しかし、今回の選定の基準は違いました。ただ単純に、鉄道による冬らしい雰囲気を体験したかったのです。『鉄道さんぽ』のルールに則ると、今年からまた、私鉄➡JR➡私鉄…の順番で取り上げていきますので、今月は私鉄の月になるわけですが、ここで思い浮かんだのが、現在の日本最北端に位置する私鉄、津軽鉄道でした。
津軽鉄道線は、青森県津軽半島の津軽五所川原駅から津軽中里駅の約20km結ぶ路線で、以前北海道に走っていた北海道ちほく高原鉄道が2006年に廃止されてから、日本最北端に位置する私鉄となりました。石炭焚きのダルマストーブを用いる“ストーブ列車”は有名で、この鉄道の冬の風物詩ともなっており、全国からその車両に乗りにくるくらいです。ただ、基本はローカル線であり、経営は必ずしも良いとは言えない状態の路線ではあります。
自分は以前、ストーブ列車を含め、この津軽鉄道に乗車した事はあります。それは2007年1月の事〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、旅日記 10.(津軽・日本海編・…2007.1.7~1.9)参照〕で、もう8年も前の事になりますが、その時は単純に路線を往復しただけで、まだまだ見るべき所は沢山ある気がしていました…。また、最近の青森地方はずっと雪が降り続いていて、冬らしい雰囲気を味わうには最適とも思いました(以前来た時は、雪は少ししか積もっておらず、天気も雪どころか雨の天気でした…)。
しかし、やはり『鉄道さんぽ』としてハードルが高いのが、起点の津軽五所川原という場所でしょう。青森県の中でも、東京からは簡単にアクセス出来る場所ではなく、ここは日帰りという側面を外し、1日目は青森までの移動日に充て、翌日の2日目の早朝から津軽鉄道に乗る…という手法を取らせて頂きました。流石に拠点は弘前にしましたが、朝早くから行動したかった故、弘前駅を5:41に発車するJR五能線に乗り、津軽五所川原駅6:35発の津軽鉄道の始発に乗る事が出来ました。早朝は列車の本数が若干多い為、こちらを最大限に利用しようとも思ったのです。
…という事で、今回も朝早くから始まった“鉄道さんぽ”。雪も期待通りに積もっており、天候が心配されたものの、見事に晴れ間が広がるという恵みを頂きました!…最初に乗車をしてから8年経った津軽鉄道はどうなっているのか…。その部分も含めて楽しみたいと思います。それではどうぞ御覧下さいませ!
●日時…2015年2月5日 ●距離…20,7km ●駅数…12駅
朝6:30の津軽五所川原駅はまだ暗く、積雪に駅の蛍光灯が照らされ、深くて濃い青色の光景が展開されていました。駅構内は静でしたが、ディーゼル車のエンジン音が響き渡る事で、1日の始まりを予感させてくれているように感じます。ここが津軽鉄道の起点駅ですが、まだ時間的に早過ぎるので、まずは一気に終点の津軽中里駅まで向かい、そこから“さんぽ”しながら戻ってくるというコースを辿りたいと思います。…見るからに寒そうな写真ですが、この時点では、これから北の果ての鉄道に乗れるという期待感が勝っており、あまり寒さは感じていなかったように記憶しています。
列車は2両編成で、お客さんは全部で4、5人という感じでしょうか。1両編成でも良いような気がしますが、この列車が終点で折り返して、再び津軽五所川原駅に着く頃に、2両編成の意味が出てくる…という事なのでしょう。列車は定刻通りに出発。更に北を目指します。
まだ朝早い時間帯の為か、列車は1つ1つの駅に停まるわけではなく、通過する駅も少しだけ設定されているようでした。地方鉄道ではたまに見る光景で、これも効率化の一環になっているのかもしれません。お客さんも途中で降りたりして、いよいよ2両編成の内1両は貸し切り状態となってしまいました。車内からは津軽富士と呼ばれる岩木山が見え(左上写真参照)、何だか津軽鉄道からの歓迎を受けているような気分になったものでした(笑)。
そうこうしている内に、終点の津軽中里駅に到着します。ここまで、津軽御五所川原駅からは約30分と、本当に小旅行という感じですが、この駅が日本最北端の私鉄駅ともなるわけです。思えば遠くに来たもんです(笑)。駅舎自体はスーパーに隣接していた形をとっていたので若干味気無いですが、いま自分は日本最北端の私鉄駅にいるという自負を持ちつつ、これから始めさせる“さんぽ”の活力にしたいと思いました。
…という事で、早速今来た鉄路を戻ります(笑)。先程の車内とは一転して、学生ばかりが目立つ状態となっており、だいぶ活気のある車内になってきました。ボックス席は全て占領されてしまったので、運転席の横に場所を陣取ると、正面の窓付近に文庫本が何冊か置かれているではありませんか。御自由にどうぞ…との事でしたが、確かにここは太宰治出身の地でもあり、車両には『走れメロス号』の愛称も付けられています。文学作品に気軽に触れられるように…という配慮なのかもしれません。ちなみに、これらの文庫本は主要駅の待合室にも置いてあり、家に持ち帰って読んでも良く、読み終わったら元の場所に戻しておいて下さい…との事。中には著者のサインまでもが書かれた本もあり、時間があったら利用したいシステムではありますよね。
さて、1駅進んで、深郷田という駅で降ります。「ふこうだ」…と読む、変わった駅名なのですが、ここから更に1駅先の大沢内駅まで“さんぽ”してみましょう。まだ時刻は朝の7:20ぐらいであり、こんなに朝早くから駅を降りて“さんぽ”するのも珍しいのですが(笑)、津軽半島らしい荒涼とした雪景色と、活気ある列車内の雰囲気とは対照的な静かな街並みを歩くのは、東京に住んでいては滅多に体験出来ない事でもあるので楽しいです。まあ、この駅間では国道が津軽鉄道をオーバークロスする区間があり、そこからの撮影がメインではあるのですが…(笑)。
無事に津軽中里駅行きの下り列車を撮影し終え、大沢内駅へと向かいます。この撮影ポイントからは大沢内駅自体も見え、歩いてもあまり時間も掛からなそうでした。そうして、間も無く先程の折り返してきた列車に乗車し、上り方面へ2駅分、今度は芦野公園駅で下車します。
ここは東北の桜の名所である芦野公園に隣接した駅で、春先ではそれは見事な桜のトンネルを作り出してくれるのですが、流石にこの時期ではその風景を見出だす事は難しそうです。それでも駅の佇まいの雰囲気は良くて、東北の駅百選にも選ばれているくらいです。太陽があまり照り付けないのか、積雪も多く残っており、時間が止まったかのような演出を作り出していました。ここから1駅先の金木駅まで“さんぽ”したいと思います。
“さんぽ”中には、津軽中里駅行きの下り列車がやってきて、雑木林の区間を行く写真を撮る事が出来ました(左上写真参照)。何だか列車の本数が多いように感じるかもしれませんが、平日の朝の時間帯には、津軽中里駅〜金木駅間の区間列車が運転されていて、これを撮影予定に組み込んでいるからでもあります。言うならば、朝9:00頃までが勝負?の時で、これ以降は1時間に1本か、2時間に1本くらいの運転本数になってしまうので、だからこそ津軽鉄道の“さんぽ”は朝早くから始めたのでした。お陰で、この9:00までの時間で、路線の半分にあたる津軽中里駅〜金木駅(右上写真参照)間を制覇出来た事になったのです。
金木駅は路線の中枢ともなる駅で、沿線で唯一の列車交換が出来る駅です。駅舎も前述の写真のように立派で、売店や食堂も併設されています。また、中間駅で唯一の有人駅でもあるので、数ある津軽鉄道の駅の中でもひときわ賑やかな駅と言いますか、現代を感じられる駅でもあると思います。周囲も明るくなってきており、岩木山も全容を現してくれました(左上写真参照)。空気が澄んでおり、本当に気持ちの良い朝です。
ここでは昔ながらのタブレット交換(右上写真参照)が見られます。タブレットとは、列車の安全運行には関わる大事なシステムで、完結に言うと、それ(タブレット)を持っていないと、列車はその先の区間は走れないというものです。このタブレットは1つの区間に1つしか存在しないので、結果的に列車同士の衝突が避けられるという、シンプルですが極めて安全なシステムであるとも言えるでしょう。現在は、自動化、複雑化が進められているので、このような形態を見られる場所も限られてきてしまいましたが、津軽鉄道ではこのような鉄道の一時代が垣間見れる光景が日常として展開されているわけです。
さて、距離的にはもう後半戦となりましたが、列車に乗り、また1駅先の嘉瀬駅で降りてみる事にしましょう。営業距離的には短い津軽鉄道ですので、今回は1駅乗っては降り、1駅乗っては降りの1日になりそうです。
嘉瀬駅のホームには、「落書き列車」と称される、かつての車両が留置されているのが目に飛び込んできます。これは SMAP の香取慎吾さんが、『夢のキャンパス号』という企画デザインによって描かれた車両で、沿線を走行していた時期もありました。現在は廃車の状態にあり、残念ながら車内も入る事は出来ません。
ここから、更に1駅先の毘沙門駅まで“さんぽ”したいと思います。距離的には約3kmと結構ありますが、晴れ間の広がる天候はこの上ない活力の後押しになりそうです。実は、青森地方は最近まで大雪や吹雪が続いており、天候によっては外を歩けないかもと思っていたのですが、一転して散歩日和とも言える天気となっていました。逆に、津軽地方の名物である地吹雪を体験出来ないのが残念と言えば残念ですが、これは贅沢な悩みと言うものでしょう(笑)。
そうして駅間で列車を待っていると、今まで乗ってきたディーゼル車両に、旧型車両が1両連結されている列車が走ってきました(右上写真参照)。これぞ、この時期限定であり、津軽鉄道名物の「ストーブ列車」です。ノスタルジックな旧型車両は全部で3両ありますが、その中でも古いものですと1948年製で、車内には石炭を燃料とするダルマストーブが置いてあります。本来ならばディーゼル機関車が客車とディーゼルカーを牽引する形をとっているのですが、この時はどうやら機関車がメンテナンス中だったようで、上記のような運行形態になっているようでした。ディーゼル機関車も名物の1つだったので、今回見られないのは残念でしたが、上記の状態も珍しいと言えば珍しい光景なので、良しとしましょう(笑)。これは今回の最後に乗る予定にしているので、後述させて頂きます。
…そしてゆっくり、1時間以上掛けて毘沙門駅に到着しました。集落から離れた小さな駅で、津軽鉄道の中でも最も乗降客数の少ない駅でもあります。そう言えば、朝に乗った列車は当駅を通過していました。ホームの背後には自然の脅威から守る鉄道林も存在し、この駅の特徴を浮き出しているような気がします。ここから、またまた1駅だけ移動し、津軽飯詰駅で下車します。
津軽飯詰駅は元々列車の行き違いが出来る駅でしたが、現在は1面1線の棒線状の駅となっています。ただ、駅構内の端に目をやると、線路の分岐器上にスノーシェッドが設置されているのが分かります(右上写真参照)。今は使われていない分岐器ですが、かつて風雪から制動を守る為に設置されたのが現在でも残っているのです。これは雪国ではよく見る設備ではありますが、面白いのは、ここでは西側(写真では右側)から吹き付ける季節風対策が強化されていて、そちら側は厳重になっているのに対し、東側は鉄骨のみになっているという事でしょう。効率化を図る地方私鉄ならではの事かもしれません。
ここは現在は無人駅ですが、駅舎は有人駅時代のままで、今にも駅員の人が姿を見せてくれるかのようです。駅舎内には、東北能開大青森校の協力により、無人駅という状況でありながら、ペレットストーブなるストーブが稼働しており、大変温かい空間を作り出してくれているので、なかなか外に出たくなくなってしまいます(笑)。…が、ここから更に1駅分進んだ五農校前駅まで“さんぽ”してみましょう。
これらの駅間は1kmとなっていますが、歩いていくと多少大回りになるのと、今の時期は積雪で通れない道もあったりしたので、道のり的にはなかなかの距離になっていた事でしょう。周囲は開けていて、正に一面銀世界という感じでしたが、その向こうには相変わらず綺麗な岩木山も望めたりと、正に天候に恵まれた1日だと改めて思いましたね。
そうして五農校前駅までやってきました。五農校というのは青森県立五所川原農林高等学校の事で、その最寄り駅という事なのでしょう。確かに、いま来た道の脇に校門らしきものがあったのは覚えているのですが、校舎らしきものが全く見えなかったような気がします。…実は、それもその筈でして、この学校は敷地が広く(日本で2番目に大きいとか)、校門から校舎までが約800mもあるらしいのです。これは、列車通学では気を付けなければいけないですね。駅から校門は徒歩3分程度ですが、そこから校舎までは更に10分程掛かるらしいので…(笑)。
さて、列車に乗って次の十川駅までやってくると、もう起点の津軽五所川原駅まではあと1駅という状態になってしまいました。もう鉄道さんぽも終わりが近付いてきたわけですが、前述の「ストーブ列車」を満喫させるべく、当駅で下車してから、再度津軽中里駅行きの列車に乗って金木駅まで戻り、ここでまた折り返して再度津軽五所川原駅に向かうという手筈を取りました。やはり旧型車両を使用するストーブ列車は体験しておかなくてはなりません。もう60年以上も使われている車両なので、いつ無くなってもおかしくないのですから…。
現在、ストーブ列車の旧型車両に乗るには、乗車券の他にストーブ列車券の400円が別途必要です。津軽鉄道では普通乗車券を含め、全て昔ながらの硬券が使われており、これも鉄道好きにはたまらない要素の1つでしょう。車内に入ると非常に温かく、それが2台のダルマストーブによるものだと、すぐに分かりました。この日は平日のせいか、お客さんは全部で5組程度でしたが、津軽半島のツアー等でこの列車乗車が組み込まれているのもあり、確かに前回乗った時には団体客で大賑わいな状態でした。
車掌さんによって石炭が焼べられ、更にその温かさが増してきます。…というか、ストーブが目の前に位置する席に座った為か、むしろ暑過ぎるぐらいだったかもしれません。本来ならば、外は吹雪の中での有り難みというのを感じたりするのでしょうが、この日は幸か不幸か絶好の天気だったので(笑)、日差しの強さも相まって、汗が滲んでくるような状態でもありました。
そして車内ではスルメや日本酒等の販売もあり、早速購入して楽しみます。勿論、スルメは前述のダルマストーブで炙ってくれます。どちらもオリジナル商品で、よく見ると日本酒の名前は「ストーブ酒」。ラベルにはストーブ列車と踏切の写真が掲載されており、踏切注意が“飲み過ぎ注意”になっていました(笑)。それにしても、この旧型車両の持つ、独特の温もり…とでも言うのでしょうか。本当に落ち着きます。これが本来の汽車旅なのではないかと思って旅情に耽ってしまうのは、日本酒を飲んでいたせいかもしれませんが…。
このストーブ列車には車掌の他に、沿線案内をしてくれる(先程のスルメも炙ってくれていました)アテンダントの方も乗車されています。今まで通ってきた駅周辺で見てきた物の話しもしてくれるので、あたかも津軽鉄道の復習講座を受けているような感覚になりますが(笑)、鉄道林の話しや、地吹雪を防ぐ防風壁の説明、そして、一昨日くらいまでの天気が嘘のように晴れてしまっているので、今日は本来の津軽鉄道の冬らしくない日でもあった…という事まで地元目線で教えてくれました(笑)。
そのように過ごしていると、もう列車は津軽五所川原駅に向け、市街地に入っているところでした。所要時間は約30分(本来の列車より若干遅めに走っています)と短かったですが、良い小旅行だったと思います。駅に着くと、先頭のディーゼル車が切り離され、今度は反対側の津軽中里側に連結されていきます。この日はもう1往復の運行が予定されているようで、成程、津軽鉄道の駅舎には多くのお客さんが列車を待っている状態でした。
これで津軽鉄道の“さんぽ”は終了となります。だいぶ天気に恵まれてしまい、いわゆる冬の厳しい風情を感じる事はありませんでしたが(笑)、好天の中、元気に走り回る津軽鉄道の車両が見る事が出来て良かったです。本州最北の地の鉄道ですが、少し身近な存在になれたような気がしたものでした。前回、今回と、津軽鉄道へはまだ冬の季節にしか訪れていませんが、春には前述の芦野公園への特別列車、夏になれば風鈴列車、秋には鈴虫列車(笑)と、色々なアイデアで多くの人に乗って貰おうという努力が見られる鉄道会社でもあります。ここの魅力は冬だけではなく、季節感そのものなのかもしれませんね。
☆津軽鉄道のHP…http://tsutetsu.com
Nautilus のリーダーであるトシさんは、自分のピアノトリオや黒船等でもお馴染みのメンバーでもあり、この Nautilus のバンド編成も、ベースの梅沢茂樹さんを加えたトリオ編成のスタイルです。しかし、リーダーが変わるとバンドのサウンドもガラリと変わります。自分は生ピアノの他にエレピも駆使し、昨年12月のライブ〔アナログシンセサイザーと Nautilus 参照〕で使用したアナログシンセも存分に加え、自分達のオリジナル・カラーを追求していきます。
また、今回のレコーディングのコンセプトとして、トシさんは「レコーディングでしか出来ない事をやりたい…」というものがありました。レコーディングは後々に編集が出来るので、その利点を生かし、アナログシンセの音も効果音的に重ねたりしていったのです。勿論これは1つの例で、他にもレコーディングならではの仕掛けを各所に盛り込みました。楽器を弾くだけとはまた違った面白さが体験出来たように思います。
ちなみに、レコーディング日程は2日間用意されましたが、小岩という場所での時間を最大限に生かすべく、小岩に皆で宿をとり、よりレコーディングに集中出来るようにしたものでした。…ただ、実はスタジオの手違いで、結局は普段通りの時間でしかスタジオに入れなかった、、、という事実もあります(笑)。しかし、1日目の中打ち上げや、ホテルでの部屋飲み等々、より密に?皆で過ごせたという時間は大きかったかもしれません。それでこそ得られた演奏の感触というのも、どこかしらあるように思います。
この2日間で録った曲数は、全部で13曲!…これは当初の予定通りで、素晴らしいペースだと思います。そして、このレコーディングが順調に進めたのも(スタジオの使用時間的には順調ではなかったのですが…笑)、事前のプリプロやトシさんの準備がしっかりしていた事に尽きるような気がします。
曲の殆どは、後から重ねる余地を残す為にクリック(メトロノーム)を使用して演奏していきましたが、このクリックが意外に曲者になる(途中でリズムが変わると、体感テンポが変わって聴こえる場合が多く、演奏しにくくなってしまうのです)場合があり、そのポイントを曲毎に事前に説明をし、そしてクリック練習も皆で事前に行ったぐらいです。…その準備は、途中で注文する夕食(出前)にも反映され、もうこのメニュー(左下写真参照)はスタジオに入る前の日から決めていたようです(笑)。
…とにかく、下準備の大事さが身に染みた2日間でした。恐らく、トシさんの頭の中には既に完成の状態が幾つか存在し、それに如何に時間内で皆で近付けるか…という手法を取っていたのかもしれません。勿論、それ以上の事を常に求めている意志もあり、これまでにやってきた準備が実を結んだ瞬間でもあったと言えましょう。そんな拘りの強い、だいぶ中身の濃い作品になるような気がします。本当にどうもお疲れ様でした。格好良いサウンドはお墨付きです!
そしてこの収録曲には、何曲かボーカル入りの曲も考えています。ボーカルの録音は後日との事でしたが、それらを加えて、そして完成系になったサウンドが個人的にも非常に楽しみです。リリース等はまだ先になるかと思いますが、どうぞお待ち下さいませ。まだまだトシさんの頭の中のサウンドは広がりを見せているようです。引き続き、Nautilus の世界をお楽しみ頂ければと思います!
☆佐々木俊之さんのブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
今度はどんな曲がアルバムに入るのか…というのが、まずは大方の気になるところだと思いますが、今はまだ秘密という事にしておきましょう。勿論、よく黒船のライブにお越し下さっている方は、半分くらいの曲は分かってしまうかもしれませんが(笑)、まずはその部分への想像を広げ、楽しみにお待ち頂ければと思います。
今回、日にちも日にちだったので、自分は誕生日を祝われてしまいました。そして、何に使うかは分かりませんが、メイキング映像というやつでしょうか…。何となくのレコーディングを皆で撮影し合ったりしてまして(笑)、和やかなムードで進んでいきました。
昨年の12月にも2日間のレコーディングを行い、1ヶ月空いての今回のレコーディング…。この間に何をしていたのかと言うと、実は新曲が出来上がっていたのです!…それは、関谷君のオリジナル曲であったり、奄美民謡曲であったり、ジャズ・カバー曲であったりしたのですが、まだこれらはライブで1度も披露していない曲ばかりです。それらの曲を先にレコーディングしてしまおうと言うのは、なかなかアグレッシブではありますが、よく考えてみると、津軽三味線の白藤ひかりさんは後から入ってきたメンバーだけに、ライブを御一緒する前にレコーディングを先にやっている状況だったのでした。これらの曲を引っ提げて、皆さんの前で披露出来る日が待ち遠しいものです。
とにかく、昨年の日程も含めて全4日間の行程と、長きに亘って続いたレコーディングとなりましたが、録り直しも含めて無事に終えられ、前作以上のクオリティに仕上がったアルバムが期待出来るでしょう。これから更なる行程が続いていくと思いますが、良いものに仕上げていきたいですね。もう少し時間は掛かると思いますが、楽しみにして頂ければと幸いです。ひとまず、お疲れ様でした!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
●D.S.T.、香港ツアー
・2月6日(金)Orange Peel Music Lounge at Central(中環)
Open…18:00〜、Start…21:30〜、Charge…180HK$(1ドリンク付き)
・2月7日(土)Sai Kung Tin Hau Temple Square(西貢)
Time…16:00〜21:30、自分達の出番は19:00〜約30分間、Charge…無料
・2月8日(日)st.francis.st Cafe at Wan Chai(灣仔)
Open…10:00〜、Start…16:30〜、Charge…詳細不明(投げ銭?)
・2月8日(日)Artouch at Sheung Wan(上環)
Start…20:00〜、Charge…予約120HK$、当日150HK$(共に1ドリンク付き)
※以上、メンバー全て(Tap Dancer)丹精、(B)石川慎一郎、(Key)竹内大輔
※1HK$=約14円
2014年の夏に香港に行ったのは記憶に新しいですが、あれから半年も経たずに
香港に再訪出来る事になりました!…大変喜ばしい限りです。前回は律慎丹という
バンドに自分がゲストに入って演奏する形を取りましたが、今回はタップダンサーの
丹精君、ベースの石川慎一郎さん、そして自分の3人だけで行う事になっています。
その名も“大慎丹”!?…なのかは分かりませんが、分かりやすいのか、一時期は
この名前で香港側とやり取りをしていたくらいです(笑)。結局、“D.S.T”という
名前に落ち着きましたが、今回は自分に限り、3泊4日でライブが3回という、
滞在中は毎日がライブのあるスケジュールになってしまいました(他の2人は
あと1日、2日滞在するそうです)。流石に前回のように、鉄道を乗り回したり、
中国に足を踏み込んだりは出来なさそうですが(笑)、前回同様、香港の空気を
たっぷりと吸収してくる予定です。今回は、香港でも人気のある場所と言われる
西貢(サイクン)にて野外ライブも行う予定で、こちらも新たな雰囲気を感じる
には最適かと思われます。一体、どんなライブになるのか、非常に楽しみです!
そして2月7日(土)の西貢でのライブのフライヤーも出来上がりました。色々な
アーティストが出演されるみたいです。『Jazz With Love』…。面白そうですね♪
●2月12日(木)、19日(木)、25日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)宗像夏子(12日、25日のみ)、(Vo)白石恭子(28日のみ)、
(Key)竹内大輔
2月のお馴染みの赤坂 Kuro での演奏は非常にシンプルで、このボーカルの
お二方との共演です。どちらも何度も御一緒しているので、リラックスした
雰囲気で演奏していけると思います。…とは言え、どちらもレパートリーの
多い方でもあるので、また難解な曲にチャレンジさせられるかもしれません。
受けて立ちますので、その辺りも含めて楽しんで頂けたらと思います(笑)。
●弾楽、静岡ツアー
・2月20日(金)来宮(熱海)Rose Mary(食べログのHP)
Open…11:00〜、Start…18:00〜、Charge…3500円(1ドリンク、軽食付き)
・2月21日(土)伊豆高原洗濯船Ⅱ
Open…17:00〜、Start…17:30〜、Charge…2500円(1ドリンク付き)
・2月22日(日)三島広小路 Pasteria 地中海
Open…18:00〜、Start…18:30〜、Charge…3500円(1ドリンク、軽食付き)
※以上、メンバー全て、《弾楽》(Fl)いづみ、(Key)竹内大輔、
(B)中司和芳、(Tap Dancer)丹精
2月にも弾楽は積極的にライブをしていきます。久し振りに3日間連続となる
ライブ(ツアー)で、静岡県の伊豆地方を中心に、バラエティに富むお店で
やっていきます。そのどれもが、ライブハウスというよりは、食事を楽しむ
場所という側面を持っており、フルートのいづみさんが探してくるのですから、
その味はお墨付きだと思います。確かにお店のHPを見てみると、それだけで
行きたくなるお店ばかり…。そして、そのどれもが素敵な雰囲気なのです。
お店の造り、食事、そして音楽と、3拍子揃って楽しめるのが、弾楽側からの
ライブの提案なのです。是非とも体験して、その魅力を知って頂きたいです!
●2月23日(月)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例、ボーカル・ギターの丸本さんとのデュオライブです。月曜日での
出演というのは珍しいような気もします。毎月、常にライブをやっていく
というのは言葉にする以上に大変で、そして更に、新曲も必ず作って臨んで
いるのですから、更なる大変さは想像に難くないと思います。しかし、その
大変さをステージ上で見せないのが丸本さんなのです。本当に音楽という
ものが大好きな証拠です。2月の自分達も、どうぞ見に来て下さいませ!
●2月24日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
こちらも毎月恒例、赤坂 Pro-Amuse でのライブです。ここではオリジナル曲を
やるわけではないので、また異なった面白味があるのですが、その分、本当に
様々な曲を演奏しなくてはなりません。ボーカル入りの曲はまだしも、何故か
インスト曲も豊富にリクエストされます(笑)。オリジナル曲を作ってライブを
していく…という部分とは別のストイックさが、ここでは試されるわけですね…。
●2月26日(木)渋谷 JZ Brat
Open…17:30〜、1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜(入れ替え無し、ドリンク別)
Charge…前売り4000円、当日4500円、
Member…(Vn)Tsumuzi、(Pf)竹内大輔、(G)侑音、
(B)太田太、(Ds)佐々木俊之、
バイオリンの Tsumuzi 君の、2nd.CDアルバム『ゲルニカの掟〜最果てのソレア』の
レコ発ライブが、大々的に渋谷 JZ Brat にて開催されます。思えば、レコーディングを
長い事してきましたが、ついにCD発売という瞬間を持って、皆さんの前に正式に
お届け出来る事になりました。今回のレコーディングも、曲によって色々な楽器が
入り交じり、ゲスト・プレイヤーも多く参加していますが、今回のライブは、そんな
レコーディングのレギュラー・メンバーが集結です。何だかんだで、この5人での
演奏も久し振りなのではないでしょうか。この5人での演奏が、JZ Brat という
大舞台で織り成す演奏はどのようになるのでしょうか。楽しみにしたいと思います!
●2月27日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~3ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Ts)青木秀明、(Pf)竹内大輔、(B)菊田茂伸、(Ds)大島洋
お馴染みの Crazy Love でのライブは、今回はインスト編成でやらせて頂きます。
最近はよく共演していたサックスの青木さんと、久し振りのベースの菊田君、
そして、自分の大学の先輩でもあります(笑)、ドラムの大島さんとです。これは
もう、音を出してみないと分からない世界です。ジャズを楽しんで下さいませ!
●2月28日(土)尾山台 Live Cafe HAYASE
Open…11:30〜、Start…19:00〜、
Charge…2500円(ドリンク、オーダー別)、3500円(1ドリンク&おつまみ付き)
Cast…北條馨梨、他
Musician…(Key)竹内大輔
2015年1月から始まった、GOLDENBIRD records の北條馨梨さんの
プロデュース・イベント。順調に2回目を迎えます。まだ出演者の詳細は
出ていませんが、前回同様、豪華に取り揃えてくると思います。どうぞ
楽しみにお待ち下さいませ。お店の料理もとても美味しいですよ!
…以上になります。家にいない事が多くなりますが、その分、外の世界で沢山のものを吸収してこようと思います。寒い季節が続きますが(香港は温かいのかもしれませんが)、体調を崩さないよう、ペースを守ってやっていきます。それでは、2月もどうぞよろしくお願いします!
さて、そんな35歳になった瞬間は、自分は赤坂の Kuro にいました。28日の夜にそこでの演奏のお仕事が入っていた為ですが、お店や共演者、そしてお客さんからも沢山祝われまして、とても幸せなひと時を過ごす事が出来ました♪…改めて、どうもありがとうございました!
それこそ、自分は今まで何度となくバースデー・ソングは演奏してきましたが、この日ばかりは演奏される側へと回ります。何だか贅沢な時間です(笑)。ケーキも美味しく頂きました!…とは言え、終電というものが存在するので、流石に24:00を回ってお店に残っていた方はあまりいませんでしたが、、、当たり前です(笑)。
35歳まで無事にやってこれた事に、まずは感謝かもしれません。そして、これからの人生も自分らしくやっていけるように、日々精進するばかりです。さあ、楽しみな未来へ!
☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp
新年会ライブらしく、この日ならではの工夫があちらこちらに見えました。まず、お客さんには軽い料理が出されるのですが、愛さんの故郷である福岡から、がめ煮(筑前煮)が提供されました。材料をお店に渡して、ここで作って貰ったのだそうです。また、彬子さんからの提供物として、オリジナルカクテル(右上写真参照)の販売もありました。オリジナル曲の名に因んだ、“愛を愛を愛を”という名前が付けられていましたが、いつもと違って?味を気にしながら作ったそうです(笑)。注文する方も多かったように思いました。
この後も色々な要素を詰め込んだのですが、それはライブ中に垣間見えてくる流れになっていました。まず、最初の1曲にはカバーで、“Stand By Me”を演奏したのですが、それぞれの演奏者メンバーが客席からおもむろに楽器を持って(自分はメロディオン)登場し、徐々に歌や楽器が加わって、ステージに上がっていくという手法を取ってみました。アンプラグドな感じがお店の雰囲気とも合っていて、幕開けに相応しい演出に繋がったように思いました。
軽い挨拶をし、そのまま本編に突入しますが、基本的には彬子さんと愛さんのオリジナル曲を半々ずつやっていく感じで進めていきます。そして、昨年もそうでしたが、お互いが自分自身のオリジナル曲をただ歌うのではなく、2人一緒になってお互いの曲をどんどんやっていくという形を取っていきます。それぞれが歌うパートの振り分けも細かく決めており、ハモりのパートも昨年以上に凝って作っていっていた感じがありました。そして曲によっては、愛さんはギターやループステーションも使い、曲に様々な表情を付けてステージを進めていっていました。
中にはジャンケンコーナー(勝ち抜くと、彬子さんと愛さんがデザインしたTシャツが貰えるというものでした)や、お客さんへのサプライズ・バースデー祝い等もありましたが、この時期ならではというのは、やはり『今年の目標を漢字1字で』というコーナーでしょう。これは演奏メンバー全員に課せられたものであり、事前に言われていたものではありましたが、なかなか考えさせられる一幕でした。それぞれの字は右下写真のものになります。ここでは詳しくは説明しないので、色々と想像を膨らませて下さいませ♪
多くの方にお越し頂き、皆と楽しい時間を過ごせたライブになりました。お酒も沢山出た事と思います。そしてそれぞれの目標も確認し合い、お互いの今後の1年を奨励するような時間にもなっていたような気がします。そして、また同じメンバーで来年の新年会ライブが開催出来たら良いですね。お互いこの1年間、頑張っていきましょう!…どうも皆様お疲れ様でした。
☆彬子さんのHP…http://akiranochikara.jimdo.com
☆清水愛(EYE)さんのHP…http://www.eye-room.net
☆代官山山羊に、聞く?のHP…http://yagiii.com/wp/
1月3日(1日目)
今回のツアーの内容は、そんな2014年に入って間もない、1月の3日からスタートされたものでした。バイオリンの Tsumuzi 君のバンドでのツアーとなりましたが、Tsumuzi 君自身の故郷である岐阜を中心に、名古屋にも回ったり、間の稲沢にも行ったりと、年始から忙しい日を送っていた記憶があります。既に岐阜入りを果たしていた Tsumuzi 君と、同じく岐阜が故郷であるベースの野々村拓君を除き、東京から車で向かう事になるのですが、そのメンバーは自分と、ギターの侑音君、そしてドラムの佐々木俊之さんの3人です。年始から高速道路で向かうのは渋滞のリスクが高く、実際、渋滞は避けられない状況もあったのですが、それでもほぼ予定の時刻通りに岐阜に着けたのは、だいぶ余裕を持って出発したからでしょう。年始から、なかなか幸先が良いではありませんか(笑)。
この日は、岐阜駅の北側、長良川にも程近い布武(fubu)というお店にて演奏が行われる予定になっていました。木の造りを基本とする重厚な建物で、和食屋さんらしいのですが、1段高い位置に立派なステージが存在し、その上には真っ白のベーゼンドルファー・ピアノが光ります。よく見ると細かい彫刻が成されており、世界的に見ても珍しい型になるのだとか…。不思議とこの空間によく似合っているようにも見え、何とも言えない魅力が放たれておりました。そうして Tsumuzi 君や野々村君と合流し、軽いリハーサル…、その後、本番までの短い時間をゆっくりと過ごしました。そう言えば東京からここ岐阜まで、それは6時間半もの長い道のりでもあったのでした。
待ち時間を利用して、お店の付近を少し歩いてみたりしたのですが、近くに神社があるのか、屋台が建ち並んでいる通りがあり、束の間の正月気分?を楽しむ事が出来ました。…とは言え、時期的なものもあるのか、その他の場所は開いているお店が殆ど無く、危うく途方に暮れそうになってしまいます(笑)。そんな中でも諦めずに散策し続けると、ついにお洒落なレストランを発見!…お腹も精神的にも満足し、良い状態でライブに臨めそうな気がしたものでした(笑)。自分にとっても新年(2014年)最初のライブでもあり、改めて気合いが入った次第です。
まだまだ続きます!
久々の静岡への道中は好天に恵まれて、富士山もクッキリとその姿を見せてくれました。今回のお店である富士 Koln も富士山の臨める場所に建っており、そこからの眺めは、いつも以上に静岡に来た…という想いにさせてくれます。
今回のライブは、弾楽のメンバーに、スペシャルゲストとしてドラムのチッコソウマさんにもお越し頂き、豪華に5人編成でお送りしました。弾楽は今まで基本的にカバー曲の選曲が多く、その中ではジャズスタンダードやポップス、はたまたアニメの曲等(笑)、バラエティに富んだ演奏をしてきたのですが、今年はオリジナル曲に重きを置いた活動にしたく、今回もオリジナル曲が続々と登場してきました。昨年に生まれた“夢舞音(Move On)”、前回のライブで初披露した“水輪花咲く時”、そして自分が弾楽用に作曲した“Red Spice Road”と“A Forest Song”(今回初披露)です。今回で一気に増えた印象もありますが、まだまだ増やせればとは思います。よりオリジナル性の高いバンドを目指して精進していきたいものです。
そして、自分のバースデーも大々的にお祝いして頂きました!…鉄道の車両をイメージしたのか分かりませんが、長さ50cmのロールケーキのインパクトの大きい事!…そして、お客さんも含めた沢山の方からプレゼントも頂き、幸せなひと時を過ごさせて貰いました。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。大事に頂きます!
…さて、この日の帰りは終電の時間が迫っていて(何せ富士駅から帰るので…笑)、最後の方はバタバタしながらお店を後にしてしまったのですが、今度はまたゆっくりと立ち寄れたらと思います。今年も静岡には何度も行く事になるでしょう。そして、また新たな縁を作っていきたいものです。どうぞ今後ともよろしくお願いします!
☆富士 Koln のHP…http://www.fujinokuni.co.jp/cz/koln.htm
TRI4TH の今回の出番は2バンド目。まずは1バンド目である Da-Dee-Mix(右上写真参照)のライブを拝見して、早速刺激を貰います。ヒップホップ調の曲に、激しめのサックスの音を乗せて、そのライブパフォーマンスも激しめに攻めてきます。今回は全バンドのステージにVJも導入しており、ステージの後ろに映し出される映像も見逃せない魅力の1つとなっていました。
そして2バンド目に、TRI4TH の登場です。今回は珍しく、SEを使用しての入場となりましたが、これもまた新鮮で面白かったです。そしてそのSEの雰囲気を打ち破るかの如く(笑)、最近の新曲である“Explosion”に突入します。かなり大きな変化を見せましたが、次の“Hop!”でいつもの TRI4TH らしい雰囲気へと戻し、そのまま“Moanin'”へと続きます。今回、セットリスト的には特に目新しいものは無かったのですが、SEや曲の流れを工夫する事で、新しい側面を打ち出す事に成功したように思います。途中には久し振りにデュオで“Circle”も入れ、こちらも良い流れの変化を作る事が出来ました。
そして3バンド目には ADAM at(左上写真参照)が登場。キーボード(リーダー)の立ち位置が大変興味深く、また、これこそVJとのコラボが面白いステージでもありました。演奏面での表現の幅も広く、色々な世界が一気に見れた感じでした。改めて、メジャーデビューおめでとうございます!
…TRI4TH 新年一発目となるライブは、事前の準備もしっかりとやり、自分達らしいやり方を突き進められたように思います。今年は新作CD制作に向けた動きも活発化しており、良い形で演奏活動も進めていきたいですね。そんな気合いの入った一発目は、とても充実し、とても遣り甲斐のある時間だったように感じました。この勢いで今年もやっていきたいと思います。どうぞ御期待下さいませ。…というわけで、今年もよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Da-Dee-Mix のHP…http://da-dee-mix.com
☆ADAM at のHP…http://adamat.info
☆渋谷 Plug のHP…http://shibuya-plug.tv
ケーキも頂き、シャンパンも頂き(右上写真の恒例の回栓風景と共に…笑)、そして多くの方々からプレゼントも沢山頂いてしまいました。自分は幸せ者でございます。
そして、また和気藹々な写真はあるものの、例によってライブ中の写真はありません(笑)。この日も沢山お酒を頂き、そして沢山笑いました。確かに、それが最高の過ごし方のような気もします。誕生日祝いと共に明けた赤坂 Pro-Amuse でのお仕事…。今年も沢山?お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします!
☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/
☆赤坂 Pro-Amuse のHP…http://www.pro-amuse.com/

5月16日(木)