真面目…(笑)?」

「あはははは(笑)!」

「…で、それが暗礁に乗り上げたというか…。まあ、よくある事だよね。」

「そうですね。今の弾き語りの感じっていうのは、いつから始めたんですか?
 だって、バンドって、弾き語りの延長上みたいなところもあるじゃないですか。」


「あ、普通はね?…でも私の場合は逆で、バンドが無くなったから1人になったの(笑)。」

「はい?…あ、そうですか(笑)。」

「そう、色々いなくなっちゃったから、自分1人でギターぐらい
 弾けるようにならないとマずいぞ!…みたいな(笑)。」

「ほ~…。」

「だって、“Stand By Me”も、何のコードから分からなく、
 形だけで弾いていたようなもんだからさ(笑)。それで
 初めて弾けたの、“きよしこの夜”だったからね(笑)。」

「ははは…、季節限定(笑)。」

「私、相模原のお店で、歌を歌わせて貰うお店で
 歌って事があるんだけど、4月頃まで歌ってたよ(笑)。」


「それは…、でも、度胸は付きそうですよね。」


「うん、確かに。なんか、お店には出向くんだけど、ライブの時間とか特に
 決まってなくて、お客さんの雰囲気のタイミングで歌う…みたいな感じ
 だったし…。そもそも歌を聴きに来るお客さんばかりじゃなかったしさ。
 特に歌わなくても良い…みたいな。」

「成程。」

「そういう時は、どちらかと言うとBGM的にやった方が良くて…。でも最初の頃って、
 自分がBGM的に歌うのが耐えられないじゃない?…もっとガツンとやりたい…って。」

「まあ、最初は…。」

「だけど、音楽の使い方っていうか、有り方みたいな事柄を、凄い実験出来たわけで…。」

「はいはいはい。」

「ガツンとライブをやるにしろやらないにしろ、お客さんが聴いてるにしろ
 聴いてないにしろ、お店がザワザワしているよりは、良い雰囲気になっていた方が
 良いじゃない?…で、音楽って、それらをする良いツールになっているわけで…。」

「そうですね。」

「それこそ最初は、“私の歌を聴け!”って感じだったけど、そこは敢えて
 一歩引く事で、伝えられる事もあるのかなって思い始めて…。」

「はいはい、“北風と太陽”方式ですね(笑)。」

「そうそうそう!…それを気付かせてくれたっていうか…、そのお店、毎週
 行ってたし。凄いいい店。そこで、お客さんと楽しい時間を過ごせれば…、」

「…空間になれば、良いって事なんですよね。」


「そう、音楽ばかりじゃなくても…方法はある…っていう。
 凄く良い場所だったんだよね…。」


「ふんふん…。」

「…なんか、真面目な音楽の話しを…してるね(笑)。」

「しますよ!…真面目な会なんですから。今後の音楽はどうあるべきか!…とか。」

「今後の音楽!?…重てぇっ!…知らねぇ(笑)。」


「あははは、確かに…。俺も知らねーなぁー(笑)。」


-----更に音楽の話しに…-----


竹内「由美さんは、オリジナルをメインとして今やってるじゃないですか。」

由美「うん、うっかりね。」

「うっかり!?…あはははは(笑)!」

「あはははは(笑)。」

「自分はですね…。曲は作るけど…、歌詞とか作った事ないんで…。」

「歌詞ね、難しいんだよね…。未だに私、作れてると思ってないもん(笑)。」

「あははは!…まあ、完成しても、ライブにお披露目しないものも沢山ですもんね。」

「うん、そんなの凄い一杯ある(笑)。あと、これはお客さんには悪いんだけど、
 お客さんの前でやってみないと分からない…って部分もある。」

「それはありますよね~。」

「うんうん、人前に出さないと、余分な肉がまだ付いているような気がしてさ。」

「はいはい。削ぎ落としの法則で…。やはりシンプルにいきますよねボーカルの方は…。」

「そう、…すき焼き、お寿司、ステーキ、全部一杯あります。マズい!…みたいな(笑)。」

「そんなに食えない!…って(笑)。」

「それと…、やたら地球規模になったり(笑)。」

「ははは、壮大な感じで。」

「うん、例えば、“毛穴”…とかでもいいんだよ。」

「(笑)…そうですね、小さ~~い所をつくんですよね。
 やっぱオリジナルって、そういうところに人間性が出ますよね。」


「出ちゃうよね~。だから面白いんだけどね…。
 なんかさー、あたしの中でさ、シンガー・ソングライター的性格と、シンガー的性格って
 いうと、絶対シンガー的性格だと思うのね。別に自分で歌を作らなくても良いっていう。」

「あー、はいはい。人の歌でも良い…と。」

「そうそう、アクトレス的な…分かる?」

「成程。」

「人のシナリオにおいても、自分の命を入れられる事に、燃えられる…というか。
 まあ、元々譜面の世界でやってきてたからね。ジャズとかオールディーズとか。」

「アクトレス…か。ちょっと、川上さんにもちゃんと言ってあげて下さいよ。」

「なになに何?」

「表現方法として…、アクトレス!!」

「やだ、面倒臭い(笑)。」

「訳分からないって言いそうですが…(笑)。」

「あはははは、カタカナやめて下さい…とかね。」

「有り得ますね。」

「ははは、まあ、あれはあれで魅力だから…(笑)。それで、一番最後に
 出てくるものが、一番苦手なものなんだけど、実は一番本質に近い…と
 私は思ってるのね。そして、そんな自分と付き合っていくのが…良いのかなって。
 焦らず…って言ってるから、こんな歳になっちゃったんだけど(笑)。」

「おお、自虐!」

「はい、終了ーー(笑)!!」

「いやいや…(笑)。まあ、あれですかね。今後はどうするんですかね。
 今までやってきた譜面的な世界のものと、現在メインでやってる
 オリジナルの弾き語りの世界…。客観的に見ると、だいぶ違うような
 印象を受けますけど、また Crazy Love で、昔やっていたような事を
 やる機会も、設けられてきているわけじゃないですか。それらを両立
 …ってわけじゃないですけど、並行してやっていくかもしれないわけで…、」


「あ、これはね…。同じ目線で出来るな~と思ったから、やろうと思ったの。」

「あ、成程!…そういう視点で見れるようになった。」

「うん、力を入れなきゃいけない部分って同じだな…って事が見えたので。
 でも、前ほど暴れてないと思うんだよね、歌ってて…、思わなかった?」

「まあ…、でもまだ1回しかやってないですからね(笑)。」

「なんかね、打ち上げ花火師的な感覚がどこかあったから(笑)。
 まあ、打ち上げても良いんだけど、無理に仕掛けるものではないし、
 それらのタイミングは凄く大事だし。そもそも、ジャズのメロディとか、
 何もしなくたって美しいじゃない?…だから、無理に仕掛けなくても
 良いのは、自分のオリジナルと変わらない…ってのが分かったから。」

「ふ~ん。」

「でも、花火は好きな性格だから(笑)。実際は分からないけどね。」

「そうですね、ジャズなんて特に…。仕掛けよう…って言うか、皆の音に自然に
 反応してたら、結果的に仕掛けていた…ぐらいの感覚が好きですけどね(笑)。」


「そうそう、それが良いと思うよ!」


「まあ、捉え方は人それぞれですからね。」

「ちょっと作りものみたいで嫌なんだけど、ある意味、
 こうして喋っている事も音楽だからね。セッション…になるわけじゃない?」

「そうですね。なんか、いい感じで終われそうですね♪」

「前半は震災の事ばかりになっちゃったけどね…。」


  これは、2軒目での写真です♪


 ☆本日の注文品

・生ビール中…500円
・梅酒ソーダ…380円
・砂肝(100円×2点)…200円
・鶏かわ(100円×2点)…200円
・ねぎま(120円×2点)…240円
・豚トロ(180円×2点)…360円
・アスパラ肉巻…200円
・プチトマト肉巻…200円
・五兵衛サラダ…480円
・皮酢…320円
・地鶏のユッケ…500円
・ヒューガルデン瓶(504円×4点)…2016円
・レーベンブロイ瓶…504円
・お新香(320円×2点)…640円
・付出し(150円×2点)…300円


 計7040円!…奢らせて頂きました!!

 ☆平尾由美さんのHP…hirawo.net/

拍手[2回]

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 昨年から始めて、いつの間に好評を頂いている(笑)この『奢らせて頂きます!』シリーズ。今年も同様に、奇数月にて開催させて頂きたいと思います。さて、そんな2011年一発目は誰にしようかと悩んでいたのですが、ここで改めて、一番最初の回に登場して頂いた〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』1.(池田暢夫編) 参照〕池田暢夫君に、再度お願いする事にしてみました。その理由は本文中にも話していますが、要はこのシリーズを1年間やってきて、もう一度原点に返ってみたくなったのです…。ある意味で、このシリーズの変遷を一番よく知っている人でもあるので(笑)、今までの1年間の総評も踏まえつつ、色々掘り下げた会話を楽しんでいきたいと思います。場所は、新たな池田君の地元である西国分寺…。今回はどんな話しが飛び出すのでしょうか。

  
鰯料理のお店だそうです  アットホームな雰囲気のお店でした♪


 ●日時…2011年1月23日(日) ●場所…西国分寺 ●お店…たつみ


竹内(以下、緑で表示)「鰯の塩辛とかあるんだ。」

池田(以下、青で表示)「あ、ホントだ。流石、鰯の店だけありますね。」

「俺、なめろうが凄く好きでさ♪」

「へ~…、あ、でも美味そうだな。」

「さて、今回は…、1年振りなんですけど…。」


「そうですね。」

「今までの『奢らせて頂きます!』を全部見て貰えれば
 分かるんだけど…。池田君のだけやたら…、誌面が少ないんですね。」

「誌面?」

「誌面…って言わないのかな(笑)。何て言うの?…量が少ないって言うか…。」

「あ~、はいはいはい。」

「最初だけあってね。」

「そうですね。」

「ちょっと不公平じゃないかって(笑)。」

「あははは(笑)。確かにねぇ…。奢られる額も…、やっぱりまだ…(笑)。」

「はは、ちょっとお試し的な…(笑)。探りながらの感じはあったでしょ。」

「手探り感はありましたよね。」

「…まあ、それはしょうがない(笑)。そう、それで、今は軌道にも乗ってきたので(笑)。」

「回ってきた感じ…ですよね(笑)。」

「そうそう(笑)。それで今までの総評とかも出来るかなって…、この1年の。
 何だかんだで、池田君も含めて6人やってきましたから。」

「男女男女…交互でやってきましたからね。やっぱ反響はあるんですか?」

「…ありますね。あれ結構、見てる人いますね。」

「まあやっぱり、こう…、だんだんと読み応えがあると言うか…。」

「ヨナミネハウス行ったわけよ。阿嘉島の。」

「はいはいはい。」

「その話題になったもん(笑)。あれは見た!…って(笑)。」

「はははは!!…マスターが(笑)。」

「ほら、俺のブログって長いからさ…。最後まで
 見れないらしくて(笑)。だけど…、あれは見た…って(笑)。」

「まあ確かに、会話なんで、読みやすいですよね。」

「そうですね、長くてもね。」

「なんか、説明的なものが少ないと言うか…、なんか朗らかな気持ちで見れますよね。」

「そうなんですよ(笑)。」


「あと、お店のバリエーションも…ありますしね。前のフレンチ、
 イタリアンのラインはちょっと大きいんじゃないかと(笑)。」


「そうだよ、郷原君なんか、お店を予約したんだよ?…確か(笑)
 〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』5.(郷原繁利編) 参照〕
。」

「ははは、まあG原さん(池田君は、郷原君の事をこう呼びます…笑)
 予約しそうですよね。堅気の人だから(笑)。」


「あはは(笑)。」

「りこさん(桜井りこさん)も…、是非また呼んでくれって。熱望してましたよ。」

「ああ、そう!?…大反響じゃないですか(笑)。」

「ははは。まあ、あの人はただダラダラ飲みたいだけなんだろうけど…(笑)。」

「そう言えば最近、色々な人から『出させてくれ』とか言われるんだよな(笑)。」

「あはは(笑)。でも、トシさん(佐々木俊之さん)が、まだっていうね…。」

「あれは敢えてです(笑)。」

「ははは!…ジョーカーだ(笑)。」

「まだ…時期尚早じゃないかと…(笑)。」

「ちょっと俺は、サックスのかわ島さんとか興味ありますね。
 あまり、語らなそうな気がするので…。どこまで掘り下げられるのか…。」


「成程…。それ言ったら、そろそろ和丸がタイム・リミットだからね(笑)。」


「はははは(笑)。あと数ヶ月で二十歳かぁ…。まあ、確かにありますね(笑)。」

「場所は、Crazy Love(経堂)…(笑)?」

「ははは~、Crazy Love か~(笑)。」

「あははは(笑)。」

「…まあ、女性がやっぱり鬼門ですよね。」


「まあ~…ね。サシで飲みに行ける相手…ですからね。限られますね。」

「限られますよね~。…あ、お婆ちゃんとやったら良いんじゃないんですか(笑)?」

「ははは(笑)。どうなのそれ!」

「自分は見たいですけどね。まあ、とりあえず
 ミキヤと出来るようになるまでは…続けたいですよね(笑)。」


「…ですね(笑)。あと、4,5年(笑)?…長いな~(笑)。」



----西国分寺----


竹内「どうですか、西国分寺での生活は…、何か変わった事とか?」

池田「変わった事?」

「生活習慣とか…。でもたぶん、言われなきゃ分からないけどね。」

「何がですか?」

「いや…、だから家を出たって事…。いつだっけ?」

「10月ですね。…変わるって、なんか顔付きが凛々しくなったりするんですかね。」

「いや、何か生活感が凄く出るとかさ。ありそうじゃん…。
 急に現実的になったり…、あ、元々現実的かもしれないけど(笑)。」


「まあ…、あまりにも近くに自由な人がいますからね。」

「確かにね。」

「でも、まあ自分自身の生活的には、実家にいるよりも何かこう…、
 ひと山越えて、今は大分楽しめるようにはなってきましたけどね。
 若干もう、何か色々考えても仕方無いのかな…って感じですね。」


「成程。」

「なんか実家で楽しもうってすると、楽しようとする方向になっちゃうじゃないですか。
 でも今は家賃を払わなければいけないので(笑)、やる事をやりながら、その
 やる事を自体を楽しむみたいな…。それが上手くいってる感じはしますけどね。」


  
やっぱ瓶ビールでしょ!

「じゃあ、わりと良い方向で…。」

「そうですね…、ですけど、今度の竹内さんのトリオライブ用の曲が
 まだ完成してないっていう…(笑)。今日も朝からやってたんですけど。」


「ふふ…(笑)。実は俺、前にトシさんに電話して、何となく聞いてみたんだよね…。
 前にお願いした、それぞれのオリジナル曲って、どうなってますかね…みたいな。」


「はいはい。」

「…難航してる…と(笑)。」

「あははははは~(笑)!!…まあ、トシさんとこの前
 一緒に仕事した時、その話題1回も出ませんでしたからね(笑)。」


「はっはっは(笑)。」

「今日なんか、朝7:30に起きてやってたんですから。」

「ホントに!?…曲って朝に書けるの?」

「そうです(笑)。」

「俺なんか、寝る前が一番浮かぶなあ…。まあ、起きると大抵忘れてるんだけど(笑)。」

「まあ、ここまで書けなかったら、逆に朝だ!…みたいな(笑)。
 アイデアはあるんですけどね。それを、どう曲に落とし込むかみたいな。」


「そうなんだよね。それが難しい…。」

「しかも今回は、竹内さんとトシさん…って言う中に、自分のやりたい事を、
 入れていって、それでどうやってバランスを取るか…みたいな感じですしね。」


「トシさんも似たような事を言ってたなぁ…。」

「でも、今回は自分の色を少し出そうかなとも思ってるんですよ。」

「あ~、いいね。そうなんですよ…。これからの自分のトリオは、
 そういう方向性なんじゃないかと思ってるんですよ。」


「おお~!」

「もしかしたらブレブレな感じになるのかもしれないけどさ。」

「いや~…、それは無いんじゃないですか?」

「そうかなあ。…まあいずれにせよ、そういった方向は試してみたいんだよね。」

「まあたぶん今回は、今までの竹内大輔トリオには無かったような曲を…、
 持っていきたいなと…。ぶつけてみたいなと…。思いますね。」


「は…はい(笑)。」

「昨年、俺1曲も書いてないんですよ。」

「あれ、そうだっけ?」


「アレンジはしてるんですけど…。まったく新しい曲…ってのは
 書いてないんですよ。まあ、今年は曲も書いていきたいですね。」



----竹内大輔トリオ----


竹内「もう4年やってるんだよ?」


池田「竹内さんのトリオですか?…4年もやってるんですか?」

「だって、この間のライブ
自分名義ライブ、祝30回目、4周年!参照〕
 が4周年だったじゃん!…あれ、違うっけ(笑)?」

「4周年だったんすか?」

「覚えてないんかい(笑)!」

「4周年って事は、始めた頃は俺は24歳だったのか。…若いな。」

「まあ、最初の頃はそんなにライブをやってないしね。」

「へ~…。いやーー、長いなあ、それ。」

「MJQ(モダン・ジャズ・カルテット=ミルト・ジャクソン・カルテット)
 目指してますから(笑)。」


「あはははは(笑)!!…TDT(竹内大輔トリオ)ですね、じゃあ(笑)。」

「何なに(苦笑)?」

「…いやいや(笑)。だけど24歳の時って、何を思ってたのかな…。」

「たぶん、24歳に成り立ての頃だよね。」

「あの頃の演奏なんて、怖くて聴けないですね。」

「一応、音源はあるけど(笑)。」

「ちょっと…泥酔してないと聴けないですね…。」

「まあ、俺はたまに聴いちゃうけど…(笑)。」

「…って事は、“Guernica”って、もう4年もやってるんですか?」

「確か一番最初のライブではまだやってなくて、
 2回目からだけど…。まあ、大体4年ですね。」


「…で、ほぼ毎回欠かさずやってますもんね。」

「そうですね。」

「もう、“TDT”=“Guernica”的な感じですよね(笑)。」

「はははは(笑)。」

「でも、見てる人って、そう思ってるんですかね。」

「まあ、最近は母校の高校の教え子がカバーしてくれてるから…(笑)。」

「はははは(笑)!…コピーでは無く、カバーですか?」

「カバーです(笑)。まあ、随所に聞き覚えのあるフレーズは出てくるけど(笑)。」

「でも、“Guernica”をカバーするって辺りは、結構キてますよね。」

「最近は自分でもリアレンジしちゃったしね。これもまた
 新しく作るCDに入れたいんだよなあ…。難しいけど(笑)。」


「CD作って、色々な場所に行きたいですよね。」

「そうだね。とりあえず北海道は行けそうだし…。」

「鹿児島ラインもありますから(笑)。」

「あはは(笑)。まあ、色々とラインは作っておきたい。」

「これは、曲が作れない…とか言ってる場合じゃないですね(笑)。」

「ははは。まあでも、ある意味で新しいCDに入れたい曲ってもう決めてるから、
 今年の活動という単位で見れば、曲的には足りてるし、完結してるかもだけど。」


「いやいや、CDに入っている曲はやりません!…ってスタンスも大事ですよ。」


「成程ね…。まあ、流石にそれは東京で演奏する時だけかね(笑)。
 地方でそのスタンスでやっていく自身は、自分にはまだ無いです(笑)。」



----そろそろ本題にいかないと----


竹内「では、今ままのは前置きとしまして…(笑)。」


池田「長かったですね…。」

「池田君の昨年の1年をちょっと振り返って貰いましょうか。」

「そうですね。2010年を…振り返ると…。」

「ええ、そうしてくれると…有難い。」

「まあ、やっぱり、一番大きかったのは引っ越し…ですよね。」

「やっぱそうなのかな。でも、それって10月の話しでしょ?
 それまでの10ヶ月で、何か大きな事は無かったの?」


「でも、部屋を探し始めたのは8月なんで…。」

「そうか…。でも例えば5,6月頃は、まさか家を出るとは…って思ってたわけでしょ?」

「そうですね。若干、不動産ノイローゼにも掛かりつつ…(笑)。」

「初めから西国分寺…ってわけではなかった…?」

「そりゃー。出来れば中野で20万円で住みたかったですよ(笑)。」

「ははは(笑)。車的にも超便利。」

「まあ、それは無理として、今の場所で丁度良いのが見つかったので…。
 やはり誰にも気兼ね無くベースが弾けるっていうのは…ありがたいですね。」


「弾く時間とか…増えた?」

「弾く時間は…いや、あまり変わってないんじゃないですか?
 でも、集中して出来るってのは大きいと思いますよ。
 メンタリティな部分でも変わったと思いますし。」


「そうだね。」

「ま、でも金が無いんで…(笑)。金が無い中でどこまで楽しめるかって感じですよ。」

「まあ…、お金は残念がら…、重要な要素ですよね(笑)。」

「そうですね。でも、実家を出て、考え方も少し変って…、今も
 成程な…って感じなので。やはり出るのって良いなと思いますよ。」


「帰ったりする?」

「しょっちゅうですよ。自転車で移動してますし…。」

「寝泊まりとか…。」

「いや、それは無いですね。実家っていう扱いというか…、
 ホント、一瞬帰って、…なんか、ペッ!…って(笑)。」


「何だそりゃ(笑)。まあ、そういうものですかね。
 じゃあ、ここ1年の…音楽的な変化というか。」


「変化(笑)?…そうですね。」

「まあ、俺は先に言っておくけど、無いね!」

「は~は~は~は~は(笑)!…まあでもホント、楽しくやるしかないって言うか…。」

「あ、捉え方か…。向き合い方…かな?」

「でもこう…、家でじっくりと楽器を弾くとか、音楽をじっくり考えるとか、
 そういう時間が実家に居た時よりも出来るというのは、大きいのかも…。
 そもそも、昨年は自分がジャズの方向にシフトさせてた年でもあったので、
 そういう場所に身を置く事によって、気付かせられる事は多かったですね。」


「だって、昨年何て言ったか覚えてる?…今年(2010年)はどういう年にするか…。」

「あ~…、何か言ってましたね…。」

「ピュアで有りたい…って(笑)。」

「あははは(笑)。」

「まあ、ピュア…だったと俺は思うけどね(笑)。色々な現場で一緒に
 なったけど、事ある毎にそんな言葉を思い出したもの(笑)。」


「まあ、それまで外のバンドでやる事もあまり無かったですし…。」

「ま、池田バンドもやりましたね。」

「そうですね、結局1回(2回?)しか出来なかったですね。」

「デュオ…やっちゃったからな(笑)。」

「もう日本酒モードですよね(笑)。」

「こういう時は身に沁みますな。」

  鰯料理が沢山!

「でもまあ…、何かこう、自分がチャレンジしたい事を
 曲にしてみたい…って事はありますね。メンバーだったり、
 場所だったりとかではなくて、それこそ…、“ピュア”に…と。」


「なんかブログ用的な発言…(笑)。まあ、ピュアは大事ですよね。」

「あと、今まで何か、30歳…っていう年齢で、その…、お金が稼げる稼げない
 …っていう事を色々考えたりしてたんですけど、またなんか…、別に音楽って、
 辞めるものでもないし、続けるものでもないかな…みたいな。」


「うんうん。」

「別に、やりたい時にやれば良いし、やりたい事が無くなれば、別にやらなくても
 良いのかな…って。まあ、形だけ、『やりたい!』…って人もいますけどね。」


「うん。…まあ、音楽に対する自分との距離感って、大切だったりするよね。
 何だろう…、近過ぎても、自分を苦しめる事になるだけの場合も…ありそうだしね。」


「あ~…、そうですね。ありますね。」

「まあ…、どういう距離感が、その池田君の言う“ピュア”な(笑)スタンスに
 なれるかって事なのかね。それが人それぞれ…って事だとも思うし。
 まあ、俺も最近、その距離感がやっと掴めるようになってきたというか…。」


「おっ!…じゃあ、俺もあと2年ですね。」

「え~っと、三十路…(笑)。」

「あははは(笑)。」

「まあ、その歳がラインなのかどうかは分からないけどね(笑)。自分が40歳になって
 今の30歳を振り返った時に、ああ、若かったな…って言ってそうだし(笑)。」


「でも、今までは30歳くらいを1つのターニング・ポイントに置いておいたんですけど、
 最近は40歳とか、50歳の頃の自分はどうしてるんだとか、考えちゃいますね。」


「そうかー。まあ、40歳なんて、ホントにすぐだと思うよ(笑)。」

「いや、もうホントにすぐですよ!…とりあえず、自分は今年29歳になっちゃうんで、
 たぶん30歳、30代をどう過ごすか…みたいに考える年になるかもしれないですね。」


「あー…、あと1年…、1年半…か。」

「そうですね。まあ、今年と言うか、来年も…っていう考えかもしれないですけど。」

「自分の方向性を探す…みたいな。」

「探す…って言うよりも、その土台を造るって感じですかね。もう自分の中には
 30歳~40歳をどう過ごすかっていうプランがあるんで…。」


「へ~…、それは聞いても良いんですかね。」

「それはちょっと…駄目です(笑)。」

「え~~(笑)!?」


----まだまだ話しは…続く!?----


竹内「じゃあ、ちょっと時期的に質問になっちゃうけど、今後の展望を…(笑)。」

池田「やはり聞きますね。」

「しょうがないよね。」

「まあ、俺が質問する側だったら、絶対に聞いてますしね(笑)。」

「でしょ?…という事で、どうぞ!」

「まあ、でもやっぱり…、それこそ単純に、楽器弾いて、曲書いて、あと色々なんか
 聴いたりして…。あとはホントなんか、自分がやりたいように演奏して、表現して
 いくしか無いんだなあ…って改めてそう思いますよね。別に、売れようと思ったって
 …売れないわけだし…。まあ、わけだし…って事もないかと思いますけど。」

「売れようと思ってやってた?」

「まあ、それが出来てたらやってますよねー(笑)。」


「ははは(笑)。」

「まあ、今までやってきた事とか、自分の性格も含めて…。元々器用に
 やっていけるタイプではないので…、もう、それはそれとしてやっていくしか
 ないですし…。勿論、音楽でやっていきたいという気持ちは変わりませんし…。」


「うん。」

「…もう、こうなってくると、自分がやろうと思えば
 やれるし、辞めようと思えばいつだって辞められるんですよね。」


「音楽を?」

「音楽を。」

「まあ、辞めてから再開する人だっているしね。」

「沢山いますよ。その方が幸せなのかなっていう…。」

「まあ、ある意味で潔いしね。自分に正直になれるっていう…。」

「それね、りこさんも言ってたんですよ。」

「はあ…。それ…、書けねぇな。」

「書けないですね。やめましょう(笑)!」

「薄い(笑)。」

「薄い。はははは(笑)!…もう、辞められるもんなら、辞めたいわ!…って。」

「よく言うわ~。辞めてから言ってくれ!完璧に。
 …辞めるって言うのはさ、連絡も取らなくて…って事だからね。」


「そうですよね。」

「今の世の中、連絡なんて、取ろうと思えば取れるからね。」

「自分だったら、楽器も売っちゃって…って事ですよね。」

「そうだね、覚悟が伝わってくるしね。」

「…かと言って、自分は音源制作や、どこかのハコバンでずっと
 演奏していって…っていう感じではないんですよね。」


「池田君はあれですか。やはりプレイヤーの仕事ですか。」

「そうですね、ちゃんとしたライブで演奏していきたいですね。
 だから、そういった意味では、今月なんかは衛生上良くないですね。」


「衛生上(笑)?」

「精神衛生上(笑)。あまりにも演奏機会が少なくて…。
 やはり、週3か4は弾いてないと、衛生的に良くないなと。」


「成程…。池田君はあれですね、一度、週に6回くらい演奏の仕事が入って、
 尚且つそれを1年ぐらい続けていく…っていう機会があったら良いかもね。
 また何か、それを体験していく事で、考え方とか変わりそう…。」


「あー、そうですね。」

「週6だとリアリティが無いか…。まあ、普通の仕事と考え方を
 同じにして、週5ぐらいで…。そういう状態になった時に、どうなるか…。」


「ええ、やっぱりこう…、自分のやりたい事を表現して、そして色々と批判される
 ところまでいかないと、週5であれ週6であれ、仕事出来ないと思うんですよね。」


「う~む。」

「だから、結局は楽しくやっていくのが良いのかなと。勿論、お金的という最低限な
 ものはありますけど、その中で自分がより良く…って事ですかね。変な話し、
 60歳くらいになった時に、自分のオリジナルがどういうものか分かれば良いなと。」


「先を見据える感じですね。…まあ、流石に
 来年の今月は、池田君の番じゃないと思うんで。」


「あらっ…。えええええっ!?」

「流石に…ねえ?」

「ちょっとこれ…、今年一番ショックですね。」

「ははは(笑)、まだ1月じゃんか!」

「2011年で、ショック・ランキング第1位ですよ。」

「何、毎年1月は池田君…みたいな?…他に出来る人が減っちゃうんじゃん!」

「俺からの…みたいな(笑)。」

「そしたら、1年間で男性は他に2人だけになっちゃうしさ…。
 むしろ、足りてないのは女性の方なんですから!」


「そうですか。ま、じゃあ…、自分もこれで卒業って事で…。」

「そうですね、、、、ありがとうございました、、、(笑)。」

「はははは…、締まった!」

「締まった…みたいだね。何か早い気がするけど…、ま、いっか(笑)!」

「閉店ガラガラですね。」

  締まりましたが、このまま2軒目へ…♪


 ☆本日の注文品

・サッポロ瓶ビール(500円×2点)…1000円
・鰯のなめろう(550円×2点)…1100円
・鰯の竜田揚げ…500円
・いか納豆…450円
・もずく酢…400円
・冷トマト…300円
・さんが焼き…600円
・つみれ鍋…1100円
・鰯の塩辛…500円
・焼きニンニク…400円
・景虎…600円
・からり芋(お湯割り)…500円
・八海山(清酒)…700円
・焼き鳥(塩1点…250円、たれ1点…250円)…500円
・お新香盛り合わせ…400円
・お通し(200円×2点)…400円


 計9450円!…奢らせて頂きました!!

 ☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

拍手[6回]



 今年1月から始まった、奇数月の恒例企画『奢らせて頂きます!』ですが、今回は11月という事で、今年としては最後の回になりました。1、3、5、7、9、11月と行いましたので、合計で6回程やり切ったわけですが、なかなか好評のようで、今後もまた頑張って続けていけたらと思っている次第でもあります。
 さて、そんな今年最後の回は、フルート奏者の西仲美咲さんに登場頂きます。西仲さんと初めてお会いしたのは、恐らく、ちょうど3年前の今頃だと思いますが、2回目の共演時には早くもカルテット編成で演奏〔
竹内大輔の写真日記(~2009)、いつもとは違う Ami's Bar参照〕を行い、今では“スペシャル・カルテット”を組んで、一緒に西仲さんの地元である沖縄にツアー〔西仲美咲、沖縄ツアー(2010.2.24~2.28)参照〕に行く等、最近特に協力して演奏していく機会が多い方でもあります。
 …とは言え、前の沖縄ツアーの時も含め、ライブハウス以外で一緒に飲んだ事は、今まで殆どありませんでした。実際、ライブの後というのは疲れているので、そんなにお店には長く居られない…というのが正直なところなのですが、飲んでいても、それは複数人数でなので、ここまで共演しているわりには、飲みながら色々話し合う…という機会は皆無に等しかったのです。
 …なので、今回の機会は正に貴重な場だったとも言えそうです。折りしも、来年1月には沖縄でレコーディングを予定し、更にその時にライブを一緒にやる事も決定しそうなので、ますます共演機会は増えていく事でしょう。色々あった今年1年を振り替えつつ、西仲さんの地元である(流石に沖縄で…とはいかないので、現在の住まいの近くで…)練馬区付近のお店にて、今回は開催されました。

  
お店の前の自転車が、地元っぽい感じですね  1984年から続いているお店だそうです


 ●日時…2010年11月21日(日) ●場所…桜台
 ●お店…Green Planet


竹内(以下、緑で表示)「もう、何回も来てるんですか、ここは?」

西仲(以下、赤で表示)「うん、2日前はランチに来て…」

「おお!…下見…(笑)!?」

「ふふ、下見的になっちゃった(笑)。下見的になっちゃった。
 …で、このランチ・メニューを食べて、500円だから…。しかも美味しいの♪」

「へー、安いですね。」

「そう、それで満席で、みんな仕事してる雰囲気で、
 私だけボッサボサで、すっぴんで…みたいな(笑)。はー、ビール美味しー。」

「うんうん。」

「やっぱり仕事の後のビールは最高だねー!」

「僕もリハーサル後だったので…。」

「今日?…それはお疲れ様だね、2人ともね。」

「そうですね。」

「…!?…もう始まってるのこれ?」

「…まあ、はい(笑)…。意外とねえ、これを文章にする時に、出だしの言葉って
 なかなか無いんですよね。途中から録ってる感じになるから。」

「あはは、突然始まってる~みたいな(笑)?…そうか~。」

「そうなんです。ちょっと考えなきゃいけなくなるんですよね。」

「なんか、スタートの…、切っ掛けとか無いの?」

「いや、でも今の感じでいいと思いますよ。」

「今の感じ?…何だったの?」

「え…、だから、『よく来てるんですか?』みたいな…。」

「あ~、何だそれ~!…今のそうだったんだ…、畜生(笑)。
 大ちゃん(西仲さんは、竹内の事をこう呼びます)いつ始めるのかな~
 ぐらいに思ってたの。もう、そろそろかな~みたいな…(笑)。」

「何かねえ、ホラ、こう…構えても、出てこないと思うんですよね。…話題って。」

「まともに喋らないようにしよ…。ふー、暑い…。」

「お店ね、暑いですね。ビールを飲ませる為ですかね(笑)?」

「違うよ、こんなに暑いの初めてだもん。ストーンズのTシャツで来れば良かった。」

「ははは、あの白いあれね(笑)。でも、今日のもそうですよね?」

「そう、これもそうなんだよー。」

「…まあ、言われなくても分かるっていうか…(笑)。」

「これ、大ちゃんを狙って着たのに…(笑)。」

「池田君辺りが、『またか!』って言いそう。ハハハ(笑)。」

「姉ちゃんが勝手に買ってくれたって言うか…。」

「あ、そうなんですか?…お姉さんも好きなんですかね?」

「いや別に。私が好きなのを知っててさー。」

  
この後、ワインにいってから、更にビールを飲む事に…

「なんかね、桜台は、イタリアンの激戦区らしく…。」

「え、そうなんですか?…初めて知った。」

「なんか、2軒、いいお店を見付けたの。」

「はいはい。」

「でも、1軒は今日お休みで…、もう1軒は、行った事がないわけ…まだ。」

「成程。」

「だから、今日はちょっと駄目だなと思って。…でも、凄い有名らしい。
 数が少ないけど、激戦区っていう…」

「数が少ないけど激戦区。…どういう事ですか(笑)?」

「分からない(笑)。」

「誰と誰が戦ってるのやら(笑)。」

「まあ、数が少ない同士でしょう。3軒ぐらいが?…ははは。」

「お、料理来ましたね。」

「なんか、生ハム万歳!みたいになってるけど(笑)。」

「そうですね、このままワインにもいきたいですね。早くビール飲んだ方が良いですよ。」

「そうだねー。戴きます~♪」

「僕も腹空かせてきたんで♪」


----話題を変えて----


西仲「なんかさ、イメージ的に、東京で出会うジャズ・ミュージシャン達って、
    大学の頃にジャズ研でした…って人が多いなって思って…。」

竹内「まあ、結構ありますからね。」

「やっぱり、そういので数をこなして?…ライブとか?…って凄いなって…。」

「まあ学生はねー。暇ですからねー(笑)。」

「そういう経験って、羨ましいって言ったら変だけどー。やっぱり、プロになっても
 そういった経験って生きるわけじゃない?…まあ、過去を羨ましがっても
 しょうがないんだけど。その時期にジャズに触れたり…してたんだなって思うと、
 自分の中では、ジャズに出会ったのが遅かったんだなーって思っちゃう…。」

「あー…。でも、学生の時に出会っちゃうからこそ、何て言うのかな…、
 ホラ、学生ってめちゃめちゃ練習するじゃないですか…。」

「暇だから(笑)?」

「ははは、暇だから(笑)。まあ、夢中になれるって言うか…。」

「そうだね。」

「…だから、何て言うか…、凄いものとして見過ぎちゃうかなって…。」

「ああ、ジャズを凄いものとして見ちゃうって事?…ジャズってすげー、みたいな?」

「そうそう、お前ジャズ出来ないのか、駄目だな…みたいな。」

「へー…、ジャズの何が凄い感じになるわけ?」

「いや、よく分からないですけど…(笑)。勿論、傾向ってだけですけど、
 特に自分の大学の軽音楽部は、ジャズ“も”やる…みたいなシステムが
 あったんですね…。で、ジャズを出来る人と出来ない人に分かれてて、
 …というか、勝手にジャズをやれる人が、そう分けちゃってたかなっていう…。」

「ああー、成程ね…。」

「そしてホラ、学生は練習を沢山するから、変に鼻高々になってた
 部分もあったと思うんですよね、自分も含めて…。だから、
 そういのが行き過ぎると、ちょっと良くないかな…って思いますね。」

「う~ん、そっかー。やっぱり、何て言うか、羨ましがっても、
 それぞれのマイナス面とか、あるって事なんだよね…。」

「まあ、でも環境的には良いでしょうね、絶対。練習場所とか豊富にあったし…。」

「何だろ、慣れてるっていうの?…現場の何もかもが慣れてるっていうか…。」

「現場って…。別に仕事としてはやってないから…(笑)!」

「仕事としてやって…ないよねー、そりゃ(笑)。でも、何だろうな…。」

「まあ、楽曲的には慣れてるでしょうね。実際に音は沢山出してるから。」


----ワインへと移行----


西仲「このお店、1984年からやっているって事はー、今は2010年だから…」

竹内「26年ですね。」

「26年?…生まれて…るよね(笑)。」

「生まれては…いますね(笑)。池田君の2つ下ですね。」

「おーー!…そう聞くと、池田君って若いって思うね(笑)。」

「そうなんですよ…。最近やっと28歳になった筈ですからね。」

「まだ20代だもんね。なんか落ち着いててー…」

「え、あれ、落ち着いてるって言うんですか(笑)?」

「落ち着いてるって言うか、シケてるって言うか…
 落ち着いている部分?…そこが20代っぽくないなって…。」

「あー、A型って、あんな感じなんじゃないですか?」

「……。…私もA型なんですけど!」

「あれ、ホントですか?…じゃあ、ちょっと撤回させて下さい。」

「あはははー!…たぶんA型(笑)。」

「へー…、そうは見えないですけどね。」

「うん、見られないって言われる…。」

「O型って言われるんじゃないですか?」

「言われるかなー?…でも、A型とは言われた事ない。」

「ははは(笑)。まあ、それかB型かって感じでしょうね。」

「…B型って言われると…ちょっと何か嫌だなー。何でだろうね。」

「マイペースとか言われるからじゃないですか?」

「マイペース…え、マイペース…じゃないでしょ?…私。」

「え…、いや、あのー。マイペース…じゃないですかね(笑)。」

「そういう事いったら、皆マイペースじゃない?…大ちゃんだってマイペース…。」

「自分のO型のマイペースはですね…。どちらかと言うと、皆に合わせるマイペース…。」

「皆に合わせるマイペース!?」

「ハハハハ(笑)。」

「あはは(笑)。ちょっとちょっと、いま眉間にシワが寄ったけど!
 それ何?…皆に、空気を読みつつ、合わせてるって事!?」

「そうですそうです。そういう事って、O型は得意なんじゃないかと思いますね。」

「あー、世渡り上手?」

「まあ、変な言い方すれば八方美人ですね。」

「知ってる知ってる、うちの姉ちゃんが八方美人だもん(笑)!
 別に、悪い意味だけじゃなく、良い意味でも…ね。」

「はは。でも、八方美人って言葉が、一番しっくり来るんですよね。」

「うーん、悪い意味じゃなくてね?」

「ええ。でも、自分これでも良いのかなー…とも一応思ったりするんですよ(笑)?」

「あ、でも、いいんじゃん?…八方美人に乾杯!…ハハハ(笑)。」

  
ワインは、ついにボトルへ(笑)…右のシチューが、このお店の名物メニューらしいです!…勿論美味♪

「ねえ、この企画って、いつまで続けるの?」

「…うん!?(笑)」

「凄いよね大ちゃん。面白いもんねえ…。なんか、楽しみにしている人も多くって…。」

「あー、なんか…、そんな感じにもなってきましたね(笑)。」

「そうそう、自分の mixi のコミュがあって、この前、このブログ企画に私が参加
 します…ていう宣伝を書いてくれた人がいてさ。…で、それを書いたら、その
 企画はいつ行われるんですか?…っていう書き込みが入ったくらいでさ(笑)。」

「あはは(笑)!…問い合わせ!?」

「そう、問い合わせが(笑)。大ちゃんのこのブログ企画、人気じゃん…みたいな!」

「へー…(笑)。いや、なんか俺、こんな大それた感じで始めたわけではないんですけど、
 なんか3,4回目辺りから、やたら構えてくるようにはなってきましたね(笑)。」

「なんか可笑しいんだけど(笑)。凄い周りも盛り上がってたもんねえ…。」

「そうそうそう、大体『ついにー!』…って言われる(笑)。」


----たまには議題を振ってみる…----


竹内「じゃあ、今年1年を振り返る的な話しでも…して貰いましょうか?」

西仲「え、何…、エンディング的な?」

「なんで!?…エンディングじゃないですよ!…たまには真面目な質問もしないと!
 ホラ、今年は色々やったと思うんですよ。自分が見ても。だから是非…。」

「そうだね。…まあ、沖縄に帰っても、ちゃんと演奏する場所が出来たりしたからね。」

「あー。」

「なんか、全然ジャズやってなかったからー、知り合いが何もいないわけ。
 だから今は、帰れたー!…みたいな気持ちはあったけど…。」

「はいはいはい。」

「知ってる人も知らない人も、来てくれるんだー、みたいな?…そういう喜びはあった。」

「やっぱり、地元でやると、絶対次に繋がると思うんですよね。また来て!
 みたいになるじゃないですか。それは凄く良い事だと思うんですよ。
 自分は東京出身で、ずっとこっちにいるから…。あまりそういった感覚が
 少ないというか…。また決める時に決めましょうか…みたいな(笑)。」

「うーん、その辺はやっぱ違うのかねー、東京の人と…。」

「うん。」

「離れていても、ちゃんとコンタクト取ってるからね。」

「ああ、それは良い事だと…思います。」

「そういうのは何か…嫌じゃなくてやってる。たまに電話したりー、メールしたりー。
 大事だよね。急に仕事の…みたいに話しになるのが、自分がされる側だとしたら
 嫌なわけ。…だから、ちゃんと縁は、ずっと繋ぎたい…みたいな?」

「ふんふん。」

「でも今度、1月行くって決まったからね。」

「はい。でも、しょっちゅう帰ってません?」

「うん。一応、前よりは帰ってる。」

「前?…って、いつですか(笑)。」

「あ、だから前って(笑)。…いや、2年くらい帰らない時もあったわけ。」

「あー、そうなんですか!」

「信じられないでしょ。」

「そうですね、今や2,3ヶ月に1回くらいは帰らなきゃいけないのかなって(笑)。」

「一応、仕事もありつつ…。なんかね、ライブで帰っても、家には
 帰れないわけ、遠いから…。車も免許ないし自分は…。」

「あれ、免許あるけど、運転しないんじゃなかったでしたっけ…?」

「いや、それは間違いだって。無いの、無いの!」

「無いのかー!?…えー、何か、あるっぽいような事を言ってた気がしたんですけど…。」

「いやいや、無いし。大ちゃん、おかしいから!
 だから、沖縄では3人に運転して貰ったわけでー。」

「まあ、俺は途中でその地位から降りましたけど…。」

「飲んだからでしょ(笑)。」

「そうですね。」

「でも、大ちゃんとか、車を運転するイメージが無かったから、
 ホント沖縄では感動したよ。あー、運転出来るんだー…って。」

「出来ますよ!」

「凄い、車を動かせるって凄い…って。私は一生取らないと思うから。」

「ホントですか!?」

「うん、タクシー。」

「高く付きません?」

「年間、生涯?…の総合では…安いんだよ(笑)。」

「まあ、駐車代とかも掛かりますしね。」

「でも、沖縄に帰ってくるんだったら、免許取らないといけん…って言われた。」

「うーん、まあ…。知り合いとかに運転させれば良いんじゃないですかね(笑)?」

「それで今まで来ちゃったからな…。大丈夫かな。」

「東京にいる限りは大丈夫でしょ。」

「うん、でもいずれは沖縄に帰りたいから…。」

「あ、そうですか…。沖縄拠点だとしたら…やはりキツいんじゃないですか。」

「無理って言われた。まず帰ったら免許取れって。」

「俺も…無理だと思いますね(笑)。」

「ふふ…。タクシー通らんしね、うち…。流しなんかいないし。」

「呼んだら呼んだで、背もたれ倒れないし(笑)。」

「あは(笑)。窓から出していけば良い…事件ね(笑)。」

「本当に沖縄ツアーは勉強になりましたよ(笑)。手応えとか、どうだったんですか?」

「手応えねぇ…。」

「ほら、バンドを連れてくのって初めてでしょ?」

「一応2回目かなあ。…前はトリオだった。ギターとベース…。」

「はあ…。でも、今のカルテットって、バンドっぽいじゃないですか。」

「バンドっぽいね。」

「何て言うか…、サポートとして、お願いします!…って感じではないじゃないですか。」

「そうだね。前のは逆に、お願いします…って感じだった。」

「そうそう、バンドだと変な話し、そんなに仕事仕事してないって言うか…。むしろ、
 沖縄に一緒に行こう!…っていう延長の部分っぽいところもあるかなと…。
 勿論、それだけとは言わないですけど。そういうのって結構大きいじゃないですか。」

「うんうん。」

「そう…だから…。どんな感じだったのかなーって。」

「あー、どんな感じだったんだろうねー。」

「ホラ、こっちは行く側ですから。来て貰う側はどうだったのかなって。」

「あ、でも逆にさ、来て貰う…って感覚は無かったっていうか…。一緒に行くー!って感じ。」

「成程。」

「今回のは…一番嬉しかったのは、めちゃめちゃ前に会ったりしてた人が
 来てくれたりとか、案内出した人が、『美咲ちゃんが、沖縄に帰ってくるんだ』
 みたいな感じで応援を一杯してくれたり、なんか意外な人が沢山来て
 くれたわけ。そんな人達が多かったから、びっくりした…。」

「あー。」

「だから、それ程会ってもないわけ、正直。…だから、そういう人達が
 応援してくれてたって言うのが、本当に有難かったし、嬉しかった。」

「ふんふん、地元ならではですね。」

「ねえ。」

「たぶん、そういう人達は西仲さんが東京で何をしてるかを知ってると思うんですよ。
 ホームページとかブログもやってるし。…で、そうやって活躍を目の当たりにした人が、
 沖縄に帰ってくる…ってなったら、やはり前の感じとは違くなると思うんですよね。」

「そうなんだ。なんか不思議だった。」

「いや、やっぱ見に行くと思いますもの。まあ、自分は地方出身じゃないから分からない
 ですけど…。まあ、例えば自分の小さい時の知り合いに俳優になりたい奴がいて、
 そいつか舞台の勉強をする為にアメリカかどっかに行ったと…。で、向こうでそれなりに
 活躍して日本に帰ってきて、こっちで舞台か何かをやる…ってなったら、行きますね。」

「へー、そうなんかねー。」

「ええ、絶対に行きますよ。そして、また来てくれって言いますよ!
 …まあ、内容が良かったらですけどね(笑)。」

「ははは、良かったらね(笑)。」

「そう!…悪かったら、ちょっともう1回出直してくれる?…って(笑)。」

「はは、帰れ!みたいな(笑)。修行足らないんじゃないか…みたいな(笑)?」

「そうです(笑)。」

「なんかさ、この感覚は自分にしか分からないんだけど、私が住んでいた勝連半島って
 めっちゃ田舎なわけ。…で、そっから私は、高校で…那覇の高校に行ったわけ。
 だからさー、その時点で既に、沖縄から東京に行くみたいにギャップがあるんだよ。」

「あー、地元から離れて…。」

「そう、それで3年間、寮暮らしでー。」

「あ、寮暮らしをしてたんですか!」

「そうそう。それで、高校を卒業しても、全然地元の友達とは会わなかったわけ。」

「ほう、要するに中学校までの友達と…。」

「そうそうそう、中学までの。もうプッツリで…。
 だけどー、そういった友達が来てくれてたから…。」

「うーん、だからそういうのが、地方にはあると思うんですよね。
 恐らく、日本で一番冷たい人が東京人なんじゃないかって言う…。」

「ねー、大ちゃん冷たいもんね(笑)。」

「ちょっと(笑)!…いい話しをしてるのに!」

「はは(笑)。あと、新聞とかに載ると強いんだよね、沖縄って。
 …2社しかないし。琉球新報と沖縄タイムズ。」

「あー、俺、沖縄ツアーの帰りに琉球新報読みましたもん。大地震!って(笑)。」

「そうそう、あったねー。…この世の終わりかと思った。」

「ははは、この世って!…まあ、きっと地震に慣れてないんでしょうね。」

「それもあるし、あと、津波が来るんじゃないかって思ってビクビクしてた。」

「津波かあ。やはり、海の近くに住んでいる人って、そうなんですかねえ。」

「そうなんだよー。大丈夫だったの?あの時。」

「まあ、震度5でしたよね。一応、経験的に無いものではなかったので…。」

「めっちゃ揺れたよねー?」

「まあ、揺れましたね。むしろ、この建物大丈夫かなって(笑)。」

「そうそうー、狭くてさ、ちっちゃくてさ…、なんかごめんねー、あんな泊まる所で。」

「いえいえ…。まあ、あれはあれで良かったんじゃないですか?」

「ロケーション的にはー、私には結構良かったんだけど。車で寝るよりマシじゃない?」

「そりゃそうでしょ!…全然、横になれれば最高ですよ。」

「でしょー?…和丸(ドラマー、和丸君)なんかさ、酷いんだよ。文句ばっかりでさ。」

「はははは(笑)。」

「なのに、後で経験したツアーが酷かったらしく、『美咲のツアーがどんなに
 楽だったか分かった』…とか言いやがって、ムカつくアイツ~!!」

「はは、まあ経験って大事でって事で…。
 要は、豪華なのと、そうじゃないのを知っとくと良いかなって。」

「私は普通だと思ったんだけど。若干、同じ沖縄人からクレームが…(笑)。」

「自分は、わりと良いところも泊まってるし、その代わり車中泊も何度もありますし(笑)。
 その中で見ると、西仲さんというフリーの人が、殆ど自分の企画だけで、うちらを4泊
 寝泊まりさせてあげてた…っていうのは、むしろかなり良い方だと思いますけどね。」

「そうだよねー、良い方だよね!?…自分はね、わりと雑魚寝でも大丈夫な方だから、
 そこら辺を切り詰めようと思えば切り詰められるわけ。でもやっぱり、自分が平気でも
 相手が平気じゃないって事はあるから…。一応はね、今回みたいな感じを…。」

「やっぱツアーって、基本的にはずっと行動を共にするじゃないですか。
 …で、何が足りなくなるかって、プライベートな部分だと思うんですよ。
 だから、そういった時間を作らせる意味でも、風呂とかトイレとかは
 共同とかでも良いので、個室の時間があった方が良いと思いますかね。」

「あー、分かる分かる。私もバックパッカーをやってた時に、タイのバンコクで
 安いホテルに泊まって、シャワーとかバスとか男女共同だったわけ。
 でも部屋個室だったわけ…。だから、それで2週間くらいは居られたもんね。」

「絶対個室が良いですよ。若干ドミトリーとかよりかは高くなりますけど、
 個人的には、値段以上の疲れやストレスは休まるような気はしますね。」

「それぞれの個性とかあるからね…。まあ、また来年もお願い出来たら…。」

「是非是非。」

「やっぱね、期待して待っててくれる人がいると思うと、やりたいなって思うよね。
 あと何か、最近は東京から、観光も兼ねて一緒に沖縄に来て下さる方も何人か
 いらっしゃるから…尚更。阿嘉島も座間味も行ったし…。楽しかったよ~?」


----閑話休題----


西仲「なんかビールも飲みたくなってきた。ビール頼まない?」

竹内「え、ワインも飲んでるのに?…凄いですね。自分は遠慮しときます。」

「私、何だかんだで強くないから。」

「それは、強い人が言うセリフなんですよ(笑)。ライブ前にも飲むじゃないですか!」

「ライブ前は、なんか飲みたくなるよね。シャキッとさせる感じで♪」

「でもなんか、ライブ前に飲むっていう感じ…。意外と少数派なんだなって。」

「そうなんだ。私は、そういった意識も無い感じだけどね。」

「普通…って事ですね。水を飲む感じ…、喉が渇いたから潤す…って感じですかね。」

「うん。勿論、ベロンベロンになるまでは飲まないよ。吹けなくなっちゃうし…。
 でも、大ちゃんって、何であんなに飲んで弾けるの?…顔を真っ赤にして(笑)。」

「…そんなの分からないです(笑)。」

「お客さんとか、そう思ってるよきっと。あんなに飲んで弾けるの?って。」

「まあ…でも、一緒にやってるのってジャズじゃないですか。ジャズって、半分は感覚で
 やっているようなところがあるから、思っている事をすぐ出来るようにする!…っていう
 意味では、理性の部分を取っ払う事の出来る媒体として、酒は有りなのかなって
 思いますね(笑)。やっぱ、普段の生活だと、変に理性が働いている部分があるから。」

「やっぱ…、結局そうなのかもしれないね。理性的にはなりたくないんだ?」

「そうですね、性格がそうですから。感覚的に弾きたい時に、理性が邪魔をしている
 部分はあるんですよ。例えば、何の曲でも良いんですけど、曲のBメロにとかに
 入った時に、普通だったら『こうやって弾こう』と構えて突入しちゃうんですよ。
 それが自分の性格なので。だけど、それが必ずしも最善とも思ってないんですよね。
 ライブですし、もっとその場の音に反応して演奏する方が自然なんじゃないかって。」

「そっかー、そういう事か!…よっしゃー、分かったよ♪」

「池田君は、飲むと眠くなっちゃうみたいですね(笑)。」

「あー、そういう人もいるよね。」

「ライブ中なのか分からないですけど(笑)、まあでも、
 ライブ中に眠くなるって、まず無いと思うけどなー。」

「それ、相当退屈なんじゃないの。私は、逆に冴えてくるかも。」

「普通ならそうですよ。まあ、退屈になるのは、自分自身のせいでしょうからね。」

「睡眠不足(笑)?」

「いや、相当退屈な演奏をしてるって事じゃないですか?」

「大ちゃんって、凄くプラス思考だね。」

「あははは(笑)。そうですよ、そういう人は、刺激を自ら求めてないんですよ!」

「あ、でもそれは…、今の大ちゃんの発言は、大ちゃんの演奏そのものだよね?」

「そうですかね。」

「だって、退屈と思ったら、退屈の音しか出ないじゃない?」

「ふんふん。」

「たぶんよ?…大ちゃんだったら、退屈だと思った事もある…と思うよ、
 私とやってて…。でも、退屈じゃないようにしてると思うもん、自分でも。」

「あー、まあ、それはありますね。」

「私は、それを凄い…嬉しいのよ。」

「どうも。」

「だって、退屈だって思う事はあるじゃん。人間だもん。」

「そうですね…。」

「でもそれを、退屈じゃなくさせるっていうのは、私は大ちゃんは凄い
 プロフェッショナルだと思う…。…。…。今の記事に書かなくていい…。」

「いやいや、書く書く!…むしろ、今のとこしか書かないです(笑)。」

「皆、退屈だと思うと、退屈な音しか出ないよ…。あれ、悲しいよねー。」

「そうですね、すぐ分かっちゃいますよね。極端な話し、音を聴かないでも分かりますよ。」

「そう、見えちゃうよね。私がもし雇われている側だとして、退屈だなと思っても、やっぱ
 出しちゃいけないなって思うもん。それを、お客さんに見せちゃうってのがさ…。」

「そうですね、出しちゃ駄目ですよね。」

「なんか、その辺が大ちゃんは凄い仕事人だと思うよ、私は。」

「ははは(笑)、よく言われる…。」

「なんか、退屈だと思ってるとしても、決して表に出さないじゃない?」

「表には出さないでしょ。」

「いや、思っても良いんだよ?…そりゃ凄い…思う事もあるじゃん。」

「まあ、、思ってたら…、じゃあどうすれば思わないようになるかなって考えますね。」

「そう、自分なりに何か掴むよね。大ちゃんはそれがよく分かるの。あー、もしかして
 今日退屈かな?…と思ってても、そうじゃなくさせる力を持ってるじゃない。」

「確かに、そうしますね。」

「そう、リーダー VS 大ちゃん…とかじゃなくて、お客さんにちゃんと演奏を見せられる
 ピアニスト…になってるわけ。…それって必然的にファンも増えるじゃん!」

「ちょっと…、これも書いて良いですかね。一字一句…。」

「もういいよ、全部書いて。もう大ちゃん、大好き(笑)。」

「ははは(笑)。」

「私、プロフェッショナルって、そういう事だと思うよ?」

「はいはいはい。」

「ホントそれって…、変な話し、お金払う価値があるわけですよ。」

「ふむ。」

「自分はこんな実力じゃないんだ…とか、自分はこんな音楽やりたくないんだ…とか、
 その他諸々(笑)、…っていうミュージシャンは、私は本当に…要らない。たぶん、
 自分が下手だから、まだまだだって思っているから…。それで、大ちゃんは全開で、
 ガッ!て弾いてくれるから、心地良くもあるし、皆に紹介したくもなるわけ。」

「ふふふ…。」

「お願いだから、ずっとそうであってほしい…。
 ……。……あと1年でいいや。」

「へっ!?…あと1年でいい!?」

「“せめて”あと1年か(笑)。」

「何なんですか一体…(笑)。」

「まあ、でも貴重だと思うよ。仕事人且つクリエイティブって感じが…。素晴らしいね。」

「あ、素晴らしいですか。」

「……、嘘だよ。」

「えっ、嘘!?…もう書けねーなあ(笑)。」


----最後の話題へ…----


竹内「結構長く話してきましたからね。そろそろ、今後の展望でも聞きましょうか。」

西仲「えー、それ書くの?…ヤダー!」

「いや、何を今更…。」


「急に何か記者っぽくなってるけど、大丈夫?…ま、乾杯しよ(笑)♪」


「まあ、とりあえず1月にやりそうなレコーディング云々は抜きにして、それ以降、
 東京でやるライブは決まってないですか。その辺含めてどうなのかと思って…。」


「えーと…。今度の12月20日(月)のライブを終えたら…、そうですねー、
 1月のレコーディングや沖縄ライブを終えて、そっから決まればいいと思う。」

「はいはい。」

「何か、変に責任感というか、プレッシャーを感じただけで終わっちゃったりとか…。
 だから、まず沖縄での録音を録り終えました!…って言えてからの段階にして。」

「そうですね。何となくですけど、その沖縄での録音で、何か変わる気は…しますね。」

「うん、私も変わる気はしてる。」

「誰かの…とかじゃなくて、自主でのレコーディングって初めてですもんね。
 でも、今の内にやっておいた方が良い…って見方もありますからね。」

「そう、勿論初めて。それで、自主って楽しいじゃん!…みたいになれれば。」

「はい、自主って楽しんですよ。何せ、自分のやりたい事が出来ますから(笑)。」

「うん、だから、自分の今やりたい事って言ったら、私のアルバムを出す!って事より、
 阿嘉島で小学生の子供達と録音をしたい…って事になる方が強いから…。」

「それで良いんだと思います。だから、それを遠慮せずやって貰いたいって感じですね。」

「そう、やっぱり、うちなーんちゅが、やってて恥ずかしくない、
 うちなーんちゅの音楽でもあるし…。なんか涙が出てきた(笑)。」

「ええー!?…はは(笑)。自分で言って感動してしまったか…(笑)。」

「うん、まあ(笑)。…だから、うちなーんちゅの音楽から離れて東京に出てきて、
 違う音楽とかジャズをやってきて、それらが固まって出来た形かなって…。
 だから、その延長でまた、バンドのレコーディングが出来たら良いよね…って。」

「そうですね。まあ、時期を見ても良いんじゃないですかね。やりたくなる時に…。」

「だからそれは無理しなくて良いと思う。」

「まあ、レコーディングって1回やると、またやりたくなりますからね。その時には
 色々思う事も出てくるかもしれませんし…。まあ、思うに西仲さんはたぶん、
 もっと沖縄色を全面に出してやっていった方が良いと思うんですよね。」

「あ、また真面目な話し(笑)?」

「あはは(笑)。たぶんね、気を遣ってる部分がありますよね。」

「あ~、遣ってる遣ってる、だって、大人…だし~?」

「あれですよ。西仲さんの現在のカルテットとの時に、沖縄色が出せれば良いなって。
 それで文句を言う奴がいたら、しょうがないから置いていけば良いと思う。」

「それじゃあ、皆が着いてきてくれるか分からんさ。」

「まあ、誰かいますよ(笑)。」

「でも、こんな私でも、最初は沖縄って事は隠してたんだよ。」

「ですよね。最初会った時は…分からなかった…っていうか、
 顔で分かりましたけど(笑)。今は思い切り出てるからなぁ…(笑)。」

「それは…違う…さぁ(笑)。」

「出てる出てる(笑)。」

「自分はそういうのが駄目で…、沖縄って言われるのが嫌いだったわけさ。」

「必死だったんですかね。言葉に出ないなあとは思ってらくらいですから。」

「必死だったんだきっと…、可哀想、西仲~(笑)。最近は
 うちなーんちゅのミュージシャンが増えてきたから、楽なんですよ。」


「やっぱ言葉って大きいんですね。」

「今でも、オリジナルに関しては、沖縄にいる時に作れたりするから、
 そんな感じの雰囲気になるんだけどさ…。なんか恥ずかしくなっちゃうわけ。」


「そこは個性ですから…、出していきましょうか(笑)。」

「そう、でも私は…、うーん、実は“私は”とか言ってるのも恥ずかしかったりするわけ。」

「はい?」

「東京人でないと“私は”なんか言わないさ。“美咲は~”
 (※注…ミサキの“サ”にアクセント)だからさ!」

「ははは(笑)!」

「笑うな!」

「まあ、じゃあ、こんな感じで締めますかね(笑)?」

「え?…もう終わり?…こんな終わりじゃ面白くない…。」

「えー?…でも、こういったマックスな感じで終わる方がね…良かったりするんですよ。」

「池田君の時とか、どうだったの?」


「まあ、それなりに…ですかね(笑)。あ、再来月は、また池田君に
 頼もうとしてるんですよ。始まりから1年を振り返って…みたいな(笑)。」

「凄ーい、何で?…大ちゃん、池田君好きだよね(笑)。
 じゃあさ、その時2人呼ぶってのはどう?」


「2人?」

「私と池田君!」

「なんじゃそりゃ(笑)!…『ミキは~』で終わりですよ(笑)!」

  
最後の方は、いい感じに酔ってましたね(笑)


 
☆本日の注文品

・生ビール中(530円×2点)…1060円
・生ハムとモッツアレラチーズ…890円
・トマトサラダハム…800円
・帆立バター焼き…680円
・赤ハウスワイン・デキャンタ…1250円
・生ビール小…430円
・あさりワイン蒸し…520円
・ポテトチーズ焼き…550円
・ナヴォナ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ(赤ワイン)…2200円
・トマトのペンネ…950円
・ビーフシチュー…1020円
・生ビール・グラス…330円

 計10680円!…奢らせて頂きました!!


 そして、今年1年間の軌跡です…。

・1月、池田暢夫…7050円
・3月、桜井りこ…7521円
・5月、副田整歩…6700円
・7月、川上彬子…10740円
・9月、郷原繁利…11850円
・11月、西仲美咲…10680円



6人に計54541円も奢らせて頂きました!!


 ひえー、もう来年は控えようかな(笑)。

 ☆西仲美咲さんのHP…misakinishinaka.com/


 ☆桜台 Green Planet のHP…restaurant.gplanet.info/

拍手[20回]



 好評企画『奢らせて頂きます!』も、今回で5回目を迎える事になりました。今回はまた男性の登場になりますが、サックスの郷原繁利君に登場をお願いしました。郷原君との付き合いも、最初のブログを書き始めるより前からなので結構なものになりますが、一緒にやるライブの殆どがデュオという編成というのも、珍しいタイプのミュージシャンかもしれません。
 郷原君自体、自分で“Deep River”という、郷原君がリーダーのサックス・カルテットのバンドを組んでいて(自分は参加していません…ドラムのトシさんは参加していますが…笑)、そちらとの棲み分けも考えているのかもしれませんが、今年の10月には、そのバンドによる、待望のセカンド・アルバム(4年振りだとか…)も発売出来るということで、これは是非この企画にも登場して、色々話を聞かせて貰いたいものでした。
 この話しを郷原君に振ってみると、「そしたら、うちの近くに美味しいフレンチのレストランがあるから…」と言われ、フ…、フレンチ!?…と思ってしまいましたが(笑)、これはこれで郷原君らしいセレクトで面白いなとも思ってきました。…という事で、今まで近所の居酒屋風な店が多かった中で、この企画初のフレンチ・レストランでの対談となります(勿論、レストランは事前に予約しておきました)。どうぞご覧下さいませ!

  普通に、住宅街の中に存在するお店でした  小ぢんまりとしていて、入りやすいお店です


 ●日時…2010年9月23日(木・祝) ●場所…駒込
 ●お店…Le Feu Clair(ル・フークレール)



竹内(以下、緑で表示)「いやー、まさか自分が財布忘れるとは思わなかった。」

郷原(以下、茶で表示)「ね、今日の企画、奢って頂きますになるのかなと…(笑)。」

「駅で気付いて…、あ、やべ…って(笑)。取りに行って遅くなっちゃって…。」

「奢って頂きます…、酷い企画だ。」

「奢られに行ってきます…とか(笑)?…番外編とかになっちゃってね(笑)。」

「ふふ…。奢られに行ってきますを続けるにはどうしたら良いんだろうな。」

「うーん。何のメリットがゲストにはあるんだろうか…。」

「可愛い女の子がやるんだったら良いんじゃない?…自分が。」

「んん!?…ああ、俺のポジションがって事ね。…いや、隔月だよ?…キツいでしょ。」

「そうか…。ね…。ケバケバしい感じな…記事になりそうだけど(笑)。」

「はは…。」



----ビールはヒューガルデンを注文----


郷原「ヒューガルデンと言えば、 Flat Five(昔よく一緒に
   演奏していた、駒込にあるお店の名前)
ですからねぇ。」


竹内「ホントだよね。」

「ホント、直結するんだよね、自分と…。今日、Flat Five でも良かったのかな。」

「あそこって…、いつ…(笑)、いつ以来やってないんだろう…。」

「うーん、、、4年くらい経つ?…あの、自分が京都から帰ってきてから、やったよねえ?」

「ええ?…やった?…そんなレベルじゃないと思うけど…。」


「やってないか…。そうか…。お帰りなさい的な感じではやってないかもな…。
 さよなら的な感じで、マスターと普通に飲んだ事はあったけど(笑)。」


「へー。今…って…あのお店、どういう状態なの(笑)?」

「何かね…。開いたり閉まったりしてる。」

「ははは、前もじゃん(笑)。」


「うん、そうなんだけど…。少なくともライブはやってない。なんか夜中に、
 開いてるかなー…って思って見てみても、開いてる時とそうじゃない時が
 あって、どういう基準でやってるのかはよく分からない(笑)。」

「あー、まあ、そういう店はあるよ(笑)。」

「はは。常連の人とか分かってるのかなって…。」


「まあ、そういう店は、開いてたら…開いてた。なんでしょ(笑)。
 あ、マスター、今日はやる気の日なんだな…って(笑)。」

「ふんふん。まあ、良いよね。そういう生き方って…。」

「ふふ…(笑)。そうね。周りに迷惑かけなければね(笑)。」

「まあ…、周りが迷惑がらない人の中で生きてるって言うか…。」

「…でも、ライブは、近所から苦情が来て辞める事にしたんでしょ?」

「まあ、それは迷惑だったと(笑)。」

「ははは、迷惑だったんだ(笑)。それはしょうがない。」

  最近、眼鏡を外した郷原君

「そうだね(笑)。最近なんか…、あ、家で楽器吹けてるんだけど。」

「あ、そう言えば、家でも1、2回、なんか苦情か何か言われてなかったっけ?」


「そうそう、言われた…。なんか隣りの人が看護師さんでさ。
 夜勤とかあるから、昼間は寝てる事があるから…みたいでさ。まあ、
 それは流石に…ちょっと悪いかな…とか思いつつ、ちょっと無理矢理
 やらせて貰ってたんだけど…。そしたら1年くらいで出てっちゃって…。」

「え、向こうから?」

「そうそう。今は別の人が住んでて…。出版業かなんか…。」

「へー。」

「…で、なんかのタイミングで、こう、自分が帰宅してた時に…、
 その、たまたまね…、変な男がね…。」


「うん?…それさ、話そうとしてるけどさ(笑)。これ、録ってるからさ(笑)。」

「あー(笑)。まあ、そこは上手く端折って貰って…とか言って…(笑)。要するに、
 自分がそのあと110番したんだけど(笑)…、そういう事があったから、
 少し仲良くなれたと言うか…。ちょっとは見逃して貰えるようになったとか(笑)。
 あ、今日は良い音出てますね~。調子良いですね~。…とか評価されたり。」

「評価!?…ハハハ(笑)。まあ、お互い言えるような感じにはなったって事ね。」

「そう。だから今は結構吹けてて…。夜の20:00ぐらいまでは大丈夫になって…。」


「ふーん。あれって、隣りの部屋は実際どれくらい聞こえてるのか、
 ホント知りたいよね(笑)。低音、高音とかをそれぞれ場合分けして。」

「そうそう。…あわよくば、自分の楽器を自分の部屋で吹いて貰って、そのまま隣りに、
 ちょっと上がらせて貰って良いですか?(笑)…とか言って、そこで聞いてみたい。」


「分かる分かる(笑)。実際、聞こえているのは確かだから。」


「実際にね、大気によって、全然透過する率っていうのは違って…。それは、あの~、
 ぶ厚ければぶ厚い程、低音がシャットアウトされるんだけど…。まあ、最近のね、
 ちゃんとした鉄筋コンクリートの、、15から20cmぐらいかな。…っていう壁が
 造られている所だと、ちゃんと下の音まで吸ってくれるって言うか…、ちゃんと
 音をシャットダウン、シャットアウトしてくれるんだけど…。気になるよね。」

「うん。うちもマンションだからさ。普通に家にいると、どこかしらからピアノの音が
 聞こえてきたりするんだけど…。絶対に隣りではないし、どこからなのかな…って。」


「あ、そうなんだ。あれ、楽器可…のマンションなんだ?」

「ん?…いや、可…って言うか…。普通に“駄目”とは書いてない程度だけど。
 まあ、それでも、良くて19:00とか20:00までかな…常識的に…。」


「成程ね。」

「まあ、ピアノだしね。メジャーな楽器だし。ドラムだったらそうはいかないだろうけど(笑)。」

「そうだよね。ピアノとサックスでもまた違うしね。
 なんか、グランド・ピアノより、サックスの方が厳しいんだよ。」

「そりゃ厳しいでしょ。」

「えっ、それって、すんなり受け入れられる?」

「うん。」

「何て事だ…。」

「だって、“圧”がでかくない?…“圧”が…。」


「まあ、そうだよ。ピアノは単音だとそんなにでかくないからね。サックスは
 単音ででかいって事は、まあ、やっぱり…、和音で鳴らす鳴らさないに
 限らず、1個1個の音圧がサックスの方がでかく聞こえるって言うか…。」


「そうそう、なんかトゲがあるって言うかさ…。」

「何っ!?(笑)…まあ、そうだろうなぁ~。物理的な音量は分からないけど、
 耳に入ってくる音は、サックスのほうが大きくなるのかな。…いや、実際の
 音圧レベルでもサックスの方が上なんじゃないかなぁ…。分からないけど。」

「うーん、そんな気もするけどねえ。」

「ただ、1つ言えるのは、人間の耳って、渦巻状になってるじゃん?…とか言って(笑)。」

「は…はあ…。」

「で、人間の耳の中に…、こう、渦巻を伸ばした状態にした時に、手前が低音を感じる
 部分で、だんだん奥になるにつれて、だんだん高音を感じる部分になってくるのね。
 だから、場所によって、どの辺りを感じる部分かってのは分かれているわけ。」

「へー。」


「だから、そうだとすると、限られた音域の中に、音が凄い密集してる…ゴリゴリの
 サイン派とかさ…、要は音圧レベルは一緒だけど、す~ごい1つの大気に集中
 している音の方が大きく聞こえる…とかは、なんか有り得るかもしれないよね。」

「おー。それはじゃあ…、書かせて貰いますわ(笑)。一字一句逃さず…(笑)。」

「いやいや、何こいつ適当な事言ってるんだ…的な感じでいいから…(笑)。」

「早速、郷原君的な感じで喋ってくれて、ホント有難いよ(笑)。」

「まあ、こういうオタク的な話は…一杯ありますから(笑)。」


----色々と料理が来て…----


竹内「綺麗に盛りますね、これ。…いやー、本当にフランス料理になるとはねぇ…。」

郷原「いや、居酒屋みたいのも一杯あるよ?…もっとぶっきら棒なインド料理屋とか。」

「インド料理屋…(笑)。」

「でもね、ここは値段的にもそんな変わらないし…。」

  ハム等を使った、前菜の盛り合わせ♪

「あ、写真くれない?」

「ハハハハ(笑)!」

「もし良かったら、テキストも欲しいかな…。」


「もう、それはコピペして下さい、コピペ…(笑)。」


----雑談中----


竹内「あれ、そう言えば、11月に新百合ヶ丘に引っ越すそうで…(笑)。」

郷原「……、これだよ…(笑)。」

「はははは。まあ、馴れ初めは置いておくとして…(笑)。」

「ええ、引っ越しますよ。」

「いいなー。」

「遠いけどね…。でも広いんだよね。90平米とかあるから…。」

「90平米!!??…結構…広いねえ(笑)。」

「今が20とかくらいだから…。普通に4人とか住める…みたいな(笑)?」

「いやー、ホントだわ。」

「まあ、グランドピアノ置くから、それで一部屋潰れるけど…。」

「ふーーん。成程ねえ…。俺なんか、グランドピアノの下でも良いけど…(笑)。」

「グランドピアノ…。よくその…、俺、下に潜って聴くのが好きで…。」

「あ、俺、小さい頃そうだったよ?」

「あ、ホント!?…それ共有出来る人、相当レアだと思う(笑)。」

「ほら、俺、ピアノ教室行ってたじゃない?…で、最初は母親だけが習ってて、でも
 俺は小さかったら連れて行くだけ連れてってて…。で、その母親が習っている時の俺の
 行動と言ったら、グランドピアノの下に潜って、ずっと居座ってる…だったんだもん。」

「へーー。なんかね、自分の知り合いで、結構好きな感じのクラシックピアノを
 弾く友達がいて、そいつ猫を飼ってるんだけど、そいつがピアノを弾くと、
 必ず猫がそのピアノの下に潜って…、そして寝るんだよね。」


「…分かる(笑)。」

「なんかね、そこが一番気持ち良いらしいんだよね。」

「ほら、ピアノの下って暗いしさ。適度のあの狭さが嫌いじゃないし…。
 まあ、流石にレッスン中の親の足を掴んだ時には怒られたけど(笑)。」


「ははは。」

「でも、最近そんな行動をとってないなあ…。まさか、お店でやるわけにいかないし(笑)。」

「じゃあ、その、自分が次に住む家にあるから、是非…(笑)。」

「え?…体験しに来いって(笑)?」

「いや、むしろ、自分がサックスで入るから、弾いて…みたいな(笑)。」


「なんじゃ!…リハかいっ(笑)!」


----雑談中----



郷原「竹うっちゃん(郷原君は、竹内の事をこう呼びます)は、
   中高の時とか、どんなスタンスて音楽やってたの?」


竹内「え、何ですって?(笑)」

「スタンスって言うか…、中高の時から、プロになろうと
 してるか、そうじゃないという人とか、いるわけじゃない?」


「俺は…してないでしょう…。そんな…プロだなんて。」

「まあ、なろうとしてたら、音大とか行ってるもんね。」

「うーん…。でも、うちの場合、従兄弟が音大行ってたからさ。」


「あ、そうなんだ。」

「そうそう、俺より結構上で…。で、音大行って、結構良い成績で
 卒業して、それで結局なったのって、酒屋だったからね(笑)。」


「はは、成程…。何でかね。」


「まあ、釣りと酒が好きだから…みたいな(笑)。今は音楽の先生だけど。」

「へー。面白いねぇ…。」

「あと高校の頃、俺はもうジャズ研究会に入ってて、若干クラシックがおざなりになって
 きている頃で…。だけど従兄弟の家系(3人兄弟)は皆クラシックでさ。…で、発表会
 とかも何回か見に行ったし、上手かったけど、なんか自分の道と違うかなあ…なんて。」

「あ…でも、違うって思えるんだ…。凄いねえ。」

「あと、まあ立教ってエスカレーター式だから、普通にジャズ研究会の先輩が大学の
 音楽サークルに入ってて、自分もそこに入りたいかなって思ってたのもあるのかなぁ。」


「成程。…一貫って面白いね、そういう意味で。先も見通せやすいとか…。」

「それと…、まあ単純に、音楽を“勉強”として受け止めたくなかったって言うか…(笑)。」

「それは、どういう意味で?」

「うーん、学業…って感じにしたくなかった…のかなあ。」

「ふーん。あれ、中高とかでバンドとかって、やってたんだっけ?」

「いや全然。大学の頃からじゃない?」

「そうか。え、高校の頃は?…クラシックとか?」

「いや、高校でジャズ研究会に入っちゃったから…。」

「あー。それは大きいよなぁ。自分は中学高校とブラスバンドをやってて、その時の
 先生がジャズ狂いの先生だったと言うか…(笑)。あまりクラシックはやりたくない
 ような感じで…。結構、県のコンクールとかでも、うちらだけ曲調が違うみたいな…。」


「へー、逆に目に付きやすそうだけどね(笑)。」

「いや、その時は名指しじゃ無かったけど、講評がm今回はどの学校も素晴らしい
 演奏でした、、…が、一校だけ、中高生らしからぬ演奏をした学校があります。
 …みたいな事を言われてさ(笑)。明らかにうちだろ…みたいな(笑)。」


「あははは。」

「でも、その後もずっと意固地になって、そういった方向でやっていったから…。」

「へー、美しいじゃん(笑)。」


----メイン料理が来て…----


竹内「こちらも美しいですな(笑)。企画史上、最も豪華な感じが…。」


郷原「明らかにね…(笑)。」

「もう、様子が違うもん。なんか、旅日記に近い絵面になってる(笑)。」

「これもまた、写真頂戴ね♪」

  1人ずつメインを頼みました♪

竹内「そろそろ、CDの事を言った方が良いんじゃないかと…。」

郷原「ありがとうございます。…そうなんですよ。」

「来月…だっけ?」

「そう、来月、10月の20日(水)に、CD発売記念のライブを、
 中目黒の楽屋(らくや)でさせて頂きますが…。

「それに向けての抱負でも語って貰えると…。」

「うん?…抱負…。抱負…って言うかねぇ…。」

「念願の…じゃないんですか?」

「いや、念願だよ…。ホント念願。」

「だってさ、相当前から録ってたじゃない(笑)?」

「そう、昨年の5月ぐらいから企画してて…。」

「えっ、昨年の5月?…1年以上前って事?」

「そう…。昨年の初めぐらいに、そろそろCDでも作りたいねって話しをしてて…。」

「…だって、前のCDってどれくらい前よ。」

「4年前(笑)。」

「…4年かあ。」

「それで少し間が空いて、色々話しを詰めつつ、録ったのは昨年の9月だったかな…。」


「うっ…。その時点で4カ月経ってる(笑)。それでまだ1年前っていう…。」

「…で、9月に1回録ったんだよ。」

「全部?…だって、9曲入ってるよねぇ?」

「うん、レコーディング自体は2日間位で録ったんだけど…。」

「あ、でも2日間で全部イケたんだ。…結構タイトじゃない?…一発録りだろうね。」


「やったねぇ。それも、何だかんだで1日目のテイクは殆ど使ってない(笑)。」

「あ、それ、俺のCD録音と同じ状況だわ(笑)。」

「そう、1日目にも録ったけど、やっぱちょっと硬いかねえ…みたいなさ(笑)。」


「2日目で時間が余ったんでしょ?…で、1日目に録った曲を再度レコーディングして、
 あ、こっちの方が全然良いな…ってパターンだよね。全く自分の時と同じです(笑)。」


「あれ面白いよね。何回もテイクを重ねても、結局変わらないのかな…って。
 今回、何曲かにストリングスも入れてみたんだけど、その時のレコーディングにも
 そんな雰囲気があったもの…。“Sunday Wedding”って曲があってさ…。」

「知ってますよ(笑)!…何回もやってるじゃん。」

「分かってるよ、こっち(今回の記事の録音機器)向けに言ってるの(笑)。」


「あ、そりゃどうも(笑)。」

「そう、その時に録ったストリングスも、何回か録って、ああ、良い感じになって
 きたな…と思って終了して、後から聴いて…。結局、最初に録ったのが
 一番自然で良かったんだよね…。まあ、よくある話しではあるんだろうけど…。」


「ふーん。自然的か…大事だよね。」

「…で、9月くらいにバンドを録って、軽くミックスしてて、12月くらいに
 ストリングスやグロッケンや、オルガンを入れてみたいと思ったんだよね。」

「あ、ストリングスはそれ以降なんだ(笑)。」

「うん、…で、ストリングスの譜面とか書いて、リハをやってから
 1月、2月くらいにレコーディングをし始めて…。」


「やっと日付が近付いてきたな(笑)。譜面書くのも大変だよね、慣れない楽器で…。」

「そう、それでそのまま順調にレコーディングは進んでいた筈
 なんだけど…。まあ、色々とオフレコ事項がありまして…(笑)。」


「はは…、まあ、無い話では無いですな(笑)。」

「正直、もう1回録り直そうかという話しもあったくらいだから…(笑)。」

「そうか~。大変だったのね。まあ、今まで経っている日にちの重みで分かるわ(笑)。」

「まあ、色々と学んだレコーディングでもありましたよ。」

「音楽以外の部分とか…でしょ。やっぱそれって、どうしても付き纏うものなんだよなあ。」

「でも、ようやくライブに持っていけますから。その分、良いものは出来ましたから。」


「あれ?…それ、もう完全に番宣みたいになってるけど(笑)。じゃー、ここまで(笑)!」


----締めに向けて…----


竹内「いや、また話しが長くなりそうだけど、大丈夫かな…。」

郷原「なんか、今日は竹うっちゃんが割りと喋っている気がするけどね。」

「そうかね。」

「自分は余り喋っている感じはなくて…。聞き役に徹していると言うかさ…。」

「いや、喋ってるよ…(笑)。今日、語り部ですよ。」


「いやいや、聞く方で、話す量が変わらないくらいでさぁ…。」

「まあいいや(笑)。じゃあ、最後に聞きたかったのが、、、
 何故、漫画のタッチを知らなかったか…。これだね(笑)。」


「どういう事?…それって、そんなショックなの(笑)?」

「少なくとも同世代として、俺はショックだった(笑)。」

「あの、5年間ネタにされてるから…!」

「いや、もうこれは一生モノだと思うよ(笑)?」

「うーん…、いや、存在は知ってたよ?」

「まあ、嫌でも耳に入ってくるわな…。」

「そう、そういう単語は知ってた。」

「単語…(笑)。でも、読んでこなかった…。」

「そう、家の方針と言うかさ。」

「タッチを読んじゃいけません!…みたいな(笑)?」

「はは…。そもそも、週刊誌を買った事が無くてさ。」


「あー、そういのに触れてこなかったっていうやつか…。」

「あー…、でも、日経エンターテイメントとかは買った事あるかもなあ…。」

「あははは(笑)。それは、ちょっと違うような…。」

「あと、ゲーム関係かな…。」

「でも、毎月とか毎週欠かさず…とかは買わないでしょ。」


「まあね。うん、何でだろうね…」

「…て言うか、その時から読んでないでしょ!?」

「そうだね。だって、読む機会が無いもん。」

「じゃあ、今度会うまでに、タッチを読んできて下さい…って事で(笑)。」

「じゃあ、俺にプレゼントして下さいよ。」

「いやいや、長いし(笑)。ではでは、こんな締めて良いですかね(笑)。」

「そうですかね(笑)。…って、俺今日そんな大した話しはしてないような気がするけど。」

「いや、今までミュージシャンの人を選んで話してきたけど、
 今回が一番音楽的な事を言ってた日だと思うよ(笑)。」

「えっ、そうなんだ。逆に、そんなんで良いの?…あ、良いのか(笑)。
 なんか、今後どうしていきたいのかとか聞かれるのかと…。」


「お、じゃあ、聞きましょうか?…今後はどのように…。」


「おっと…。でも、敢えてダイレクトに聞かれると難しいなあ…。」

「でしょ?…。そう聞かれたら、1つ1つ丁寧にやっていく…って言うしかないもんね。」

「やっぱね。1つ思うのは、、最近変わりつつもあるけど…。
 自分のやる事って、周りが決める事だと思うんだよね…って。」

「は~。それは…色々反響がありそうですね(笑)。」

「はは(笑)。あくまでさ、どんなチャンスが来るか分からないし。…チャンスの上に
 乗っかってこそ、自分が今まで1人で出来なかった事の切っ掛けになろうとする…。
 チャンスが無い所に、自分だけでチャンスを掴もうとすると、凄いエネルギーが
 要るけど、来た所の上に乗っかれば、まだ何とか出来る…みたいなさ。」

「成程ねえ…。」

「…てことは、そのチャンス次第…って事になるから…。勿論、そこに乗っかれる準備は
 しておかなければいけないけど、自分が今後何するか決めるのは、周りの人だったり、
 チャンス…というもの自体だったりするのかなって…、思うんだよね。」

「そうだねぇ。…確かに、そんなチャンスで自分は来年に、自分の
 ピアノトリオで北海道の伊達紋別に行ける事になったしね。」


「そうそう、お願いしますね。…あ、飛び入りさせてね…何つって(笑)。」

「はあっ!!??」

「言ったじゃん!?」


「言ってないよ(笑)!」

「そうだっけ。なんか向こう的にも、ここまで仲良くなったから、もう旅費は
 出さないけど、なんか飛び入りでもしてきてよ…てさ(笑)。」


「そうなんだ(笑)。まあ、向こうが良いって言えば良いような気もするけど…。
 まあ、これについては、また機会があったら話す事にするかねぇ(笑)。」

「そうね。」

「じゃあ、郷原君も新居に移るという事で、今後がますます楽しみです…ね。」


「はは、なんか…面白い締め…(笑)。まあ、うちに遊びに来て下さいよ。」

「う、うん…。考えとく(笑)。」

  流石に赤ワインで…酔ってしまいました(笑)


 ☆本日の注文品

・ヒューガルデン・ホワイト瓶(700円×3点)…2100円
・自家製サーモンのマリネ…750円
・シャルキュトリー盛り合わせ…1600円
・サツマイモのスープ…600円
・パン(100円×2点)…200円
・シャトル・デサール・ルージュ(赤ワイン)・ハーフボトル…2600円
・金目鯛のポワレ、トマトと黒オリーブのソース…1700円
・骨付き子羊のくんせいのロースト…2300円


 計11850円!…奢らせて頂きました!!

☆郷原繁利のHP…sgohara.com/

☆駒込 Le Feu Clair のHP…www.ensen-ado.com/le_feuclair/1.htm

拍手[5回]



 今回の『奢らせて頂きます!』は、シンガー・ソングライターの川上彬子さんです。川上さんとの付き合いは確か今年で3年くらいですが、今までライブを手伝ってきたり、川上さんのCDにも参加したりしてきました。
 昨年までは、わりとコンスタントにライブをやってきたのですが、川上さん自身による活動の変化もあってか、バンドでのライブの数は急激に減ってしまう事になります。…そして、今年の3月に、実に約10ヶ月振りというライブをやり〔
彬子ライブ@東京キネマ倶楽部参照〕、今月にまた久しぶりにライブをやる事になっているのですが、今一度ライブに対しての思いや、今後の音楽活動についての思いを聞いてみたくなりました。実は川上さんとは、普段から飲み歩いている仲ではあるのですが(笑)、敢えてこういった話しになる事も少ないので、今回は色々と聞いてみたいと思います。場所は川上さんに大いに所縁のある、Big Mouth というお店(川上さんは昔、ここでスタッフ兼出演者として働いていたのです…今では出演者としてのみ、顔を見せています)のある下北沢の、とある居酒屋にて…。では、始めていきたいと思います。

  
前々から気になっているお店でもありました  広々としていて、なかなか面白いお店です


 ●日時…2010年7月8日(木) ●場所…下北沢
 ●お店…ととしぐれ下北沢店


竹内(以下、緑で表示)「緊張してる?」

川上(以下、オレンジで表示)「緊張してます…(笑)。」

「はははは!…らしくねえなあ…。」

「…らしくねえなあ(笑)。何言ってんすか、私、緊張しいなんだから。ビビリーだから!」

「ライブ?」

「…んふ…(笑)。ノーコメントで!」

「あー、だからライブ中に酒を飲んじゃうんですか。」

「…そんな事ない。そうです…って言ったら、それ載っちゃうんでしょ。」

「そうですね。」

「ちょっとこれ(録音機器)、下置きません?」

「なんで?気になる?」

「うん、何かそれに向かって喋ってるみたい…。気になる…。気になる(笑)!」

「え~!…って言ったって、どうすれば…。」

「これ(お手吹き)に包めば良いんですよ。これでレベルでも上げて貰って…」

「レベル上げると、他の人の声も入っちゃうからさ…。じゃあ大きな声で喋って貰って…」

「まあ、慣れますよね!?」

「全然、気にしないで。」

「んー分かった。」

「…そう言えば、今日は大遅刻でしたからね。」


「んー(笑)!!…これ、載りますよね(笑)。」

※説明しておくと、この『奢らせて頂きます』の前の時間に、
  2人で曲のアレンジをしようと リハーサル・スタジオに
  入っていたのですが、川上さんは40分の遅刻をしでかしたのです。

「載りますね(笑)。」

「それはしょうがないよー。竹内さんが起こしてくれなかったんだから!」

「ええ~!?…無理でしょう。ああ、これでまた信頼関係がガタ落ち(笑)。」

「逆に、ね!?」

「…いや、そういう狙った会話とか…やめておいた方が良いよ(笑)?」

「あーはーはーはーは…(笑)。ちょっと~…。
 でも私、間に合うと思ったんですよ今日…。ギリ、5分遅刻かなって…。」


「ふっ…(笑)。…にしては…随分…。」

「そうそう、だから私もびっくりした。」

「は(笑)?…自分の家の遠さっぷりにって事(笑)?」


「そうそう(笑)、町田ってやっぱ遠いなって。」

「アホか今更(笑)!…うーん、やっぱり今日、町田にすれば良かったのかな(笑)。」

「アハハハ!…それは確かにあるな(笑)。」

「まあ、前回が町田だったからなあ…。」

「……(笑)。」

「…喋って喋って!!」

「あ…(笑)。…これ、企画的に大丈夫ですかね(笑)。
 これ、アンケートでしょ。私に対する!」

「え、質問しろって事?」

「そうですよ。私についてちょっと質問して下さい。」

「…ふふ、って言うか、明らかに言動と行動が緊張しいに
 なってるんですけど。何でですか(笑)!?」


「分かるでしょ?…実は繊細なんだなこの人…っていうのが。」

「いや、たかがこんな…(笑)。ハハハ。」

「アハハハ。なんかー、今までの話しを聞いてるから。凄い企画!…みたいな(笑)。」

「アハハハー、そんなに…(笑)。」

「あの、『奢らせ頂きます』が、ついに私のところにー(笑)!」

「はは、何着てこうかしら…みたいな。…成程、本番に弱いタイプか。」

「違う!それは認めなーい。私、本番に強いタイプって
 言われてきてるから。…だって、これリハでしょ?」

「え、なになに(笑)?…いやいやいやいや。」

  
作り笑い度が高い…

「まあ、あれですよね。世間話…みたいなので…いいんですよね…?」

「…なんだ…この人。全然生きて無い(笑)、普段の感じが!」

「分かるでしょ?」

「分かる!…アハハハ(笑)。」

「そう、こうやってこの人、損してきたんだなって感じが…
 分かるでしょ?…いや、私、損してきたつもり無いから!」

「あれでしょ。作り過ぎてきたんでしょ。構え過ぎてきたんでしょ。」

「私、なんにも作ってない!…むしろ。でも、こうなるかなって予想はしてた。」

「もっと気軽な企画の筈だったんだけどな…。」


----話しを本筋に移して…----


竹内「もう10分経ったからね。」

川上「ちょっと、今回限り、2時間じゃなくて3時間とかにして貰って良いですか?」

「え、…2時間じゃー、私のー」

「…出ない(笑)。もう最初の1時間捨てたから。」

「あっはっはっは!…そんなに…駄目?
 もう、2時間をルールにしちゃったからなあ…。」

「2次会ぐらいがいいんじゃないすか?やっぱ。」

「いやいやいやいや、やっぱ、ゼロから上がってくる方がー…。」

「成程ね。酔ってる感が…分かってくる。」

「ある意味、緊張感も素の内じゃないですか?」

「そうなんだよー。意外に真面目だから…私…。」

「……(苦笑)。」

「…(笑)。お替りしようかな、白ワイン。今日は遠慮しないって決めたから!」

「ハハハ。言葉だけ抜き取ると格好良いけどなー(笑)。」

「それでそれでー?」

「まあ、じゃあ本題にいくとして、俺からの質問は…あれですよね。」

「あ、そこいきます?」

「そりゃー、何が話題として相応しいかって…。その為にこの時期を
 選んだんだから。まあ、あれですよね。今度のライブに対する抱負ですよね。」

「ほおぉぉふうぅぅぅ!??」

「無い?」

「無い!」

「無いか…。じゃあ、、、終わり(笑)。」

「ちょっと(笑)!…抱負ってそもそも何?…って感じじゃないですか?」

「そう?…ライブに向けて、自分のやりたい事…とか、
 こういうライブを作りたいんだ…とかさ。そういう事。」

「えー、なんか。前から思うんですけど…。
 なんでー、伝わってないの?…みたいな(笑)。」


「あぁ!?…何!?…意味が分からん、意味が(笑)!!」

「えー!?…なんかー、当たり前に思っている事を、
 あーそうだったんですかー、…って言うじゃないですか。」


「え??…誰が?」

「…人は(笑)。」

「あ、人は(笑)。全員?」

「そう、竹内さん然り…。だから、、、よく分からないです。」

「何を言って…(笑)!!…意味分からないんだけど!…何が何が?」

「えっ!?…だからー。言うまでも無くないっすか?みたいな。」

「だから何が(笑)!…主語が無いんだ主語が!」

「あー、だから。そうだよね…。」

「はい?…あっ!…なんで、抱負を言わなければいけないかって事?」

「そうですよ。」

「ははは…(笑)。…話題作りじゃ!!」

「はっ、そうかぁー(笑)♪」

「敢えて言葉にしようとしてるんだよ!」

「そうか。ごめん(笑)!…それは…ごめん(笑)!」

「写真だけより、言葉で伝えた方が、ブログでは分かりやすいでしょ?」

「…で、何の話しでしたっけ。」

「ホーフです。」

「抱負ね…。えー、ホーフー??」

「抱負だよ。何がしたいの?何を伝えたいの?…って。」

「えー、そんな確信に迫るのー?…逆にー!?」

「逆にじゃないだろ(笑)。やっぱ、お客さんって、そこが気になると思うよ。
 川上さんは、ただ自分がやりたい!ってだけでライブをやってないんだから、
 何かしらライブをやりたいと思う理由がある筈なんだよ、きっと。」

「そうですね。」

「だから、それは何なのか…って。」

「じゃあ逆に聞く。竹内さんは(笑)?」

「あははは(笑)!…何じゃそりゃ!!…で、俺が言った事、
 そのまま同じ事で返すでしょ。私もそう思ってった…って(笑)!」

「そうかも(笑)。…いや、何か今、急に聞きたくなった、…逆に(笑)。」

「ったく…。まあ簡単に言うと、俺は今の自分のピアノトリオをやる前までは、それこそ
 色々なジャンルのバンドを手伝ったりしてたんだけど、じゃあ、本当に自分のやりたい
 事は何ですか?って言われたわけね。…そして、その時答えられなかったのよ。…で、
 自分のバンドってのをやれば、やはり自分のやりたい事が直接反映されるものだと
 思ったから、だからやってるの。…かと言って、他のバンドも継続してやってる
 じゃない?…それで、本当に自分のやりたい事を見つめ直す場所も欲しいから、
 今のピアノトリオもやっているわけ。自分の本当に好きな音楽を…という意味で。」

「ふーーーん。」

「もちろん、ただライブをやるだけじゃ駄目だよ。お客さんも来てくれて、メンバーにも
 ちゃんとギャラを渡せて、お店の売り上げにもなるようにする。こういう事が出来て、
 初めてミュージシャンって言えるわけじゃん。それで、さっき自分はこういう音楽を
 やりたい…って言ったけど、それは今言った事も含めての話しなわけで…。所謂
 “回らせる”って事。きっと俺は、それも出来なきゃ満足いかないんだよね。…って
 言うか、元々そういう事が出来て完成だと思ってる。演奏だけではないんだよね。」

「へーーー。…分かる(笑)!」

「私も…そう思う(笑)?」

「…いやいや、それは嘘ですけど(笑)。でも私はそこまで深いわけじゃなくてー…。
 だって私は、自分のやりたい事しかやれないじゃないですか。」

「まあ、そうですかね。」


「ホラ、竹内さんは他に色々やってるから、俺のやりたい事は
 これなんだー!…ってのが、あるじゃないですか。」

「まあ、俺はね。」

「でも私、自分の事しかやってないからー…。」

「でも、のんきちさん(加藤望さん)のコーラスとかもやってるじゃん。」

「でも面白いから。」

「成程、それはそれで…。でもホラ、厳密に言えば、
 そういうのでやっていきたいわけじゃないでしょ?」

「えー、でも、そういうのだけの生活が今あるわけじゃないからー。」

「でもさ、川上さんのライブは、お客さんも沢山足を運んでくれるしさ、
 更には常連さんまでいるわけじゃん。普通はそこまでいくのが大変なんだよ?」

「うーん、まあ。でも生きてて私、大変だと思った事は無いです。」

「あー、、まあ、それはO型だから…(笑)。」

「あ、そうなの(笑)?…だから、ライブに関しても、なんか当たり前過ぎて…。
 その…やろうと思ってやっているって感覚じゃないんです。やるべくして
 やってると言うか…。だから自分に対して、何の違和感も無いんです。」


「ふーん。でもさ、やっぱり機会があってライブをやるわけじゃん。
 今度のイベント、出て頂けませんか~?…みたいな。」

「それもー。自分が欲してて勿論やるんですけどー。そういうタイミングとかも…。」

「えっ、じゃあさ、たまたま1年間何も無かったらどうするの?」

「それは自分が悪いと思う。…か、自分のタイミングが無かったか…。」

「はあはあ、それはそれで受け入れる感じなの?」

「でもたぶん、1年間もやらなかったって事は、自分の中にも色々あったって事ですよ。」

「はー、成程ね。」

「…で、私が思うのは、必要だと思った時に、その事は訪れると思うし、、、」

「ほぉ~。そういう風に言えるようになりたいわ…(笑)。」

「あ、そうですか(笑)?…自由に生きたら良いんじゃないですか(笑)。
 …って、もう自由でしょうが!…分からないけど(笑)。
 …ちょっと、焼酎頼んでいいすか?」


「ははは、どうぞどうぞ。」

  
刺身とか…高かったですが(笑)、美味でした♪

「だからねー、私そう思う。…そのー、聞かれてる事に対して、
 いや、私こうなんです!…って思う事も、、、まーあるんですけどー、」


「…何なんだよ(笑)。」

「いや、あるんですけどー。」

「言葉が着地しないよね~(笑)。」

「いや、無いとは言い切れないからー、あるけどー…。でも~…。」

「それは守りですよ。」

「そうなのかな。…いや、そこがね、私、竹内さんと違う所だと以前から言いたい。」

「えー!?」

「その感覚!…そこが何かネガティブだよね。」

「えー、だって、川上さんは逃げ道が欲しいんじゃないですか?」

「逃げ道はあって良いと思う。えー、竹内さんの方が私、逃げてると思う。」

「そうかなー。俺、わりかし、“これはこうです”…って決めちゃうからな。」

「否定されるのがー、…嫌なんです。」

「なんで?…ヘコむ(笑)?」

「ヘコむとかじゃない…。ムカつく!」

「はははは。まあ、誰でもそうでしょうよ!…俺、まだワインにしよーっと(笑)。」


----雑談中----


竹内「じゃあ話題を変えまして…。次のライブがそろそろあるわけだけど、
   その次はどうするのかなって…。って、考えて無さそうだけど…。」

川上「考えて…無いです(笑)。」

「ん、じゃあ終わり(笑)。なるようになる…って感じかね。いつものように…。」

「フフ…(笑)。なんかー、そこが難しいところで。
 それを人に言われると…。いや別に?…みたいな。」

「何だそれ。ただの天の邪鬼じゃないか(笑)。まあ、俺もそういう部分はあるけど…。」

「何なんでしょうね。見透かされてるのが…。」

「見透かされるのが嫌だって事なのかねぇ。」

「でもー、否定って、逆に諦めではないじゃないですか。
 …だから、ある意味良いのかもしれないね。」


「まあ、“好き”の反対は“無関心”だって言うしね。」

「え゛ーー!!…そうなんだ…。難しいね。」

「…そう言えば、音楽始めた切っ掛けなんて言うのは…。」

「…聞きますか(笑)?」

「だって、まだ尺が足りてないもん(笑)」

「まあ、音楽はー、ピアノが一番最初なんですけど。」

「…まあ、そうでしょうね。」

「お姉ちゃんがやっているのを見て…。お父さんもファゴットとかやってたから…。」

「へー、また渋い楽器を…」

「そう…、やってて、長女はフルートを習わされて…みたいな。で、私は、
 『アッコちゃんはピアノやるー!』みたいな感じで始めたんです。」

「ふーん(笑)。でもまあ、よくある感じだよね。」

「うん、…でも私ー、歌に全っ然興味無かったんです。…これっぽっちも。」

「ほー、ピアノだけ。」

「まあ、それも後から聞いた話しで…。自分から言ってやり始めたのは覚えて
 いるんですけど、物心付いた時には、強制的にやらされている的な…。」

「あー、まあ、ピアノって、大体そうなるんだよなー。」


「…で、高校に入って吹奏楽部に入って、私はオーボエを始めるんです。
 それで卒業して、1年間全く音楽をやらなくなったんです。ピアノも。」

「ふーん。」

「そん時に、、、はっ!…音楽やろう!!…みたいな…。
 私。音楽好きだったんだ!…みたいな。」

「でも、カラオケとか行ってたわけじゃなくて?」

「殆ど言った事無いですね。高校の時も、部活が忙し過ぎて…。」

「へー、何やってたの?…寝てた(笑)?」

「寝てたかもね…(笑)。まあ、バイトしたり、遊んでたり…。飲ん…(笑)。
 でも私、あの時は衝撃を受けましたね。歌…あったんだ!…みたいな。」

「何か切っ掛けがあったわけですか。」

「友達のバンドを見て、それで…ですね。」

「ふーん…。それで Big Mouth に出るわけですか。」

「いや、まだやり方が分からなかったから。歌がいいなとは思ったんですけど…。」


----雑談中----


川上「あの、今回の飲み会、やめませんか?」

竹内「ははは、何で?自分的に話しの流れが納得かいかない(笑)?」

「またの機会が欲しいんですけど。」

「駄目です。」

「えー、またやろうよー!」

「駄目でしょうよ。1回目だからこそ良いんでしょうが。」

「私が御代、半分出すから(笑)。」

「ははは!…企画完全無視(笑)!…却下します。」

「何その顔…。ムカつく…。
 …竹内さん!?、、、眠たいでしょ?」


「…はい。…分かる?」

「ちょっとー、何なんですか、そのリラックス具合!?…委ね過ぎでしょ相手に!」

「だって、今日は朝が早かったんだもん…。振り返ってみたら、
 『奢らせて頂きます』の前回も、前々回も寝ちゃっていたな…(笑)。」

「まあ、今日はしょうがないか。リハもあったし…。」

「ちょっと待って…。じゃあ、他に何か質問…。何があるかなー。」

「もう、今日は3行くらいで終わっていいですよ。」

「…あ、そうだ。川上彬子バンドのメンバーそれぞれに対して一言!…お願いします。」

「ありがとう。」

「いや、それぞれに対してだよ?」

「えー…!」

「かー君(山口和也君)、ありがとう?」

「そーき君(木村創生君)、ありがとう、卓(相澤卓也)さん、ありがとう…」

「1人1人に対して、違うメッセージを言って貰って良いですか?」

「意見を?」

「普段言えない事を、ここで!…ははは(笑)。」

「超恥ずかしい。」

「言えるかね。例えば、卓さん、その帽子は…みたいな(笑)。」

「いやいや…。卓さんはー、ああ見えて、ホントに気ぃ遣いぃですから。」

「ああ見えて…って。めちゃめちゃ気遣いだから。一番、気を遣ってる人でしょ。」

「ねー。」

「やっぱ、あの人がいるから、このバンドって回れるんだろうな…って。」

「そうなの?…そこまで?」

「いや、ホラ、俺ってどちらかって言うと掻き乱すポジションにいるじゃん?」

「それも予想外でしたけど、本当にそうでしたね。」

「掻き乱した方が楽しいかな…って思っちゃったからさ(笑)。」

「はは、やんちゃか!」

「おお。」

「まあ、卓さんは、最初から“飲み会の人”って感じだったら…。
 前から知り合いだったしー。だから、何の不安も無かった…って感じです。」


「でもそれは、卓さんがそういう振る舞いをしてるからでしょ。」

「そうですけど。…でも、そういう感じとか、人間的に好きですよ。」

「うん。まず、自分を落として人を笑わせる…という事の美しさ…(笑)。」

「ふふ…」

「自分を踏んで大きくなれ!…みたいなスタンス。日本の美ですかね(笑)。」

「褒めるね~。よし、次行こう!…次…。かー君?」

「かー君ですね。」

「かー君はー、最初はもっと怖かった、初印象は…。」

「初印象?…第一印象でしょ(笑)?」

「そう、初対面は…。なんか、ライオンみたいな人だな~って。
 髭も生えてたし…。今より太ってたと思うし…。」


「川上さんが、いつの間にか大きくなってしまったのかね。横に…。」

「コラぁっ!…で、だけど、意外に可愛かった…っていう。
 アキちゃーーん!…みたいな。よしよしよし♪…みたいな。」


「何のこっちゃ。」

「でも、かー君で、ようやくギターが落ち着いたからね。」

「まあ確かに。良かったね、ホントに…。」

「で、そーき君?…そーき君は、ライブハウスで出会ったんです。」

「へー。ライブハウス?」

「青山の、とあるライブハウスで一緒にセッション、しかも自分の歌を
 やった事があって、それで、ああ、タメですね?…って事になって…。」


「面白いねぇ。」

「そう、それで仲良くなって…。それで、竹内さんは、、、」

「ちょっとちょっと…、そーき君が、ただの出会いだけになってるけど…(笑)。」

「あ、でもその出会いから1年くらい、そーき君とは音信不通だったんです。」

「音信不通…って、連絡取らなかっただけでしょう?」

「まあ、そうですけど。…でもそれで、またライブハウスでバッタリ
 出会ったんです。その時、私プロデューサーの人がいて、
 アニメソングのCDも出していたんですけど…。」


「あ、“鎖”だ。」

「そう、“鎖”。でも、徐々にその人とは会わなくなってきちゃって…。
 で、そーき君と再会して、…私、同い年同士で音楽をやりたい!
 …って言って、それで一緒にやるようになったのが今のメンバーです。」

「ふーん。俺。同い年じゃないけどね…(笑)?」


「え、タメでしょ(笑)?…私はタメだと思ってる(笑)。」

「ふふん…(苦笑)。」

「そう。それで、そーき君に竹内さんを紹介して貰うんだけど…。『いやー、竹内さん
 クラシックの人だから、やってくれるか分からないよ?』って話しを聞いて~。」

「クラシックの人!?…何それ(笑)。」

「いや、ポップスとかやらない人だから、引き受けてくれるか分からないよ!…って。」

「まー、見る目ない事(笑)。」

「それで、音源聴かせてからじゃないと分からないよって言われて、、、」

「そうそう!…まず音源聴かせられた気がする。それで決めて下さい…って。」

「それで、これで駄目だったらしょうがないねー、みたいな事を
 言ってたんですけど、やってくれるよって言われて、マジでー!みたいな。」

「それ、ライブに来てくれた後の話しでしょ?」

「見に来た…って、私、Big Mouth 時代に竹内さんの演奏、何回も見てますし。」

「いやいや、あの大塚 Welcome Back での、ボーカルの Dynamite Miki さんとのライブ
 
竹内大輔の写真日記(~2009)、Sexy Dynamite Boys(笑)ライブ参照〕。」

「そうそう。そうですよ。…竹内さん、マジで印象が違う…。」

「何?…あー、Big Mouth の最初の印象と?…ははは(笑)。」


「一番最初の時、お店がちょっと混んでたんですよ。それで、うちにとっては
 男の人のキーボードって珍しいし、お店も混んでたし…。どう扱うの?みたいな(笑)。」

「は?…俺を?」

「なんか…。賄い…、この人、食べんの?みたいな(笑)。」

「ははは(笑)。食べてたでしょ?」

「食べてた(笑)。なんか、難しい感じの人なのかなー…って。…で、それで
 何回か見てて、自分がバンドやろうって、そーき君に話しをしていた時に、
 竹内さん、一緒にやってくれたら面白いね…って、言ってたんですよ。
 そしたら、そーき君と竹内さんと Miki さんが同じバンドでライブをやってた
 …って事に衝撃を受けて、、、わー!面白かった!…っていうね。」

「成程…。縁ですね~。」

「縁ですね~。」

「まあ、今のメンバーで結構落ち着いた…ってところはありますよね。」

「うん、もう変えない…。変えないと思う私は。」

「まあ、こうなってくると、変えるのもまた面倒になってくるしな…。」

「でもー、私は前はー、ちょっと怯えている雰囲気があったんですけど…。」

「知ってますよ。」

「えー!何で知ってるのー!?」

「だって、結局この子は何がやりたいんだ…って思ってたもん。
 意見言わねーし、こちらが言った事に対しても、『はい』…としか
 言わないし…。『はい、そう思います!』って(笑)。イエスマンか!」

「私、イエスマンです。」

「はっはっは(笑)。ま、今では少しは良くなったかもだけど…。」

「でも…、私は。いいと思う!」

「何が…?…濁すねぇ~(笑)。」

「何で伝わらないか…って言う…(笑)。」

「はは、じゃあ、今の『私、いいと思う』で今回の締めにいこうか?」

「えー、それは良くない!…なんか調子乗ってるみたいじゃない?」

「別にそう思わないよ…。そういう事にしておけば良いじゃん。」

「じゃあいい、、、。…ええー!?」

「要は自信が無いのか?…自信が無いから、言葉の節々に守りを作ろうとして…」

「自信は…無いよ。…私の人生のテーマは、平等だから!」

「ふふ、O型は皆そう思ってる(笑)。」

「嘘~!?…竹内さんは、そう思ってない!」

「思ってるよ。平等だから言っちゃうんだもん。なるべく気を遣わないように…。
 だって、気を遣うって平等じゃなくない?…それを目指しているところはある。」

「じゃあ、平等に気を遣えばいいじゃん。」

「疲れるじゃん(笑)。」

「んー、まあね。性格的にはね?…そこが私と竹内さんと違う所だ。」

「腹立つー!」


----締めに向かって…----


竹内「そろそろ締めの言葉を…」

川上「ちょっとー、今までの会話を聞く事は出来ないんですか?」

「イヤホン持ってきてないしね…。じゃあ、さっきの『私、いいと思う』が
 締めの言葉って事にしておきますかね(笑)。」


「それで終わるの?…ちょっと…どうするの?」

「えー、じゃあ、川上さんが若干テンパっているようなので…、」

「え、やだ、そんな終わり方。」

「ははは。」

「テンパった事ないし。」

「いや、昨年の Morph のライブ
竹内大輔の写真日記(~2009)、
 川上彬子ラストライブ『akiversary』
参照〕でのあなた、相当テンパってた(笑)!」

「何それ?…1年前のやつ?…一番駄目じゃん!」

「アンコールは…ありません!…とか言ってて(笑)。え、でも~…みたいな(笑)。」

「でも、皆の愛情を感じたから、私。」

「あっはははは(笑)!」

「私、皆の愛で生きてるから。」

「はははは。じゃあ、そういう事で良いですか?」

「フフフ(笑)。…私~、皆の愛で生きてるから~~!!」

  
お店の人に写真を頼んだら、じゃあうちの野菜の幾つかを持って貰って…という話しになり…(笑)


  ☆本日の注文品

・エビス生中(550円×2点)…1100円
・刺身2人盛り、特上…2880円
・山芋と大根サラダ…880円
・チーズの味噌漬け…480円
・アサリバター…880円
・生カキ180(180円×2点)…360円
・白ワイン・グラス(530円×4点)…2120円
・富乃宝山・ロック(530円×2点)…1060円
・甚七・ロック…530円
・スプモーニ…550円

 計10740円!…奢らせて頂きました!!

☆彬子さんのブログ…
ameblo.jp/akiranochikara/

☆Sublime(ととしぐれの経営母体)のHP…
www.32lime.com/

拍手[2回]



 順調に第3回目を迎える事になった『奢らせて頂きます!』シリーズ。これまで男性、女性と奢らせて頂きまして、今回で順番的に、再度男性の方を奢らせて頂く運びとなりましたが、今回は自分が長い間サポートをさせて貰っているバンド、Generation Gap(以下 GG)の当初からのメンバー、そしてサックス奏者である、副田整歩君をターゲットに、話しを進めていきたいと思います。
 GG と自分の付き合いも長いものになりましたが、以前告知したように、今度の7月2日(金)に
渋谷 JZ Brat にて、GG 10周年記念ライブが大々的に予定されております〔Generation Gap 10周年ライブ告知!〕!…正に、今年はバンドにとって節目の年ともなっているのは明白で、そんな心境を副田君に窺うのも、良いタイミングかなとも思っていました。場所は町田 Herbie という所で行いましたが、このお店は毎年12月に、副田君が開催しているクリスマス・ライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、町田 Herbie Xmas Live、2009!参照〕でお馴染み過ぎる場所でもあります。果たしてどうなってしまうのか…。どうぞお楽しみ下さいませ!

  とあるビルの地下1階に、そのお店はあります  元からカウンターにいたお客さん方が、自分達の為に奥の席の方へ…(笑)


 ●日時…2010年5月9日(日) ●場所…町田 ●お店…Herbie


副田(以下黄土色で表示)「じゃあ、テイク1!」

竹内(以下、緑で表示)「テイク1(笑)!?…まあ、、よろしくお願いします。」

「お願いします~ハハ…。」

「まあ、こうやって緩く始まるんですけど(笑)。」

「…せっかくのジャズ・バーですから…。リクエストしてみよう。」

「えっ!?…ブログじゃBGMは伝わらないじゃないですか(笑)。」

「なんか、いくない?」

「まあ、そうですね。気分も…。レコードとかあるしなあ…。
 …やっぱハービー(Herbie Hancock)ですかねぇ。ハービーの初期とか。」



--しかし、何だかんだで“Tell Me A Bedtime Story”(中期)が流れる--


竹内「今回のお店…。やっぱり Herbie なんだなって…(笑)。」

副田「ね、今回こうして町田まで来てくれて…、、」

「いや、町田にしようって言ったの、あなたじゃないですか!…びっくりするわ(笑)。」

「あ、そうだ。ハハハ!」

  
まずは瓶ビール!

「200% Herbie になるって言ってましたもんね。」

「そう、福岡さん(Herbie マスター)に、あの“奢らせて頂きますの”収録が、
 ついに町田に来ます!…みたいに言ってて、『何~!』みたいな(笑)。」

「ハハハ、どんだけ大きい話しなんですか(笑)!」

「何か、町興しみたいになってたもん(笑)。」

「相当な大イベントじゃないですか(笑)。『あの方いらっしゃるの~?
 じゃあ、美味しいもの用意しないとねえ』…みたいな…。」


「ふふふぅ~(笑)。ほら福岡さん、竹うっちゃん(副田君は竹内の事をこう呼びます)
 ブログを隅から隅まで見てるから。それなのに町田に来て、他の店なんて無いわけよ。」

「ああ~。気遣い(笑)。」

「そう(笑)。そうすると竹うっちゃん、今年のライブ来づらくなるから(笑)!
 『おう、お前、今年の5月頃来たらしいじゃん』…って言われる(笑)。」


「ハハハ、もう12月って時にね(笑)。重っ!
 …どれだけ根に持ってるんだって言う(笑)。」

「それにしても…、いや~緊張するな…。I さん(Herbie 常連)
 来る前に、ちゃんと身のある話しをしておかないと…。」


「そうか、I さんも合流するんですよね。新しいですよね(笑)。大丈夫かなぁ…(笑)。」

福岡「お前らなかなか本題にいかねえなぁ。じゃあ俺がテーマを振ってやるよ。
   Generation Gap 10周年について…。これでいこう。」

「おお、突然(笑)。まあ、流石にその話題は考えてはいましたけど…。」

「まあ、避けられないテーマ…だよね。」

「そうですね、タイミング的にも良いですしね。
 まだ…殆ど決まって無いだいだろうし…(笑)。」


「ハハハ!…それが無いと…、何しに2人はやってるんだ!
 …みたいにリーダーからコメントが入りそうだよ(笑)。」


「確かに(笑)。…俺、GG っていつから手伝ってるんでしたっけ?」

「ああ、池ちゃん(GG のサポート・ベース、池田大地君)を誘って貰った時…?」

「え、違いますよ!…あれ夏でしょ?…その前にも船で北海道に行ったじゃないですか。」

「ああ、そのツアーから…だよね?」

「そうです。秋…、北海道は雪でしたけど…。ええと、たぶん2005年の11月…かな。」

「そうだそうだ。それが最初か…。」

「だから、、、まあ5年は経ってないですけど…。今年半ばで5年の付き合いですね。」

「うん、メンバーの出入りが激しいからね。」

「それで、今回の7月のライブ…。曲とか…ホラ、編成が違うんじゃないですか。
 …大丈夫なんですか?」


「……。」

「……!?」

「……。」

「ププ…いや、まあ(笑)、ここで大丈夫じゃない…とは言えないでしょうけど(笑)!」


----ここで“Maiden Voyage”にアルバムを変更----


副田「ここでこう、話しながら、“Maiden Voyage”かかってます…みたいな?」

竹内「ハハ(笑)…あー、成程。…いいなーこれ、レコードですよね。」

「ハハハ…。」

「…だってその…、どの曲を、金管アレンジするかって…。こう、決めて無いですよね。」


「ホーン・セクションが入るもんねえ。」

「決めてます?…決めて無いですよねぇ…って。フフフ…。」

「フフ…決めて…決めて…無いです(笑)。」

「あはははは!!…(笑)。」

「…前回のぉ、Hey-Joe のライブの後にぃ、、、」

「あ!そっかそっか、そう言えば何かやってたんですよね?…ちょっとした…。」

「あん時、竹うっちゃん帰ったんだっけ?」

「帰った…って言うか、婆ちゃんが来てたので、横浜のホテルに泊まりに行ったんですよ。」

「あ、そうだそうだ。えー…、その後にぃ、ラーメン屋に行ってぇ、
 そこで考える筈だったんだけどぉ、食べて…飲んじゃったから…(笑)。」

「飲んじゃった(笑)!…え、星さん(横浜 Hey-Joe マスター)も行ったんですか?」

「星さん、いた(笑)!」

「ハハハハ!…それもう、いつもの GG ライブの後じゃん(笑)!」

「なんかね。皆、B型になっちゃったんだよね。」

「ああ…、副田君、宮ちゃん、じゅんじゅん…。うーん(笑)。」

「ふふ、今までの過去2回の『奢らせて頂きます』、血液型トーク…。」


「あらま、見てますねえ。」

「星さんもBだよ(笑)。」

「ハハハ!…じゃー駄目だー。もうダメだ…(笑)。
 お前ら決めなくて良いの?…ってセリフすら出てきて無さそうだもん…。」

「もうフィーバーしてた(笑)!!」

「成程~、大丈夫ですか?…もう2ヶ月無いですよ?」

「…だよねえ!」

「ハハハ…やはりこんなのでした…みたいな。ユニゾンですみません…みたいな(笑)。」

「でもホラ、全曲アレンジするわけじゃないから。」

「まあまあ…、でも逆にそうなると、どの曲にトランペット入れるんだ?
 …みたいになるじゃないですか。その選曲もまた大変ですよ。」


「そう、それを星さんも交えてねぇ…。考えられれば…(笑)。」

「ハハハ、そこから参加してくれるんですか!?」

「…そろそろ、次の飲み物、頼まないとだねえ。」


--アルバム曲順そのまま、“The Eye Of The Hurricane”へ…--


竹内「じゃあ、話を戻してまして、10周年ライブに掛ける意気込みを…。」

副田「はい。…あ、ちなみに竹うっちゃんにとって、
   これだけ長くやってるバンドって他に…。」


「えーと、そうですね。黄門バンドってのがあって、あれがもう4年くらいになるかなぁ。
 最初はバンドじゃなかったんですけど…。でも、何だかんだで、ずっと月1くらいでは
 コンスタントにライブをやってますからねえ。結構、自分の中では珍しいかも。」

「あ、そうなんだ。なんかブログを見てると、ちょっと年齢的にも上みたいな…。」

「まあ、そうですねえ。やっと自分が一回り下に入ってこれた感じが…(笑)。」

「やっと30…みたいな?」

「ハハ、そうですそうです。ちょっと前なんて、1人だけ20代でしたから…」

「30代って…いいよね。」

「良いですよねぇ。やっと来たか…って感じですけど♪」

「20代の準備期間…わりとガンガン、力を付けてきたじゃない?」

「え、そうですかね…。もっと遊んでもいいかな…って感じはしてますけどね(笑)。」

  
ワインをボトルで注文!

「あのぅ、今回のぉ、竹うっちゃんがその、ライブの副題が気になるって言ってたじゃん。」

「ああ、あの『Beat で刻んで…これからは Heart で鳴らす』…みたいな?」

「これはキャッチ・コピーを考えて貰ったんだけど、
 つまりは今までのバンドのバック・グラウンドが反映されてて…。」

「はいはい、まあ、あれですよね。Beat から Heart だから、音楽だけ…まあ、テクニック
 だけ…とは言わないですけど、更に人間的なサウンドへ…という感じですよね?」

「そうそう。後にフライヤーも上がってくるから。」

「…成程、つまり順調だと(笑)。」

「順調だと(笑)。」

「まあ、でも具体的なサウンド面が…どちらかと言うと気になる人が多いかと…(笑)。」

「あっはははは…。どうなるんだろうなぁ。」

「え、そういうのって、やった事あるんですか?」

「あるあるある。」

「あるんだ!?」

「初期の頃は、今考えれば錚々たるメンバーのホーン・セクションの方々を入れて…ね。
 うちら元々サックスが5人いて、更にそれにトランペット2本、トロンボーン1本とか…。
 2003年で、大学卒業してすぐぐらいの時だから、竹うっちゃんは知らないよねえ。」

「いやー、知らないですね。勢いが…Beat があった頃ですか(笑)。」

「ハハ(笑)、そうそう、がむしゃらだった頃。思い付く事は何でもやってみた頃…。」

「…まあ、そういう時期ってありますよね。その時の曲って、今は演奏してないんですか?」

「うん、それは、その時用に曲を作ったんじゃなくて、今までの曲にホーン・アレンジを
 加えて演奏してたから…。まあ“I Wish”とか、“Chicamer's Cafe”とか…。」


「懐かしー!初期の匂いがしますね(笑)。でも、CDにはブラスは入ってないですよね。」

「うん、まあ色々やってきて、結局サックス4管とリズムの組み合わせが良いのかなって。」

「へー、そんな変遷があったんですね。初めて聞いたかも…。…え、その10年間、
 ずっと見てきた人っているんですか?…その、身内的な人じゃなくて。」

「いやー、殆どいないかもしれない…。」

「じゃあ、今回のライブは凄い新鮮に映るでしょうね?…ふ~ん。」

「やっぱ、新しい展開を期待してるんだろうなぁ。」

「まあ、そうですよね。今のところ、曲でしか新しい展開になれないですもんね。」

「MCとか…?」

「あははは!…ペプラー(笑)?」

「あれも、もう長い…(笑)。」

「その代わり、色々なエフェクトを覚えていってるじゃないですか(笑)!
 その技術が高くなっている部分を聞いてほしいところですけどね…。」



--いつの間に、“Return To Forever”(チック・コリア)に変更--


竹内「いやー、Herbie でチックのアルバムを聴くとは思いませんでした(笑)。」


副田「はは、確かに。」

「しかし、また話を元に戻さないと!…なんか、飛び飛びになっちゃいますねえ。」

「そうですね、ちょっと…」

「そこがB型なんじゃないかと…(笑)。今日、如実に出てるかもしれませんよ(笑)。」

「そうそうそう!…自分の中では全て繋がってるんだけどね。」

「そうなのかなあ~…。」

「…さて、GG 10周年に際して…。何か、凄い面白い事をやりますよ!」

「おお!…宣言しましたね。」

「爆笑!もしくは失禁ぃぃン!!…みたいな(笑)!」

「ハハハ!何を目指して…(笑)。」

「まあ、バンド結成当時は、本当にホーンとリズム隊…っていう編成が珍しくて。」

「そうですね。今でも珍しんじゃないですか?」

「いや、今ではね…。いない事はないんだ。でも、当時は本当にいなくて…。このまま
 やっていけば、イケる!…って思ってたのね、イケる=売れる!…ね(笑)。」


「ああ、はいはい。売れる=イケる…みたいな(笑)。」

「ハハハッ(笑)!…そういう、こう…微かな思いがあって。
 …でも、そういうのって、無くなるんだなって…。」


「あらっ!?」

「ほら、昔は売れる為には…格好付けて…。まあ、売れる為にはどうする…って話が、
 昔は今より沢山あった気がする。でも、流石にそういうのは今は、、、。」


「あ、成程ー。でも、バンドっぽいですね。」

「そうそうそう、まあバンドっぽさが、昔はあったと…。今はホラ、個々でみんな活躍して
 いるから。…それが、皆が活動して、例えば2ヶ月に1回くらいでもライブで集まって、
 ここがホーム!…みたいな。お互いの成長っぷりを見比べたりして…みたいなね。」


「そうですね。」

「個々として成長した10年だったけど、バンドとしての成長は、
 もしかしたら薄れてるのかもしれない…って。」


「そうそう。バンドってのは、勢いがあるものでしたからね。」

「うん、だから今回は、個人としてもこれだけ成長した…というのを見せつつ、
 昔のバンドっぽかった頃も振り返って、見せようじゃないか!…っていうね。」


「良いじゃないですか。」

「ほら、昔って学生だったから…。腐るほど時間あったし、突拍子も無い夢があったからね。
 1曲に5、6時間も掛けるとか…。その初々しさを今回出していきたいんだよなあ…。」


「学生の時の考えるバンドなんて、ある意味無敵でしたもんね。」

「そう。…まあ、GG に関してはこんなもんで良いかな?」

「そうですね。まあ、具体的には全然決まってないって事で…(笑)。」

「こらー!!…良い話ししたのに…。何でそーゆーこと言っちゃうかなー…(笑)。」

「だって、予想ですけど。副田君、アレンジ任されますよね?」

「うん、任される…。いや、自分から進んでですよ?
 …だって、アレンジ好きだもん!?…ええ、やりますよ!」


「はい、言いましたね(笑)。皆さん、副田君は、やりますよ~(笑)。」


----閑話休題----


竹内「そろそろ I さんが来る頃ですかね(笑)。」

副田「まあ、一応 GG については語れたから良かったかな。」

「そうだ…。俺あと、もう1つ話したい事があったんですけど…。」

「なになに?」

「あのー、GG のライブに来るお客さんの中で、副田君の話とかになったり
 するんですけど、大体みんな…、、まあ、ファンなんですしょうね。だけど、
 副田君の場合、そのファンって言う前に“隠れ”という文字が入るんですよ。」


「アッハッハッハッハ(笑)!…隠れファンだと…。」

「隠れ…ファンだと。…どういう事ですか(笑)?」

「フフフフ…。それ、俺に聞かれても分からないなー(笑)。」

「まあ、そうですよね。」

「まあ、堂々と言ったら、例えば、恥ずかしいとか…。」

「そういう事…ですよね(笑)?…何か、そういう人が結構いる気がするんですよね。」

「か…隠れてる人が…?」

「はい。…フフフ(笑)。でも GG のポジション的な部分を表してて面白いなって思って。」

「そうだね。2枚目ポジションは…もういるしね。」

「はい、その話しさえ出来れば、僕はもう満足でございます(笑)。」


---- I さん登場----


竹内「あれ、I さんと副田君のメガネって、同じですか?」


副田「違いますぅー!」

「ホントですか?似てるけどな。まあ、仲良しなお客さんって事で…(笑)。」

「一緒に買いに行ったみたいじゃん!」

I(普通に黒で表示)「どうも。盛り上がりました?…ソラミミの話しで。」

「ええ、完璧に趣味の世界で盛り上がってました(笑)。」

「あれ、これ何ですか?…レコーダー。」

「違法チックに、過去のライブとかも、ここでも録らせて頂いてましたので…。」

「えー!…今回は別にいらないじゃないですか。」

「そうですよ、何なんすかそれ(笑)!」

「いや、これを後から聞いて、ああ、ここカットされたんだなって。」

「アハハハ(笑)、編集者かって!」

「それで、5年後ぐらいに、ノーカット・バージョン出ました…みたいな(笑)。」

「幻のノーカット・バージョンが…発見されました!…と。」

「言われるわけですね。倉庫を整理したら出てきました…みたいな。」

「2枚組、1万円!」

「でも竹内さん、雑誌じゃないのに何か凄いなあとか、やっぱ思いますよ。」

「いやいや、でもやっぱこう、そもそもミュージシャンってのは、ステージ上でしか
 お客さんからは見れないじゃないですか。だけど、もっと面白い所もあるわけですよ。」

「はあー。…あ、それは見せちゃって…いいんですか?」

「…そういう人を…選ぶんですね(笑)。」

「ハハハ、選ばれたー。」

「そう、まあ、ステージ上の姿とまた別の…例えば、
 サシで飲んだ時に、どういう会話をするんだろう…とか。」


「確かに気になりますね。」

「そうなんですよ。…何を飲むんだろう。何を頼むんだろう…。」

「…何色のパンツ穿いてんだ…とかそういう事ですか。」

「まあ、そういう事ですね。」

「あれ、大丈夫ですか、これ(笑)。」

「副田君、今のはまだ…ジャブですよね(笑)。」

「これ、まだ会話が成り立ってるけど、そのうち成り立たなくなるから(笑)。」

一同「ハハハハハ!!」

「副田君は今日は何色なんですかねえ(笑)。」


----改めて乾杯を…----


竹内「I さんは、今日は登場は有りなんですよね。」

I「ありですよ全然、いいですよ。」

「じゃあ、イニシャル外しますね、猪狩さん(笑)。」

猪狩「あの、今日の僕のテーマは、副田さんに誘われてから、
   如何にその、文章に出来ないようにしてやろうかと。」

「はいはいはい。」

「そしたら以前の『奢らせて頂きますで』を読んだ時に、これじゃあ成り立たない…と。
 だけど、どこかでその成り立たない部分を壊していきたい…みたいな。」

「はいはい、書いてましたね。それをやってやろうと(笑)?」

「はい、俺がハマってるんじゃないかな…と。」

「ハハ、呼ばれてんのか…と(笑)。」

「そうですね、逆にじゃあ、むしろ歩み寄った方がいいかな…と。」

「……ふふふ(笑)。」

副田「これをブログで表現したいよね。」

「そのうち YouTube か何かで…(笑)」

「もう、ただの嫌がらせじゃないですか(笑)!!」

「ちなみに、前半はどんなお喋りをされたんですか?」

「ええ、もう真面目に音楽について…。GG これからどうするんですか?…みたいな。」

「そうですよ。…あ!俺、一言、敢えてこの場で言いたいんですけど。」

「ほお。」

「Generation Gap 10周年、今回は何かやるぞ…と。…っていう告知を、副田さんの
 ブログではなく、サポート・メンバーの竹内さんのブログで初めて知ったという…」

「ハハハハ(笑)。」

「はいはい。」

「これは一体、どう捉えていいのかなって…。」

福岡「けしからんよなあ。毎回毎回、何回お前のブログを開いた事か…。」

「そうですよね。僕もですよ。」

「ええー!?何でそこ乗っかるの?」

「だって、一応自分はサポート・メンバーだから、まず皆がどのように
 書いているのか、ちょっと様子を窺おうかなとも思っていたりするわけですよ!」


福岡「こいつ、もう10年やってんだよ?」

「ハハハ、10年って言うか、彼が Generation Gap って言うか…(笑)」

「そうですよね。どんだけ、おんぶに抱っこなんだ…みたいな。」

「流石にそれはこう…連絡来ましたね。ちょっと…いい加減にしろ…と(笑)。」

一同「ハハハハ!」

「そりゃそうですよね。まあ、最近俺も裏切り者みたいになっちゃって、
 ま、実際更新してないんだろ?…みたいな感じになってて…
 毎日毎日とりあえず、竹内さんのところから見てる(笑)。」

「アハハハ(笑)。」

「た…正しいっす。」

福岡「大概にしてくれよ!お前、なぁ!?」


----ふと気付く…----


竹内「ちょっと!…もうちょっと副田君に話しをさせないと?」

猪狩「そうですね、もう帰っちゃいます?」

「…ねえ。まあ最悪、猪狩さんのでも録ってますし…。」

「そうです、これサブですから♪ハハハハ!」

「猪狩さん笑うと、レコーダーのリミッターが赤くなっちゃうんですけど…(笑)。」

副田「そうそう(笑)、声が通り過ぎるんですよ。」

「本当ですか?…本当ですか!?

「あ、ロウ・カットをオフにしてた…。話しの時だからオンにしないと…。」

福岡「…レコーダー容量、残り無くなっちゃうよ?」

一同「アハハハー!!」

福岡「副田が主役なんだから!」

「そうなんですよ。俺と猪狩さんで挟んであげてるのに喋らないですよね!?」

「結局…結局2人の会話…(笑)。」

「そう、なんか便乗されて喋ってる感じがありますよね。」

「(笑)…そうそう。」

「ちょっと、もう少し喋って下さいよ!…ごめんなさい、僕の聞き方が悪い(笑)?」

「もう、司会者が現れたみたいになってる…(笑)。」

「インタビュアー、インタビュアー(笑)!」


「まあ、じゃあ話しを元に戻しますけど…副田さんは…。」


----暫く、こんな感じで続く…----


竹内「どうしよう…。副田君の女性感とか…聞きます?」

猪狩「いいですね!」

副田「そうだなあ…。」

「何か、こうされたら良いとか。こうあるべきとか…。何か封建的な事で良いです。」

「封建的って…(笑)。」

「そうですよ、鳴かぬなら、泣かせてみよう…」

「ホトトギス…みたいな(笑)。」

福岡「質問は、芸能人で言うならば誰…だろ。」

「あ、それ良い!」

「はしのえみ…ですね。」


「あ、そうだ、知ってた(笑)。」

「あと、篠原ともえが好きだった。」

「あ、それは分からなくはないですね。」

「そうですね、ちょっと外してくるみたいな。
 …神聖にて、犯すべからズみたいな。」

「ちょっとマズくなってきたな…。どこまで書けるのかな…これ(笑)。
 …もう締めの話しにしましょう!」

  困った3人になってしまいました…(笑)



----締めに向け雑談中----


竹内「じゃあ、副田君の今後の展望でも話して貰いましょうか!」

猪狩「GG どうすんの?」

副田「GG はさっき話しましたし!」

「そうですね。GG 然り、自分の持ってる音楽というものについての、、、」

「あと、あの家庭の事とか。」

「家庭はいいです(笑)!」

「親の事とか。」

「えっと…みたいな。…いやいや(笑)、竹うっちゃんはあの、
 この年のミュージシャンとして、わりとエリートな街道を歩いてるな…と。」


「いえいえいえ!」

「結構、十分なスキルを持って歩いてるなと。ジャズとしても…。
 自分は、わりとクラシックでやってきたから…。」


「え、じゃあ副田君は、ジャズで…って事ですか?」

「俺ね、歳を追えば追う程、わりとずっとファンキーだったけど、、、
 やっぱジャズなんだなーって。師匠の影響も多いけど…。」


「へー!」

「出来るだけこう…、ジャズに持っていきたいのね。もちろん、練習してきた事は、
 ツー・ファイブとか、わりとジャズの事が多かったけど、その、コードがチェンジして
 アドリブとかを紡ぎ出していて…やっぱ気持ちいいじゃん。生きてるぜ!みたいな。」


「ハハハ、成程。」

「…そういうの、無い?」

「えっ、俺?…まあ、それはありますよね。」

「ジャズに対するコンプレックスってのが、やはり
 クラシック出身の自分にはあるかな…って。」


「ふーん、やっぱそうなんですかね…。」


--この後“Waltz For Debby”を聴いてしまい、収拾がつかなくなる--



竹内「結局、未だ締まってませんが…。」

副田「最後の締め、長くなりそうだな…。」

猪狩「え、じゃあいいですよ。場所変えて話しましょ。」

「庄屋でもいいですか?」

「いいですよ、テイク2って感じで。」

「成程、じゃあいったん Herbie では締めましょう。」


 ☆本日の注文品

・サッポロ瓶ビール…800円
・赤ワイン『Mighty Murray』(ボトル)…4000円
・チーズ…900円
・チャージ(500円×2人)…1000円

 計6700円!…奢らせて頂きました!!



----…という事で、場所を庄屋に移しまして…----


  深夜1時過ぎても、まだまだ!  庄屋の釜めし…美味かった(笑)♪

竹内「はい、もう最後ですよー。今後の展望についてー聞かせて下さい!」

猪狩「そう、もう十分時間あったんだから。」

副田「あ、何も考えてなかった…(笑)。まあ、クラシックの人って、
   ジャズに結構コンプレックスがあるって言ったじゃない…。」


「そうですね。」

「だから、そのコンプレックスを取り除く為に、音楽をやっていく…って感じかな。」

「あ、そうか。それは GG でも生かせるし…。」

「そう、アドリブ出来るようになる!…とかだと、なんか安っぽく
 なっちゃうけど…。あと、曲は今後も沢山作っていきたい、」


「分かりますよ。異なるジャンルに行くと、縛られるものが出てくると思うし、
 そのまた逆も然りですよ。今、自分のピアノトリオで、たまにクラシックの曲を
 やってて、その時、ピアノは基本的にはアドリブをとらないんですけど、変に
 自由な部分を感じましたしね。凄く楽しかった記憶がありますもの。」

「へえ、敢えて…ね。」

「はい、そうです。ところで、あと26秒くらいで録音の容量が一杯になりますので、
 とりあえずはこの辺で…(笑)。今日は副田君宅にお泊りしますのでね♪」


☆副田整歩のブログ…soeda.blog29.fc2.com/

☆Generation Gap のHP…www.generation-gap.jp/

☆町田 Jazz Bar Herbie のHP…homepage2.nifty.com/herbie/

拍手[8回]



 新ブログになってから新たに立ち上げた企画、『奢らせて頂きます』。これが予想以上に好評でして、何とか今後も続けられそうな感じです。前回、栄えある?第1回目のゲストは、ベースの池田暢夫君でしたが〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』1.(池田暢夫編)参照〕、今度は女性を…と思い、ボーカルの桜井りこさんに白羽の矢を立ててみました!…今後、男性、女性、男性、女性、、、の順で話しを進められたらと思っています。桜井りこさんは、個人的に最近は全然会っていませんでしたが、一応、自分がブログというのものを始めた切っ掛けにもなった方ですので、女性の一番バッターとして選ばないわけにはいきませんでした。相変わらず最初から最後まで、しょーもない話しが進められていますが(笑)、気軽に読んで頂けたら幸いです…。それではどうぞご覧下さい!

  何か袋が置いてあるのは愛嬌で…  個室も完備で、良い雰囲気でした


 ●日時…2010年3月18日(木) ●場所…立川 ●お店…鳥良立川店


りこ(以下、ピンクで表示)「2は、あたしのラッキー・ナンバーなの♪」


竹内(以下、緑で表示)「…え、なんですって(笑)?」

「ふっふっふ、だから、あたしで2番目なんでしょ?2はラッキー・ナンバーだから…」

「あ、そうなんですか?…良かったですねぇ。へぇ~…。」

「うん、凄い偶然だねぇ。…いい時に呼んでくれたよ…。」

「あ、もう録ってますからね。」

「あ、そうなの?もういいの?…あれ、その録音の機械って、前使ってたやつ?」

「見た事ありましたっけ?」

「うん、あるかも… Coo(東大和にあるライブ・バー)とかで使ってた?」

「あー、あるかもしれないっすね。…てか、Coo なんて…、いつの話しですか(笑)」

「すっげー遠い話しだね…。あはは(笑)。」

「ははは(笑)。…俺、前に一緒に演奏したのって、いつか調べてみて、、」

「2月14日。」

「そうそう、1年前の2月ですよ。1年…以上経っちゃいましたね。歳をとるわけだ…。」

「とってねーよ。」

「…、、、ん?」

「うん?…ふふふ(笑)。あ、ルーク(りこさんは、竹内の事をルークと呼びます)がね?」

「…いやいや、とってるでしょ!…余裕でとってるでじゃないですか(笑)!」

「歳とってない~!」

「2つくらいとってるんじゃないですか?ヘタしたら…(笑)。」

「ふふふふー、…とってないもん(笑)。」

「怒られますよ、いい加減に…。でも確か、その後、どこかで…」

「上石神井で昼ご飯を食べた。」

「ああ、そうそう。…あれ、何で会ってたんだっけなあ。」

「どうせ、あたしの頼み事とかでしょ…?」

「あっ、そうだ!…譜面ですよ。譜面渡しに行ったんですよ。」

「大概ね…。あたしの頼み事だよね。ふふふふふ(笑)。
 …その節はお世話になりました。」


----料理が来て…----


竹内「胡麻塩胡瓜、そして鰤とアボガドの野菜和えです。」

りこ「これ、お箸で分けちゃっていいの?…ルークやって!」

「…なんで?」

「いや、なんかホラ…神経質っぽいから(笑)。」

「そんな事ないっすよ!ざっくばらんですよ!」

「ホラ、なんか鍋食いたくないって言ってなかった?」

「はあ~っ!?誰の事ですか(笑)!…全然好きですよ。」

「そうか、イメージか。なんかさ、人と鍋つつくの嫌そう…。」

「ははっ(笑)、イメージって…。そんな事気にしてないですよ!」

「ふーん、何だこのイメージ…。」

  帽子は常に被ってます(笑)

「あっ!これミョウガ!?」

「ミョウガ駄目か」

「うん、取って」

「はははは、子供か!!」

「結構一杯入ってるねー。ちなみに、ミョウガって高知の特産品なんだよ。」

「へー…、じゃあ、りこさんと、生まれも育ちも一緒って事ですね。」

「えいっ!…えいっ!」

「ホント嫌いそうに取りますね~(笑)。」

「そう…。あっち行けよ!…みたいな。」

「…カツオ…じゃないですか?…高知県って言ったら…。」

「カツオだよ、高知県は。これは何?ハマチ?」

「鰤(ブリ)ですって。」

「ブリか。…全然話し聞いてないねー私…。」

「知ってますよ。…、、、聞いた事ないじゃないですか。」

「いや、、あるよ(笑)。失礼な…(笑)。」


「前回、国分寺でやったんですけど…。池田君、国分寺なんで。」

「うん、私もね、国分寺にしようかと思ったんだけど…。」

「うん(笑)?」

「でもノブオちゃん、国分寺に行っちゃってるからー。じゃあ1駅下って立川かなーって。」

「うん、いいと思います。」


「で、もしくは吉祥寺にしようかと思ったの。」

「はあ、なんで?…所縁ありましたっけ?」

「所縁めちゃめちゃあるよ!…あ、住んでないよ!?」

「ああ、あれか。あの店か。」

「あれじゃないよ(笑)!…ま、それもあるけど。そんなんじゃないよ!
 ホラ…何かに付けて、節目イコール吉祥寺…みたいな所があるわけ。」


「別に今日、節目じゃないでしょ(笑)!!」

「ははははー(笑)。」

「勝手に節目にしないで下さいよ!」

「そうだ、はは、節目じゃねぇ(笑)。…まあ、今日は2回目記念だね♪」


----雑談中----


りこ「今日さ、ルークに奢って貰えるんだって言ったらさ、
   家族全員、俺も俺もー!…って言ってた。」

竹内「ふっ…、アホか(笑)!」

「お前らは駄目!…ってね。」

  自分が鳥良に行く時の定番料理♪


「いや、この企画は、前から、やろうやろう…って思ってたんですけどー。」

「何でそんなんやるの?」

「いや、あんまり見ないなと…。そういう事をしてる人を…。」


「ふっ(笑)、鼻水が出ちゃったー(笑)。」

「うーん、、、としか言いようがないですね。まあでも、
 これで色々な人と交流を深められれば良いかなって。」


「…って言うか、今更別にさ~(笑)、何なんだろうなーって思ってたー(笑)。」

「いや、こう、だから、ブログにする事に意味があるわけで…。ただ普通の飲みは
 よくある話しじゃないですか!…だから、普通は人前でステージに立つ人とかを、
 違った側面から見れる場があったら、楽しいんじゃないかなっ…って。」

「あたしの場合、ただ単に営業妨害にしか成り得ないんだけど…(笑)。」

「ぇえっ(笑)!?…そんな事はないでしょ!」

「喋んない方が良いんだから。」

「あははは…。そうなんすかねぇ。女性って、やっぱそうなんすかねぇ…(笑)。」

「そうだよ、そりゃそうだよー。喋んない方が良いに決まってんじゃん。」

「いや、でも別に、その~…」

「あ、でも、のんちゃん(山崎信子さん)とかは別だよ?…のんちゃんとかは、こう、
 話しをするうちに、ああ、この子は何て良い子なんだ…っていうのが滲み出てきて、
 この子はよく気の回る素敵な女性なんだ…って事になるわけじゃない。」

「あ~、成程~。」

「あたしは逆だからね。」

「まあ、そうですよね。」

「否定しろよ!!」

「あははは(笑)!…そりゃ、何かこう…ここじゃ無くても出てるって言うか…。」

「えっ!?…そうなの?…出てるの?」

「違うんすか?…出してないんすか?」

「出るかな。…出てるかもね。うん。」

「そうですよ。正直な人は出ますよ、やっぱり。」

「なんか今、上手い事フォローしたつもりでしょ(笑)。
 ふふふふー(笑)。大人になったね、ルー君。」

「三十路ですから。」

「ウェルカム」

「あ、三十路の方ですか(笑)?」

「うん…(笑)。お陰さまで。…アラフォー。」

「そうですよね?…どっちかって言ったら…。いいんですか?」

「何が!?…別に…悪くないだろ!…ベストだと思うけど?ガッついて無い感じで。」

「はー、成程。だって…“7”ぐらい…じゃないですか?」

「ぐらい…って何だよ、ぐらい…って!…7だよ。悪いかよ」

「最初会った時、32、33ぐらいでしたもんね。」

「そうだねー、ルーク25歳だったもんね。」

「そうですね。若い…(笑)。」

「…それでも私、30は過ぎてたのかー。」

「30は過ぎてますよ!」

「何?…その、当たり前じゃんこのバカー…な感じー(笑)!!」

「あっはっはっは(笑)…。あ、これ、書いても大丈夫ですかね(笑)?」

「あははー(笑)、問題無いよー。別に歳は公表してあるし…。
 毎年、自分の誕生日の日にブログで書いてるもん。」

「あー、そっかそっか、書いてましたね、確かに。」

「…今ね、一番油が載っている時期だよ、ルークは。
 こうやって奢って貰えるし…。ありがてぇ話しで…。」


「あー、まあ、取材料ですよね(笑)。」

「あはははは。何か、そうやって言うと格好良いけどねー。
 …って言うか、取材してないよね。1個も!!」

「まだ…してないですねー。はははは~(笑)。」

「はははは、興味が無いなら、呼ぶなよ!…って
 感じだよねー。…びっくりするよねー(笑)。あっははは。」

「いや、取材にしても良いんですけど…。池田君にも言われましたけど…(笑)。
 何か、在り来たりじゃないですか?…むしろ、普段の感じを出すのが目的で…。」


「はっはは、じゃあ、特にあたし相手だと、特に身の無い話ししかないよね。」

「そう、だからここで一度、りこさんとの回を記事にしておけば、
 自分的には今後の自信に繋がるかなーって…。」

「え?…どういう事ー(笑)?」

「いや、だから、ここまで内容が無くても記事になりますよー…って。」

「成程ねー(笑)。でも、自信は…いらないけどね。ブログ続けるのにね…。」

「いや、ブログ…って言うか、企画ですよ。企画に対してですよ。」

「そうか…。ところでこれ、すっごいミョウガの量だよ…?」

「え?またですか?」

「なんかさ、ちょっと良い雰囲気のレストランに連れてって貰う時、店員さんに、
 何かお嫌いな物ございませんか?…って聞かれるんだけど、『ミョウガ』って
 言うんだよね。そしたら大概、『良かったです、聞いておいて』…みたいな
 感じになるわけ。…なんか、良いお店って、大体ミョウガが入ってるんだよね。」

「そうなんですかね。まあ、大人の味っぽい感じですもんね。
 まあ俺も、そんなに好きか?…って言われたら、そうでもないですけど…。」

「もういい加減、一生分のミョウガ食べた感じでしょ?今の段階で。」

「ええっ!?…そんな事は無いですけど。普段、普通にミョウガ食べるし…。」

「へえ…。あたし、自分でご飯作る時は、まず買わないね、ミョウガは…。
 そもそも、ミョウガって選択肢があたしには無い!」

「ああ…(笑)。まあ、あのー、あんまりこの話題…その…書けないんで(笑)、
 もうやめて貰っても良いですかね(笑)。これ、書いても、そんな…(笑)。」


「なんでー?ミョウガー!…今日のメインでしょ、ミョウガ!」

「だって…(笑)。怒られるかもしれませんよ?
 池田君に…。『なんすか今回の!?』…みたいな(笑)。」

「あはは、知らねーよ(笑)。だって、あたしを呼んでいる時点で、
 音楽の話しなんて出てこないんだからね、絶対(笑)。はははは!」


----雑談中----



竹内「…と言いつつ、なんか最近、バンドみたいなのやってますよね。」

りこ「そう、大先輩方に囲まれながら、やってるよー。」

「いいじゃないですか」

「でさ、皆からCD作って貰ったりさ、ライブのDVDとか
 貰ったりするんだけどさ…。なんか見れないんだよねー。」

「あー、自分のは見ないですか?」

「見ない!…昔は、大好きで(笑)よく見てたんだけどー。」

「ほおほお、30を超えた辺りとか…?」

「いやいや、35を超えてから(笑)。35くらいまでは、まだ大好きだった(笑)。」

「あっはっはっは(笑)!」

「35くらいまでは良かったんだけどね、もう、厳しいだろ…と。」

「成程、厳しいだろと…。」

「お前、いつまで姫って言われてるんだ、この馬鹿!…みたいなさ(笑)。」

「えっ!?言われてるんですか!?」

「言われちゃうんだよね、たまにね…(笑)」

「えっ、お客さんからですか?」

「うん、お客さんからもそうだしさ~、なんか、ミュージシャンからもさ~…。」

「え~!??」

「ちょっと待って。おかしいよね、その反応…。
 まだ言われてんのか、この馬鹿…みたいな。」

「いやいや、なんか…、だって、姫キャラではないじゃないですか。」

「そうなんだよ。そうなんだよー!!」

「いやホラ、恭子さん(白石恭子さん)みたいな人は、
 姫って言われるのもよく分かる気はするんですよ。」

「そうだよね。恭子さんは、、、“姫”って感じだよね。
 上品だし、綺麗だし…。衣装も、毎回凝ってるし…。」


「はい、だから…、りこさんは姫ではないなと…。何だろ…。アマとか(笑)?」

「は(笑)?…何だよ、アマって…海の?」

「そうですそうです、海女さんです(笑)。」

「このアマー!…の方じゃなくてね?…あまり海には縁がないんだけど…。
 山にはあるけど…(笑)。…って言う話しじゃなくて、姫って言われるから、
 もうそれはやめてほしいと…。私も、自分の事をよく分かっている…と。」


「はいはい、じゃあ、これは書いても大丈夫ですね(笑)?」

「…だ、大丈夫だと思うけど(笑)。まあだから、私というイメージが、見る人によって
 違うわけさ。だから、私のブログを読んで貰うと、それがガタッと崩れるわけじゃん。」


「そうですね、姫は雪山に1人で挑んだりしないですからね(笑)。」

「でしょ?…だから私は、ブログという存在が、凄く自分を助けているのよ。」

「あー、成程。自分を保つ、媒体としてね…。もう、ほぼ登山日記ですもんね(笑)。」


----雑談中----


竹内「いやー、早くも時間が経っていきますね。今回、りこさんの記事を
   書いてみて…。どうなるんだろう…って所は正直ありますね。」

りこ「あははは(笑)。え、どういう事ー?…責任があんの私に(笑)?」

「いや、全然無いですけど。記事にして、どういう結果が待ってるのかなって。」

「ほおほお、ふーん…じゃない(笑)?
 あ、こんな友達もいるんだー、みたいな。」

「ふふふ(笑)。ホラ、池田君は何だかんだで、こういった機会を設ける事に
 なっても、順序立ててきてくれるんですよ。A型の人なんで…。」

「そうね、でも、ノブオちゃんに頼り過ぎだよ。そういう部分で(笑)。」

「はい」

「あ、ごめん、ルークに頼っているあたしが言うのもなんだけど…(笑)。
 だからさ、この2人ってさ、取り散らかっちゃうじゃん…。何があっても。」


「そうなんですよね。O型同士ですもんね。」

「まあ何か…好き勝手やってる感じだしさ。特にあたしなんか人任せだしさ。」

「まあ、今となっては俺もですよ?」

「ああ、今となっては(笑)?…あははは。その血が濃くなってきちゃった?
 人任せなキャラになってきたの?…前は違ったじゃん!」

「そうですかね。まあ、自分が居心地が悪くなかったら、別にそれでも
 良いかなって。ホラ、それで困る場所もあるじゃないですか。」

「え、それはプライベートで…って事?」

「いや、仕事もプライベートも問わず…ですよ。」

「ふーん、30超えた証拠だね(笑)。あははは。」

「あははは(笑)。笑い過ぎじゃ。」

「まあ、ホントに取り散らかるよね、この2人は。」

「そうですね。でも、他にもこんな感じの人いますよ?…取り散らかるって
 言うか、もっとグイグイ意味が分からない方に進んでいったりとか…。
 まあ、何となくB型に多いような気もしますけど(笑)。」


「うーん、あのね…。B型ねぇ…。いやでも、血液型は関係無いんだけど。」

「はいはい。まあ、そうは思いますよ。」

「あのね、私、血液型に関して思うのは、みんなカテゴリーが欲しいわけよ。」

「あー、、じゃあこれ書いていいですか?…たぶん、後で見返した時に
 微妙に恥ずかしくなるパターンかもしれないですけど(笑)?」

「いいよ、これ、いつも言ってる事だから(笑)。どこ行っても言ってる事だから!」

「何言ってんだ、こいつ、みたいなね(笑)。」

「いいから(笑)!…だから、カテゴリーが欲しいから…。
 みんなそこに当て嵌めて生きていきたいわけよ。だって、楽じゃん。」

「それはあれですよね。誰がMで誰がSか…みたいな話しと同じですよね。」

「ん?…うん。まあ、自分がどのジャンルか当て嵌めておきたいって事…。
 自分が何者なのか、どんな奴なのかを分からないまま生きるって、すんごい
 不安定じゃん。だから、それを誤魔化す為の血液型だと私は思う。」

「ほー。」

「まあ実際、私は18歳まで、自分の事をB型だと思って生きてたの。」

「へー、捻くれていた頃ですね。」

「まあ、18歳で会社で健康診断を受けて、自分がO型だったって知ったんだけど。
 それまで私はB型で、いわゆるB型に当て嵌めて生きてきたわけよ。」

「あー、だけどー。」

「そう、今まで、捻くれていいんだー♪…みたいに生きてきたのが、ある日突然
 あなたはO型です…って言われて、天地が引っくり返るわけよ。」

「そういうのって、どうなんですか?…そんな、天地が引っくり返るくらいになります?」

「うん。だって嬉しかったもんね!」

「へー。」

「…だって、こう言うとB型の人に悪いけど、イメージ悪いじゃん!」

「まあ一般的に、B型だって知ったら、『あー』…みたいになりますかね(笑)。」

「そう、それがある日突然、世の中で一番…」

「害の無い…(笑)?」

「そう、害の無い…、羊ちゃんみたいな人種になったわけだよ。」

「羊ちゃんみたいな…人種?…何言ってんすか(笑)?」

「羊…族?」

「執事…じゃないですよね(笑)。」

「違う、羊ちゃん。何だか穏やかなイメージじゃん?無害でさ。なんか、皆の
 当たり障りの無い人気者でさ。ホワホワしてる感じするじゃん。それで、
 そういう穏やかなカテゴリーに、実は自分がそこだった!…っていうのがさ。」

「え、O型って、そんな感じですか(笑)?」

「うん、なんかこう、いらっしゃいませ~…って感じでさ。そんなO型の世界に
 入っていって…。まあ、そう大して変わんないんだけどさ。相変わらず自由奔放
 だし。好き勝手やってるし。でも、そうやって人をちょっと嫌な気分にさせても…、
 …これ、ホントにB型の人に申し訳ないよね…。」

「ええ…、まあ、書きますけどね(笑)。」

「はは、もういいや。捨てるもんないから(笑)。」

「まあ、O型は基本的に気ぃ遣いぃですよね、何だかんだで…。
 表面には出さないですけど。」


「気を遣うからこそ、皆と上手くやりたがる…。」

「そうですね。事を荒立てるのが基本的に好きじゃないから、なるべく
 荒立てないように、荒立てないように、力を全力で注いでいく…(笑)。」


「そうだね。笑いをとるにしても、人をネタにして
 笑うんじゃなくて、自分をネタにして笑いをとる。」

「まあ、それは…りこさんだけだと思いますけど(笑)。」

「ふふふ(笑)。」

「だって、弄られたい人だっているわけじゃないですか。ここに…(笑)。」

「え?…あっ、そう(笑)。そうそう、実はね、私O型の男って苦手なんだよ。」

「O型ですけど…。まあ、そう思ってましたけど(笑)」

「ふふふふ(笑)。一番ベストはA型なの。自分のケツを拭いてくれるA型!」

「ああ、まあそれは分かる気はしますけどね。」

「でしょ?」

まあ、別にO型同士はO型同士で良いんですけど…。」

「そう、面白いんだけど…、最終的にあてになんねえなー、みたいな。」

「ええ、それ以上でもそれ以下でもない…みたいな。
 ホント…薄っぺらな付き合いだな…って(笑)。」

「ははは…ちょっと!…何気にそれ凄い告白だよねえ!」

「うーん、何て言うんだろ…。何て言うか…。今のままで良い!
 …みたいになっちゃうじゃないですか。」

「そうそう。それで、A型はそこを上手くコントロールしてくれるんだよね。」

「そうなんですかね。まあ、O型はその辺りは言わないですよね。」


「で、あたしはー、実は最初ルークに会った時、あ、この子A型だ!
 凄く付き合いやすい!…って思ったのね。」

「ほー…。…残念でしたね(笑)。」

「あはははー、そうなんだよねー。ホント残念だった(笑)。まあでも、
 先入観無しで見たら、A型だったわけじゃん。だらか、あたしの持つ
 O型の先入観が、ルークの見るレンズを歪めたって言うかさ…(笑)。」

「あははは。何じゃそりゃ(笑)。でも自分、よくA型とは言われるんですけど、
 わりとO型の人からは、自分はO型だって見破られるんですけどねぇ…。」


「そうかー、じゃあ私が…。」

「ボケてたんですかね(笑)。まあ、でも仕事場じゃなー。素は出さないもんな…。」

「そうだよね、仕事場ではちゃんとしてるからね、お互いね。」

「いや…そっちは…どうかな。」

「えーー!?…きちんとしてたよ。最初あたし敬語使ってたし。」

「ホントですか?…使ってましたっけ?…まるで記憶が無いんですけど。」

「最初の3回…いや、2回まで…くらいかな…(笑)。」

「随分早く見切ってたもんだな…。」


----終盤に向け雑談中----


竹内「いやー、今日は…、ちゃんと話せる内容だったんですかね。」

りこ「どうだろう…。それはルーク次第だ。」

「まあ、そうですね。今日は良質な音楽の事ばかり話してましたしね。」

「音楽の話しなんて…ちょっとじゃん。」

「たぶん、実際のところ更にカットするんで、無かったに等しいでしょうね(笑)。」

「しょうがない…。世捨て人だからね。」

「はい…、そうですね…。はい…、、、、。」

「ちょっと、寝てるでしょ!?」

「やばい、寝そうになった…(笑)。」

「何?じゃあ帰る?寝る?…20分なら待てるよ!?」

「いやいや、まだ21:00ですし、、、。」

「いや、あのさー、前から言いたかったんだけどー。ルーク、
 テンション下がると、凄い下がるじゃん…。面倒臭いんだよね!」

「あー、そうですね…。でも、それ、そっくりそのままお返しします。」

「嘘ー!?…そんな事ないよ…。」

「ライブでのやる気…どっかに行っちゃったかな?…みたいな時が…。」

「あれは…、助けてー!!…じゃん(笑)。」

「はー、難しいなあ…(笑)。まあ、今日は一連の流れがあって、
 とりあえず記事には出来そうになってきましたかね…。」

「あ、何?締めるって事?」

「いや、別にどっちでも良いですけど…。」

「あはは(笑)、いいよ、もうテンション下がってるもん。つまんないもん、
 ルークこうなると…。あーつまんない、あー、こいつ、つまんない(笑)。」

「あっはっはっはっは(笑)。じゃあ、なんか面白い話しをして下さい。」

「駄目だよ、そしたら下ネタになるもん(笑)。」

「そうかー、それは書けないもんな…。でも、そんなブログのいわゆる
 ルール的な事を、、どこか壊してやりたいみたいな感じはありますけどね…。」


「そうなの?…私は、他人のブログだったら責任が無いから、どんどん書くけど?」

「…へ…何を…ですかね?」

「また寝てんじゃん!…もう駄目だ、可哀想になってきた…。帰ろう。」

  沖縄の土産を手渡す


  ☆本日の注文品

・生ビール(599円×6点)…3594円
・胡麻塩きゅうり(473円×2点)…946円
・鳥と皮ポン酢…504円
・手羽先・中辛…504円
・鰤とアボガドの野菜和え…609円
・海老プリ・マヨネーズ…714円
・塩砂肝串…231円
・エリンギ串…252円
・トマトベーコン…263円
・付き出し(452×2点)…904円
・金額クーポン券、値引き…-1000円

 計7521円!…奢らせて頂きました!!

☆桜井りこのブログ…ricotone.blog11.fc2.com/

拍手[5回]



 新ブログを初めて、前からやりたかった事…。それは、テーマに沿った“隔月連載”を書いてみたかったという事です。もちろん内容については色々と考えましたが、結果、タイトルのようなコーナーになりました(笑)。自分が、とある人(大体はミュージシャンだと思いますが…)と1対1で飲んで、それをそのまま書き留めてしまおうというものです…。まだ第1回目なので、どう運べば良いのか、あまり自分でも分かっていないのですが(笑)、とにかく今月からやってみようという事になりました。
 そんな第1回目のお相手は、恐らく自分の今までのライブ・演奏の中で、最多共演者だと思われるベースの池田暢夫君です。当日、そんなに詳細を伝えないまま、池田君の地元である国分寺で落ち合い、彼にエスコートされながら?1軒のお店へと辿り着きました。果たしてどうなってしまうのか…。とりあえずご覧下さいませ♪

  国分寺駅南口、徒歩1分程の場所です  立っている人もチラホラと…



 ●日時…2010年1月25日(月) ●場所…国分寺 ●お店…芳一


池田(以下、青で表示)「ここ、美味しいんですよ。」

竹内(以下、緑で表示)「これ、立ち飲みじゃないの?…あ、椅子もあるか。」

「竹内さんも、もう三十路ですからね。年ですよねぇ~」

「大阪にある串焼き屋みたいな感じの、焼き鳥屋ってことね…。
 じゃあ、砂肝とハツがあれば、自分はあとは何でもいいです。」

「何でもいいですか…。じゃあ、すみませーーん。あと鳥皮と…、椎茸と…、
 アスパラベーコン…。あとキャベツ下さい。…キャベツはお替り自由なんですよ!」


----注文中----


池田「…どうなんですか…。今年の調子は…竹内さんは…。いい感じなんですか?」

竹内「いい感じ…?…普通ですよ(笑)」

「もう20代も終わりですからね…。でも、竹内さんって、
 あんまそういうの感じてなさそうですよね?」


「ハハハ(笑)…まあ、言っちゃえばそうかも…。」

「まあ…でもマイペースって感じで良いですよね?」

「でしょ(笑)?」

「…そう言えば、こうやってサシで飲むのって、初めてですよね?」

「…そうかも。あれでしょ?…ライブの後とかじゃなくて…」

「いや、ライブの後とかもありましたっけ?…だって俺、車ですよ?」

「そっか、大体が車だもんな~。」

「うーん、何だか不思議な感じがするなぁ…。」

「国分寺だからじゃないの?」

「いや、何かこう言うのって…うーん…(笑)。
 …あ、これ、どうやってブログに書くんですか?」


「…ね(笑)!」

「…ね…って(笑)。…なんかこう、トピックスみたいのを挙げてこう…、
 書くんですかね。」


「いやー…、なんだろね。そうした方が良いんだったら
 そうするかもしれないけど…。それすらも分かんないからさ。」


「そうですよねー、1回目だと…(笑)。まあ、回を重ねればね、
 そっから見えてくるかもしれないですよね。…確かに、こうライブの後とかに
 飲むんじゃなくて、なんか改まって飲むと…、あれですよね。」


「そうそう!もうこれ、俺的には取材だからさ(笑)」

「ア~ハ~ハ~、確かに(笑)。でもやっぱり、ライブの時とは
 テンションが違いますからね。」

  1杯目は黒生で!

「まーね。演奏しないからね。」

「…でも、まあ竹内さんってやっぱ、自分のライブの時と、
 人のライブに参加している時って、違いますよね…雰囲気が。」


「違いますね。」

「それはこう、やっぱ自覚症状とかあるんですか?」

「ある(笑)。…あるし、自分ではコントロールしてないと思う…。」

「あー。…例えば西仲(西仲美咲さん)さんの時とも、
 他の誰とも知らない人との現場でもまた違そうだし。」


「そうっすねぇ。…馴染ませる(笑)?」

「なーじーまーせーる!?…ふーん、でも別現場の方が、
 “仕事人竹内”って感じですよね。敢えて“必殺”は付けないですけど(笑)。
 …でもそうか、昔自分のトリオでやってた時の自分も、違ってたのかなあ…。」


「池田君のトリオって事?」

「でも大体やっぱり、自分のバンドだと落ち着きが無くなるんですかね(笑)。」

「落ち着き…無くなるよねぇ!…何だろうね、あれって(笑)。」

「でもやっぱ、竹内さんが俺のトリオとかやってる時って、もう完全にあれですよね。
 …傍観者でしたものね。」


「落ち着いてたでしょ?」

「ええ、まあ…。オチツキしか無かったですね(笑)。」

「ハハハ、熱出すし…。池田君マスク買ってくるし…(笑)。」

「そうですよ!…まあ、やっぱ、責任の所在が違うって事なんですかね…。」

「…それにしても…。ここ美味いね。キャベツですら美味い!」

「これ、キャベツだけでお腹一杯にもなるんですよね。
 早めに串を頼んでおかないと、串が全く食えない…。」


「成程、気を付けましょう…。まあ、食わなきゃいい筈なんだけどね(笑)。」


----歓談中----


竹内「椎茸頼んだの…。意外だったんだけど。」

池田「いやー、もう最近やっぱり、そこまで肉が食えなくなっちゃってるんですよね。」

「あらっ…。早っ!」

「なんかね。先週、2回焼肉屋に行ったんですよ。
 …で、2回とも昔と同じペースで頼んでみたんですけど…。」


「え…、だって今27歳でしょ?…28だっけ?」

「27歳です。今年28になります。…そう、それで頼んでみたんですけど…。
 やっぱもういいかなー、…って。…あとはもう冷麺とか?あと
 …テイル煮込みスープ…みたいなものを頼んで、お茶を濁したいな
 …みたいな気がするんですよね。」


「アハハ、渋い(笑)。俺なんか、焼肉屋すら殆ど行かなくなっちゃったもんなー。」


----雑談中----


竹内「もう、始めてから30分経ってますね。」

池田「でもたぶん…。今まで身のある話し全くしてないですよね。」

「うーん…でも、身のある話しなんて、無いと思うよ(笑)。」

「ハハハハ(笑)!…いや、あるでしょそりゃ!…そりゃーあるでしょ!!」

「いやー、何だろう…。身のある話しはね…。書けない(笑)。
 書いても面白くないと思うよ。それより、
 さっきから書けない話しばっかしてるし(笑)。」

「そうですねー。何か書けそうな話しでもしないとなあ(笑)。」

「いや、大丈夫。今回はコンセプト的に、ライブでは見れない姿を、
 普段の姿をこう…お伝え出来ればなと思っているので。」


「……。」

「……。」

「そう言えば、あれなんすか、竹内さん的には、
 今年の抱負みたいなのはあるんですか?」


「ホーフですか?…ええー!?」

「なさそう!…なさそうだなー。竹内さんって、目標とか
 作らなさそうだもんなー…。あ、旅行どこに行きたいとかはありそうだけど。」

「あ、あるかも(笑)。…いやー、それは良いとして…。
 自分はいいんすよ、自分は!」


「俺はもう、今年の目標は立てましたよ」

「ほう、立てた!?…どっかに行くとか無しだよ?
 …美ら海水族館に行くとか…。」


「…はは、早い早い。すぐ終わっちゃう(笑)。」

「…って言うか、来月叶うけど(笑)。」

「…今年はもうあれですね。ピュアにもう…。
 ピュアに生きていきたい。ただそれだけですね。」


「なんだそりゃ…(笑)。ちょっとこれも書けねー話しだな(笑)。」

「はは、また池田が…みたいな。」

「…ふーん、そうかー…。」

「今年はもう、ホントそれだけに尽きますね。」

「ピュアって何(笑)?…純粋って事?…正直とはまた違うのかねぇ。」

「そうですね…。もうだから、演奏をしている時は、純粋で
 いたいなって事です。やる仕事がどうこうとか、やるジャンルが
 どうこうとかって事よりも、その場所で、どんだけ自分がこう…」


「ピュアになれるか(笑)?」

「そうです(笑)。向き合えるか…みたいな(笑)。どんだけ俺が、
 フリー・インプロビゼーションになれるのか…みたいな(笑)!」


「なるほど…」

「それを…そうですね。昨年思い知らされましたね…。」

「だから、そういうの入れてくると書けなくなるから(笑)!」

「まあ、それは置いといて(笑)…。でもホント今年思うのが、
 凄い良い音で弾いて、いい音を出して…、いいタイミングで…、
 いい音程で…、いい音量で…、いい音の長さで…っていうのを
 考えるんですよね。今、その場所で求められているものは
 何だろう…みたいな。なんか、求められているのに応える…って
 いうのも、ある種、自分にとってピュアなんですよね。」

「あー、でも俺も、最初のスタンスがそんな感じだったからなぁ…。」

「そうですね。まあ、ベースを弾く時に、何かこう…、
 余計な事は考えたくない…みたいな。」


「そうだよね。考えちゃいけないとは思うよね。」

「でもホラ、考えちゃうじゃないですか!」

「そうそう、絶対考えちゃうよね?…俺も考えてると思うし…。」

「はい、でも何て言うか…、やっぱりベースを弾く時に、
 余計な事は考えたくないと言うか…。色々あるじゃないですか、
 音楽をやっている時に不快感みたいのって…。お前は誰なんだ!
 …みたいな(笑)。そういった現場でも、自分のモチベーションを
 どれだけ高くして望めるか…みたいな部分があるんですよね。」


「そうだよね~。でも結構難しいでしょ…、頭では分かっていても。」

「そうなんですよねー。しかも、そういった考えが、逆に闇に落ちやすいん
 ですよね(笑)。なんかホラ、メンタリティーになってくるじゃないですか。」

「うーん、それは俺、あまりならないんだよなぁ…。」

「はー?…竹内さん、メンタル強いからなー(笑)。」

「うーん、そうなのかねぇ…。」

「まあ別に、何をやりたいって事よりも、
 一個人としてどうありたいか…って事ですよね。」


「そうかー、まあそういう時期は絶対に来ますよ。ずっと音楽やってれば。」

「ええ、だから最近、近所を徘徊しちゃうんですよね。」

「何じゃそりゃ(笑)!?」


----雑談中----


竹内「もう1時間半経ったかな…。」

池田「まだ1軒目ですよ。」

「いや、一応この記事は1軒目だけにしようかと思ってるんだけど…。」

「そうなんすか。もう1軒ほど自分はセッティングしてるんですけど。」

「うん、でもホラ1軒目って、テンションが普通の時から上がってくる
 感じが良かったりしない?…記事的にも。」


「ああ、竹内さんってそういう感じですよね。
 1軒目で上がって、後は下がる…みたいな(笑)。」


「…ハハ、それはある(笑)。」

「まあ、それはそれとして…。今年の竹内トリオの展望って、あるんですかね。」

「ね、どうしようか…(笑)。」

「だって、あのCDレコーディングしたのって…、
 もう一昨年になりますよ。経ちましたねー。」


「経ったねー(笑)。レコ発ライブを名古屋でやったんだよね。
 …って言うか、まだCD残ってるからなぁ(笑)。次作るなら
 あと100枚くらいは売りたいんだけど…。」


「ツアーとかやったら売れますよ。」

「…だと良いんだけどね。結構大変だからなあ…。」

「そうですかね。なんか最近自分は、
 売れる音楽…っていうのをやってみたいんですよね。」


「ああ、大事かもね。やっぱ売れる曲を知らない(作れない)と、
 マニアックな曲を作った時の説得力も無いと思うし…。」


「ええ、でもそれが何か、自分だったりするのかな…とも思うんですよね。
 基本的に、そういった音楽が好きですし。」


「じゃあ、やれば良いじゃん(笑)。」

「いやーー、今はそういうのが無いですからね…。
 何かあったら誘って下さい(笑)。…と言うか、
 歌を探さないといけないじゃないですか、そうなると。」


「いない事は無いと思うけどね。」

「いや、だから若干、自分で歌っちゃおうかなってところもありますけどね。」

「マジで?」

「いやでも、フリーをやって、歌も歌うって面白くないですか?」

「…面白いけど…、恐らく聴いている人は疑問符ばかりが浮かぶかもね(笑)。」

「更に言えば、ギンギンのインストもやりたいんですよね。まあバランスなのかな…。」


----終盤に向け雑談中----


竹内「そろそろ時間かな…と。」

池田「書ける事あったんですか?今日(笑)。」

「…どうなんだろう、まあ雰囲気は伝わるんじゃないの?」

「まあ、竹内さんの好きなように脚色しちゃって下さい。“カッコ池田”…みたいな。」

「うん、対談っぽく書きたい…っていうのは若干あるけどね。」

「それだったら、竹内さんがもっと質問しないと駄目なんじゃないですか?」

「ね(笑)!」

「竹内さんってなんか、そういうインタビュアー的なもの、苦手ですよね。」

「なんかね、質問が思い浮かばないんだよね…。
 なんだろ、聞きたい事が無いのかな(笑)。」

「いや、だから(笑)、竹内さんは他人に興味ゼロなんですよ!」

「…そう、だからこの企画は、自分的にも頑張ってると思うんだよね(笑)。」

「完全に他力本願じゃないですか!!…まあ、
 文章にしてしまえば、なんとかなるとは思いますけどね。」


「そこに期待したいなあ…(笑)」

「次回は誰を予定してるんですか?」

「一応ね、○○さんと、○○君までは予定があって…」

「へー、じゃあ今回みたいに、それぞれの地元に行くってのも
 良いんじゃないですか?それだけで記事っぽくなるじゃないですか。」


「確かにね。考えてみるけど…。」

「俺もせっかく i Phone 買ったから、やってみようかな(笑)。ボイスメモとかで…。」

「ただね、危惧しているのが、この後、この内容を
 ブログの文章として書けるのかどうか…って(笑)。」


「竹内さんが俺に興味無さ過ぎなんですよ!…もしかして今回ボツるのかもな。」

「いやいや、自分、本気なんすから!」

「いや、だって、こういう感じだったら俺の方が絶対に良い文章
 書けますよ?…じゃあ次の店で、俺が逆にインタビューしますよ?」


「わ…分かった(笑)。じゃあこのお店はこの辺で…。」

「お疲れ様でした!」

「あ、お会計は俺が支払います。言ってなかったけど、この企画は、
 竹内大輔の『奢らせて頂きます』っていうタイトルだからさ(笑)。」


「マジッすか!?…じゃあ次の店は、池田暢夫の
 『割り勘にさせて頂きます』でいいっすか(笑)?」

  2軒目はどこになるのやら?



  ☆本日の注文品

・エビス中ジョッキ(630円×3点)…1890円
・玉川上水〔奥多摩地酒〕(540円×2点)…1080円
・ハツ×1点…150円
・砂肝×1点…150円
・鳥皮〔たれ〕(150円×6点)…900円
・椎茸串×1点…200円
・アスパラベーコン串×2点…400円
・タン×1点…150円
・ボンジリ×1点…250円
・ツクネ×1点…150円
・シシトウ串×1点…200円
・ハツモト×1点…150円
・レバ×1点…150円
・モツ煮込み×1点…480円
・にんにく丸焼き×1点…550円
・付き出し〔お替り自由キャベツ〕(100円×2点)…200円

 計7050円!…奢らせて頂きました!!

 ☆池田暢夫のブログ…nobuike.exblog.jp/

拍手[6回]



HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


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 発売中(ボーナストラック
 “In A Sentimental Mood”収録)
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(“Casa Familia[Pf Solo]”
 限定配信!)…こちらへ!

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初カバー・アルバム、3rd.CD
『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・Music Video“Love Theme
 From Spartacus”公開中!


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全7曲入り、トータル70分強の
意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
発売中!(2011.7.3 Release)

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全曲オリジナルの 1st.CD アルバム 『Pictures』発売中!…在庫僅か!
(2008.10.17 Release)

   Pictures-photo

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SME Recrods からの
メジャーデビューアルバム
『ANTHOLOGY』のMV
“Maximum Shout”公開中!


初のカバーアルバム
『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
“FULL DRIVE”の MV 公開中


TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“Introduction Pt.3”〜
“The Return Of Nautilus”公開中


Music Video
“YOISURA”公開中


Music Video
“行きゅんにゃ加那節”公開中


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“豊年節”公開中


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