中央広場の演奏スペースは、脇の建物の屋根が半分掛かっているような場所に作られていて、大雨時は中止とのアナウンスがされており、当日の朝方は結構な雨が降っている天候だったのですが、自分達のステージ時間には雨もやみ、無事に開催出来る運びとなりました。屋根が少しあるとは言え、風通しの良い場所でもあったので、雨が降っていたらすぐにステージに入ってきてしまっていた事でしょう。天候を味方に付け、順次ライブを行っていきました。
この日は全3ステージの演奏を行いましたが、1ステージあたりの時間は20分少々くらいに設定されていたので、あっという間に時間が経っていった感じでもありました。CD販売も行えたので、それらの中から選りすぐりの曲をお届けし、まずは黒船というバンドを皆さんに知って頂く為に、特徴ある演奏をお届けしていきます。…自分達はよく演奏しているのでもうお馴染みとなってしまっていますが、例えば“豊年節”や、“六調”、“ヨイスラ”等、黒船アレンジが施された楽曲を初めて聴くお客さん達は、どのような耳で聴いて頂けたのでしょうか?…中には、だいぶイメージが変化してしまった曲達もありますが…(笑)。
…それは、ライブ後に行ったCD即売会を見て明らかで、この日は本当に沢山のCDをお買い上げ頂けたのでした。やはり、自分達のやっている音楽性にとても興味を覚えて頂けるようで、まずはCDを聴いてみたい…という感じもあるのかもしれません。それぞれ、島唄好き、津軽三味線好き、そしてジャズ好きという方々はいらっしゃるのですが、それが合わさった時にどうなるか…という所までは想像が付かないのでしょう。…とは言え、自分達も手探りでやっている部分があるので、そこは共感するのですが(笑)、とにかく、多くの方に興味を持って頂けた1日になった事は確かでした。
雨は最後まで降る事は無く、無事に3ステージやり切りました。最後のステージだけは少し長めにお送りしましたが、“My Favorite Things”や“La Fiesta”等、ジャズらしい部分をフルに披露出来たステージにもなり、楽しかったです。野外でやれた事も、楽しさの1つに繋がったのかもしれません。Motion Blue Yokohama の時とはまた異なった雰囲気のライブではありましたが、どちらも良きパフォーマンスを持って、しっかりと演奏出来ました。お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました!…またどうぞよろしくお願いします。
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆二子玉川ライブのHP…http://www.rise.sc
☆二子玉川ストリートマーケットふたこ座の(Facebook の)HP
…https://www.facebook.com/futakoza/
今回のCDは、価格が税抜き1000円という、大胆な値段設定があってのものもあるとは思いますが、それでも、売れないものは売れない…という時代でもあります。しっかりと、自分達のやってきた結果と受け止め、更なる精進をし、自信へと発展させていきます。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
各店舗での売れ行きも好調で、お店によっては、こんな結果を頂く事にもなりました。何とも恐縮な順位を頂いてしまいましたが(この並びを見て、TRI4TH って誰!?…と思う方が多いに違いない…笑)、素直に嬉しいです。CDを聴いて、沢山の方に楽しんで貰えたら幸いです。
勿論、この『MEANING』リリースに伴うツアーも決定しています。今回はリリース・ツアーというより、『10周年記念ツアー』と銘打っているようです。今まで何度も伺ってお馴染みの場所や、今回初めて伺う場所等、西日本を中心に巡り、また各地で皆さんとお会い出来る事を楽しみにしています。そしてスケジュールにありますように、今回のファイナルは、代官山 UNIT のワンマンライブで締め括ります!…ここもまた大舞台です。絶対に楽しいステージになるのは間違い無いので、皆様どうぞ付いてきて下さい!!
☆TRI4TH 10th Anniversary Tour
・6月3日(金)大名(福岡)brick
Open…19:00〜、Start…20:00〜
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別、学生は500円割引)
・6月4日(土)広島 Lush Life
Open…19:00〜、Start…19:30〜
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別)、
メールによる予約 ➡ KuMiAi:info.kumiai@gmail.com まで
・6月5日(日)鳥取カウベルホール
Open…13:30〜、Start…14:00〜
Charge…前売り3000円、当日3500円(学生は1500円割引)
・6月16日(木)今池(愛知)TOKUZO
Open…19:00〜、Start…20:00〜
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別、学生は500円割引)
・6月17日(金)大阪 NOON + CAFE
Open…19:00〜、Start…20:00〜
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別、学生は500円割引)
・6月18日(土)香林坊(金沢)Manier
Open…22:00〜(クラブイベント)
Charge…前売り3000円、当日3500円
・6月19日(日)伊那 GRAMHOUSE
Open…17:00〜、Start…18:30〜、toconoma との2マンライブ
Charge…前売り3000円、当日3500円
・6月26日(日)代官山 UNIT
『Jazz A Go Go Vol.5』
出演…カルメラ、bohemianvoodoo、JABBERLOOP、TRI4TH
Open…16:00〜、Start…16:45〜、TRI4TH の出番はまだ未定
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別)
・7月28日(木)代官山 UNIT
Open…18:30〜、Start…20:00〜
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別、学生は500円割引)
※以上、メンバー全て、≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts,Ss)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf,Key)竹内大輔
CD『MEANING』と共に、どうぞよろしくお願いします。全国で、踊ろうぜ!!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
…思えば、インストアではないワンマンライブも久々だったと言えるかもしれません。この日は勿論、たっぷり2ステージをお送りさせて頂きましたが、これまでのライブと違うところは、もう 2nd.CDアルバムの曲を中心としたものではなく、これまでの黒船のレパートリー全てから選曲をさせた事でしょう。言わば、これまでの黒船の軌跡の総括のような1日であり、自分達もこれまでの活動を振り返りつつ、ステージに臨めむ事が出来た時間となったのでした。
そして、その中には新曲も盛り込んできました。今回は民謡アレンジではなく、リーダーの関谷君のオリジナル曲という枠組みで作り、武田信玄の風林火山にインスピレーションを受けたという、その名も“Kaze”という曲をお送りしました。4部作を予定しているとの事ですので、この続きに、タイトル的には“Hayashi”?や“Hi”?…が続くのかは分かりませんが(笑)、黒船らしいアレンジが随所に見られ、いずれは歌詞も付けて演奏していきたいとの事。これからの黒船にかける情熱を感じた演奏になりました。
関谷君自身、Motion Blue で初リーダーライブという事もあってか、最初はだいぶ緊張している様子ではありましたが(笑)、徐々にその状況も解け、後半にかけてはだいぶハッスルな様子も見られました。極めつけは本編最後の“La Fiesta”のソロ中に、ワイヤレスである事を生かし、客席内を練り歩いていった事でしょう。グングンと客席の中に消えていき、それは照明も追い付かない程でしたが(笑)、また新たなステージが生まれた日でもありました。実際、演奏時の関谷君自身といったら、とても楽しい感じで弾いているので、メンバーのテンションも上がってしまうわけです(笑)。とても熱い時間だったと思います。
最後にはアンコールも頂けました。ここで用意した曲は、これも新曲扱いになるのかもしれませんが、童謡の“ふるさと”でした。今回、九州を中心に襲った大地震があってから、何か自分達に出来る事はないかと考え、客席に募金を募らせて頂いたのですが(募金をして頂けた方には、黒船のライブ音源をお渡しさせて頂きました)、“ふるさと”の選んだのも、それがあっての事だと思われます。勿論、黒船アレンジを施してのものでもありましたが、今まで熱量を高めで進めてきた中で、じっくりと味わい深い中での演奏…。これもまた良い時間だったように思います。募金も多くの方から頂けたようでした。御協力、本当に感謝です!
こうして黒船の初 Motion Blue ライブは無事に終了しました。お店の雰囲気も相まって…なのかもしれませんが、メンバー一同、とても楽しい時間を過ごす事ができ、黒船の中でも印象的なライブの1つになったように思います。何となくですが、黒船というバンドの世界観とそのままリンクするような会場のように思えてなりませんでした。また節目節目の時に出演が出来たらと思います。今回も多くの方にお世話になりました。どうもありがとうございました!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆Motion Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp
自分達にとっても初のベスト盤となる『MEANING』は、バンド結成10周年という、節目の年によるものでもありますが、今までの活動で生まれてきた自分達のキラーチューンを、現在のメンバーの現在のサウンドで新たに構築するといった、正に新アルバムを制作するような感覚でリリースさせて頂きました。当然、それはライブステージにも反映されるもので、セットリストは新たに作り直し、新アルバム『MEANING』の世界観たっぷりでお送りさせて頂きました。
新しく作り直したライブだっただけに、正直、不安感もありました。…しかし、温かみ溢れる会場の皆さんと共に、良いスタートを切れたライブになったのではないかと思います。ステージの時間は約30分程ではありましたが、皆、この新たなアルバムの登場に期待を寄せて頂けて、そしてライブも楽しんで頂けている様子が自分達にも伝わってきました!…この勢いを忘れず、次に繋げていきたいと思う次第です。
この日のCD販売も好調でした。改めて言わせて頂きますが、今回のアルバムは、全12曲入りで、そのうち11曲は新録にも関わらず、お値段は税抜き価格で1000円なのです。本当にお買い得…と言ってしまえばそれまでなのですが、それ程多くの方に届いてほしい…という願いがあってのものでもありました。また、ベスト盤と言っているように、今までの自分達の曲を中心にセルフカバー…という形になっているわけですが、現在の自分達のサウンドを重ねる事で、また新たな世界観が生まれる結果にもなったという事が大きいと思うのです…。曲自体は前からあるものなのですが、そこにアレンジや曲順を練る事によって、TRI4TH の新たな側面を見出だす事にも繋がっているように思うのです。これは、1曲1曲の潜在的な力が大きいのかもしれません。自分達自身でも新たに気付かされる魅力があり、TRI4TH の持つオリジナル曲の大切さを感じさせる切っ掛けにもなったと思います。このタイミングでベスト盤というものをリリース出来た事に、改めて感謝です!
横浜ビブレ店では、前回に引き続き大展開して頂いています。ブースには自分達のMVを流して頂いており、店内には音源がヘビーローテーション状態。本当に有り難いです。これらの音を初めて聴いて、自分達を知って頂けた方も多く、更なる広がりをとても嬉しく感じております。引き続きよろしくお願いします!
さて、タイトルに“横浜編”と書かせて頂きましたが、次回のインストアライブの場所として、お馴染みのタワーレコード渋谷店、即ち“渋谷編”(笑)が控えております。その日にちは、もうすぐそこの5月6日(金)、そして今回も1階でのステージが予定されております。ガンガンに攻めまくる1日にしたいと思います。どうぞお越し下さいませ!
☆5月6日(金)タワーレコード渋谷店1階
Open…10:00〜、Start…21:00〜30分
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
どうぞよろしくお願いします!…実は昨日のインストアライブ前に、ベースの関谷君と一緒にタワーレコード渋谷店に御挨拶に行ってきました。6階のジャズフロアでの大展開は勿論の事、なんと1階にもブースが存在します(右上写真参照)!…嬉し過ぎます。是非こちらもチェックしてみて下さいませ。そして、この渋谷店でのインストアライブでも、沢山の方々とお会い出来ますように!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆タワーレコード横浜ビブレ店のHP…http://tower.jp/store/kanto/YokohamaVIVRE
昨日19日が店着日となっており、既に多くの方からCDを購入したというお知らせが沢山届いていて嬉しい限りです。値段も相まって、複数枚購入して頂けた方もいらっしゃったようで、更なるCDの輪に広がっていければなと思います。
…また、これと並行してタワーレコードでは、2016年春のジャズ・キャンペーンとして、『JAZZ THE STARS!~TOWER RECORDS presents 2016 Jazz Campaign』を4月19日から6月26日まで行っております。タワーレコード店にて配布のそのキャンペーン冊子には、なんと TRI4TH と T-SQUARE さんとのダブル表紙(右上写真参照)!…勿論、自分達のCDも特集されておりますので、是非とも手に取って御覧になってみて下さい!
また、改めてまして、この『MEANING』にも収録されており、自分達のライブでも最重要曲となっている“Dance 'em All”のMVも好評公開中です。どうぞ御覧下さい!
☆4月21日(木)タワーレコード横浜ビブレ店
Open…11:00〜、Start…20:00〜30分程度
Charge…インストアライブなので無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
…何だか駆け足で紹介してきてしまいましたが、本当に個人的にもお勧めの今回のアルバム。ただのベスト盤では無い事を保証します。どちらかと言いますと、これは新たなフルアルバムと言っても良いように思うくらいです。…心を込めて作りました。このアルバムを軸に、また各地で皆さんとお会い出来る事を願っております!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
さて、こんな最中にライブスケジュールを載せてしまいますが、これは東日本大震災の時でもそうでして〔2011年3月のライブスケジュール(中止、追加)参照〕、今だからこそ自分に出来るのは、通常通りライブを開催する事なのだと思います。心を込めて演奏させて頂きます。皆様のお越しをお待ちしております。
★5月20日(金)銀座 No Bird
Open…18:00〜、1st.…19:30〜、2nd.…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク、フード別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
今年の1月にトリオでは初出演となった銀座 No Bird に、再度出演させて
頂きます。銀座らしい、エレガントな造りのこのお店で、自分達のサウンドを
どうぞお楽しみ下さい。ピアノもスタインウェイのグランドピアノで、本当に
気持ち良く伸び伸びと弾かせて貰っています。自分の最近のオリジナル曲を
中心に、たっぷり2ステージお届けします。御予約お待ちしております!
平日での演奏なので、以前の土曜日の時とは演奏開始時刻が30分ほど後ろ倒しとなっておりますので、御注意下さいませ。それでは、どうぞよろしくお願いします!
スケジュールと要となったのは、大阪で行われた警察署関連のイベントで TRI4TH への出演依頼が来てのもので、そこ日程を中心に、大阪と名古屋でライブスケジュールを組ませて頂いたのですが、その大阪の入りは5月18日に設定されていました。これは翌日19日の早い時間に、イベントの現地リハーサルが入っていた為でもありますが、それとは別に個人的なスケジュールとして、5月16日に静岡県の伊豆下田にて、黒船祭というイベントに出演というものも存在していました〔下田黒船祭2015に出演!参照〕。
これらの日程が決まった時、この黒船祭出演の後に東京に戻って、18日になってまた再度となる西方面に向かって…というのが面白くなく(笑)、よく静岡県内でライブを組ませて貰っているフルートのいづみさんにお願いして、その近辺で間の5月17日にライブを組ませて頂いたのでした(熱海にて行われました)。これにて、下田➡熱海➡大阪…という流れが出来上がり、自分にとっては理想の行路の完成となったのでした。この辺りの流れは〔下田(黒船祭)➡熱海➡松阪➡神戸➡大阪➡名古屋➡帰宅〕を参照して頂くとして、ここでは熱海のライブが終わり、その日の宿泊場所であった沼津に移動した翌日からの動きを振り返ってみたいと思います。
5月18日(1日目)
この日は単に移動日として設けられた日でした。ゴールは、大阪に位置する TRI4TH メンバー関谷君の御実家がある場所で、TRI4TH メンバーはこの日の夜に車で東京を出発して、深夜辺りに到着との事でした。流石に人の家にお邪魔する状況故、自分まで深夜に到着するわけにはいかなかったので、夜の20:00到着を目標に沼津を出発しました。
…とは言え、自分の行き方でいうと、新幹線でスムーズに…というわけにはいかない事は説明するまでもないでしょう…(笑)。せっかくなので久し振りの在来線で、そしてなるべく私鉄を使って向かいたい…という考えが出始めてしまいました。
流石に豊橋駅まではJR線を使わざるを得なく、時間も有効に使いたいので、沼津駅朝7:00発の『ホームライナー』号がこの日の出発となりました。静岡地区を走る定員制の列車で、地域に根ざしているという意味では、東京を拠点の旅では利用し難い列車でもあります。この時ばかりを狙って乗ってみたのでした。この列車は快適そのものでしたが、静岡駅より先はロングシートの普通列車を乗り継いで向かうしかありません…。更に浜松駅での乗り換えて、やっと私鉄が使える豊橋駅までやってきました。
豊橋駅からは、名古屋鉄道を使います。ここから名古屋方面へはJR線の列車も充実していますが、どちらの路線も追い付け追い越せという感じで、速達性や快適性等で以前から激しく競争が繰り広げられています。車内も右上写真のように転換クロスシートが標準装備なので、旅の雰囲気も盛り上がるのです。この列車では名古屋まで移動、今度は近鉄線に乗り換えました。
この近鉄線では、特急列車ならばダイレクトに、急行列車でも1回乗り換えるだけで大阪に向かえてしまうのですが、まだ早過ぎるな…と思った自分の目に飛び込んできたのが、松坂駅行きの列車でした(左上写真参照)。瞬間的に、松坂牛をお昼に食べたくなってしまったのですから仕方ありません(笑)。気付いたら既にその列車に乗り、お昼は松坂にて、松坂牛を味あわせて頂いたのでした。幸せでございました…。
松坂でのランチ後、再度近鉄に乗って大阪は鶴橋駅へ…。この時点で午後15:00頃で、この駅は近鉄線を撮影する有名なポイントが存在する駅でもあるので、せっかくなので行き交う列車を撮影してみたりしました。近鉄東大阪線と近鉄奈良線という、2つの大動脈路線が同居する場所でもあり、最近では乗り入れ先の阪神電鉄の車両(右下写真参照)も目にしますが、それらも含めて、そもそも東京では目に出来ない車両ばかりですので、あっという間に1時間が経ってしまいました(笑)。やはり大阪の鉄道は楽しいです。
…とは言え、まだ時間はありました。せっかく大阪に来たのですから、最近あまり乗っていない路線に行ってみたいものですが…と考えて思い付いたのが、神戸に位置する神戸電鉄でした。だいぶ乗っていない路線であり、神戸の中心を出発して、いきなり山岳路線並みの山間の急勾配を進む等、少しの時間で路線の醍醐味が味わえる路線でもあります。まずはJRで移動。そして神戸駅から、高速神戸駅に移動し、神戸電鉄と久々の対面を果たしたのでした。
この辺りの私鉄区間は、阪急電鉄、阪神電鉄、三陽電鉄、神戸電鉄が、神戸高速鉄道という鉄道車両を持たない路線に乗り入れている…という解釈で成り立っている不思議な区間でもありますが、久し振りの新開地駅では、その神戸高速鉄道の駅構内にあるからなのか、実際に出てくるのが早いのか…と考えさせる「高速そば」が未だ健在(左下写真参照)なのを確認出来たのも良かったです(笑)。
神戸電鉄では鈴蘭台駅(右上写真参照)まで出向き、良き勾配体験に満足しつつ、時間も良い具合に更けてきましたので、そろそろ関谷君の御実家に足を向かわせました。場所的には南大阪方面ですので、神戸からは何だかんだで時間が掛かります。阪神電鉄を使い、2009年に開通した阪神なんば線経由で大阪難波駅に出向き、南海電鉄高野線での旅路で今回の移動の締めとさせて頂きました。
御実家では、関谷君の御両親とお婆さんに温かく迎えて頂きました。食べ物や飲み物を御馳走になり、後はひたすら他メンバーの到着を待つばかりです。そしてこの時に渡されたのが、今回の警察署イベントで使われる高齢者交通安全テーマ曲『ぼくとわたしは交通安全パトローラー』の完成CD!…実は、この曲の作曲を関谷君、演奏を TRI4TH メンバーが担当しているのです。長い移動を経て、自分達で作り上げた音源に出会えた瞬間を楽しみつつ、明日からの演奏に備えました。ちなみに TRI4TH メンバーの到着は当初より遅れが生じていたようで、既に自分は床に就いた後でした(笑)。
まだまだ続きます!
丁度先週のライブ〔PRIMITIVE ART ORCHESTRA & TRI4TH、初の2マンライブ!参照〕も2マンライブでしたが、この時とはだいぶ状況が異なります。セットリストも改めて見直すぐらいの気持ちで、約1時間のステージ時間を如何に有効に使っていくのか、考えていきます。
…とは言え、セットリスト自体は、奇をてらうような感じでは組みませんでした。最近と比べて若干の変化はあったものの、やはりお馴染みの曲を中心に組んでいきます。この日の最大の特徴というと、初めてのお客さんが多い事と、TRI4TH のロックフィールドへのデビュー?という事でもありましょう。そこで大事となるのはむしろフィーリングの部分で、曲がどうとかではないと思ったのです。今まで何度もやってきた曲を媒体に、どのようなステージングをしていくのかが、それこそが求められた状況でもあったのでした。
それ故、いつもより煽るに煽り、激しく攻めの姿勢で、熱量のあるステージングを披露させる事が出来ました。敢えて言えば、緩急という部分でもより開きのあるパフォーマンスが出来たと思います。今回、バラード枠で演奏したのは“Monochrome”。その後の“チュニジアの夜”への繋ぎの流れは、この日の特徴をよく表していたと言えそうです。
前回初お披露目した、ドラムのタカオさんのオリジナル曲“Sand Castle”も、この日に相応しい役割を果たしてくれていたように思います。ロックもジャズも、垣根なんか関係無いと言わんばかりに、迫力あるドラムを見せてくれました。そんなステージから客席を見回してみると、やはり自分達のライブは初めて見るという方が多くいらしていたような感じがしましたが(恐らく、ジャズのライブすら、殆ど見た事が無いかもしれません)、その方達も含めて、自分達の音楽で身体を揺らして踊ってくれている姿を見る事ができ、とても嬉しく思ったものです。
そして、THE BLACK COMET CLUB BAND さんの出番になりました。客席は、更に多くのお客さんで埋め尽くされており、近くにいるだけで期待の高さを感じさせます。そしていざライブが始まると、正にステージと客席が一帯になったような盛り上がり…。皆で声を張り上げ、腕を振り上げ、ビートを皆で刻んでいるかのようです。
御覧の通り、THE BLACK COMET CLUB BAND は5人編成ですが、ツインドラムというのが相当な特徴です。そしてキーボードをフロントに置き、ギター・ボーカルで熱く熱く聴かせていくので、会場の熱量も最高潮に達していました。TRI4TH メンバーもステージに注目しており、大きな刺激を受けさせて頂きました…。ロックとジャズの垣根が無いからこそ、更なる刺激に繋がったのではないかと思います。
終わってみれば、あっという間に時間が経った感じでした。また自分達も新たなステージを経験出来た事に感謝です。THE BLACK COMET CLUB BAND の皆様、本当にありがとうございました。またどうぞお手合わせ願います!
…そして、TRI4TH の次回のライブとなりますが、その日にちは4月21日(木)。ついに自分達の初のベストアルバム『MEANING』発売日(4月20日)以降に行うライブとなります。タワーレコード横浜ビブレ店でのインストアライブです!…今までやってきたリード曲を選出してリアレンジも施し、未発表曲や新曲まで収録されているというこのアルバム…。その世界観をどうぞお楽しみ頂ければと思います♪
☆4月21日(木)タワーレコード横浜ビブレ店
Open…11:00〜、Start…20:00〜30分程度
Charge…インストアライブなので無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
皆様どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆THE BLACK COMET CLUB BAND のHP…http://theblackcometclubband.com
☆新宿 Loft のHP…http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/
東京からは、fox capture plan のメンバーと、Playwright スタッフと共に、大きなワゴン車で移動。雨の降りしきる中、朝7:30という早さでの出発となりましたが、順調過ぎる程に京都にはお昼過ぎに到着出来ました。雨も止んでいて、ちょうど京都は桜が満開の時期。お昼ご飯を食べがてら、ゆっくりとその桜を見る事が出来ました。
実は TRI4TH にとって、京都でライブをするのは初めてとの事でした。関西では何度かライブをやっているだけに意外な事実でしたが、それだけ京都に来れたというのは嬉しい事でもあったのです。気合いを入れてライブに臨んだものでした。
自分達は4バンド中、トップバッターでしたが、既に多くのお客さんが集まって下さり、序盤から盛り上げていく事が出来たと思います。そして、この日のラストは飾ったのは、やはり京都出身の jizue。地元という状況ならではの熱いプレイが、よりオーディエンスを煽っていたように思いました。流石、客席との一体感あるライブでした。
ここまで駆け足で説明してきましたが、実際、打ち上げした後の宿は滋賀県まで移動せざるを得なかったので(京都の宿がどこも満室でした)、京都滞在も本当に駆け足でお送りした感じでした。場所と環境柄、仕方なの無い事ではありますが、いつかゆっくり京都満喫ライブでもしてみたいものです。勿論、もっと詳しく今回のツアーもレポートしていきますので、また後々の更新を楽しみにして下さい。では、対バンの jizue、tio、fox capture plan、そして bud music、Playwright の皆様、お店のスタッフの皆様、何よりお客さんの皆様…、どうもありがとうございました!…また京都に来ます♪
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
…さて、それでは今回の1200回に相当する車両に登場頂きましょう。
高松琴平電気鉄道の1200形電車です!…名前の通り、香川県の高松を拠点とする鉄道の車両で、元々は京浜急行電鉄の700形という車両でしたが、こちらでは経年の為に廃車。そして高松琴平電鉄へ譲渡、改造されたものです。写真は3路線あるうちの琴平線用で、路線カラーでもある黄色に塗られているものです。
…このように、このシリーズに相当する車両を掲載するのが結構大変である事がお分かりかと思いますが(笑)、今後も続けていきたい次第ですので、引き続きよろしくお願いします。

5月16日(木)