また、ここは昨年の『わらべ JAZZ』の時にも、インストア・ライブとして演奏をさせて貰っていて〔TRI4TH『わらべ JAZZ』インストアライブ参照〕、聞くと、事ある毎に関わりのある場所でもあるとか…(メンバーの使用楽器を見ても、そうですからね…)。CDをリリースする度にこの場所に帰ってきて、そして演奏をやらせて貰えて…、もはや自分達の成長を確かめ合うような場所…と見るのは、考え過ぎでしょうか…。
今回も、多くの方にお越し頂きました!…予約制となっていたのですが、これは満席と言っても間違い無いでしょう。また、今回は1段分?の高さのステージが用意されていて、インストアという状況とは言え、より本格的な演奏をお届けしなければいけないプレッシャーのようなものを感じさせてくれました(勿論、常にそうなのですが…)。ステージ時間もたっぷり1時間は予定されていて(実際、盛り上がってしまって、1時間20分くらいは演奏していました…笑)、これはもうインストア…と言うよりは、普通に“ライブ”でした。
この“ライブ”という感覚は、自分達は最近特に意識している事柄ではないでしょうか。幾分、個人的な観点が入りますが(笑)、先日の Motion Blue でのライブ〔TRI4TH ワンマンライブ@Motion Blue Yokohama!〕を終えて自分は、TRI4TH の中の自分の立ち位置の1つの答えを導き出せたような気がしたのです。演奏の方向性…と言っても良いのかもしれませんが、それは後にバンドの方向性にも繋がる事ですから、慎重にならなければいけない事ではあります…。それでも明らかに、それ以前のライブとでは充実性が異なるというか、質の向上は図られたように感じられたのでした。…勿論、自分達は過渡期の状況である事は、十分に認識しているところですので、今の段階で…という話しではありますが、ハッキリ言える事は、どんどん楽しくなってきている…という事です。今回のインストアライブも、Motion Blue とは環境は違えど充実感が大きかったのは、その部分の変化が大きかったのではないかと思うのです。
“Night Hawks”のソロの展開、“Seven”のイントロの入り、“Himawari”の音の掛け合い等…、これらは事前に決められていた部分もあったのですが、その時の空気感を読まなければいけないのがライブです。ステージの上で言葉を掛ける事無く、楽器から出る音という媒体で、それらから逸脱した演奏に皆で向かう事が出来ました。“New Life Standard”も、日に日に自由度が増してきている気がしますが(笑)、その方向に向かう事で、自由の中での皆のベクトルの一致を、演奏中に確かめ合う事が出来るのです。
これこそジャズの真髄とも言える考え方で、TRI4TH はやはり、“ジャズ・バンド”としての要素を高くする事によって生きるバンドなのだと、改めて思ったのです。当然、それが成り立つ為には、ステージ構成やセットリストの流れ、そして演奏の技術が確かなものである事が求められるわけですが、自分達もまだまだとは言え、そこに近付いていく事で自らの成長を楽しめると言いますか、それが今後の活動の原動力にも繋がっていっている気がします。
また、今回の“Circle”のように、サックスとキーボードのデュオを初めて行う…といった、新たな試みも捨ててはいません…。事前に用意してきたものという考えが1つ。用意してきたけど、やはりライブ中の雰囲気を判断し、それらを逸脱した方向性、(ライブ中に突然)持っていくという考えが1つ…。これら双方のバランスは大事ではありますが、最近のライブを判断するに、後者のような状況の方が、何だかんだで皆、好きなようですね…(笑)。ある意味で、ライブなのだから当然だとは思う事なのですが、こういった考えに無意識的になれるのは、実は結構難しかったりするのです。その域に到達出来たというのは、TRI4TH も新たな局面を迎えられるような気がしました。良いライブでした。
…という事で充実したライブを終え、この日はクロサワ楽器のスタッフの方々に、食事に招待して頂ける事になりました。町田店からの流れもあるので、2つのインストアライブの総合打ち上げ!…と言っても良いのかもしれません。新大久保という場所を生かし?て、焼肉をたらふく食べさせて頂きました。そして、沢山飲ませて頂きました(笑)。
改めて、多くの方々に囲まれて、バンド活動を続けさせて貰っているのだと認識させられた日でもありました。今後ともどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆クロサワ楽器のHP…http://www.kurosawagakki.com/
故に今回は、あまりにも自宅から近い場所でのライブ…という状況になっていたわけですが、早速その状況を生かすべく、お店まで、家から自転車で向かいました(笑)。自転車では10~15分(人が多いので、時間帯によってはノロノロの運転になります)の距離で、池袋は自宅から本当に近いのです。天気が若干悪かったのですが、雨は避けられたのは幸いでした。
そして鹿嶋さんと池袋でライブをやるなら…と、是非行っておきたい店がありました。それが上写真参照の、“Pho 24(フォー・トゥエンティ・フォー)”というお店です。ベトナム発というフォーの専門店(且つチェーン店)で、自分は2010年に訪れたベトナムのホーチミンの旅行〔旅日記 32.ベトナム、ホーチミン編(2010.1.31~2.4)参照〕で初めて名を知った(記事には書いてませんが…)のですが、チェーン店という事で安心して入れ、しかも向こうでは名前の通り?24時間営業だったので、時間を気にせず立ち寄れたのが良かったのです(一応、名前の由来としては、24種類の素材で調理したスープ…という意味が込められているそうです)。値段は、現地の物価からすると若干高めでしたが、とても美味しかったのを覚えていました…。そして日本帰国後、いつの間にか市ヶ谷に日本1号店が出来たのとの情報が入り、そして2号店は何とも身近な場所、池袋にオープンしたのでした。
実は、鹿嶋さんと自分とは、事前にリハーサルを行う時に、よく池袋にあるスタジオを使っていて、駅からそのスタジオまでの途中に、この Pho 24 は存在したのです(…というか、偶然に見付けたのでした…)。そして鹿嶋さんには紹介したものの、まだ自分は日本では入った事が無かったので、今回は本当に良い機会だと思ったのでした。前置きが長くなりましたが、この日はフォーガー(鶏肉入りのフォー)と333(バーバーバー…ベトナムのポピュラーなビール)を注文し、つまりは自分はライブ前の至福の時間を過ごせたという事です(笑)。本番にも、気持ち良い形で?臨めたように思います。
さて、この日は自分達も含めて、全4組のアーティストの方々が出演していて、これまたいつも以上にバラエティに富んだ内容となっていました。1バンド目には、“はわいらて”という2人組のバンドで、1人はギターを持って歌うのですが、途中にはドラムを叩きながら歌うシーンもあり、周囲を驚かせます…(笑)。そしてもう1人は、モンゴルの民族楽器を使いながら、時にホーミーを用い、独特の世界観を持って演奏をしていました。そのサウンドは、やはりバンドの個性となり、日本語のオリジナル曲なのに、どこか異世界のような空間を感じさせる等、いつの間にか彼らのステージが出来上がっていたのは流石と思いました。
…さて、自分達は今回は、2バンド目の出演でした。鹿嶋さんとのステージは本当に久し振りになりますが、そんな1曲目に、いきなり“Misty”を取り上げたのは意外だったかもしれません。リクエストが来ていたからとの事でしたが、ジャズ・スタンダードらしく、ある程度の自由は持ちつつ、それでも歌詞の意味を大切にしながら演奏していきました。そして、鹿嶋さんとのお馴染みのナンバー、“ヨイトマケの唄”もやりつつ、“枯葉”や“また君に恋してる”等、少し秋らしさを感じさせたセットリストをお送りしていった感じはありました。
また、一緒にやる曲としては、今回が新曲の扱いになる“I'm So Lonesome I Could Cry”や、先程の“枯葉”等は、歌詞は鹿嶋さんが独自に訳した日本語詞で歌っていきます。これらの曲の日本語訳というのは、既存ので有名なのもあるのですが、そこはもっと大事に訳したい…という鹿嶋さんの強い思いから、より丁寧に、そして自分の解釈も交えて訳された歌詞でお送りしていきます。ここが鹿嶋さんのオリジナリティと言いますか、そこが世界観の1つという特徴になるのでしょうね。アレンジも勿論、施していますから、原曲ともまた異なった雰囲気を作り出す事に成功しています。そしてお客さんからすれば、それらの曲の新たな魅力に気付けたりするのではないでしょうか。
そして、最後には久し振りの“奇妙な果実”を演奏しました(勿論、鹿嶋さんの日本語訳詞で…です)。これは演奏する側にとっても、かなり気合の必要な曲ではあるのですが、確かに弾き終えた瞬間、居ても立ってもいられないような心境になりました。良い意味で…だと問題は無いのですが、あながち良い意味で…とは言えないのかもしれません…。とにかく、曲の持つパワーは弾き手にすら影響を与えてしまうのか…と思う程でした。…これが自分達のステージの最後の曲だったわけですが、なかなかに濃い演奏になりました。無事、次のバンドの方にバトンを渡せていれば良かったのですが…(笑)。
そして3バンド目には、ボーカル兼ミニ?シンセサイザーの方を中心に、手造り感溢れた電子仕様にもなる打楽器の方、そしてコーラス兼トロンボーンの方との3人組という(笑)、“河津落としプラン”という名前の方々の、かなり異色とも言える演奏を、そして4バンド目には、ギター弾き語りの山田庵巳さんを迎えてお送りしていきました。前者の方の音楽も独特なものでしたが、4番目の山田さんも、なんと8弦ギターを弾きながらの登場となっており、しかも普通に歌を歌うのではなく、ストーリー仕立てで、曲と曲の間も話しながらギターでBGMを付けて進めており、即興的な部分も含めて、本当に最初から最後まで目が離せない演奏でした。
改めて、鈴ん小屋という場所に集まるミュージシャンの個性の極まり度が、大変凄いものであるという事を確信致しました。むしろ、日に日にパワーアップしているのではないでしょうか。アンダー・グラウンドな世界と言ってしまえばそれまでですが、外に発信していきたいという気持ちの強さは、どこにも負けないものが感じられました。こういった特徴あるライブハウスは、本当に大事にしていかなければいけないように思いますね。そんなお店が自宅の近所にあって、何だか嬉しいような、恥ずかしいような…(笑)。とにかく、充実した1日でありました。どうもお疲れ様でした♪
☆鹿嶋敏行さんのブログ…blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆池袋鈴ん小屋のHP…www.ringoya.org/
☆Pho 24 の(日本の)HP…http://www.7andi-fs.co.jp/pho24/
今回は司会に、元HTB北海道テレビのアナウンサーで、現在はフリーとして活動されているという、“くりっぱ”さんこと、栗葉貴代子さんを迎えて進めていきました。流石ベテランと言いますか、演奏前のアナウンスで既に会場を自分の世界にしています(笑)。自分としても、飛行機で北海道入りをした際に、くりっぱさんがパーソナリティーを務めていた音楽番組を聴いておいたので、予習は万全です(笑)。
その後、自分達もステージに呼ばれて登場し、いつもの「さあ、元気出して行くべさ!」という掛け声の発声を行わせて頂きまして(笑)、いよいよ演奏スタートとなりました。昨年の経験があるにしても、最初の1曲というのはやはり緊張する瞬間でもあります。
最初の2曲は、自分のオリジナル曲の聴いて頂きました。意識していたのかは忘れましたが、過去の2枚のCDの中から、それぞれ1曲ずつを取り上げる形にもなっており、バランス的にも良かったと思います。1曲目は“Scramble”、2曲目は“The Day Of The Black Key”という順番でした。
やはり最初は、固いかな…と思う事もしばしばでしたが(笑)、徐々に緊張感も解れ、より自由な方向へと向かっていきました。弾き慣れた2曲でもありますが、演奏場所が変わると、こうも雰囲気が変わるのかと思える部分もあったりしたので、本当にこの日だけのステージが出来上がっていたのだと思います。このライブの直前には美味しいお寿司も食べてきていた事ですし、モチベーションも北海道モードになっていたのでしょうか(笑)。北海道の大地のように伸びやかな演奏でありました。
3曲目にはクラシックのカバー曲の“Valse Op.34 No.2”をお送りしましたが、ここまでの流れが結構ストイック路線?でもあったので、4曲目にはガラッと雰囲気を変えまして、TRI4TH の『わらべ JAZZ』から“幸せなら手をたたこう”をお送りしました。勿論、手拍子はお客さんにも参加して貰いまして、和やかな時間に包まれました。
そして前半最後の曲は、アレンジを施したお馴染みの“Spain”です。ここではストイックさと、とにかく思い切り!…という思いが入り混じった演奏となり、メロディアスと混沌さとが程良いバランスで表れ、特徴ある演奏になったと思いました。この曲は、ライブで演奏する度に雰囲気が異なってくるので、演奏する自分としても刺激を貰う曲でもあるのです。
これで前半が終わりまして、ここで恒例の?クイズコーナーが始まります。正解者には自分達のCDをプレゼントするのですが、メンバー3人からそれぞれ出題をするので、CDも3種類。まあ、『わらべ JAZZ』も合わせたらピッタリ3種類ではありましたが…(笑)。くりっぱさんを交えて、トークを行いながら、楽しくクイズを進めていきました。
少々の休憩を挟み、後半戦に突入です。まずは再度『わらべ JAZZ』から“ドレミのうた”をお送りし、最近の自分のオリジナル曲“New Life Standard”を演奏していきました。どちらも自由度が高く、トリオ編成らしい、皆との距離が近い感じでお送り出来たのは良かったと思います。
そして3曲目ですが、ここでいよいよ重要な曲を演奏する時がやってきました…。自分達は、ここ伊達市から呼ばれて演奏させて頂いているわけですが、実はその為の条件として、ここ伊達をモチーフとする曲を作ってくる…というものがあったのです。
勿論、用意はしております(当然です…笑)。それが、今までトリオのライブでも何度か演奏した“The Energy Of Silence”という曲です…。自分達の前に伊達市に来たバンド、Deep River では、“伊達 Sky”という曲をサックスの郷原君が提供していましたが、あれは伊達の美しい風景を参考にしながらの作曲したとの事。自分は昨年に訪れた伊達の印象として、風景も勿論だったのですが、関わった方々とのやり取りが特に心に残りました。またここで綴るのも何だか恥ずかしいので(笑)、詳しくは〔自分名義ライブ37回目、5周年!〕を御参照下さい。ついに本家である伊達での演奏が叶ったわけで、個人的に、いつも以上に曲への感情移入がストレートに表現出来た気がしました。やはり、それ以上に貰えるパワーというのは無いですよね。とても充実した時間でもありました。4曲目には続けて“Imagine”を…。これもまた、良い感じに力が抜けた演奏となっていて、最後の曲にスムーズに繋げられたような気がしました。
…という事で、ついに後半最後の曲となりました。故に、もう自分達の伊達での演奏が最後という事を意味しているわけで、とにかく悔いの無い演奏になるよう、とにかく盛り上がれる曲でもある(笑)“Hagtana”をお送りしました。まだ終わりたくない…という思いも強かったのか、曲のイントロはこれまで以上に長く、それでいて、高い集中力を待っての演奏です…。そして、その側面が大いに出たのが、トシさんのドラムソロでした。トシさんは、前の Deep River でも出演をしているので、今回で4年目(4度目)になっていたわけですが、伊達への思いも自分達以上だったのかもしれません…。ここまで熱くなっているのは初めて見た!…というくらい熱くなっていまして(笑)、こちらも負けないように必死でした。
非常に熱い演奏で、大きな拍手に包まれました。これでもう殆どやり残した事はない!…という心境ではありましたが、その拍手が鳴りやむ事は無く、そのままアンコールへと突入していきました。実はこの時、時間に限りがあるような状況で、続けるのも若干微妙な状態ではあったのでしたが、スタッフの方々は自分達の我儘を聞いて下さりました。そして、自分のお馴染みの曲である“Monte Fiesole”を演奏して、今回のステージは幕を閉じました。正にエンディングのような雰囲気となっていましたが(笑)、お陰で本当に、思い残す事が無い…という状態になっていたように思います。
改めて、このような場を提供させて頂いて、本当に有難うございました。これで自分達の伊達での演奏は、ひとまず終わりとなりますが、自分達にはもう1つの役目である、来年以降に引き継がせるバンドを紹介させなければいけません。それが、、、
TRI4TH です!
…つまり、自分は来年以降も来てしまうわけですが(笑)、北海道の皆様にも、このサウンドに是非とも触れて頂きたいという思いが強かったのも事実です。それこそ“元気”を貰えるかもしれませんので、どうぞ楽しみにして頂きたいと思います。
…さて、これで、自分の役割はほぼ全うしました。いざ打ち上げに参るとしましょう!
⇒〔竹内大輔トリオ、北海道、伊達ツアー(2012.7.20~7.23)〕へ…!
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Scramble(オリジナル)
2、The Day Of The Black Key(オリジナル)
3、Valse Op.34 No.2
4、幸せなら手をたたこう
5、Spain
・2ステージ 1、ドレミのうた
2、New Life Standard(オリジナル)
3、The Energy Of Silence(オリジナル)
4、Imagine
5、Hagatna(オリジナル)
☆伊達市だて歴史の杜カルチャーセンターの(伊達市の)HP
…http://www.city.date.hokkaido.jp/shisetu/ippan/n96bln000000g6t6.html
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/
7月20日(1日目)
それでもやはり、個人的には緊張感のあった1日目。昨年同様、羽田空港に集合し、いつものメンバーである、ベースの池田暢夫君、ドラムの佐々木俊之さん(以下トシさん)と、飛行機のチェックインを済ませます。勿論、池田君はウッドベースを持参であり、これは預け荷物扱いになるので少々面倒ではあるのですが、昨年の経験が、事をスムーズに運ばせます。その間、自分とトシさんは、空港内で軽く1杯やるというのも、もはや定例化のように行われました(笑)。今年で最後とは思いたくないですね。
航空会社も、昨年と同様のエア・ドゥであれば、席順も昨年と同様、横3列並びです。ただ、今年の“New どさコン”の司会の方が、このエア・ドゥの機内音楽プログラムのパーソナリティを務めているという事を聞いていたので、そのチェックは忘れませんでした(笑)。普段、あまり機内音楽というのものは自分は聴かないのですが、この時ばかりは色々と目を通してしまいましたね…。ただ、北海道の航空会社なので、その音楽も北海道出身者の方々のものが使われていたりと、改めて、特徴性のあるプログラムだとは思いました。
そもそも北海道までは1時間半と、距離感のわりに、すぐに着いてしまう所なのですが、更には音楽プログラムを聴きながら(しかも事前にビールを飲んでるし…笑)であれば、その到着はあっという間です。空港には昨年同様、今回の企画の方々が迎えに来て下さっていて、1年振りの再会を楽しみます。そして早速「今回のお昼御飯は何にしようか」と言って下さるではないですか♪…昨年はお肉系だったので、今回は海系ですかね…と、遠慮無く言えるようになっている自分が怖いですが(笑)、本当にその通りのお店に連れて行って下さいました。やはり北海道という所は…恵まれています!
ここは千歳市から少し南下した苫小牧市にある、ぷらっとみなと市場という所で、その名も道の駅…ならぬ、海の駅…と書いてあります(笑)。建物の中は市場のように数々の食堂が入っており、自分達はその1軒に入ったのですが、早速海の幸を堪能させて頂きました。そして、ここは日本一のほっき貝の水揚げ量を誇る場所でもあるようで、そちらの注文も忘れませんでした。勿論、食事の共にはビールも忘れずに…(笑)。ああ、素晴らし過ぎる時間です。
さて、お腹も満足し、このまま伊達へと車を直行させます。お腹が一杯になり、そして日も傾き始めてきたのでウトウトと…という流れも、昨年に経験したような(笑)…と思いながらも、やはり車の中では眠ってしまいました。…これがまた至福の時間でもあるのです。天気は非常に良く、今回で4回目の訪問となったトシさん曰く、今までの中で一番天気が良いかも…との事でした。確かに空は青く、日差しが強いので、それが山々を緑色に照らし、今まで以上に鮮やかに見えた景色でもありました。
それが顕著に表れていたのが、伊達市街を見下ろせるポイント、有珠山SAです!…昨年にも同様のポイントで写真を撮っているのですが、色の濃さが違いますね!…そして、視程距離も抜群にあって、内浦湾越しに大沼岳を望む事も出来ました(右上写真参照)。それだけではなく、昨年には見えなかったものが見えるような気がして、一気にテンションが上がったのを覚えています。2年前にこちらに訪れたサックスの郷原君…。彼のオリジナル曲“伊達 Sky”は、このような空を見て作られたのでしょうか…。
いったん、次の日のライブ会場である、だて歴史の杜カルチャーセンターに寄り、スタッフの皆さんに挨拶をしたり、ステージのチェックをしたり、楽器を置かせて貰ったりして、今回の宿である洞爺湖の方に車を走らせました。洞爺湖周辺は昨年も回りましたが、泊まるのは初めてでもあり、そこは温泉街でもあるので期待感が高まります(笑)。そして、昨年同様、伊達メセナ協会の方との宴会もセッティングされており、気合いを入れて臨みたい時間でもありました。
ホテルには宴会の1時間以上前には着き、ちょっと時間があったので、トリオメンバーで洞爺湖の方に歩いて行ってみる事にしました。…とは言え、2分程歩けは着いてしまうので、暫くはその周辺を練り歩いていた感じだったのですが…、そこで、右上写真のものを見付けてしまいました!…これは、乗るしかないのではないでしょうか(笑)。しかも2人乗りまでと思いきや、3人乗りという、自分達にピッタリなシチュエーションまでが用意されていますし…。注意すべきは、宴会の時間までに間に合うように…という部分でしたが、30分も乗れば十分でしょう。この代物を見付けてから一瞬の内に、自分達3人は白鳥の人になったのです(笑)。
洞爺湖はカルデラ湖で、その真ん中には中島が存在します。一見、そこまで簡単にこの白鳥に乗っていけば(現実的には漕いで行けば…笑)着きそうな感じだったのですが、あとで聞くと、その中島までの距離は約3km…。30歳前後の青年が、30分間内で漕いで往復…という希望は呆気無く打ち砕かれました(笑)。構造上、ペダルを漕いでいたのは、年上のトシさんと自分の2人だけだったのが皮肉でしたが(笑)、足が筋肉痛にならない事を祈るばかりです…。
さて、ホテルに戻り、宴会の始まりです!…まさか協会の方々も、自分達がスワン・ボートに乗って洞爺湖内を漕ぎ回ってたとは思わないでしょうが(笑)、思い切り運動?した後の料理はまた格別なのです。ビールも軽々入ります。そのまま突き進み、ワインも軽々入ります!…そして勿論、日本酒も軽々…。
…あれ?
……。
……。
自分、また眠ってしまいました!!(笑)
昨年に引き続きの出来事でした(笑)。
…と、ここで終わったら昨年と同じなのですが、実は洞爺湖にはロングラン花火大会というのがあり、毎年4月末から10月末まで、雨天の日以外、毎日350発程の花火が打ち上げられるそうなのです。何とも景気の良い話しですが、花火は湖上から打ち上げられるという事で、これは見に行かないわけにはいきません。いったんぶっ倒れた自分も起きまして、改めて湖畔の方へと移動していきます。時刻は20:45からという事で、気温もだいぶ下がっており(17℃ぐらいだったと思います…)、上着を着ても寒いくらいでしたが、これが酔い覚ましにも丁度良かったのです。
そして花火は御覧の通り!…これが毎日続いているというのも凄い事ですが、関東での花火大会のように混雑必至!…という感じでないのがまた良いですね。それなりに人出はありますが、余裕があり、ゆったりと眺められるという状況です。きっと、多くの湖畔側に建つホテルの部屋からも見れるでしょうね。花火自体は20分程で終了してしまいますが、とても印象に残った時間でもありました。
さて、眠気も幾分か収まりましたが、酔いはあまり収まらず、そしてどうもお腹の満腹状態も解消せず、うまく動けるような気がしません。しかし、誰の提案か分かりませんが、ラーメン屋に行く事になっているではありませんか!…何だか色々と心配になりましたが(笑)、とりあえず店内は入ります。なかなか渋めのお店で、それでも繁盛しているようで、雰囲気も賑やかな感じまでは覚えているのですが…。
…ここでも自分は眠ってしまいました(笑)。
結局、先程の宴会の時と同じ感じになって、自分はここで脱落(何故か池田君も)しました。それでもまだ22:00くらいだったので、恐らくトシさんは、洞爺湖の夜をこの後も楽しんだ事でしょう(笑)。この後の気合いは、次の日のライブにとっておくという事で、一足早く眠りに付かせて頂きました。さあ、明日が楽しみです♪
7月21日(2日目)
早目に起きて(そりゃそうだ…笑)、昨日、味わう事の出来なかった温泉に浸かり、ようやく目を覚まします…。そして良い1日になる事を確信し、改めて伊達市へと向かいました。まずはJRの伊達紋別駅に、今回の司会である栗葉さん(くりっぱさん)を迎えに行き、そのまま会場へと移動していきました。リハーサルも順調で、くりっぱさんとのトークの内容も確認しつつ、いあz昼御飯へと出向きました!
ホタテのでかさに衝撃を受けつつ(笑)、若干食べ過ぎた感もあったでしょうか。ここの名物はこうこうこうですよ!…と、ちょっと聞くと弾丸のように返答してくる(笑)くりっぱさんを横目に、ライブへの体力は温存しておきたいものでした。楽屋では皆、死んだように休み、いよいよ本番の時間となりました。ここは思い切り、楽しんでしまいましょう♪…ここから先は次回のブログ〔自分名義ライブ41回目、2012 New どさコン!〕を参照して下さい!
…そしてライブ後は、昨年と同じく、楽しい楽しい打ち上げです。前回から比べると、だいぶ参加人数が減ったような気がしましたが(笑)、前回の時に知り合った、伊達出身のピアニストの方、太田亜希子さんも途中から参加して頂けたのは嬉しかったです(太田さんもこの日、近くでイベントの演奏があって、そちらの打ち上げに出つつ、こちらにも駆け付けてくれました)。実は前回の時に、お互いのCDを交換し合っていたのですが、太田さんのCDは、ここ伊達や洞爺湖をモチーフにした作品となっていて、実は自分もこの伊達をモチーフにした曲を作ろうとした時に、太田さんの作品を参考にしていた部分が結構あったからです。
太田さんはジャズの方ではありませんが、ピアノを使って自分の世界観を表現しようという点では、自分と何ら変わりはありません。前回、そこまで詳しく話しは出来なかった為、今回は良い機会でもありました。楽しい打ち上げ、ありがとうございました!…これで伊達ともお別れになってしまいますが、最後の夜、思う存分余韻に浸る事に致しましょう♪
7月22日(3日目)
この日で伊達とはおさらばです。自分は、色々な都合で来年以降も来ますが(笑)、池田君やトシさんは今年で最後、特にトシさんは4年間に及ぶ訪問に終止符を打つという事で、それは感慨深い事でしょう。名残惜しさ満点でありますが(笑)、こうなるだろうと自分は思っていて、実は今回はもう1日、自分達だけで羽を伸ばす事を決めていました♪…何度も北海道には来ているのに、伊達との往復だけしか経験していなかったトシさんの為に、ここは札幌に場所を移しまして、思う存分遊んでしまいましょう。有難い事に、伊達メセナ協会の方が、札幌のホテルまで車で送って下さいました。自分は来年もお世話になると誓いつつ(笑)、ここからは自分達だけの時間となります!
伊達からやってきた自分達から見ると、札幌は北海道と言えど、やはり大都市!…という印象に繋がります。札幌に着いたのはお昼頃でしたが、ひとまず小腹が空いてきたので、JR札幌駅ビルに入っている、“札幌らーめん共和国”というエリアで軽く腹ごしらえ…。恐らくこの日は街を練り歩く事になると思うので、スタミナ作りは必至だったわけです(笑)。
お腹も満足した事で、ちょっとした観光をしていきます。トシさんは札幌は初めて、池田君もまだ数えるくらいしか来ていないようだったので、ここはベタに回ってしまいましょうか。とりあえず、札幌時計台、大通公園を回りつつ、すすきの方面に向かっていきました。
この日は日曜日という事もあってか、すすきの周辺の道路が歩行者天国のようになっていて、予想以上の人出がありました。その中には、ビックバンドの演奏も催されていて、なかなか盛り上がっている様子です。それらを和やかな目で見つつ、今度はどこか見晴らしの良い場所に行きたくなりました。…と言えば、やはり藻岩山でしょうか。自分の希望で市電に乗りつつ(笑)、藻岩山方面へと足を延ばしてみました。
先程のすすきの周辺に比べると、こちらも定番の観光地でありながら、割りと落ち着いた雰囲気があった藻岩山でしたが、ここの見所は、やはり展望台からの夜景とも言えます。夜になればもう少し人出も多くなるのかもしれません。そもそも、曇りがちの天気だったせいもあるとは思いましたが、お陰で落ち着いて藻岩山観光が出来たと思いました。ロープウェイで上がりつつ、ハイキング気分で展望台まで歩いて登ったりと、なかなか順調に札幌観光を楽しんでいる自分達がいたものでした。
今回、1日延泊して札幌まで足を延ばしてきた自分達でしたが、当初は羊蹄山に登ろうなんて意見もあったものでした。羊蹄山は倶知安(くっちゃん)という町に位置し、その姿から蝦夷富士とも言われている山ですが、それ故に標高は約1900mもある、なかなか凛々しい山です。対して、こちらの藻岩山の標高は531m…。約450mの高さまではロープウェイで移動し、そこからは一応、歩いて山頂付近の展望台まで向かったわけですが、この時点で既にバテている自分達…。目的地を札幌にして本当に良かったと、改めて思った次第でした(笑)。
…藻岩山も堪能し、今度は池田君の希望で、HTBに行ってみる事にしました。HTBとは、北海道テレビ放送の事なのですが、その中の名作番組『水曜どうでしょう』のファンであるという池田君は、是非ともそのテレビ局に足を延ばしたいとの事で、確かに、昨日も栗葉さんに場所を詳しく聞いてる姿がありました(笑)。藻岩山を下山し、市電と地下鉄を乗り継いで行ける場所ではありましたが、ルート的には若干遠回り…。直線距離にして、3~4kmという距離でもあったので、せっかくなので(健康の為!?…笑)徒歩で向かう事にしました。
市電を見たり、豊平川を渡ったり、何気ない街をただ歩いたりと、非常に坦々とした道のりが続きましたが(笑)、予想以上にいつの間にか歩きつつ、HTBに着きました。恐らく1時間弱は歩いていたので、若干疲れも出てきてしまっていましたが、テレビ局に近付くにつれて池田君のテンションは上がり、そしてテレビ局の裏に位置する平岸高台公園を目の当たりにした瞬間、そのテンションはマックスに達成しました。
この公園は、その番組の前枠、後枠の収録地ともなっていて、言わば、これ以上言いようの無い位、お馴染みの場所でもあったのです。普通に公園なので、この時も何組かの家族と子供達が喉かに遊んでいましたが、そこにテンション・マックスの池田君が「おお~!」と言いながら、公園内に踏み込んでいく様子…。それは温かく見守るしか出来ないというものです。記念写真を撮って(右上写真参照)帰りました。
さて、時間も夕方になってきました。そろそろ飲みに行きたい時間帯ではありますが(笑)、ここでパーカッションの佐藤直子さんが、実家の札幌に帰っているらしく、せっかくなので一緒に飲みに行こうという話しになります。いったんホテルに戻って、改めて集合し直してロビーへと集合…。直子さんとは自分も久し振りでしたが、やはり地元の方がいるというのは心強いものでした。ただ、ロビーに置いてあった、“国内最大級☆さっぽろビアガーデン”のチラシを見て、一瞬で、そこに行きたい気持ちが皆で一致した事を書き留めておきます(笑)。
ここは、会場を大通公園とさせたビアガーデンで、大通公園の5丁目から11丁目に亘った、かなり長いエリアに6つのブースを確保。…それぞれ、サントリー、アサヒ、サッポロ…等々、それはそれは名立たるビール・メーカーのビアガーデン・ブースが設置されていて、その席数は合計約13000席!…説明されただけで楽しくなってきてしまいますが(笑)、気を付けなければいけないのが、どうやら営業が21:00までらしいのです。この時点で、既に時計は18:30頃になっていて、どのブースに行くのか、どのようなペースで飲んでいくのかは、わりと計画的にならなければいけないのかもしれません。
…しかし、あれこれ考えても、それこそ時間が無謀にも経っていってしまいます。ここは単純計算をするとして、1つのブースで25分内に収めれば、全6つのブースを制覇出来るではないかという結論に至りました。まあ、1ヶ所につき、ビール1杯ぐらいでしょうか…。それでも、全ブースを制覇出来た時には計6杯のビールを頂いている事になり、かなりの満足感を得られる筈です。…という事で、気合いを入れてまずは、サントリーから攻める事にしました。
会場内の注文はチケット制となっていて、それを持って席に着き、そしてスタッフにチケットを渡すと、その品物を持って来てくれるシステムのようでした。まあ、最初はこの制度がよく分からなく、様子を見ながら過ごしたものでしたが(笑)、すぐに慣れました。このサントリーのブースでは、ビールの他にもハイボール等を推薦していましたが、やはりこの状況での生ビールに勝てるものはありません(笑)。サントリーの代表格、ザ・プレミアム・モルツで、最初の乾杯がいざ始まりました♪
ビールの他に枝豆等も注文し、テーブル上での華を咲かせますが、実はゆっくりと飲んでいるわけにもいかないのです。与えられた時間は25分ですが、実際、チケットを買って席に座り、注文して品物が出てきて、いざ乾杯…と、この順序で既に10分位は経っているのです(笑)。これは予想以上に大変な挑戦をしているのではないかと思いつつ、潔く良く?次のブースであるアサヒに向かいました。
こちらはやはり、アサヒスーパードライを注文したいです。やはりプレミアム・モルツとは味がだいぶ違いましたが、個人的には、スッキリとしたこちらの方が好みでしょうか…。時間帯も19:00を回ってきて、いよいよ人出も本格的に多くなってきて、いわゆるビアガーデンらしい賑わいが目立ち始めた頃でしょうか。自分達も、この気迫に負けるわけにはいきません(笑)。
ここでもう1人、昨年の伊達でのライブの司会を務めてくれた成田理奈さんも加わり、全5人での行程となりました。成田さんは札幌在住でもあるので、このビアガーデンの事も知っていたようでしたが、実際に会場で飲むのは初めてとの事…。意外に、地元の方というのは来なかったりするのかもしれませんね。
さて、成田さんも交えて、今度は KIRIN ブースです。実は自分が日本のビールの中で一番好きなのが KIRIN ビールでもあり、気を取り直して?臨みたいものでしたが(笑)、いわゆる“一番搾り”ではなく、“フローズン生”なる商品を発見してしまい、ついついそれを頼んでしまったのですが…、これこそ夏の醍醐味ではないですか!
…ところで、前述のサントリー、アサヒ、そしてこの KIRIN と、順番的にはただ会場を端から端に巡っているだけで、特にこれと言った順番は自分達では決めてなかったのですが、会場の環境的に、先程のアサヒとこの KIRIN が一番中心に位置しているようで、人出も特に多かったのがこのエリアでした。お陰で、席を確保するにも一苦労で、ここで大幅に時間をロスしてしまう事になります。しかも、先程のチラシをよく見ると、ラスト・オーダーが殆どの場所で20:30に設定されている事が分かり、全6ブースの制覇には暗雲が立ち込んできました。この時点で、時刻は19:45過ぎ…。さて、どうしたものか…。
あれこれ考えてもいけません(笑)。次なるブース、地元サッポロビールへと参りましょう。先程からブース毎に色合いが異なり、サントリーは黄色、アサヒは赤、KIRIN は緑、そしてここサッポロは白となっていましたが、各ブースの個性を表しているようで楽しいですよね♪…ここまで来ると、だいぶビールでお腹一杯になってきた感じがありますが、混雑のピークも過ぎたのでしょうか。あっさりと席に座る事ができ、間を置かずにビールを堪能。地元のビールだけに、一番人気かとも思ったのですが、今のところ、アサヒや KIRIN が一番人出が多かったという結果になりました。
さて、この時点で時刻は20:20…。流石にこの後、もう2つのブースを回るのは現実的に不可能でしょう。隣りにあった“世界のビール”はパスし、一番最後の“札幌ドイツ村”というブースに向かって、今回の締めとさせて頂きました。…ここまで来ると、だいぶ人出はいなくなり…と言うか、かなり疎らな状況となってしまい、何ともビアガーデンらしくない、不思議な雰囲気でのゴールになってしまいました。まあ、トシさんは右下写真のように楽しんでいたので、良しとしましょうか…(笑)。
そして時刻は21:00を過ぎ、容赦無く会場は撤収の気配を漂わせてきます。単純にここまで、ビールを5杯は飲んでいるので、かなりお腹も疲れてきているのですが、まだ時刻は21:00なのです。東京での飲みに照らし合わせれば、まだ始まったばかり…と言える時間でしょう。一気に飲んだという状況もあり、酔いも結構ありましたが、ラーメンが食べたい心境でもありました。
ここで向かったのが、すすきのにある、美味しいと評判の“けやき”というお店。ここに辿り着く前に、成田さんが脱落してしまいましたが(笑)、その意志を受け継ぎ?確かに美味しい味噌ラーメンに辿り着けました。行列が出来てて、そんなに広くないお店ではあったのですが(外にあったテーブルで食べましたしね)、来て良かったと思えた場所でもありました。
味的にも気持ち的にも満足させて頂きましたが、酔いとお腹の苦しさから、かなり身体的には限界の状態になってしまいます。意外にも自分だけではなく、池田君もトシさんも同様だったようで、まだ22:30という時刻でもありましたが、いったんここで直子さんも含めて解散となりました(笑)。早過ぎ!…と思うかもしれませんが、実際ホテルに戻って、ちょっと部屋で休んでいよう…と思った瞬間に、もう爆睡していたのです。それだけ、気合い入れて札幌を堪能したという事ですね。これで思い残す事無く、明日は東京に帰れる気がしました。本当にどうもお疲れ様でした(笑)。
7月23日(4日目)
この日は帰るだけの最終日。たっぷり眠らせて頂いて、ホテル出発時刻は余裕の10:00。身体的にも十分元気になっていて、札幌駅から新千歳空港に向かいました。意外に、今まで車の移動が殆どだったので、ウッドベースやドラムのシンバルを抱えての電車移動は新鮮でしたが、これもまた新たな体験で面白かったです。…また、10:00出発と言えど、飛行機は12:00過ぎの出発だったので、空港でもまだ余裕の時間があったのが尚更良かったと言えましょう。
昨年も訪れた新千歳空港ですが、リニューアル後のこの空港は、お土産屋やレストランが非常に充実していて、時間はあるにしても、どうやって過ごすかは本当に迷わせくれます…(笑)。最後の北海道の日ですから、その余韻も楽しみたいところですし、まだまだ北海道の味を堪能したいという気持ちも大きかったりするのです(笑)。
そんな自分達は美味しい豚丼を頂き(左上写真参照)、あとは飛行機の出発を待つだけとなりましたが、そんな中、今度自分達が乗る出発便は、到着機の遅れによる影響を受けて、出発時刻が30分以上も伸びるのだとか…。まだまだ北海道の余韻を楽しめと言うのでしょう(笑)。 予想だにしない感じで時間に余裕が出来た為に、本当に思い残す事の無い北海道ツアーとなりました。そして、非常に楽しい時間を過ごせた…と、心に刻まれた筈です。
昨年も含めて2年間、本当にお世話になりました。また自分は来年、TRI4TH の一員としてお世話になってしまうのかもしれませんが、末永くよろしくお願いしたいです(笑)。どうもありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/
☆伊達メセナ協会のHP…http://date-mecenat.jp/
☆伊達市だて歴史の杜カルチャーセンターの(伊達市の)HP
…http://www.city.date.hokkaido.jp/shisetu/ippan/n96bln000000g6t6.html
☆苫小牧ぷらっとみなと市場のHP…http://uminoeki.info/
左上写真は、7日(金)に行われた高田馬場 Gate One のもので、お店の主?である、ギターの橋本信二さん、ボーカルの梶原まり子さん、そしてお馴染みの(笑)お客さん方と。右上写真は14日(金)に行われた三軒茶屋 Obsounds のもので、今回のツアー唯一の、レコーディングのメンバーが揃った日でもありました。そして、お客さんも交えて皆で、エイサーらしきものを踊ってしまっています(笑)。
ライブの回数にしては、ツアー日程は長きに亘っていたので、本当に長丁場…という感じでしたが、確かなものを残せた感触は確かにありました。今回で、リリース・ツアーは終了となるわけですが、CDの販売はまだまだ続いていきます。自分も何気によく聴いていますし、良い作品に仕上がったと思いますね。是非とも多くの方に聴いて頂きたいです。
…これらのツアーの詳細は、また改めて、まとめて“ツアー日記”として書いていきたいと思います。それまで自分は余韻を楽しむ事に致しましょう(笑)。どうもお疲れ様でした!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com/
まずは、まだ伊藤さんと知り合って1年も経っていないという、ギターの弾き語りの団長さん(右上写真参照)。シャウトしながら、そしてブルース・ハープを用いて強引に歌う様は、ある意味で刺激的なステージでもありました。そして2番目には、ギター・ボーカル2人組の青い風さん(左下写真参照)。こちらは打って変わってフォーク・ソングの曲が中心になり、カバー曲とオリジナル曲を約半分の割合で歌い、穏やかな空気感を演出してくれました。1つ飛ばして、4番目には、こちらは急に出演が決まったようで、2曲だけの演奏になっていた、トラさんという方(右下写真参照)…。長渕剛好き…というのは、言われなくても分かるという程、その方のオリジナルの曲調に表れており、1曲は本当に長渕剛のカバー曲をやってくれました。どの方もステージの雰囲気と相まって、皆個性的に見えた時間でもありました。
そして3番目の出演者は…、九州からの叩き語り、幻一郎さんでした。これまでに何度か紹介してきていますが、一度そのパフォーマンスを見ると、忘れるような方はまずいないでしょう。叩き語り…という、ある意味でポピュラーとも言える表現方法が、この人によって、こんなにもアンダーグラウンドな世界になるとは…(笑)。
しかしやはり、どうしても惹き込まれてしまうのです。何故だかはよく分かりませんが、目の付け所が鋭かったりするからでしょうね。そして、如何にくだらない事に時間を掛けているか…だと思います。今回も数々の楽器を使い(笛とか、初めて見たかもしれません…)、インパクトのある時間を残してくれました。実は今回、自分と一緒にやる曲を用意してくれていたのそうですが、自分に時間が無く、リハーサルが一切出来なかったので、またの機会…という事になってしまいました。まあ、楽しみは後日に残しておこうという事で、良しとしましょうか(笑)。
そして、この日のラスト・ステージとして、自分達の出番がやってきました。自分は今回は、お店の電子ピアノを使わせて頂きましたが、どうやら楽器の位置が、ちょっとした問題を生んでしまっていたようです。まず、電子ピアノの位置が、ステージの後方の端となってしまっていたのですが、これは動かせないというので仕方無いとの事。パーカッション(最近、ジャンベ以外にも小物類を沢山置き始めたので、もはやジャンベ…ではなく、パーカッショニストと言っても良いかもしれません)のミキヤも、真ん中の後方を陣取るしかなったので(逆側の後方にドラムセットが置いてあって、これも動かせなかったので…)、ボーカルの伊藤さんがミキヤの前に来るしかなく、どう見ても変則的なポジションでの演奏となってしまったのです(要するに、伊藤さんとミキヤが縦に並んでしまっていると…笑)。伊藤さんはよく動くので、これでも良いのかもしれませんが、何故かギターに繋いでいるシールドが3m半しか無く、あまり動けない御様子です。後ろからその姿を見れた自分としては、どうも気になってしまいましたね(笑)。
曲数も、5曲+アンコール1曲と少なめで、あっという間に終わってしまいました…。ただ、最後の方になるにつれて盛り上がり、お客さんも喜んでくれていたので良かったです。今回の和音でのライブは、自分達も含めて5組も出演者がいたので、1つ1つがすぐに終わってしまったような感覚がありましたが、それぞれに渡された持ち時間の中で、皆が個性を発揮していけた感じもあったので、意味のあるライブとなりました。伊藤さんを介して皆さんが集まったところもあるので、そういった空気感も出ていたのでしょう。
個人的には時間的にバタバタで、ライブの前後は勿論、ライブ中も慌ただしい雰囲気の中で過ごしてしまった感じでした。もう少しゆっくり出来たら…とは思いましたが、きっとそんな機会もまたある事でしょう。どうもお疲れ様でした。またよろしくお願いします!
☆春日部和音のブログ…http://music.ap.teacup.com/waon/
TRI4TH は、基本的には関東を拠点にするバンドですが、実は横浜…という地で自分名義的にライブを行うのは初めてなのだそうです。珍しいと言えば珍しいですが、だからこそ、この日は感慨深い日でもありました。横浜の中でも抜群の雰囲気を誇る Motion Blue は、自分達の音楽感にもリンクする部分もあり、メンバー皆が、いつかはここのステージに立てたら…という思いがあったのは言うまでもないでしょう。自分個人としても初出演だった Moiton Blue…。それが、今年正規メンバーとして加入した TRI4TH としての出演だったのですから、その喜びもまた大きかったというものです。
さて、今回のステージは、たっぷりの2ステージで、それぞれが1時間ずつという事もあり、内容的には結構盛り沢山に出来るのは承知の上でした。意外にこうしたライブは久し振りでもありましたが、逆に、色々とやれる事が多過ぎで、むしろ絞っていく作業の方が難航していたとも言えそうです…。また、昨今の TRI4TH のステージングとして、お客さんを途中で立たせ、踊らせて…、みたいな流れに持っていく事がよくあったのですが、ここ Motion Blue は、どちらかというと、そのような雰囲気ではなく、やはりジャズのライブハウスとして、しっかりと音楽を聴かせたいきたい感じではありました。
そのような状況もあって今回のセットリストは、従来のライブで作られてきた流れものからは思い切って逸脱し、本当にゼロから考えたものとなりました。また、1つ1つの曲を取り掛かるにしても、今回のライブならではの要素も盛り込んだりして、正にスペシャルな1日となるように組み立てられていったのです。そして、後は実際にそれをステージで披露するのみです。このワクワク感は何物にも代えられないものがありますが、良い緊張感を持って演奏に臨める気はしています。まあ、この時点で自分は生ビールを2杯ほど頂戴しているのですが…(笑)。
そんな中、やはりバンド・リーダーの織田君は、ライブ前のコンディション作りに余念がありません。MCには今回、ある程度の原稿を用意。分かりやすく、ハッキリと言えるように、何度も何度も原稿を読み返していきます。こうした努力が、やはり TRI4TH の根本の原動力と言えるものなのではないでしょうか。それぞれのメンバーには、それぞれの努力があり、きっと、それらの努力の到達点を、今回のライブに持ってきている筈です。…さて、いよいよ本番です!
ライブ前の緊張感というのは、独特のものです。これは出演者だけではなく、お客さんにも言える事なのかなとも思いますが、この“緊張”という言葉には、色々な要素が含まれているような気がしています。不安もあれば、期待感もあり、そして単純に、楽しみ!…という感情まで含まれます。そして、今まで培ってきたライブへの思いを、全てこの時間に発散する事が出来るか…という点では、このフロアにいる全員共通の思いでもありますよね。それが1つになった時の喜びは大きく、皆が見たい光景である事は言うまでもありません。
そしてその緊張感というのは、ステージに上がって音を出した瞬間に、また別のものへと変わる感覚も、何となく味わえます。既に音を出し始めてしまっているので、もう後には引き下がれない!…という状況もあるのだと思いますが(笑)、実際に演奏に移ると、やはり楽器を弾く事への楽しさが溢れてきて、それは今まで緊張と感じてた事を軽々と越えて、感情として表に出てくるのです。そして改めて、ステージの上でライブが出来るという事の有難さを感じ、シンプルに“良い音楽を残したい”という気持ちで一杯になるんですよね。
…何だか回りくどい書き方になってしまいましたが(笑)、とにかく、今回のステージは本当に楽しい!…と思える時間だったのです。それは1曲目の“Sunlight Yellow Over Drive”で既に感じていて、そのまま、攻めの姿勢を演奏に反映させたい気持ちが出てくるのは、至極当然の事でもあったのです。
そして、より自由な発想を、演奏へ…、という思いも忘れませんでした…。特に今回は、いわゆる“ジャズ”という部分に重きを置いてみたライブにしてみたかった部分もあって、それぞれのアドリブでも即興感を全面的に出し、突発的に生まれた1つの音から、また別の音へと自然に繋げられるような質の高いものを、全員で同じ方向に向かって目指せたところがあります。勿論、事前にそういった打ち合わせがあったわけではなく、メンバーの弾く音と、ステージの雰囲気を皆で身体で感じて作っていった…という事でしょう。また、どんなに自由度が高くても、やはりお馴染みの TRI4TH のナンバーをお送りしているという事もあって、どことなく元の曲を意識したアドリブ・フレーズも飛び出したりなんかもしていたので、その辺りもバランスも良かったと思います。個人的に、TRI4TH としては久し振りのグランドピアノという事もあって、音環境も抜群だったので、いつも以上に自由な演奏が出来た気がしましたが(笑)、これぞ“ジャズ”の気持ちでライブをやっているという事ではないでしょうか。
良い雰囲気の中、1ステージ目をお送りし、前半の最後の曲は“New Life Standard”と、少し珍しい曲順となりました。自分のオリジナル曲であるこの曲は、曲のテーマを聴かせるというよりは、やはりメンバー個々のアドリブに注目してほしい曲でもあり、言ってしまえば、イントロからテーマに至っても、即興感を大事に演奏していきたい曲なのです。いつもと違う…と思わせる事は当然で、即興感を大事にするならば、“いつもと同じ”になるわけがないのです。この時は織田君もフリューゲル・ホルンを用いて、また違った曲の個性を引っ張り出してくれました。
ここまで、楽しく1ステージ目を終える事が出来ましたが、思ったより時間が経っているという事が、演奏後の楽屋に戻ってから判明しました(笑)。その時間、約1時間15分…。確かにアドリブに重きを置くと、こういう感じになるのは致し方ない部分でもあるのですが、この後の2ステージ目をどうしていくのか、考える切っ掛けにもなった感じでしょうか。そして、そんな2ステージ目は、衣装チェンジをしてのスタートとなります!
2ステージ目の最初は“Himawari”からスタートしましたが、最初にドラムの伊藤隆郎さんだけがステージに上がって叩き始め、次にベースの関谷君、そしてピアノに自分と順に楽器が増えていく…という形をとって演奏してみました。一応は、曲のイントロをモチーフに回していたのですが、徐々に原曲の“Himawari”のイントロらしくなっていくところが素敵で、TRI4TH は、ただ盛り上げるだけではなく、ちゃんとメロディで聴かせる…という演奏も、バンドの武器の1つとなっているのだと分かります。
1ステージ目は、メンバー皆シックな装いだったのに対し、2ステージ目では、現在のツアーに即した衣装になったので、またステージの雰囲気も変わります。恐らく、ステージ照明もそうした拘りを持った仕上がりになっていたのではないでしょうか。
そんな中でも異色の選曲が、なんと 1st.アルバムからの“BMW の女”です。自分が加わってからは一度も演奏した事はなく、ジャズのリズムを持つも、ほぼフレーズを指定されているという特徴を持つこの曲は、良い意味でステージに刺激を与えた1曲でした。テンポも早く、変拍子が多用されていて、演奏するだけでも大変な曲なのですが、これを大変なように見せてはいけません…。言うならば、嵐が過ぎ去ったように、盛り上げていった曲!…というように感じてくれば良いのではないでしょうか(笑)。ワン・アンド・オンリーな曲だと思いますね。個人的には、また演奏してみたいですが(笑)。
トリオ演奏→フル編成演奏…という“Black Panther”も終え、いよいよライブもクライマックスへと突入してきます。今回、その次に演奏された“Dance em All”では、サックスの藤田君によるリズム感ある独奏から始まり、すぐにガチッとドラムが入り、そして徐々にリズム・セクションが加わっての時間を組み込ませて頂きました。雰囲気もガラッと変わった気がしましたが、それも束の間、お馴染みの“Dance em All”のサビに入っていくので、テンションを上げての曲突入という事になりました。このままエンディングまで、突っ走っていきます!
エンディング後、そのまま続けて“Burn,Jyugoya Burn”へ…。セットリスト、最後の曲となりましたが、テンションを下げる事無く、それこそアゲアゲの状態で進んでいきます(笑)。ここでは皆、いつも以上に音を出し、自分達の存在感をアピールしているかのようでしたし、最後の曲になってしまうのが名残惜しい…という感じさえしましたね。やはり、メンバー皆、楽しんでいたのです。改めて確認する事では無いのですが(笑)、出てくる音で理解出来るというのが最高なんです。
演奏が終わり、やり切った!…と思う最中、拍手が鳴りやまず、むしろ大きくなるではありませんか…。そんな感慨深く思う中、再度ステージに登場して、アンコール曲としてもお馴染み?の“Hammer Head”を更にアゲアゲで演奏し(笑)、ライブは終了となりました。…ここまで、やはり1ステージ目と同じくらいの時間の演奏をしていたと思いますが、もう全てを出し尽くした感もあり(笑)、長い…というよりは、満足の出来た時間を過ごせた事への感謝が先に表れましたね。本当に楽しい時間でした。多くのスタッフの皆さんに囲まれ、自分達の現状で出来る、一番良い形でのライブが残せたと思います。どうもお疲れ様でした!
CD『TRI4TH AHEAD』をリリースしてから、この日の Motion Blue でのライブを終えて、CDのリリース・ツアーとしては、1つの山場を乗り越えられた感じでしょうか。今後も、地方やインストア・ライブ等がチラホラ入っていますが、更なる高みを目指して頑張っていきたいところですね。そして、それらの到達点として迎えられるのが、3ヶ月後の12月10日(月)に行われる渋谷 Duo Music Exchange でのライブとなります。この日を持ってリリース・ツアーのファイナルとなる予定なので、こちらも楽しみにしていかなければなりません。
Motion Blue でのライブは、今までの集大成となるだけではなく、ジャズのライブハウスとしての見せ方という点でも、非常に勉強になった1日でもありました。今度は、12月の渋谷でのライブの状況を考えた見せ方というものに、色々と頭を悩ませなければならなくなるでしょう。果たして、どのような展開を見せていくのでしょうか…。今後とも是非ご注目下さい。皆さん、どうもありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆Motion Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp/top.html
周年期間としては2日目にあたる11日(火)は、バイオリンの Tsukasa さんと、ボーカルの白石恭子さん。そして翌日の12日(水)は、サックス・ボーカルの加地直子さんと、ボーカルの大久保知佳さん、そしてパーカッションの西川忠幸さんとの共演でした。出演陣もいつもより多めで、お店の9周年に華を添えた形になれたと思います。
そして、12日(つまり、周年期間最後の日)の演奏を終えた後は、お店のママと一緒に韓国料理屋に繰り出し、打ち上げのような感じで、それは腹一杯頂きました(笑)。ひとまず無事に周年期間を終えられ、ホッと出来た感じでしょうか。改めて、お疲れ様でした!
ひと口に“9周年”と言っても、それこそ紆余曲折の9年だったでしょう。自分が Kuro で初めて演奏したのは2006年の事〔竹内大輔の写真日記(~2009)、渋谷“玄”にて演奏参照〕なので、その内の約6年間の付き合いになるわけですが、まだまだ続けていって貰いたいお店の1つである事は間違いありません。少し気は早いですが、10周年は大いに盛り上がりたいものですね。どうぞ今後ともよろしくお願いします!
☆赤坂 Kuro のHP…www.livebar-kuro.jp/
●12月23日(日・祝)丸の内、東京會館ロイヤルルーム
・ランチ・ショー:食事…11:30~、Start…13:00~、
・ディナー・ショー:食事…17:00~、Start…18:30~
Charge…23000円(コース料理、ドリンク、税・サ含む)
出演…夢輝のあ、鳴海じゅん、毬穂えりな、瀧川末子、大真みらん、紫陽レネ、真灯かなた
スペシャルゲスト:美勇士、かずさ容子(一紗まひろ)
演奏…(Pf)竹内大輔、(G)後藤郁夫、(B)大森輝作、(Ds,Per)井手野敦、他、、、
構成・演出・ 音楽:北條馨梨(GOLDENBIRD)
演出・照明:月城奈美(GOLDENBIRD)
振付:大真みらん、他
振付助手:成藤茉衣
制作:鈴木美奈(GOLDENBIRD)
製作:GOLDENBIRD records,Inc.
主催:東京會舘
◆ご予約
03-3215-2111(代)「Paradise of Snow」係まで、
お電話にてお申込み下さい。
なんか、年々豪華になっていくような感じが…(笑)。今年は、会場の
東京會舘の創業90周年にあたるそうで、“Paradise of Snow”と題された、
クリスマス・エンターテイメント・ショーを大々的にお送りしていきます。
タイトル通り“楽園”をテーマに、ラテン、ポップス、シャンソン等を多彩に
散りばめ、客席の皆様も一緒になって楽しめる内容にしていきます。
毎年人気のこのクリスマス・ショー。特に今年は豪華なので、早目の
予約をお勧めしたいところです。演奏にも是非注目して下さい!
…という感じです。気が早いかもしれませんが、実際、公演の1ヶ月くらい前で満席になってしまう可能性は十分にあります(ディナーの方は特に…)。出演者も例年以上に沢山で、内容も恐らく凝ったものが出来上がってくる事でしょう…。自分も楽しみにしていきたいと思います。よろしくお願いします!
☆ゴールデンバードのHP…http://www.goldenbird.jp/
そんな撮影当日に集合したのは、写真でも分かる通り、お台場海浜公園にて…でした(笑)。この砂浜の上に強引にセットを組み、かなりの炎天下の中ではありましたが、演奏している風景を撮影していきました。
以前録った TRI4TH のPV〔伊達の来年出演のバンドは…参照〕を思い起こさせるような現場でしたが、なかなか良いものが録れたのではないでしょうか…。この後にはインタビュー撮影も行い、ひと通りは終了しましたが、どんな風に仕上がっていくのか、全く分からない…という辺りが楽しみです(笑)。
…このまま話しが上手く進んで、ついに TRI4TH もフランス進出へ!…と夢見るメンバー達でした(笑)。お疲れ様でした!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆MEZZO TV のHP(英語版)…http://www.mezzo.tv/en

5月16日(木)