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 奇数月恒例の『奢らせて頂きます!』ですが、今回は TRI4TH のドラマーである伊藤隆郎さん(以下、タカオさん)に登場して頂きました。タカオさんとはここ1年、TRI4TH として何度も共演を果たし、地方にも一緒にツアーに行ったりしているので、個人的に、最も顔を合わせているミュージシャンの1人に数えられると思いますが、1対1という状況になると、これまでには全く機会が無く、意外にも今回は目新しい状況ではありました。…また、記憶に新しい出来事として、先月の4月に結婚式を行った〔TRI4TH、また1つの変化参照〕背景や、今正に TRI4TH は次期作品に向けてプリプロ中…という状況もあり、このタイミングでの登場は本当に願ったり叶ったり(笑)だったのです。場所は現在のタカオさんの自宅付近である、たまプラーザにて、地元飲み…という雰囲気で行われました。最初から最後まで TRI4TH の話題一色であったと言える今回の『奢らせて頂きます!』。どうぞ御覧下さいませ。

  たまプラーザ駅からは徒歩約5分  丁寧な対応が嬉しかったお店でした♪


 ●日時…2013年5月23日 ●場所…たまプラーザ ●お店…しの家
 
 
竹内(以下、緑で表示)「まあ、適当に…。あとは、自分がアレしますんで…。」

伊藤(以下、藤紫で表示)「はい、アレして下さい。載せられない所はバッサリと。」

「特に、自分が何か話題を考えてきているわけでもないんで(笑)。」

「あー、その、流れで…。」

「流れで…(笑)。まあ、でもタイムリーかな~と思って(笑)。」

「はいはい…そりゃあ、そうですよ(笑)。」

「身辺の(笑)。」

「身辺の…環境の変化っていうかね。」

「未だにMCで引っ張られている話題ですしね(笑)。」

「ああ、あれ織田(織田祐亮君)に使っていいよって言ってある。もう1回。」

「もう1回?」

「あのー、あれ、イイ感じに出来てたから、MCが。」

「あははは(笑)!」

「イイ感じに回せてたから、この流れをまだ披露して
 ないから、これで1回掴めよ、お前!…みたいな(笑)。」

「成程ー。」

「これで1回MCのモデルを作って、そしたら回るようになるから、
 そういう感じでやった方が良いんじゃん?…みたいな。」

「流石ですね。」

「いやいや(笑)。」

「あのMC、なかなか好評みたいですよ。」

「はははは(笑)、でも、もう使えない。も~使えない(笑)。」

「なんか、オチを期待しているところがありますからね。綺麗な感じで。」

「そう、だからあれで更に、じゅんじゅん(藤田淳之介君)
 上手く絡んで、何かこう…、面白く出来るとね…。
 じゅんじゅんもね、最近はクール系の喋りになってるから…。」

「絡まないよう、絡まないよう…みたいな(笑)。」

「そうそう、火傷しないようにしてる感がね…、いやいやいや(笑)。」

「…タカオさんが TRI4TH のリーダーだって、
 分かってる人っているんですかね、お客さんで。」

「いやーー、俺は完全に裏のやり取りばっかしてるから、ライブハウスの
 人とのやり取りとか…。何て言うか、イベントのオーガナイズとして
 やってるから、そのスタンスでやってるのが一番良い気がするけどね。」

「まあ、敢えてリーダーだ!…って言わなくてもね。」

「そうだね。どうせ織田とか、そういうの出来ないし。グチャグチャに
 なっちゃうし(笑)。今がストレス無く、上手く回るんじゃないかな。」

「そういう感じにしてきたのって、いつ頃からなんですかね。」

「たぶん…、昨年の札幌TRI4TH 札幌ツアー(2012.10.18~10.20)参照〕
 に行く前とか…じゃなかったっけ。…いや、待てよ…。」

「なんか、昨年の Motion ライブで、織田君がMCの原稿を書いてきたじゃ
 ないですかTRI4TH ワンマンライブ@Motion Blue Yokohama!参照〕
 あの辺から、そういう方向になってきたような感じが…。」

「そうだねー。…確か、じゅんじゅんに何か、竹うっちゃん(タカオさんは、
 竹内の事をこう呼びます)が『リーダーって、タカオさんが良いんじゃない
 ですか?』…みたいな事を言ってた…って話しになってー。」

「あ、言ったわ(笑)。」

「…で、俺は知らなかったけど。全然そういう気持ちも無かったし。」

「いや!…あれはじゅんじゅんが、タカオさんを
 もっと働かせよう…みたいな事を言うから…(笑)。」

「あいつ、うるせーよ、うるせーんだよ(笑)!!…あははは(笑)。」

  

「…で、織田君がこう、他の仕事とかで忙しくなると、
 前に進めなくなる…みたいなのを考慮した結果…。」

「はいはい(笑)。」

「…普通に考えたら、タカオさんをリーダーにしたら
 手っ取り早いんじゃないかなー…って、思いますよね(笑)。」

「はは…、その流れね。」

「そうそう、ふとした思い付き。前から思ってたわけじゃなくて…。」

「まあでも、今くらいのスタンスの方が合ってると思うけどね。」

「前よりは…そうですよね。前よりイキイキしてる感じはあるし(笑)。」


-----TRI4TH の今まで-----


伊藤「竹うっちゃん TRI4TH に入って、どれぐらい経つんだっけ?」

竹内「俺は、去年の3月とかで、、、」

「3月か…、ああ、大宮TRI4TH の竹内大輔です参照〕か。
 俺らも2回しかやってない所だ。」

「そう。なんか、樽の上にスピーカー載ってた所(笑)。」

「アイリッシュ・バーみたいな所だよね。」

「まだスーツでやってましたもんね。」

「あー…。じゃあ、今とスタイルさえ違ってたわけだ。」

「そうですね。昨年の3月…。まあ、1年ちょっと前か、、、。」

「そうだね。…どうすか?」

「どうすか…って、そうですねー。去年の Duo でのライブ
 〔“TRI4TH AHEAD" Release Tour 2012 Final♪参照〕が、
 1つの区切りだったような気はしたので…。」

「うんうん。」

「なんか、TRI4TH に加入して…、でも、入る前からライブは手伝ったり
 していたから、あまり“入った!”って実感は無かったんですよね…。」

「まあね。レコーディングも一緒にやってたりしたからね。」

「そうそう。それでCDが出て、ツアーとかも一緒に回ったりして…、」

「ツアーはでかいよね。」

「そう。だから、振り返る暇なんて無かったってのが正直なところですね。」

「あー、そこまでずっと、そのサイクルでいってたから…。」

「…で、Duo が終わって、12月や1月にライブを何本かやって、
 確か2月は1度もライブをやらなかったじゃないですか。」

「はいはい。」

「あの辺りで、やっと振り返れたと言うか。」

「振り返りつつ、このままじゃヤベーぞと(笑)。」

「あはははは(笑)。ちゃんとしないと、今年はヤバいぞと。」

「そうだね。このタイミングで自らイベント打たないと、
 またウダウダ続いちゃう感じがあったからね…。」

「そうですね。その後にレコーディングも決まったし、
 とりあえずは良い流れになってきてるんじゃないですか?」

「そうだね。まあ、焦ってもしょうがないけどね。」

「うーむ、そうですよね。焦ってる感が全面に出てても厳しいし…。」

「うん、無理すると続かないからね。例えば、身の上削って、誰か
 ビックなアーティストと共演!…とかやっても、それ1発だけで
 終わっちゃったりするからね。それじゃあ意味が無いし。まあ、
 ここ2,3年で焦ってきているっていうのは分かるけど…。」

「結婚も大きいでしょうね。」

「そうだね。子供も生まれてくる奴もいるし(笑)、それでモチベーションが
 下がらず、刺激を受けつつ…のままで続けられるのかって部分はあるよね。」

「まあ、皆、2,3年前とはだいぶ状況が違うでしょうから…(笑)。」

「まあ、それは遅かれ早かれ、どのバンドでも訪れる事だからね。
 例えば、メジャーでデビューして、ドーンと売れた矢先に、メンバーの
 結婚がどうたらこうたら…っていう話しとかは、結局タイミングが
 遅くなっているだけだから。そういう意味では、うちらは今が
 一番難しい状況なんだと思うけどね。最初があったからね。」

「それが自然で良いですよね。」


-----バンドとしての在り方-----


竹内「しかし、ここのは美味しいですね。」

伊藤「そう、美味しいんだよね。俺も、同じやつを2、3度頼んだりするから。」

  

「単純に美味しいのは大事ですよね。ライブも同じだったりして…。」

「そうだよね。うちらもやっと、自分達発信のライブを始められたからね。
 
やっぱりバンドって、如何に自分発信の事を続けられかだと思うから…。
 
そして、それを続ける事によって、結果的に何かに繋がる事になると思う。」

「まあ、そうですよね。」

「実際、TRI4TH の最初なんて、まず友達がいなかったからね。
 イベントをやろうにも、出来ない(笑)。」

「知り合いがいない…(笑)。」

「そうそう、ミュージシャンの友達がいない(笑)。
 同じシーンなのに友達がいねぇ…みたいな。
 
それじゃあライブをやろうにも、仲間も来てくんないしね。」

「確かに(笑)。」

「そういう意味では、ここ2回程イベントを組んで、良い流れに
 なってるのかな…って。
これを5回以上、コンスタントにやってきたら、
 全然状況は変わってくると思うけどね。
既に3回目とかで、ああ、
 やったかな…っていう実感が湧いてきた感じがあったからさ。
 
だからこれを、更に格好良いという仲間で、5回、10回、とか
 続けていけたら、
それこそフェスとか絶対出来ると思うけどね。単純に。」

「まあ、続けるのは実際難しい…ってところがありますもんね。」

「そうだね。やはりどこかしら背伸びしちゃって、どこかに呼ばれよう
 …みたいに考えちゃうみたいな。
そこを何とか我慢して我慢して…、
 うちらのやれる事を続けていったら、後は付いてくると思うんだよね。」

「いやー、分かりますね。俺とか、リスクとかを考えちゃうタイプだから…。
 織田君にしても、じゅんじゅんにしても、そんな考えじゃないかなと。
 だからこそ、タカオさんのような打開するような人も大事だと思いますね。
 まあ、織田君とか…、意見を通せばイケると思うけど…(笑)。」

「そうだねぇ…(笑)。だから Duo でのライブは良かったよね。
 あそこからしか見えない景色ってあったと思うから。」

「…そう言えば、個々のメンバーがリスペクトされるような感じに
 ならなければいけない…、みたいなのが、TRI4TH って事務所的に
 言われている感じがするんですけど、どう思います(笑)?」

「ああ、アーティスティックみたいに…とかね。よぅ言うねぇ(笑)。
 ある意味それって、ミュージシャンとしての部分じゃない所を
 言ってる感じがあるからねぇ。アーティストとして…という感覚。」

「そうですね。」

「だから、それこそ普段の生活から…って感じなんじゃないの。言わんとしてる
 事は分かるけど…。1人の人間として出てる雰囲気が既に格好良いみたいな。
 じゅんじゅんが、街を歩いているだけでヤバい!みたいな(笑)。」

「あはははは(笑)。」

「じゅんじゅん、街歩いているだけではヤバくないから(笑)、普通だから!」

「フツーですよね(笑)。」

「そこなんじゃないの?みたいな。…まあ確かに、じゅんじゅんは
 そうならなきゃいけないようなポジションとか、、」

「まあ、ポジション的にはね~。」

「あと、キャラクターとか?…まあ今、そうじゃなくても付いてきて
 くれるお客さんとかいるから、逆に今言ったような違う風になれば、
 本当にスターになれるんじゃねぇかな…みたいな要素はある。」

「ああー。はいはい。持って生まれたものがありますからね。」

「だから、毎日あのライブの衣装来て過ごしてればいいんだよね。」

「あはははは(笑)!!」

「あはは(笑)。毎日どこ行くにしてもあれを着て…。
 そこから入ればいいじゃん…みたいな。気を抜いて
 アディダスとか履いちゃ駄目だよ…みたいな(笑)。」

「俺は、違う…みたいなね(笑)。合いますなあ…。」

「そう、だから織田は、毎日着物!」

「そこに行きつきますね(笑)。」


-----竹内トリオと TRI4TH の違い-----


竹内「バンドって、それぞれのメンバーが対等な位置関係になりません?」

伊藤「対等?…音楽的なって事?」

「…んーと、自分のトリオだったら、3人で頑張ってやってくぞ!みたいな。」

「あー、それぞれの熱量的に?」

「そうそう。そのやり方が自分は、あまり好きじゃないんですよ。」

「んー。どういう事?」

「自分がリーダーだったら、全部俺がやりたい!…って感じなんです。」

「あー、はいはい。」

「…っていうスタンスの方が、楽なんですよね。」

「ソロ・プロジェクト的なね。うん、全然そっちの方が楽だよね。」

「そう、全責任を取るのも自分だし、逆に良い事も、
 全部自分がいったん引き受けるし…。」

「良い事も悪い事も、全部1人でまず完結させるみたいなね。」

「なんかその…、それまで色々なやり方で続けてきて、結局その
 スタンスでやっていくのが、自分に一番合ってると思ったんですね。」

「はいはい。」

「だから、そこから考えると、TRI4TH は非常に異色なんですよ。」

「おー…、どういう感じ?」

「自分からしたら、急に、5人で頑張るぞ!みたいな感じになったし、
 何かをやるにしても、まず5人で集まって考えるし…みたいな。
 だから、TRI4TH に入りたての去年とか、本当に新鮮だった。
 …まあ、そういうのも良いのかな…って思ったんですけど(笑)。」

「まあ、楽は楽なんだよね。自分の責任じゃないじゃん。」

「まあ…(笑)。」

「全部自分でやらなくて良いし…。あいつが
 やるでしょ?…みたいな。分業みたいな(笑)。」

「まあその…、TRI4TH に入るまで、その意味でのバンドらしい
 バンドを暫くやってこなかったので…。懐かしい感じでしたね。」

「割りとでも、大人な方だと思うけどね(笑)。」

「えー、どうなんだろう…。」

「いや、分からん(笑)。俺もずーっとバンドっていうのを
 やってきてるけど、だいぶ大人な考えがあると思うけどね。」

「良くも悪くもね。」

「ホントそうだね。バンドらしくもあるけど、バンドらしくもない…。
 まあ、それが TRI4TH らしい部分なのかなとも思うけどね。」

「うーん。」

「だから、続けられるギリギリのスタンスを持っていけるというか…。」

「そう、だから2,3年前の自分だったら、毎週のようにリハが
 あって、プリプロがあって、それでなくても集まってとか…。
 そんなバンドをやるなんて、考えられなかったですもん。」

「まあ、後はその中で個々を尊重出来るのかって事なのかね。」

「でもまあ、入ってみて、CDも作って、ツアーも行って、
 ファイナルも出来て、動員も出来て…っていう一連の流れは
 作れたから、やはり大事な事なんだなとは思いましたけどね。」

「そうだねー。結局それを続けていって、最終的にそれぞれ
 フィードバックが出来れば、それが良いとは思うけどね。」

「CDにしても、ああ、こんな作り方があるんだ…って感じでした。」

「ああー、確かにね。」

「俺だったら、自分で全部アレンジしちゃって、
 こうやって!みたいな感じでほぼ進めちゃうので。」

「そうだよね。10曲ぐらい作って、これをCDに
 入れます、やって下さい…、って感じだもんね。俺らの
 場合は、2,3曲作って持ってきたと思ったら、、、」

「…それ、駄目!…みたいな(笑)。」

「あ、これは無いの!?…みたいな。何で俺の作った曲は駄目なんだ?ってね。」

「そうそう(笑)。まあ、そうやって成長してるんだなって感じですけど。」

「まあ、だから今は 3rd.を作ってきて、後に4枚目、5枚目ってなった
 時には、わりと『これだ!』みたいになってくんじゃないかなぁとは
 思うけどね。何かその、バンドのするべき意図を汲み取るっていうか。」

「…いやー、わりと関谷君はヤってくれると思いますけどね(笑)。」

「彼はヤってくれるねー(笑)。時にギャンブラ過ぎる(笑)!」

「…ギャンブラーなのかなぁ…(笑)。結果的にじゃないすか?」

「結果的に、、、そういう生き方をしている(笑)。」

「あははは(笑)。」

「まあでも、最後の最後で面白い事をやってくれるのは
 あいつだ!…っていうのはあるよね(笑)。」

「その意味では楽しみですよね。」

「そうそう。結局前作の“TRY AHEAD”も関谷作だもんね。俺も
 確かに曲は作らないけど、曲の感覚とかぶっ飛んでると思うし。」

「曲を作らない…って、何で作らないんですか?…前から思ってたけど。」

「いやー、だって作るっていってもさ、俺もずっとバンドで、、」

「作れるでしょ!?」

「あのー、歌モノのね…。TRI4TH をやる前とかロックバンド
 ばっかやってたし。こっちに出てきた時も、そういう感じの
 バンドばっかやってたからさ。まあ俺も…、ピアノは多少
 弾けるし、そいういう弾き語り的なバンドサウンドみたいな
 作り方は出来たけど、流石にジャズみたいな、コードがこう…
 複雑になっていくような曲は、自分1人じゃ難しいなーと。」

「えーー、大丈夫じゃない?」

「まあ、やろう…と思えばねー。あるかもしれないけど。」

「たぶん、じゅんじゅんぐらいの曲だったら作れると思いますよ。
 結構、後からコードをうちらで変えていくパターンが多いし(笑)。
 …
最初は楽譜が書けないのかなー…って思ってたんですよ。でも、前に
 採譜したやつを持ってきた事があったから、書けるんじゃん!…って(笑)。」

「でも、もうちょっと知識を入れてから…って感じかな。俺も、
 全部がイメージ出来ないと、音に書き出せないタイプだから…。
 でも、ちょうど里奈(加納里奈さん…タカオさんの奥さん)も、
 ジャズ・ヴァイブの練習とかし始めたから、それを教えて貰ったら
 面白い事になるのかなあとは思うけどね。もう少し時間が…。」

「まあ、出来ますよ。関谷君みたいな曲を書けって言ってるわけじゃないし(笑)。」

「あいつのは…難しい(笑)!」

「きっと、“超”考えてるんでしょうね。」


-----メンバーへ-----


竹内「TRI4TH を全く知らない人に、TRI4TH のPVを見せるじゃないですか。」

伊藤「うんうん。」

「大概、この坊主でデカい人は何者なの?…みたいな感じになりますね(笑)。」

「まあ…、そうだろうね(笑)。トランペット吹く着物…みたいなね。」

「おっさん…って言われる意見も聞きます(笑)。」

「あの坊主をこう…、生かし切らないと…ねえ。」

「むしろ、生かさないと勿体無さ過ぎるというか…。」

「そう、だから何つーの…、MCの口調でもそうだし、『お手を拝借』…
 みたいなのとか、だからこう、地味ーー!な感じじゃなくて、1回もう
 …ちゃんとしようよ…、みたいな(笑)。」

「何のこっちゃ(笑)!」

「もう、あいつがいるんだ!みたいな。そういう空気感にしないとね。」

「まあ、本人が受け入れるかどうか…。」

「それはもう…、受け入れるしかないから!…もうしょうがない。」

「あれで、実は本心じゃないんですよね…って言われた日にはどうすれば良いか…。」

「何を言ってんだお前は、バカじゃないか!って感じだよね(笑)。
 お前の生きる道はこれしか無いんだよ(笑)!」

「あははは(笑)!」

「あいつも、この間サポートでスーツとか着て演奏してたけど、
 うざったくてしょうがないよね(笑)。もー、全然ダメ!」

「プロ的な感じでしたかね。」

「その、他の人とか、お洒落なスーツでビシっとしてるって感じだけど、
 あいつのはもう、サラリーマンみたいな感じで、何なのお前!って(笑)。
 どうせキマらないんだったら、もうお前買ってやるからよ!って。」

「はははは(笑)!」

「お前の衣装、一番ダメだなって。何か中途半端な…、
 青山で1万円で買ってきましたよ…みたいな(笑)。」

「紳士服の○○みたいな…。」

「そうそう。どうせやるんだったら、ああやって外の現場に出るんだったら、周りが
 そうでも、自分はこうです!…っていうのを強制的にでも押し出していってもさ…、
 いいと思うんだよね。どうせ溶け込もうとしても、溶け込めないんだからさ。」

「そうですね。他の人でサポートしている映像とか見ても、結局目に止まるし。」

「そうそう、どこに行ったって、こうです!…って感じに写っているのを
 自分自身で理解していないと、結局損する事になっちゃうから。
 それを自覚してやっていくのか、良い気がするんだけどね。」

「まあ、セルフ・プロデュース感覚…って感じですかね。」

「そうだね、彼はそこが苦手な所だから。…で、それを指摘してくれる奴も
 いないし…。だから、周りが言ってやらないとなんだよね。じゅんじゅんも
 一緒だと思うけど、周りから思うイメージを、カラーに植え付けると言うか。」

「うんうん。」

 まあ、とも君(タカオさんは、関谷君の事をこう呼びます)は放っておいて
 良いから…、あれは(笑)…ほっといた方が良いから…みたいな(笑)。
 もう、何て言うの…、あれは出来上がっているから。」

「まあ…(笑)。こうして!…って言って、なるようなタイプではないですよね。」

「そうそう、どうしたら良い…って感じでもないし。」

「え、じゃあ、俺はどんな感じなんですかね。

「竹うっちゃんはもう、演奏のスタイルとして、TRI4TH で1年ぐらい
 やって、ああいう感じのスタイルがもう確立されているから…。」

「ほうほう、でも不思議なもので、俺、他のバンドの
 ライブではあんな感じじゃないんですよね。」

「うんうん、それは分かる。」

「そう…、何なんすかね。意識してるわけでもないし。」

「そうだね、竹うっちゃんは、TRI4TH としてのポジションになっていると言うか、
 たぶん、とも君とか俺が、こういうスタイルでやっている…っていうのを受けて、
 ステージ上であんな感じにしてるのかなって。竹うっちゃんのトリオのCDを
 聴いてみて思ったけど、トシさん(佐々木俊之さん)がこうやってるから、
 竹うっちゃんはこうしてる…みたいな感じがあったから、そういうスタンスを
 TRI4TH に当て嵌めて、今のスタイルがあるって感じなのかもしれないね。」

「成程。」

「TRI4TH は…皆で、イケーー!!…みたいな感じだからね(笑)。まあ、
 それが僕ららしさと言うかね…。皆でグイグイ来る…みたいな。おばちゃん
 同士の会話と言うか(笑)。それが合ってるのかなとも思うけどね。」

「確かに、改めて振り返ってみると面白いなあ。」

「同じ人がやってるんだもんね。面白いよね。」


ーーーーー締めに向かってーーーーー


竹内「TRI4TH 一色の話しでしたね。」

伊藤「え、いやいや、別に違う話しでも良いんだけど。」

「まあ、それが逆に新鮮な感じでもありました。」

「TRI4TH には頑張っていって貰わないとね。…え、じゅんじゅん
 の時は、TRI4TH に関してどんな事を言ってたの?」


「うーんと…、あ、その時はまだ俺がメンバーじゃなかったから、そういった
 話しはしてないんですよ。普通に、好みのタイプ、奥菜恵とか(笑)。」

「奥菜恵…って、いいな(笑)。俺、全然そんな話ししてねーや。」

「まあ、それもまた個性ですな。タカオさんの“TRI4TH 愛”が窺えましたわ(笑)。」

「いやいや…、まあ、後は適当に書いといて下さい(笑)。」

  


 ☆本日の注文品

・生ビール(550円×6点)…3300円
・白ワイン…400円
・長芋とオクラの梅サラダ…680円
・なつかしのハムカツ…480円
・蓮根の豚肉はさみ揚げ…580円
・馬刺し盛り合わせ…1260円
・鳥ポン酢…450円
・なめろう…580円
・お通し(300円×2点)…600円

 計8330円!…奢らせて頂きました!!

 ☆伊藤隆郎さんのブログ…http://yaplog.jp/takaodrum/

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 今日は、オランダの代表的なシンガー・ソングライターであり、そしてモデルでもあるというジョヴァンカ(Giovanca)さんのレコーディングに参加してきました。本人こそ不在なものの(スカイプでやり取りっぽい事はしましたが…笑)、お馴染みのドラマー、佐々木俊之さんと、だいぶ久し振りに御一緒するベースの須長和広君と共にトリオ編成でバックの演奏を務め、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

  楽しい♪  確かな演奏を目指します!

 今回、個人的に目新しかったのは、ローズ・ピアノでレコーディングさせて頂いた事でした。その音色だけを考えればシンセサイザー等で演奏した事はありましたが、本物のローズでお披露目というのは今回が初めてで、本当に良い機会に恵まれたと思いました。つまりは、正に初めて演奏した…という状況だったのですが(笑)、意外に手に馴染む感じで何だか楽しかったです。勿論、曲によっては生ピアノでレコーディングした曲もありますので、それぞれでお楽しみ頂ければと思います(インスト曲も何曲かありました)。

  真面目にチェック中!  前半戦、ひとまずお疲れ様でした!

 レコーディング日程はもう1日設けられていて、まだ全部が完成されたわけではありませんでしたが、ひとまずこの日のノルマは達成する事が出来ました。そのままスタジオ近くの飲み屋に皆で向かったという事実は置いといて(笑)、視野の広い音楽の世界観と、今後続けられるであろうプロジェクトに参加出来た事は、本当に嬉しく思います。自分達で作られた音がどのような作品になるかも楽しみですし、ライブでも共演出来たら楽しいですよね。どうぞ今後に御注目下さいませ!…ひとまず、今日1日お疲れ様でした♪

 ☆ジョヴァンカさんのHP…http://www.giovanca.nl/

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 10日以上の御無沙汰となってしまいましたが、また今日からブログを更新していこうと思います。どうぞよろしくお願いします!
 
 話題は5月17日(金)の事と、少し前の事になってしまいますが、この日は TRI4TH の自主企画イベントである、Tokyo JAZZ Tribe の第3弾をお送りしてきました。場所は前回〔TRI4TH Presents Tokyo JAZZ Tribe Vol.2 参照〕同様、渋谷の Under Deer にてで、今回も自分達以外に2つのバンドをお呼びし、大々的に開催しました。毎回毎回、自分達がとにかく格好良いと思えるジャズバンドを呼ぶ!…というのをコンセプトにやっていっているわけですが、今回も本当に格好良いバンド達が揃ったのではないでしょうか…。それぞれのリハーサルから何だか楽しくなってきてしまい、本番も同様、常に楽しい時間が渦巻いていた1日でもありました。

  看板も雰囲気があります  出演者勢揃い!

 先に出演者勢揃いの写真を撮ってしまっていますが(笑)。…というわけで、楽しいライブの始まりです。まずは、JABBERLOOP のキーボディスト、メルテン氏が率いる新鋭ピアノトリオである、fox capture plan(左下写真参照)の登場です。サウンドは正に現代的で、ピアノから生まれるフレーズを曲のリフとも捉え、更なるリズムの攻防で曲を展開させていく…。確かに、全く新しい形のピアノトリオです。早速1バンド目から大盛り上がりの状態でした。

  音の攻防が凄まじい!  こちらは落ち着いた雰囲気

 そして2バンド目には、女性ボーカル入りの Bul-Swing です。打って変ってこちらは落ち着いた雰囲気も紡ぎ出されていましたが、そのサウンドにはまた拘りも感じられ、…とは言え耳にも心地良い、ナチュラルな時間が流れていました。ギターとキーボードを音の要として、時には迫力のある瞬間もあり、見るのを飽きさせないオリジナリティがそこにはあったと思います。前述のように、この時点で自分達はかなり楽しんじゃっていましたが(笑)、そのままのテンションで TRI4TH の出番になだれ込めたので、良かったのではないかと思います。

  お客さんも沢山です♪  景気付け♪

 そうして自分達の出番になりました。お客さんの数もどんどん増えてきて、既に前回より多くの方にお越し頂いている感覚はありましたが、ここで大事になるのが自分達の音楽です。目一杯盛り上げていきたいと思います!

 まずは最近の新曲である“Hop”から手拍子を煽り、掴みを作っていきます。そのまま、こちらも最近の新曲である“Volare Via”へ。ノリノリの雰囲気を続けさせます。そして今度は久し振りの“Little Italy”へと続きますが、こちらはだいぶ久し振りに演奏する曲でした。色々とアレンジの変化が行われたこの曲ですが、今回は原点に立ち返って?当時のままで演奏し、むしろ個人のプレイとアドリブの内容に注目が注がれる結果となりました。ライブが行われる毎に自分達も成長している…という状況を垣間見る事ができ、またスリリングな曲展開が楽しい時間でもあったように思えました。

  始まります!  ガンガンに攻めます!

 この後には長めのMCを挟み、こちらも最近の新曲である“Moment”をお送りしていきます。新曲が続いてきますが、この次に演奏した曲は、今回正に初披露という新曲になりました。自分が作った曲で“Flash By Flashback”というタイトルを付けたのですが、新たなバラード曲…という名目で披露させて頂きました。…バラード曲として、今までよくやってきたのは“Circle”という曲で、最近はピアノとのデュオで演奏する事が多くなってきましたが、今回の新曲では、最初からソプラノサックスとピアノのデュオでやる事を前提にして書いた曲でもありました。少し趣向を変え、自分のルーツ音楽を考えた時に、やはりクラシックは外せない部分だったな…というのを思い返しつつ、藤田君のソプラノの音色、そしてアドリブに出てくるフレーズ等も考慮して、曲として完成させました…。それまでの雰囲気とガラリと変える事が出来たと思ったのですが、如何だったでしょうか?

 そして後半戦に突入です。ここではお馴染みの“TRY AHEAD”を演奏し、更なる音の渦へと客席を誘います。そのまま、最近よくやる新曲の1つ、“No Window,NO Aisle”を演奏し、こちらも手拍子を煽りつつ、最後の曲へと持っていきました。お客さんも盛り上がってくれて、このままダンス・チューンに自然に流れていけたのではないでしょうか。…となると、最後はもうお馴染みの曲に登場して貰う他ありません(笑)。“Dance 'em All”で締めさせて頂きました。ここではもうメンバー全員が力を振り絞り、そしてお客さんも今日一番で(笑)盛り上がって頂けた時間だったのではないかと思います。皆さん楽しそうにしてくれて、本当に嬉しかったです♪

  吹いたるでー  何だかバラエティに富んだメンバーになってしまいました

 …そして、アンコールもありました。アンコールには逆に初期の曲として“Yellow Butterfly”をお送りし、この日のイベントは目出度く終了となったのでした。思う存分の演奏をし、お客さんにも楽しんで頂けて、とても良い1日になったと思います。何より、前回より多くのお客さんにお越し頂け、このイベントが少しでも浸透しつつある感触を掴めたのは収穫でした。
 このまま第4弾にいきたいところですが、現在の所まだライブ日程は未定です(通常のライブが何本か決まっています)。ただ、夏に向けて何か企画している事は確かですので、またどうぞ楽しみにお待ち下さい。その時は今回のイベントも越せるような、また楽しい時間が過ごせればと思いますね。共演者の fox capture plan、Bu-Swing、そしてお越し頂いたお客さん達、またお店のスタッフの方々…。どうもありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします!

 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/

 ☆fox capture plan のHP…http://foxcaptureplan.net/

 ☆Blu-Swing のHP…http://blu-swing.syncl.jp/


 ☆渋谷 Under Deer のHP…http://www.under-dl.jp/

拍手[4回]



 今までこのブログは、旅行、ツアー中以外、お盆と年始だけに更新のお休みを頂いていたのですが、色々と忙しくなってきてしまったのと、溜まっている過去のブログ記事の更新にも力を注ぎたいので、ゴールデンウイークに肖り(笑)、少しの間、更新をお休みさせて頂きます。どうぞ御了承下さい!

 1週間後の再開を目指すつもりでいます…。よろしくお願いします!…それまでどうぞ、先日訪れた青森県は弘前城の桜を御覧下さいませ♪…今年は開花が遅れていて、運良く5月の休みとタイミングが合いそうだったので、フラッと行ってみたのでした。

  背後に見えるのは岩木山  ここは結構満開でした!

  意外と小さかった(笑)弘前城  枝垂桜も良い感じ!

 この日は最高気温が10℃と寒く(最低気温は4℃でした…)、まだまだ場所によっては満開ではない状況ではありましたが、東北随一の桜の名所でもあり、恐らく今年最後となる桜見物が出来て良かったです!…それでは!

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 「この子達に曲を書かせたいんですけど」と、顧問の先生から言われたのは先月の事でした。自分は母校である立教新座高校(当時は立教高校)のジャズ研究会にコーチをしに行っているのですが、夏に行われる高等学校軽音楽コンテスト埼玉県大会に向けて、今年は特に気合いを入れたいとの旨を打ち明けれていました。
 軽音楽コンテスト…とは言え、自分達はジャズ研究会として出場するのですが、その中で上位を目指すには、オリジナル曲の作成も鍵になるとの事でした。それがどこまで影響するのかは分かりませんが(笑)、とにかく、オリジナル曲を演奏する事が、今回の必須項目となりそうな感じでした。
 しかし、出場する現在の3年生はオリジナル曲なんて殆ど作った事が無い生徒達です。自分もどうしようかと思ったものでしたが、今度自分がコーチしに来るまでに8小節程度で良いので、各自でメロディ及びフレーズを2つ以上作ってくる…という課題を出したのでした。曲の構成は基本的に8小節単位で移行しており、何人かがそのフレーズを作ってくれば、そこから組み合わせ次第で、何とか1つの曲になるのではないか…と考えたのです(更に言えば2小節のフレーズが1つでもあれば、それを4回繰り返せば8小節になります)。譜面が書ける人は譜面で、書けない人は楽器が弾ける人に弾いて貰う…みたいな感じで生徒に投げたのでした。

 …そして先日、その発表?をする機会があり、自分も期待半分、不安半分でコーチしに行ったのですが、これがまた期待以上の結果が待ってました。ひょっとすると誰もフレーズを作れずにいるのでは…という気持ちを持ったまま伺ったのですが、全員がフレーズを提出。勿論、人前で自分の作ったフレーズを発表するなんて初めてで、とても恥ずかしくなっている感じが伝わってきましたが(笑)、個性豊かなフレーズが揃ってきました。

  ワイワイやってます  ドラマーの彼ですが、ピアノを弾いて伝えます

 フレーズが揃ってきたら、それらを組み合わせていきます。事前にキーは揃えていて、しかもそれらのフレーズを聴いた自分の印象では、そこまで手を加える必要は無い…とまで思ってしまいました。意外に皆、良い感じのメロディが出来ているではないですか。
 …当初、自分はとりあえず8小節のフレーズが出てきて、次回までにそれらを組み合わせらる行程に繋げられれば良いかな…と思っていたのですが、いざ組み合わせてみると、まるで最初からこの1曲になっていたのではないかと思う程、それぞれの関連性が見出されてきたのでした。コード進行を付けるにあたっては自分も手伝わさせて頂きましたが、メロディは基本的にはそのまま踏襲させまして、ついに暫定的とは言え、1曲として出来上がったのです。途中にはラテンから4ビートへのリズム・チェンジも施し、ジャズらしい雰囲気も忘れてはいません。

 ひとまず、順調過ぎる制作過程だった事は確かですこれが今後、どのように変化していくのが楽しみですが、まずは生徒達がそれらを演奏出来なければいけません。またそれは次回への課題にし、これからも見守っていきたいと思います!

 ☆立教新座高校ジャズ研究会のHP…http://jazz-rikkyo-hs-2012.jimdo.com/


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 4月30日(火)の事になりますが、この日はボーカルの Mirano さんと、浅草にある Smile というお店でライブをやってきました。サックスに藤田淳之介君を迎えて3人でお送りするこの編成は、最近は割りとコンスタントにライブをやっており、そして初出演となるお店への開拓に余念がありません。ここ Smile もそんなお店の1つで、Mirano さんは2回目の出演という事でしたが、自分も藤田君も初出演という状況で臨んだライブとなりました。

  住所的には西浅草で、銀座線の田原町駅にも近いです  お店から眺められる東京スカイツリー

 ここ Smile での特徴は、何といってもお店から東京スカイツリーが望めるという事でしょう。お店はビルの6階に位置し、その大きな窓から東方向を見ると、右上写真のように、照明が灯されている東京スカイツリーがすぐ視界に飛び込んできます。なかなか贅沢な環境とも言え、このスカイツリーの完成は、お店にとっても嬉しい出来事だったに違いありません。…ところで窓の淵辺りを見ると、壁が取り払われたような跡があり、元々は窓は無かったのかもしれませんね。そしてスカイツリーが完成した時に、展望もお店の名物としたのかもしれません。努力が垣間見れるような雰囲気が伝わってきたものでした。

 さて、この日の自分達のライブは2ステージありまして、自分と藤田君のデュオでのインスト曲を含めると、それぞれ8~9曲ぐらいのセットリストでやらせて頂きました。Mirano さんは、どんどん新しいジャズ・スタンダード曲に挑戦しており、その持ち曲も増加の一途を辿っていますが、そろそろ自分自身のオリジナル曲にも新曲が欲しいところです。…とは言え、聞くと現在制作中との事だったので(ここ2年くらい、そんな事を言ってる気もしますが…笑)、いつかはお披露目の瞬間がやってくる事でしょう。自分も楽しみにしたいと思います。

  最近、この3人でのライブの回数が増えてきました  順調に歌っていきました♪

 …この3人での次回のライブは5月29日(水)千駄ヶ谷東京倶楽部で行われる予定です。やはりこちらも自分は初出演で、また楽しい夜を過ごしたいと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いします!…今回もありがとうございました!

 …と、この Smile というお店ですが、何だか自分は前にも来た事があるような感覚を憶えていました。気になったので調べてみると、確かにそうでした。時は2006年11月、Smile が開店する以前、Balloon という名前でお店が営業していた際に、自分は演奏しに来た事があったのでした〔竹内大輔の写真日記(~2009)、浅草 Balloon は、本当に Balloon だった参照〕。あの時は確か、窓はあまり無かった気がするので、やはり東京スカイツリーが完成した時に改装したのかもしれません。記憶が正しかったようで、少し懐かしくも思えて良かったです(笑)。

 ☆Mirano さんのHP…http://teddy-rose.com/mirano.html

 ☆浅草 Smile のHP…http://www6.ocn.ne.jp/~smile/

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 先月4月29日(日)、TRI4TH で汐留 Blue Mood にてライブをやってきました。浜離宮と築地市場との間に存在するこのお店で、『SPEAK EASY presents -brother thelonious 01』と銘打たれたイベントでの出演となり、オープニング・アクトも加えると全5バンドという、豪華なラインナップの元で行われたライブとなりました。

  新橋駅からだと結構歩いて到着!  スタイリッシュな雰囲気の Blue Mood

 この日は個人的に、知り合いのミュージシャンが沢山出演する日ともなっていました。まず、対バン相手の1つである fromnou は、自分も過去に何度かサポートをさせて頂いたユニットでもあり〔フロムナウ+ピアノ参照〕、この日は久し振りの再会でもありました。また、別の対バン相手である、“ゆき&キューティーズ”という名前で出演されていたボーカルのゆきさんのバックのバンドに、ドラムの木村創生君と、かなり久し振りのギターの池田雄一君がいて、この2人はオーサカ=モノレールというバンドのメンバーでもあり、そもそも2人と同時に会うのが初めてだったので、何だか楽しい1日でもありました。この2人、からかうと面白いのです(笑)。

  ゆき&キューティーズ  久し振りにお会いした fromnou

 この、知り合いが対バン相手にいる…という状況は自分だけではなく、他のメンバーでも似たような状況が起こっていただけに、音楽の世界の狭さを改めて思いましたが、その中で自分達の出番は最後となっており、言わばこの中での締めの演奏になる立場でした。…とは言え、自分達以外のバンドが全て歌モノだったので、逆に TRI4TH だけが今回は異色の存在だったとは思うのですが(笑)、ここはインスト・バンドである事を生かして、ガンガンに攻めていきたいものでした。流石に5バンドも出演者がいると、最初のバンドのステージからは既に3時間以上が経過している状況だけに、お客さん的にも結構大変だったと思うのですが、締めの出番という事で、大いに盛り上げたい気持であったのは、メンバー全員で一致していた事でしょう。

  始まりました!  ソロもガンガンで!

 …そんな中、この日の自分達のライブには、新曲も沢山披露する…という課題を忘れてはいませんでした。本来、盛り上げたい時には、やり慣れた曲を多く持ってきたいところでもあったのですが、自分達の視野には既に3枚目のCDアルバムが浮かんでいたからです。この日までに行われてきたプリプロの日々を生かすべく、ステージで新曲を披露するというのは大事なチャンスという捉え方だったのでした。
 …というわけで、早速1曲目から新曲の“Hop”をお送りました。馴染みやすいリズムに管楽器のフレーズを乗せ、まずは掴みの1曲という感じでしょうか。そして、ここ最近で何度か演奏してきた“Volare”に繋ぎ、この次にやっとお馴染みの曲である“Night Hawks”をお送りしました。それまでが新曲というカテゴリーの中、ここでやり慣れた曲が現れるというのは、演奏メンバーにとっても、お客さんにとっても、緊張から緩和へなだれ込む瞬間です。そして緩和とは言え、演奏的には爆発的な力を持っているので、更なるお客さんとの一体化が図れた気がしました…。良い流れではないでしょうか。

  先日の隆郎さんの結婚式の1日を、MCで楽しくお喋り…  隆郎さんへ注目を!

 そして、ここで織田君から、ドラムの隆郎さんが名古屋で結婚式を挙げた事。…そして、この日に TRI4TH として名古屋まで演奏しに行った〔TRI4TH、また1つの変化参照〕、それは珍道中な1日だった事(笑)を事細かに話しまして、こちらもまた盛り上がった時間でした。そこからの“New Life Standard”での隆郎さんのドラムソロは、また一味違った注目度があったのではないかと思います。
 そのまま続けて、ベースの関谷君が作曲したので“Sekiya Lead”と(笑)仮タイトルが付けられた新曲を披露していきます。こちらは軽快なテンポの3拍子の曲で、TRI4TH で今までありそうで無かったタイプの曲でもあり、また新しい世界観が探れた曲だったのではないでしょうか。そしてサックスとの自分のデュオで、お馴染み“Circle”を演奏。そのままステージの後半部分に突入していきます。

 ここで自分がイントロを弾いて始める“TRY AHEAD”を演奏する予定だったのですが、ここで自分は曲順を間違え、その次にやる予定だった“No Window, No Aisle”のイントロを先に弾いてしまいました。勿論、始まってしまえばその曲をやるしか無いので、そのまま最後まで弾き倒してしまいましたが、実は曲を間違えたのには理由がありました…。前曲の“Circle”を演奏中、自分がステージの前の方に目をやると、そこにはサックスの藤田氏がメモとして置いてあった、今回のセットリストが置いてあったのですが、そこには“Circle”の次には堂々と“No Window~”と書いてあったのです。自分の記憶では“TRY AHEAD”が頭に入っていたのですが、もしかしたら自分の居ないところで曲順が変わったのかもしれない…と思い、演奏前に確認しようと思っていたのでした。しかし“Circle”の演奏が終了すると、織田君が自分に、「次の曲のイントロを…」みたいな目でこちらを見てくるではないですか(笑)!…なので、自分は賭けに出たわけなのですが…、どうやらそれが失敗だったようです。つまりは藤田君の書いたメモが1曲抜けていわけで、そのとばっちりを受けたような結果になってしまいました…。ここ何日か、藤田君と一緒にいる事が多かったので、ついつい信じてしまいました。これからは自分を信じるようにします(笑)。

  最後にはお客さんも立たせます!  残った人達で記念撮影♪

 …という事で、一応は仕切り直して“TRY AHEAD”を演奏し(笑)、そして最後の1曲という事で“Dance 'em All”をお送りしました。この時にはお客さんも立たせまして、更なる一体感を図ります。お客さんも協力してくれて、皆で一斉に盛り上げられた瞬間でもありました。それぞれのソロも迫力あるものを展開していき、メンバー皆で1つの音楽、1つのステージを作り上げられていました。この日は、外部から呼ばれて行うライブとしては結構久し振りなものでもあったのですが、無事にやり切れた印象を持てたライブになりました。もしかしたら、隆郎さんの結婚式が行われた1日からの流れも組んでのものがあったのかもしれませんね(笑)。楽しい時間を過ごせたと思います。

 新曲も順調に仕上げる事ができ、とても良いライブだったと感じられました。TRI4TH はまたこのイベントに呼ばれており、お店も同じ Blue Mood にて、今度は6月16日(日)に行われるとの事でした。また楽しみにして頂きたいと思います!…そしてその前に行われるライブが、我々 TRI4TH が企画する『Tokyo JAZZ Tribe』の第3弾です。こちらは渋谷 Under Deer にて5月17日(金)に行われ、fox capture planBlu-swing をお迎えして、大々的にやっていきます。こちらもどうぞ御期待下さい!…では、今回のライブに関わって頂けた皆様へ、どうもありがとうございました!

 ☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/

 ☆汐留 Blue Mood のHP…http://blue-mood.jp/

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 4月ギリギリになってしまいましたが、5月のライブスケジュールをお送りします。TRI4TH の自主企画イベントの開催や、フルートの西仲美咲さんのチャリティ・ライブ等、バラエティに富んだ内容でやっていきます。どうぞ御覧下さいませ!


    ●5月1日(水)、9日(木)、15日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vn)Tsukasa(1日のみ)、(Vo)白石恭子(9日のみ)
     (Vo)沢野鏡子(15日のみ)、(
Key)竹内大輔


 お馴染み、赤坂 Kuro での演奏で、5月は3日間の出演をさせて
 頂きます。共演者もお馴染みではありますが(笑)、緩めに楽しく
 やっていきたいと思います。ある時はバイオリンとの共演の日ですが、
 ある時はお客さんに歌って貰う時間も設けられている日がある等、同じ
 お店でここまで雰囲気が異なるのも珍しいのではないでしょうか(笑)。
 自分との共演は無いですが、新人のボーカリストも入ったという事で、
 こちらも楽しみな Kuro でありました。今月もよろしくお願いします!


    ●5月3日(金・祝)新宿 Memories
Open…18:00~、Start…19:00~3ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、(B)鈴木健市

 新宿と広島と博多にお店を構える、ライブ・レストラン&バー、Memories に
 自分は初めて出演します。普段はバンドスタイルでライブを行うお店ですが、
 この日はアコースティック・ライブという事で、お店的には普段と異なる感じで
 お送りするようです。…とは言え、自分達はよくやっているスタイルでも
 あるので(笑)、いつもの自分達でお送りしていきたいと思います。
 ドラムレスとなっていますが、盛り上がってお送りします。よろしくです!


    ●5月14日(火)吉祥寺 Star Pine`s Cafe
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は2バンド目、19:45~、
Charge…前売り2300円、当日2600円
Member…(Vo)彬子、(Pf)竹内大輔、(G)寺岡佑、(B)相澤卓也、(Ds)Soki

 ボーカルの彬子さんのライブで、今回はバンドスタイルでお送りします。
 “おとともに”と銘打たれたイベントでの出演となっていて、2バンド目という
 早めの出演となっていますが、彬子さん本人もガツッとお届けしたい!との
 事なので(笑)、気合いを入れての臨みたいと思います。どうぞお越し下さい。


    ●5月16日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は最初
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔

 ボーカル・ギターの丸本達也さんとのライブで、6月にワンマンライブを予定して
 いるので、その直前のライブとなります。只今、ワンマンライブに向けての選曲を
 目下検討中との事で、この日に行われたライブによっても、それは考慮される
 事になるのかもしれません。また、この日は1つの試みとして、どれか1曲を
 自分のピアノだけで歌う曲を設けるそうです(ギターを弾かないという事です)。
 こちらも何気に初めての試みで、楽しみです。その1曲…というのは、自分が
 選んで良いのだそうで、現在思案中です(笑)。どの曲にしようかなあ…。


    ●5月16日(木)池袋鈴ん小屋
Open…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番は、恐らく最後
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔

 ボーカルの鹿嶋さんとのデュオ・ライブです。1月に行われた鹿嶋さん自身の
 イベント〔Serious Playground〕の、第2弾としてお送りします。今回も
 バラエティに富んだ出演者が揃い、楽しくやっていきたいと思います。
 ところで、日付を見れば分かりますが、この日は丸本さんとのライブの
 ダブルヘッダーとなってしまいました。吉祥寺から池袋への移動が
 鍵となりますが(笑)、落ち着いて行動したいと思います。頑張ります!


    ☆5月17日(金)渋谷 Under Deer
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は3バンド中、恐らく最後
Charge…前売り2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪
TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔

  よろしくお願いします!

 TRI4TH がお送りする『Tokyo JAZZ Tribe』の第3弾をお送りします。
 場所も前回と同じ渋谷 Under Deer にてで、今回の対バン者も豪華に、
 fox capture planBlu-swing をお迎えして、また大々的にやっていきます!
 TRI4TH だけでなく、正に最初から最後までの時間をお楽しみ下さい。基本的
 には立席というシステムでやらせて頂きますが、座席も若干はご用意しており
 ます。是非とも色々な方にお越し頂きたいので、どうぞよろしくお願いします!


    ●5月18日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)三善香里、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)深水洋

 お馴染みの Crazy Love での演奏で、ここでは自分としては久し振りの、
 ボーカルの方との共演になります。三善さんはこのお店で今年の2月に
 共演していますが、その時にまた5月もよろしく!…という事で、この日が
 決まったという経緯があります(笑)。ドラムの深水さんはここではお馴染み
 の方ですし、ベースも池田君と、顔馴染みのメンバーが続きます…。
 せっかくなので、リラックスした雰囲気でやっていこうと思います!


    ●西仲美咲、チャリティー・ライブツアー
・5月19日(日)三軒茶屋 Obsounds
Oepn…13:00~、Start…13:30~2ステージ
Charge…1000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Fl)小笠原りえ
Guest…(Belly Dance)Sachie、Misaki、Seiko

・6月1日(土)那覇 Cafe Bar Smooth
Open…12:00~、Start…18:00~
Charge…1000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(G)佐藤右皐、(Key)竹内大輔

  チラシからも、純粋な想いを感じさせます  チラシの裏

 フルートの西仲美咲さんがチャリティ・ライブを開催するという事で、東京は
 勿論、沖縄でのライブ(こちらは6月ですが)も自分は参加させて頂く事になり
 ました。入場料はどちらも1000円で、こちらは東日本震災で孤児になった
 子供達を支援する特定非営利活動法人 JETO みやぎへ全額寄付させて頂きます。
 また、自分も参加した西仲さんのCD『aka is. funky』も会場で販売をし、
 こちらの売上も全額寄付されるそうです。チャリティ・ライブに関しては色々な
 意見があると思いますが、自分としては堅苦しく考えなく、ただこの場にいる
 皆さんと共に、楽しい音楽の時間が過ごせれば良いなと考えています。東京と
 沖縄の2ヶ所…。多くのお客さんとお会い出来る事を楽しみにしています!


    ●5月20日(月)荻窪 Bunga
Open…19:30~、Start…20:30~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo)mina、(Key)竹内大輔、(Tb)河野広明

 Bunga のお店のチーフでもあり、ボーカリストでもある mina さんと久し振りの
 共演です。そして今回はトロンボーンの方の出演も決まっており、また普段とは
 異なった雰囲気でお送りする事にもなりそうです。そもそもがゆったりとした
 空気感ではある Bunga ですが(笑)、この日は更に柔らかな音色が加わり、
 絶妙な?1日となるのではないでしょうか。どうぞ気軽にお越し下さい!


    ●5月24日(金)鶴見 Mandarin
Oepn…19:00~、Start…20:30~2ステージ
Charge…詳細不明
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔

 ここは2回目の出演となる、アジアテイストのバー、Mandarin での
 演奏です。前回は楽器を持ち込んでのステージになったのですが、
 今回はどうなるのかはまだ不明で(検討中?)、それによっても雰囲気は
 大きく変わってきそうです。前回、ここで演奏した時は自分は体調が悪く、
 そこが若干、心残りの部分でもあったのですが、今回は万全の態勢で
 臨んでいきたいと思います。気合いと共に、どうぞよろしくお願いします!


    ●5月25日(土)表参道 Jazz Bird
Open…18:30~、Starat…19:30~
Charge…1300円(ドリンク別)
Member…(Vo)市川愛、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 ボーカルの市川愛さんに誘われ、バックのメンバーが自分のピアノトリオという
 布陣で(笑)ライブに挑ませて頂きます。何気にトリオ編成でやるライブは
 久し振りですし、ボーカルのバックという状況もなかなか無かったので、
 ある意味で新鮮な1日になるような気がします。お店的に、基本的には
 ジャズ・スタンダード曲をお送りすると思いますが、自分達らしい部分も
 出していきたいところですね。とにかく、楽しくいきましょう。よろしくです!


    ●5月28日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔

 お馴染み Pro-Amuse にて、お馴染みのボーカルの白石恭子さんとの演奏
 です。最近は新曲も御用意し、元々バラエティある選曲に、更なるバラエティ
 要素?が加わりました。ここではリクエストを多数受け付けておりまして、それは
 恭子さんに限らず、自分へのインスト曲も(こちらも負けず劣らず大きな割合を
 占めるので)です。インスト曲は基本、自分1人での演奏となりますが、可能な
 限りトライしていきますので、皆さんの挑戦?をお待ちしております(笑)。



    ●5月29日(水)千駄ヶ谷東京倶楽部
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…詳細不明
Member…(Vo)Mirano、(Pf)竹内大輔、(Sax)藤田淳之介

 初めてのお店で、ボーカルの Mirano さんと、いつもの?メンバーでお届けします。
 最近 Mirano さんは、新しいライブハウス開拓に余念が無く、ここもそういった
 活動の内の1つとして、気持ちも新たにやっていきたいと思います。また、
 自分はあまり関与していませんが、新しいCDも鋭意制作中との事で、近々
 レコ発ライブも視野に入れた演奏になっていく事でしょう。楽しみにしてます!


    ●5月30日(木)お台場 Grand Pacific Le Daiba スターロード
受付…17:30~、ディナー…18:00~、
1st.…19:30~、2nd.…20:50~(ステージは各45分)
Charge…10000円(ディナー、ドリンク付き)
Member…(Vo)ナオキ、(Pf)竹内大輔

 ゆりかもめの台場駅に直結している、Grand Pacific Le Daiba。そこの
 最上階30階に位置するレストラン&バー、スターロードにて、ナオキさん
 とのアコースティック・ライブをお送りします。ここからの展望は素晴らしく、
 レインボーブリッジを挟んで、東京タワーと東京スカイツリーが見渡せる
 環境にある等、東京随一の景色と豪華な食事を堪能しながら、是非とも
 自分達のライブもお楽しみ下さい。料金的には高いかもしれませんが、
 極上の時間をお約束します。自分もその雰囲気を堪能したいと思います!


 以上になります。…そして、5月31日から自分は沖縄に行ってきます。見ての通り、なかなか自分個人のライブが出来ずにいますが、何か大きいものをやろうとは思っていますので、それまでどうかお待ち下さいませ円。自分もじっくりと練りながら、その日を待ちたいと思います。それでは、5月もどうぞよろしくお願いします!

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 TRI4TH のドラマーでもお馴染みの伊藤隆郎さんが、この度結婚する事になりました。お相手はマリンバ奏者でもある加納里奈さんで、元々バンド一同との付き合いも深かったので、これはバンド全体でのお祝い事と言っても過言ではありませんでした。そして先日の4月27日(土)に2人の結婚式が名古屋で行われ、TRI4TH メンバー全員で出席、そして演奏でも参加してきました。名古屋に1泊のみとは言え、スケジュール的には結構慌ただしく、道中は正に珍道中と言えるものでしたが(笑)、ちょっと振り返ってみたいと思います。

  ポツン…笑  藤田氏、土下座の巻

 結婚式当日は、12:30に会場に入れるようにセッティングされていたので、皆で車で向かうとなると、この日からゴールデンウイークが始まるという状況を考慮するに、新宿アルタ前に6:00に集合という事になりました。しかし、この時にサックスの藤田君が寝坊をして(6:00に起きたのだとか…笑)大遅刻をしてしまうというあたりから、TRI4TH はに負の連鎖が伸し掛かってしまいました。

・結果的に遅めの出発となったので、東名高速に乗る前から環八道路で渋滞に嵌る
・藤田氏、寝坊して急いで家を出てきた為か、スーツ一式を忘れる
・竹内、新東名高速で車の運転を変わり、急いで走らせていた為か、スピード違反で捕まる
・関谷氏、御祝儀を用意していた時に、5000円を落とす
・名古屋には時間通り着けたものの、スーツを買う為に更に1時間を要する

 …もう、ダメダメでした(笑)。自分達の被害総額?は結構なものになり、そして、高速道路での渋滞こそ大した事は無かったのに1時間遅刻という、非常にこの後がタイトな事になってしまいました…。この際、織田君にも何か起きてほしいと思ったものでしたが(笑)、ひとまずはこの日泊まるホテルの駐車場の車高制限により、藤田君の車が入らない…というトラブルだけで済みました。本当にこの日は何かが起こる日です(笑)。

  会場は、名古屋の新栄付近にある、モノリスにて  隆郎さん、入場

 そんなこんなで?迎えた式でしたが、ここからは当然の如く、幸せの連続でした。当然、それまでの道中にあった出来事を打ち消すくらい…でしょう。お2人の真っ白なジャケットと真っ白なドレス…。この日は本当に特別な日になったのでした。

  指輪が光ります!  式は人前式スタイルがとられていました

 そのまま披露宴に移行します。自分達は同じ席を用意してくれていて、しかも新郎新婦席ともだいぶ近い席だったのが印象的でした。お陰で、自分の席からお2人の写真を撮ろうとすると、どうしても織田君の姿も入ってしまいます(笑)。それが何故だか面白く、ある意味で自分は特等席だったのかもしれません。

  織田君、見守ります  皆でパチリ!

 お2人へのスピーチに、織田君も担当していました。隆郎さんとは大学時代からの付き合いであり、里奈さんも同じ大学だったので、そんな2人が結婚したというのは、メンバーの誰よりも嬉しさを噛み締めていたに違いありません。既に酔っ払っていたせいもありますが、スピーチ中の動きが面白かったですから…(笑)。

  マリンバとピアノの演奏  なかなか貴重なアングル!?

 勿論、披露宴中には演奏の時間も設けられていました。まずは、里奈さんがお姉さんと組んでいる、マリンバ2台とピアノ1台のユニット“凛”による演奏と、続けて自分達 TRI4TH の演奏でした。全くそのテイストが異なる2つのステージでしたが、共通する“音楽”という言葉を介して出会ったお2人を象徴するかのようなプログラムだったのではないかと思いました。TRI4TH のステージでは、初代ピアニスト、北方寛丈も交えて演奏したりしました。

  大盛り上がり!  中座以降は、いつもの隆郎さんのスタイルに♪

 大盛り上がりのステージの後は一変して、里奈さんの手紙や御両家代表謝辞、隆郎さんの謝辞等が続いていくのですが、そこでは自分のソロピアノが唯一のBGMとなり、より気合いを入れて臨みたい瞬間でもありました(この時点でだいぶ酔っ払っていましたが…笑)。その場の雰囲気の手助けとなっていたら幸いです。

  2次会時のサービス♪  おめでとう!

 こうして披露宴は終了し、続けて2次会(同じ会場で行われました)、更には3次会まで大々的に行われまして、ホテルに戻ったのは次の日の朝4:00頃だったと思いますが(笑)、本当に楽しく、そして素敵な時間を過ごさせて頂きました。幸せな気持ちになると同時に、TRI4TH というバンドへの強い想いも伝わってきた1日でもありました。またこれで、自分達の結束力も固いものになったのではないでしょうか。
 隆郎さん、里奈さん、改めておめでとうございます!…末永くお幸せに♪

 …という事で、次の日の自分達の様子も(おまけで)書かせて頂きましょう(笑)。

  やってきました♪  御当地、台湾ラーメン!

 名古屋に行ったら必ずお勧めされる、台湾ラーメンの味仙。これまでに行く機会が無かった場所でもありましたが、今回ついに立ち寄る事が出来ました!…そして美味でした。これはまた来なくては!
 そして、ここでお昼ご飯を堪能した後は、自分は恒例の?単動行動に入り、電車で東京に帰る事にしました(決して運転が怖かったわけではないです…笑)。ルートはJR中央線の塩尻駅経由を選択し、ゆっくりと鈍行列車だけを乗り継いで、自分の時間を楽しみました♪

  特急に抜かれても、めげません…高蔵寺駅にて  中津川駅にて…この辺りからローカル色が濃くなってきます

  中央線の車窓は楽しいです  JR東海エリアでは、313系という車両にお世話になりました

 JR東海エリアの中央西線では、木曽川に沿った、渓流脇を進むような車窓が楽しめ、徐々に木曽の国から信濃の国へと入っていきます。そして塩尻駅を境に、JR東日本エリアの中央東線に入ります。ここからの車窓で楽しいのは“山”で、塩尻駅付近から望める穂高連邦や、小淵沢付近の八ヶ岳や甲斐駒ケ岳、そして遠くには富士山と、快晴の天気の中、変化のある風景を望む事が出来ました。

  塩尻駅にて…右が中央西線で、左が中央東線です  まだまだ雪を被っている穂高連邦

  遠くに八ヶ岳を望みます  山梨県から望む富士山もまた良いものです

 名古屋の味仙が矢場町という場所にあり、そこを出たのがお昼の12:30過ぎ頃…。そこから地下鉄で移動し、千種駅からJR中央線に乗り、中津川駅、塩尻駅、岡谷駅、大月駅と電車を乗り換えて、新宿駅に着いたのが21:30ジャスト…。家までの移動時間も考慮すると9時間を超す、なかなか本格的な鉄道旅となりました(ちなみに、東海道新幹線の名古屋駅~東京駅間の所要時間は約1時間40分です)。何度特急列車に追い越されたか分かりませんが(笑)、行きがあまりにもバタバタしていたので、丁度良い時間の過ごし方だったのではないでしょうか。

  日野春駅にて…この日、4度目の特急待避  E233系(右)を見ると、東京に近付いてきた感じがします…大月駅にて

 さて、無事に東京に戻ってきたわけですが、何気に明日29日は TRI4TH のライブの日です。披露宴が名古屋で行われた直後という事で、隆郎さんからすると本当にハード・スケジュールの最中でのライブという事になりますが、きっと良いライブになるでしょう。新曲も多めという事で気合いが入ります。さあ、また明日から頑張っていきましょう!


    ☆4月29日(月・祝)汐留 Blue Mood
Open…17:00~、Start…17:30~、自分達の出番は最後、20:45~(予定)
Charge…3500円(+御飲食代金)
Member…≪
TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
           (B)関谷友貴、(Key)竹内大輔



 よろしくお願いします!

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 今回の“鉄道さんぽ”は、秋田県の大曲駅から岩手県の盛岡駅を結ぶ、東北地方を横断するようなルートを通る田沢湖線を取り上げます。田沢湖線と言ってもピンと来ないかもしれませんが、秋田新幹線のルートの一部というと分かるかもしれません。元々は東北地方の横断線として開通した、比較的地味な路線でしたが、1982年に東北新幹線が盛岡駅まで開通すると、それ以降の路線の性格は一変します。この時から、東京・仙台~秋田地方の最短ルートとしての役割が大きくなり、全線が電化され、この路線を通る特急『たざわ』号(基本は盛岡駅~秋田駅間…何本かは青森駅まで延長)も走り始めます。そして1996年には秋田新幹線の建設が決まり、路線を1年間運休にさせて改軌工事を行い、1997年に、田沢湖線は秋田新幹線のルートの一部として、大々的に開業したのです。
 路線の登録上は大曲駅が起点になっていますが、東京から見ると、盛岡駅を通ってから大曲駅に達するので、実際の案内では盛岡駅から大曲駅に向かうのが“下り”で、逆が“上り”とされています。ここでもそのように記したいと思います。勿論、メインの列車は新幹線『こまち』号で、全てが東北新幹線に直通し(1往復は仙台駅発着)、東京駅~秋田駅間を4時間弱で結びます。『こまち』号の運転開始時に、その宣伝がテレビCMで流れていて、自分もよく覚えているのですが、今まで飛行機に乗ろうとした人達が、「新幹線、出来たらしいよ?」という言葉を切っ掛けに、空港からぞろぞろと移動してしまい、最後には飛行機のパイロットも新幹線に乗ろうとしてしまうという(笑)、なかなかインパクトのあるものでした。このように、所要時間の短縮も大きいのですが、“乗り換え無し”というのも重要な事で、それが、これ以降の新幹線網の発展にも少なからず影響を与えていっているのだと思いました。
 そして記憶に新しいのが、今年の3月16日から走り始めた『スーパーこまち』号。E6系という新しい車両を投入し、新幹線内は最高速度320km/時(現在は300km/時で運転)で走行するという、更なる期待の星でもあります。実は『スーパーこまち』号と言われるのは暫定的なもので、それまで走っていたE3系という車両を今後全て置き換える事から全てがE6系となり、この時には名称から『スーパー』が取れるのだとか…。そう考えると、E6系とE3系が共演している現在は貴重な瞬間で、今のうちに写真に収めておきたくなったのです。自力で向かう“鉄道さんぽ”として(ツアーの合間とかを利用せず)は異例の遠さの路線でしたが(笑)、新幹線で行けるので、盛岡駅までは自宅からたったの約3時間なのです…。意外に身近の存在であった田沢湖線を、どうぞ御覧下さいませ!


 ●日時…2013年4月23日 ●距離…75,6km ●駅数…17駅

 田沢湖線の盛岡駅は、新幹線ホームと在来線ホームに分かれます。まずは新幹線ホームから見てみる事にしましょう。基本的に『スーパーこまち』号、『こまち』号は、東北新幹線を走る時には『はやぶさ』号や『はやて』号と併結しており、この駅で列車の連結・切り離し作業を行います。この作業は人気があるようで、いつもその作業を見る人でホームは一時的に賑やかになりますが、作業自体は2,3分程で、本当に迅速に行われます。

  『はやぶさ』号を併結して入線してきた『スーパーこまち』号  切り離し作業中

 そして、早速やってきた『スーパーこまち』号のE6系。自分はこの時に初めて生で見る事になりましたが、文句無しに格好良い車両です。流石、フェラーリをデザインした人が監修しただけの事はあります。現在、この車両を使用している『スーパーこまち』号は4往復走っており、順次E3系を置き換えていきます(早速、4月27日から一部が置き換えられます)。
 ここでE5系『はやぶさ』号を切り離し、身軽になった列車は、新幹線の新青森駅方向へと走り出し、少しすると、そこから田沢湖線への連絡線へと左側に分岐していきます。逆も同じで、その場合は迅速に連結作業に入れるように、先頭の連結器を剥き出しにして盛岡駅に入線してきます(右下写真参照)。

  連絡線に入るE6系  岩手山をバックに入線してくるE3系

 では、在来線ホームを見てみる事にしましょう。こちらは地平ホームで、JR東北本線ホームのすぐ横に専用のホームが設けられていますが、田沢湖線の軌道(線路の幅)は改軌されているので、線路同士は繋がってはいません。在来線の車両は、秋田新幹線の開通に際して投入された701系という車両で、JR東日本の東北地方の電化路線では殆どの場所で見られる型式の車両です。田沢湖線を走る車両は5000番台と分けられており(軌道の幅が違うので、田沢湖線専用の車両です)、ラインカラー、車内(ボックスシートが千鳥状に配置されています)も独自のものになっています。

  盛岡駅…在来線は地平ホームとなります  左が田沢湖線、右が東北本線用の701系…軌道の幅が異なる事に注意

  千鳥上にボックスシートが配置された701系5000番台車内  701系5000番台は、2両編成が基本

 では、まずは普通列車で田沢湖線に乗ってみます。秋田新幹線が走るとは言え、普通列車に関しては所謂ローカル線であり、県を跨いで利用する人が殆どいない為か、列車の殆どは盛岡側と大曲側に分かれて運転されています。その本数も1~2時間に1本程度で、県境に近付く程その本数は減り、特に県境となる赤渕駅~田沢湖駅を通る普通列車は1日4往復のみの運転となっています。…なので、普通列車の方が実は貴重という田沢湖線(笑)では、短距離でも新幹線を利用する人が比較的多く見られます(この区間のみを乗る人は立席特急券といって、空いている席があれば座って良いという制度の特急券です…基本、全席指定席となっているので)。

  小岩井駅~雫石駅間にて  同じく、小岩井駅~雫石駅間にて

 乗った普通列車も、盛岡駅から3つ目の雫石駅止まりとなっていて、ここから先はグッとその本数も減ってしまいます。ここで周囲をちょっと探索してみました。この日の朝は凄く寒かったのですが、昼からは気温も上がってきて、それはここ東北地方も例外では無いようで、思った以上に暖かくて驚きました…。東北地方にも春が訪れてきている…という事ですが、そんな場所から遠くを見ると、まだ雪山が控えているという事で、やはり北国である事を感じさせます。ここ雫石駅までは盛岡の近郊圏という雰囲気でしたが、この先からはいよいよ峠を越えていく感じになってきます。

  雫石スキー場の最寄駅でもあります  雪山が聳えます!

 さて、では『こまち』号に乗って秋田県の田沢湖駅まで向かいましょう。この先には、前述した県境の赤渕駅~田沢湖駅間が含まれるので、普通列車で乗り通すのは困難に近いのです(ちなみに下り列車の場合、朝5時台の次に走るのが14時台という…笑)。そしてやってきたのは、E6系『スーパーこまち』号!…新幹線ホームで見た時とはまた違った魅力を醸し出しており、自分も記念すべき初乗車です!

  雫石駅に入線してくるE6系『スーパーこまち』号  E6系の車内

 …とは言え、車内は結構混んでいて、窓側の座席は空いていない状態でした。この区間の景色も非常に気になるので、通路側の座席は自分にとっては微妙である他になく、結局はドアの横でずっと立っているという状態で乗り通しました(笑)。赤渕駅を過ぎ、いよいよ県境区間へと突入し、人も殆ど住んでいないような場所を走り続けます。この駅間は18,1kmあり、田沢湖線のハイライトとも言える区間でしょう。雫石駅から峠を越え、田沢湖駅までは約20分。初乗車にしては少し苦い印象になってしまいましたが、今度は長い区間、そして新幹線区間でその乗り心地を体験してみたいですね。田沢湖駅は秋田新幹線の開業で新駅舎に生まれ変わっており、田沢湖の観光拠点に相応しい出で立ちでお客さんを迎えていました。

  爽やかな印象の田沢湖駅  駅舎内

 ここで『スーパーこまち』号とは別れ、また周囲を“さんぽ”してみます。特に赤渕駅側で見られる周囲の景観は素晴らしいの一言で、よく撮影地としても紹介されている程です。ただ、駅から遠いのが難点で(3km~4kmくらいの距離です)、そこまでの時間が無く、今回はその往路にタクシーを利用してしまいました(笑)。散歩…からは若干離れてしまいますが、歩くだけが“さんぽ”ではないのです。田沢湖線と並行して国道46号線が通っており、そのドライブイン的な役割である“峠の茶屋”付近のポイントは有名です(下写真参照)。

  峠の茶屋付近からの撮影ポイント  川原にも降りてみました

 また、ここまでの展望ではないですが、田沢湖駅の赤渕駅側ではない景色も悪くはないです。田沢湖駅を望むように撮ると(左下写真参照)、雪山に向かっていくような感じがして、さながら山岳鉄道のような雰囲気にも見えてきます。このように、見所が沢山の田沢湖駅周辺。勿論、観光のメインである田沢湖が控えていますが、ここは駅から5~6km程の距離にあり、バスやタクシーで向かうのが一般的です。

  田沢湖駅に向かう普通列車  田沢湖駅付近を走るE3系

 さて、今度はE3系の『こまち』号で先に進みます。ここから先は大曲駅まで、徐々に標高を下げていく感じで進み、基本的に下り坂が続きます。E6系ですと7両編成ですが、E3系ですと6両編成となっており、これはE6系の場合、先頭車の流線型の部分が長過ぎて、E3系と同じ6両編成にすると定員が少なくなってしまうからです。そして、E3系も登場当時は5両編成でしたが、これが6両編成になったのは、単純に利用客が増えた為でもありました。

  まだまだ田沢湖線の主力、E3系  E3系の車内

 田沢湖線のように、在来線の新幹線化(厳密には“新幹線”ではありませんが…)をされた路線の呼び方として、ミニ新幹線という言葉があります。他の例ですと、奥羽本線の福島駅~新庄駅間がそうで、御存知の通り山形新幹線と呼ばれている路線でもあります。こちらの方が元祖で、秋田新幹線より早い1992年に福島駅~山形駅間が開通しました(新庄駅まで延長されたのは1999年)。それ故、やはり車両は特殊なものになっています。新幹線車両ではあるものの、在来線の大きさに合わせて造られているので、普通車の座席も2・2人掛けとなっていて(通常の新幹線は2・3人掛け)、車体長も在来線と同じ20m(通常の新幹線は25m)です。確かにミニ新幹線というのは的を得ているのです。そして在来線走行時の最高速度も130km/時に設定。これは通常の在来線の最高速度と同じになっています。

  神代駅を通過するE3系量産タイプ  角館駅を発車するE3系量産先行車タイプ

 E3系は現在、全部で26編成が存在しますが、そのうち最初の1編成は量産先行車という、少し試作的な要素の強い車両(いわゆるプロトタイプというやつです)になっているのですが、E3系の場合、デザインも若干異なっています。…上の写真を御覧下さい。右の車両が量産先行車です。先頭のデザインが、量産先行車の方が連結器に掛けての絞り込みが大きく、少し丸みを帯びているのが分かりますでしょうか。これは、最初のミニ新幹線用に造られた400系〔竹内大輔の写真日記(~2009)、400回目!参照〕に近いデザインで、小さな差ですが、こういった変化を発見するのも面白いかもしれません。また、前照灯の位置や大きさも異なっているので、知っていれば判別は付きやすいものではあります。量産先行車は、どの列車に割り当てられるかは特に決まっていないので、見付けたら相当運が良いです(笑)。頭の片隅にでも入れておいて下さい。

  角館駅にて  角館駅…右がJRの駅舎で、奥は秋田内陸縦貫鉄道の駅舎

 さて、桜と武家屋敷で有名な角館駅で降り、次の鶯野駅まで歩いてみましょう。この区間には鉄道橋としては珍しい、2連続エクストラドーズドPC橋という、比較的新しい種類の橋梁が存在します(左下写真参照)。そこを走るE6系『スーパーこまち』号…。何とも絵になるではありませんか(笑)。

  第一玉川橋梁を渡るE6系『スーパーこまち』号  無人駅の鶯野駅

 そろそろ田沢湖線の“さんぽ”も佳境が近付いてきました。角館駅を過ぎると、あとは普通列車のみが停車する駅を過ぎ、秋田県大仙市の表玄関、大曲駅に到着します。列車に乗っていると、緩やかな下り坂を真っ直ぐ降りていく感じだったのが、市街地に入って大きく左に向きを変え、右側に秋田駅からやってきた奥羽本線と合流する形で大曲駅に入線していきます。秋田駅からの奥羽本線…と書きましたが、秋田新幹線のルートは大曲駅でスイッチバックをして、先程合流した側の路線に入って秋田駅に向かっていくのです。

  羽後四ツ屋駅~北大曲駅間…真っ直ぐです  大曲駅を発車し、田沢湖方面に向かうE3系『こまち』号

 田沢湖線としては終点の大曲駅ですが、スイッチバックをして向かう大曲駅~秋田駅間が少し特徴的なので、こちらにも触れておきましょう…。田沢湖線が改軌したように、この奥羽本線の大曲駅~秋田駅間も改軌されたのですが、複線の区間は片側の線路しか改軌されませんでした。つまり複線のように見えて、単線が2つ並んでいる…という状態になっているのです(…なので同じ方向を走行中に、普通列車が秋田新幹線に追い抜かれる場合もあります)。
 下の写真を御覧下さい。どちらも秋田からやってきた列車ですが、それぞれ使っている線路が異なっているのが分かります(軌道の幅は勿論違います)。日本の列車は左側通行ですが、左の写真の在来線車両は、右側通行として走行していますね。つまり、こちらから見て、左の線路が奥羽本線の在来線用で、右の線路が秋田新幹線用…という事です。日本では結構珍しいケースですが、一部には、秋田新幹線同士が行き違えるように、在来線軌道を三線軌条にしている区間もあり、更に複雑になっています。鉄道ファン的には興味深い事例ですね。

  秋田駅からの在来線が大曲駅に進入  秋田駅からの新幹線が、大曲駅に進入

 大曲駅でスイッチバックするという運転上、田沢湖線のホームは終着駅のような頭端式になっています。一方、そのまま駅を貫いているのが奥羽本線で、長いホームが存在するも、今や優等列車は1本も走らなくなってしまったので、その機能を持て余している感じでしょうか。この駅の主役は、完全に秋田新幹線…といった様子です。
 大曲で有名なのは、全国花火競技大会(例年、8月の第4土曜日)が行われる事でしょう…。この時、盛岡方面から来た新幹線列車は大曲駅を始終着駅として増便を行い、大曲駅~秋田駅間では快速の臨時列車が設定されるそうです。いずれは見てみたいものです(花火も勿論ですが、そういった運転形態になっている状態も…笑)。

  大曲駅の駅舎も新しくなっています  行き止まりとなっている、大曲駅の田沢湖線ホーム

 さて、田沢湖線としての“さんぽ”は終了しましたが、せっかくなので秋田新幹線としての終着駅である秋田駅まで乗ってみましょう。この間、駅は幾つもありますが、秋田新幹線の列車は全て通過し、大曲駅を発車すると、次は終点の秋田駅…という感じになります。秋田駅こそ新幹線には専用のホームが割り当てられ、改札も在来線とは別になっているので、同じ地平ホームとは言え、独自の雰囲気が漂っています。

  秋田駅にて…新旧の共演!

 そして、秋田駅で見られたE3系とE6系の新旧の共演…。こういった共演が見られるのも、何気にあと1年ぐらいと言われています…。E6系だけが注目されている今日ではありますが、今こそE3系に注目したい時期なのかもしれません。E3系の『こまち』号からの引退は寂しくもありますが、それでも『こまち』号がE6系ばかりになる日が楽しみでもありますね。列車の高速化は、まだまだ留まる事を知りません!

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

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『ReInterpret the passage』
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●詳しい曲解説はこちらへ!

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 From Spartacus”公開中!


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意欲作、2nd.CD アルバム
『Fingers Dance』ライブ会場限定
発売中!(2011.7.3 Release)

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   Pictures-photo

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収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
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TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


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“Introduction Pt.3”〜
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