そんな広島カープに敬意を払うように、この日は丸本さんは勿論、自分も最初から、カープのユニフォームを着てステージに上がりました。今回のテーマは“ありがとう”という事で、それに因んだ曲をピックアップしてライブを進めていきました。…とは言え、それだけですと数が足りないのも事実でして(笑)、後は前回もお馴染みの?強引なこじつけを基に曲を選択、そして演奏していったのでした。
また、前回出演して頂いた有吉正己(以下、Sammy さん)にも、今回参加して頂きました。そんな時、自分は Sammy さんと丸本さんとのデュオのステージを見ようと客席に戻ってきたのですが、今回はドレスコードでもあったのかと思うくらい、客席にはカープのユニフォームを含む赤い服を着てきた方が多く、これには圧倒されたものでした(笑)。皆さんのカープ愛、流石でございました。
この日も、自分のソロピアノ・ステージが用意されていました。事前に丸本さんからは、今日のテーマである“ありがとう”や、“感謝”系の曲だと嬉しいです…との連絡を受けており、それならば…と、今年の1月のライブで、丸本さんが自分のオリジナル曲に歌詞を付けて歌ってくれた事があるのですが〔自分のオリジナル曲に、歌詞を付けられるという事参照〕、そんな丸本さんへの感謝の気持ちを込めて、当のオリジナル曲、“On The Way Home”をソロピアノで演奏させて頂きました。改めて、ありがとうございました!
今月の新曲は、黒田選手への感謝を綴った“光の海”。途中、ウルッときていた部分もありましたが、これぞ強い感謝の想いでしょう。そしてステージはアンコールへと突入していきます。
アンコールでは Sammy さんも交えて、まずはお馴染み、“それ行けカープ”をお客さんと一緒に熱唱し、その次には奥田民生&井上陽水の“ありがとう”をお届けしていきます。そして最後はやはり“Fifteen”。本当に、本当に、広島を盛り上げてくれて、いや、日本中を盛り上げてくれてありがとう!の気持ちを込めて、ガンガンに演奏させて頂きました!…こちらもこちらで、ウルッときてしまいそうな感じではありましたが(笑)、最後まで歌いきってました。丸本さんも本当にお疲れ様でした!
先月のワンマンライブ、そして今月のワンマンライブと、祭りのような2ヶ月はあっという間に過ぎていきました。丸本さんの今までのライブを考えると、異例のケースだったとも思える連続のワンマンライブ。黒田選手の検討、そして広島カープのリーグ優勝は、こんなにも大きな影響を与えてくれてました。お客さんも一緒になって過ごせた、楽しい楽しい時間を、自分からも感謝したいと思います。どうもありがとうございました!…丸本さんとの年内のライブは、残すところラスト1本となります。こちらはボーカル・ギターの君との2マンライブ。最後にまた盛り上げていきましょう。よろしくお願いします!
●12月16日(金)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
☆丸本達也さんのブログ…http://blog.livedoor.jp/waits2/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
今回の作品のテーマは、全曲変拍子!…なかなか思い切ったテーマでもありますが、誰もが聴いた事のあるようなカバー曲が6曲に、Tsumuzi 君のオリジナルの曲も2曲入った構成となっていて、ある意味で、確かに新解釈の基に生まれたアルバムであると言えましょう。変拍子好きの方は勿論、バイオリンの音色による新しい音楽を求めている方にもお勧めです。どうぞチェックをよろしくお願いします!
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01LTHMPWI/ref=pd_sim_15_1?ie=UTF8&psc=1&refRID=7777JP0BCP3J7G31WBQQ
また、このCDを引っ提げて、今週の金曜日は大阪でライブも予定しています。CD作品を通して、会場で皆様にお会い出来る事を楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします!
●Tsumuzi、大阪ツアー
・11月18日(金)URGE GRAND FRONT OSAKA
Start…19:30〜2ステージ
Charge…3500円(要1ドリンク、1フードオーダー)
Member…(Vn)Tsumuzi、(Pf)竹内大輔、(G)侑音
(B)池田暢夫、(Ds)津島周平、(Perc)松本智也
既に東京でのリリース・ライブは終えてしまっているので、今後はインストアライブ等で見る機会が増えていくのではないかと思います。Tsumuzi 君のライブは参加メンバーが固定ではないので、その都度編成は変わると思いますが、それらも含めて楽しみにして頂ければと思います。今後にも御期待下さいませ!
☆Tsumuzi 君のHP…http://tsumuzi2013.wixsite.com/ernestocielorecords
TRI4TH にとって4枚目のオリジナル・フルアルバムとなる、CD『AWAKENING』ですが、御存知のように現在の Playwright に移籍して第1弾のアルバムでもあり、ここで一気に世界観が広がった時期でもありました。各地との連携や、新しい場所での出会い等、現在でも引き続き行われている Playwright × TRI4TH ツアーの原点とも言える組み方だったとも言えましょう。そんな中、大阪では『Jazz A Go Go Vol.4』もあり、久し振りのバンドとの再会もありました。正に盛り沢山だった『AWAKENING』西日本ツアー、どうぞ御覧下さいませ!
11月19日(1日目)
今ツアーの最初の目的地は福岡でしたが、車で移動する自分達にとって福岡は、ダイレクトで向かうには距離的に厳しい場所でもあります。そこで、ライブの前日に東京を出て、大阪にあるお馴染みのベースの関谷君の御実家に休憩を兼ねて1泊させて貰い、次の日に朝に再度福岡に向けて走らせる…という段取りを組んでみました。最近になって関谷家実家にお世話になる頻度が高くなってきてしまっていますが(笑)、恐らく今後もお世話になる日は続きそうですし、今回のツアーでは、また大阪に戻ってくる時にお世話になるのは決定済みでもあったのでした。今後ともよろしくお願いします(笑)。
今回のツアーでは、ワゴン車1台をレンタルして向かう事になりました。それでも荷物の積載量の関係で、車内は上写真のような狭そうな感じになってしまっていますが、これは以前に比べると格段に居住性はアップしており、正直快適なのでした。前述のように、福岡は長距離の移動になるので、居住性は重要なポイントです。このレンタカーのお陰で、身体の疲れが激減したのは言うまでもありません。この日の目的地であった大阪も、福岡までの距離に比べれば足慣らしみたいなものでしょう(笑)。
大阪に着き、またまた関谷家から有り難い歓迎を受けてしまいました。まずは長いツアーへの意気込みをぶつける感じで、メンバーで乾杯をしておきます。それは、今回のツアーの序章とも言える光景でもありました。次の日はいよいよ TRI4TH で初の福岡入りを果たします。精一杯のパフォーマンスが出来るよう、早めに就寝につかせて頂きました。
まだまだ続きます!
前日、11月11日は TRI4TH で東京でリハーサルを行っており、それを済ませた後に前橋へと移動を開始しました。この日はベースの日(1111でベースの4弦みたいなので…)という事で、関谷君のベース・パフォーマンスを見守りながら(左上写真参照)の幕開けとなった感じでしょうか。そのテンションは夜になっても高いままだったように思います。清心幼稚園に着いてスタッフの方々と挨拶をし、その日は前打ち上げという事で、ゆっくりと食事やお酒を楽しむ事が出来ました。
…思えば、この時が一番時間がゆったりと流れている時でもありましたが、本番当日の入り時間を聞くと、なんと朝8:30と…(笑)。飲み過ぎないように気を付けつつ、本番の日に備えたのでした。
そして11月12日当日。昨日のぐずついた天気が嘘のように、朝から澄み切った天気が窓越しに臨め、紅葉も綺麗に色付いているではありませんか。個人的に、この状況に何だか目が冴えてしまい、気持ちの良い朝を過ごせたように思います。…故に、眠い目を擦りながら…という感じではなく幼稚園に入る事が出来ました。既に会場準備は始まっており、自分達もセッティングを始めます。
この日の朝昼に行われる清心フェスティバルは、清心幼稚園を中心として幾つかの箇所に色々なイベントスペースが設けられるようで、音楽やアート、ワークショップ等、多くの方に気軽に楽しんで貰えるような企画となっているようです。その中で TRI4TH はイベントの目玉として、朝と昼に1回ずつの『わらべ JAZZ』ライブを行う事になっていたのでした。そのステージは幼稚園内の広場に造られ、快晴の中の演奏が楽しめたのでした。このステージの1回目が10:15ぐらいからでしたので、早い時間に入っておく必要があったわけです。
連日、寒い日が続いていたので、群馬県での朝からの野外演奏は、相当な防寒対策が必要かと思っていたのですが、天候にも恵まれ、むしろコートが要らないくらいの暖かさでした。天気が良いと、当然お客さんも多くなるもので、この『わらべ JAZZ』では家族連れの方達を中心に、沢山の方に楽しんで頂けたようです。…楽しみ方は人それぞれですが、身体を揺らしたり、走り回ったり、客席内に出て来たメンバー達とハイタッチしたり…、和やかな時間が過ごせました。
『わらべ Jazz』ライブなので、セットリストも“幸せなら手をたたこう”等の曲を演奏していきます。朝と昼ではセットリストも半分以上変え、どちらのステージも見に来て頂いた方にも配慮させて頂きました。ステージとステージの合間には、昼食もとりつつ、周りで行われている他のイベントスペース等も見てきました。ポピュラーなものから、だいぶアーティスティックなものまで、確かに様々なイベントがあったように思われます。
…それにしても、天気が良いというのは本当に素晴らしかったですね。自分は朝早くから起きていたので、休憩中に眠くなるのではないかと思っていたのですが、結局寝る事はありませんでした。ポカポカ陽気ではあったのですが、それよりも好奇心が勝ってしまったようです。
ところで、先日、加須の龍興寺で TRI4TH でライブをやらせて頂いたのは記憶に新しいと思いますが〔TRI4TH、加須龍興寺で『わらべ JAZZ』と『寺ごころ』ライブ参照〕、ここの住職がわざわざ会場まで足を運んで下さいました!…最初、姿がカジュアル過ぎて誰だか分からなかったのですが(右上写真参照…笑)、なんと夜のライブも見て頂けるとの事。大変有り難く、そして自分達もより気合いが入る瞬間でもあったのでした。
夜のライブは『Defying』仕様なので、いつもの TRI4TH でやっているようなアッパーな曲達で攻めていきます。会場は清心幼稚園内のホールに移し、昨年同様、お客さんには食事やお酒が振る舞われる等、良い意味で幼稚園らしくないライブハウスへと変貌させていき(笑)、自分達のパフォーマンスも楽しんで頂きました。
ここでのステージも計2回。当然の如く最初から飛ばしていきました。グランドピアノが用意されていてテンションが上がっていたという部分もありますが、朝、昼からの流れで、このまま『わらべ JAZZ』のような和やかな感じにはさせまい!…という思いもどこかあったのかもしれません(笑)。昨年以上のお客さんの数にも嬉しく思い、最高の熱量でバッキバキに弾かせて頂きました。座席のある会場でもありましたが、勿論最後にはお客さんを立たせて、皆で踊り狂います。これぞ、清心幼稚園だからこそ成せる状況ではありませんか!
先日の龍興寺でもノリノリだった住職ですが、ここでのノリも最高でした。掛け声もバンバンしてくれますし、動きも先日以上に大きい様子です(笑)。やはり、ここではお客さんとして徹する事が出来るからでしょうか。これもまた演奏の力になりました。そしてこれはお客さんを含めて、自分達とのお互いの力へと繋がり、素晴らしい盛り上がりに至ったのではないかと思うのです。どうもありがとうございました!
昨年以上の盛り上がりを見せた清心幼稚園でのライブ。やはりこの空間は格別ですね。お馴染みとなったファンキー園長も終始ノリノリで嬉しかったです。まだまだ続けていって貰いたいこのイベント、また TRI4TH で来れる事を願います!…その時は、当日入りで、翌日帰り…というスケジュールも良さそうですね(今回は前日入り、当日帰りというスケジュールでした)。やはり良いライブの後というのは、すぐに打ち上げたくなるものなのです。その想いに駆られたという事は、相当に盛り上がったという証拠でもありましょう。朝から夜まで TRI4TH 一色な日でしたが、心地良い疲労感がそこにはありました。どうもお疲れ様でした!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆前橋清心幼稚園のHP…http://www.seishin-gakuen.jp
11月7日(1日目)
新潟への旅は新幹線の大宮駅から始まりました。丸本さん達はこの日の朝早くに東京を出て、車で向かっているとの事でしたが、こちらは有り難くも新幹線を使わせて頂いていました。上越新幹線を使えば、大宮駅〜新潟駅間は約1時間半〜1時間40分(速達便では1時間20分程)ぐらいの距離で、改めて新潟という場所の近さを痛感します。
上越新幹線で使われている主な車両はE4系。“MAX”という愛称が付いている、全2階建ての車両でもあります。この車両の2階席は良いのですが、1階席になると防音壁が邪魔をして殆どの区間で外が見れず(右上写真参照)、自分は1階席だったので、そこが何とも言えない感じではありましたが(笑)、山々を抜けて新潟駅へと到着しました。
新潟駅からタクシーを飛ばし、向かったのは新潟加島屋でした。ここで丸本さん達と合流し、ランチを食べる予定にしていて、この為の午前中出発でもあったのでした。加島屋の美味しさは言うまでもなく、しかも新潟本店という事で、お米自体が美味しいのも新たな発見でした。あまりにご飯が美味し過ぎて、ご飯だけでもおかわりをしたい程でしたが、その前にお腹がいっぱいになってしまいました(笑)。
ライブは次の日に予定されていたので、この日は、夜に控える前打ち上げのみが、予定として残っている状況になりました。…という事でいつものように(笑)、新潟の鉄道旅を兼ねた観光に出かけるとしましょう。もう既に目星は付けていまして、彌彦神社神社に行く計画を立てておりました。新潟市内からはJR越後線で吉田駅まで行き、そこからJR弥彦線に乗り換えて向かうようなルートです。乗り換えも含めて、片道約1時間20分程の道のりでしょうか。丁度良い長さかもしれません。
新潟の市街地を走り抜け、車窓はいつの間にか田園風景へと変わっていきます。走る車両も、旧国鉄型と言われる115系で、これは東京付近では見られなくなって久しい車両なので、少々ノスタルジックな気分にも浸っていけます。そして目的の弥彦駅へ到着。この日はどうやら弥彦の『菊まつり』が行われていたそうで、臨時列車も運行されているようでした。
彌彦神社の本殿を模した駅舎である弥彦駅舎は、1916年開業当時のものらしく、早速圧倒されてしまいます。駅前は広場になっており、『菊まつり』の影響か賑やかな感じになっていました。そして、実はこの時点で気付いたのですが、周囲はちょうど紅葉が綺麗な時期ともなっていて、この人の多さはその為なのかもしれません。もう少し静寂なイメージが勝手にあったのですが、この日の気分としてはこれくらいの賑わいが嬉しい感じでもありました。
この日は、彌彦神社に行く…という漠然とした目的しか決めてなかったので、神社内をどのように回るかまでは考えていなかったのですが、色々と見ていくうちに、弥彦山の存在が気になりました。彌彦神社の裏手からロープウェイが出ていて、時間的にも何とか行けるくらいの道のりでもありました。この時期のロープウェイから見る景色も綺麗そうです。予定より所要時間は掛かってしまいそうですが、思い切って行ってきました。
ロープウェイの所要時間は5分程なので、難なく上の駅までは着いてしまいましたが、ここから更に山頂まで歩け、そこには彌彦神社の奥社(御神廟)があるとの事。せっかくここまで来たならば行かない理由は無いと思い(笑)、更に歩いてそこまで向かいました。周囲の紅葉の綺麗さは勿論でしたが、新潟平野も見渡せ、空気もとても澄んでいて気持ち良いです。…いつの間にか山登りのようなスタイルになってしまいましたが(笑)、ロープウェイを降りた時に見掛けたパノラマタワーも、いつしか小さく見える程、山を登っていきました。
そして、着きました!…東京スカイツリーと同じ標高634mの山頂地点です。弥彦山は新潟県のほぼ中央に位置しているので、新潟県内のテレビ・ラジオ局のアンテナが幾つも設置されているのも面白い光景でしたが、ここから見た日本海もまた美しかったです。ちょうど海の向こうに夕陽が見える頃で、時間的にもバッチリでした。彌彦神社は日本有数のパワースポットらしいですが、この弥彦山にも沢山のパワーを貰ったような気になりました。
これらの景色を楽しんだ後は速やかに下山しましたが、流石に麓に着いた頃には、辺りは暗くなってきてしまいました。予定より少し遅くなってしまい、前打ち上げに間に合うか心配になりつつも弥彦駅に近付いてみると、付近で紅葉のライトアップがされているではありませんか!…何だかこの日は時間的にラッキーな事が続きます。電車が発車するまでの時間を見越して、こちらの景色も楽しみました。
新潟市内に戻り、再度丸本さん達と合流。今回のライブを企画してくれた、丸本さんの奥さんのお兄さんにもお会いしまして、ライブの意気込みを共有させます。新潟と言えばやはり日本酒(写真はビールですが…笑)。料理と共に、美味しく頂けた夜になりました♪
こうして新潟の1日目を楽しく過ごせ、2日目を迎える事になるのでした。来て早々、新潟の魅力を色々な側面で堪能出来た1日に感謝です!
11月8日(2日目)
この日は昼食を食べる前に、丸本さんとリハーサルを行う予定でした。丸本さんの奥さんのお兄さんの自宅にはスタジオがあり、ここを使って下準備を行う予定にしていたのでした。しかし当日の朝になって、リハーサル開始時刻を1時間遅くしたいとの連絡が来まして、どうしたのかなと思っていたところ、なんと丸本さん、風邪をひいてしまったそうです!!…それは声にも影響が出ているくらいで、何とも心配になったのですが、それでも昨夜で一応はピークを越えたのだそうで、小さな声ながらも調節の為、先程まで発声練習をしていたのだそうです。
…初の新潟ライブ、初のお客さん、それでいて2ステージをフルでお送りする今日としては、いささかハードルが高そうな気もしましたが、本番をキャンセルするわけにはいきません。何故にこのタイミングで…と、本人は既に悔しそうでしたが、なってしまっては仕方がない…。まずは本番までの体力作りが大事とも言えましょう。昼食は予定通り頂き、美味しいお寿司屋へ…。丸本さんには申し訳ないですが、ビールも頂いてしまいました(笑)。
…そして、今回のライブ会場となる Utsuwa というお店へ向かいました。珈琲屋でもある会場はとても広く、グランドピアノが置いてあり、雰囲気も落ち着いて素敵な感じでした。ここでも勿論リハーサルは行いましたが、喉の負担を減らす為に、極力小さめでの打ち合わせ。それでも沢山の準備はしてきているので、お客さんも喜んで頂けると思います。
この日は前述のように2セットお送りし、アンコールも入れれば全18曲というセットリストを組んでいます(その内1曲は、自分のピアノのみのインスト曲)。喉の心配がありながらも、1曲も減らそうとしない心意気は流石で、やはり多くの方に聴いて貰いたいという気持ちが大きかったのかもしれません。選曲も珍しく、カバー曲を多めで挑みました。この日はお客さんの殆どが丸本さんの歌を初めて聴く状況で、そしてお年寄りも多いとの事。馴染みがありそうな曲をやりつつ、自己紹介も兼ねたオリジナル曲を演奏する…というような感じで進めていきました。
朝方は雨の強い天気でしたが、お昼過ぎには弱まり、ライブが始まる頃にはもう雨は止んでいるような状況でした。それに合わせるかのように、丸本さんの声も復活!…とまではいきませんでしたが(笑)、朝よりは調子が出てきているように思いました。ただ、いかんせん曲数が多いので、ペースを守って歌っていきたいところです。ただ、曲によって歌いやすい部分があったのか分かりませんが、そのペースから外れていった事もしばしば…(笑)。そんな事もあり、演奏もイレギュラーな状況になったりもしましたが、その部分も含めて楽しませて頂きました。
そしてステージは2ステージ目へ…。丸本さん的には1ステージは反省点だらけだったようですが、その想いを込めて2ステージ目は楽しんで貰いたいものです。そして実際に2ステージ目の方は、調子が良くなった部分があったからか、空気感が良くなってきたような気がしました。自分のピアノもフッと楽になる瞬間があり、自然なステージの流れを感じられたのでした。丸本さんのオリジナル曲の中には、奥さんのお兄さんのスタジオで作った曲も数曲あり、つまりは新潟生まれの曲という事で、今回も惜しみなく演奏していきます。お客さんも、より熱心に聴いて頂けたようで、楽しんでくれていたのではないかと思います。アンコールには丸本さんの代表曲である“スランチェ”を熱唱し、この日一番の出来を披露してくれました。大きな、温かい拍手を沢山頂けました。丸本さん、本当にお疲れ様でした!
…色々ありましたが、大健闘の1日と言えましょう。丸本さん、しっかりとお休みをとって、復活に向けて頑張って貰えればと思います!…そして、出来る事なら新潟リベンジもしてしまいましょう(笑)。お客さんも、きっと待っている事と思います。
ライブ後には打ち上げに行くも、この日は新幹線で帰宅の路に着きました。そう、新潟は近いので、ライブ後に帰る事も可能なのです。そんな気軽な場所、新潟…。また是非とも!
☆丸本達也さんのブログ…http://tatsuya.blog.jp/
☆新潟 Utsuwa のHP…http://www17.plala.or.jp/utsuwa/top.html
☆新潟加島屋のHP…http://www.kashimaya.jp/
☆弥彦観光協会のHP…http://www.e-yahiko.com/
10月31日(1日目)
前回のツアーでは、ライブの1日前に現地入りして、現地の食を堪能するというスケジュールが組まれていましたが、今回は自分がスケジュールの都合でそちらには前乗り出来ず、ライブ当日に現地に集合…という事になりました。同じく、津軽三味線の白藤ひかりさんも、前日に名古屋で御自身のライブだったそうで、こちらも福岡で現地集合という、黒船メンバーの個々の忙しさを物語るような展開でツアーは始まったのでした。
ひとまず自分は、羽田空港から1人で福岡へと向かいます。前回と同じスカイマークを利用させて頂きましたが、あの時に乗った豪華仕様のエアバスA330−300型機は既に存在しておらず、いつものボーイング737−800型機への搭乗となりました。勿論、エコノミー仕様の普通のシートでしたが、採算ベースで合わせると当たり前の話しなのかもしれません。羽田から福岡に向かう便は富士山の北側を通るルートなので、座席は左側の窓側を選択。東京から富士山の手前までは曇り空でしたが、後々に晴れてくる様子を楽しみながらのフライトとなりました。
名古屋圏を北側から眺め(左上写真参照)、広島市も北側から眺め(右上写真参照)、なかなか楽しい景色です。飛行機で見るとあっという間の景色ですが、これらの場所は車移動としても何度も訪れているので、それらの移動時間とを換算させながら、今これだけ自分は速く移動している…という感覚を身体に叩き込ませておきます。そうする事で、飛行機で移動出来る有り難みをより深く感じる事が出来るのです。
そうして遠くに大きな橋が見えてきました。下関と門司を結ぶ関門橋です(左上写真参照)。高速道路で本州から九州に向かう時、この橋を渡る時の感動は今でもひとしおで、これは飛行機移動だけしか経験してないと分からない感情かもしれません。九州に到達した!…と共に、無事に来れた…という思いも浮かび上がり、それだけ車移動は大変でもあるという事でしょう。飛行機から見えた関門橋は、そんな事も思い出させてくれました。
その後、窓の左奥に博多駅越しに、これから着陸する福岡空港が見えてくると、いよいよ着陸態勢に入ります(右上写真参照)。このパターンは福岡空港が北風時の時に運用させる経路で、福岡の市街地をぐるっと旋回しながら着陸していきます。街に近いのが福岡空港の強みで、それが如実に分かるルートとでも言いましょうか…。こうして福岡空港に無事到着し、福岡ライブのモードへと入っていくわけです。
…と、その前に、腹ごしらえも大事です(笑)。空港でひかりさんと落ち合い、中心地である天神方面に向かいました。そこで前乗りしていた黒船メンバーと合流し、向かった先は、明太子料理専門店、元祖博多めんたい重でした。豪華に頂くめんたい重…。当日入りとは言え、福岡に来たと思わせてくれる食事は最高でもありました。さて、そろそろ本当に福岡ライブモードに入らなければなりませんね(笑)。
まだまだ続きます!
最近、ドラム機材が特に増えているという(笑)リーダーのドラムの佐々木俊之さん。前回のライブ〔Nautilus、3rd. 7インチアナログ、リリース記念ライブ!参照〕で初お目見えをさせたスパイラル・トラッシュ越しに見えるのは、今回のライブで初導入をさせた、電子ドラムパッド(左上写真参照)です。ここに予めクラップやシンセ等の音源を入れておき、演奏中にドラムと共に、時にリズミカルに、時に効果音として鳴らさせるのです。…また新たなアプローチが出来た Nautilus の世界観。実際に生のライブで見るからこそ、その威力に驚く事でしょう。
いつものように、ほぼノンストップのライブを2セットお送りしていきましたが、どちらかというと、新しい曲がメインのステージになったでしょうか…。2nd.CDリリース・ライブというよりは、次のアルバムに向けた布石を感じさせるライブになっていたと思います。また、新曲は勿論なのですが、現在は新プロジェクトも動いているという事で、こちらも楽しみにしていて下さいませ。
…さて、そんなこんなで駆け抜けた全2セットでしたが、ステージ直後にサプライズで、自分は“Happy Birthday”を弾き始めます。…そう、このライブの前日の日は、リーダーの38歳の誕生日。せっかくなのでケーキとワイン(メッセージ付き)を用意し、ステージ上でお渡ししたのでした。リーダー的に、こういった演出が好きではないのは十分承知していますが(笑)、まあライブ直後という事で、ステージ演奏中には絡ませなかったので許してくれるでしょう。どうもおめでとうございました!
2017年は、ライブも多くしていきたいとの事…。ここのところ、1年に1作品のペースでCDアルバムもリリースしていますし(この間には、7インチ・アナログを3作品も出していますね)、来年の活動展開も楽しみですね。皆様どうぞよろしくお願いします!…そして、今年もどうもありがとうございました!
☆Nautilus のHP…http://www.nautilusmusic.net/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/index.php
タイムカプセルの名が“なかよし”になっていた事自体、自分は忘れていましたが(笑)、学校の校庭に足を踏み入れると、既に重機でその蓋を外しているところで、今こそ30年の時を経た中身が、自分達の目の前に姿を現そうという瞬間でした。既に何人か、当時の同級生達も来ていましたが、タイムカプセルを入れたのは自分達は小学校1年生の時で、正直、何を入れていたかなんて、自分も周りの友人も、誰ひとりとして覚えていない感じでした。そしてタイムカプセルから出てきたのは、、、
…クーラーボックスのような収納ボックス1つのみ。それこそガムテープで蓋は強く閉じられていましたが、いささか厳重さに欠けるような雰囲気が(笑)。…とは言え、中身が気になりますが、ボックスの蓋の部分にメッセージが書かれた封書が収められており、まずはその文章を読み上げるところから始まりました。
恐らく、当時6年生だった生徒が書いたものでしょう。書いた本人がここに居たら面白かったのですが、それは適わず、代表者の方に読み上げて頂きました。30年後の未来なんて想像がつかず、校舎も校庭も変わっているかもしれません…という内容もありましたが、その予想を覆すように見事に変わっていない校舎の前で読み上げられたのもまた一興。…そして、いよいよ収納ボックスの中のものを出す作業に入ったのでした。
中には、当時の給食の配膳食器、体操着(名前入り…笑)、帽子、上履き、教科書、その他に理科や算数等で使う道具箱等、学校や授業で使われていたものが最初に入っていて、それを校庭に敷かれたブルーシートに置いていく様は、どこか事件性を匂わせるような光景になっていましたが(笑)、それらに交じって、クラス毎に作った作品を収めた封筒が入っていました。当時、1年3組だった自分達の作品は、“作文”と“版画”で、版画には「動物にのって」というテーマも添えられていました。これを見ても、自分が何をしたのか全然思い出せませんでしたが、いよいよ自分の作品と対面する事になるのです。…こちらです。
作文…流石です。漢字にルビを振っている事にまず驚きですが(笑)、事細かにタイトル通りである「日ようびのこと」を説明しています。まずは“じゅんきゅう”に乗って“しき”駅まで行き、そこから“とっきゅう”に乗り換えて“小川町”(何故か漢字で書けてました)駅へ、そしてまた乗り換えて“ちちぶ”に向かったと書いてあり、自分のブログの『鉄道さんぽ』を見ているような感覚になりました(笑)。既にこの方式は小学校1年生の時から出来上がっていたようです。そして版画ですが、タイトルが“はくちょう”とは斬新ですね。版画として1番難しそうなお題な気がするのですが、敢えて挑戦しにいったのでしょうか…。白鳥の上に乗っている人?も落ちかけていますし、当時の自分も深層心理が気になります。
他の人のも含め、本当はもっとゆっくり見たかったのですが、催促されるように再度収納させられて、お披露目会はまた別日に行われるとの事。原稿用紙も若干湿っていた等、保存状態は決して完璧と言えるものでもなかったので、それ用の準備が行われるのかもしれません…。ただ、そちらのお披露目会の方は自分がスケジュール的に無理で、その辺りの手筈は友人に託しておきました。
…ところで、タイムカプセルが作成された当初、学校の生徒数は600人ぐらいは居たと思うのですが、それにしてはこの日に集まった人数は20〜30人ぐらいと少なかったです。ただでさえ、この日の告知が学校のウェブサイトに載っている程度だったので、確かに気付く方が凄いぐらいの話しかもしれませんね。30年来のタイムカプセル開封!…と言うには大変地味な時間が流れていましたが(笑)、自分の作品に出会えて良かったです。
…さて、再度、蓋がされた“なかよし”の前で、当時の同級生達と記念撮影。中身が空になってしまったこの記念碑は今後どうするのでしょうか…。ただ、ここで得た思い出は今でも十分過ぎるくらい酒の肴になっています(笑)。
☆成増ヶ丘小学校のHP…http://www.ita.ed.jp/edu/nariges/
西仲さんとデュオライブをする時の準備というのは、当日、本番前の約1時間前のみ…という場合が殆どです。特に意識をせずに自然にこういった流れに行き着いたとも言えますが、それが自分達のライブにおける即興感をクリエイティブなものにし、いま2人で作る事の出来るライブの最高値を目指すモチベーションにも繋がるのです。
これは、何だかんだで共演年数が9年にもなっている(!)自分達だからこそ…という部分もあるでしょう。最初は色々な編成でライブをやり、共にCDも作らせて貰って、今やその作品も3作目…。そして何度も何度も沖縄に連れて行って貰ってはライブを繰り返し、一緒にお酒を飲み交わし、島にも渡り、沖縄の知り合いが増えて、そしてまた旅をし…。そんな仲だからこそ、こうして久し振りに音を合わせても、同じ方向に向く事が出来るのかなと思いました。
今回のライブは、特に目新しい事はせずに、沖縄スタンダード(笑)の曲を中心にお送りしてきましたが、久し振りに会う自分たちの音の会話を、真剣に楽しんだ…という印象でしょうか。その分、演奏面では攻めの姿勢で向き合え、白熱したライブの空気感を味わえたのではないかと思いました。この勢いで、来月12月の沖縄ライブに繋げていけたらと思います。
こちらでのライブは、久し振りのドラマーの和丸君を加え、トリオ編成を母体とし、ゲストに三線奏者の Yoshitoo! さん、そしてボーカルに久し振りの大城蘭さんを迎えて大々的にお送りします。沖縄の土地で感じる、自分達ならではの沖縄ライブ…。多くの方の目に触れて頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします!…吉祥寺 Meg も、いつも快くライブ場所を提供させて貰っていて感謝です。改めて、ありがとうございました!
●西仲美咲、沖縄ツアー
・12月2日(金)北谷 Mod's
Oepn…19:00~、Start…20:00~2ステージ
Charge…前売り3000円、当日3500円(共にドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Ds)和丸
Guest…(三線)Yoshitoo!、(Vo)大城蘭
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com
それでは恒例として、1300回目に相当する車両に登場頂きましょう。
阪急電鉄京都線用の車両、1300系です。大きく分けると1000系という括りに入るのですが、阪急電鉄では、神戸線・宝塚線用と、京都線用の車両を分けていて(同じデザインを採用しながら、車両の寸法や主電動機が異なります)、前者用に投入された車両が1000系、後者の京都線用が1300系と呼ばれます。2014年(1000系は2013年)に登場したまだまだ新しい車両で、早速このブログ記事に使わせて頂いた次第です。有り難いものです(笑)。
回を重ねる毎に、ブログ記事用の車両集めに苦労していますが(笑)、今回も何とか乗り切りました。次回もどうぞ楽しみにしていて下さい!