ここでの楽しみ方は簡単です。お酒でも飲みながら音楽に身を任せて、後はその場の空間を皆で共有させれば良いのです…(笑)。キンミヤ焼酎をエナジードリンク RAIZIN で割った、このイベント独自のコラボドリンク(KMRZ と書かれてあり、チャージに含まれています…笑)もその後押しをしてくれる事でしょう。…そうして始まった TRI4TH は前回同様、約1時間たっぷりのパフォーマンスをさせて頂きました。
自分達の演奏が始まったのはDJタイムの間を縫った夜1:15ぐらいだったでしょうか。多くの人達に集まって頂き、前述のように皆でその楽しさを共感させていきました。セットリストは、ここ最近の自分達でやってきたものを踏襲させ、更にそのクオリティを上げたものを披露していきました。その中には、ジャズスタンダードでお馴染みの“Night In Tunisia”や“Moanin'”も演奏しています。これらの曲の今後にもどうぞ御期待下さい!
自分達のライブ後は、再度DJタイムとなりますが、皆でそのパフォーマンスに感心したり、やはり KMRZ からビールに戻ったりと(笑)、それぞれ始発電車まで思い思いの時間を過ごさせて頂きました…。TRI4TH の深夜ライブというと、最近はここでしか行われてない感じですが、ある意味で TRI4TH というバンドの原点でもあり、またいつか戻ってこなくてはいけない使命感に駆られた1日でもありました。どうもお疲れ様でした!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆恵比寿 Batica のHP…http://batica.jp
☆須永辰緒さんのHP…http://sunaga-t.com
…これらの写真だと分かりませんよね(笑)。しかし、既にお相手は写真に写っています…。そう、このお店のママこと、朴さんのバースデーだったのです!…ただ、シャンパンがいつものように振る舞われる等、バースデーに相応しい光景が繰り広げられていたのですが、それらを用意しているのが朴さん自身である事を考えると、サプライズどころではない雰囲気であった事は容易に想像出来ると思います(笑)。後にブログを見返してみると、昨年も同じ状況であった事も判明しました〔赤坂 Pro-Amuse での誕生日祝い先は…参照〕。
…とは言え、楽しい1日を過ごせました。そう…、こうして皆で集まってお祝い事が出来るのも朴さんのお陰なのです。またこれからもよろしくお願いします。改めまして、どうもおめでとうございました!
☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/
☆赤坂 Pro-Amuse のHP…http://www.pro-amuse.com/
●7月5日(土)渋谷 Last Waltz
Open…18:00~、Start…18:30~2ステージ
Charge…前売り3000円、当日3500円、学割1500円(共にドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
Special Guest…(落語)三遊亭遊馬
ベースの関谷君がリーダーとなるバンド、黒船が、1st. アルバム『CROSSOVER』を
引っ提げ、レコ発ライブを行います。場所は、このバンドが出来る切っ掛けともなった
場所である渋谷 Last Waltz にてで、新たな流れを求め、言わば凱旋ライブにも近い
感覚で臨めるのではないかと思います。この日は、『CROSSOVER』に収録されている
曲は勿論、その後の活動で培ってきた新たな曲も含め、たっぷりと黒船の魅力に触れ
られるかもしれません。奄美と津軽の文化が出会い、ジャズというフォーマットに
その音楽をぶつけて…と、言葉で説明しても難しい部分があると思いますので(笑)、
どうぞその目で、耳で、ライブを体感して下さい!…きっと面白い筈ですので。
また、この日はスペシャル・ゲストとして、落語家の三遊亭遊馬さんの出演も決定
しております。果たしてどんな夜になるのか、どうぞ楽しみにお待ち下さいませ!
★7月6日(日)吉祥寺 Sometime
Open…11:00~、1st.…14:00~、2nd.…15:30~
Charge…1000円(要1オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
竹内大輔ピアノトリオとしては4ヶ月振り、そして吉祥寺 Sometime では約半年振りの
ライブになります。先日、自分はソロライブ〔竹内大輔、初のピアノソロライブ参照〕を
行いましたが、改めてトリオという編成の心強さを感じさせる1日でもありました(笑)。
今回のトリオライブでは、いつものようにリラックスしてお送りしていくと思いますが、
久し振りのライブでもあるので、この間に溜めてきた新曲を何曲が披露していきたいと
思っています。その内の1曲はソロピアノライブでも披露しましたが、今度はトリオの
編成で演奏するので、どのような変化が見込まれているのかにも注目です。とにかく、
見所沢山のライブになります。お昼の Sometime は混雑が予想されていますので、
お越しの際には予約をして頂いた方が良さそうです。どうぞよろしくお願いします!
☆7月6日(日)代官山 UNIT
Open…17:30〜、Start…18:00〜、TRI4TH の出番はまだ不明
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
関西発のバンド、カルメラが主催する『Jazz a Go Go』。過去に大阪で開催され、
TRI4TH も参加〔TRI4TH、関西ツアー(2013.1.11〜1.12)参照〕させて頂き
ましたが、ついにこのイベントが東京の代官山 UNIT で開催されます!…注目の
出演バンドは、今までと同じくカルメラ、TRI4TH、そして bohemianvoodoo、
JABBERLOOP と、豪華です。とにかく豪華です。この注目の一夜を見過ごす
わけにはいきません!…自分はこの日は昼にもライブがある都合上、開演に
ギリギリの到着となってしまうのですが、いつものように、バンド同士の
コラボも期待出来る事でしょう。…せっかくなので、TRI4TH だけでなく、
他のバンドの魅力も是非とも体感して頂きたいです。この日は間違い無く、
盛り沢山の内容でお届けする1日です!…今から自分も楽しみなのです!
…以上、月頭に行われる3つのライブ…、どれもがお勧めです!…何故この時期に集中してしまったのかは謎ですが(笑)、夏の暑さを吹き飛ばすかの如く、皆さんと楽しんでやっていきたいと思います。改めて、どうぞよろしくお願いします!
レコーディングスタジオは、スタジオハピネスという場所を初めて使わせて頂きました。個々のメンバーでは、既にここで録音した事はあったようでしたが、何となく、初ながら TRI4TH のバンドサウンドとの相性が良かったようにも感じられました。…また、今回はミックスまでほぼ完成させたので、録音した音が徐々にお化粧をされていく感じが分かり、これから作品を生み出すにあたってワクワク感が抑えきれない程でもありました(笑)。
時間的にも割りと余裕を持って進められたので、1曲1曲が丹念に、そして丁寧な想いを込めて演奏出来たと思います。新たな展開に進めた TRI4TH のサウンドを、どうぞ楽しんで頂けたらと思います。
さて、今回はミックスまでスタジオ内でほぼ終わらせたので完成感?が強く、スタジオで軽く乾杯をしました(右上写真参照)。今回のエンジニアの平野さんには本当にお世話になったと思います。どうもありがとうございました!…このまま打ち上げをしていたいところですが、この日の予定はこれで終わりではなく、TRI4TH メンバーは次の現場へと向かいます。そこは…、
衣装に着替え、とある写真撮影へ!…そして右上写真に写っているメンバーを見ればお分かりのように、今年は2年振りに、TRI4TH で NIROCK に出演します♪…NIROCK は、ミュージカル界の異端児と言われる新納慎也さんが主催するライブで、ここでの TRI4TH は、他では見られない程のバリバリのロックサウンドを奏でて参加していきます。こちらも詳細は近日公開との事ですので、是非とも続報をお待ち頂きたいと思います!
…飲んでから写真撮影をしたのか!…とか、あまり言わないで下さい(笑)。
最近は、少し活動を落ち着かせていた TRI4TH ですが、ここにきて面白い展開が始まってきました。どのような流れになっていくのか、皆で楽しみながら進めていけたらと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆高津スタジオハピネスのHP…http://www.studio-happiness.com/recording-studio
ステージは全部で2回…。それぞれたっぷり、1時間10分ずつぐらいは演奏していたと思います。今回の選曲はジャズが中心となるものでしたが、どの曲もソロを思い思いにとって進めていったので、内容的にかなり盛り沢山なものになりました。通常ですと、何だかんだでステージ時間を気にしたりして、ソロの長さもそれを意識したものになったりしがちなのですが、今回はそういった事は皆無だったと言っても良いでしょう…。また、メンバー皆さんのソロも文句無く格好良く、その雰囲気がそのままステージに反映されていたので、特に長さも感じさせなかったのでした。
曲によって、サックスが入らない曲や、タップだけの曲、また、ピアノとタップのデュオでやる曲など、演奏編成に関しては結構バラエティに富んだ感じにしていたので、お客さんも色々な視点からタップを楽しめたのではないかと思います(逆に、タップが入らない曲も1曲だけありましたが…笑)。また、今回はお店的にもタップをフィーチャーした宣伝にしていたので、その意味でも良いステージングになっていたように思いました。
今回は、メンバー個々の共演はあれど(…と言っても、初共演の状況の方が多いです)、この5人のメンバーでの演奏は初めてでしたが、良きバランスで演奏に臨め、そしてとても楽しい時間を過ごす事が出来ました。ジャズという1つのジャンルの音楽を通して親睦を深められた感じもあり、とにかく演奏に没頭出来た、良いステージでした。…丹精君的には、この日がツアーの初日という事もあり、幾分緊張している雰囲気が感じられましたが(笑)、無事に、そして盛大に終えられてホッとしている感じでしょうか。
前述のように、今後は丹精君は西日本を中心に回ってきて、また来月に東京にて、そのツアーのラストのライブを迎えます。その日は7月16日(水)で、三軒茶屋 Obsounds にて行われる予定です。自分も出演させて頂きますが、メンバーはまた今回とは異なって臨むとの事でした。こちらもどうぞ楽しみにしていて下さい。…ひとまず、ツアーの初日の成功、おめでとうございます♪…そして、お疲れ様でした!
☆『The 手前 Misolo 2014』のHP…http://www.diffusy.com/temaemisolo
☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com
そして、今回は新作CDを引っ提げて、いわゆるレコ発ライブとしての1日ともなりました。自分が加わった作品としてはこれで3作目のアルバムとなりましたが、レコーディングは先日の4月に行われたもので〔丸本達也、3作目のレコーディング参照〕、自分も現物を見るのはこれが初めてという状況でした。これで、『Utautai』と名付けられたこのCDとの初対面を果たしたわけですが、やはり良いものですね。改めて気合いが入り、今回のライブを盛り上げていこうと思った次第です。
さて、今までのワンマンライブでは、選曲の時点から自分も結構協力させて頂いたのですが、今回は殆どが丸本さん自身で考えられたセットリストになりました。レコ発ライブであるので、新たなCDに入っている曲を中心に演奏される事は当然でありますが、丸本さん自身で消化し、そして納得させた上で出されたセットリストでしたから、もう丸本さんの想いが100%込められたステージになっているに違いありません。実は本番前日の深夜くらいまで、その選曲には悩みに悩んだそうですが(笑)、そうして生まれたセットリストだからこそ思い入れがあり、そして味のある時間が提供出来た事でしょう。
セットリストの中には、最近よく取り上げているカバー曲の選曲も少々ありました。これまで別のお店や普段の対バンライブで、カバー曲も取り上げる事はしばしばありましたが、ここでのワンマンライブとしては初めての試みだったような気がします。確かに、前回のワンマンライブからの1年間で、丸本さんと一緒に出来るカバー曲は飛躍的に増えたように思いました。敢えてカバー曲をやった…というよりは、表現の幅が増えて、レパートリーも増えたから取り上げた…という感じだったでしょうか。丸本さんにとっては自然な流れだったのかもしれません。
また、この日一番の目玉ステージとして、ゲストに又吉康人君を迎えて2種類の曲をお届けした事が挙げられましょう。又吉君は沖縄出身のボーカル・ギターリストで、丸本さんとも何度かここで対バンをした事があるのですが、実はこの又吉君は、もう1人の沖縄出身のボーカリストの知念弘樹君(彼もここで何度か対バンをさせて頂いています)と共に、今回の丸本さんのCDにコーラスとして参加しているのです。
その曲は、沖縄慰霊の日の式典の出来事からインスパイアされた“こゝろ”という曲で、元々のレコーディングではコーラスを入れる予定は無かったらしいのですが、今年の4月に、お2人と対バンする機会があり、その時に丸本さんはピンと来たそうです(笑)。そして、ライブとしては今回が初お披露目となったのでした(知念君は予定が合わず、今回は又吉君だけの参加となりました…)。
この曲のコーラスは、ただ長い音で伸ばしたりするだけのものではなく、ボーカル同士の掛け合いがあったり、そして何と言っても、沖縄風のお囃子が途中に組み込まれているのが特徴と言えましょう。いわゆる「イーヤーサーサー」や、「スイッ」、「ハッ」…的なものなのですが、これがまた曲に独特のエッセンスを加えてくれます。そして曲調と相まって、どこか郷愁的なものも感じさせ、非常に印象的な仕上がりになっていたのでした。自分がレコーディングに参加していた時点では、まだコーラスは加えられておらず、そしてこの日は合同リハーサル自体が出来なかったので、3人で演奏するのはぶっつけ本番という状況だったのですが、弾いていて、とても楽しい時間でした。
…もう1曲は、昨年の12月のライブ〔丸本達也、12月に行えたライブ参照〕で初めて取り上げる事になった、“パッセイジー”と“All You Need Is Love”のマッシュアップでした。こちらも又吉君はコーラスを存分に入れ、本当に豪華にお届け出来たのでした。実はこちらの方が挑戦的な部分は多かったのですが(笑)、スリル感があって良かったと思います。
今回は、1ステージ目が10曲、2ステージ目も10曲、そしてアンコールに2曲と、全部で22曲をお送りしました。昨年より曲数は減っていますが、充実感や盛り沢山な部分で成長が見られた1日になれたと思います…。これまでのワンマンライブでは、緊張感が勝っていた時間も多かったような印象でしたが(笑)、今回は本当に心から楽しめた時間が多かったのではないでしょうか。ライブ後の笑顔が物語っていますよね(右上写真参照…笑)。
本当に多くのお客さんにお越し頂き、そして沢山の方にCDを御購入して頂きました。どうもありがとうございました。そして、まだまだ丸本さんとのライブは続いていきますので、またどうぞよろしくお願いします。次回はまた普段の対バンライブで、7月18日(金)になります。新作CDと共に、今後にも御期待下さいませ♪
☆丸本達也さんのブログ…blog.livedoor.jp/waits2/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
そして、今回ついにレコーディングを行う運びになりました。前回のブログを見ても分かるように、郷原君とは先日、群馬県の猿ヶ京でライブを行ってきたばかりという状況だったのですが〔猿ヶ京 Humpty Dumpty 初ライブ!参照〕、元々あまり数多くライブをやってこなかった自分達だけに、良いタイミングにもなったと思ったのです。勿論、レコーディングに向けたプリプロは何度か行ってきたのですが、デュオという編成での演奏は、ライブ感が非常に強い部分も持ち合わせている為、お客さんの前で演奏をしてきた状況を、そのままスタジオに持って来させる事にも繋げられたと思います。今回のレコーディングのエンジニアには、よくお世話になっている速水さんをお迎えし、2日間のスケジュールでやらせて頂く事になったのでした。
今回のレコーディングに使わせて頂いたのは、TRI4TH〔TRI4TH、オリジナル3rd.アルバムのレコーディング参照〕や竹内トリオ〔ピアノトリオ、カバー曲レコーディング参照〕でもお馴染みになってきた、オルフェウススタジオです。使い慣れたスタジオではありますが、デュオ編成での録音というのは勿論初めてでした。それぞれのブースが存在するスタジオですが、今回は敢えて、いつもドラムが置かれている一番広い部屋にグランドピアノを移し、普段ピアノが置かれている部屋をサックスのブースとして臨んでみました。どうやらピアノの響きの広がりが全然違うらしく、それは実際に弾いてみても如実に感じられるもので、そもそも広い部屋での録音というのは、状況的にも非常に気持ちの良いものだったのです…。いつもこの場所でやりたいものですが、ドラムが有る限り厳しいかもしれません…(笑)。そして、敢えてサックスとの間のドアは開けっ放しにし、お互いの音が入り込む事で、よいライブ感を表現する方向へと持っていきました。なかなかスリリング且つ、楽しい状況ではありませんか!
…レコーディングはとても順調でした。今回の作品は全部で10曲にする予定で、実際に録音したのは少し余裕を持って11曲にしたのですが、初日に7曲を録る事が出来まして、2日目には残りの4曲は勿論、改めて初日に録った曲を聴き直し、また再挑戦する時間も設ける事が出来ました。郷原君はアルトサックスとソプラノサックスを使い分け、後者は2日目に集中させた感じがありましたが、どちらも自分達が今まで行ってきたライブ感を満載に仕上げる事が出来たと思います。
デュオでのレコーディングなので、スタジオには速水さんを含めて全員で3人…という状況でした。最近の例ですと、ボーカル・ギターの丸本達也さんのレコーディングも似たような状況でしたが〔丸本達也、3作目のレコーディング参照〕、レコーディングと言うと、多くの方達が関わって作り上げていった印象があったので、久し振りに静かな雰囲気でのレコーディングを体験出来たように思いました。丸本さんのレコーディングは深夜でしたが、こちらはお昼の時間帯にも関わらず静かな雰囲気だったので、静さにより拍車が掛かり、これはこれで自分も好きな状況だったように思ったのでした。良い意味での緊張感と言いますか、音楽だけに集中しやすい状況が作れた気がしました。お陰で、2日目は予定より3、4時間も早く終了…。そのままお待ちかねの?打ち上げへと流れたのでした(笑)。
また、このスタジオ近辺の飲み屋が、いい味を出してるんですよね…(笑)。まだ、CD発売に関しての具体的な動きは決めていませんが、いずれ皆さんに披露出来る機会が作れると思いますので、少々時間を下さいませ。今回は非常に良い経験をさせて頂きました。完成を是非とも楽しみにしていて下さい。どうもお疲れ様でした!
☆郷原繁利のブログ…http://sgohara.com
☆オルフェウススタジオのHP…http://www.orpheusrecords.jp/recording/index.html
…色々あって、郷原君は先に新幹線のチケットを取ってしまっていたそうで、行きは自分単独で向かう事になったのですが、そもそも猿ヶ京の場所は皆さんはお分かりでしょうか。群馬県でも割りと新潟県寄りに位置し、新潟県の苗場に向かう国道17号線の途中にある温泉地ですが、鉄道だけで行く事は不可能で、一般的な公共交通機関としては、上越新幹線の上毛高原駅から、路線バスで30分〜40分…という感じです。上毛高原駅は新幹線としては小さな駅で、まだ個人的に一度も降りた事が無かったので、そこから行くのも有りだなとは思ったのですが、近くを在来線(JR上越線)が通っており、前述の路線バスはそこからの駅から出ている路線なので、少々時間は掛かるものの、在来線で行ってみる事にしました(笑)。そしてその時に自分の頭を掠めたのが、最近車両が変更された特急『草津』号でした。〔鉄道さんぽ 12.(JR東日本、吾妻線編)〕で紹介していますが、これまで『草津』号に使用されていたのは旧国鉄時代から走り始めていた185系という車両で、いつまで走っているものなのか…と思っていた矢先、今年3月のダイヤ改正で、いきなり651系という車両に置き換えたられたのです。突然でビックリしたものですが、置き換えられたのは『草津』号だけではなく、JR高崎線系統の『あかぎ』等の特急もそうでした(こちらは1往復だけ185系が残存しています…)。651系は、元々はJR常磐線の看板特急『スーパーひたち』号として登場した車両で、近年はそちらはE657系という車両が台頭してきて、651系は事実上常磐線からは引退をしていました(期間限定で、現在1往復だけ残存されています)。
…と、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが(笑)、要は上写真の列車に乗りたく、これで群馬県へと向かったという事です…(笑)。ただ、『草津』号は目的地までは行かないので、途中の高崎駅までの利用とし、ここからは普通列車で目的地まで向かう行程としました。久々に乗る651系は、リニューアルこそされていたものの何だか懐かしく、この車両に初めて乗った小学4年生の時を思い出したものでした。651系は在来線で初めて130km/時運転を始めた車両でもありますが、『草津』号では以前の185系(最高速度110km/時)のダイヤを踏襲している為か、今では余裕のある走りという感じでした。
高崎駅で在来線に乗り換え、上越線の後閑駅まで向かいます。地図上では、ここが上越新幹線の上毛高原駅に最も近い駅で、前述の路線バスは、当駅に寄ってから上毛高原駅に向かうルートを通っているようでした。…駅としての規模は小さく、周りに何かある感じの場所では無かったので、直ぐさまバスに乗って向かおうかと思ったのですが、ここで新たな気持ちが芽生えてきてしまいました。上毛高原駅まで歩けるかな…と(笑)。
路線バスですと、この駅間の所要時間は約10分。しかしバスのルートを見るに、結構大回りして向かってる感じがありました。地図で確認すると、距離的には2km弱…といった感じだったでしょうか。この近くには関越自動車道が通っており、そこからはよく上毛高原駅が見えていた記憶があったので、1本バスを見送り(笑)、思い切って歩き始めてしまいました。都内では大雨だった天気がここでは上がっていたのも、気持ちを後押しさせた要因となったようです。途中には利根川(右上写真参照)を渡り、遠くには朝日岳や谷川岳の姿も見え、束の間の散歩を楽しみました。
…しかし、その気持ちは途中で若干の後悔へと変わりました…。上写真のような上り坂が待ち構えていたからです…(笑)。遠くから新幹線の高架橋は見えていたのですが、確かに目線よりだいぶ高い所を走っているなと思ったものでした…。しかも、途中から小雨が降り始めてきてしまい、電車を降りた時に傘を車内に置き忘れてきたのも思い出し、何だかヤッてしまった感が全面に溢れ出てきてしまいました…(笑)。
…とは言え、後閑駅を出てから約40分程で上毛高原駅に到着。雨は本降りにはならなかったものの、服は汗だか雨だか分からない状態になってしまいました。…とは言え、駅前に見付けた蕎麦屋での、冷やし山菜そばの美味しさは格別でありました。やはり、歩いて良かった…かもしれません(笑)。
そして、いよいよ?路線バスに乗って猿ケ京温泉へ…。坂をスイスイと駆け上がっていく様は(当たり前ですが)頼もしくもありましたが、利用者は自分も含めてたったの5人…。そのうち終点の猿ヶ京まで乗っていたのは、自分も含めて3人でした。
終点の1つ手前の関所跡というバス停で下車すると、先程からチラチラ見えていた赤谷湖の姿が眼下にありました。夏にはここで花火大会が行われ、昨年はそれをバックに郷原君がサックスを吹き続けたらしいですが(笑)、このバス停から歩いて5分程で、Humpty Dumpty はありました。尖った三角屋根が特徴の建物で、これは遠くからでも結構目立ちそうです。ここでやっと郷原君と合流し、Kie さんとも久し振りの再開を果たし、そして早速リハーサルへと突入させるのでした。
よく考えたら、結構バタバタなスケジュールにしていたかもしれません。自分がお店に着いたのは14:00過ぎ頃だったと思いますが、本番の1ステージ目は16:00からの予定としていたのでした。普通のお店でしたらこれでも良いのですが、長い時間を掛けて移動してきて、久し振りの再開を果たした割りには、お店に着いてリハーサルをして、すぐに本番を迎えた…という印象ではありました。とりあえず、積もる話しは1ステージ目の後にしておきましょう。…と、そんなこんなで何とか1ステージ目を始められたのでした。
1時間強程のステージをお送りしたでしょうか。郷原君とのデュオ演奏は久し振りでしたが、郷原君とは近々にレコーディングを行う予定があり、何度かプリプロを行ってきたので、そんなに打ち合わせをしなくても心配はありませんでした。ただ、レコーディング用に曲の構成を変えた部分があり、その構成でライブをやった事はまだ無かったので、そちらに対しての慣れの方が最初は大変ではありました。
1ステージ目は、わりと自分達にオリジナル曲を多めにし、自己紹介の部分も含めたステージになっていたかもしれません。言ってしまえば、殆どが自分達は初めてのお客さんです(逆に、知っていたお客さんが何人かいらしていたのは凄かったです!)。まずは自分達らしさを伝えるのが重要だとは思いました。1ステージ目後には食事が振る舞われ(右上写真参照)、Kie 時代の懐かしい料理を堪能させて頂きました♪
休憩中には料理と共にビールも堪能し(笑)、お店の外も散歩してみましたが、いつの間にか幻想的な風景が広がり、改めて良い所だなと思ったものでした。この景色と Humpty Dumpty が不思議にマッチしていたのも印象的でした。猿ケ京は温泉街なので、もっと日本的な景色のイメージがあったのですが、ジャズライブと相まって、これもまた猿ヶ京の新しい魅力にしていけるのかもしれませんね。
2ステージ目はカバー曲を多めに演奏していきました。このデュオでは昔からカバー曲も沢山取り上げていて、これも新たなレコーディング曲として今後発表していけるレパートリーになるかもしれません。また、ジャズらしい即興感溢れる演奏もこのデュオの魅力で、チックコリアのナンバーから、その名も“Humpty Dumpty”や、お馴染みの“Spain”もお届けしたりしました。
多くの方にお越し頂き、そして楽しんで頂けた時間になりましたが、自分達はこの日中に東京に戻らなければならず、ステージが終了したからと言って、そんなにゆっくりしている時間はありませんでした。上毛高原駅の東京駅最終は21:53発。2ステージ目が終わったのは20:10ぐらいだったので、余裕と言えば余裕でしたが、もう少しお店の余韻を楽しみたいところではありました。…とは言え、また来れる…という想いを残して、お店を後にしていきます。
上毛高原駅方面へのバスは17:00台には終了している為(笑)、今回は有り難い事にお客さんの車で駅まで送って頂ける事になりました。つまり、初利用という実績も作れた上毛高原駅…。よく考えると、行きが在来線、帰りが新幹線と、自分としては理想の往復行程になれた気もしました(笑)。郷原君は帰りも指定席を取っていたそうですが、絶対に空いていると確信していた自分は自由席へ…(笑)。予想通り、車内は自分の降車駅の大宮駅まで、右上写真のような状態でした。こんな優雅な時間もまた良かったです♪
こうしてバタバタながら、猿ヶ京での日帰りライブを終えてきました。行きは結構時間を掛けて向かったものの、帰りはというと、電車の乗り継ぎが上手くいったお陰もありますが、自宅の最寄り駅に着いたのは23:20頃。なんと、1時間半で着いてしまった事になりました!…往路で乗っていたバスの時間は30分〜40分ぐらいだったので、行こうと思えば約2時間で猿ヶ京には着いてしまえるのです。やっと演奏する機会があった Humpty Dumpty でしたが、思ったより近く、気軽な場所にあるんだというのが、今回の大きな収穫だったような気がしました。またどうぞよろしくお願いします!…今回はどうもお疲れ様でした。
☆猿ヶ京(群馬)Humpty Dumpty のHP…http://kie-ko.com/?page_id=20
☆郷原繁利のブログ…http://sgohara.com
前にも言いましたが、 Tsumuzi 君のレコーディングは生音を基盤としたものとしては特徴的なやり方をしていると言えましょう。個人的に多い状況が、期間を限定して一気に録る…といった感じですが、Tsumuzi 君はそういった事はせずに、曲によって録音の時期を選び、それこそ1日に2〜3曲だけとかに絞りつつ、長いスパンを掛けて行われるのです。実際、前回録音したのが昨年の12月でしたから、作品の構想には相当時間を掛けていると思われます。まあ、Tsumuzi 君は先月に大きなライブを開催した故に、最近はそちらに集中していたとも言えるので、今後はペースが上がってくるのかもしれません。今後の展開にどうぞ注目して頂きたいです!
…今回のスタジオも、Tsumuzi 君お気に入りの Studio Dede にて…。自分もスタインウェイのグランドピアノで気持ち良く録音させて頂きました。この日は2曲だけの録音予定となっていましたが、その内の1曲はホーン隊を入れるアレンジにしており、新鮮な気持ちで自分もやらせて頂きました。もう1曲の方は、バイオリンとリズム隊だけのシンプルな編成でしたが、こちらはこちらで異なるアレンジを施して臨んでおり、Tsumuzi 君はライブとレコーディングでは完全に別物と考えている事が分かります…。一種の“作品感”と言いますか、ライブでは生まれない、丁寧で時間を掛けた世界観を全面に押し出したCDが期待出来そうですね。
…とは言え、時間を掛けて練ってきたアレンジも、実際にスタジオで音を出してみると、また異なった印象を受けるものです…。その部分も当然考慮され、限られた時間ではありましたが、丁寧にアレンジを積み直し、皆が納得のいく方向へと進めさせるのでした。そして、今回も充実したレコーディングになれたと思います。どうも皆さんお疲れ様でした!
今度の Tsumuzi 君の 2nd. アルバムですが、クラウドファンディングを使ってプロジェクトを進めています。もうその動きは始まっており、既に多くの方々の御支援を頂いているそうです。新たな 2nd. アルバムがどのような形でリリースされるのか、どうぞ楽しみにして頂きたいと思います。詳細は➡こちらになります。どうぞよろしくお願いします!
☆Tsumuzi 君の…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
☆池袋 Studio Dede のHP…www.studiodede.com/
…それにしても、相変わらず譜面が不十分でいけません。3年前のブログにもそんな記事を書いたような気がしましたが(笑)、今度は既存のバンドスコアを持ってきて、これで演奏出来ますか…との事。…いや、出来るは出来るのですが、途中で4回ほど譜めくりをしなければならないのと、明らかに低過ぎるキー故に、移調読みをしなければいけない等、何だかややこしい事この上ありません。…もう誕生日祝いのついでに、その場でバンドスコアから五線紙へ1枚にまとめて(移調も)書いてあげました。何て実用的なプレゼントなのでしょう…(笑)。
無事に誕生日ケーキの火も吹き消し終わり、、、。
何と、久し振りにシャンパンタワー(2段ですが…)まで振る舞われました♪
何とか1日を終えられそうだったので、ここで本当の(笑)誕生日プレゼントを紹介します。前回、“譜面の読み方”という本をプレゼントしたのですが、あまり効果が表れなかったとみて良さそうだったので(笑)、今度はいよいよ“譜面の書き方”か…と思っていて、、、結局…、
音楽家の名言
…という本になってしまいました(右上写真参照…笑)。何が良いのかという考えがひと回りしてしまった結果でしょうか(笑)。もはや理論的な事を言っても仕方ありません。これからは精神的な本によって癒され、譜面書きに生かして貰いましょう…。3年前に29歳になっていた18歳、おめでとうございました。
☆折井敦子さんのブログ…http://atsukomusic.blogspot.jp
☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp

5月16日(木)