対バンの1番目は、猫丸センチメンタルチャンネルさん。ギター弾き語りの方でしたが、由美さんとは相当昔からの知り合いだそうで(そして20年近いブランクもあったそうで…)、由美さんからの紹介では、ザラッとした歌の方…と半ば抽象的な感じでしたが、聴いてみたら正にそうで(笑)、ハスキーな声を張り上げて歌を歌う様は、往年のロック時代を思わせるような格好良さで、ある意味新鮮でした。逆に、なかなか見れないタイプの方なのでは…。
そして、2番目は早速自分達です。この日のレパートリーは、由美さんに捧げる…ではありませんが、どこかしら誕生日に繋げていけた選曲でもあり、例えばお馴染みの“ヨイトマケの唄”では「いのちのうた」…という意味合いを込めつつ演奏をしましたし、鹿嶋さんのオリジナル曲である“Canvas”は、ここでも何度か紹介した Lasah に纏わる曲でした(鹿嶋さんは、このお店に何度か由美さんを連れて行っているのです)。また、“Come Rain Or Come Shine”はジャズ・スタンダード曲で、直接リクエストされた曲ではありませんでしたが、由美さんがこの場でいなかったら、恐らく取り上げなかった曲なのではないでしょうか。その場の雰囲気によっては演奏しなくても良いぐらいのスタンスで入れていた曲でしたが、結局やってしまいましたしね。このように、選曲の基準は勿論自分達でも、どこかしらに由美さんがいるのを想像出来るような…、そんなステージだったような気がします。
そして、途中に“遠くでひばりもないている”という曲を演奏しましたが、これは以前に自分達と対バンさせて貰った、とんちピクルスさんの曲〔とんちピクルス×鹿嶋敏行、ライブ参照〕でもありました。この曲では、3番目に出演の WOODY の、てけしさんにブルースハープで(半ば強引に)入って頂き、3人で演奏しましたが、元々素朴な雰囲気のある曲に、更に素朴感と哀愁感がプラスされたようで、気持ちの良い時間が流れていきました。
しかし、自分達の最後の1曲に演奏した“奇妙な果実”は、かなり異色…と言いますか、もしかしたらこの日の場にはそぐわない曲だったのかもしれません。それでも、信頼出来る人達の中で演奏するからこそ、披露出来た曲でもありました。問題定義を投げかけたと言うか、非常に緊張感のある時間でした。弾いている自分としても、何だか寒気を感じましたし、このまま弾き続けて良いのか…と思うくらいの心情が生まれました。どうやら気軽に演奏出来る曲ではなかったようですが(笑)、今後も挑戦してみたいレパートリーの1つにはなりましたね。良い付き合いをしていきたいものです(笑)。
さて、そんな自分達の作った空気を、堂々と「壊す」宣言したのが、3番目に出演の WOODY です(笑)。自分は相当久し振りの対バンでしたが、予想以上にパワーアップしていて驚かされました(笑)。真面目にふざける…とは、こういう事を言うのかもしれませんが、そのやり取りを見ている(聴いている)のが既に面白く、いつの間にか惹き込まれてしまっているのが分かります。確かな音楽センスがあるからこそ成り立つステージで、そこに音楽に対する皮肉な一面を覗かせる事で、間口が広がって聴こえているのかなと思いました。途中で入ってきた、ボーカルの藤川さんとのコラボ?曲も印象的でしたね。もはや、言葉のやり取りが8割方な感じもしてしまいましたが…(笑)。
そして、この日のトリの由美さんの登場です。正直、ジャズ以外のステージを、ちゃんと最初から最後まで拝見したのは初めてでしたが、やはり由美さんの世界観が全面に出ていましたね。勿論、押し付けがましい主張ではなく、結果的に全面に出ていた…という感じです(笑)。そこが由美さんの魅力でもあるのですが、ステージの中でもオンとオフがあるような…、そしてそのバランスがとても心地良いのです…。それは、ゲスト・ミュージシャン(鹿嶋さんとか、てけしさんとか)との共演になっても同じで(この日は基本、弾き語りでやっていましたが、曲数的にはゲストを呼んでの演奏の方が断然多かったかと…笑)、やはりこの日は、イベント・タイトル通りの日なんだと思わせてくれる程でした。
つまりは、入れ替わり立ち替わりも多かったステージではありましたが、そんな状態の極め付けが、アンコールに行われた“Route 66”だったような気もします。自分も参加し、ステージ上には総勢5人の出演者。もうギュウギュウです(笑)。この曲こそ、皆で遊ぼうよ!…的な感覚で始められた曲でもあり、途中でどうなるかは演奏者も分からないという感じでしたが、そこに面白さが見い出せた時間でもありました。由美さんもノリノリ、故に皆もノリノリで(笑)、由美さんのバースデー・ライブに相応しい終演になったのではないでしょうか。それぞれが強い個性を持つ演奏者なわけですが、楽しい音楽を作っていこうという気持ちが1つになっていた感覚があり、そして、その皆の思いの真ん中にいたのが由美さんでもあり、楽しい空間を作り出せていたのでした。本当に…濃い1日でした…。
由美さんの為に集まったミュージシャン、由美さんの為に集まったお客さん、そして由美さんの為にこの場を提供してくれた Big Mouth。全てが対等で、全てが同じ思いになれていたライブでした。どうもお疲れ様でした!…そして改めて、誕生日おめでとうございました♪
☆下北沢 Big Mouth のHP…http://www.livebarbigmouth.com/
☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆平尾由美さんのHP…http://hirawo.net/
左下写真は、28日(1日目)の北谷 Mod's にて、右下写真は、29日(2日目)の那覇寓話にてです。どちらもこれまで以上の盛り上がりを見せ、特に寓話では写真の通り、カチャーシーまで行われ、お店中がこんな雰囲気になってしまう程でした…(笑)。勿論、演奏していても楽しく、もしかしたら自分達の音楽が確立してきた証拠なのかもしれませんね!…今後の活動に、更なる自信を持って臨んでいきたいものでした。
…ところで、自分が沖縄入りした4月28日、沖縄は梅雨入りをしてしまいました。例年ですと5月のゴールデンウイークを過ぎた辺りから…らしいので随分早いですが、確かに分厚い雲に覆われた天気が続いていました。ただ、まだ梅雨入り初めだからなのか、天気は不安定という感じで、たまに太陽が出てきたり、スコールのような雨が降ったりと、一足早く熱帯のような天気を体感してきた感じでもありました。若干、外出にも影響しましたが(笑)、オフもしっかりと楽しめました♪
今回も沢山の出会いがありました。沖縄こそ、個人的にもう何度も実行されているツアーではありますが、やはりこうした出会いを体験すると、そのツアー1つ1つが大事なのだと改めて思わせてくれます。今回も印象に残ると共に、次に繋げたくなるようなツアーになりました。この5月には、西仲さんが東京にやってきてレコーディングが予定されていたりと、既にビジョンの見えた活動がすぐ控えています。ツアーでの経験も生かしつつ、自分達らしい演奏が残せたらと思いました。ツアーの詳細も、改めて記事にしたいと思います。ひとまず、お疲れ様でした!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com/
今回、用意された曲は6曲。その内半分くらいは新曲となりましたが、基本的には最初から最後まで、ほぼ休み無しの感じで続けてお送りしていきました。この時に結構負担になるのは大体がピアノかドラムで(笑)、前の曲が終わると、要は何の休みも無しで、次の曲のイントロを弾いていかなければならないからです。頭の切り替えが大変になると同時に、次の曲のイメージを決定付けさせる大事な作業です。…かと言って、前の曲から冷静になり過ぎるのも問題なので、この辺りのバランスが本当に難しいのです…。連続して曲を演奏する時には、やはりこの部分がシビアになってきますね。しかし、だからこそ遣り甲斐のある状況でもあるわけです。
また、MCですが、基本的にそれらのイントロ…もしくは曲間の繋ぎの部分で盛り込んでいきました。やはり、勢いを作ってきた流れを崩したくないと言いますか、静かな部分を入れたくないと言いますか…。これは、カフェ的な場所でライブをやる場合には、沢山喋っても良いと思うのですが、今回のような状況では、違う自分達を見せていきたい…という思いからも来ているのかもしれませんね。
そんな思いからなのか、サックスの藤田淳之介君のこの日のMCは、押しがあり、いつもより若干濃いキャラ設定になっていた気がしました(笑)。本人曰く、TRI4TH は新作CDの制作に入っている段階なので、これに合わせてキャラも一新してライブをやってみたい…という意思があったようです。…とは言え、本人のキャラ設定はまだ探り段階だったようですが(笑)、特に今回見所だったのは、普段ライブではあまり喋らない、ドラムの伊藤隆郎さんにマイクを立て、MCのやり取りや、メンバー紹介のセリフを促したところでしょう。個人的にも、何だか新鮮味溢れる光景だったようにも思いましたし…(笑)。
…と、色々と工夫を凝らしたのが功を奏したのか、この日のステージは、いつも以上に盛り上がった感じがしました。最初から勢いを出していった感じがありましたが、それを受け止めてくれたお客さんの熱さもステージに伝わってきて、また逆に自分達がそれを受ける形で、お互いに相乗効果が生まれていたライブになっていたと思います。いっその事、最後の曲ではお客さんを立たせて、更なる盛り上げを見てみたかった気もするのですが(笑)、またこの先に試してみるのも有りかもしれませんね。とても楽しいライブでした。どうもありがとうございました!
また、いつの間にか藤田君は、今回の対バン相手、ビデオブラザーというバンドのアンコール曲にゲストで参加していたり(左上写真参照)と、ライブ全体を楽しめていたので、その意味でも良い1日になっていたと思いますね。まだまだ渋谷 Plug ではお世話になり、来月5月のライブに至っては、TRI4TH 企画の2マ・ンライブとなっていますから、まだまだ注目していかなければなりません。ひとまずは5月25日(金)、jabberloop との対バンで、2マンですから、時間もたっぷり目に演奏出来る事でしょう。是非ともまたお越し下さいませ!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆渋谷 Plug のHP…http://www.shibuya-plug.tv/
…とは言え、選曲には特徴がありました…。山内君を除く4人で、それぞれ3曲ずつ曲を出し合い、それを組み合わせて演奏していくというものだったのです。選曲というのはやはり個性が出るもので、4者4様と言いますか、本当に曲によって性格が異なり、それらの曲を個性豊かな5人で共に演奏していくというのは、音楽的にも刺激的な1日でありました。
…という事で、中にはデュオでやる曲もあり、カバー曲だけに留まらず、個々のオリジナルを演奏したりと、面白いように曲調には特徴が出来ていて、演奏する側としても楽しかったです。振り返ると、このようなセッション・ライブは自分は本当に久し振りで(横浜 Hey-Joe への出演自体、今年初だったかもしれません)、最初はその感覚を戻すのに、若干意識してしまっていた部分もありましたが、本番に入ると、自分のそのままのスタイルで演奏出来たと思います。
ところで、もう気付いた方もいるかもしれませんが、今回のメンバー、、川内、竹内、倉内、山内…と、海野さん以外の苗字が、全て○内…となっていました。…偶然なのか、必然なのか、地味な共通項ではありますが、不思議な組み合わせのセッション・ライブでした(笑)。勿論、このように名前に共通項が揃ったというライブは初めてです。何だか面白かったので、またどうぞよろしくお願いします(笑)!
☆川内啓史君のHP…http://music.geocities.jp/k2_bassman/k_top.html
☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
そもそも、この直前のライブが日を跨いでいるわけですから、スタジオに自分が24:00に着くわけがなく、移動の電車も遅れていて、自分が着けたのは深夜1:00を回った辺りでした。まあ、基本は最初の1時間は、マイクやサウンド・チェックに使うので、そんなに問題があったわけではありませんが、自分はスタジオに着いてすぐにピアノに座り、颯爽と録音に移った…という感じでした(笑)。しかし、かえってそれが集中力を引き出させていたような気もしてます。
今回録音する予定なのは、最低でも5曲…、予備としてあと3曲…。数字だけ聞くと結構厳しい感じもありましたが、ここは気力も味方に付けて乗り切りたいところでした。実はこの日は、朝から別のプリプロを行っており、朝からあまり寝てない状態での、深夜時間帯突入となっていたのです。睡眠との戦いになるのではないか…と思う程でしたが、それでも1曲目が始まると、どこかにその睡魔は飛び去って行ってしまった感じでもありました。
…順調です。予想以上に順調です。ただ何度も録るだけではなく、2回目以降に同じ曲を録る時には、何か面白い注文を加味しての演奏に挑戦していく節もあったので、常に新鮮感も持ってレコーディングに臨む事が出来ました。中には、初めて譜面を貰って演奏しているような感じ…という注文もありましたが(何度もやっている曲にも関わらず…笑)、意図した事も理解は出来たので、素直な感じでピアノに立ち向かい、良い物が残せたような気がします。これは…、完成が楽しみになってきましたね。
実質的な録音時間は、1:30~4:30…とみて間違い無いと思いますが、結局、この日は予備曲も含めて、予定の全曲をレコーディングをする事が出来ました。そして、それぞれ3テイクずつは録る事が出来て、その中でも大事にやっていきたかった、とある1曲に関しては7テイクぐらいは録ったので、本当に全部で30曲分ぐらいは録音したのではないでしょうか…。休憩も僅かに挟んだだけだった、正に弾きずくしのレコーディングでしたが、悔いはもうありません(笑)。やり切りました!…個人的には、このレコーディングが終わるまで、長い1日を体感した部分がありましたが、やっとこの瞬間に落ち着けた感じでしょうか。どうもお疲れ様でした!
…さて、どのような作品が出来上がるのか、ワクワクしてきました。今回は相当数の録音を残したので、1回1回の演奏内容というのは、正直覚えていないのです。基本的には、ライブ感をそのまま出せていたと思うので、今度はCDの完成品を手にして、自分という1人のリスナーが楽しめるような…そんな作品を期待したいです。…是非とも、皆さんも楽しみにして頂きたいと思います。ワンマン・ライブまでは、あと約2ヵ月です!
☆丸本達也さんのブログ…http://blog.livedoor.jp/waits2/
☆吉祥寺 Studio Leda のHP…www.studioleda.com/
…そして、毎年この時期と言えば、Kuro ではお馴染みのベーシスト…、いや、サックス奏者である(笑)かわ島崇文さんの誕生日祝いが思い出されます〔シロクマさんの誕生日祝い参照〕、〔クロクマさんの誕生日祝い参照〕。今年もやはりやってきまして(笑)、自分もシロクマに関するグッズをプレゼントさせて頂きました(Tsukasa さんもプレゼントは用意していて、同じくシロクマ関連…だったという事で、危うく内容が被りそうでした…笑)。
この日も勿論、最後までベースを弾き熟していましたが(笑)、演奏の日が24日で、次の日が正に誕生日という25日だったので、日を跨いだその時に、Kuro では滅多に弾かないサックスを吹き倒してくれました。お客さんも存分に楽しんで頂けて、その時にピアノを弾いていた自分としても、流石と思わせる時間を過ごしてしまいました…。
そしてこの日は、かわ島さんへの義援金の解禁日でもありました(笑)。右上写真に写っているのはシロクマ型の貯金箱でありまして、昨年の誕生日に頂いたものだそうですが、お店に常に置いているものであり、お客さんからの義援金(まあ、所謂チップというものですが…笑)が貯まりに貯まって1年が経ち、ついにその封印を解かれたわけなのです。
あ…集まるものですね…。では、素敵な誕生日を♪
☆かわ島崇文さんのHP…home.t00.itscom.net/smooth/
☆赤坂 Kuro のHP…www.livebar-kuro.jp/
●5月1日(火)下北沢 Big Mouth
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2100円(+お通し代 525円)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Key)竹内大輔
ボーカルの鹿嶋さんとのデュオ・ライブになります。ただ、この日はただの
対バン・ライブではありません。鹿嶋さんともプライベートで仲が良い、ボーカルの
ヒラヲユミ(平尾由美)さんの誕生日を祝うライブでもあるという事で、ちょっと
特別な1日にしてしまおうかと、鹿嶋さんは計画しているらしいです(笑)。勿論、
由美さんのステージも用意されていて、その周りの濃いミュージシャン方も
集まった、なかなか楽しそうな時間になりそうです。Big Mouth での緩い
雰囲気と合わせて、気だるい?夜の時間をお楽しみ頂ければと思います♪
●5月2日(水)丸の内 OAZO ○○広場
Start…12:00~、自分達の出番は18:30~、
Charge…無料
Member…(Vn)Tsukasa、(Pf)竹内大輔
昨年も行われた、バイオリンの Tsukasa さんとのデュオ演奏になります。昨年に
引き続いて行われる、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012というイベントの
一環によるもので、毎年、テーマの音楽を与えられているのですが、今年は
ロシア作曲家の音楽という事で、自分達はチャイコフスキーの曲を何曲か
取り上げる事にしています!…丸の内 OAZO 内にある○○広場(おおひろば)は、
天井が高く、広い空間があり、とても気持ち良く演奏が出来る場所です。ここで
久し振りに弾くクラシックも、自分にとっては挑戦の時間となるでしょう。広場内での
演奏なので、どなたでも無料で御覧になれます。どうぞ気軽にお越し下さい!
●5月2日(水)、5月9日(水)、18日(金)、22日(火)、
23日(水)、30日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)大久保知佳(2日、30日のみ)、(Vn)Tsukasa(9日、22日のみ)、
(Vo)折井敦子(18日のみ)、(As)松山ますみ(18日のみ)、
(Vo)石川早苗(23日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染み、赤坂 Kuro での演奏です。最初の発表よりスケジュールが増えて、5月は
計6回の演奏となりました。お馴染みの方々と共に、基本的にデュオ演奏となって
いますが、バラエティにお送りしていきます。どうぞよろしくお願いします!
●TRI4TH、関西ツアー
・5月4日(金・祝)心斎橋(大阪)Club Jungle
Open…18:30~、Start…19:00~、2マンライブ、
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
・5月5日(土・祝) 新栄(名古屋)Live & Lounge Vio
Open…19:00~、Start…20:00~、自分達の出番は22:00頃~、
Charge…2500円(1ドリンク付き)
※以上、メンバー全て、≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH のツアー、第1弾、まずは大阪と名古屋で行われるライブに参加してきます。
どちらも、地元の方と2マン、もしくは対バン形式で行われるライブとなっており、
特に前者は、大阪のみならず、もはや全国各地で活躍するバンド、カルメラとの
2マンです。気合入れて行ってきましょう。そしてまた、TRI4TH は次の週にも
ツアーを組み込んでいるのです。今年は本当にアグレッシブな活動ですね!
●5月10日(木)渋谷 Under Deer
Open…19:00~、Start…20:00~、自分達の出番1バンド目、20:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Membe…(Vo)彬子、(Key)竹内大輔、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
ボーカルの彬子さんのバンドでのライブ。最近は、特に月に1回のライブを!
…と公言しているわけではありませんが、結果的にライブは毎月行えて
いる事になっていますね。そして、今年は彬子さん自身が企画するライブが
増えているのが特徴だったのですが、この日は通常の対バン・ライブ…との
事で、自由な現場に身を置き、伸び伸びとした演奏が期待出来るのではないかと
思います。こういう日もたまには良いですよね…。是非ともお越し下さいませ♪
●TRI4TH、西日本ツアー
・5月11日(金)湯梨浜(鳥取)Cafe 楽
住所…鳥取県東伯郡湯梨浜町はわい長瀬687-1 電話…0858-35-3618
Open…18:00~、Start…18:30~、
Charge…前売り3000円、当日3500円(共に1ドリンク付き)
学生前売り2000円、学生当日2500円(共に1ドリンク付き)
・5月12日(土) 大阪リーガロイヤルホテル堺ボルタス広場
時間…13:00~15:00~、自分達の出番は、第2部より20~30分の予定
Charge…無料 ※小雨決行
※以上、メンバー全て、≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH のツアー、第2弾、こちらは、サックスの藤田淳之介君の故郷である
鳥取にてのライブと、大阪は堺市での、堺警察署による自転車交通安全
「春の集い」に、ゲストとして出演する日程を組んでいます。少し特徴ある
ツアーになりそうですが、普段の雰囲気とは異なる TRI4TH の演奏姿を見れる
…という楽しみ方もあるのではないでしょうか(笑)。1週間前のツアー日程と
合わせて、色々な場所で演奏していきますが、そのどれもが特徴あるライブに
なりそうです。場所が変われば環境も変わるという事で、TRI4TH の演奏が
どのような変化を遂げていくのか、自分自身も見守っていきたいと思います!
●5月16日(水)中目黒楽屋
Open…18:00~、Start…19:30~、2マン形式、自分達の出番は未定
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
Member…≪ERNESTO-CIELO≫(Vn)Tsumuzi、(G)清水拓也、
(Pf)竹内大輔、(B)太田太、(Ds)佐々木俊之
バイオリンの Tsumuzi 君がリーダーとなる、ERNESTO-CIELO のライブです。お店も
中目黒の楽屋とお馴染みな感じですが、何と言っても、ドラムに初めて、佐々木俊之
さんを迎えたのが、かなり目新しい感じではないでしょうか。Tsumuzi 君の作る曲は
変拍子が多く、演奏するのも難しい曲が多いですが、トシさんならば難なく?やって
のけてしまう事でしょう(笑)。サウンドにどのような変化が訪れるか、楽しみです!
●5月19日(土)海老名 ViNA WALK 5番館1階ビナステップ
時間…14:00~、16:00~、
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
ツアー演奏も行いつつ、通常のライブもアグレッシブに行う TRI4TH のステージです。
場所は、神奈川県は海老名 ViNA WALK の、ビナステップという場所で行われますが、
ここでは毎週土曜日に、“Music Delight”というライブ・イベントが組まれ、これまで
数々のアーティストが出演してきているイベントでもあります。ここで TRI4TH も演奏
させて頂くわけですが、こちらもまた、普段とは環境の異なったステージとなりそうな
予感ですね。本当に5月は、色々と試される月にもなりそうです。気合いが入ります!
●5月19日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)Emily、(Pf)竹内大輔、(B)土谷周平、(Ds)吉峯孝治
5月も Crazy Love にお世話になります。この日はボーカルの方とのカルテット編成で
演奏する事になっており、何と、自分は全ての方と初対面の日でもあります。この
お店でも、もう何度も演奏していますので、初めてのメンバーがいるにしても、誰かは
知り合いだったケースが殆どだったのですが、ついに全員が初めての方となりました。
しかし、これでも演奏出来てしまうのが、ジャズの素晴らしいところなのです。ある意味、
この日はそんな状況を思う存分楽しめそうな1日となりそうです(笑)。頑張ります!
●5月24日(木)西麻布 Kie
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…20:30~、3rd.…21:30~、
Charge…4000円(2ドリンク付き)
Member…(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
サックスの郷原君との、お馴染みのデュオ・ライブです。このお店で演奏するのは
4ヶ月振りという感じでしょうか。3ステージ、たっぷりとお届けする事になると
思いますが、最近ではオリジナル曲の割合も増え、より個性の強いライブになって
きています。この日も、そんなライブを期待したいですね。お待ちしています!
●5月25日(金)渋谷 Plug
Open…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番は2バンド目20:30~
Charge…前売り2300円、当日2800円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
これで、TRI4TH は5月は6度目のライブとなりました。そして、場所は毎月恒例と
なりつつある、渋谷の Plug でのステージを用意しております。この日は、TRI4TH と
編成構成が非常に似ている、JABBER LOOP というバンドとの2マン・ライブと
なっていて、お馴染みの Plug とは言え、少し雰囲気の異なったライブになるような
気がします。間には、瀬戸智樹君の DJ も入る予定で、正に1つのイベントとしての
組み方となっています。初めから最後までの総合的なライブとして、お楽しみ頂ければ
幸いです。TRI4TH のライブ月間とも言える5月期間の千秋楽のライブともなるので、
是非とも多くのお客さんにお越し頂けると嬉しいです!楽しい一夜を過ごしましょう♪
●5月26日(土)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪Generation Gap≫(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、
(As)宮里陽太、(Bs)藤田淳之介、(G)寺岡佑、
(Pf,Key)竹内大輔、(B)田中晋吾、(Ds)立山秋航
相当久し振りになってしまいましたが、Generation Gap のライブを今年初めて(笑)
行います!…それぞれ、個々の活動が忙しくなってきた事の証でもありますが、
いつ振りかとも思うくらい、オリジナルに近い形でメンバーが揃います。そして
ベーシストには、T-SQUAE 等で活躍中の田中晋吾氏を迎えまして、これはもう
超強力編成です!…どんなライブになるのか、今から楽しみで仕方ありませんね♪
●5月29日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、1st.…19:30~、2nd.…20:40~、3rd.…21:50~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
ボーカルの恭子さんと、赤坂 Pro-Amuse でのデュオ演奏です。最近は、恭子さんとは
デュオという編成でしか演奏をしなくなってしまいましたが、その分?自分も豪華目に
鍵盤を弾かせて頂いております(笑)。ポピュラー・ソングから、ディスコ・ソング、
そしてスタンダード曲まで、幅広い選曲は健在で、どんどんリクエスト、受付中です♪
●5月31日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ未定、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例の、ギター・ボーカルの丸本さんのライブです。この次のライブは、いよいよ
丸本さん初のワンマン・ライブが控えており、その直前の最後のライブとも言えます。
新曲作りも好評で、更にはワンマン・ライブまでには新作CDアルバムを作るとも
豪語しており、この先の展開が楽しみです。勿論、まずは1つ1つのライブという事で、
この日も大事に演奏していきたい1本ですよね。気合い入れて臨みたいと思います!
以上になります!…TRI4TH のライブは5月は6本を数えており、なかなかライブ管理が大変な月ともなりそうですが、そしてまた5月には、こちらも新作CDアルバムのレコーディングを控える月ともなりました。実は、フルートの西仲さんも、この5月には新しくレコーディングを行う予定となっていて、今年は何だか新作が目白押しな年ともなりそうですね。レコーディングもやりつつ、ライブもやりつつ、共に確かな演奏を行っていきたいです。皆様5月もどうぞよろしくお願いします!
●日時…2012年4月9日 ●路線距離…16,0km ●駅数…21駅
筑豊電気鉄道線(以下、筑豊電鉄)の起点は黒崎駅前駅から始まります。“駅前駅”…となっているので何だかややこしいですが、駅名が“~駅前”なので仕方ありません(笑)。その駅とは、JR九州鹿児島本線の黒崎駅の事ですが、筑豊電鉄側は、JRの駅からはやや西側に位置する、現在リニューアル工事中のコムシティという建物の1階に位置します。ホームは西鉄バスの黒崎バスセンターと同一平面上にあり、バスの行き先によっては、本当に電車のホームのすぐそばにバスが停車し、乗り換えの利便性を図っています。八幡、小倉方面への利用者は多く、そちらはJRでも行けますので、競争は意識しているかもしれません。
前述したように、筑豊電鉄では全列車に車掌が乗務します。なので駅員がいない駅では(殆どの駅がそうで、この黒崎駅前駅も、日中は無人駅です)、列車から降りる際に、車掌に切符を渡すか清算をするのが通常の光景で、これは、見た目が路面電車的なタイプの鉄道では、全国的にも珍しいかもしれません。バスと同じように、ワンマンにしても良さそうなのですが、何か事情があるのでしょうか…。
黒崎駅前駅を出て、コムシティの建物から出たと思ったら、すぐに西黒崎駅に着きます。黒崎駅前駅からは200mしか離れていないので(左上写真参照)、何だか存在の意味が薄そうに思えるこの駅ですが、元々、ここに前述の西鉄黒崎バスセンターがあり、バスへの乗り換えはこの駅で行わせる為に設置された…という経緯があったようです。つまりは現在では、乗り換え駅としての機能は殆ど無いという事ですね。
そして、次の熊西駅へも400m程で着きます。本当に路面電車みたいな駅間隔ですが、実は黒崎駅前駅から、この熊西駅まで、元々は西日本鉄道(以下西鉄)北九州線の路線だったのです(ちなみに筑豊電鉄は、西鉄の子会社でもあります)。北九州線はこの熊西駅より先、折尾駅までを結んでいまして、つまりは筑豊電鉄は、熊西駅~黒崎方面は西鉄北九州線に乗り入れる形で黒崎駅前駅までを結んでたいたわけですが、この北九州線が2000年に廃止となり、改めて、筑豊電鉄の列車のみが走る区間となってしまったわけです…。今では、単純に1本の鉄道路線となっている筑豊電鉄ですが、かつては熊西駅は、西鉄九州線との乗り換え駅でもあったという事ですね。その名残として、ホームが通常の駅よりも少し長く設定されています(行き先の方面によって停車位置を変えていたようです)。
線路は左にカーブして、いよいよ方向を変えていきます。かつては右側に北九州線を眺めながらの分岐という感じだったのでしょうが、今ではただのカーブとなりました。次の萩原駅までの駅間は1,1kmあるので、やっと鉄道らしい風格が出てきたとでも言いましょうか…(笑)。この萩原駅は、付近は団地が林立する地区となっていますが、映画“おっぱいバレー”の舞台ともなった駅でもあるので、もしかしたら御存知の方も多いかもしれません(実際、筑豊電鉄もよく登場します)。流石にその名残は少ないですが、見た人が見たら分かる風景かもしれませんね。ちなみに、駅付近にある踏切は、わりと広い道路にも関わらず、遮断機も警報機も設置されて無くて、ちょっとしたカルチャー・ショックを覚えました(笑)。また、付近の子供達が、ホーム上や線路の上まで(!)遊び回ったりしていて、何だか昔の光景みたいに思えてしまった事も付け加えておきます…。
この先、路線は高架になったり、切り通しの区間等を進んだりと、普通の鉄道?らしい線形が続いていきますが、ここを走っているのが、やはり路面電車風の車両…というのが不思議な光景です。カーブや勾配も多く、なかなか車両も大型化は出来なさそうですが、路面電車風な方が、列車の乗り降りや駅の構造は簡単とも言え、これで良いのかもしれませんね。通谷駅付近では、福岡方面へのバス乗り換えの案内もあり、元々筑豊電鉄自体が、福岡市内へ路線を延ばそうという思いがあった為か、こちらへの接続の力の入れようは特筆されるものがあると思います。
そして、筑豊中間駅に着きます。ここまで、沿線は住宅街ばかりでしたが、この駅を過ぎると徐々に喉かな風景に変わってきます。列車も、日中は半数が当駅で折り返し運転となっており、黒崎駅前駅~筑豊中間駅が12分間隔、そしてこの先が、倍の24分間隔となります。以前は、前者が10分間隔、後者が20分間隔だったので、減便されてしまった(結構最近です)という事ですが、以前は時刻が綺麗に揃っていただけに、残念なダイヤ改正でもありました。
今のところ、写真では3000形という車両しか紹介出来ていませんが、筑豊電鉄の車両にはもう1種類、2000形という車両も存在します。これは、元々西鉄で使用されていた車両で、1977年に筑豊電鉄に譲渡された車両でもありました。ちなみに、それまで筑豊電鉄は、走る車両は全て親会社の西鉄の車両でまかなっていたので、自社の車両が無い鉄道会社という時代もあったのです。
初期の車両ですと、製造初年が1957年になっているので、もう結構な年齢になる車両でもありますが、今のところ、全7編成が健在です。2007年度から2008年度にかけて、その7という数字に着目したのか、7編成全車を、虹を構成する7色に塗り替える事になり、今までの西鉄カラー(黄色に赤いライン)のイメージを一新させました。3両連接車の為、2両連接車である3000形に比べ、やはりラッシュ時での使用が目立ち、平日の日中は1編成しか稼働していないようですが、とりあえず、どの日に行っても1編成は見れるというのが、逆に有難い時代なのかもしれまえん。車齢的には、いつ廃車になってもおかしくない車両ですからね…。
…そして、それらの車両は、車両基地が併設されている楠橋駅付近で、外周道路から見る事が出来ます。それはもう写真を見たら一目瞭然だと思いますが、確かにカラフルな事になっていますね(笑)。そして、これだけ集まっているという事は、日中は殆ど使用されていない事を示す事にもなっているという事なのです。ただでさえ2両連接車の3000形使用時でも、この楠橋駅付近では日中は乗客が少ないですからね…。若干ローカル線のような風情も漂っており、今後にも注目していきたい事情でもあるような気がしました。
楠橋駅を出ると、山陽新幹線と交差し、田園風景の中をひた走ります。もう路線的には終点も間近で、あとは規模の小さめな駅を細々と停車していくような感じで。何となく、その中の1駅である遠賀野という駅で降りてみましたが、なかなか特徴を見出すのが難しい駅でした(笑)。ただ一言、喉かである…と、表現するのが一番的確のような…。次の電車までの24分という時間でもありましたが、そんな印象を受けました。
そして感田駅を過ぎると、遠賀川を渡り、終点の筑豊直方駅へと到着します。JR筑豊本線の直方駅とは、徒歩で10分ぐらい離れております。この駅名、九州以外の方ですと読めない方も多くいると思いますが、“のおがた”と読みます。筑豊電鉄の遠賀川を渡る橋梁は立派で、このまま筑豊直方駅が終点にするには惜しい感じがするのですが、確かにそうで、この先の延伸を見越した開業でもあったそうです。前述のように、元々は福岡市内への延伸を強く臨んでいたようですし、筑豊直方駅の高架の駅構造を見ても、このまま先に延ばそうとしている事は明白と言って良いでしょう。
これで筑豊電鉄のさんぽは終わってしまいましたが、この鉄道の魅力は、言葉や写真で伝えられるものではないような感じがしました。昔懐かしい光景や、車両にしても貴重なものが存在する鉄道ではありますが、それを懐かしいもの…という側面で見させるのではなく、それが筑豊電鉄の“通常”なのです。路面電車風の列車に車掌常務というのも、今では非効率…という言葉で片付けられてしまう事柄だと思いますが、それこそが筑豊電鉄の文化であり、特徴なのだと思いました。そんな鉄道会社に、別に特別な感覚無しに乗れる…というのが、この鉄道の最もたる魅力なのだと言えるでしょう。
何だか、この時期にピッタリな鉄道だったとも思いました。何の考えもなしに、ただゆったりと鉄道に揺られる…。たまには、そんな鉄道乗車も如何でしょうか?
☆筑豊電気鉄道のHP…http://www.chikutetsu.co.jp/
…幸いだったのは、心配されていた雨が降らなかった事でしょうか(写真の通り、その対策は万全にしていたようですが…)。自分達にとってはお馴染みのお墓の前で、予定通りに納骨をする事が出来ました。お疲れ様の意味も込めて、安らかにお眠り下さいませ。
懐かしの切符も揃っていますが(笑)、こちらは置いといて、車両を見てみると、側面の中心部ぐらいまで緑色のラインが入っているのが分かると思います。これは、現在で言うグリーン車の部分であり、当時は2等車と言っていましたが(普通車が3等車)、つまりは1両で2等車と3等車を分けていた車両であるという事です。話しが若干それますが、スロハ…の“ス”は、客車の重量を表す記号(37,5トン以上、42,5トン未満)であり、“ロ”は2等車、“ハ”は3等車を表します(昔は、1等車から順に、イロハ…で区別していったのですが、現在は1等車というものが無くなり、“ロ”と“ハ”だけ生き残っているのです)。
せっかく戴いたので、どこで走っていたのかを調べたいところですが、1両で2等車と3等車の双方の設備があるという事は、あまり車両数の長さを必要としない列車…すなわち、大幹線の有名な特急とかではない可能性が高そうです。昔は長距離の普通列車(上野発、青森行き…等)が沢山走っていたものでしたが、こういった列車に連結されていたのかもしれません。または、ローカル線を走る優等列車…例えば、今ではほぼ見掛けなくなった、急行料金の必要な急行列車や準急列車に存在したとか…。考えれば考える程、その空想(妄想?…笑)は膨らみます。
…戴いた切符と共に、少し旅気分に浸れた今日この頃でした…(笑)。

5月16日(木)