…実際、このバンドの一番至近でのライブというと、約3年半前の2010年8月〔それでも我々は破廉恥フェスティバル参照〕まで遡らなければなりません…。更にその1つ前のライブと言うと、今度は2007年12月〔竹内大輔の写真日記(~2009)、ほぼ2年振りのビックバンドライブ参照〕まで遡らなければならないので、ライブの頻度というのは本当に少ないのですが(笑)、それでも何だか印象的であるのは、やはりバンド名によるところが大きいのかもしれません。
今日はそのメンバーで、真っ昼間から飲み会を敢行してしまいました(笑)。…というのも、その3年半前のライブ以降、ドイツに行ってしまったメンバーがいた…と書いていますが、彼はたまに日本に帰ってきては、その都度飲み会は開かれていたのです。しかし、自分は全て都合が付かず、参加出来ないまま時間は過ぎていき、そして今回のタイミングでついに参加出来る運びになったのでした。…実は、今回も元々は違う日程が予定されていたのですが、やはり参加出来ない人が多かったのか、今日の昼間に組み直され、自分も参加出来る事になったのでした。昼間という事で、まずはバンドメンバーの自宅に集まる事になり、それぞれ子連れで来るメンバーも結構多く、全体的に和やかなムードで進んでいきました。自分からすると、以前のライブ以降、つまり3年半振りに会うメンバーが殆どで、懐かしい事この上なかったのですが(笑)、久し振りに会えて本当に嬉しかったです。
こうなると、またライブを計画してほしくなってきてしまいますね。ドイツに行ったメンバー然り、当時のバンドメンバーの何人かは現在地方に行ってしまっていたり、結婚して家族が出来たり…と、色々と家庭環境の変化も多かったりするので、なかなか現実的には難しかったりするのでしょうか、また落ち着いた時にでも実現出来たら、非常に楽しいライブになるのではないかと思います。
ビックバンドのライブと一言で言っても、その準備は大変なものです。そもそもリハーサルに全員が揃うのでさえ、皆が忙しくなった今では難しかったりするのです。しかし今日のように、何だかんだで多くのメンバーが集まれる機会を作れたという事を考えると、意外と実現はそう遠くなかったりするのではないでしょうか(笑)。…とは言え、自分はこの日の夜は仕事だったので途中で離脱してしまったのですが(会はまだ続けられ、夕方以降に集まったメンバーもいたそうです)、またこういった機会がある事を願い、その日を楽しみに待ちたいと思います。楽しい1日を、どうもありがとうございました!
☆破廉恥フェスティバルのブログ(停止中…笑)…http://harenchifes.blog112.fc2.com
今回の『奢らせて頂きます!』はボーカルの EYE(清水愛)さんに登場頂きました。EYE さんは福岡県出身で、約5年半前に東京に上京。その時に、自分とはボーカルの彬子さんのバンドで共演〔竹内大輔の写真日記(~2009)、川上彬子ラストライブ『Akiversary』参照〕をしています。その後、彬子さんを通じて会う事は何度かありながらも、演奏の共演の機会というと、本当に数えるぐらいしか無かったと思います。当然、1対1で飲むのは初めてで、今回はそんな状況での『奢らせて頂きます!』になりました。
お店を決めるのを EYE さんに任せたところ、よく遊びに行く所…という事で、中目黒を指定してきました。この時自分は、成程…昨年の1月に開催された、彬子さんと EYE さんによる新年会〔2013年、新年会色々…そして、、、参照〕で行った所か…と思ったのですが、どうやらそのお店ではないようでした(笑)。…とは言え、その時の新年会で最初に予約しようと思っていたお店らしく(この時は既に予約で一杯で、断念したとの事)、今回改めて…という事で強引に縁を繋げつつ(笑)、“なかめのてっぺん”というお店に行ってきました。
入口は非常に狭く、屈まないと入れない構造になっていた(左下写真参照)のは不思議な印象でしたが、中は予想以上に広くて、新鮮な野菜や魚介類等が豊富な楽しいお店でした。こうして EYE さんとじっくり話すのは初めてだったので、出てくる話題も非常に豊富で、いつの間にか時間が経ってしまった感じでしたが、お互いに遠慮が無いのか、話題の8割くらいは書けない事で占められていたような気がします(笑)。…なので今回、厳選して頑張って書いてみたいと思います。上手くまとめられるかどうか分かりませんが、どうぞ御覧下さいませ。
●日時…2014年3月19日 ●場所…中目黒
●お店…なかめのてっぺん
EYE(以下、朱色で表示)「これって、私が質問受けるんですか?」
竹内(以下、緑で表示)「いや、分かんないっす。」
「普通に会話していいんでしょ?」
「普通に…、気にせず…。」
「気にせず?…」
「あとは適当に、俺が聞いてくから(笑)。」
「あはは(笑)。殆ど竹内さんに…、私、聞きたい事、
いっぱい聞いていくかもしれないけど。」
「あ、そうなの?」
「へへへ(笑)。」
「でも、この記事が完成するの、凄い後になると思う。」
「あ、そうなんだぁ。」
「この時点で、昨年の11月にやったやつを書き終えてないし…。」
「あ、ホントー。…て言うかさー、ホント竹内さんてさー、凄いっすよね。」
「?…何が(笑)。」
「だってさ、クソ忙しいのにさ、何か色々、、」
「クソ忙しくないよ。」
「忙しいよー!!忙しいじゃん!…だって、ほぼ毎日ライブでしょ?…ライブ、リハ、
ライブ、リハ…、その中で、よくあんなに長々としたブログを書けますよね。」
「ええ、ええ。暇だからじゃない(笑)?」
「暇じゃないよー、絶対…。凄いと思う。ちゃんとさ、ライブのレポートも丁寧に
書いてあるしさぁ。それで、自分の趣味も全うしてるでしょ?…写真、電車…。」
「書きたいと思ってる事を、カット出来ないんだよね。」
「カット出来ない?…ああ、そういう事ね。全部、ガーッ!って書いちゃうって事?」
「そう。」
「え、頭の中で構成してから?…それとも…、」
「え?…たぶん、してないでしょ。」
「じゃあ、ブワー!って書いていく感じなんだ。…ふーーん、そうなんだ。」
「そうなんだね。」
「そこ、ずっと気になってた。」
「そこ(笑)!?」
「そう、竹内さん、寝てねーな、…って。」
「いやいや、寝てる寝てる(笑)。」
「嘘ー!…え、じゃあ今日、睡眠時間どれくらいですか?」
「俺、今日は超寝たもん。」
「まあ、今日はお休みだからでしょ?…でも、お休みって言っても、やる事はあるでしょ?」
「そうだね。今日は実家に郵便物を届けに行ったかな(笑)。」
「…そうなんだ…。え、兄弟は?(笑)…って、聞き過ぎ?…私、逆(笑)?」
「いや…、あはは、良いんじゃないすか(笑)。」
「あはは(笑)。だってさ、何かさ、ちゃんと
竹内さんの事の話しってさ、聞いた事なくない?」
「無いね。」
「無いよねぇ?」
「俺もそうだと思うけど(笑)。妹いるでしょ?」
「妹いる(笑)。」
「はははは(笑)。」
「めっちゃ、そっくりな妹。」
「ホントにそっくりだよね。」
「凄い、そっくりって言われるー。でも全然違うよ、性格。」
「一卵性かなと思ったもん。」
「ねー、似とうよね。」
「いや、一卵性なわけないから!」
「あ…(笑)、でもね、一応、3つ下。」
「へー、それで性格も違うんだ。」
「もう、全っ然違う。だって、私こうやって結構ハキハキと
喋る方だけど、妹は、めっちゃ遅いもん。私の3倍くらい遅い。」
「へー。」
『あ…、もーしーもーしーー?…おねえちゃーーん?』
「嘘でしょ?」
「ホントホント。『今日ねーー、お父さんとねーー、』…って感じ。」
「九州にいるんでしょ?」
「うん、おる。アパレルしよる。」
「両親は普通なの?喋り方は。」
「うーーん、まあ、お母さんは結構ぶっ飛んどるね。」
「そうなんだ。九州の人って、夫婦のどちらかはぶっ飛んでるイメージあるな(笑)。」
「あ、でも、結構パンチが効いてる人は多いかもしれん。友達とかでも、
結構、、、うーん、キツい…とか、インパクトはあると思う。」
「キツくないと、生き残れないんでしょ。」
「そういう事なのかもしれん(笑)。まあ、ノリはいいけどね。」
「ノリは良いよね。九州って、ライブが凄いしやすい感じがするもん。」
「ああ、そう。そっか、色々な所でライブやってるもんね、竹内さんね。」
「そうだね、個人だと九州は結構行ってるから…。」
「そうか…、九州は、ノリが良い。」
「良いね。」
「関西は?」
「関西も、良いと思うけど…。九州とは違った
感じかね。お客さんも主役!みたいな(笑)。」
「うん、でもイメージ的には、東京の方がライブ慣れしてるって感じ。
何かこう…、合いの手とかも、打つ所がちゃんと分かってるって言うか。
ライブとかイベントを楽しむ基盤っていうのが、ちゃんとある気がする。」
「あー。まあ、東京は、ライブ慣れしてるやつは本当に
慣れてるけど、ライブに行かない人も山ほどいるから。」
「そっかー、ライブとか見ても、ふーん…みたいな感じね。」
「でも、九州とかは、ライブ慣れしてない人でも、
頑張って!って感じで見てくれるというか(笑)。」
「そうね。まあ、身内ノリは強いかな。身内は凄く大事にすると言うか。」
「まあ、俺は博多より北九州の方が多いから、また違うと思うけど…。」
「そっか。…って言うか、これ緊張するけん、隠しましょうよ。」
「あ、この録ってるやつ?…でも、録れてるか確認しないといけないからさ(笑)。」
ーーーーーホタテがくるーーーーー
EYE「わー、美味しそうー!!」
竹内「ホタテ、でかいなー。」
「何、何、何、すごー。」
「なかなかこのホタテは…、東京だと見ないねぇ…。」
「私も撮っとこ。」
「あとで送ろうか?」
「いや、忙しいし…大丈夫ですよ?」
「いや、送るくらい、そんなに時間掛からないから(笑)。」
「そっかー、送ってくれたら、そっちの方が綺麗だし…。」
「愛ちゃん、福岡のどこに住んでるの?」
「え、篠栗。福北ゆたか線ですよ。」
「あ、そうだった(笑)。じゃあ、少し内陸に行くわけね。」
「内陸っていうの?」
「海側じゃないでしょ?」
「海じゃない…。確かに、福岡って、海多いよねえ。」
「自分の福岡の知り合いは、海に近い人が多かったからさ。」
「あの…、篠栗で有名なのは、南蔵院っていう…、
お寺…じゃないのかな、涅槃像がいて、それが有名で…、」
「涅槃像なんかあるの?」
「そう。あとは、何ヶ所巡りみたいのがあるでしょ?」
「何十何ヶ所みたいな…。」
「そう。四十八ヶ所?…七十八ヶ所?…忘れたけど、
そういのを巡ったりするのがあって、、、ぐらいかなぁ…。」
「はは(笑)、ぐらいかなぁ…(笑)。」
「あと…、めっちゃでっかい山があります。」
「はあ…。」
「…でっかい…のかなあ…。まあ、でも綺麗。」
「夜景が…って事?」
「そうそう。」
「凱旋ライブみたいなの、やらないの?」
「福岡で?…え、篠栗で?」
「いや、篠栗じゃなくても良いんだけど(笑)。」
「あ、でもー、今年こそやる予定。」
「ほうほう。」
「今年こそ、アルバム制作したいって言ってたでしょ?…で、今やってるんですけど、
ずっと今まで売り物も無かったし、そのー、何て言うの?…ただ単に帰っても、
…っていうので、ずっと向こうではライブをやってなかったし。」
「あー、ただ単に帰っても…。」
「昔はただ単に帰って、ライブをやってたんですよ。」
「あ、そうなの。」
「ホントに、4ヶ月に1回とか帰って、ライブとかやってたんですよ。」
「へー。」
「でも、お客さんとか、毎回同じ顔触れだし、ましてやどんどん減ってくし…(笑)。
なんか、そんなのでやっても意味無いな…というか、だったらもうちょっと自分の
中でドシっと構えて、バンドメンバーを連れて行けるぐらいになって、それで
帰ろう!…って、ホントは去年ぐらいに帰りたかったんだけど、あのー、まあ、
CDリリースも出来なかったんで、今年の夏こそ、ワンマンか2マンでやろうって…。」
「成程。」
「やります!…きっと。」
「素晴らしい。そういう時って、やっぱ天神とかでやるの?」
「そうね。でも、最近は色々な場所にライブハウスが出来たりしてるから。」
「へー。俺、まだあまり知らないからなぁ。」
ーーーーー野菜もくるーーーーー
EYE「竹内さん、今までさ、色んな所に行ってさ、あれ、日本全部あるんだっけ?」
竹内「ある。」
「都道府県全部?」
「そう。」
「すごーい。…で、海外も一杯行くしね。」
「まあ、好きだからね…(笑)。」
「旅行が趣味…。ヨーロッパ系が多いんだっけ?」
「まあ、敢えては決めてないけど、アメリカよりはヨーロッパの方が惹かれるかも。」
「私はスペインに行ってみたいな。あと、ハワイのハワイ島。」
「あ、オアフ島じゃなくてね。良さそうだよね。」
「なんか、家族4人で世界一周をしたっていう日本人の人の本があって…、
世界の色々な所に行ったけど、最終的に住みたいのはハワイだって言ってたから。」
「あー、でも分かる気がするなあ。」
「ハワイ島ある?」
「ハワイ島はないけど、ハワイのネイチャー部門担当…って感じはあるなあ。
そもそもハワイって、日本人に合ってる気はするしね。空気感とか。生活の
ケアとか?…でもやっぱり、自然が豊富な所の方が良かったりするの?」
「その本に、木の写真が載せてあって、海も良いけど木も良いんだよ…って
書いてあって。うわー、行きたいー!…って。私、海外で行った事があるのが
パラオと香港とマカオしかないんだけど、そのパラオでの海がめっちゃ綺麗で、
その印象が強いから、どこか自然なところに行きたい気持ちがあるのかも。
でも、ヨーロッパだったら、凄い建物とかあって、やっぱり感動するかも。」
「ヨーロッパはね…。街に歴史があるもんね。2000年くらい前に建てられた
建物が、街中にそのまま存在してたりするから。日本じゃ無理でしょ。」
「日本には無いの?」
「2000年前は流石に無いんじゃない?…木造だし。」
「そっかー。ヨーロッパ、すげえな。」
「街がね、昔のそのままなんだよね。現代的だけど、
歴史を重んじてるからか、雰囲気を変えない…みたいな。」
「いいなあ…。」
「でも、やっぱりハワイは良いな…って思うもん(笑)。」
「あー、そうなんだ。え、ハワイって何回くらい行きました?」
「んーと、4回だと思う。」
「結構行ってるねー…。え、なんでそんなに旅行好きになったんですか?」
「…でも、昔から行ってるからなあ。」
「…こう、色々な所に行ってみたくなるの?」
「…まあ、電車が好きだったからねえ、今更だけど(笑)。」
「昔から好きなんだ(笑)。」
「え、そういうの無いの?…小さな時から、これだけは外せません…みたいな。」
「えーー。あるかなー。」
「趣味とか、スポーツでも良いんだけど。」
「いや、スポーツはしてきてないし、勉強もしてきてないし…。
何かに凄いハマった!…っていうのは無いかもなあ…。」
「そうなの。でも、歌は違うの?」
「うーん、まあ、歌しかなかった…って言う程でも無いけど、音楽しかなかったかも。」
「俺、音楽っていうか、ピアノが好きだった感じだったからなあ。」
「え、電車は、物心付いた時から好きだったって事?…まあ、男の子だからね。」
「そうね。ピアノ教室に、電車乗って通ってたからさ(笑)。3歳の時から。」
「3歳の時から電車で通ってたの?…じゃあ、よくホームの端っことかで、
カメラを向けて電車を撮ってる人がおるけんね。あれって事?」
「まあ、撮ってましたね(笑)。」
「はは、じゃあ、電車オタクだったって事ですね。
…だった…じゃないか、今もだよね(笑)。」
「むしろ、今だよね(笑)。」
「そう言えば、ジルデコ(JiLL-Decoy association)の久保田さんも鉄男だもんね。」
「そうそう。まあ、負けないけどね(笑)。」
「あははは(笑)。対抗!ウケる!」
「久保田さんと、タモリ倶楽部にいつか一緒に出ようねって言い合ってるから(笑)。」
「鉄道の部門で?」
「できれば(笑)。」
「本気のやつですね。なんか部活とかやってました?」
「やってたよ。中学・高校は写真部だったし、高校は鉄道研究会を救う目的で入ったし…。」
「写真部?…へー、凄い。じゃあ、昔から竹内さんは
ブレてないわけですね。写真と、鉄道と、音楽と。」
「そうね、高校はジャズ研究会も入ってたしね。」
「竹内さんの軸は、その3つで形成されてるんですね。」
「え?…あ、はい…(笑)。何…、写真、鉄道、音楽?」
「ですね。」
「はははは(笑)。…なんか、前にも誰かに同じ事を言われた気がするな…。」
「それくらい拘れるものが私も欲しいです。」
「結局、趣味は無いんだっけ?」
「うーん、これと言って、人より凄く何かやってるかって…無いんですよねー。
だから、これから、音楽以外にも何かあった方が良いって凄い思うから…。」
「うんうん。」
「でも、やってみたいなって思うのは…、習字!」
「習字!?…へー。」
「普通に、字を綺麗に書けるようになりたい。」
「あ、成程。」
「小学校の時とかは、習字教室に通ってたんだけど、
でもそれは、飴を貰いにいく為…みたいな。」
「でも、俺も最初のピアノに通いに行ってたのは、電車に乗る為だから(笑)。」
「はは(笑)。まあ、そういう特典はあるよねぇ。」
「子供は…そういのが大事じゃないですか(笑)?」
「大事大事。飴、3つ貰えるんですよ、習字に行くと。もう、それ狙いだったから。」
「…とは言え、字が綺麗に書けるのって、今後大事になりそうだしな。」
「なかなか人の字を見る事も無くなってきたしね。綺麗な字を書く人を見ると感動する。」
「そうだよね。俺、字が下手だからなあ…(笑)。」
「でも、そういった拘りが持てるものを作りたいので…、勿論さ、女の子やけん、
じゃあメイクしたりとか、髪の毛をしたりとかするのも、好きですけど…。
でも私、もし音楽をやりたいって思ってなかったら、ヘアメイクとか、
もしくはお洋服屋さんとか…、に興味があったなあ、昔から…。」
「ふーん。」
「でも、思うんですよ。結局、ヘアメイクをするにしても、
お洋服を作るにしても、裏方じゃないですか。」
「はいはい(笑)。」
「私は表舞台に立ちたい人間だなと。」
「表舞台…っていうと。」
「それこそ歌とか、舞台に実際に立てる人がいいなって。ただ単の目立ちたがりや(笑)。」
「結局…(笑)。」
「だから、表舞台に立てれば、別に歌じゃなくても良いのかな…と思ったりする(笑)。」
「成程ね。それこそヘアメイクの人とかで、テレビに
出てる人も今では多いもんね。それも表舞台ですね。」
ーーーーー水を頼むーーーーー
EYE「すみません、お水下さい♪」
竹内「(笑)!?…もう?」
「いや、喉が渇いた…。」
「結構お腹もいっぱいになってきた気はするけど。野菜とか、1個1個が
大きかったしね。…あ、このタマネギ、アワ産って書いてある。」
「アワ?」
「安房…ね。これでアワって読むの。母方のお墓のある所が安房鴨川って所で。」
「へー、何県ですか?」
「千葉県の、房総半島の南の方。鴨川シーワルドとか、知らない?」
「シーパラダイス…なら。」
「あー、金沢八景の…(笑)。シーパラダイスから、
ジェットコースターとかを取り除いたような場所かなあ…(笑)。」
「へー、シーパラダイスって、ジェットコースターがあるんですか?」
「そうそう。」
「それが安房では有名なの?」
「まあ、有名なんじゃない?」
「じゃあ、そこであれですか、デートも何回か行ってるんですか。」
「行かないでしょ(笑)。墓参りで行ってた…って言ったじゃん。」
「あ、そか(笑)。」
「大方、家族で行ってて…、十三回忌とかで行ってた所だから!」
「はは、そうだよね。え、中学生とか高校生の時って、
デートするってなったらどこに行ってたんですか、地元で。」
「えー(笑)?…俺、地元の子とは付き合った事無いからなあ…。
まあ、高校を振り返ると、学校の付近か、池袋か…、川越…かなあ。」
「川越?」
「まあ、川越って、小江戸って言われててさ。ちょっと昔ながらの
雰囲気の地域とかがあって、歩いてても面白かったりしたから。」
「へー、じゃあ、池袋だとどこなんですか?」
「うーん、どこだったんだろう…、マック(笑)?」
「あははは、学生だしね(笑)。」
「お金無いからね(笑)。でも、マックぐらいの所で良いんだったら、池袋には
そんな感じのお店が山ほどあったから…。大学がそもそも池袋にあったし。」
「大学は…ジャズ研?」
「いや、軽音楽部ってのがあって、その中でジャズをやってる人もいた…って感じ。」
「あー、大学生とか、羨ましいな。トキメキが欲しい…(笑)。」
「いま思うと、大学のサークルって凄いよね。20代前後の男女が、1つの
ライブという目的に向かって、皆でグループで活動していくとか…。」
「超たのしそー!」
「しかも、1年に2回くらい大き目のライブがあって、そこには選抜メンバーが
出れて、3年生が基本的には出るんだけど、まあ、色々起こりますよね(笑)。」
「起こりそうですね!」
「こんなんじゃ、私たち、代表になれないよ!…みたいな(笑)。」
「いーなー。」
「1回のイベントで、2組、3組くらいはカップルは出来てますね(笑)。」
「私、大学は行ってないけど、高校が私立で、週に1回パラマ塾ってのがあって…、」
「パラマ塾?」
「そう、要は個性第一みたいなコンセプトがある学校で、部活みたいな?
色々あるんだけど、ダンス塾、芸能塾、勿論スポーツもあったし、
お金もなんかあったから、ヨット塾、乗馬塾、ボウリング塾とかもあった。」
「“塾”って付くんだ。」
「そうそう。週に1回そういうのがあって、私は高校は芸能コースっていうのに
入っとったけんね。…で、文化祭も相当お金が掛かってて、照明とか凄いものが
入ってたし。…で、その中で毎年文化祭の恒例の『キャンディ・ポップ』っていう
ユニットがあって、要は1年生から3年生の生徒達がそれに抜擢されるんですよ。」
「キャンディ・ポップって何?」
「そういうグループ名。このキャンディ・ポップが、文化祭の締めを務めるんですよ。
大体人数が10人…から12、3人くらいかなあ。それでその年に流行った曲を、
歌って踊って…って感じでショーをするのね。その代表者が毎年選ばれていくわけ。」
「はいはい。」
「それで、人数が多いけんさ。やっぱ、色々と問題が起きるわけですよ。
ちょっと練習しない子が出てくるとか。一応まとめる子はいるんだけど。
…で、そのキャンディ・ポップには女の子しかいないのね。」
「あ、そうなんだ。」
「そう、女の子だけのチームで…。それで芸能塾は勿論男の子もいるから…。」
「まあ…。」
「まあ、…あったね。色々ね。」
「そりゃ、あるよね…(笑)。」
「あたしもあったもん。今じゃ消したい過去だけど…(笑)。」
「何…、消したいの(笑)?」
「そうそう、消したい…っていうか…。」
「……。」
「……。」
ーーーーーこの後、話せない話しが長々続く(笑)ーーーーー
EYE「…何でこんな話しをしたのかっていう…(笑)。」
竹内「ホントだよね。」
「大丈夫ですかね。」
「まあ、何とかします。東京に来て何年になるっけ。」
「5年半…かなあ。」
「あれ、そんなもんだっけ?」
「そうですね。だから竹内さんと出会って…、5年くらいって事か。」
「もっと長かったような気もしたけどね。」
「うーん、まあ、あっという間だったなあ…。色々あったけど。東京って凄いと思う。」
「ね、地方から東京来た人って、よくそういう事を言うけど、やっぱそうなんだね。」
「凄いと思うよ。九州って、良い意味でゆっくりとしてると言うか。」
「でも、熱いよね。」
「熱いとは思う。」
「東京はやっぱクールなんですかね。」
「そうなのかな…。」
「そして、時間も結構経ってるけど…。」
「ホントだ。時間、経ってますけね。話せる…あ、書ける話し…あったかな。」
「まあ、適当にカットしたりして書いておきますよ。」
「はーい。」
「…じゃあ、締めて貰って…。」
「はーい、すみません、お会計お願いしま、、」
「ちゃうちゃう(笑)。締めの言葉!」
「え!?…締めの言葉?…そんなんあるの?」
「いや、特に無いけど(笑)。文章で書くと、終わりが大事なんだよね。」
「そっかー。じゃあ…、まだまだ私は進化中なので、、、ははは(笑)。
いや、まあ、人ありきだな…って凄い思うので。…当たり前の事なんですけど、
自分1人じゃ何も築けないし、人から多くの事を気付かせて貰ったりとか、
ホントに、人と人との関わり合いの中で生きていこうとしてるから…はは(笑)。」
「笑ってる笑ってる。」
「はは、やっぱり良い事言おうとするとダメよね(笑)。」
「だね(笑)。」
「的な?」
「的な…(笑)。」
「…的な感じで、よろしくお願いします、竹内大先生。
今日は色々、書けない話しが聞けて良かったです(笑)。」
「それはお互い様だから(笑)。」
「書いといて!…8割は書けない話しでした…って。」
「それを書いちゃうの(笑)?」
「……、書かなくていい。」
「いや、それは書きます(笑)。」
☆本日の注文品
・プレミアムモルツ(600円×4点)…2400円
・シャンディガフ…600円
・天然ほたて(480円×2点)…960円
・玉ねぎ…480円
・そら豆…530円
・刺身3種盛り…800円
・アジのなめろう…500円
・クリームチーズの王様…580円
・お通し(500円×2点)…1000円
計7850円!…奢らせて頂きました!!
☆EYE さんのHP…http://www.eye-room.net
☆なかめのてっぺん(MUGEN)のHP…http://www.mugen-c.jp
今回の会場は新宿 PIT INN…。都内のジャズライブハウスでは代名詞的な存在であり、ここで高校生の頃からステージに立てるなんて、羨ましい意外の何物でもありませんでしたが(笑)、ステージ上で演奏している生徒達を見ると、学校のスタジオでで見る姿とはまた違って?何だか頼もしく、そして凛々しくもあり、コーチとしても嬉しい思いが生まれてきてしまうのでした。部員の人数もそれなりにいるので、演奏曲数もなかなかのものとなっていましたが、更なる曲目のバラエティさを期待したいものです。その辺りは、自分の力も積極的に貸し出すべきなのかもしれませんが…。
前述の通り、時間の都合上、生徒達の演奏が見れたのは1年生のステージの前半部分だけでしたが、先生の心配(笑)を他所に、なかなかの出来映えだったように思いました。聞くと、彼等はとりあえず部室に集まっては、一緒に音を出していっているのだそうで、確かにメンバー同士の信頼関係的なものは、1年生にしては圧倒的なパワーを秘めているような印象を受けました。メンバー個々の力でも、何とか曲を良いものにしようという意志が見えましたし、初心者とは思えない積極性の良さに好感を持てました。今後が楽しみではありませんか。
この日、現在立教の中学3年生で、来年度に高校のジャズ研究会に入部を希望する生徒が何名か見にきていました。言わば、未来の立教新座高校ジャズ研究会生という事ですが、彼等には今回のライブはどのように映ったのでしょうか…。そして、今度2年生、3年生になる生徒達は、来月からはどのようにジャズ研究会と向き合っていくのでしょうか。あくまで自分はサポートという立場で、楽しんで触れ合っていきたいと思います。まずは Spring Live、お疲れ様でした!
☆立教新座高校ジャズ研究会のHP…http://jazz-rikkyo-hs-2012.jimdo.com
☆新宿 PIT INN のHP…http://www.pit-inn.com
さて、秩父に向かう道中ですが、自分はドラムのトシさんの車で一緒に向かい、あまりにも余裕を持って出発した為に、このままだと入り時間より1時間も早く着いてしまう事が明白になりました。そこで、秩父は恐らく初めてというトシさんに、秩父市の雰囲気を味わって貰おうと、1軒の喫茶店に寄ろうと考えます。色々と調べて、“ぢろばた”というお店に行き着くのですが、下の写真の通り、かなり渋い雰囲気を持つ喫茶店で、自分達のテンションが否が応でも上がってしまう程でした(笑)。
ちなみに、このお店は食べ物の類いは置いていなく、本当に珈琲しか置いてないとの事(その代わり、珈琲の種類は非常に沢山あります)。ただ、食べ物の持ち込みは自由!と書いてあったので、それならば…と、近くにあったベーグル屋さんでベーグルを、その向かいにあったお肉屋さんでメンチカツをそれぞれ購入し(左下写真参照)、この喫茶店で珈琲と一緒に楽しんだのでした(右下写真にある“パリー”というお店も気になったのですが、今回はパスしました…笑)。既にこの時点で、秩父市内の店舗を3軒制覇した事になり(笑)、一気に満喫度の高い状態へと持ち込む事が出来たのです。
…さて、このままいくと旅日記になってしまいますので、演奏場所である MOTO Green-G へと出向きましょう(笑)。小鹿野町は、秩父市から更に20分くらい車を走らせた奥地にあり、まだ所々に雪も残っているような状態でした。…そんな中、以前と変わらぬ姿で健在していた夢鹿蔵と再会を果たしました。…が、やはりお店の前はライダーズカフェらしく、沢山のバイクが置かれてあり、見た目とは別に、雰囲気はだいぶ新しい香りが漂っているような、そんな印象を受けました。
中に入ってみると、これまた以前よりモダンな雰囲気になっています。以前は、もっと蔵そのものな感じだったのですが、壁紙が張り替えられたり、様々なポスターが貼られる等、少し垢抜けた印象かもしれません。そして何と言っても、ピアノがグランドピアノになっており(以前はアップライトピアノでした)、何だか凄そうな音響機器が入っているではありませんか。当初、現地にある機材はピアノだけ…と聞いていたので、生音に近い感じでやるんだろうな…と思っていたのですが、むしろパワフルなアンプと立派なスピーカーが設置されていて、逆にドラムだけが無い場所…と考えた方が正しいような、そんな環境のステージでした。ライブは月に1、2回程度しか予定されていないだけに、何だか勿体無いような気もしましたが、この日は思い切ってやっていこう!…という気合いの入った瞬間にもなりました。
本番は18:30から、時間通り始まりました。秩父は御存知の通り、先月の大雪で相当な混乱が生じ、イベントの日程も色々と変更があったりして、この日の集客は厳しいかも…という話しを聞いたりしていたのですが、蓋を開けてみれば予想以上に多くのお客さんにお越し頂き、本当に有り難かったです。秩父で演奏するのは本当に久し振りでしたが、皆、熱心に、そして温かく聴いて頂いているような印象がありまして、そして今回もやはりそうでした。演奏する自分達としても、楽しく出来たように思います。
ステージ奥の壁には上写真の通り、かなり大きめのディスプレイが設置されているのですが、これは自分達が演奏しているのを映しているもので、しかも定点撮影ではなく、演奏のシーン毎にカメラワークを考えて映してくれているものでした。ただ、この位置関係を見れば分かると思いますが、自分はピアノを弾きながら、このディスプレイを拝見する事が出来ます…。そして、例えばピアノソロ中に画面に目をやると、自分の演奏姿がアップで映し出され、更にカメラは手元に寄っていく…と、なかなか特徴的な状況が展開されていたのでした。自分で自分の演奏を、画面越しにタイムリーで見る…という環境はまず無いので(笑)、何だか面食らってしまいましたが、このディスプレイも画質が良く、そして恐らくハイビジョン撮影だと思うので、ついつい見入ってしまったのでした。実際との動きのズレも、無いに等しい感じだったので、例えば池田君を見る時も、ついついディスプレイの方を見てしまうような(笑)、そんな状況でした。不思議な空間でした。
さて、今回は全2ステージを行いまして、竹内大輔ピアノトリオのCD収録曲を中心に演奏させて頂きました。1ステージ45分程度の時間を頂いていまして、これは普段やっている1時間ステージからすると、コンパクトなサイズであったわけですが、曲を少なくするというよりは、1曲を短めにして、曲数は維持しよう…という方向にし、自分達がやっている音楽を色々な側面から披露していきました。やはり、カバー曲を演奏した方が喜ばれる傾向はあったようですが、オリジナル曲も結構好感触だったようで、ライブ後、「あのイタリアの曲は…」、「あのグアムの曲は…」という声を頂き、CDを購入して頂いたりもしたので、やはり自分達のやりたい音楽を散りばめていったのは正解だったのかもしれません。最初から最後まで、お客さんと楽しい時間を過ごす事が出来ました。
それぞれのステージの最後には、ボーカルの笠原とし子さん、そしてこの日の音響も担当してくれた、トランペットの新井政輝君(それぞれ、自分とは久し振りの共演でした)も加わって、4人、又は5人の編成でお届けし、こちらも盛り上がったと思います。秩父での演奏も久し振りでしたが、本当に皆さん喜んで頂けたようで、自分達としてもまた来たい気持ちが強くなったものでした。せっかくの良い環境。また使わせて貰える機会が出来るよう、今後も精進していきたいと思います。どうも皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
2、Love Theme From Spartacus
3、In A Sentimental Mood
4、Here, There And Everywhere
5、Hagatna(オリジナル)
6、Smile(with 笠原とし子)
・2ステージ 1、Close To You
2、The Day Of The Black Key(オリジナル)
3、Casa Familia(オリジナル)
4、Monte Fiesole(オリジナル)
5、Spain
6、It's Only A Paper Moon(with 笠原とし子)
・アンコール ・Georgia On My Mind(with 笠原とし子、新井政輝)
☆MOTO Green-G のHP…http://www.moto-gg.com/Moto-gg/MGG.html
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/
4月11日(1日目)
1日目となったこの日は、お馴染みの吉祥寺 Meg にて行われました。メンバーは、自分達のデュオに、沖縄在住且つオランダ出身のドラマー、セバスティアン・カプテインさんを迎えて、ベースレスのトリオ編成でお送りしました。勿論、自分とは初対面でしたが、西仲さんも実は数回ぐらいしか共演した事が無いとの事で、何だか面白い3人が集まってしまった感じになりましたが(笑)、また新しいサウンドが作っていけたと思います。
ベースレスのトリオ編成というのは西仲さんとは結構やっていて、言わば得意な編成とも言う事が出来ると思うのですが、やはりドラマーが変わればサウンドも変わります。いつも演奏している曲がこういう感じになるのだと、自分達も感心しながら?演奏していたような気がします。ジャズ・スタンダード曲もやりましたが、やはり面白かったのは、西仲さんのオリジナル曲や、よく取り上げる沖縄民謡の曲でしょう。セバスティアンさんも、オランダ人とは言え沖縄在住の身なので、やはり沖縄民謡に触れる事も多い事と思います。そして、それは演奏の理解にもよく表れていたような気がしました…。力強さと繊細さを同時に操るような、そんなドラミングに、表現力の幅の広さと音楽への限りない探究心を感じたものでした。
ちなみに、この日は自分のピアノトリオのCD『ReInterpret the Passage』も早速販売させて頂きました(発売日が4月10日でした)。言わばCDのバースデー・ライブとも言える1日だったのではないでしょうか(笑)。こちらも、多くの方に届いていければと思います。
それにしても、楽しいライブになりました。このライブ後には、メンバーで軽い打ち上げに行くのですが、行った先というのが、セバスティアンさんの希望で、何と沖縄居酒屋。この時が、東京にライブに来て少し経った頃だったそうで、どうやら泡盛の味が恋しくなってしまったのだとか…。もう完璧に沖縄色に染まっていますね(笑)。どうもありがとうございました!
4月12日(2日目)
2日目となった4月12日…。この日が所謂?西仲さんの誕生日当日という事になりますが、三軒茶屋 Obsounds にて大々的に行われました。この日はドラマーに国場幸孝君を迎え、1日目と同じくベースレスのトリオ編成となりましたが、やはり2日目のこの日も、ドラマーが変わればサウンドも変わる…という印象の強い1日となったのでした。
また、国場君は、西仲さんの 2nd.CD『あかばなーのうた』のレコーディング・メンバーでもあります。その収録曲の演奏は、やはり当時のサウンドが蘇って来ると言いますか、西仲さんの音楽を大切に演奏している意欲が伝わってきたものでした。更に沖縄出身の身でありますから、そうなると、“てぃんさぐぬ花”と“谷茶前”の演奏はもう特筆ものと言っても良いでしょう(笑)。沖縄独特のグルーブとジャズのエッセンスが混じり合い、自分達にしか出来ない、オリジナル性の強いライブになったと思いました。
そして西仲さんのバースデー・ライブという事で、お店全体が祝福モードになっていたのも、良き雰囲気に華やかさがプラスされた形になりました。西仲さんも生き生きと演奏していた感じもあり、全体的にパワー溢れる演奏になっていた気がします。新たな歳になった日として、更なる気合いが入っていたのかもしれませんね。こちらも楽しい1日だったと思います。
そして、この日も自分のCDを販売させて頂きました(笑)。こちらも沢山の方々に購入して頂いて、本当に感謝でした。これにて、西仲さんの2013年2度目の東京ツアーが終了しましたが、まだまだこの年はライブを御一緒する事になっています。また次の演奏を楽しみに、新たな1年として過ごしていければと思いました。…このブログを書いている時点でお祝いの言葉を言うのは変なのですが、誕生日おめでとうございました(笑)!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com
☆三軒茶屋 Obsounds のHP…http://www.obsounds.com
お店は No Bird という、個人的にも初めて出演させて頂きました。銀座だから…というわけではないですが、今回の衣装は、男性は黒スーツで統一、そして白藤さんは鮮やかな赤色の着物、ボーカルの里アンナさんは、地元奄美の服である大島紬のドレス…と、各々気合いの入った出で立ちでステージに上がり、そもそもが複合する音楽をテーマにしている黒船の“らしさ”を紹介する事にもなりました。
今回も全2ステージが行われましたが、実はお店的に、本来1ステージに付き1時間の演奏…という決まりがあったらしく、1ステージ目を約45分で終えた自分達に対して、お店の方から「もう少し長くやってほしい」…との注意を受けてしまいました。成程…と思ったのも束の間、そもそも45分くらいのステージを考えていた自分達にとって、では2ステージ目はどのようにするか…という問題点が出てきてしまったのでした。
急遽、白藤さんにソロで津軽五大民謡の1つ、“津軽よされ節”を弾いて頂きましたが、これでも時間は余りそうな気配はしていました。…かと言って、もう不自然に曲を増やすのも考えものです…。ひとまず、時間を気にしながらステージを進める…という事にしていたのですが、その時のステージ上の状況はというと、恐らく、曲のソロを長めにとる…というのが、メンバー内の暗黙の了解として一致していたのではないでしょうか。
ステージ中にお互いが確認していたわけではありませんが、それぞれのソロの演奏を聴けば、何となく分かります。…言わば自然発生的な状況だったわけですが、これが自分達のステージのスタイルを大きく変えました。今までは、わりと1曲1曲のテーマを重視していて、曲によっては楽曲をコンパクトにまとめる事も多かったのですが、ソロを長めにとる事で、ジャズらしい、即興感とダイナミックに溢れる演奏スタイルが展開されていったのです。
この事により、今まで何度も演奏してきた曲たちにも、新たな魅力と言いますか、演奏している自分達を、自分達自身の手で奮い立たせるような、そしてジャズの真髄に1歩近付けたようなステージになったと思いました。個人的に、まさかこういった感覚が新たに得られるとは思っていなかったのですが、所謂、怪我の功名というやつでしょうか…(笑)。結果、2ステージ目はアンコールを含めて1時間15分の熱演となりました。1ステージ目と合わせれば、丁度2時間ですね(笑)。自分達的にも、演奏し切った感があったと思います。
演奏する事によって、新たな方向性を発見出来た今回のライブでしたが、これはライブをしないと見付けられない部分でもあります。確かに、黒船の音楽活動というのは、レコーディングをしていたり、曲の完成度の高さから考えると、まだまだライブの数は少ないのかもしれません。レコーディングや、リハーサルの中での曲との向き合い方は、これまでに何度もやってきた事ですが、ライブという場所での曲との向き合い方というのは、それらとはまた異なる要素を持っていそうです。ジャズというフォーマットを重視するなら尚更でしょう。
勿論、これらは方向性の1つという話しに過ぎないので、まだ過渡期の段階ではありますが、黒船というバンドの音楽性に、1つの刺激を与えてくれたライブになったのは確かでした。これからどういった変化を経ていくのか…、末永く見守って頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします!
※黒船は、CDリリースのプロジェクトを、Motion Gallery で
スタートさせています。詳細は➡こちらを御覧下さい。
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net
☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com
そして今回は、サックスに久し振りに副田整歩君に加わって頂きました。過去にも何度かこのトリオにゲストとして参加して頂き、前回は〔自分名義ライブ、祝40回目!〕の時だったので約1年半振り以上のゲスト参加…という形でしたが、前回同様、殆どの曲を演奏して…、いや、今回のセットリスト全てに参加をして貰いました(笑)。むしろ、自分と副田君のデュオ曲を入れていたので、ベースの池田君やドラムのトシさんより参加曲は多いという状況でした(笑)。…というのも、今回副田君を誘った理由として、勿論50回目という節目のタイミングというのもあったのですが、約1年半の時を経て、自分達のレパートリーも非常に増えて、それらの曲にサックスに加わって貰ったらどうなるか…という思いも強かったからなのです。この期間中にはカバーCDもリリース〔『ReInterpret the Passage』発売日決定!参照〕し、オリジナル新曲も増えました。…また1つ、新たなサウンドを探求しつつ、今回のライブは実現したのでした。
前回副田君に加わって貰ったライブは、トリオメンバーだけの曲もやらせて頂いたのですが、前述通り、今回は副田君には最初から参加して貰い、もう『竹内大輔カルテット』と言っても差し支えないかの如く(笑)、ライブを進めさせて頂きました。そんな1曲目は、トリオとしては久し振りに演奏した“New Life Standard”。今回のライブは絶対に盛り沢山になると予想出来たので(笑)、最初の1曲目は軽めにいこう…なんて事前に話していたのですが、いざ音を出したら何だか楽しくなってきてしまいまして、結局はいきなり1曲目からガッツリと弾かせて頂いた感じでした(笑)。これはもう、ライブだから仕方無い状況のように思いますね…。そして2曲目に“The Night Visitor”、3曲目には“Everybody Knows That”と続きましたが、勿論これらは副田君は初演奏の曲ばかりです。それぞれに、サックス1管用のアレンジを施しまして、違和感無くそれまでのトリオ演奏に溶け込めるように配慮させました。
そして4曲目には、トリオでは初披露となる副田君の新バラード曲、“Quintessence”をやらせて頂きました。意味は“真髄”で、副田君らしい、メロディアスで説得力のある曲だったと思いました。やはり作曲者によって曲の個性はハッキリ出ますよね。自分のオリジナル曲が続いた中での選曲だったので、良い変化球を付けられたのではないかと思います。そして1ステージ最後の5曲目に、トリオでもよく演奏している“Tombo in 7/4”。テンポの速い7拍子の曲と、なかなかハードルが高い曲ですが、見事、初緒戦の副田君も吹き切ってくれました。ピアノとのメロディの振り分けや、お互いのソロの掛け合いの部分を作る等、既存のトリオ演奏とはまた違った見所を提供してくれたように思いました。
2ステージ目の1曲目には、恒例の?副田君とのデュオ曲を持ってきました。曲は、TRI4TH でもやはりデュオとして演奏している“Flash by Flashback”で、今回、サックスの藤田淳之介君が会場に遊びに来ていたので、副田君的には本家?の目の前で演奏するという、なかなかシビアな状況が出来上がっていたと思います(笑)。しかし、やはり藤田君と同じ、音大のクラシック部門を通っているだけあって、曲の特徴を掴むのが早く、前々から吹いていたような貫禄が出来上がっていました。繰り返し言いますが、今日の殆どの曲は、副田君は初めて人前で演奏する状況だったのです。
さて、トリオメンバーに戻ってきて頂いて、次の曲は“La Grande Roue De La Concorde”という長いタイトルを付けた(笑)、自分の作った新曲をやらせて頂きました。これは先日にパリを旅行した時に出会った「コンコルド(広場)の大観覧車」(上写真参照)をモチーフに作ったものなのですが、観覧車と言えるような、ゆったりしたものではなく、〔4度目のパリ訪問〕の記事でも述べた通り、“Grande Roue”…つまり「大きな輪」という意味だけの、所謂“観覧”要素とはまた違った乗り物でもある事も意識した曲となりました。日本の3倍程のスピードで、一度に3周して、途中の上空で暫く停まって…と、どちらかと言うと絶叫系の要素(…という程は速くないですが…笑)が含まれたような乗り物である、…という事に衝撃を受け、曲としても少しスリリングな展開を付けた、ミドルテンポながらインパクトのある曲に仕上がったと思います。初披露がカルテット編成というのも面白かったですが、トリオで演奏するのも楽しみにしたいところですね。
そのまま続けて、お馴染みの“Monte Fiesole”、そして“Spain”と続けさせ、2ステージ目の最後には、こちらも副田君は初挑戦の“Casa Familia”をお送りしました。この曲にサックスが入るというのは、作った当初は想像していませんでしが、こちらもなかなか良い仕上がりだったのではないでしょうか。大きな拍手を頂き、そのままアンコールへと突入するのでした…。
アンコール曲には、せっかくだったので藤田君にも参加して貰いました。当然の如く、当初は参加させる予定ではなかったので、楽器は持ってきてなかったようですが、この日の副田君は、アルトとソプラノの2本でライブに臨んでいたので、その内の1本(ソプラノ)を藤田君に貸し出し、ここだけのクインテット編成が出来上がったのでした。曲は、セッション曲としてよく取り上げられる“Strasbourg Saint Denis”で、2管ならではのアンサンブルを心地良く披露してくれました!…ちなみに、これはフランス語で「ストラスブール・サンドニ」と読むのが正しく、パリにあるストラスブール大通りと、サン=ドニ通りの交差付近に位置し、パリのメトロの駅名にもなっている場所でもあります。何気に、パリ繋がりの選曲でもあったのでした♪
こうして予想以上に盛り沢山にお送りした、トリオ50回目のライブは無事に終了しました。最終的に5人編成で演奏する事になるとは思ってもみませんでしたが、最高に楽しい1日になりました。このトリオを切っ掛けに輪が広がっていった部分もあり、改めて、続ける事の大切さを感じさせてくれたものでした。お客さん方も、皆さん楽しんで頂けたようで何よりでした。
まだまだトリオのライブは続きます。次回は3月15日(土)に、秩父の小鹿野の夢鹿蔵という所でライブをやる等、既に51回目に向けて準備を進めています。せめて、100回目までは普通に続けたいので(笑)、今後ともどうぞよろしくお願いします。それでは、今回のライブもどうもありがとうございました!
おまけ…5人の集合写真にピアノを入れたら、何だかシュールな構図になりました(笑)
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、New Life Standard(オリジナル)
2、The Night Visitor(オリジナル)
3、Everybody Knows That(オリジナル)
4、Quintessence(副田整歩オリジナル)
5、Tombo in 7/4
・2ステージ 1、Flash by Flashback(オリジナル、サックス・デュオ)
2、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
3、Monte Fiesole(オリジナル)
4、Spain
5、Casa Familia(オリジナル)
・アンコール ・Strasbourg Saint Denis(with 藤田淳之介)
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
☆副田整歩君のHP…http://www.soedanaomu.com/
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/
普段のレコーディングで録られた音というのは、それをCDに“劣化”させて、皆さんのお手元に届くようになっています。iTunes 等で配信されている mp3 は、更に劣化させた状態でお届けしている事になっているわけですが、今回はそれとは真逆の、いわゆる高音質での配信(CDでは再現出来ない)を目指したレコーディングとなっていたのでした。
録音方式も、まだ実験段階かのような状態で特殊でした。簡単に言うと、録ったものがそのまま出来上がりの商品…というクオリティのものになるので、録ってからの編集が全く出来ないのです。…なので、完全な一発録りになる事は勿論、フェードアウトのようなエフェクトも、ここでは使う事が出来ないですし(録音中に行えば出来ますが…笑)、正直、ミスタッチもそのままです(笑)。ある意味で、現代らしくない録音方式とも言えそうな感じではありました。
しかし、これは逆を考えると、ライブ感そのままの状態を、皆さんのお手元に届けられるという事になります。特にジャズにおいてのレコーディングを考えると、音のバランスや綺麗さを重視するというよりは(勿論それも大事ですが…笑)、ライブ感や空気感を作品に残したいも気持ちが大きいので、ある意味で打って付けの状況のようにも思ったものでした。
今回のレコーディングも、そんな状況に見合った、即興性のある選曲がなされました。そして藤田君のプロデュースの下で、それこそバラエティに富んだ曲を作品として残せたと思います。普通のレコーディングと違うのは、そもそも編集が効かないので、ライブで曲を取り上げるかの如く、選曲も含めて、わりと気軽に録音に立ち向かっていけるような感覚がありました。実際、レコーディングした内の2曲は、1日目の打ち上げで、ふと話題に出た曲をそのまま2日目に取り上げてしまうという、異例の話しの早さでした(笑)。それも、逆にこういう状況だったからこそ生きたのかもしれませんね。
録音は、キングレコードさんのスタジオにて行われ、本当に素晴らしい環境でやらせて頂きました。ピアノも大好きなスタインウェイを使わせて貰い、弾く毎に楽しくなってくる自分を感じたものでした(笑)。…今のところ、どういった形で皆さんのお手元に届けられるかは分かりませんが、何ぶん新しいレコーディング・配信方式をやらせて貰った為、その部分でもまだ手探りな状況ではあるのです…。どうぞ続報をお待ち頂ければと思います。とにかく、これから始まる新しい時代の録音方式に立ち会えた事が、何よりの喜びでもあった2日間でもありました。
…と、固い話しはここまでにしておきまして(笑)、如何に高音質での配信…とは言っても、気になる演奏の内容が伴っていなければ意味がありません。…しかし御心配無く。メンバー皆が楽しめた、非常に聴き所のある“生き生きとした音”が録れています。音源を聴くと、音質と合わさって、本当に今回のメンバーが目の前で演奏しているかのような状況が楽しめるのではないでしょうか。先にレコーディングから始まってしまったので、このメンバーで是非ライブも実現したいものでした。
レコーディング日程の1日目(左上写真参照)にも、2日目(ちなみに、右上写真はこの日の2軒目…今回のプロジェクトには特に絡んでいない、エンジニアの速水さんが何故か参加…笑)にも、どちらにも進んで打ち上げを行ってしまっている事に(須永君は残念ながら不参加…)、何か新しい事をやってやろうという意気込みが感じられる事でしょう。どうもお疲れ様でした。これから、本当に楽しみにしていて良いと思います!
☆藤田淳之介君のHP…http://www.junnosukefujita.com
まずは1バンド目に alosotimu(アロソティム)。名前の由来が umitosola(海と空)というこのバンドは、アコースティック・ギタートリオという編成ながら、ジャズというジャンルには簡単に一括りに出来ない、多くの要素を注ぎ込んだサウンドが特徴的でした。御自分のギターのフレーズを打ち込みとして流し、その上に重ねて演奏する世界もまたお洒落で、そして何より、ギターの音色の綺麗さが印象に残りました。
そして2バンド目に RIDDIMATES(リディメイツ)。サックス2管にトランペット1管の6人編成に、今回はギター・サポートも加えた7人編成で出演して頂き、楽しいパフォーマンスと厚みのあるサウンドでお客さんを魅了していました。音楽もファンキーで素直に格好良く、ずっと聴いていて心地良くなれるのは、確かな技術があっての事だと思いました。会場も、徐々に徐々に熱気が高まってきた事でしょう。
そして、自分達 TRI4TH の出番へ…という前に、今回は“振る舞い酒”としてテキーラを提供させて頂き、皆さんと楽しく乾杯させて頂きました。ついつい自分は飲みそびれましたが(笑)、こうした機会をイベントで作っていくのもまた楽しいかもしれませんね。…という事で、そのまま景気を付けて、いよいよ1曲目へと突入させました。
前述の通り、自分達にとって久し振りのライブだった今回は、まずお客さん方との触れ合いを大切にしていきたい気持ちがありました。先程の振る舞い酒もそうでしたが、やはりライブは皆さんと作っていくものです…。そんな思いを込めて、1曲目には“Hop”で楽しく、そして2曲目には“Volare Via”で身体を動かして貰い、会場との一体感を作っていきました。そして、やはりこれが自分達のやりたいライブなのだと、確信を持ってお届け出来る原動力にも繋がっていったのでした。
3曲目には、新曲を持ってきました。…とは言えジャズ・スタンダードのカバー曲ではありますが、ジャズでは超有名曲の1つ、“Night In Tunisia”を TRI4TH アレンジでやらせて頂いたのでした。前回のツアー・ファイナルの時にも試みましたが、そういったスタンダード曲のカバーに今年は挑戦してみようという意志があり、スピード感とスリル感溢れる展開に、また新たな要素を組み入れる事が出来たのではないでしょうか。
この曲の後には、そのまま続けて、“Everybody Knows That”と“TRY AHEAD”という、どちらもPVにした曲を演奏していきました。曲調的には全く異なりますが、どちらも自分達の代表曲であり、改めて、TRI4TH の提供する音楽の幅広さを披露する事が出来たと思います。
そしてお次は、こちらも初披露の曲です。TRI4TH 全メンバーが参加し、先日リリースさせて頂いた、バイオリニストの金原千恵子さんのリミックスアルバム〔CD『Sunaga t experience DIGS CHIEKO KINBARA JAZZ REMIXIES』に参加!参照〕から、“Spanish Blues”という曲をお送りしました。12小節を基本とする“ブルース”というフォームの曲ながら、タイトル通り、スパニッシュなテイストも入っている曲で、こちらも従来の TRI4TH にはなかったような雰囲気が特徴でした。
この曲で勢いを付け、いよいよライブも佳境へ突入です。そのまま繋げて“Harvest”を演奏し、最後には皆さんと更なる一体感を持って、“Dance 'em All”で締めさせて頂きました。この流れはいつもに増して熱量が高まり、個人個人のソロもガンガンに披露していけたのではないかと思います。お客さんも大変盛り上がっていました♪
そのままアンコールへ…。その流れも、わりと今回は間を空けずに曲に突入していったのではないでしょうか。それは、前回のライブでも演奏した、ジャズ・カバー曲の“Moanin'”で、踊りやすいテンポ感のダンスビートを基本にしたアレンジは、今後の締めの曲として定着していくのかもしれません。この曲の世界観と、TRI4TH のステージの雰囲気が妙にマッチしていて、演奏しながら何故だかニヤけてしまうような(笑)、そんな楽しい曲でもありました。
これにてライブは終了しました。久し振りの TRI4TH のステージはやはり楽しく、演奏は勿論そうなのですが、特に今回はお客さんの笑顔が印象的だった1日でした。先程も書きましたが、それが自分達が音楽をお届けする原動力になっていると、改めて感じた次第です。そして、そういったお客さんを通して様々なバンドとの交流があり、またその輪が広がっていく…。自分達の TJT も、そんな縁の1つとして繋がっていけたら良いなと思いました。どうもありがとうございました!…次回はまだ決まっていませんが、どうぞ楽しみにしていて下さい!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆alosotimu のHP…http://alosotimu.jimdo.com
☆RIDDIMATES のHP…http://brassrockers.com
☆渋谷 Plug のHP…http://www.shibuya-plug.tv
副田君を迎えてのリハーサルは、もう2012年の7月〔+1への慣れ参照〕まで遡る事になりまして、あれからレパートリーは格段に増えましたので、今回は副田君にとって、ほぼ新曲と言っても過言では無い状況のように思えます。終始、譜面とにらめっこをしている姿(左下写真参照)が面白かったです(笑)。
そして今回、自分の新曲もやる事にしましたので、トリオメンバーも揃って譜面とにらめっこ(右上写真参照)。まるで譜面と会話をしてるかのようです(笑)。そして、今回初披露という副田君の新曲も取り上げる等、今度のライブは本当に挑戦的な選曲になりそうです。副田君は、ゲスト・プレイヤーという扱いではありますが、殆どステージ上には上がって頂く事になりますので(笑)、サックスとのアンサンブルを是非ともお楽しみ下さい。
リハーサル後に副田君が呟いた、「…そうだ、この感じだった。」という一言がとても印象的でした。皆様、是非ともライブにお越し下さいませ♪
★3月9日(日)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(Sax)副田整歩、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
上写真は、リハーサル後のスタジオのロビーにて…。ここのスタジオは、ポイントが貯まるとドリンクと交換出来、しかもその中には生ビール(大ジョッキ)も含まれるという、素晴らしいシステムのスタジオです(笑)。これでまた気合いが入るというものでした。

5月16日(木)