それは、ANAが世界に先駆けて就航させる、ボーイング787という旅客機に乗る為です。この飛行機は、アメリカのボーイング社の誇る新型旅客機であり、ニュースでも注目されているので、もしかしたら御存知の方もいるかもしれません。何と言っても超効率機というのが特徴のこの機体…、まだ就航していないのに、世界中の航空会社から800機以上の受注を得ており、こんな飛行機は今までに例を見ないくらいです。最近の燃料代の高騰や、見通しの立たない不景気というこの時代に於いて、正に救世主ともなる飛行機になる可能性は秘めているようで、世界からの期待は高いと言えます。
そもそもこの飛行機は、2004年にANAが50機の発注を行った事から開発がスタートされて、その為に世界で最も早く運航する航空会社もANAになったのですが、元々は2008年の北京オリンピックまでには間に合わす予定だったところから見ると、開発にはかなりの手間が掛かったと見て良いでしょう。
ボーイング787は、既存のボーイング767(先日の北海道ツアーで乗った飛行機です)とボーイング777〔竹内大輔の写真日記(~2009)、祝、777回目!参照〕の中間くらいの大きさの飛行機で、いわゆる中型機というものに分類されています。つまりはそんなに大きな飛行機ではないのですが、その航続距離は大型機を凌駕するもので、要はこれ1機のみで、既存のボーイング767、777、そして757という飛行機辺りの置き換えが出来てしまうという優れものなのです。
その秘密はやはり、最新型の性能を誇る燃費の良いエンジンと、効率化でしょう。つまりは、既存の飛行機を使い続けるよりも、今のうちに新しい飛行機にしておいた方が、コスト的に得だという事です。この事は、既に800機も発注を掛けられている事からも窺えると思います。
さて、そんなボーイング787の初就航の日にちはというと、今年の10月26日になる事が決定されていて、それは成田~香港間のチャーター便(復路は10月27日発)…だそうです。これが正にボーイング787の世界初の営業飛行となるわけですが、流石にこれはハードルが高いですし、確か数秒で売り切れていた筈です。…ではその次は…というと、成田空港からの遊覧フライトが10月28日、29日で予定されているのですが、何だかこれも勿体無いように感じてしまい、では…と、11月1日からの初の国内定期便を自分は狙っていたのでした。
今回、最初に導入される機体(1機のみ)は、アジア路線用の短距離国際線を想定した内装になっているようなのですが、暫くは足慣らしの意味も込めて、国内線で運航されます。その路線はというと、これが羽田~岡山線で、あともう1つが羽田~広島線なのです。これらの路線は、時間的には1時間半足らずですが、旅割を使えば片道12000円程度と、手の届く範囲の料金設定です(帰りは考えていません…笑)。
…という事で早速、国内線就航初日の予約状況を見たのですが…、既にどの便も満席の表示になっていました…(泣)。まあ、ある程度予測はしていたのですが、やはり考える事は皆同じなのかもしれません。しかし、これでへこたれる訳にはいかず、すぐ様自分はその次の日である、11月2日の便を予約しました。そして先日、その料金を支払いに行ってきたわけです。
一番最初の香港便から考えると、流石にプレミアム感も薄れてきた頃なのかもしれませんが、今回の機体の定員は252席という事で、11月1日終了時点で8回のフライトを飛んでいる事になりますから、単純に考えて、世界で2000番目ぐらいの搭乗者にはなれそうです(笑)。微妙な数字かもしれませんが、日本で…ではありません、世界で2000番目なのです!…そして今後800機以上の活躍が見込める飛行機であると言えるとしたら(確実でしょう)、かなり時代を先取り出来た1人になれるかもしれません(笑)。
…まあ、よく分からなくなってきましたが(笑)、とにかく楽しみだという事です。それまで無事に飛んでいてほしいというのは、言うまでもありませんね。
☆全日空のHP…http://www.ana.co.jp/
それでも、暫くは島根県にある実家で、音楽活動から離れて暮らしている中で、東京(横浜)でライブをやりたいという決意…。言葉にするのは簡単ですが、いざ行動を起こすというのは、並々ならぬ苦労が窺えるというものです…。そんなライブに誘って頂いたのはとても光栄な事ですし、押越さん本人に会うのは本当に久々なのでした。勿論、2つ返事でOKしたものです。
今回の演奏メンバーには、ベースに押越さん、ピアノ、キーボードに自分、そしてサックスに海野あゆみさん、ギターに宮崎大介君、ドラムには立山秋航と、5人でお送りしていきました。自分以外は全て、押越さんの音大時代の仲間達でもあります。ところで、自分が押越さんと一緒にやるライブは、一体いつ以来かと調べてみたのですが、それはどうやら2007年10月の事らしく、しかもその時の演奏メンバーが、この日と殆ど一緒(笑)という快挙を発見してしまいました〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Mirano ライブ at 横浜 Hey-Joe 参照〕。どれだけ縁のあるメンバーなのでしょう…(笑)。
さて、押越さん本人的にも、相当久々となるライブでしたが、MCも勿論本人が話すわけで、これは今までに見た事が無い事例だったので要注目…と思いきや、所々に助け舟が必要になっていて、なかなか大変でした(笑)。…ですが、今の暮らしの事や、ライブを東京方面で実現出来て良かった事等も少しずつ伝わってきて、何だかホッとした…というと微妙に変な感じですが、スッキリした気持ちにもなったものでした。
曲としては、押越さんが好きだったクルセイダーズの曲や、押越さん自身のオリジナル曲を中心に(宮崎大介君の名曲“D`s Bluse”もやりました)、全10曲をやりきりました。実家に帰っている間にも、ゆっくりとオリジナル曲を温めてきたようで、それらの曲がここで披露出来るというのも、感慨深いものがあったに違いありません。そして、その気持ちはついに、アンコール時の“Home”という曲で表面的なものになってきました。
押越さんの目にも涙…。あの時の涙は本物だったでしょう。今回、このライブの為に夜行列車で東京に出てきて、そして帰りにも夜行列車で帰っていった押越さんでしたが、しっかりと地面上を移動していく鉄道というのは、乗車中に色々な思いが込み上げてくるものです。往復共に、とても良い時間を過ごされたのではないでしょうか。また一緒にやれる時が来るといいなぁ…。どうもお疲れ様でした!
☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
キャリアは結局ドコモのままで、Sony Ericsson から発売された“Xperia acro”という、これは今夏の最新機種でもあります!…iPhone も一瞬は考えたのですが、自分にはやはりドコモから抜け出す事が出来なかったようです(笑)。しかし、ドコモのスマートフォンの OS になっている Android も悪くはなく、早速自分はアプリの虜…とは言わないまでも、携帯と見つめ合っている時間が多くなってしまいました。…これは最近、Twitter を主な発信(呟き?)場所にしているせいか、スマートフォンの便利さは、普通の携帯には変えられない…という判断に行きついてしまった結果でもあります。
それにしても感慨深いのは、久し振りにソニー製の携帯にしたという事です。実は自分、一番最初に持った携帯がソニー製のものであり、しかもそれから暫くはソニー製に拘り続けていたのです(当時は、ジョグダイヤルが使いやすくて…)。今回はソニー製に拘った…というか、機能や外観に惹かれた部分が多かったのですが、これから自分好みの仕様にしていけるというのが、楽しくて仕方ありません(笑)。
まだタッチパネルの操作に慣れていないので、文字を打つだけで精一杯…という時期が続くのでしょうが(笑)、末永く使っていこうと思います!…何か面白いアプリがあったら教えて下さいませ♪
8月の頭付近に行われた沖縄ツアー〔西仲美咲、沖縄ツアー(2011.8.3~8.4)参照〕以来の共演ともなりましたが、西仲さんは今後の東京でのライブは少なくしていくそうで、ある意味で今回は貴重なライブにもなっていたでしょう。自分も、何だかんだで今年は既に3回も沖縄に足を運んでいますが、やはり沖縄と東京の行き来は、時間もお金も掛かってしまいますし…。今後また、どのような演奏活動をしていくのか、自分も気長に待つのが良いのかもしれません。
ところで、この日は嬉しい事がありました。自分も西仲さんとも面識の無いお客さんが何人かいらっしゃっていたのですが、その中の1人の手には、なんと“aka is, funky”のCDがあるではないですか!…サインを求められ、お話しする機会があったのですが、どうやら、1ヶ月程前に阿嘉島を旅行してきたそうで、その時の阿嘉島にある船着き場で購入したのでそうです。それでよく聴いて下さっていて、今回、吉祥寺でライブがある事を知り、お越し頂いたのだとか…。
沖縄から遠く離れた吉祥寺という場所で、阿嘉島の話…、そして、その時に泊まったと言っていたトゥーラトゥ、1日に2度も寄ったと言っていた Bar ヨナミネハウス(笑)等々、自分達は共通の話題でしばし華が咲いてしまいました。西仲さんはCDが完成した後、阿嘉島にCDを輸送させて販売も行っていたわけですが、それを購入して頂いて、そのまま東京で再会(CDと)を果たす事になるとは…。今年はよく沖縄と東京を往復させて頂きましたが、CDもそういった経路を旅していたのだなと、ふと感慨深く思ってしまった瞬間でした。素敵な時間をありがとうございました!
☆西仲美咲さんのHP…misakinishinaka.com/
☆吉祥寺 Meg のHP…www.meg-jazz.com/
今日は、スヌーピーの絵本の世界“Happiness is SNOOPY:スヌーピーの小さな幸せ探し展”を見に、池袋サンシャインの展示ホールまで行ってきました!…今まで何度か紹介しているように〔スヌーピー・ハッピー・パーティー展参照〕、自分はスヌーピー(…と言うか、スヌーピーが出ているピーナッツという漫画自体)が個人的に好きなのですが、今回もまた半月程の企画展示という事で、足を運ばずにはいられませんでした。
会場はあまり広い空間ではありませんでしたが、タイトル通り、全て“Happiness is...”というテーマで始まるブースに分けており、幸せは身近な所にある事、誰にでも存在するという事を、ほのぼのと伝えてくれる内容のものになっていました。
詳細はあまり語りませんが、見終えた後、何となく幸せな時間を過ごせたかな?…と思う事が出来ました。…そして、グッズもついつい購入してしまいました(笑)。特に、自分の携帯電話にはピーナッツ・キャラクターが既にカスタマイズされているので〔携帯機種変更 3. 参照〕、見た目的に、好き過ぎだろう!…みたいな感じになっていますが(笑)、たまには良いのではないかと思っています。
今回の展示は9月4日(日)まで…。いい感じに、のんびり出来た1日でした♪
☆ピーナッツのHP…http://www.snoopy.co.jp/
昨日は西麻布 Kie にて、サックスの郷原君とデュオ・ライブでした。前回が6月の事だったので〔ジョイント・ライブ前の、郷原デュオ・ライブ 参照〕、時期的には約2ヶ月振りと、普段と同じような間隔でのライブだったのですが、今回は、間の7月中に様々なライブを盛り込んだ後の演奏でもあったので、この約2ヶ月間を振り返られると言いますか、そんな心境の中での1日となっていたような気がします。
曲に関しては、郷原君や自分のオリジナル曲を中心に、カバー曲、スタンダード曲等も交えて進めていきましたが、その中でも、郷原君のオリジナル曲“伊達 Sky”をデュオで演奏したのは、新たな試みだったと言えるでしょう。
これまで自分も何度かこの曲を演奏させて貰って、ついにはその本家?でもある北海道の伊達市にて披露〔自分名義ライブ35回目、2011 New どさコン! 参照〕させて頂く事も出来ましたが、デュオのみの演奏というのは今回が初めてだったのです。
勿論、内容もデュオならではの構成としました。最初のメロディ部分は特にテンポを決めず、それこそ自由に2人で演奏していく時間を設けたのです。こうする事によって、それぞれの情感を楽器に入れやすい状態ともなり、正にその時の自分には伊達の光景が広がっていました。何度も演奏し、実際に伊達市という場所に行ってきた事によって、より奥深い表現が出せていたのかもしれませんね。恐らく郷原君も同じで(これに関しては、郷原君の方が先輩格ですからね)、集大成と言うには大袈裟ですが、とても気持ちの良い演奏に仕上がったように思います。ジャズ的なアプローチもあるので、即興部分も無視出来ないところですが、これも、お互いの素直な思いを込められたものになっていたと思いますし、とても良い時間でした。惜しむならば、何故に1ステージ目に演奏…と、それこそ早々にやってしまったのか…ぐらいですね(笑)。
北海道でのツアーを通して、自分達に得られたものは予想以上に大きかったようです。伊達市から呼んで頂いたのは“バンド”単位ですが、個人個人の中でそれらを消化させ、それ以上の力を生む原動力にも繋がるのでしょう。今回の Kie でのライブを通して、その事が証明出来たような気がしました。…という事で、次回の Kie でのライブは11月12日(土)を予定しています。また今後ともよろしくお願いします!
☆郷原繁利のHP…sgohara.com/
☆西麻布 Kie のHP…www6.ocn.ne.jp/~kie/
●9月2日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)森岡典子、(Pf)竹内大輔、(B)松本勝之、(Ds)倉橋利幸
またまた Crazy Love でのライブです。最近、ここでの演奏がやたら増えてきた
ような感じがしてならないのですが(笑)、お酒を長い時間嗜めてしまうという
このお店…。これぞジャズです(笑)。そして、この日もボーカルの方を交えて、
セッション感覚に近いジャズをお届けしていきます。ベースの松本さんは初の
共演となりますが、それもまたジャズの良さです。楽しくやっていきましょう!
●9月5日(月)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…(Sax)海野あゆみ、(Pf)竹内大輔
お馴染みのライブハウスである Hey-Joe ですが、こんなライブも実現出来るとは
思ってもみませんでした。サックスの海野さんとのデュオ・ライブになります。
しかも演奏する曲というのも、いわゆるジャズ・スタンダードというものなる予定で、
殆ど打ち合わせ無しで、出たとこ勝負で演奏していきたいと思います。音響は
かなり整っているこのお店ですが、敢えてPA無しでやる事にもなっており、
ある意味で初めて尽くしのライブになりそうな予感です。よろしくお願いします。
●9月6日(火)、7日(水)、9日(金)、
10日(土)、21日(水)、27日(火)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vn)Tsukasa(6日のみ)、(Vo)大久保知佳(6日のみ)、
(Vo)江梨香(7日のみ)、(Vo)折井敦子(9日のみ)、
(Vo)沢乃鏡子(10日のみ)、(As)松山ますみ(9日のみ)、
(B)池田暢夫(9日のみ)、(?)かわ島崇文(10日のみ)、
(Key)竹内大輔
いつも賑やかな Kuro でありますが(笑)、特に9月6日(火)~10日(土)は
お店の8周年という事で、自分もほぼ毎日のように(この週だけ、土曜日も
営業しますしね…)出演しつつ、数多くの出演者の方と共演させて頂きます。
久し振りの江梨香さんは、またアニソンをやるのでしょうか(ベースの池田君も、
Kuro ではもはやアニソン要因な気が…笑)。賑やかに…やっていきましょう♪
●9月8日(木)経堂 Crazy Love
Start…20:00~2ステージ
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)ヒラヲユミ、(Pf)竹内大輔、(B)トオイダイスケ、(Ds)倉橋利幸
ベースがトオイダイスケ君になって、また Crazy Love でのライブが実現したので、
ボーカルの平尾由美さんも、ステージネームである“ヒラヲユミ”と書かせて頂き
ました。カタカナ表記が2人もいる、珍しいカルテットです(笑)。この際、自分も
倉橋さんもカタカナ表記にしたら面白いのではないかと思います。…とは言え、
なかなか楽しいライブになる事は間違いありません。どうぞお越し下さい!
●9月20日(火)六本木 Morph-Tokyo
Open…18:00~、Start…18:30~、自分達の出番はまだ未定、
Charge…前売り2400円、当日2900円(共にドリンク別)
Member…(Vo)彬子、(Key)竹内大輔、(G)寺岡佑、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
毎月恒例の、ボーカルの彬子さんのバンド・ライブ。場所を六本木 Morph-Tokyo に
戻し、ギターに寺岡佑を加えて、5人編成で演奏していきます。最近、彬子さん的に
生まれて初めてのワンマンライブを行うと発表がありましたが、それに向けて演奏を
重ねていく事で、より説得力のあるライブになっていく事でしょう。1つ1つのライブを
大事に…とは、正にこの事です。オリジナル曲も増えましたし、どんな曲をやるのか
悩みますね。最近は昔の曲もリニューアルさせていますし…。どうぞお楽しみに!
●9月22日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ未定、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ギター・ボーカルの丸本さんとも、月1のライブを目指して精進中です。実はここ
でも毎回新曲を発表させているんですよね。毎回毎回、アプローチの異なる曲を
持ってきて頂いているので、刺激を貰いつつ演奏しています。やはり、コンスタント
にライブをやるという意味は大きいのか、最近、明らかに以前とは違う雰囲気を
自分も感じております。この日は一体どんなライブになるのか…楽しみですね♪
●9月23日(金・祝)銀座 Miiya Cafe
Open…19:00~、Start…19:30~、
Charge…2000円(ドリンク500円別途)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔
久し振りに行う、ボーカルの鹿嶋敏行さんとのデュオ・ライブです。この日は
“とんちピクルス×鹿嶋敏行、秋分の日の五分五分スペシャル!”と銘打たれた
イベントになっており、タイトルから察するに、2マン・ライブ的なものになって
いると思われます。そして、この“とんちピクルス”さんという方が、パフォーマー
として?なかなか暴れん坊な方だそうで(笑)、そんな方とのコラボ・ライブという
事で、鹿嶋さん自身も非常に楽しみにしているそうです。一体、どんな内容に
なってしまうのか予想が尽きませんが、個人的にもかなり気になるライブです。
銀座という場所も、自分達にとっては珍しいのですが、心から楽しみたいですね!
●9月25日(日)嬬恋(群馬)ホテル軽井沢 1130
Start…夕方の部18:00~20:00、夜の部21:00~22:00
Charge…夕方の部6000円(ディナー付き)、夜の部2000円(1ドリンク付き)
Member…(Vo)Mirano、(Sax)藤田淳之介、(Pf)竹内大輔、(Ds)立山秋航
こちらも久し振りの、ボーカルの Mirano さんとのライブです。場所は浅間山の麓に
位置する、北軽井沢(群馬県)のホテル軽井沢 1130 という所で、その中にある
レストランでの演奏となるようです。高原での演奏という事で、雰囲気も楽しみながら
やっていけたらと思います。若干遠い場所ですが、頑張ってお越し下さい(笑)!
●9月29日(木)経堂 Crazy Love
Start…20:00~2ステージ
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)梅田恵美子、(Pf)竹内大輔、(B)前田奏、(Ds)上田健史
何と、9月は計3回目となる Crazy Love への出演です。しかも、自分にとって
目新しいメンバーの方ばかりで、この日こそ、即興性のあるステージが期待出来る
かもしれません。ドラムに久し振りの上田健史さんがいたので驚きですが(笑)、
ここで共演するのは初めてなので、きっと面白いライブになる事でしょう。自分も
お酒を嗜みつつ(笑)、素直な感性のままで参加していきたいと思います!
★10月2日(日)横浜 Hey-Joe
Open…18:00~、Start…19:00~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(Sax)副田整歩、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
そして、10月の話しになりますが、サックスに副田君を加えて、自分名義の
ライブをやらせて頂きます。副田君はゲスト…と言うより、この4人で一斉に
ステージを行っていく…という感じにしていきたいと思っているので、どうぞ御期待
下さい!…とは言え、やはりトリオ+1というスタイルは大事にしていきたいので、
自分のオリジナル曲を副田君にも吹いて貰うなど、副田君のオリジナル曲も
自分達でやってみたい等、とにかくアイデアは豊富です。ひとまず言える事は、
普段とは少しだけ違う、トリオ+1のライブ…という事です。先日の飲みの写真に
新たな1枚を加えつつ(下参照…笑)お待ちしていますので、どうぞお越し下さい!
…以上です…。まだ未定のライブが幾つかあるので、後日加えさせて頂くかもしれませんが、ペースを守って着実に進めていきたいという感じです。気温変化の激しい時期ではありますが、体調にも気を付けないとですね。では、どうぞよろしくお願いします!
このお店は、いつも自分達がよく出演している六本木 Morph-Tokyo とは性格の異なるようなお店で、ライブハウスよりはクラブと言った方が似合いそうな(実際そうなのだと思いますが)雰囲気の所でもあります。ステージ上が狭いのが難点ですが(それ故、今回はギター無しの4人編成での出演とさせて頂きました…)、お店の全体のバランスから見るとバランスが良いかなとも思いますし、何より食事が楽しめるという点では、大いに歓迎したいシステムでもあります。今回の自分達の出番は21:15~(15分くらい押しましたが)…。それまでにお酒や食事を楽しむ時間があり、そのままライブに臨む…というのは、お客さんにとっても嬉しい事なのではないでしょうか。
この日は1曲目から“Day Dream”と、早速飛ばしていきます。前回のライブ〔再び5人編成で六本木 Morph-Tokyo へ… 参照〕の新曲だった曲で、夏らしい感じでアレンジしてほしいとの事だったので、今後の演奏の期間(季節?)が限定されるのかもしれません。そして、2曲目は雰囲気を変えて、ベースのイントロが印象的な“私があなたにできる事”、そのまま曲は続けるも、3曲目は打って変わって落ち着いた感じで“Star”を演奏しました。“Star”では珍しく、彬子さんは座って歌っていましたね。お店の雰囲気とも相まって、良い時間になっていたと思います。
そして、4曲目には久し振りの曲を持ってきました。恐らく、ステージ上での名前を『彬子』にしてから、バンドでは初めてのお披露目になるのではないでしょうか。それは“ライン”という曲で、〔竹内大輔の写真日記(~2009)、川上彬子ラストライブ『Akiversary』〕以前に取り上げていた曲なので、既に2年半くらいは演奏していないような気がします…。しかし、このタイトルにある“Akiversary”というCDが、実はバンドのメンバーで出している一番新しいCDでもあるという事実と、現在取り上げる曲は、殆どがそのCDに入っていない曲ばかりを演奏するので(新曲が増えてしまいましたので…)、たまにはCDにある曲をやった方が良いだろうという思いが生まれてきたのです。
しかし、やるからには、アレンジは大々的に変えたいものでした。元から少々ダークな雰囲気を持っていた“ライン”ですが、今回はそれを更にダークな感じに仕立てた…と言いましょうか。退廃的な感じと、激動の場面転換が特徴的な曲に仕上がりました。久し振りに、楽器陣の激しいソロにも目を向けさせたアレンジとし、その場面は正に、混沌と呼ぶに相応しい時間でしょう。是非、オリジナルの曲と聴き比べて頂けたらと思います。
さて、既に新曲披露みたいな感じですが(笑)、ちゃんと今月も新曲はあります。今回は彬子さん自身が、母親へ曲をプレゼントをするような感じで作曲したらしく、シンプルなバラードではありますが、母親好み?の曲を目指したのだとか…。タイトルは“未来に”で、成程、この先の自分達や色々な人達との展望が描かれているような曲でもありました。
そして、最後にお馴染みの“Your Love So Special”。この曲は、初めて Under Deer に出演した時に、初披露させた曲でもあるんですよね。今回は当初と同じく、またギター無しでの演奏になってしまいましたが、こちらもシンプルで分かりやすく、印象に残るような曲ですよね。皆で手拍子をし、正にお客さんとの一体感が楽しめた時間でした。
それにしても、この日は本当に皆で大盛り上がりでした。やはり、彬子さんが先陣を切って皆を引っ張っていけたという部分が大きかったのかもしれません。演奏している自分達も盛り上がりますし、それを見ているお客さんも楽しくなる事必須です!…お陰で、この日も沢山、沢山、お酒を飲んでしまいました(笑)。その合間には、バンドとのコラボ・フードという事で、“桃とアボカドのジェノベーゼ・カッペリーニ(冷製パスタですね)”を堪能し、演奏的にもお腹的にも満足な1日でした。
そして、この日のライブに彬子さんからの発表があったので、ここにも記しておきましょう。12月1日(木)、吉祥寺 Star Pine`s Cafe にて、バンド初となるワンマンライブを行います!ついに…という感じかもしれませんが、ここまで沢山ライブをやってきて、曲数も一杯ある事を考えれば、今までワンマンをやって来なかったのが不思議と言えるくらいでしょう。詳細はまだ決まっておらず…と言うか、今から決めていく感じなので(笑)、まだ内容を言える事は殆ど無いのですが、たっぷりと、是非とも楽しみにしていて下さい。…と、その前に、次回のバンド・ライブは来月9月20日(火)に六本木 Morph-Tokyo で行いますので、こちらもよろしくお願いします♪
☆彬子さんのブログ…http://ameblo.jp/akiranochikara/
☆渋谷 Under Deer のHP…http://under-dl.iflyer.jp/venue/
今回取り上げた理由として、やはり夏らしい路線…というのもあるのですが、この路線を含む房総各線(外房線、内房線、総武本線、成田線、東金線等)で、昔から活躍している113系という車両が今月で引退をするという事で、それを見に行かねばいけないという思いに駆られたという部分もあります(笑)。自分が小さい頃は、それこそ房総各線の普通列車は殆どが113系で運転されていたものですが(かつての国鉄の、代表的な近郊型車両の形式でした)、それが全て無くなる…というのは、やはり時代の流れなのだと思わざるを得ません。それまで東京では、JR東海道本線やJR横須賀線等で数多く見られた形式で、これらの路線では既に全車が引退しており、最後の砦が房総各線だったのですが…、ついにこの時が来たか…という感じです。
この引退により、JR東日本管内の113系は全てが引退する事になり、残りはJR西日本やJR四国に目を向けなければならなくなりますが、特に房総各線の113系は、青色とクリーム色の、いわゆる“スカ色(しょく)”と親しまれていた(横須賀線色…という事です…)塗装の車両で、中央本線に残る115系という車両を残しては(塗り分けが若干異なりますが)最後の車両ともなるのです。
…ところで、この車両は現在どれだけ残っていて、どのような運用をされているのでしょう。正に今が流動的な時期でもあるので予想は難しかったのですが、何と残り1本しかない事が判明してしまいました。4両編成の2本を繋げて8両編成で終日走っていて、基本的には房総各線のどの路線にも運用される可能性があるとの事です。…となると、今回外房線に乗ったところで、他の路線に運用されていたら巡り合えない事態になってしまうわけですが…今を逃すともう出くわせません…。今回、夏をイメージした“鉄道さんぽ”のなのに、雨という天気でも実行したのですが、こういった背景があったからに他ならなかったのです。
●日時…2011年8月22日 ●路線距離…93,3km ●駅数…27
…朝、外房線の千葉駅に着いたのは7:30頃でした。結構な早起きをさせられましたが(笑)、目的の列車がどの路線にいるか分からないので、早めに動くに越した事は無いという判断です。既に天気は雨で気が滅入りましたが、早速始める事にしましょう。
とりあえず最初に乗る車両を確認すると、113系…ではなく、これぞ113系を追いやったと言っても過言ではない車両、209系(右上写真参照)が鎮座していました。お気付きの方もいるかもしれませんが、元々はJR京浜東北線で走っていた車両です。長距離用にトイレを設けたり、先頭車をセミクロス・シートに改造したり、ラインカラーを変更したりと、一応は随所に変化は見られますが、雰囲気は以前のままです。それにしても、113系に比べて旅情感が感じられられなくなったのは否めなく、例えばこの車両で終点の安房鴨川駅まで乗ると、軽く2時間以上は掛かってしまうのですが、通勤型車両に揺られ続けるのは辛そうです…。ラッシュ時には重宝しているのでしょうが、何だか面白くない話しですよね。
…と、千葉駅の片隅にあった駅弁屋には、その名も“ありがとう113系記念弁当”というものが売られていました。朝10:00から発売開始で、無くなり次第その日は終了…というものだったので今回は食べられませんでしたが、113系に対する皆の興味の高さを感じさせられる状況なのかもしれません。さて、本物の113系はいないようなので、とりあえずは外房線の旅を続けるとしましょう。
千葉駅から2つ目の蘇我駅までは、内房線も同じ区間を走りますが、登録的には外房線の区間でもあります。しかし、内房線からの列車は、京葉線方面を除く全ての列車が千葉駅まで達するので、一般的にはどちらの路線でも構わないでしょうね…。そんな蘇我駅は、東京駅からの京葉線が合流し、そして内房線が分かれていくジャンクション駅でもあります。
外房線を走る特急“わかしお”号は、東京駅を出発し、殆どが京葉線経由でここまで来て、そして外房線へと入っていきます(また、内房線に入る“さざなみ”号という特急列車も設定されています)。運が良い?と、左上写真のように、千葉駅からの列車と同時並走が見られるかもしれません。それにしても、京葉線の車両は殆どが233系に変わってしまい、約1年前に“さんぽ”をした時〔鉄道さんぽ 3.(JR東日本、京葉線編) 参照〕と、車両の様子が大分変ってしまいました。あんなにバリエーションのあった車両陣はどこへやら…という感じです。こちらにも既に時代の波は訪れているようですね。
内房線を右に見て分かれ、外房線は南東の方角に、房総半島を横切る感じで抜けていきます。それ故に房総台地を通るので、蘇我駅から1つ目の鎌取駅付近で既に、アップダウンの多い区間を通っていくという感じになります。それでも付近は宅地が進み、ここから誉田駅、土気駅と、土地的には山間の駅が続くのですが、全て快速列車は停車し(一部は特急列車も停車)、乗降客数は予想以上に多い地域でもあります。
そんな山間の区間が一段落すると、東金線との接続駅、大網駅に到着します。ここで特筆すべきは、東金線の線路が分かれてから、ホームに到着するという事です。それぞれの路線でホームの雰囲気には差があり、通路で結ばれているものの、なかなか特徴的な形をとっている駅とも言えるでしょう。蘇我駅からここまでの区間は、東金線への列車を含めて、日中の普通列車は1時間に4本の運転となっているのですが、東金線への列車が分かれるので、この先は日中は1時間に3本運転となります。
それ以外として、特急列車は概ね1時間に1本という感じで、朝夕にはこれに、横須賀・総武快速線からのE217系(右上写真参照)も顔を出してきます。外房線の列車の両数は、4両編成から10両編成が一般的なのですが、こちらの快速は15両編成で走っている事も多く、列車によっての両数の差は大したものです(笑)。
そして最近、日中にJR京葉線からの直通列車が設定されるようになりました。これは、京葉線内は快速、外房線内は普通として走るもので、ラインカラーが明らかに違うので、一目で分かる列車となっていますが(右下写真参照)、逆を言えば、外房線のみを走る列車が減ったとも言えそうです。外房線への直通車両は、もう223系に統一されたような感じがありますが、確かに最新型だけあって都会的なデザインですし、路線のイメージアップに繋がりそうです。
大網駅を出ると、今度は平坦な路線となり、列車は快適にスピードを上げ、小さな駅を2つ過ぎると、高架の茂原駅に着きます。沿線の宅地化はこの辺りまでで、東京への通勤圏内も、この2つ先の上総一ノ宮駅くらいまででしょうか。例の京葉線直通列車も、東京駅から上総一ノ宮駅まで1本で行けるような設定になっているので、この辺りが乗客の流れの1つの境界線だと見ても良そうな気がします。
確かに、上総一ノ宮駅自体は大きくなく、周りに大きな市街地もなさそうな感じですが、直通列車は昔から多かったので、運行上の境界線ともとれるかもしれませんね。ちなみに運転本数ですが、茂原駅~上総一ノ宮駅間は日中1時間に2本になり、上総一ノ宮駅より先は、ついに1時間に1本程度の運転となってしまいます(特急は除きます)。
この駅より先は、路線も単線区間となり、いよいよローカル色が濃くなってきます。房総半島らしい雰囲気が漂ってくるのも、この駅からと言って良いかもしれません。…とは言え、やってくる列車というと209系ばかり…。この時点で、113系のこの日の運用が成田線に入っている事が分かってしまい、113系への諦めが出てくるのですが、ここまで来たらまずは外房線を終点まで乗り通すしかないでしょう…。折りしも上総一ノ宮駅は、外房線の中間地点付近に存在する駅でした。
ここからは単線区間になる…と言いましたが、まだ各所で複線区間になる所もあり、運転本数は少ないものの、途中で特急列車の通過待ちを行う普通列車も見られます。この辺りですと車内の乗客はチラホラ…という感じで、夏休みの時期にしては寂しい感じではありますが、この日の天気を考えると仕方ないのかもしれません。つまりはそろそろ海も近付いてくる頃なのですが、外房線は暫くは海とは1kmぐらいの距離をとって走るので、車窓から海を確認するのは結構困難だったりします。
いすみ鉄道に乗り換えられる大原駅を過ぎて、少し浪花という駅で降りてみましょう。この時には雨も止んでおり、たまには“さんぽ”しないとバチが当たりそうです…(笑)。浪花駅は普通列車しか止まらない無人駅ですが、Suica 対応の駅でもあります(外房線の駅は、全てが Suica 対応です)。雰囲気は、もう紛れも無く房総のローカル駅…といった感じで、今でこそ近代的になってしまった駅も多いですが、昔はこんな駅ばかりだったように自分は記憶しています。その意味では、Suica 意外、当時のままを留めている駅とも言えるでしょう。周囲の風景も喉かなもので、セミの鳴き声が凄まじい地域でもありました。夏真っ盛り…というよりは、残暑を感じた光景でもありました。
また浪花駅に戻り、一路南へと進みます。海水浴で有名な御宿駅を過ぎ、列車は勝浦駅に到着しました。1日1往復ですが、この駅まで京葉線の直通列車は設定されており、東京駅までの所要時間も2時間10分くらい(しかし、上総一ノ宮駅で20分くらい停車し、この駅で1つ前の列車に乗った方が早く着きます)なので、勝浦も意外に便利な場所なのかもしれませんね(ちなみに、都心から普通列車で約2時間の距離と言うと、群馬県の前橋辺りになります)。
乗った列車はこの勝浦駅止まりで、すぐさま終点の安房鴨川駅行きの普通列車に接続していたのですが、これが特急列車を使った普通列車でもありました。この先の区間はトンネルやカーブ続きで、特急列車もスピードをあまり出せず、駅を通過するとしても2,3駅の差だけなので、特急列車の一部は、勝浦駅~安房鴨川駅間を“普通列車”として走るものが存在しているのです。利用者からするとお得で、鉄道会社的にも、特急と普通列車をどちらも走らせるのは輸送過剰…という思いがあるのかもしれません。ここからは海も本当に近くなりますが、トンネルも多くなるので、やはりチラチラと望めるだけではあります。
安房小湊駅や、安房天津駅と、“安房”の付く駅が多いですが、そんな外房線の終点も例に漏れずに安房鴨川駅となります。線路は終わらず、この先は内房線になり、要は房総半島をぐるっと1周するような路線形態になっているという事です(ただし、列車は全て安房鴨川駅で分離されています)。この安房鴨川駅、外房線の内房線の終点駅といういには規模が小さいですが、鴨川シーワルドや仁右衛門島、そしてビーチ等、観光要素となるものは沢山あり、その拠点駅としての役割も強いように思います。自分も路線バスを使い(反則?…笑)、外房線と海が同時に望めるという数少ないポイントまで行ってきました。今回は天候が良くなかったので、“さんぽ”的には控え目になりましたが、何とか終点まで辿り着けて、そして海との撮影ポイントは押さえて、夏らしい雰囲気を保てたので良かったと思います。逆戻りは特急を使って、豪華に帰ってしまいましょうか(笑)。
…と、ここで少々腑に落ちなかった気持ちがあったのですが、そうでした…、まだ113系に出会えていないではありませんか…。外房線的には終了ですが、こちらの目的が果たせれていません。まだ14:30という時間で、房総各線の拠点の千葉駅に戻っても16:00くらいなので、もう少し粘ってみるか…と、足を千葉駅に向けさせたのです。
その後、Twitter (本当に役立ちました)で、成田線の運用からいったん車庫に入り、その後出庫しで夕方前に内房線の運用に入ったという情報が入り、これは千葉駅で待っていれば来るのではないかという思いが立ち込めます。113系は現在8両編成、そして、209系との大きな違いは、3扉か4扉かという事…。これは駅の発車案内にも表示されている事柄なので、それを見て簡単に予想がつくのです。そして…、、、
ついに出会えました!♪
…いや~、粘った甲斐があったものです(笑)。何だか懐かしさを覚えますね。内房線の列車として千葉駅に到着した後、折り返しの行先は何と、外房線の勝浦駅行き!…という事は、正真正銘、外房線の運用に入ったわけで、今回の“鉄道さんぽ”に堂々と組み入れて良い列車になったわけです。ただ、流石に今からまた勝浦駅まで行くわけにはいかないので(笑)、2つ目の蘇我駅まで、しっかりと乗らせて頂きました。209系から見ると、明らかに洗練されたとは言えない容姿、そしてクラシカルな車内でしたが、この安心感というのは、やはり昔から使われていた車両だったからなのでしょう。
恐らく、東京近郊で乗る事、そして出会う事はもうないと思われる113系…。最後と言うのにはまだ早過ぎますが、そんな瞬間に立ち会えて良かったです。この日の出発時の事を思えば、雨にも関わらず実行を決めたのが吉と出ましたね。これも良い夏の思い出の1つとして、自分の心に刻まれた事でしょう!
さて、この日のライブ会場はと言うと、栃木県の宇都宮市の Obbligato というお店で、いきなりの遠征(…とは言え日帰り圏内ですが)演奏に心躍ります(笑)。当日は藤田君の車(何故か新橋駅集合)に4人で乗って、いざ東北道で宇都宮市へと向かったものでした。
途中の佐野SAにて、ドラマーの伊藤隆郎さんと合流し、ここは恒例の佐野ラーメンを堪能します。しかし、トランペットの織田祐亮君は、この1日前にも福島からの帰りで食したそうで、なんと2連続の佐野ラーメンだったとか…。これはなかなか珍しい状況ですが、佐野ラーメンの中にも“こってり”や、“生姜入り”等、種類が幾つかある事が分かり、それぞれにバリエーションを付けて楽しんだものでした。
その後、宇都宮市内に入ってお店を探しますが、“屋台村”という所にあるお店だそうで、明らかにそんな場所らしいところを発見(左上写真参照)します。そして、その中でも明らかに異彩を放っている、例の Obbligato を発見しました。この屋台村は、屋台のお店を集めて最近誕生させたエリアのようで、見ての通り、本当に屋台が凝縮された一角になっています。しかし、その雰囲気はマイノリティな感じではなく、もっと開放的と言いますか、足を踏み入れやすく工夫されているような場所でもあるような気がしました。
Obbligato は正にそのエリア内に位置していたのですが、こちらは日本的な屋台…と言うよりはお洒落なバー、ラウンジ…という雰囲気で、ソファな等が沢山置かれた、また屋台とは違った寛ぎのスペースが提供されているような感じでした。決して大きくはないお店ですが、お客さんとの一体化を図るには面白そうな空間かもしれません。
この屋台村、やはり活用したい時はすべきで、自分達のリハーサル後、本番前までの腹ごしらえとして、隣の向かいの韓国居酒屋“チャングム”にて、お酒は勿論の事(全員ではないです)、サムギョプサル(全てお店の人が作ってくれて、そのまま口に運んでまでくれるという…笑)やチヂミ、サムゲタン等を沢山頂きましたし、控室として、黒嵐(くろあし)というラーメン屋を使わせて貰っていたりしました(笑)。
こういった時間は、周囲の雰囲気に馴染んできた自分達がいる事を確信させ、宇都宮の人達の温かさを肌で感じできたひと時でもありました。何だか楽しそうなライブになりそうではないですか♪…TRI4TH のライブというと、音楽的に、やはり深夜のクラブ・イベント等に出演する事も多いようで、こういった雰囲気のライブというと久々な感じだったそうですが、それも含めて、今が新鮮な状況である事は間違い無そうです。
本番は、10分押しの20:10から始まりました。この日は2ステージが予定されていて、ある意味ではペースを守って演奏していきたいところです。しかし、これはお客さんの予想以上の盛り上がりに、こちらも負けるわけには!…という気持ちが早くも生まれ、結果的に皆で汗だくのライブになってしまうのです…。
今回、自分は初めての TRI4TH のライブ参加になるので、オリジナル曲をセットリストの中心とするこのバンドにとって、全てが新曲と言っても良い状況でした。結果から言いますと、この日はアンコールを含めて、確か15、16曲くらいは演奏したと思うのですが、その殆どが自分はゼロからのスタートでした。しかも、そんなに簡単な曲ではないのです。
自分にとって幸いだったのは、既に TRI4TH のCDを自分が購入していて、何気に家で結構聴いていた事でした。クラブ・ジャズとか、そういう括りではなくて、ただ単純に聴いていて心地良かったからなのですが、今回はその中から半分くらいは取り上げていたので、譜面と照らし合わせた時の理解度がスムーズだったのです。勿論、聴くのと実際に弾くのでは大違いなのですが、一番大事な曲のノリ方を知っているというのは、大きなアドバンテージだったと思います。
しかし、やはり“ジャズ”というジャンルではあるので、アドリブ演奏を重視している事も見逃せない部分であり、曲の盛り上がり方というのは一長一短には説明出来ません。どうしてもそれはその場の演奏次第によるものが大きく、当たり前の事なのですが、ライブ時の一体感が大事になってくるのでしょうね…。ただし、それらも含めて新鮮味が沢山のライブであり、曲の広がりというのも、自分が把握していた以上の展開になる事もあったので、テンションも上がってくる一方でした。自分はあまり演奏中には汗をかかない方なのですが、この時は本当に、服が濡れていくのが自分でも分かる程、結構な汗をかいていたように思います(笑)。
特に後半はお客さんも立ち上がってきて、身体を大きく揺らし始め、これぞクラブ・イベントのような状況になってきました。自分達が音で応じると、すかさずお客さんも掛け声をし始めたりと、それぞれの攻防が続いていくような時間です。それはアンコールにも反映され、予定の中の1曲を終えた後、更に追加してあと2曲も演奏をし、もう全員、全ての力を使い切ってしまいました…。皆、汗はだくだく、身体はヘトヘトでしたが、心地良い爽快感と、楽しかった気持ちが中から溢れてきて、本当に良い時間を過ごせたなと改めて思う事が出来ました。ライブ後は、CD販売等も兼ねて(何故か自分もサインをするという…笑)お客さん方と話す機会がありましたが、それもまた地元の方達との触れ合いを言葉等で感じる事ができ、ライブとはまた違った、良い時間だったと思います。
その中でも、お店のマスターの上の写真の作品には驚かされました。コルク・アート…とでも言うのでしょうか…。よく見ると、自分達のライブ時の模様が表現されているのです。つまりは自分達の演奏中に、仕事の合間を縫って制作していたわけで、しかもライブ終了までに完成しているというのが驚きです。基本的にはワインのコルクと針金だけで作られているのですが、人の体格に合わせて(織田君とか…笑)コルクを選んだり、ドラムセットの配置を、ちゃんと実際のステージ上と同じにしたりと、細かい拘りが随所に見られるのです。そこに自分達のサインを書いて完成…という事で、これは今後お店に飾って頂ける事になるそうです。マスター曰く、本当はこれと同じ物をもう1つ作って、1つはミュージシャン方にプレゼントしたい…との事だったのですが、流石にそれは時間が足りないのだそうで、いやいや…、その気持ちだけでもう自分達は満足です!
メンバーのサインはお店の壁にも書きつつ、しっかりと軌跡を残していきます…。最後にはお店の方からの勧めで、実は御当地名物という乳茸(ちたけ)うどんという物を戴いたのですが、これが今日一番の味を醸し出していて、1日の締め括りに相応しい時間となりました!…なかなか乳茸というキノコはは採る事が難しようで、それ故、その料理というのも栃木県にほぼ限定されていて、結果的に、あまり有名にもなっていないそうです…。確かに、自分は初めて聞いた代物でした。
今回は宇都宮名物と言われる餃子は嗜む事は出来ませんでしたが、それ以上の収穫を得る事が出来たと思います。勿論、演奏もです(笑)…。初めてのライブ参加という状況にも関わらず、そのリラックスした雰囲気から、いつもの自分のようにステージに上がる事が出来たのには本当に感謝ですし、それが実は TRI4TH の魅力の1つなのかもしれませんね。
そんなこんなで、お店を出たのは24:00過ぎ…。帰りは車で送って貰って、結局深夜の2:30頃に帰宅…という感じになってしまいましたが、楽しい時間をありがとうございました!…またどうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆宇都宮 Obbligato の(宇都宮東口屋台村の)HP
…http://www.higashiguchi-yataimura.com/shop/obbligato/

5月16日(木)