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 今回の旅日記は、7月から8月に掛けての話しなので、もう随分と時間が経ってしまった状況ではありますが、記憶に留めておきたい旅でもあったので、しっかりと書かせて頂きたいと思います。いつもこの時期になると色々と旅に出てしまう自分ですが(笑)、今回は4日間しか日程が空けられなく、おのずと行き先は狭められてしまっていました。まあ、アジア圏がターゲットとなるのは間違い無かったのですが、その中から今回は敢えて、日本から最も気軽に行ける海外と言っても良い、韓国はソウルを行き先に決めました。
 自分は韓国に行くのはこれが初めてではなく、むしろ既に4回も行っており(笑)、どちらかと言うと“慣れた”旅先でもあります。しかし振り返ると、前回に訪れたのは2006年の10月〔竹内大輔の写真日記(~2009)、旅日記 7.(韓国編・…2006.10.18~10.21)参照〕らしく、既に5年が経過しています。この間の日本での韓流ブームは留まる事を知らず、むしろ年々、外国という壁は低くなってきたように思います。また、自分の好きな鉄道面でも(笑)、空港からソウル中心部への鉄道の開通や、ソウル市内で新しい地下鉄路線が続々と誕生している事等、個人的に見逃せない変化も目白押しなのです。これらは故に街の発展へと繋がっており、結果的に新しい見所が増える事にもなっているので(アクセスがしやすくなったので…)、今のソウルを見ておきたいという気持ちが芽生えるのも当然と言えるものでした。
 …という事で、今回の旅先は、韓国はソウルへと決定!…流石に、鉄道の旅…とまではいきませんでしたが(笑)、現在の韓国を色々な角度から(…とは言え、やはり個人的な視点だと思いますが…笑)体験出来たと思います。…まずは、韓国に向かう飛行機から拘りつつ、ソウルに向かってみる事にしましょう(笑)。


 ●大韓航空A380

 今回、ソウルへの足となる航空会社は、最初から大韓航空と決めてました。言わずと知れた、韓国の昔からある航空会社で、便数も多く、現在ではサービスも世界最高水準になりつつある、人気の航空会社でもあります。そしてこの航空会社を選んだ最大の理由として、今年の6月から運航を始めた、全2階建ての旅客機、エアバスA380-800(以下A380)の存在は無視出来ませんでした。
 A380は、〔竹内大輔の写真日記(~2009)、エアバスA380、日本初就航!〕の記事にも書いていますが、とにかく自分はまだ乗った事の無い機種で、今でこそ日本への路線は、シンガポール航空、ルフトハンザドイツ航空、エールフランス航空等が投入していますが、その機体の大きさから、やはり長距離便に使用される事が多く、なかなか個人的に乗れない状況が続いていました。
 しかし、大韓航空に初めて投入されたA380が選んだ路線は、なんとソウル~成田線(他にソウル~香港線もあります)。これは飛行時間的には2時間強に過ぎず、ソウルは気軽に行ける海外というのもあって、航空券は安めに設定されています。何故これらの路線なのかと言うと、この時点ではまだ大韓航空のA380が1機しか存在していないので、本来のパフォーマンスである、ヨーロッパ線やアメリカ路線では、毎日の運航が出来ない状況になっています。そして、1日に成田線と香港線を往復させる事によって、クルーや地上スタッフをA380に慣熟させるという目的もあるのでしょう。…という事は今後A380の受け取りが進むと(全部で10機を発注しているようです)、順に長距離路線へと振り向けられる可能性もあるので、もしかしたら成田線は暫定的なものになるのかもしれません(現在、12月までは週3便の運航に減っているようです)。
 …となると、気軽にA380に乗るには今がチャンスなのです。…ここまで書くと、韓国に行く目的の殆どが、A380に乗る為…みたいになってしまっていますが(笑)、強ち、的外れな意見でも無い事は言っておきましょう(笑)。今でこそ、ソウルへは羽田空港からも沢山の便が出ているので、総合的に見ればこちらの方が便利なのですが、敢えて成田空港を選ぶ理由というのも、まだまだあるようですね。

  この存在感!  正面から見ると、また印象が異なります

 …さて、成田空港にやってきました。目の前にはスカイブルーのA380が駐機しています。やはり第一印象は「でかい!」…に尽きますね(笑)。それは世界最大の旅客機なので当然とも言える感想ですが、実は大韓航空のA380は、世界最小のA380でもあります。勿論、機体の大きさは他の航空会社と変わらないのですが、座席数が最小の407席しかないのです。
 実はエアバスが提案しているA380の3クラスの標準座席数は525席なので、それよりも100席以上少ない設定です。この“525”という数字ですら、既存の旅客機よりスペースに余裕があるように作られているので、如何にゆとりのある機内であるかが想像出来ると思います。大韓航空の場合、2階部分は全てビジネスクラスとなっている(1階部分はファーストクラスとエコノミークラス)という事からも、挑戦的な座席配置が見て取れます。
 勿論、自分はエコノミークラスの人間ですが(笑)、それでも確かに“ゆとり”があるというのは肌で感じる事が出来ました。特に思ったのが通路の幅で、これまで、機内に通っている通路というのは、人と人が擦れ違うのがやっと…という感じで、例えば搭乗中、誰かが荷物を頭上にしまっている人が前にいると、後ろの人はその人が収めるのを待ってからでないと、先に進めない感じでした。しかしA380の場合はどうでしょう。余裕で人と人が擦れ違えるばかりか、CAのワゴン・サービス中ですら、その脇を通って進めそうな気がします。

  ディスプレイも大きく、快適な機内  大韓虚空の機内食は美味しいと評判です

 座席周りは、特にA380用…というわけではないので、敢えて言う必要は無いのかもしれませんが、ディスプレイの大きさや解像度は、やはり最新型である事を思わせ、それぞれにUSB端子が備えられてある事も特筆するところだと思います(要は、自分のメディアが接続出来るという事ですね)。
 そして、大事な“乗り心地”という面ですが、これはもう“静か”と評するのが一番でしょう…。この巨体を見るに、さぞかし巡航中は騒々しいのではないかと思うかもしれませんが、ハッキリ言って、今まで乗った飛行機の中で一番静かではないでしょうか…。特に驚いたのが離陸時で、ジェット・エンジンを始動させ、着地時と共に、騒音では一番けたたましくなる瞬間でもあるのですが、まるでそんな事を感じさせないレベルです。言ってしまえば、隣の人と小声でも会話できてしまうような…そんな感じかもしれません。滑走路に向かう時の揺れも少なかったですし、ただ新しいだけではなく、“ゆとり”や“乗り心地”という、乗客にも優しい配慮が随所に感じられる旅客機だと確信したものでした。

  鳥取県は境港市の北側を飛行中  大韓航空の本拠地、仁川空港に到着!

 大韓航空のA380お機内には、世界で初めて、免税品の展示スペースまでもが設けられてあります、昔から大韓航空の機内免税品販売は人気があり、カタログも相当な厚さのものが用意されているのですが、今度からはカタログだけでなく、実際に手にとって、しっかりと吟味する事が出来るわけです。例えば、往路に実際に手に取ってみて、復路で飛行機で受け取りを出来るように予約すれば、効率的且つ、確実なものがありますよね。ファーストクラスやビジネスクラスには、機内でこれ程までに広いラウンジがあったという程、ゆとりのあるラウンジやバー(!)が設けられあり、これからの飛行機旅?の可能性を広げた旅客機だと言う事も出来そうですね。これらのような、非旅客スペースを機内に設けるというのは、航空会社にとっては相当思い切った決断だったとも思うのですが、現実に大韓航空は実現を果たしてくれたのです。
 このように、魅力があり過ぎる飛行機だったというのは分かって頂けたと思うのですが、皮肉にもソウルまでの所要時間は、たったの2時間半…。やはり、もっと乗っていたいという気持ちが出てきてしまうのは仕方の無いところですが、今後開設される長距離路線で、その乗り心地をフルに発揮出来る事でしょう。2011年11月現在、A380も順調に受け取りが進んでいるようで、ニューヨーク線やロサンゼルス線も開設されました。日本からソウル経由のアメリカ本土路線もマイナーなチケットではないので(むしろ、安くて使いやすいルートです)、アメリカに行く1つの手段として使うのも良いかもしれません。
 さて、韓国の航空会社、大韓航空の誇るA380に乗ったところで、今度は現地韓国へと足を向けさせます。A380を導入出来る、勢いある航空会社が存在する国(日本では、日本航空も全日空も、今のところ導入の予定はありません)、韓国と考えると、この先の旅も楽しくなってくるような気がするのは自分だけでしょうか(笑)?


 ●空港鉄道 A`REX

 韓国の玄関、仁川(インチョン)空港から、ソウル市内までの行き方は数多く存在しますが、今回は2010年12月にソウル駅までの全区間が開業した、空港鉄道 A`REX に乗ってみたいと思います。この鉄道は2007年に、仁川空港から、現在、国内線が主に発着する空港である金浦(キンポ)空港へ部分開通したのが初めで、ソウル駅までの開通は、本当に最近の事です。逆に言えば、今まで仁川空港は鉄道のアクセスが無かったわけで(そもそも、2001年に開港した新しい空港ですし…)、今回の開業は正に待望という感じでした。
 それまでの主流のアクセスは、バスかタクシー…という事になっていたわけですが、ソウル市内から、短めに見ても1時間以上は必要で、しかも渋滞が起きるリスクを考えると、更に時間の余裕は見ておく必要があるでしょう…。しかし今回の鉄道開業で、仁川空港駅~ソウル駅間は、直通列車(特急タイプ…ノンストップです)で43分、一般列車でも50分強で結ばれ、しかも途中で他の地下鉄と乗り換えられる駅も豊富にあるので、本当に便利になったのです。今回は、ソウル市内に向かう時が一般列車、帰国時の仁川空港に向かう時は直通列車を使ってみました。それぞれ、なかなか快適だったと思います。

  仁川空港の、空港鉄道乗り場方面…  どこか近未来な雰囲気ですよね

 さて、まずは一般列車の方に乗車してみましょう。近未来の雰囲気漂う仁川空港ターミナルを後にし、徒歩5分くらいで乗り場に到着できます。一般列車と直通列車の改札は異なるので注意が必要ですが、案内の人も常駐しているので心配は無いと思います。切符を買うにしても、日本語対応の自動券売機が設置されているので、言葉の心配もありません。まあ、せっかくなら韓国版の Suica と言える、T-money カードを先に購入しておくのがベストだとも思います(地下鉄等が割引料金で乗れます)。

  当然の如く、旅行者の利用が多いです  全ての駅にはホームドア(韓国ではスクリーンドアと呼ばれています)が設置されています

 一般列車は、韓国を走る地下鉄と雰囲気は同じ感じになっており、また、韓国の地下鉄車両というのも、日本の通勤電車に似たような雰囲気を持っているので、本当に日本にいるのと変わらないような気持ちで利用する事が出来ると思います。全車両にLCDモニターが設置され、日本語表記の案内も出てきたり、駅到着時の自動アナウンスも日本語で話されるので、初めて韓国に来た人でも大丈夫でしょうね。仁川空港は、東京で言うと成田空港くらい都心から離れた場所にあるので、どうしてもソウル駅までは50分強という所要時間になってしまうのですが、それでも4300ウォン(約300円)という料金は魅力です。ソウル駅のホームが地下深くにあり、既存路線との乗り換えが面倒という部分はありますが、積極的に使っていきたいものです♪

  直通列車の車内  車両の窓は、かなり度の濃い青めの色が入っています

 気が早いですが、帰りに利用した直通列車についても、今の内に紹介させてしまいましょう。12分毎に運行されている一般列車に対し、こちらは毎時0分、30分発(仁川空港駅、ソウル駅共に同じ)と、30分毎の運行となっています。まあ、分かりやすいですよね。
 直通列車は、左上写真を見ても分かるように、日本で言う特急タイプの列車で、何と言っても仁川空港駅~ソウル駅間がノンストップというのが魅力です。また、乗務員サービスや、大きな荷物を置けるスペースも確保しているので、座席でゆったりと優雅に…という場合にも良いかもしれません。
 ノンストップ…とは言え、所要時間は43分で、これは元々路線上の途中駅が少ない為でもありますが、車内で乗客が入れ替わらないという安心感は、リムジンバスに通じるところがあるかもしれませんね。ただ、直通列車の料金は、少々高めの13300ウォン(約900円)です。それでも、日本の感覚からすると安いとは思いますが…。

  途中の駅は全て通過します  直通列車用の、仁川空港駅ホーム

 直通列車は、帰りという事もあって疲れてたのか(笑)、何だかあっという間に空港に着いてしまった感じでした。正しい比較は出来ませんが、基本的には一般列車利用で十分かな…という印象でした。ちなみに、今まで空港アクセスの主流だったリムジンバスを利用すると、一般車が約10000ウォン(約700円)、高級リムジンで15000ウォン(約1000円)程度との事です(ただ、昔に比べて値上がりもしています)。ソウル市内の広さを考えると、一概にどちらが良いとは言えないですが、空港鉄道の開業のお陰で、空港アクセスの選択の幅が広がったのは事実です。今後のお互いの更なる発展を期待したいところですね。

 
 まだまだ続きます!

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

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