3月15日(1日目)
1日目に行われたのは、自分達にとって本当にお馴染みの場所である吉祥寺 Meg にて。ここは事ある毎にライブをやらせて貰っている場所で、東京でのホームと言っても過言では無いお店でしょう。お店のマスターも、変に気を遣う事無い振る舞いで接してくれるので、自分達としても演奏に集中出来て、本当にやりやすく、そして有り難い場所でもあるのでした。
全部で2ステージ行われた今回のライブでしたが、1ステージ目ではジャズ・スタンダードを多めに、そして2ステージ目には、西仲さんのオリジナル曲を中心にお送りさせて頂きました。1曲目が“Just Friends”だったのは、何だか珍しい感じもありましたが、1ステージ目の最後の曲は、沖縄のスタンダード曲である“てぃんさぐぬ花”を持ってくる等、やはり自分達らしさも忘れてはいません…。ジャズであり、沖縄出身のフルーティスとであるという事を誇りに見せられた1ステージだったのではないかと思います。
そして2ステージ目は前述の通り、西仲さんのオリジナル曲を中心にお届けしました。この時には、昨年の9月に発売したCD『あかばなーのうた』の宣伝もさせて頂きましたが(左下写真参照)、面白いのは、このCDは沖縄民謡をジャズアレンジした曲をメインとしている事です。つまり、オリジナル曲は実は1曲しか入っていないのですが、沖縄民謡というのと、西仲さんのオリジナル曲…というのが上手い具合にリンクしていて、特に違和感無く受け入れられたように思ったのです…。西仲さんの作る曲も、ある意味で沖縄で生まれた曲…という事になりますし、その意味では『あかばなーのうた』のインパクトそのままのステージになっていたのかもしれませんね。お客さんも楽しんでくれたようですし、自分達としても遣り甲斐がありました。
実はこの日が、西仲さんと自分の2013年の初ライブでもありました。1年前の2012年を振り返ると、それこそ1月からツアー〔西仲美咲、沖縄ツアー(2012.1.26~1.30)参照〕を行ったりしていたので、その時に比べればゆっくりとした出だしになったわけですが、充電期間をたっぷりと取り、満を持して、本当に楽しく演奏が出来たのではないでしょうか。…良い1日目になりました。これで、2日目にも問題無く繋げられそうです!
3月16日(2日目)
ツアーの2日目に行われたのは、銀座わしたショップにて、インストアライブという形で演奏してきました。ここでの演奏はもう3回目になりまして、いつものように地下1階のCD売場の付近にステージを設置して、1ステージ1本勝負?でお送りしました。
インストアライブという事で、やはりCDに収録されている曲を中心に、ライブを展開させていきます。前述の『あかばなーのうた』もそうですが、西仲さんにとって最初のCDともなった『aka is. funky』も忘れてはいけません。…また、今回、このCDのイラストを書いて下さった方のクジラポスターが、座間味村の村長から提供されており、早い者勝ちで(笑)お客さん方にプレゼントするという一幕もありました(右上写真参照)。3月中旬という、まだそんなに暖かい時期ではなかったものの、早速店内は沖縄の陽気で熱が伝わってきたものでした(笑)。
ここでも基本はデュオ編成だったのですが、1曲だけ、沖縄出身のフラダンサー、石川麻衣子さんとのコラボを披露させて頂きました。演奏とフラダンスという、なかなか興味深いコラボでしたが、曲は古謝美佐子さん(何気に、左上写真のポスターに写っていますね…笑)の“童神”を演奏し、歌詞を意識した振り付けが素敵な空間を作り出していました。ゆったりとした時間と、沖縄という場所の力強さを感じてくれたのではないでしょうか。短い時間でしたが、変化の多いステージでもあったと思います。
こうして無事にインストアライブも終了し、2013年最初の東京ツアーも盛り沢山で終える事が出来ました。この日もあっという間でしたが、1日目の時から考えても、あっという間の時間だったと思います。…とは言え、西仲さんはまたすぐに、次の月である4月にも東京にやってくるのです。こちらは毎年恒例?のバースデー・ライブで、西仲さんとの東京ツアーは正にこれから…という感じでしょうか(笑)。まずは2013年の第1回目、お疲れ様でした。この後は結構遅くまで飲みに行っていた(右上写真参照)ような記憶があります(笑)。
☆西仲美咲さんのHP…misakinishinaka.com/
☆吉祥寺 Meg のHP…www.meg-jazz.com/
☆銀座わしたショップのHP…http://www.washita.co.jp/info/shop/ginza/
そんな横浜線は、1908年に横浜鉄道として、八王子や信州で生産された生糸を横浜へ運搬する事が目的で開業しました。その後、1917年に国有化がされますが、路線が大きく変化するのは、1964年に東海道新幹線が開業した事によって誕生した新横浜駅の存在です。これにより、横浜線は横浜市と新幹線のフィーダー路線としての役割も持つ事により、その後に沿線の宅地化や大学の設置が急激に進み、都心を通らないJR東日本路線としては珍しく、1988年には快速の運転も始まりました。この年には首都圏でJR山手線に続いて205系が導入され、翌年には全列車の205系化が完了しています。
…その後、6扉車の導入を経るも、通勤型車両は205系のみ…という運行が続きましたが、本当に最近である2014年2月16日に、26年振りとなる新車のE233系6000番台が投入されました。沿線では早速その姿を頻繁に見掛けるようになり、なんと今年の夏までには全28編成の車両を置き換えるそうです。つまり、205系とE233系のコラボを見られるのは今のうち…という事で、今回は迷わず横浜線を選ばせて頂いたのでした。実行日は、E233系が運用を開始してから2日後の2月18日。八王子付近では、まだ2月14日に降り積もった雪が残る中での“さんぽ”となり、早速、残雪の中を走るE233系、そして、最後の冬となる横浜線の205系も写真に収める事も出来ました。それではどうぞ御覧下さい。
●日時…2014年2月18日 ●距離…42,6km ●駅数…20
横浜線は東神奈川駅〜八王子駅間の路線ですが、列車の多くは東神奈川駅からJR京浜東北線(JR根岸線)に乗り入れ、横浜を経て桜木町駅まで、中には大船駅まで足を伸ばす列車も設定されています。ちなみに、横浜線用車両の配置は、大船駅近くにある鎌倉車両センターとなっていますが、横浜線自身の路線と少し離れているので、鎌倉車両センターに入出庫する運用は僅かしかありません。故に、沿線の橋本駅派出所を中心に、夜間滞泊を兼ねて各主要駅に分散して留置されているのは、ある意味で特徴と言えるかもしれません。
せっかくなので、乗客の多くが利用する横浜駅から横浜線を眺めてみましょう。確かに、路線上は横浜駅を通っていないのに、横浜線…と名付けたのは不思議な気もしますが(笑)、実際には横浜駅ではよく見掛ける列車の1つと言えるでしょう。横浜線の日中の運転本数は、1時間に快速3本、各停6本という計9本の運転で、このうち快速3本、各停3本が東神奈川駅を越え、京浜東北線の桜木町駅まで顔を出しています。
そして横浜駅から一駅の、路線上の起点駅、東神奈川駅へと向かいます。東神奈川駅はホームの番線的に眺めると、京浜東北線(1、4番線)の間に横浜線(2、3番線)が入り込んでいるような線路配置になって(同じく並走しているJR東海道本線は通過扱いで、ホームも存在しません)いますが、横浜線方面への列車は、2(始発列車専用)、3、そして4番線からも発車が行われます。
暫くは京浜東北線(東海道本線)と並行します。右手には京浜東北線や、京浜急行の車庫等が見え、鉄道好きには釘付けとなってしまうような区間でもあります(笑)。そのまま並走は京浜急行の子安駅付近まで続き、ここで東側に進んでいた向きを北へと変え、京浜東北線等と分かれます。そして大口駅を過ぎ、シェードで覆われた東海道貨物線の高架下を潜ると、ここで今度は進路を西に変え、東急東横線〔鉄道さんぽ 11.(東急電鉄、東横線編)参照〕を連絡する菊名駅へと入ります。電車からは眼下に東横線が見えます(左下写真参照)。以前は快速の通過駅でしたが、2006年3月より快速停車駅となりました。
菊名駅を過ぎると、程なく新横浜駅となります。言うまでもなく東海道新幹線との連絡駅で、現在では東海道新幹線の全ての営業列車が停車する駅となったと考えると、神奈川県とその周辺における玄関口駅としての役割は、時代を追う毎に大きくなってきていると言えそうです。東海道新幹線はJR東海となっているので、駅の北口側はJR東海仕様となっていて、首都圏に居ながらJR東海の駅の雰囲気を味わえる珍しい駅となっています。
新横浜駅を出て暫くすると、突如田園地帯となり、右手には日産スタジアムも目に入ります。そこを過ぎると小机駅、そして快速停車駅の鴨居駅となります。この小机駅〜鴨居駅間では鶴見川と並走する区間があって(左下写真参照)、この辺りは横浜線の代表的な撮影地としても知られている場所です。
鶴見川沿いには農地や工場、反対側は住宅地となっいて、この辺りの風景の特徴とも言えるでしょう。横浜線では沿線の宅地化が進んでいて、この風景もまた何年か後には変わってくるのかもしれません。
鴨居駅を出ると、快速設定当初からの停車駅となっている中山駅に着きます。2008年からは横浜市営地下鉄グリーンラインが乗り入れ、乗り換え駅となりました。現在、日中の上り列車(横浜方面)は、快速は当駅で各停を追い越すダイヤになっています。下り列車の快速の追い越しは町田駅で行われていますが、これは中山駅のホームが2面3線で、上下列車同時に追い越しが出来ない構造によるものと言えそうです。
中山駅を出ると、十日市場駅、そして東急田園都市線・こどもの国線と連絡する長津田駅に到着します。こちらも快速停車駅で、こちらは1994年に快速停車駅となりました。田園都市線とは線路も繋がっており、東急電鉄(他、線路の繋がっている東京メトロ半蔵門線の車両等も)への新車受け渡しは、当駅を経由して行われます。田園都市線は、当駅では右手に見えますが、駅を出ると当線を潜るものの、引き続き東急長津田検車区を見ながらの走行となります。この辺りで神奈川県から東京都町田市に入り、成瀬駅に到着します。
この成瀬駅と長津田駅の間のカーブ区間も、横浜線の有名な撮影地の1つです♪…今回は雪がまだ残っている状態でしたので、“さんぽ”をしながら、楽しく撮影が楽しめました。今まで活躍してきた205系(右下写真参照)は勿論、まだ営業開始してから間も無い、ヘッドマーク付きのE233系(左下写真参照)も撮る事が出来ました。これが今年の夏以降はE233系だけになってしまうというのは俄には信じられませんが、これも時代の流れなのでしょう。思う存分、205系を目に焼け付けておきたいものです(笑)。
また、横浜線の205系で忘れてはいけないのは、6扉車の存在でしょう。1994年12月に混雑の切り札として、横浜寄りの2両目に組み込まれ、それまでの7両編成が8両編成化されました。横浜線の205系では1編成だけ、6扉車が組み込まれていない車両が存在する(左下写真参照)ので、6扉車有り(右下写真参照)と見比べて下さいませ。ちなみに、E233系では6扉車は導入されなかったので、205系の横浜線撤退は、横浜線からの6扉車が姿を消すという事にもなるわけです。
6扉車の車内は下写真になります。以前は朝の通勤時間帯には座席が収納されていましたが、E233系の営業開始と共に、この座席の格納は実施されなくなりました。いよいよ終焉が近付いている事を案じさせるというものです…。
さて、成瀬駅を過ぎると、横浜線の中心駅であり、路線のほぼ中間地点にも位置する町田駅に到着します。下り列車は当駅で、快速が各停を追い越します。勿論、快速の当初からの停車駅でもあります。…と、言いますか、快速の当初の設定停車駅は、快速運転を行う東神奈川駅〜橋本駅間では、中山駅、町田駅の2駅のみとなっていました…。当時は1時間に1本しか運行されていなかった事もあって、不便さが滲み出ていましたが(笑)、後に停車駅が見直され、新横浜駅(当然…笑)、鴨居駅が追加されます。そして長津田駅が、その後相模原駅が、そして前述した菊名駅も停車駅に加えられ、東神奈川駅〜町田駅間では4駅しか通過しないという状態になってしまいましたが、上下列車とも途中駅で、先行する各停列車を追い越す設定になっている事で、快速の面子を保っているようにも思えます(笑)。線内の速達化を目指すなら、停車駅を更に厳選したいところですが、短距離利用者が多い事実を考えると、これで良いのかもしれません。
町田駅では小田急小田原線と連絡しますが、両者の駅が少し離れている事は有名です。それぞれの路線で利用者が多数(横浜線では利用者1位、小田急線では新宿駅に次いで2位)あるにも関わらず、珍しい措置だと思いますが、元々、それぞれの駅が独自に発展して、同一駅としていなかった事にも由来しそうです。そして駅の再開発により、両駅を近付ける事が検討されたのですが、これに大しては周辺の商店街が猛烈に反対を唱えたそうで、結果、横浜線の駅を少し小田急線側に近付ける事で、現在の形となったのでした。現在でも、横浜線と小田急線の乗り換えには最低5分は見ておきたいところで、当然の如く人の流れも多いので、余裕を持って7、8分は見ておきたい乗換駅でもありますね。
町田駅を出ると快速は、古淵駅、淵野辺駅、矢部駅と通過し、初めて2駅以上連続で通過駅がある設定になりますが、その後は相模原駅に停車し、以後、終点の八王寺駅までは各駅停車となります。そのまま進んで、京王相模原線〔鉄道さんぽ 16.(京王電鉄、相模原線編)参照〕の高架橋を潜って(左下写真参照)橋本駅へ。町田駅からここまで、ほぼ直線の緩やかな上り勾配という感じです。京王相模原線の他に、JR相模線(右下写真参照)も乗り入れる、横浜線の中でも町田駅、八王子駅に続いて、3番目に利用者が多い駅です。
日中、1時間に6本運転される各停のうち、半分の3本はここ橋本駅止まりとなり、この先は快速3本(ただし各駅に停車)と各停3本というダイヤになります。また、JR相模線は当駅を終点としていますが、朝夕ラッシュの時間帯には、橋本駅から八王子駅まで乗り入れてきます。
橋本駅を出ると、少しずつ丘陵地帯が近付いてきて相原駅となります。ここまで来ると、雪もまだまだ残っているという感じで、先日の降雪時の状況が偲ばれますが、写真撮影的には恰好の被写体となります(笑)。当駅から、次駅の八王子みなみ野駅まで歩いてみましたが、トンネル有り、そして新興住宅街有りで、なかなか変化のある風景を楽しめました。
八王子市に入って1つ目の駅、八王子みなみ野駅は横浜線で一番新しい駅で、1997年4月に開業しました。駅舎・ホームの建設費は住宅・都市整備公団(現都市再生機構)が全額負担した駅で、街開きと合わせて開業に至りました。周辺には学校も多く、利便性が向上にも一役買う形になったそうです。
この先は、少しずつ丘陵地帯から離れて片倉駅へ…。そして、その先で京王高尾線の高架下を潜り、今度は右手に京王本線と併走しますが、お互いに連絡出来る駅は無く分かれ、今度は右手からJR中央本線(この路線がE233系の最初の投入線区)・八高線が近付いて来ると、終点の八王子駅となります。横浜線のホームは南側の一番端で、中央本線のホームとの間には貨物列車が退避・機回し・入換に頻繁に使用している側線が何本が存在しているような配置となっています。この時も、まだ雪が多く残る中、機関車の付け替え作業を行っているところを目にする事が出来ました。
…という事で、横浜線のさんぽは終了となります。全線を乗り通して思ったのが、予想以上にE233系に出会う確立が高かったという事です。この時点ではまだ3編成しか運用されていなかったのですが、日中も車庫に入る事無く、積極的に稼働させているという事でしょう。今まで205系ばかりだった路線が、あっという間にE233系に変わってしまうのも時間の問題だと思いますが、これは横浜線に限った事ではなく、以前に取り上げたJR京葉線〔鉄道さんぽ 3.(JR東日本、京葉線編)参照〕や、JR埼京線(乗り入れ先のJR川越線〔鉄道さんぽ 22.(JR東日本、川越線編)参照〕に付随)でも同じ事が起きています。
E233系は、今後はJR南武線にも投入が予定されていて、こちらも短い期間で全車が置き換えられる事でしょう。今回のさんぽは、JR東日本の車両の変化の流れを、如実に感じ取れた1日になったかもしれませんね。
この日は全部で4バンドの出演者があり、自分達は3バンド目の出演でした。それぞれに個性があるバンドの演奏を聴くのもまた大事な時間で、彬子さん自身も、集中して楽しむ事が出来たのではないかと思います。やはり自分企画のライブイベントですと、他に考えなければいけない部分も多く出てきたりするので、こうはいきません。対バンライブには、対バンライブなりの楽しみ方があるという事でしょう。
そうして、自分達の出番がやってきました。今回の持ち時間は30分と、決して長い時間ではありませんでしたが、全5曲、じっくりと演奏出来たように思います。少しゆったり目な曲が多かったようにも思いますが、これも敢えてだったのではないでしょうか。
…というのは、このライブの2日前(2月23日)に、彬子さんは30歳の誕生日を迎えたからです。割りと長い付き合いになる自分からすると、30代になったというのは俄には信じられないのですが(笑)、とにかく迎えました。そして、これまでのハチャメチャ?な雰囲気を感じさせない、少し大人っぽさを見据えたセットリストを組んできたのでした。成程…という事で、そんな大人っぽさを見せる演出にも役立てそうなバラード曲、“素晴らしい日”の演奏へ…。まずは歌とピアノだけが入り、後にピアノのイントロに繋いでいきますが、、、
……。
……。
そのイントロ中に、サプライズでバースデー・ソングを演奏させて頂きました♪…ケーキはお店からのプレゼントです。サプライズは成功し、この後、結局ハチャメチャな感じになったのは言うまでもありません(笑)。ステージ最後の曲として演奏した“Keep On”でも、良い感じに弾けられたのではないでしょうか。やはり、大人しいより、これくらいの方が良いですよね。おめでとうございました。
ライブ後は、ケーキ有り、そして Under Deer 名物?イエガーマイスター、そして彬子さんはテキーラ有りで、それこそ、大人しさはどこへやら…という感じでした(笑)。三十路になったとは言え、恐らくこの雰囲気は、今後も不変的な事なのだと思います。ひとまず、楽しく過ごせた1日になりました。三十路を過ぎた彬子率いるこのバンドも、今後ともどうぞよろしくお願いします(笑)。
☆彬子さんのブログ…http://ameblo.jp/akiranochikara/
☆渋谷 Under Deer のHP…http://www.under-dl.jp
●3月1日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)藤田佐奈恵、(Pf)竹内大輔、(B)風早龍也、(Ds)大島洋
お馴染みの Crazy Love ライブから3月は始まります。今回は、自分は
初めましての藤田佐奈恵さんとの組み合わせで、風早さんと大島さんと
バックを務めて演奏していきます。ジャズの醍醐味として、その日が
初対面の方と、どう演奏していくか…というのも、見逃せない部分が
あるのではないでしょうか…。楽しみにその日を迎えさせて頂きます!
☆3月5日(水)渋谷 Plug
Open…18:30~、Start…19:00~、TRI4TH の出番は3バンド目、21:00〜、
Charge…前売り2500円、当日3000円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
1月にツアーファイナルを終えた TRI4TH がお送りする、久し振りとなる
『Tokyo JAZZ Tribe』(略して TJT!)の第6弾です。今回は、場所を
古巣の渋谷 Plug に移し、また格好良い、alosotimu と RIDDIMATES という
2バンドを加え、計3バンドで大々的にやっていきます。これらのバンドも、
また TJT に新たな風を吹き込んでくれる事でしょう。自分達としても、久々に
TRI4TH のメンバーだけで新年会(上写真参照…兼ツアーファイナル打ち上げ)
を行いまして(一応、リハーサル後です…笑)、結束力もバッチリに仕上がって
います(笑)!…TRI4TH による新たな展開に、どうぞ御期待下さいませ!
★3月9日(日)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之、(Sax)副田整歩
竹内大輔ピアノトリオ、ついに今回で第50回目となるライブとなります。
いつの間に…(笑)、という感じではありますが、普段通りの雰囲気?を
目指すべく、お馴染みの外苑前 Z・imagine で行わせて頂く事になりました。
また、今回は節目節目で登場する(笑)サックスの副田整歩君にも参加して頂き
ます。前回の参加が40回目のライブ〔自分名義ライブ、祝40回目!参照〕
(上写真参照)だったので、あれから1年半以上が経ってしまっていますが、
その間に自分達のレパートリーも増え、また色々な曲をサックス・アレンジして
挑戦してみようと思います。どのようにライブになるのか、今から楽しみです!
また、トリオライブとしては3月15日(土)に秩父の小鹿野でやる予定にも
なっていまして、こちらも詳細が決まりましたらお知らせさせて頂きます!
●3月11日(火)銀座 No Bird
Open…18:30〜、1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜、
Charge…4000円(ドリンク・フード別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
奄美島唄と津軽三味線を、ジャズのフォーマットと融合し…というプロジェクトの
黒船。そして新生黒船の、第2回目のライブとなります。今回は場所を銀座に移し、
美味しい食事と美味しいお酒、そしてラグジュアリーな空間と共に、自分達の音楽を
楽しんで頂けると思います。どうぞ足をお運び下さい。また、黒船は今後の活動を
するにあたり、クラウドファンディングの Motion Gallery に登録しております。
皆様の応援、どうぞよろしくお願いします。(➡詳細はこちらから御覧下さい)
●3月13日(木)、20日(木)、26日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)白石恭子(13日、26日のみ)、(Fl)加藤夕葵(20日のみ)、
(Vn)Tsukasa(20日、26日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Kuro での演奏です。お互いの演奏者が交互に入り組んで
演奏するという、なかなか珍しい月になりそうですが、特に注目は20日で、
フルートとバイオリンによる、クラシックナイトをお届けする予定と
なっています。勿論、自分もクラシックを中心に演奏していきますが、
なかなか緊張感のある1日となりそうです。今から練習していかないと…。
●3月14日(金)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は2バンド目、20:15〜(予定)
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例、ボーカル・ギターの丸本さんとのデュオライブです。前回が
2月14日でバレンタイン・デーだったのですが、奇しくも?今回は
ホワイト・デーという日取りになってしまいました。丸本さんからの
プレゼント(チョコ?)を期待して良いのかは分かりませんが、楽しい
1日にしていきたいと思います。毎月の新曲も御期待下さいませ!
★3月15日(土)小鹿野(秩父)MOTO Green-G
Open…18:00〜、Start…18:30〜2ステージ(20:30頃終了予定)
Charge…3000円(事前に自分に言って頂ければ2500円に出来ます!)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之、他、ゲスト有り
埼玉県は秩父の小鹿野にあった夢鹿蔵。個人的に、何度か演奏で行った事がある
この場所ですが、現在、ライダーズ・カフェとして営業を始めており、今回、
竹内大輔ピアノトリオとして初出演をさせて貰う事になりました!…蔵の中は
広い空間で、グランドがピアノが置かれ(勿論、バイクも置かれ…笑)、
一種独特な雰囲気ですが、ピアノトリオ・サウンドを提供していきたいと
思います。ゲストに、歌の方やトランペットの方も少々入るとの事。まだ
雪が残っているこの場所でのライブですが、熱い夜にしていこうと思います!
●3月22日(土)銀座わしたショップ
Open…10:30〜、Start…17:00〜、
Charge…インストアライブなので無料
Member…(Fl)西仲美咲、(Key)竹内大輔
久し振りに、フルートの西仲さんとライブをやります。場所は、沖縄好きの
御用達(笑)、お馴染みの銀座わしたショップにて!…入場無料なので、
どなたでも気軽にお越し頂けます。演奏会場は地下1階となっています。
どうぞ沖縄の空気感に触みて下さい。沖縄に行きたくなる事必至です(笑)。
●3月23日(日)野毛(横浜)ジャズ喫茶ちぐさ
Open…12:00〜、Start…18:00〜、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、(B)石川慎一郎
フルートのいづみさんと、横浜の野毛にあるジャズ喫茶にてライブを行います。
いづみさんと、タップダンサーの丹精君の組み合わせは、静岡県の三島や沼津で
よくやっていたので、こちらでライブを行うのは珍しい機会かもしれません。
ジャズ喫茶ちぐさは、昭和8年に創業したという、本当に老舗のジャズ喫茶で、
2007年に一度は閉店したものの、2012年にまた営業再開をしたという、
とても貴重なお店です。雰囲気も格別だと思うので、どうぞお越し下さいませ!
●3月25日(火)関内 Freecs
Open…19:00~、Start…20:00~3ステージ
Charge…4000円(共にドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、(B)鈴木健市、(Ds)James Robinson
ボーカルのナオキさんとの、4人編成のバンドでのライブ。ここでもお馴染みに
なってきましたが、いつものように楽しくお送りしたいと思います。平日での
出演も板に付いてきた感じもあり(笑)、バラエティ豊かな曲をお楽しみ下さい。
結構、無理難題なリクエストが来ても、ちゃっかりやってしまうという勢いが
このバンドにはあります(笑)。こちらも見所の1つになっていそうですね。
●3月28日(金)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
コンスタントに出演させて頂いている赤坂 Pro-Amuse。3月もいつもの
デュオライブでお届けします。いつもの…というのも曲者で(笑)、たまに
パーカッションのミキヤは登場しますし、よく出演者やお客さんの誕生日を
祝ったりしていますし…。なかなか特徴ある『いつもの』です。この日は
どんな流れで進んでいくのでしょうか。どうぞ楽しみにしていて下さい♪
以上になります。3月も大事なライブが目白押しですので、1つ1つ大事にやっていきたいと思います。それでは、どうぞよろしくお願いします!
勿論、まだまだ使える代物ではあるのですが、カメラの右側に位置する、持ち手のラバー部分が剥がれてきてしまったのは、使い始めて2年ぐらいの2010年の時だったでしょうか〔自分のデジタル一眼レフカメラが、損傷している的な…参照〕。修理には出したものの、やはりその2年後にあたる2012年に全く同じ現象が起きてしまい〔ツアーの為の、カメラ準備参照〕、そして2014年現在、また剥がれてきてしまいそうな気配が漂っている状況です(笑)。
これはもう、ラバーという弾力がある物質故に、手で握っている内にどうしても伸びてきてしまい、そして剥がれる…というのは避けられない現象なのだと確信しました…。そのサイクルが約2年というのは、5年半使ってきてやっと分かった部分でもありましたが(笑)、流石にまた修理に持っていくのはバカバカしい感じがしてしまうのも止むを得ません。
そして、実はガタが来ているのはラバーの部分だけではなく、他にも2、3ヶ所程、地味に破損していたりと(笑)、言わば買い替えを考えるのは必然でもあったのです。実際、5年半の間に新しいデジカメは続々と登場していて、その選択はあり過ぎる程でしたが、色々と悩んだ末、1つのデジカメに行きついたのでした。
これです!…オリンパスの『STYLUS1』というコンパクトデジカメです!
自分の手と見比べると分かると思いますが、非常にコンパクトです。手のひらに収まってしまうくらいのサイズです。それでいて性能は今まで使っていたデジカメと同等…、いや、それ以上と言って良いでしょう。35mmフィルム換算で 28mm−300mm の全域で F2,8 と、少々分かりにくいですが(笑)、簡単に言えばズームにしても明るく撮れるという事で、これは撮影に色々な可能性が生まれる事を意味しています。
ちなみに、こちらが今まで使っていたデジカメです。写真だと伝わらないかもしれませんが、大きさでいうとひと回り以上も違うのがお分かりでしょうか…。特に前後の長さがそうで、本体からレンズの先まで、STYLUS1 だと60mm弱くらいです。それでいて液晶部分は大きいので、写真の確認も以前より見やすくなった感じがしました。
昨今の自分のデジカメの使用機会を振り返ってみると、ライブ時、ツアー時、旅行時、そして時々本気で鉄道と飛行機を撮る(笑)…という感じでしょうか。つまり、薄暗い所で撮れ、望遠で撮る時に有利で、遠出をする時に持ち運びが軽くて便利、…とは言え、写真を掲載する機会はほぼブログのみ…となった時に、STYLUS1 はベストなデジカメだと感じたのでした。一眼レフカメラではありませんが、それらしいパフォーマンスは充分に持っているでしょう。デザイン的にも、撮影時に一眼レフカメラを触っている感覚と似させているような部分もあり、これは嬉しい配慮だと思います。
これから、自分のメインは STYLUS1 になっていくでしょうが、既存の『FinePix S100FS』を手放すわけではなく、時と場合で併用させていけば良いかな…という考えでもあります。この辺りは使いながら考慮していく事にしましょう。ちなみに Wi-Fi にも対応しているので、SNS 等への投稿にも使えそうですね。これからのデジカメ・ライフが楽しみです♪
…という事で、新しいカメラに慣れるのと、まだ今年に入って、ブログの休み期間を設けてなかった事もあったので、今日から暫くの間、ブログの冬休み?を頂きます。溜まり溜まった記事もある事ですし、これらの更新も見据えつつ、また何日か後に再開したいと思います。それではどうぞよろしくお願いします!
☆オリンパスのHP…http://www.olympus.co.jp/jp/
お店も前回と同じく、渋谷の Last Waltz にて行われましたが、この日は何故かエアコンが故障中との事で、客席の寒さが拭えず、お客さんには大変な思いをさせてしまいました(ステージ上も寒かったので、自分達もですが…笑)。しかし、この日限定で“手作りおでん”が売り出され、ある意味で冬の風物詩を感じさせる場内にもなっていた事を付け加えておきます(笑)。
トップバッターは水井君。ピアノ弾き語り…というスタイルですが、そう言ってしまうのはおこがましい程の個性の持ち主で、相変わらず安定した狂いっぷりでした(笑)。また、ピアノの他にもピアニカを多用し、バラエティ豊かな表現方法を見せてくれます。 ボーカル…と言うよりもボイスに近い部分もあるでしょうか。いつの間にかステージを釘付けにしてしまうインパクトをもって、このイベントが開催された感じがありました。
そして2番バッターは斎藤さん。本番前から、寒い寒い…と言っていましたが(笑)、その寒さを感じさせない程の、非常に温かみのあるライブでした。伸びのある声と、綺麗に響くピアノの音が合わさり、会場全体を包み込むような世界観で客席を魅了していきます。両手に奇才…と言うのは斉藤さん目線のタイトルで、正に水井君と鹿嶋さんの事なわけですが(笑)、奇才と名付ける故、逆に斉藤さんのキャッチーなオリジナル曲が引き立ち、個性に反映されている印象がありましたね。
そして自分達です。両手に奇才の片手側ですが(笑)、今回更に、頭上に私竹内が乗っかっている…という要素も付け加えて(斉藤さん談)臨んでいきました。勿論、自分達自身、奇才感は全く意識していなわけで(恐らく…笑)、いつも通りにやるまでなのですが、ひとまずの1曲目が“哀れなジャンの歌”という事で、やはり奇才的な選曲だったかもしれません…。
また、この時期ならではの“My Funny Valentine”を演奏したのですが、更に“My Romance”を演奏したりと、これは作曲家のリチャード・ロジャースと、作詞家のロレンツ・ハートのコンビの代表曲でもあります。鹿嶋さんは、こうした隠れた要素を、さり気なくライブに取り込むのが上手く、今回もサラリと自分流に取り入れていきました。そして、いつもの“ヨイトマケの唄”も取り入れる…。自然な流れで表現出来たライブになったと思いました。
そうして、前回も行われたコラボステージへと突入していきます。前回も4曲をお送りしましたが、今回は通常の1ステージに匹敵する程のボリュームをもって臨まれ、全6曲が披露されました。メンバーそれぞれが楽器を変え、立ち位置を変え、1つのコラボステージでも様々な表現を見出だしていきます。また、今回は自分も1曲だけ参加し、全4人で斎藤さんのオリジナル曲である、“会いたいなぁ”を演奏しました。リハーサルは、本番直前の1回だけでしたが、全員が全員、良い波に乗ってコラボ出来た曲になったのではないでしょうか。今回、自分が参加出来たのは1曲だけでしたが、今度は数曲合わせてみたいものです♪
全員がお互いを尊敬し、そして1つのステージを作っていく…。これには多大な力が生まれ、そして時に、奇跡的な融合が起きたりします。ライブの後は皆でハイテンションになっていて、これは必ず第3弾も実現する事でしょうね♪…こちらはまた決まり次第、お知らせてさせて頂きます!…とても良い時間を過ごせたライブになりました。どうもありがとうございました!
☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆斎藤さっこさんのHP…http://www.saitou-sacco.net
☆水井涼ノ佑君のHP…http://tosp.co.jp/i.asp?i=mizuiizumi
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
TRI4TH メンバーは、演奏の他にアレンジも担当しており、CDに収録されている全9曲を、メンバーで手分けして行っているので、どの曲がどのメンバーのアレンジだったか…という視点で聴かれても面白いかもしれません(笑)。ちなみにサックス藤田氏は、全ての種類のサックス(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)、そしてフルートの演奏までを担当しているという、TRI4TH では普段見られない姿も披露しています。こちらもどうぞお楽しみ下さい。
このプロジェクトが立ち上がったのは、昨年、丁度自分達がCD『Five Color Elements』のリリース・ツアーを行っている最中で、地方公演の合間にプリプロを設けたり、アレンジの詰めを行うという、なかなかタイトなスケジュールの中で作り上げられました。…つまり、それだけ気合いが入った内容になっているという事でもあります。個人的に、『Five Color Elements』では大人な自分達を見せていきましたが、こちらのアルバムは、いわゆる元気?TRI4TH を楽しめる内容かな…とも思っています。金原さんのエレガントで艶のあるバイオリン・サウンドとのミックス演奏…、是非とも聴いて頂ければと思います!
リミックスというのは、元となる音源を利用して楽曲を作っていく事で、普通のアレンジとはまた異なった手法であり、パソコン等で打ち込み作業を全くやらない自分にとっては未知の世界であったのですが、メンバーの多大なサポートもあり、こうして無事にリミックス・アルバムを世に送り出す事が出来ました。この事は自分への自信にも繋がり、自分にとって本当に印象深い作品になれたと思います。今回このような機会を作って下さった事に、とても感謝しています。どうもありがとうございました!…多くの方に届けられたらと思いますね♪
☆須永辰緒さんのHP…http://sunaga-t.com
☆金原千恵子さんのHP…http://www.kinbarachieko.com
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
1月11日(1日目)
この日は名古屋でライブ、…という事で、いつもなら皆で車で向かうところなのですが、前述したように自分は病み上がりの身であり、大事をとって、自分だけ単独で新幹線で向かう事にしました。絶対に趣味の為…だと思われそうですが(笑)、自分の身体を気遣っての配慮でもありました。…とは言え、チケッとは事前購入型の『ぷらっとこだま』を使い、これはグリーン車でも東京駅〜名古屋駅間が8900円という優れもの(本来ですと、普通車でも1万円強は掛かります)。『こだま』号限定の利用ですが、特に急いでもいなく、むしろグリーン車利用者は少ない為(実際、この時は自分以外に5、6人しか乗っていませんでした)、今の自分にはピッタリなチケットだと思ったわけです。やはり趣味じゃないか…とは言わないで下さい(笑)。
久し振りに東京駅〜名古屋駅間を『こだま』号のみで移動した気がしますが、『のぞみ』号で約1時間40分掛かるところを、1駅1駅丁寧に?停車するこちらは約3時間の道のりです。…とは言え、新幹線であるにも関わらず、こののんびりとした風情を味わえるのは非常に貴重で、少し贅沢な時間が、自分にとっては何よりの療養になった気がしました(笑)。こうして少しずつ外出に慣れた(恐らくこの日は、4、5日振りの外出だったと思います)自分は、元気な姿で名古屋に到着する事が出来たのでした。
今回演奏するのは栄の Doxy という所で、TRI4TH としては初出演のお店でした。名古屋という場所は、トランペットの織田君とドラムのタカオさんが共に音楽大学時代を過ごした場所でもあり、思い入れも人一倍だとは思いますが、そんな名古屋でワンマンライブを行えるというのも感慨深い事でしょう。早速始まったリハーサルは、自分的にも、病気で固くなった身体を解す意味でも大事な時間だったように思いました。
そして本番が始まりました。店内は満員御礼という感じで、病気をしていた自分からすると、そんな苦しかった状況が吹き飛んでしまうような嬉しさがありました。お客さん方も皆、TRI4TH というバンドに期待をしていて、そして本当に楽しみにしていたという雰囲気が感じられ、こちらも自然に気合いが入っていったのでした。
ここ名古屋は、織田君はタカオさんを初め、自分達としても第2の故郷と思える部分があり、皆で盛り上がっていきたいところでした。しかし、そんな事前の心配は不要で、お客さんは本当に楽しんでくれている感じがありました。時間は2ステージとたっぷりあるので、皆で一緒に、じっくりとその時間を共に過ごしていけたと思います。
さて、この日はいつもの TRI4TH ナンバーをお送りしていったのですが、最近自分達が地方公演で続けている、御当地民謡ソングを TRI4TH アレンジでお送りする…というものも挑戦していきました。ただ、名古屋の御当地ソングは、当の織田君やタカオさんですら「知らない」との答えだったので(笑)、色々と調べていった結果、“名古屋ばやし”…という曲に辿り着きました。
ちなみに、この曲は自分がアレンジしましたが、流石にこの曲の事前情報が少な過ぎて、どう披露して良いか、若干考えさせられる部分があったのでした。…なので、敢えて綺麗なアレンジを施し、こんな美しいメロディの曲が名古屋御当地ソングで存在した…という感じでお送りしたのでした。そもそもは“お囃子”の曲でもあるので、少し滑稽な雰囲気があったのですが、これをモダンなジャズ風へと変化させ、メロディの美しさを強調してみたのでした。…そう、お囃子の曲にしてはメロディが綺麗なラインを通っており、その部分を皆さんに紹介出来たらと思ったのです。このやり方が功を奏したのかは分かりませんが、沢山の拍手を頂けたので、ひとまずは成功といった感じでしょうか。しかしやはり、知名度は今一つのようでしたね…(笑)。
色々な要素を盛り込んだ、名古屋初のワンマンライブでしたが、最後にはお客さんも全員立たせて、一緒に身体を動かして盛り上がっていきます!…ここはやはり、2012年12月に行われた〔“TRI4TH AHEAD" Release Tour 2012 Final♪〕の経験が役立ったと言えそうでした。自分達も楽しく、この時ばかりはあっという間に時間が過ぎたように思います。個人的にも体調復活後の最初のライブという事で、一気に感覚を取り戻せた感がありました。やはり、外に出てライブをするという事は大切なんですよね。改めてそんな事を思えた1日になりました。
ちなみにこの日は、ずっと我慢していたビールを解禁(笑)。ただし1杯まで…。しかしその味の美味しさといったら、なかなか表現出来ないくらいでした。…というのは、インフルエンザに罹る直前のビールが、何だか美味しくないような感じがしており(恐らく、この時点で体調は悪くなっていたのだと思います…)、また美味しくビールが飲めるという状況が、何よりも嬉しかったのです。…さて、このまま元気に大阪でのライブも迎えていきましょう!
1月12日(2日目)
名古屋に1泊して、完全に元気を取り戻したような感じがありました。このまま“元気”に大阪に向かいましょう。名古屋から大阪は車で2時間程の距離なので、起床時間的にも、わりと余裕を持った出発(左下写真参照)というのも嬉しい限りでした。
そして、あっという間に現地へと到着(右上写真参照)です(笑)。ここは大阪は心斎橋にある Club Drop というお店で、なかなか大きな会場でしたが、この日は恐らくお客さんで満杯になるとの事。なんて楽しみな1日なのでしょうか…。先に到着していたカルメラのメンバーと落ち合い、そのままリハーサルへと突入させます。順調です。
リハーサルが終わってから、せっかく大阪に来たのだからと、近くのたこ焼き屋さんに行ったりもしましたが、やはりこの日は楽屋が面白かったです。なんせ、この日の出演者というのが、カルメラと自分達 TRI4TH、そして bohemianvoodoo と JABBERLOOP という、何かと縁のあるバンドばかりで、それらのメンバーが1つの楽屋に集結している様は、見た目のインパクトも凄いものがあった事を覚えています。改めて、今回のイベントに呼ばれた事に、感謝したい気持ちで一杯でした。
楽屋でのトーク?が、ある意味ライブみたいな盛り上がりを見せていましたが(笑)、そうこうしている内にイベントの始まり時間がやってきました。自分達も楽屋から会場へ移動しつつ、ステージを改めて眺めてみます。…既にお客さんで一杯の会場は、これから始まるライブに期待感が高まっており、いよいよこの一大イベントが始まるのだという雰囲気を予感させてくれたものでした。
開会の言葉?…として、カルメラのゴウシ氏とパクシン氏による挨拶があり、いよいよライブのスターとなりました。1番手は bohemianvoodoo で、勿論大きな拍手によって迎えられていました。bohemianvoodoo はクールさと熱さをバランス良く兼ね備えていて、本当にいつまでも見ていられるバンドだと思います。昨年夏に対バンした時〔すみだジャズ→ Jazz Jungle 参照〕(…というか、この時には JABBERLOOP もカルメラも一緒に対パンをしてます…笑)と比べ、より距離を近く感じる事が出来たのも良かったです。2番目の出番である自分達にも、大きな刺激を与えてくれたと思いました。
そして、自分達 TRI4TH の出番です。前日の2ステージだったワンマンライブに対して、この日は1ステージのみの1本勝負。いつも以上に魅力を凝縮したステージをお届けしなければいけません。“Sunlight Yellow Over Drive”や“Yellow Butterfly”等、盛り上げ度の強い曲をお送りしていきました。
更に、ここ大阪でも御当地ソングを用意してきました!…大阪でも民謡?…と思うかもしれませんが、ここは少し変化球を付けて、なんと阪神大ガースの球団歌、“六甲おろし”です(笑)。この時点でかなり挑戦的と言えますが、更に軽快なラテンリズムとスウィングという変化を付けたビートは、だいぶ攻めの内容だったと思います(笑)。恐らく、こんな“六甲おろし”は聴いた事ない…という感じだったでしょうが、何らかの痕跡でも残していれば幸いですね。
そして佳境に向かって、最後には“Dance 'em All”で締め括らせて頂きました。今回のような、ステージのすぐ目前にお客さんがいるという状況は、こちらの反応がダイレクトに返ってきて、非常に遣り甲斐のある環境でもありました。勿論、最後には皆で盛り上がってくれて、こちらとしても楽しい時間を過ごす事が出来たと思います。何だか大阪のパワーを貰ったような、そんな温かい気持ちになれたステージでもありました。それは勢い余って織田君がジャンプした後に、履いていた雪駄を真っ二つにしてしまうくらいです(左上写真参照)。それくらい凄いジャンプ力だったという事でしょう…(笑)。
さて、ライブはこの後もドンドン続いていきます。お次は JABBERLOOP で、こちらも圧倒的なパフォーマンスを見せてくれました!…1曲目から既にお客さんを掴んでおり、一緒になって踊ってみせたり、掛け声を掛けさせたり等、やはり見て、そして参加して楽しいバンドだと思います。ミスターソレソレこと、メルテン氏の安定したパフォーマンスも当然健在。会場が1つになってソレソレをやっていく光景は、想像以上の破壊力がありました(右下の写真は、特に意味はありません(笑)。
会場のテンションも更に上がっていって、ついに最後にカルメラの登場です。お客さんの熱気も最高潮に達しているようでした。カルメラはこの春に東京進出をする事が決まっており、大阪を拠点とするライブでは、そろそろカウントダウンという頃だったので、そういった気合いが見えるような、とにかく半端では無いステージングを見せてくれました。
そして凄いのが、お客さんもそれに負けじと付いていっているところです。当然なのかもしれませんが、ここにカルメラとお客さんとの信頼関係が垣間見えるわけで、それを含めてのバンドの凄さを感じたのでした。カルメラが攻めれば、お客さんも付いてくる。そしてお客さんも付いてくれば、更にカルメラは攻め始める…と、相乗効果が生まれていると思うのです。これもまた自分達へ、大いに刺激になった事でしょう。この光景を目に焼け付けておきたいと思ったのは、自分だけでは無い筈です。
そしてライブもアンコールになり、なんと、今回の出演者が全員ステージに上がり、1つの曲を行うという時間が設けられました。この全員…とは、本当に全員で、それこそ20名近い人数になっていたと思いますが(笑)、この楽器はステージ上に1つしか無いから…とかは、もはや関係ありません。楽器が空いていれば楽器を弾き、手が空けばお客さんと向かい合って楽しめば良いのです。この熱気だからこそ実現したとも言え、相当なインパクトを持つステージが出来上がりました。後はもう、写真を見れば明らかだと思います。
客席には人、人、人…。ステージ上にも人、人、人…と(笑)、本当に凄い状況でした。なかなか体験出来ない時間であり、非常に楽しく騒げた時間が過ごせました。そして、何だかんだで皆で個性を発揮しているところが面白かったです。色々な要素がギュッと凝縮された1曲だったと思いましたが、こう考えると、やはり音楽は素晴らしいですね。本当に皆様、どうもありがとうございました!
こうして、『JAZZ A GO GO Vol.2』のイベントが終了して、TRI4TH の関西ツアーも無事に終了となりました。2日間ながら色々とあり過ぎて、まだまだ自分達も頑張らなければいけないと思いましたが、まずは今回のライブの余韻に浸る事で、今後の展望を考えていきたかった感じでしたね…。
この後、自分は残念ながら途中で退散させて頂きました。…というのも、この次の日の朝一番の飛行機で自分は東京に戻り、昼間からライブに出演しなければいけなかったからでした。予約したホテルも、今回の会場から考えると距離があったので、早めの(…とは言え、既に23:00くらいにはなってましたが…笑)退散としたのでした。ひとまずは、自分の出来る事から頑張っていこう…と、そんな気持ちだったように思います…。この続きの出来事は〔TRI4TH 関西ツアーからの、代官山 la JEUNESSE 再公演!〕に書いていますので、良かったらそちらも参照してみて下さい。
とにかく、2013年早々、とても刺激的な期間を過ごす事が出来ました。インフルエンザが治ってて何よりな状況でした(笑)。また一緒にライブをやる事もあると思いますが、どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆カルメラのHP…http://www.calmera.jp
☆bohemianvoodoo のHP…http://bohemianvoodoo.jp
☆JABBERLOOPのHP…http://www.jabberloop.com
☆栄(名古屋)Doxy のHP…http://www.doxy.biz
☆心斎橋(大阪)Club Drop のHP…http://clubdrop.jp
hanamas は、津軽三味線とバイオリンのユニットで、これだけでも大変珍しい組み合わせだとは思うのですが、1音1音の伸びが短いがアタックの強い津軽三味線と、時に強く、時に柔らかい音で1音の伸びもハッキリと表現出来るバイオリンとのアンサンブルは、予想以上に役割分担がしっかり出来ていると思ったものでした。そして更に筝とピアノとの組み合わせ…。筝は楽器の特性上、たった1音で日本的な優美な世界を作り出す事が出来るので、ピアノの役割と言えばやはり、曲のボトムをしっかりと支えるような感じでしょう。低音楽器や打楽器がいない状況なので、この辺りを担当するとバランスが良くなると思ったのです。
正直、この4つの楽器の中で、一番色々な事が出来るのがピアノです。故に、曲上では音選択があり過ぎて、担当する部分は決まっても、どういう風に臨んだら良いかというのは頭を悩ませたものでしたが、ボトムをキープしつつも、後は他の楽器の出方次第…というように考えたら、案外スッキリとなったものでした。また、時にはボトム担当をやめてみたりすると、また違う世界感が広がって面白くなります。これも、他の楽器の出方次第でしょう…。皆、わりと決まったフレーズを弾いているようで、1音1音のアタックやダイナミクス等、場合によって色々と変化を付けてきて楽しいのです。
他の楽器の音を聴いてからピアノの弾き方を考慮するので、その時点でのレスポンスでは遅いのではないかと思うかもしれませんが、実は、変化のある弾き方に入る時には、既に何かしらの前触れを感じるものです。そして、その前触れを感じた上での変化への突入…。ここで全員の感覚が揃った時には、何物にも代え難い喜びがあるわけです。当然の如く、この4人でライブをやるのは今回が初めてだったわけですが、そういった瞬間が演奏中に幾つもあり、そして曲を進める毎に良くなっている感じがありました。楽しい時間を過ごせました。
hanamas の曲目は、オリジナル曲は勿論、日本民謡の曲やカバー曲、そしてクラシックの曲もやるところが特徴と言えましょう。クラシックのカバーはオリジナル性が強く、カノンが花音、トルコ行進曲が、モーツァルトコトコ行進曲(笑)とタイトルも変え、hanamas 流のアレンジが光ります。今回は演奏しませんでしたが、他にも沢山のアレンジ曲があるらしく、それらも非常に気になるところです。
今回、津軽三味線、バイオリン、二十五弦筝、そしてピアノ…と、奇しくも和楽器と洋楽器が2人ずつという構図にもなっていました。和楽器は音の雅性を生み出し、洋楽器は曲の軸となる部分をそれぞれ作り出していきます…。より追求していきたい組み合わせでもありますが、このカフェ・クレールで次回の公演が5月20日(火)に決まりました。本当はもっと早く再演させたかったのですが、なかなか4人の予定が合わず、このような日取りとなりました…。それだけ貴重な機会という証でもありましょう。是非ともこの特徴あるサウンドに御注目下さい。どうぞよろしくお願いします!
☆hanamas のブログ…http://ameblo.jp/hanamas-blog/
☆いぶくろ聖志君のHP…http://www.kiyoshi-ibukuro.com
☆西新井カフェ・クレールのHP…http://www1.adachi.ne.jp/clair/
…さて、今回の800回目の車両ですが、、、
これです。九州新幹線800系。記憶力の有る方は、前のブログの800回目の時〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、祝、800回目!参照〕にも登場した車両じゃないか!…と思うかもしれませんが、実はこの車両は、その800系の中でも後期に登場した、若干細部が異なっている車両なのです。
これは800系の1000番台、2000番台であり、新800系とも言われてはいますが、その呼び名はあまり一般的ではありません。乗り心地や走行システムの改善が行われ、外観上もヘッドライトの形状や、先頭車両の赤いラインの処理の変更が行われてはいますが、見た目には普通の800系のままと言って良いでしょう。
…とは言え、他に『800』、もしくは『8』という数字が付く新幹線車両はまだ存在しないので、少し強引ですが、この車両とさせて頂いたのでした。御了承下さいませ(ちなみに、この写真は Wikipedia のものです…いつか自分が個人的にカメラに収められたら、その写真に差し替えようと思います)。
さて、今度はいよいよ900回目となりますが、『9』という数字の付いた新幹線、ドクターイエローは既に以前のブログで登場してしまっています〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、祝、900回目!参照〕。やはり、北に目を向けるべきなのかもしれませんが、果たしてどんな車両が出てくるか、どうぞ楽しみにして下さいませ♪

5月16日(木)