丸本さんと自分の本番の日の過ごし方は、まず、お店に入る前にスタジオに入り、リハーサルを兼ねた確認作業を行うところから始まります。そして、この時にセットリストも改めて渡されるわけですが、いつのまに選曲がカラフルな事になっています(左上写真参照)。
これはどういう事かと言いますと、まず青色が今月の新曲です。丸本さんとライブをやり始めて以来、現在まで欠かさず続けている事で、昔はライブ自体が何ヶ月に1回だったので良かったのですが、現在は月に1回のペースで継続させているので、新曲も必ず月毎に生まれます。そのバイタリティはやはり大したものなのです。…そして赤色ですが、これは丸本さんが「大ちゃんセレクション…略して DS」と呼んでいる(笑)、自分が曲を選んで、ピアノのみの伴奏で弾くというもので、これも毎月1曲ずつ増やして演奏している試みです。そして緑色ですが、これが今回、初めての試みとなったマッシュアップというものです。マッシュアップとは、Wikipedia の文章を参考にすると、
『2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方は
伴奏トラックを取り出してそれらをもともとあった曲
のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である。』
…との事です。要するに、元々あった2つ以上の曲を、例えば伴奏は1つの曲を使用し、その上でさり気なく、もう1つのメロディが流れたりするような手法です。ミュージカル等ではたまに見掛けますが、これをライブで取り入れるというのは、自分としては初めての状況でした。
曲は、丸本さんオリジナルの“パッセイジー”と、ビートルズの名曲、“All You Need Is Love”。そんな事が可能なのかと思いましたが、今回のリハーサルの間で、元々丸本さんから提案されたアレンジを、幾つか修正。すっきりとした構成とし、よりマッシュアップさが伝わるようにしました。恐らく、時間を掛ければ、更に両方の曲を交錯させる部分が作れたのかもしれませんが、時間には限りがあるので仕方ありません。…こうして自分達は本番を迎える事になったのです。
お店にクリスマスツリーが飾られているのを見た時、これは確かに初めて見たと、12月は確かに今まで来ていなかった事を悟るわけですが(笑)、この日は3バンド中、1バンド目の出番でした。後の出演者の為に、会場を温めなければいけない出順でもあり、ある意味で気合いが入る状況でもありました。
丸本さんが、このお店の1ステージで用意する曲は全7曲。セットリストは先程紹介したばかりですが、この構成も、恐らく色々と試行錯誤を経て作られた筈で、自分はその意図を敢えて聞かずに、ステージ上での雰囲気を見て伴奏を加えていきます。…とは言え、最初の3曲はそれでも良いのですが、いわゆる DS の曲、“ワスレンサンナ”の時にはそうはいきません。この状況で雰囲気を作り出すのは、自分のピアノです。特に今回は原曲と異なり、ピアノ・イントロで世界観を作り出す事にしたので、責任は重大でした。しかし丸本さんもその雰囲気に上手く乗ってきたと言いますか、自分も気持ち良く伴奏を務める事が出来ました。個人的に好きな曲でもあり、遣り甲斐のある時間だったと思います。
そして、今月の新曲“A_Live”へ。必ず月に1曲作っているので、もう、「今月の新曲」で生まれた曲というのは膨大な数になっている(恐らく40曲ぐらい?)筈ですが、その1曲1曲に個性があり、聴いてくれた人に、何かしらの爪痕を残してやろう!という想いが強く伝わる曲ばかりです。実はそれは演奏者側的にもそうで、癖のある曲だな…とも思いながら弾いていたりするので(笑)、ある意味で理に適っているのかもしれません。今回も、この空間に何らかの痕跡を残せたと思いました。
そして、いよいよマッシュアップです。構成は当然の如く複雑になり、改めて冷静にならなければその表現自体が難しい状況ではありましたが、まず先に言っておくと、特に間違いは無く演奏は出来ました(笑)。そして、お互いに楽しみながら表現出来た余裕が感じられていたと思います。こういったマッシュアップで重要なのは、演奏者は演奏中に常に先を読んでいる事です。突然、別の曲からの歌い回しがやってきたりするのですから、聴く方は驚きますが、演奏者側が驚いてはいけません(笑)。むしろ、その曲の渦の中で楽しく泳いでいるような雰囲気作りが大切だと言えるでしょう。その意味では、この時は良いステージが出来ていたのではないかと思います。ただ、楽しめたのは良かったですが、やはり演奏後の疲れは相当なものとなり(特に頭の中が…笑)、そんな頻繁には出来ない手法だなとは思いました。慣れというのも、あるのかもしれませんが…。
そして最後には、もう丸本さんが約20年も歌い続けているという“まわっているのは”で締め括りました。それまで頭を使ってきた分、何も考え無しで歌える歌というのを持ってきたわけですね…(笑)。自分としても、丸本さんとライブをやり始めた当初から演奏してきた曲なので、その気持ちに関しては大共感でした(笑)。勿論、非常に解放感溢れる演奏になったのは言うまでもありません。これによって丸本さんとの今年最後の東京でのライブは幕を閉じたのでした。
1バンド目というのは気が楽なもので、演奏後は対バン相手の皆さんを、お酒でも飲みながら見れる…という感じではあるのですが(笑)、ねがぽじんさん(左上写真参照)、大竹創作さん(右上写真参照)、どちらも楽しいステージを展開していました。ついつい最後まで見入ってしまいました。
さて、先程「今年最後の東京でのライブ」と書きましたが、実は今月は、ついに丸本さんの故郷である広島でライブが決定しているのです。日にちは12月23日(月・祝)で、既に満席近い状態となっているそうですが、丸本さんにとっては所謂凱旋ライブでもあり、非常に楽しい時間になりそうです。自分も丸本さんのルーツが見られるのではないかと、密かにワクワクしております(笑)。こちらもどうぞよろしくお願いします。ひとまず、今年最後の東京でのライブ、どうもお疲れ様でした!
●12月23日(月・祝)広島アンティーク
Open…18:30〜、Start…19:00〜、3ステージ
Charge…2000円(+1ドリンク500円)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
☆丸本達也さんのブログ…blog.livedoor.jp/waits2/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
…ただ、蓋を開けてみて嬉しかったのは、この日は予約で既に、満席以上の状態になっていたという事でした。今までのお客さんは勿論、地元の方々も何人かお越し頂いて、これは盛り上がるライブになりそうな予感がしたものです。あとは、自分達自身が如何に楽しめるかに尽きるでしょう…。そんな想いを胸に、ワンマンライブは幕を開けたのでした。
“Session A”、“Vorale Via”、“Harvest”、“Everybody Kows That”と、お馴染みのナンバーが続いていきます。これはCD『Five Color Elements』の曲順通りであり、所謂ワンマンライブをやる時の恒例の曲順でもあるのです。この次によく演奏する“No Window, No Aisle”も含め、今回のツアーを通して基準となるセットリストはある程度の完成を見せており、これに、例えば Motion Blue のような雰囲気があるお店では、途中に最もジャズらしい“Night Hawks”を挟んでみる等〔CD『Five Color Elements』Release Party!…からの渋谷参照〕、ちょっとした変化を味付けしたりするのです。
そして、今回はクリスマス・シーズンに近い…という事で、5曲目には、以前に演奏した事があるという(自分は初めてでしたが)、TRI4TH によるクリスマス曲アレンジの、“あわてんぼうのサンタクロース”をお送りしてみました。途中には“Jingle Bells”も盛り込んで演奏する等、正にこの時だけのアレンジの曲が出来上がっていたと思います。時期的な問題もありますので、なかなか貴重な機会だったと言えるでしょう…(笑)。“No Window, No Aisle”はこの次に演奏し、そして“TRY AHEAD”で1ステージ目は締め括りました。なかなかバランス良い構成だったのではないでしょうか。
2ステージ目は、更に変化を付けていきます。まずは“Jazzhorick”で、先日の Motion Blue で行った、ベースの関谷君が1人で演奏を始め、次々に演奏者が加わる…という手法を取っていきました。スリリング且つジャズらしい時間でもあり、これはお店が変わっても、ワンマンライブでは継承していきたいステージングという事の現れでしょう。その次に“Night Hawks”を持ってきたのも、もはや必然だったと言えるのかもしれません。
そしてピアノトリオ編成による“Home”。特にこの日は織田君の待望の赤ちゃんである晋平君も会場に連れて来ていた事から、タイトル通り、演奏中の雰囲気も特別なものがあった事でしょう(…とは言え、織田君は演奏していませんが…笑)。そのまま続けて、今度はソプラノサックスとのデュオで“Flash By Flashback”。こちらも荘厳な?時間を提供させて頂きました。
…そしてここからは、“畳み掛け”の時間です(笑)。曲順は“Last Dancer”、“Rumble Fish”、そして“Hop”というもので、これは今回のツアーで培った、鉄板となるに至った曲順と言えるものです。自分達としても何度もこの曲順、構成でやっていきましたが、まだまだ飽きる事無く、そして毎回異なった景色が見える時間でもあります。お客さんも手拍子をしたり、そして立って(立ち上がらせましたが…笑)楽しんでくれたりして、楽しい時間を共有出来たと思いました。
最後には、アンコールの“Dance 'em All”。ここでいつもの、サックス藤田君による客席巡回が始まりますが(笑)、ついにこの日にはワイヤレスマイクがデビューしており、マイクのコードを気にしないで客席を回る事に成功したのでした!…何ともスムーズ、そして、どんなに遠くに行っても、モニター・スピーカーから常に一定音量のサックスが聞こえるという不思議な状態に一瞬戸惑うも(笑)、お客さんはより喜んでくれていたようで良かったです。また1つ、大きな一歩が進めたライブだったと思いました。
初めての川口でのライブは、沢山のお客さんと温かい声援に恵まれ、非常に印象深い場所となりました。そして今後もお馴染みな場所になっていけたら良いですね。お店の雰囲気も良かったですし、また機会があったらライブをやりたいですね。今回のライブはCDのリリース・ツアーの一環によるものではありましたが、それ以上に1つのライブとしての成功があり、次への自信に繋がった1日でした。お越し下さった皆様、どうもありがとうございました。またどうぞよろしくお願います!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆川口 Shock On のHP…http://www.shock-on.jp
3曲の中で、自分が参加したのはその内の2曲でした。ERNESTO-CIELO のレコーディングで特徴的なのは、曲によって、演奏者、参加者を分けている事です。前回の作品もそうでしたが、ある曲はアコーディンオンが加わったり、スチールパンが加わったりと、曲そのものに独自性を打ち出しているのです。そして、敢えてピアノが入らない曲、ギターが入らないアレンジにしてみる事で、新たな側面を窺わせてみるのです。
そして、そのメンバーの組み合わせにより、ピアノが自分、ウッドベースが池田暢夫君、そしてドラムに佐々木俊之さんという状況になる事がありました(笑)。正に自分のピアノトリオのメンバーで、池田君に至っては、1度 ERNESTO-CIELO のライブを手伝った以後、いきなりのレコーディング参加です(笑)。エレキベース担当の太田太君と対面(左上写真参照)したのも面白かったですが、既に 2nd. アルバムに向け、具体的な動きに入っていると認識出来た瞬間でもありました!…レコーディングの場所も、前回に引き続いてスタジオ DeDe にてで、ピアノも堂々とスタインウェイで、最高のクオリティーで録音させて頂きました!
この日の予定は順調に終了。また他のレコーディング曲に取り掛かるべく、次のステップへと突き進んでいくのでした。これからの ERNESTO-CIELO にもどうぞ御期待下さいませ!
☆Tsumuzi 君の…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
☆池袋 Studio Dede のHP…www.studiodede.com/
12月7日(1日目)
この日、集合場所の羽田空港へは、お昼頃の待ち合わせてとしていたので、特に早起きをする必要も無い感じではありましたが、これから始まる、恐らく充実した時間が待っているツアーを前に(笑)、変な緊張感を持って朝を迎えました。集合時間に遅れた人はいないものの、ここではバリトンサックス担当の藤田淳之介君は、いつの間にか皆と違うカウンターでチェックインを済ませており、成程、マイペースのメンバー達が集まる GG ならではの化学反応は既に始まっていたのでした(笑)。更に、お土産を見ている者、冷やかす者、飛行機の写真を撮る者(それは自分でした…笑)等、本当にそれぞれではありましたが、こうして無事に飛行機に搭乗し、福岡入りを果たしたのでした。
福岡空港では、この時点では宮崎に住んでいた宮里君と、今回のツアーに全面的に協力をしてくれた、同じく宮崎県在住の木島さんという方と落ち合いました。2人はそれぞれ御自分の車で来ており、ここで2台の車に分かれて乗車し、この日のライブハウスの中州へと移動していったのでした。つまり、これが今回のツアーの移動車という事です。個人的に何度も来ている福岡ではありますが、こうしてお馴染みのメンバーと車で福岡市内を走っているというのは、何とも不思議な感覚で、それでも何だか溶け込んでいるのは Generation GAP というブランド?が成せる状況なのか…。とにかく、ワクワクが止まらない感じではありました。
こうして、この日の演奏場所である中州 Gate's 7 に、メンバー揃って到着…。ここは6月に、ボーカル・ギターの Daddy 津田さんのバンドでも演奏させて貰った場所ですが〔Daddy 津田、福岡ツアー(2012.6.21〜6.26)参照〕、まさか半年以内に、そして GG として出演するとは思ってもみませんでした。お店の方々は自分の事を覚えていてくれて、有り難い話しではありましたが、まずはリハーサルをきちんとやらなければいけません…。何せメンバーが8人なので、サウンドチェックも念入りに行いたいところなのです。…しかし、やはり何度もステージというのものに上がって来たメンバー達です。リハーサルは順調に進み、本番前の腹ごしらえも心から楽しめたぐらいでした(笑)。純粋に、初の九州ライブをどう楽しむか…と思えたのも、順調である証とも言える事でしょう。
…そして本番が始まりました!…初めての場所でのライブ開催に関わらず、ワンマンライブ、そして多くの方にお越し頂いていて、自分達もテンションを上げていこうと気合いを入れていたものの、それは自然にわき起こって来るものだとも思い知らされました。多くのお客さんとの共有の時間。それは、盛り上がらない筈が無かったのでした。
GG はオリジナル曲を中心とするバンドなので、勿論、今回のライブもオリジナル曲ばかりではあります。お客さんの中では、GG の曲を初めて聴いた方も多かったと思うのですが、そもそもサックスが4管のバンドというのも珍しいのかもしれません。知っている曲でなければ盛り上がれない…というよりは、素直に迫力あるサウンドを楽しんで貰えたようで、これはステージ上に居ても感じられる事でした。
順調に1ステージ目を終え、2ステージ目へ…。ここでは更なる盛り上げを掛けて演奏していきますが、個人的に、GG はサックスだけではなく、リズム隊も魅力である事を表現していきたいものでした。曲も、それぞれのソロを目立たせるような曲が増えてきて、ピアノは勿論の事、ギターやベース、そしてドラムも居るんだぞというのをアピールしていきます(笑)。
終盤には、GG ではお馴染みの“Sappy!!”をお届けして、ピアノとドラムとの掛け合いで、その魅力を締め括らせて頂きました。拍手も頂き、感無量な時間でした。アンコールも含め、とても楽しい時間が過ごせたと思います。そして、ツアー初日にして、初めての場所の福岡という状況も乗り越えられた自分達に、改めて拍手を送りたい心境でした。
こうなってくると、次の日の宮崎が楽しみで仕方ありません(笑)。まずは明日を気持ち良きように?迎えるべく、この日は多いに飲み、語り、打ち上げも盛り上がったのでした。写真にはありませんが、締めは再度、博多ラーメンでしたし(笑)、勝手に九州満喫ツアーと呼べる程、あっという間に過ぎた時間だったように思えます。
…こうして1日目は無事に終了。明日は更に楽しい事が待っていると思うべく、気持ちを新たに就寝に付いたのでした。
12月8日(2日目)
この日は宮崎に向かいますが、移動手段は前述の通り、2台の車です。ただ、九州の地図が頭に入っている方だと分かると思うのですが、現在いる博多近辺から宮崎市への道のりというのは予想以上に遠く、実は九州内の県庁所在地へは、一番距離がある場所なのです。数字にすると、約300km…。これは、東京〜福島間に相当する距離であり、順調に行っても4時間は見ておきたい道のりです。勿論、休憩や食事も考慮しなければならないので、ホテルのチェックアウトと同時に博多を出発。宮崎へ向けて九州縦断の行程が始まったのでした。
道中、少々の渋滞は覚悟していましたが、混雑は殆ど無く順調に移動は進み、久留米、熊本、八代と、鉄道(JR鹿児島本線、九州新幹線等々)でも通った事のあるルートで、一路南へと進んでいきます。
八代を過ぎると、鉄道のメインルートは海沿いとなりますが、高速道路では山間部へと入り、それまで真南のルートから、少し東南方向へと変化していきます。ここは、未だ鉄道では通った事の無い地域であり、車窓を見ては、途中下車したい想いに駆られますが(笑)、ここで降りたら大変な事になります…。いずれ来れば良い事でしょう…。
その後、山を越えて宮崎県へと入り、鹿児島方面の道と分かれ、宮崎自動車道に乗りました。ここまで来れば、宮崎市内までは残り1時間という感じでしょうか…。道も少し緩やかな感じになり、右手には霧島山がその姿を現してくれました。アテンドの木島さんは、この辺りに住んでいるらしく、何とも雄大な風景の中で羨ましくもありましたが、その中で今回のようなイベントを企画してくれて、本当に有り難い話しだと思ったものでした。
そして宮里君の住んでいる都城市を過ぎ、いよいよ宮崎市に入りました。車で来るのは初めてでしたが、少し南国らしい雰囲気はやはり健在で、福岡との景色の違いに、ついに来たな…と思わせてくれます。そんな中、会場入りする前に立ち寄った宮崎牛の食事処…。最高以外に表現がありませんでした。
移動の疲れも一気に吹き飛び、この日の演奏場所である、宮崎 New Retro Club というお店に到着しました。建物の2階に位置するお店で、狭い階段を上がって行くのですが、店内は予想以上に広く、そして独特な雰囲気も相まって、面白いライブになりそうだと確信したものでした。New Retro…とは成程と言いますか、レトロな雰囲気ではあるものの、何か新しいものが生まれそうな、そんな高揚感を思わせるもので、念願の宮崎ライブに相応しい舞台であると全員一致で思った事でしょう。リハーサルも順調に終え、あとは本番を迎えるのみとなりました。
まだまだ続きます!
最近の Daddy さんに呼ばれるツアーでは、自分ソロの演奏は勿論ですが、Daddy 津田さんのユニットでもピアノ(キーボード)として参加させて貰うスタイルが多くなっており、今回も、1部は Daddy 津田 UNIT、そして2部が竹内大輔ソロピアノ…という感じで進めたライブが殆どでした。これによって、Daddy 津田 UNIT としてのクオリティも上げられる事になり、出ずっぱりの演奏は大変でもありましたが(笑)、遣り甲斐のある内容と思えるものでした。
またこちらも後々に(笑)ブログに詳細記事を書く予定ですが、今回は、帰りの東京行きの飛行機から見た景色の写真をお届けしたいと思います。概ね天候は良好で、まるで日本地図を見ているかのような(当たり前ですが)機窓の展開に、全く飽きる事はありませんでした。
先日立ち寄った、瀬戸大橋と、四国の高松周辺(左上写真参照)。淡路島へ通じる、世界最長の吊り橋である明石海峡大橋と、神戸空港を含めた神戸の街並み(右上写真参照)。大阪市全景(左下写真参照)と、伊豆半島の南側から臨む富士山(右下写真参照)です。
いやー、本当に素晴らしい景色でした。前回の記事でも書きましたが、こうした風景を眺めて頭に留める事で、自分の演奏している時の糧になっている気がします…。視野を広く、大らかに伸び伸びと演奏していきたいですね。今回もどうもありがとうございました!
…そして Daddy さんとは、今月12月12日(木)に、新宿の Tokyo Style でバンド編成でライブを行います。久し振りの東京での共演でもあり、自分も楽しみにしています!…こちらもどうぞよろしくお願いします!
●12月12日(木)新宿 Tokyo Style
Open…18:30〜、Start…19:00〜、O.A. 有り
Charge…前売り2500円、当日3000円(1ドリンク付き)
Member…(Vo,G)Daddy 津田、(Cho,G)ちきぴー、(Key)竹内大輔、
(B)ベラフ、(Ds)小和田淳
Guest…(Vo,G)すわ親治
☆Daddy 津田さんのHP…http://www.geocities.jp/studio0378/
●12月1日(日)六本木 Club-Edge
Open…16:30〜、第1部…17:30〜、第2部…18:45〜、
Charge…3500円(+ドリンク代500円、飲み放題は+1500円)
Member…(B)宇野沢芳彰、(Vo,Key)高木盛正、(G)日企直樹、(G)中山さとし
(Key)竹内大輔、(Ts) テナー万太郎、(Ds)今井義頼、他…
ベースの宇野沢芳彰さんのお兄さんである、ギターの宇野沢秀樹さん。
自分も何度か一緒に演奏させて頂きましたが、秀樹さんが亡くなった
という連絡が来たのは、今年の初め頃だったでしょうか…。突然の事
だったので、ただただ驚くばかりでしたが、あれから何ヶ月か過ぎ、
追悼ライブを行いたい…という連絡が来たのは、少なからず嬉しい
お知らせではありました。秀樹さんのお仲間の方々も沢山集まり、
第1部はインストで、第2部はボーカルを加えて大々的に行います。
演奏メンバーも、これはまだまだ一部分であり、当日はダンサー等も
加えるらしいので、それこそ秀樹さんが羨ましがるぐらい(笑)、
盛大に演奏していきたいものです。どうぞよろしくお願いします!
●12月2日(月)赤坂 Ambe Cuatro(アンベ・クワトロ)
Open…18:00〜、Dinner…18:30〜、1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜、
Charge…6500円(3plates+おつまみ、ドリンク別)
Member…(Vo)Mirano、(Vo)Mamiko Bird、
(Fl)井上信平、(Ss,Ts)藤田淳之介、(Pf)竹内大輔
ボーカルの Mirano さんと Mamiko Bird さんの企画する、メキシコ料理屋
でのクリスマス・ジャズ・ライブです。サックスにお馴染み藤田淳之介君を加え、
更にはジャズ・フルート界の第1人者である井上信平さんまでも加え、これは
豪華なライブになりそうです。信平さんは初共演ですが、フルートの西仲美咲
さんの師匠でもあり、いつかこういう日が来るのではないかと、勝手に思って
いました(笑)。ジャズ・スタンダード曲は勿論ですが、クリスマス・ソングも
多数御用意してます。そして、せっかくですから、こういった楽器編成(結構
特徴的だと思います)ならではの音楽も楽しんで頂きたいですね。クリスマスと
メキシコ料理というと何だか新鮮ですが(笑)、きっと楽しい会になる筈です!
●12月3日(火)お台場 Grand Pacific Le Daiba スターロード
受付…17:45~、ディナー…18:00~、
1st.…19:30~、2nd.…20:45~(ステージは各45分)
Charge…10500円(ディナー、ドリンク付き)
Member…(Vo,Per)ナオキ、(Pf)竹内大輔
お台場のホテル、Grand Pacific Le Daiba の30階に位置するダイニング&バー、
スターロードでの、ボーカルのナオキさんとのアコースティック演奏です。
ここからの眺めは素晴らしく、夜景等は更に綺麗な状況が期待出来るのでは
ないでしょうか。美味しい食事と美味しいお酒に舌鼓を打ちつつ、自分達の
音楽を楽しんで下さい。アクセスも、ゆりかもめの台場駅から直結と便利です!
●12月5日(木)、11日(水)、17日(火)、19日(木)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vn)Tsukasa(5日のみ)、(Vo)白石恭子(11日、19日のみ)
(Fl)加藤夕葵(17日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染みの赤坂 Kuro での演奏です。毎月やっていると、いつの間にか1年が
経ってしまう感じですね。12月もそれぞれのミュージシャンを加えて、基本は
デュオ編成で、楽しく緩く?やっております(笑)。この時期ならではの、
クリスマス・ソング等もやりそうな気がしますね。どうぞお楽しみに♪
☆12月6日(金)川口 Shock On
Open…18:00〜、Start…19:30〜、
Charge…前売り2500円、当日3000円、
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH の 3rd.アルバム『Five Color Elements』のリリース・ツアーの一環
として、織田君の現在の地元である川口にて、ワンマンライブを行います!
お店はダイニング&バーという感じなので、料理も豊富で、美味しい食事と
自分達の演奏を同時に楽しめるのではないかと思います。CDのリリース後
(正しくはプレ・リリース後)、ツアーも盛んに行い、徐々に徐々にライブの
クオリティが上がっていっているのを感じます。正にバンドサウンドの構築が
成されている時でもあり、現時点での自分達の最高のライブをお届けしたいと
思います。12月は TRI4TH は全部で3本のライブが予定されていますが、
ワンマンライブとなるのはここだけですので、ゆっくりと楽しみたい方は
今がチャンスです(笑)!…川口は埼玉県ですが、電車では赤羽駅の次の駅と、
都内からもアクセスがしやすいので、是非とも足を運んで頂ければと思います♪
●いづみ、三島・沼津ツアー
・12月7日(土)三島バッカスのへそ柿田川
Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…4000円(料理、ドリンク付き)
Member…(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳
フルートのいづみさんに呼ばれて、三島で演奏を行ってきます。ライブ上では
クリスマス・コンサートという名目になっており、いつも以上にパーティー気分で
盛り上がっていきたいと思います。いづみさんに呼ばれて三島・沼津に行くのも
恒例となってきましたが、毎回新たな出会いがあり、そしてお馴染みの方々が
増えていくのはとても有り難い事です。そんな1年の集大成として、これらの
日を送る事が出来たら良いですね。自分も楽しみながら過ごしたいと思います♪
●12月10日(火)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は1バンド目
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例の、ギターの丸本さんとのデュオ・ライブです。毎年、この時期だけは
お店の都合で、ライブを入れてなかったのですが、今回は晴れて?ライブを
入れさせて頂く事が出来ました。ありがとうございます!…12月は、ついに
丸本さんの地元の広島でもライブを一緒に行いますが、東京では今年最後と
いう事で、こちらも集大成に見合ったライブにしていきたいですね。新曲も
勿論あるでしょうし、常にバイタリティを持って臨んだライブの見せ所です!
●12月12日(木)新宿 Tokyo Style
Open…18:30〜、Start…19:00〜、O.A. 有り
Charge…前売り2500円、当日3000円(1ドリンク付き)
Member…(Vo,G)Daddy 津田、(Cho,G)ちきぴー、(Key)竹内大輔、
(B)ベラフ、(Ds)小和田淳
Guest…(Vo,G)すわ親治
北九州によく呼んで貰っている、ボーカル・ギターの Daddy 津田さんの
東京でのライブに、自分も1日だけ参加させて頂きます!…この日は
バンド編成となっているので、いつもより豪華に、そして会場も大きく、
大々的に展開されているライブとなるようです。ゲストのすわ親治さんとの
ステージも予定されているとの事で、自分自身がとても楽しみです!
ドリフの話しとか聞けるかもしれませんね(笑)。お待ちしております♪
●12月13日(金)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
こちらもお馴染み、赤坂 Pro-Amuse での、ボーカルの白石恭子さんとの
演奏になります。12月は恭子さんの誕生月でもあるので、お祝いムード
満点の店内になるのではないでしょうか(笑)。噂では、パーカッションの
ミキヤも、お祝いに駆け付けるとか、駆け付けないとか、、。…詳細はよく
分かりませんが(笑)、いずれにしても盛り上がった1日になると思います♪
●12月14日(土)西麻布 Cadenzare
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:15〜
Charge…(要注文、要予約…お店にお問い合わせ下さい)
Member…(Ss,As)郷原繁敏、(Pf)竹内大輔
今年の3月で営業を終えた西麻布 Kie の跡地が、オーナーを新しく迎え入れて、
Cadenzare(カデンツァーレ)というワインレストランに生まれ変わりました。
コンセプトは、高品質なワインとミュージックのレストランという事で、内装も
新しくなり、またここでサック郷原君とデュオライブを繰り広げていきます。
内装が新しく…とは言え、ピアノの回りに客席があるというスタイルは維持
されていて、以前と同じような臨場感を持って音楽を楽しむ事は出来そうです。
お店的に、コース料理をメインとしているような雰囲気でしたので、予約は
した方が良さそうです。HPを見るだけでも料理の内容が気になってしまい
そうな感じでしたが(笑)、是非とも新たな魅力を探しにお越し下さいませ♪
●12月15日(日)六本木 Satin Doll
Open…12:30〜、1st.…13:00〜、2nd.…14:30〜、
Charge…6300円(コース料理&フリードリンク付き)
Member…(Vo)Mirano、(Ss,Ts)藤田淳之介、(Pf)竹内大輔
Special Guest…(Vo)財満光子
六本木 Satin Doll にて、ボーカルの Mirano さんが送るクリスマス・ランチ・
コンサートです。チャージにはコース料理も含まれており、フリードリンクと
合わせて、昼下がりの至福の時間をお楽しみ頂けると思います。メンバーは
いつもな感じですが(笑)、83歳の現役ラテン・シャンソン・シンガー
財満光子さんをスペシャル・ゲストに迎えて…というのが特徴的でもあります。
また、お店のHPを見ると『ミニ発表会』とも書いてあったのですが、これは
どのような時間なのでしょうか(笑)。楽しみにして迎えたいと思います。
●12月15日(日)新宿 Memories
Open…18:00~、Start…19:00~3ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、他、、?
この日はライブの梯子です。今度は新宿 Memories にて、ボーカルのナオキ
さんとアコースティックライブを行います。お店自体は、あまりそういった
雰囲気の所では無いのですが、ナオキさんと自分の力で、そんな?雰囲気に
変えていきたいと思います(笑)。どこかで聴いた事があるようなナンバー
から、ナオキさんのオリジナルまで?幅広くお届けてしていきます!
●12月16日(月)関内 Freecs
Open…19:00~、Start…20:00~3ステージ
Charge…男性2500円、女性2000円(共にドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、(B)鈴木健市、(Ds)James Robinson
ボーカルのナオキさんと、2日連続の顔合わせ(笑)。こちらは横浜は関内での
ライブとなります。ベースとドラムを加えた4人編成で、少し豪華にお届けして
いきます。レパートリーは前日と似たような感じではありますが、やはりバンド
編成になると音の奥行きが増し、メンバー同士の音の会話が楽しめるのもまた、
見所の1つとなるでしょう。ナオキさんとは年内最後のライブです。是非♪
●12月20日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Ts)青木秀明、(Pf)竹内大輔、(B)小澤基良、(Ds)加藤哲子
お馴染みの Crazy Love での年内最後のライブは、フロントにテナーサックスの
青木さんを迎えて、インスト編成で締め括りたいと思います。即興の判断が
問われるこの現場は、正にジャズ!…という感じで、それぞれの演奏者の
攻防は、非常に見応えがありです。良い締め括りになれるよう、弾けたいと
思います(笑)。どうぞよろしくお願いします。そして、皆で飲みましょう♪
●12月21日(土)新木場夢の島熱帯植物館
Open…9:30~、Start…15:00~45分程度
Charge…大人250円、中学生以下100円(熱帯植物館の入場料です)
Member…(Ss,As)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
久し振りの、新木場夢の島熱帯植物館での演奏です。今回、クリスマス色を
強くした仕様?にもなっているようで、選曲にも変化が見られるかもしれません。
確かにHPを見ると、館内にはクリスマス装飾が成されていますが、あくまで
ここは“熱帯”植物館でもありますので(笑)、新鮮な光景が展開されています。
温かい館内でのクリスマス演奏…、なかなか貴重な時間だと思いますよ♪
☆12月21日(土)恵比寿 Batica
Open…23:00〜、自分達の出番は25:30〜、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
DJ須永辰緒さんの主催する深夜イベント『夜ジャズ』に、TRI4TH が出演します。
DJメンバーも多数出演しており、カジュアルな恵比寿の夜を演出する非常に濃い
1日となりそうです。年末も差し迫っており、クリスマスも近い事から、これは
もう大騒ぎするしか無いでしょう(笑)。TRI4TH でも盛り上げていきます!
●丸本達也、広島ツアー
・12月23日(月・祝)広島アンティーク
Open…18:30〜、Start…19:00〜3ステージ
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ギター・ボーカルの丸本さんと、初の丸本さん自身の地元である広島での
ライブです。いつかは…と言いながら、なかなか実現しなかった、言わば
丸本さんの凱旋ライブ。ついに実現する事が出来ました。素直に嬉しいです!
まだ詳細等は決まっていませんが、当日は丸本さんの親戚の方々や、地元の
友人達等で、既に盛り上がる事が必至だそうです(笑)。これは今から
構えていかなくてはいけませんね(笑)。どうぞよろしくお願いします!
●12月30日(月)所沢 Mojo
Open…18:00~、Start…19:00~、
Charge…1500円(1ドリンク別)
Member…(Perc)伊藤樹明、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫
『伊藤樹明ニューヨーク修行報告会&一気に2013年の帰国を吹っ飛ばそう忘年会!』
…と大々的に(長い…笑)銘打たれた、年末に程近いライブが、所沢 Mojo にて行われ
ます。タイトル通り、ニューヨークで約3ヶ月間の修行を終えたミキヤが、向こうでの
土産話を中心にお送りするライブです。…いや、一応メインはライブの方ですか(笑)。
とにかく、この日は1年を振り返る…という堅苦しい感じではなく、ただただ忘年会
らしく、楽しんでしまいましょう。年の暮れではありますが、お気軽にお越し下さい!
☆12月31日(月)渋谷 JZ Brat
開催時間…18:00~翌日2:00、TRI4TH の出番は2バンド目、20:40〜、
Charge…With Flyer&前売り3800円、当日4000円、出入り自由チケット5500円
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
TRI4TH で渋谷 JZ Brat の年越しイベントに、昨年に引き続き、今年も出演します。
タイトルも昨年に引き続き、“渋谷JAZZ JUNGLE vol.9 - Countdown 2013”と
なっており、TRI4TH で2013年のライブを締め括ります!…当日の出演バンドも
非常に豪華で、二人目のジャイナ、Immigrant’s Bossa Band、bohemianvoodoo、
paris match 等、なかなか一同に見られるものではありません。勿論、バンド演奏の
合間には、須永辰緒さんを初めとした著名DJ方のパフォーマンスも見られます。
当日は、お店で振る舞い酒や Food が用意され、皆で楽しく過ごしましょう。
いよいよ2013年最後…と呼ぶ時期になってきました。もう一踏ん張りです!
以上になります。かなり盛り沢山な12月になりそうですが(笑)、年明けまで駆け抜けていきたいですね。…そんなわけで、縁起を担いで、今回の九州に行った際に乗った飛行機から見えた景色をどうぞ!
関西空港行きの飛行機から見えた富士山です♪…秋晴れという感じで、くっきりとその姿を現してくれました。この景色がまた、自分のライブ演奏の糧になるのです(笑)。12月もどうぞよろしくお願します!
ベースには田中晋吾さんを迎え、ドラムには初めましての山本真央樹君…。彼は年齢が21歳というのですから驚きですが、その実力は素晴らし過ぎるものがあり、堂々とドラムを叩いている様は、こちらのメンバーもどんどんノセられてしまう程でした。こちらが仕掛ければ、あちらも仕掛ける…と、リズム隊の中での音の渦が独特なものにもなっていくのです。それでも母体は GG ならではの楽曲なので、今までの曲がまた異なった雰囲気を漂わせる事にも繋がり、個人的には演奏していて面白かったです。特に、それぞれのソロ・パートの部分の展開は、今までに無いものだったとも思います。
そんな中、今回は新曲もありました。前回〔関谷友貴のいた Generation GAP ライブ参照〕も新曲を披露しましたが、今回もソプラノ・サックスの副田君の書いた曲で、GG では恐らく初と思われる、バリトン・サックスをフィーチャリングした曲だったのが、かなり特徴的だったかもしれません。タイトルは、“Baritone & Bass Fantasy”。正に低音のファンタジー…という感じですが(笑)、イントロしてバリトンのフリー・ソロを聴かせ、それに副田君が渋い掛け声を何度も挟み、…と、何だかチャールズ・ミンガスの“Moanin'”みたいですが、実際に、音資料の参考として、その曲の音源も入っていたので(笑)、参考にしているのは間違い無いでしょう(ちなみに曲名も、どこからか参考にしています…笑)。そして、また新たな GG サウンドが生まれた瞬間だったのではないでしょうか?
…振り返ってみれば、今年のライブ回数は、今回も入れて全3回…と、だいぶ少ない感じにはなってしまいました。しかしライブをやる度に、やはり充実した活動に参加させて貰っているなあと改めて思います。それぞれのメンバーが、それぞれの現場で成長してきて、そして GG というライブを通して腕を試し合っている…。そんな場所に立ち会わせて貰っている感じなのです。ある意味で贅沢であり、長い時間一緒にやってきたメンバーだからこそ、実現出来る時間でもあるでしょう。次回のライブはまだ決まっていませんが(笑)、やはり今後も楽しみと思えてしまうバンドなのでした。皆様、今年もどうもありがとうございました!
☆Generation GAP のHP…http://www.generation-gap.jp/Home.html
☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
また、お店の楽屋こそ、よく出演させて貰っているお店の内の1つですが、お昼での出演という状況は恐らく自分は初めてだったのではないでしょうか。楽屋はステージの後ろがガラス窓であり、外の状況もよく見えるのですが、それが演奏中にも明るかったというのは、少し不思議な感じでもありました。お昼にライブを行うのは、やはりこの日のように、日曜日のお昼にしか来られないお客さんも多いから…という配慮でしょう。お子様連れの方も何人かいらっしゃていたのは、嬉しい限りでもありました。
…そんな中、お昼という事で、早速自分達はビールやボジョレーを開けつつ、昼間なのに!…という雰囲気を楽んでしまいます(笑)。そんな中で迎えた自分達のライブは、やはり文句無く楽しい時間になったのでした。
ワンマンライブなので曲もたっぷりで、お客さんもゆったりと Tsumuzi 君の作り出す音楽に浸れたのではないでしょうか。バンド的にも、最近はインストアライブが多かったとの事で、そうなるとどうしても編成も小規模にならざるを得ず、時間も約30分くらいが限度でしょう。それに比べると、この日は限界を感じさせないプレイでもあり、皆、伸び伸びとした演奏が印象的でもありました。正に、ライブハウスならではのライブであり、また今後も迎えるであろう新しいライブに立ち向かっていける、意識確認にもなったと思いました。
演奏後は、楽屋名物のフォー・ガーと、飲み足りてないボジョレー追加で、一休み…(笑)。こちらもまた良い時間でもありました。どうもありがとうございました!
☆Tsumuzi 君のHP…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
☆中目黒楽屋のHP…http://rakuya.asia/top.shtml
しかし、ライブ中にその気持ちは吹き飛んでしまいます。ここで既にライブを行っていた他のバンドからも噂は聞いていたのですが、とにかく伊那の人たちは熱いです!…皆、楽しんで聴いて頂けている雰囲気が伝わり、こちらも触発され、更に身体を大きく揺らしながら踊り出して、本当に会場が1つになってライブを作り出す瞬間がそこにはありました。対バンの jizue も格好良く、良い縁が出来たと思いました。
それは、ライブ後にお客さん方も交えて店内で行われた打ち上げが楽しくなってしまい、結果的に深夜の1:00までお店に居たというのも頷けるものです…(笑)。帰るのも本当に後ろ髪を引かれる思いでしたし、道中は常に伊那での余韻が渦巻いている感じでもありました。是非ともまた来たい場所の1つになりました。楽しかったです!
右上写真は、ただの集合写真ではなく、ドリンク・カウンターのお姉さんが綺麗だったので、皆でその方を囲むという1枚(笑)。写真からも楽しい雰囲気が伝わって頂けるなら幸いです。どうもありがとうございました!…この記事も、後に詳しくツアー日記として書かせて頂きますので、楽しみにしていて下さい。
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆jizue のHP…http://www.jizue.com
☆伊那 GRAMHOUSE のHP…http://www.gramhouse.net/pc/top.html
この日は本番前から、会場は既に“打ち上げ”状態でした(笑)。Under Deer 名物?のお酒、イエーガーマイスターが出演者に振る舞われ、まずは一気に景気付けです♪…そして、久し振りのオープニング・アキコ(彬子さん自身がオープニング・アクトを務めるというもの…ステージの半分以上はトーク…笑)の登場となり、ギターの寺岡とのデュオ編成で、イベントの幕を開ける事になりました。
最近は個性的な対バン相手を呼び、3マンライブを行う事が多かった彬子さんでしたが、この日も例に漏れず、1バンド目に The Atla's(上写真参照)、そして2バンド目に、ボーカルの松本ラフさんのバンド(下写真参照)と、それぞれ、特にボーカリスト自身が強烈な個性を放ったステージを見せてくれました。
この時点で、自分達もお酒を嗜んでしまっているので(笑)、そのステージングも冷静に見ている…というよりは、何となく楽しくなって聴いてしまっている…という感じでしたが、その雰囲気がまたこのお店によく合っていて、自然な時間が心地良いひと時でもありました。これは、自分達も良いライブが出来そうではないですか…。そんな時に彬子さんを見ると、既に片手にはグラスワインが控えており、準備万端を思わせるに充分な時間を過ごしているのは、見るまでもないという状態でした。
まず1曲目にお送りしたのは、彬子ナンバーではお馴染みの“スパンコール”でした。そう言えば前回に行ったイベント〔Kick The Summer !! 参照〕の最後(アンコールの前)に、その日の出演ボーカリスト全員で歌ったのもこの曲でしたね。前回のイベントを引き継いで始まった感もあったのではないでしょうか。
そして“Error”へと続き、ここからは新曲コーナーに参ります。今回は約3ヶ月振りのイベントという事もあって、彬子さん自身も気合いが入っていたのか、新曲は2曲用意されていました。“アイワナリムーブ”と“Why?がまま”という2曲で、彬子さん曰く、爽やか系と卑猥系…らしいのですが(笑)、確かに全く異なった曲調で演奏され、ライブ中のちょっとした刺激に一役買えたように思いました。
…さて、ここでステージにゲスト・ボーカリストを加えます。言うまでもなく、今回出演して頂いたボーカリストの方達で、まずは The Atla's の笹木博行さんを加えて“Game”、そして松本ラフさんを加えて“ジレンマ”をそれぞれ演奏していきました。先程のステージも個性的ながら、こちらも正に個性的な時間となりまして、彬子さんの曲がまた異なった雰囲気に生まれ変わった瞬間でもありました。曲中には、彬子さんとゲストの方々との掛け合いも盛り込まれたりして、ライブらしく、また、それぞれの人間性も窺えた(笑)時間でもありました。こうした魅力を引き出すのは、彬子さんの得意とする所なのかもしれません…。
ゲスト・コーナーを終え、今度は打って変わって、彬子さんと自分のピアノのデュオで、これまたバンド・ライブでは初披露の“キス一つで”を演奏します。所謂バラードで、ピアノも弾く所は弾いて、弾かない所は極力音数を少なくしたりと、敢えて緩急をハッキリ付けるように演奏させて頂きました。そしてその曲が終わると、ステージ最後の曲、“Dance With Me”です。こちらは勿論バンド全体で演奏しますが、更にお客さんにも声を煽ったりして、ある意味で会場全体で歌っていった感じでした。デュオ編成からの流れだけに、壮大感に拍車が掛かった雰囲気になりましたが、ライブの最後らしく、盛り上がって終了出来たと思いました。
そしてアンコールを頂きました。アンコールでは勿論、またまた出演ボーカリスト達に登場して頂きましょう。今度は笹木さんも松本さんも同時にステージに上がり、彬子さんと一緒に3人で歌っていきます。曲は斉藤和義の“歩いて帰ろう”で、和やか且つハッピーな感じでステージを締め括る事が出来ました。皆様どうもありがとうございました!
終止、彬子さんのペースで進んでいたイベントになりましたが(笑)、それがオリジナリティでもあり、魅力でもありましょう。今年は色々と合同企画のイベントをやってきましたが、まだまだその実行への想いは消えていなく、今後の展開にも期待して良さそうです。お店が変わるとイベントの雰囲気も変わります。特に今回は、お馴染みの Under Deer で行えたのも、楽しさに深みが増したイベントになっていたのではないかと思いました。
…今度はどのようなイベントを考えているのでしょう。自分達も、楽しみに迎えていきたいと思います。またどうぞよろしくお願いします!
☆彬子さんのHP…http://www.akiranochikara.com/
☆渋谷 Under Deer のHP…http://www.under-dl.jp/

5月16日(木)