自分としても、西仲さんを通じて知り合った方々と、改めて色々とお話しする事が出来、とても良い時間を過ごさせて頂きました。東京での活動は今後少なくなってしまうでしょうが、逆に沖縄を拠点とした活動を続けていきたいとの希望は西仲さんに勿論あるようで、また一緒に音楽を出来たらと思います。その意味では、今度の11月7日(月)に三軒茶屋 Obsounds で行われるライブは大事なものとなるでしょう。西仲さんが沖縄に帰る前の、最後のカルテット・ライブとなる筈です。是非とも、ここでもまた良い時間を過ごしていけたらと思います。どうぞよろしくお願いします!
…あ、タイトルの“沖縄の塩”…というのは、この日帰る直前になって、西仲さんから何故か戴けた物でして…。どうもありがとうございました…という、感謝の気持ちを込めて(笑)。
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com/
見よ、この勇士!…背後には、ライバル航空会社の日本航空が控えていますが…(笑)。見て分かるように、胴体には“787”とデカデカと描かれている等、普段の ANA とは違う特別塗装にもなっています。写真は岡山空港で、要はボーイング787の現在のスケジュールが、羽田空港から岡山空港を往復した後に、広島空港を往復する…という行程になっていて、なるべく早い便に乗りたかったので、…と、岡山に行ってしまったわけです(笑)。定期便就航2日目という日でしたが、予想通り満席でしたね。
その後、どうしようかは色々と迷いましたが(またボーイング787で、羽田空港に戻る手もあったのですが、何だかトンボ返り過ぎるので止めました…笑)、せっかく山陽地域に来ているので、引退間近になっている新幹線100系(左上写真参照)に乗りに行く事にしました。もう残り3編成しか無いので、偶然に乗るのは難しいわけですが、そこは何とか運用を調べて辿り着かせたものです(笑)。
…と、そんな感じで新幹線を乗り継いで東京に戻ってきたわけですが、詳細はまた後日にしたいと思います。日帰りでしたが、何だかんだで内容の濃い1日になってしまったので…(笑)。それにしても、溜めてる記事が多くなってきてしまったなあ…。
…さて、前回のブログは成都に着いた所で終わっていたので、少しばかりその続きを書きたいと思います。成都と言えばパンダ…と紹介しましたが、実際に行ってきました。成都大熊猫飼育研究基地という所です(パンダは中国語で大熊猫と書きます)。
こんなに至近距離でパンダを眺められます!…しかも、特にガラス等で隔てられているわけでもなく、特に時間制限もなく、つまりは写真も撮り放題(笑)。平日でもあったので空いていたのもラッキーでした。写真のパンダがまたサービス精神が旺盛で、カメラ目線で笹を食べてくれたり、ポーズを色々とってくれたり、最後には寝転げてみせたり…と、極端な話し、中に人間が入ってると言っても信じられそうな感じでした(笑)。こんなにも簡単にパンダを見れる場所があったとは…。貴重な体験でした。
そして、事前の情報がまるでなかった西寧です。標高2200m以上の高地に位置し、地域的にはチベットに属し、この時期の最低気温は氷点下…。このツアーに行く前に、軽く下調べをした時の街並みの写真は、以下の通りだったのを覚えてますでしょうか。
まさに、…という感じですが、実際にその場所に行ってみると…。
高層ビル、マンションが建ち並ぶ大都市でした(笑)!…ただ、特に洗練されているわけでもなく、ある人が言うには、20~30年くらい前の北京の感じ…との事でした。確かに、ビル群は凄いものの、スターバックスやマクドナルド、そしてコンビニの類はまず見掛けなかったですし(最近ケンタッキーが進出してきたとか…)、人々の顔も素朴な感じでした。ただ、チベット系やモンゴル系の顔立ちは日本人に似ている所もあり(中国人より似ている部分もあるかも)、親近感が湧くような場所でもありました。
西寧での演奏は、青海(チンハイ)民族大学という所のホール内で行われ、お客さんも大学生が多くてノリも素晴らしく、前述のように盛り上がりも最高潮!…そして日本語を学習している人も多く(第二外国語の一番人気が日本語なのだとか…)、皆積極的な人達ばかりでした。写真も最高の1枚ではないですか。
そして、この日の最後の打ち上げも、当然大盛り上がりです。中国版ウォッカ(今回使われたのは、アルコール度数が53度!)と言われ、宴会や招待の席での、言わば儀式として使われる白酒(パイチュウ)の乾杯(文字通り、杯を乾かすように、つまりは一気で飲まなければなりません)を何度も行い、その後ホテルで朝3:30まで部屋飲みを行い(笑)、結果的にたった3時間の睡眠で次の日に日本帰国を果たさなければなりませんでした…。
この、西寧という高地での大量のアルコール摂取、寝不足、疲れ、空港までのバスの揺れや寒さが全て身体に堪えたのか、日本に帰るまでの行程の体調コンディションが最悪でした…。もう気持ち悪くて気持ち悪くて…。だからこそ長く感じたのかもしれませんが、とにかく、日本には無事帰国でき、家に着いた頃には体調も回復の兆しにあったので良かったです。最後の最後で気が緩んでしまったのかもしれません。
今日からまた日本での暮らしが始まります。ただ、こうしたツアーを通して、また一回り大きくなれた自分でやっていけるような気がしました。これからも1つ1つ頑張っていきます。体調も戻ってきた事ですし(笑)、またどうぞよろしくお願いします!
まず、最初に向かったのは北京でした。演奏メンバーこそ4人ですが、国際交流基金の方々や音響スタッフ、その他のスタッフの方々を含めて全て行動を共にするので、実は結構な団体行動なのです。この日から北京は寒くなってきたそうで、気温は15℃くらいでしたが、夜になるにつれて、更に寒くなってきた感じもありました。
またか…と言われるかもしれませんが、やはり鉄道探索は欠かせません…(笑)。北京の地鉄(地下鉄)はまだ乗った事が無かったので、色々と乗らせて頂きました。それにしても、空港に向かう路線以外、全線均一2元(約30円)とは安い…。
会場は右上写真の場所、北京外語大学の講堂にてでした。沢山のお客さんにお越し頂き、その過半数は外語大の生徒だったそうですが、殆どの人が日本語を理解している事には驚きました。皆さん本当に勉強熱心で、そして積極的に日本語を話していこうとする姿勢には感心するばかりでした。
そして、次の町は青島(チンタオ)です!…海が近く、山も所々に迫っていて、日本で言えば三宮市や長崎市、海外で言えば韓国の釜山や香港を思わせますが、中国らしからぬ?非常に綺麗な所でした。まあ、街中に行けば大量の車で渋滞してたり、相変わらず人々は大声で話しているのですが(笑)、非常に印象的な場所でした。
どうですか、この景色!…晴れていて良かった。
青島での会場は大きく、2階席もあって、1300名ぐらいが入る場所との事。この時のお客さんは1000人には届いていたのではないでしょうか。とにかく気持ち良く演奏させて頂きました。右上の写真の真ん中の方は、現地の司会の方です。沢山お世話になりました!
演奏後は、打ち上げの為にビール街という場所へ。青島は青島ビールが相当有名ですが、それはドイツに占領されていた時代の名残でしょう。自分も青島ビールは好きなのですが、ハッキリ言っておきます。ここでの青島ビールは、他の地域で飲む物より明らかに美味しいです。特にお勧めは無濾過ビール。つまり、濾過していないビールで、ワインのボジョレーに通じるような、非常に瑞々しい感じのビールです。鮮度を保つのが難しく、本当に青島という地域でしか飲めないのだとか…。存分に堪能させて頂きました!
そして、現在いる成都(チョンドゥ)です。四川省の都市という事で、パンダがやはり有名になっているわけですが、空港前のこのキャラクターは如何なのでしょうか…(笑)。また、辛い辛い四川料理ですよね。実際、かなり辛かったですが、麻婆豆腐の本場でもあり、やはり美味でした。この5日間、食べてばかりな気もしてしまいます(笑)。
…ざっとこんな感じで、楽しくやっています(笑)。ところで、ここ成都では自分の携帯の電波が通じにくく、通話やメールの確認が出来ていません。ただ、LAN は無線、有線とも完備されているので、携帯での mixi の確認や、パソコンは思う存分使う事が出来ています。連絡は、こちらの方が確認しやすい状況になっているかもしれません、よろしくお願いします。
さて、明日(…というか今日)は唯一のオフ日となっているのですが、パンダでも見に行こうかと思っています♪…また、29日以降に控える西寧への対策として、高山病に効く中国の薬を呑み始めています(行ってから呑んでは遅いので…)。とりあえず、順調にやっていますので御心配無く!…この先も張り切って取り組んでいきます!
さて、今回訪れる予定の都市は、北京、青島、成都、西寧の計4ヶ所。このうち北京以外は初めて訪れる場所でもあり、青島は青島ビール、成都はパンダで名前を聞いた事があるくらいで、西寧については名前すら知らない所です。…で、流石に気になったので、西寧という都市を調べてみたのですが…。
…こんな所らしいです(笑)。チベットに近く、標高は2200mを越え、今月の最低気温は氷点下を下回る事も予想されているとか…。これは…凄いツアーになるのではないでしょうか。ますます楽しみになってきました!…それでは行ってきます!
今回は、そのリベンジとなる形で実行されるものと言っても良いでしょう。ボーカルの amin さんを中心として、河口恭吾さん、ギターの関淳二郎さん、そしてキーボード自分…と、演奏のメンバーは計4人と、本当に小編成ですが、中国の4ヶ所の土地で、演奏をしてくる予定です。ツアーのタイトルにも『中国ふれあいの場“心連心”』となっていますし、改めて、日本と中国との懸け橋となるような役割を背負って行ってきます。
予定としては、10月22日(土)に日本を出発し、北京、青島、成都、西寧と4つの都市で演奏をし、10日後の10月31日(月)に帰国をします。…以前と同様、大きな都市も回るものの、基本的にはそれ以外の都市をなるべくピックアップ出来るように設定されているようです(あまり日本人が演奏には行かないような場所です…笑)。確かに、北京以外は自分は行った事がありませんし、西寧なんて、名前すら聞いた事がありませんでした…。
とにかく、現在、気合いが入りまくっております。頑張ります!!
…11月は、恐らく今年最後になると思われる、自分名義のピアノトリオのライブが控えています。今年はトリオにとって変化の多い年だったとも思いますので、それらの集大成になれるような、そしてバンド結成5周年の月でもあるので、盛大的なものになれたらと思いますね。つまりは、そろそろ今年2011年も佳境に入ってきたわけですが、1つ1つ大切に、じっくりと過ごしていけたらと思います。それではどうぞ御覧下さいませ!
●11月1日(火)、15日(火)、16日(水)、
22日(火)、30日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)大久保知佳(1日のみ)、(Vo)江梨香(15日のみ)、
(Vn)Tsukasa(16日、30日のみ)、(As,Vo)加地直子(16日のみ)、
(Vo)石川早苗(22日のみ)、(B)池田暢夫(15日のみ)、
(Key)竹内大輔
11月も、お馴染み赤坂 Kuro でやっていきます。特に真ん中の週は、お店のママの
誕生日週間ともなっているので、これまた盛大に行われるのではないでしょうか。
何だか Kuro は、毎月のようにイベントを開催している感もありますが(笑)、
それもまた楽しいので御愛嬌という事で(笑)。まだまだ突き進んでいきますよ♪
●11月4日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)稲葉社子、(Pf)竹内大輔、(B)松本勝之、(Ds)深水洋
最近、俄かに出演の機会が多くなってきた経堂 Crazy Love ですが、今月は
2回程出演させて頂きます。この日は、ボーカルの方とドラムの方が、自分に
とっては初めての共演で、また、ベースの松本さんも、まだ1回しか共演して
いない相手なので、この日は特に新鮮味溢れる日になるのではないでしょうか。
正にジャズらしく、音で音で会話をさせる1日になっていくと思います!
●11月5日(土)新木場夢の島熱帯植物館
Open…9:30~、Start…15:00~45分程度
Charge…大人250円、中学生以下100円(熱帯植物館の入場料です)
Member…(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
随分、久し振りの出演となりますが、新木場にある熱帯植物園での、郷原君との
デュオ・ライブです。ここでは時間は短いものの、植物園の中…という特殊な状況で
気軽に演奏を楽しむ事が出来る所でもあるので、いつも沢山のお客さんに囲まれて
演奏をさせて頂いています。時間的にも早い時間なので、明るいうちに聴く事が
出来るというのもまた特徴でしょう。熱帯植物に囲まれてのライブ…。是非体験を!
●11月6日(日)町田 Coffe & Jazz Noise
Open…10:30~、Start…18:00~、19:00~、
Charge…無料!(要飲食オーダー)
Member…(Sax)副田整歩、(Pf)竹内大輔、(B)北川敦人、(Ds)亀井孝太郎
以前にも出演させて頂いた町田 Noise ですが、嬉しい事に、11月も出演させて
頂く事になりました。投げ銭ライブという、非常に気軽に足を運べる状況ですが、
更に今回は、新たな布陣で臨む事になりました。どんな内容になるのか、非常に
楽しみです。とりあえず、この日もまた沢山飲まされてしまうんだろうな(笑)。
●11月7日(月)三軒茶屋 Obsounds
Open…18:30~、Start…20:00~2ステージ
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(B)トオイダイスケ、(Ds)国場幸孝
久し振りに、フルートの西仲さんとライブを行いますが、どうやら西仲さんは、今後
暫く活動の拠点を沖縄に移すらしいので、東京でのライブは見る機会が減ってしまう
かもしれません。そんな中での、今年最後の東京でのライブとなりそうなのがこの日
でもあります。是非とも記憶に刻ませたい日であると共に、今後への飛躍に繋がらせ
られればと思いますね。国場さんは初めての共演となりますが、沖縄出身のドラマー
であり、BEGIN 等のサポートも務める等、この日はより沖縄色が染まる1日にも
なるのではないでしょうか。気合のライブにしていきたいと思います。楽しみます♪
●11月9日(水)渋谷 Under Deer
Open…18:00~、Start…19:00~、自分達の出番は3バンド目、21:15~
Charge…2000円(1ドリンク込み)
Membe…(Vo)彬子、(Key)竹内大輔、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
ボーカルの彬子さんの、恒例の月1バンドライブ。11月は渋谷の Under Deer に
出演させて頂きます。ここも既にお馴染みですが、バンドとお客さんの距離感が
近いのが魅力です。ライブの間も大事ですが、それ以外の時間も一緒なって
楽しむ事が出来るのも、また大事な事だったりするのです。この日もまたお酒を
飲まされる日になると予想していますが…(笑)、まあ頑張りたいと思います!
●11月10日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は2バンド目、19:45~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ギター・ボーカルの丸本さんも、最近は月1でライブをやるように試みていますが、
今年はひとまず今回で最後のライブとなるようです(12月は忙しいらしいので)。
その中でも、1つ1つのライブで、必ず新曲を作り出していった事には、やはり
頭が下がります。どうやら、それらの集大成になるようなライブにしたいとの事で、
ある意味で総決算のようなステージになるのではないでしょうか。自分も楽しみに
参加していきたいと思います。そして来年にも繋がるよう、張り切って参ります!
●11月11日(金)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、1st.…19:30~、2nd.…20:40~、3rd.…21:50~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子(REIKO)、(Key)竹内大輔
9月にオープンしたという赤坂 Pro-Amuse(最寄駅は赤坂見附駅)。自分は10月に
ボーカルのナオキさんと出演〔赤坂 Pro-Amuse ライブ参照〕したばかりですが、早速
ボーカルの白石恭子さん(お店によって、REIKO という名前になったり…色々です)
との共演も決まりました。恭子さんとの共演も久し振りですが、お店が変わるとまた、
演奏の雰囲気も変わっていきそうですね。新鮮味をもって演奏していきたいです♪
●11月12日(土)西麻布 Kie
Open…18:30~、1st.…19:00~、2nd.…20:00~、3rd.…21:00~、
Charge…3000円(1ドリンク付き)、5000円(飲み放題)
Member…(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
サックスの郷原君と、お馴染み Kie でデュオ・ライブです。3ステージ、たっぷりと
聴けるのがこのお店の魅力で、勿論、こちらとしても盛り沢山の曲をもってお送りして
いきます!…最近はお互いのオリジナル曲が増えてきたので、更に選曲にバラエティ
さが富んできたと言って良いでしょう。自分も最近、自分自身のオリジナル曲が増えて
きたので、またここで発表するのも良いかもしれませんね。楽しみにしていて下さい!
●11月13日(日)二子玉川 Lasah
Open…18:30~、Start…19:00~2ステージ
Charge…2500円(お茶のセット付き)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Key)竹内大輔
お茶と食料雑貨の店、二子玉川の Lasah(ラサ)。鹿嶋さんが気に入っていて、
よく通ってもいるという事ですが、ここで鹿嶋さんワンマンのライブを行わせて
頂きます。…とは言え、お茶屋さんという状況での演奏ですので、気軽で
アットホームな雰囲気となるに間違いありません。そんなに広くないお店では
ありますが、美味しいお茶と、流れるような音楽…。そんな時間に身体を
預けるのも良い時間だと思います。この日は、絵の作品を展示させている
タガワマコトさんとのコラボレーションも念頭に置いたものになっているという
事で、Lasah 独特のステージになるでしょうね。結構たっぷりと演奏はお届け
出来ると思います。どうぞ楽しみにしていて下さい。予約はお早めに!
●11月14日(月)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…(Sax)海野あゆみ、(Pf)竹内大輔
サックスの海野さんとの、決め事無しの即興ライブ。これが唯一のコンセプトです!
ジャズ・スタンダード曲を中心に…とは言っていますが、どうなるかは分かりません。
全ては、当日の状況がモノを言う世界です。MCが緩いのは御愛嬌(笑)。この日は
自分から進んでお酒を飲む場だと、今決めました(笑)。自分が楽しみにしています♪
●11月17日(木)、18日(金)銀座ドンピエールみうら
Open…18:00~、Start…19:00~(予定)、
Charge…詳細不明
Member…(Fl)平野とも子、(Key)竹内大輔、他
スペインの路地裏にあるようなバル(バー)をイメージしたというこのお店は、
とても雰囲気があり、どことなく懐かしく思わせるような、正に大人の隠れ家と言って
良いような場所でもあります。…と、以前と全く同じ宣伝をしてしまいましたが(笑)、
この期間はボジョレー・ヌーボーの解禁時期でもあり、それに合わせて、お店側も
生演奏のイベントを行う(普段は演奏はしていないのです)…という形で、今回は
やらせて頂きます。自分はキーボードでの参加となっていますが、演奏する曲は
スタンダード曲の他に、クラシック曲が多数と、かなりストイックな演奏内容にも
なっております。美味しいお酒を共に、オイシイ演奏を是非御堪能下さいませ♪
●11月19日(土)クロサワ楽器新大久保店
Start…17:30~(インストア・ライブ)
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、
(Ds)伊藤隆郎、(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
今まで水面下で動いてきましたが、実は自分、今度 TRI4TH でリリースされる
CDアルバムのレコーディング手伝いをしておりまして、それのリリース記念
インストア・ライブも参加させて頂きます!…予約は必要なものの、無料なので
気軽にお越し頂ければと思います。さて、気になるCDの内容ですが、タイトルを
『わらべ JAZZ』といいまして、要は誰もが知っている童謡を、自分達のアレンジで
ジャズ風に作品に残した!…という事です。それは例えば“きらきら星”であったり、
“うみ”であったり、“かえるのうた”であったり…。全ての曲に自分が参加している
わけではありませんが、この作品については、また別の記事で紹介したいと
思います。…とにかく、やっとの事で日の目を見る事になったこの作品。色々な
方に聴いて頂きたいCDです。リリース記念の時は勿論、発売後(正式発売は
11月23日だそうです)にも手に取って、是非楽しんでみて下さい!…あの
有名な曲がこんな感じに生まれ変わるとは!…と、素直に思ってしまいますよ♪
●11月19日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)青山祐子、(Pf)竹内大輔、(B)トオイダイスケ、(Ds)倉橋利幸
11月、2度目となる Crazy Love 出演は、リズム隊はお馴染みの?面々でやって
いきます。ボーカルの青山さんは初めてですが、やはり、リズム隊が皆知っている
メンバーの為か、11月の最初の方の Crazy Love でのライブとは全く違った環境…
という印象になりそうです。これがジャズ・ライブの不思議なところでもありますね。
★11月20日(日)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
Guest…(Perc)ミキヤ
自分名義のピアノトリオの、久し振りの外苑前 Z・imagine でのライブです。そして
トリオ結成5周年を迎えてのライブともなっています。ジャンベでミキヤも呼び、
この時だけのライブを目指してやっていきたいところですね。前述したように、今年
2011年は、トリオにとっても大きな変化のある年でした。CDの発売や、伊達への
ツアー、そして色々なお店への出演等、充実した1年でもありました。それらを
振り返りつつ、自分でも楽しんで演奏していきます。やりたい曲が多くて困って
しまう程ですが(笑)、それらも今から楽しく決めていきたいと思います。早めの
時間に設定しましたので、遠方の方は勿論、皆様是非とも気軽にお越し下さいませ!
以上になります。芸術の秋とは言いますが、11月もまた、バラエティに富んだライブ生活を送る事が出来そうです。自分の腕も磨きつつ、良い時間を過ごせたらと思いますね。皆様どうぞよろしくお願いします!
写真は、ライブと直接は関係無いですが、羽田空港に展示されている、ANA(全日空)が初めて飛ばすボーイング787という飛行機〔ボーイング787を知っていますか参照〕の特大の広告でもあります。…そう、この11月という月に、自分はこの就航したての飛行機に乗りに行くのです!…あ~、こちらも楽しみだ(笑)♪
まず、1日目の16日(日)からです。この日はアルトサックスに海野あゆみさんを迎えての編成となっていて、これは前回〔Generation Gap+海野あゆみ参照〕と同じメンバーでもあったので、慣れた感じで始められた状況ではありました。しかし、その“慣れた”という部分で最も前進していたのが海野さんでしょう。アンサンブルやソロの切り口等、前回とは明らかに“攻め”の度合いが違っていたように思います。これこそ GG のスタイルでもあり、それを見事にステージ化させてみせたのは、流石と言っても良いのかもしれません。
選曲こそ、前回初めて発表した新曲を2曲含めて、似たようなラインナップはあったものの、曲中における新展開への挑戦は、毎回演奏しても新鮮に映るものです。今回のライブで言えば、例えば“Dog Eat Dog”においてはベースとバリトン・サックスが掛け合いを行ったり、お馴染みの“Sappy!!!”ではサックス4人でソロを回していったり(その後の、いつものピアノとドラムの掛け合いは、何だか自分でも不思議に思うくらいな展開になっていったり…笑)、本当に色々ですね。今回で10年、いや、11年を迎える GG ですが、思い掛けない展開になっていくという意味では、まだまだ新鮮味は失われていないと思いました。そして、今後にも期待して良い部分なのでしょう。どんどん駆け抜けていきたいところです♪
しかし、この日は個人的に、最初から張り切り過ぎた部分があったのか、2ステージの後半を過ぎてから、本気でバテてきてしまいました。ピアノとドラムの掛け合いがあったので、そのまま演奏に出すわけにいきませんでしたが、恐らく体力的な問題だったのかもしれません…(単に空きっ腹だったという噂も…笑)。演奏のペース…というのも大事に思わせてくれたライブとなりましたが、何だか GG は頑張りたくなってしまうんですよね(笑)。8人もメンバーがいるからかもしれませんが、サポートながら、主張もしてみたくなる思いに駆られてしまうわけです。そんなスタンスでやってきて、早6年(自分は2005年から参加しているので)。これからもよろしくお願いしたいものです。
さて、2日目の17日(月)に移りましょう。この日はアルト・サックスに、GG 本メンバーでもある宮里陽太君に、久々に登場頂きました。〔2011年初の Generation Gap ライブ参照〕以来の事なので、約半年振りの勢揃い!…という感じになりましたが、もうこの日は、この事がそのままスペシャルな1日になったような気がしました。
この日は、1ステージ目はちょっと曲が少な目と言うか、いつもより1曲少ない、計4曲で挑みました。…と言うのは、2ステージに盛り沢山の企画を持ってお送りしたからです。それは、久し振りに行われたサックス隊のソロ・コーナーで、振り返ってみると、2007年に行われたワンマンライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Generation Gap ワンマンライブ at 六本木 Morph-Tokyo参照〕でもやってましたよね。今回はそれ以来となる試みとなりまして、流石に以前のジュリーのようなオチはありませんでしたが(笑)、この時の宮里君のコーナー(曲は御自身の曲である“Happy Tree”でした)での、本人のサックスの吹きっぷりは凄まじかったです(ちなみにこの時のみ、珍しくソプラノ・サックスで挑んでいました!)。シンプルな曲だからこそ、ソロ・ワークが問われる曲でもあると思っているのですが、タイトル通り、本当に幸せな時間を過ごせたような感じでした(この時、他のサックス隊のメンバーは休んでいるのですが、そんな楽屋から、「イエーイ♪」の掛け声が聞こえてきたぐらいでしたし…笑)。
こうして4人それぞれのソロ・コーナーを終え、そのまま3曲も畳み掛けて2ステージを終了させました…。更にアンコールもやりましたから、曲数的にも盛り沢山な1日となりましたが、これこそ節目に相応しいライブだったと言えましょう。終わってみれば、あっという間の2日間でしたが、それぞれの日にちに特徴を見出せる、有意義な2日間だったとも言えそうですね!
次回の GG ライブはまだ決まっていないですが、噂によれば、また Hey-Joe の年末イベントに参加するのではないか…という感じになっているようです。まだ何とも言えない部分があるので詳細は未定ですが、分かり次第、お知らせしていきたいと思います。とにかく、2日間、どうもありがとうございました。そしてメンバーの皆様、お疲れ様でした!
☆Generation Gap のHP…www.generation-gap.jp/
☆横浜 Hey-Joe のHP…www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
Cafe Lamp は、アイリッシュ・パブ風とでも言いましょうか。ギネスビールも置いてある等、雰囲気的にもそんな部分が随所に感じられ、異国情緒も適度に漂っているのが居心地が良いお店でした。そして店外には気軽なテラスも設けられ、メンバーの一部も、そこでビールを嗜みさせます。流石、バンドにとって古巣のお店の楽しみ方を、皆さん分かってらっしゃる…(笑)。
この日は土曜という事もあってか、1ステージ目は19:00~と、普段の感じより早いスタートとなりました。しかし、やはり TRI4TH は最初から飛ばしていきます。曲の流れがそうさせるのかもしれませんが、メンバー同士の士気を高め、次に、更に次へと繋げていくステージングは、弾いているこちらがハラハラするくらいです(笑)。
…ところで、この大宮という場所ですが、トランペットの織田君が住んでいた場所でもあり、それで昔からこのお店との縁もあったようですが、お客さんも地元の方が何人かいらっしゃっていたり、何だか温かな空気に包まれた時間が続いていました。しかもこの日は織田君の誕生日とも重なっていて、それは和やかな雰囲気にもなるというものです。…確かに凱旋ライブと言っても良いのかもしれませんね(笑)。勿論、和やかな雰囲気は有りつつも、演奏はガンガンに攻めていきます!…特にこのお店は、演奏者とお客さんの位置が近いせいか、お客さんからの反応がダイレクトに届いてくるので、正に自分も“ライブ”…という感じで進めていく事が出来ました。非常に演奏しやすく、そして楽しかったです。全2ステージでしたが、本当にあっという間という感じでしたね。
さて、この日はちょっとしたサプライズを用意していました。勿論、誕生日当日という織田君にですが、誕生日が近かったサックスの藤田君にも、ちょっとこのサプライズに引っ掛かって貰いましょう(笑)。それはアンコールで行われた“こきりこ節”という曲中にてだったのですが、本来この曲は、トランペットとサックスだけのイントロで始まり、その後、リズム隊3人が同時に入ってくる…という流れになってくるのですが、その場所になってもリズム隊は入らず、つまりは管楽器だけにさせてしまい、アタフタさせたところで(笑)“Happy Birthday”を自分が弾き始める…というものです。
しかし、いざ自分達が弾かなくて様子を見ているだけでも、織田君はテーマを全て吹き終え、そのまま自分のソロに突入していっているではありませんか!…つまりはトランペットの独奏という時間になっていたのですが、流石にこのまま合わせて自分も弾いちゃおうかな…とも思ったくらいで(笑)、いやはや、流石でした…。ミュージシャンは、演奏中は止まってはいけないのだと、改めて教えられたような気がしました。まあ、その中でも強引に“Happy Birthday”を押し込ませましたが…(笑)。
…とは言え、サプライズは大成功でした(特に藤田君に…!?)。お客さんから戴いた似顔絵入りのケーキ(左上写真参照)と共に、大祝福の中でライブを終了させる事が出来たと思います(“こきりこ節”は、その後にちゃんと演奏しましたよ♪)。ケーキはその後、無残に切り刻まれつつも(仕方無いですな…笑)、メンバーはお客さん、スタッフの皆さんに振る舞われました。これもまた良い時間だったように思います。
…まあ、こうなっちゃいますよね(笑)。今回も、楽しいライブをありがとうございました。そして、織田君、藤田君(もう過ぎましたが…笑)、誕生日おめでとうございます!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆大宮 Cafe Lamp のHP…http://www.cafelamp.info/
渋谷駅と横浜駅を結んでいるという性格上、沿線は昔から発展している所なので、その変化も飽和になりそうな印象はあるのですが、2000年に、田園調布駅~武蔵小杉駅間(現在は日吉駅まで)で目黒線の並走区間が開通したり、2004年には横浜駅以遠に、横浜高速鉄道のみなとみらい21線(通称、みなとみらい線)と直通運転をし、元町・中華街駅まで事実上の延伸をさせる等、まだまだ変化の兆しは衰える事を知りません。
更に今後の2012年度の話題として、渋谷駅を介して東京メトロ副都心線との相互直通運転が挙げられます。これが実現すると、現在副都心線に乗り入れている東武東上線、西武池袋線の列車が、東横線を介して横浜駅、元町・中華街駅まで乗り入れる事になっており、東急側としても新宿三丁目駅や池袋駅まで1本で結ばれる事になります。こうなると、JRの湘南新宿ラインと似たようなルートを辿る事にもなり、現在でもその2路線は競合関係にあるものの、更にその争いは熾烈なものになる事でしょう。
また、最近挙がってきた話題として、日吉駅から新横浜駅を経由し、相模鉄道の西谷駅までを結ぶ新路線の計画も具体化してきました。これはそもそも、相模鉄道の西谷駅付近から、東海道貨物線を経由して、湘南新宿ラインと結び、相模鉄道沿線から東京方面へ直通運転をさせる計画があるのですが、その新路線から東横線までのルート(どちらかと言うと、目黒線に直通運転させる予定だそうです)も新たに作るというものであります。これは2019年ぐらいを目途に建設されるという事なので、まだまだ先の話しなのですが、既存の路線を生かしたルート選定の発展は、留まる事を知りません。
…という事で、今後も発展が見込めそうな東急東横線…。今一度、その路線の“今”を、確かめてみたいと思います!…何気に今日10月14日は、鉄道の日でもありましたね。
●日時…2011年10月11日 ●路線距離…24,2km ●駅数…21駅
東横線と言えば、まず渋谷駅ですが、ここも2012年度の副都心線との直通運転開始と共に全てが地下化されてしまうので、現在の姿が見られるのも、あと1年と少し…という事になるのは確実です。副都心線側の渋谷駅は、当たり前ですが既に完成をしていて〔竹内大輔の写真日記(~2009)、地下鉄副都心線開業、その後(地下鉄編)参照〕、後は東横線の線路と繋がるのを待つだけとなっています。ちなみに、この地下の渋谷駅は、途中改札無しに、東急田園縁都市線・東京メトロ半蔵門線の渋谷駅ホームと繋がっており、こちらの管轄が東急になっている事から、副都心線の渋谷駅…となっていますが、駅管轄は東急のものとなっています(駅構内の表示方法が、既に東急仕様のものになっている事からも分かります)。
現在は渋谷駅を出ると、渋谷川を見下ろしつつ、そのまま高架でJR山手線を越え、すぐさま地平レベルになって、カーブを繰り返しつつ代官山駅に到着しますが、副都心線の渋谷駅からのルートとしては、この代官山駅の手前までは地下化される事になっています。当然、現在の代官山駅付近は工事の真っ最中という感じで、あと1年半程で風景は大きく変わりそうですね。
代官山駅の中目黒駅側はトンネル区間になっており、その先で東京メトロ日比谷線と合流し、そのまま中目黒駅となります。この先、日比谷線の車両が菊名駅まで乗り入れていますが、その数は日中は1時間に2本程度と、意外にも少なくなっています。ここでは日比谷線の車両の他、北千住駅以北からやってきた東武伊勢崎線の車両も見る事が出来ますが、その車両は東横線には乗り入れてきません。
さて、中目黒駅を過ぎるとすぐに上り坂に突入し、祐天寺駅を過ぎると、暫くは直線区間が続きます。ここは特急に乗っていると、結構なスピードを出してくれる区間でもあり、なかなか心地良い時間です(笑)。途中、学芸大学駅、都立大学駅と、大学の文字が入った駅名が2駅続きますが、どちらの大学も移転してしまい、現在は付属高校が残るだけとなっています。
そして、東横線の中枢を担う駅の1つである自由が丘駅に到着します。ホームは2面4線で、特急や急行列車では、菊名駅と共に、必ずと言って良いほど普通列車との接続をとる事が出来ます。また、大井町線との接続駅でもあり、常に駅周辺も賑やかです。
さて、この賑やかな駅を過ぎると一変、目黒線との合流をし、閑静な住宅街が広がる田園調布駅に到着します。現在は地下駅となって新しくなっていますが、地上駅時代の駅舎も復元されていて、現駅舎のすぐ脇に残されているのが、この土地柄とでも言いましょうか。この田園調布が開発されたのも、現在の東急の前身とされる会社によるものなので、正に鉄道と街との共存が図られた場所だと言っても良いのかもしれません。
この先、日吉駅まで目黒線と並走しますが、元々この区間は、目黒駅と蒲田駅を結ぶ、目蒲線という路線と、田園調布駅の1駅先の多摩川園駅(現多摩川駅)まで並走していた区間を分け、目黒駅~日吉駅間を目黒線、多摩川駅~蒲田駅を多摩川線として誕生した区間でもあります…。目黒線は、目黒駅側では東京メトロ南北線、都営三田線と直通運転をしていて重要な通勤路線へと生まれ変わり、そして前述したように、今度は相模鉄道と直通運転させる予定があるというのですから、かなりの発展を遂げている路線とも言えるでしょう。目蒲線時代は、4両編成の電車がのんびりと走っているだけでしたが、現在は6両編成で急行運転も行っており、相模鉄道との直通運転開始後(新横浜駅を通るのが、個人的に熱いです…笑)は、8両編成化も行われるらしいです。まだまだ今後の発展にも注目ですね。
…という事で、ここから日吉駅までは、色々な車両の共演が見られます…。ざっと車両の種類を上げると、東横線の車両で5050系、9000系、日比谷線乗り入れ用の1000系、その日比谷線から乗り入れてくる、東京メトロの車両の03系、みなとみらい線からやってくるのがY500系。そして目黒線を走っているのが、東急車両で5080系、3000系、東京メトロ南北線の車両で9000系、その先を走っている埼玉高速鉄道の車両で2000系、都営三田線の車両で6300系…。よく分からなくなってきましたが(笑)、とにかく計10種類の車両が現在では走っています…。これが、副都心線との直通運転開始後には更に増えるわけですから、もう何線なのか分からない状態になってしまうかもしれませんね(笑)。鉄道好き側には楽しいですが、一般的に見ると、何とも複雑な区間に映りそうな気がします…。
基本的に、東横線が外側、目黒線が内側…という状態が続きますが、武蔵小杉駅~元住吉駅間だけは用地の関係で難しかったようで、東横線が高架の上、目黒線が下…という区間も存在しています(左上写真参照)。また、この時の高架下の目黒線の路線ですが、元住吉駅に併設している車庫への出入庫のルートとしても使われています(これは、高架化前の東横線の本線でもありました)。
そんな元住吉駅は、この先の日吉駅まで目黒線が乗り入れる事に伴い、日吉駅での優等列車の待避が出来なくなったので、この元住吉駅で、優等列車の通過待ちが出来るような構造(東横線のみ)で造られています(右上写真参照)。この駅は高架駅ですが、改札口はホームより更に高い場所にあり、外へはそこから一気に地上まで降りていくというのが特徴的だと思います。
さて、長らく続いた目黒線との並走区間も、ここ日吉駅で終わりを告げます。日吉駅の先で、その目黒線の折り返し線路が設けられていますが、恐らくこの先が、相模鉄道との直通路線用のルートとなるのでしょう。まだ工事は始まっていませんが、いずれこの風景も変わっていくのだと思います。
この次の駅の綱島駅までは2,2kmあり、東横線で一番駅間が長い区間でもあります。しかも殆どが直線に等しい区間で高架なので、東横線の最高速度である110km/時を出す列車もしばしばです。綱島駅は特急は通過する駅ですが、急行は停まるので、駅も副都心線直通用に、ホームが8両→10両用に延伸させる工事が始まっています。これは、特急・急行停車駅のどの駅でも始められている工程でもあります。
そして菊名駅に到着します。日比谷線からの直通列車はここで折り返し、JR横浜線との乗り換え駅でもあるので、結構人の出入りは多い所でもあります。この駅より先は、横浜市北部の住宅街を縫うようにして走るので、カーブが連続する区間にもなります。
特急・急行は、菊名駅を出ると横浜駅となりますが、途中には4つほど駅があります。東横線に特急が走っていなかった時代(2001年まで)、最も速い列車は急行列車だったのですが、この4つも駅を通過するというのが、当時は貴重な区間でもありました。…と言うのは、当時の急行列車はどんどん停車駅が増えてきて、目蒲線が目黒線と分かれて多摩川線となった時には、その分岐駅である多摩川駅が急行停車駅とされてから、通過する駅より、停車する駅の方が多い状態になってしまっていて、この菊名駅~横浜駅以外の区間では、2駅以上、駅を通過する事も無かった事から、利用者からクレームも殺到していたのです(ほぼ1駅毎に停車するので、各駅停車を文字って、“隔駅停車”と比喩されたものです…笑)。そんな中での貴重な?4駅通過の区間だったのですが、カーブが多いのでスピードが思うように出せず、結果的に速達的なイメージを持てなかったのが急行列車でもあったのでした。現在は、湘南新宿ラインが開通して危機感を感じたのか、特急という新たな種別の列車が出来ましたが、副都心線直通後にはどう変化していくのか…、楽しみでもありますね。
カーブが続き、東白楽駅の先で地下に潜ります。みなとみらい線乗り入れで、横浜駅周辺も地下化された為で、このまま元町・中華街駅まで、地上に出る事はありません。そして地下化された反町駅を過ぎ、1面2線の横浜駅に到着です。一応、東横線としては終点ですが、構造的にも中間駅のような存在で、列車も殆どがそのまま、みなとみらい線へと直通していきます。東横線から来た列車を見てみると、7割方のお客さんは降りてしまう感じなのですが(笑)、地上時代(みなとみらい線への直通前)は桜木町駅まで通じていたのが、何だか懐かしいですね…。
…こうして、東横線の“さんぽ”は終了しました…。そもそも1駅1駅の駅間が短いので、中には2駅ぐらい歩けてしまう所もありましたが、改めて、非常に変化の富んだ路線だなと思いましたし、また今後にも大きな変化が控えている所が。頼もしくて仕方無い路線でもあるとも思いました(笑)。どうりで、特急や急行に乗っていると、どこからどこまで行っても混んでいるわけです(笑)。副都心線乗り入れ後の、例えば今から約2年後の風景では、今回とはまた違った魅力を展開されてくれるのでしょうね。渋谷駅が地下化されると、現在の東横線の渋谷駅の用地を生かして、湘南新宿ライン・埼京線の渋谷駅がその位置に移設されてくるという話しも出てきているようですし、この競合路線との展開も目が離せません。まだまだ目が離せない、東京の代表路線!…という感じでした。
☆東京急行電鉄のHP…http://www.tokyu.co.jp/

5月16日(木)