今年は久し振りに自宅でゆっくりと年を明けさせましたが、せっかくなので初日の出の時刻まで待ち、自宅から日の出撮影に挑んでみました。ただ、晴れてはいたものの、部屋から太陽方面を望むと雲が多く、その瞬間は日の出時刻から約1時間後まで待たなくてはなりませんでした。そして、眠い目を擦りながらも…、
こんな感じで収められました。忍耐強い1年を象徴させてくれているのかもしれません。
さて、初詣となると、いつもなかなか足取りが鈍い感じで1日が経ってしまうのですが、今年は珍しく、元旦から浅草寺に足を運んでみました。少々遅い時間ではありましたが、流石に人は多く、その意味では元旦らしい元旦を過ごせたのではないかと思います。
そして、当然の事ながらおみくじも引いてみます…。情報によると、浅草寺は“凶”の割合が多い事で有名なのだそうで(昔から3割を凶としているのだとか。そして、境内に結ぶのも凶だけにするように…と書いてありました)、挑戦の意味でも?やってみたのですが、なんとか“吉”には至りました(笑)。ただ、吉も3割強はあるらしいので、出るところに収まった感じにはなりましたが…(笑)。
この浅草寺観音籤に書いてあったように、吉や大吉が出たからといって油断をしたり、高慢な態度をとってしまうと(笑)、凶に転じると…。また、凶が出た人も畏れる事無く、謙虚で柔和な気持ちで人々に接するようにする事で、吉に転じるとの事でした。…まあ、当たり前とも言えますが、分かっていてもその当たり前の事がなかなか出来ないのが世の常でもあります。これらの心得を大切に、今年も自分なりに誠意をもって活動していきたいと思います。今年も良い1年にしていきましょう!
☆浅草寺のHP…http://www.senso-ji.jp
1、人前(お客さんの前)で演奏したものは必ず数える
2、“飛び入りセッション”的なものは含めません
3、同じ日に2回以上、違うバンド(グループ)でやったものは、その都度数える
4、同じ日に2ステージ以上やっても、同じバンド(グループ)でなら1つと数える
5、ただし、途中でお客さん入れ替えの場合はその都度数える
6、同じライブで2バンド以上参加した場合は、その都度数える
これらの項目に則り、1つずつ数えていくと、、、
249本!
…となりました!…昨年よりは少なめの数字となりましたが、それでもやはり年に250本くらいは演奏しているのですね。この数字は、週あたりで平均5本となるので、今年もよくやってきたと思います。月毎の換算での最多は10月と11月で、どちらも26本という数字でした。全体的に、突出してライブの多い月があったという感じではなく、1年を通して平均的なライブ本数をやっていったという印象です。
この本数分、お客さんともお会いしているわけで、この1年で出会いもあり、縁もあり、これらはまた来年の縁にも繋がっていく事でしょう。改めて、良い1年を過ごせていたと思います。皆さんどうもありがとうございました。
…さて、恒例の?竹内トリオの忘年会です。今年は年末までバタバタしていまして、忘年会らしい忘年会が出来なかったのですが、こちらは無事に開催する事が出来ました。今年は、最後のラーメン屋も数えれば全4軒を梯子し、参加人数も少々ではありましたが増え、例によって自分は途中で爆睡し(笑)、いつものような年末らしい雰囲気を過ごせたと思います。
そして、このブログも今回で2014年最後の記事となります…。また2015年もペースを守りつつ?更新していきたいと思いますので、ご愛読頂けたら幸いです。今年もどうもありがとうございました。また2015年もよろしくお願いします。それでは皆さん、良いお年を!
又吉君とは、今まで何度か対バンした相手だけに留まらず、丸本さんの一番最新のCDである『Utautai』にコーラスとして参加、そして今年行われた丸本さんのワンマンライブ〔丸本達也、ワンマンライブも3年目へ…参照〕にもゲストコーラスとして参加してくれています。つまりはお馴染みの共演者でもあるのですが、今回のような2マンライブへの参加というのは勿論初めの事てで、どんなステージが展開されるのだろうと、こちらも楽しみにしていました。
2マンライブという事で、最初に又吉君がステージを行い、次に丸本さんがステージを行うというのが通常の流れではありますが、この日はそれ以上に盛り沢山な要素を加えていきました。まず一番最初から3人がステージに上がり、又吉君を中央に立てて、3人一緒に、アイルランドの映画、ミュージカルの『Once』から“Falling Slowly”を演奏していきます。曲の雰囲気は勿論ですが、コーラスワークが絶妙の曲で、3人で作り上げるという今日のライブに、正に相応しい選曲だったと思います。
その後は又吉君ソロのステージを進めていきますが、2曲だけ丸本さんも参加し、又吉君自身のオリジナル曲にギターや声を重ねて演奏していっていました。又吉君の曲はこの日初めて聴くものではありませんでしたが、ハーモニーを付ける等の音が重なっていくと、また更なる魅力が発見出来たように思います。本当に良いステージで、この後出演する自分達へも、大きな刺激に繋がったような気がしました。
…さて、この次は丸本さんのステージへ、…という流れではなくて、何故か自分のソロピアノのステージが約15分だけ用意されていました…(笑)。自分自身も驚きの流れではあったのですが、3曲程やらせて頂きました。
1曲目は、自分のオリジナル曲である“Overseas”、そして2曲目はカバー曲を…という事で、丸本さんのオリジナル曲“羽黒トンボ”をカバーさせて頂きました♪…この事は丸本さんにも内緒にしていたので、良いサプライズになったのではないかと思います(笑)。そして最後の3曲目には、もうお馴染みではありますが、“Spain”をお送りさせて頂きました。曲中にはお客さんにも手伝って貰って、プレイ&レスポンスの時間も久し振りに設け、楽しい時間を過ごさせて頂きました。これで、良い空気感で丸本さんのステージに繋げられたのではないでしょうか。
丸本さんのステージだけを見ても、この日は盛り沢山でした。ステージの1曲目には、珍しくカバー曲となる“You Are So Beautiful”をお届けし、いつものように今月の新曲や、お馴染みのDS(大ちゃんセレクション)もお届けし、演奏する頻度の高い“まわっているのは”では、お客さんの多くが「まわし」ていたので(右上写真参照…笑)、この時点で既に色々な事が起きていたような感じがしていたのですが、ここに更に又吉君が加わって、3人で最後まで突っ走っていくのです。如何に盛り沢山かが分かるというものです。ただでさえ曲中の構成が複雑な丸本さんの曲に(笑)、更にコーラスを付け加えていくのですから、聴く側も大変なのではないかと思うくらいですが、サラリとやってしまう又吉君も凄いものです。そしてやはり、豪華感も素晴らしい感じになっていたのでした。こちらも良い時間を過ごせたと思います。
アンコールには、ボブ・マーリーの“No Woman No Cry”。こちらも珍しい選曲だったようにも思いましたが、今年の締めとして、何だか相応しい曲だったようにも思えました。…最後まで盛り沢山だった今回のライブ。自分達としても、ひと回り大きくなれた感触を得られました。
これで今年のライブは終了となりましたが、来年からもまた丸本さんとはライブを月に1回のペースで続けていきます。早速1月21日(水)に同じく吉祥寺 Manda la-2 で決定しており、またいつものようにステージに立ちたいと思います。今年1年どうもお疲れ様でした。そして、また来年以降もよろしくお願いします。個人的に、この日がライブの弾き納めでもありました。こちらもどうもありがとうございました!
☆丸本達也さんのブログ…blog.livedoor.jp/waits2/
☆又吉康人君のブログ…http://ameblo.jp/diary-iris/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
そして年が明けて2014年の1月。中目黒楽屋にて、このメンバーで初となるライブを行いました〔新生黒船、初ライブ参照〕。ここで気付くのが、このメンバーで初めてライブをやってから現在まで、まだ1年が経っていないという事です。それだけ濃い1年間を過ごしてこれたのかもしれません。そしてこの時のライブの成功から、更なる黒船の発展が始まっていくのです。
前述のレコーディングでは、恐らくこの時はまだ、CD化させるかどうかは決まってなかったように思います。ここで使った手法がクラウドファンディングで、無事にプロジェクトは成功。CD化が決定する事に繋がっていきました(詳しくは➡こちら)。
そしてCD化が決定すると、その中に収録されている奄美民謡“豊年節”のMusic Video が公開されます〔黒船 Music Video“豊年節”緊急公開!参照〕。YouTube による効果は大きく、映像化させる事によって黒船というバンドのイメージが分かりやすく伝わり、多くの方に自分達の事を知って貰えるようになりました。
また、ほぼ同時期にCDのジャケット撮影(この同日には、CDのマスタリングも終了させました)も行われます〔黒船、初CDのジャケット撮影参照〕。こちらは Music Video とはまた異なった雰囲気でシックな感じに装い、黒船ブランドの幅の広さを披露させる事にもなりました。この事はCDに対する期待感を上げ、メンバーのバンドへの想いも、より強いものになってきたように思われます。
そしてついに7月5日、新作CDは『CROSSOVER』というタイトルが付けられて販売開始、同時にレコ発ライブが行われました〔黒船『CROSSOVER』レコ発ライブ!参照〕。多くのお客さんに迎えられ、皆で至福の時間を過ごせたのは記憶に新しいです。そしてこの時には、今までクラウドファンディング上でのみ、やり取りをしていたお客さんともお話しをする機会があり、色々な方に支えられてこの日があるという事を、改めて実感した日にもなりました。
このCD『CROSSOVER』はその後、9月に入ってから全国発売も開始され、より気軽にCDを購入する事も可能になりました。バンド的にはレコ発ライブ後にも何本かライブを行い、演奏曲のレパートリーを増やしたり、よりバンドサウンドの強化を図っていく事になりますが、その集大成として、CD『CROSSOVER』発売記念ツアーへと繋がっていくのです。福岡(左下写真参照)から始まり、大阪(右下写真参照)、東京を経て、最終日には念願の奄美でライブを行える事になり、更に大きなステップへと上がれたように思います。
この奄美でのライブは大きかったです…。そもそも黒船というバンドのコンセプトが、奄美の島唄と津軽三味線のサウンドをジャズにのせて…というものだったので、奄美でライブを開催出来るというのは、バンド結成時からの1つの到達点という認識が強かったかのです。このライブが実現したのも、LCC のバニラエアの存在は欠かせません。そもそも安い価格を提供している航空会社ですが、今回のツアーの協賛にもなって貰っていたのは大きな後押しとなっていました。奄美でのライブは大大大盛況!…色々な所で今回のライブのチラシを発見し、黒船への期待の高さが伺えるというものでした。そして、何よりも奄美の方々との繋がりを持てたのが嬉しかったです。今後の活動をする上で吸収出来た事も多く、とても重要なツアーになったと思いました。
そしてツアーを終え、黒船は新たなステージへ突入しました。2nd. アルバムのレコーディングです。ちょうど前作のレコーディングから丸1年を経ての新たな録音…。今までの良さも踏襲しつつ、この1年で培った事を全て注ぎ込み、更に新しいサウンドを目指してやっていきました。
レコーディングは先日の12月25日と26日の2日間掛けて行われましたが、これで終わりではなく、来年の1月にもその日程は予定されています。完成にはもう少々時間を要しますが、じっくりと吟味し、皆で納得出来るものを作りたいと思います。…思い起こせば、昨年の今頃はまだ、レコーディングした音をCDにさせるのかどうかさえ決めていなかったわけですが、今になって思えば、あの時CD化に踏み切って本当に正解でした。だからこそ、今の自分達があるとも言えましょう。
…さて、今度はどのような作品が出来上がるのでしょうか…。自分も楽しみに、そして黒船の成長と共に歩みながら、良い時間を過ごしていきたいと思います。改めてこの1年、どうもありがとうございました。そして来年もどうぞよろしくお願いします。
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
海外で演奏するのは初めてではありませんが、今回のように自分達で企画して(勿論、現地でブッキングで動いて頂いていた方はいますが)行うライブとしては初の経験となりました。所変われど、演奏する場所に自分達で出向き、お店の方と話しをしながら当日の進行を決めていってサウンドチェックやリハーサルを行い、そしてお客さんを招いて本番を迎える…というのは香港も勿論変わりません。…とは言え、海外でこういった経験をする事もなかなか無いので、とても面白く、そしてどこか安心もしたりしていました。
スケジュール的には、6泊7日で4本のライブ…。その内の1本は現地にて決まったライブでもあり、オープンマイク的なステージに飛び込んだ感じではありましたが、現地の方とのやり取りでライブが決められたというのは嬉しい出来事でもあったと思います。勿論、合間には香港の美味しい食事や、香港らしい風景を眺めながらの観光も適度に行いまして、演奏の時も、それ以外の時でも、充実した時間を送る事が出来たように思いました。
ライブの最終日に行ったステージでは、現地のミュージシャンとのコラボもやりつつ、しかもその相手とは打ち上げでも大いに盛り上がり(笑)、後々に日本に来た時に、いつの間に丹精君とは再会も果たしていたようです。こうした繋がりの延長で、日本のステージにも出演してくれる機会が作れるのも、正に自分達が企画したライブだからこそでしょう。そういった部分はやはり素晴らしいですよね。
…そしてまた、自分達は香港でライブをやる機会が来そうな感じではあります。まだまだ詳細は分かりませんが、次に繋げられるというのは何よりの喜びです。より多くの方に自分達の演奏を見て貰えるよう、更に磨きをかけてステージに戻って来れたらと思います。こうした貴重な縁が出来た事に改めて感謝です。ありがとうございました!
第1回目となる今回ですが、6月初頭に行われた、東京で、そして自らの企画としては初となるソロピアノライブ〔竹内大輔、初のソロピアノライブ参照〕を挙げたいと思います。これまで地方等でお声が掛かり、結果的にソロピアノのライブが行われた事は何度かありましたが、自分自身で企画を立ち上げ、自分自身のソロライブを行ったというのは今回が初めてでした。
場所はお馴染みの外苑前 Z・imagine でやらせて頂きましたが、ステージ上に1人という状況だけで、こんなに環境も変わるのかというくらい、刺激的な1日でした。自由過ぎる反面、全責任も自分自身に伸し掛かってきます。責任感を背負うライブという意味では、リーダーライブというのが似たような状況にあると思うのですが、それともまた違った緊張感がありました。
ステージの最初から最後まで、本当に大変な時間だったという印象でしたが、その分遣り甲斐も大きく、直ぐさま、やっておいて良かったという気持ちになりました。演奏においてピアノと1対1で向き合える時間というのは、バンド編成ではなかなか得られないものです…。そして、ピアニストならば誰しもがソロピアノライブをやってみたいと言われる事実を、経験で得られたような気持ちになれたのでした。
約1時間のステージを2回…と、これまで経験したライブからしたら僅かな時間だったとは思いますがが、確かな手応えと、今後への応用に繋げられる経験値を沢山貰えたような気がします。そして、また機会があったら、こんな場に身を置いてみたいと思うのでした。
もう、このソロピアノライブから半年以上が経ちましたが、再度このようなライブを開催するには、個人的にはもう少し時間が欲しい感じです(笑)。ただ、きっとやりたい瞬間がいつか来るのだろうな…という想いにも駆られます。今後も色々な事を経験、吸収し、そしてその後の自分自身の勝負の場として、またこのステージに帰って来れたならと思いますね。それまでは精進あるのみです。今後も引き続きよろしくお願いします!
ここは面白いお店で、まだオープンして1年も経っていないようですが、店内にはぬいぐるみの動物(結構リアルなのです)が何体か置かれ、それがモジャモジャなので店名の由来になっているようですが、他にもキラキラの照明やゴージャス風なステージ等、何だか映画のワンシーンを見ているような、少し現実離れした雰囲気が楽しいお店と言えるかもしれません。勿論、自分達も初めての出演でした。
そして、クリスマスライブ…という名目もあり、いづみさんも、いつも以上に気合いを入れてステージに臨んでいた気がします。ステージの最初には、出演メンバーが客席に馴染むように席に着いていて、自分のピアノ伴奏だけが徐に始まり、徐々にその客席からメンバーがステージにひとりひとり上がり、曲を完成させていくという手法を取ってオープニングらしい光景を作っていきました。また、いづみさんが自らタップに挑戦したり(左下写真参照)、タップダンサーの丹精君と共に“Feliz Navidad”(スペイン語で Merry Christmas)を歌ったり(右下写真参照)、更にはお店のマスターまでもがステージに上がってラップで加わり…と、今までに無い場面を数多く作り、よい大きなスペシャル感が出ていたように思いました。
曲目もクリスマス曲が多めな、正にクリスマスらしい1日が過ごせたと思いました。演奏自体は探り探りな部分もありましたが(笑)、皆で楽しいステージを展開させようという気持ちは、人一倍大きく披露出来たのではないかと思います。衣装に至っても、いづみさんプロデュース?で拘りを見せていたりしますしね。
弾楽のライブは、まだまだ年内に存在します。お馴染みの静岡県内にてですが、こちらも新しく演奏する場所となるようです。まだまだ新たなお店でのライブを展開していく弾楽…。そして挑戦も新たに…という事で、年内も駆け抜けていきます!
●弾楽、静岡ツアー
・12月27日(土)沼津 Karin(Facebook のページ)
Open…14:00〜、Start…詳細不明、Charge…3500円(1ドリンク、軽食付き)
・12月28日(日)富士 Blitz Coffee
Open…18:30〜、Start…19:00〜、Charge…3500円(1ドリンク、軽食付き)
※以上、メンバー全て、《弾楽》(Fl)いづみ、(Key)竹内大輔、
(B)中司和芳、(Tap Dancer)丹精
どうもありがとうございました!…そして、メリークリスマス♪
☆渋谷 The Guinguette by MOJA のHP
…http://www.cafecompany.co.jp/brands/partyplan/the_guinguette_by_moja/
●1月7日(水)、8日(木)、9日(金)、28日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)山崎信子(7日のみ)、(Vo)折井敦子(8日のみ)、
(As)松山ますみ(8日のみ)、(Vn)Tsukasa(9日、28のみ)、
(Vo)白石恭子(28日のみ)、(Key)竹内大輔
2015年の演奏仕事の幕開けは、お馴染みの赤坂 Kuro から始まります。
1月も個性豊かな共演者と演奏させて頂きますが、このうち28日は、
早速?自分のバースデー・ライブ的な日となっているようです。自分の
誕生日は29日なので、この日が最も誕生日に近いライブ日ではありますね
(29日はレコーディングなので…)。2015年もどうぞよろしくです!
●1月10日(土)武蔵中原 Coffee Spot Life
Open…10:00〜、Start…20:00〜2ステージ、
Charge…1500円(1ドリンク付き)
Member…(Vo)五島揚子、(Pf)竹内大輔
初めてのお店でのライブです。JR南武線の武蔵中原駅から徒歩2分程の所にある
喫茶店 Coffee Spot Life にてで、ライブは毎週金曜日と土曜日に行われている
ようですが、今回はボーカルの五島さんとのデュオ編成で出演させて頂きます。
どこかで聞いた事があるようなポピュラーソングを中心にお送りする予定です。
ミュージックチャージも安めの設定なので、どうぞ気軽にお越し下さいませ!
●1月11日(日)野毛(横浜)ジャズ喫茶ちぐさ
Open…17:30〜、Start…18:00〜2ステージ
Charge…2500円(1ドリンク付き)
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳
野毛にあるジャズ喫茶ちぐさでのライブですが、今回はバンド“弾楽”で
出演する事になりました。今まで以上にジャズらしい雰囲気でやっていける
1日になるのではないかと思います。どうしても静岡県でのライブが多く
なってしまっている弾楽ですが、東京・横浜でも演奏出来る機会が徐々に
増えているのは喜ばしい事です。是非この日のチャンスをお見逃し無く!
●1月12日(月・祝)池袋 Apple Jump
Open…18:00〜、1st.…19:00〜、2nd.…20:30〜、
Charge…3800円、学生2000円(共にドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
2014年中にCD『CROSSOVER』発売記念ツアーを終えた、お馴染み
黒船による、新年1発目のライブです。福岡や大阪、そして奄美でのライブを
大成功に終えた黒船が、今度はどのようなライブを見せていくのか、大いに
注目してほしいライブでもあります。また、このライブの時点で、新しい
CDのレコーディングが徐々に始まっており、新たな方向を探った自分達が
見れるのではないかとも思います。この日は約20名様限定でのライブと
なっていますので、早めの予約をお勧めします。よろしくお願いします!
●1月16日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:00~、Start…19:30~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)黒田まこ、(Pf)竹内大輔、(B)川畑よしのすけ、(Ds)吉峯孝治
お馴染みの経堂 Crazy Love の新年1発目のライブは、こちらもお馴染みの
ボーカルの黒田まこさんと共演させて頂きます。いつもより少し早い19:30
スタートで(…とは言え、結局20:00スタートくらいになっていますが…笑)、
ジャズ・スタンダード・ナンバーを中心にやっていきます。お楽しみに!
★1月18日(日)吉祥寺 Sometime
Open…11:00~、1st.…14:00~、2nd.…15:30~
Charge…1000円(要1オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
竹内大輔トリオの新年最初のライブは、お馴染みの吉祥寺 Sometime の
昼の部でやらせて頂きます。自分達は、新しい作品となるレコーディングを
既に終え〔竹内大輔ピアノトリオ、4作目のレコーディング参照〕、発売に
向けて準備を着々と行っていますが(お待たせてしていますが、発売時期が
少し遅れ、4月中旬頃になりそうです)、今回はその発売前の最後のライブと
なりそうです。最近のトリオのライブでは、新作CDに入れる予定の曲を
多めに演奏してきた感じがありますが、この日はそんな枠には捕われず、
色々なレパートリーから曲を持ってきて演奏したいように思っております。
その自由さを、曲を通してトリオとして経験してこそ、今後のトリオの
ライブが生きるような気がするのです。お昼過ぎのライブではありますが、
熱いものをお届けしたいですね。Sometime のランチは人気が高く、
この日も早めの予約をお勧めしたいです。どうぞお待ちしております♪
●1月19日(月)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
ボーカルの白石恭子さんと、2015年もお馴染みの赤坂 Pro-Amuse で
演奏をしていきます。そして御想像通り?この日は自分のバースデーを
祝うような時間が用意されているんだか無いんだか、…というような
感じでやっていきます(笑)。どうぞお付き合い頂ければと思います。
2015年も Pro-Amuse を盛り上げるべく、よろしくお願いします!
●1月21日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ボーカル・ギターの丸本さんとも、2015年も毎月恒例としてライブを
やっていきます!…この日は普通の対バンのライブですが、自らの個性を
出しつつ、インパクトを残せるような1日になれればと思います。この日は
どんな新曲が生まれるのでしょうか。楽しんでやっていきましょう♪
☆1月23日(金)渋谷 Plug
Open…18:30〜、Start…19:00~、TRI4TH の出番は2バンド目、20:00〜(予定)、
Charge…前売り2500円、当日3000円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH の2015年初ライブになります。リニューアルされて更に大人な
雰囲気に生まれ変わった渋谷 Plug にて、対バンライブでの出演となります。
TRI4TH は昨年から新しい作品の制作に取り掛かっていて、新曲も生まれつつ、
既存の曲のアレンジも進めつつ、サウンドの一体感もこれまで以上に拘って
臨んでいきます。短い時間ではありますが、是非とも楽しんで下さいませ。
これが TRI4TH ライブの新年一発目です。皆で集まって乾杯しましょう!
●1月24日(土)尾山台 Live Cafe HAYASE
Open…11:30〜、Start…19:00〜、
Charge…2500円(ドリンク、オーダー別)、3500円(1ドリンク&おつまみ付き)
Cast…北條馨梨、真灯かなた、RUI、KOJU、他、
Musician…(Key)竹内大輔
GOLDENBIRD records の北條馨梨さんプロデュースのイベントが、
今年の1月から毎月第4土曜日にこの HAYASE で行われる事になり
ました。出演者を限定させ、気軽に見れる雰囲気があるかもしれません。
『SUPER KARI-PANDA LIVE Vol.1』というタイトルが付けられて
いるのですが、どうやら北條さんが“かりぱんだ”なのだそうで(笑)、
パンダの被り物を付けている写真も挙げられていまして、これは今からどんな
内容になるのか楽しみですね。自分も演奏で、バラエティに富むキャスト陣の
個性を沢山引き出せるように頑張ります。第1弾、どうぞお越し下さいませ!
●1月25日(日)富士 Koln
Open…18:00~、Start…19:00〜2ステージ、
Charge…前売り2500円、当日3000円
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳
Special Guest…(Ds)チッコソウマ
新年2015年から活動的な弾楽ですが、富士の Koln にて、再度ライブを
やらせて頂ける事になりました。そしてこの日もまた、自分のバースデーを
祝って頂ける日にしているのだそうで、何とも有り難い事なのでございます。
ゲストには前回と同じく、ドラムのチッコソウマさんをお呼びし、豪華に
やっていきたいと思います。さてさて、どんなライブが展開されるでしょうか。
●1月27日(火)代官山山羊に、聞く?
Open…19:00〜、Start…20:00〜2ステージ
Charge…4000円(1ドリンク&お年玉スペシャルプレート付き)
Member…(Vo,G)清水愛、(Vo)川上彬子、
(Key)竹内大輔、(B)相澤拓也、(Ds)Soki
ボーカルの清水愛(EYE)さんと、川上彬子さんによる、2015年
新年会ライブです。昨年は〔DIVE to WORLD !!!!~For 2014~〕という
タイトルが付けられて行いましたが、今回はシンプルに“新年会ライブ”と
銘打たれております。これは飲むしかありません(笑)。ライブも勿論
そうですが、プレートに愛さん地元の福岡の名物を入れたり、彬子さん
特製のオリジナルカクテルが用意される等、こちらの見所も見逃せません。
そもそも、今回のメンバーで集まる事自体が久し振りでしたので、今回の
ような機会がある事が嬉しく思うのです。一緒にはしゃぎましょう♪
以上になります。この他にも、何本かのライブが予定されていまして、そちらは決まり次第、順に更新していきますので、チェックの程どうぞよろしくお願いします!…2015年も楽しい1年にしていきたいですね。1つ1つのライブを大事にやっていきたいと思います。
それでは、2015年もどうぞよろしくお願いします!
今回のツアーは、ボーカル・ギターの丸本達也さんの出身地である広島で、初の凱旋ライブを行うというもので、丸本さんと一緒に演奏をし始めてもう何年にもなりますが、ついにこの時が来た…という感じでした。何事も、凱旋ライブは本人にとって一大イベントの筈で、その瞬間に自分も御一緒出来るという事は本当に有り難い事なのでした。当日は現地集合としていたので、いつものように自分は回り道をして広島に向かうのですが、当然の如くそれも含めて、少々振り返っていきたいと思います。
1日目(12月23日)
まず、大方の予想通り、自分は直接広島には向かっていません(笑)。結論から言いますと、まずは飛行機で山口県の岩国空港へと飛びました。岩国に空港などあったかな…と思うかもしれませんが、元々アメリカ海兵隊と海上自衛隊が発着する岩国飛行場というのがありまして、これが2012年の12月に、実に48年振りに民間機による定期便が復活したのでした。この時に岩国錦帯橋空港という愛称が付けられています。
就航したのは全日空の羽田便で、1日4往復が設定されました。今のところ、この空港を発着する定期便はこれだけですが、実は岩国市は山口県なものの、位置的に広島市からそう遠い場所ではなく、数は少ないですが広島バスセンターへのバスも空港から運行しており、その所要時間は約1時間半程のようです。広島にも広島空港という大きな空港がありますが、市内へは距離があり、バスで約1時間程掛かるので、広島が目的地でも、場所によっては岩国空港を使うという選択もあって良さそうです。
…という事で、興味津々で岩国空港行きの便にのりました。着陸寸前には、瀬戸内海の上空からゆっくりと景色を眺める事が出来ましたが、なかなか見慣れない景色に、新しい就航地という状況を感じます。空港も、滑走路からターミナルまで、だいぶ距離があるなと思ったのですが、そもそも米軍基地と共用をしているので、建物のスペースのやり繰りにの結果かもしれません。ターミナルビルは2階建ての本当にシンプルな構造で、飛行機を降りてから1分くらいで、すぐに出口に着いてしまう程でした。
まだまだ綺麗で新しく、これからの潜在性を感じさせてくれます。山口県には既に山口宇部空港という、こちらも小さめな空港がありますが、広島県への旅客も視野に入れられるのは岩国空港の方でしょう。これからどのような発展を見せてくれるのか、楽しみでもあります。個人的には LCC の就航か、いっその事 LCC 専用の空港にしても良いような気がしてしまいますが、如何なのでしょうか。
…さて、時期が時期だけに、ターミナルビル内には大きなクリスマスツリーも飾ってありましたが、そんなにゆっくりはしていられず、バスで岩国駅へと向かいました。飛行機の発着に合わせて運行されているので、これを逃すとなかなか大変なのです。
そして、そのまま錦帯橋へと向かいました。岩国錦帯橋空港とも呼ばれているだけに、ここでの有名観光スポットは錦帯橋です。自分はまだ足を運んだ事が無く、前々から行ってみたい場所でもあったので、これも回り道の一環として足を延ばさせて頂きました♪
これです。もう、本等に載っている写真で見たままではありませんか(笑)。5連のアーチは美しく、周囲の雰囲気とも相まって、日本三大橋に数えられているのも納得です。一応、対岸まで往復もしてきました。…実はこの錦帯橋、自分が中学生の頃に、学校の課題か何かの挿絵で描いた事があり、その時に錦帯橋と分かっていたどうかは不明ですが、変に思い入れのある橋でもあったのでした。絵の構図的に、ここから見た景色だったのかとか、当時に想いを馳せながら、良い時間を過ごせたような気がしました。
…さて、岩国駅へ戻り、電車で広島方面へと向かいます。その前に、腹ごしらえもしておかなくてはなりません。旅のお供は、岩国名物という岩国寿司(右下写真参照)。サンドイッチ状の押し寿司とでも言いましょうか。車内用に購入したので、それは小規模なものでしたが、十分に満足出来る代物でございました♪
岩国駅から乗るのは、JR西日本の山陽本線。広島方面へは日中ですと1時間に約3本程運転されています。広島から見ると、岩国は広島への通勤圏の最西端ぐらいにあたるので、岩国出発時点では何となく穏やかで、のんびりとした風情の列車旅…という感じでした。列車はすぐに広島県へと入り、広島圏内の郊外線という感じで、1つ1つの駅で乗客を拾っていきます。
車窓右手に厳島が見えてきて、暫くすると宮島口駅に着きます。ここでいったん降り、近くにある広島電鉄へと乗り換えました。勿論、厳島神社も、かなり遠目からではありますが見ておきます(左下写真参照)。この辺りは、中学の修学旅行でも来た場所でもあり、何だか懐かしいですが、そう言えば、2006年に行われた〔さばいばる伊藤、西日本・九州ツアー(2006.12.2~12.9)〕の時にも、ここに寄っていましたね。どちらしろ懐かしいですが…(笑)。少しは写真も成長しているでしょうか。
さて、広島電鉄に乗り換えたのは、ただ単に気分転換をしたかったからではなく(それも無くは無いですすが…笑)、今回の演奏場所、そして泊まる場所が広島市内の中心部付近に位置し、広島電鉄を使った方が便利だったからです。広島電鉄は日本最大の路面電車でもあり、これから乗る宮島線という鉄道線も所有しています。路面電車の事を軌道線と言いますが、広島電鉄では鉄道線と軌道線の直通運転を行っており、ここから広島市内中心部に乗り換え無しで行く事が可能なのでした。
広島市内に入り、軌道線に乗り入れます。ここからの路線網は少々複雑で、まだ自分も全ての路線を乗った事が無いので把握してませんが、これは明日の楽しみに取っておく事にしておきましょう(笑)。ひとまずホテルへと到着して荷物を置き、この日の演奏会場であるアンティークというお店に歩いて向かいました。
既にお店には丸本さんがいらっしゃっていて、色々とセッティングを行っていました。ここはライブハウスではないので、音響云々等は、全て自分達でやり繰りしなければならなく、お友達の方に手伝って貰っていて、相談しながら音を作っていっている感じでした。わりと広めなお店でしたが、今日は丸本さんの親戚一同も含め、ほぼ満席が予定されているそうで、こちらとしても気合いが入ります。丸本さんも、久々に会う友人の方と沢山話しをされてて、緊張の様子を見せつつも、目がキラキラしていたような印象でした。恐らく、誰よりもこの日を楽しみにしていたのではないでしょうか。自分もお好み焼きとビールを早速頂きつつ(笑)、本番により良い形で臨む事にしました!
そうして迎えた本番。まず、お客さんの殆どが、自分の事を「大ちゃん」と普通に呼んでくれているのに圧倒されます(笑)。実はこのライブの宣伝の為に、丸本さんが事前に特設サイトを作ってくれていて、そこで自分の説明もしてくれ、もう既に自分の情報はお客さんに伝わっているような感じだったのです。嬉しいいやら、何だか恥ずかしいやら…。これが広島のパワーなのだと理解しながら、曲を進めていったものでした。
実は今回は、全3ステージの長丁場のステージが用意されていて、それもそれぞれが約8曲くらいの配分だったので、本当に体力との戦いでもありました。初の凱旋にして、かなりの気合いが入っていたようですが(笑)、それを如何にして長く感じさせないようにするのかも、今回の工夫の1つでもありました。
まず、1ステージに1曲はカバー曲を入れました。丸本さんのライブでは、御存知のように殆どが御自分のオリジナル曲となっているのですが、友人・親戚とは言え、丸本さんのライブを見るのが初めてという方々にとっては、カバー曲を1曲入れる事で、少し気が解れて聴く事が出来るかもしれません。また、それは自分達にとっても、良いステージバランスへと繋がらせてくれる状況でもあるのでした。
そして2ステージの1曲目には、自分のインストで“Spain”もお送りしました。これは丸本さんからの提案でもありましたが、これだけボリュームのあるステージですと、やはりインスト曲も大事なような気もします。また、事前に自分のCDの事も宣伝してくれていたようで、すんなりと自分ソロのステージへと溶け込ませる事が出来ました。何だか有り難かったです。
また、3ステージ目の時ですが、丸本さんの友人の方がコーラスで参加するという挑戦も盛り込んでみました。曲は“トマトスープ”と“レインボー”。特に“レインボー”の方は、かなり練習を重ねてきたらしく、力強い歌声を聴かせてくれていました。
このように、色々と工夫を重ね、そして温かいお客さんにも救われ、3ステージは予想以上にあっという間だったような気がしました。この後の3曲ものアンコールがそれを物語るというものです。…とは言え、やり切った感じは勿論ありました。凄くボリューミーだった認識も当然あります(笑)。ただ、今回は初の凱旋ライブだったという事を考えると、やはりこれくらい演奏して良かったのではないかと思います。丸本さんの気合いの入れようを篤と御覧あれ!…という感じだったでしょうか。皆も笑顔で迎えられたエンディングは、とても印象に残りました。
本当に、この日の為に色々と打ち合わせを重ね、多くの方の協力を経て実現させられたという達成感が見えたライブでした。こういった空気感を一緒に共有出来た事が、何より自分は嬉しく思うのです。前述のように、丸本さんと一緒にライブをやって、もう何年も経ちますが、こうして丸本さん自身の地元の広島まで足を延ばす事が出来た事に、心から感謝です。そして、次回にまたフィードバックさせて繋げる事が出来たら何よりですね。貴重な経験を、どうもありがとうございました。また広島に戻って来れたらと思います!…とにかくこの日は飲みました。当然、美味しさも格別だったからなのです!
2日目(12月24日)
この日は広島空港からの夜の便で東京に帰る事にしていましたが、せっかく広島に来ていて、そのまま真っすぐ空港に向かうわけには当然いきません(笑)。朝の7:00前には起床し、まずはJR可部線という路線を鉄道さんぽ〔鉄道さんぽ 24.(JR西日本、可部線編)参照〕して、その後も広島市内近郊の鉄道に乗りまくる1日を過ごすのでした。
可部線(上写真参照)は『鉄道さんぽ』として乗ったので、途中下車もしながらじっくりと時間を掛けて乗り潰した結果、僅か14km程の路線なのに、乗り終えて広島駅に戻って来た時には13:00頃になっていました。この時点で残り時間との相談?の結果、広島ネットワークの一角を築く、広島電鉄とアストラムラインの完乗を目指す事にしました。後者は1路線しか無いので簡単ですが、広島電鉄は昨日乗った鉄道線と、広島市内に多路線を所有する軌道線とが有り、路線網が複雑で、この時点の残り時間で全路線が乗れるのかどうかは正直分からないところがあったのですが、そんなの迷ってる暇があったら乗ったれ!…という気持ちで挑戦させて頂きました。こうして地味ではありますが、広島市内の私鉄路線探索が始まったのです。
まずは広島電鉄で広島港(宇品)に行き、広島港宇品旅客ターミナルも見ておきます。ここは広島の海の玄関口で、丸本さんの生まれ故郷である江田島にも、ここからフェリーが出ており、色々と時刻表を見てみると、成程、フェリーは1時間に1〜2本で所要時間は約20分…。こうした情報から、島とどれくらいの行き来があって、どれくらいの距離感があるのかを理解したりするのが好きなのです(笑)。…とは言え、あまり時間が無いので、直ぐさまここは後にしなければなりません。鉄道探索もなかなか大変なのです(笑)。
広島電鉄の路線は色々あって、メインの路線ならまだ良いのですが、盲腸線のように、終点まで行ったらまた同じルートを戻って来なくてはならない路線等もあり、それらも丹念に乗り潰していくとなると、大手私鉄並みのルート探索をしていく必要があります。どのようなルートが最も効率的で、色々な列車に乗れるのか。…とは言え、そんな事を考えていくだけで、どんどん時間は経ってしまうのですが(笑)。
そんな状況もあって、広島電鉄の最後の1路線を乗る前に、先にアストラムラインに乗る方が効率が良いという判断になりました。ただ、こちらも盲腸線と言いますか、長い1路線が郊外に延びていくという感じで、なんとか効率の良い戻り方は無いのかと考えます。そんな時に、終点の1つ手前の大塚駅付近から、広島高速4号線経由のバス路線がある事を知り、この短絡ルートで一気に横川駅の近くまで来れ、広島電鉄での最後の1路線へと乗り継ぐ事が出来たのでした。ちなみに、その路線は江波線という路線でありました。
…何だか広島電鉄の車内に、色々と装飾が成されています。そう、この日はクリスマスイブという日でもありました。たまたまですが、この時に寄った広島電鉄横川駅には、イベント列車の到着〔丸本達也、初の広島凱旋ライブ参照〕に鉢合わせする事もあり、束の間のクリスマス気分を体験する事も出来ました。そして江波駅に到着と同時に、広島電鉄の完乗も果たす事になったのでした。お疲れ様でした!
しかしこの時点で、広島空港行きのバスの発車時刻に、本当にギリギリの状態になっていたという事が判明します。発着の広島バスセンターまで、江波駅からは距離的にはそんなに遠くはないのですが、路面電車は普通の電車より速度が遅く、また、少々時間も読めない交通機関ではあるので、この後は本当に時計と睨めっこという状況が続きました。
広島バスセンターの最寄り駅である紙屋町西駅までの所要時間と、現在の時刻をプラスさせ、机上の予定でも、電車を降りてからバスの発車時刻まで約10分。これが、実際には7分ぐらいにまで縮められてしまっていたような気がします。これは、空港バスを何度も利用している方なら容易いでしょう。しかし自分はというと、広島バスセンターを1度も利用した事が無い身で、まず、広島そごうと同居している事を初めて確認し(笑)、予想以上に広い建物に戸惑ってしまうのです。しかも入った入口が悪かったのか、バスが発着する3階になかなか行けず、全部階段を使って移動したものでした。
…こうして、本当にギリギリで空港行きのバスに乗り込み、無事に事なきを得ましたが、もう身体共にヘトヘトな状態でした。広島空港までは約50分の行程と、決して短くはないですが、この長さが逆に有り難い所要時間でもありました(笑)。
そして全日空の最終羽田行きの便に滑り込み、今回の広島ツアーは終わりを告げました。機内はそんなに混んでいなく、全体的に静なフライトでしたが、機内前方を見ると、こちらにもささやかながらクリスマス装飾が成されているではないですか。更には、機内が寝静まった雰囲気になっていた頃に、CA達によって飴がこっそりプレゼントされているという演出まで付いていました!…クリスマスイブという日に、貴重な体験をさせて貰えたと思います。何だかこのツアーから、最後に小さなサプライズをされたような感じで、非常に思い出深い2日間となりました。どうもありがとうございました。これは、また絶対に伺いたいですね!
☆丸本達也さんのブログ…http://tatsuya.blog.jp
☆広島アンティークのHP…http://antique-na.jp
1日目(11月27日)
このブログを何度も見ている方は分かると思いますが、自分のソロツアーで九州方面に向かうのは基本は飛行機で、それこそ毎回毎回バラエティに富む行き方で訪れました。そろそろ行き尽くしたのではないかと思いそうですが、航空会社の事情も変化に富んでいるようで(笑)、また新たなやり方で九州に飛ぶ事になりました。
〔竹内大輔、北九州ツアー(2012.4.5〜4.11)〕の時に使った Peach という航空会社を覚えてますでしょうか。この時は就航したてで、まだ東京には就航していなかったのですが、最近、成田空港〜関西空港便が就航しまして、ついに東京(成田ですが)にも顔を出す事になったのでした。値段は、就航キャンペーンという事で、2980円という破格の値段が提示されていまして(タイミングさえ良ければ、もっと安い運賃もありました)、恐らく、今後ツアーを行う時にもお世話になる機会が増えてくると思うので、今のうちに乗っておく事は責務のような感じがしてしまいました(笑)。また、お気付きかもしれませんが、行き先が関西空港になっているので、ここでまた別の航空会社に乗り換え、そこから先はスターフライヤーで福岡空港に向かう事にしました。どちらも大手会社より安い値段を展開させている航空会社ですが、片や LCC、片や高品質と、その戦略は全く異なるものです。その2社を乗り比べてみるのも面白いかもしれません。Peach は成田空港の第1ターミナルの1階にチェックインカウンターを設けてあり、例によって早起きを敢行し、いざ関西空港へと(笑)向かったのでした。
今回で2度目の搭乗となりましたが、やはり狭さは否めません…。足を組むのが少し難しいくらい…とでも言いましょうか。飛行機によっては最新式の座席になっていて、そちらは若干足下が広くなっているのですが、今回は以前のタイプでした。…とは言え、約1時間半程の所要時間なので、この値段なら文句を言っている場合ではないでしょう。折しも、この日はとても良い天気で、富士山は勿論の事、関西空港に到着する前に見える、奈良盆地(左下写真参照)や、和歌山県の紀ノ川付近(右下写真参照)等、飽きさせない機窓が続いていたものでした。
こうして、関西空港に定刻に到着しました。以前、ここに来た時は、まだターミナルというものが無いような状態だったのですが、ついに関西空港には Peach 専用と言えるターミナルが出来まして、これは国内初の LCC 専用ターミナルでもあるそうです。ここを発着する Peach の飛行機はボーディング・ブリッジを使わず、タラップのみ。しかし前後に2つ取り付けて旅客の乗降をスムーズにし、定刻を維持しようとしています。また、トーイングカーも使わず、飛行機は出発時、最初から自走で滑走路に向かう等、徹底したコスト削減化が図られているのです。
ターミナルは大きな倉庫ような、とても簡素でシンプルなものでしたが、新しく綺麗な雰囲気はあり、これから施設等も充実してくるのかもしれません。旅客的に、何も問題無さそうなターミナルではあると思いますが、1点を挙げるとすれば、今までの第1ターミナルと離れた場所にあり、かなり余裕を持って行動をしなければならない事かもしれません。無料バスで両ターミナルは結ばれていますが、約5分程掛かり、飛行機の到着時には結構な混雑になるので、予定を詰め詰めで行動する方にとっては危険が伴いそうです。自分は、次の飛行機までの時間を多目にとっておいたので大丈夫でしたが、値段が安いなりに、どこかで覚悟をしておく気持ちを持つ事が大切かもしれません(笑)。
…という事で、軽めの昼食をとり(笑)、お腹も膨れてスターフライヤーの搭乗口へ。こちらは LCC という括りでは無いものの、大手より安い、…そして高品質を提供してくれるという、独自性の戦略を打ち出している航空会社で、自分も既に何度か利用しています。
座ってみると、まあ広い事広い事…。先程が Peach だったので、比べるのが少し可哀想になるくらいですが、スターフライヤーでは通常の航空会社よりもシートピッチを広めに設定してあって、更にフットレストや個人用モニター等、エコノミーシートとしては国内で最も豪華な座席の1つに挙げられるかもしれません。こうなると先程とは逆で、この短い所要時間が惜しまれてしまうような気がしてしまうのですが(笑)、実際、機窓を見ていたり、モニターの番組を楽しんでいたりしていると、もう福岡空港に向けて高度を下げている状態でした。あんなに晴れていた天気が、福岡ではどうやら雨という天気で、たちまち雲中飛行になってしまいましたが、こちらはモニターがあるので退屈知らずなのです。
そして無事に福岡空港に到着しました。この時点で、まだまだ昼過ぎという時刻で、この日のお店には18:00入りぐらいで良いと言われていたので、またのんびりと空港探索。そして、のんびりと電車に揺られながら会場に向かおうと決心した次第でした(笑)。
そうして時間になり、いつものように小倉駅で Daddy さんと待ち合わせ、この日の演奏場所である、ぎゃらりー環という場所に到着しました。薬屋の2階に位置し、見た目は普通の建物だったのですが、中に入ってみると、だいぶ広いスペースの向こうにアップライトピアノが置かれ、マイクもセッティングされているような状態でした。外からは想像も出来ないような感じでしたが、なるほど、ギャラリースペースと考えれば納得いくような広さだとも思います。
早速、リハーサルを行いますが、いつものように時間をあまり掛けず(笑)、そのまま本番を迎えるという形になりました。ピアノの位置的に、どうしても客席に背を向けなければならなかったのが気になりましたが、これはピアノソロステージの時には少し角度を付け、なんとかそれらしい形を取るようにしました。
最初は Daddy さんとのステージ、次に自分ソロのステージという順番で進めまして、この日はお客さんは少なめではありましたが、和やかなムードでやっていけました。もう自分も何度も北九州に来させて貰っているので、顔馴染みのお客さんも増えて、本当に嬉しく、そして有り難く思います。この日も、そんな方々と楽しくやり取りをさせて頂き、北九州に呼んで貰えている喜びを感じたものでした。
お店の方にもお世話になりました。こうして、色々と演奏する場所が増えていくというのも、非常に有り難い事なのです。無事に1日目を終え、次の日の為にこの日は早めの解散となりました。この日だけ見ると、旅日記と酷似してしまいそうですが(笑)、それもまた自分にパワーを蓄えられる原動力にもなるのです。勿論、元気に2日目を迎えられそうなのでした♪
まだまだ続きます!

5月16日(木)