7月23日(1日目)
この日のライブは学芸大学の珈琲美学で行われました。そもそも、この日のブッキングを決めたのが、前回の4月に行ったライブの時でもあり、お店的にも、またこの3人で…という方向性を提示されていたのかもしれません…。そして、1回目の時より遥かにリハーサルはスムーズに進んだのは当然と言えますが、それに満足せず、新たな試みを持って臨んだという事も特筆出来る1日でもありました。
それは、西仲さんのアルト・フルートの使用です。右上写真の西仲さん自身が持っているものがそうですが、明らかに大きさが違うのが分かると思います。勿論、出てくる音は通常のものより低く、大人で落ち着いた印象を与えさせます。このフルートのライブ・デビューは沖縄での演奏が先のようでしたが、東京でのライブでは今回が初披露との事でした。まだ買って間も無いらしく、その重さに慣れるのに時間が掛かりそうでしたが(笑)、ブルースをこのフルートで吹ききり、西仲さん自身の音楽に新たな可能性を見出だせたと思います。
また、新たな沖縄民謡の曲も今回増えました。これらはスズキ君と共に自分も初めて演奏したという状況でしたので、皆で同じ立場からのアレンジが出来たのではないかと思いました。3人で作っていくこれらの作業も面白く、良いものが出来たのではないでしょうか。そしてこの手応えと共に、2日目のライブを迎えるのです。
7月25日(2日目)
2戦目となったのは、2日後の25日の事でした。こちらも自分達にとってはお馴染みのお店である吉祥寺の Meg にてで、前述のように、ここでもスズキ君は敢えてパーカッションとしてのセッティングで臨んでいきました。自分は逆にアップライトピアノでのステージとなり、また異なった状況で臨む事にはなっていたと思います。
Meg のライブは、いつもアットホームな雰囲気でやらせて貰っているのですが、この日は特にそんな雰囲気がありました。スズキ君が参加して、まだ間も無い状況と言えば間も無い状況で、お店も珈琲美学でしか演奏した事が無かったせいもあったかもしれませんが、演奏環境を変え、改めてこの3人でステージに立ち向かっていく…という状況が良かったのかもしれません。終始リラックスした空気が流れており、演奏も一段と伸び伸びと出来たような気がしました。
前回と同じようにアルト・フルートも駆使し、そして新しく取り上げた沖縄民謡曲も積極的に取り上げて…、ここで1つの到達点は見る事が出来たかなと思いました。また、Meg というお店の特徴として、ステージ上から目線を変えずに見える範囲全てに、お客さんが集まって見える…という点があります。その分、お客さんと一緒になって作っていけるライブというのを肌で感じる事が出来るのです。これは自分達は当然そうですが、お客さん自身も感じて頂けているのではないでしょうか。壁が真っ赤に染まっているという独特の世界観もありますが(笑)、ライブの良さを直に吸収して頂けたらと思います。
こうして Meg でのライブも無事に終了し、今回の東京ツアーは幕を閉じました。短い期間ではありましたが、良いものが作っていけたと思います。今後の展開は、まだこの時点では分かりませんが、自分達で作り上げた1つの完成品を体験する事が出来て良かったと思いました。また次に繋げていきましょう。ありがとうございました!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆スズキトモヒサ君のHP…http://soopydrums.blogspot.jp
☆学芸大学珈琲美学のHP…http://www.coffeebigaku.server-shared.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com
5月5日(1日目)
この日は『Bloom』というタイトルが付けられたイベントが開催されており、TRI4TH はその中でもメインのステージを担う役割をなっていました。町屋らしい建物が幾つもある中での一棟の中にステージが造られており、畳の上で行われるクラブジャズライブ…というのも面白い状況だなと思いました。勿論、DJブースも用意されており、ガンガンに音楽を掛けていくのです。一瞬、現実的な雰囲気ではなくなりますが、部屋の外を見ると、そこには静寂が広がっており、このアンバランスさがまた魅力的なようにも思えました。
リハーサルの後には少しだけ周囲を見学させて貰いましたが、イベントが始まるとドリンクやらフードやらが提供されてくるので、ついついお酒を飲んでまったりとしてしまいます(笑)。今回は楽屋もその町屋内で用意して頂いたので、そこに居ても十分に風情は楽しめるのでした。この日はゴールデンウイークの最中での移動となっていた事もあり、かなり早めに東京を出発した分、本番前には身体を休めたいところでもあったのでした。
そして陽も暮れる頃、TRI4TH のライブ準備へと入ります。クローズが 21:00 頃に設定されていたので、いつもより少し早めのスタートではありましたが、良い雰囲気の時間でもあったと思います。今回の企画者であり、自分達を呼んで頂いた方でもあるDJシンスケさんからの紹介と共に、自分達の演奏は幕を開けたのでした!
自分達のステージは、客席より1段だけ高い位置にはあるのですが、お互いが畳の上という環境は、なかなか他では味わえるものでもないでしょう。自分達も、そんな新鮮味のある環境を楽しみつつ演奏をしていった感じがありました。夜の町屋群に、管楽器とリズム楽器の音の洪水が響き渡ります。
今回は1時間という時間が用意されており、TRI4TH の魅力ある楽曲をたっぷりとお届け出来たのではないかと思います。3rd.CDアルバムからは勿論、2nd. CDアルバムからの曲を割りと多めにお送りしました。また、ジャズ・スタンダード曲である“Night In Tunisia”も TRI4TH 流のアゲアゲ?アレンジでお送りし、会場内を一気に温めていきました。
そんな中でも、やはりサックスとピアノのデュオである“Circle”は喜ばれました。夜の町屋という情景と、非常にマッチしていたようにも思います。周りをよく見ると、ここは建物の外からもステージは見えるようになっているのですが、その外からも飲み物を傾けながら見てくれていたお客さんも多かったようで、正にこのエリア一帯で作り上げられていたステージになっていたような気がしました。雰囲気が本当に抜群でした!
そして、後半に向けて更にテンションを上げていきます。こちらもジャズ・スタンダード曲のカバーで“Moanin'”と、いつもはライブ前半でお送りしている“Volare Via”を本編の最後に演奏していきました。勿論これでは終わらず、アンコールで“Dance 'em All”に突入し、最後の大暴れをさせて頂きました(笑)。こちらもまた盛り上がり、このイベントの良い締め括りになった気がしました。
…1時間なんて、本当にあっという間でした。全体的に静かな雰囲気もありましたが、やはり盛り上がるところでは盛り上がって、お客さんと一緒になれた時間が過ごせました。イベント全体の雰囲気も個人的に好きな感じで、やはり“和”というものはジャズに合うのかもしれません。ジャズ自体が色々な音楽や文化との融合だと言われますが、そこに和を組み入れても、不思議に溶け込んでしまう…。その心地良さを改めて実感出来た1日になりました。どうもありがとうございました!
さて、メンバーはこのまま夜通しで東京に向かいましたが、前述のように自分はここ近江八幡で1泊し、次の日の鉄道巡りに進みたいと思います(笑)。自分的には、まだまだ旅は終わっていないのでした♪
5月6日(2日目)
昨日の疲れもありましたが、この日は朝7:30にはホテルを出発しました。鉄道巡りに費やせる時間は限りがある事を考えると、早く行動に移すのがベストなのです。今回の鉄道巡りのテーマですが、現在いる滋賀県の鉄道に乗る…というもので、具体的には近江鉄道という私鉄を軸に、色々と回ってみようかと考えています。
近江鉄道はその名の通り、滋賀県東部に勢力を持つ鉄道会社で、まだ自分は1度も乗った事の無い路線でした。この土地の人には申し訳ないのですが、近江地方というのは、どうしても東京から関西へ向かう時に通過をしてしまう地域で、東海道新幹線からもその風景を何度も見ているのに関わらず、立ち寄る事は現在まで出来ていませんでした。そんな中、今回のように近江八幡でライブを出来たというのも、良い巡り合わせだったのでしょう。このチャンスを逃すまいと、近江鉄道の全線制覇を目指し、早起きした次第でした。
近江鉄道は戦後一貫して西武グループの会社(西武鉄道の子会社です)で、その車両は西武鉄道の中古車両を種車とする改造車両が殆どです。それは現在でも変わらなく、近江鉄道の新車である100形電車(右上写真の中央の車両)は最近まで西武鉄道で活躍していた、元西武鉄道の新101系電車なのです。まずはスタート駅の近江八幡駅から八日市駅に向かい、近江鉄道の本線に到達します。実は近江鉄道は本線の他に2つの支線から成り立っており、この近江八幡駅〜八日市駅間は、八日市線という支線路線なのでした。
鉄道巡りは、支線が多い程、その制覇には時間を要します。特に、その支線が盲腸線(終点から先に接続する鉄道線が無い路線)であれば、1度来た道を引き返してこなければならない為、何となく非効率的な感じがしてしまうでしょう。近江鉄道の場合、本線が支線に比べて長い距離を走り、終点の貴生川駅こそ、他の路線との接続駅ではあるものの、まだ制覇していない部分を乗るべく、再度引き返すのは効率が悪いと感じました。これで列車の本数が多ければまだ良いのですが、近江鉄道は八日市線を除くと1時間に1本ほどの運転本数しか無いので、スケジュールにも制約が出てきてしまいます。自分は貴生川駅に着くと、いったん近江鉄道とは離れ、違う鉄道路線の場所へと向かいました。
貴生川駅までの行程はのんびりとしたもので、地方ローカル私鉄の醍醐味のような時間を経験させて貰いましたが、貴生川駅からのJR草津線は、やはり少し近郊路線的な性格のある雰囲気がありました。ちなみに、貴生川駅からは信楽高原鐵道という第3セクターの路線が出ており、この路線も自分はまだ乗った事が無かったのですが、2013年の9月に起きた台風の影響で、路線の一部の橋脚が流失…、被害は甚大なもので、この時点で未だに復旧の目処が立っていない状況だったのでした。
復旧の目処が立っていないながらもホームに佇む車両や、代行バス乗り場の存在が、今の状況を鮮明に映し出していて歯がゆかったですが、2014年11月29日に、実に運休になってから1年1ヶ月振りに運行を再開したようです。これは、また機会を見付けて乗りにいかなくてはなりませんね…(笑)。
JR線を乗り継ぎ、石山駅で京阪電鉄石山坂本(いしやまさかもと)線に乗り換えます。この路線の一部区間もまだ乗った事がありませんでした。滋賀県の大津市を中心とした路線展開をしている路線で、本家の京阪電鉄とは車両の大きさもミニサイズで、京阪の路面電車バージョンのような印象を受けます。ここまでくると列車本数も多く、基本的には15分毎の運転で、区間によってはその運転本数が倍になります。
路面電車のような風情ですが、道路との併用軌道になる区間は少なく、やはり普通の鉄道路線だと思わせます。ただ、京阪京津(けいしん)線との接続駅である浜大津駅付近は、接続先の京津線を含めて併用軌道区間が続くところでもあり、京津線は特例の4両編成(左下写真参照)なので、道路を走る車との迫力ある離合シーンが毎日のように展開されている場所でもあります。今回はちょっとしか寄れませんでしたが、いつかゆっくりとその光景を眺めてたいものです。
石山坂本線に乗ってそのまま進み、湖南地方から湖西地方へと移動してきたところで、終点の坂本駅になります。比叡山延暦寺へ向かうケーブルカーへの最寄りの駅でもあり、日吉大社の門前町として古くから栄えた坂本の町に位置する駅です。坂本は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、観光地でもある為か、坂本駅の駅舎もそれは立派なものでした。
さて、坂本駅自体には接続路線はありませんが、ここから徒歩10分程のところにJR湖西線の比叡山坂本駅が存在し、そこから乗り継いで再度近江八幡駅に向かいました。近江鉄道の残りの路線を制覇する為でもあります。朝からここまでのルート選定にはだいぶ悩みましたが(先に近江鉄道の全線を制覇した方が良いのか…等々)、結果的には今回の行程が良かったように思います。最優先の目的であった近江鉄道の、朝の慌ただしい側面と、昼間の長閑な側面の、両方を体験出来る事になったからです。
改めて近江八幡駅から乗ったのは700形という、近江鉄道開業100周年を記念して登場した車両でした。種車はやはり元西武鉄道なものの、イベント等にも使用出来るようにと、車内は転換クロスシートが装備され、室内灯カバーも付けられ、何より外観も特徴的なので、一見しては元西武鉄道の車両とは分からないかもしれません。ここに、一私鉄であるプライドが感じられるというものです。
割りと快適な車内だったので、このまま乗っていたくなりますが(笑)、もう1つの支線に寄らなければなりません。それは本線の高宮駅から出ている多賀線で、終点の多賀大社前駅(左上写真参照)まで2、5kmしかない路線なのですが、短いからといって無視するわけにもいかないので(笑)、きっちりと乗らせて頂きました。この短い路線の中間駅は1駅だけですが、それがスクリーン駅という、少し不思議な駅名となっています。この駅は SCREEN ホールディングス彦根事業所の敷地内に存在し、従業員の通勤の利便性を目的に近江鉄道へ要望、2008年3月に開業したとの事でした。比較的新しい駅ですが、1914年に多賀大社への参詣路線とした開通した多賀線の新駅…と考えると、時代の流れを感じずにはいられないですね…。
本線に戻り、最後の未乗区間へと入ります。途中の、車両基地及び近江鉄道ミュージアムのある彦根駅(左上写真参照)では近江鉄道の車両が勢揃いしており、ライオンズカラーや黄色の車体から、改めて西武グループの鉄道なのだと感じさせてくれます。そして、列車は終点(路線的には起点駅)の米原駅へ。これで近江鉄道の全線制覇を終えた事となりました。この時点で時刻は15:30…。良いペースですが、これから東京に戻らなければならない事を考えると、まだまだ急ぐ必要はありそうでした。
米原駅は滋賀県唯一の東海道新幹線の駅でもあり、『のぞみ』号は全列車が通過するものの、毎時1本の『ひかり』号は停車するので、このままダイレクトに東京に帰る事は可能でした。しかし、これだとまだ時間的に早いのと(笑)、この時はゴールデンウイーク真っ只中で、指定席はどの列車も満席状態。…とは言え、全て在来線で帰るというのも時間的に厳しいという事情もあったので、新幹線でひとまず名古屋駅まで移動し、そこから在来線で東京に向かうという行程をとりました。新幹線の待ち時間を利用して、高速で通過していく撮影に挑む時間もまた楽しいもので、こちらもあっという間に時間は過ぎてしまいました。
名古屋駅で降りて、きしめんを搔き込み(笑)、在来線に乗り継ぎます。東海道新幹線利用ですと、ここから東京までは1時間40分程ですが、在来線を乗り継いだ時の所要時間は約7時間であり、この時点で16:30ぐらいだった事を考えると、名古屋駅発はもう最終電車に近い状況である事は言うまでもありません(笑)。ここからは東海道本線の東京方面への、最終電車の乗り継ぎのイメージで進んでいきました。
豊橋、浜松、静岡、富士と乗り継ぎ、ようやく熱海駅からJR東日本のエリアに入った時には辺りは完全に夜の状態でした…。そして途中の国府津駅で湘南新宿ラインの列車に乗り継ぐ事ができ、無事に帰宅の身になれたわけです。最後には奮発してグリーン車に乗り、ビールとお摘みの時間を楽しませて頂きました。
予想通り、ライブレポートより鉄道巡りのレポートの方が長くなってしまいましたが(笑)、近江八幡という場所で演奏させて貰えた切っ掛けから発展出来た、非常に充実した旅にもなりました。勿論、鉄道だけを目的とした旅も好きなのですが、こうした切っ掛けから考える鉄道巡りもまた好きなのだと、改めて思いました。今後も色々な場所で演奏出来る事を楽しみに、鉄道の旅も考えていきます(笑)。そして近江八幡の皆様、どうもありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆近江八幡 Lai Cafe の(食べログの)HP
…http://tabelog.com/shiga/A2503/A250301/25004749/
☆近江鉄道のHP…http://www.ohmitetudo.co.jp/railway/
40万件を突破したのが2013年4月の事〔アクセス数40万件突破!(ブログの)参照〕だったので、あれから2年と2ヶ月で、プラス10万件のアクセス数があったという事ですね。前回の10万件が約2年半掛かった事を考えると、少しずつですが御覧になって頂ける方も増えているという事でしょう。
…では、次の60万件突破を目指して…というより、100万件の突破を目指して…となってくると流石にキリが無くなりますので(笑)、あまりアクセス数に拘り過ぎず、自分のペースで長い期間続けられれば良いかなと思います。今後ともよろしくお願いします!
より格好良くなったサウンドを聴きながら、作業を進めていきます。…とは言え、サウンドの方向性を一度決めてしまえば後は順調で、曲間を調整しながら、いつしか最後の曲に辿り着く事が出来ました!…そして最終作業として、作品の最初から最後まで、皆でこれらの音源に耳を傾けていきます。勿論、曲間に違和感が無いかを確かめる時間でもあるわけですが、リラックスして聴くのも大事という事で、ひと足早く祝杯を上げて聴く事にしました(右上写真参照…笑)。感無量の時間でもありますよね♪
無事に音源を手に入れつつ、この後は近くにある Ariapita にて皆で打ち上げへ♪…以前、自分のトリオメンバーへの『奢らせて頂きます!』でも使用させて頂いた、トリニダード・トバゴ料理のお店〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』29.(竹内大輔トリオ編)参照〕です。非常に楽しいひと時を過ごさせて頂きました!
さて、この黒船の次回作についてですが、まだリリース日は決まっていません(笑)。これから徐々に情報をアップしていくと思われますが、まずは作品を自分達の中で熟成させ、そして時を見て大々的に披露出来る形にしていこうと思います。また、何度となくのお知らせになってしまいますが、この黒船の 2nd.CDアルバム制作はクラウドファンディングの形をとって進めさせて頂いていますので、詳細はこちらを御覧下さいませ。どうぞよろしくお願い致します!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆渋谷オーブライト・スタジオのHP…http://www.aubrite.net
さて、そんなジャズ研究会ですが、毎年恒例の“高等学校軽音楽コンテスト埼玉県大会”に向けて今年も2バンドが挑戦する事になり、徐々にその準備を進めています。昨年度の時にも話しましたが〔2014年度の立教新座高校ジャズ研究会コーチ生活参照〕、このコンテストで高順位を獲得するにはオリジナル曲の作成が不可欠で、そして今年は2バンドともオリジナル曲を作るという挑戦に打って出ました。
2バンドのエントリーともなると、3年生だけではバンドは組めず、中には2年生もメンバーに入っているという状況は昨年と同じですが、彼等は3年生も含め、生まれてこの方オリジナル曲なんて作った事は勿論ありません。しかも、ジャズ研究会であるが故、ジャズらしいインストの曲を作らなければならないわけですが、改めて、かなり過酷な難題を与えてしまっているとは思います…。
…しかし、そんな困難も乗り越え、先日ついに、2バンド共にオリジナル曲が出揃う事が出来ました。実は作っていた当初、オリジナル曲の参考を TRI4TH みたいな楽曲にする!という嬉しい目標を掲げてくれた反面、2バンドとも似たような曲になってしまうという、今までは予想もしなかったトラブルが発生してしまいました。お互いのバンドで曲を作り上げていく過程を見ているので、作曲経験の少ない状況ですと、似てしまうのは仕方の無い事なのかもしれませんが、こういった事が起きてしまうのは盲点でした…。今後の参考にしていこうと思います。
…とにかく、曲は出揃いました。どちらも個性があり、ただのジャズの曲ではない、もしかしたら“踊れるジャズの曲”が出来上がったかもしれません。ただ、演奏に取り掛かるのはこれからなので、色々と楽曲に手直しは出てくるかもしれませんし、“見せる演奏”という意味では、本当の課題はこれからでしょう。今年も上位を目指して切磋琢磨して貰いたいものですが、それよりも曲を作る楽しさや、ステージに上がってお客さんと触れ合える時間の大切さを知って貰えたらと思いますね。こういった事は実は、なかなか経験出来るものではないのですから…。これからの展開、楽しみにしています!
☆立教新座高校ジャズ研究会のHP…http://jazz-rikkyo-hs-2012.jimdo.com
期間中は、元町ショッピングストリート沿いに、元町に縁あるスイーツのお店のテントが立ち並び、その数20店舗!…その隙間を縫ってステージは組まれ、限りあるスペースではありましたが、多くのお客さんに楽しい演奏をお届けてしていけたと思います。
当初は、山岡さんと自分のデュオ演奏となる予定だったそうなのですが、山岡さんは1日目の最初のステージのみ、別の現場でライブをやっているとの事で、このままだと自分1人だけの演奏になってしまう事から、せめて2人以上での演奏を…という感じで関谷君をお誘いして、その時間だけはピアノとベースのインストデュオライブをお届けしたのでした。こちらは初日の1番最初のステージという事で、雰囲気的に様子見をするべく、耳障りにならない程度で始めたのですが、お客さんもノリノリになって頂けたのか、徐々にその熱量は上がり、関谷君もベースソロではいつものように空を舞い(笑)、ライブハウスで演奏するかのようなステージングが出来上がっていました。なるほど、思った以上に、ゴリゴリなアプローチで攻めていって大丈夫な環境のようです♪
…この後、山岡さんが加わってもその熱量は衰えを知らず、それは演奏中に比較的大きな地震が起きても気付かない程でした(笑)。ちょうど地震発生時はベースソロ中で、いつものように関谷君が大ジャンプ中だったのですが、着地でよろけていたのと、何となく頭の中が揺れているような…という感じで、今日も地面を揺らすぐらいのジャンプが起きてるなあ!…ぐらいにしか思っていませんでした(笑)。どちらかというとお客さんの「地震だ!」という反応で気付いた程です。…本当に幸せな自分達です。
…こうして?大盛り上がりでライブは終了し、このまま2日目に引き継がれるのですが、その素晴らしいベースパフォーマンスに注目されたのか、是非とも2日目も関谷君に出演して欲しいというオファーを頂きまして、急遽2日目にも関谷君はステージに立つ事になります(時間の都合上、2ステージ目からの参加でしたが…)。色々あった1日目でしたが、次の日に役立てる事が出来たというのは喜ばしい事でもあったのでした。
そして迎えた2日目。この日はステージの場所が変更され、奇しくもこのイベントの目玉でもあったと思われる、不二家のブースの隣りにそれは設置されていました。どうやら不二家はここ元町が発祥らしく、現在は元町に店舗こそ無いものの、この2日間限定で販売ブースを展開させているとの事でした。その人気は確かなもので、常に行列が出来ていたぐらいでしたが、更にはペコちゃんとポコちゃんと写真が撮れるというのですから、その注目度は絶対的なものでした。…という横でのジャズ演奏というのは、なかなか難しい心境があったものですが(笑)、こちらはこちらで全力で楽しく演奏を展開していけたと思います。むしろ、ペコちゃん達をライブに組み入れてしまおうかと考えたくらいでした。
無事に2ステージ目から加われた関谷君も、1日目に負けず劣らずのパフォーマンスで、また地震が起きるのではと思いましたが(笑)、お客さんの拍手も沢山頂き、とても良い時間を過ごせました。山岡さんも、その関谷君の演奏の姿を見て途中で曲を変更する事もしばしばで、いつの間にかジャズから、フュージョンやファンク系の曲にシフトチェンジしていった感じが、非常にスリルがあって面白かったですね。基本的にはステージの直前に譜面を渡され、演奏の直前にテンポやリズム等を決めて取り掛かるスタイルでしたので、正にその時の空気感を取り入れた、ライブらしいライブが出来上がっていたのではと思います。
2日間で計6ステージの演奏をさせて頂きましたが、徐々にこの3人の一体感が強くなっていく様子が手に取るように分かり、回を重ねる毎に攻めの演奏を垣間見させ、とても遣り甲斐のある2日間になりました。ステージの合間にはビールやスイーツを堪能出来たのもまた良かったと思います。ライブは当然、全力で立ち向かいましたが、このイベント自体にも全力で楽しませて頂いた…という事でもありましょう。楽しいライブでした。どうもありがとうございました!
☆山岡美香さんのHP…http://www.mika-yamaoka.com
☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net
☆Y156元町サンクスデイズのHP…http://www.motomachi.or.jp/thanksdays/
☆元町ショッピングストリートのHP…http://www.motomachi.or.jp
何となくですが、いつもライブを終えると、次の日の朝早くにはそそくさと帰ってしまうようなスケジュールが今まで多かった気がしていまして、せっかく久し振りに沖縄に行くので、自分のペースで沖縄を満喫したいという気持ちが大きくなっていたのかもしれません…。その過ごし方は、かなり自分寄りなものではありましたが(笑)、ライブと併せてお楽しみ頂ければと思います。それではどうぞ御覧下さい。
4月20日(1日目)
沖縄に行くのは、〔西仲美咲、沖縄ツアー(2013.10.18〜10.19)参照〕以来になるので約半年振りですが、それ以上に久し振りな気がしました。この時の沖縄滞在時間が1日にも満たなかった(笑)せいもあると思いますが、今回は2泊3日の行程で行くので、それだけ沖縄滞在に対する期待感が大きかったという事もあるでしょう。前回と同じく日本航空を使い、LCC には真似出来ない、いわゆる昔ながらのサービスで沖縄までの道中を楽しみました。自分にとっては、ここから既に沖縄ツアーは始まっているのです。
この日の東京は曇りで、沖縄は晴れてはいるものの少し雲も多かった天気でしたが、時折覗かせる空の青さがやはり違います。一気に太陽との距離が近くなった感じがします。東京とは飛行機で約3時間の距離ではありますが、こうした光景に出くわすと、その距離の長さなんて忘れさせてしまうくらいです。だからこそ、自分は何度も沖縄に出向いてしまうのかもしれませんが、そんな感性に浸る間も無く、空港からは車で移動をし始めました。
今回のライブは、うるま市に位置する Cafe N's Garden にてで、小高い丘の上に位置し、広い庭園も魅力のお店です。グランドピアノが置いてあり、既に何度かライブをやらせて頂いていますが、西仲さんに自分、そしてゲストに三線と唄うたいの古謝美佐子さんを加えてのライブは、恐らく今回もスペシャルな内容となる事は容易に想像出来ました。。空港から車で1時間ぐらいの所にある N's Garden ですが、那覇のように都会な場所でもなく、長閑な環境と洗練された建物には、自分には正にうるま市を代表するようなお店のように映ってしまいます。
…早速、ウェルカムドリンクとウェルカムフードを頂きました(右上写真参照…笑)。途中のコンビニで購入したオリオンビールと、沖縄限定おにぎり…ではありますが、これがまた満足してしまうのですから、自分の沖縄に対する想いは本物かもしれません(笑)。沖縄にやってきたという実感も強くなり、徐々に今回のライブに対する期待感も湧き上がってきたものでした。
まだまだ続きます!
●山岡美香バンド、Y156元町サンクスデイズライブ
・5月30日(土)元町(横浜)キタムラ元町本店前(4丁目)
Stage…16:00〜16:30、20:00〜20:30、Charge…無料
・5月30日(土)元町(横浜)スタージュエリー元町本店前(1丁目)
Stage…18:00〜18:30、Charge…無料
・5月31日(日)元町(横浜)キタムラ元町3丁目店元町メンズショップ前(3丁目)
Stage…15:00〜15:30、16:00〜16:30、17:00〜17:30、Charge…無料
※以上、Member…(Vo)山岡美香(30日の16:00〜を除く)、
(Key)竹内大輔、(B)関谷友貴(31日の15:00〜を除く)
第34回横浜開港祭開催に伴い、元町ショッピングストリートで行われるイベント、
Y156元町サンクスデイズ。各ショップの特別なアイテムやサービスが用意された
2日間になるらしいのですが、このストリート沿いにステージが何ヶ所か組まれ、
ボーカルの山岡美香さんとジャズライブを行う事が急遽決定しました。ベースの
関谷君も一緒です。どれもが元町ショッピングストリート内で行われるので、色々な
お店に立ち寄りながら、ゆっくりと楽しんで頂ければと思います。お待ちしています!
●6月2日(火)、9日(火)、11日(木)、30日(金)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)大久保知佳(2日のみ)、(Vn)Tsukasa(2日、11日のみ)、
(Vo)白石恭子(9日のみ)、(As,Vo)加地直子(9日のみ)、
(Vo)山崎信子(30日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Kuro での演奏です。共演者もバラエティに富んでいまして、
それぞれの日で全く異なった雰囲気が楽しめるかもしれません。そして同時に
2人の共演者の日が幾つかあるのも特徴でしょう。日によって異なる編成を、
その場でどう組み合わせて演奏していくかというのも、Kuro の見所の1つです!
●6月5日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)黒田まこ、(Pf)竹内大輔、(B)土谷周平、(Ds)宇山満隆
お馴染み Crazy Love では、先月に引き続き、ボーカルの黒田まこさんとの
共演となっております。ジャズ・スタンダード曲は勿論ですが、たまに歌謡曲の
選曲もあったりして、なかなか刺激的なステージが展開されています(笑)。
その場で作っていくジャズライブ。こうした緊張感あるステージは貴重です!
●6月6日(土)ウニクス鴻巣
1st.…13:00〜、2nd.…15:00〜、
Charge…無料
Member…(Vn)Tsumuzi、(Key)竹内大輔、他、、、
久し振りに、バイオリンの Tsumuzi 君のインストアライブに参加させて頂きます。
場所は埼玉県の鴻巣にあるショッピングモール、ウニクスにてで、エリア内にある
イベント広場にて演奏が予定されているようですが、それは野外に設置されている
ようです。天気との兼ね合いが心配されますが、広い空の下で流れる Tsumuzi 君の
独自性のある音楽の鑑賞は、また特別なものがあるでしょう。お気軽にどうぞ!
●6月8日(月)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Pf)竹内大輔
毎月第2月曜日の出演をさせて頂いている、ボーカルの恭子さんとの
銀座 Barbra でのデュオライブです。店内にはグランドピアノが設置され、
それの周りを囲むかのような席配置もされ、そして銀座らしい重厚な店内
とも相まって、何か特別な空間に足を踏み入れた感覚になります。そこで
流れてくる音楽は、ジャズを中心に…とはいかず(笑)、オールディーズや
歌謡曲や、はたまた演歌まで…(笑)。それが自分達のオリジナル性です♪
●6月16日(火)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
こちらもボーカルの白石恭子さんとのデュオ編成で定期的にやらせて貰っている、
毎月恒例の赤坂 Pro-Amuse でのライブです。演奏内容は説明いらずだとは思い
ますが(笑)、こちらはやはりお客さんとの距離の近さや、アットホームな
雰囲気が特徴的と言えるでしょう。出演者はお客さんも交えて、皆でお酒でも
交わしながら、そして時間になったら演奏が始まり、その後はまた客席に
戻ってお喋りに興じ…。実はなかなか贅沢な空間のように思いますね。
☆6月19日(金)Motion Blue Yokohama
Open…18:00~、Start…19:30〜約2時間(途中、30分の休憩有り)
Charge…3800円(ドリンク別)
BOX席15200円+シート・チャージ3000円(4名様まで御利用可能、ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
TRI4TH がお送りする、結成9周年記念ライブ。大阪、名古屋と回ってきて、
3ヶ所目ではありますが、ひとまずはこの Motion Blue でファイナルとなります。
TRI4TH 名義としてはワンマンライブ自体が久し振りだった今回の9周年ツアー
でしたが、ライブをやる毎に確かな手応えを感じ、この日も大々的に盛り上がる
事は間違い無いでしょう。新曲も沢山揃え、次にリリースさせるCDアルバムを
予感させるライブにもなると思います。勿論、それまでのCDアルバムに収録
されている曲も交えて、現在の TRI4TH が見せられる全ての魅力をお届けします。
どんなステージになるか、絶対に見逃せないライブです。横浜でお会いしましょう!
●6月20日(土)銀座まじかな(ぐるなびのHP)
Oepn…12:00~、Start…12:45〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
Member…(Vn)Tsumuzi、(G)侑音、(Key)竹内大輔、
(B)太田太、(Ds)木村創生
久し振りの出演となる、銀座まじかな(中島さんがやっている為…笑)。
この日の夜に行われる、後述する銀座 No Bird でのライブが早々と
ソールドアウトになってしまた為、急遽の追加公演という事で開催が
決定されました。こちらでは自分はキーボードでの演奏となりますが、
Tsumuzi 君の世界観を表現する意志は変わりません…。夜の公演が
ソールドアウトで来れなかった方、是非ともこちらにお越し下さい。
このバンドでは初参戦となる、ドラムの木村創生君にも注目です!
●6月20日(土)銀座 No Bird
Open…18:00〜、1st.…19:00〜、2nd.…20:30〜、
Charge…3800円(ドリンク・フード別)
Member…(Vn)Tsumuzi、(G)侑音、(Pf)竹内大輔、
(B)太田太、(Ds)木村創生
バイオリンの Tsumuzi 君のワンマンライブです。前述したように、
こちらのライブは2ヶ月前の時点で既にソールドアウトになって
しまった事から、注目度の高さが窺えるというものです。ここでは
勿論自分はグランドピアノを使用。銀座らしい、エレガントな空間を
お楽しみ頂ければと思います。美味しいお酒や食事にも御注目下さい!
☆6月20日(土)恵比寿 Batica
Open、Start…23:00〜、自分達の出番は25:00〜(予定)、
Charge…2000円(1ドリンク付き)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
DJ番長こと須永辰緒さんのソロプロジェクトによるニューCDアルバム、
『Sunaga t experience / STE』の発売を記念してのスペシャルライブに
TRI4TH が出演させて頂きます。このCD自体にも TRI4TH が参加をさせて
頂いていて、また個人的にも何曲か参加をさせて頂いています。そんな
スペシャルなイベントに華を咲かせるべく、前述のワンマンライブとは
また異なった趣向でのライブになる事でしょう。それは選曲面として
表れてくるかもしれません。深夜のイベントですが、皆様気軽にどうぞ!
●6月22日(月)池袋鈴ん小屋
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ不明
Charge…前売り2000円、当日2500円(共にドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Pf)竹内大輔、(B)岩川峰人
ボーカルの鹿嶋さんと、久し振りにライブをやらせて頂きますが、この日は
ベースに岩川峰人さんを交え、トリオ編成でお送りしていきます。鹿嶋さんとは
デュオ編成でのライブが主体だっただけに、ベースが1本加わる事で織り成す
サウンドは、また刺激的なものがあります。曲1曲の細部にまで拘りを見せる
このトリオでの演奏は見逃せません。是非ともお越し頂けたらと思います!
●6月26日(金)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、2ステージ
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ボーカル・ギターの丸本達也さんとの、毎年恒例のワンマンライブです。
東京では今回で4回目を数える事になりました。毎年、ワンマンライブ
ならではの趣向を持って臨んでおり、今年もどのような内容が展開されて
くるのか楽しみです。毎月新曲が必ず1曲が生まれる故に、この1年で
それらも沢山出揃いましたし、それらを振り返る意味でも節目の1日と
なる事でしょう!…丸本さんのオリジナル性の世界に触れてみて下さい。
…以上になります。全てが関東圏内でのライブとなりますが、来月は地方に行く事が多くなる予定ですので、まずは気軽に足を運べる機会として、丁度良い期間なのかもしれません。そして来月に備えたいと思います。皆様、ライブ会場でお会いしましょう。よろしくお願いします!
〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』31.(伊藤樹明編)〕でも使ったこのお店。ミキヤ的にはリベンジ(何の?…笑)も含めた再訪になりました。早速ビールと、チキンウイングの最上級の辛さを腹に入れ、テンションをマックスに上げていきます。
…そして、その後の Pro-Amuse での演奏時には、毎月恒例という感じもありますが(笑)、お客様のバースデーを祝う時間が組み込まれていました!
…というのも、今回のバースデー祝いの対象は自分の祖母でして、今年の5月で86歳を迎える事になったのでした。ここでは何度もお祝いして頂いていますが、お客さん、出演者スタッフ含め、皆でお祝い出来る環境というのが嬉しいのです。いつも本当にありがとうございます!…結局、壮行会というよりも、祖母を祝う時間の方が重きが多かったような…(笑)。ミキヤはまだ若さがあるので、これくらいで満足して貰いましょう。
恒例の集合写真と、旅立ち直前のミキヤ氏です…。何だか、急に応援したくなくなってしまいますが(笑)、前回ニューヨークに行った時は、もう2年前の事だったのですね。この時も壮行ライブを行いましたが〔伊藤樹明、ニューヨーク出発直前、壮行ライブ!参照〕、あれから確かに成長はしているような気がします。今後どのように音楽と向き合っていくかが楽しみです。
…と、それはそれとして(笑)、自分の祖母もついに86歳!…長生きして下さいませ。改めまして、皆さん本当にありがとうございました。
☆赤坂 Pro-Amuse のHP…http://www.pro-amuse.com
☆伊藤樹明のブログ…http://ameblo.jp/djembe-mikiya/
https://itunes.apple.com/jp/album/voyaging/id990201927
…から見れますので、どうぞチェックしてみて下さい!
この曲数を見て、お気付きの方もいるかもしれません。実はCDより1曲多く収録されていまして、それが iTunes の限定特典となっているのです!…曲は、“Casa Familia”のソロピアノでの演奏で、アレンジ云々というより、特に何も考えずにピアノに向かってレコーディングさせて頂いたものです。その時の空気感を大事にした演奏に注目して頂きたいです。曲の始まりや構成、エンディング等もオリジナル・ヴァージョンと異なるので、是非とも聴いてみて下さい!
そしてタイトルにもあるように、竹内大輔トリオの 1st.CDアルバムである『Pictures』も、今回ついに iTunes で配信がされるようになりました!
https://itunes.apple.com/jp/album/pictures/id990208266
…から見れますので、こちらもチェックしてみて下さい!
このCD『Pictures』は、2008年10月17日に名古屋で行われたライブ〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、竹内大輔ピアノトリオ、名古屋ツアー(2008.10.17~10.18)、自分名義ライブ15回目参照〕を皮切りに販売を開始し、そこから基本的には手売りのみで販売を続けたCDでもありました。CDは全部で1000枚制作しましたが、それが残り僅かとなってきているのは、以前お話しした事があると思います〔CD『Pictures』、残り70枚!参照〕。
そんな時に頂いた、iTunes 配信への打診…。手売り限定という意味合いもあったので、この話しを頂いた時には若干悩みましたが、やはり多くの方に届けたいという思いが強く、今回の配信開始に至らせて頂きました。このCDに収められている曲達は、現在の自分の作曲に対する考え方の原点になっている部分が多く、CD『Voyaging』にも収録されている“Monte Fiesole”や、同作品のヴィレッジ・ヴァンガード限定特典である、DVD映像作品『Interlude』の挿入曲ともなっている“The Day of The Black Key”等、今でも多くの方からの支持を頂いている曲は、ここから始まっているのだと感じさせます。“Guernica”は長いせいか、アルバム購入のみとなっていますが、御了承下さいませ。
また、OTOTOY というサイトにて、iTunes と同じように今回のアルバムが配信されているのも確認致しました。こちらで配信されている『Pictures』は曲によって音質を選びたりと、独特のサービスがなされているようですのでチェックしてみて下さい。…というわけで、重ねてよろしくお願いします!
☆iTunes のHP…http://www.apple.com/itunes/
☆OTOTOY のHP…http://ototoy.jp/top/

5月16日(木)