この作品では、トリオとしては初めてPVも披露する事になりました。いま見ても、なかなかお気に入りの仕上がりです。久し振りに(笑)?どうぞ御覧下さいませ!
発売から1年が経ちましたが、ライブ等でこのCDを持っていくと、今でもこの作品に興味を持って頂ける事が多く、自分としても凄く嬉しく思います。また新たな作品を生み出せるよう、1つ1つ刺激にしていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
…そして、これからも自分は、このCDを持って会場へ向かうのです!…皆様、またそれぞれの会場でお会いしましょう♪
そもそも、この2日間が休みになったのは結構最近で、どこか行きたいなぁ…と思いながら、格安航空会社のHPを見ていたのですが、成田空港〜関西空港間が5000円台であったのを発見しまして、すぐに予約、そして関西へと旅に出てしまった次第です(笑)。天気は大方晴れの予報で、桜の時期でもあり、関西の桜を見に行く…ぐらいの曖昧な目的で回っていたのですが、それらは達成出来たようにも思います。
4月も第2週に入っていたので、桜前線も大阪市内よりは、もう少し北に向かった方がピークを狙えるというイメージもあり、まず行ったのは、京都府八幡市の淀川河川公園背割堤地区…。満開で、少し風の強い日だった事もあり、風が吹く度に花びらが舞って、優美な景色に更に拍車を掛けていました。
ここで満開だったら、やはり更に北を狙った方が…という事で、そのまま京都市内へと足を進めていきました。街中に咲いていた枝垂れ桜は本当に見事で、正にピッタリの日取りだったように思います。京都には何度も来ているものの、ここまで桜の時期に当たった事があるのは初めてだった気がします。
京都市内にある平野神社には、色々な、そして中には大変珍しい品種の桜が存在するらしく、その開花時期は1つ1つ異なっている為に、見所の時期も長きに亘っているようです。早いものですと3月下旬には、遅いものですと開花が4月下旬のものもあるらしく、無料で入れる場所としては、かなり見応えのある桜鑑賞場所なのではないかと思いました。
勿論、鉄道にも乗っております(笑)。写真は、京福電鉄北野線の宇多野駅〜鳴滝駅間に存在する、通称“桜のトンネル”という区間で、写真通り春らしい景色が見事に展開されていました。
京都の春を思う存分満喫した2日間でした。この旅を実現させる切っ掛けにも繋がった、格安航空会社という存在に感謝です(笑)。この旅の詳細は、備忘録という思いも含めて、また後日に記事を書いていきたいと思います!
自分が持っているキーボードについては、〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、ピアノについて触れたので…参照〕で触れていますが、この記事以降、新しくキーボードは全く購入していないので、今回の購入は恐らく9年振りくらいの出来事になってしまっているかもしれません。それくらい大事に使っている…と思われているなら喜ばしい事ですが(笑)、キーボードというのも、パソコンや携帯電話のように、あっという間に新しい製品が出たりして、旧機種は古いようなイメージを持たれてしまうので、逆に、よく今まで使っていたな…と感じる事もあります。
ただ、楽器という括りに関して言えば、古い機種…というのはビンテージ製品とも言われる事があるので、ただ単に最新式だったら良い…という感じにはならないのですが(笑)、それでも新しいキーボードが家に来た瞬間は、やはり単純に嬉しくなってしまいます。こちらです。
KORG SV-1 という機種です。ステージ・ビンテージ・ピアノ…と呼ばれていて、最初に世に出たのは2009年の事らしいので、所謂、最新機種!…というわけではないのですが、買ってしまいました…。最初に発売された時は本体が赤色だったのですが、現在は写真のような黒色となっています。赤色も良かったのですが、フォーマルな場での仕事となると、赤色というのは少し違和感があるような気がしなくもなかったので(よくも悪くも、バンドっぽい印象があったのです)、自分は黒色で合っているような気がしてます。
以前、自分がメインに使っていたキーボードは YAMAHA MOTIF ES7 でしたが、正直、自分には大き過ぎ、そして重過ぎるのがネックになっていました。シンセサイザーなので、それこそ色々な音を作れて、色々な音を出せるのですが、生ピアノをメインとしている自分にとっては、機能が豊富過ぎました…。身の丈に合った…と表現すべきかどうかは分かりませんが、ここ数年くらいは、ずっとそんなキーボードを探していたのでした。
そして半年くらい前の事ですが、ちょうどこの SV-1 を使ってライブをする事があり、その時に何だかパワフルな音に惹かれまして、この SV-1 に興味を持ったのです…。操作性を、敢えてアナログな感じにしており、また、実際に真空管が中に入っているので、暖かみのある音色も、新しいのに“ビンテージ”と呼んでいる所以なのかもしれません。
実際のところ、エレピの音色が凄く良いとされているのですが、このピアノの音も結構好きでした。少し軽めな感じもしますが、割りとイケイケなバンド・サウンドの中では、これくらいの方が抜けて聴こえるような気もします。そして弾き心地も結構好きで、生ピアノ重さと、エレピの軽さの中間ぐらいのタッチとでも言いましょうか…。実態には合っている気がします。
何だかレビューっぽくなっているので、この辺りにして(笑)、今後も長く使っていけそうな機種にはなりそうです。本音を言うと、以前の YAMAHA MOTIF ES7 と比べて、少ししか重量は軽くなっていないのですが(笑)、大きさは一回り以上は小さくなったので、以前よりは身軽になったとも言えましょう。早くライブで使ってみたいですね。…と言うか、今後はこの機種ばかりになると思います。どうぞ楽しみにしていて下さい!
☆KORG のHP…http://www.korg.com/jp/
実は最初、西仲さんに自分が誘われたのは東京の方のライブのみだったのですが、今まで何度もお世話になっている沖縄でも、自分の力が役立てられれば…と思い、沖縄でもやらせてほしいという意志を告げ、今回の参加が実現したのでした。
そして、結果的に東京でのライブは75人、沖縄でのライブは54人と、どちらの会場も沢山のお客さんにお越し頂きました。また、寄付金の対象として、自分も録音を手伝った、西仲さんの1枚目のCD『aka is. funky』の売り上げもそれに加わり、合計205000円の寄付金が集まる事になりました。勿論、これらは既に JETOみやぎへ寄付されていますが、自分達の力が微力ながら届いた瞬間でもあり、遣り甲斐のある時間を過ごせたような気がしました。
東京でのライブは三軒茶屋 Obsounds、沖縄でのライブはライブハウスと言いますか、何度か食事をしに行った事もある那覇 Cafe Smooth で行われました。どちらも今回の為に、惜しまない協力をして頂いていまして、改めてこの場を借りて、お礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました!…勿論それ以外にも、今回は今まで以上に、関わった方々が多かったツアーになったのですが、それは本文でその都度触れる事にしていきましょう。どうぞ御覧下さいませ!
5月19日(東京1日目)
チャリティー・ライブの最初の舞台は東京で、前述の通り、三軒茶屋 Obsounds にて行われました。西仲さんと東京でライブをやる時には、もうお馴染みの場所でもありますが、今回は少し様子が違っていました。お店の外には西仲さんのCDが置かれ、今回のライブの趣旨と、売り上げを寄付金として送るという旨が書かれていました。また、久米島の泡盛、久米仙の協力も頂いており、そちらの瓶も会場内に置かれていました。
また、お店のスタッフの方もそうですが、それとは別に、このライブの手伝いの為に駆け付けて頂いた方々も多く、今回のチャリティー・ライブの反響の高さが窺えるというものでした…。それはスタッフとして…だけではなく、出演者として…でもありました。
普段はテーブルを置いてある Obsounds も、この日は極力お店に出すのを控え、多くの方がお越し頂けるように設定しました。それでも満員御礼の状態であり、座りとは言え、ほぼ店内は身動きも取れないぐらい、多くのお客さんで一杯になったのでした。
こんな中でライブは始まりました。まだまだ続きます!
花見 A GO GO と言えば、やはりカルメラが主催となったイベントですが、つまりは関東在住バンドマンを集めて、花見をしようというものです(笑)。非常にシンプルな内容で、それこそよく行われているのだろうと思われがちですが、自分はこういった類いのものに顔を出せる機会にはなかなか恵まれず、それこそバンドマン界隈…という括りでは、初経験だったのではないでしょうか。場所は代々木公園と、都内の花見で有名な場所ではあるものの、当然花見として訪れるのは初めてで、ドキドキしながら向かったものでした。
…そこには、カルメラのメンバーを始めとしたミュージシャンが多く集まり、交流会と言えば交流会なのだと思いますが、楽しい楽しい“祭り”の場でした。カルメラは関西出身のバンドで、今までは勿論、大阪拠点で活躍をしてきていたのですが、1年程前からメンバー総出で東京に進出し、現在では東京拠点として大活躍をしています。
そんなカルメラと自分が初めて知り合ったのは、自分が TRI4TH の正式メンバーとなってから初めて行われたツアー〔TRI4TH、関西ツアー(2012.5.3~5.6)参照〕の時で、実はまだ2年も経っていない事に気付きました…。そして、今回の花見へのお誘い…。嬉しかったです。本来、こういった場は東京出身バンドである我々が企画すべきなのかもしれませんが、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。自分は途中で帰ってしまった身だったのですが、始まったのが17:00頃で、自分が帰ったのが23:00頃…。何だかんだで結構居たようです(笑)。どうもありがとうございました!
ちなみに、TRI4TH のドラマーであるタカオさんはその後、最終的に酔い潰れ、どんな事をしても起きなかったそうで、結局はカルメラのメンバーの家にお世話になったそうです…。ロックですね(笑)。
☆カルメラのHP…http://www.calmera.jp
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
番組が始まってから32年間…というと、自分が2歳の頃から始まっていたわけで、物心ついた時には既に“やってて当たり前”の番組でした。学生…特に小学生の頃は、祝日で学校が休みになると、日曜に放送されていた増刊号ではなく、通常の生放送時の『笑っていいとも!』を楽しみに、その日のお昼を迎えていたのが思い出されます。
何だか寂しくなりますね。今まで当たり前だったのが、ある瞬間から当たり前ではなくなる…というのは、本当に大きな変化になってしまうのだと思います。しかし、この最終回の放送も、いつも通りの進行、そしていつも通りの「また明日も見てくれるかな?」の掛け声で締めてくれました。自分に例えると、ピアノを始めたのが3歳からだったので、今年度で32年間続けている事になるわけですが(半年くらい休んでいた時はありましたが…)、このピアノが弾けなくなる時が来る時、いつも通りにその瞬間を迎えられるでしょうか…。自分は恐らく無理です。それこそ、『タモリ倶楽部』が終わってしまうくらいのショックを覚えるかもしれません(笑)。
そもそも、タモリさんの番組で言えば、『タモリ倶楽部』に出るのが昔から夢です(笑)。
…と、ちょっと取り留めが無くなってきてしまったので(笑)ここまでにしまして、この番組を見て、自分が楽しく過ごせていたのは事実です。遠くから、32年間の楽しい時間に感謝をしたいと思います。ありがとうございました!
・2013年11月…伊藤樹明、誕生日〔伊藤樹明、ニューヨークからの帰国ライブ〕
・2013年12月…白石恭子、誕生日〔○度目の29歳バースデー祝い〕
・2014年1月…竹内大輔、誕生日〔2014年、史上最強的に早い誕生日祝い〕
…という感じです(笑)。また、ブログには書いていませんが、先月の2月にも、こちらはお客さんに対して、バースデー祝いは行われております。
そして今月。もう写真だけ見ると、前述のブログ内にある写真(特に、左下写真のシャンパンを開けるという光景…)と変わらなそうですが(笑)、それだけ深い関係性を持ってお店と接してくれているという事でしょう。改めて、どうもありがとうございます!
そしてお馴染みになりつつありますが、パーカッションのミキヤも、我こそは!…と参加してくれました(笑)。今回は、4月19日(土)に所沢 Mojo で予定されている、伊藤樹明トリオ改め“Bryant Park”のオリジナル曲、つまりミキヤ作曲の初披露も行われ、今回はデュオで演奏したものの、次に繋げられる布石になった時間になれた気がしました。
勿論、恭子さんともいつも通り(左上写真は特に意味はありません…笑)です。ただ、今回は自分達にとって新しい曲にチャレンジした日でもあり、“今さらジロー”と、少し意外かもしれませんが、“You've Got A Friend”に初挑戦しました!…元々レパートリーの多い恭子さんですが、まだまだ曲を増やそうとする誠意は本当に感心します。そして、自分のレパートリーもこうして増えていくので、何だか有り難かったりするのです。
今回も盛り沢山でお送りしました!…来月にもバースデー祝いが行われるかどうかは分かりませんが、また楽しい時間を一緒に過ごせればと思います。来月は4月18日(金)を予定しております。どうぞよろしくお願いします!
☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/
☆赤坂 Pro-Amuse のHP…http://www.pro-amuse.com/
最近は、寝台特急を始めとした、いわゆる夜行列車の廃止が後を絶ちません。これは新幹線の路線網の拡張や、夜行バスの台頭、そして日本の航空業界に LCC が現れ、昔より格段に安く、気軽に遠くに行けるようになった部分が大きいとは思うのですが、その他の大きな理由に、車両の老朽化や、機関車運転士の激減等も挙げられます。そして上野駅〜青森駅間を、JR羽越本線経由で運転してきた“あけぼの”号も、ついにこの対象になりました。これまで廃止されてきた寝台特急の中では乗車率はまだマシな方でしたが、季節運転化されてしまいました。これはもう、ただ受け止めるしかありません…。
この『あけぼの』は自分も何度か利用した事があり、〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、旅日記 30.(ブルートレイン編…2009.6.22~6.25)〕の記事では、旅の最後として、上り列車となる青森駅➡上野駅間の全線で利用しています。この時は、日本全国に残っていた、所謂純粋な“ブルートレイン”…と言える列車である『北陸』、『日本海』という寝台特急も乗りましたが、それらは先に廃止されてしまい、そして今年はついに『あけぼの』も無くなってしまう事になりました。『あけぼの』については季節運転化(ひとまず今年のゴールデンウイークに運転される事は決まっています)…という事なので、あくまでも定期運行の廃止…という事になってはいるものの、前述の『北陸』、『日本海』も当初は季節運転化され、後にいつの間にか運転されなくなるという、自然消滅的な消え方をしているので、『あけぼの』もいつまで走るのか怪しいものです…。
そんな状況という昨今ですが、今回の旅日記は昨年の4月に時を戻して、『あけぼの』号に、そして今年の5月12日に一部区間が廃止されてしまう、JR北海道の江差線に乗りに行った時の事を書かせて頂きます。寝台特急『あけぼの』号とは言え、自分が乗ったのは下り列車で朝を迎えてからの秋田駅➡新青森駅間で、この区間は通称“ヒルネ”(もうこれも死後になってしまうのかも…)と言って、寝台を利用しない時間帯に限って立席特急券(席指定無しで、空いていれば座れる)で乗車出来る…という制度に則って利用したのでした。勿論、利用車両は寝台車で、布団等は敷かれていませんが、純然たるブルートレインの風格は味わう事ができ、…とは言え、最初で最後の利用になったとも思います。
『あけぼの』の秋田駅発は朝の6:42…。何故、突然この駅から乗車出来たかと言うと、昨年の4月に実行した〔鉄道さんぽ 20.(JR東日本、田沢湖線編)〕を終えた自分は、東京には戻らず、そのまま秋田市内で1泊し、この日に備えたからなのでした。秋田新幹線にE6系が走り始め、そして『あけぼの』号に乗り、廃止が決定されたJR江差線にも乗り…と、色々な要素が絡んで実現した今回の旅でしたが、最後の最後に、更に大きな目的もありつつの旅でもあったのです。それは後にとっておくとして、まずは『あけぼの』の乗車から振り返ってみましょう。
●ブルートレイン『あけぼの』号
朝早くにホテルを出て、秋田駅に着いたのは朝の6:20頃。少々早いですが、恐らく最後の乗車になるかもしれない『あけぼの』号に、逸る気持ちがあったのかもしれません…。前日の21:16に上野駅を出発した『あけぼの』は、JR上越線、羽越本線を通って、ここ秋田までやってくるのです。新潟県に出てからは、ずっと日本海と併走?しながらの行程になっているわけですが、その厳しい路線環境から、悪天候ですと運休になってしまう事もしばしばありました。前日は晴れていたので心配は全く無い筈でしたが、それでも予定通りにいかなかったりするのが旅でもあります。…とは言え時刻通りに『あけぼの』は現れ、ホッと一安心をする自分がいたりするのでした(笑)。
“ヒルネ”が出来る車両は1両のみで、意外にも秋田駅から利用する乗客が多いのは驚きました。確かに、この時間帯にはまだ特急列車が運転されておらず、この『あけぼの』が唯一の速達列車でもあるのです。…とは言え、普通の特急列車よりは速度は遅くならざるを得ず、ここから向かう新青森駅までの所要時間は約3時間。通常の特急列車ですと約2時間半くらいなので、やはり機関車が客車を引っ張る…という差は大きいようです(単に車両が古いせいでもありますが…)。
しかも、3時間もの所要時間があるのに車内販売は全く行われないようで、お弁当や飲み物確保は死活問題に等しいものがありました(笑)。勿論、それらは万全に用意しまして、いざ『あけぼの』へ乗車したのでした。
車内は寝台車そのもので、ただ布団が敷かれていないくらいでした。この“ヒルネ”というのは、この時は既に『あけぼの』号でしか行われていませんでしたが、寝台特急が全盛期の頃は至る所で行われていて、昼行特急の代わりを大々的に担っていたのです。布団が取り払われた寝台は、さながら幅のあるボックス席のようです。定員的には、1つのベッドに3人が腰掛けられる設定になっているようですが、流石に真ん中の人は大変かもしれませんね。まあ、この乗車率で言うと、1つのベッドに1人か2人が腰掛ける状態で収まるので、あまり心配しなくても良いのかもしれませんが…。
さて、列車は秋田駅からはJR奥羽本線に入り、ひたすら北を目指します。車窓からは八郎潟が望める等、成程、秋田を走っているなと理解出来ますが、そこを過ぎると列車は内陸に入っていきます。秋田から青森への山越えを迎えるのです。
この区間は何度も通った事があるのですが、“ヒルネ”利用とは言え、寝台車から見る車窓はまた異なった味わいがありました。明らかに車内の雰囲気が日常とは異なり、時間の進み具合さえ遅く感じるのです。そして、これは客車という環境が大きいのですが、とても静かなのです。確かに、客車自体に動力は無く、先頭の電気機関車1両のみがそれを担うので、モーターの音というのが全くしないのです。特に、奥羽本線は区間によっては単線で、列車同士の行き違い待ちをする為に、客扱いをしなくても駅に停車する場合がよくあるのですが、その時の静けさがまた格別です。特に大きな駅でもない(むしろ山間の無人駅とかです)ので、そもそも物音がする方がおかしいのです。そして、列車行き違い後に動き出す瞬間、先頭の電気機関車の動力がそれぞれの車両に伝わるのは時間差があるので、ガクンガクンと、連結器の音を立てながら発車していく…。車両のそれぞれに動力がある電車では味わえない発進で、これがまた旅情を引き立てるのです。東能代駅、大館駅等を経て青森県に入り、大鰐温泉駅、弘前駅と停車していき、車窓に岩木山(左上写真参照)が見えて来ると、そろそろ“あけぼの”号の旅の終わりが近付いてきますが、停車する度に、あと何回この発進が経験出来るのか…と思いながら時間は過ぎていくのでした。
●青森から北海道へ
新青森駅には、時刻通りの9:44に到着しました。終点の青森駅まで行かなかったのは、ここ始発の特急『白鳥』号で北海道に向かう為です。東北新幹線が八戸駅まで延伸してきた時の運転区間は八戸駅〜函館駅間でしたが、新青森駅まで延伸してきた現在では、新青森駅〜函館駅間に短縮されています。そして、いずれは新幹線も函館方面まで伸びるので、恐らくその時には現在の『白鳥』号は廃止になる事でしょう。時代はあっという間に変わっていくのです。
今回乗車したのは、その中でも頭に“スーパー”と付けた、JR北海道の789系という車両を使用した『スーパー白鳥』号でした。通常の『白鳥』と違うのは、使用車両…という感じですが、本州で唯一JR北海道の車両が見れる所でもあり、気分は乗った時から北海道♪という事で(笑)、個人的に楽しみながら乗った感じです。先程乗っていた『あけぼの』と違い、車内は洗練されていて、正に現代の特急…という感じです。…とは言え、旅情は“あけぼの”の方が一枚上手か…と思いつつも(笑)、一路北海道に向けて列車は走り始めました。
列車は、いったん青森駅に停車し、方向転換をしてから通称JR津軽海峡線に入って北を目指していきます。今や、青函トンネルを潜る旅客列車は特急しか存在しなくなってしまいましたが、これも時代の流れなのでしょうか。…とは言え、途中の蟹田駅〜木古内駅間のみを乗車する時は、特急券無しで利用出来るという特例もあり、青春18きっぷ利用者にも対応している感じですが、新幹線が開通したらどうなるのか、気になるところでもあります。そんな新幹線は只今建設中で、車内からは既に高架橋が見え(左下写真参照)、そして青函トンネル付近では、新幹線と在来線の線路共用の為、レールが3本敷かれている(右下写真参照)のも確認出来ました。新幹線開通は、1歩1歩近付いている事を感じさせてくれました。
青函トンネルを通って北海道へ到達すると、列車は木古内駅に到着します。まだ小さな駅ではありますが、新幹線が開通した際には、北海道に入って最初の駅設定にもなっているので、今後は重要な役割を持っていきそうです。ここで自分は列車を降り、今回の目的の1つであるJR江差線へと乗り換えたのでした。
●JR江差線
JR江差線は、五稜郭駅(函館駅の1つ隣りの駅)〜江差駅間の79、9kmの路線ですが、このうちの五稜郭駅〜木古内駅間は、先程の津軽海峡線ルートの一部となっており、特急『白鳥』号や貨物列車も走る等、列車の設定も多い区間でもあります。今回乗るのは、その木古内駅から先の、終点江差駅までの42、1kmの区間です。今となっては普通列車しか走らず、正に“取り残された”路線ですが、この区間が2014年5月12日に廃止されてしまうのでした。ちなみに、自分は今回がこの区間の初乗車となります。これもまた、最初で最後の乗車になってしまう事でしょう。
列車は1両編成。JR北海道のローカル線ではよく見るスタイルですが、ここ江差線も例外ではありません。乗車率は、自分も含めて10人くらいだったでしょうか。この区間は1日に列車が6往復しか運転されず、これでは風前の灯と言われても仕方無い状況ではあります。実際、JR北海道の路線で、一番利用者が少ない区間でもあるのだとか…。建設中の新幹線の高架橋が恨めしくも見えますが、もう廃止は決定になってしまいました。自分が出来る事は、この区間の乗車をなるべく記憶に留めておくのみです。
列車はゆっくりと走っています。最高速度は65km/時に抑えられているので当然ですが、更に峠を越すような上り坂に差し掛かると、このキハ40系という車両ではパワー不足なのか、更に減速して坂を上っていきます。いつの間にか辺りに民家は無くなり、ただ森の中を走っているという感じになってしまいました。いつしか携帯電話の電波も無くなってしまい、ここで列車が止まってしまったらどうなるんだろう…とか思いながらも、ゆっくりとゆっくりと進んでいきます。その峠越えは、途中の吉堀駅から神明駅の1駅で行われますが、この駅間は約13km。列車は22分掛かります。
湯ノ岱駅に着くと、いったん落ち着いた感じになりますが、それでもまだ山の中という感じで、今度はゆっくりと江差に向かって下っていきます。途中で何度か横切る川の名前は、その名も天野川。周囲の雰囲気と相まって、何だか別の世界に来たような感覚になります。
…とにかく、のんびり、のんびりと進みます。それがこの車両の限界なのか、それとも、そもそも速く走る気が無いのか、よく分かりませんが(笑)、これもある意味、北海道を感じさせる旅情とも言えるのではないでしょうか。その規模が本州とは比較にならないくらい大きな北海道。その雄大な風景をゆっくりと見る体験が出来るというのは…贅沢です。
木古内駅から約1時間掛けて、ついに海が見えてきました。木古内側は津軽海峡と呼ばれる海に対し、こちらは日本海と呼ばれる海です。壮大に表現するならば、北海道を横断してきた…とでも言えましょうか…。ゆっくりと列車と共に歩んできた目からは、違った海のようにも思えてきました。この車窓からの海が、江差線のハイライトの風景でもありますが、列車は呆気無く終点の江差駅に着いてしまいます。線路の先にはアパートが立ちはだかっており、この先の延伸は物理的に無理ですが、そもそも江差の中心部は、当駅よりもう少し先に位置しており、そこまで列車が通っていれば、もう少し利用者も居たかもしれません。
ちなみに、江差の中心部からは函館行きのバスが通ってあり、こちらの所要時間は約2時間との事。鉄道利用でも、函館駅〜木古内駅間を特急利用にすれば、所要時間はそんなに変わりませんが、乗り継ぎが上手くいかなかったり、この江差駅のアクセス状況では不便です…。このバスにも乗ってみたい感じはありましたが、江差線に敬意を評し?今来た道のりを逆戻りして、再度木古内駅に向かっていきました。
ちなみに、当列車の江差駅での折り返し時間は12分間。その間に、上の写真を撮った場所まで走っていき、また走って駅まで戻るという強行軍を実地しました。この列車に乗り遅れると、次の列車まで3時間も待たなければならない中、自分で自分を褒めてあげたいです(笑)。
また約1時間強掛けて木古内駅まで戻り、特急列車に乗り換えて、一路函館駅へと向かいます。進行方向右側に海を望みながらの走行になり、その向こうには函館山(右上写真参照)も見えてきます。函館駅に着く、かなり手前からそれは望めるのですが、函館湾をぐるっと囲むように列車は走っていくので、ノンストップの特急列車と言えど、なかなか近付く事は出来ません。それでも木古内駅から30分ぐらい経つと、いつの間に列車は街中を走るようになり、左からJR函館本線が合流して五稜郭駅に入り、そして函館駅となります。この駅も青森駅と同じく頭端式の駅となっており、周りには、札幌駅行き…という文字も目に入りつつ、ここでも旅情を感じてしまうのでした。
その旅情とは裏腹に、函館駅はモダンな駅舎(右上写真参照)に生まれ変わっていました。これも時代の変化なのでしょうが、函館と言えば、自分が中学生の時の修学旅行先の1つでもありました。あの頃とはまた違う魅力が、現在にはあるのかもしれません。
●帰りは絶対に Air Do で
さて、函館駅に着いたのが15:00頃でしたが、ここでそろそろ東京への帰路に向かわねばなりません。せっかくここまで来たので、市場等にも寄っていきたいところなのですが、どうしても16:40発の飛行機に乗らねばならず、直ぐさま空港行きのバスに飛び乗ってしまったのでした。恐らく、函館駅での滞在時間は、約20分です(笑)。
この16:40発の飛行機とは、函館空港に1日2便だけ設定されている Air Do という航空会社のもので、自分も札幌に行く時等に何度も使わさせて貰っているのですが、実はこの年(2013年)の3月と4月の2ヶ月間、機内オーディオで自分の曲が流れていたのです。詳しくは〔Air Do 機内にて“The Energy Of Silence”が聴けます!〕の記事を御覧頂きたいのですが、自分のトリオで北海道の伊達でライブをやった際〔自分名義ライブ第41回目、2012 New どさコン!参照〕に、伊達の為に作った曲“Energy Of Silence”が、この時の司会をやって下さった方の目に止まり、その方が Air Do の機内オーディオ・プログラムの1番組を担当しているという事で、使用させて頂ける事になったのでした。
…と、話しには聞いていて、確かに Air Do のHPにも載っていたのでそうなのでしょうが、実際に流れているのかどうか、やはりその飛行機に乗って確かめない事には、きちんとした報告が出来ないではありませんか。…という事で、この旅の最後の締めには、Air Do の機内オーディオを確認するという事にしたのです。E6系『スーパーこまち』号から、『あけぼの』号、JR江差線…と、そこから考えると若干矛先の異なった展開になってしまいましたが(笑)、実際の行程は一本線で辿る事が出来たのがまた面白いものでした。
函館山をバックに着陸してきた Air Do 機をきちんと撮り(左上写真参照)、いざ機内へ…。まずは機内誌をパラパラとめくると…ありました(右上写真参照)!…しかし、多数の曲が流れる内の1曲なので、どのように放送されるかは謎です。そして、離陸してから約30分ぐらい経ったところで…、、、
聴けました!!!
音源は、伊達でのライブで演奏したものしか無かったので、このラインナップからすると、恐らく唯一のライブ音源だったと思いますが(笑)、ちゃんとあの時、自分達が演奏した状況がイヤホンから伝わってきました。ただ、流石にあの時は10分以上の演奏をしたものの、この番組では後半がカットされていて5分くらいに抑えられていたのですが、これは番組なので仕方の無い事です(事前にそのように言われてましたので…)。…とは言え、機上で自分達の演奏したものが流れてくるというのは初経験であり、ようやく聴けたという満足感にも繋がりました。プログラムは2ヶ月単位で変わってしまう為、滑り込みで間に合った感じになりましたが、良かったです。秋田から移動してきて、初のJR江差線に乗ってからの Air Do の機上。色々と詰め込んだ1日になりましたが、そのどれもが印象的な時間を持って、自分自身の記憶に留められたと思います。あれから約1年が経とうとしていますが、その記憶は未だに薄れてはいません。あの時に体験出来た事が、1つ1つ不可能になっていったのは残念ですが、ここでブログに残せた事で、1つの区切りがようやく出来たようにも思いました。自分に…お疲れ様でした!
☆Air Do のHP…http://www.airdo.jp/ap/index.html
●4月4日(金)、16日(水)、22日(火)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Fl)加藤夕葵(4日のみ)、(Vo,G)犬塚彩子(16日のみ)
(Vn)Tsukasa(16日のみ)、(Vo)山崎信子(22日のみ)、
(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Kuro では、4月は3回程出演させて頂きます。お馴染みの(笑)
メンバーに、自分は初めましての、ボーカル&ギターの犬塚彩子さんとの共演も
あるようです。この日はバイオリンも入るので、どのようなスタイルで演奏して
いくかも興味深いですね。2014年度も、赤坂 Kuro をよろしくお願いします!
●4月5日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)藤田佐奈恵、(Pf)竹内大輔、(B)小澤基良、(Ds)倉橋利幸
こちらもお馴染みの Crazy Love でのライブですが、先月の前回に引き続いて、
ボーカルの藤田佐奈恵さんとの共演となりました。前回、藤田さんが鉄道好き
という事が分かり、その為かお客さんも鉄道好きが多く集まる1日になり、
お店は変な盛り上がり方を見せていましたが(笑)、この日もそんな1日に
なるのでしょうか…。いや、むしろ期待しています。よろしくお願いします。
●西仲美咲、東京ツアー
・4月9日(水)吉祥寺 Meg
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ、
Charge…3000円(ドリンク別、ミニマム・オーダー1260円)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
・4月11日(金)学芸大学珈琲美学
Open…18:30、Start…19:30~2ステージ、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Perc)スズキトモヒサ
フルートの西仲さんの、バースデー・ライブに伴う?東京ツアーです(笑)。
毎年恒例で、毎年自分も参加して、ついに6年目を迎える事になっていた
というのは正直驚きですが、今年も楽しくやっていきたいところです。
お馴染みの吉祥寺 Meg はデュオで、学芸大学の珈琲美学では、ドラム
(この日はパーカッション)のスズキトモヒサ君を迎えて、ベースレスの
トリオでお送りします。それぞれに特徴が溢れるライブになる事でしょう!
●4月15日(火)中神 Jazz Drop
Open…17:00〜、Start…詳細未定
Charge…詳細未定
Member…(Tap Dancer) 丹精、(Key)竹内大輔、他、、
タップダンサーの丹精に誘われ、JR青梅線は中神駅の目の前にあるお店、
Jazz Drop に初出演してきます。雰囲気の良いお店で、地ビールもあるという、
個人的に非常にお勧めな環境にあります(笑)。丹精君との共演は何度も
ありますが、こうした形での共演は初めてなので、どのような流れで演奏して
いくのか楽しみです。西東京方面の皆様、是非ともお越し下さいませ!
●4月17日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例、ボーカル・ギターの丸本さんとのデュオライブです。最近は常に
月に1度のライブを維持しているだけに、この1回1回が非常に大切なのだと
改めて考えさせられます。そして、必ず生み出される新曲と、自分のピアノ
だけの曲…。続ける事に意味があります。2014年度も突き進みましょう♪
●4月18日(金)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
こちらも毎月恒例の、赤坂 Pro-Amuse での、ボーカルの白石恭子さんとの
デュオライブ。4月は赤坂 kuro での共演が無いので、この日だけの共演と
なります。先日、大量に譜面が送られてきまして(笑)、恐らく一気に
取り掛かるわけではなさそうですが、自分としてはいつでも弾けるような
状態にしておかなければなりません。それでいて、周りから非常に沢山の
リクエストを多く頂ける日でもありますので(笑)、やはり日頃の曲との
向き合い方が試される日とも言えましょう。さて、この日はどうなるか…。
●4月19日(土)所沢 Mojo
Open…18:00~、Start…19:00~、
Charge…1500円(1ドリンク別)
Member…《Bryant Park》(Perc)伊藤樹明、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫
あの伊藤樹明パーカッショントリオが!!新たなコンセプトを掲げてリニューアルして
やってきた!!その名も「Bryant Park」(ブライアントパーク)!!昨年、ニューヨーク
で単身修行を経た19歳若手パーカッショニストの伊藤樹明がリーダーのこのジャズ
トリオバンド!!自分と同じくらいの若い年代の人達を中心に、より多くの人達に
楽しい、親しみやすいジャズを気軽に楽しんでもらいたいと思い誕生したこのバンド!!
Perc.伊藤樹明がリーダーのこのバンドでは、ピアニストに、自身のトリオだけでなく
現在人気沸騰中の新進気鋭のクラブジャズバンド TRI4TH でも活躍を見せている
「竹内大輔」、ベーシストには、その竹内大輔トリオにも参加しつつ様々なステージで
活躍中の「池田暢夫」を迎えております!!ライブ当日はオリジナル曲はもちろん、
皆さんがよく知るディズニーやジブリの名曲のカバーや、ジャズの超有名スタンダード、
誰もが一度は耳にしたことあるようなあの曲のカバーも予定しております!!
そしてそして!当日は特別にオープンニングアクトとして「木川保奈美トリオ」を
お迎えします!少し前にラテンジャムセッションで出会ったこの女性も、実は
パーカッショニスト!ブラジリアンやラテンのリズム得意とするだけでなく、自身の
バンドでのオリジナル曲や様々なジャンルのミュージシャンのサポート等、幅広く活動
されている方です!個人的にとても印象的だったパンデイロの演奏は当日見れるかな!?
さらに、今までに何度もお世話になっている所沢 Mojo さんですが、この日もお店の
素敵な雰囲気に加えて、美味しい料理もお酒も楽しむことが出来ます!この一点のみでも
来る価値あり!(笑)熱い夜になること間違いなし!!このチャンスを絶対に見逃すな!!
…とお店のHPに非常に熱い文章が書かれていたので、そのまま引用させて頂きました。
●西仲美咲、沖縄ライブ
・4月20日(日)うるま市(沖縄)Cafe N's Garden
Open…18:30~、Start…19:00~2ステージ、
Charge…前売り3000円、当日3500円(1ドリンク付)
Member…(Fl)西仲美咲、(唄,三線)古謝美佐子、(Pf)竹内大輔、
フルートの西仲さんの地元、うるま市でのライブです。久し振りに
古謝美佐子さんを迎えてのライブという事で、より気合いが入ります。
自分にとって、今年初めての沖縄訪問となりますが、4月ともなれば
沖縄は大変暑く、海にも入れてしまうような気温でしょう。久々に沖縄の
空の下でやるライブは、また東京とは違ったインスピレーションを受け、
この日ならではの演奏が楽しめるかもしれません。皆さん是非と沖縄へ!
●4月23日(水)南青山 Mandala
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ不明
Charge…3600円(1ドリンク込み)
Member…(Vo)彬子、(Pf)竹内大輔、(G)寺岡佑、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
ボーカルの彬子さんが企画する、久し振りのイベントライブです。それまでの
“Feel Our Soul!!”というタイトルを引き継ぐのかと思いきや、今回のタイトルは
“春歌酒党話参会”…。既に何だかヤバそうな気配がするのですが(笑)、皆で
盛り上がっちゃう感じですかね。沢山の参加者?をお待ち申し上げております。
●4月25日(金)池袋 SOUL IZAKAYA MJ
Open…18:00〜、1st.…20:30〜、2nd.…22:00〜、
Charge…1500円(ドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔
地元池袋、そして我が母校の大学の近く、立教通り沿いにこんなお店があったとは…。
SOUL IZAKAYA MJ というお店で、ボーカルのナオキさんとのデュオライブを行い
ます。SOUL IZAKAYA という名の如く、店内には Soul Music が流れ、雰囲気も
確かにそんな感じではありますが、この日はアコースティク・ライブという事で、
少し大人な雰囲気でジャズ・ナンバーを中心にお送りしていきます。…とは言え、
気さくな感じが心地良いお店です。どうぞお気軽にお越し頂けたらと思います!
●4月27日(日)赤坂 November Eleventh PartⅡ
Open…16:00~、Start…17:15~、
Charge…4167円(税別)、
Member…≪立川商店≫(G)立川善久、(Vo,G)立川真明、
(Ts,Cho)新井啓太、(B)山田直弥、
(Sax)かわ島崇文、(Key)竹内大輔、(Ds)中沢剛
Guest…(Vo,G)宇崎竜童
今年もこのライブがやってきました。『立川商店 GW カーニボー』と銘打たれた
このライブは、毎回満席御礼となるライブでもありますので、早めの予約を
お願いしたいところです。いつもにも増して盛り沢山な内容となっておりますが、
ゲストにやはり宇崎竜童さんをお迎えし、これまた盛り上がってしまう事でしょう。
是非とも独特な世界観をお楽しみ下さい(笑)。やみつきになるかもしれません。
●4月28日(月)関内 Freecs
Open…19:00~、Start…20:00~3ステージ
Charge…4000円(共にドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、(B)鈴木健市、(Ds)James Robinson
ボーカルのナオキさんとの、4人編成のバンドでのライブです。この日は
ゴールデンウイーク中で、しかも月曜日という日ではありますが、楽しく
盛り上がっていければなと思います。リクエストにも、何だかんだで答えて
しまうという、変な勢いが付いている時もありますが(笑)、それも楽しみに
変えてしまうところが面白いのかもしれません。是非ともお越し下さいませ!
●4月29日(火・祝)アトレ大井町
Open…、1st.…13:00〜、2nd.…15:00〜、
Charge…インストアなので無料
Member…《ERNESTO-CIELO》(Vn)Tsumuzi、(Pf)竹内大輔、
(B)野々村拓、(Ds)佐々木俊之
昨年に1st.アルバムを発売してから、頻繁にインストアライブを行っている、
バイオリンの Tsumuzi 君のバンド、ERNESTO-CIELO。今度はJR京浜東北線と
東急大井町線、そして、りんかい線も通る大井町駅構内にあるアトレ大井町に
出演をします。インストアライブという事で、沢山のお客さんの目に触れられ、
自分達の音楽を知って貰える機会になるというのは嬉しい事です。どうぞ
この日もお気軽に足をお運び下さい。メンバー一同お待ちしております!
以上です。先日、例の Bryant Park による、アーティスト写真の撮影を行ってきました。渋谷のとあるスタジオを借り、カメラマン、デザイナーとディスカッションをしながら進めていく、本格的なものでした。こちらも近々お披露目出来ると思います。
こんな雰囲気でしたが、恐らく右上の写真は使われないと思います(笑)。春という季節は、色々な物事が始まる時期でもあります…。こちらもその勢いに乗って、新しい風を吹かせる事が出来ればと思いますね。それでは、2014年度もよろしくお願いします!
ジャズ喫茶ちぐさが開店したのは、何と昭和8年(1933年)。その後、空襲で店舗を焼失したりをするも再開がなされ、2007年まで営業が続けられてきました。そして、2012年に現在の場所に復活。お店の2階には、吉田衛(創業者)記念館と題し、当時の店舗を7割程度に縮小した大きさで復元した空間が展開されています(右上写真参照)。現在のお店もですが、非常に温もりのある雰囲気が印象的で、同時に、日本のジャズの歴史の重みを感じさせる場所だとも思いました。ちなみに今回はここが楽屋になっていたのですが(左下写真参照…笑)、個人的には何だか尊い場所…のような感覚が強く、微妙に目のやり場に困ってしまうような、そんな時間でもありました…。
今回のライブは全2ステージ行われました。普段のいづみさんとのレパートリーは、ジャズを中心にポピュラー音楽も混ぜつつ…という感じなのですが、今回は殆どがジャズの選曲となっていました。決して広いとは言えない空間でしたが、その分お客さんとの距離は近く、ジャズらしいライブ感溢れる空間は、自分としては心地良いものでした。
また、やはりお客さんを囲んだお店の雰囲気も手伝ったのでしょう。ジャズというエッセンスを期待している眼差しから、更に自分達のボルテージも上がり、皆が攻めの姿勢で演奏に向き合えたのではないかと思います。後悔の無い演奏を…、こうした気持ちが1つになり、熱気に包まれた空間を披露出来たのではないかと思いました。
今回は、思い切り演奏させて頂いた感じがあります。お店には著名なジャズ・ミュージシャンの写真が多数飾られてあり、「へたな演奏をしたら、タダじゃおかないぞ!」…と言われているような、ただならぬ緊張感を勝手に受けていたのですが(笑)、良い刺激の中でやらせて頂きました。貴重な機会に感謝したいです。
そして、またこのメンバーで、7月13日(日)にここでライブをやらせて貰える事になったようです。それまでにまた、自分も成長していかなければなりませんね。今後ともどうぞよろしくお願いします!
☆野毛(横浜)ちぐさのHP…http://noge-chigusa.com/index.html

5月16日(木)