7年後というと、自分は40歳になっているわけですが(笑)、そう考えると、遠い未来の事のようでもありますし、意外にもそれは“あっという間”にやって来るのかもしれません。個人的には、こうした事で演奏の場が増えて、音楽業界にも明るい兆しがやってくればと思いますが、これは自分達の努力次第でもありましょう。待ってるだけでは駄目ですものね(笑)。…とにかく五輪決定は、色々な切っ掛けの1つになるとは思います。
よく、五輪決定の裏側に、福島の問題が取り沙汰されていますが、五輪の決定、未決定に関係無く、福島の問題は今後ずっと付いて回ると思われます。何年後かに収束させる…という話しも聞きますが、原発の収束なんて、何年や何十年の話しでは無い筈なので、今後自分達がするべき行動は、どうやってその問題とうまく付き合っていくか…だと思うのです。そう考えると、そのような状況下での五輪決定というのは、うまく付き合っていく為の1つの外交的な方策として、非常に重要な出来事になると言えるのではないでしょうか。
これは世界からの、日本に与えられた課題なのかもしれません。この課題を生かすも逃がすも自分達次第だと思います。ひとまずの目標は、実際に2020年になって東京でオリンピックが開催される時に、皆で笑顔で迎えられる事…でしょうか。簡単なような、難しいような…。それでも、自分はその日を楽しみにしていると思います。
二子玉川 Kiwa は初めて訪れたお店でしたが、客席が映画館のように、後列に行くほど段が上がっていくような配列になっていて、一種独特な雰囲気がありました。ステージも、この大きさのフロアにしては広めに作られており、このまま演劇でも出来そうな感じがありましたが、だからこそ今回の“No Nukes Gig”の会場として選ばれたのかもしれません。自分達の出番の前には、ウクライナ出身のボーカル・バンドゥーラ奏者、ナターシャ・グジーさんと、盲目のボーカル・ピアニスト、木下航志君によるステージが行われ、それぞれのメッセージを時に強く、時にさり気なく発信していきました。
そして我が黒船の出番となりましたが、改めて“No Nukes Gig”というイベントに立ち向かうにあたって、どのようなステージをお届けすれば良いのか、少々頭を悩ませる事にはなりました。しかし、やはり自分達に出来る事と言えば、素直に自分達らしい音楽を届けるのみなのでした。同メンバーであり、この黒船という新プロジェクトを作る切っ掛けにもなった〔関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5! 〕のライブを思い出しつつ、そして新たな門出を楽しみつつ、自分達の音楽と向き合っていきました。
今回、自分達に与えられたステージ時間は約30分。全部で5曲演奏させて頂きまして、前半の2曲はインストでお送りし、3曲目以降は今回からの初試みとして、ボーカルに奄美の島唄歌いの里アンナさんを迎えてお送りしていきました。
ボーカル…と書きましたが、黒船…というプロジェクトからすると、“ボイス”と言った方が適切なのかもしれません。アンナさんも入れてバンドメンバーは5人となったわけですが、その誰もが主役であり、誰もが対等であるというコンセプトがあります。黒船が紡ぎ出す音楽の根本には“ジャズ”というフォーマットがあり、楽器陣のソロ・セクションも多く盛り込まれているのですが、そこにボイスが絡んでいったりして、独特の音楽感を作り出しているのです。また、何と言っても津軽三味線がリードをとっていくサウンドも見逃せません。折しも、津軽の国と奄美の国という、日本の離れた南北の国が出会い、そしてジャズというフィールドで音楽を作っていうという形になりましたが、ここで起きる化学反応というのは、常に予想範囲を超えるものです。演奏している自分達にとっても、ステージ上で実際に音を出して進めてみないと分からない部分もあったりするので(笑)、そういった事で更なる楽しみを見出だせればと思いますね。
こういったプロジェクトを率いているのが、関谷君という、楽器で言うとベーシストであるという事が、説得力をより強いものにしているのかもしれませんね…。全員対等で有りたいというのも、ベーシストならではの発想があると思いますし、彼ならではのアイデアも大事にしたいところです。
こうして全5曲の演奏を無事に終えましたが、やはりあっという間の時間でした。今後も続々とライブが決まっていますが、それらは全てワンマンライブなので、こちらはたっぷりと演奏を楽しむ事が出来るでしょう。徐々に徐々に本領を発揮していくのかもしれませんが、そんな成長の部分もまた楽しみなのでありました。
黒船のライブの後は、“No Nukes Gig”コラボ・ステージという事で、井上さんと、バイオリンの金子飛鳥さんを中心に、各ミュージシャンがどんどん加わっていって、音と音との出会いを楽しみました。そしてステージの最後には、正に今回の出演者全員がステージに上がり、金子さん作曲の“Reflections”、そして唱歌としてご存知の“ふるさと”をお送りして、今回の締め括りとなりました。皆それぞれ想いはあると思いますが、こうして1つのイベントを通して、皆で1つの音楽を作っていけたというのは事実です。この実現を元に、また新たな可能性を作っていけたら良いのかなと思いました。
そして黒船としても、初ライブが無事に終わり、まずは安堵の気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。しかし、実は休む暇もなくライブは決まっておりまして、9月14日(土)の梅田 Mister Kelly's、そして9月21日(土)の渋谷 Last Waltz と、本当に盛り沢山です。どちらも楽しみにして頂ければと思います!
また、DVD『Mariage』〔Kurofune、ライブDVD『Mariage』発売決定!参照〕も好評発売中でございます。ライブDVDの作品化というのも、なかなかある機会ではないので、是非ともご覧になってみて下さい。そして、今後のライブと見比べてみるのも面白いかもしれません。それでは、どうぞ御期待下さいませ♪…今回はどうもありがとうございました!
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net
☆井上鑑さんのHP…http://www.akira-inoue.com
☆二子玉川 Kiwa のHP…http://oasis-kiwa.com
●9月8日(日)大森大田文化の森
昼の部:開場…12:40〜、開演…12:50〜、
夕方の部:開場…16:20〜、開演…16:30〜、
入場料…無料
Member…(Vo)西野誠、(Vo)朴琴淑、(Pf)竹内大輔
≪ERNESTO-CIELO≫(Vn)Tsumuzi、(Pf)竹内大輔、(B)野々村拓、(Ds)佐々木俊之
バイオリンの Tsumuzi 君が講師として所属している、Mミュージックという
音楽教室の、音楽発表&ライブ・イベントに、自分個人と ERNESTO-CIELO と
して出演させて頂きます。個人での出演は、他のボーカル講師の方々との演奏と
なっており、ERNESTO-CIELO のライブと合わせ、1時間程のステージが予定
されております。開場、開演は前述のように2回ステージというスケジュールに
なっていますが(同じ内容を予定しています)、この前後には、音楽教室内での
発表会も盛り込まれており、常に会場では演奏が繰り広げられているものだと
思われます。少し新鮮な状況だとは思いますが、ERNESTO-CIELO もメンバーを
コンパクトにしてのライブになるので、新しい環境を楽しみたいと思います♪
●9月22日(日)銀座わしたショップ
Open…10:30〜、Start…16:00〜、
Charge…インストア・ライブなので無料
Member…(Fl)西仲美咲、(Key)竹内大輔
お馴染み、銀座にありながら沖縄の風を感じる事の出来る(上の写真は正真正銘
沖縄の、宮城島にある“果報バンタ”の風景です)、わしたショップでの西仲さん
とのライブです。9月は西仲さんの 2nd.CD『あかばなーのうた』の発売月でも
あり、あれからもう1年が経ったという事になりますが、改めて気を引き締めて
演奏していきたい時期でもありますね。折しも、今回は西仲さんの東京ツアーの
渦中での?わしたショップライブ。発売当時を思い出しながら、頑張ります!
以上になります。元々バラエティに富んだ9月でしたが、更にそのバラエティさが増してきました。こちらもまた楽しみにして頂ければと思います。よろしくお願いします!
Sometime は自分は初めて来ましたが、ジャズのお店ではあるものの、お店自体にしっかりとお客さんが根付いているお店でもあります。そしてそれはまず、賄いの食事を頂いた時に分かりました。…非常に美味しいのです!…これはレストランとして経営しているだけに非常に重要な事で、それでいてお店の雰囲気も良いので、普通にご飯を食べに Sometime に寄っても良いくらいだと思いました。お店は地下1階(2階?)に位置し、ステージは入り口からまた半階低い所に位置して、ステージを囲むように座席が設定されているのも面白いところです。ステージの奥には更に2層の座席が用意されていて、少し冒険心をくすぐられるような造りも自分好みです。飲み物も沢山ありますし、伝票の裏が1ドル札のデザインになっている(右上写真参照)のも、何だか遊び心を感じるではありませんか(笑)。
…そして何より、お昼のライブはミュージック・チャージが1000円に設定されているのも大きいでしょう。実際、今回のライブは満席に近い…と書いたのですが、半分以上は自分の知らないお客さんであり(池田君自身のお客さんも多かったと思われますが…)、要は一見様が多いという状況だったのです。気軽にジャズ・ライブが出来る場所で、このような状況というのは、実は有るようでなかなか無い事でもあり、流石、地元と共に歩んできているお店だと思ったものでした。これは、しっかりと自分達トリオの音楽を見せつけなければいけません!…そんな思いでステージに臨んだものでした。
前回のライブ〔自分名義ライブ46回目参照〕でもそうだったのですが、今回も選曲にも頭を悩ませる事になりました。前回よりはジャズ寄りな曲を…と考えて良いのでしょうが、こちらは1時間ステージを2回という、結構なボリュームの時間が用意されていたので、色々とステージ内に変化を付ける必要があったと思ったのです。
…という事で一番最初に演奏させて頂いた曲というのは、ピアニストのバービー・ハンコック作曲の“Tell Me A Bedtime Story”という、前回のライブでも演奏した曲でした。ジャズ曲という認知度は高いですし、…かと言って古い感じではないですし、むしろお洒落な雰囲気のある曲なので、演奏中の会場の様子を見るには打って付けだと思ったのです。こう書くと、まずはお試し的?な要素が含まれてしまうかと思われそうですが(笑)、まあ、否めない部分ではあるかもしれません。しかし、これで何となく様子は掴めたような感じはありました。
…その結論は、皆、じっと聴いてくれている…というものでした。Sometime はレストラン的な要素が強いと思っていたので、少し耳障りの良い、言わばBGMにもなるような音楽が良いのかな…と思っていた(実際、いつもより音量は抑えて演奏した方が良さそうだったので…)のでした。つまり、テーブル上でお客さん同士が会話出来るくらいとでも言いましょうか。しかし、いざ演奏してみると、皆さん熱心に演奏に耳を傾けてくれるではありませんか。…という事は、自分達の音楽を素直に演奏するのが、ここでは吉と出そうだったのです。
…ここからは、竹内大輔トリオCDの収録曲のオンパレードです(笑)。それは、一番新しい『ReInterpret the Passage』だけに留まらず、1st.アルバムの『Pictures』や、2nd.アルバムの『Fingers Dance』からも、幅広く…という感じでした。やはり、初めてお聴きになる方々に演奏するなら、オリジナル曲を是非とも聴いて貰いたいもので(…とは言え、一番新しいCDはカバー・アルバムだったので、そちらから極端に離れるわけにもいかなかったのは難しいところでしたが…)、そして実際、CDをお買い求めになって頂けた方も多かったので、これは演奏した甲斐があったと思ったものでした。
その中で1曲、まだCDにしていない“Casa Familia”という曲を、音源で聴いてみたいという声が多かったのは嬉しかったです。これは今年の3月頃に作曲し、その月に行ったライブ〔自分名義ライブ44回目参照〕で初お披露目した曲なので、CD化されていないのは止むを得ないのですが、何人かのお客さんに仰って頂けたのは、今後オリジナルCDを作る原動力にもなるというものです。気合いが入ると共に、ここ Sometime だからこその状況に感謝でしたね…。本当に1時間ずつのステージを、たっぷりと2回、やらせて頂きましたが、更にアンコールまで頂けました。ここで演奏したのは、所謂ジャズ・スタンダード曲の“Autumn Leaves”。即興感沢山でやらせて頂きました♪
お昼のライブ、非常に良かったです。こうした場所があるという事に、自分達は感謝しなければならないくらいですね。ただ、やはりお店的にも人気があるようで、次回のここでのライブも決めさせて頂きましたが、それは来年の1月19日(日)!という感じでした(笑)。かなり先の話しではありますが、またお昼にやりますので、どうぞ楽しみにしていて下さい。…そして久し振りに、外苑前 Z・imagine でのライブも決定しました!…日にちは11月17日(日)です(勿論、今年です…笑)。夕方18:30頃からのステージを予定しております。こちらもたっぷりと演奏しますので、皆様どうぞお越し下さいませ!
今回もどうもありがとうございました。ちなみに、この日はライブが終わっても17:00という時間だったので、この後は予想通り?皆で飲みに行ってしまいました♪
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Tell Me A Bedtime Story
2、Love Theme From Spartacus
3、Summertime
4、The Day Of The Black Key(オリジナル)
5、Here, There And Everywhere
6、Hagatna(オリジナル)
・2ステージ 1、Close To You
2、Scramble(オリジナル)
3、Casa Familia(オリジナル)
4、Monte Fiesole(オリジナル)
5、Tombo in 7/4
・アンコール ・Autumn Leaves
☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.html
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
今回も、1バンド目に出演してくれた Cello a.k.a massan × bashiry、そして2バンド目に出演してくれた Mountain Mocha Kilimanjaro 共に、素晴らしいパフォーマンスを見せつけてくれました。前者はヒップホップ調、後者はバリバリのファンクという感じで、“Jazz”と銘打っているイベントとしては、特徴的なものではあったかもしれません…。しかし前述したように、このイベントはジャンル等には制限される事なく、自分達が本当に格好良いと思うバンドを呼んでいるだけなのです。そして実際に迫力あるライブを見せてくれて、お客さんも大いに盛り上がってくれる…。これ以上の喜びがどこにありましょうか。
特に Mountain Mocha Kilimanjaro はそのパフォーマンスが凄過ぎて、もうライブの締め括りを思わせるくらいの盛り上がりでしたが(笑)、そんな中での、自分達 TRI4TH の出番…。素晴らしい刺激を受けさせて貰ったと共に、自分達の意地も見せなければならない瞬間だとも感じたものでした。
さて、自分達の出番です。今回、こういったライブでは久し振りに“Night Hawks”から始めてみました。4ビートのリズムが基本となっていて、わりと分かりやすく“Jazz”の曲だと思える曲ですが、これが敢えての、前の2つのバンドとの差別化を図った形にもなったかもしれません。そして、ここでノリを全面に出した“Volare Via”で、待ってました感?を出し(笑)、そのまま最近の新曲である “Hervest”へと繋ぎ、疾走感の時間を演出させます。“Hervest”では今回、ベースとドラムをフィーチャリングした時間を作り、TRI4TH 流のクラブっぽさを出す雰囲気にも挑戦したりしました。
そしてMCを挟み、こちらも最近の新曲の“Everybody Knows That”へと続いていきますが、このMCではついに、次作 3rd.アルバムの詳細も発表させる事になりました。恐らく今後、何度もインフォメーションしていくと思われますが(笑)、覚えて欲しい事はまずは2つです。それはリリース日が11月6日(水)である事。そして、それの先行リリース・ライブとして、ここ Under Deer で10月27日(日)に TRI4TH ワンマンライブが行われるという事…です。まずは是非とも楽しみにしていて下さい。自分達も発売が待ち遠しいくらいですから。
そしてライブは続いていきます。そのまま“TRY AHEAD”へと繋げて、ここではドラムソロも入れてみたりして、更なるビルド・アップを図りました。
ライブの後半戦は“Yellow Butterfly”から始まり、“Hop!”、“Dance 'em All”という流れで演奏していきました。個人的には“Hop!”のこの位置(曲順)がグッと来た感じもあり、それも上手く手伝ってか、その後からの勢いもあるまま、アンコールに繋げる事が出来ました。アンコールにお送りしたのは、久し振りの“Hammer Head”。この日一番のリラックス感が演奏に出ていたかもしれませんね(笑)。この曲こそ思いっきりやらせて頂いた感じでしたが、楽しさを全面に受けていたからこそお送り出来たものだったと思います。改めて、色々なバンドに恵まれてると感じたと共に、自分達ながら、次回のイベントがまた楽しみに思ってしまうのでした。
そんな次回の『TJT 第5弾』は場所を渋谷 Plug に移し、日にちは9月29日(日)となっています。この日は toconoma、immigrant's bossa band の2バンドの出演も決定…。またまた自分達のイベントに華を添えてくれます!…果たして、今度はどんなライブになるでしょうか。どうぞ楽しみにしていて下さい!…そして、今回のライブもどうもありがとうございました。
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Cello a.k.a Massan のブログ…http://massanblog.blogspot.jp
☆bashiry のHP…http://bashiry.net
☆Mountain Mocha Kilimanjaro のHP…http://kilimanjaro.jp
☆渋谷 Under Deer のHP…http://www.under-dl.jp
★9月1日(日)吉祥寺 Sometime
Open…11:00~、1st.…14:00~、2nd.…15:30~
Charge…1000円(要1オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
1975年に誕生した老舗のお店、吉祥寺 Sometime。このお店の昼の部に
竹内トリオとして初出演させて頂きます。ベースの池田君は何度も出演
しているようですが、個人的には初となり、そして初がこのトリオメンバー
での出演でもあるという事で、非常に楽しみな1日になりそうです…。
上の味のあるフライヤーは、そんな池田君の手作りによるものです(笑)。
チャージも1000円と安いので、どうぞ気軽にお越し下さいませ!
●9月4日(水)、11日(水)、12日(木)、26日(木)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vn)Tsukasa(4日、11日のみ)、(Vo)白石恭子(11日のみ)
(Vo)折井敦子(12日のみ)、(Vo)石川早苗(26日のみ)
(Key)竹内大輔
お馴染みの赤坂 Kuro ですが、いつものように?月4度程の出演となります。
9月は Kuro にとって、周年の月でもありますが、ついに Kuro はこの9月で
開店10周年を迎える事になりました!…共演者もバラエティに富み、特に
2週目の週は大いに盛り上がる事でしょう。自分はお店の開店時期からいる
メンバーではありませんが、長期に亘ってをお世話になっているのは事実です。
この日は目一杯楽しむと共に、これからもどうぞよろしくお願いします!
●9月6日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Ts)青木秀明、(Pf)竹内大輔、(B)土谷周平、(Ds)大島洋
8月は休んでしまったので、2ヶ月振りの出演となる Crazy Love でのライブ
です。この日はインストでのライブとなり、テナーサックスの青木さんを
フロントにおいて、生ならではの迫力ある演奏を楽しめるかと思います。
諸先輩方に囲まれ、お酒に飲まれる自分もどうぞお楽しみ下さい(笑)。
●9月7日(土)二子玉川 Kiwa
Open…18:00~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ不明
Charge…前売り2800円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(津軽三味線)はなわちえ、(Pf)竹内大輔、
(Ds)佐々木俊之、(Vo)里アンナ
ベーシストの関谷友貴君によるプロジェクト“黒船”としての最初のライブです。
お気付きのように、このメンバーは今年の1月に行われた関谷君リーダーの
ライブ〔関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!〕を軸として集まっており、
そこに奄美出身の島唄シンガー、里アンナさんを加えての、非常に特徴ある
編成となっています。ジャズを基本に彩られる自分達の音楽に島唄が加わり、
どんなステージになるのか、自分としても楽しみです。また、この時点で
前述の1月に行われた“Live ソムリエ bottle.5”ライブのDVDも、黒船名義の
『Mariage』〔Kurofune、ライブDVD『Mariage』発売決定!参照〕として
一般発売を迎えており、この日は色々とメモリアルな1日になりそうです。
イベント自体は“No Nukes Gig”として、3バンドの出演が予定されており、
その中の1つとして演奏させて頂きます。どうぞよろしくお願いします!
●9月8日(日)大森大田文化の森
昼の部:開場…12:40〜、開演…12:50〜、
夕方の部:開場…16:20〜、開演…16:30〜、
入場料…無料
Member…(Vo)西野誠、(Vo)朴琴淑、(Pf)竹内大輔
≪ERNESTO-CIELO≫(Vn)Tsumuzi、(Pf)竹内大輔、(B)野々村拓、(Ds)佐々木俊之
バイオリンの Tsumuzi 君が講師として所属している、Mミュージックという
音楽教室の、音楽発表&ライブ・イベントに、自分個人と ERNESTO-CIELO と
して出演させて頂きます。個人での出演は、他のボーカル講師の方々との演奏と
なっており、ERNESTO-CIELO のライブと合わせ、1時間程のステージが予定
されております。開場、開演は前述のように2回ステージというスケジュールに
なっていますが(同じ内容を予定しています)、この前後には、音楽教室内での
発表会も盛り込まれており、常に会場では演奏が繰り広げられているものだと
思われます。少し新鮮な状況だとは思いますが、ERNESTO-CIELO もメンバーを
コンパクトにしてのライブになるので、新しい環境を楽しみたいと思います♪
●9月14日(土)梅田 Mister Kelly's
Open…17:30~、1st.…19:30~、2nd.…21:15~(入替え無し)
Charge…前売り3000円、当日3500円(共にドリンク、サービス料別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(津軽三味線)はなわちえ、(Pf)竹内大輔、
(Ds)佐々木俊之、(Vo)里アンナ
黒船が、関谷君の地元である大阪に出現です。7日の時と同じメンバーで、
大阪の本格的ジャズ・ライブハウス、Mister Kelly's にて大々的に行います。
結成から2本目のライブが、既に東京以外の場所で行われる事に、この
バンド名云々の想いが伝わってくるようでもあります(笑)。この日は
2ステージ入替え無しという事で、たっぷりと自分達の音楽を楽しめる
事でしょう。黒船の最初の“遠征”ライブ。大いに楽しませて頂きます!
●9月18日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例の、ボーカル・ギターの丸本達也さんのライブです。
この日もいつものように新曲を揃え、そしていつものように?
自分のピアノ・セレクションとして1曲選ばせて頂きます…。
今回はどのような曲で攻めるか、ライブ中とはまた違った楽しみが
あるような気がしてきますね(笑)。どうぞお越し下さいませ!
●西仲美咲、東京ツアー
・9月19日(木)吉祥寺 Meg
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ、
Charge…3000円(ドリンク別、ミニマム・オーダー1260円)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Ds)和丸
・9月20日(金)三軒茶屋 Obsounds
Oepn…19:00~、Start…20:00~2ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Ds)和丸
・9月22日(日)銀座わしたショップ
Open…10:30〜、Start…16:00〜1ステージ
Charge…インストア・ライブなので無料
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
フルートの西仲美咲さんによる東京ツアー・ライブです。久し振りに
ドラムに和丸君を加えたトリオの演奏となっており、沖縄の色を添えた
オリジナリティ溢れるライブを楽しめる事でしょう。西仲さんにとって
この編成は特徴で、ある意味で“原点回帰”と言われるのも、自分自身
ながら納得ではあります。19日(木)、20日(金)と、2日続けて
お送りします。沖縄の風を運びつつ、熱いライブを体感して下さい!
●9月21日(土)渋谷 Last Waltz
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…前売り3000円、当日3500円(ドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(津軽三味線)はなわちえ、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
この日こそ、黒船DVD『Mariage』の発売記念ライブとなります。
敢えて原点のカルテット編成のみでの演奏とし、ライブ録画した日を
思い起こしつつ、更なる高みを目指したステージをお送りしていこうと
思います。既にDVD発売からは日にちが経っているので、事前に目を
通して頂いて、この日の“予習”にしておくのも悪くないかもしれません。
そして、いざライブに目を向けてみると、DVDとはまた異なったソロ
展開があり、生演奏だからこそのメンバー間のやり取りが見えてくる事と
思います。大事な大事な1日になるでしょう。よろしくお願いします!
●9月23日(月・祝)関内 Freecs
Open…19:00~、Start…20:00~3ステージ
Charge…男性2500円、女性2000円(共にドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、(B)鈴木健市、(Ds)James Robinson
少し久し振りになる、ボーカルのナオキさんとのライブです。関内 Freecs は
自分は初出演となりますが、通常は深夜まで営業しているものの、この日は
祝日という事もあり、演奏は23:20までとなっております。御了承下さい。
ナオキさんとも久し振りですが、この4人で演奏するのも久し振りです。
お店的にはソウル系を中心とした演奏をしていくのでしょうが、自分達は
ジャズ系を中心とした選曲にしていく事になると思います。楽しみです♪
●9月24日(火)田原町(浅草)Smile
Open…18:30~、Start…20:00~2ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)Mirano、(Vo)長島緑、(Pf)竹内大輔、(Sax)藤田淳之介
ボーカルの Mirano さんと、このお店では2回目の出演となります。いつもの
サックスの藤田淳之介君は勿論、この日はボーカルの長島緑さんも加えて、
それぞれの方のステージをお楽しみ頂けます。また、恐らく一緒に歌う事も
あるかと思われます。ジャズらしい曲を中心に、ごゆっくりお楽しみ下さい。
●9月25日(水)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
お馴染みの赤坂 Pro-Amuse にて、お馴染みのボーカリスト、白石恭子さんとの
演奏になります。いつものように?リクエストも多数受け付けているようで、
もはやリクエストが無いと、どのような選曲・曲順でやったら良いのか悩んで
しまう程です(笑)。インスト曲も含め、どうぞ気軽にお申し付け下さい♪
●いづみ、沼津ツアー
・9月27日(金)沼津我入道バール
Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…3500円(オーダー別)
・9月28日(土)三島しげの家
Open…17:00~、Start…19:00~、Charge…投げ銭制(要オーダー)
※以上、メンバー全て、(Fl)いづみ、(Pf)竹内大輔、
(B)中司和芳、(Ds)鈴木“Soopy”智久
フルートのいづみさんによる沼津ツアー。9月も久し振りに参加させて頂きます。
ベースは前回と同じ中司さんで、ドラムには初共演(対バンをした事はあります)
の鈴木“Soopy”智久君。わりとシンプルなカルテット編成で、ノリノリでお送り
していきたいと思います。前回とはまた異なったお店でのライブとなりますが、
これも、いづみさんが沼津近辺で色々と営業努力を行っている賜物でもあります。
沼津には本当にバーが多く、それ故に、ジャズのような気軽にライブが行える
編成での演奏も、行いやすいのかもしれません。今回も楽しんできます♪
☆9月29日(日)渋谷 Plug
Open…18:30~、Start…19:00~、TRI4TH の出番は3バンド目、21:00~
Charge…前売り2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH がお送りする『Tokyo JAZZ Tribe』(略して TJT!)の第5弾を
お送りします。今回は、場所を渋谷の Plug に移しますが、いつものように
自分達と、もう2つのバンドのライブをお楽しみ頂けます。そんな今回の
出演バンドは、toconoma と immigrant's bossa band というバンド達で、
この TJT に華を添えてくれます!…Plug でこのイベントを行うのは
久し振りですが、実は第1弾こそ、ここ Plug で行われたんですよね
〔TRI4TH Presents Tokyo JAZZ Tribe Vol.1 参照〕。ある意味で、原点を
思い出す感じでもある、ここ Plug でのイベント。絶対に損はさせない
ライブですので、どうぞ皆様お越し下さいませ!…そして飲みましょう♪
●9月30日(月)西荻窪 Terra
Open…19:00~、1st.…20:00~、2nd.…21:30~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(G)宮城由泳、(Pf)竹内大輔、(B)山根幸洋、(Ds)木村創生
ギターリストの宮城由泳さんがお送りする“YUE's Bumping Jam Vol.15”に
初参加させて頂きます。“Vol.15”となっているので、何度も開催されて
いると思われますが、今回のメンバーにはドラマーの木村創生君も参加
しているという事で、なかなか面白い事になるのではないでしょうか。
宮城さんのオリジナル曲や、アレンジした曲等を中心に、個々のメンバー
の個性を生かしたライブになると思います。気軽にお越し下さいませ!
以上になります。本当に盛り沢山の9月ではないでしょうか。前述したように、季節の変わり目という事もあり、バンドやイベントも新しいものが目白押しです…。是非とも色々なライブに目を通して頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします!
宮里君は、Generation GAP というバンドで自分も何度も共演させて貰っていて、その付き合いは結構前からのものになるのですが、実は拓海君との出会いも、この宮里君を介して行われたもので、それは2006年12月に行われた Feeg というバンドのライブ〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、Feeg というバンドに参加!参照〕に誘われたのが切っ掛けでもありました。もう今から7年も前の出来事ではありますが(笑)、その後も恐らく1、2度しか共演する機会は無く、今回のライブは本当に久し振りでもあったのです。
この宮里君と拓海君で既に豪華なのですが、今回の出演メンバーは更に、ベースに川内啓史君、ギターに初めましての伊藤ハルトシ君と、パーカッションにこちらも初めましての谷口潤実君と、かなり強力な布陣で臨む事になりました。いずれも拓海君と同世代の方達で、数々のステージを経験しているメンバーです。これは楽しいセッションになる事、間違い無いのでした。
…とは言え、ライブは緊張感のあるものではありました(笑)。これは通常のライブとはまた異なった緊張感だとは思うのですが、“セッション”であるが故に、出たとこ勝負みたいな部分も大きいライブではあるのです。特に今回はリハーサルの時間もあまり取れなく、曲によっては、本番で初めて皆で音を合わす…という状況もあった程でした(笑)。しかし、それは時に“吉”と出る場合があるのです。今回のステージは本当にそうで、出たとこ勝負ならば、出たとこ勝負なりの楽しみ方があるという方向に、皆で無意識的に変えられたのが良かったのではないでしょうか。それは音にも表れていたように思ったものでした。
これがセッション・ライブの良さでもあるのかもしれません。今回、演奏した曲は全て個々のメンバーによる持ち寄り曲で、それぞれ素直に演奏したい曲が集まったので、それがそのままステージの個性にも繋がっていった事と思います。緊張感と個性が同居する、なかなか貴重なセッションになったと思いました。どうもありがとうございました!…またやれたらと思います♪
☆宮里陽太君のHP…http://www.yotamiyazato.com
☆小笠原拓海君のブログ…http://ameblo.jp/takumiogasawara/
☆Motion Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp
言わば、一気に都会的な路線になったわけですが、この時に川越駅を境に運転系統は分離される事になり、川越駅〜高麗川駅間ではそれとは独立された運行がなされています。こちらの区間では1996年のJR八高線の電化(高麗川駅〜八王子駅間)に伴って、八高線との乗り入れが行われるようになり、川越以東では“埼京線・川越線”、川越以西では“川越線・八高線”というような案内がなされ、ラインカラーも乗り入れ先に合わせるような形になりました(川越以東は緑、以西はグレー)。確かに川越以東の区間は、もはや埼京線の延長にしか思えない感じではありますが、歴史を紐解くと、この区間もれっきとした川越線なのです。ちなみに、埼京線…という路線ですが、この路線名は便宜上で正式に存在するものではなく、それぞれの路線の“別線”という扱いになっているのが面白いところです。
さて、そんな乗り入れ先の埼京線に、現在走っている205系という車両の置き換え目的で、E223系7000番台という車両が今年の6月30日から走り始めました。今までのパターンからすると、205系全車を置き換えるのも時間の問題で、両車の共演が見られるのも今だけでしょう。実際、今回は埼京線経由で川越線の大宮駅まで向かったのですが、もう既にE223系を見掛ける機会が多く、置き換えは思ったより早く進んでいるのだと思ったものでした。…正に過渡期とも言える現在の川越線。それではどうぞ御覧下さい!
●日時…2013年8月13日 ●距離…30,6km ●駅数…11駅
川越線の起点となる大宮駅は、埼京線と直通運転を行う為、地下のホームからの発着となっています。埼京線と繋がる前は、大宮駅の10番・11番ホーム(現在の、湘南新宿ラインからの下り列車が使用)から発着をしていました。…現在、川越線の大宮駅〜川越駅間を走る列車は、全て埼京線と直通運転を行っています。つまり、大宮駅始発の川越駅行きの設定が無いという事になりますが、ダイヤが乱れた際には直通運転が中止される事も多いので、この時にはそんな光景も見られる事になります。
大宮駅で埼京線・川越線ホームに向かう場合、駅が橋上駅舎なので、いったん駅の2階部分に上がり、そこから地下に向かわなければいけません。なので、駅舎に入ってからホームに辿り着くまでには結構な時間が掛かります。それでいて、日中の川越線の本数は20分に1本(殆ど、りんかい線からやってくる快速列車です)なので、整理はされているものの、ちゃんと時刻を確認して乗る必要があると言えそうです。
さて、早速やってきたE233系に乗り、川越駅方面に向かいましょう。大宮駅を出て暫くすると地上に上がり、右側にはJR高崎線が見えてきます(右上写真参照)。逆に、左側には鉄道博物館が見える筈です。この辺りの高崎線との並走区間は、〔鉄道さんぽ17.(JR東日本、高崎線編)〕でも書いているので、こちらも参照して下さい。そして高崎線と分かれると日進駅に到着し、ここからは単線区間となります。
日進駅を過ぎると、2009年に開業した西大宮駅となります。駅の向こう側には、吹奏楽部で有名な埼玉栄中学・高等学校がありますが、この駅が開業する前は、ここから約1、5km先の指扇駅から歩いてこなければなりませんでした。個人的に、自分の従姉妹がこの学校に通っていた時期があり、例の?吹奏楽部に入ったので朝練が存在していたわけですが、従姉妹の家が埼京線沿線だったのに、やたら朝早く出ているのを不思議に思っていたものでした。そして後々に、最寄り駅から学校までが結構な距離がある事を知るのです。
…せっかくなので、この距離を体感しようと、西大宮駅〜指扇駅間を歩いてみました(笑)。西大宮駅周辺は開発が徐々に進行しているようで、道も所々で工事中の区間も存在しましたが、概ね迷う事無く向かえる感じではありました。それでもやはり、30分弱は掛かる道のりだったので、通学時代は想像以上に大変だったのではないかと思われます…。現在ですと、西川越駅から学校までは10分も掛からない筈なので、今の学生達は、当時より20分以上は遅く家を出ても大丈夫だな…と、余計な心配をしながら(笑)、現在工事中の指扇駅(右上写真参照)を後にしました。
指扇駅を出ると、荒川橋梁を渡って川越市に入ります。そして築堤を右にカーブしながら降りていきますが、ここは川越線の撮影地としても有名(右上写真参照)です!…そのまま真っすぐ田園地帯を抜けていきますが、この南側には川越車両センターがあり、埼京線、川越線、そして八高線の電化区間(前述の、高麗川駅〜八王子駅間)を走る車両を受け持っています。ただし、りんかい線所属の70ー000形(左下写真参照)は受け持っていません(滞泊はあります)。
ここに所属している車両で特徴的なのは、クモヤ143形電車と、MUE-Train という、2つの車両でしょう…。いずれも旅客用ではなく、前者は牽引車として、後者は技術革新を目的とした車両として在籍しており、周囲の道路からもその姿が確認出来る(左下写真参照)ので、近くを通った際には是非とも目を向けてみて下さい(笑)。
…ちなみに、この日はこの周辺を2時間近く歩いていたのですが、日差しを避けられる場所が殆ど無く、だいぶ日焼けをしてしまいました…。この日も昨今の夏の例に漏れず、1日中暑い日でもあったのです。そんな川越車両センターが置かれている指扇駅〜南古谷駅間は、4、7kmの距離(今回は、南古谷駅を起点に“さんぽ”しました)…。この距離は、川越線で一番駅間の長い区間でもあります。
なかなか味のある駅舎である南古谷駅を後にし、川越駅へと進みます。ここからは路線の形態もガラリと変わり、列車も4両編成と結構コンパクトになります。そもそも車両のラインカラー(黄緑とオレンジ)も変わるので、見た目にも違う路線に入ったかのようです。…ですが、昔ながらの川越線は、やはりここからの区間だと自分では思います。
前述のように、川越駅を境に運転系統は分離されており、両区間を直通する列車は現在設定されておりません(例外的に、川越車両センターから出庫した列車が南古谷駅始発として、川越駅を通って高麗川駅方面に向かう列車が早朝にあります)。川越駅を出ると、暫くは東武東上線と並走しますが、その雰囲気は〔鉄道さんぽ21.(東武鉄道、東上本線編)〕を参照して頂ければと思います。そして東上線と分かれると、何だか心細くなるような感じ?で列車は進んでいきます。しかし、これがまた良かったりするものですから不思議なものです(笑)。
川越駅を出て暫くして、早速ローカル色の強い西川越駅に到着します。片面のみのホームで、列車の行き違いは出来ず、以前は無人駅でもありました(現在は早朝・夜間以外は駅員が配属されます)。この駅を出ると築堤に上がり、そのまま入間川を渡ります(右上写真参照)。車窓の右側には、先程分かれた東上線の橋梁も見え、まだそんなに距離が離れていない事が分かります(右下写真の奥に見える列車が東上線)。
入間川を渡ると徐々に東上線と離れ始め、的場駅に到着します。東上線側の霞ヶ関駅(開通当初はこちらが的場駅と名乗ってあり、後に霞ヶ関駅に改称…更に後に川越線が開通し、こちらに的場駅の名前が再度付けられました)は当駅から約1kmぐらいの距離にあります。駅の規模で言えば、断然こちらの方が小さいですが(笑)、日中の列車同士の交換駅にも設定されています。普段、どちらかというと下り列車が先に着き、上り列車の到着を待ってから発車していく感じになっています。
そのまま列車は西方向に進み、西川越駅と同じく、単式ホーム1面1線ホームの笠幡駅(左下写真参照)、このブログにもよく登場する、さばいばるいとうさんの自宅の最寄り駅でもある武蔵高萩駅(右下写真参照…笑)を経て、いよいよ終点の高麗川駅となります。ここまでずっと西に進んできた線路は、高麗川駅に近付くと左にカーブして南に進路を変え、右側から非電化区間のJR八高線が合流し、高麗川駅構内に進入していきます。
この先、八高線の電化区間である八王子駅まで、直通運転を行っていますが、ここまで列車は20分に1本の頻度で運転されているに対し、八高線は30分に1本の運転になるので運転間隔が合っておらず、列車によっては高麗川駅で長時間停車する事もしばしばなのですが、これもまたローカル路線の醍醐味かもしれません。駅舎の先には山々も見え、関東平野の西端である事を窺わさせてくれます。
左上の写真は、高麗川駅を出て、川越線の川越方面へ向かう209系3000番台電車です。左の線路は八高線の高崎方面へのものです(一瞬電化されているように見えますが、この先すぐに非電化区間に入ります)。右上写真は、そんな209系の車内です。今や209系の初期車両すらその数を減らしているので、本当に、関東圏内の車両の置き換えスピードの速さには驚かされます。
これにて、川越線の“さんぽ”は終了です。全区間が東京近郊区間に含まれる同線ですが、場所によってはまだまだ田園風景の残る風景も見え、手頃な“さんぽ”?としてはお勧めの路線と言えそうな印象がありました。また、この日、起点の大宮駅に降り立ったのは朝9:30頃で、この時間から“鉄道さんぽ”を開始したのですが、色々と寄り道をしても、終点の高麗川駅には15:00前には着けました。久し振りに、時間に余裕のあった“鉄道さんぽ”とも言えるかもしれません。
高麗川駅は、日高市の中心となる駅でもありますが、駅周辺はそんなに賑やかな雰囲気ではなくて、例えばレストランを探すにも一苦労です(笑)。また、この時はちょうどランチの時間帯を過ぎてしまった為か、お店があっても、支度中、準備中のお店ばかり…。しかし、そんな中でも1軒、居酒屋風レストランとでも言いましょうか…。良いお店が見付かりました。せっかくなので早めの打ち上げを行い、自分自身への乾杯を行いましょう(笑)。暑い1日の締めに、更に贅沢な時間でした♪
お店は自分は初めて来ましたが、ドラムの佐々木俊之さんは何度かお客として来店した事があるとの事(流石です…笑)。エンターテイメントとの空間…とは正にその通りで、昼はカフェ、夕方以降はパブ、そして夜遅くなるとクラブっぽい雰囲気にその姿を変えていくとの事…。自分達が演奏する時間帯は、正にこのクラブっぽい雰囲気になる時で、ステージには DJ ブースが作られ、お洒落でモダンなスタイルが提供されていました。初め、カフェでの演奏…という事で、普段ですと音量に気にしながら演奏しなければならなかったりするのですが(笑)、DJ の音量を聴く限り、かなりガッツリと演奏して良さそうです。何だか気合いが入る瞬間でもありました。
今回与えられた時間は、1ステージ約30分の全2ステージ。敢えて自分はお店に入るまで、何の曲をやろうかは決めていませんでした。…というのも未確認な部分が多くて、どのような雰囲気の曲がこのお店には合うか、よく分からなかったのです。そして、お店でのリハーサルの時間はパブ的な雰囲気だったのですが、リハーサル後にはそれがクラブ仕様に変わり、お店はまた異なる雰囲気になってきました。曲を決め始めたのはこの辺りだったでしょうか。…まあ、結果的に、「何を演奏しても格好良いのではないか」…という結論に至ったのですが(笑)。
DJ に合わせてクラブっぽいビートの曲でも良いですし、ラテンのテイストを持つ、自然に身体が動いてしまうような楽しい曲も良いかもしれません。…かと言って、全うな4ビートのジャズを演奏しても面白いでしょうし…。これはやはり、Virgin Cafe の持つ魅力のポテンシャルの高さを表しているような気がしました。流石は世界のヴァージン・グループです。…という事で、せっかくなのでトリオの『ReInterpret the Passage』の曲を中心とした選曲をし、1ステージ4曲ずつの演奏をお送りさせて頂きました。時にアレンジを変え、構成を変えたりしつつ、即興的に出るインスピレーションも忘れずに、生演奏の良さを少しでもお届け出来ればと思ったものでした。敢えて DJ Time の雰囲気とは異なった感じにしたのも吉と出ていたかもしれません。
この日の演奏は時間的に遅く、1ステージ目が21:30〜、2ステージ目が23:00〜というものでしたが、それでも多くのお客さんに残って頂いたのは嬉しかったです。また、場所柄なのか、遅い時間でも結構お客さんが入ってくる状況でもあり(金曜日というのも良かったのかもしれません…)、沢山の人に耳を傾けて頂けたのも良かったです。CDも何枚か買って頂けましたし、また是非やって下さい!とのお声も沢山頂きました。竹内トリオとしては、こういった不特定多数の方々の中でライブをする機会があまり無いので、今回は新鮮な時間であったと共に、1つのステップアップが図れたライブでもあったと思いました。また、DJ Time がある中でのライブというのも初めてだったので、より可能性を感じられる1日にもなりました。こうした経験をする事で、また活動の幅が広げていきたいものですね。どうもありがとうございました!
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、On Green Dolphin Street
2、Close To You
3、The Night Visitor(オリジナル)
4、Tell Me a Bedtime Story
・2ステージ 1、Love Theme From Spartacus
2、Summertime
3、Tombo in 7/4
4、Casa Familia(オリジナル)
☆Virgin Cafe 品川のHP…http://www.virgincafe.jp/shinagawa/
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
この日は2ステージ行われましたが、更に1ステージの中で前後に分けるような趣向が凝らされており1ステージの前半が Mirano さん、後半が有桂さん…、逆に2ステージ目は、前半が有桂さん、後半が Mirano さん…という登場順序が行われていました。こういったステージングは Mirano さんはよく行っており、老舗のジャズ・クラブ等で、ボーカリストが何人か出演する時によく行われるやり方(つまり、バックの演奏者は変わらない)ではありますが、楽屋でも堂々とそのスタイルを維持するという事に、一種の拘りのようなものを感じさせてくれました。勿論、要所要所ではインストの曲も盛り込んでおり、そのステージ中に変化を付けさせてくれますが、もう長年そういったスタイルでやってきているので、何かまた違ったアプローチでステージングを考えられたら、更に面白くなるのではと思ったりもしています。
この日は、基本的にはジャズ・スタンダード曲をお送りしました。新曲満載ライブ!…なんて銘打ったりしていましたが、結局新曲は出来ず(笑)だったので、次こそ取り入れていきたいものですね。…とは言え、有桂さんとは初共演だったので、こちらもスタンダード曲とは言えど、ジャズらしい即興感ある演奏が楽しめたので、良かったのではないかと思います。
最後にはそんな2人で“What A Wonderful World”を歌ってくれました。Mirano さん的に、恐らくこの日は、手探りな感じで進めていかざるを得なかった部分もあったとは思うのですが、この曲は、そんな1日の良い締めりのような雰囲気があったと思います。…何にせよ、無事に終わってホッとした…というのが大きな印象でした。しかし、確実にステップアップにはなっていると思います。また次回のライブに向けて、張り切っていきましょう!
…そんな、活を入れる為のおまけの写真(笑)。
☆Mirano さんのHP…http://teddy-rose.com/mirano.html
☆有桂さんの(ビックバンドの)HP…http://www.bigbang-music.com/index.html
☆中目黒楽屋のHP…http://rakuya.asia/top.shtml

5月16日(木)