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 少し時間が経ってしまいましたが、4月1日(金)は代官山 UNIT にて、自分達 TRI4TH と、PRIMITIVE ART ORCHESTRA(以下、PAO)の2マンライブを行ってきました。この2バンドはレーベルメイトでもあり、そのレーベル Playwright 企画の『Color & Monochrome』というイベントでもありました。
 珍しい顔合わせとも言える今回の2マンライブでしたが、何と言っても、どちらもドラマーが伊藤隆郎さんである事が特徴的でしょう。勿論、どちらも脇役ではなく、ガンガン前に出る姿勢での演奏をしているので、これはなかなか大変な企画だと当初は思ってしまいましたが(笑)、発表当初から『タカオ魂』、『タカオ祭り』と言われる等、とても注目度が高く、そして大いに盛り上がったライブとなりました。少し振り返ってみたいと思います。

    

 当日のサウンドチェックの時点から、既にお互いのメンバーは高揚していたように思います。久し振りにお会い出来たメンバーがいたからもありますが、UNIT という大きなお店で、レーベルメイトで2マンライブを行える喜びを噛み締めていたからでもありましょう。入念にチェックを行い、本番に備えたものでした。

    

 トップバッターは PAO です。既に会場は大入り状態となっており、多くのお客さんとこの場所にいれる事が幸せでなりません。大きなステージにも関わらず PAO は3人編成なので、広いステージを持て余してしまうのでは…とも思ったのですが、そのパフォーマンスと、ステージの背後に映し出された映像とのコラボライブは見ていて大変迫力があり、また、その特徴的な曲にも魅了されてしまいます。

    

 以前にも言った事がありますが、PAO は個人的にも好きなバンドであり、そしてその魅力は更にパワーアップされていたようにも感じました。UNIT という場所も影響しているのかもしれませんが、ひと回り大きくなった姿がそこにはあったのでした。より洗練され、より美しく、そしてより鮮やかなになったライブは、後攻の出番である TRI4TH メンバーにも良い刺激を与えていたように思います。

 そして TRI4TH の出番となりますが、その前にお客さんに、ステージ後方の巨大なスクリーンを利用して1つの動画を見て頂く事になりました。それがこちらです。





 4月20日(水)発売の TRI4TH 初のベストアルバム『MEANING』より、自分達のライブにおける重要ナンバーでもある“Dance 'em All”のミュージックビデオでした。この日のこの時間をもって、ついに解禁されたわけでもあります。今回は、一般の方の参加を募ってのミュージックビデオを作っており〔TRI4TH、ベストアルバムのMV撮影参照〕、正にライブ感溢れる内容のものとさせて頂いたのですが、如何でしたでしょうか。そしてこのMV発表から間髪入れず、自分達のライブの始まりとなったのでした。

    

 改めて、この日は2マンライブでもあります。対バンライブの時よりステージ時間は多めに用意されているものの、ワンマンライブの半分くらいの時間でステージを見せていかなければなりません。今回のポイントは正にそこで、さながら中距離走といったところでしょうか。実は意外に経験が少ない設定でもあり、だからこそ確実にお届けしたいライブでもあったのでした。
 こうなると、ライブ中の緩急が重要になってきそうです。短いステージですと、ガンガンに盛り上げていく曲ばかりで押してしまいますが(笑)、今回くらいの長さですと、どこで、そして如何に落とし所を作るかが大事かと思われました。実際、今回ではステージの中間くらいの位置になっていましたが、ここでグッとテンションを抑えて、サックスとピアノのデュオで“Circle”をお届けしたのでした。静かに聴かせる…という意味では、最も静かに聴かせるナンバーかもしれません。…ですが、2マンライブならではのステージ時間だったからこそ、ここで一気に聴かせる時間が欲しかったのです。賑やかな状況から一変、リリカルな雰囲気になりましたが、その中で熱く聴かせるという方式は良い時間になったように思いました。そして、クライマックスに向けてステージ後半戦をスタートさせるのです。

    

 また、今回は久し振りに新曲も披露しました。しかも、TRI4TH 史上初?となる、タカオさんによる作曲のものです。タイトルは“Sand Castle”で、タカオさんらしく、ドラムのビートが印象的な曲でもあります。そのテンポもかなり速いもので、トランペットとドラムだけになる瞬間があったり、ベースとドラムだけになる瞬間があったりと、要所要所でドラムに目線が行くような箇所もあり、速いが故に曲の時間も短いのですが(笑)、色々と見所は収められているようにも思います。次回からも演奏していくでしょう。
 この“Sand Castle”然り、激しめの曲を多数お届けし、アンコールはやはり“Dance 'em All”を演奏しました。今回のMVのように、サックス藤田君は客席から練り歩くように登場し(笑)、更にお客さんを湧かせました。そして、この日最高潮の盛り上がりを見せてくれたのです。客席後方に、PAO のキーボードの木村イオリ君と、ベースの森田晃平君も盛り上がっている姿が見えたのも印象的でした。本当にありがとうございました!

    

 多くのお客さんにお越し頂いたお陰で、最高の時間を過ごす事が出来ました。今回は、一見ありそうでなかなか無い2組が集結した2マンライブでしたが、タカオさんもお疲れだったのではないでしょうか(笑)。しかし、2つのバンドを隅々まで体感でき、お互いを刺激し合いながら一環させたライブを作り上げるという楽しさは、他のライブには出来ない、正に今回だけの贈り物だったように思います。
 そんな TRI4TH は、今度の4月8日(金)にも2マンライブを開催させて頂きます。こちらも非常に楽しみで、THE BLACK COMET CLUB BAND さんとのライブです。今回とはガラリと雰囲気が変わり、ロックフィールドへのデビューとでも言いましょうか。こちらはどのように見せていくのか、どうぞご期待頂きたいと思います。改めて、どうもありがとうございました!


    ☆4月8日(金)新宿 Loft
Open…19:00〜、Start…19:30〜、2マンライブ
Charge…前売り4000円、当日4500円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

 ☆PRIMITIVE ART ORCHESTRA のHP…http://www.primitiveartorchestra.com

 ☆Playwright のHP…http://www.playwright.jp

 ☆代官山 UNIT のHP…http://www.unit-tokyo.com

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いつも応援して下さる皆様へ。


わたくし竹内大輔は、兼ねてからお付き合いしている
女性と2016年1月24日に結婚致しました。
報告が遅くなって申し訳ありませんでしたが、
やっと自分の口からお知らせが出来た事を嬉しく思います。

自分は音楽を職業にしていますが、奥さんはその事についても
大変理解を持ってくれていて、これから2人で支え合い、
力を合わせて更に良い音楽を作っていけると確信しております。

いつも応援して下さっている皆様、そして多くの友人、
家族に感謝すると共に、今まで以上に精進していきたいと思う次第です。
まだまだ未熟な私たちですが、今後ともご指導ご鞭撻の程、
どうぞよろしくお願い致します。


 竹内 大輔

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 一昨日の3月31日(木)は赤坂 Kuro にてライブをやってきました。これは、今年の1月から始めた新企画『ふたりフォース』〔ふたりフォース、始動参照〕の第2弾で、今回はサックスの藤田淳之介君をお招きしてやっていきました。本家?TRI4TH のスピンオフとして始めたこの企画でしたが、前回がなかなか好評だった事もあり、第2回目の今回が開催出来た次第でした。お陰様で、予約の時点で大入りであり、最終的にお店は満員状態になりました。どうもありがとうございました!…自分達2人もビールを飲んで気合いが入るのでありました(笑)。

    

 今回の選曲でしたが、やはり TRI4TH ナンバーを中心に、カバー曲やジャズスタンダード曲等を混ぜつつ演奏していった感じでした。前回もやった“Everybody Knows That”や、藤田君作曲の“Hop!”、“Circle”、そしてだいぶ久し振りの“Night Hawks”等、懐かしさも感じつつやらせて頂きました。
 前回で何となく気付いていたのですが、普段 TRI4TH でやる時と、今回のようにデュオ編成でやる時は、同じ曲でも演奏の仕方が結構異なるのです。ピアノが勿論ベースラインも担当するのはお分かりかと思いますが、藤田君は2フロントでのサックスという楽器担当であるが故、普段は主旋律だけではなくハモりのパートを吹いたりしているところを、今回は基本的には全て主旋律を吹かなければなりません。その変化は意外に難しく、個人の技術力が問われる状況でもありました。

    

 実は、藤田君とデュオ演奏…というの形態は初めてではなく、むしろ今までに何度かやらせて頂いた事はありました。その時は流石に TRI4TH としての曲はあまり演奏していなかったと思いますが、逆に今回はその時にやった曲も選曲しつつ、お送りしていきました。ビートルズからのカバー曲として“Here,There And Everywhere”や、藤田君の飼っている亀をモチーフ?にしたオリジナル曲“Sakura”等、何だかんだでバラエティに富んだ選曲が出来たように思いました。
 ライブ本編の最後には、恐らく、自分と藤田君が最初に共演した時に演奏した曲と思われる、藤田君作曲の“Hawaian's Cafe”をやらせて頂きました。自分の記憶ですと、藤田君と最初に共演したのは2007年8月に、
Generation Gap の西日本ツアーでの鳥取にて、その時はゲストとして藤田君が参加した時〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、西日本編(2007.7.28~8.5)参照〕で、その後2、3回くらいは演奏した事がありましたが、今回、本当に久し振りにやらせて頂きました。振り返ってみると、今回は『ふたりフォース』という事の他に、自分と藤田君の共演の軌跡…みたいな側面も含まれていたような気がしますね。色々な要素を楽しめた1日でした。

    

 そしてアンコールを頂きました。実は、最後までやるかどうか悩んでいた曲があり、せっかくなので思い切りました。それが“Dance 'em All”でした(笑)。やるかどうか悩んでいた…というのは、要は2人だけで出来るのか?と思っていたからです。しかし、何とかやれば出来るものなのですね…疲れましたが(笑)。…それでも、やはりこの曲は盛り上がります。やはり TRI4TH という存在に感謝です。改めて、5人いるって素晴らしいという事に気付かされたライブでもありました。それが『ふたりフォース』だったというのも面白い話しですが(笑)、お客さんも、普段の TRI4TH のライブとは違った楽しみを感じて頂けたなら幸いです。この先どうなるかはまだ未定ですが、本家 TRI4TH と共に、今後ともどうぞよろしくお願いします!

 ☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar96.com

 ☆藤田淳之介君のHP…http://www.junnosukefujita.com


 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

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 先日の3月30日(水)には、mamaJAZZ の第5回目となるライブに、TRI4TH として出演してきました。mamaJAZZ も、前回の昨年11月に行われたライブにて丁度1周年を迎えましたが〔mamaJAZZ 1周年!参照〕、回を重ねる毎に注目はされているようで、今回のチケットは早くからソールドアウトをしており、キャンセル待ち状態にもなっていたのだとか…。子育て中のママが、子供と一緒に本格的なライブを楽しみたい…という mamaJAZZ のコンセプトも浸透してきた証拠だと思います。

    

 今回も、前回と同じようにゲスト・ボーカルを加えてステージを行いましたが、今回は皆さん念願の(笑)男性ボーカリスト、しなやかな且つ、パワフルなファルセットボイスに定評がある DAISUKE さんをお呼びしました。DAISUKE さんのオリジナル曲を始め、その特徴ある美声を生かせる Earth, Wind & Fire の曲をお送りする等、mamaJAZZ もこれまでに無い盛り上がりを見せていたように思いました。
 また、声の表現力も素晴らしいものを持っており、アンコール曲“ブンバボーン”では、自分達だけでは絶対に表現出来ない歌唱力を持って、子供達、そしてママさん達を魅力してくれたように思います。『おかあさんといっしょ』の中の曲でもあり、子育て中の家族なら誰もが知っている曲のようですが、これを自分達でゲストボーカル入りで演奏する日が来るとは思いもしませんでした(笑)。…しかし、皆さん楽しそうに聴いて頂けて、やはり遣り甲斐のある曲なのだったと思います。

    

 この日は、ジャズ…という側面からすると、その方向性はいつもより薄かったような感じもしましたが(笑)、自分達 TRI4TH のサウンドを加える事で、ジャズだからこその楽しさも提供出来ていればと思います。こういった回もありつつ、やはりライブを続ける事で、またひと回り大きくなったステージを見せられればと思いますね。
 今回は mamaJAZZ 史上、スタッフの人数が最小で賄った1日でもあったそうです…。回を重ねる毎に見えてくる課題もある中で、少人数のスタッフで運営していくのはさぞかし大変だったと思いますが、今回も無事に終える事が出来ました。本当にお疲れ様でした。そして、今後ともどうぞよろしくお願いします!

 ☆mamaJAZZ のHP…http://mamajazz.her.jp

 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

 ☆DAISUKE さんのHP…http://yaplog.jp/dondake_blog/

 ☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info

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 今回の『奢らせて頂きます!』は、シンガーソングライターであり、理系ポップロックを推進する宗像夏子さんに登場頂きました。理系ポップロックの概念は、会話の内容を参照して頂くとして(笑)、夏子さんと自分は2014年8月に初共演と、わりと最近に知り合った仲でもあります。それでも、渋谷 Kuro Beyond(当時は赤坂 Kuro)での共演が殆どいう事から、毎月のように顔を合わせるようにもなり、そしてこのシリーズに登場という運びにもなりました。おめでとうございます(笑)。
 夏子さんは東京を拠点に活動中ですが、広島の出身で、少し前には広島凱旋ライブをしたばかりとの事でした。それがあってか分かりませんが(笑)、今回のお店はお好み焼き屋を選択…。広島より「廣島」に拘ったお店という事で、たっぷりと廣島の味を堪能してきました。会話の方は何故か性癖の話しが多く、内容が書けるのか心配になる事ばかりでしたが(笑)、何とかまとめていきたいと思います。どうぞ御覧下さいませ。

    


 ●日時…2016年3月30日 ●場所…新宿 ●お店…いち香


 お楽しみ!

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 3月27日の日曜日は、竹内大輔ピアノトリオの吉祥寺 Sometime でのライブでした。この日はお馴染みとなっている昼の部のライブで、毎回沢山のお客さんにお越し頂いているのですが、この日も最初から満員御礼となっており、非常に有り難い状況でスタートをさせて頂きました。お店の構造上、ステージの周りを囲むように客席がある珍しい座席配置の Sometime。これが演奏者的にも、お客さんとの一体感を何より感じる状況なのです。これからお客さんと共に、皆でライブを作っていくぞ…という、どこか使命感を感じるような、そんな雰囲気でライブを始めていきました。

  

 正直、最近バタバタしていまして、ライブに対する個人的な準備という部分では、そんなに完成されたものではなかったと思います…。それこそ本番直前まで、選曲には悩まされてしまったのですが、1つ1つが決まっていくうちに、後は自然に任せるように曲は決まっていき、今回のセットリストは出来上がったようにも思いました。また、このように作っていった分、ライブの構成等にはフレキシブルに対応出来た部分もあり、演奏内容を見て、途中でセットリストを変更した時もありました。正にライブは生き物だと、改めて思った次第でもありました。
 選曲は決めていても、曲の内容の事まで全て考えていたかというと、そうではないです。ここは敢えて、その場の空気感に任せた部分もありました。今回のセットリスト的に、1st.ステージはCD『Voyaging』より前の作品を中心に、2nd.ステージではCD『Voyaging』の世界を中心にお届けした感じになりましたが、『Voyaging』の中からの曲ですと演奏頻度が高いので良いものの、それより前の曲ですと、自分達的にも久し振りに取り上げた分、曲の演奏の方向性を改めてメンバーでシェアリングしなければなりません。
 …ただ、本来バンドというものは、こういった部分に時間を掛けなけれないけないのかもしれませんが、今回はその部分も即興で演奏しながら探っていこうという想いがあったのです。演奏頻度の高い曲ですと、自然と演奏の方向性は身体に馴染んでしまっている状態ですが、そうではない曲が「せっかく」あるのですから、そこを楽しんで作っていくのも面白いかもしれません。ある意味で、その場で自分達に課したテーマでもありましたが(笑)、これが演奏の緊張感も生み出し、より人間味のあるライブになったのではないかと思います。

    

 それ故、演奏中には自分が曲の構成を間違える等(笑)、色々なハプニングも幾つかあったのですが、それに付いてきてくれるメンバーには本当に感謝なのでした。平たく言うと、本来ならばピアノソロ後にAというセクションにいかなければならなかったのに、何故か自分が弾いたのはBセクションだったという事なのですが(笑)、後にメンバーに言うと、ソロの内容的にBにいく雰囲気は感じてたとの事で、それが何よりも有り難いではないですか!…これぞ、その場で生み出せた曲の構成であり、その場にしかなかった音でしょう。ハプニングから生まれたものにせよ、自分はこの日はこうしたライブをしたかったのかもしれません。楽しい時間でした。どうもありがとうございました!


  ●今回のセットリストです!

 ・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
        2、La Cantaora
(オリジナル)

        3、Everybody Knows That(オリジナル)
        4、Close To You
        5、Monk's Dream
        6、Casa Familia(オリジナル)

 ・2ステージ 
1、Overseas(オリジナル)
        2、The Outside Yellow Lamp(オリジナル)
        
3、
La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)

        4、Veins of Leaf(オリジナル)
        5、From East(オリジナル)

 ・アンコール ・Monte Fiesole(オリジナル)

 ☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm

 
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/

 ☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/

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 先日の金曜日は、フルートの西仲美咲さんと西麻布にある Rainy Day Bookstore & Cafe というお店でライブをやってきました。これは昨年スイッチ・パブリッシングから発売された、雑誌 Coyote の特別編集号『冬こそ沖縄』の刊行記念ライブという意味合いがあり、西仲さんはその雑誌に、沖縄のジャズフルート奏者として取り上げられていたのです。発売からは時期が経ってしまいましたが、この特集号をそれぞれ振り返りながらライブを進めていく等、沖縄の情景や文化に沿ったステージが進められていきました。会場となった Rainy Day Bookstore & Cafe も、スイッチ・パブリッシングのビルの地下1階に位置するお店であり、スイッチの世界観をそのままカフェに注ぎ込んだような、とてもお洒落でアカデミックな雰囲気が広がっていました。ここで演奏出来るというのもまた、この日ならではなのだと思います。

    

 演奏者は、いつものように西仲さんと自分のデュオ編成。そしてゲストとして、フラダンサーの石川麻衣子さんにも何曲か参加して頂きました。ステージが始まると、沖縄を語る上では外せない曲“てぃんさぐぬ花”から演奏し、“べーべーぬ草かいが”等、沖縄の雰囲気がたっぷり詰まった曲を中心にお送りしていきます。
 今回は全部で2ステージお送りしましたが、1ステージ目は雑誌 Coyote の世界を、そして後半となる2ステージ目では、西仲さんのCD『LEQUIO HISTORIA』の世界観を中心にお届け出来たと思います。どちらも沖縄の情景を思い浮かばせる内容になったのは勿論ですが、雑誌視点というのと、西仲さん視点という違いを、それぞれ比較する事が出来たのは面白かったのではないでしょうか。ステージにはストーリーがあり、それを今回進行していくのは西仲さんですが、お互いに特徴があり、そこに見合った曲を演奏していく事で、ステージ毎に独特な雰囲気が出来上がったようにも思うのです。

    

 ところで、今回“童神”を演奏する際に西仲さんとメロディオン・デュオに挑戦してみました。右上写真の通りではありますが(笑)、いつもやっているアレンジから、どうにか一歩進めたいという想いから実現したものでもあります。とても素朴な雰囲気になったと思いますが、徐々に西仲さんはフルートに移行していき、自分も途中からピアノに場所を移し、最後には通常の楽器編成で締めてみました。自分からすると、メロディオンは鍵盤楽器というより、管楽器という印象で、なかなか慣れない感じで進めていきましたが(笑)、雰囲気作りには貢献出来たかと思います。この為、この曲を演奏し終わるまでは、ビールを我慢した程です(笑)。

 特別な1日だったと言えるこの日は、2ステージたっぷりとお送りし、多くの方と笑顔を共有出来た時間になりました。西仲さんが沖縄の話しをしている時は本当に楽しそうで、その表情を見れるのがお客さんも楽しみなのだと思いますが、正にそれこそが沖縄伝承者の条件でもありましょう。お客さんはいつの間に、沖縄の魅力に浸かっていくのです。自分も楽しい時間を過ごせました。どうもありがとうございました!

 ☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com


 ☆スイッチ・パブリッシングのHP…http://www.switch-store.net

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 ついに年度も2016年度になりますね。イベントの多い時期でもある4月ですが、そんな時に TRI4TH の初ベストアルバム『MEANING』を発表出来る事も何かの縁なのかもしれません。…そんな TRI4TH のライブが4月は目白押しです。何かと『MEANING』発売前に集中していますが、前作『AWAKENING』の世界観を改めて見る事が出来るライブであると言えるでしょう。どうぞチェックして下さいませ!…また、久し振りのサックスの郷原君とのユニット Bridge のライブや、ついに黒船の Motoion Blue Yokohama ワンマンライブも控えています。新しい事を感じさせる4月のライブスケジュール、それではどうぞ御覧下さい。


    ☆4月1日(金)代官山 UNIT
Open…18:30〜、Start…19:00〜、2マンライブ
Charge…前売り3000円、当日3500円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

  

 TRI4TH のバンドリーダーであるドラムの伊藤隆郎さんも参加するピアノトリオ、
 PRIMITIVE ART ORCHESTRA と、自分達 TRI4TH との2マンライブとなります!
 ありそうで無かったこの2バンドの組み合わせは、実はレーベルメイトでもあり、
 お互いの個性を尊重しながら、それぞれの世界観を表現するライブとなりそうです。
 恐らく最初に気になるのが、タカオさんはどちらのバンドにも参加するという事だと
 思われますが(笑)、タカオ祭りとも言われるこの日は、全力でライブに立ち向かう
 彼の姿が楽しめる事でしょう。この日は皆で「踊ろうぜ!」。お待ちしております。


    ☆TRI4TH 京都ツアー
・4月3日(日)京都 Metro

Open…16:30〜、Start…17:00〜、対バンライブ
Charge…前売り3300円、当日3800円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

 2月に大好評を博した〔bud music x Playwright Match Up Vol.1 東京編〕の
 京都編をお送りします!…勿論、出演バンドはそのまま変わらず、bud music
 からは 
tiojizue、そして Playwright から fox capture plan と TRI4TH という
 面々です。bud music が京都発のレーベルであり、jizue も京都出身という状況で、
 自分達もどのようなパフォーマンスをやっていくか、是非とも御注目下さい!
 TRI4TH としても、初京都ライブかもしれません(少なくとも自分がバンドに
 加入してからは…)。貴重なこの時間を、共に楽しく過ごしていきましょう!


    ●4月5日(火)、7日(金)、19日(火)、26日(火)渋谷 Kuro Beyond
Open…19:00〜、Start…20:00〜、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)宗像夏子(5日、19日のみ)、(Vn)Tsukasa(7日、26日のみ)、
      (Vo)白石恭子(26日のみ)、(Key)竹内大輔

 お馴染みの渋谷 Kuro Beyond での演奏です。4月以降からは、自分は
 火曜日での演奏が多くなるかもしれません。その日その日によって異なる
 ミュージシャンとの共演は、お店そのものの雰囲気も日によって異ならせます。
 そんな状況を楽しく感じながらやっていきたいです。どうぞよろしくお願いします。


    ☆4月8日(金)新宿 Loft
Open…19:00〜、Start…19:30〜、2マンライブ
Charge…前売り4000円、当日4500円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

 孤高の3ピースロックバンド nil と、ベースレス変則ピアノトリオ

 THE JUNEJUL YAUGUST が合体した百戦錬磨のメンバーによる
 ツインドラムメガバンド、THE BLACK COMET CLUB BAND さん
 自身企画による TRI4TH との対バンライブが決定しました!…近年の
 TRI4TH ライブの中でも、この日はかなり異色の1日になりそうです。
 兼ねてからの展望でもあった、ロックフィールドにおいての自分達の
 ライブ…。どのように見せていくのか、そして新たな世界に突入が
 出来るのか…。注目の1日です。皆様のお越しをお待ちしております!


    ●4月11日(月)銀座貴族
Open…20:00〜、Start…21:00〜3ステージ
Charge…詳細不明
Member…(Vo)IZUMI、(Pf)竹内大輔

 最近、銀座 Barbra でよく共演させて頂いているボーカルの IZUMI さんに
 お誘い頂き、自分は初出演となる銀座貴族というお店で演奏させて頂きます。
 銀座らしくもあり、落ち着いた雰囲気のこのお店でのデュオ演奏は、素敵な
 時間を過ごせる事でしょう。ジャズスタンダードを中心にお送りしていきます!


    ●4月12日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔

 毎月定期的にやらせて貰っている赤坂 Pro-Amuse での、ボーカルの白石恭子
 さんとのデュオ演奏になります。歌謡曲からジャズスタンダード曲まで、
 幅広く取り揃えておりまして、毎回リクエストによって変化のあるステージを
 お送りしています。この日もどんな1日になるのか、楽しみにしています♪


    ●4月13日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔

 こちらも毎月定期的にお送りしている、ボーカル・ギターの丸本さんとのライブ
 です。新曲や DS 等、毎月お馴染みの企画?を入れつつ、その回ならではの
 ライブをお届けしたいものです。6月には毎年恒例となるワンマンライブも
 控えていますので、それに向けてブラッシュアップしていきましょう!


    ●4月15日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)藤田佐奈恵、(Pf)竹内大輔、(B)川畑よしのすけ、(Ds)深水洋

 少し久し振りとなる、お馴染み Crazy Love でのライブです。この日の
 ボーカルには藤田佐奈恵さんを迎え、ジャズらしい1日をお送りします。
 お店のマスターがミュージシャンを個々にブッキングしている事もあり、
 当日の雰囲気は行ってのお楽しみ。それがジャズの世界でもありますね。


    ●4月16日(土)成瀬 Andante Coffee 375
Open…17:30〜、Start…18:00〜2ステージ
Charge…2200円(1ドリンク付き)
Member…《Bridge》(Ss,As)郷原繁利、(Pf)竹内大輔

 サックスの郷原君とのユニット、Bridge が、成瀬駅前にある珈琲屋さんで
 ライブを行います。本格的なコーヒーや、食事をしながらライブを楽しめると
 いう事で、どうぞお越し頂けたらと思います。時間的にも、そんなに遅くない
 感じですので、お気軽にどうぞ♪…バラエティに富んだ曲をお送りします!


    ●4月18日(月)渋谷 Under Deer
開場…18:30~、開演…19:00〜、自分達の講義時間は恐らく最後
受講料…女性:2300円、男性:2500円(共に1ドリンク、又は1フード付き)
講師…(Vo)彬子、(Key)竹内大輔、(G)三浦駿介、(B)相澤卓也、(Ds)Soki

 ついにあの企画が帰ってきた…!!強くて儚い女たちが、美しく
 輝くためのイベント、その名も《新美人セミナー ADVANCE》。
 今回はさらにパワーアップして、ライブあり、お悩み相談室あり、
 ダンスあり、もうなんでもありの、イベント。女精鋭達4人の
 パワフルなコラボレーションをご期待下さい!!

 …との事です。1年8ヶ月振りに返り咲いた企画でございますね。今回の
 受講料には1ドリンクか1フード(具沢山野菜スープ)付きを選べるとの事。
 なかなか女子力の高い企画かもしれませんが、楽しませ頂きますので(笑)。


    ☆4月21日(木)タワーレコード横浜ビブレ店
Open…11:00〜、Start…20:00〜30分程度
Charge…インストアライブなので無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

  

 4月20日に TRI4TH の初ベストアルバム『MEANING』発売1日後に、
 早速となるタワーレコードでのインストアライブを行います。場所は
 横浜ビブレ店で、熱い夜をお届けたいと思います。恐らくこの日からは、
 アルバム『MEANING』の世界観のライブになる筈で、また新たな
 ステージに立ってお送りしていきます。皆様、横浜でお会いしましょう!


    ●4月22日(金)Motion Blue Yokohama

Open…18:00〜、Start…19:30〜
Charge…自由席3800円(ドリンク別)、
      BOX席15200円+シート・チャージ3000円(4名様まで御利用可能、ドリンク別)
Member…黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
         (Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之

  

 ベースの関谷君がリーダーとなる黒船の Motion Blue Yokohama ライブが
 ついに実現です!…『Kurofune Luxury Concert 2016』と銘打たれた
 今回のライブは、いつもより豪華な雰囲気で、そしてゆったり、じっくりと
 楽しむ事が出来ると思います。そしてこの日は、いつもとは異なった視点で、
 津軽三味線と奄美民謡の融合を眺める事が出来るかもしれませんね。自分も
 こういった場所にインスピレーションを受けつつ、演奏していきます!


    ●4月23日(土)富士 Koln
Open…17:00〜、Start…18:00〜、
Charge…前売り3500円、当日4000円(要オーダー)
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳

 弾楽で、お馴染み富士 koln でライブです。今月はフルートのいづみさんの
 誕生日月ともなっており、そのお祝いも兼ねたライブになると思われます
 (Koln でのライブは、毎回メンバーの誰かの誕生日祝いになってますね…)。
 フラワーアレンジメントの方とのコラボも予定されているとか?…楽しみです!


    ●4月24日(日)二子玉川ライズ中央広場
Open…11:00〜、1st.…14:00〜、2nd.…15:00〜、3rd.…16:00〜(各20分程度)、
Charge…屋外フリーイベントの為、無料
Member…黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
         (Key)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之


 二子玉川ライズでのイベント、『二子玉川ストリートマーケットふたこ座』にて、
 黒船の演奏ステージが決定しました。2日間開催されるイベントの2日目での
 出演という形ですが、各20分程のステージを計3回行う予定となっています。
 当日は屋台が建ち並び、賑やかな中での演奏となると思われますが、その楽しい
 時間に少しでも華を添える事が出来たら幸いです。どうぞお気軽にお越し下さい!


    ●4月29日(金・祝)渋谷 The Guinguette by MOJA
Open…18:00〜、1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜、
Charge…2000円(ドリンク、オーダー別)
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(Pf)竹内大輔、(B)中司和芳

 弾楽による、フルートのいづみさんの誕生日祝いライブ第2段(笑)。こちらは
 東京編とでも申しましょうか…。久し振りとなる THe Guinguette by MOJA での
 出演となります。こちらでは、ライブペインティングとのコラボもあるのだとか…。
 色々なアイデアでステージを進めていくいづみさん。こちらもどうぞお楽しみに!


    ●4月30日(土)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Vo)Yuzuri、(Pf)竹内大輔

 4月の銀座 Barbra は、珍しく土曜日への出演となりました。この日も
 ボーカルはお二方いらっしゃっていて、お馴染み恭子さんと、初めましての
 Yuzuri さんという方との共演です。土曜日での Barbra はどのような
 雰囲気になるのでしょうか。いつもとは少し違った夜を味わいましょう♪


 以上になります。CDリリースも含めて、何やら慌ただしくなってきた4月ですが、ここからのスタートを自分でも楽しみながら過ごしていきたいと思います。いよいよ暖かい季節になってきました。こちらの音楽も熱くやっていきたいと思います(笑)。それでは、4月もどうぞよろしくお願いします!

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 アートと音楽と朗読で紡ぐココロのコンサート『月と森の記憶』に出演してきました。場所は調布市文化会館たづくり・くすのきホールで大々的に行われ、ボーカルの鹿嶋敏行さんを始め、ミュージカル女優の井料瑠美さん他、多くの方々と関わったイベントになりました。

    

 ステージ内…というか、ホール内に入った瞬間からアートとのコラボは始まっており、画家の田川誠さんの作品がズラリと並べてあり、ここから既に物語の世界に足を踏み込んでいる事が分かります(尚、右上写真のステージ上に並べられてある複数の絵画ですが、最初は黒い布で覆われています)。そして、その世界に音楽と朗読という要素が加わって、本番が始まっていくのでした。この“音楽”というのも、ただライブをするというものではなく、飾られている絵画との関連性をうまく繋ぎながら、全ての曲、動作の時間に意味を持たせて進めていくという、物語自体にも全力で注いでいかないと置いていかれそうな内容のものではありました。

    

 …故に、今回のステージは非常に時間を掛けて作られたものでした。特に、出演者への、物語の意味合いの共有と言いますか、何故自分達は今この曲を演奏するのか…といった事を十分に分かっていないと、このステージに立つ事は許されないかもしれません。それくらい、入念に作られたものだったと思います。

 …とは言え今回はそれ以上に、限られた時間しか準備期間はありませんでした。自分も、本当に本番の日になって、やっと筋書きの意味合いが分かったくらいで、それらを理解させた上で、ようやく演奏出来る身分になった…とでも言えるのではないでしょうか。
 その為か、本番が始まってみると、あっという間にそのステージは終わってしまったという印象でした。今回、お客さんからは「1回だけでは勿体無い」とか、「再演を希望!」という声が多かったのですが、自分も同じ想いでいっぱいでした(笑)。

    

 特に、あんなに時間を掛けて作った舞台上のセットが、終演後は迅速に跡形も無く片付けられてしまった光景を見て、音楽や舞台の儚さを感じたものでした。…とは言え、だからこそ自分達は1回1回のステージに全力を注がなければ…とも思ったものです。普段からそういう想いでは臨んでいるつもりですが、今回は準備期間も長かった為か、特別そう感じた1日になりました。本当に田川さんの絵の中の、一種夢の世界に居たような…貴重な経験をさせて頂きました。皆様どうもありがとうございました!

 ☆田川誠さんのHP…http://www.tagawamakoto.com


 ☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world


 ☆調布市文化会館たづくりくすのきホールのHP
  …https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=841

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 話しは前回の記事〔第38回ママモコモくらぶイベントに TRI4TH で出演参照〕の続きになりますが、ここでの演奏を終えた後、自分は東海道新幹線に飛び乗って、静岡へと向かいました。この日から3日間籠りっきりで、フルートのいづみさんのバンド、弾楽の初のレコーディングを行う為でした。

    

 場所は静岡の清水にあるスタジオで、スケジュールとしては、着いたその日に最終打ち合わせ兼リハーサル(プリプロ)、そしてその後の2日間がレコーディングというものです。見た目は一軒家風の建物に中に、グランドピアノやレコーディングブースが完備されていたその部屋は、かなり年季が入っていましたが(笑)、自分達のレコーディングに見合った、十分なスペースを与えていたように思います。
 弾楽は御存知の通り、タップダンスが入っている、特徴的なサウンドを持つバンドです。このような編成でレコーディングをした事は自分も全く無く、そもそもタップダンサーの丹精君も、バンドマスターであるいづみさんも、レコーディング自体が今回が初めてという事だったので、手探りで進めていかなければならない事は明白でした。自分としても、これまでの経験をどこまでフィードバックして良いのかも分からずだったので、1日目のリハーサルは本当に重要な時間だったように思います。そして、この日には予め打ち上げもやっておきました。レコーディングの期間中は音録りに集中したい事もあり、あまり夜に時間が取れない事が予想出来た為でもあります。地元の飲み屋に出向き、良い時間を過ごせました。

    

 そしてレコーディングの日を迎えます。スタジオは清水にあると前述しましたが、前日に宿泊させて頂いたところが何故か富士宮にあり、車で片道に1時間ぐらい掛けなければいけない場所だったのは計算外でした(笑)。…とは言え、宿の近くで見れた富士山は綺麗でしたが、この移動がレコーディングに影響しない事をとにかく祈りながら、いざ音を録り始めていくのでした。

    

 レコーディング曲は、7曲+α…。これまで自分達のオリジナル曲を含む、普段ライブで取り上げているような曲ばかりで、CDはいつ出来るんですか?…という、ようやくお客さんからの要望にも応えられる事になりそうです。全部で2日間あるので、1日目のうちに4曲は完成させておきたいところでしたが、やはり作業はなかなか大変でした。

    

 それぞれの音に拘りを持って臨んだレコーディングでもありましたが、ある意味で拘り過ぎた部分もあったかもしれません。曲の進捗度は思うように進まず、例えば曲のイントロだけを録るのに1〜2時間ぐらい掛かってしまう事もありました。こういった事は、プリプロ時にメンバーのお互いの解釈をシェア出来てないと起こりうる事で、自分達も事前にやっておいたつもりでしたが、まだまだ足りなかったという事でしょう。また、いざレコーディングをして実際に録った音を聴いて、新たな発想が生まれてきてしまう事も多々あります。ここを妥協出来るかどうかが大事ではあるのですが、その判断に時間を取られてしまう事にもなってしまいました…。故に、1日目に録れたのは全部で3曲…。2日目で残り4曲+αを録らなければなりませんでした。

    

 前日の反省もあり(笑)、レコーディング1日目の宿泊はスタジオ近くにしたので、すんなりと身体を休める事が出来ました。そしてせっかく、日本で消費されるマグロの半分が水揚げされるという清水にいるので、近くの魚市場付近にある食堂で海の幸を頂いてきました!…マグロの2色丼、最高でした。これでかなり元気を蓄えられたと思います。

    

 このマグロパワーが功を奏したのか分かりせんが、2日目のレコーディングはハイペースで進める事が出来ました。また、メンバーの慣れもあるでしょう…。ライブとはまた異なった雰囲気があるのがレコーディングですが、それに見合った環境作りを身体が自然に覚えていったのかもしれませんね。
 …とは言え、最後の最後は本当にギリギリで、自分は夜の新幹線で東京に戻る予定にしていたのですが、その時刻は最終電車となってしまいました(静岡駅発22:00過ぎ…)。それでも尚、自分以外のメンバーで録り残しの部分にあたっていたらしいので、何とか終えられた…というのが正直なところでしょうか。紆余曲折ありましたが、無事に録り終える事が出来たのは本当に良かったです。

    

 まだ作業にはミックスとマスタリングが残っており、こちらも再度静岡のスタジオでやらせて頂く為、完成にはもう少し時間を要しますが、限りある中で、今の自分達の力を最大限に残せたのではないでしょうか…。これから、どのようにそれらの音源が披露されていくのかは分かりませんが、どうぞ楽しみにして頂けたらと思います。今回は自分にとっても特殊なレコーディング状況であり、色々と学ぶ事もありました。皆様、お疲れ様でした!

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


★タワーレコードオンラインで
 発売中(ボーナストラック
 “In A Sentimental Mood”収録)
 …こちらへ!

★iTunes にて配信中
(“Casa Familia[Pf Solo]”
 限定配信!)…こちらへ!

★Amazon で発売中…こちらへ!


初カバー・アルバム、3rd.CD
『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・Music Video“Love Theme
 From Spartacus”公開中!


★iTunes にて配信中…こちらへ!

★Amazon で発売中…こちらへ!


全7曲入り、トータル70分強の
意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
発売中!(2011.7.3 Release)

   Fingers-Dance-jak.jpg



全曲オリジナルの 1st.CD アルバム 『Pictures』発売中!…在庫僅か!
(2008.10.17 Release)

   Pictures-photo

★iTunes にて配信中…こちらへ!

SME Recrods からの
メジャーデビューアルバム
『ANTHOLOGY』のMV
“Maximum Shout”公開中!


初のカバーアルバム
『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
“FULL DRIVE”の MV 公開中


TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“Introduction Pt.3”〜
“The Return Of Nautilus”公開中


Music Video
“YOISURA”公開中


Music Video
“行きゅんにゃ加那節”公開中


Music Video
“豊年節”公開中


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