昨日のブログで、成田空港到着後に直で用事…と書きましたが、これは、大学の友人の結婚披露宴に招かれ、それに行ったというものでした。成田空港に到着したのが13:40(ただ、荷物受取等に時間が掛かり、結局出れたのは14:40…)。そして披露宴の開始時刻は17:30というものでしたが、会場が池袋という場所が幸いして、何とか間に合う事が出来ました。
もちろん、いったん自宅に戻って…となると時間が無くなってしまうので、事前にスーツを用意し、即着替えて向かえるようにしたものでした。予想通りタイトな時間刻みで、危うく遅刻になりそうでしたが(笑)、ギリギリでも着けた事は良かったです。
場所は、自由学園明日(みょうにち)館という所の講堂で、重要文化財にも指定されている建物という事でした。教会のような感じで雰囲気が良く、新郎新婦が披露宴の場所に選んだのも分かる気はしました。慌ただしい中で到着したので、ホッと心が安らいだのを覚えています。
そして、良い披露宴でした。こうして1日が終わって振り返ってみると、ニューヨークから駆け付けた甲斐があったなあ…なんて思ったり…(笑)。最初に披露宴の誘いを受けた時は、もうニューヨーク旅行の日程が決定してしまった時で、時間的に大丈夫かなとも思っていたのです。ただ、調べてみると、成田空港に早めに着く便がある事が分かり(幸い、まだ航空券は取ってなかったのです)、その便の予約の手配、着替え等の用意を整えたりと、色々と大変な事前準備がありましたが(笑)、この日の披露宴に参加してしまえば、そんな苦労は吹き飛んでしまうというものです。改めて、おめでとうございました!
☆目白自由学園明日館のHP…www.jiyu.jp/
まあ、正にですよね(笑)。言うまでも無く、自由の女神像前にて…です。今回、4年4ヶ月振りに〔竹内大輔の写真日記(~2009)、帰ってきました!参照〕、リバティー島まで足を伸ばしてきました!…やはりアメリカのシンボルは健在でした…。
この他にも色々な観光地はあるのですが、ニューヨークは今回で3度目なので、わりと時間に余裕がある旅行になりそうだな…と当初は思っていたものでした。しかし、蓋を開けてみると、約1週間の旅行では、時間が足りない足りない…。結局ニューヨークの見所の深さを、より痛感した旅行にもなりましたね。もちろん、また行きたいと思ったのは当然でもあります(笑)。
この旅行の詳細は、また機会を見付けて旅日記に綴りたいと思います。どうぞお楽しみに!
ちなみに、今日演奏しに行った、赤坂 Kuro へのお土産でも紹介しておきましょう。最近 Kuro には、アメリカを代表するチョコレート・メーカー、M & M's のガチャガチャ・マシーンが置かれているのですが(上の写真の、左から3つ目のものです)、自分はこれに肖って、左端2つの商品を持ち込みました(笑)。まあ、見たまんまの物ですが、是非一度見に、Kuro 等に来て頂けたら幸いでもあります(笑)。…てなわけで、お疲れ様でした♪
昨日、今日と、静岡県の伊豆市は天城ドームという所で行われた“Folk Song Festival 伊豆”というイベントに、さばいばるいとう UNIT として出演してきました。これは、昨年5月に自分達が行ったツアーで立ち寄った、修善寺にある Cafe de Schile(かふぇ・ど・しーれ)というお店〔竹内大輔の写真日記(~2009)、さばいばる伊藤、中部・関西ツアー(2009.5.2~5.5)参照〕のマスターが立ち上げた企画で、フォーク界の大御所と言える、高石ともさんや遠藤賢司さん等を筆頭に、地元のミュージシャンや自分達、そしてお馴染みの?Daddy 津田さん等も出演するという(笑)、正にプロ・アマ問わず、幅広い人達を集めて、大きな大きな音楽祭をやろうというものでした。会場の天城ドームという場所は、先程言った修善寺から、更に南の山の方に向かった所にある施設で、それこそ1000人以上は収容できそうな場所でしたが、とにかく、今回のテーマは“絆”という事で、人と人との関わりを大事に思った2日間だったと思います。…それでは、順に振り返ってみる事にしましょう。
ライブは25日(日)の1日のみでしたが、出演者は基本的には、前日の24日(土)入りとなっていました。…と言うのは、前日に音響的・動線的なリハーサルをやっておかないと、当日の出番等のスケジュールが大変なものになってしまうからです。それもその筈で、このイベントの出演者数は、全部で22組!…朝10:00から夜の21:00まで行われるものの、実は時間は相当タイトな事になっているのでした。これは当日になってより顕著に分かりましたが、とにかく、前日入りは原則という事で、自分も例外に漏れず現地へと向かったのです。
…と、普通だったら、伊藤さん御一行と一緒に現地入りするのでしょうが、自分はその前日までの忙しさ故、後から電車で行く事になっていました。実は伊藤さんは、その入りの日は海水浴に行く人が多くて道が混むのではないかと危惧して、朝早いうちに家を出てしまおうと考えていたのです。その時間帯は自分の想像を遥かに超えるもので、結局はなんと朝2:30頃に家を出たのだとか…(笑)。そして、流石にその時間は混む事が無く、5:00前には現地に着いてしまったのだそうですが、いくら何でも早過ぎです(笑)。ちなみに、この日は自分は、これくらいの時間に寝るところでした…。
そんな感じで、自分は14:00までに着けば良いと言われていたので、自宅を10:00くらいに出発をし、東武東上線、湘南新宿ライン、東海道本線(JR東日本)、東海道本線(JR東海)、伊豆箱根鉄道駿豆線…と、移動費をなるへく抑えるべく鈍行列車だけでの移動故、乗換えや時間が掛かってしまいましたが、無事時間通りに到着しました。しかし、実はこの日、東名高速道路のどこかが事故渋滞とかで、出演者の殆どが遅れてしまっているという情報も入ってきていて、結局のところ、出演者の到着順にリハーサルが進むという事態になってしまっていました。結果的に見れば、自分達は優秀すぎるほど時間通り?だったわけですが(笑)、やはりイベントにはトラブルが付き物です。本当に何が起きるか分かりません…。
天城ドームは本当に立派で、中にはソフトボール球場が備え付けられてある程でしたが、難点と言えば会場に冷房が無いという事でした。さすがに控室等にはありましたが、何気に肝心の?ステージ上には無く、中は相当な蒸し風呂と化していました。これでは、ただ立っているだけでも汗だくになる程でしたが、更に当日はライブがあり、しかも、人が大勢いる中で…です。一体大丈夫なのかと心配になりながらもリハーサルは無事終え、今夜の宿へと向かいました。
宿と言っても、出演者達が泊まる事の出来る合宿所みたいな施設で、部屋は2段ベッドがあるだけのシンプルな造りでしたが、冷房が効いているのがどんなに嬉しかった事が…(笑)。これだけで。ゆっくりと身体を休める事が出来るというものです。全員がリハーサルを終えた後は、その宿泊所の食堂で食事&宴会が行われ、ミュージシャンそれぞれの交流を深めつつ、自分達は露天風呂(泊まった場所からは、歩いて10分くらい掛かる所でしたが…)なんかに行ったりもしました。
この日は、スケジュールだけを記すなら、移動、リハーサル、食事…だけではあったのですが、何だかやたら疲れてしまった1日でした…。暑さのせいもあったと思いますが、団体行動という中で、制約のある中で動いていたせいかもしれません…。その中でも、何だかんだで楽しんではいましたが、身体は正直だったようです。お酒も、自分はそんなに飲んだ方ではなかったように思いますが、伊藤親子と共に、この日は22:00くらいに就寝してしまいました。しかし、久しぶりにぐっすり眠れると、確信を持てた事が、変に嬉しかった夜でもありました(笑)。
次の日は朝6:00に目覚めつつも、寝たり起きたりを繰り返して、完璧に起きたのはその2時間後の8:00でしたから、本当によく眠れた夜でした。この時間に起きたのは、8:00に皆におにぎりが支給される為で、それを取りに行く為(食べに行く為?)の時刻でもあったのです。せっかくですから、そのまま外で朝御飯を食べる事にしてみましたが、自然の中、何とも気持ちの良い朝を迎えられたと思いました。こんな朝も久しぶりかもしれませんね。
朝御飯も食べ、少しゆっくりして、いよいよ朝10:00になって、今宵の音楽祭の始まりです。最初の出演者は“大太鼓組・喜酔会”という、なかなか派手なグループで、その名の通り、迫力のある大太鼓の演奏で幕開けとなりました。まだお客さんはチラホラ…という感じでしたが、既に熱気だけは伝わってきております・…いや、単に暑い気温なのか…(笑)。もちろん、本格的な暑さはこれからだったのですが…。
その後、地元の方達の演奏が続きまして、4バンド目に我らが Daddy 津田さんの出演です。今回は“ユニット”として出演されていまして、ギターに鈴木勇造さん、ベースにてらちんさんを迎えてのライブとなっていました。ベースが入ってのサウンドを聴くのは自分は今回が初めてでしたが、また Daddy さん1人の時と、大分印象が異なって見えたのが目新しかったですね…。もしかしたら、もう別物と考えても良いのかもしれません。意外にも、Daddy さん個人的には、ベースが入った方が格段に歌いやすいのだそうで、成程とも思いました。そして、相変わらずの名曲?“あっぷるぷるぷるぷるりんこ”も演奏していまして(笑)、この暑い会場の中、爽やかな風が通っていきましたね(笑)。見事でした!
さて、ちょっと周りを歩いてみましょう…。この日は、ステージの逆側や、会場の外等に露店のブースが立ち並んでおり、軽い飲食なら出来るようになっていました。その中には、あのB級グルメで有名な富士宮焼きそば等、何だか惹かれるような物も売ってたりしたのですが、自分達出演者には皮肉な事に昼御飯が用意されていたので(笑)、焼きそばを食べるには残念ながら至れませんでした。その代わりと言っては何ですが、伊勢の辺りの技術を使っていると言われた、みたらし団子を頂きまして、確かにモチモチとしていて美味しかったです。よし、これで一気にテンションが上がってきました(笑)。
さて、自分達は15:00~、順番で言えば12バンド目という出番でしたが、陽もトップライトを維持しており、会場の暑さ(熱さ…ではない)もピークに達していたのではないでしょうか。今回の会場は座席が基本的には無く、お客さんは地べたに座ってそのまま見る感じになっているのですが、殆どの人が団扇で何とか風を送っている状況ですし、中には寝そべる以外にもはや手段は無い…といった形で見ているような人もいます。
ここが辛抱どころだ…と考え得る事も出来ますが(笑)、とにかく自分達は、いつものようにミキヤのジャンベ・ソロから始まる、“一人ぼっちのカフェテラス”からお送りしていきました。蒸し風呂のような会場に、ジャンベの甲高い音はインパクトがあったのでしょう。急に、会場内に凛とした空気が走り、ミキヤは注目の的へとなっていました。そして自分のピアノ・ソロに繋がり、伊藤さんの歌へと流れていきます。ここは勢いがあったのか、歌の始まりでお客さんからの拍手を頂いたくらいでした。いい感じです。
この日の持ち時間は、転換込みで30分…、まあ、実質25分でしょう。なので、曲数も少なめの4曲とし、その代わりジャンベ・ソロは外せない等、内容の濃いものをやらせて頂いた次第です。…しかし、最初の2曲が終わった時点で、『あと10分』というカンペが出てきた時には正直驚かされましたが(笑)、それでも時間通りに終わらせる事が出来ました。しかも、急いで急いで…という感じはなく、“人生色々下心”や“大切な人へ”等、弾き慣れている曲で丁寧に演奏した結果です(一部、省略した小節もありましたが、特に問題は無い部分でした)。なかなか良いステージだったのではないでしょうか。
もちろん、30分という短い時間で、自分達の魅力を最大限に引き出せていたか…というと、まだまだ考えの余地はあるのかもしれませんんが、こういった状況も加味して、大健闘といった感じではないでしょうか。ミキヤ自身は、今後のジャンベ・ソロに対して課題を見付けたようですし、次に繋げられるという側面でも、意味のあるライブ・パフォーマンスであったように思います。実際のところ、来月にはこのユニットでのツアーが控えてますし、またそれぞれが音を重ねて、更なる良い音楽を作り出せていけたら良いと思いました。
さて、この後もライブはまだまだ続いていくのですが、自分はこの後に用事があるのと、明日からの旅行に向けての準備の為、先に電車で帰る事にしました…。結局のところ、往復とも電車移動という事になりましたが、まあ、たまには良いでしょう(笑)。ただ、この日は日曜日で、会場から最寄りの駅の修善寺駅まで、道が相当混んでる事が予想された為(案の定、結構混んでました)、会場最寄りのバス停まで送って貰って、そこからバスで修善寺駅まで向かうという臨時措置も取らせて頂きました。これが、かなりのんびりとしていて印象的だったのですが(実際渋滞の為、予定より15分送れて到着しましたし…)、小旅行気分も味わえてなかなか良かったように思えました♪
そして、修善寺駅からは、行きと全く同じルートを逆に辿って、またゆっくりと移動していきます。そう言えば、あんなに暑い思いをしたライブだったのに、その後にビールを飲むのを忘れていました…。ここは、東海道本線(湘南新宿ライン直通)のグリーン車で、ビールを注文する事にしましょう(笑)。人と自然と戯れた、楽しい2日間でした。どうもお疲れ様でした!
☆天城ドームの(伊豆市の)HP…www.city.izu.shizuoka.jp/form1.php
これは、元はベースの池田暢夫君から誘って貰った演奏だったのですが、フロムナウは最近、ライブを“アコースティック・スタイル”と“バンド・スタイル”に分けてやっているらしく、今回はやはり?“アコースティック・スタイル”の方で、自分も生ピアノで参戦…というものでした。しかし、よくよく聞いてみると、フロムナウに鍵盤を入れる事自体が基本的には初めてらしく、それはある意味で新しいサウンドの開拓というライブでもあったように思えたのです。また更に聞くと、誘った当の池田君は、当日他のライブがある為に、こちらのライブで演奏する事は無く(初めの30分くらい、チラリと見に来てくれましたが…笑)、何だか単体での参戦になってしまったような感はありましたが、、、楽しく出来たライブではありました。
そもそもピアノを入れた事が無いという事は、全く今までとは異なったサウンドのアプローチになっているという事で、かなり自由に出来る反面、どこまでフロムナウらしいサウンドの演奏出来るのか…というのがキー・ポイントになっている気がしました。…もちろん、フロムナウの曲を自分が演奏するのは今回のライブが初めてですし、しかもワンマン・ライブなので、やる曲もそれなりに多い感じです(アンコールも入れれば、自分が演奏したのは12曲です)。気合いを入れて弾かなければいけないのは当然でした。
フロムナウの作り出す音楽というのは、基本的にギターが基本になっています。なので、どちらかと言うと、ピアノはそれに付け足す…という部分が多いようにも思いましたが、たまにソロとかも回ってきますので、うかうか?してはいられません(笑)。また、この日はベースがいないという事で、ベースの音域(時にベースライン)もピアノが弾かなければなりませんでした。特にテンポが速い曲等は本当に大変な事でしたが、パーカッションの多大なるサポートにより、この辺りは救われていたように思います。
しかし、何だかんだで演奏する上で気にしていたのは、やはりメロディでしょう。ボーカルのいるユニットだから当たり前だと思われてしまいますが、これは歌の伴奏という立場においては、非常に大切な部分だったりするのです。難しい話しになってしまいますが、ただコードに即して普通に弾くだけでは駄目で、メロディの載っているテンション・ノートを参考に、ピアノのボイシングを決めていく…という感じです。はい、難しいですね(笑)。
要は、メロディをよく聴けって事なのですが(笑)、メロディを生かせた楽曲を聴かせるなら当然の事だとは思います。そして、どうやら今回のピアノ入りでのライブは好評だったらしく、それはスタッフの方にもお客さんの何人かにも言って頂いたので、本当に喜ばしい限りでした。今まで、アレンジ的にはピアノが入っていなかった曲に、急にピアノを入れて演奏する…というのは大変な作業ではありましたが、一気に報われた感じはありました(笑)。この勢いで、またよろしくお願いしたいです。どうもありがとうございました!
☆フロムナウのHP…www.fromnou.com/
☆渋谷公園通りクラシックスのHP…www.radio-zipangu.com/koendori/
それこそ1年半くらい前までは、このバンドではよくこのお店に出演したものでしたが、今回は久々という事もあって、あの時に恒例だった作業が、色々な場面で復活を果たしていました。その最もたるものはボード書き(右上写真参照)と、つるとんたん(左上写真参照)でしょう。どちらも過去の Morph-Tokyo でのライブでは、ほぼ欠かさず通っていたイベント?で(笑)、何だか懐かしさが込み上げてくるような感覚さえありました。やはり、それだけ思い入れも強い場所なのだと思います。
今回は3マン形式となっており、いつもより長い出演時間の枠が自分達にはありました。具体的に言えば、普通の対バン形式では6曲ぐらいのところを、今回は8曲演奏…という感じです。そうなると、難しくなってくるのが選曲、そして曲順です…。8曲までになると、さすがに曲の緩急を付けたくなるのは当然で、そしてそれは1つ以上の波でも構わなくなります。彬子さんの曲は、それこそ今まで沢山生まれてきていますが、新曲もまた増えてきましたし、選ぶのはなかなか骨が折れる作業だったに違いありません。
また、今回演奏した曲は、自分がバンド・アレンジしたものが半分くらいあったので、個人的にライブに掛ける意気込みも大きいものとなっていました。彬子さんは基本的にピアノでしか曲を作れないので、新曲が仕上がったとしても、弾き語り用の形で自分達に渡されるわけですが、これを何とかして更に魅力ある楽曲にしていきたいと思ったわけです。もちろん、そんな簡単に考えられる代物ではないのですが、自分にとって幸いだったのは、今回のライブのメンバーは、前回と全く同じ…というものでした。
これはどういう事かと言うと、メンバーの個性を、ある程度自分は知っているという事です。実は自分がアレンジをする際に、ここの部分はとても重要で、なるべくメンバーに合った感じの雰囲気を作っていきたいと思うのです。…と言うか、メンバーの雰囲気を思い浮かべると、自然にそういったアレンジの方向に進んでいく…という感じでしょうか。まあ、自分勝手な思い込みでもあるのですが(笑)、特に今回のような“バンド”という名義では大きな側面でしょう。彬子さんだけでなく、ベース、ドラム、ギターの皆さんも、どこかで主役になれるような場所を作りたいわけで、そういったアレンジをバランス良く進めていくのが、今回の大事なポイントだとは思いましたね。
さて、今回自分達の出番は3バンド中での最後で、いわゆる“トリ”を務めさせて頂いたわけですが、時間がかなり押してしまっていたのは残念でした。それは、ヘタしたら50分押し…と言える程だったので、お客さんによっては帰りの時間が大変になったのではないかと思いますが、多くのお客さんに残って頂けたのは幸いでした。こうなったら、楽しくライブを見せなければ…という思いが、より強くなってきますよね!
実は1曲目はカバー曲で、チャカ・カーンの“Through The Fire”を、キーボードとボーカルのみのデュオ編成で行ったのですが、なかなか新鮮な始まりでした。そして、その曲が終わったら照明が暗くなって、ピアノだけのイントロが始まり、他のメンバーの音と照明が一気に入ってくると、今回の新オリジナル曲“Destiny”です。彬子さんの曲では珍しく、ラテンと16ビートの間くらいのリズムを基本にした雰囲気でアレンジを作ってみたのですが、これもある意味新鮮な効果が与えられました。曲のテンポもそれなりに速いですが、ガチガチではなく、どこか優しい感じもある…。少しお洒落っぽいサウンドですが、また新たな方向性を見付けられて良かったのではないでしょうか。
続いて3曲目は、昔から演奏しているお馴染み曲、“変わらない愛があるのです”…です。これは前回と同じバージョンでやっていき、もう皆も慣れた感じがありました。これからの自分達のスタンダードという意味でも、掛け替えの無い曲になっていくかもしれませんね。
少々のMCを挟んで4曲目は、前回からの新曲である“Game”でした。前回のライブで既に自分がアレンジ済みですが、あの時はお店の雰囲気も結構考慮した感じでやっていったので、今回の Morph-Tokyo ではどんな感じになるのか、若干予想出来ない部分でもありました。しかし、まだまだ退廃的な雰囲気は消えていなく、今回のお店でもバッチリな選曲だったと思いました。4曲目という、曲順の真ん中辺りに持ってきたのも良かったのかもしれませんし、あくまでも、彬子さんというボーカリストの側面を見せている…という感じが伝わってきたのも良かったのかもしれませんね。
そして5曲目は、ガラッと変わって“緑”です。これは前曲の“Game”から一変して本当に楽しい雰囲気を持つ曲ですが、お客さんにも拍手を求めたりして、今回のライブの盛り上げ役を十分に担っていましたね。これは自分がアレンジしたわけではありませんが、もはや最初から雰囲気が完成されているような曲です。素直にこのまま演奏するのが一番良いでしょうね。
そして、6曲目は前回も演奏した“天使の梯子”でしたが、前回がピアノとのデュオで演奏したのに対し、今回は初めてバンドで演奏する事にしました。…この曲を最初に彬子さんに聴かせて貰った時、凄く印象的なメロディーで、綺麗な曲だ…と思ったのですが、デュオ以外にやりようが無い…というのも正直な意見でした。…というのは、曲の構成がどうも一般的ではなく、複数の人数がいては、それらをまとめるのが難しそうと思ってしまったからでした。しかし今回は、最初からバンドで演奏する事は決めていた部分もあり、個人的に好きな曲でもあったので、もはや自分から進んでアレンジをやると言ったくらいでした(笑)。
前回の感想でも言ったように、この曲は、テンポの“タメ”や、“寄り添い”の部分がとても重要な位置付けを持っていて、それはバンド・アレンジをしても無視したくない所ではありました。イントロを、サビのメロディを若干フェイクしたものにして、テンポは完全にルバート(テンポを自由に動かしながら演奏する事)です…。これで、イントロを聴いただけで“天使の梯子”だと分かり、尚且つ曲の長所も消して無い事になります。そして、この曲は実は、1番だけですぐ次の展開(俗に言う“Cメロ”という部分です♪)へ突入してしまうのですが、これはベース・ソロ(これも珍しいアイデアだったと思います)を間に挟む事で、聴き手に、変化への余裕を与えさせる事が出来ました。また、最後のサビ後には、まさかの?ピアノとギターよる、それぞれの短いアウトロ・ソロを入れたので、短いながらもダイナミクスが付いた構成にも成り得ました。結果からすれば、自分的には大満足のアレンジで、また、お気に入りのアレンジにもなりました。元のデュオ時代の構成からすると、曲の長さが1分くらい長くなってしまったのですが(笑)、それは3分⇒4分…という変化だったので、今やっと丁度良い長さになったのかもしれません。せっかく良い曲なのですから、もう幾つか展開があった方が面白いと考えたんですよね…。今後も弾いていきたい曲の1つになったと思います。
そして7曲目は、前回も演奏したカバー曲“One For All”。遊び心が重要で、如何に気軽にやるかというのが大事な曲でもありますが、ちょっと前回より固かったような気も…(笑)。まあ、こういった曲は、その場の雰囲気というのを大事にしたいですから、また同じものを目指してもしょうがないとは思っています。まあ、更に色々な変化を持たせたら楽しいかな?…という感じでしょうね。さあ、あとは最後の1曲を残すのみです。
この日の最後は、これも新曲、“Keep On”という曲です。暴露してしまうと、最初この曲を聴いた時には、殆ど“緑”と変わらない!…という印象しかなかったのですが(笑)、彬子さんの、「ゴスペルみたいな感じです!」…という意見により、今回のアレンジに仕上がりました。お客さんにも手拍子をさせ、正にラストな感じでもありますが、テンポはどちらかと言ったら遅めのこの曲は、やはり今までの彬子さんの曲にはない雰囲気に仕上がっている感じでした。
こうなると、色々と新鮮な部分があり過ぎて、どこに自分の特色を持ってきて良いか分からなくなってきてしまいそうですが、そこは彬子さんの歌唱力でカバーされています。やはり、どの曲を歌っても彬子さんなんですよね。カバー曲は、もう少しやり方がありそうな気もしますが、再アレンジされた曲に関しては、まるで問題無しです。やはり、どことなく彬子さんのイメージを壊さないぐらいの感覚で、自分はアレンジはしていますからね。今回も時間的にギリギリでしたが、無事間に合い、そしてお披露目する事が出来て良かったです。
…と、今回のライブを振り返ってみると、確かに自分がアレンジに掛ける意気込みは大きいものがあったのですが、その分、ライブの緊張というのも一入だったような気がしました。これは前回もそうだったのですが、今回の方が、より強かったような気がしています。恐らく、自分がアレンジを受け持つ曲が多くなってきて、今回のようにそれがセットリストの半数くらいを占めるようになると、それがそのままライブのイメージにも繋がってきますから、それによる責任感という部分が多くなってきた故でしょうね。それがステージ上での固さに繋がっていたかどうかは微妙ですが(笑)、少なくとも悪い緊張感ではありませんでした。…むしろ、この緊張感を楽しんでいきたいくらいですね。更なるアレンジをしていくなら、その気持ちは尚更でしょう。
非常に楽しいライブでした。またどうぞよろしくお願いします!…そして、皆さんどうもありがとうございました!
☆彬子さんのブログ…ameblo.jp/akiranochikara/
☆六本木 Morph-Tokyo のHP…www.morph-tokyo.com/
先日21日(水)、ボーカルの石川早苗さんとのライブを、池袋 P's Bar でやってきました。早苗さんと正式にライブをやるのは今回が初めてですが(以前、セッション的な感じで御一緒した事はありましたが…)、周りの空気感を存分に受け、そしてそれを即興的に歌に出して表現する様は、正にジャズと呼ぶに相応しい夜だったと思います。自分というと、若干1ステージ目は固かった気もしますが(笑)、2ステージ目からは柔軟に演奏していく事が出来たと思います。楽しい1日でした。
ところで、この日はスペシャルなゲストを呼んでいました。それは誰かと言うと、高校1年生になったジャンベ奏者、ミキヤです!…元々、お客さんの希望?で招こうという事になり、是非自分と早苗さんとのコラボに混ぜたいというものがあっての事でした。…とは言え、このお店でやっている音楽は、基本的にはジャズなのですが、ミキヤは知らない曲ばかりですし、そもそもジャンル的に大丈夫なのでしょうか?
結果は…もちろん大丈夫でした!…いや、大丈夫なんて言ったら失礼かもしれません。このお店にいたお客さん方は、皆で拍手喝采という感じでしたし、ミキヤはこの日、1ステージ目で帰らなければならなかったのですが、多くのお客さんが引き止めていましたし、更にはお客さんにご飯も奢って貰ってましたし…(笑)。何より、早苗さんも自分も、一緒に演奏している時間がとても楽しかったのです…。曲は、スタンダード・ナンバーの“Love For Sale”(高校生になんて曲を…笑)をラテン風にやりましたが、ミキヤはもちろん知る由も無い筈の曲なのに、バッチリという感じです。
この時に大事なのは、恐らく“耳”でしょう…。お互いの出音を即座に感じつつ、そして自分の音を表現していく…。これって、ミキヤ自身は気付いていないかもしれないですけど、要するにジャズの感覚なんですよね。ジャンルと言うより、スタンス的な話しとでも言いましょうか…。何にしろ、こうやって知らぬ間にそういった感覚が養われていくというのは、とても良い事だと思います。ミキヤ自身は、普段とは少し違う頭を使って演奏に向かっていたのか、演奏後はとても疲れた様子でしたが(笑)、その表情はいつも以上に晴れ晴れとしている気がしました。
予想以上に濃い演奏となりましたが、この1日が、ミキヤにとって大きな1日になれば何よりですね。そして、この時を一緒に過ごして頂いたお客さん方に、改めてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました!
☆池袋 P's Bar のHP…ktmhp.com/hp/psbar/top
☆石川早苗さんのHP…www.geocities.jp/sanny_the_juicy_voice/
いや~、もう一気に夏本番になってしまいましたね。もう、演奏前の移動だけでバテてしまうような毎日が続いております(笑)。…さて、来週から自分は旅行の予定が控えていますので、今の内に8月のライブスケジュールを載せておきたいと思います。一部、まだ未定な部分がありますが(特にツアーが…笑)、それは追々に詳細をお伝えするとして、まずはご覧下さい!
●8月2日(月)、4日(水)、20日(金)、
24日(火)、27日(金)、31日(火)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)石川早苗(4日、24日のみ)、(Vo)白石恭子(31日のみ)、
(Vo)一恵岡部(27日のみ)(Vn)Tsukasa(2日、20日のみ)、
(G)松下譲次(27日のみ)、(Key)竹内大輔
8月もなかなか出演回数が多く、上記のような回数となっています。新たな顔触れ
も増え、ますます豪華になってきた感じのある Kuro ですが、お店同様?自分も
マイペースでやっていけるように頑張ります。見てお分かりのように、それぞれの
カラーがある日となっていますので、是非色々な日をお楽しみ頂ければと思います!
●8月3日(火)国立 Harbor Light
Open…19:00~、Start…20:00~2ステージ
Charge…2100円(テーブルチャージ含む…ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
久しぶりの西仲さんとのライブは、これまた久しぶりの、デュオ編成によるものと
なりました。今まではバンドのスタイルで数多くライブをやってきた自分達でしたが、
ここで敢えて距離感の近付くデュオ・ライブというのは面白い選択かもしれません。
お互いの音楽の会話を、より直接感じられるというライブ。是非お越し下さいませ!
●さばいばるいとう UNIT 西日本ツアー
・8月5日(木)近江八幡(滋賀)ピッコロ(Yahoo グルメのHP)
時間…詳細不明、Charge…詳細不明
・8月6日(金)心斎橋(大阪)ら(Medic-web のHP)
時間…20:00~、Charge…詳細不明
・8月7日(土)門司港そわある
時間…19:00~、Charge…投げ銭
・8月9日(月)福岡能古島
時間…12:00~、Charge…投げ銭
・8月9日(月)呉服町(福岡)ちょっとバー木馬
時間…20:00~、Charge…詳細未定
・8月10日(火)福岡六弦(Mugen)
時間…20:00~、Charge…詳細不明
・8月11日(水)下関川棚の杜コルトーホール
時間…詳細不明、Charge…詳細不明
・8月12日(木)飯田 Space Tama
住所…長野県飯田市駄科2341-67 電話…0265-26-6901(Map)
時間…詳細不明、Charge…詳細不明
※以上、メンバー全て≪さばいばるいとう UNIT≫
(Vo,G)さばいばるいとう、(Perc)ミキヤ、(Key)竹内大輔
殆どが詳細不明なので、載せるかどうかさえ躊躇してしまうような状態ではあるの
ですが、これが“さばいばる”なツアーの一環でもある事を思い出してきました(笑)。
何だか、このUNIT で地方に行くのは久しぶりな気もします。そして、ミキヤが高校生
になってからは、初のツアーでもあります。相変わらずハードな内容となっていますが、
体力は勿論、気力でも乗り切ってみせます(笑)。また色々な場所で皆さんに会える
事を楽しみにしております!…ところで、ツアー中に1日だけ空白がある8月8日(日)
ですが、この日は自分だけ東京に戻る予定がありまして、こちらのツアーには参加
致しません…。ライブ自体は大分市であるようですが、どうぞ御了承下さいませ。
●8月19日(木)品川ホテル・パシフィック東京 Blue Pacific
Open…17:00~、1st.…19:00~、2nd.…20:15~、3rd.…21:30~、
Charge…2100円(オーダー別)
Member…(Vo)Na-Key、(Pf)竹内大輔、(B)鈴木健市、(Ds)James Robinson
2ヶ月振りに、こちらのホテルで出演させて頂きます。メンバー的にはもうお馴染み
…という感じですが、ライブをやる毎に息が合ってきていて、どんどん演奏も楽しく
なってきました。この日も幅広いレパートリーで、皆さんをお待ちしたいと思います。
もちろん、噂のパフェも忘れてはいけません(笑)。この日は争奪戦でしょうか(笑)。
★8月22日(日)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
日付的には、大体いつものように2ヶ月振りとなっているのですが、何となくあまり
久しぶりな気もしないような…(笑)。お馴染みの、自分のピアノトリオのライブで
ございます!…この日も日曜日で、早めのスタートとなっているので御注意下さい!
今回も、どちらかと言うとオリジナル中心でいきたいなと考えております。前回も
そうでしたが、その時、まだまだ演奏出来てない曲は沢山ありましたからね…。
オリジナルが沢山増えてきた事の表れでもあるのでしょう。どうぞよろしくです!
●8月23(月)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、Start…20:00~3ステージ
Charge…4300円(1ドリンク付)
Member…(Vo)山岡美香、(Pf)竹内大輔
ボーカルの山岡美香さんと、何だかんだで今回で4回目の共演です。そろそろ
お馴染みと言っても良くなってきましたかね。…とは言え、常にデュオでの演奏
というのが面白いところですが、それならば、正にデュオらしい演奏にしていこう
ではありませんか!…そして、意外に幅広いレパートリーをお持ちの山岡さん…。
この日は、どんな選曲で攻めてくるのでしょうか。自分も楽しみにしていましょう!
●8月25日(水)五反田 Rocky
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…20:50~、3rd.…22:10~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…≪黄門御一行様≫(Vo)白石恭子、(Keys)竹内大輔、
(B)植木宏之、(G)坂上真一、(Ds)中武誠二
毎月恒例、黄門御一行バンドでございます。ライブスケジュールをブログに載せて
いる際、このバンドが出てくると、何となくホッとしてしまう感じでもあります(笑)。
最近は新曲をやっていませんが(自分のコーナーの曲だけ、何故かどんどん増えて
いっているような気が…笑)、そろそろ欲しくなってくる感じもありますね。それでも
最初から凄い量のレパートリーではあるのですが…。この日も楽しく騒ぎましょう!
●8月26日(木)浅草舵輪(Darling)
Open…19:00~、1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…2000円(チャーム付き、ドリンク別)
Member…(Vo)大野めぐみ、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫
初めてのお店での出演です。また、ボーカルの大野めぐみさんとは、今回が初共演
となります!…これはベースの池田君にお誘いを受けたライブでもありますが、一体
どんな感じの演奏になるのか、やはりジャズですから、当日になってみないと分から
ない部分ではありますね。そんなドキドキ感を大切に、やっていきたいと思います!
●8月28日(土)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…19:00~、2nd.…20:30~、
Charge…3200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)カタヤマケイジ、(B)宇野沢芳彰、(Pf)竹内大輔
ボーカルのカタヤマケイジさんと、久しぶりの共演です。そして、お店はお馴染みの
外苑前 Z・imagine にてです(笑)。いつも演奏しているお店で、別の方達との
ライブをやるというのは新鮮な気がしますが、これは演奏する曲もまるで違うので
思う事なのかもしれません。勿論ボーカル付きの曲が基本で、洋楽カバー曲を
中心に、カタヤマさんおオリジナル曲も少々披露する予定です。メンバー的に
人数が少ないのが気になりますが、アコースティックな感じでお送りする事に
なるでしょう。ピアノの負担は大変ですが(笑)、頑張って演奏していきます!
●8月29日(日)神田 Tokyo TUC
Open…16:00~、Start…16:30~2ステージ(19:00終演予定)
Charge…前売り1500円、当日2000円、高校生までの学生500円(共にドリンク別)
Member…≪Hard Floods≫(Ts)早川智人、
(Ts)加藤高志、(As)上原直也、(As)小倉麻未、(Bs)五十嵐直之、
(Tp)宮腰昌利、(Tp)内原光信、(Tp)佐竹秀二、(Tp)新井美乃里、
(Tb)高橋宏史、(Tb)松原正悟、(Tb)星川有香、(Btb)加納武、
(Pf)竹内大輔、(G)帯刀雅弘、(B)服部慎太郎、(Ds)上田健史
恐らく、きちんとライブをやるのは2年半振りでしょう。“Hard Floods”…、そして
元の名を、破廉恥フェスティバルと言っていた(笑)、ビックバンドのライブです。
このバンドは、長らく自分も手伝わさせて貰っていましたが、近年になって著しく
ライブの本数が減ってしまっていました。そもそも“社会人ビックバンド”…という
感じだったので、致し方無いところでもありましたが、本当に久しぶりにライブが
実現しました。実は自分も時間が取りにくく、最後まで、参加できるかどうか…
という瀬戸際を潜り抜けてきたのですが、晴れて参加出来る運びになりました。
どうぞよろしくお願いしたいです。ところで、料金を見ると、「安っ!!」と思う
かもしれませんが、もうこれは感謝の料金設定でしょう。是非足をお運び下さい!
曲に関しては、お馴染みの曲からモダンな曲まで、バラエティにお送りします♪
こんな感じで、夏真っ盛りの中でも、ライブで?駆け抜けていきたいと思います!…写真は、そんな夏の日の、家の近くの風景をパシャリ…。さて、今年の夏は、どんな音楽が待っているのでしょうか??
祝賀会は2部構成となっていました。2部はもちろん現役生も含めた懇談会だったのですが、1部はやはりジャズ研究会ですので、全員参加OKのセッションが開催されていました。自分が高校生時代には無かった校舎内にある“セントポールズ・スタジオ”という部屋でそれは行われ、現役生、そして30年にも亘る歴史を共に歩んできたジャズ研OBの方々と交えて演奏していきました。自分は現在のコーチという事で、そのセッションを仕切らせて頂きましたが、もちろん気が向いたら自分も演奏しましたし、下の世代から上の世代まで、本当に時代超えのセッションがここに展開されていたと思います。
曲目はスタンダード曲を中心に行われてきましたが、時に“The Chicken”等のファンク寄りな曲も取り上げられ、ある意味、それぞれの世代のジャズ研時代に流行ってた(それしか演奏出来なかった?)曲のオンパレードにもなっていましたね(笑)。これまた懐かしく聴いてしまったものです。
どうやらそれぞれの世代には特徴があるらしく、今の現役生は本当にスタンダードな曲を多く取り上げている…という印象があったのですが、ジャズ研発足時と言うのは、結構フュージョンが流行っており、スウィング的な曲は殆どやらなかったという方達も多くいらっしゃっていたそうです。確かに自分が現役の時は、フージョンと言うか、ちょうど“T-SQUARE”が流行っていた時でもあり…、それでもスタンダード・ジャズもやろうという風潮も結構あり…(人によって、フュージョン・タイプ、ジャズ・タイプと分けて見られていた感もあったかも…笑)、今思えば過渡期だったのかもしれません。そして、時代の流れも上手く反映していたのではないかと思いました。ある意味ジャズの歴史に似ている所が、面白いと言えば面白いかもしれませんね!
セッションの最後には、現役生ほぼ全員とOB生を含めて、大勢“Now's The Time”(ブルースの曲で、ジャズでは定番中過ぎる程の定番)で締めさせて頂きました。恐らく、この時には壇上に30人以上はいたのではないでしょうか。面白い絵であったと主に、現役生には刺激の強い、良い経験になったのではないかと思います。
そして、この後は会場を移しまして懇談会へ…。30年もの世代を超えるメンバーが集まっての“乾杯”というのは、それこそ感慨深いものがありましたが、本当に、色々な人達に愛されていたクラブなんだなと、改めて思いましたね。そして、“立教”という学校と、“ジャズ”というものの相性が良かったのだろうという言葉には強く印象を受けました。
立教という学校は、自分が言うのも何ですが(笑)、本当に自由な校風がありまして、活動的には色々と生徒に任せている部分が大きいです。そして、これは経験的に見た感想ですが、緩さ(あまり熱くならない…笑)もまた、立教の特徴でもあるように思っています。その中で生まれる音楽…というと、吹奏楽部ですと、譜面通りに弾かなければなりませんし、音楽部(立教高校では、ロック系のクラブです)ですと、もうこの歳でロックって…、とかを素で思ってしまいますし(笑)、成程、ジャズが適任だったのかと確かに思ってしまいました(まあ、音楽部も長く続いているクラブではあるのですが…笑)。そして、それは30年という歴史で見事に証明をしてくれているのです。
自分は現在、ジャズ研のコーチをしているという立場から、かなり身近な所で現役生と関われています。そして、それはこれからも続いていく関係なのかもしれません…。今回の祝賀会は、コーチの責任の大きさを改めて受け止めさせ、皆さんに愛され続けるジャズ研究会の、今後の発展に関われる事の喜びを思うのに十分な会でした。どうも今回はお疲れ様でした。そして、これからもどうぞよろしくお願いします。ジャズ研万歳(笑)!!
修理を依頼してから、見積もりを出す時間も入れて10日間程入院していた、自分のデジタル一眼レフカメラですが、この度目出度く退院してきました!…久しぶりに見る我が愛機と再会した時には、それは感無量ものでしたが(笑)、まず持った時にズシリと来るこの感覚…。普通のデジタルカメラでは味わえないものです。
結局、壊れた部分は本体のパーツごと新しく替える事になったので、明らかに以前より綺麗になって返ってきた感じがありました。何となく新品の匂いもしますし(笑)、言ってしまえば新しいカメラを買ったぐらいな感覚でしょうか。修理時にはストロボの不具合も新たに発見されたようですが、勿論それもちゃんと直して貰ったので、正に心身共に生まれ変わったわけです。
よし、これからまた、気軽に写真を撮り続けていこう!…そう思った次第でした。
左上写真が、修復後の自分のデジタル一眼レフカメラで、右上写真が、それまでのバトンを繋いでくれた、いわゆる普通のデジタルカメラであります。つまりは、左上写真は普通のデジタルカメラで、右上写真は一眼レフカメラで撮ったものになるわけですが、明らかに右上写真の方がクリアに写っていませんか?…もちろん画素数、画質等、同じ条件下での撮影ではありますが、やはりレンズの差によるものが大きいのでしょうね。改めて、デジタル一眼レフカメラの性能の良さを思い知らされた出来事でもありました!

5月16日(木)