トップバッターは輝&輝バンドでした。もう今回に限ってはトリの方を輝&輝バンドにやって貰っても良かったのではと思ってしまう程でしたが(笑)、いつもの流れに沿って進めていきました。…津軽三味線をフロントに置くという編成は、黒船のインスト曲をやっている時の編成の状況に近いですが、バンドメンバーが異なれば、披露していく音楽も異なると言いますか、よりキャッチーで、よりポップな音楽の世界がそこにはありました。耳に入りやすく、フレーズも覚えやすい感じで、津軽三味線がより身近に聞こえるのではないでしょうか。若さ溢れる演奏は、見ているこちら側も元気にさせる程でもありました。
その輝&輝バンドに、黒船のボーカリストの里アンナさんがゲストで加わるという時間も設けられていました。これこそ黒船に近い編成でもありますが、曲も前回の自分達のライブでやらせて貰った“斎太郎節”〔『和魂洋祭〜第二幕〜』は“かららん”と参照〕を取り上げていました。むしろ輝&輝バンドの方が昔から取り上げていた曲でもあったわけですが(笑)、こちらはバラード調で仕上げており、捉え方は本当にバンド毎によって個性が光りますよね。良い時間を過ごさせて頂きました。
さて、黒船の出番となりました。この日も相変わらず、本番前に皆で飲みに行くという流れをとっていたので、バンドのテンションも絶好調な感じでした。特にその絶好調っぷりは里アンナさんに顕著に出ていましたが(笑)、それもまた面白かったので良しとしましょう。演奏的にも激しさが増しており、メンバーの気合いを十分に感じられる時間にもなっていたと思います。
こちら側のコラボでは、輝&輝のもう1人の津軽三味線奏者、武田佳泉さんに加わって頂きました。曲は、久し振りに演奏したインスト曲、“Affirmation”。黒船のレパートリーにも入っている曲ですが、せっかく津軽三味線が二丁という状況なので、少々アレンジを加えて演奏させて頂きました。メロディーをハモらせたり、津軽三味線同士でソロバトルをして貰ったり、なかなか見応えある仕上がりになったと思います。
そうして、また通常の黒船編成に戻ってステージを続けていきましたが、この時点では歌を入れてのコラボとはなっていなかったので、アンコールでは再び武田さんにステージに上がってきて貰い、ここで黒船メンバー全員とのコラボが実現したのでした。更に特別に、輝&輝バンドのピアニストである伊藤辰哉君にも急遽メロディオンで参加して貰い、豪華な編成でお送りする事になったのでした。曲は、関谷君のオリジナル曲である“A Night in Bali”。個々のソロの際立つ曲でもあるので、それぞれの演奏の個性を味わえるアンコールだったと思います。これぞコラボ感溢れる、この日ならでは時間でした!
…こうして、『和魂洋祭〜第三幕〜』は終了しました。2連荘だった白藤ひかりさんは本当にお疲れ様だったと思いますが、むしろまだまだ弾けるぞ的なオーラが漂っており、流石でした。どちらのバンドも、津軽三味線をフィーチャーさせたバンドスタイルの編成…という共通点がありますが、演奏スタイルや曲調の差を見てみると、本当に興味深い1日になっていたのではないかと思います。
さて、和魂洋祭は、次の第四幕の日取りも決まっています。日にちは12月9日(金)、そして場所は、黒船では久し振りの渋谷 Last Waltz です!…対バン相手はまだ未発表となっていますが、発表出来次第お知らせ致します。それではまた、よろしくお願いします!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆輝&輝のHP…http://www.shamisenkiki.com/
☆渋谷 gee-ge. のHP…http://www.gee-ge.net
東京ジャズ、今年は9月2日(金)〜4日(日)の3日間で行われ、会場は国際フォーラム内で行われる『the HALL』をメインに、丸の内コットンクラブで行われる『the CLUB』と、入場無料の野外ステージ、『the PLAZA』の計3ヶ所。このうち、初日の9月2日は『the PLAZA』でのステージだけとなっており、我々 TRI4TH はその日のその会場でのトリ(!)に抜擢されていました。メインとなる会場ではないものの、入場無料という事で、多くの方に気軽に自分達のパフォーマンスを披露出来るチャンスでもあります。TRI4TH のステージ時間は21:15〜と遅めではありましたが、早めに会場入りし、ゆっくりと周辺を下見させて頂いたものでした。
そんな感じで夕方になってくると、陽が沈んで辺りも暗くなってきて、ジャズらしい雰囲気がどこか漂ってきます。この日の『the PLAZA』でのステージも、自分達を含めて3アーティストのみしか出演しないので、東京 JAZZ のプレオープン的な意味合いもあるのかもしれませんが、だからこそ集中したパフォーマンスが出来るというものでもありましょう。会場にも徐々に人が集まってきて、国際フォーラムの前の広場も華やかになってきました。
この日の1バンド目はスイスからのアーティスト、バスティアン・ベイカー、そして2バンド目には TRI4TH とも交流のあるマウンテン・モカ・キリマンジャロ。どちらも凄い盛り上がりを見せており、マウンテン・モカ・キリマンジャロはステージ袖でも見させて頂きましたが、迫力あり、グルーブあり、そして文句無しに格好良いと思わせるステージが最高でした。これらの刺激を受け、自分達のステージにも繋げていきたいものです。そんなステージ裏のアーティスト待機所には、キンキンに冷えたアルコール飲料が沢山置かれていました!…これは、テンションが上がってしまうではないですか(笑)!
そうして TRI4TH のステージへと繋がっていきましたが、その前にサウンドチェックを少々行います。こういった場所では自分達の出番の直前にチェックをするしかなく、タイトな流れではあるのですが、これも含めた緊張感は案外心地が良かったりもするのです。そして気合い入れも行い、いざ東京 JAZZ のステージへと乗り込んでいったのでした。
…そこには、沢山のお客さんに出迎えられたという世界が広がっていました。衝立てで区切られた客席スペースがどこまであるのか分からないくらい、それはステージの脇にまで広がっているようです。後ろの方は暗くて見えないせいもありますが、どこまでお客さんがいるのか分からない状態でした。いつものようにSEを流して登場して、気合いを入れて1曲目を演奏していきます。その曲は、いきなりの“SNAKE”。このパターンは初めてでもありましたが、インパクトのあるイントロがあり、曲中にMCを入れられる箇所もあるので、今回にもってこいの選曲だったかもしれません。それでいて、踊りやすいテンポにリズム…。掴みやすい1曲になったのではないかと思います。
その後、“Blow This Moment”、“Freeway”とお馴染みの曲を続けさせてきましたが、今回もピアノで“モノクローム”の独奏をやらせて頂きました。ここ『the PLAZA』では野外ではあるものの、グランドピアノが用意されているのです。これが個人的にはとても嬉しく、しかも独奏という事で、ピアノの音が野外に響き渡る雰囲気を存分に楽しむ事が出来ました。そしてこの直後に演奏したのが、“A Night in Tunisia”です。久し振りにこの流れに戻した感じではありましたが、自分達としても慣れている流れでもあるので、思い切り演奏に挑む事が出来ました。
ラストは勿論“Dance 'em All”。ドラムのタカオさんの「踊ろうぜ!」が、会場全体に響き渡るのを確認しつつ、皆で騒ぎ狂います。そしてお客さん方の盛り上がりも凄かったです。会場全体がディスコになった…というのは表現として古いのかもしれませんが、ホールではこうした状況にはならなかったと思うのです。この場、このタイミングだからこその自分達のパフォーマンスが最大限に発揮出来た1日になりました。最高の時間でした!
ライブ後の物販コーナーでは、この日だけの特別受付として、最新作CD『Defying』の特別限定先行販売、そして来年1月9日(日)に代官山 UNIT で行われるワンマンライブのチケット即売会を行わせて頂きました。どちらも盛況で、本当に有り難かったです。あまりにも人数が多かったので、この日はそれぞれにサインは出来ず、握手のみのやり取りとさせて頂いてしまいましたが、またCDはライブ会場等に持ってきて頂ければサインさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。
…あっという間に終わってしまった今回の東京 JAZZ でしたが、TRI4TH にとっても、自分個人にとっても、とてもメモリアルな1日でした…。お客さんは勿論、多くの方の協力があって、このステージまで辿り着けたと思います。本当にありがとうございました。東京 JAZZ は、来年以降は場所を渋谷に移して続いていきます。またお会い出来る日が来ますように…。
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆東京 JAZZ のHP…http://www.tokyo-jazz.com/
今回は、Kuro が再度渋谷に移転〔渋谷 Kuro Beyond 開店!参照〕してから、初めての周年という事にもなりました。開店当初はバタバタだったものの、もう以前から今の場所にあったような気がしてしまうくらい渋谷という街に馴染んでいるとも言え(笑)、多くのお客さんに親しまれております。それは今回のお花の数を見ても納得というものでした。
ちなみに自分が Kuro に初めて出演したのは、以前の赤坂時代、そして更に以前の渋谷神泉時代からの事で、2006年の9月の事でした(その年の11月に2度目の出演をしていて、その時の様子からブログ〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、渋谷“玄”にて演奏参照〕に取り上げいます)。つまり今月は、自分の Kuro 出演10周年の月でもあったのでした。…思えば長い事やらせてきたものですが(笑)、更なる盛り上がりを願うばかりでもあります。
…そんなこんなで、いよいよ14年目に突入した Kuro ですが、このブログでは Kuro の開店周年の記事を4周年目から取り上げていますので、ここで恒例という事で、これまでの周年記事のリンクを貼らせて頂きます。Kuro の長い歴史を振り返ると共に、どうぞ今後ともよろしくお願いします!
・12周年…〔Kuro は開店12周年!〕
・11周年…〔Kuro は開店11周年!〕
・10周年…〔Kuro は開店10周年!〕
・9周年…〔Kuro は開店9周年!〕
・8周年…〔Kuro は開店8周年!〕
・7周年…〔Kuro は開店7周年!〕
・6周年…〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、赤坂 Members Kuro、6周年!〕
・5周年…〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、神泉“玄”の風景 7.〕
・4周年…〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、神泉 Kuro 4周年記念!〕
☆渋谷 Kuro Beyond のHP…http://www.livebar-kuro.jp/
演奏メンバーは全部で4人。真寿美さんに、自分、そしてドラムにテオクソン君と、もう1人はハーモニカに伊藤かなさんという面々でした。真寿美さん以外は自分は初めましての方との共演でもあり、ハーモニカと共演というのも珍しい状況なので、この日は本当に新鮮に溢れた1日でもあったと言えましょう。
曲はカバーがメインとなっていて、スタンダードジャズの割合が多い感じでしたでしょうか。その中でも“チャルダッシュ”をやったり、今回のライブのタイトルに因んで、松任谷由美さんの“真夏の夜の夢”を2回(笑)演奏したのは特徴的だったかもしれません。4人で演奏する事もあれば、真寿美さんがソロでフロントで、そして伊藤かなさんがソロでフロントで…という時間も設けたりして、ステージにそれぞれ変化を付けていきました。
前述のように、この日は台風が近付いている最中でもあったのですが、見事に回避が出来た日でもあり、お客さんの入りも上々で、皆で楽しく過ごせたライブになったのではないかと思います。お客さん方の満足そうな表情も印象的でした。
編成がベースレスであったりと、自分的には演奏面で大変な部分もありましたが、ハーモニカでスタンダードジャズをやるのは滅多に無い機会でもあり、ベースレスである事で逆にピアノは自由度が増している部分もあったので、ある時は攻めの姿勢、ある時は身を引いてみたりと、ライブならではの即興的な演奏をする事も出来ました。サポートとして、十分な役割が果たせたと思います。どうもありがとうございました!…また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。
☆松山真寿美さんのHP
…http://www.compy-town.jp/store_detail.php?scd=0000026043
☆伊藤かなさんのブログ…http://ameblo.jp/hamonica-kana-hamonica/
☆大塚 Welcome back のHP…http://www.welcomeback.jp/
そんな mamaJAZZ Vol.6 でもありましたが、当日は台風が最も東京に接近すると言われていた日でもあり、正直、開催も危ぶまれていました。しかし、この節目のタイミングを中止にするのは何とか避けたく、ギリギリまで開催の有無を検討していたものの、見事に台風の影響は最小限に済む事が分かり、今回の実現に至ったのでした。実はこれまで、mamaJAZZ を行う日は全て晴れの日だったそうで、その歴史は今回の節目まで続けられたとも言えましょう。そんな晴れパワーも借りて、更に充実したライブ時間を送る事が出来たのでした♪
いつものように、mamaJAZZ スタッフの方々から体操や読み聞かせがあり、そして TRI4TH の演奏へと繋がっていきます。こちらは『わらべ JAZZ』の曲を中心にお送りしていきますが、この mamaJAZZ でのステージングも、我々はだいぶ慣れてきたような感覚もありました。今回で6回目を迎えられた mamaJAZZ ですが、回を重ねる毎によって、自分達も成長させて頂いていたのかもしれません。子供達やママさん方と一緒に、音楽の楽しさを共有しながらステージを進めていく事が出来ました。
そして今回も、ゲストボーカルを入れてやらせて頂きました。今回のボーカリストは、実はこれまでに何度もオファーを出させて貰っていた Hiro-a-Key 君。右上写真にあるように、本当にセサミストリートに出演した事もあるという(エルモ役ではありませんが…笑)、正に自分達の mamaJAZZ にピッタリなボーカリストです!…その歌声は名実共に本格的でもあり、子供達もママさん方の心もグッと掴んでくれたに違いありません。実際にセサミストリートの曲もやりましたし、Hiro-a-key 君のオリジナルもやらせて貰え、バラエティに富んだステージを展開させていく事が出来ました。
そして抽選タイムや、バースデーお祝いの時間等も設けられ、その後のアンコール曲では前回の mamaJAZZ でも大好評だった〔mamaJAZZ Vol.5 参照〕“ブンバボーン”をやらせて頂きました。ここでの盛り上がりも凄く、これまでの流れも含めて、節目のライブに相応しい、大団円を迎えられたと思いました。mamaJAZZ の1つの完成系を見られたような感覚もあり、遣り甲斐のある1日にだったと思います。
大成功に終わった mamaJAZZ Vol.6…。これで暫くのお休みを頂くわけですが、すぐにでもまた復活してほしい気持ちがあるのが正直なところでしょうか…。勿論、運営者ならではの苦労もあり、そんな簡単に復活するのは大変かとも思いますが、こうしたライブを心待ちにしている方が多いのは事実で、自分達としてもようやくライブの見せ方が分かってきたとも言える状況ではあるのです。また何かの機会で、皆さんにお会い出来ればと思いますので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。そして6回に亘って運営をして頂いた mamaJAZZ スタッフの皆様方、本当にお疲れ様でした。まずはゆっくりとお休み下さいませ。どうもありがとうございました!
☆mamaJAZZ のHP…http://mamajazz.her.jp
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Hiro-a-key 君のブログ…http://ameblo.jp/hiroglyphics/
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
この日は台風が近付いている日でもありましたが、満員に近いお客様にお集り頂きました!…自然と台風に打ち勝ったという気持ちが芽生えると共に(笑)、強い攻めの姿勢で臨む事が出来たライブになったと思います。時に緊張感を、そして時に遊び心を持って、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
ステージ上のトリオの並びを見てみても(右上写真)、いつもとは異なる配置である事がお分かり頂けると思いますが、これもまた新鮮で、もしかしたら演奏にも影響していたのかもしれませんね。今回は、オリジナル曲を中心とはしたものの、カバー曲も少し多めに入れさせて頂きました。お店の環境上、フラッとお店に立ち寄って頂けたお客様もいたからでもありますが、そのカバー曲でもトリオならではのエッセンスを加えて演奏していきます。加えて、それらに即興性という部分を加味して楽しんで頂ける部分も展開出来ていた為、既にカバー曲でも自分のトリオらしさは十分に出せていたと思います。勿論、自分達としても楽しめました。
今回は、特に奇をてらった新たな試みこそ取り入れていませんが、従来からレパートリーにしていた曲をじっくりと演奏する事で、現在の自分達の“状態”をそのまま演奏に取り入れ、そして披露する事が出来たと思います。このトリオも、結成から10年という節目を迎えようとしていますが、今このタイミングで、自分達が一緒に演奏したらどうなるのか…という事を、生演奏を通して身体で感じられて良かったです。今後もまだまだ演奏していきますので、どうぞ引き続き竹内大輔トリオをよろしくお願いします!
…さて、では今後のライブのお知らせをしたいと思いますが、日にちは11月22日(火)、そして11月23日(水・祝)と、自分達の古巣?の外苑前 Z・imagine にて2DAYSライブを行わせて頂きます!!…1日目の22日は、竹内大輔ソロピアノライブ、そして2日目である23日は、竹内大輔トリオライブという流れにしています。詳細は以下になります♪…トリオの結成10周年でもあるので、いつもより気軽にお越し頂ける価格設定にさせて頂きました。沢山のお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いします!
○11月22日(火)外苑前 Z・imagine
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…21:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔
☆11月23日(水・祝)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2300円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、The Day Of The Black Key(オリジナル)
2、Late Sunrise(オリジナル)
3、Love Theme From Spartacus
4、Fingers Dance(オリジナル・リアレンジ、バージョン)
5、Tombo in 7/4
・2ステージ 1、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
2、On Green Dolphin Street
3、From East(オリジナル)
4、Monte Fiesole(オリジナル)
5、Casa Familia(オリジナル)
・アンコール ・Spain
☆銀座 Barbra のHP…http://barbra.fc2web.com/
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/
●9月1日(木)、5日(月)渋谷 Kuro Beyond
Open…19:00〜、Start…20:30〜、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)折井敦子(1日のみ)、(Vo)白石恭子(1日のみ)、
(Vo)山崎信子(5日のみ)、(Vn)Tsukasa(5日のみ)、(Key)竹内大輔
9月という月は、Kuro というお店が初めてオープンした記念の月。今年で
13周年を迎えるそうですが、その周年週間である1日と5日に、自分は
出演させて頂きます。どちらも2フロントの特別な日で、この期間ならではの
特別な時間を過ごして頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いします!
☆9月2日(金)東京国際フォーラム地上広場
Start…18:00〜、自分達の出番は21:15〜(予定)
Charge…野外なので無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
今年で第15回目を迎える、日本最大級の国際ジャズフェスティバル『東京 JAZZ』に、
なんと TRI4TH が出演となります!…『東京 JAZZ』は3日間行われますが、その初日
となる9月2日(金)に出演。場所は東京国際フォーラムの地上広場にて、野外なので
無料でステージを御覧になれます!…時間的にもこのステージでのトリを務める事に
なっているので、仕事帰り等に是非とも気軽にお立ち寄り下さい。自分達にとって、
本当に念願とも言えるステージに立てる事が幸せであり、とても楽しみです。かつて、
ピアニストのハービー・ハンコックが、『東京 JAZZ』の音楽プロデューサーも務めて
いた背景もあり、ピアニストとしても光栄なステージです。よろしくお願いします!
●9月6日(火)渋谷 gee-ge ※Sold Out!
Open…18:30〜、Start…19:30〜、2マンライブ、黒船の出番は2バンド目、
Charge…全席自由席4000円(ドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
黒船が企画する2マンライブ企画、『和魂洋祭』の第3弾!…今回の対バン相手は、
津軽三味線の白藤ひかりさんが所属する輝&輝バンド!…本人はまさかの2連荘
という状況なわけですが(笑)、パワフルなステージをお届けしていきたいと
思います。この日は津軽三味線に特化した1日もなりそうですね。楽しみです!
●9月7日(水)、8日(木)銀座ヤマハホール
7日:Open…18:15〜、Start…19:00〜、※Sold Out!
8日昼(追加公演):Open…14:15〜、Start…15:00〜、
8日夜:Open…18:15〜、Start…19:00〜、※Sold Out!
Charge…8000円(全席指定)
(問)avex live creative 03-5545-9272(24hテープ対応)
Member…(Vo)大空祐飛、(Key)竹内大輔、(G)後藤郁夫、(B)森田晃平
(Ds)木村創生、(Bn)小川紀美代、(Perc)楯直己
元宝塚の大空祐飛さんの『Live MojiCA』に、キーボード兼バンマスで参加させて
頂きます。東京3公演(既存の2公演がソールドアウトに付き、1公演が追加)、
大阪2公演の計5公演のコンサートとなっており、メンバーと共に気合いを入れて
臨みます。脚本、構成、演出等には、お馴染みの北條馨梨の名がありまして、実は
今回の為に、一緒にオリジナル曲も作らせて頂きました。色々と大きく関わらせて
頂いた今回の公演。じっくりと、ゆったりとお楽しみ頂きたいと思います!
●9月9日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)足立直子、(Pf)竹内大輔、(B)トオイダイスケ、(Ds)宇山満隆
お馴染み Crazy Love でのライブは、自分は初めましてのボーカルの
足立直子さんを迎え、ボーカルカルテットでお送りします。バック陣は
お馴染みの方々と、ジャズらしく即興に満ちた、その日限りの演奏を
お届けする事が出来るでしょう。どうぞよろしくお願いします!
●9月11日(日)なんば YES THEATER
昼:Open…15:00〜、Start…15:30〜、
夜:Open…18:30〜、Start…19:00〜、
Charge…8000円(全席指定)
(問)キョードーインフォメーション:0570-200-888(10:00~18:00)
Member…(Vo)大空祐飛、(Key)竹内大輔、(G)後藤郁夫、(B)森田晃平
(Ds)木村創生、(Bn)小川紀美代、(Perc)楯直己
大空祐飛さんの『Live MojiCA』大阪編となり、これをもって千秋楽を
迎える事にもなります。東京編と同じく、このコンサートの途中には
芝居の時間が設けてあり、この芝居の最中に、自分はBGMとして
ピアノ独奏もさせて頂く事になっています。…この演奏では、セリフと
曲のタイミングを合わせた箇所が幾つか設定されてあり、なかなか
遣り甲斐ある時間ともなっております。どうぞ楽しみにしていて下さい!
●9月12日(月)渋谷 Under Deer
Open…18:30~、Start…19:00〜、自分達の出番は1バンド目
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
講師…(Vo)彬子、(Key)竹内大輔、(G)三浦駿介、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
久し振りにボーカルの彬子さんのサポートでライブをしてきます。この日は、
自分の後輩のボーカリスト永井健が別のバンドで出演をしており、彼に
誘われて自分達も出演するといった経緯もあるようです。イベント自体には
『DELUXE TONE』というタイトルが付けられており、なかなか賑やかな
時間になりそうです。久し振りの Under Deer でのライブ、楽しみですね!
●9月13日(火)銀座貴族
Open…20:00〜、Start…21:00〜3ステージ
Charge…詳細不明
Member…(Vo)IZUMI、(Pf)竹内大輔
もうお馴染みとなった銀座貴族での演奏です。ボーカルの IZUMI
さんと共に、デュオで計3ステージの演奏をやらせて頂きます。
ジャズ・スタンダード曲を中心に、たまにポップス曲なども
混ぜてやっていきます。落ち着いた雰囲気のお店ならではの
演奏にどうぞ酔いしれて下さいませ♪…お待ちしてます。
●9月15日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は2バンド目、20:20〜、
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例、ボーカル・ギターの丸本さんとのデュオライブになります。
今回のライブ以降は、今年は全て丸本さん企画のワンマンライブ
(2マンも有り)になるので、通常ブッキングは今年最後かも
しれません。通常の状況でのパフォーマンスも御期待下さいませ。
●9月18日(日)沼袋氷川神社
開催時刻…11:00〜21:00、自分達の出番は16:00〜を予定
Charge…無料
Member…(Vn)Tsumuzi、(G)侑音、(Key)竹内大輔、
(Per)松本智也、(Palma,Baile Flamenco)小島裕子
今年で9回目を迎える『NUNO JAZZ FESTA』。自分は2つのバンドに出演させて
頂きます。まずは、“変拍子の貴公子”ことバイオリンの Tsumuzi 君のバンド。
今回が初出演となりますが、どのようなステージを見せてくれるのでしょか。
パルマの方も交えて、Tsumuzi 君の世界観たっぷりでお送りしていきます!
☆9月18日(日)沼袋氷川神社
開催時刻…11:00〜21:00、自分達の出番は18:30〜を予定
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
そしてお待ちかね、ついに TRI4TH でも出演させて頂く事になりました!
…これまで、オファーを受けながらもメンバーのスケジュールが合わない
状況が続いていたのですが、念願の出演です。出番も、トリを務めさせて
頂く事になりました。有り難いです!沼袋にある氷川神社内の神楽殿にて
行われる自分達のステージ…。これは必見です。天気も、少々の雨ぐらい
では決行しますので、どうぞ楽しみにお越し下さいませ。踊らせますよ♪
☆TRI4TH 高松ツアー
・9月19日(月・祝)北浜 Alley
Open…15:00〜、Start…16:00〜、TRI4TH の出番は19:00〜
Charge…前売り4500円、当日5500円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH でこれまで2度出演させて頂いている、高松黒船屋。ここは、
北浜 Alley という、それまでの倉庫群の建物をリニューアルして
造られた地域なのですが、そこの地域15周年を記念して、黒船屋
主催で『瀬戸内音楽界』というイベントが開催。TRI4TH も、黒船屋に
縁あるアーティストという事で、出演が決定しています。当日は、
地元のバンドも数多く出演しますが、縁アイーティストの中には、
盟友カルメラの名前もあります!…絶対に盛り上がるこのイベント、
どうぞ楽しみにしていて下さい。TRI4TH ステージも盛り上げます!
●9月21日(水)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
これまで何度となく演奏させて頂いた赤坂 Pro-Amuse ですが、残念ながら
今月9月をもって閉店してしまうそうです。何とも寂しい限りですが、
お店の朴さんは、また新しいお店を開業させる意志も持っているので、
そちらも期待したいところです。…とは言え、ひとまずの終了ですので、
誠意をもってステージに臨ませて頂きます。どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH 関西ツアー
・9月23日(金)住吉(大阪)区民センター小ホール
Open…13:00〜、Start…13:30〜、TRI4TH の出番は15:20頃〜を予定
Charge…入場無料
・9月24日(土)明石(兵庫)HANAZONO
Open…16:00〜、Start…17:00〜2ステージ、BBQ…19:30〜、
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別)、BBQ込み:6500円
・9月25日(日)四日市(三重)Advantage
Open…18:00〜、Start…19:30〜
Charge…2500円、当日3000円(共にドリンク別)
予約:Trick or Treat(059-253-8444) ※11:00〜18:00
Web予約:http://www.trickortreat-dsgn.com/event/ ※公演当日の16時まで
※以上、メンバー全て、≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH で関西に遠征します。23日は大阪住吉区で行われる『交通安全イベント』
にて、ゲスト出演という形になりますが、24日以降はいよいよ、CD『Defying』
のリリースツアーとなります。初の明石、最近身近になってきた四日市と、どれもが
楽しみな行き先です。それぞれの場所で演奏環境が異なるので、当然それに合わせた
セットリストを組んでいきますが、やはり目指すは『Defying』の激しい世界です。
遠征先それぞれで楽しんで頂けたらと思います。どうぞよろしくお願いします!
●9月28日(水)池袋鈴ん小屋
Open…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ後半、20:30〜
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔、(B)岩川峰人
ボーカルの鹿嶋さんと、久し振りにトリオ編成でライブをお届けします。
この日は、ボーカル・ギターの青木マリさんとの2マンライブとなって
おり、いつもよりたっぷり目のステージにしていく予定です。3人での
演奏は勿論、ベースデュオ、ピアノデュオという編成でもお送りして
いくかもしれません。鹿嶋さんの世界を、じっくりとお楽しみ下さい。
●9月29日(木)表参道 SEZON ART GALLERY
Open…19:00〜(お客様はB1Fで待機)
1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜、アフターパーティー…21:50〜
Charge…5000円(フード含む)
Member…(Vn)Tsumuzi、(G)侑音、(Key)竹内大輔、
(B)池田暢夫、(Ds)津島周平、(Palma,Baile Flamenco)伊集院史朗
バイオリンの Tsumuzi 君の、3rd.CDアルバム『俺のリベルタンゴ』の
リリース記念ライブ第1弾をお送りします!…第1弾という事は、いずれ
第2弾があるわけですが、それは10月16日(日)を予定しているとの事。
どちらも楽しみにして頂ければと思います。…しかし、実はこの日には、
肝心のCDが間に合わないそうで(笑)、CDと同じ音源、音質のCDRを
ひとまずお渡しするようです(そして、後日CD現物を郵送するそうです)。
突貫工事ではありましたが、とにかくCDは発売します!…そして、ライブの
場所も、Tsumuzi 君お気に入りの SEZON ART GALLERY にて。ギャラリー
という場所を生かし、Tsumuzi 君のどのような世界が生まれてくるのか。
ライブもそうですが、ライブ環境そのものも必見です。どうぞお越し下さい!
☆ 9月30日(金)Motion Blue Yokohama
Open…18:00〜、Start…19:30〜
Charge…自由席4000円(ドリンク別)、
BOX席16000円+シート・チャージ4000円(4名様まで御利用可能、ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
TRI4TH CD『Defying』リリース・パーティーを大々的に行います。このライブの
時点で、既にリリース・ツアーは始めているのですが、活動の拠点となる関東にて、
この日は重要な1日になる筈です。CD『Defying』の世界を、この洗練された
空間にて、存分にお楽しみ下さい。…今回のツアーでは、自分は殆どの場所で
キーボードの使用となり、Motion Blue でのグランドピアノの使用は貴重とも
なっています。自分の真骨頂…というわけではないですが(笑)、その部分も
注目して御覧になって下さい。多くのお客様のお越しをお待ちしております!
…以上になります。正に目白押しですね。TRI4TH としては大きな大きな1ヶ月となっていく事でしょう。皆様、置いてかれないようにお気をつけ下さいませ(笑)。それでは、9月もどうぞよろしくお願いします!
ライブ当日、お店に着くと、何やらステージ周りから客席に至るまで、鮮やかな反物が飾られている事に気付きました。今回、ファイナルとなる会場をどこにしようか決めている時に、弾楽というバンドの性格上、和を感じさせる場所を選びたいという気持ちがあったらしいのですが、なかなか理想に適う場所が無いのが現実です。…それなら、気に入ったお店を自分達の手で和風に装飾しようという発想になり、今回 Mandala に協力して頂き、和の装飾をさせて頂いたのでした。なかなか大掛かりな作業でしたが、だいぶ雰囲気を変える事が出来たので、やり方次第では自分達らしいステージを作れるのだという自信にも繋がったのではないかと思います。また、この会場ならではで、照明との打ち合わせの準備もさせて頂き、本当にファイナルに相応しい出で立ちで本番に臨む事になったと思いました。
本番へは、皆、気合いが入っていました。緊張感も漂っていましたが、それだけこの日に懸ける想いが強かったという表れでしょう…。今回の弾楽ツアーを成功させる為にも、ツアー中にでステージングを中心に、だいぶ意見を言わせて頂きまして、それの集大成を見せる場でもあるわけです。勿論、自分1人だけの力では出来ませんので、後はメンバー同士の信頼関係になっていくのですが、ある程度は見守りつつ、ある程度は割って入る感じで(笑)、それでも何とか順調にステージを続けていけたのではないかと思います。
…とは言え、そもそも 1st.ステージはクールな印象でやっていこうと最初から決めていた部分もあり、それはプラスの力に働いていたかもしれません。衣装チェンジ(リーダーのいづみさんの手作りデザインシャツを着て臨みました!)を試みた 2nd.ステージになって、ようやく自分達もリラックスモードになってきた感じでしたが、セットリスト的にもそれは思惑通りでもあったので、良い流れになっていたのではないかと思いました。
その意味では今回のセットリストは、何日もツアーをやったからこそ導きだされた完成品だという自負があります。恐らく、ツアー前の状況では今回のようなセットリストを考えられる事は無かったかもしれません。そしてそれはこの日に相応しい、とてもバランスの良い展開を作り出してくれる事にもなりました。それだけでもツアーをしてきた甲斐があったというものです。
1st.CD『和二咲ク水輪花』は、1曲以外は全てオリジナル曲。勿論今回のステージも、この作品に収録されている曲を中心に、他の曲も全てオリジナル曲のみで揃えました。ツアーの最中では、どこかでジャズ・スタンダード曲や、有名なカバー曲をやった方が良いのでは…という意見も出たりしていたのですが、やはりCDリリース・ツアーであるのですから、オリジナル曲を押していかなければなりません。実はこの辺りの意思疎通が最初は出来ていなく、その方向から今回のファイナルの方向への修正が、個人的には一番気を遣った部分でもありました。…そしてファイナルでは、メンバー皆で当然の如く、オリジナル曲で固めようという意思疎通の下で進める事が出来ました。それが何よりの成果だったのではないでしょうか。
こうして2ステージたっぷりの時間を、弾楽のオリジナル性溢れる空間の中で過ごす事が出来ました。近年稀に見るほど大変だったツアーでもありましたが(笑)、それを乗り越えて終える事の出来た喜びは、やはり爽快感がありました。自分的にはまずはこのファイナルへの感謝で、今後、それまでの道中のツアーを(ブログで)振り返りつつ、このツアーに協力して頂いた皆様へ感謝…という形になれたらと思います。とにかく、無事に終わって良かったです。どうもお疲れ様でした!
☆南青山 Mandala のHP…http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html
…とは言え、TRI4TH も最近はロック指向が強くなってきており(むしろ、激しさや精神面ではロックを超えていると自負しているのですが…笑)、そんな折りに呼ばれるというのは光栄な事でもありましょう。…とは言え、やはりロックにはギターが不可欠でもあり、一部の曲には、ゲストミュージシャン(ここでは挿色アーティストと呼ばれます)として DEPAPEPE の三浦拓也君も参加となっていました。
今回の企画では、事前にセットリストが会場に配られる手法がとられていました。“ロック”というからには、そのセットリストを考えるのも楽しくなってしまいそうですが、正にそれが期待通りで(笑)、恐らくギター好きな方から見たら発狂してしまいそうな?選曲だったのではないでしょうか…。どれもが有名で、どれもが耳にした事があり、ギターをやっている人なら誰もがコピーをしていたような、そんな感じでもありましょう。個人的に、有名過ぎて、逆に今回初めて演奏するような曲もあり(笑)、そんな心境の中で楽しくライブをさせて頂きました。
そもそもこれらの曲は、ピアノでやる事自体が殆ど無い曲も幾つかあります。やはりロックというのはギターのイメージが強いと思うのですが、その中で敢えてピアノでやっていく事の潔さも感じたりしました。
…ところで、自分からすると、洋楽のジャンルの中で津軽三味線に最も近いものを挙げるとすると“ロック”が出てきてしまうのですが(笑)、その楽器自体の打弦のアタックの強さから来るものなのでしょうか…。その中でも、はなわさんはアタックの強さと共に、しなやかで温かみのある部分があって個人的にも大好きな音色です。その部分に寄り添いたく、ピアノでベーシックな土台を作れるように演奏させて頂きました。…とは言え、それぞれのアドリブ部分になると、そこは1対1の関係になるわけで、音と音との攻防が楽しい時間に変わっていく瞬間でもあったのでした。
三浦君が加わって、更に音の会話は楽しくなっていきます。セッション的な部分も随所盛り込ませて頂き、良い時間が過ごせたと思いました!…そしてアンコールにはテイラー・スウィフトの“Shake It Off”をやり、急遽考えた振り付けも披露し(笑)、ステージの締め括りとさせて頂きました。突然の振り付け注文からステージに臨む姿勢もまた“ロック”であれば、そもそもこの日はリハーサル時間をそんなにとらないで臨んだライブであり、その精神もまた“ロック”でもありました(いや、“ジャズ”かな?…笑)。どうもお疲れ様でした。ありがとうございました!
…ちなみに、セットリストの写真の所に見えるカードは、今年の『十二単』で配布されているというスタンプカードとの事。ライブ毎に1個スタンプが押され、12個集めると何かの景品と交換出来るとか…。自分もとりあえず1枚頂いてきました。しっかりと“8”の部分にスタンプが押されてあります(笑)。
☆はなわちえさんのHP…http://www.chiehanawa.munique.co.jp/index.html
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info/
自分達の出番も1バンド目でしたが、お店がオープンしてから、まずは1時間後ぐらいにDJが始まり、更に50分後ぐらいにようやく出番…という感じでした。当日になるまで出演バンド順や時間は知らされていませんでしたが、最初から最後までお客さんに居てほしく、そしてその選択は絶対に楽しいと思わせる自信でもありましょう。確かにどのバンドも素晴らしく、そしてDJタイムをとっても、音楽の夜を演出するに相応しい時間が常に流れていたように思います。
そしてやってきた TRI4TH の出番…。1バンド目でもあり、最初からかブチかますぐらいの気持ちで臨んでいきました。ノリの良い曲を多めにしているのは勿論ですが、更に煽りもバンバン入れていき、フロア全体のテンションを高めていきます。そして熱量も上がりきったところで、今回も“モノクローム”ピアノ独奏を挟ませて頂きました。そしてその後に演奏したのは、やはり新曲“SNAKE”。自分達的にも緊張感溢れる展開ではありますが(笑)、ステージも引き締まって見えて、面白い流れだとは思います。そのまま最後の曲まで全力でお送りしていったのは、もはや言うまでもないでしょう(笑)。
テンションも維持しつつ、ラスト曲にはやはり“Dance 'em All”。ソロがフロント2人の掛け合いで展開させていったのが面白いところでした。…それならば…と、そのソロの流れを受けての自分のピアノソロも白熱させていけたと思います。フロアも大盛り上がりでした。演奏していて楽しくて、こういった眺めを望む事も出来る。やはりライブは最高なのです。どうもありがとうございました!
この後、メインフロアではDJの SWING-GO 氏、そして bohemianvoodoo と ROOM56 のステージと続き、まだまだ盛り上がりが絶えない時間を過ごさせて頂いたのでした。こちらも、あっという間に時間が経ってしまった感じでしたね…。この時は客席に居させて頂きましたが、ステージとの一体感を、ここでも改めて感じられた次第です。本当に良い時間でした。
今年の8月というのは、TRI4TH は色々なイベントに誘って頂き、本当に貴重な経験を沢山させて貰っています。今回もその1つであった事は言うまでもなく、そして今後の展開に繋げられる自信も徐々に強くなってきています。まだまだこの勢いを止める事無く、これからの活動にも期待していて下さい。今日も、どうもありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆渋谷 clubasia のHP…http://asia.iflyer.jp/venue/home