Nautilus のライブはノンストップです。MC等は途中に挟まず、曲同士を様々な方式で繋ぐ事でDJのような感覚を生み出し、約50分〜60分、音の洪水で皆さんにお届けしております。この曲同士の繋ぎもライブ毎に新たに考えて実行しており、自分としても毎回良い刺激を貰っているのですが(笑)、その緊張感から繋がる各メンバーのソロは開放感溢れたものとなり、非常に爆発的なエネルギーを感じます。それぞれの役割を瞬時に感じ、音と音とのバランスを見ながらフレーズを攻防していくという流れは、個人的にもとても遣り甲斐があるのです。
今回ゲストボーカルとして、実際に『Nautiloid Matter』内の曲でも歌って頂いている、大和田慧さんとカマタミズキさん、お2人にもステージに加わって頂きました。CD通り、それぞれ1曲ずつという感じで、ある意味勿体無い感じではありましたが、CDの世界観に寄り添う演出としては正解でしょう。そして、このゲストボーカルの方々の曲も当然、ノンストップのセットリストの中に押し込む形となっていたので、常に Nautilus の世界観は続いたままというか、現実に戻らずにステージを楽しめるという、こちらも非常に面白いものとなっていました。ボーカルの2人の個性も全く異なり、自分達のサウンドとの化学反応に酔いしれた時間でした。
…こうして2ステージたっぷりのライブが終了しましたが、流石に終わった直後はヘトヘトになってしまっていました(毎回こんな感じという気もしますが…)。ノンストップというライブ構成は、本当に Nautilus 号に乗船して途中下車無し!…と言われているようで(笑)、始まったら最後まで突っ走らなければいけません。それは見ているお客さんも同じ状況で、あたかも乗員と乗客のような関係で謎の深海を旅しているような、そんな気分なのです。しかしこの魅力は、また体験してみたくなる事間違い無しなのです(何せ、毎回コースが違いますから…笑)。
まだまだ走り続ける(潜り続ける?…笑)Nautilus ですが、早速来年の1月18日(月)に次回のライブが決定したようです。場所は今回と同じ外苑前 Z・imagine にてで、また多くの御乗船をお待ちしております(笑)。今回はどうもありがとうございました!
☆Nautilus のHP… http://www.nautilusmusic.net
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/index.php
何度も言っているように、今回のCD『LEQUIO HISTORIA』の世界観はデュオ編成というものの上に成り立っています。しかし、編成を極限にまで切り詰めた事により、個々の表現の可能性は高くなり、より壮大な音楽感を生み出す事に繋がったような気がします。この日のライブも正にそうで、基本的にはデュオ編成だけの音をお届けしているわけですが、お客さんの中での想像も加わり、とても印象的な時間になったのではないかと思いました。ステージの最初は、予想以上に沢山のお客さんの中で、自分達も緊張していたような感覚もありましたが、徐々にその緊張も解れ、お互いの感情をそのまま音に出し、自分達自身に素直なステージをお届けする事が出来たと思いました。
そしてこの日は、お2人のゲストの方に参加をして頂きました。まずは西仲さんと同じ沖縄出身の、フラダンサー石川麻衣子さん。麻衣子さんは2013年3月での西仲さんとの銀座わしたショップでのライブで最初に御一緒をし〔西仲美咲、東京ツアー(3.15〜3.16)参照〕、今回のCDトレイラーにも登場頂いています〔西仲美咲、3作目CDアルバム『LEQUIO HISTORIA』発売決定!参照〕。自分はそれ以来の共演となりましたが、今回は1ステージに付き1曲ずつ、フラダンスとライブのコラボとしてステージをお届けさせて頂きました。コラボ曲は1ステージ目は“月ぬ美しゃ”、2ステージ目では“夜間飛行”で、それぞれの曲で衣装を変えさていたのが印象的でした。
そして、もう1人は飛び入りゲストという形で、本当にライブ直前に決めたゲストだったのですが(笑)、やはり沖縄出身の、上間綾乃さんというボーカリストの方でした。…以前に麻衣子さんがイベントで上間さんと一緒になって、その時は初対面だったものの、この日のライブの事を伝えたらお越し頂けたという流れになり、そしてせっかくなら1曲歌って貰おうと何気無く考えたら、本当に1曲歌って貰える事になったのでした!…タレントとしても活動しており、既に2012年に日本コロンビアからメジャーデビューも果たしていますが、気軽にこちらの提案に乗って頂き、本当に有り難い限りでした。曲は古謝美佐子さんの“童神”。麻衣子さんもダンスで参加し、瑞々しいゆったりとした時間が流れていきました。
2ステージ、たっぷりとお届けしてきた自分達のライブでしたが、大きなアンコールも頂き、今回の最後の曲となる“谷茶前”をお送りしていきます。ここでは西仲さんが先導となって、沖縄の踊りであるカチャーシーを繰り出し、それに麻衣子さんも上間さんも応戦。更にお客さん方も加わって、Obsounds が沖縄の場と化しました!…これは普段ではなかなか見る事が出来ない光景ですが、西仲さんのライブでは何度か行われており、ここでは期待されている1つの催しでもあります(笑)。沖縄感たっぷりのライブで、とても楽しい時間を過ごせました。お客さんと共に作れた、大事な大事な時間でした。どうもありがとうございました!
この日で西仲さんの東京でのライブは今年最後になってしまいましたが、CD発売記念ツアーとしてはあともう少し続き、来年2016年1月15日(金)に、こちら沖縄は北谷 Mod's にて行われる予定です。ここでも麻衣子さんは参加して頂く予定で、地元沖縄でどのようなライブを見せていくのか、大変注目のライブになると思います。来年もお楽しみ、そして、今後ともCD『LEQUIO HISTORIA』をどうぞよろしくお願いします!
また、今回ライブをやらせて頂いた三軒茶屋 Obsounds は、今月11月限りで三軒茶屋での営業を終え、今度は江東区の森下近辺に場所を移転するようです。長年この場所でライブをやってきた自分としては何となく寂しいですが、新しい場所でも引き続き、熱いライブが繰り広げていく事を願います。それらも含めて、今回もどうもありがとうございました!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆三軒茶屋 Obsounds のHP…http://obsounds.com
あれから毎月のように演奏する機会を頂き、お店も12周年〔Kuro は開店12周年!参照〕、赤坂に移ってからも6年が経ち〔赤坂 Kuro、移転6周年!参照〕、地道に営業を続けてきたわけですが、ついにその幕を一度閉じる時がやってきました。…先日の11月11日をもって、今の営業形態の赤坂 Kuro は終了となりました。
当日は沢山のミュージシャンの方が駆け付けてきてくれました。まず、そもそもが小編成で演奏を行うお店なので、自分と同じ役割を持つギターの松下譲次さんは暫く御一緒していなかったのですが、この日は久し振りに御一緒出来ました。また、ボーカルに、折井敦子さん、宗像夏子さん、バイオリンに Tsukasa さん…、全てここ Kuro を介して出会えた方達です。そしてベース(本来はサックスですが…笑)のかわ島崇文さんは、ここ Kuro を紹介して頂いた方でもあり、言わばこの日は Kuro ファミリーが集結した日でもあったのでした。
勿論、この日はお客さんも大賑わいでした。Kuro は常連さんが集うお店でもあるので、自分もどの方とも面識があり、とてもアットホームな空間を感じる事が出来ました。中には開店当初からの常連さんもいらっしゃっていて、1つの区切りとなるこの日を、ゆっくり、そしてじっくりと楽しんでいるようでした。
Kuro らしく、突然のミュージシャン同士のコラボ演奏も繰り出します。狭いステージではありましたが、カウンターの上に沢山の譜面を置き、ジャンルを問わず、初見で頑張って演奏するというスタイルは、ここで鍛えられた感じもありました(笑)。
また、例年でしたら今月は、Kuro のママの誕生日月を祝う月でもありました。勿論、この日もお祝いはし、シャンパンも豪勢に入りましたが、やはり12年間お疲れ様でした!…という意味合いが大きかったと思います。その後、時間が経つに連れて最後のステージが近付いてきてしまいますが、流石に後半は誰もが名残惜しい感覚になっていってような気もしました。
そんな中、この日はお客さんとして来ていた、往年の?Kuro のボーカリストだった江梨香さんもステージに登場!…御自分の十八番である“魂のルフラン”を常連さんにリクエストされるも、譜面が無いので、急遽ノートパソコンを使って歌詞カードにコードが振ってあるサイトを見ながら対応して演奏させて頂きました。考えたら、このような即席演奏スタイルも、Kuro で鍛えられた感じもありましたね(笑)。最後の日に Kuro らしい経験が出来て良かったです(笑)。
ラストステージは、夏子さんと Tsukasa さんが担当…。それぞれが御自分のオリジナル曲を演奏し、赤坂 Kuro のラストを飾りました!…本当にお疲れ様でした。自分としても、毎月のように顔を出すお店で、9年間も演奏をし続けさせて貰ったお店というのはなかなか無かったので、改めて本当にお世話になったのだと思います…。Kuro という場所で出会えたミュージシャンの方々、そして沢山のお客様、そして Kuro ママに感謝です。どうもありがとうございました!
…そして、ここからが大事なのですが、「ママのいる赤坂 Kuro は営業終了」…という事で、今後このお店はリニューアルをし、来月12月から新たに赤坂 Kuro として、営業形態は大きく変わりますが、続いてきます。今度は一般のお客さんも入りやすい値段とし、ライブバーとして演奏も入れていくようです。自分も、細々ながら演奏していくと思いますので、どうぞチェックしてみて下さい。
また、この「ママのいる Kuro」という遺伝子を持ったお店は、実は再度渋谷に舞い戻り、こちらも来月12月から新たにお店がオープンします。こちらの店名が「Kuro」になるのかは定かではないのですが、ひとまず言える事は、まだまだ Kuro の遺伝子は消えていないという事です!…勿論、こちらにも自分は出演させて頂きますので、スケジュールが分かり次第、またお伝えしたいと思います。…という事で、赤坂の Kuro も、渋谷に出来る Kuro?も、今後ともどうぞよろしくお願いします!
☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp
ライブ会場は前回〔3回目の mamaJAZZ は渋谷 Last Waltz にて参照〕に引き続き、お馴染みの渋谷 Last Waltz にて行われました。…駅から若干歩く…というデメリットを差し引いても、会場の広さのバランスやグランドピアノが置いてある点…等、本格的なライブを楽しむという意味で、mamaJAZZ には合ったお店だと思います。
いつものように TRI4TH が演奏を担当させて頂きましたが、今回は1周年という事も加味し、特別ゲストとしてボーカルの KAORU さんにもライブに参加して貰いました。KAORU さんは、御自分のCD内で TRI4TH が参加させて頂いている曲がある等〔KAORU“金曜日のジェラシー”、iTunes で先行配信開始!参照〕、メンバー内でも交流の深い方であり、その実力は言うまでも無くお墨付きです。…しかし、KAORU さんをゲストとして迎える事に、一種の賭けのような部分を個人的に思ってしまったのは否めませんでした。…と言うのは、KAORU さんを招いて取り上げる曲というのが、かなり大人な雰囲気を持った曲で、勿論素晴らしいのですが、本格的過ぎて伝わりにくいという現象が起こるというのも事実なのです。しかもここには、1歳や2歳というお子さんが多い状態でもあり、そも子供達からはどう見てくれるのかも、気になると言えば気になる点ではありました。
しかし、ここでは何度も言っていますが、mamaJAZZ のコンセプトとして、あくまでも主役はママである…というのが大前提としてあります。今回、KAORU さんの歌唱力は間違い無く、多くのママさんの心に響いたに違いありません。そして、子供達はそんなママを見て、楽しい気持ちになってくれているかもしれないのです。TRI4TH も精一杯演奏でアシストし、ライブならではの“生きた”演奏をお届け出来たのではないかと思いました。KAORU さんが歌ってくれた中には、“はじめてのチュウ”や、以前も取り上げた“Let It Go”もあり、後者は原曲に近付けて演奏もする等、ママも子供も共になって楽しめる状況も用意させて頂きました。
ボーカルが入る事によって、曲の魅力がよりダイレクトに伝わってくれているような気もしました。そこはやはり歌詞というの側面が出てくるからでしょうか…。そしてこの歌詞という言葉というのは、英語でも日本語でもそんなに変わらない感じもしました。今回、カバー曲は英語で歌う割合が多かったのですが、やはり声というツールは素直にお客さんの耳に届き、分かりやすい印象として残るようです…。お陰で今回も好評との話しを沢山頂き、ゲストボーカルを入れたライブは成功に導く事が出来たようです。自分達としても安心しましたし、mamaJAZZ の1つの新たな方向性として、また提案出来そうな気がしました。
この沢山の方々の笑顔が成功の証しです!…勿論、このような笑顔になれるには、自分の想像以上の苦労があっての事だと思いますが、ひとまずは1周年を迎えた事は、今後の自信に繋がるのではないかと思いました。是非ともまだまだ続けていってほしいと思います。そして、また沢山の方々を笑顔にさせてあげて下さい。TRI4TH もそのお手伝いを出来た事に本当に感謝です。今後もどうぞよろしくお願いします!
☆mamaJAZZ のHP…http://mamajazz.her.jp
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆KAORU さんのHP…http://musicable.net/member/kaoru/
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
しかし、何かやっておきたいという気持ちは消えませんでした。そんな時に思ったのが、敢えてのソロピアノライブだったのです。そもそも今の時期はライブが多く組まれる時期でもありまして、また、その殆どはバンド編成によるものなのでもあり、自分が関係している様々なバンドのライブを向かうにあたって、今一度自分のピアノを見つめ直すという意味でも、ソロライブをやっておくというのは何か大きな動きになるような気がしたのです。
…以上のような背景があって、今回のソロライブは実現しました。ライブを決めたのは確か約2ヶ月程前と、わりと直近で決めた感じもありましたが、今回も沢山のお客さんにお越し頂き、楽しい時間を過ごす事が出来たので、思い切ってソロライブを実行して良かったです。いつものように Z・imagine に入ると、やはり通常よりステージ右側に寄せているグランドピアノが目に入り、勿論ステージ上に他の楽器はありません。この感覚、懐かしいな…と思いつつ、サウンドチェック後にビールを頼み、本番への時間を待っていたのでした。
今回は初めての試みとして、リクエスト…というのを募ってみました。いつも、気軽な感じでリクエスト曲を突然頂いたりもする現場もありますが、今回はお客さん側にも熟慮して頂いて、締め切りもライブ1週間前までとし、自分の下準備も出来るような状態にしておいたのでした。結果は、成程…という感じで、本当にバラエティに富んだリクエスト曲を頂けました。最初は、リクエスト曲があり過ぎた場合、その中から厳選してやる感じにしようと思っていたのですが、事前に集まったのが合計6曲で、これならギリギリ全てを御披露する事が出来るかも…と思い、全曲挑戦する事になりました。以下が、今回のリクエスト曲になります。
・Holy Land/シダー・ウォルトン
・One Night In The Hotel/ミシェル・ペトリチアーニ
・Firedance/ビル・ウィーラン
・Christmas Time Is Here/ビンス・ガラルディ
・夜間飛行/ティンガーラ、那嘉睦稔
・Devilish Walts Of A Soul/Tsumuzi
本当にバラエティに富んでいます(笑)。このうち、“夜間飛行”はフルートの西仲美咲さん、そして“Devilish Walts Of A Soul”はバイオリンの Tsumuzi 君のバンド限定で取り上げている曲であり、こうして見ると、普段演奏する機会のない曲…というのと、他のバンドで演奏している曲をソロピアノで…という2つの側面から、リクエスト曲は頂いた…という感じになったと思いました。また、“Firedance”は、そもそもは「ジプシー音楽を」というリクエストで頂いていて、その上で自分が選曲をしたもので、ジプシー音楽の発展として、トルコを経由した時に生まれたリバーダンスの中で使われた曲という事で、今回やらせて頂きました。また、曲によってはそれらと関連するものをメドレーでお送りする等、リクエストから更に発展させて演奏してみたりもしました。セットリストと見比べてみて下さいませ♪
また、実は“隠れリクエスト”が2曲存在しました。1つは“My Favorite Things”で、今回突然来られる事になったお客さんから、2ステージ目の直前に何となく言われ、それなら今やってしまおうと思い、2ステージに急遽取り入れたのでした。即興性も自分の演奏スタイルの大事な側面なので、演奏して良かったと思います。そしてもう1つが“ドラゴンクエスト3メドレー”で、これは実は、自分が自分自身へ課せたリクエスト…とでも言いましょうか…(笑)。第1回目のソロピアノライブの時もゲーム音楽を取り上げましたが、そもそも自分がゲーム音楽に興味を持つようになった切っ掛けが『ドラゴンクエスト3』でもあったのです(初めてやった RPG でもあります)。ソロピアノだからこそ取り上げる事の出来る曲…という事で、大々的にやらせて頂いたのでした。本当に満足な時間でした(笑)。
こうなると、自分のオリジナル曲は殆ど演奏出来てないのでは?…と思うかもしれませんが、その中でも維持を見せるように?今回はオリジナル新曲もやらせて頂きました。今まで、自分のオリジナル曲というと、トリオやバンド編成へ向けて作られてきたものばかりで、当然その編成で演奏出来る事を前提に作っていましたが、今回の新曲は、最初からソロピアノように作った曲でした。タイトルは“Off The Grid”といい、規則性の伴奏が行われる中、その中からの少々の発展を志した曲です。こちらも好評で何よりでした。また、TRI4TH の新作CD『AWAKENING』に提供している“Bipedal Walking”もソロピアノ・バージョンでお送りしてみました。
…等々、今回も本当に盛り沢山でお送りしました。新曲やリクエスト曲等の長い準備期間を経てステージに向かった分、疲労度もかなりのものでしたが(笑)、やはり充実度も最高のものが待っていました。多くのお客さんに喜んで頂けて、自分も幸せでした♪…また何かのタイミングでソロピアノライブに挑戦する事があるかもしれませんが、今後もお越し頂けたら嬉しいです。どうもありがとうございました!
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Autumn Leaves
2、Bipedal Walking(オリジナル)
3、On The Sunny Side Of The Street
4、夜間飛行〜月ぬ美しゃ
5、One Night In The Hotel〜Night Sun In Blois
6、Firedance
・2ステージ 1、Off The Grid(オリジナル)
2、My Favorite Things
3、Devilish Walts Of A Soul
4、Christmas Time Is Here
5、Holy Land
6、ドラゴンクエスト3メドレー[序曲〜冒険の旅〜そして伝説へ]
7、Casa Familia(オリジナル)
・アンコール ・Spain
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
ライブの場所は新潟中心部に位置する Utsuwa というお店にてで、グランドピアノも常設しており、雰囲気は抜群でした。…お店も開店して40年になるというところを聞くと、丸本さんの奥さんも以前はよく足を立ち寄らせていたに違いありません。…とは言え、殆どのお客さんが丸本さんが歌っているところを見るのは初めてらしく、何かのオーディションかとも思うくらいでしたが(笑)、カバー曲も多めにし、音楽の楽しさを共有出来たように思います。
ライブも充実していましたが、旅の部分でも充実させてきました。新潟の美味しい食に舌鼓を打ちつつ、足を延ばして弥彦神社へ…。神社自体には初めて立ち寄り、ロープウェイで弥彦山にも上ってみましたが、そこからの眺めの素晴らしい事…。新潟平野や、山の反対側からは日本海も臨め、新潟の雄大さを改めて思い知らされた感じでした。
個人的にも、新潟の市内でライブをやるというのは初めての経験で、音と旅と食の3方向からの魅力を感じつつ、新潟という場所が少し身近に感じられた2日間でした。そして多くの方にお世話になり、楽しい時間を過ごせたのも良かったです。また改めてツアー内容は書きたいと思いますので、どうぞ気長にお待ち下さいませ。お疲れ様でした。ありがとうございました!
☆丸本達也さんのブログ…http://tatsuya.blog.jp
●日時…2015年11月6日 ●場所…神泉 ●お店…土濱笑店
お楽しみに!
今日はMCが長くなりそう…と前日から宣言していた西仲さんでしたが(笑)、実際、いつもの倍以上は喋っていたのではないでしょうか。お陰でステージ中にもビールを頂けてしまいましたが(笑)、それだけこの『LEQUIO HISTORIA』制作に関わる話しが多いのも事実です。CD制作の話しを聞ける媒体として、西仲さんへのインタビュー記事というのが沖縄の新聞を始め、雑誌等でも見られたりするのですが、やはり西仲さん自信の口から直接伝えるというのが、最も分かりやすく、最も信頼して良い部分でしょう。それはやはり、ライブ会場に足を運んで頂けた方の特権なのです。貴重な時間を過ごせたと思います。
曲は、勿論『LEQUIO HISTORIA』の中から中心に、2割り程は他の作品やカバー曲をお送りしていきました。今回のライブは、CDの再現を披露するという目的もありますが、その一歩先の演奏を目指した、ジャズらしく、そして自分達らしい演奏を目指している部分もあります。既にCDをお聴きの方は、それとはまた異なったアプローチで演奏に向かう自分達のサウンドを楽しめたのではないかと思います。
ひとまず、東京で初日となるライブを無事に終え、ホッとしています。しかし、来週にはもう1本のライブが控えており、こちらも成功させたいものですね。日にちは11月13日(金)、場所は三軒茶屋 Obsounds にてです。こちらのステージでは、フラダンスの石川麻衣子さんを加えたパフォーマンスも予定されているとの事で、どうぞ楽しみにしていて下さい!…それでは、また来週もお会いしましょう♪
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com
御存知の通り、Tsumuzi 君のライブでは彼自身のオリジナル曲が大半を占めており、カバー曲をやるとしても、それはジャズスタンダード曲の限りではありません。Tsumuzi 君のお客さんからすると、お馴染みの選曲…という感じだったかもしれませんが、演奏する側としては、いつもとは少し異なるアプローチでステージに臨むように配慮しました。
Tsumuzi 君は事前にお店に下見に来ており、店内の雰囲気を鋭く観察していたようで、この日は特にお店の雰囲気に合ったような選曲、演奏形態が求められました。つまり、取り上げるのはいつもと同じ曲であっても、大人らしさや落ち着いた雰囲気を重視し、演奏する時にもそれらを意識して曲と向き合っていったのでした。…お陰で、お店と Tsumuzi 君のオリジナル曲が程よくマッチし、それらを複合させた温かみのある雰囲気がお客さん方にも伝わっていったのではないかと思います。
また、普段はエレキベースでステージに臨む事が多いこのバンドですが、この日はやはりお店の雰囲気に合わせる為か、ウッドベースの藤巻義康さんを招いてのライブとしていました。個人的に、Tsumuzi 君のバンドでは久し振りにウッドベースとの共演時に参加をさせて貰ったので、新鮮味を感じつつ、楽しく演奏出来ました。中にはウッドベースによるサウンドの良さを再発見出来た瞬間もあり、Tsumuzi 君のオリジナル曲の奥深さを感じたものでした。
2ステージたっぷり、充実した時間でした。お客さんも大盛況で、またこちらでやる機会があればと思います。…雰囲気の異なるお店によって、自分自身のオリジナル曲のアプローチも変化自在に変えていく。これもある意味、ジャズらしいアプローチの仕方かも…と思ったりした1日でした。どうもありがとうございました!
☆Tsumuzi 君のHP…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
☆六本木 All Of Me Club のHP…http://www.allofmeclub.com/jp/
前回以上の大入りを見せた、1日目の天神(福岡) New Combo でのライブ(上写真参照)。写真での笑顔が物語る程、リラックスしてステージに臨めたような気がします。サウンド的にも成長が垣間見えたのか、昨年以上に楽しく、そして聞き応えがあった…というお客さんの声が多かったのは嬉しかったです。ライブ後には、お店からもつ鍋の提供がありまして、楽しく美味しく福岡の夜を過ごす事が出来ました。
そして2日目には、バンマス関谷君の故郷である大阪の 梅田 Mister Kelly's でのライブ。一見さんのお客さんも多く、黒船の音楽を初めて生で体感して頂き、満足の言葉を多く頂きました。ツアーの2日目という事もあり、よりスムーズなライブの流れを目指して、洗練されたステージをお送り出来たと思います。CDの販売も好調で、今回先行発売という事で持っていった分は完売に達しました。どうもありがとうございました!
2日間という事で本当にあっという間でしたが、これで12月5日(土)に渋谷 Last Waltz で行われるツアーファイナルに向けて、大きな布石を作れたと思います。メンバーそれぞれの自信も付いた事でしょう。どうぞ楽しみにしていて下さい!…今回のツアーの模様は、いつものように改めて(笑)書き記したいと思います。
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/

5月16日(木)