★11月1日(土)外苑前 Z・imagine
Open…18:30~、1st.…19:00~、2nd.…20:30~、
Charge…2700円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
竹内大輔ピアノトリオも、この11月で結成8周年を迎える事になりました。
毎年この月が来る度に、長年やってきているなあ…と思うのですが(笑)、
お店も、トリオとしては久し振りの外苑前 Z・imagine にて、2ステージ
たっぷりやらせて頂きます。現在、新しいCDアルバム作成に向け、色々と
構想を練っているところでして、このライブの時点では、1つの到達点で
ある、レコーディングを終えているタイミングになっていると思われます。
今度はどのようなアルバムになるのか、レコーディング直後の自分達の
演奏にも御注目下さい!…ライブの時間等、若干イレギュラーになって
おりますので、どうぞ御注意下さいませ。それでは、お待ちしております!
自分自身もとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします!
10月4日(1日目)
藤田君の誕生日の次の日となった10月4日のライブが、この生誕祭ツアーの始まりの日になりました。場所は吉祥寺の Strings で、既にソールドアウトとなっていたらしく、生誕祭ツアーへの期待値の高さ?が伺えるというものです。自分は、この日が Strings の初出演の日ともなりましたが、温かみのある雰囲気の中、グランドピアノも置いてあって、早速居心地の良い空間だと思った程でした。
リハーサルが順調に終わったので、お店の上にあるレストランで腹ごしらえ&ひとまずの誕生日祝いをしておきます(笑)。まずは楽しくやらないと話しになりません。森田君も足立君も、自分にとっては初共演という状況でしたが、もう昔から組んでいたバンドのような状態になったものでした。楽しいライブになりそうです♪
ビールも順調に身体に入れつつ(笑)、本番が始まりました。会場の雰囲気も、皆、藤田君の生誕…いや、誕生日祝いのムードになっており、元から温かい空間が、更に温かい空間になっている感じがしました。とにかくこれは、お祝いムードの雰囲気を受け入れ、目出度くやっていくしかありません(笑)!
披露した曲は、実にバラエティに富んでいます。藤田君のオリジナル曲は勿論、これまで藤田君がプライベートでも仕事でも関わってきた音楽を消化させ、このカルテット用にアレンジをしつつ、どんどんアウトプットさせていくのです。このアレンジの内容も、藤田君らしいと言いますか、ジャズをベースにはしているのですが、誰にでも聴きやすく、分かりやすいような味付けがされていて、それがオリジナル性を生み出しているとも言えます。恐らく、これは藤田君自身のオリジナル曲とも共通している事だと思うので、どれがオリジナル曲で、どれがカバー曲…といったような区分けは特に感じないような仕上がりになっていました。この流れが、お客さんにとっても心地良いのかもしれません。
また、この日はゲストプレイヤーの方達の出演もありました。まずは、バイオリンの皆川真理奈さん(左上写真参照)。皆川さんはこの時、藤田君との共演回数が多く、皆川さん自身が所属する東京バイオリンに藤田君がゲスト出演したり、2013年の東京ジャズでは、藤田君と共にNHK番組体感ブースでの共演も果たしています。
そして2人目にはビオラの村田泰子さん。村田さんは、2003年に藤田君と共に Clacks でデビューしたメンバーであり、その意味では正に戦友と言える仲でもありましょう…。むしろ、この日のライブには、村田さんは駆け付けずにはいられなかった…という感じだったのではないでしょうか(笑)。それぞれからお祝いの言葉を送りつつ、最後には“Can't Take My Eyes Off You”を演奏して終了となりました。会場からの手拍子も上がり、正に一体感が募った誕生日祝いです。藤田君らしい、和やかな1日になったのではないかと思います。
生誕祭ツアーの第1日目として、良いスタートが切れたのではないでしょうか。右上写真には6人のメンバーが写っていますが、2日目以降は半分の3人での行程となります。少し寂しくなりますが(笑)、より良いパフォーマンスをする事を心に留めて、いざ鳥取へと向かわせて頂きます。まずは東京でのライブの成功、そして誕生日(1年前の事を祝ってますが…笑)、おめでとうございました!
10月5日(2日目)
東京ライブの次の日の10月5日、昨日の余韻を持ちつつ羽田空港へ向かいました。午前中の集合だったので若干眠たかったですが(笑)、個人的に鳥取空港への空路は初めてだったので、眠気を吹き飛ばしていかなければいけません。鳥取空港への便は、全日空が羽田空港から5本を飛ばすのみで、なかなか行ける空港ではないのです。
飛行機に乗ると、割りとすぐに眠ってしまった、藤田君と森田君…。しかし、自分は機窓を楽しむべく、なかなか眠る事が出来ません(笑)。この日は曇りがちの天気だったので、離陸後の景色はあまり楽しむ事が出来なかったのですが、勝負?は鳥取空港に向けて降下を開始し始める頃です…。雲も少し切れ目が見え始め、着陸10分程前になると、眼下に鳥取の市街地が見えてきました(左下写真参照)。そして、いったん空港上空をやり過ごし、Uターンしてきて無事に鳥取空港に着陸です。なかなか良い景色でした。
鳥取空港は、県庁が存在する場所の空港の中では、かなり小さな規模の空港と言える事が出来ると思います。国内線ターミナルにはボーディングブリッジが1基しか無くて、国際交流の場と国際線ターミナルの機能を兼ね備える、国際会館側の建物のボーディングブリッジも1基しかありません。鳥取空港のフライトスケジュールを見ると、前述の羽田便の5本のみとなっており、国際線も定期便は存在しないのですが、鳥取への足としては貴重な場所でもあります。貴重故、降機後、空港の展望デッキから飛行機を撮影するのは忘れず(笑)、そして空港バスで今回の演奏場所である倉吉へと向かったのでした。
まだまだ続きます!
●10月2日(木)荻窪 Bunga
Open…19:30~、Start…20:00~、
Charge…1800円(ドリンク別)
Member…(Vo)mina、(Key)竹内大輔
Bunga のチーフでもある、ボーカルの mina さんとのデュオライブです。元々、
何の断りも無くても緩い雰囲気でやっていますが(笑)、今回は mina さんから、
「デュオなので、緩い雰囲気でやっていきましょう♪」…とあったので(笑)、
更に緩さが際立つ雰囲気となるのでしょうか(笑)。若干恐いですが(笑)、
楽しくやっていけると思います。ジャズやポップスの曲調をお楽しみ下さい♪
●10月4日(土)、5日(日)渋谷 Glad
2日間とも、昼の部…14:00~、夜の部…18:30~(入替制)
Charge…6000円(ドリンク別)
Member…(Vo)新納慎也、(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、
(Keys)竹内大輔、(B)関谷友貴、(Ds)伊藤隆郎、(G)平田崇
俳優の新納慎也さんが主催するイベント、『NIROCK Vol.9』に、TRI4TH として、
2年振りに出演させて頂きます。TRI4TH としては何度か共演させて貰っている
イベントですが、自分が参加するのは今回で2回目。しっかりと役目を果たして
いきたいと思います。その個性的な存在感から、「ミュージカル界の異端児」とも
言われる新納さん。そこから生まれる音楽もまた個性的なのは間違い無いです。
ここでの TRI4TH もまたに“異端”で(笑)、普段のライブでは絶対に見られない
レパートリーが多数見られる事でしょう。そもそも、皆でコーラスをしている
くらいですしね…。絶対に見逃せないライブです。どうぞお越し下さいませ♪
●10月8日(水)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Pf)竹内大輔
ボーカルの白石恭子さんと、新たな出演場所に出向きます。…とは言え、お店
自体は1985年から営業している歴史ある場所で、銀座のジャズ・バー、
Barbra にてです。ジャズ・バー…とはなっていますが、どちらかと言うと
ピアノ・バー…という感じでしょうか。ジャズだけに拘らず、オールディーズや
ポップスも有りという事で、自分達らしさも表現出来るのではないかと思います。
一体どのようなライブ展開になるのか、乞うご期待ですね…。楽しみです!
●10月9日(木)池袋鈴ん小屋
Open…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔、(B)岩川峰人
ボーカルの鹿嶋さんと、お馴染みの池袋鈴ん小屋でのライブをやらせて頂きますが、
今回はベースに岩川峰人さんを加えたトリオ編成となっている事が特徴です。
ただセッション的に3人でやるのではなく、ちゃんと作り込まれたトリオの世界を
目指すとの事で、鹿嶋さんのアイデアの中で、どのようなサウンドを作っていく
事になるか、少し挑戦的なライブにもなりそうですね。面白い1日になりそうです。
●10月10日(土)沼津わが家の台所
Open…17:30〜、Start…18:00〜
Charge…詳細不明
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(Key)竹内大輔、(B)中司和芳
フルートのいづみさん率いるバンド、弾楽で、沼津の自然食レストラン、
わが家の台所というお店でライブをやらせて頂きます。このところ、この
弾楽での動きは活発で、年内もあと何回かライブを予定しています。ベースの
中司さんだけ静岡県富士に住んでいて、あとのメンバーは皆、毎回東京から
やって来ているわけですが、それでこのライブの頻度は大したものだと思い
ます。1回1回の演奏を大切にしていきたいですね。よろしくお願いします!
●10月11日(土)中野四季の森公園
Open…10:00〜、Live Start…14:40〜、自分達の出番は最後、19:10〜(予定)
Charge…無料
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Key)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
10月11日(土)、12日(日)の2日間、中野駅周辺で行われる大イベント、
『中野にぎわいフェスタ2014』の1日目の10月11日に、黒船として出演を
させて頂きます。イベントスペースの1つとなる中野四季の森公園の一角に
ステージが設置され、様々なバンドやアーティストの方が出演となりますが、
その中でも自分達は1日目のトリの19:10からの出番となっており、身が引き
締まる思いでもあります。周囲にはバラエティに富んだ出店や屋台が建ち並ぶ
ようで、街一帯を取り囲んだ、正にお祭り騒ぎの2日間になりそうです。
出番の19:10頃というと、もうこの時期は日が暮れている頃だと思いますが、
雰囲気に合った演奏をすべく、また、自分達もその空気感を楽しみながら
演奏をしていきたいと思います。どうぞお気軽に足を運んで下さいませ!
●10月12日(日)飯田(長野) Space Tama(Facebook のページ)
住所…長野県飯田市駄科2341-67 電話…0265-26-6901(Map)
Open…18:00〜、Start…18:40〜、自分達の出番は最後、20:30〜(予定)
Charge…大人:3000円、中高生:2500円、小学生:1500円、乳幼児:無料
(乳幼児以外、ビュッフェスタイル食事付き、2ドリンク付き)、他、投げ銭制
Member…(Vo,G)Daddy 津田、(Cho,G)ちきぴー、(Key)竹内大輔、
(B)島岡亮太、(Ds)桜井拓也
シンガーソングライター Daddy 津田さんの、1000日ライブ・ファイナルと
銘打たれたライブに参加してきます。お店は、本当に久し振りの訪問となる、
長野県は飯田市にある Space Tama にてで、山中にあるお店とは思えない程
音環境は良く、それは遠路遥々からツアー・ミュージシャンが訪れる程です。
1000日ライブ…とは、Daddy さんが2007年10月から始めた、平和
への願いを込めた『1000日』ライブというもので、実際、ライブを行う
毎に回数を数えていたのは自分も知っていたのですが、ついに1000回目
を実際に迎える事になるとは…。勿論、これで Daddy さんのライブ活動は
終わるわけでなく、むしろ更に続いていくのですが(笑)、ひとまずの
ファイナルという事で、盛大にライブを披露していきたいものです。
この日はオープニング・アクトとして、地元の方から、京都の方、そして
埼玉の方まで、計4組のステージを経て、自分達の出番となります。更に
自分達のバンドも、こちらも地元のベースの方とドラムの方を加えて、
豪華にお届けしていきたいと思います。盛り沢山です。弾けましょう♪
●10月14日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Pro-Amuse で、ボーカルの白石恭子さんとデュオライブです。
10月は、目新しいライブ、お店での演奏が続いたので、何だかホット出来る
1日です(笑)。いつものように、幅広いジャンルから曲を厳選し、自分達
らしいライブをお届けしたいと思います。この日はお酒が美味しそうです(笑)。
●10月15日(水)、16日(木)、30日(木)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)白石恭子(15日のみ)、(Vn)Tsukasa(15日のみ)、
(Vo)折井敦子(16日のみ)、(Sax)松山真寿美(16日のみ)、
(As,Vo)加地直子(30日のみ)、(Vo)宗像夏子(30日のみ)、
(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Kuro での演奏です。10月は3回程出演させて頂きますが、
どの日も3人での演奏となっているのは珍しいかもしれません。いつもは
2人での演奏が主なのですが、お客さんのバースデー等を祝う日も多く、
少し豪華にいく日が続いていくようです。出演者がバラエティに富んでいる
ので、演奏内容もバラエティです。そして常に3人での演奏なので、その
バラエティさは更に豊かなものになっている事でしょう。楽しそうです。
●10月17日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~3ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Ts)青木秀明、(Pf)竹内大輔、(B)土谷周平、(Ds)金澤沙織
お馴染みのお店、経堂 Crazy Love でのライブですが、久し振りにインストの
ライブの日になりました。テナーサックスの青木さんを筆頭に、ジャズの基本の
編成とも言える、カルテット編成でお送りします。この10月は、色々な形態の
ライブがありますが、そこまでジャズにどっぷり浸かった日は無いと思うので、
この日は思う存分?ジャズの世界とビールの世界に(笑)浸りたいと思います。
●弾楽、富士・東京ツアー
・10月18日(土)富士イルポンテ
Open…18:00〜、Start…18:30〜、Charge…3500円(軽食、1ドリンク付き)
・10月19日(日)西麻布 COHIBA ATOMOSPHERE TOKYO
Open…19:00〜、Start…21:00〜、Charge…投げ銭制(仮装コスチュームで1ドリンク付き)
※以上、メンバー全て、《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精
(Key)竹内大輔、(B)中司和芳
10月10日にもライブを行った弾楽が、またまたライブを行います。色々と
変更もありましたが、18日で静岡県の富士で、そして19日は、初の都内への
進出となります。後者は西麻布のシガーバーのお店で、ハロウィンイベントに
即したものとなります。仮装コスチュームでの来店で、1ドリンクが無料になる
らしいですので、皆様チャレンジしてみては如何でしょうか。お待ちしてます♪
●10月20日(月)中目黒楽屋
Open…18:00~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…《Bridge》(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
サックスの郷原君と、自分のピアノによるデュオ…改め Bridge の待望の(笑)
1st. Album『Fly Beyond』の、CD完成記念ライブです!…ようやくこの日を
迎えられたという感じでしょうか。何度も話している事ですが、郷原君との
デュオライブは、それこそ今から10年も前から初めてはいて、確かにライブの
間隔こそ長めの時が多かったものの、コンスタント…という意味では、これ程
長く続いているバンド(ユニット)は、そうあるものではないのです。しかし、
お互いのリーダーのCDはあるものの、この2人のCDというと、本当に不思議
なのですが、今まで無い状況が続いてしまいました。自分達がライブをしていて、
何度お2人のCDは無いのですか?と聞かれた事か…。しかし、今後は自信を
持って、これです!!という事が出来ます。フライヤーも格好良く、そして
CDジャケットに近いデザインで仕上げて頂きました。CDを皆さんの元に
お届けするのが楽しみでなりません。美味しいお酒と美味しい食事、そして
自分達の音楽をたっぷりとお楽しみ下さい。お店は予約をお勧めしております!
★竹内大輔、福岡・山口ツアー
・10月22日(水)薬院(福岡)Cavan Beat
Open…19:00〜、Start…20:00〜、Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)Daddy 津田、(Cho,G)ちきぴー、(Key)竹内大輔
・10月23日(木)門司港三井倶楽部
Open…18:30〜、Start…19:00〜、Charge…無料(カンパ制)
Member…(歌と語り)谷口満、(Pf)竹内大輔
・10月24日(金)下関“T”Gumbo(Yahoo! ココのHP)
Start…19:30〜、Charge…2500円(要オーダー)
Member…(Vo,G)Daddy 津田、(Cho,G)ちきぴー、(Key)竹内大輔
シンガー・ソングライターの Daddy 津田さんに呼ばれ、自分のソロの久し振りの
九州方面へのツアーとなります。今回は、Daddy さんのステージに参加するものと、
自分のソロ、そして第3回目を迎える『癒しのコンサート』を、谷口満(ルージュω)
さんと共に出演してきます。3日間だけなので、少々慌ただしくもあるのですが、
久し振りの九州訪問。勿論、この時にお会い出来る方も沢山いらっしゃると思うので、
1つの時間を大切にやっていきたいと思います。こちらもよろしくお願いします!
●10月29日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
10月の丸本さんとの、通常の対バンでのライブとなります。この日も
自分にとってはお馴染みの場所、お馴染みの方とのライブになるので、
リラックスした状態で楽しめる1日になるかもしれません。勿論、
新曲もあったり、ピアノ伴奏だけの曲をやったりと、試みは沢山取り
入れていますが…。楽しみながらやりたいと思います。よろしくです!
以上になります。確かにバラエティに富んだ月になりそうで、移動も多いのですが、その場所での演奏を最大限に生かすべく、しっかりと地に足を付けた行動を取っていきたいですね。季節も秋になり、お昼でも涼しい天気が多くなってきましたが、体調をしっかりと管理しつつ、沢山の方に迎えられるよう気合いを入れていきたいと思います。それでは、どうぞ10月もよろしくお願いします!
そして、久し振りに(恐らく1年振り!)今回はドラムの和丸君を迎えて、前者の2ヶ所ではトリオで演奏させて頂きました。このトリオでの編成は西仲さん自身にも強い思い入れがあり、この3人でしか出せないサウンドというのを改めて噛み締められたツアーになれたと思います。それではどうぞ御覧下さいませ!
9月19日(1日目)
今回の東京ツアーは、お馴染みの吉祥寺 Meg でのライブを皮切りに始まりました。久し振りの出演でもありましたが、いつの間に Meg は店内リニューアルが施されていました。今までの椅子や机は殆どが入れ替わり、床も壁も一新。赤いイメージの雰囲気はそのままに、だいぶ洗練された感じになりました。…が、何故か客席の角に置いてある大きな人形(左下写真参照)が気になります。一瞬、浮いているのかと思った程ですが(笑)、何だかノリで購入してしまったそうです…。今後、Meg のインパクト有るインテリアとして、定着すれば良いのですが…。
…という事で(笑)始まった Meg ライブ…。前述通り、西仲さんと自分、そして久し振りに和丸君を加えた、自分達にはお馴染みのベースレスのトリオが再演された感覚がありましたが、正にその通りで、以前のサウンドを懐かしみつつ、更なる展開を求めたライブを披露していきました。
最初はジャズ・スタンダード曲で、様子を見ていった感じがありましたが、徐々に沖縄民謡のアレンジ曲や、西仲さんのオリジナル曲を入り混ぜていき、この3人だからこそ表現出来る時間がやってきたのを感じました。この3人で演奏するのは約1年振りでしたが、この時間は懐かしさから楽しさへと変わり、この1年、メンバーがそれぞれ過ごした時間を想像したり、どのようなものを吸収していったのかを考えていくようなものまで、この時の演奏に反映されそうな気がしたものでした。
なかなかに楽しく、ここで全てを出し尽くしてしまいそうな感じではありましたが、この3人での演奏は翌日にも残っています。むしろ、この2日間を掛けてサウンドを追求していくという考えの方が、遣り甲斐が感じられるかもしれません。…とは言え、たっぷり、そして伸び伸びとお届け出来た Meg ライブになったと思いました。久し振りの共演は身に染みました♪…この楽しみは、次の日にも持ち越すようにしましょう!
9月20日(2日目)
翌日のツアー2日目…。この日は三軒茶屋 Obsounds にてで、こちらもお馴染みのお店ではありますが、Meg とはまた環境の異なった場所でもありました。ピアノもグランドピアノですし、ステージ配置的にも、フロントの西仲さんがセンターに来る等々、よりステージらしい環境?が整った上での、自分達のライブを見せられる状況でもあったのでした。
打ち合わせをしつつ、本番へ。…とは言え、前日からの今回だったので、そんなに細かい部分での打ち合わせとはなりませんでしたが、やはり最近のオリジナル曲に関しては、西仲さんの拘りの部分をそれぞれ伝えていき、確かなサウンド作りを目指します。この日のライブは、どちらかというとCD『あかばなーのうた』に収録された曲を中心にやっていった感じがありまして、このCDには沢山の沖縄民謡の曲が収録されていますが、それらのリズムを沖縄出身の和丸君に叩いて貰うというのは、大変意味のある事だとも思うわけです。そして、確かなグルーブを提供してくれました。
和丸君のドラムは、確かなテクニックは勿論ですが、やはり独特の重みがあると言いますか、時たま音の渦のような瞬間を作り出してくれていて、自分達のサウンドに大きな刺激を与えてくれます。ただ、これが沖縄独特の…というのは、少々短絡的かもしれません。和丸君が小さい頃から触れている、アメリカサウンドのロックやメタルの世界がミックスされ、そしてこの1年間では、アメリカでのバンドをサポートしていた事もあって、更なる重みと自信を付けて帰ってきているのです。そして、更に自分達とのサウンドをミックスさせ、だからこそ独特なサウンドになるのです…。自分のピアノもそれらに触発され、和丸君との共演だからこそ生まれる展開を楽しんだりしたものでした。
2ステージは本当にあっという間でした。途中に、西仲さんと自分とのデュオの曲を入れたりしましたが、また変化があって良かったかもしれません。『あかばなーのうた』が発売されてから1年が経ちましたが、ちゃんと自分達は成長していると理解出来た、大切な1日にもなっていたと思います。現在、和丸君は沖縄に住んでいて、西仲さんも沖縄に帰ってしまった身なので、なかなかこの3人で…というわけにはいかないかもしれませんが、節目節目で一緒に演奏していきたいメンバーであるのは、今後も変わらないと思います。またの機会を楽しみにしつつ、自分も更なる成長を持って臨むべく、頑張っていきたいと思いました。ひとまずトリオ編成での演奏はこの日までです!
9月22日(3日目)
1日空けて、ツアー3日目を数えた今回の最終日は、西仲さんと自分とのデュオ編成で、銀座わしたショップでの演奏をしてきました。わしたショップは、自分達のCD販売に対して全面的に協力をして頂けるお店の1つであり、今回もCD発売1周年記念という事で、快く演奏の場を提供して頂いたのでした。
ここでは約40分程のステージが予定されているのですが、実際演奏が始まると、何だかんだで自分達がハッスルしてしまい(笑)、いつも1時間弱程のステージになってしまいます。演奏場所も、CD売り場のスペースを少し空けて組んでいるだけに、お客さんとの距離も近く、1曲1曲を演奏していく毎に、一体感が大きくなってくるのを感じるからです。
この日のセットリストは、やはり『あかばなーのうた』からの曲が中心となりました。沖縄民謡からのアレンジ曲は勿論、西仲さんのオリジナル曲“あかばなーのうた”も交えて進めていきましたが、もう1曲、自分達の初めてのCDとなった『aka is. funky』からのタイトル曲も忘れてはいけません。この曲のお陰で、わしたショップとの関係も持てましたし、今の自分達もあるのではないかと思うくらいです。
また、ここで前回演奏をした半年前に〔西仲美咲、東京ツアー(2013.3.15〜3.16)参照〕、座間味村の村長から、右上写真のカレンダーをプレゼントするという企画がありましたが、何故か今回も継続して行われていました(笑)。もう9月という時期ではありましたが、沖縄の豊かな海を思わせるデザインが素敵で、多くの方の手に行き渡ったようで良かったです。それにしても盛り沢山な1時間でした…。
CDの即売会&サイン会も行われ、大盛況で終了しました。『あかばなーのうた』の発売から1年が経ちましたが、こうしてまた、色々な方に作品を購入して頂けるというのは嬉しい限りでして、今回のツアーの意味も大いにあった事でしょう。この時点では、まだ暫くは次の作品は…という感じでしたが、今までの作品と共に、更なる自分達の成長を見届けて頂けたら幸いです。どうもありがとうございました!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com
☆三軒茶屋 Obsounds のHP…http://www.obsounds.com
☆銀座わしたショップのHP…http://www.washita.co.jp/info/shop/ginza/
その後、ちょうど1週間後の9月14日に大阪で、更に1週間後の21日に東京で、それぞれワンマンライブを行うという、かなり攻めたスケジュールだと今でも思うくらいですが(笑)、ここで当時のメンバーだった津軽三味線奏者のはなわちえさんが黒船を卒業となり、黒船はCDアルバムの製作期間に入るのは御承知の通りだと思います。
ここでは、関谷君曰く“黒船第1期”という、2013年9月の大阪と東京で行われたライブを取り上げ、1年前の自分達を見ていきたいと思います。ボーカルの里アンナさんはスケジュールの関係で、この時は大阪公演のみの参加となっていましたが、そんな事情からか、当時のライブのフライヤーには“KUROFUNE Feat. Anna Sato”となっていたのが今では驚かされます…。
実際、この時はアンナさんが参加する曲もステージ全体の半分くらいだったので、まだまだ黒船はインストバンドの側面が強い時代でもあったのでしょう。現在から考えると不思議に思うくらいですが(笑)、そんな部分も含めて、時計の針を1年前に戻してみたいと思います!
9月14日(大阪1日目)
自分、関谷君、ドラムの佐々木俊之さん、はなわちえさん、里アンナさんの5人が新大阪駅に着いたのは14:00過ぎくらいだったでしょうか。黒船名義としてライブをやり始めて、2回目のライブがまさか大阪でのワンマンライブとは思いもしない状況でしたが、実際こうして大阪という地に降り立つと、改めて気が引き締まる思いがしたものです。今回のライブ会場は大阪梅田の Mister. Kelly's というお店で、ジャズのライブハウスとして、数々の演奏者が出演しているところでもあり、やはり黒船はジャズバンドとしての意識も強かったのだと思います。大阪は関谷君の故郷でもあり、その部分でも大事な1日にしたいところではありました。
…こう書くと、さざかし緊張感気味な空気感に…と思うかもしれませんが、メンバー一同は皆リラックスした表情でリハーサルを迎え、そして本番までの時間もゆったりと過ごしていたと思います。むしろ驚いたのは、今回は撮影班も呼んでおり、なんと3台ものカメラが客席に設置されていたという事でした。黒船の期待の多さを感じさせるものでもあると言えます。勿論、その間も自分達は、食事やお酒等を頂き(笑)、本番にベストな状況で出向いていくのでした。
今回はワンマンライブ。2ステージたっぷりとお届けする事が出来ます。1回目のライブは対バンライブだったので、1ステージのみの40分程の演奏しか出来ませんでしたが、今回はその倍以上の時間はあったとみて良く、インストの割合も多く、ジャズライブらしい瞬間も垣間見させられたと言って良いでしょう。そもそも黒船は、関谷君主催のセッションライブ〔関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!参照〕で集まったメンバー達から生まれたものでもあり、そのルーツを探る上でも、インスト演奏も欠かせない側面だったのだと思います。
…とは言え、黒船のサウンドの側面は、この時点でも沢山のものが挙げられました。まずは、やはりジャズという部分で、スタンダードの名曲から、関谷君のオリジナル曲等、即興感を大切に演奏を積み上げていくものです。そして、津軽三味線という楽器の側面です。はなわちえさんによる“津軽じょんがら節”の独奏にも見られるように、確かなテクニックと、津軽三味線を通した熱き表現力は、黒船のサウンドを強く特徴付ける部分でもあると言えます。そして、里アンナさんの島唄という側面でしょう。この時は、まだ“豊年節”ぐらいしか奄美島唄の曲は取り上げていませんでしたが、独特の歌い方と自分達の演奏を合わせる事で、更にオリジナル性の強い音楽が生まれてきているのです。歌入りの曲として、レディー・ガガの“Bad Romance”や、関谷君のオリジナル曲の“A Night In Bali”にアンナさんの歌声を乗せて…という手法もやってみましたが、特に後者は、歌を“Voice”として曲に加えていく…という、現在の黒船にも受け継がれているやり方でもあり、この時から自分達は“挑戦”をしていたのかもしれません。確かに手探りな状況ではあったものの、お客さんには好評に迎えられており、大きな遣り甲斐も感じたものでした。
…むしろ、関谷君の地元の友達らしき方々から、関谷君のMCの空回りっぷりを指摘されていたのが、自分にとっては逆に面白い状況でした(笑)。本来、関谷君にとってはホームのこの場所では、お客さんからは温かい声が沸き起こる筈なのですが、そこは敢えてストレートに言われた感じだったのでしょうか(笑)。…とは言え、今まであまり見た事の無い編成、そして音楽のライブは、大きなインパクトを持って迎えられたようです。MCの内容はさておき(笑)、確かな爪痕を残せた感じでした。黒船の2回目のライブとしても、大きな成果を得られた時間だったと思います!
このようなライブをやり終えた後は、ビールが大変美味しく感じられます(笑)。このお店での乾杯は勿論、場所を移動しての打ち上げも遅くまで盛り上がったものでした。大阪でのライブはこの日の1本だけだったので、次の日には東京に帰ってしまう状況だっただけに(アンナさんのみ、レ・ミゼラブルの大阪公演の為に、この後も暫く大阪に留まっていました)、より大事な時間だったという意識が強かったのかもしれませんね。
9月15日(大阪2日目)
そして、東京に戻る日程のツアー2日目…。帰りの新幹線はお昼過ぎくらい出発の予定だったので、皆でお昼ご飯を食べてから(…確か、更にその後に別のお店のカフェで一休みした気がします…笑)向かう事にしました。ここで寄ったのが、シンガポール料理のお店だったのですが、これがまた正解な選択で、またひと盛り上がりしてしまいました(笑)。
写真を見返すと、何だか過半数が飲んでるか食べてるか…という感じですが、実際にそんな雰囲気ではありました…(笑)。そこから生まれてくるサウンドというのも、また黒船を特徴付けるものと言えるのかもしれません。そして、この1週間後の東京でのライブ、はなわちえさんの黒船卒業ライブへと繋がっていくのです。
9月21日(東京1日目)
大阪ライブを終えてから1週間後のこの日は、ライブDVD『Mariage』のレコ発ライブであると共に、ツアーの千秋楽でもあり、且つ、はなわちえさんの黒船卒業ライブでもありました。色々とイベントが盛り沢山で(笑)、何から説明して良いのか分からなくなりますが、とにかくこの日は、メンバーが皆、はち切れるような演奏を披露していたと思います。様々な状況が交錯しており、どこか吹っ切れていた部分もあったのでしょうか…。その事が良い方向に持っていけたライブになったのだと思いました。
場所は渋谷の Last Waltz にてで、ここが前述した、黒船結成の切っ掛けを作った場所でもあるわけです。もしかしたら、そういった状況こそ、先程の吹っ切れた部分に寄与していたのかもしれません…。あれから既に半年以上の月日が流れていますが、バンド結成に至る流れになるとは思ってもいませんでした。当時のセッションの楽しさを思い出しつつ、更なる展開を呼び起こしたいものです。
自分達とやるライブでは珍しく、はなわちえさんは和装で登場。…の割りには自分達は至って普通の格好でしたが(笑)、逆に津軽三味線奏者としての華を感じられる状況にもなりました。今回はレコ発ライブでもあるので、『Mariage』の中に収録されている曲を中心とし、当然ながら全てインストで、2ステージたっぷりとお届けしました。
そして良かったのが、今回は勿論、津軽三味線をフィーチャリングしたライブという方向性ではあったものの、4人の出演メンバー誰もがここでは主役であり、対等の関係でいられたライブになっていたという事でしょう…。これこそリーダーの関谷君が目指していたライブでもあり、その事をメンバー皆が理解し、ステージを展開していき、そして楽しさを共有出来たというのが今回のライブの凄さに繋がったのかもしれません。暫く、この4人で演奏する機会は無いかもしれませんが、思い残す事無く弾き切れたように思いました。どうもお疲れ様でした!
これにて、黒船第1期(繰り返し言いますが、あくまで関谷君、談…です)は幕をひとまず閉じる事になりました。この2013年9月という時期は、黒船にとっても一気に駆け抜けた感じになりましたが、この後はいよいよ“2期”?が始まるわけです…。これまでに経験した事を踏まえて、より良い流れに持っていく決心を付けられたのが、正にこの日だったとも言えるのではないでしょうか。
…これ以降の流れは、里アンナさんの正式メンバー加入、新メンバーである白藤ひかりさんの加入、そしてレコーディング、1st.CD『CROSSOVER』の発売…と、皆さんも御存知の部分も多いでしょう。今でこそ表現出来る黒船のスタイルはありますが、サウンドのルーツと言うと、やはりこの辺りの時期にあったのではないかと思ったりもします。大事な大事な1ヶ月を過ごせたのかな…と思えたツアーでもありました。
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net
☆はなわちえさんのHP…http://www.chiehanawa.munique.co.jp
☆梅田 Mister Kelly's のHP…http://www.misterkellys.co.jp
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
北條さんプロデュースの企画は数多く参加させて頂きましたが、北條さん自身を主役となって全面的に出演していくライブイベント…というのが、この『THE GRAND MOTEL』の特徴でもあります。キャスト陣も豪華で、元宝塚の真灯かなたさん、紫鳳あけのさん、コーラスグループ A.T.VISION(アッパッショネイト・テイク・ア・ビジョン)から KOJU さん、KELLY さん、TAKUZO さん、そしてダンスの RUI さん、また、スペシャルゲストとして吉田仁美さんも迎えています。…と、これだけでも既に大陣容ですが、更にこの面々のバックを務める演奏チームとして、自分と、ギターに後藤郁夫さん、ベースに大森輝作さん、パーカッションに佐藤直子さんがステージに上がります。本当に凄い人数ですが(笑)、初めましてのメンバーもいつつ、殆どがお馴染みのメンバーでもあり、久し振りに一緒に音を出せる喜びは大きかったと思います。
ライブは2ステージ、入れ替え無しで行われ、キャストの方が頻繁に入れ替わってのステージをお届けしていきました。それぞれの歌い手さんに強い個性があり、それは曲の選曲からMCに到ってまでだったので(笑)、盛り沢山と豪華さという意味では、本当に息つく暇も無いくらいでした。ここ Live Cafe HAYASE でも、フルバンドでの演奏を行うというのは初めてのケースだったらしく、また新たな時間を作れたのではないかとも思います。
曲調は、ジャズやラテン、ポップス、シャンソン、ミュージカル曲等々、その中にはそれぞれのオリジナル曲も含まれたりしますので、演奏者としては続々と迫り来る?曲達に、頭を切り替えるのも大変でしたが(笑)、一気に乗り切れたような気がします。お客さんの温かい拍手と声援で、やり遂げた時の満足感は大きいものでした。
特に、ミュージカル系の曲は、普段は演奏しない事が多い(やったとしても、デュオ編成ぐらいの小編成)ので、個人的に、とても新鮮さを持って演奏出来たと思いました。ジキル&ハイドから“Bring On The Man”、ロミオとジュリエットから“Aimer”…、そして、レ・ミゼラブルからは“On My Own”(この曲だけは、ピアノと歌のデュオで演奏しました)等を今回取り上げてみましたが、バンドで演奏するのは難しかったものの、自分としても好みの雰囲気だったので、とても遣り甲斐のある時間だったとも思います。
とにかく、久し振りだった今回の機会に、改めて呼んで頂けて本当に感謝でした。北條さんの行うイベントライブは、音楽や演出等、随所に拘りが感じられ、詰めれば詰める程完成度が増していくものの、殆どが1回きりで終わってしまうので、何だか勿体無くも感じられます。…とは言え、1回しかやらないこその輝きもあると言えるでしょう。今回も、一時の輝きに参加出来た事を嬉しく思います。どうもありがとうございました!
☆GOLDENBIRD records のHP…http://www.goldenbird.jp
☆尾山台 Live Cafe HAYASE のHP…http://livecafehayase.wix.com/home
これは、自分達“竹内大輔トリオ”の 1st. CDとなる『Pictures』の残り枚数があと僅かという状況になり〔CD『Pictures』、残り70枚!参照〕、何かお祝いでもしたいね…というところから始まりました。そして、なかなか3人で飲める機会も無いので、時間を作ろうという流れになりまして、その飲み代もCDの売り上げから出そう!…と何かの勢いで自分が言ってしまった手前、何か軌跡を残そうという事で、今回の企画に落ち着いたのでした(笑)。
…とは言え、最近は色々なライブもやってきましたし、新しいCDに向けてのプリプロ作業も行ってきたので、ここでいったん振り返る意味でも、話題は豊富な時期でもあります…。実は、この『奢らせて頂きます!』の企画にするとメンバーに伝えたのは、この当日、お店で乾杯をした直後で(笑)、驚かせた故に、リアルな話しが期待出来る…と思っていました。…が、相変わらず取り留めの無い話し?と、池田君が占いに行ってきた話し…でほぼ埋まりまして、いつもの竹内トリオらしい雰囲気になってしまった事を先に白状しておきます(笑)。…お店は、日本で唯一のトリニダード・トバゴ料理屋と言われる、渋谷の Ariapita にてです。それではどうぞ御覧下さいませ!
●日時…2014年9月20日 ●場所…渋谷 ●お店…Ariapita
竹内(以下、緑で表示)「ま、いってみましょう。」
池田(以下、青で表示)「はーい。」
佐々木(以下、赤ワイン色で表示)「はーい。」
「あれ、なんでこのレコーダー、残りの録れる量が少ないんだろう…。おかしいなあ。」
「寿命ですね…。」
「これ、なかなか使ってる人いないんだよ…。Tsumuzi 君ぐらいかな。」
「……。」
「…Tsumuzi 君…(笑)。」
「ふふ…(笑)。」
「一瞬だけ手伝ってたよね、池田君。そういえば(笑)。」
「ええ、国分寺要員ですから(笑)。」
「国分寺要員(笑)。」
「八王子だと、もう呼ばれないですからね。」
「まあまあ…(笑)。」
「そういえばトシさん、この前の…って言うか、2日前ですけど、Nautilus のライブ
〔Nautilus、結成4ヶ月目にして6回目のライブ参照〕、良かったですよ。」
「ホント?…嬉しいなあ、そう言ってくれると。」
「結構、でも…あれですよね。あのー。」
「何度もやっている感じがするでしょ。」
「しますね。やっぱ、良い意味でこう、煮込まれてきてるというか…。」
「あれ、6回目のライブでしたよね。」
「6回目?…そうだっけ。まあ、やはりベースのシゲさん(梅沢茂樹さん)…。」
「やっぱ、あのベースのプレイが…、色々聴いてるって
いうか…。音楽の幅が凄い広がっているんで。」
「うーん。聴いてるし、知ってるよね。」
「だって、ああいう感じの方って、いないですよね。」
「そう、そうなの。音が取りあえず太いから、凄い。」
「あれ、でもあの人って、人差し指、あれなんですか?」
「指ね。」
「無い?」
「いや、あるんだけど(笑)、凄い全体的に指が太いんだよね。」
「人差し指だけ、なんか短いのなかって…。」
「うん、爪も殆ど無いしね。、、、カタギじゃないのかな(笑)。」
「あははは(笑)。米軍仕込みの…。」
「福生で何かあったのかな(笑)。」
「ちょっと!…俺は何を書けば良いんですか、この件を(笑)!」
「あははは(笑)。」
「カタギじゃない…って話ししてるし(笑)。」
「もー、レコーダーのリミットが振り切ってます!…声がでかいわ。」
「…まあ、人差し指は短いよね。」
「そうです。…で、細かいフレーズは中指とか薬指を使って弾いてたんで。」
「見てるねー。」
「そんなに近くで見てなかったでしょ?…でもまあ、指は見るか。」
「見ちゃいますね。」
「俺も、あの指だから、ああいう音が出るんだなって。」
「シゲさん、リハの時も色々なアイデアを出してくれますもんね。」
「出す出す。」
「へー。」
「あんまり採用にならないけど(笑)。」
「はーはーはー(笑)。」
「あははは(笑)。」
「シゲさん、それちょっと違うんですよね…って、俺が言うんだけどね(笑)。」
「でも、それでも出してくれる。」
「まあ、言ってくれるのは凄い嬉しい。」
「しかも、ベースであれだけ即興的にエフェクターを使いこなせる人も
少ないと思いますもん。普通はやっぱり、事前に決めて、この部分に、
このフレーズに来たらこれを使う…って感じですもんね。」
「うんうんうん。」
「まあ、ベースの役割的にもそうなっちゃいますから。」
「きっとシゲさんも、自由に出来るから面白がってやってくれてるんだと思う。」
「試してる感じもありますもんね。」
「うん。遊んでる感じと言うか…。」
「ええ。イイ感じですよ。前向きな感じと言うか…。」
「ふふ(笑)。」
「…なんかでも、やっぱりいつも、竹内さんがリーダーでトシさんと
会ってて、でも今回はトシさんがリーダーで、竹内さんがメンバー
…っていうような感じで。やっぱ表情が逆になりますよね。」
「はははは、表情(笑)。」
「トシさん、真面目な顔してるなーと思って(笑)。」
「あははは(笑)。」
「…で、こう竹内さんが、こう…。」
「リラックスしている感じでね。」
「ちょっとこう、外から、『どうすんのかな?』…って感じで見てるというか。」
「ふーん、それはありますね。トシさんもやっぱり違うのね。」
「固い感じがしちゃってるのかなぁ。」
「まあ、言い方は変ですけど、一生懸命やってるな…って感じです。でも、それが
ある意味、ドラムが引っ張ってるなって見えるんですけどね。面白いですよ。」
「すみません、ビール下さい!」
ーーーーー店員さん登場ーーーーー
店員「はい、ビールお待たせしました。」
佐々木「なんか、竹内君のトリオのメンバーなんだけど。」
「はい。」
「ベースの池田君。」
池田「初めまして、池田と申します。」
「あ。初めましてー。」
「CDが結構売れたから、それの打ち上げじゃないけど…、奢ってくれるって言うから。」
「あっ、そうなんですかー(笑)。」
「あっはっは(笑)。」
竹内「売り上げからね。売り上げ。」
「最初の、結構売れたからー…のところが、なんか…、ニヤ…って(笑)。」
「え、何?」
「なんか…嬉しそう(笑)。」
「あ、ホント?」
「あはははは(笑)。」
「色々とお酒もありますんで、どうぞ言って下さい。」
「ありがとうございます。」
「ありがとうございます。」
「今日は、速水さん(速水直樹さん)は…いらっしゃらないんですか?」
「速水さんは…なんか分からない。一応ね。ここに居るよ…とは言ってるんだけど。」
「あ、そうなんですかー。」
「……。」
「本当はこの会合、もっと早くやりたかったんだけどね。8月とか。」
「いやいや、竹内さんが忙しいから、8月は。」
「はあ…。」
「旅行したり。」
「そうね…(笑)。」
「香港も行ってましたよね?」
「香港行った(笑)。」
「初めてですか?」
「ライブでは初めて。」
「じゃあ、それまでに何度かあるんですね。」
「うん、2回ある。だから今回で3回目。」
「(笑)。行ってますね。」
「1回目の香港で、俺、海外に行くのが好きになったんだもん。大学1年生の時。」
「へー、ああ、そうなんですか。」
「そう、その時は香港にバイトしに行ったのね。幼馴染みの友達が香港で働いてて、
確かこっちが夏休みの時だったんだけど、人出が足りないから手伝ってくれって…。」
「へー。」
「手伝ってくれたらバイト代も出るし、勿論、交通費も宿泊もお世話してくれるし。」
「それは行きますね。」
「でしょ?…それがもう楽しくって(笑)。そこからですね。
しかも、依頼側が用意してくれた飛行機の席がビジネスで♪」
「おお…。でも、大学生にビジネスなんて、よく出してくれましたね。」
「なんか、エコノミーが空いてなかったんだって。…で、そもそも
マイレージを使って乗らせてくれたから、良かったんじゃないかと。」
「なるほど。良いですねー。若いうちにもっとやっておけば良かったって思います。」
「おお、料理が色々出てきた。トリニダード料理ですよね。」
「そうそう。美味しんだよ。」
「…うん、美味い!」
「これ…、バナナですか?」
「そう。甘くないバナナ。」
「へー、芋…みたいな感じですね。」
「うん、肉も美味い!」
「肉、最近食ってますか?」
「食ってるよー。…あ、お酒も、何でも言えば作ってくれると思うよ。」
「あ、まだビール系で大丈夫です。」
「ビール系で良いの?…じゃあ俺は違うのいくか。」
「…池田君とは…、こうまでしないと飲む機会が無くなっちゃったよね。」
「無いですねー。今はフットワーク重くなっちゃいましたからね…。」
「…池田君の奥さんって、だいたい家に居るの?」
「家?…まあ、そうですね。」
「またライブに来たりとか。」
「そうですね。まあ、来年以降どうしよっかなって感じです。子供も保育園に入れて。」
「もうすぐ子供も2歳だもんね。」
「そうそうそう…。もう大きくなっちゃって。」
「トシさん、覚えてます?…池田君の子供が産まれた時、うちら
沖縄に居て、池田君から送られてきた写メを一緒に見たの。」
「それは覚えてるよ。ハンバーグ屋だよね…。」
「……。」
「…ステーキ屋か…。」
「あははは(笑)。」
「あははは(笑)。」
「ジャッキーね。」
「ああー、なんかジャッキーに居る…って言ってた気がする(笑)。」
「池田君も、前にジャッキーに一緒に行ってますからね。」
「懐かしいですね。また自分もジャッキーに行きますよ。」
「どういう事?」
「沖縄旅行するんだよね。ジャッキーは行くんだ。」
「そうですね。もう、僕は行きたいんで(笑)。今回は奥地のリゾートホテルに
泊まる予定なんですけど、その為に1泊だけ那覇泊まりにしてるんで(笑)。」
「凄い拘り(笑)。」
「沖縄も良いなあ。」
「また行きたくなりますよね。」
「12月の前半に行くんですけど、後半はお店を閉めちゃうので、
たぶん2週間ぐらいしかお店開けないんですよね、12月は。」
「うんうん。」
「だから、12月に向けて、頑張ってレコーディングしないとな…と。」
「ん?」
「竹内さんのレコーディングを…。」
「おお…。」
「気持ち良くね。」
「気持ち良く、沖縄に行きたいと。」
「確かにね。」
「そういえば、前にトシさんと沖縄にライブしに
行った時は、トリオのレコーディング直後でしたよね。」
「え?」
「……(笑)。」
「向こうで音源聴かせたじゃん!」
「そこは覚えてないんだ(笑)。食う事は覚えてて。」
「ちょっとー。」
「??…あ、聴いた聴いた聴いた。トンボ(“Tombo in 7/4”)
とか、向こうで飲んだ後の帰り道で聴いたよね。」
「そうそう、3rd.ですよ!」
「覚えてる覚えてる。」
「ホントかなー。」
ーーーーーこの後、池田君が子育ての話しをして…ーーーーー
竹内「トシさんの言葉数が少なくなっちゃったよ。」
池田「……。この話題、辞ーめよっ!」
佐々木「はははは(笑)。」
「そろそろ、あれじゃない?…来る時に言ってた、占いの話しすれば?」
「占い、いきます(笑)?」
「ちょっとだけ気になってたからさ(笑)。」
「うん。なんか、ここに来る前に行ってきたんでしょ?」
「タロット占いとか言ってたよね?…しかも、うちらの事も聞いてきたとか。」
「そうそう、めくってー、何かこう、形作ってー…、とか。」
「全然分かんない。」
「何かこう、カードをきって、それを3つの山に分けて、それで
自分がまた重ねて、それでまあ、全部やるんですよね。」
「うーん。」
「あ、池田君が重ねたりするの?…それで占われるんだ。」
「それで占われます。」
「じゃあ、池田君次第じゃん(笑)。」
「ええ、まあそうですね。」
「…で、何を占ってもらったの?」
「僕ですか?…それはまあ、音楽の事とか、お店の事とか…。
あとやっぱり、家族の事とか…ですかね。」
「何でそんな、占いに行こうなんてなったの?」
「まあ、別に占いが好きとか嫌いとかってよりも、いま何かを誰かに相談する時って、
中立の立場にいる人が少ないじゃないですか。フラットな人がいないっていうか。」
「なんか…、華僑の考え方みたいになってるけど…。」
「はっはっはっは(笑)。…で、あまりにフラットだと、
ちょっと想像付かない…みたいになっちゃうんで…。」
「なるほど。」
「だから、参考意見になるぐらいで聞いておこうかなって。」
「あー、そう言えば、マカオに行った時も、縁起物が売っている所が多かったしな。」
「カジノ…ですもんね。そりゃ縁起担ぎたいですからね。」
「俺は一瞬で消えたけどね(笑)。帰りのフェリー代ぐらい、出るかなと思ったけど…。」
「トシさんはカジノって行った事あるんですか?」
「無いよ。」
「あれ、意外。韓国とか行ってるから、てっきり行ってるのかと…。」
「興味が無い。」
「あ、そうなんですか。へーー。」
「…確実なものを…手に入れたい…と。」
「そうですね。確実にやっぱ結果が出るモノを…。」
「あははは(笑)。…あ、で、占いは?」
「あ、占いですか。どっちから聞きますか?…竹内さん?」
「まあ、どっちでも良いけど。でも俺の事なんて、どうやって占ってるの?」
「え。普通に名前だけで占いますね、全部。…そもそも掘り下げられないんで。」
「そんなんで良いんだ。」
「そうそう、『竹内大輔』で。…でも、その通りですね…って感じでした。」
「え!?」
「はい。竹内さんに関しては。」
「えー、何すか。」
「竹内さんは、もうタロットを置いているところから、
『あー、この人、頭いいねー』…って。」
「何それ(笑)!?…その時点で分かるの?」
「あははは(笑)。そう、『頭いいねー』って。…で、人に何を言われても
自分の中で完結してるから、ある意味、考え方が達観してて一周してるから、
別に誰に何を言われようが、俺は俺のやり方があるから…。だから、もう
ちょっと人間的に、感情的になっても良いんじゃないかなー…って(笑)。」
「あはははは(笑)。」
「なるほどなーって。」
「でも、それって名前だけしか伝えてないんでしょ?…そしたら、
全国の竹内大輔って人が同じ性格の持ち主になっちゃうじゃん。」
「だから、池田暢夫と関係している竹内大輔が、そういう事なんですよ。」
「そういう事なの(笑)?」
「頭いい…らしいっすよ。だからこう、もう少し人間味を取り戻してほしいなと。」
「なるほどね。」
「…で、トシさんは意外だったんですよ。」
「ほう。」
「女性関係が来るかと思ったんですけど、お金の事でした。」
「お!」
「とにかく、お金を大事にしなさい…と。」
「はははは(笑)。」
「今は、必要以上にお金を使う時期じゃないから、
無駄な出費を抑えないと大変な事になる…と。」
「今度、ニューヨークに行くんじゃなかったでしたっけ?」
「だから、ニューヨークは辞めた方が良いです(笑)。」
「あははははは(笑)!」
「無駄な出費しかしてないよー。」
「だからこう、占いの人も、タロットをめくりながら、『あれ、お金…』…とか
言い出して、『お金を大切に…』とか…、お金の事しか言われなかったです(笑)。」
「それはそれは(笑)。」
「ね。だから、お金には気を付けて下さい。」
店員「……(笑)。」
「なに笑ってんの?」
「聞こえてきちゃって(笑)。」
「ちょっと、聞き耳立てないで貰って良いですか!」
「あーはーはーはー(笑)。必要以上に使わない方が良いんじゃないですか?」
「結構、ここ最近使っちゃってるからなー。」
「それは、あれじゃないですか。これからどんどん肥大化してくるんじゃないですか?」
「ヤバいかな。エスカレートしちゃってね。」
「調子乗っちゃうと…。」
「…だそうです。」
「なるほど。ちょっとじゃあ、片隅に置いとくわ(笑)。」
「まあ、面白いですよね。別に悪い事じゃないんで。必要以上に使うなって事で。」
「でも、その“必要以上に”って尺度はさ、その人次第じゃん。」
「そんなに使ってないけど、人には使ってるなー。すぐ奢っちゃうんだもん。」
「まあ、周りが幸せになるならねえ…。」
「自分には殆ど使ってないよ。服買ったりとか全然しないもん。」
「あれなんじゃないですか。選択が迫られる時が来るんじゃないですか、必要以上に。」
「はははは(笑)。」
「もしかしたらね。金遣いの荒い人と出会うかもしれない…。」
「(笑)。そうだね。気を付けよう、気に留めておこう。」
「なんか、何故そこの占いに行ってきたというと、僕の友達が最初
そこに行って、自分の名前を伝えて占って貰ったんですよ。」
「はいはい。」
「その時に、やっぱその人がタロット出しながら、『この人、体力無いねー』って。」
「はははは(笑)。」
「はははは(笑)。」
「『これから仕事するんだったら、もうちょっと
体力付けないと、こりゃ駄目だなー』って。」
「あっ、そう。ふふふふ(笑)。」
「…で、自分自身、体力が無いっていうのは薄々感じてて、十代の時から。」
「へー。」
「意外にいいね。」
「それでなんか、意外に的を得ている事を言うんだなって思って。じゃあ、
ちょっと1回会ってみたいなって思って、行ってみたんですよね。」
「なるほど。行って良かったと思う?今日。」
「あ、行って良かったと思いますよ。」
「へーー。」
「…これで…、また俺がその占いに行っちゃったりしてね…。」
「そうですね。」
「俺も行っちゃうかもしれない。」
「広まっていくなあ。ネズミ講式に…(笑)。」
「まあ(笑)、面白いですからね。」
「そうだね、遊びと思えば。」
「そうですね。ゲーム感覚で良いと思います。
こうしなきゃ駄目よ!…って感じじゃないので。」
「ふーん、意外だね。でも、そうやってハマってっちゃうのかなー。」
「まあ、今後の参考に…。」
「あ、それこそ、竹内トリオの今後を占って貰えば良かったですね。」
「おお…。」
「そうだよ!」
「……『まーガッつかないわねー』とか(笑)。」
「あはは(笑)。『このまんまね』(笑)!」
「はは(笑)、現状維持。言われそうー。」
ーーーーレコーダーの残量が無くなり、スマホで録音へーーーー
竹内「ええと、これで良いのかな。」
池田「さあ、始まりました。竹内大輔の奢らせて頂きます。」
「いやいや、もう始まってるから。」
佐々木「番外編?」
「え、もう始まってるんですか!?」
「いやー、結構、書けるような事を言ってくるわ(笑)。」
「あーはーはーは(笑)。」
「筆に困りませんな。」
「まあ、僕は『奢らせて頂きます』に出るのは4、5年振りですからね。
…そんな経ってないすか(笑)?…いつからやってるんでしたっけ。」
「2010年の1月です。」
「1回目が僕〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』1.(池田暢夫編)参照〕ですからね。」
「え、そうなの?」
「そうですよ。」
「…で、2011年の1月〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』7.(池田暢夫編2)参照〕
にもやったんだよね。まあよく覚えてる事(笑)。だからええと、3年半振りかな?」
「トシさんは?」
「俺は…、3年ぐらい前かな。」
「そんな前でしたっけ?」
「なんか、寒い時期だった気がするけど。」
「3年も前なわけないですよ。…だから、あれだ。関谷君と初めてやった時のライブ
〔関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!参照〕」の前後ですよ。元気無かった時(笑)。」
「ああ、あれだ(笑)。思い出した。だから、1年半くらい前だ。」
「2013年1月〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』19.(佐々木俊之編)参照〕だ。」
「あの関谷君のライブの 2nd.ステージから元気になっちゃったからなー(笑)。」
「あははは(笑)。有り難い事にDVD化されてますからね。」
「明らかに動きが違うなー…って(笑)?」
「そうそう(笑)。だから、うちらのトリオの新CDも頑張らないと。」
「そうですね…。」
「前にも言ったんだけど、ドラムが目立つ曲が少ないなー…って思ってて。」
「はいはい。今回はあれですもんね。聴かせる曲が多いですもんね。」
「聴かせる…って(笑)。」
「非常にこう…、お店とかで流しやすい曲が多いですもんね。」
「そんなアルバムがあっても良いんじゃないの?」
「でもやっぱ、1曲ぐらいは、トシさんがガツーンといくような曲があった方がさ。」
「ですよね。やっぱ、トシさんの子猫ちゃんが黙ってないですよ。」
「…子猫ちゃん(笑)?」
「ええ。こんなんじゃない…と。」
「捉え方は色々ですな(笑)。」
「だって、この前の吉祥寺とか沼袋でのライブとかでの、見に来て
くれた僕の友達からの、トシさんの評価って高いんですよね。」
「あ、そう?」
「NUNO JAZZ〔自分名義ライブ53回目、Feat. TRI4TH Horns 参照〕、評判
良かったですねー。やっぱ、ドラムソロとかガンガン回した方が良いんだよ。」
「そうそう。結局、ピアノとかベースじゃないんですよ(笑)。」
「…いやいや、俺リーダーの…ピ…ピアノトリオ。」
「なんか…あの沼袋のは…盛り上がったよね。」
「かなりドラム叩いてましたもんね。」
「なんか叩きたくなってって言うか…気分的に。」
「やっぱ、お客さんの盛り上がりがまず凄かったからなあ…。」
「まあ、環境もあるよ。音量を出しても全然問題無かったから。」
「ミキヤ(伊藤樹明)の評価も高かったですよ(笑)。」
「はは、ミキヤ君(笑)。」
「『トシさんのドラム、マジやばかったですよ!』…って。」
「ははは(笑)。その前にお前の出てきた腹をどうにかしろよ…って(笑)。」
「確かに(笑)。」
「肥えてんじゃねーよ…って。」
「肥えてましたね(笑)。」
「ミキヤ君も、どうなるのかなあ。」
「どうなんでしょうね。」
「でもまあ友達は、トシさんのバリエーションの多さにビックリしてましたよ。」
「へー。」
「あの人ドラマーじゃない!…みたいな。」
「ええーー!?」
「ははは(笑)。じゃあ、何なのよ(笑)。」
「えー、まあ、何か色々やってるんすよ、あれは
あれで、はい…って言っておきました(笑)。」
「はははは(笑)。」
「ええ、ええ、雑食なんすよ、雑食!」
「そうそう、女性に対しても雑食!」
「シー…!!」
「……!!」
「ええ、老若男女、いっちゃうんすよ!」
「はははは(笑)、“老(ろう)”はいかないから!」
「“男(なん)”もいかないでしょ!」
「“老”、“男”はいかないよ。…“若女(にゃくにょ)”しかいかない、“若女”しか。」
「あはははは(笑)!」
「なんだよ“にゃくにょ”って(笑)。」
「やっぱり竹内さんは『頭いいねー』って(笑)。」
「はははは(笑)。」
ーーーーー新CDに関してーーーーー
池田「今回のCDジャケットとかはどうするんですか」
「…織江ちゃん(市橋織江さん)に頼もうかな。」
「お!」
「おお。」
「ついに!」
「喜んでやると思うよ。」
「やっぱね。今回の曲調って、ヨーロッパの街並み…みたいなものをテーマにした
曲が多いから、織江ちゃんが撮るヨーロッパの写真とか、合うと思うんだよね。」
「合いそう…。確かに今度のアルバムは合いそうですね。」
「うんうん。」
「まあ、うちらはヨーロッパに行って写真は撮らないけどね(笑)。」
「推し曲は何なの?…押し曲は。」
「推しメンは何なんですか(笑)。」
「推しメン…(笑)。うーん、やはり“Casa Familia”ですかね。」
「あー、やっぱり。“Casa Familia”、ファン多いんですよね。」
「はは(笑)。」
「俺も好きだもん(笑)。」
「はははは(笑)。」
「僕のお客さんでも、“Casa Familia”が好きっていう人が多いんですよね。」
「へー。まあ、既にリクエストされたりするしね。」
「うんうん。」
「だから、写真はスペインの街並みとか…、あー、でもパリも良いなあ。」
「そしたらグラン・ルー(“La Grande Roue de la Concorde”)ですか。」
「はは(笑)。3人で観覧車乗ってね(笑)。」
「観覧車から3人が顔を出しているところを撮って貰えば(笑)?」
「良いですな(笑)。」
「イエロー・ランプ(“The Outside Yellow Lamp”)の、ああいう、
道の街灯みたいな感じとか、格好良いんじゃないかな。」
「あー、映像的に好きな感じではありますね。
ホントに俺、ああいう雰囲気の景色が好きで…。」
「分かる分かる。」
「特にあの、海外で夜の空港から街に行く時の、乗ってる高速道路の感じとか…。」
「なんか、寂しくなるよね。」
「そうそう。それと不安感というか。とりあえずバスは進んでるんだけど。」
「うんうん。」
「へーー。」
「……あ!…スマホで録ってて、いつの間に45分くらい
経ってるから、そろそろ締めの言葉を頂いても良いですか?」
「え?」
「そんなのあったっけ。」
「トシさんの時は…無かったかもしれない(笑)。」
「締めの言葉って、どういう方向での締めですか?」
「確かに。…じゃあ、いいや。」
「はっはっはー(笑)。」
「高円寺移動する?」
「そうですね、2次会もあるし。」
「とりあえず今日は、いっぱい飲めるから。」
「シータクですか?」
「タクシー代も奢っておこうか。」
「あれ、太っ腹ですね。」
「でも、計算が後から分かりにくくなりそうだから、いっか。じゃ、こんな感じで。」
「いいですか?…トシさん、何か言っておく事はないですか?」
「俺は別に…、楽しく人生を生きよう…っていつも思っているだけだから。」
「お金には気を付けて下さいね。」
「お金には気を付けましょう。金の切れ目が縁の切れ目。」
「はははは(笑)。」
「僕はあれです。気を遣いすぎないで…って事らしいんで。」
「あら。そんな事を言われたの?」
「結構、気を遣うもんね。」
「そう。きっちりしなきゃいけないっていうか…、ちゃんとしなきゃ…って
いうのが強く出過ぎる…っていうのが良くないらしいんで…。」
「肩の力を抜いてー…みたいな?」
「そうそうそう。ガチガチになり過ぎない方が良いみたいなんで。」
「うんうん。」
「ただ、こっから、あのー、3年間は僕、死ぬ程大変みたいなんで、
とりあえず35歳にまたお会い出来ればな…って感じです。」
「なるほど。じゃあ、3年後に。」
「はい、3年後にまた呼んで貰えれば。」
「何回目になってるんだろう。50回目ぐらいになってるのかな。」
「はい、じゃあ50回目記念で。」
「でも、今のままのルールだと、50回目記念は女性の番だわ(笑)。」
「あははは(笑)。」
☆本日の注文品
・生ビール(600円×6点)…3600円
・ハイネケン…600円
・モヒート…900円
・カイピリーニャ(900円×4点)…3600円
・フライドシャーク…800円
・エビとアボガドのシャルベニソース和え…800円
・ジャーク盛り〔ポーク&チキン〕…1500円
計11800円!…奢らせて頂きました!!
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
☆渋谷 Ariapita のHP…http://www.ariapita.com
前回の Z・imagine のライブでやった時には、自分はお店のローズをお借りして演奏させて頂きましたが〔3回目の Nautilus ライブ参照〕、今回は逆に?自分のキーボードを使わさせて頂きました。ローズが駄目だったわけではありませんが、やはりパワフルな音が出るのと、ピアノの音色も使えるのが、このキーボードの強みです。Z・imagine には生ピアノもありますが、この Nautilus では生ピアノのサウンドよりは、少しリバーブを効かした鋭い音のピアノの音色の方が似合うような気がします(ステージ上のスペースの問題もありますが…)。
そして、ここ Z・imagine では珍しく、ドラムをステージの中央に置き、ベースとキーボードで挟むような配置にしてみました。…恐らく初めての状況で、少し実験的でもあったのですが、トシさんのリーダーらしさが目に見えて分かるようになり、面白い状況に出来たのではないかと思います。
こういった状況も踏まえた今回の Nautilus ライブ。筋書きの無い音の攻防…とは正にこの事でして、非常に楽しさ溢れた演奏になりました。それぞれのソロの順番等、勿論既に決まっている部分もあるのですが、如何にしてそこに最高の状態で持っていけるか…というのは、その時の演奏のやり方によって決まるのです。また、曲のイントロやエンディング等は、どれくらいの長さでやるかは殆どが決めていなく、これこそ正にメンバー同士のセンス溢れる時間です。例えば、キーボードだけでイントロを弾き始めて、何となく様子を見て(笑)、トシさんのドラムが突然入ってきたり、梅沢さんのベースもその様子を見ながら?加わったりしてきたりしますが、どのように入るか、どんなアプローチの演奏になるかは、その時になってみないと分からなく、自分もその後の展開はサウンドを聴きつつ、自分の中に消化させて進ませるようにしています。これが正にバンドらしい瞬間でもあり、ライブ回数を重ねる毎にその完成度が増してきているので、楽しくなってきているのだと思います。
今回のライブは新曲あり、既存の曲に新たなモチーフを加えた曲あり、カバー曲もあり…と、選曲の部分を見ても全体のバランスが良かったような気がします。曲にはそれぞれの特徴がありますが、その部分を生かしつつ、自分達らしいアレンジのサウンドをお届け出来た1日だったと思いました。この日、ベースの池田君も見に来てくれたので、せっかくなので4人で記念撮影。ほのぼのと締めさせて頂きました(笑)。
☆佐々木俊之さんのブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
1000枚…というのは、そんなに多くない数字でもありますが、基本的にはライブ会場のみでの販売としているので、徐々に徐々にお客さんの手に届いていけた感じでしょうか。完全自主制作のCDでもあり、初のアルバムでもあったので制作の勝手が分からなく、勢いで作った部分もあったのですが(笑)、処女作らしく、とにかく自分達のサウンドをCDにさせたいという強い思いが感じられる作品になっているような気がします。
写真にはCDジャケットと共に、梱包前のディスクも写っていますが、つまりこのCDは自分で1枚1枚梱包をしているのです。何故だか分かりませんが、この時は梱包済みのオーダーにはせずに、ディスクとジャケット紙を別で注文し、クリアケースを別途で購入しつつ、セルフ梱包を現在でもしているのでした(笑)。それも含めて、トリオ1枚目のアルバムらしいのかなとも思っております。
そんなこんなで、残り約70枚…。これからも1枚1枚丁寧に梱包しつつ、ライブ会場にて販売をしていきますので、どうぞ皆様よろしくお願いします。この『Pictures』に収められている全6曲のオリジナル曲は、今でも演奏頻度の高い曲達でもあり、お客さんにも自分達にも大事にされている曲なのかなとも思っております。ここで改めて、収録曲を載せておきましょう。
1、Final Approach…初アルバム化を象徴する曲との評価が高いです
2、Guernica…一時期、トリオライブでは必ず演奏し、リアレンジ・バージョンも制作
3、The Day Of The Black Key…人気が高い曲で、市橋織江さんの写真展とのコラボも
4、Monte Fiesole…今でも頻繁に演奏し、リクエスト率も高いです
5、Morning In Trastevere…こちらも今でも頻繁に演奏し、別名義でのCD化も予定
6、On The Way Home…九州で人気が高く、トリオ以外で演奏する機会が多いです
最後の1枚まで、どうぞよろしくお願いします!
前述通り、自宅から立教通りを歩いていき、徒歩10分程度で着くお店なので、本当に自分は家から歩いて向かいました。もしかしたら、徒歩のみでライブハウスに出向いて演奏をしてきたというのは人生で初かもしれません(笑)。そこに黒船のメンバーが集っているというのは不思議な光景でもありましたが、黒船にとっても初出演となる Apple Jump では既にソールドアウト状態となっており、嬉しい状況で迎えられた初ライブでもあったと思います。
今回のライブは全2ステージの構成としており、既存の曲から今回初披露となる新曲等、盛り沢山でゆったりとお届けする事が出来ました。特に新曲には、奄美の島唄の曲を取り上げる事に重きを置いており、“ジャズ・フォーマットの中での、奄美と津軽三味線が出会い”という黒船の特徴を更に明確なものに押し上げていました。
アレンジの難易度も相まって、楽曲的にはなかなかストイックな内容の黒船ですが、そんな内容からは想像も出来ない程?MCは独特の緩さが漂っています(笑)。これも黒船の魅力と言えば魅力なのかもしれませんが、黒船サウンドの魅力が、色々なジャンル、ルーツ音楽の混ざった物を指すならば、それぞれの出身地、そしてそれぞれの世代のメンバー達が織り成すMCというのもまた、今回発売させたアルバムのタイトル通り、『CROSSOVER』的な要素を醸し出しているのかもしれませんね。
ここ Apple Jump は、そんなに広いお店ではないので、ステージ上でのメンバーの立ち位置もある程度固定された状況ではありました。…が、そんな中でも、リーダーの関谷君は活発に動きます(笑)。ベースソロでは勿論、今回は、ベースと三味線のソロバトルという展開も存在しましたから、正にフロント楽器かの如く、前に前に出てきている感じではありましたね。これぞ、ミックスされた音楽要素の中に漂う、突き抜けた一本柱です…(笑)。この光景もまた、黒船の魅力の1つなのです。
アンコールには“よいすら節”という、自分達には新曲となる奄美民謡のアレンジ曲を演奏し、攻めた内容で幕を閉じさせました。…と同時に、これは次回CDアルバム作成への意気込みを感じさせるものでもあったと言えましょう。この日は実に新曲を3曲も取り上げ、常に自分達は新しいものを作る!…という意思表示も出来上がっていました。CDアルバム『CROSSOVER』も9月7日に待望の全国発売となり、福岡、大阪、奄美を巡るリリースツアーも今後決定しています。今後ますます飛躍し続ける黒船を、どうぞ楽しみにしていて下さい。今回もありがとうございました!
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net/
☆池袋 Apple Jump のHP…http://applejump.net

5月16日(木)