…とは言え、いつものように楽しくお送りしたのは事実です。本当に自分達が格好良いと思えるバンドしか誘っていないので、他のバンドがライブをしている時も楽しくて仕方ありません。今回も、toconoma と immigrant's bossa band という、本当に素敵なバンドが TJT に華を添えてくれました。
toconoma(右上写真参照)は、自分は今回のライブで初めて知りました。バンド名から察するに、結構アンダーグランドなサウンドを想像していたものですが(笑)、聴いてみると、これがクラブジャズの心地良い雰囲気が提供されていて、予想以上にキャッチーだと思ってしまいました。マイペースに、ただひたすら、その場の音楽を楽しんでいる…という感じでしたが、それが全く嫌味では無く、いつまでも見ていられる感じがありました。
そして immigrant's bossa band(下写真参照)はボーカルのバンド。文句無く聴きやすく、そして誰にでも好まれる格好良いバンドです。bossa band というので、ボサノバばかりの落ち着いた曲を演奏する雰囲気を予想してしまうかもしれませんが、そのパフォーマンスはラテンを基調としながらも幅広く、非常に盛り上がった時間も提供してくれました。それぞれの楽器陣のソロも圧巻で、時に落ち着き、時に激しく変化したりと、ポテンシャルの高さを感じさせてくれたものでした。
…という事で、自分達 TRI4TH の出番です。いつもながら、この TJT では自分達の出番が来るまで、本当に純粋に他のバンドを見るのが楽しく、ついついお酒も進みながらステージに上がる事になってしまうのですが(笑)、これは何も自分だけの話しではなく、メンバー全員に言える事でしょう(この日もそうでした)。早く演奏したくなる気持ちが出てきてしまいますが、今回はまず皆さんに見て貰いたいものがあり、ステージの前にそれを披露させました。
それは、3rd. アルバム用に作った、新作のPV(左上写真参照)です!…お店の協力を経て、大きなスクリーン上に映し出して頂き、半ば鑑賞会のような雰囲気になりましたが(笑)、まだ一般公開にはしていないので、先行上映…という形とでも言いましょうか…。自分達としても、既に視聴は何度もしているものの、こんなに大きな画面で見る事は無かったので、良い時間ではあったと思います。
今回のPVに使用した曲は、自分が作曲した“Everybody Knows That”で、今までのものとは雰囲気が少し異なります。落ち着いた中で、少々ストーリー仕立てにもしているので、また新たな TRI4TH の側面が見出だせるかもしれません。あと何日かしたら、一般公開が出来ると思いますので、どうぞお楽しみに!
そしてPV視聴が終わり、そのまま 3rd. アルバムの中から“Session A”という曲を演奏し始めました。今回でお送りするのは2回目ですが、何かの始まりを予感させる、ワクワクするような雰囲気に持っていけたと思います。その後にはお馴染みの“Vorale Via”でテンションを徐々に上げていき、そして久し振りの“Sunlight Yellow Over Drive”と続いて演奏していきました。
迫力ある時間から一変、今度はそのPVになった“Everybody Knows That”を、改めて聴いて頂きます。お客さんにとって、この日2度目の曲でもありますが(笑)、それぞれのソロの展開とかは結構異なっていたので、また違った印象を感じて頂けたのではないかと思います。そしてカバー曲の“Lisa”と続き、いよいよライブは後半戦になりました。
後半戦の1曲目を飾ったのは、2nd. アルバムのPVを飾った“TRY AHEAD”でした。改めてこの曲を演奏すると、だいぶ尖った曲だと思いつつ(笑)、確かなインパクトも受けつつ、新しいアルバムが本当に異なるものに仕上がったというのも、良い意味で感じる事が出来ました。今回は TRI4TH の新たな魅力を発見してほしいのです。そして、自分達が本当にジャズという音楽が好きなのだという事を感じ取って頂けたら幸いですね。
この後は“Hop”、そして最後に“No Window, No Aisle”と続けてお送りしました。どちらも曲のキャッチーさの中にメンバーのソロが盛り込まれており、これが新たな TRI4TH 流…とでも言いましょうか。自分達の、今一番届けたい音楽でもあるのでした。
そしてアンコールが来て、皆さんお待ちかねの?“Dance 'em All”。ここではお客さんにも御起立頂きまして、ドラムのタカオさんの「踊ろうぜ!」の掛け声と共に、皆で楽しさを共有する時間を作っていきます!…全員で白熱する展開へと流れ、会場は大盛り上がりでした。演奏している自分としても、気持ちの良い時間を過ごす事が出来ました。どうもありがとうございました!
さて、次回からのライブは、3rd. アルバム『Five Color Elements』に即したライブに入っていくので、TJT は暫くお預けになると思います…。ひとまず次回のライブは、少し新たな試みとなりますが、pre-Release party とさせて頂いた、渋谷 Under Deer でのワンマンライブです。日にちは10月27日(日)で、つまりは、CDの発売日が11月6日になっているところを、この日にライブにお越し頂ければ、いち早くゲット出来てしまうという事なのです。自分達企画のワンマンライブは久し振りなので楽しみですね。皆様どうぞお越し下さいませ!
今回、tonoconoma、immigrant's bossa band の皆さん、そして急遽ピンチヒッターで来て頂いた DJ Kou さん、どうもありがとうございました。楽しい時間を一緒に過ごす事が出来て幸せでした。お店の Plug も、いつも良くして頂いて感謝です。またどうぞ今後ともよろしくお願いします!…さあ、いよいよCD発売も目前ですね♪
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆toconoma のHP…http://toconoma.xii.jp/index.html
☆immigrant's bossa band のHP…http://www.i-bossaband.com
☆渋谷 Plug のHP…http://www.shibuya-plug.tv
●10月1日(火)、2日(水)、16日(木)、
29日(火)、30日(水)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)白石恭子(1日のみ)、(Vo)山崎信子(16日のみ)、
(Vn)Tsukasa(2日、29日のみ)、(Key)竹内大輔
10周年を無事に迎えた、お馴染みの赤坂 Kuro での演奏です。演奏者も
日によって変わり、その日その日によったカラーを楽しむ事の出来るお店です。
バイオリンの Tsukasa さんは、最近自己のオリジナルCDを発売した事も
あり、その日はそういったオリジナル曲も聴けるかもしれません。少し
自分も曲作りに協力した部分もあるので、聴いてみて頂けると嬉しいです!
●藤田淳之介、生誕祭ツアー
・10月4日(金)吉祥寺 Strings
Open…18:30〜、Start…19:30〜、Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Sax)藤田淳之介、(Pf)竹内大輔、(B)森田晃平、(Ds)足立浩
・10月5日(土)倉吉 NOSIDE
Open…18:00〜、Start…19:00〜、Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Sax)藤田淳之介、(Pf)竹内大輔、(B)森田晃平
・10月6日(日)鳥取 After Houres
Open…18:00〜、Start…19:00〜、Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Sax)藤田淳之介、(Pf)竹内大輔、(B)森田晃平
TRI4TH のサックス奏者でお馴染みの藤田淳之介君の、デビュー10周年を
記念したツアーに参加します。演奏場所は、4日が東京の吉祥寺で、後半の
5日、6日が、藤田君の生まれ故郷である鳥取県内の2ヶ所で行われます。
デビュー…というのは、Clacks という、バイオリンとサックスで構成された
バンドの結成を意味しており、堂々のメジャー・デビューという状況でした。
今回の生誕祭?ツアーでは、サックス・カルテット、又はサックス・トリオ
という、わりとポピュラーな編成でライブを行っていきますが、やる曲は
バラエティに富んだものを用意しているらしく、藤田君が関わったものの
曲の多くをこの編成で演奏する…という感じだとイメージが浮かびやすい
かもしれません。恐らく、なかなか聴く事の出来ない曲も多いと思います。
東京でも鳥取でも、どうぞ楽しみにしていて下さい。よろしくお願いします!
●いづみ、沼津・相模原ツアー
・10月11日(金)沼津弐/弐
Open…18:00~、Start…19:00~、Charge…投げ銭制
・10月11日(金)沼津 Brreeze Blue
Start…22:30〜、Charge…投げ銭制
・10月12日(土)三島どど・ばーど
Start…19:00〜、Charge…投げ銭制
・10月12日(土)沼津 Farao(Bar-Navi のHP)
eStart…22:30〜、Charge…投げ銭制Open
・10月13日(日)相模原 Mercato
Open…18:00〜、Start…19:00〜、Charge…前売り1500円、当日2000円(要注文)
※以上、メンバー全て、(Fl)いづみ、(Pf)竹内大輔、
(B)中司和芳(13日を除く)、(Tap Dancer)丹精
フルートのいづみさんによる沼津・三島ツアー。そして今回は相模原にも
お邪魔して、3日間によるツアーを予定しています。このメンバーでやるのは
2回目となりますが、現在ニューヨークに行っているタップダンサーの丹精君も
この時は帰国をしており、久し振りの4人によるライブをお送りしていきます。
1日に2ヶ所での演奏をやる事も多いですが、これは沼津や三島には夜遅く
まで開いているバーが多く、一定のコミュニティが出来上がっている為でも
あります。今回はどんなライブになっていくのか、非常に楽しみです!
●10月15日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
お馴染みの赤坂 Pro-Amuse でのライブです。リクエストも多数受け付けて
おります。恭子さんのレパートリーは非常に多く、自分がまだ演奏した事の
無い曲も、まだまだ多数あるのですが、たまにそれは自分への“新曲”として
新たに挑戦する曲も増えています。そんな最近増えた曲は、坂本冬美さんの
“夜桜お七”…。ピアノ1本で挑戦する姿を、是非拝みに来て下さい(笑)。
●10月17日(木)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ未定
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
毎月恒例の、ボーカル・ギターの丸本達也さんのライブです。自分のピアノ
だけをバックに丸本さんが歌うという「大ちゃんセレクション」(自分で
言うと恥ずかしい…笑)も順調に増えてきて、今ではこちらのレパートリー
だけでもライブが組めるくらいではないでしょうか(笑)。10月は一体
どんな曲に挑戦し、そしてどんな新たな曲が生まれるのか。要注目です!
●西仲美咲、沖縄ライブ
・10月18日(金)北谷 Dining Bar Janosz
Buffet Start…19:00~、Live Start…20:00~
Charge…4500円(ビュッフェ・1ドリンク付き)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
フルートの西仲美咲さんと、沖縄の北谷でビッフェ・ライブを行ってきます。
この1日だけのスケジュールです(笑)。場所は、北谷は美浜にある、AKARA
という複合施設内にあるレストラン、Janosz(ジャノス)。ここでビュッフェと
共に生演奏を楽しめるような時間を提供させて頂きます。ゆったりとした時間と
贅沢な光景を是非とも御体験下さい。自分も精一杯演奏させて頂きますので!
●10月19日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)ランデル洋子、(Vo)、青山祐子、
(Pf)竹内大輔、(B)栗田俊宏、(Ds)米澤ジュン
沖縄から帰ってきて、こちらのライブに直行です(笑)。この日はボーカルの
方が2人いまして、恐らく交互に演奏する形をとるかと思われます。その合間
にはインストの曲も行ったりして、演奏メンバーは少ないながらも、色々な
バリエーションをもってお送りします。この日もまた飲んじゃいそうです(笑)。
●10月24日(木)鎌倉 Daphne
Open…19:00~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)Mirano、(Vo)飯田久美子、(Pf)竹内大輔、(Sax)藤田淳之介
ボーカルの Mirano さんと、鎌倉 Daphne に2回目の出演です。Mirano さんの
ライブでは毎度お馴染みの?ゲスト・ボーカルの方は、今回は飯田久美子さんに
お越し頂き、また2人で手分けしてステージを展開していくようです。勿論、
ボーカル2人によるコラボ・ステージも用意されている事でしょう。雰囲気も
抜群のこのお店。鎌倉という土地を感じに、どうぞお越し下さいませ!
●10月25日(金)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約3000円、当日3500円(共にドリンク別)
Member…≪Generation GAP≫(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、
(As)宮里陽太、(Bs)藤田淳之介、(G)寺岡佑、
(Pf,Key)竹内大輔、(B)田中晋吾、(Ds)斉藤たかし
Generation GAP、今年2回目のライブは、なんとか10月に出来る事に
なりました(笑)。今年は、あと11月24日(日)にライブが予定されており、
ひとまずは今年のライブ回数は3回以上をキープ出来そうです(笑)。前回の
ライブは8月〔Generation GAP、2013年初ライブ参照〕に行っているので、
あまり期間を経ないでのライブになりますが、それがどういった形で音に影響
していくのか、注目したいところです。メンバーそれぞれが本当に忙しく、
なかなか皆で集まる事の無いバンドなだけに(笑)、貴重な貴重な1日と
なりそうです。満席の恐れがありますので、どうぞ予約をお忘れなく!
☆10月27日(日)渋谷 Under Deer
Open…18:30~、Start…19:00~2ステージ
Charge…前売り2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH 3rd.アルバム『Five Color Elements』のプレ・レコ発ライブです!
“プレ”…という事で、まだこの時点で全国発売にはなっていないCDですが、
この会場にお越し頂ければ、いち早くそのCDをゲット出来てしまいます。
CD発売に関しては、ようやく…という感じもしますが、この日はその作品を
手に、堂々と楽しみながらステージに上がりたいと思います。ワンマンライブ
ですので、全2ステージ、たっぷりと楽しみましょう。恐らく、この日に初めて
聴ける曲も多くなるのではないでしょうか。どうぞよろしくお願いします!
以上になります。これらの他に、10月31日(木)から始まる(連続3日間を予定)、西仲さんの東京ツアーが控えていますが、〔CD『あかばなーのうた』は発売1周年!〕の記事か、また来月のライブスケジュールに載せて頂きますね。季節の移り変わりを感じさせ、いきなり涼しい日が続いたりと、身体を壊しやすい時期でもありますが、健康には気を付けて過ごしたいものですね。10月は色々と移動もあって大変ですが、その移動も楽しむくらい(いつもの事ではありますが…笑)、自分らしくやっていきたいと思います。それでは、10月もどうぞよろしくお願いします!
この銀座わしたショップでのライブこそ、西仲さんと自分とのデュオ編成でのライブとなりましたが(右上写真参照)、最初の2日間は、久し振りにドラムの和丸君を加えたトリオ編成での演奏となり、こちらも正式に3人で演奏するのはちょうど1年振りでもあったので、当時〔西仲美咲、東京ツアー(2012.9.3〜9.16)参照〕を懐かしみながらの演奏ともなりました。
今回は“CD発売1周年”を打ち出したライブでもあったと思いますが、それ以上に新しい作品への展望を思わせるライブだったというのが印象的でもありました。CD『あかばなーのうた』では、沖縄民謡をジャズ・アレンジした内容のものとなっていましたが、今回は、沖縄民謡の新たな曲に挑戦し、それをライブで披露…。ひとまず好評でしたが、個人的には更なるアレンジを練って、まだまだ良くなる可能性を感じました。西仲さんは、今後も東京に来てライブをやりますし、自分も沖縄に行って一緒にライブをやる事があるので、段階を踏みながらよくなっていく事でしょう。…では、現在決まっているライブを紹介します。
●西仲美咲沖縄ライブ
・10月18日(金)北谷 Dining Bar Janosz
Buffet Start…19:00~、Live Start…20:00~
Charge…4500円(ビッフェ・1ドリンク付き)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
●西仲美咲、東京ツアー
・10月31日(木)学芸大学珈琲美学
Open…18:30、Start…19:30~2ステージ、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Ds)国場幸孝
・11月1日(金)吉祥寺 Meg
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ、
Charge…3000円(ドリンク別、ミニマム・オーダー1260円)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
・11月2日(土)経堂 Wonder Land(食べログのHP)
Start…20:30~2ステージ
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
以上になります。どうぞよろしくお願いします!…勿論、今回のライブの模様は、またまとめて後日に“ツアー日記”としてアップします!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
今回は、ボーカルの里アンナさんを除く4名で、所謂インストでのライブとなり、それは黒船の切っ掛けともなった1月のライブ〔関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!参照〕を思い出させるものでもありました(DVD『Mariage』は、この時のライブの模様を収録したものです…)。とにかく皆の熱量は半端無く、何か吹っ切れたものを感じさせるくらいでしたが、それが全て良い方向に表れたライブになったのではないかと思っています。とても楽しいライブでした。
今回の21日のライブは、先週の14日のライブと共に、ツアー日記としてまた後にアップさせて頂きたいと思いますので、それまでどうぞお待ち下さいませ。そして、今まで一緒にやってきた、はなわちえさん。どうもお疲れ様でした!…お互いまた突き進んでいきましょう♪
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net
☆はなわちえさんのHP…http://www.chiehanawa.munique.co.jp
☆TRI4TH 3rd.アルバム『Five Color Elements』Release Tour
・10月27日(日) pre-Release party@渋谷Under Deer(ワンマン)
・11月3日(日)@名古屋 Doxy(ワンマン)
・11月4日(月・祝)@広島 Kapone(ワンマン)
・11月8日(金)@鳥取・倉吉 Noside(O.Aあり)
・11月9日(土)夜ジャズ外伝@徳島 Studio NOAH with quasimode, Novie
・11月10日(日) TRI4TH meets RICA’X JAZZ@高松 黒船屋(ワンマン)
・11月15日(金)Release Party@Motion Blue Yokohama(ワンマン)
・11月15日(金)深夜 @渋谷 Under Bar
・11月23日(土)@長野・伊那 Gramhouse with jizue
・12月6日(土)@川口 Shock On(ワンマン)
・12月21日(土)夜ジャズ-Revisit-@恵比寿 BATICA
それぞれの詳細は追って発表しますが、ひとまずは現状決まっているライブをお知らせさせて頂きました。今後、追加公演もあるかもしれないので、随時?チェックの方をよろしくお願いします。今回は、TRI4TH 初のセルフプロデュースという事で、TRI4TH 渾身の作品と言えるものに仕上がりましたし、これが今の最高の TRI4TH だ!と、誇りを持って世に出せるものになったと思っています。皆様、どうぞよろしくお願いします!
そして、近日中にPVも公開予定です。お楽しみに(眼鏡キャラ復活です…笑)!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
そこから数は少ないものの、何度か共演する機会があったり、何故か打ち上げで合流するという事はありましたが(笑)、本格的に一緒に音を出し始めたのは、2010年3月の彬子バンドのライブ〔彬子ライブ@東京キネマ倶楽部参照〕でしょう。このライブを切っ掛けに彬子バンドの活動が活発になってきて、一時期は月に1本のペースでライブを行っていた程でした。バンドの成長は自分達自身の成長でもあり、年上である卓さんとは、何度かその事に付いて真面目に?話し合ったものでした。
…とは言え、“敢えて”1対1で飲みに行く…というのは今回が初めてだったかもしれません。お店も、縁あるお店をお願いします…という事で卓さんに一存させ、バンド的にも思い出の多い吉祥寺をセレクト。〔相澤卓也、ドッキリ誕生日会〕等でも使わせて貰ったお店に行こうか…と言っていたのですが、足を運ぶも、いつの間にかお店が無くなっていたので(笑)、よく卓さんが行くという、同じ吉祥寺の清龍というお店に向かう事にしました。日本酒が自慢…という事らしく、久し振りに日本酒を嗜みながらの『奢らせて頂きます!』になってしまいましたが、楽しい時間を過ごせたのではないかと思います。それではどうぞ御覧下さいませ。
●日時…2013年9月17日 ●場所…吉祥寺 ●お店…清龍
相澤(以下、灰色で表示)「NGはありますか?」
竹内(以下、緑で表示)「NGは…後で自分が判断するんで(笑)。」
「あ、そうなんだ。どれくらい録るの?」
「まあ、2時間くらいじゃないですかね。」
「長っ!!」
「全然普通で良いですよ。ちなみに、彬子バンドのメンバーでは一番最後の番です。」
「ありがとうございます。トリですね。」
「皆もう、ひと通りやってしまいました。」
「ありがとうございます。なんか真面目な事を言うと、
彬子バンドも長くなってきたような気が…。」
「そうですねぇ、いつからやってるんだろう。」
「…何だっけなあ。」
「まあでも、凄い間が空いた時もあったし…。何か変な名前になって(笑)。」
「俺、忘れもしない。キネマ倶楽部(上文章参照)があるもん。」
「そうか、そうですよね。そこから起算しても長いんじゃないですか。」
「俺、リハの音源に年月日を書いてるから、家に帰れば分かる。」
「成程、俺もブログ調べれば分かりますな(笑)。」
「お、すげえ。」
「とりあえず、そのキネマ倶楽部でのライブが約1年振りとかでしたからね。」
「へぇー、そうかそうか。…そう、そのレコ発解散…じゃないか、
レコ発活動休止ライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、
川上彬子ラストライブ『Akiversary』参照〕、見に行ったもん俺。」
「そうですよ。…ていうか、朝まで…(笑)。」
「そーだ!」
「いましたよね?」
「そうそう、帰ろうよ…って言ったら怒られた日だ。」
「ははは(笑)。」
「皆寝てるから、そろそろ帰らない?…って言ったら、お前に
そんな事は言わせねー…ぐらい言われた。バンマスに(笑)。」
「そうか、EYE ちゃん(清水愛さん)もこの時居たんだよなー。」
「そうだよ。」
(携帯で当時のブログを見て)「川上さん、髪長っ!」
「あはははは(笑)。」
「あ、でも最後まで居なかったのかな。だってこれ、
朝9:00まで居たらしいですよ。バカだねー(笑)。」
「いや、最後まで居たと思うよ。確か皆寝てて、最後の方、彬子ちゃんが
日本酒片手に『なんで皆寝てるのー?飲もうよー!』って言って
皆を起こして回ってたんだけど、誰も起きなかった…(笑)。」
「へー。じゃあ俺、帰ってたのかな。記憶が…。」
「いやー、居たと思うけどな…。」
「なんか、最後に集まって撮った写真に、卓さんが写ってないんですよ。」
「あれ、ホントだ。遠慮してたのかな。」
「ここまで来て、遠慮とか無いでしょう(笑)。でも、あまり思い出せないな…。」
「はははは(笑)。」
「…あー、ここの料理、美味しいですね。」
「美味しいよね。」
「日本酒とかもありますね。」
「そうだね、後でいこうか。」
「今まで一緒に、何回くらいライブやったんですかね。
流石に数える気にはならないけど…。」
「でも、一時期さ。去年だったっけ、一昨年だったっけ。彬子ちゃんが
ずっと、アコースティックライブとかやった時もあったから。」
「そうですね。」
「まあ、あれから精度が上がっているのかどうか。」
「…さぁ〜…(笑)。ちょっと判断は難しいですよね。」
「ふふふふ(笑)。」
ーーーーー卓さんの略歴ーーーーー
竹内「あれ、卓さん、静岡…でしたっけ?」
相澤「うん、生まれは。」
「静岡のどこですか?」
「市内です。駿府公園っていうのがあって…。」
「静岡の人って、色々場所によって特徴がありますよね。
あ、静岡自体も大きくなっちゃったんでしたっけ。」
「そうそう、清水市と合体したから…。うちは静岡市内だけど、
幼少期からの傾向は、その家から始まっていて…。」
「ほうほう。」
「その時、うちの家族がそこに住んでたんだけど、おじさんが…2人いたのかな。」
「2人居た?…そんな事、あるんですか?」
「なんか『ただいまー!』って帰ってきた記憶があるんだよなあ。」
「えー。この人はあなたのおじさんよ…って(笑)?」
「ははは(笑)。で、皆で大部屋で雑魚寝してた気がする。」
「ええー?…どんな家ですか、それ。おじさんと雑魚寝してる家族(笑)??」
「うん、いわゆる昔の…よくある家だったんだけど、平屋で…。
そこで、凄い怖い夢を見て、家族全員を起こす…っていう。」
「あ、、『卓也が…』的な(笑)。へー、それですぐ東京に出てきたんでしたっけ。」
「そうね、たぶん。3歳から4歳の時は、たまに来て…って感じだったから。
それで、いつの間にアメリカに転勤になって…、行きましたねぇ。懐かしいなあ。」
「…で、東海大相模へ…。その時はどこに住んでたんですか?」
「その時は多摩市の実家だったかな。父ちゃんに、学校まで2時間掛かるって…(笑)。」
「多摩市も広いですよね。」
「辺鄙な所ですよ。小学校の時はまだ牛がいたから。いや、中学の時もいたかな。」
「牛…ねぇ(笑)。」
「まあ、でも多摩市は良い所ですよ。」
「あはは、そうですか(笑)。」
「結構、高齢化は進んでいるけど。」
「そうなんですか、成程。じゃあ、実家は今も多摩市って事なんですか。」
「そうです。爺ちゃんが残してくれた畑を、うちの親父が継いで、
ある日実家に帰ったら、入口に直売所みたいなのが出来てて、
『相ちゃん農園』って書いてあって、何じゃそりゃ!…って(笑)。」
「…あらら、相ちゃん、どうした(笑)。」
「相ちゃん農園、始めちゃいました♪」
「まあ、なんか陽気な感じで(笑)。」
「こんな会話で良いんすか?」
「え…、何か他にあるんですか(笑)?…もう40分くらいは経ってますが。」
「ホントに!?…呑み屋での会話って…ショボい(笑)。」
「まあまあ(笑)。真面目な話ししてても、後々聞くと結局ショボいですよ(笑)。」
「そう、なんで吉祥寺にしたかっていうと、打ち上げも色々この辺りでやってたけど、
誕生日パーティーみたいなのもやってくれたじゃない?…まあ、あの時の写真は
見れないけど(笑)、あれは一生忘れられない記憶だなーと思って…。」
「おー、そうですか!」
「凄い嬉しかったしね。」
「まあ、自分は、言われるがままやったので…、感謝するなら周りの皆にですよ。
自分だと、どうもああいうのは恥ずかしくて…。嫌な意味ではなく、素直に
喜べる人が羨ましいです(笑)。なんか、前の1月に川上さんと愛ちゃんとで
やったライブで、そこでも確かケーキ的なものを用意してくれていたじゃない
ですか〔“はじまりのうた2013”EYE×彬子参照〕。…あれも、嬉しいは
嬉しいんですけど、ぶっちぎりで恥ずかしさが勝るんですよね…。こんな自分
なんかの為に…すみません…みたいな(笑)。もう、見ないでくれ!…って(笑)。」
「へー、そうなんだ。」
「もー、なんか喜んじゃダメだ!…とも思っちゃうし。」
「いやいや、喜んで良いんだよ(笑)。」
「いやー、喜んじゃ負けだ!…ぐらいまで思います(笑)。」
「…へぇー、成程。気分がノッてたら、もうちょっと楽しくなるんじゃない?」
「うーん、そうなのかなぁ…。」
ーーーーー利き酒セットに手を出して…ーーーーー
竹内「利き酒から始まる『奢らせて頂きます!』(笑)。何からいこう。」
相澤「俺は原酒からいこうと思って…。うん、美味い!」
「こういうのは、癖の無いやつからいった方が良いんですかね。
大吟醸から…とか、何か勿体無い気もするしなあ…。」
「やはり、原酒からいって貰って、こうやって半時計回りに試して貰って…。」
「了解です。…うん、いいですネー。…ヤバい、こんなの飲んだら、自分、確実に
眠っちゃいますよ。最近、日本酒飲んで眠る率、100%なんですよ(笑)!」
「はははは(笑)。前、これを2回頼んでしまって、それでも
1000円じゃないですか。それこそ、ビール2杯くらいだから。」
「はあ、ヤバいですね。しかもこれ、付け合わせも酒みたいなものじゃないですか。」
「そうだね…。まあ、真面目な話しとかしておく?」
「いや、いいですよ、別に(笑)。」
「あはは…(笑)。」
「まあ、お子さんも出来たという事で…。」
「おっと、そこか!…そうね、娘がね。」
「そうですよ。男じゃなくて、娘ですもの。」
「そうですよ。娘の父親ですよ。」
「ねー。…ああ、この日本酒、全部飲めるかなあ…。」
「日本酒、めちゃめちゃ好きなんだけど、次の日の
事を考えると、なかなか手が出せないなあ。」
「まあ、でも、日本酒だと大丈夫かなあ。どちらかというと、自分は
ワインの方が次の日に影響がある気がします。たぶん、日本酒は
長く飲み続けられなく、結局いつの間にか寝ちゃうんで(笑)。」
「へー、成程ね。…でも、自分でも、こんなに酒を飲むようになるとは思わなかった。」
「ええっ?ホントに??」
「好きだったけど、そこまで飲まない…だろうと思ってた。家でも全然飲まなかったし。」
「あー、最近までねぇ。でも、卓さんと初めて会った時は、
ああ、この人は飲む人なんだな…って印象でしたけどね。」
「うん、ああいう打ち上げみたいな場所だとそうなんだけど、家だとね。」
「あー、じゃあ、今の自分がそこ…みたいな感じなのかな。」
「あー、そういう事か。今は家で、今日も一段落!…って思ったら既に飲んでる(笑)。」
「それは焼酎的なやつですよね。自分、普段が焼酎を飲まないので…。
なんか家で焼酎って、雰囲気的なものもありません?…こうやってこう、
ちょいちょい作って、その作業がまた奥ゆかしい…みたいな(笑)。」
「まあその…、あれは…、結婚2周年で行った萩での話しなんだけど。」
「山口県の?」
「そう、山口県萩市ね。歴史が好きなので。そこで奥さんにサプライズで、
それこそサプライズで、萩焼の焼酎グラスを貰って、それが良いんだよね。」
「あー、そうか、そういう…美しい話しは…、カットです(笑)。」
「ええっ(笑)!!…あと、これまた奥さんが、球体の氷が出来る
製氷機を買ってきてくれてて、これがまた結構良くてね。」
「そうかー、それもますますカット…(笑)。」
ーーーーーこの時、竹内の録音機器の電池が切れるーーーーー
竹内「あれ、電池が無くなってる!」
相澤「マジで?」
「マジですね。えっと…、うん、電源が入らない(笑)。」
「あらら。」
「最近、こいつ調子が悪いんですよね。」
「これで録ろうか?」
「あ、i Phone だ!…えーっと…いいですか?」
「いいよ、全然全然!」(ここまで記憶で書いております…笑)
ーーーーーそして、卓さんの i Phone で録り始めるーーーーー
相澤「はい、これでオッケー。これはもう、利き酒セットのせいだな(笑)。」
竹内「あ、いつの間に無くなってる(笑)。」
「好きなんでね(笑)。」
「じゃあそろそろ、彬子バンドについて話してみましょうか。」
「そうね。まあその、皆でリハの時に、これはこうした方が良いんじゃないの…みたいな
話しをした時に、、、曲のキメは大切だけど、キメの前後はもっと大切…とかね。」
「まあ、あれ、皆で…って言いますけど、川上さんは参加してないでしょ?」
「…川上さんは参加してない(笑)。」
「一番参加しなきゃいけないんじゃないの(笑)?」
「『うんうんうん!』…ってしてるよね。」
「『分かる!』…とかね(笑)。」
「こっちが『何が?』って聞くと、『だって…そうだもん』って(笑)。」
「いやー、良いのかどうなのか…。」
「まあ、歌とかは変わったんじゃないすか?…分かんないけど。どうなんだろう。」
「うーん。意識が…って事ですかね。」
「あ、なんか全く俺は記憶に無いんだけど、なん時に、
『飲み過ぎだね』…ってめっちゃ怒られたって彬子ちゃんに言われた。」
「あ、あれじゃないですか、ライブの後にオールで皆で飲んだ時…。」
「…かなあ。めっちゃ怒られた!…って(笑)。でも、
わたしお酒は辞めないからね!…とも言ってたけど(笑)。」
「何じゃそりゃ(笑)。」
「まあ、飲んでない時の歌を知ってるからかなあ…。そこまで
飲まなくても良いんじゃないかなあとは思ってしまう。」
「あー、それは…。自分が飲んで演奏してしまうからなあ…何とも(笑)。」
「まあ、ある一定ラインを超えると…ってとこかな。」
「いやいや。そんなの、飲んでない時だって調子に
乗ってる時ありますもん(笑)。振れ幅でしょ、振れ幅。」
「まあ確かに。…なんかの時に、若干お酒のせいも
あるのかな…って思ってしまったんだよね。」
「いや、お酒を飲む飲まないというよりか、本人が、お酒のせいに
しているような振る舞いをしているところがあるからじゃないですか。」
「あははは、そうなのか。」
「酒のせいにしなきゃ良いんですよ。俺だって飲んでるし。」
「確かにねー。」
「酒に逃げてる感、…じゃないですかね。卓さんが注意した部分は。」
「そうかそうか。でもまあ、前よりは曲のアレンジにしてもね、
少しは向き合ってきているんじゃないかなー…とは思うけどね。
でも、あまりアレンジそのものに興味無い感じは不思議かなぁ。」
「まあ、ボーカリストに少なくないタイプだとは思います。ここ、難しい所
なんですよね。絶対、曲を作るにあたって、アレンジ能力とか、作曲の
ノウハウとか少しでも分かっている方が良いとは思うんですけど、それで
作曲のモチベーションが落ちたら元も子も無いし…。バランスがね…。」
「まあ、でも大ちゃん(卓さんは竹内の事をこう呼びます)の
アレンジ、格好良いですよ。格好良く弾かせて頂いてますよ!」
「あ、あっざーーす(笑)!」
ーーーーー締め…られるかーーーーー
相澤「あ、もう i Phone で録り始めて、21分が経ってます。」
竹内「お、もうそんなに経ってますか。じゃあ、そろそろ締めの言葉、いきますか?」
「あ、じゃあ…。えーと、その…何だ、あははは(笑)。」
「そんなに“締め感”を出さなくても大丈夫ですよ(笑)。
この企画、会話の途中で突然終わったりしますから。」
「そうねー。まあ、ここの清瀧って店はホントに好きで。利き酒セットも600円強だし、
それでいて日本酒4杯付くし、これまた日本酒に合う酒を出してくれるし、、。」
「いやー、卓さん、酔ってますよね(笑)。」
「そうそう(笑)。まあ、ここも先輩に教えられて、沢山の思いでが詰まったお店なので。」
「はい、良かったですよ。」
「そう言えばさ、大ちゃん。要町って、池袋の上だっけ?」
「あー、左ですね。西です。西に歩いて…20分くらいですかね。」
「そーかー、いいなー。まあ、子供も産まれたし、両親の事もあるし、
これから住む所っていったら、多摩なのかーって思って…。」
「あーー。」
「あー、終電が一気に早くなる。…っていうのを、気にしてる俺(笑)。」
「飲みに行きたいのに…(笑)。」
「前は1:00近くまで大丈夫だったのに、多摩だと24:00ぐらいに
『じゃ!』ってなっちゃう(笑)。その1時間が大事なのに!」
「あ、卓さん、もう帰るんですか〜?…って(笑)?」
「いやいやいやいや…ってね(笑)。」
「あー、卓さん、つまんなくなっちゃったなー…ってね(笑)。」
「そうそう、娘に夢中だから…って(笑)。」
「いや、良いんじゃないですか。自分なんかは、そういうのを後延ばしに
しちゃってるようなタイプですから。遅かれ早かれ、そういう時期を体験
する時が来ると思うんですよね。…で、卓さんは、それが今…ってだけで。」
「まあ…ね。」
「あと10年後か考えたら、、、卓さん、勝利ですよ(笑)。」
「はは、そうなのかね。皆、偉いよなぁ〜。」
「皆、偉いですよね〜。」
「うんうん。」
「若干しんみりしてきた(笑)。まあ、良い締めになったんじゃないですか?」
「そうだね。子供に囲まれたい、孫に囲まれたい。あははは、ベタベタだ(笑)。」
「いいですねー。」
「孫に囲まれて、オーバーオールで、髭のお爺さんになりたい。以上!!」
「お疲れした!」
☆本日の注文品
・生ビールジョッキ(399円×4点)…1596円
・いわしの叩き(280円×2点)…560円
・大根サラダ…504円
・もつ煮こみ…315円
・豆腐のお好み焼き…347円
・きき酒セット(620円×2点)…1240円
・お通し(158円×2点)…316円
計4878円!…奢らせて頂きました!!
☆相澤卓也さんのブログ…http://ameblo.jp/ta9-ta9/
☆清瀧のHP…http://www.seiryu-sakagura.com/index.html
そもそも、自分達は珍しい編成のバンドです。津軽三味線と奄美島唄歌いをフロントに置き、その回りを通常のリズム隊(ベース、ピアノ、ドラム)で固め、演奏する音楽の内容はジャズらしいアプローチ…と、こんなバンドは他に見た事がありません。
だからこそ遣り甲斐が出てくるのです。演奏する曲のアレンジというのは正に手探り状態で、ただ、こうやったら格好良いんじゃないか?…という確かな想いを頼りに進めているところはあります。しかし、大阪でもお客さんは大入りで、非常に好評に迎えられました。この事は素直に受け止め、そしてこのまま自分達の音楽を突き進めていきたいものです。
さて、大阪でのライブは無事に終わりました。ボーカルの里アンナさんは、レ・ミゼラブルの大阪公演が控えているという事でこちらに留まりまして、今度の黒船ライブは、残りの4人で行われる9月21日(土)の渋谷 Last Waltz でのライブとなります。このお店は、黒船が結成された切っ掛けにもなった場所でもあり〔関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!参照〕、メンバー的にも印象的なライブになるに違いありません。
また、この21日のライブで、津軽三味線奏者のはなわちえさんは、黒船を卒業となります。是非、現在の黒船メンバーのライブを目に焼き付けて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。…今回の大阪ライブの模様は、21日に行われるライブと共に、また別の機会に詳しく書かせて頂きます!
●9月21日(土)渋谷 Last Waltz
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…前売り3000円、当日3500円(ドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(津軽三味線)はなわちえ、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net
周年期間としては3日目にあたる11日は、ボーカルの白石恭子さん、バイオリンの Tsukasa さん、そしてゲスト・パーカッションとして山下由紀子さんとの出演となりました。恭子さんと Tsukasa さんの共演だけでも珍しいのに、山下さんも加わる…という状況は正にスペシャルで、沢山のお客さんにお越し頂き、最初から最後まで盛り上がったステージをお届け出来ました。
恭子さんと Tsukasa さんは別々のステージが設定されていたので、両者の共演こそありませんでしたが、山下さんはどちらにも加わって頂いたので(適宜でしたが…笑)、やはりスペシャル感は漂っていました。また、Tsukasa さんは最近、自身初となるオリジナル 1st. アルバムを発売したばかりで、こちらの意味でもアニバーサリーな雰囲気があったと思います。華やかに華やかさが足され、そして Kuro らしい和気藹々とした中でお送り出来た1日でした。
そして、周年最終日となった、4日目の12日の演奏は、ボーカルの折井敦子さんと、初めましてのフルートの加藤夕葵さん(最近、Kuro では新しいミュージシャンを積極的に組み入れています)とのステージとなりました。こちらも、最初は別々のステージが用意されるのかと思ったのですが、折井さんのステージでも、加藤さんは進んで伴奏を弾いてくれ、より豊かな楽曲へと変化させてくれました。
また、数あるお花の中には、自分の祖母が注文したのもありまして(右上写真参照)、これはしっかりと自分がお店に運ばせて頂きました(笑)。10周年記念の彩りに一役買ってくれればと思います。
こうして10周年記念イベントは無事に終えられましたが、改めて、開店10周年というのは凄い事ですよね…。お店の場所も、六本木、渋谷、赤坂と変わっており、自分が初めて Kuro に出演〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、渋谷“玄”にて演奏参照〕した渋谷時代からすると、既に7年の付き合いという事になるのですが、これから11周年、12周年と、まだまだ続けていって貰いたいものです。そして、また楽しい時間を一緒に過ごせたらと思いますね…。どうぞ今後ともよろしくお願いします。改めて10周年、おめでとうございました!
そして、せっかくなので、これまでの周年の記事をまとめてリンクさせて頂きます。何だか、メンバーも色々で懐かしいですね(笑)。これも Kuro の歴史です!
・9周年…〔Kuro は開店9周年!〕
・8周年…〔Kuro は開店8周年!〕
・7周年…〔Kuro は開店7周年!〕
・6周年…〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、赤坂 Members Kuro、6周年!〕
・5周年…〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、神泉“玄”の風景 7.〕
・4周年…〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、神泉 Kuro 4周年記念!〕
☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp
しかし、いざ行ってみると、予想以上の気温の低さ、そして険しい道中に圧倒され、なかなか厳しい環境でのツアーが自分達を待ち構えていたのですが、振り返れば、こうした中に身を置く事で、メンバー間でより強い結束力が生まれてきていたのかもしれません。全3日間でライブが3回…つまり毎晩…と、わりと詰め込んだスケジュールでもあったのですが、良い経験が出来たツアーでもありました。…それでは、どうぞ御覧下さいませ。
11月23日(1日目)
ツアー初日は、渋谷駅に朝6:00の集合となりました。何とも早い時間ですが、この日ライブが行われる場所は、山形県の酒田。ここは高速道路がまだ通っていなく、山形市経由で行くのが早いですが、それでも時間を非常に要してしまう距離です。それでいて自分達と、更に3日間分の荷物を積んでいかなくてはいけないので、今回はワゴン車をレンタルして出向きました。
こうして万全の体制で臨んだわけですが、いざ集合してみると、トランペットの織田君の顔色が優れません…。どうしたのかと聞くと、どうやら前日に食中りになったらしく、今日になっても体調が全快していないとの事。…と言って、大量の焼き肉の写真を見せられたので、危うく同情する気持ちが失せるところでしたが(笑)、寝てればまだ大丈夫…との事で、座席の無い後部で終止横たわる…というスタイル(左上写真参照)で出発する事になりました。その後の、首都高の渋滞、、、なかなか前途多難なツアーではないですか…。
…とは言え東北道に入ると道は順調になり始め、一路東北へと急ぎます。天気は曇りがちで、時折雨も降ってくるような状況だったのですが、山形の内陸部から日本海側に出るには、下道でちょっとした山越えも行うので、もしかしたら雪の心配もしなくてはならないのか…と、少々不安になりながらも、福島を抜け、宮城を抜け、山形の先で高速道路を降りました。
この時点で気温はかなり低かったのですが、雪の心配まではしなくて良さそう…という程度ではありました。…というのは、東京から酒田までの道のりとして、月山の麓を通って行くルートが一番近そうではあるのですが、どうやらこの時期は雪が積もっている可能性があるので、山形市の北の新庄市経由で、下道で来た方が良いと先方に言われていたからです。こちらですと最上川に沿っていくルートなので、カーブは多いものの、起伏をそんなに気にしなくても良いので、運転的にはまだ落ち着けそうです。その最上川とは、新庄から酒田まで、こちらのルートとほぼ並行して流れており、車窓から見えるその雄大な河川は、これから始まるツアーでの自分達を温かく包み込んでくれるようでもありました。
そんなこんなで、酒田市に到着。この日演奏させて頂くお店は、酒田 Music Factory というところで、全席立ち席の、クラブスタイルを披露出来るライブハウスでもありました。長距離の移動で疲れてしまっていますが、すぐさま楽器を降ろして準備をして、リハーサル…。休憩はその後にとっておきました。
今回、酒田と秋田では自分達のアテンドに、ばねさんという方が付いてくれたのですが、こちらが思っている以上に色々と動いてくれていたようで、それはライブハウス内のあちこちで目にしたフライヤーや、独自に制作してくれたライブ告知動画(ライブハウス内、そして外でも流してくれていました…写真左上参照)を見ても明らかでした。
これには期待に応えなくはいけません。…とは言え、酒田という場所には自分達の知り合いはほぼいなく、お客さんのお声掛けも、ばねさんに頼らざるを得ない状況となっていたのは事実でしたが、ステージに上がって客席を見た瞬間に、そういった心配も不要だったと確信しました。一体どこから来たのか…というと、酒田市に失礼になってしまいますが(笑)、街自体は静かな印象だった…という考えを払拭する程、非常に熱いお客さん方で沢山だったのです!…そして、盛り上がりたいという気持ちでここに来ている事も一瞬の内に理解し、これは大騒ぎするライブになる…と思ったものでした。
結果…、確かに大騒ぎになりました(笑)。一応今回は、休憩を挟んだ2ステージを行ったのですが、長めの1ステージでも良かったのではと思える程、“休み”という時間を設けるのが勿体無いと思えた盛り上がりようでした。また、今回のツアーで恒例とさせて貰っている、その土地の民謡を TRI4TH 流にアレンジしてライブで演奏する曲として、“最上川舟歌”をやらせて頂きました。こちらもお客さんは驚かれたようですが、実際にこの日、最上川に目をやりながら酒田市に来れたのも良かったのかもしれません。山形県への想いを入れつつ、演奏する事が出来たと思います。
アンコールも勿論来て、ここで最後の皆さんとの一体感!…夜になると風が強くなり、一層気温が低下してしまうここ酒田市ではありますが、この会場は間違い無く熱い空間でした。皆さんと一緒になって作れたライブだったと思いました。
そんなこんなで、この熱い想いをそのままに、スタッフの方や何人かのお客さんと打ち上げを行いましたが、ここで流石に織田君の体力が限界…、彼は一足先にホテルに戻って休んでいた…と付け加えておきましょう(笑)。
それにしても、初めての場所でこんなに盛り上がるとは、正直思っていませんでした。確かに自分からすると、今回のツアーで関西や札幌、広島に行き、その中には初めての場所も含まれていたので、それでも盛り上がったライブを見せてこれたという自負はあるにはあったのですが、酒田という場所でも実現出来た事には、感謝しきれないくらいの想いが芽生えます…。恐らく、自分はどこかで“場所”というもので判断してしまっている部分があったのでしょう…。しかし、こういったイベントを心から喜んでくれ、そして自分達を呼んでくれるのは、間違い無く“人”なのです。そういった触れ合いに、“酒田”という名前以上に熱さを感じた、ツアー1日目でした。これは、2日目以降も楽しくなりそうですね!
11月24日(2日目)
この日は、酒田から秋田への移動を行い、秋田でライブを行いますが、このまま酒田を後にしてしまうのは惜しまれるという事で(笑)、ばねさんに頼んで、色々と酒田の街を案内して貰う事になりました。まずは腹ごしらえの為、酒田ラーメンへ…。あまり耳馴染みが無い名前という印象はありましたが、自家製麺を使用し、醤油味をベースとしたラーメンは、素朴で美味しく、寒かった朝に嬉しい食事となりました。ちなみに、食中りから復活したという織田君は、いきなりこのお店で大盛りを頼みますが、全部食べれずに残してしまった…という事も付け加えておきましょう(笑)。
次に向かったのは、映画『おくりびと』のロケ地となった旧割烹小幡(左下写真参照)という建物です。自分はこの映画を見た事があり、結構好きだったので(笑)これは嬉しいセレクトでした。そもそも『おくりびと』自体が酒田市を舞台とした話しなので、探せばもっと映画に出てきた場所があったのでしょうが、1つの建物を見れて、既に満足した自分がいたものでした。
そして、米どころ庄内地方のシンボルである米保管倉庫である山居倉庫(右上写真参照)にも行きました。NHKドラマ『おしん』の舞台ともなっており、現在では資料館や土産ショップも併設され、定番観光スポットにもなっているとの事でした。短いながらも、酒田の街を堪能出来たように思いました。
さて、時間はお昼過ぎを回ってきましたが、いよいよ酒田を後にする時間になってきました。この次の演奏場所である秋田までは車で約2時間との事でしたが、ここで自分が、いつもの提案である“鉄道移動”を懇願します(笑)。この区間は、JR羽越本線で同じルートで秋田まで行けるので、そんなに時間も要せずに、電車でも向かえるのです。なかなか自力で酒田駅〜秋田駅を乗るのも難しいので、今回は是非とも乗りたい区間でもありました。
…というわけで酒田駅まで車で送って貰い、2両編成の鈍行列車による、秋田までの鉄道旅をスタートさせました(笑)。本数が少ないながら、特急列車も走っているのですが、急いでいる道のりでもないので、鈍行列車で十分です。それでも秋田までの所要時間は2時間だったので、あまり車と変わらないのでした。ひとまず、現地集合という言葉だけを残して…(笑)。
自分が乗ったのは、酒田駅12:40発の秋田駅行きでした。ちなみに、これを逃すと、次の列車は14:45発の特急列車になり、普通列車となると15:37発の列車まで待たなければいけません。流石のローカル線ですが、山形県と秋田県の県境を通るからかもしれません。地方の県境を通る普通列車というのは、利用者の実態を踏まえて、本数も少なめに設定されているものなのです。
要は、県境は住人が少ない…という、ただ単純な理由なわけですが、それに変わって景色の雄大さはどうでしょう。庄内地方では右手に鳥海山が見え、県境に近くなってくると、厳しい表情をした日本海が左手に飛び込んできます。酒田駅を出発した時点では、座席の半分くらいが埋まっているような乗車率でしたが、県境付近では自分も入れて、1両に3、4人…といった状況でした。しかし、列車はちゃんと目的地まで、ただ黙々と走ってくれます。この辺りにローカル線の風情の良さや魅力を感じてしまうのですが、なかなかメンバーの中で、同じルートで向かってくれる人はいませんね…(笑)。まあ、鉄道旅=1人旅…といった自分なりの公式も無視出来ないので、今が一番良い環境なのかもしれませんが…。
こういったルートを通って行くと、新幹線も通っている秋田駅なんて、ただただ大都市!…という印象を拭えませんでしたが、予定通り、列車は2時間程で到着する事が出来ました。しかし自分以外の車組は、既に20分くらい前に現地に到着しているとの事…。現地…とは、この日に演奏するお店の事で、駅からは徒歩15分くらいの距離にあるようでした。やはり、スピードと便利さで言えば、車に軍配が上がる…という事なのでしょうか。
さて、自分は無事に、Live Space 四階という名前のライブハウスで皆と合流しました。不思議な名前ですが(笑)、実際にビルの4階に位置しているお店で、広さ的には1日前の酒田のお店の3分の1くらい…といった感じでしょうか。よりダークな雰囲気はあり、実はこの日のライブは24:00以降に予定されていたのですが、それも少し理解出来たような感じはありました。
そうなると、今からリハーサルを始めて、17:00ぐらいには終わって、ホテルに向かって…、そこから本番までの長い事長い事…(笑)。これは、秋田の食を堪能しないわけにはいかないでしょう。お弁当の用意をしてくれてはいたのですが、それはそれ、これはこれ…という感じで、全員ではなかったにしろ、秋田の街へと繰り出していったものでした。
そして、改めて Live Sace 四階(左下写真参照)へと出向きました。時刻は23:30くらいで、お店の様子はというと、DJ Time のような感じになっていて、薄暗い中で大音量のサウンドが渦巻いている世界が広がっていました…。これで自分達がステージに上がるというのも、なかなかな流れが予定されているとは思いましたが、一応はこのイベントのメインの時間を任せられているわけでもあり、盛り上がったステージを見せていきたいものでした。ちなみに、楽屋はビルの3階にありました(笑)。
さて、時刻も24:00を回り、更に何分か経って自分達の出番となりました。やはり昨日の酒田の時と同様、大きな拍手でお客さんは迎えて下さり、期待してくれているというのが肌で感じたものでした。
そうなると、こちらも全力で応えなくてはなりません。この日は休憩無しの全1ステージだけを予定していたので、良い意味で、後先考えずにお送りしてしまっても良いのかもしれません。そして、こちら側が力強い演奏すると、お客さんも全力でノってくれますし、全力でレスポンスをしてくれます。自分達VSお客さんの、どちらが楽しんでられるか…合戦みたいな感じがありましたが(笑)。秋田のお客さんも熱い方ばかりでした…。
そして、ここでも各地の民謡シリーズはお送りしていきます。ここ秋田で演奏したのは、地元の方なら誰でも知っている(らしい)“ドンパン節”でした。実はこの曲のアレンジは自分がやらせて貰いまして、原曲のイメージも残しつつ、軽快なテンポに移り行くセクションを設けたりしまして、民謡とジャズの融合を目指した楽曲にしてみました。…自分が TRI4TH の為に、初めて本格的にアレンジした曲にもなりましたが、TRI4TH らしさも残せたのが良かったのかもしれません(実は、このアレンジには試行錯誤を繰り返しまして、いったん出来上がったものを白紙に戻し、より聴きやすいようにアレンジし直した…という経緯があります)。お客さんにも好評のようで、これから何度もやっていける曲にもなったように思いました。
更にライブはビルド・アップさせていき、約1時間程のステージは終了になりました。こんな時間でも(…だからこそ?)お客さんには盛り上がって頂き、こちらも気持ちが高ぶっていってしまった感じでした(笑)。既に時刻は1:30を回っており、外は昨日以上の寒さを見せていましたが…、秋田での印象的なステージを残せて良かったです。
そしてライブ後の高揚が変な方向に走ってしまったせいか、「ジャン負けウォッカ一気飲み」が始まってしまいました(笑)。自分も1、2杯は負けてしまったような気がしますが、正直、よく覚えていません…。次の日はもう帰路という感じの行程ではありましたが、最後の東北の夜を自分なりに楽しんでいたのだと思います。
11月25日(3日目)
この日、朝になっても、まだ頭がボーっとしていたので、まだまだ眠っていたい感じではありましたが、夕方までに栃木県の宇都宮まで行かなくてはならないので、眠い目を擦りながらも秋田を出発させました。運転は勿論、昨日のウォッカ・パーティー回避者達です。そう言えば朝方には、ばねさんの姿はありませんでした。昨夜は加害者兼被害者みたいな感じで立ち振る舞っていた気がしますが(笑)、ここは静かに寝かせておきましょう。お礼の言葉を残して、、、。
秋田県から岩手県に抜ける際には、雪もチラホラ見えたという感じでしたが、北上市で東北自動車道に合流した際には、もうその心配は必要無さそうでした。ここからは、徐々に暖かい地方に戻っていくという感じになっていきます。
確かに、気候というのは大事なようで、車が進むに連れて、何だか皆も元気になっていった感じがありましたが、それは所々のサービス・エリアでの行動にも表れていたような気がします。タカオさん扮する静御前のハマりっぷり(右上写真参照…歌丸師匠に似てる説もあり)や、購入したアメリカンドッグを、はしゃぎすぎて地面に落とす(左下写真参照)等、徐々に調子を取り戻して来た様子が見てとれるかと思います(笑)。そんなこんなで、この日の演奏場所である宇都宮 Jazz Bar Obbligato への到着は、スムーズそのものだった印象があった程でした。
その浮かれた様子は〔初めての東北ツアー〕の記事でも確認出来ますが(笑)、藤田君がこの時点で体調不良を訴えかけていたのが気に掛かりました。東京との気温差や長旅の疲れで、身体が弱っていたのかもしれません。しかし、当然の如くライブは堂々と行いました。このお店ではたっぷりの2ステージが予定されていて、TRI4TH の魅力を存分に盛り込んでお送り出来たかと思います。
見ての通り、そのステージも酒田や秋田とはだいぶ装いの異なるライブ・スタイルで、どちらかというと、じっくりと自分達のジャズの部分を楽しんで貰いたい…という感じでしょうか…。お客さんも、ゆったりとしたソファのようなシートに座り、1曲1曲を丹念に見て頂けたのではないかと思いました。
そんな中でも、TRI4TH 流のパフォーマンスは忘れてはいません。体調不良だった藤田君も、ステージ上では、クラブでのライブとばかりに、客席に握手を求めに行く等(笑)、音楽の部分だけでなく、“ライブ”の楽しさを知って貰おうという気持ちを元に演奏していましたし、それに続けとばかりに、メンバー皆で1つになってお送り出来たライブになったのではないかと思いました。やりきりました。
…これで、3日連続ライブの東北ツアーの、最終日となる3日目が無事に終了となりました。宇都宮を東北という地域に組み入れるのは微妙なところではありますが(笑)、最後まで一貫していたツアーでもあり、良かったのではないかと思います。それは酒田や秋田でのライブのやり方を、スタイルの異なるここ宇都宮でも応用出来た事に尽きるのではないでしょうか…。今回のツアーが終わると、次はいよいよツアー・ファイナルというものが待っているわけですが、十分にフィードバックする事ができ、それこそ、ツアーの集大成を作る事が出来るかもしれません。その意味でも、3日連続のツアーというのは TRI4TH にとって、非常に大きい出来事のように思えたのでした。
ツアー・ファイナルは、このツアーの約2週間後の事でしたが、とても楽しい思いを胸に臨めたと思います。その様子は〔“TRI4TH AHEAD" Release Tour 2012 Final♪〕の記事で読めますので、また改めて御覧になってみて下さい。
…これにて、“TRI4TH AHEAD”Release Tour に関連する記事は完結です!…だいぶ時間が掛かってしまいましたが、もう既に TRI4TH は 3rd.アルバム発売に向かって動いています。ブログ更新も休む暇がありませんが(笑)、こちらも頑張っていきたいと思います。どうぞこれからもよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆酒田 Music Factory のHP…http://www.mfinfo.jp
☆秋田 Live Space 四階のHP…http://lifestyle-co.com/yonkai/
☆宇都宮 Jazz Bar Obbligato の(宇都宮東口屋台村の)HP
…http://www.higashiguchi-yataimura.com/shop/obbligato/
今回、元々デジタルでレコーディングしていたものを、いったんアナログテープに入れてから書き出す…といった作業を行っており、より豊かで、より温かみのある音が期待出来そうです。…とは言え、音だけを聞いて、これがデジタル、これがアナログ…というように判断するのは難しいのですが(自分だってよく分かりません…笑)、これは比較をした時に、本当によく分かるのです。そして、それらの音源を耳にしていく過程で、これはエンジニアの方に安心してお任せして良いな…と、全てを託せる気持ちで立ち会いに参加出来たのが良かったと思いました。
3rd.アルバムに収録されている曲等の詳細は、もう少し待って頂きたいところですが、今の自分達のおける全ての力を注ぎ込んだつもりです。そして、メンバー全員が格好良いと思えるものに仕上がったのも確かです。どうぞ楽しみにしていて下さい。よろしくお願いします!
☆ TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com

5月16日(木)