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 TRI4TH メンバーとも知り合いが多い、ボーカリストの KAORU さん。その日本人離れした歌唱力は既にお墨付きですが、今度の6月18日(水)に待望の 2nd. CD『Yeah Right』を全国リリースさせるそうで、その中の1曲である“金曜日のジェラシー”が「KAORU feat. TRI4TH」として、本日6月6日(金)から iTunes で先行配信が開始されています!

  

 ☆金曜日のジェラシー(iTunes のページ)
  …https://itunes.apple.com/jp/album/jin-yao-rinojerashi-feat./id886183683

 TRI4TH として参加しているのは、この1曲だけになりますが、KAORU さんのオリジナル曲的には珍しいジャジーな曲となっていて、そして TRI4TH らしいアレンジでコラボしていく様子を是非とも聴いて頂きたいです!…偶然だそうですが、ちょうど配信開始が金曜日になっているのも、何か粋なものを感じさせてくれますね(笑)。
 この“金曜日のジェラシー”、分かる人には分かると思うのですが、ジャズスタンダードでもお馴染みの“Autumn Leaves”のコード進行と、ほぼ同じにしています。しかし実際に曲を聴いてみると全く別の印象を覚え、そこに KAORU さんのオリジナリティの魅力を感じさせてくれているように思います。自分がジャズの作曲というものに少し興味があった大学時代、先輩が、これまたジャズスタンダードでお馴染みの“Misty”のコード進行を使って、全く別の新しいオリジナル曲を作るのに「挑戦」していた事がありました。何で「挑戦」なのかと聞くと、既に完成されている曲のコード進行だけに、どれだけ新しいメロディを載せても、既存の曲の雰囲気を払拭する事が出来ないから…だそうなのです。その時はよく分からなかったのですが、様々な曲が蔓延している昨今、何か似ている曲があるな…と思うと、有名な曲のコード進行と同じだったりする等、やはり曲の「メロディ」という部分は、非常に大きい要素を持つ事が分かってきたのでした。
 …その意味では、この“金曜日のジェラシー”は、間違い無くオリジナル曲と呼べるに相応しい変化を遂げられたと言えるでしょう…。そして今後、多くの方に聴いて頂き、いずれはこの曲がスタンダードと呼ばれるような、誰からも愛される曲に成長してくれる事を願って止みません。KAORU さん、リリースおめでとうございます!

 ☆KAORU さんのHP…http://www.musicable.net/member/kaoru/

 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

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 今回の『鉄道さんぽ』は栃木県を走るJR烏山線です。JR東北本線の宝積寺駅を起点とし、終点の烏山駅までの20、4kmの距離を持つ、短くて比較的地味な路線(笑)ではありますが、最近大きな変化が起こりつつあります。この路線は単線非電化で、関東地方の非電化のJR線では唯一使用されているキハ40形という車両が走っているのですが、今年の3月から新しい車両が走り始めました。それがEVーE301系で、実はこれ、実用化としては日本初の蓄電池駆動電車なのです。
 非電化路線なのに電車が導入…というのは不思議な話しですが、簡単に言うと、パンタグラフを持つも、車体にリチウムイオン電池を搭載し、架線の無い区間でも走れるようにした電車なのです。愛称は、蓄電池を表す英語の Accumulator から“ACCUM”(アキュム)と名付けられており、早速地元では、烏山線で初の電車!…という事で、大きな歓迎がされています。確かに、この車両に対する期待は大きく、今のところ搭載されている蓄電池の容量が烏山線に適していた事から(宝積寺駅〜宇都宮駅間で、電化されているJR東北本線に乗り入れているというのも、適合の理由に値するでしょう)、まずは烏山線への導入に至ったようですが、色々と応用する事によって、他線への導入も考えられる事でしょう。ディーゼルカーよりも環境に優しいのは確かですし、近代化も一気に進展していきそうです。
 そして、ここが大きいのですが、いずれは烏山線は全てEVーE301系での運転に置き換えられるようで(時期はまだ未定)、現在のようにキハ40形と共演している期間は今しか無いのです。烏山線は、栃木県という、東京からもそんなに時間を掛けずに訪れる事が出来る、気軽なローカル線ではありますが、今の雰囲気がいつまで続くかも分からず、今回の『鉄道さんぽ』の路線とさせて頂いたのでした。
 日中は2時間に1本しか走らないような路線である為、行き当たりバッタリで乗るわけにはいかず、わりと計画を立てて臨んだものの、早速この日の早朝にキハ40形の車両に不備があり、ダイヤが乱れるというトラブルが発生してしまいました。本数が少ない路線でのダイヤの乱れは大変な事で(笑)、計画が崩れてしまうのかと心配にもなりましたが、ACCUM にも無事乗れ、烏山線を満喫する事が出来ました。久し振りの本格的なローカル線もあります。どうぞ御覧下さいませ!


 ●日時…2014年6月2日 ●距離…20,4km ●駅数…8駅

 烏山線の起点は宝積寺駅ですが、前述のように東北本線に乗り入れ、2つ先の宇都宮駅まで顔を出している列車も数多く設定されています。今回も宇都宮駅に朝7:20頃には到着し、宇都宮駅に7:33に到着する烏山線からの列車を待ち構えていたものでした。この列車は、朝ラッシュ時に1往復だけする烏山線唯一の3両編成の列車だからです。
 しかし、所定の時刻を過ぎても列車は到着しません…。おかしいなと思いましたが、ラッシュ時でもあるので、混雑か何かで遅れているのかなとも思ったりしていました。そのまま10分程が経ち、ようやく駅の放送で、宝積寺駅で車両トラブルの為、運転を見合わせている…との情報が入ってきました。
 これはなかなか困りました。最近の『鉄道さんぽ』のように10分程待てば次の列車が来るような路線だったら良いのですが、烏山線は1〜2時間毎の運転と、1本が運休になっただけで、だいぶ計画が崩れてしまうのです。その後、続報を待ちましたが、どうやら運休になるのは東北本線区間の宝積寺駅〜宇都宮駅間だけのようで、次に乗ろうとしていた宇都宮駅始発の烏山駅行きの列車も、宝積寺駅始発になるとの事。…という事で、ひとまず東北本線の列車で宝積寺駅まで向かい、改めて乗り換えて、烏山線入りを果たす事になったのでした。とりあえずは烏山線自体が運休にはなっていなさそうで良かったです。

    

 そうして訪れた宝積寺駅では、乗り換えの際の跨線橋はホームが、朝の通学の学生で大混雑をしていました。のんびりとした列車旅を期待していた自分からすると意外な光景でしたが、学生達は2つ目の仁井田駅で一気に降りていきました。そして車内は、右上写真のような状態へ…。はい、これこそイメージ通りのローカル線の光景でございます(笑)。
 烏山線は列車の本数が少ないので、手前の駅から順に“さんぽ”を進めていくと、どうも効率が悪くなってしまう事が分かっていました。…なので今回は、なるべく効率の良い“さんぽ”をするべく、路線を行ったり来たりしながら向かわせて頂きたいと思います。本数が少ないとは言え、路線延長が短いので可能なやり方とも言えましょう。…という事で、まず降りたのは大金という駅でした。この駅は、再度訪れる事になりますが、まずは大金駅から次の小塙駅まで“さんぽ”をしてみましょう。大金駅は、単線の烏山線で唯一列車の交換が出来る駅で、早速旧国鉄2色塗装に塗られたキハ40形を見る事が出来ました(右下写真参照)。ちなみに、白色の車両が、烏山線用に塗られた塗装であります。

    

 大金駅は「おおがね」と読みますが、縁起の良い名前なので、宝積寺駅と合わせて、烏山線全体に七福神のキャラクターが設定されていたりします。その最たる例が駅名板で、宝積寺駅を除くと全部で7駅ある事から、それぞれに異なる七福神が描かれています(宝積寺駅の駅名板には全員が集合しています)。ちなみに大金駅はやはり、大黒天が描かれていました(笑)。また、烏山線に所属しているキハ40形にも、それぞれ車両毎に、異なる七福神が描かれています。

    

 …さて、列車が行ってしまうと、大金駅(無人駅です)周辺は急に静寂に包まれました。次に烏山方面への列車が来るのは約2時間後で、その列車が来る前に小塙駅まで到達していれば良い事になります。同時間帯に宝積寺方面の列車も来るので、途中でその列車をカメラに収める事も出来そうですね。この近くには荒川(埼玉、都内のものとは異なる川です)という川が右に左に蛇行しながら流れていて、大金駅から小塙駅までは“さんぽ”ですと線路と並行して進めず、結構回り道をしながら向かう事になるのですが、それでも約1時間程で小塙駅には着いてしまう事になりました。余裕の到着ですが、この日は天気が良かった為に、既に汗だく且つ、日焼けも心配な感じではありました。

    

 荒川を渡るキハ40形(左上写真参照)を撮りつつ、片面ホームの小塙駅へ。ホームは意外にもリニューアルされていて、綺麗な姿を留めていました。この駅も無人駅…と言いますか、烏山線の駅は基本、終点の烏山駅を除いて無人駅となっています。ちなみに、小塙駅には恵比寿神が描かれていました。
 …さて、先程撮った列車は宝積寺方面の列車だったので、恐らくこの先の大金駅で烏山方面への列車と擦れ違い交換を行っている事でしょう。そしてその烏山方面の列車も、そろそろ小塙駅にやってくる頃です。そしてその列車こそがいよいよ、前述した ACCUM での運行となっていたのでした。

    

 …暫くして、遠くから電車風の車両がやってきましたが、パンタグラフは畳んでありますし、何よりここは非電化区間であるというのが、見た目的に不思議な感じを醸し出しています。今まで乗ってきたキハ40形のようなエンジン音はせず、時折モーターの音が聞こえるので、やはり電車という括りになるのでしょうが、これが蓄電池駆動電車の特徴という事なのでしょう。車内は最近のJR東日本の車両という感じで、両開き、3扉車である事から、都心を走っていても差し支え無さそうな雰囲気でした。また、車内灯は LED 化されており、正に最新鋭の技術を持って生まれた車両であるとも言えるでしょう。また、駅を発車する時に発車メロディが流れてきたのですが、これは車両側に設置されているもので、成程、無人駅等を走るローカル線ならではの対策がされている車両なのだとも思いました。

    

 この列車で、このまま終点の烏山駅まで向かってしまいましょう。蓄電池駆動電車というからには、どこかで充電ポイントが必要になってくるわけですが、正に烏山駅には上写真のように、一部分だけ充電設備として架線が張られているのです。これらの写真をよく見ると、左上の方はパンタグラフを降ろしていますが、右上の方を見るとパンタグラフを上げ、いわゆる「充電中」である事が分かります。そしてどうやら充電は5分程で完了してしまうらしく、だいぶ実用的な「充電時間」となっているようでした。ホームには“充電ゾーン”の案内も描かれ、この日は平日だったものの、休日にはこの車両見たさに、お客さんの数も増えているのだとか…。何だか明るい話題で喜ばしい事ですよね。

     

 では、この烏山駅から1駅“さんぽ”して戻ってみる事にしましょう。充電は5分で終われど、次にその列車が折り返して発車するのは約1時間半後で(笑)、この列車を、1駅手前付近にある烏山線の有名撮影ポイントで写真に収める…というのが次の目的となります。
 その1駅手前の駅は滝という駅で、正に駅の近くに龍門の滝という滝があり、その滝の向こうの方を烏山線が走る…という構図が得られるポイントがあるのです。今回、自分は烏山線に乗るのは3回目だったのですが、恐らく初めて乗ったのは中学生ぐらいの頃だったと思います(2回目は仕事で乗ったので、特に何も見ていません)。そして、その時にもこの滝駅は訪れていて、前述の構図で写真を撮っていたのでした。あれから20年近くは経ってしまいましたが、その時撮ったのはキハ40形。そして今回はEVーE301系 ACCUM(左下写真参照)…。ゆっくりですが、確実に烏山線の時代は変わろうとしているのが、改めて感じられたような気がしたものでした。

    

 カメラに収めた ACCUM を見送ると、今度の同方面への列車がやってくるのは約1時間半後となります。既にこの場所に30分以上も居た為に、再度烏山方面の列車に乗り、烏山駅周辺でお昼ご飯を食べつつ時間を潰す事にしました。今回の『鉄道さんぽ』は、歩いた総距離は結構なものになると思いますが、相当時間の進み方がゆっくりな気がしますね。

    

 烏山駅で1時間程滞在した後に出発し、再度大金駅へとやってきました。今度は宝積寺方面に1駅“さんぽ”していきたいと思いますが、大金駅ではキハ40形と ACCUM の並びを見る事が出来ました。日中の烏山線の運用は2編成のみによって賄われていて、その内1編成は ACCUM なので、必ずその2編成が擦れ違うように設定されている大金駅では、これら新旧車両の共演が見られる事になっているのでした。改めてその2種類の車両を見ると、随分 ACCUM はモダンだなと思いますが、キハ40形は重厚感があって、何とも鉄道らしい車両だなとも思います。いずれ烏山線は ACCUM だけの運行になってしまうので、キハ40形もここでは見られなくなってしまいそうですが、強く目に焼き付けておきたい光景でもありました。

 ここ大金駅から1駅先の鴻野山駅までの距離は4、4kmと、烏山線で最も駅間の長い区間でもあり、最も景色に変化が富んでいる区間でもあります。路線的には、大金駅から鴻野山駅に向かうに従って長い上り坂になっており、軽い山越えをしていくような感覚が得られます。そこを歩くのですから結構大変ですが、純日本風景と言いますか、何とも素朴で烏山線らしい雰囲気が味わえた区間だとも思いました。やはり、こういった区間にはキハ40形が似合いますね。

    

 烏山駅から乗ってきた列車で大金駅に着いたのが14:15頃。そして、上写真のポイントでそれぞれの列車を撮ったのが15:40前後。そして鴻野山駅に着き、そこから宝積寺方面への次の列車は17:07発でしたから、4、4km(この距離は路線上なので、実際は更に歩いています…)を、約3時間掛けて“さんぽ”した事になりました。本当にのんびりとした“さんぽ”ではありませんか。そして、日中は2編成のみの運用が故、この日は何度同じ車両を見た事か…(笑)。朝方に見た旧国鉄塗装の編成が既に懐かしいですが、何だか烏山線が非常に身近な存在に思えてきてしまいましたね。

    

 …さて、鴻野山駅を出て暫くして、列車は元来たところの宝積寺駅(右下写真参照)に到着。これにて烏山線の“さんぽ”は終了となりました。宝積寺駅の側線を見てみると、首都圏色と呼ばれる朱色1色のキハ40形(烏山線が開通90周年を迎えた2013年に、記念として塗り替えられました)が1両留置されていて、夕方になって運用に入った旧国鉄塗装の編成と合わせて、烏山線所属の全3パターンの塗装のキハ40形を収める事が出来ました(左下写真参照…写真の右側を走っているのは東北本線205系です)。これから引退するであろうキハ40形を、少しでも沢山見る事が出来て良かったです。

    

 関東では最後のキハ40形使用路線となっている烏山線ですが、この日は思う存分満喫出来たように思いました。勿論 ACCUM の存在も忘れてはいけませんが、汽車旅を演出してくれたのは間違い無くキハ40形の方でしょう…。ローカル線とは言え、栃木県の宇都宮を拠点としているので、首都圏からは気軽に行く事が出来ると思います。是非その「汽車旅」ならではの雰囲気を体験して頂きたいですね。…そして、恐らく他の路線にも応用出来るこれからの ACCUM にも、どうぞ注目していって下さい!

 ※それにしても日差しの強い、暑い1日でした。この烏山線の“さんぽ”の後、
  宇都宮で餃子(ビールセット)を食べたのは言うまでもありません(笑)。

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 今日はお馴染みの外苑前 Z・imagine にてライブをやってきましたが、メンバー的にいつもと違う状況がありました。…というのも、今回は東京で初となる、自分自身のピアノだけのライブとなっていたからです。今まで、地方等から呼ばれて、結果的にソロピアノでのライブになっていた事は何度かあるのですが、自ら企画して、そして東京という地元の場所でソロピアノライブが開催されるというのは今回が初めての事でした。結構、思い切って取り組んだ感じはあったのですが、ライブ後の達成感というのは、複数人数で組んでいるバンドとはまた異なったものが大いにあり、やって良かったと思えるものでした。何せステージ上に1人なので(笑)、責任を負うのも自分、お客さんに向かって表現するのも自分だけの世界になるわけです。融通が利く分、あまりにも自由な空間に、そのまま会場の空気に溺れてしまいそうな感じではあったのですが、無事に泳ぎ切った後の爽快感も格別のものがありました。未だに興奮が覚めやらない状況でありまして(笑)、今のうちに少し振り返っておこうと思います。

    

 会場に着いて注目すべきは、グランドピアノの位置でした。当然の事ながら、トリオ編成の時は他に楽器が置かれている為、ピアノは端に寄せられている感じがありましたが、今回はピアノだけの編成という事で、それは堂々とステージの中央に置かれていました。このお店では初めて見る光景でしたが、改めて、この日がソロピアノの日なのだという確信を得たと共に、気合いを入れ直す瞬間にもなったように思いました。
 今回は有り難い事に、会場は満席という状況になりました。ふと思い立ってブッキングさせて頂いたソロピアノライブでしたが、予想以上に反響は大きかったようです。勿論、今回が初めての試みだから…という部分も大きいとは思うのですが、多くの方々に足を運んで頂けて本当に嬉しかったです。会場は既に熱気に包まれ、どのようにライブを展開していくかが鍵となる感じがしました。

 今回のライブは、わりと曲を決めて取り掛かりました。…というのは、普段地方でやっているような自分のソロピアノライブですと、ジャズの即興的な部分を生かして、わりとその場で選曲を行っている事が多かったからです。何曲かだけ、取り上げる曲を決めてはいますが、ステージのどのタイミングで演奏するかというのは、ステージの空気次第で、それを読みつつ進めていくのが、何だか自分にとって遣り甲斐も感じていたからです。
 しかし、今回は初の東京でのソロピアノライブという事で、ピアニスト竹内大輔の現在までの姿を表現したかったと言いますか、この機会だからこそ披露出来る流れ…というのを再現したかったのです。具体的には、ジャズピアノを初めて、どのような音楽に触れて、そしてどのように自分の演奏技術に生かして今日に至ったのか…という感じです…。1ステージ目の1曲目に演奏した“Armando's Rhumba”は、自分自身の挨拶、紹介に近い選曲でもありましたが、その後の曲達は、ほぼ自分のルーツ音楽に沿った内容となりました。
 特筆すべきは、クラシックの曲と、ゲーム音楽を取り上げた事でしょう…。クラシックは3歳から習っていたものなので当たり前かもしれませんが、実はゲーム音楽というのも、自分の音楽の歴史にとって、切っても切り離せないものなのでした…。曲は、自分が中学生後半の頃に非常に流行った“クロノトリガー”からメドレーとしてお送りしたのですが、やはり反響は大きかったです。特に、自分世代に近い方々は強く共感して頂けたようです。ゲーム音楽は個人的に好きなジャンルではあるのですが、なかなかバンド編成ですと実現が難しく、今回は正にチャンスの時だと思ったのでした。こちらも思い切りな部分がありましたが(笑)、やって良かった選曲だと思いました。
 自分自身のルーツ音楽を探る1ステージ目に対し、2ステージ目は自分のオリジナル曲を中心にお届けしていきました。普段はピアノトリオや TRI4TH 等で演奏される曲を、ピアノ1台だけで再現するというのは、そもそもが“再現”という方向ではなく、ソロピアノならではのアレンジになるべきだと思うのですが、自然にそういった方向に持っていけたと思います。…とは言え、事前にガチガチにソロピアノ用にアレンジを考えてきたわけではなく、その場の演奏の意識で、ソロピアノらしい情景を作っていけたと言いますか…、そういった状況が良かったのだと思いました。その中で、自分の大好きなピアニストであるミシェル・ペトルチアーニのオリジナル曲、“Trilogy In Blois”を全て弾けた事は、自分にとっても「やっと」…という思いでもありました。この曲、ブロワ3部作…というタイトル通り(ブロワはフランス中央部に位置する都市で、曲のタイトルに想いを馳せて、自分は2008年にこの場所を旅行しています〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)
参照〕)、“Morning Sun In Blois”、“Noon Sun In Blois”、“Night Sun In Blois”の3曲の連作となる曲でして、そもそもがソロピアノの為に作られたような曲だったので、これもまた、今回しか弾けない選曲でもあったのでした。…いや、地方演奏に行った時にも弾こうと思えば弾けたのですが、まだ自分の技術が追いついていなかったと言うか、自分のモチベーション的にも、今回のような状況でなければ、真剣に弾けないような気がしてしまっていたのでした(過去に、その中の1曲だけとか、短くピックアップして演奏した事はありました)…。本当に今回、「やっと」、曲の全容が弾けたのでした…。

    

 …と、文章にすると、どうしても慌ただしい印象になってしまうかもしれないのですが、今回は本当にじっくりと演奏させて頂きました。時間配分も慣れていなく、一体どれだけ弾いていたかもよく分からないのですが、ピアノと1対1の関係になれた時間はとても楽しく、個人的にはあっという間の時間でした…。その代わり、弾き終わった後の疲労度と言ったら、これまでに無いくらい、半端なものではありませんでした…(笑)。確かに、ステージに上がってしまうと逃げ場は無く、喋るか弾くか…という状況になってしまうわけで(笑)、他のメンバーの助けを借りて…という事も一切出来ないので、その負担がやはり最終的に身体に回ってきてしまっていたのでしょう。ただ、ソロピアノライブをやる事によって、何だか自分自身が一回り大きくなれたような、そんな想いが涌き上がってきたのも事実です。やはり、ピアニストにとってソロピアノライブというのは、一種の自分自身との勝負の場のような、そんな舞台になっているのかもしれませんね。…また今後のライブで自分を磨きつつ、改めてこの場に帰って来れるように、やはり日々の音楽生活が大切だと感じた1日でもありました。…多くのお客さんにお越し頂き、本当にありがとうございました!…またどうぞよろしくお願いします!


 ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Armando's Rhumba

        2、Satin Doll
        3、It's Only A Paper Moon
        4、Here, There And Everywhere
        5、Nocturne Op.9 No.2
        6、クロノトリガーメドレー
         [時の最果て〜時の回廊〜風の憧憬〜時の最果て]
        7、Take The A Train


 ・2ステージ 
1、Overseas(オリジナル)
        2、Everybody Knows That(オリジナル)
        3、Monte Fiesole(オリジナル)
        4、Caravan
        5、Trilogy In Blois
         [Morning Sun In Blois〜Noon Sun In Blois〜Night Sun In Blois]
        6、Spain


 ・アンコール Casa Familia(オリジナル)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

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 昨日は、ベースの関谷君がリーダーを務めるバンドの黒船で、仙川の Kick Back Cafe というお店にてライブをやってきました。尺八奏者の神永大輔さんが企画する『神永の野望5』というイベントに出演するというもので、神永さん自身は、シンガーソングライターの和田多聞さんのバンドで出演…、他にもう1つ、AKARA という方達と共に、計3バンドが集結してのライブとなりました。

    

 自分達は、トップバッターの AKARA さんに続いての、2バンド目の出演となっていました。AKARA さんは、和楽器とロックを合わせた音楽に、更にダンサーを加えてのパフォーマンスを行っており、自分達とは全く違う音楽性のグループという感じでした。ちなみに、和田多聞さんの方はというと、結構ポップス色の強い音楽だったので、今回の出演者は3バンドとも方向性が異なる、だいぶバラエティに富んだイベントになったとも言えましょう。勿論、その3バンドには“和楽器”という共通項があり、その部分で繋がっているという意味では、意義のあるイベントに参加出来たという喜びもあったのでした。

    

 神永さんの紹介で、関谷君とのトークから自分達のステージは幕を開けました。…と書くと、とてもゆったりとした時間でステージが進んだかのように見えますが(笑)、今回の出演時間は僅か30分と限られており、その中で6曲をお送りしなければならなかったので、わりとテンポよく、そして次々と展開を見せられるように演奏を進めていったように思います。
 勿論、ただ流してライブを見せていくのではなく、それぞれの曲に“見せ場”を作っての演奏としていきます。今回の曲目は、いきなり“六調”という、非常に難易度の高い(笑)曲から始まるという、早速黒船らしいストイックなアレンジを堂々と見せてのスタートとなりました。そして先日公開された、初のMV〔黒船 Music Video“豊年節”緊急公開!
参照〕でお馴染みになったと思われる“豊年節”をやり、黒船の幅広い音楽感を紹介していきます。この曲のベースソロでは、ワイヤレスの状況を生かし、久し振りに関谷君が会場に乱入?(左下写真参照)してのアドリブを展開していったものでした。
 どちらも民謡ながら、それぞれの曲調が全く異なる感じでお送りしましたが、その音楽性の幅は更に留まる事を知らず、次曲はニルヴァーナの“
Smells Like Teen Spirit”を演奏し、そして今回の黒船の新曲となった“月ぬ美(かい)しゃ”をお送りしました。“月ぬ美しゃ”は沖縄は八重山諸島の民謡で、フルートの西仲美咲さんとのレパートリーでもお馴染みですが、元々自分がアレンジしていた事もあって、是非とも黒船のボーカリストである里アンナさんに歌ってほしく、今回のセットリストに入れさせて貰ったのでした。初披露でしたが、奄美島唄の歌い手である里アンナさんが歌う八重山の民謡は、新鮮でもあり、それでいてバッチリの世界観を作り出している感じがしました。ピアノを弾いていも心地良く、これから黒船でもお馴染みのレパートリーにしていきたいものです。

    

 …そして、いよいよ終盤戦となります。今回2回目の披露となる“やんばる”に、今回が初披露となる“あやはぶら”を続けてお送りしまして、どちらも緊張感且つ、更にストイックさが際立つアレンジとなっており(笑)、これぞ黒船の真骨頂と言える時間になったようにも思いました。津軽三味線ソロも見所の1つで、それを支えてるリズム隊のメンバーとの絡みも、黒船の音楽性を語る上でも見逃せない部分のようにも思います。
 今回は短い時間でしたが、黒船の特徴を凝縮させた、とても中身の濃いステージになれたのではないでしょうか。皆の集中力も素晴らしく、緊張感もありつつ楽しめた時間が過ごせたと思います。…その為か、自分達の出番が終わった後の、皆の解放された表情は非常に印象的でした。それは、近くの公園に出歩いてワインを1本空けるというものです(左下写真参照…笑)。和田多聞さん(右下写真参照)も、お疲れ様でした!

    

 和楽器という共通項を介して、それぞれに特徴があって、それぞれに異なった魅力を持ち合わせた3バンドのライブ…。その内の1つとして黒船を誘って頂けた事に感謝しつつ、自分達はまた次のステップへと進んでいきます。それは次回のライブ=CDリリースに伴うワンマンライブというもので、日にちは7月5日(土)渋谷 Last Waltz にて行われます。いよいよ…という感じでもありますが、ここからがスタートという感じもします。中身の濃い活動をしている黒船ですが、まだこのメンバーになってからのライブ回数は3回目で、実は決して多い数字ではないのです。勿論、バンドの活動の全てがライブではありませんが、ライブをする事によって、音楽的な結束力が高まっていくのも事実です。ワンマンライブが皮切りとなるのかは分かりませんが、また今後に注目していって下さいませ。今回ライブに誘って頂いた神永さん(右下写真参照)、どうもありがとうございました!

    

 …そして、黒船として、もう1つ皆さんにお知らせする事があります。以前から黒船は、新作のCDリリースに伴い、ファンドをスタートさせていましたが、今回のライブの日となっていた5月30日が、このファンドの締め切り日でもありました。そして結果は、、、

  


 大成功となりました!!


 …むしろ、目標額を大きく上回る皆さんの御支援に、感謝感激でございます。皆さん、本当にありがとうございました!…そして前述したように、これこそが、ここからスタートとなるような気がします。新たな展開を見せつつ、また皆さんと太い繋がりを持って、黒船がより魅力的な存在になっていけるよう、頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!…これからも楽しみにしていて下さい♪

 ☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net

 ☆仙川 Kick Back Cafe のHP…http://www.kickbackcafe.jp

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 お待たせしました。6月のライブスケジュールを載せさせて頂きます。6月には、以前お伝えした自分自身のピアノソロライブを開催します。地方では個人的に呼んで貰えたりして、これまでに何度か実現した事がありましたが、東京で自分主導で行うのは今回が初めてなので、気合いを入れて臨みたいところです。その他にも、ボーカル・ギターの丸本さんのワンマンライブや、TRI4TH の深夜ライブ、そしてドラムの佐々木俊之さんが舵を取るバンド Nautilus も、たっぷり2ステージのライブを用意してお待ちしています。それではどうぞ御覧下さい。


    ○6月1日(日)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔

   

 恐らくピアニストなら、誰でも一度はやってみたいソロピアノライブ…。ついに
 自分もやらせて頂きます!…お陰様で予約も好調で、まだお席の方は御用意出来る
 ようですが、予約をお勧めしています。今から選曲に悩むところですが、せっかく
 なので、トリオやバンド編成でのライブで取り上げる曲だけではなく、ソロピアノ
 ならではの曲や、少し意外に思われそうな曲?等も視野に入れつつやっていこうと
 思います。…せっかくなので、最近完成した新曲も披露するかもしれません…。
 お馴染み Z・imagine にて、自分らしくやっていきます。よろしくお願いします!


    ●6月5日(木)、18日(水)、24日(火)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)折井敦子(5日、18日のみ)、(Fl)加藤夕葵(5日のみ)、
      (Vo)白石恭子(24日のみ)、(Key)竹内大輔

 お馴染み Kuro での演奏で、6月は3日間程やらせて頂きます。中でも
 5日はボーカルの折井敦子さんのバースデー・ライブになるようで、
 フルートの加藤夕葵さんも加えて、少し豪勢にお届けしていきます。
 折井さんの誕生日と言えば、2011年にやはり Kuro で行われた時の
 プレゼント〔プレゼントは、楽譜の…参照〕が思い出深いのですが(笑)、
 今年も何か考えなくてはいけませんね…。うーん、また本かなあ…(笑)。


    ●6月6日(金)浅草舵輪
Open…19:30〜、Start…20:00〜3ステージ
Charge…2000円(ドリンク別、チャーム付き)
Member…(Vo)中溝ひろみ、(Pf)竹内大輔、(B)菊田茂伸

 ボーカルの中溝ひろみさんに誘われ、久し振りの場所で、久し振りの
 メンバーとジャズライブをしてきます。浅草には東京スカイツリーが
 完成して景色が一変しましたが、行く度に魅力的な想いに駆られ、
 もう少し長く居られたら良いな…と思う場所でもあります。どうぞ
 浅草の街も楽しみつつ、お店にも寄って頂けたらなと思います!


    ●6月7日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)黒田まこ、(Pf)竹内大輔、(B)柿崎恭子、(Ds)深水洋

 お馴染みの経堂 Crazy Love にて、ボーカルの黒田まこさんと久し振りに
 共演させて頂きます。こちらもジャズ・スタンダード曲を中心にお送りして
 いきます。黒田さんとは、7月にも Crazy Love で共演する予定となっていま
 して、より綿密なライブを作っていけたらと思います。よろしくお願いします!


    ●6月8日(日)猿ヶ京温泉(群馬)Humpty Dumpty
Open…11:00〜、Start…16:00頃〜(予定)
Charge…5000円(食事、1ドリンク付き)、2700円(1ドリンク付き)
Member…(Sax)郷原繁利、(Pf)竹内大輔、他

 以前、西麻布にお店を構えていた Kie が、群馬県の猿ケ京温泉へと場所を
 移し、Humty Dumty という名前に生まれ変わって、今度の7月で既に
 1周年を迎えるそうです。今回はそんな Humpty Dumpty で、いわゆる
 Kie ファミリーと言える、以前 Kie に出演していたメンバーを集めてライブを
 行うというもので、自分も、サックスの郷原君と呼ばれて猿ケ京温泉まで足を
 伸ばしていきます。これは、前日の7日から続けられているものらしく、自分は
 この1日だけの参加となってしまいますが、少し同窓会的な気分を持ちつつ、
 猿ケ京の自然に触れながら、その行程を楽しんできたいと思います。次の日も
 用事があるので、日帰り行程にはなってしまいそうですが、満喫してきます♪


    ●6月13日(金)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、2ステージ
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔

 ボーカル、ギターの丸本達也さんとの、東京での1年振りのワンマンライブと
 なります。毎年この時期に行われ、今回で東京では3回目となりますが、
 今回は新しいCDのレコ発ライブも兼ねている為に、更なる盛り上がりを
 見せて臨みたいところです。勿論、1年前のワンマンライブから今回まで、
 毎月の新曲は欠かさず生み出しており、それらを今一度振り返る意味でも、
 やはり節目の1日となるのかもしれません。どういった選曲で攻めていく
 のか、自分も楽しみにしながら、この日を待ちたいと思います。是非とも!


    ●6月14日(土)銀座 No Bird
Open…18:30〜、1st.…19:00〜、2nd.…20:30〜、
Charge…4000円(ドリンク・フード別)
Member…(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、
      (B)永見寿久、(Ds)佐々木俊之、
Guest…(Sax)横田寛之

 タップダンサーの丹精君に誘われ、銀座 No Bird でライブを行ってきます。
 どうやら、この日を皮切りに、丹精君は自分個人のツアーを行うらしく、
 大阪や福岡等、それぞれの場所でそれぞれのミュージシャンとコラボを
 しながら、来月の7月に再度東京でライブをやって締め括るとの事でした。
 この日も、ドラムにトシさんを誘ったり、ゲストにサックスの横田君が
 参加する等、なかなか豪華な面々での演奏が期待出来そうです。一体
 どんなライブになるのか。丹精君の世界観と共にお楽しみ下さい♪


    ●6月19日(木)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔

 お馴染み、赤坂 Pro-Amuse での、ボーカルの白石恭子さんとのライブです。
 ここでの自分達の演奏時には、ほぼ毎月誰がしらの誕生日を祝う…という、
 何とも景気の良い流れになっているのですが(笑)、恐らく6月の今回も
 祝う事になるでしょう…。これが毎月の風物詩というのは面白い事ですが、
 気軽に入れるお店なので、是非ともそのお店の雰囲気を楽しんで下さいませ!


    ●6月21日(土)新木場夢の島熱帯植物館
Open…9:30~、Start…15:00~45分程度
Charge…大人250円、中学生以下100円(熱帯植物館の入場料です)
Member…(Ss,As)郷原繁利、(Pf)竹内大輔

 こちらもまた久し振りの、新木場夢の島熱帯植物館での演奏です。ほぼ
 半年に1回のペースで出演しているような気もしますが(笑)、郷原君と
 自分は、この2人で新たなCDを作る動きに今なっており、この時点で
 レコーディングは終了している筈なので、この後がどんな動きになって
 いくかは注目して頂きたいところです(流石にこの日にCDは出来上がり
 ませんが…笑)。より綿密な2人のプレイに注目してみて下さい!


    ☆6月21日(土)恵比寿 Batica
Open…23:00〜、自分達の出番は25:30〜、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

  

 DJ須永辰緒さんの主催する深夜イベント『夜ジャズ』に、またも TRI4TH が
 出演します。今回もDJメンバーは多数出演しており、自分達の演奏と共に、
 熱い一夜を過ごせるのではないかと思います。演奏時間はあくまで目安なので
 多少前後すると思いますが(25:30〜は前回の時間です)、お店の1階がバー、
 2階をライブスペースとした造りは面白く(どちらもDJブース有り)、
 自分の気分に合わせて居場所を決めていけば良いのではないかと思います。
 1ステージのみの演奏となりますが、是非とも弾けちゃって下さいませ♪


    ●6月23日(月)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…≪Nautilus≫(Ds)佐々木俊之、(Key,Pf)竹内大輔、(B)梅沢茂樹

  

 ドラムのトシさんがリーダーとなるインストバンド、Nautilus(ノーチラス)。
 このバンド名になって、早速の単独でのライブが開催されます。場所はお馴染みの
 Z・ imagine にてで、自分のトリオとはまた異なった、リズムやグルーブを全面に
 出した演奏が楽しめると思います。フライヤーのデザインも、なかなか謎めいてて
 面白いですよね(笑)。トシさんのオリジナル曲が聴きたい方は、是非こちらへ!


    ●6月26日(木)池袋鈴ん小屋
Open…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番は、恐らく最後
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔

 ボーカルの鹿嶋敏行さん自身が企画するイベント、Serious Playground の
 第4弾に、鹿嶋さんとのデュオで自分も参加させて頂きます。このお店は
 何だかんだで約1年振りの出演となってしまいました…。そして、今回も
 個性が強い面々が出揃っているらしく(笑)、自分も楽しみにしています。
 また癖のある選曲をしていくのでしょうか…(笑)。こちらも楽しみです♪


 以上になります。この他に、まだ詳細が出ていないライブが幾つかありますが、決まり次第、また更新していきたいと思いますので、どうぞチェックの程よろしくお願いします。それでは、6月もよろしくお願いします!

拍手[4回]



 今回の『奢らせて頂きます!』はタップダンサーの丹精君に登場頂きました。都内在住の丹精君ですが、自分との演奏共演が多い場所というと、断然静岡県内にあるお店となっており、もはや静岡県在住じゃないのかと思うくらいなのですが(笑)、そんな丹精君とは、まだ初共演してから約1年程しか経っていません。最近は、丹精君主導の仕事で一緒になる事も多く、今回のお相手に選ばせて頂いた次第です。
 そして、せっかくなので静岡県で出来ればと思っていたのですが、先日、恒例?のように静岡県内での2日間の演奏があり、2日目も現地で泊まる事にしていたので、この機会を逃すわけにはいきませんでした。当初は、いつものように居酒屋やレストランで行おうとしていましたが、直前に夜遅くに仕事が入ってしまい、ホテルに戻れたのは深夜1:00頃…。ここからお店を探して街に出向いて…というのは大変だと思い、急遽新しい試みとして、ビールやワインを買い込み、ホテルでの部屋飲みを決行させたのでした(笑)。奢らせて頂いたのは、コンビニで購入したお酒やお摘みは勿論、この日の部屋代もです。場所は三島駅近くにある昭明館という、何とも昭和感漂う(笑)ホテルにてでしたが、居酒屋とはまた異なった環境で、なかなか面白い内容に仕上がったのではないかと思います。新たな展開を迎えた『奢らせて頂きます!』。それではどうぞ御覧下さいませ!

    


 ●日時…2014年5月26日 ●場所…三島
 ●お店(ホテル)…昭明館



竹内(以下、緑で表示)「では…。お疲れ様でした!」

丹精(以下、赤ワイン色で表示)「お疲れ様でしたーー。乾杯です。」

「…うん、美味い。こういう味か。」

「リッチですね。」

「そうだね。」

「ちょっとこう…、ちょっと、、、リッチだな。」

「…(笑)。」

「ふふ…(笑)。」

「大丈夫(笑)?…早速、言葉に詰まってるけど。」

「うん、うん(笑)。いい滑り出し。こちらの感覚としては、いい滑り出しです。」

「らしいね。今回は、初めての試みで…。初めての部屋飲みですから。」

「…みたいですね。今までどういう所で開催してたんですか?」

「いや、もう普通に居酒屋とか、レストランとか。あと、昼間だとカフェとか。」

「カフェ…飲み?」

「飲んでた時もあった。」

「へー。まあ、飲むか飲まないかは、あれですもんね。」

「そうね。まあ飲めない人もいるし。」

「確かにね。」

「今日は…、ビールがすぐ無くなりそうだな。」

「あー、そういう時あるんだよなぁ。でも今日は、白ワイン素人ですから、私は。」

「まあ、ビールがもう入らない…って時もあるけど。」

「あ、そうそうそう。…まあ、人間…って、そういう事ですよ(笑)。」

「ははは(笑)。」

「無いと…欲するし。あると…飽きちゃうし。」

「なるほど。…あ、この摘みも美味しい…。意外と、このホテルの
 部屋飲みというパターンも続けられそうだなぁ。流石にツアー中
 じゃないと出来ないけど。都内でこの状況はおかしいし(笑)。」

「しかも、ツアー中でさえも、こういう時間は無かったじゃないですか。」

「確かに。」

「だから、レアですよね。何故無かったのか。」

「泊まらせてくれないからじゃない(笑)。泊まっても…、人の家とか。」

「うんうん。」

「ホテルだとね。余計な気を遣わないですむしね。」

「そっかー、それがホテルの良さなんだ。」

「ちゃんと、お金払ってますしね。」

「自らねー。ごちそうさまです(笑)。」

「ははは(笑)。そういう企画ですから。」

  

「これ、もう飲み終わったんですか?」

「もうちょっと…かな?」

「このビール、ちなみに、好みですか?」

「うん、まあ良いんじゃないの。ずーっとこれを飲む感じではないけど。」

「ちょっと甘くないですか?…甘過ぎるかもしれない。」

「そうね。まあ、1本ぐらいだった全然良いかも。嫌いじゃないよ。」

「なるほどねー。同じサントリーでも、白いやつがあるでしょ?」

「うんうん。」

「あれが好きでね…。ほぼ流通してないのが残念でならないんですけど…。
 プレミアムモルツが売れ過ぎて、あっちに力を入れちゃってるから…。
 白が美味いのに、何で無いんだろうな。1回ハガキを書いた事あるんですよ。」

「え、会社に!?」

「そう…(笑)。それくらい好きなんですよ。白を売って下さい…と(笑)。」

「よっぽどだね。」

「何かのアンケートハガキに託つけて、自分の意見を余白に書いたんですよ。」

「で、結果は…。」

「あまり変わらないですね(笑)。」

「あらま。しかし、紙コップで飲んでるからか、味がよく分からんような…。」

「やっぱグラスで全然違いますからね、飲み物って。」

「分かる…。」

「何だろう…、紙だと、半分くらい魅力が持っていかれてない?…(笑)。」

「まあ、中身も見えないしね。」

「それと、温度も結構戻っちゃう気がするし、あと…、持った時の柔らかさ(笑)。」

「ホントだわ(笑)。しかも、何だか徐々に湿ってきてる気がするし!」

「そうそう!…浸透してきてるから(笑)。」

「今回は白ワインだけど、赤ワインだと色も付いてきそうだもんな…。」

「あー、絶対そう、うん。」

「まあ、摘みを楽しんで下さいな(笑)。」


ーーーーーお互いの事を聞き合うーーーーー


竹内「丹精君ってさ、週1ぐらいで静岡に来てない?」

丹精「いや、それがね…。それはちょっと言い過ぎだけど、それくらいは来てるかも。」

「月2とか…。」

「んー、へたしたら、それくらい来てるかも。だってゴールデンウイーク来てたし。」

「先週も来てたでしょ?」

「来てた来てた(笑)。」

「まあ、週1…でもないか。」

「まあ、でもそれくらいは…。この5月に関しては頻繁ですね。」

「4月は?」

「4月はそこまででも無かったような…。」

「でも、いづみさん次第でしょ?…自分1人で静岡に来るって、あるの?」

「いや、無い無い。」

「まあ、俺もそうだけど。ここ以外で一緒になる事は時々だもんね。」

「そうですね。でも、やはり大輔さん(丹精君は竹内の事をこう呼びます)
 演奏での支配力が凄いから…。いたずらをされると…、いたずらと言って
 良いのか分からないですけど(笑)、とんでもない事になるな…と思います。」

「演奏面で、真面目か真面目じゃないか…、みたいな話しかね。」

「そうですね。」

「良い事言いますね。書ける内容ですね…。いや、書きたい内容ですね(笑)。」

「いや、ホントそう思います。」

「しかし、この部屋飲みだと、自分達のペースで摘みを開けられるから、良いね。」

「あれ、知らなかったんすか?」

「……、知らなかったです(笑)。」

「あはは(笑)。」

「自分でペースを作っていけという事か。」

「でも大輔さん、缶ビールとかでも良いんですか?…生が欲しくなったり。」

「まあ、生も好きだけど、結局自分は瓶が好きなのかもしれない。」

「へー、そうなんだ。僕は断然、生ですね。」

「あ、そうなんだ。」

「断然、生ですね。ダンナマって言うくらい。」

「ダンナマ…ね。」

「そういうふうに呼ばれちゃうくらい。」

「…誰に…(笑)?」

「ふふふ(笑)。」

「いいの、この流れ、書くよ(笑)、大丈夫?」

「ええ、ええ(笑)…もう。これはお店の人に、
 『あ、ダンナマ来たよ』って言われちゃうレベルですよ。」

「もう、それでまかり通ってるんですね。」

「…しかしまあ、今日は怒濤でしたね。」

「いや、いつも怒濤でしょ!」

「んー、何かしらね。めちゃくちゃ急ぐ瞬間が…。」

「だって、いつも時間通り進まないじゃん(笑)!」

「結構、時間にタイトな人ですもんね、大輔さん。」

「…ん?…言われた時間は一応、守るもんなんじゃないの(笑)?」

「ふふふ…。まあ、僕らイタリア人に言わせると、
 そこら辺はグレーゾーンになっちゃいますけど…。」

「あ、オブラートに包む的な感じで…。」

「そうですね、イタリア育ちの…。」

  

「まあ、だからこの弾楽ってバンドは、バランスが保たれているような気も
 するんだよね。いづみさんも、丹精君寄りの時間配分だから(笑)、
 ちょうど2対2に分けられるというか…。ベースの中司さんと俺で、
 丹精君といづみさんを置いて、先に行ってまーす…みたいなさ(笑)。」

「あ、でもね、いづみさんも割りと、時間にタイトな人なんですよ。」

「えー、あれは…、どちらかと言うとタイトではないでしょう。」

「思考は…。」

「あー、思考ね。」

「結果はどうあれ…。」

「結果はどうあれ…(笑)。タイトっていうか、ストイックなんじゃないの?…自分で
 納得いく部分が無いと、前に進めないというか…。だから遅くなっちゃうんじゃない?」

「あー、なるほどね。拘りはありますよね。」

「周りから言われた事を、まず自分の中で消化させないと…、納得させないと、
 次のステップに踏めないというか…。まあ、時間は掛かっちゃうよね。」

「まあ、それがミュージシャン性の面白い部分ではありますよね。」

「…その、丹精君、静岡で沢山ライブやってるじゃん、いづみさんと。
 他のメンバーとやってる時って、どんな感じなのかね?」

「例えば1人、フラメンコ・ギターリストがいるんですけど、まあ、その人も
 凄腕だから…、フラメンコを基調にしたアイデアを出してくれたり。」

「あれ、その曲とかはさ、一緒にやる人によって変えてるんでしょ?」

「あー、そうですね。」

「これは、この人とやる用の曲…とかさ。」

「うん、まあ、段々その傾向が見えてきた…って感じですかね。」

「あ、徐々にね。」

「それこそ、前にビートボクサーがいた時の曲は、その人だからこその曲を
 選んでましたからね。逆に今は殆どそれらの曲はやらないし…。まあ、今でこそ
 打楽器的なリズムを出すのが俺だけになっちゃたので、ある程度のリミットは
 掛けられちゃうんですけど。まあ、こちらはリミットは決めてないんですけど…。」

「まあ、そこも、呼ぶ人と呼ばれる人の関係というか…。
 他のがどうなってるか、若干気になっちゃうんだよね(笑)。」

「まあ、どちらにしても、大人な感覚の人が多いですよね。」

「ん?…(笑)。」

「まあ、月並みな言い方をすると、その…包容力がある人と言うか。」

「あ、優しい…って事(笑)?」

「そうそう、優しい(笑)!…優しい人が残っていく感じ。」

「こういうのも、怒らないでやってくれるんだ〜♡…みたいな(笑)。」

「そうそうそうそう(笑)。」

「まあね…、タイトなんだもん(笑)。皆、よくやってますよ。」

「いや、大輔さんも凄いと思うよ。ホントそうですよ。」

「俺は、そういったフォーマットに、楽しさを見出だしちゃう
 からね。例えば弾楽だったら、電車で行けば良いんだ!
 …とかさ(笑)。今回も久し振りに新幹線で来ちゃったし。」

「新幹線を使う事は、あんま無いでしょ?」

「そうね。まあ、こうした交通費込みの仕事というのは、なるべく
 安く行く事が命題となるから、静岡ぐらいだったら在来線で来るけど、
 富士市に新富士駅っていう、東海道新幹線しか止まらない駅があってさ。
 …で、俺はその駅に降りた事がまだ無くて、恐らく今後もなかなか降りる
 機会が無さそうな駅だったから、今回は新幹線で行こう!…って(笑)。」

「あ、そういうのがあるんですね。」

「そして、少しでも交通費を削減すべく、新幹線も東京駅からじゃなく、
 途中の小田原駅から乗ったから(笑)。そこまでは在来線で行って。」

「ふーん。…だから場合によっては、これが非常に面白いんだけど、大輔さんの
 やり方、趣向だと、必ずしも短時間で着かなくても良いって事だもんね。」

「そういう事です。」

「例えば、乗り換えが楽とか。」

「そうそう。あと、まあ安い事に越した事は無いけど、例えば東海道本線って、
 グリーン車があるのね。それも、たまに使ってるからね(笑)。何故なら
 バリエーションを変えたいっていうか…。新鮮味を見出したいというか。」

「ふーん。」

「もう飽きてるな、これは(笑)。」


ーーーーーワインに移行しつつ、今までを振り返るーーーーー


竹内「今回、3日間連続後の今だけど、昔はもっと演奏が詰まってたよね。」

丹精「詰めてた詰めてた。それこそ、一晩に2ヶ所とか。」

「あれ…、最初の共演って…、いつだっけ?」

「去年くらいじゃない?…律慎丹(丹精君が組んでいるバンド名)の時。」

「あ、まだ1年前なんだっけ?…確か、最初が沼津リバーサイドホテルの河っぺりで…。」

「あ…あったね(笑)。ハンバーガーが美味い件ね。」

「…で、その後にホテル内のレストランでやりつつ、更に沼津のバーで…じゃない?」

「そうだそうだ。…だから、テラスで2本でしょ。レストランで1本。」

「その後にバーで2本…、1日で全部で5ステージもライブやってるんだよ、すげー(笑)。」

「いやー、タイト(笑)。」

「ホントだわ。」

「タイト…っていうか、タフ(笑)。」

「自分達がね(笑)。…っていうか、1年くらい前なんだね、まだ。」

「あの、内容が濃すぎるからでしょ。共演ライブの本数も多いし(笑)。」

「ホントにそうだよね。1日に5ステージを一気にやっちゃうくらいだから。」

「…で、初めて会ったのは、それより少し前なんですよね。」

「そうそう、楽屋での対バンだったもんね。」

「まあ、あの時はあまり俺は絡みが無かったけど、いづみさんとかと話してたもんね。」

「そう、何かスヌーピーの話しを色々と…(笑)。」

「そうそうそう。」

「あんなに拾われると思わなかったんだけどな。」

「なんかね、フェイバリット・ストーリーみたいな展開に言われてますけど(笑)。」

「そうなんだよね。俺、そんなに押してるつもりも無かったんだけど…(笑)。」

「まあ、可愛いポイント…って事ですよね。」

「そうそう、それで…いづみさんの家でリハをしたよね。」

「しましたね。あれ、何だったっけ。」

「恐らく、そのリバーサイド用のリハでしょう。」

「そうか。それにしても、東京で一緒にライブをやる人でも、昼と夜とか、同じ日に
 2ヶ所でライブやる人もいないし、夜に2ヶ所ライブをやる人もいないし…(笑)。」

「まあ、普通は無いよね(笑)。」

「でも、よく考えると、有りな形なんですよね。」

「まあ、早い話し、単価が安いからじゃないすか(笑)。」

「それは間違い無いです。」

「……。」

「……。」

「もう、開始してから40分ぐらい経ってるよ。」

「意外と早いですね。」

「今日はなんか、わりと書ける話しばかりをしているような気がする。
 いつも、何だかんだで下世話な話しばかりをしているからさ…(笑)。」

「あー、敢えてね。」

「効率は良いかもしれないね。」

「効率が良い。いい仕事してますね。」

「いい仕事してるかもしれないね。」

「そう、だから俺、結構ラジオに向いてると思うんだよなー。」

「そっか、こういうシチュエーションを与えられれば良いんだ。…何でかな。」

「え?…その疑問は?…その疑問の源が分からない。」

「え(笑)?」

「え(笑)。いやいや…。」

「あ、1対1だったら良いんだ。きっと。」

「あ、他の人の目があるとー…。」

「ライブみたいに、1対100とかの時に、何かこう…変にボソボソと喋って…(笑)。」

「そうそう(笑)。何でなんでしょうね。色々な事を考えちゃうんでしょうね。」

「まあ、変に真面目な所があるみたいだし。」

「色々な周りからの要求を頭に入れて、それの中間くらいの事を言っちゃうんですね。」

「あ、そういう時、あるねー。」

「そう、それで誰も満足しない(笑)。」

「自分でも満足してない(笑)。」

「そうそうそう…(笑)。ある意味、だから政治家なんでしょうね。」

「危険な発言、辞めて貰えますか…(笑)。
 丹精君、どれくらいのペースでライブやってるの?」

「んー、平均、週に2回か3回か…、3,5回って感じですかね。」

「え、でもそれ言ったら、今週既に3回じゃん。」

「まあ、そうですね。」

「いや、今日は2ヶ所でやったから、実質4回だよ。」

「そうですね。まあ、現場数で言ったら、もう少しやってると思いますよ。
 何故かと言うと、静岡があるから(笑)。自然に入ってきてます。」

「でも、わざわざタップ板を持っていってるんでしょ?…凄いよね。」

「もっと軽くすれば良いのに、新しく新調して、重くなってますからね。」

「2枚使う時もあるでしょ?」

「ありますね。まあ、持ち運びには何の工夫もされてないです。そもそも
 畳めるようにすれば良いんだけど…、これは今後の課題ですね。」


「どちらかと言うと、タップ板を造る人の課題かね。」

「そうですね。」

「最終的には、幾重にも折り畳んで、持ち手を付けて鞄みたいに…(笑)。」

「いや、でもね、それもうあるの。」

「あるの?」

「あるんですよ。持ち手は別として。結構一般的に。」

「そうなんだ。俺からしたら、タップダンサーが既に身近じゃなかったからなあ…。」

「まあ、フラメンコダンサーの方が有名ですよね。」

「成る程ね。」

「フラメンコダンサーとは共演した事あるんですか?」

「いや、無い無い。」

「今度、一緒にやるかもしれないんですよ。」

「へー。でも、タップ同士の掛け合いとか、面白そうだね。」

「まあ、そんなに珍しいスタイルでは無いんですけどね。」

「いやー、こっちの楽器を弾く立場からすると、明らかにタップの方が目立つからさ。」

「えー、そうですか?」

「そうでしょ。だって、こっちは座ってるし…。動き的に明らかですよ。」

「まあまあ、動きは確かに。まあ、だからその
 ビジュアルを担当している感じはありますよね。」

「そう、だから、バンド内ではパーカッシブ担当の立ち位置と
 いうか、どちらかと言うとフロント楽器って感じがする。」

「それなのに、音のバリエーションは少ないんですよ。」

「まあ、そうだけど。動きが派手だから良いじゃん。だって、タップダンサーが
 ステージの端っこにいて、地味にビートだけ刻み続けるとか、見た事無いよ(笑)。」

「それこそ、ドラムで良くないかって感じですかね。」

「せっかく両手も空いてるしね。何かに生かした方が良いでしょ。」

「両手が空いてるので、最近よく手も叩いたりしてるんですけど、
 手が空いているって事は、まだ何かの可能性がありそうですよね。」

「ほう。」

「手品をするとか…。」

「ジャグリングをするとか…。」

「まあ…、ジャグリングは…しないですけどね(笑)。出来ないし…。」

「そこまで器用ではないと。」

「コマ回しは上手かったんですけどね。」

「へー、じゃあ。今度はそれで。」

「いや…しないですけどね…(笑)。」


ーーーーーエンターテイメントとはーーーーー


丹精「そう言えば、さらっと今回、新曲のアレンジしてましたね。」

竹内「そうそう、何だか身内にも好評で(笑)。」

「いや、色々な人に好評なの。そして、俺もあまり把握せずにやってる…っていう(笑)。」

「そこはですね、考えてるんですよ。構成分からなくても、何とかなるか…みたいな。」

「あー。何とかならない構成にはしていないんじゃないか、
 …っていうのは、逆にこっちは感じてますよ(笑)。」

「でも、最近は、丹精君やいづみさんが把握してない…とかに関わらず、
 そもそもの曲作りをそういう風にしている傾向はあるけどね。」

「それは、聞きやすさに関してって事?」

「そうそう。やっぱお客さん的に、1、2回聴いて覚えてくれなかったら、
 ちょっと駄目だなー…って思っちゃうから。あまり複雑過ぎてもね…。」

「なるほどね。」

「まあ、そういう依頼があったらやりますけどね…。」

「まあ、TRI4TH のライブを見ても思ったけど、大輔さんはエンターテイナーだよね。」

「そうなの?…俺、割りとその辺は抑えてるんだけど(笑)。」

「あははは(笑)。いやいや、その、お客さんの満足度
 みたいなのを、凄く意識しているなって思うし。」

「あら…。だったら嬉しいけど♪…ほら、俺ってそもそも、
 エンターテイメント?…的な人間じゃないからさ。」

「あー。じゃあ、自然とそうなってるって事なんですかね?」

「え、分からない。自然なのか、無理してるのかは…、自分でも。」

「いや、別に、表情とかは一切エンターテイメントでは無いと思いますよ。そういう
 スタイルでは無いし。だけど、音の面とか…、指の動きとか、超絶技巧とか…、
 そういった部分がエンターテイメントだと思うし。サーカスみたいなものだから。」

「まあ、演奏面では良いんだけどね。でもホラ、その演奏を笑顔でやってくれ…とか、
 それは演奏面とはまた違ったカテゴリーじゃない?…そういうのがね…ちょっとね。」

「うーん。」

「演奏だけで勝負したいんだけどな…っていうね。」

「あー。だから、笑顔だから良いんだっていう付加価値じゃなくて。」

「そうそう。結果、笑顔だったら良いんだけどね。」

「うんうん、作ってね。敢えてそういう姿勢でね…っていうのがね。」

「そうだね。」

「だから、俺みたいに、ただニヤニヤしているっていうのは…(笑)。」

「あははは(笑)。」

「それは、結果笑顔って事だよね(笑)。」

「人は向き、不向きがあるからさ。無理に笑顔を作る事によって、
 自分なんかは『何やってるんだ俺?』みたいになっちゃうから(笑)。」

「性格もありますからね。」

「そうそう。勿論、演奏をどこからか依頼されて、ここは笑顔でお願いします
 …みたいなオーダーがあったら、一応はやるんだけど、この、うちら4人で
 やろうとしている弾楽は、自分達発信でやっていくバンドじゃない?…そして
 今後も続けていこうとしているものだから、それは絶対に自分達が一番
 やりやすい環境でやるべきだと思うのね。そうする事によって、こちらも
 自然に笑顔になって、お客さんもそれを見て楽しんでくれると思うから。」

「そうね。そうですよね。」

「うちらが無理しているのを見て楽しんで貰っても…嫌じゃん。」

「それに、それはどこかで化けの皮が剥がれるじゃないけど…、齟齬が生まれますよね。」

「そうなんですよ。」

「それをやり切るタイプもいますけどね。」

「いるよね…。器用なのかね。まあ、器用だったら、
 音楽じゃなくても良いのにな…って思うけど。」

「あー。それこそ大輔さんは、ピアノ一筋半世紀…。」

「いやいや、50年になっちゃうから。」


ーーーーー締めに向かってーーーーー


竹内「なんか、もう夜中の3:00だし、効率良い話しも出来たので締めて貰って良いですか。」

丹精「ふふ…。分かりました。締めはいきなり振ってくるんだね、この主催から。」

「そう。締めでも良いし、抱負でも良いですよ。」

「抱負?」

「豆腐でも良い。」

「豆腐?…豆腐はね、、、」

「甲府でも良い。」

「甲府は、、、あの、餺飥。」

「ホウトウ…か。」

「あの…、特別な年にしていきたいですね。」

「今年を?…あ、そうなの?」

「30歳になるし。」

「おー。」

「そういう年なんですよ、丁度。遅ればせながら。」

「へー。」

「まあ、色なん事がたぶん、変化する年になると思うんですけどね。」

「良いですね。俺が30歳の時なんか…、普通に迎えたような。」

「……。」

「…で、締めは…。」

「締めは…ですね。…まあ、締め方にも色々あるんだな…ってね。」

「あははは(笑)。」

「そういうのに気付いた…っていう。」

「深いやつ?」

「深いやつですね…(笑)。」

「…からの?」

「…からの(笑)!?」

「いや、なんか最近のライブとか、ホント締めの言葉とか大事だと思うよね。
 締めの言葉…っていうと固いけど、最後の盛り上がりを見せていきたいかな。」

「締めの言葉を…要求されてるんですか?」

「いや、そういうわけじゃないけど、ホラ、弾楽の時とか、ライブの演奏直後に
 いづみさん、ひとまず、いったん落ち着いてから再度MC始めちゃったりするじゃん。
 『ありがとうございました。…ではですね、頑張って○○のグッズを作って…』とか。」

「あっはははは(笑)。」

「…って言うよりかは、『皆さん盛り上がってますか!…じゃあ、最後の曲いきます!』
 …って間髪入れずに畳み掛けた方が良かったりするじゃん。お客さん的にさ。」

「そうですよね。」

「曲も大事だけど、曲間もそれ以上に大事というか。」

「それは正に TRI4TH のライブがそうですよね。」

「まあ、だいぶ気を付けてるしね。…あれ、これって締めだっけ(笑)?」

「いや、なんか…、締めようとしたら、、、」

「こんな話しになっちゃったと(笑)。」

「それはそれで。」

「まあ、録れ高も十分だと思うし。」

「録れ高…千里?」

「……。あれ、それで大丈夫なの?」

「いや…、でもなあ…(笑)。」

「まあ、明日もライブで一緒ですしね。」

「そうですね、ま、明日も一緒って事で。」

「お疲れ様でした。」

「お疲れ様でしたー。」

  


 ☆本日の注文品

●三島昭明館ツイン1泊(3240円×2人)…6480円
・サントリー和膳 500ML…286円
・サントリー金のビール 500ML…295円
・コンチャ・イ・トロ・サンライズ。シャルドネ白 750ML…1008円
・緑茶 2L…183円
・スターバックス・ミラノ・エスプレッソ 200…216円
・チョコケーキ・マウンテン…278円
・蒙古タンメン中本…204円
・ポテトWリッチバター…152円
・スモークタン…204円
・マカロニサラダ…121円
・3種のチーズアソット…409円

 計9836円!…奢らせて頂きました!!

 ☆三島昭明館のHP…http://www.shoumeikan.com

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 昨日は久し振りに、ボーカルの鹿嶋敏行さんとライブをやってきました。場所は、自分は初めて訪れる新宿 Karl Mohl(カールモール)というお店で、よくフリースペースとして提供されているお店だそうですが、今回は3組の出演者の1組目としてブッキングされ、1つのイベントとして演奏を行ってきました。

    

 だいぶ昔からあるお店らしく、その雰囲気からも独特なものが感じられます。お店は2階建てになっていて、1階にも2階にもアップライトピアノが置いてあったのは興味深かったですが、ライブは2階のスペースで行われました。自分達は1バンド目の出番で、他の方々はギターの弾き語りだったので、どちらかというと自分達は異色の出演者だったかもしれません。…とは言え、自分達の音楽をお届けする状況には変わりなく、それこそいつものように演奏していきました。
 今回の鹿嶋さんのステージは、ジャズ系の曲を多めに演奏していきました。曲そのものもそうですが、演奏へのアプローチと言いますか、その部分でもジャズらしい一面を見せつつ進めていった感じがあります。その為には、自分と鹿嶋さんとのお互いの呼吸を合わせる事が重要となりますが、今回のステージ配置的に、どうしても自分は鹿嶋さんに背を向けるような感じになってしまっていたので(右下写真参照)、その呼吸を感じるのは難しい状況ではありました。自分は何とか、ピアノに反射した鹿嶋さんの朧げな?姿を見つつ(笑)、後は集中力次第だと思ったものです…。

    

 こうした状況は久し振りでもありましたが、その呼吸の合わせ方も面白く、とても遣り甲斐のあるライブになったと思いました。今回のセットリストは、その殆どが今まで鹿嶋さんと一緒に演奏してきた曲でしたが、いつもとは違った側面から攻める事もでき、より表現の幅を広げる事に繋がった事でしょう。この日はあくまでも、ジャズ・アプローチで攻めた鹿嶋さんとのライブであり、選曲によってはまた異なる雰囲気でのライブになったと思いますが、今日という時間を思い切り楽しめたので良かったです。どうもありがとうございました!

 ☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world


 ☆新宿 Karl Mohl のHP…http://karlmohl.net

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 シンガーソングライターの Daddy 津田さんに誘われ、毎年、大体4月頃に行われていた自分の九州ツアーですが、2013年の今回は6月へと変更されました。確かに、4月の頭という時期は年度始めでもあるので皆忙しく、6月の方がお客さんも足を運びやすいのかもしれません…。しかし、自分の今回のスケジュールは、TRI4TH の名古屋での演奏終えた次の日に、名古屋から福岡に直接向かう…という、なかなかタイトな移動の上、北九州ツアーとして改めに迎える事となりました。そう、この記事は〔TRI4TH、名古屋ツアー(2013.6.26)〕の続きともなっているのです!
 ライブは、福岡入りをした初日の6月27日から連続で4日間行われ、その後の3日間(最終日は東京への移動だけだったので、実質は2日間)は恒例の鉄道の旅となりました(笑)。この鉄道の旅をもって、九州内の全JR・私鉄各線を完乗する運びになったのですが、それはひとまず置いとくとして(笑)、名古屋から福岡への移動という初日から、少し振り返ってみたいと思います。恐らく今回も、記事の量が多くなってしまいそうな予感がするのですが、気軽に読んで下さいませ!

  6月27日(1日目)
 名古屋の栄にホテルをとっていた自分は、この日の朝、中部国際空港(セントレア)に向けて少し早めに出発しました。セントレアは、開港直後に1度だけ、見学がてら寄った事があるにすぎず、飛行機を利用しに向かう(それが普通ですが…笑)のは今回が初めてでした。少し早めに着いて、空港や飛行機撮影等、色々と楽しみを経験しておかなくてはならないのは、自分自身のツアーに於いては言うまでもないでしょう(笑)。

    

 地下鉄で名古屋駅へと出て、久し振りの名古屋鉄道で中部国際空港へ…。写真には写っていませんが、赤い電車の名鉄の中で、唯一青を使った塗装が映える、空港特急“ミュースカイ”号を使わせて頂きました。これを使うと名古屋〜中部国際空港間は、たったの28分なのです!

    

 セントレアのターミナルに着くと、何故かチェックインカウンター上に忍者の姿がチラホラ見えました(左上写真参照…笑)。こっちに向けてピースサインをしており、だいぶ余裕の表情を見せていたのが印象的でしたが、こんな景色をゆっくり楽しめるのも、早くホテルを出ておいた賜物というものです。そして、先程「少し早く」…と言いましたが、何だかんだで飛行機出発の2時間前には空港に着いていた事を、ここに白状します(笑)。

    

 空港での散策を終え、今回搭乗するのはジェットスターです。前回の九州ツアー〔竹内大輔、九州・山口ツアー(2012.10.30~11.3)
参照〕でも使わせて頂きましたが、今や日本を代表する LCC と言って良く、恐らく今後もツアー・旅行問わず、沢山利用していく事でしょう。今回もチケットは5000円弱程で手に入れる事ができ、コストを下げたい演奏ツアーには頼もしい存在なのでした。飛行機の離陸直後には、よく晴れた空の下に通る伊勢湾自動車道、そして長島スパーランドを見る事が出来ました♪


 まだまだ続きます!

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 一昨日の5月20日(火)は、ボーカルの白石恭子さんと赤坂 Pro-Amuse でライブでした。最近、ここでの演奏時には、誰かしらの誕生日祝いが組み込まれていたりするもので、先月を除くと、ここ半年間は常に誰かの誕生日を祝っていたような気がします(笑)。
 そして5月の今回ですが、5月は自分の祖母の誕生日の月でもありまして、よくお越し頂く祖母の御友人の方(今回は風邪の為に欠席できしたが…)と合わせて、それこそ盛大に祝わせて頂きました!…シャンパンの栓を抜く写下写真参照)とか、今まで同じような構図が何度もあった筈なのですが、今回は恭子さんが驚いているのが目新しい写真と言えましょうか…。

    

 早速お客さん方や、この日いらしていた、お店のオーナーの方と一緒に乾杯をします。うちの祖母は今年で85回目の誕生日を迎える事になりまして、写真の通り?元気な感じではあるのですが(笑)、すっかり Pro-Amuse でも常連で、皆様にも大変お世話になっております。この場を借りて、お礼を申し上げます。いつもありがとうございます!

    

 …あ、なんか“恋するフォーチュンクッキー”を演奏していたら、オーナーと祖母が一緒に踊り出してしまいました(右上写真参照…笑)。まあ、これこそ元気な証拠…という事にしておきましょう(笑)。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします!…次回の Pro-Amuse の恭子さんとのライブは、6月19日(木)になります♪

 ☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/

 ☆赤坂 Pro-Amuse のHP…http://www.pro-amuse.com/

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 話しは5月17日(土)の夜、つまり〔赤坂 Pro-Amuse で、親子一緒に Jazz Live!参照〕の記事の続きとなります。昼のライブを終えた自分は、少し遅ればせながらも、そのままの足で渋谷 Plug へと向かいました。ドラムの佐々木俊之さん(以下、トシさん)自らリーダーとなるバンド、Nautilus(ノーチラス)のライブに出向く為です。このバンドは今回が2回目のライブとなりますが、アンモナイトを意味し、昔の潜水艦の名前にもなっていたこのバンド名で活動するのは、今回が初めてとなりました。
 Nautilus は、ドラムのトシさんをリーダーとし、ベースに梅沢茂樹さん、そしてキーボードに自分というトリオ編成のバンドです。自分としては珍しく、生ピアノではなく、エレピの音色を主体としたポジションでやらせて貰っています。このバンドでは既に目指すサウンドが定まっていて、ローズやウーリッツアーが不可欠且つ、アドリブ部分も多い事から、自分は快く引き受けさせて頂いたのでした。この日のライブではお店のキーボードを使いましたが、最近購入した新キーボード、SV-1〔新キーボード購入!〕も、今後きっと活躍してくれるでしょう。

    

 …さて、この日のライブですが、トシさんもドラムを務めている 
Placonne というバンドとの2マンライブとなっていて、自分達は1バンド目の出番でした。実は本番が始まる前はバタバタだったと言って良く、演奏が19:00〜の予定だったのですが、自分が Plug に着いたのは18:30ぐらいで、リハーサルはおろか、サウンドチェックも出来るか出来ないか…という状態でもありました。それでも、何とか時間を作って貰ってサウンドチェック程度は少々でき、少し時間を押させて本番に迎える…という感じにせざるを得なかったのでした。

    

 そして、このバンドの特徴として、基本的にはMCは入れず、曲も最初から最後まで全て繋いで演奏していくというスタンスでやっているので、事前に本番の流れのシミュレーションはしてきているのですが、やはりライブは生き物…と思わせる事が沢山起こります。つまり、どちらかと言うと、その時の対処力の方が求められるわけです。これは曲の理解もそうですが、メンバー同士の理解度も大事で、特に今回のように、あまりリハーサルが出来ない状況でのライブというのは、特に如実に表れる部分なのではないかとも思います。
 ステージの1曲目も、特にタイトルが無い“Introduction”という曲で始まりました。際立ったメロディがあるわけではなく、単音のエレピの音をモチーフに、展開をとにかく付けていく…という感じです。この曲は1分〜2分程度の演奏で、そのまま本編のセットリストに突入していくわけですが、バンド名の元にもなっている、ボブ・ジェームスの“Nautilus”という曲は結構特徴的かもしれません…。トシさん曰く、この曲がバンドのサウンドの基本になっている…との事で、ミステリアスな部分と格好良さを兼ね備えさせるべく、更なる表現力に磨きをかけていきたいものですね!

    

 このバンドでは、まだまだカバー曲が多いですが、今回はトシさんのオリジナル曲も3曲程やらせて頂きました。いずれも嫉妬したくなるぐらい格好良い曲なので(笑)、是非ライブに足を運んで、チェックして頂ければと思います。…とは言え、MCが無い=曲の説明も出来ない…という状況なので、お客さんからすると、どれがカバー曲で、どれがオリジナル曲なのか…という感じにはなってしまうと思いますが…(笑)。徐々に徐々に伝わっていく感じもまた面白いですけどね♪
 こうして Nautilus は始動していきました。まだまだ課題もありますが、即興感とグルーブ感をベースに、攻めの姿勢で臨んでいきたいと思います。この後に見た 
Placonne のライブ(下写真参照)も格好良く、また違ったトシさんのドラミングを見れました。今日は「トシ祭りだ」と誰かが言っていましたが、正にその日だったかもしれません(笑)。

    

 個人的に、昼に『わらべ JAZZ』的な感じで曲をやり、夜には結構アンダーグラウンドな曲をやったりしたので、昼と夜とで真逆の音楽を演奏したような感覚がありましたが(笑)、非常に頭を鍛えられた感じがしました。そしてこの Nautilus は、これから8月まで、毎月ライブの予定が立てられています。急に活動的になった感じがしますが、それもトシさんらしくて何だか面白いですね。次回は6月23日(月)で、何とお馴染みの外苑前 Z・imagine にて行います。時間的にもたっぷりと出来ると思いますので、どうぞ遊びにいらして下さい!


    
月23日(月)外苑前 Z・imagine
Open…19:00~、1st.…20:00~、2nd.…21:30~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Ds)佐々木俊之、(B)梅沢茂樹、(Key)竹内大輔


 Z・imagine ではどのようなサウンドになるのか…、乞う御期待!

 ☆佐々木俊之さんのブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net

 ☆渋谷 Plug のHP…http://www.shibuya-plug.tv

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


★タワーレコードオンラインで
 発売中(ボーナストラック
 “In A Sentimental Mood”収録)
 …こちらへ!

★iTunes にて配信中
(“Casa Familia[Pf Solo]”
 限定配信!)…こちらへ!

★Amazon で発売中…こちらへ!


初カバー・アルバム、3rd.CD
『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・Music Video“Love Theme
 From Spartacus”公開中!


★iTunes にて配信中…こちらへ!

★Amazon で発売中…こちらへ!


全7曲入り、トータル70分強の
意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
発売中!(2011.7.3 Release)

   Fingers-Dance-jak.jpg



全曲オリジナルの 1st.CD アルバム 『Pictures』発売中!…在庫僅か!
(2008.10.17 Release)

   Pictures-photo

★iTunes にて配信中…こちらへ!

SME Recrods からの
メジャーデビューアルバム
『ANTHOLOGY』のMV
“Maximum Shout”公開中!


初のカバーアルバム
『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
“FULL DRIVE”の MV 公開中


TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“Introduction Pt.3”〜
“The Return Of Nautilus”公開中


Music Video
“YOISURA”公開中


Music Video
“行きゅんにゃ加那節”公開中


Music Video
“豊年節”公開中


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