…とは言え、北海道ツアーに行ったメンバーが、今回のライブで勢揃い!…というわけにはいかなかったので残念でしたが、それでもほぼレギュラー・メンバーで行ってきた事もあり、やはり北海道ツアーでの経験・体験は今後のライブでも大いに影響を与えていく事でしょう。勿論、今回のライブもそうである事は言うまでもありません。
さて、そんな今回のライブは、ベーシストに久し振りの柳原旭君に参加して頂きました。自分は相当久し振りの共演だったのですが、GG のメンバーとは割りと近めの仲でもあるので、これは良いライブになっていくに違いありません。実際、柳原君的には今回で初めてやる曲も多かった筈ですが、見事に全曲弾きこなしてくれました。流石です!
この日の一大イベントとしては、会場である Hey-Joe の舞台奥にあるスクリーンを使用して、北海道ツアーでの写真を何枚か、そこに写しだしつつ、MC中に皆で振り返ってみるという時間が設けられていた事でした。自分がブログに載せている写真が殆どなので、自分には馴染みあるものばかりなのですが(笑)、メンバーやお客さんは、新鮮な気持ちで見る事が出来たのではないかと思います。“竹内写真展コーナー”と、バンマス上杉君に題されつつも、自分が沢山写っているのですから滑稽ですが(笑)、こうして一同に振り返る事で、より今後演奏する曲に思いが入っていったかもしれません。やはり、このように簡単に記憶を呼び戻してくれる写真というものは、本当に偉大だと思いますね。
北海道で中学校2校で演奏をやってきて、今日という日はその直後のライブともあって、改めてホーム・グラウンドに戻ってきたような、そんな有難い気持ちが今回はありました。ピアノとドラムの掛け合いでは、いつも以上に自由度が増しつつ、伸び伸びした感じで演奏出来たりと、恐らく心にも余裕があったのでしょう…。どうやらツアーというのもは、自分達というバンドを1回りも2回りも成長させてくれるようです。最後にはクリスマス・メドレー GG バージョンをお送りして締め括らせて頂きました!
…さあ、いよいよ次回のライブで、そんな GG のライブも今年最後となります。それは、毎年恒例ともなっている、Hey-Joe での大晦日カウント・ダウン・ライブで、当日は3バンドが出演をし、最後にはセッションもあるそうで、正に音楽漬けの一夜になりそうです。自分は昨年参加出来なかったので、今回は久し振りの参加となりますが、大いに楽しんで、盛り上がって次の年を迎えたいと思います。そんなライブの日取りは、敢えて言う必要は無いのかもしれませんが、勿論12月31日(金)です(笑)。どうぞ、最後までよろしくお願いします!
☆Generation Gap のHP…www.generation-gap.jp/
☆横浜 Hey-Joe のHP…www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
少し時間が経ってしまいましたが、先日の5日の日曜日、サックスの副田君がリーダーとなる Xmas Session に参加してきました。これは毎年恒例で今年で7回(年)目となるもので、自分もついに5回目の出演になりました。…という事は、自分が一番最初このライブに参加したのは2006年〔竹内大輔の写真日記(~2009)、副田整歩クリスマスライブ参照〕の事だったわけで、いつの間に、長らく参加している側の人間になっていた事には驚きでした…。そして、これからもこのライブの歴史を作っていきたいと思っている次第です(笑)。
…昨年のライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、町田 Herbie Xmas Live、2009!参照〕然り、このブログをよく見て頂いている方なら、今更説明する必要なんて無いのかもしれませんが、ここでのライブ・スタイルは、とにかく全編ゴリゴリの一辺倒を貫き、クリスマスの曲なんて一切やらない!…が基本です(笑)。とにかく熱く、とにかく激しく、全力で疾走する2時間半のライブなのです。ついに今年は、バラードの曲を1曲もやらない…という年になってしまいました(笑)。そして、メンバー全員のオリジナル曲を披露したというのも、新しい試みだったかもしれません。
そんな感じで、毎年、これ以上の激しいライブは出来ない…と思いながらライブを終えるのですが、実際は、昨年を遥かに凌ぐ激しさで毎年お送り出来ているとも自負しております。一般的には、年齢と共に体力の衰えというものを感じるそうですが、ここでは全くの反比例が存在しているわけですね。まだまだ今後が楽しみです。
…さて、そんな場の舞台となっているのが、町田にある Jazz Bar、Herbie です。もう自分も5回目の出演となっているので、お馴染みですが、今年は副田君との『奢らせて頂きます』の場としても使わせて頂いたので〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』3.(副田整歩編) 参照〕、記憶に新しいかもしれません。
いつもはライブをやっていないスペースですが、この時ばかりは椅子やテーブルを全て外し、店内をオールスタンディング状態とさせます。そして、普段なら20人くらい人が入れば一杯の空間に、50人ものお客さんを押し込んでライブをやっていくのです。この光景も、もう自分は見慣れている筈なので、今更驚いている場合ではないのですが、やはり毎年、実際にそういった光景を目の前にして演奏していると、相当クレイジーな空間だと思ってしまうのです(演奏している自分達が、よっぽどクレイジーですが…笑)。
勿論、ステージの狭さも一級品です(笑)。キーボードのスタンドの左足はギター・アンプですし、右足は店に建て付けてある固定椅子+雑誌で高さ調整(笑)…です。そして、自分のすぐ目の前をベースのネックが右往左往し、そのベース位置の譜面台の上には、ドラムのシンバルが覆い被さるようにセッティングされています。…というか、こうでもしないと人が全員入りきらないのです。正にすし詰め状態と言うに相応しく、ここで展開される激しいライブは、それこそ空気が足りなくなる程なのです。
それでも、今回で無事に7回目を迎えたというのは、やはりお客さんと一緒に盛り上がる事が出来るからでしょう。皆で声を上げていき、とにかく身体を揺らし、激しくリズムにノリまくります。手拍子は勿論の事、テーマのフレーズを歌えていたくらいですから、もうこれ以上の一体感は無い!…というところまでキてる(町田風表現)感じの雰囲気なのです。
この状況には、気を抜くと演奏者一同も圧倒されてしまいますが、いやいや、こちらも負けてはいられません!…そこは激しい演奏で応戦?していくのです。それ故、更なる盛り上がりへと繋がっていくのですが、こうした状況は、もはや自分の中では12月の風物詩の1つになりつつあります(笑)。こうしたライブを体験しないと、年が越せない…と(笑)。ある意味で、良い傾向かもしれませんね(笑)。
そして終わってみると、もう力を出し切ってヘロヘロのメンバーがそこにはいました(笑)。体力が無くなっているわけではないと思います。とにかく皆、限界に挑戦し続けているのです。この心意気を思う存分出せる現場というのも、実は有りそうで、なかなか見付ける事は出来ないのです。こういった場を提供させ続けて下さる Herbie に、改めて感謝したい次第ですね。そしてまた来年も…どうぞよろしくお願いします!
☆副田整歩のブログ…soeda.blog29.fc2.com/
☆町田 Herbie のHP…homepage2.nifty.com/herbie/
実はこの“700”という数字ですが、CDを販売するにあたっての自分の1つの目標値でもありました。…と言うのは、CDを700枚売る事が出来たら、またピアノトリオで次回作を出す事にしようと決めていたからです!…この事を思い始めたのは、確かCDの500枚目が売れたあたり〔竹内大輔の写真日記(~2009)、CD売上500枚達成!参照〕からだったような気がするのですが、あれから結構年月は経ってしまったものの、こうして700枚に達成したのは事実なので、いよいよ次回作の構想を練る時期が来たという事なのでしょう。
流石に年末までは忙しい状況が続くので、具体的に動き始めるのは来年に入ってからだと思いますが、新しいCDに入れたい曲も出揃ってきた頃なので、もしかしたら良いタイミングなのかもしれませんね。楽しみにして頂ければと思います。よろしくお願いします!
そして引き続き、CD『Pictures』もよろしくです。700枚売れたと書きましたが、作ったのは全部で1000枚なので、まだ300枚程在庫があるという事なのです(笑)。まあ、逆に言えば、残りの300枚が売れると、もう他の方には渡せなくなるという見方も出来ますが…。どちらにしろ、末長くよろしくお願いします!
実はこのライブは、自分にとっては急に決まったもので、誘われたのは今から僅か10日前ぐらいの事だったでしょうか。自分がよく参加させて貰っている Generation Gap というバンドの繋がりで、サックス・プレイヤーに山上祐子さんという方がいるのですが、そこから話が来て、自分もたまたまその日が空いていたのもあって、急遽出演する事になったのです。昔から面識はあったものの、共演という形は初めてでして、どんなライブになるか楽しみな感じでした。
そして後に、その日の共演者の方々を教えて貰ったのですが、なんと全員が自分とは初対面の方々ではないですか…。こういった場合、バンドに1人か2人くらいは、どこかで知り合った方がいるものなのですが、全員が初顔合わせというのは珍しいです。唯一面識がある山上さんにしても、共演は今回が初めてだったので、この日は全ての人と初共演でのライブという事になったのでした。なかなかスリルある感じではないですか(笑)!
この日のメンバーは、まずはバンド・マスターとして、ギターの若林大道さん、そしてドラムに吉川昭子さん…。この2人と、サックスの山上さんとの3人で、今回のライブは企画されたようですが、それに自分が交ぜて頂くというのも、何かの縁という事なのでしょう…。この機会を大事にしていきたいものです。
そしてベースに神戸芳郎さんと、確かに自分とは初めての方ばかりです。この合計の5人で、まずは1ステージ目にインストの曲をやっていきました。この1ステージ目には、1曲だけ合間にボーカルの吉田秀樹さんという方を加えて演奏しつつ、そして2ステージ目には満を持して、ボーカル曲を沢山やらせて頂く…という流れでやっていきました。勿論、少ないながらも(笑)クリスマスの曲は入れていっています。
ステージの最後の方には、吉田秀樹さんの弟子にもあたるという、ボーカルの Maiko さんを加えても進めていき、合計7人で演奏する曲もあったりしました。流石にここまで人数が増えると豪華ですよね。楽しい時間を過ごせたと思いました♪
急遽決まって、自分にとっては初顔合わせばかりの方々とやらせて貰ったセッション・ライブでしたが、終わってみれば、もう何度も一緒にライブをやってきたような感覚が得られたのですから不思議です。特に事前にリハーサル等は入らなかった為、お会いしたのは今回1日のみでしたし、勿論、会話が出来る時間も限られていたでしょう。恐らく、一緒に話している時間より、ライブで音を合わせていた時間の方が多かったくらいだと思います(笑)。それでも前述のような感覚が得られたというのは、やはり音楽の持つ力の大きさだったり、そもそも演奏には人柄が出るという事なんでしょうね。ギターの若林さんとは、偶然にも自宅が近所という事で、車で家まで送って頂けましたし…(笑)。新たな音楽の出会いを感じられた1日でした。どうもありがとうございました!
☆横浜 Hey-Joe のHP…www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
☆若林大道さんのHP…www.freepe.com/ii.cgi
☆山上祐子さんのブログ…ameblo.jp/slowlife-with-music/
11月29日(月)、30日(火)の2日間、自分がいつも参加させて貰っているお馴染みのバンド、Generation Gap(以下 GG)で、北海道に演奏ツアーに行ってきました。これは、以前〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、北海道編(2007.9.13~9.17)参照〕も行った事のある士別南中学校と、あともう1校の中学校に授業の一環としてライブを披露するというもので、あれから3年強の訪問となるわけですが、リーダーの上杉君曰く、今回は『GG、北海道の中学生を東京に染めようツアー!』という事にしたらしく(笑)、皆が気合が入りまくりのツアーになったのは当然の事と言えるものでした…。一気に振り返りたいと思います(笑)。
11月29日(1日目)
今回、行程が2日間のみとなっていたので、そのスケジュールは過密そのものでした。まずは1日目に、今回自分は初めて行く、旭川市の東神楽中学校での演奏だったのですが、時間的にお昼過ぎ頃に予定されているという事で、旭川空港行きの飛行機も朝7:25発と、かなり早い時間に設定されていました(故に、空港集合は余裕をもって6:00としていました)。荷物が少なければまだ良いのですが、生憎 GG はサックス4管のバンドです。バリトンサックスまで持っていかなくてはならないのです。また、東神楽中学にはPA機材が殆ど無いという話を聞いていて、現地でレンタルするかどうするか…という話しをしていたのですが、結局全部持っていく(!)という意見に至り、預ける荷物は全部で16点という、なかなか凄い数になっていました(笑)…。それはそうでしょう。サックスは勿論、ミキサーやスピーカー、アンプ、キーボードやそれらのスタンド類、ケーブル類まで持っていったのですから…。
あまりにも荷物が多いので、自分は内心、拒否られるのではないかと冷や冷やしていたのものですが(笑)、これは上杉君の力でクリアし、無事に飛行機に搭乗する事が出来ました。ただ、荷物とは全く関係の無いところで、今回のフライトは旭川空港が大雪の為、一応羽田空港は離陸するものの、行き先を新千歳空港か、または羽田空港に引き返すかもしれないという条件付きの運航となっていました。前にもそんな事がありましたが〔竹内大輔の写真日記(~2009)、旅日記 10.(津軽・日本海編・…2007.1.7~1.9)〕、だからといって、搭乗をやめるわけにもいきません…。こういう時は、本当に神に祈るしかないのでした。
さて、今回の航空会社は日本航空で、機材はボーイング767-300型機でした。日本ではよく見る機種の内の1つで、自分も全日空を始めとした航空会社で何度も乗っている機種ではありますが、日本航空のものとしては2度目くらいだったような気がします…。勿論、そういった思いで搭乗しているのは自分だけだと思いますが…(笑)。
この日の羽田空港は皮肉にも晴れていて、朝焼けも綺麗な状態でした。本当に旭川が大雪なのかは俄かには信じられませんでしたが、まずは離陸してすぐに関東平野が一望でき、その向こうには富士山やアルプスの山々が連なっているのが見え、しばし到着時の心配を忘れさせます…。暫くは快晴と言って良く、暫くしてからは浅間山ですら確認出来ました。北海道方面へと向かう飛行機は、羽田を離陸してからは、栃木県と茨城県の境目辺りを目指して飛んでいくので、如何にクリアな空だったかが分かるというものですね。
他に、男体山や中禅寺湖を始めとした日光の風景(左上写真参照)や、福島県や山形県の山々を望める等、自分は殆どの時間で機内からの景色に釘付けだったのですが、一般的なメンバーの過ごし方は、右上写真のような感じでした。まあ、当然と言えば当然ですが…(笑)。
…さて、そんな景色も、山形県上空ぐらいから雲上飛行となってきました。この日は東北から北海道にかけて、低気圧で覆われているという情報があり、ではこの雲の下は雪なのかと思いますが、確認のしようがありません…。そろそろ、空港に降りられるかどうかの心配が戻ってきたような気がします…。
暫くして北海道の上空に差し掛かりました。…つまりは、この付近だけ雲が無かったので地上が確認できたからなのですが、やや遠くに新千歳空港が見え、どうやらこの辺りはまだ雪は無いようです。しかし、この辺りは北海道でも雪が少ない地方なので、安心はしてられません。その証拠に、飛行機が進む方向の地上付近を見てみると、薄らと白くなっていくのが分かるではないですか…。そして、その上空には分厚い雲が控えています。…どうやら旭川が大雪なのは、大方間違い無いようです。
そして飛行機は降下を始めました。どうやら旭川空港には無事着陸するそうです。現地の天気は勿論雪で、気温はマイナス4℃というアナウンスには一同驚愕ものでしたが(笑)、いよいよという認識も出てきました。着陸寸前は正に雪の中の飛行という感じで、大きく揺れたりして、結構スリル感があったのですが、それでも起きないメンバーがいるのは大したものです(笑)。そんなこんなで、無事に旭川空港に到着しました。時刻はまだ9:00を回ったところでして、流石に飛行機は速いですね。以前、北海道に来た手段(フェリー…新潟~小樽で21時間、極力鈍行列車…池袋~札幌でほぼ24時間)とは全く別物です(笑)。
さて、旭川は驚愕の雪景色で自分達を迎えてくれました。気温も確実に、マイナスにいっていますね。現地では、前回もお世話になった士別南中学の村山先生と、東神楽中学から鈴木先生が迎えに来て下さっていました。…更に、これまた前回もお世話になった、GG のメンバーと大学が同期で、現在は旭川在住という佐藤旭(通称サトアキ)君も来る筈だったらしいのですが、降りても姿を見なかったので電話してみると、その電話で起きたという事実が発覚し、とりあえず学校集合という事で落ち着きました(笑)。まだまだハプニングは続きそうな気がしますね。
何度も言うように自分達は荷物が多いので(人数も多いです)、今回の北海道内での移動手段として、村山先生の車に、更にレンタカーを借りる事になっていました。当然、雪道での運転となりますが、そこは富山出身の高橋賢さんが頼もしい存在でした(この後、賢さんはずっと運転担当になってしまいます…笑)。そんな感じで、早々と学校へと向かいます。
この日演奏する東神楽中学校は、旭川空港からは車で10分程と、結構近い場所に位置しているらしく、雪景色を見ていたら、いつの間にか着いた…という感じでした。まだ10:00前という時間でしたが、これから体育館へ機材を運び、自分達でセッティングをしなければなりません。それは全くのゼロからの状態で、ひな壇の位置も自分達で考えて置いていったものでした。
スピーカーを立て、ケーブルで繋ぎ、音量の設定もしていきます。これがまた体育館という、音が異常に響く環境の為か、予想以上に時間が掛かってしまいました…。そして、学校にも少しは機材がある事が途中で判明し、色々とまたケーブルで繋いでいった結果、自分達が持ってきた殆どの機材を使い切るという事に至ってしまいました。自分達で機材を持ってきた場合、一応は余裕を持って、ケーブル類等はそれぞれ多めに持ってきたりするものなのですが、ほぼ使い切る状況というのは、ある意味でラッキー、ある意味で非常にギリギリの状態だった(笑)と言えるものかもしれません。空港にも、結局は着陸出来たところをみると、今回のツアーは結構、恵まれた風が吹いてきているのかもしれませんね…。
セッティングに時間を掛けてしまった故、リハーサルの時間も結構タイトな感じでした。この後には生徒達と食べる給食が用意されていたのですが、それは幸か不幸か?断念し、リハーサルに費やすころにさせて頂きました。せっかく訪れた旭川の中学校…。なるべく良い音環境で見せたいのは当然の事だったのです。
生徒達との給食は無理でしたが、本番前の数十分、控室となっていた音楽室には、自分達への給食を用意して下さっていました。メニューはカレーで、なかなかの味。こういったものを中学生の皆が食べていると思うと、何だか羨ましくさえ思います(笑)。まあ、こうしている間にも本番は差し迫ってきていたので、食べるのと曲の確認作業とは、若干同時進行だったような印象がありましたが…。
さて、本番の始まりです。いつの間に生徒達は体育館に移動してきたようで、その数はかなりのものになっているような気がしました。ここでは是非、格好良いところを見せたいものです。自分達のオリジナル曲“Keep On Dancin'”で、ステージの幕開けを告げさせて頂きました!
曲はいい感じで進んでいきましたが、微妙に辺りを緊張感が支配しているようにも思います。無理もないでしょう…、徒達からすると、自分達のような音楽をやっている人が学校に来るという事は殆ど無く、そもそもライブというものもよく分かっていないかもしれません。これは音楽鑑賞ではなく、ライブだ!…という事を伝えられたらと思いますが、なかなか難しい環境でもありました。
それでもカバー曲コーナーになると、その緊張感も和らいでいく感じが出てきました。やはり生徒達の知っている曲というのを、GG アレンジと言いますか、こういった感じで演奏も出来るんだよ…と披露すると、結構理解を示してくれたのです。特に分かりやすかったのは、この東神楽中学の校歌を、GG 風にアレンジした曲でしょう。…まずは、先程の鈴木先生(音楽の先生という事で…)が、本来の校歌の伴奏をし、生徒達に歌わせてくれます。そして、その直後に GG 風校歌を演奏したので、これはなかなかの変化があって面白かったのではないでしょうか。メロディはそのままですが、雰囲気が全然変わってきます。まあ、“成程”くらいに思ってくれると幸いですよね…(笑)。
そして、ライブもいよいよ佳境に迫ってきました。また自分達のオリジナルをやりつつ、最後には一大イベントを控えています。それは、また先程の鈴木先生になるのですが、先生と自分達のコラボ曲をお送りしようというものでした。先生はアルトサックスもやっているという事で、GG と一緒にサックス合奏で演奏していったのですが、この様子には生徒も驚きだったのではないでしょうか。
曲は、いきものがかりの“Yell”となってました。こちらには、本物のベーシストの安達貴史君もいる事ですし(笑)、曲説明も彼にして貰って、いよいよ演奏です…。どうやら学校の合唱用のバージョンがあるらしく、それに沿った進行がなされていきました。
ここで重要なのは、先生がメインのメロディを吹いていて、GG の管楽器陣は、あくまで伴奏に回っていたという事です。しかも、鈴木先生の音質は凄く綺麗な印象で、それはこちらが驚くくらいでした。やはりクラシック系の音がしていたというか、こういったバラード調の曲にはとても合っていて、それは演奏後には大拍手という感じでした!…先生にもっていかれた感も無くは無かったですが(笑)、そこで生まれた生徒達の一体感というのは、何物にも変え難い印象となりましたね。どうもありがとうございました!
さて、ここからが大変でした。自分達はすぐさま控室に戻ったのですが、沢山のサインを書かねばならないという作業が待っていたのです!…それは学校用どころか、町用にまで用意されていて、これは光栄な事だと思いました。そして、先程演奏を見てくれた生徒達が何人も控室に押しかけてきてくれます。こういったアプローチは素直に嬉しいですよね。中には吹奏楽部の生徒も何人かいて、恐らくこの日は凄く刺激的な1日になった事でしょう…。そのまま、この後は部活が控えているという事で、GG からも何人か、その活動を見学しにも行ったものでした(上杉君なんか、トランペットを披露していましたしね♪)。やはり、このように生徒達と直接触れ合える時間があるというのは良い事ですよね。楽しい時間を過ごす事が出来ました。
色々な方に感謝の言葉を頂きましたが、むしろ“ありがとう”と言うのは自分達でしょう。東京ではなかなか味わう事の出来ない、貴重な体験をさせて頂いたと思います。生徒達も皆さん本当に素直で、話すだけで表情が和らいでしまうような、そんな時間でした。また来たいと思わせるに十分な学校だったと思います。改めて、ありがとうございました!
さて、学校を後にし(機材も積み込みました)、ホテルへ寄ってから、楽しい楽しい打ち上げです!…この日はなんと、東神楽中学の校長先生(実は、以前の士別南中学の校長先生でもあるのです)が招待してくれまして、旭川駅近くにある“大雪(たいせつ)地ビール館”というお店に行ってきました。煉瓦造りのの素敵な建物で、ここでもメインはジンキスカンです!…そして、お店の名前通り、もう飲む事が大前提となっているのが楽し過ぎです(笑)。沢山食べ、沢山飲ませて頂いたものでした♪
この場には、校長先生を始め、鈴木先生も村山先生も同席をしていましたが、本当に皆さん楽しい方々ばかりです。こうした先生方が多いと、この日のような明るく素直な生徒達が育つのかなと思ったり…、そういった事に思いを馳せながら飲むのは良い時間でした。勿論目の前には、これでもか!とばかりにジンキスカンがてんこ盛りだったので、それは食べても食べても減らない感じではありましたが、流石 GG です…、減りましたからね(笑)。皆さん、お腹も空いていましたね。お酒も入ると、酔いも早かったのではないでしょうか。
さて、これで終わりではありません。すぐさま2次会へと直行です!…外へ出ると、まだまだ雪は降っており、気温もかなり下がっていたと思うのですが、その為に今までの酔いも醒めそうな勢いでした。ここから2次会の居酒屋までは徒歩15分…。雪道ともあって、その行程の皆のはしゃぎっぷりと言うと大の大人とは思えない程でしたが(笑)、たまにはこんな時間があっても良いものですね。
雪道というのは自分達には流石に慣れているものではなく、本当に気を抜くとツルっと滑ってしまうのです。まあ、気を抜かなくても、皆でお互いを滑らせようとしているのは否定出来ないので、ここは全員が雪山に身体を預ける事以外、オチが無いようにも思えてきました…(笑)。結局は、全員が雪まみれ…。パウダー・スノーなので、グシャグシャにならないところが流石だと思いますが、身体共にグシャグシャになっていたのは間違いありません。そして、居酒屋という急に暖かい所に入ると、尚更その様子は顕著になっていくのでした…。
さて、2次会となった場でも、かなり盛り上がりを見せたのですが、先生方が帰られると一転して、自分達でもビックリするぐらい真面目な話しをしていました。この日の反省会だったり、それを生かして次の日はどうするか…とか、今後の GG の展望…ですとか…。まだまだ歩みを止めないバンドなのだと、改めて思った次第でした。
2次会の写真(上参照)で、それらが伝わらないのが残念です(笑)。何だかんだで遅くまで飲んでしまった1日目でした。次の日も…負けじと頑張りましょう!
11月30日(2日目)
この日は、自分はもう3度目の訪問となる士別南中学校での演奏です。あまりそんな気はしていなかったのですが、前回からは3年も経っており、前回中学生だった生徒はもう卒業しているという事実には、改めて驚かされるばかりでした。学校には9:30頃の到着を予定していたので、旭川のホテルを8:30頃に出発します。どうやら天気は晴れているようでした。
朝日も見え、快適なドライブ!…と言いたいところでしたが、高速道路は凍結していますし、運転にはかなり気を遣わないといけないところでしょう。所々に、スピンでもしたのか、前後が逆になっている車が止まっていたり、雪の塊に突っ込んで立ち往生している車などもいて、なかなか危険という事も思わせてくれました。
更に、高速に乗って数十分程すると、雪深くなってきたと思ったら、かなり大きめの雪が降り始めるではないですか…。何だか、天気が変わりやすい山の気候のようです。自分は村山先生の車に乗っていたので、わりとスムーズに走れていましたが、北海道運転に慣れない賢さんの車とは随分距離が離れてしまい、自分達の方が20分も早く学校に着くという結果になってしまいました。とにかく、それくらい影響のある雪の量だったのです。
後の皆も到着して、昨日と同様、早速セッティングに取り掛かりますが、今回はPAシステムを入れていたのが大きな救いでした。これなら、基本的に自分達は楽器のセッティングだけをするだけで良く、その分、曲の方に力を入れられるというものでした。結果的に、敢えて若干時間を余らせてリハーサルを終わらせる事にして、心身共に余裕をもった時間配分が出来ていたように思います。
余裕をもって控室に戻ってきた辺りで、今度は生徒達との給食の時間が待ってました。3年生との給食会ですが、3クラスあるという事で、サトアキ君も交えて(笑)、3人に分担して教室に行ってきました。それぞれのクラスがどんな様子だったかは分かりませんが、なかなか楽しい時間だったとも思います。まさか生徒達と向かい合って御飯を食べる事になるとは…(笑)。
給食の後は、いよいよライブ本番です。過去にも演奏した事のある体育館で、3度目の演奏が出来るという状況はなかなか実現出来るものではありません。その事だけでも、十分貴重な時間を体験するのだと心に留め、本番に臨みました。
今回は昨日とはメニューも若干変え、最初にクリスマス・メドレーを持ってきました。数々の有名なクリスマス曲を、GG 風にメドレーにまとめたものですが、これはなかなか聴きやすかったのではないでしょうか。時期的にも良かったかもしれません…。そして、これは演奏会ではなくライブだから、身体を一杯動かして、手拍子もしたりして、大声で叫んだりして…、、とにかく一緒に騒ごう!…という事を伝え、GG のオリジナル曲をお送りしていきました。大きな拍手も頂き、いい感じに盛り上がってきたような感触を掴めたような気もしたものです。
そして、この日もカバー・コーナーを設けたのですが、まずルパン3世のテーマから始まり、なんと AKB48 の曲“会いたかった”までやってしまいました(笑)。畳み掛けるように演奏したのが良かったのかもしれません…。そして曲調は打って変わって、今度は綾香さんの“三日月”を演奏するのですが、最近結婚するという先生2人にプレゼント…という形で、中学3年生の生徒1人が GG の演奏をバックに歌う…という段取りになっていました。
その生徒は男の子なのですが、これがまた、GG もビックリの歌唱力の持ち主だったのです…。リハーサル時から、かなりの緊張はしていたようですが、本番に懸ける意気込みは予想以上に強いようで、それは堂々と歌い切っていたものでした。しかも、途中にフェイク等も入れてきたりしたのですからビックリです!…普通に、東京に出てきても良いのではないかと思ったくらいでした。凄い生徒が士別にいたものです。大拍手はもはや当然でしたが、彼も達成感があったに違いありません。
勿論、士別南中学校の校歌もやりました。こちらは、普通の校歌がピアノで弾ける生徒がいるという事で、まずはその子の伴奏で生徒達に自ら歌って貰い、またまたその直後に GG 風の校歌を演奏していきました。こちらはラテン・テイストのアレンジとなっていて、メロディ以外の雰囲気はもう別物という感じです。ただ、ノリノリな曲というのは理解して貰えたのか、面白そうな表情で見てくれたのが印象的でした。やはり校歌のアレンジというのは、積極的に取り入れて良さそうですね♪…今後の参考にもしたいくらいでした(笑)。
さて、また GG のオリジナルに戻りますが、ここでまたゲストとして、今度はお馴染みの村山先生をステージに呼びます。前にも話した事があるかもしれませんが、村山先生は上杉君の先輩でもあり、同じくサックスをやっていた仲でもあるのです。そして、村山先生は GG の曲が大好きであり、今回も是非“今宵ナニ想フ”という曲を一緒に演奏したいという事で、生徒の前での披露が実現したわけです。
村山先生はソプラノ・サックスで挑みましたが、昨日の鈴木先生同様、その音色はクラシック的で美しく、そして特徴的なものでした。メインのメロディを吹いているのですが、その歌い方というのが独特なのか、極端な話し、そのフレーズを聞くだけで士別に来たと思い起こさせてしまうくらいでした。よほど思い入れがあるに違いありません(実際、何回も聴いていると言ってましたし…)。ここまで愛されている GG の曲というのは、本当に幸せかもしれませんね。
そして、いよいよ最後の曲となりましたが、やはり“Yell”を外すわけにはいきません。しかも、ここの生徒達、事前に音楽の授業で取り上げていて、皆が歌えるというではないですか。それではそのまま、全員とはいきませんが(理想は全員でしたが…笑)ステージに上がってきて貰いましょう!…先程、給食を一緒に食べた吹奏楽部の皆や、話しをして面識が出来た子など、とにかく顔が分かる生徒を名指しで呼んだりして、ステージに上げていきます。その数、ざっと20人くらいだったでしょうか。またまた安達貴史君に曲の説明をして貰って、皆でこの曲を完成させよう…という言葉が印象的でした。“生徒たちの合唱+GG の演奏”の実現です!
これは本当に良い雰囲気の中で演奏され、正直、涙が出てくる程でした。生徒達はそれぞれのパート(3つに分かれているようです…)があるようで、それらのメロディと、GG オリジナルのサックス・フレーズが絶妙に絡み、新たなオリジナリティを生んでいたのは確実だと思います。突然のコラボだったものの、記憶に残る演奏になったのは間違いありません。それを考えると、この“Yell”という曲の力の強さを感じましたね。心地良い時間でした。
本編はこれで終了でしたが、嬉しい事にアンコールが鳴り止みません…。ここは再度盛り上がりを見せるという事で、GG の曲から“Sappy!!”を演奏させて頂きました。こちらもラテン調の曲なので、生徒達も立ち上がらせ、手拍子もさせ、バリトン・ソロ、そしてドラム&ピアノの掛け合いへと続いていきます。
…もう、遠慮無しにやらせて頂きました(笑)。楽器同士の掛け合いとか、生徒達にとっては意味不明かもしれませんが(笑)、お互いが楽器で会話をしている雰囲気さえ伝わればと思いました(どんな会話かは、この際置いといて…笑)。そして力を出し切り、無事演奏終了。自分達もそうでしたが、生徒達を始め、この会場となった体育館に、一体感の満足感が立ち込めていました。本当に良いライブだったのだと思います…。楽しい時間を過ごさせて頂きました!
この後はサイン“会”、そして生徒達と思う存分触れ合ってきました。こちらもライブに負けず劣らず楽しい時間でしたね。皆、ノートの切れ端とかを持ってきて、1枚に1人のサインをお願いしてくるのです。何だか嬉しいではありませんか。1人に1人に思いを込めて、全員が丁寧にサインをしていきます。こういった時間も本当に大切ですよね。
個人的に驚いたのは、前回、前々回と、どちらも中学時代に士別南中学での演奏を見ていて、今回個人的に演奏を見に来てくれた子がいたという事です。前々回が5年前、前回が3年前ですから十分可能な事ですが、実際に今回挨拶に来てくれたのは嬉しい限りでした。そして、その子の手にはサックス・ケースがあり、よく見てみると、GG メンバーのサインが未だに残っているではありませんか!…これには GG メンバーも驚愕でしたが、これ以上の喜びがあるでしょうか。そしてその子は、前回にサインを貰い損なったメンバー(自分とかは、先に帰ってしまっていたので…)にサインを貰い、ついに今回、コンプリート?を果たしておりました。こういった子達の為にも、本当に自分達は、これからも頑張っていかなければ駄目ですよね!
さて、この時点で17:00過ぎくらいの時間になろうとしていましたが、そろそろ学校を後にしなくてはなりませんでした。なんせ、今日中には東京に帰らなければいけないのです。旭川空港は20:25発という事で、道中は2時間は見ておきたいので、名残惜しいのですが、そろそろ限界の時間です。雪は激しさを増すばかりで、このまま自分達に留まってほしいのかと訴えているようにも思える程でした。
学校に溢れんばかりの感謝をして、いよいよ出発…。来た道とほぼ同じルートで戻りますが、辺りは暗くなるは雪は激しくなるはで、行き以上に気を遣う運転になっていた事は想像に難くありません。高速道路の時なんて、本当にどこを走っているのか分からないくらいの状況もあったくらいでした。運転手の賢さん、、本当にお疲れ様でした…。
そんな元々タイトな行程だったのですが、どうしても旭川ラーメンは食べておきたく、とあるラーメン屋に寄ってしまったので、その行程は更にタイトさを増してしまいました(笑)。それでも無事に旭川空港に到着し、来る時以上にスムーズなチェックイン、そして荷物預けもでき、いよいよお別れの時が近付いてきたという事も感じさせてくれました。
…本来ならここで、感動的な集合写真でも見せて終わりたかったものなのですが、今まで予想以上に写真の消費が激しかったようです…。自分の持っているデジカメの電池が無くなってしまいました(笑)。2日間の行程だから大丈夫だと思っていたのですが…予想は大きく外れました(そもそも、2日目の時点で電池の表示が1つ減っていたので、危惧はしていたのですが…)。後は、下の2枚の写真で最後となります。皆様どうもお疲れ様でした!…素晴らしい経験を共有でき、本当に楽しかったです。このツアーに関係してくれた全ての方達へ、どうもありがとうございました!
そして、無事東京に戻った次の日に、ツアー1日目の夜に起きていた、はしゃぎっぷりのツケとして、メンバーの殆どが筋肉痛に見舞われた…という事実も添えておきます(笑)。
☆Generation Gap のHP…www.generation-gap.jp/
●12月1日(水)、14日(火)、17日(金)、28日(火)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)石川早苗(17日のみ)、(Vo)江梨香(28日のみ)、
(Vn)Tsukasa(1日、14日のみ)、(Key)竹内大輔、
(B)池田暢夫(28日のみ)
今年も1年お世話になりました、赤坂 Kuro での演奏です。今年1年間の中で、
出演したお店が一番多かったのは間違い無くここでしょう。それこそ色々な
ミュージシャンの方と一緒にやりましたが、12月は若干少なめなものの、やはり
バラエティにお送りしていきます。28日(火)は、以前9月頃にやったアニソン特集
〔Kuro は開店7周年!参照〕の続編になる予定らしく、Kuro の忘年会と併せて、
盛り上がる事は必至でしょう(笑)。1年間の思いを感謝しつつ、楽しみたいです!
●12月3日(金)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日2800円(共にドリンク別)
Member…(G)若林大道、(As)山上祐子、(Key)竹内大輔、
(B)神戸芳郎、(Ds)吉田昭子、
Guest…(Vo)吉田秀樹、(Vo)Maiko
サックスの山上祐子さんに誘われ、お馴染み横浜 Hey-Joe でセッション・ライブに
参加する事になりました。周りのメンバーは初対面の方ばかりですが、この日は
クリスマス系の曲も何曲か演奏するという事で、楽しくやっていきたいものです。
セッションですから、初心を大切に…、伸び伸びと演奏出来るよう心掛けます!
●12月4日(土)高田馬場 Live & Dining Bar 音楽室 DX
Open…18:00~、Start…19:00~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(G)宇野沢秀樹、(B)宇野沢芳彰、(Key)竹内大輔、
(Ds)今井義頼、(Vo)shinobu
今まで何回か共演させて頂いた、ベースの宇野沢芳彰さんですが、実はお兄さんが
ギターを弾いている事で(!)、そのお兄さんをリーダーとして開催するライブです。
自分は初めてのお店での演奏になりますが、この日は“Old Rock Tribute Live”と
銘打たれており、ジェフ・ベックやエリック・クラプトン等、70年代、80年代周辺の
ヒット・ナンバーを中心にやっていく予定です。ギターの曲もまた格好良いですよね!
●12月5日(日)町田 Herbie
Open…19:00~、Start…20:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Mebmer…(Sax)副田整歩、(G)宮崎大介、(Key)竹内大輔、
(B)関谷友貴、(Ds)立山秋航
今年もついに、このライブがやってきました…、と毎年言っているような気もする
のですが(笑)、そう言うに相応しい、サックスの副田君とギターの宮崎大ちゃん
によるクリスマス・セッション・ライブです。“クリスマス”…と冠していますが、
御存知の方も多いように、そういった関連の曲は一切やりません(笑)。むしろ、
ゴリゴリの難解曲ばかりを取り上げており、やる方も聴く方も必死のライブが
出来あがっていく筈です(笑)。その状況は、本来の冠を聞けば納得と思うかも
しれません。“Shickin' On The Herbie!! Part 2”(ハービーで失禁)。これです!
●12月9日(木)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪Generation Gap≫(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、
(As)宮里陽太、(Bs)藤田淳之介、(G)寺岡佑、
(Pf,Key)竹内大輔、(B)柳原旭、(Ds)立山秋航
年末に向けて精力的に活動していっている、お馴染み Generation Gap のライブ
ですが、今回はベーシストに柳原旭君を迎え、また違ったサウンドを楽しめるのでは
ないかと思っております。後述しますが、11月末にこのバンドは北海道に遠征
演奏をしに行っており、この日のライブは、そんな土産話も沢山飛び出すかも
しれませんね。最後の月となるライブですが、まだまだ Generation Gap の
ライブは今年最後ではありません!…まだまだ突き進むのみです。頑張ります!
●12月10日(金)表参道 Uncle Hat
Open…Bar Time は18:00~、1st.…20:30~、2nd.…21:30~、3rd…22:30~、
Charge…特に無いようですが、要注文です。
Member…(Vo)飯島志帆、(Pf)竹内大輔
結果的に、このお店での演奏は今年は2回だけに留まりましたが(笑)、なんとか
年の最後にやれたのは良かったのかもしれません。表参道の隠れ家的なバーで、
ジャズ・スタンダード曲を中心にお送りしいきます。クリスマスに近いシーズンには
ピッタリのお店かもしれませんね。お店の常駐のグランドピアノの色が特に…(笑)。
●12月11日(土)常盤平(松戸)中央商店街
Open…10:00~?、Start…14:30~、
Charge…無料
Member…≪さばいばるいとう UNIT≫(Vo,G)さばいばるいとう、
(Perc)ミキヤ、(Key)竹内大輔、(B)池田暢夫
実は自分の生まれた街でもある松戸市常盤平に、トキサイという、地元の活性化
活動を行っている団体があるのですが、そこが開催しているイベントに出演という
形で、さばいばるいとうさんのユニットでライブをしてきます。ベースの池田君も
参加予定という事で、張り切ってやっていきたいところですね。恐らくこの日が
ユニット・ライブの今年最後にもなると思いますので、集大成を…見せましょう♪
●12月11日(土)五香(松戸)慎家
住所…千葉県松戸市金ケ作419-40 電話…047-383-6002
Oepn…18:00~、Start…19:00頃~(予定)、Charge…投げ銭
Member…≪さばいばるいとう UNIT≫(Vo,G)さばいばるいとう、
(Perc)ミキヤ、(Key)竹内大輔、(B)池田暢夫
そして、同じ日の夜には、さばいばるいとうさんの姉が経営しているお店での
ライブをやって、今年のユニット・ライブは締め括りを迎えます。ここは五香という
場所ですが、常盤平からは電車で1駅の距離なのです。ところで、お店的は相当
狭く、あのスペースにメンバー4人が入るというのは若干考え難いのですが、大丈夫
なのでしょうか。まあ、自分達の事ですから、大丈夫にしてしまうのでしょう(笑)!
●12月12日(日)下北沢 Big Mouth
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は4番目、21:00頃~(予定)
Charge…2100円(+お通し代 525円)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Key)竹内大輔
今年1年は、ボーカルの鹿嶋さんとライブをやってきたお店というのは、それこそ
バラエティに富んでいる感じがありましたが、やはり今年最後は、お馴染みの
Big Mouth にて…という事になるのでしょうか(笑)。内容的にも色々やってきて
いたので、正に集大成の1日となるでしょう。ピュアな気持ちで向かいたいです!
●12月16日(木)経堂 Crazy Love
Start…20:00~2ステージ
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(B)池田暢夫、(Pf)竹内大輔
今年から試み始めた、ベースの池田君とのデュオ・ライブ…。色々なお店で何回か
やってきましたが、まさか今年最後のライブが、ここ Crazy Love で行われるとは、
夢にも思っていませんでした(笑)。ひょんなところから久し振りに出演し、今回、
そんなに間を開けずに2度目の出演をし、またお馴染みになってきたら面白いような
気がしています(笑)。…さて、このデュオでは、ジャズ・スタンダード曲をやるのが
主流です。その場の雰囲気を大切に、常に攻めの姿勢を見せていきましょう!
●12月18日(土)新木場夢の島熱帯植物館
Open…9:30~、Start…15:00~45分程度
Charge…大人250円、中学生以下100円(熱帯植物館の入場料です)
Member…(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
もう流石に寒い時期となっていますが、ここは常に変わらず暖かい場所ですよね。
新木場夢の島内にある熱帯植物館での、サックスの郷原君とのデュオ演奏に
なります。時間的にも夕方少し前で、陽が射し込むところでもあるので、快適な
時間が過ごせるかもしれません。演奏時間は短いですが、気軽にどうぞ!
●12月19日(日)渋谷 7ef
Open…18:00~、Start…19:00~、
Charge…前売り2500円、当日2800円(共にドリンク別)
Member…≪ERNESTO-CIELO≫(Vn)Tsumuzi、(G)弓削貴昭、
(Key)竹内大輔、(B)太田太、(Ds)吉川史紘
新しいバンドに参加します!…これは、自分とは久し振りのバイオリニストである
Tusumuzi 君がやっているもので、バンド名は“ERNESTO-CIELO”となって
いますが、クラシックのようなジャズのような…、とにかく、ヨーロピアン風の
ラテン・テイストが、自分には心地良い音楽をやっているバンドでもあります。
音源も聴かせて頂きましたが、ベリー・ダンスのような曲調の音楽もあり、その
変拍子の多さには驚かされますが、全てに意味があるアレンジなのも見所だと
思います。基本的にはオリジナル曲をやっています。自分も、手探りな状態では
ありますが、今後もライブはやっていく筈ですので、是非お越し下さいませ!
●12月20日(月)吉祥寺 Meg
Opne…12:00~、Start…19:30~2ステージ
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(B)トオイダイスケ、(Ds)和丸
フルートの西仲さんとは、今年も数多く共演をさせて頂きましたが、一風変わった
カルテット・ライブで、今年は締め括りをみせる事になりました。メンバーを見て
頂ければ分かりますが、ベースがトオイダイスケ氏となっております。自分は
初めましての方ですが、共通の知り合いは相当多いと思います(笑)。…さて、
ここで目新しいのは、ベースがエレキ・ベースだという事なのです…。西仲さんの
サウンド、和丸君のドラムにどう絡んでくるのか、新鮮な感じはしていますが、結構
合いそうな雰囲気を勝手に想像しています。楽しみにしている事にしましょう♪
●12月21日(火)西麻布 Kie
Open…19:00~、1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…5000円(1ドリンク、クリスマス・ディナー付き)
Member…(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
サックスの郷原君とは、この時期になると“クリスマス・ライブ”として西麻布 Kie に
呼ばれ、演奏をしているような気がします…。この日は、食事と1ドリンク付きの
料金となっており、いつもより少し豪華に楽しめる内容となっているかもしれません。
実際、このデュオでの長めのライブは久し振りでもあるので、そういった意味でも
楽しめるのは勿論のことです。ちょっと早いクリスマス気分を過ごして下さいませ!
●12月22日(水)六本木 Morph-Tokyo
Open…16:30~、Start…17:00~、自分達の出番は最後、20:50~、
Charge…前売り2400円、当日2900円(共にドリンク別)
Member…(Vo)彬子、(G)山口和也、(Key)竹内大輔、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
最近、精力的にライブ活動を再開してきた彬子さんですが、とりあえずは今回で
今年最後のライブとなります。勿論、来年の1月にも早速ライブは予定されている
ようですが、まずは締め括りのライブをしっかりとやっていきたいところでしょうか。
今のところ、ライブをやる度に新曲に挑戦していっている事になっていますので、
今回も楽しみにしていましょう(笑)。出来ればアレンジにも注目していって下さい!
●12月25日(土)丸の内、東京會館ロイヤルルーム
食事…17:00~、Start…18:30~、
Charge…23000円(料理、ドリンク、税・サ含む)
Member…(Vo)夢輝のあ、(Pf)竹内大輔、(B)大森輝作、(Ds)佐々木俊之
Guest…(Vo)鳴海じゅん、(Vo)穂高ゆう
ボーカルの夢輝のあ(黒光由佳)さんのクリスマス・ディナーショーで演奏をして
きます!…今回は、ベース、ドラムも入ったバンド・スタイルですから、いつもより
賑やかな雰囲気で演奏も進められるのではないでしょうか。メンバー的にも、ほぼ
お馴染みと言って良く、和気藹々とした雰囲気にきっとなるので(笑)、とても良い
時間を過ごせそうな気がしています。ゲストに、ボーカルの鳴海さんと穂高さんも
加えて、正にクリスマスに相応しい、豪華な1日となるでしょう。予約の方は、
東京會館の企画部(03-3215-2111)へ、よろしくお願いします…という事です!
恐らく、色々な曲をやるのでしょうね。長めの演奏となりそうですが…頑張ります♪
●12月31日(金)横浜 Hey-Joe
Open…19:00~、Start…19:45~、Generation Gap の出番は2バンド目、21:15~
Charge…予約6000円、当日6500円(共にドリンク別)
Member…≪Generation Gap≫(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、
(As)宮里陽太、(Bs)高橋賢、(G)寺岡佑、
(Pf,Key)竹内大輔、(B)船曳耕市、(Ds)立山秋航
昨年は自分は参加出来ませんでしたが、今年は横浜 Hey-Joe のカウント・ダウン・
ライブに、またまた Generation Gap として出演させて頂きます!…この日は
対バンライブ、年越しそばタイム、深夜セッション等が設けられており、いつもとは
違う雰囲気の Hey-Joe となっております。まあ、大晦日の日ですから、いつもと
違うのは当たり前かもしれませんが(笑)、ベースに船曳さんを迎えて、今年の
締め括りライブをやっていきたいと思います。自分達も、今年は色々やってきた
年でしたからね…。もう、1年間の全ての集大成ですよね。楽しませて頂きます!
…という事で、2010年の締め括りライブは、お馴染みの Generation Gap という事になりました。そして、昨日(11月30日)の深夜、旭川から無事帰ってきました(笑)。何だか、このバンドに纏わる話題ばかりになってしまいましたが、それだけ、自分とは身近なところにいるバンドなのだとも思います!
北海道の旭川、士別と、2つの中学校でライブを敢行し、今度は年末に向けてライブが徐々に迫ってきてますね。色々と大変ではありますが、北海道でも沢山パワーを貰ってきたので、このまま頑張っていきたいと思います!…皆様、どうぞよろしくお願いします!
今回は、色々と試みがありました。まず、ライブの時間を多めに設定したという事です。後述しますが、この日はやりたい曲が沢山あり、とても今までのライブ時間の中で収めるというのは無理な事が分かっていました。なので、ライブ時間を早めに設定し、しかし終わる時間をいつも通りにするという(笑)、敢えて長丁場の時間を設けたのです…。2ステージ制というのは変えませんでしたが、終わってみれば、1ステージが1時間20分、2ステージが1時間27分!…これにはMCの時間も含まれていますが、約3時間近くもライブをやっていたという計算になるのです。これはなかなか大変な事で、恐らく、自分名義のライブでは最も長くやっていたライブになるでしょうね(全3ステージやっていた時期もありましたが、1ステージ辺りの演奏時間は短かったので、その合計時間よりも長いと思われます)。
しかし、ライブ後に得た感覚というのは、どちらかというと“あっという間”…でした。色々な要素を盛り込んだせいもありますが、それだけ演奏が充実していたのかもしれません。やはり、楽しくやるライブというのは、時間が経つのも早く感じられるものなのですね。それを如実に感じた日でもあったと思います。
もう1つの試みとして、このピアノトリオライブの史上初となる、ゲストを呼んで一緒に演奏させた事(飛び入り的なものを除いて…)が挙げられます。このトリオでは、本当に3人で演奏するというスタイルを貫いており、今までそれ以外の編成になる事は皆無だったのですが、どうしても今回は呼んでおきたいゲストがいたのです。
…それは、もうこのブログではお馴染みになっている、高校1年生のジャンべ演奏者、ミキヤです。彼と一緒に自分が演奏しているのは既に何度もお伝えしてきましたが、今回は逆に?自分からミキヤを誘い、自分のトリオ演奏に加わって貰う事にしました。ミキヤと自分との共演は恐らく100回を超えていると思うのですが、無謀と言えば無謀な試みでもありました。確かに、いつもミキヤと一緒にやっているライブというのは、このトリオでやっている、一般的にジャズと言われているもの(…自分では、あまりジャズという意識は無いのですが…笑)とは異なり、フォーク、ロック調であり、歌もある中での演奏となっていました。そこから見ると、ある意味で自分のトリオに加入して演奏して貰うというのは、180度違うものに挑戦していく…という形にもなっていたと思うのです。
しかし自分は、その点に関しては全く心配はしていませんでした。そもそもミキヤのジャンべの前には、音楽のジャンル等は全く意味を成さないのです。個人の技量は勿論の事ですが、周囲の音に合わせて感覚的に叩けるというのは、ただの練習云々で養えるものではありません。自分のトリオの演奏に加わっても、無理なく溶け込めている姿が簡単に想像出来たものでした。
…当然の如く、緊張はあったと思いますが(無理もないです…相手はミキヤの倍くらいの歳のメンバーばかりなのですから…笑)、徐々にその状況にも緩んできて、ミキヤの良さが出てくるようになったら、もうしめたものです。後はもう皆で遊んでいくような感覚でしょうか。勿論、遊びにもルールはあるので、メンバーやお客さんにも楽しめるようにですが、それはライブの盛り上がりからしても、大成功であったと言えるものでした。当のミキヤ自身も、「楽しかった!はしゃいじゃいました」とか言っていましたし(笑)、良い時間を皆で共有出来たので、本当に遣り甲斐のあるライブだったのだと思います。
この日のライブ構成としては、1ステージ目に、わりと自分の初期のオリジナル曲を、そして2ステージ目には、わりと最近の曲(もし、次回のアルバムを作るならば、是非入れたい曲)という感じでお送りしていき、まずはトリオで4曲やってから、ミキヤを交えて2曲やる…、という流れで進めていきました。
特にミキヤとの計4曲は、それぞれにバリエーションがあって、面白かったのではないかと思います。まずはブルースで自由にやり、次に自分のオリジナル曲で、ミキヤも好きで何回も聴いている(ライブの音源とかをあげたりしてるので…笑)という“Hagatna”。そして、今回の為に自分が新曲を書いてきて、ミキヤとのデュオでお送りした“Be Part Of It”。最後には、これまでも機会がある毎にミキヤと演奏してきた“Spain”で、ライブ全体も締めさせて頂きました。
1曲1曲に個性があり、見所もそれぞれにあったと思うのですが、やはりジャンべとドラムの掛け合いは見事でした。打楽器同士の掛け合いというのは、普段の自分のトリオでは実現できない事なので(当たり前です…笑)、新鮮であると共に、ミキヤもドラムのトシさんも、気迫溢れる演奏で攻めていったのが素晴らしかったです。そして、お互いが楽しそうにやっているのがとても印象的で、これこそ人と人との会話が見えてくる演奏だと思いました。そうです、この日のライブは、本当にメンバー同士の人間模様が見えていた演奏だったというか、言葉を音楽に置き換えて会話していた1日になっていたとも思うのです。それこそライブの醍醐味で、こういった魅力を少しでもお客さんに届けられる事が出来ていたら幸いですね。
本当に楽しいライブでした。皆さんどうもありがとうございました!…今年の自分名義ピアノトリオとしては今回が最後になりましたが、次回は来年、1月30日(日)にお送りする予定ですので、またいらして頂けたらと思います(ちなみに、1月29日は自分の誕生日です…笑)。今度は、メンバーそれぞれのオリジナル曲でもやってみましょうか(笑)。
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
2、The Day Of The Black Key(オリジナル)
3、Guernica(オリジナル、リアレンジ・バージョン)
4、Monte Fiesole(オリジナル)
5、Blue Monk(with ミキヤ)
6、Hagatna(オリジナル、with ミキヤ)
・2ステージ 1、Scramble(オリジナル)
2、Water Lily(オリジナル)
3、Fingers Dance(オリジナル)
4、Valse Op.34 No.2
5、Be Part Of It(オリジナル、with ミキヤ、ジャンべデュオ)
6、Spain(with ミキヤ)
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/
前日の Generation Gap は、今年はまだ5回もライブが予定されている…と書かせて頂きましたが、今日ライブをやってきた黄門御一行バンドは、11月にも関わらず、今年最後の演奏となりました。月に1度はやっていた筈なのに、これぞマイペース(笑)…。流石です。
…いや、どちらかと言うと、12月はお店の方が忙かった…という背景もありました。いつもこのバンドがお世話になっている五反田の Rocky ですが、12月は貸し切りが12日間も入っているらしく、そもそもバンドが入れる余地がそんなに無かったらしいのです。お店的には嬉しい悲鳴というものかもしれませんが、とにかく、今回で今年最後の黄門バンドのライブという事になりました。それは気合を入れて臨んだものです。
…いや、気合を入れても、黄門バンドは黄門バンドです…。力を入れる部分が、やはりどこかしら特徴的な感じは否めないものです(笑)。特に顕著だったのは、やはりラストの3ステージ目のマスター・コーナーの時だったでしょうか。そもそもマスター・コーナーなので、マスターに注目を置いてほしいコーナーなのですが、ドラムの誠二さんが今回はステージの前に出て歌うという事で、それでは…と、ボーカルの恭子さんがドラムを担当し、、、。
そう言えば、今年1年で大きく進歩した事に、恭子さんのドラムというものがありました。…ん?と思うかもしれませんが(笑)、〔ロッキー・ナイト・ニッポン!参照〕の回など、振り返れば「成程」と思うライブは何回かあったのです。…という事で、この日は恭子さんのドラムの集大成の日です!…ドラムの恭子さんを真正面に見れるように、わざわざ誠二さんは端にずれて歌っていたのが印象的でした。曲は、香山雄三さんの歌で有名な“夜空の星”。テンポ的には速めの曲でしたが、そのスリリングなドラムは、集大成と呼ぶに相応しいものでした(笑)。良いものを見させて頂きました♪
大好評(…という事にしておきましょう)のマスター・コーナーも終わり、そのままの勢いでこのステージはラスト・スパートへ!…ベースの植木さんが“銀河鉄道999”を、そして最後に恭子さんが“Hippy Hippy Shake”を歌って、締め括りとさせて頂きました!
…と、ここで(いつものように…笑)アンコールです。つまり、ここで取り上げる歌こそが、黄門バンドの真の2010年最後の締め括りになるわけですが…、今まで積み重ねてきた事を生かした選曲で終わりたいという気持ちは誰しもが感じた事でしょう。今年も色々な曲を取り上げてきましたが、一体どんな曲で締めていくのか…。
山本リンダさんの“狙いうち” …でした(笑)。まあ、ある意味で黄門バンドっぽいですよね(笑)。そんなわけで、今年も1年間、どうもありがとうございました。ちょっと早い挨拶になりますが、また来年もよろしくお願いします!
☆五反田 Rocky のHP…livecafe-rocky.com/
今回のベースには、GG のライブでは2回目の参加となる安達貴志君を迎えつつも、更に新曲等を加えていったりして、ライブの展開には妥協は全く感じさせませんでした。また、今回の選曲にしても、落ち着いた曲は少なめで、とにかく激しい雰囲気の曲が多数というのが第一印象という感じではないでしょうか。本当に気が抜けません(笑)。
さて、そんな新曲は、ドラムの立山秋航が書いた(最近、よく GG に対して曲提供をしてくれますね…笑)“Dog Eat Dog”という曲でした。意味としては、情け容赦ない戦い、…まあ、“食うか食われるか”という感じになるのでしょうが、そんなタイトルに相応しく?緊張感を全面に押し出した感じの曲調となっていました。曲中の展開もダイナミックで、GG らしいパワーがあり、聴き甲斐もある曲だと思いました。
…と、こういった曲を、少ないリハーサル時間で本番で演奏するというのも大変なのに、この日のライブはお客さんとして、GG の2代目キーボーディストである、堀内なつみさんという方がいらっしゃっていて、急遽、曲中でキーボード・デュオ・バトルを設けるというのですから驚きでした。新曲に、いきなり新しい試みを取り入れるというのはアグレッシブな展開ですが、そもそもキーボード・デュオすら珍しい構成ではないですか…。自分でも、どうなるかなんて検討もつかない感じでした(笑)。
そして、大方の予想通り(笑)?バトル中は凄い展開になっていました。どこまでも続いていくという感じです(笑)。基本的には(結果的ですが)、それぞれが何小節ずつかソロをやって回していく…という感じだったのですが、それが永遠に続いていって、どこで解決していくのが良いのか、全く見えてきませんでした。まあ、それが緊張感という事なのだと思いますが、正にタイトル通りの“食うか食われるか”でした(笑)。面白い体験になりました。
また、バトル…という点では、ベースとドラムとの絡みも見逃せないポイントでした。恐らく最初からそういった形にするかは決めてなかったと思うのですが、これも演奏しながら、自然とそうなっていった感じです。白熱する時間はまだまだ続くのでした。
そして2ステージ目の最後の曲を終え、アンコール!…といった時に、以前 GG のメンバーとしてバリトン・サックスを吹いていた高橋賢が来ている(この理由は後述します)のを発見し、こちらも急遽演奏に加わって貰う事にしました。久し振りの共演で懐かしい感じですが、賢さんは年末までのライブにも何回か参加して貰う事になっているので、暫くはお世話になるかもしれません。最近の GG の曲ではお馴染みとなりつつある、“Next 10 Years”という曲で、この日は締めさせて頂きました。皆さんどうもありがとうございました!
さて、ライブはここまでですが、この日はまだ GG メンバーは帰る事が出来ない状況になっていました。…と言うのは、このライブ後に深夜リハーサルが待っていたからなのです。これは何の為のものかと言うと、今月の29日、30日の2日間、以前この GG でも行った北海道ツアー〔Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、北海道編(2007.9.13~9.17)〕の時に訪れた士別南中学校と、あともう1つの中学に、特別授業という名目で GG がライブをしに行く事になっており、その準備をする必要があったのでした。前述のアンコール時に吹いてくれた賢さんが来ていたのは、実はこのリハーサルに参加する為でもあったのです
ただライブをやるだけでしたら、もしかしたらリハーサルはそんなに必要なかったのかもしれませんが、今回は学校での授業という名目もあるので、例えば、学校の校歌を GG 風にアレンジした曲をやってみたり、いわゆる皆が知っている曲を演奏してみたりと、ライブとはまた違った見せ方を考えてやっていくつもりだったので、それは時間も必要になるのです…。ライブ後…という状況下だったものの、やるべき事は丁寧にやっておきたい感じでした。
…しかし、丁寧なのは良いのですが、お陰で、23:30~深夜3:30までの時間の予定が結局終わらず、朝5:30までスタジオで、帰りは朝6:00になるという強行軍になってしまいました(笑)。帰宅出来たのは朝の7:30頃です。もう完璧に次の日の朝です(笑)。本当に長い1日になってしまいました…。やはり、食うか食われるかの1日だったのか…(笑)。
それでも、やるべき事はやりました。これは、北海道の中学生にも是非盛り上がって貰いたいものです(笑)。どうぞ楽しみにしていて下さい!…そして、GG メンバーの皆様、長い間どうもお疲れ様でした(笑)。
☆Generation Gap のHP(新しくなりました!)…www.generation-gap.jp/
☆横浜 Hey-Joe のHP…www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
LGBT 関連…とは正に名の通りで、対バンの出演者さんも、それぞれ“LGBT”関連の経歴をお持ちの方々でした。ただ、これまで自分が参加してきたこれらのイベントの大体に当て嵌まるのですが、特に気を張って参加する事は無く、素直に音楽を楽しんで頂ければ良い…という思いは大切にしており、確かに気軽な、そして和やかな雰囲気が終始流れていたような気がします。こちらも、いつものように参加させて頂いた次第でした。
それにしても、色々な人が集まってきます。特に、“クマ絵師”という肩書をお持ちの、悠さんという方には、鹿嶋さんと自分との似顔絵(勿論クマの絵で…笑)まで書いて頂き(…というか出演者全員の似顔絵も書いていました)、こちらも楽しい時間を過ごさせて頂きました(笑)。こうしたイベントなので、面白い人達も自然と集まってくるのかもしれません…。また、今回のイベントは第3回目という事でしたが、2年2ヶ月振りに開催されたという、実は久し振りに行われたイベントという事もあった為か、沢山の方が待ち望んだ日だった…というのも感じられたと思います。
…となると、俄然、こちらの演奏にも力が入ってくるというものです。…自分達に与えられた演奏時間は35分と短いものでしたが、今回もバラエティに富んだ選曲を取り上げ、盛り沢山にお送り出来たと思います。そして今回の特筆すべき曲は、このソラニワというイベントを自ら開催し、そして御自分のバンドも今回の最後に出演をしていた、Sola さんのオリジナル曲を演奏したという事でしょう。
実は、この曲はサプライズ的な意味も込めていました。当日のお店で行われたリハーサルでは敢えてやらず、その日としては本番で初めて演奏をしたのです。これは、本番の時まで Sola さんには知られないようにしていた為で、しかも“Down by the Salley Gardens”という有名な曲と、メドレーでお送りしたというのも、意外性という意味で良い演出でした。弾き甲斐のある見せ方だとも思いましたね。
その曲は“河よりも長くゆるやかに”というタイトルが付けられていて、タイトルから感じられるのと同じくらい壮大観が溢れ、且つ丁寧に作られていたものでした。自分としても演奏には気を遣いながら…という感じでしたが、Sola さんもこのライブ演出には驚いてくれていたようで、結構喜んでくれていたのが、こっちも嬉しくなります(笑)。そう言えば、このライブでは全体を通して、ジッと真剣に聴いてくれているという雰囲気が出ており、お客さんも含めて、今回のイベント自体を大事に扱ってくれている印象を受けました。これも、Sola さんという人柄の賜物なのだと思いますね。
自分達の後にやった Sola さんのバンドも、勿論良かったです。4人編成となっていて、ギターやドラムにキーボードと、なかなかしっかりした編成で演奏していたのが印象的でしたが、Sola さんは歌を歌ったりピアニカを弾いたりと、こちらも結構面白い感じでした。そして歌の内容が何を伝えたいかというのが、分かりやすく身体に入ってくる感じがしたのです。それらには一貫した流れが存在していましたし、正にそのバンドでやりたい事が、そのまま今回のイベントに繋がっていったのだとも思いました。
ライブの最後(Sola さんのバンドのアンコール)には、この日出演したボーカルの皆さん方も交えて、お客さんにも歌詞カードを配ったりして、皆で Sola さんの曲を歌って大団円にて終了しました。正にライブハウス内が一体感で覆われ、1つの“空”の下に一同に集えた瞬間でしょう。ここで、このイベントの最後の目的が達成された…、そんな時間でもありました。
今回は何となく不思議な時間でもありましたが、終わってみるとやっぱり良かったと思える、印象的なイベントだったようにも思いました。気軽に参加出来るけど、たまにはこれが LGBT 関連のイベントだという事を思い出してほしい…という、ある意味で適度な拘りが、自分にとっては心地良かったのかもしれませんね。また今後も続けていって欲しいイベントではありました。どうもお疲れ様でした!
☆鹿嶋敏行さんのブログ…blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆Sola さんのHP…homepage2.nifty.com/solascape/
☆新宿 Future Nature Valve のHP…www.f-n-valve.com/index.html

5月16日(木)