●7月1日(水)、2日(木)、21日(火)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(As,Vo)加地直子(1日のみ)、(Vo)宗像夏子(1日のみ)、
(Vo)折井敦子(2日のみ)、(Vn)Tsukasa(2日、21日のみ)、
(Vo)白石恭子(21日のみ)、(Key)竹内大輔
お馴染み赤坂 Kuro での演奏です。今月は Kuro の赤坂移転6周年を記念した月
でもあり、1日と2日のライブの日を中心に、多くの出演者のコラボを中心とした
ステージが予定されています。そもそもが日ごとに個性のあるステージが展開されて
いく中で、個性同士のコラボを加味してどんなステージになっていくのか、注目して
いきたいと思います。…まあ、あまり深く考えず、楽しい6周年を迎えましょう♪
●Tsumuzi、大阪ツアー
・7月3日(金)梅田 Always
Open…18:30〜、Start…19:30〜(2ステージ)
Charge…3800円(ドリンク別)
・7月4日(土)AEON MALL 鶴見緑地
Open…9:00〜、1st.…13:00〜、2nd.…15:00〜、
Charge…インストアライブなので無料(CD即売会、サイン会有り)
※以上、メンバー全て(Vn)Tsumuzi、(Pf,Key)竹内大輔、
(G)侑音、(B)太田太、(Ds)津島周平
バイオリンの Tsumuzi 君のバンドが、ついに大阪に進出する事になりました。
ライブは2日間行われ、7月3日の梅田 Always を中心として、翌日の4日には
AEON MALL 鶴見緑地にてのインストアライブが開催されます。自分達が拠点と
している関東での音楽活動を、そのまま大阪に持っていったようなスタイルであり、
いつもと変わらない自分達のステージをお送り出来る事と思います。そもそもが
岐阜の出身である Tsumuzi 君ですから、関西でもそのままの個性を生かした
スタイルでのステージが期待出来る事でしょう。どうぞお越し下さいませ!
●7月9日(木)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
毎月定期的にやらせて貰っている、ボーカルの白石恭子さんとのデュオ演奏。
ここでは、リクエストを気軽に受け付けられる環境が好評を得ている事から、
1つのステージのリクエスト曲のみで構成されるという事も多々あります(笑)。
勿論、自分達でも選曲は組んでいくのですが、ここまでお客さんの好みを反映
させたステージを行えるお店も珍しいでしょう…。今回も楽しみにしてます♪
●7月10日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)藤田佐奈恵、(Pf)竹内大輔、(B)栗田俊宏、(Ds)加藤哲子
お馴染み Crazy Love でのライブです。久し振りにボーカルの藤田佐奈恵さんとの共演と
なります。他のメンバーも何度か共演のある方なので、リラックスしつつ、その中での
緊張感を楽しみながら、ジャズの世界に触れていきたいと思います。佐奈恵さんは
鉄道好きを自負してますので、そんな話しも飛び出す1日となる事でしょう(笑)。
●弾楽、東京・静岡ツアー
・7月11日(土)玉川学園前 Torabino Cafe
Open…11:00〜、Start…19:00〜、Charge…投げ銭(要オーダー)
・7月12日(日)富士 Blitz Coffee
Open…18:30〜、Start…19:00〜、Charge…1500円(ドリンク別)
※以上、メンバー全て、《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、
(B)中司和芳(12日のみ)、(Pf)竹内大輔
久し振りに、フルートのいづみさんがリーダーとなる弾楽のライブが、東京の
町田と静岡の富士で開催されます。6月は全くライブをやらずじまいでしたが、
この日を切っ掛けに今後は続々とライブが決まっていますので、楽しみにして
頂けたらと思います。まだ決まっていませんが、いずれは自分達のオリジナル
CDも制作していくという事で、こちらも期待して下さい。気付けば沢山の
オリジナル曲に恵まれ、より自分達らしさ溢れるライブをお楽しみ下さい!
●7月13日(月)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Pf)竹内大輔
ボーカルの白石恭子さんとの、こちらも毎月第2月曜日と定期的に演奏をさせて
貰っているお店、銀座 Barbra にてのデュオライブです。こちらは銀座という場所柄、
お店の拡張高い雰囲気を楽しむ事が出来ると思います。…とは言え、自分達のステージ
自体はアットホームな感じなのですが(笑)、色々な側面を楽しみたい方に是非!
●7月16日(木)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)佐藤桂子、(B)大久保輝幸、(Key)竹内大輔
今年の3月に行われた、ボーカルの佐藤桂子さんと、ベースの大久保さんとの
ライブ。大変好評だったとの事で、再演が決定しました!…場所はお馴染みの
赤坂 Pro-Amuse ではありますが、メンバーが変わると雰囲気が変わるという
のは言うまでもないでしょう。バラエティに富んだ選曲を駆使し、楽しく本格的に
やっていきたいと思います。この日は夏らしい格好で出演するかもしれません(笑)。
●7月17日(金)八王子 Cinema Club
Open…18:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:30〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…《弾楽》(Fl)いづみ、(Tap Dancer)丹精、(B) 中司和芳、(Pf)竹内大輔
初めての場所でのライブです。八王子にある Cinema Club という所にてで、
弾楽で出演させて頂きます!…この日は“7月のお誕生日集まれ!”となって
いますが、つまりはお店の方のバースデーを祝う1日にもしているそうで、
7月が誕生日月の方は勿論、そうで無い方もお気軽にお越し下さいませ!
●丸本達也、広島ツアー
・7月18日(土)広島 Antique
Open…14:30〜、Start…15:30〜、2ステージ
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ボーカル、ギターの丸本達也さんの、今回で2回目となる広島凱旋ツアーに
参加します!…ライブは1日だけですが、濃い内容を持って展開されるに
違いありません。お店は前回と同じ広島 Antique にてですが、お店の場所が
変わったそうで、お越し頂ける際にはご注意下さいませ。時間が昼過ぎの
設定となっていますが、これは夜にマツダスタジアムでオールスターゲームが
開催され、ライブの終了後はそれにも見に行けるという配慮からとか…(笑)。
…という事で、遠方からの訪問もドシドシお待ちしています。よろしくです!
●7月20日(月・祝)代官山山羊に、聞く?
Open…11:30〜、Start…12:00、自分達の出番はまだ不明
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…《黒船 North Side》(B)関谷友貴、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
急遽決まったライブです。この日は『CROSSOVER JAM』というイベントに
即しての出演となっており、黒船のインストメンバー、その名も“North Side”
という名前で出演をさせて頂きます。恐らく「北の」津軽三味線…だからです
よね(笑)。いつもとはひと味違ったライブになりそうです。お楽しみに!
●7月22日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
そしてこちらは、通常の東京での丸本さんとのライブです。先月に行われた
ワンマンライブ〔丸本達也、4年目のワンマンライブ参照〕の流れから考えると、
なかなか激動の日々ですね(笑)。…とは言え、広島凱旋ツアーを終えた自分達
からすると、とても良いライブになるのではないかという気もしているのです。
是非とも楽しみにしていて下さい。恒例の新曲、DSも御用意して臨みます!
●Tsumuzi、金沢ツアー
・7月23日(木)香林坊(金沢)もっきりや
Open…18:30〜、Start…19:30〜、Charge…4000円(要オーダー)
・7月24日(金)香林坊(金沢)San Carlo
Open…18:30〜、Start…19:00〜、Charge…7000円(1ドリンク、料理付き)
※以上、メンバー全て(Vn)Tsumuzi、(Pf,Key)竹内大輔、
(G)侑音、(B)太田太、(Ds)津島周平
バイオリンの Tsumuzi 君のバンドで、7月は金沢にも足を運ばせて頂きます!
ライブは2日間で計2ヶ所で、どちらも夜の設定です。それぞれのお店に
特徴がある場所だと思いますので、お店のリンク先を参考にしてみて下さい。
Tsumuzi 君のバイオリンが北陸の地でどのように披露されていくのか、
自分としても非常に楽しみです!…どうぞ皆様お待ちしております!
☆7月28日(火)渋谷 Last Waltz
Open…12:45〜、Live…13:15〜14:30、
Charge…親子1組2000円(ペットボトル飲料とクッキー付き)、
お子様2人目からは+500円
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
TRI4TH で演奏を担当している mamaJAZZ が場所を変えて7月も開催されます。
予約の仕方や注意事項等、詳しくは mamaJAZZ のHPを御覧頂きたいですが、
TRI4TH のもう1つの一面を垣間見られるという事もあり(笑)、なかなか好評で
ございます。勿論、このライブが実現するには、会場作りからお客さんの動員等、
涙ぐましい努力で動いているスタッフの皆さんのお陰でもあり、自分達も精一杯
演奏に打ち込めるというものです。楽しい会にしていきましょう。よろしくです!
…以上になります!…7月は地方も都内も充実したライブの月になりそうですね。夏もそろそろ本番の季節となってきましたので、暑さに負けず、楽しいライブで乗り切っていきましょう。それでは、7月もよろしくお願いします!
この日は自分達も含めて5組の出演者がいて、自分達は4番目…。それなりのペースが必要になってきますが、トップバッターの臼井淳一さんから既に、その濃い勢いを飛ばしている感じでした(笑)。バイオリンを弾きながら歌うスタイル…いや、逆に、歌いながらバイオリンを弾くスタイル…なのかもしれませんが、時折叫び声や呻き声?に近い声を発しながら、バイオリンでそのフレーズを追っていったりと、かなりのフリースタイルなものの、どこかに音の秩序も見受けられる気がしてしまいます。ずっと聴いていると、どこからが声でどこからがバイオリンの音なのかが分からなくなるくらいでしたが、バイオリンの奏法といい、かなり特殊なステージではありました。しかし、MCになると途端に腰が低くなるというのに、どこか自分はホッとさせられましたが…(笑)。
そして2番手には鼎(てい)というバンド(左上写真参照)で、このバンドのベーシストが偶然にも自分の大学時代の後輩で、久し振りに演奏している姿を見させて頂きました。しかしよく見るとこのバンド、3人皆全員が低音楽器担当ではないですか…。しかも、それぞれが和太鼓とディジュリドゥという楽器編成だったので、かなり特殊なサウンドを追求しているのは明らかでした。しかもいざ聴いてみると、最初はその低音の多さに驚かされたものの、この低音サウンドが徐々に心地良くなってくるのです。気付くとベースが一番高い音を鳴らしていたりと(笑)、ベースという楽器の懐の広さに共感したと言いますか、民族感も出しつつ、心地良いリズムも出しつつ、低音楽器同士の協調を感じさせられて良かったです。
3番手にはシンガーソングライターの青木マリさんという方(右上写真参照)で、今回は自らがエレキギターを弾き、ベーシストの方とのデュオ編成での出演となっていました。歌の実力は勿論で、見た目的にロックやパンクを感じさせるものの、ブルース・フィーリング等の要素も感じられるところがあり、恐らくどんなジャンルでもこなせるような貫禄がそこにはありました。今回は前述の要素を匂わせる曲調が多かったですが、異なった状況に身を置いても個性は消えない方だと思います。じっくりと聴かせて頂きました。
そうして自分達の出番になりました。ここまで、個性豊かな面々が揃っての出演となっていましたが、それに比べると自分達の編成はボーカル、ピアノ、ベースと、本当にシンプルな編成となっています。しかしここは鹿嶋さん独特の世界観が健在であり、歌声を発した瞬間に、既にこの空間を自分のステージと変えてしまうのです。
トリオという編成でしたが、前回と同じようにボーカル+ベース、ボーカル+ピアノという、それぞれのデュオ曲もお送りしました。特に個々同士が近付ける場面であり、時にお互いが寄り添い、時に離れ、音楽の緊張を楽しみます。1つ1つの選曲からその歌詞の選定まで、鹿嶋さんが歌を歌う時に心掛けている事全てが、お店中に広がっていくのが分かります。自分もその瞬間を見逃すまいと、ピアノでその音を全面的にサポートします。
時間的には30分のステージでしたが、全てを出し切った感覚がそこにはありました。正直、前回のトリオ編成でのライブでは、お互いに探りながら演奏していた感じもあり、まだまだ課題は残っていると思っていたものでしたが、今回でその課題はひとまずのクリアが達成されたのではないでしょうか…。これは当日の即興的な演奏よりも、事前に丹念に準備していた努力そのものだと思います。そしてメンバー1人1人が消化する事ができ、成功へと導けたのです。良き時間を、ありがとうございました。
そして、この日のトリとなった5番手のバンドを、ついに紹介する時がやってきました。そのバンド名は Uchronie(ユークロニー)という、なんとフランス発のバンドです。既に上の写真で不思議な事になっていますが(笑)、この方達は、自分達がステージに立っている時に既にこの格好でスタンバイしており、その時点で何かヤバそうな気配は感じていたのが的中してしまいました。ひとまず、案内として説明されていたのが、、、
『彼らのグループ名のユークロニーとは「時」を神格化した神・クロノスに由来し、
「いつもの時ではない」「時の枠外」といった意味です。そして彼らは自身の音楽を
「シャンソン・ロック・ソシオ・ポエティキ(社会詩的なロックソング)」と命名して
います。今この瞬間に起こりそうにないこと、つまり昨日と明日の間といった時間の
外側を表現しているそうです。ユークロニーはフランス文化を体現しつつ、世界に
普遍のメッセージやスタイルを追い求め、枠に囚われない発想で自らを自由に
表現します。彼らはその歌詞に、詩的な部分と社会との関わりとの両者を込めて
います。例えばエクリ・モア(私を書きとめて)」はアメリカ同時多発テロ事件に
ついて、「チャンス」は登録されていない、法律上の地位がない外国人について、
そして「レルー(オオカミ)」は狂気と不寛容について表現しています。』
…という事でした。そのステージは、確かに枠に囚われない発想で自らを自由に表現している感じで(笑)、更にお客さんをステージに上げてパフォーマンスに組み込ませてしまうくらいでしたが、歌詞が殆どフランス語だったので分からず、それでも時折聞こえてくる意味不明な日本語が、更に自分を不安感へと誘わせてくれました。
とにかく、全力でパフォーマンスにぶつかっていく…。そのパワーは頂きました(笑)。そのパワーを賞賛し、CDをゲット(サインも頂きました…笑)。彼等を知るには、これを聞き込むしか無いようです…。しかし、同時に頂いた日本ツアーのフライヤーのスケジュールを見ると、なんとツアー期間であるこの6月に全27本のライブを入れているではないですか!…しかも、現在は東京ツアー中で、東京だけで10本以上ものライブが毎日のように組まれていたのです。「今月、今回で最後から7本目のライブね…。」と言っていた言葉が忘れられません(この日は6月22日…笑)。スケジュール自体がクレイジーだった Uchronie…。衝撃の1日を過ごさせて頂きました。
☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆池袋鈴ん小屋のHP…www.ringoya.org/
先月の5月20日に須永さんのDJ30周年を記念し、須永さん名義のCDアルバム『STE』がリリースされたのは記憶に新しいですが、これには TRI4TH としては勿論、個々のメンバーで多くの曲に参加させて貰っていて、今回の『夜ジャズ Revist』では、そのリリース・パーティーとしての披露…という意味も含まれていたのでした。そういった状況も考慮されてか、この日は最初から“TRI4TH、sunaga t experienceを吹く”という触れ込みになっており、いつもとは異なる選曲、スタイルでのライブになったのでした。…この前日には〔TRI4TH、結成9周年ツアー、ファイナルライブ!〕をやってきたばかりでしたが、直後にいきなりの挑戦ではありました。
日付的には6月20日から21日にまたがった24:00にお店はオープンし、徐々にお客さんが集まってきます。Batica は2フロアに分かれており、どちらもDJブースがあるものの、1階にはバーカウンター(左上写真参照)、2階にはライブステージが設置され、お客さんの好みで居場所を選ぶ事が出来ます。勿論、TRI4TH のステージは2階にて行われ、1時間のDJタイムが終わって25:00頃から、そのまま突入させたのでした。
ライブはCD『STE』に収録されている“DIRTY30”から始めました。TRI4TH 全員での参加をさせて頂いた曲〔2015年一発目は、レコーディングから…参照〕であり、その内容に至っては feat. Zeebra、MURO、RINO LATINA Ⅱ、ECD、YOU THE ROCK★、スチャダラパー…等々、夢のような共演をさせて頂いた記念すべき曲でもあります。流石にこの日はラップは入らずでしたので(笑)、全インストのアレンジでお送りさせて頂きましたが、そもそも曲調が格好良く、1曲目で自分達を表現するのにピッタリだと思ったのでした。
そして、自分達のレパートリーとしてお馴染みのジャズ・スタンダード“Moanin'”お送りして、久し振りの“キエフの空”をお送りします。こちらはCD『STE』にも収録されている曲です。そしてそのまま、前日のワンマンライブで初披露した新曲“Bon Voyage”へと流れていきました。こちらは TRI4TH では珍しいディスコ・ナンバーでもある為、今まではまた異なった盛り上がりも見せられたと思います。
ここで少し場面転換で、ピアノ独奏の“Kind of”へと入りました。これは前述のレコーディング時に、自分がピアノ1台で自由気ままに弾いていたものがそのまま作品となったもので、その再現とでも言いましょうか…。時間的には短いものでしたが、次に繋げる時間として、良い役割になっていたのではないかと思います。
曲を繋げて、今度は“犬神家の一族〜愛のバラード”に入ります。前日にも演奏させて頂いた曲ですが、ある意味ではこの日が本命と言いますか、正に『STE』の1曲目に収録されている曲でもあり、イントロを聴くだけで皆さんも納得の瞬間だったのではないでしょうか。レコーディングの時は TRI4TH メンバーの一部が参加していた曲でもありましたが、今回は TRI4TH 全員での演奏という事もあり、更に TRI4TH カラーも盛り込まれた楽曲になったと思いました。
そのままラストスパートへと突入します。須永さんのイベントでは高頻度で演奏をさせて頂いている、キャノンボール・アダレイの演奏でお馴染みの“Lisa”で会場を温め、自分達のオリジナル曲である“tko”、そして皆で盛り上がる“Dance 'em All”で終了させて頂きました!…皆で身体を揺らし、客席にもいつものように乱入し(左上写真参照)、今までの『夜ジャズ』の中でも、最も盛り上がった一夜になったように思います。そしてすぐに次のDJの方へと繋げ、自分達の役目を果たしたのでした。
…こうして、TRI4TH のライブが終わったのが深夜の2:00頃…。これにて、6月20日に行われたワンマンライブから始まった怒濤の2日間?が終了するのですが、電車も既に終了していますので(笑)、まだまだ帰れない状況は続いています。こうなったら、この場を楽しむしかないでしょう!…お酒を頂き、お客さんとの会話も楽しみつつ、怒濤の2日間の余韻に浸るのでした。この2日間で、何回のステージに立たせて頂いたのか、もうよく分かりませんが(笑)、この経験は今後の自分達の蓄えとして、きっと役に立つ事でしょう。どうもありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆須永辰緒さんのHP…http://sunaga-t.com
☆恵比寿 Batica のHP…http://batica.jp
当初は夜だけの予定でしたが、実はライブ日の2ヶ月前には早々とソールドアウトになってしまっていました。有り難い事でしたが、この時点で、まだまだ来たいと言ってくれるお客さんが沢山いらっしゃたのも事実で、急遽同じ日の昼にもライブを入れさせて頂いたのでした。この日の夜は銀座 No Bird にて予定していましたが、昼間は同じ銀座のまじかなで行い、この2店舗はとても近距離に存在しているのですが、結果的に昼夜2公演となったのでした。しかも、それぞれで2ステージずつ行いましたから、事実上4公演は行っている事になると思います。…流石に大変でしたが、どちらのお店も多くのお客さんにお越し頂き、充実した時間を過ごせたと思いました。少し振り返ってみたいと思います。
銀座まじかなは久し振りの出演になりましたが、ここでは自分はキーボードを使っての出演となりました。No Bird に比べるとアットホームな雰囲気があり、恐らくステージ上での空気感も No Bird とは異なるものがあったと思います。これらは選曲にも反映されていて、昼と夜とでは趣向を変え、どちらかというと昼間は明るく、ノリノリな雰囲気に対し、夜は落ち着いた、大人な雰囲気…とでも言いましょうか…。オリジナル曲を含め、曲の選択肢は沢山あるので、様々なカラーでステージを行う事が出来るのも自分達の魅力とも言えましょう。
そして、この日のドラマーは木村創生君にお願いしました。自分とは久し振りの共演ではありますが、創生君自身は Tsumuzi 君のバンドでサポートするのは今回が2回目との事でした。しかし既に Tsumuzi 君の難解な曲が頭に入っている感じがあり、とても2回目とは思えぬ程の一体感を作り出してくれていたように思います。これまで何度も言ってきたように、Tsumuzi 君の楽曲は変拍子を中心に練られており、リズムだけを見ると少し難しいように捉えられてしまうのかもしれませんが、その時はメロディを重視して聴いて頂きたいのです。こういったメロディを奏でたいから、リズムはたまたまた変拍子になった…という感覚が大事で、そういった側面で見て頂けると、とても自然に聴こえてくる時があり、“難解”という考えも無くなってくる事でしょう。個人的には、本編終了後に起こる「アンコール!」の掛け声が、いつか「ア・ン・コ・ウ・ル・ア・ン・コ・ウ・ル…」と、5拍子っぽく自然発生してくれたら面白いなと思っているくらいなのですが…(笑)。
そして、そのまま夜の部の No Bird へと移動しました。曲も一部を組み替えて、こちらだけのセットリストでお送りしていきました。こちらは大人な雰囲気を交え、たっぷりと演奏に集中してお送りした…という感じだったでしょうか。時間的にも、こちらの方が若干長めに演奏した気がしますが、自分もグランドピアノになり、より豊かな音色で勝負していけました。演奏中の写真はありませんが、ライブ後のメンバーの集合写真を見れば(右上写真参照)、充実した時間を共に過ごせていた雰囲気が伝わるかと思います。
早朝のレコーディングから換算すると、ここまで演奏しっぱなし…という感じは否めず、更にこれは前日の〔TRI4TH、結成9周年記念ツアー、ファイナルライブ!〕から続いているような感覚があったので、怒濤の24時間…と言うに相応しい状況ではあったのですが、実はまだ終わりではなかったのです…。このまま自分は恵比寿に移動するのですが、続きは次回のブログ記事という事で!
☆Tsumuzi 君のHP…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
☆銀座まじかなの(ぐるなびの)HP…http://r.gnavi.co.jp/kt1zj7cr0000/
☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com
今回の作曲は織田君が担当しており、有り難い事に TRI4TH の雰囲気を全面に出した曲調をお願いされているようでした。CM中の曲なので、全部で30秒ほどの短い曲になってはいるのですが、恐らく TRI4TH の楽曲を少しでも聴いた事があれば、この曲を聴くだけで TRI4TH らしい雰囲気を感じ取って頂けるかもしれません。全くの新しい曲ではありますが、今までの楽曲の中に組み入れても遜色が無い程、TRI4TH らしさが溢れ出た仕上がりが楽しめるように思います。
前日の興奮冷めやらぬ…というのは正にその通りで、この日の入り時間は色々な事情が交錯していた事もあり、なんと朝の8:30でした。前日のライブ後に皆で解散をしてから、約9時間程しか経っていない状況であり、時間的にも本当に冷めやらぬ状態でもあったのです(笑)。ただ、その状況が却ってレコーディング中に良いグルーブ感をもたらし、自分達ならではの楽曲に仕上がったのではないかと思いました。まだこのCMのお披露目時期は決まっていませんが、意外と早く完成しそうです。今後、お茶の間に TRI4TH サウンドが流れると思うとワクワクしますね。また決まり次第、お知らせさせて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
結成9周年…というのは、キリが良いのか悪いのかよく分かりませんが(笑)、とにかく今の自分達は、何かライブを披露しなくてはいけないという欲求に駆られて過ごしていました。次期CDアルバムに向けての制作活動自体は行ってはいたものの、慎重になり過ぎて時間が掛かり、ライブがなかなか実現し難い状態にあったのです。何かライブやツアーを開催するにあたって理由が欲しかった…と言えばそれまでですが、9周年でひとまず大きなイベントをやっておいて、ここから10周年まで駆け抜けていく…という流れも良いかもしれません。お陰様で、新作CDアルバムのリリースの時期も徐々に定まってきており、これから行うレコーディングからの流れを皆さんと共有していけたら楽しいのではないかと思います。
そうして、その4作目のCDアルバムに向けたレコーディング直前の自分達を見て貰うべく、今回の9周年ツアーは組まれたように思いました。…大阪、名古屋と大盛況で回ってきており、この Motion Blue でのライブは関東では久し振りのワンマンライブになります。お客さん方には大変お待たせしてしまった感じもあったのですが、だからこそ大々的に、そして完成度を高めて臨んだライブでもありました。この日も多くのお客さんで賑わい、本当に有り難かったです。
今回のセットリストとして、所謂 TRI4TH の結成当初からやっている曲から 3rd.CDアルバムまでの曲、そして今後新しくリリースするに向けて制作中の新曲の数々等、本当に自分達の変遷を辿れる、選りすぐりの曲達をお送りしていきました。オリジナル曲は勿論の事、最近よく取り上げるジャズ・スタンダード曲の“Moani'n”や“Night In Tunisia”、珍しいところでは以前お手伝いさせて頂いた“犬神家の一族〜愛のバラード”等もお送りしていきました。
そして実は初めてに近い試みとして、トランペットの織田君と自分とのデュオ曲もお届けしてみました。曲は、かなり初期の頃に作られたという“茜色ロマンス”という曲で、まだクラシックらしさも残る印象とでも言いましょうか。…とは言え、少しジャズらしいアプローチでも良いという許可を織田君から頂いたので(笑)、自分なりにそれらを織り交ぜながら弾いてみました。如何だったでしょうか。
織田君がデュオ編成なら、サックスの藤田君も負けじと?デュオ編成で披露します。こちらはお馴染みの“Circle”で、今回のツアーで大阪、名古屋とも取り上げてきた曲でもあります。…そしてバラードでしっとりと聴かせた後には、お客さんを立たせて、いつものように演奏しながら客席に乱入していく藤田君の姿が…(笑)。この色々な側面が、TRI4TH というバンド自体の魅力にも繋がっていっているような気がします。
1ステージ目に8曲、2ステージ目にも8曲と、ワンマンライブらしくたっぷりとやらせて頂きました。新曲も複数あったので、また更に新しい側面の TRI4TH“流”が垣間見れたのではないかと思います。そして温かいアンコールを頂き、そこでは2曲もやらせて頂きました。この時点では既にお客さんを立たせており、身体を揺らして貰ったり、沢山の手拍子を頂いたりと、とにかく演奏しているこちらも本当に楽しかったのです。ステージ上での一体感を作り出し、そこから客席に伝わり、その伝わり具合を自分達も受けて、更に1歩大きな一体感を作り出していく…。この時間は本当に大切にしたいものです。
途中には、バンドマスターのドラムの伊藤隆郎さんの一言も含まれていました。普段、なかなかこういった状況にはならないので驚きましたが、とても有り難かったです。バンド内の一体感もより強くなったのではないでしょうか。アンコール曲は“TRY AHEAD”と“Hammer Head”で、後者に至っては関谷君はエレキベースを用い、ワイヤレスという状況を生かして客席に乱入していきます。この風景もまた良かったですね…(笑)。新しさを感じさせるライブではあっても、恒例の光景を見ると何となく笑みがこぼれてしまうものです♪
こうして、トータルで約2時間ぐらいは演奏していたでしょうか。とても盛り上がってライブは終了となりました。久し振りの関東での大々的なワンマンライブという事もあり、体力的にも結構大変だった部分もありましたが、終わってみると爽快感が勝ると言いますか、本当に楽しい時間を過ごせた時に感じられる、一種の快感がそこにはありました。一緒の時間を共に過ごして頂けたお客さん方のお陰です。どうもありがとうございました!
TRI4TH の結成9周年…と言いますが、実際のところ、自分はこのバンドに加入してまだ3年強ぐらいしか経っていないので〔TRI4TH の3〜4年間参照〕、そういった事実とは自分はまだ遠い部分にいるとは思います。しかし、この3年間は自分にとっても本当に濃いもので、あれよあれよと過ぎていった結果、何故だか本当に9年間、皆と共にバンドとして過ごしてきたような感覚でこの日を迎えられた気がしました…。そう思えた事が、何よりも自分にとっては幸せな事だったのではないかと思います。是非、皆と一緒に10周年を迎えたいです。どうもお疲れ様でした!…そして、この次の日にはこちらのライブを迎えます。
☆6月20日(土)恵比寿 Batica
Open、Start…23:00〜、自分達の出番は25:00〜(予定)、
Charge…2000円(1ドリンク付き)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
深夜イベントでの出演ですが、どうぞお気軽にお越し下さい。こちらもまた、異なった側面の TRI4TH のライブだと思います♪…よろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Motion Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp
ママという立場上、今月は既に(そしてこれからも)何度もバースデーは祝われているとは思いますが(笑)、まるで新鮮味を持ってくれるかのように、皆で楽しくお祝いの時間を楽しんで頂けていました。このお店の歴史と共に自分達もこのお店で演奏をさせて貰っているという事もあり、朴さんのバースデーを祝うのもこれで3年目となりました。その都度、ブログに書き留めていましたので、こちらも参照して頂きたいと思います。
・2013年…〔赤坂 Pro-Amuse での誕生日祝い先は…〕
・2014年…〔サプライズにならない〕
そして今回も恒例のシャンパン開け儀式の写真(左上写真参照)と共に、皆で乾杯をして楽しい時間を過ごさせて頂いたのでした!…写真はありませんが、勿論、演奏もちゃんとしていますので、ご心配の無いように(笑)。…という事で、おめでとうございました!…また来年もこの風景が見れますように。
☆赤坂 Pro-Amuse のHP…http://pftakeuchi.blog-fps.com/Date/20140621/1/
●羽田空港深夜発で早朝のバンコクへ!
羽田空港に着いたのは、17日の夜22:30頃…。夜の遅い時間ですが、これから乗る日本航空のバンコク行きは0:40発なので、まだまだ余裕の到着と言えましょう。羽田空港の近さは、こういった場合にも非常に有り難いものであると思います。羽田空港の国際線ターミナルは、まだ成田空港に比べるとコンパクトなので動線も非常にスムーズで、逆に空港内で時間を持て余してしまう程でした。深夜になっているので、色々なお店が閉まっているという状況もありましたが、この急かしていない時間というのも好みだったりするのです。
バンコクへの飛行機はボーイング767ー300ERという機体が使われていて、世界的には中型機というカテゴリーに属する大きさの飛行機でもあります。昔の日本の空港は、世界的に見て非常に小さくて狭かったので、少ない便数で沢山の人を乗せる為に、就航する飛行機は殆どが大型機だったというイメージがあるのですが、最近では空港設備も充実してきて本数も増やせるようになったので、こういった中型機や小型機の台頭が目立つように感じます。
中型機と言えど、このバンコク線に投入されている機体の機内設備は日本航空の最新のものが導入されていて、座席を少なくして前後のシートの間隔を広げ、シート自体の座り心地も改善、そしてその最新さは機内プログラムにまで及んでいました。徐々にこのシートは色々な路線に導入されていくらしいですが、その中でもバンコク線への導入は早い方だったという事で、これに乗れたのは運が良かったのかもしれません。
ただ、自分の予定としては、すみだジャズで燃え尽きた(笑)後の深夜便で、次の日はどうしても朝から行動せざるを得ない状態だったので、なるべく機内では眠っていようという考えがありました。しかし、こんなに充実した機内プログラムを見せられては、なかなか眠るのが惜しまれてしまうではありませんか…。折しも、数ある映画の中には『アナと雪の女王』まで組み込まれていまして、これは見ないわけにいかないでしょう(笑)。結局、機内では殆ど眠る時間などありませんでした…。
それでも、着陸態勢に入った頃を利用して、30分〜1時間は眠れたのでしょうか…。あまり眠れたという意識はありませんでしたが、バンコク郊外の灯りを見つつ、バンコクの空港へと着陸しました。現地時刻は朝の5:00。日本とタイでは2時間の時差があるので、日本ではこの時は朝の7:00という時刻です。流石に眠い筈なのですが、昨夜からの余韻と、久し振りにバンコクに来れたという嬉しさから、頭はまだまだ働いているようでした。願わくば、バンコク初日の1日だけはこの状態が続いてほしいと願いつつ、バンコク市内へと移動したのでした。…さてさて、長い1日(日本から数えたら2日目ですが)の始まりです!
まだまだ続きます!
さて、結成9周年記念ライブという事もあり、メンバーもそれぞれの展望を持ち、気を引き締めている頃かと思うのですが(笑)、トランペットの織田君が何だか熱いブログを書いていましたので〔『喇叭日和』TRI4TH の9年間参照〕、それに習い、自分なりの TRI4TH との関わりを振り返ってみたいと思います。御存知の通り、自分は TRI4TH の初期メンバーではなく、むしろ一番最後に入ったメンバーでもあります。正式に TRI4TH のメンバーとして一緒にライブをやらせて貰ったのは2012年3月の事〔TRI4TH の竹内大輔です参照〕なので、まだ加入してから3年強ぐらいしか経っていないというのは自分でも驚かされますが(笑)、その前からサポートという形で演奏は手伝っていて、一番最初に皆でライブを行ったのは、更に前の2011年8月の事〔TRI4TH 初参加ライブ!参照〕なのでした。…故に、この約4年前の頃から、自分は振り返る必要がありそうです。
いや、その前に自分は TRI4TH の 1st.CDアルバム『TRI4TH』を購入していて、自宅で結構聴いていたので、ここから振り返るべきなのかもしれませんが(笑)、とにかくこの初参加でのライブは大変刺激的な1日だった事を覚えています。殆どがオリジナル曲で、個性ある曲調は勿論の事(確か、15〜16曲ぐらい演奏したのではないかと思います)、初めてクラブ・ジャズと呼ばれる音楽に接し、そしてお客さんも途中から立ち上がって踊り出し、こちらの演奏と共に身体を揺らしながら楽しんでいく景色…。この時自分は、ジャズやフュージョンというジャンルでは沢山のライブを経験させて貰っていましたが、それともまた違った側面を持つ音楽に触れ、こういうジャズもあるのだ…と思ったものでした。
そして実は、これと並行して自分は TRI4TH のレコーディングにも既に参加をさせて頂いていました。恐らく日にち的には、初参加のライブより先だったのではないかと思いますが、これがCD『わらべ JAZZ』のレコーディングでした〔『わらべ JAZZ』本日発売参照〕。ただ、この時はまだサポートメンバーらしく、全曲への参加ではなく、14曲中4曲のみの参加となっていた事と、全てがカバー曲だった事もあり(当然ですが…)、まだ TRI4TH らしいオリジナル性のある楽曲に気付くには距離がある感じでした。
そして、この後しばらく『わらべ JAZZ』関連のライブで何度かライブを一緒にやらせて貰う時期が続きますが、それが半年ぐらい過ぎたところで、自分はついに TRI4TH の正式メンバーとなり、前述のように2012年3月11日に行われたライブでその初披露となったのでした。場所は、TRI4TH が始まった頃の織田君の地元であった埼玉県の大宮にてで、満員のお客さん方の中で自己紹介の時間を設けたりと、スーツ姿時代のメンバーを見るに、非常に懐かしい感じがしてしまいますね(笑)。
メンバー加入後の TRI4TH はライブが立て続けに入っており、自分は並行して曲も覚えていかなければならなかったので、とにかく皆に体制的に追いつかなければ…という感じで、あっという間に過ぎ去っていった印象でした。そんな中、5月には2本の関西ツアー(TRI4TH に加入してから初めてのツアー参加でした)を行い、大阪のカルメラや名古屋の BLACKQP'67 等、地元のバンドと知り合える機会が以前より格段に増えたのは嬉しかったです。
また、この同じ5月には 2nd.CDアルバムに向けてのレコーディングに取り掛かっていました〔TRI4TH、オリジナル2nd.アルバムのレコーディング参照〕。プロデューサーに須永辰緒さんを迎え、ゲスト・ミュージシャンもお呼びし、そして3日間もレコーディング・スタジオに通うというのは今までに経験が無かった事でしたが、こういうCDの作り方もあるのかと、感心させられました。
この後は敢えて記すまでもないでしょう。2nd.アルバム『TRI4TH AHEAD』をリリースさせた自分達は、様々な場所でのライブやツアーを経験し、2012年12月には渋谷の Duo にて、300人超規模のライブを開催させ、大成功に終わらせる事が出来ました〔“TRI4TH AHEAD" Release Tour 2012 Final♪参照〕。今までの TRI4TH のやり方が実証された瞬間であり、自分も改めて、参加して良かったと思えた1日になったと思いました。
そして TRI4TH は、個人的に新たな時代に突入していきます。それが 3rd.アルバム制作に向けての活動で、このとき初めて自分は、TRI4TH の作品に1から関わっていける事になったと思うのです。…というのは、2nd.アルバムの時は自分がメンバーに加入した時点で、ある程度の曲が揃っており、既に作品のカラーが決まりつつある状態での参加だったからです。自分は“New Life Standard”の1曲だけ提供させて頂きましたが、この時は、他の曲と少し雰囲気の違う曲調のものがあると良いのかな…という感じで出させて貰い、しかもそれは元々作っていた曲を TRI4TH 用にアレンジした形であり、純正なる TRI4TH へのオリジナル曲ではなかったのでした。
そこで出来上がったのが、3rd.CDアルバム『Five Color Elements』へのPVにもさせて頂いた、自分が TRI4TH 用に作曲した“Everybody Knows That”です。それまでの自分の TRI4TH への印象が、熱量のあるライブパフォーマンスという感じだった中に、敢えて「聴かせる」音楽という側面で世に送り出してみたものでした。TRI4TH の楽曲の幅を広げさせる印象にもなったのではと思います。
そんな 3rd.CDアルバムをリリースしてから現在に至り、この期間中も色々な場所でライブをやらせて頂きました。2年目、3年目にもなれば流石にライブやツアーにも慣れ、昔から自分がいたかのようにメンバーも接してくれているので、楽しくやらせて頂いています。そして今年は結成9周年。自分が TRI4TH と接してからの期間が3〜4年だとすると、まだ自分が加入する前の期間の方が長い、息の長いバンドの1つのように認識されてくる頃でしょう。メンバーの年齢も30代半ばになり(笑)、いつまでも若手とは言ってられません。メンバーそれぞれの集大成を是非とも見に来て頂きたいものです。改めて、6月19日(金)ライブの詳細です。
☆6月19日(金)Motion Blue Yokohama
Open…18:00~、Start…19:30〜約2時間(途中、30分の休憩有り)
Charge…3800円(ドリンク別)
BOX席15200円+シート・チャージ3000円(4名様まで御利用可能、ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
今までの TRI4TH の幅広い楽曲は勿論、新曲も沢山御用意してお待ちしております。9周年の記念ライブではありますが、次作アルバムや、10周年への期待も感じさせるステージにしていきたいと思います。どうぞ楽しみにしていて下さい。勿論、自分達自身も非常に楽しみにしています。それでは会場でお会いしましょう!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
左が従来使っていた Xperia SO-04E で、右が今回購入したXperia Z4 です。iPhone 6 への変化と同じように、ひと回り大きくなった分、厚さはだいぶ薄くなったようです。…とは言え、個人的には今までで一番大きい携帯電話なのではないかと思うくらいですが、高機能な事は間違い無いです。画面の見やすさや、システムの使いやすさも際立っており、暫くはこの機種を触る時間が長くなりそうです(笑)。データ移管もほぼ順調に終え、前と変わらないぐらいの状況にはなりました。これからは、この携帯ならではの使い方が出来ればと思いますね。
そして上の画面ですが、実はこれ、今まで録音してきたCD音源を整理してあるページです。よく見ると、まだお披露目していないものも幾つかあるのですが(アイコンのデザインは自分が勝手に決めております…笑)、これはまだ途中段階なので、もう少し画面的には賑やかになる事でしょう。iTunes ではなく、Sony らしさ?を全面に押しつつ、使わせて貰っています♪
携帯電話が変わると、何だか生活も心機一転されたような気になります。これから長い事お世話になると思いますが、自分の生活の良きサポート役になればと思いますね♪

5月16日(木)