お待たせしました。2017年も早くも1ヶ月が過ぎるところで、2月のライブスケジュールを載せさせて頂きます。まず1つのニュースは、TRI4TH とカルメラによる2マンライブが行われるという事です。新宿 Loft にて大々的に行われますが、5月には大阪でも開催されますので、どちらも楽しみにして頂ければと思います。そのスピンオフ企画…ではないですが、カルメラのトランぺッターであるコバヤンと自分によるデュオライブを、初めて開催させて頂く事になりました!…こちらを御覧になってから2マンライブに行く…という流れも、なかなか面白いのかもしれません。
そして、今年最初の黒船企画イベントの『和魂洋祭』、毎年恒例の彬子・愛ライブ、とても久し振りとなる、ボーカルの加藤望さんのライブにも参加させて頂きます。そして以前にもお伝えしましたが、TRI4TH CD『Defying』の JAZZ JAPAN AWARD 2016 の授賞式イベントでは自分達の演奏もありますので、こちらも見逃せませんね!…お馴染みのものから久し振りのものまで、バラエティに富んだ1ヶ月です。どうぞ御覧下さいませ!
●2月1日(水)渋谷 gee-ge.
Open…19:00〜、Start…19:30〜、
Charge…前売り2800円、当日3300円(共にドリンク別)
Member…(Vo)彬子、(Vo)清水愛、(Pf)竹内大輔、(B)相澤卓也、(Ds)Soki
ボーカルの彬子さんと清水愛(Eye)さんがお送りする、毎年のこの時期の恒例、
新年会ライブ。今回で第5弾となります。新年会と言うには遅過ぎる時期のように
思われますが、それもまとめて恒例行事です…(笑)。このイベントの特徴は、
ボーカルの2人をフロントに置いて進めるという、言わば2フロントのワンマン
ライブであるという事です。お互いのオリジナル曲を、この日の為にコーラスを
付けて、豪華にお送りします。今回はカバーソングも沢山あり、正にこの日だけの
スペシャルな時間をお過ごし下さい。色々、たっぷりとお届けしていきます♪
●2月3日(金)六本木 CLAPS
Open…18:30〜、Start…19:30〜2ステージ
Charge…3000円(ドリンク、フード別)
Member…(Tp)小林洋介、(Pf)竹内大輔
カルメラのトランぺッターであるコバヤンこと小林洋介君と自分で、
デュオライブをやらせて頂きます!…実は、以前からデュオライブを
やろうやろうという話しはしていて、あれから2年ぐらいは経って
しまったような感じだったのですが、ここに来てついに実現です!
ライブも勿論ですが、実は、お互いが乗り物好きという共通点があり
まして、そちらのトーク?も楽しんで頂けたらと思います。2月後半に
行われる TRI4TH × カルメラの2マンライブと併せて(笑)どうぞ!
●2月4日(土)銀座 No Bird
Open…18:00〜、1st…19:00〜、2nd…20:30〜、
Charge…2000円(ドリンク、フード別)
Member…(Tap Dancer)丹精、(Vo)石川早苗、(Pf)竹内大輔、(B)吉峰勇二郎
タップダンサーの丹精君がお送りする、ボーカルを入れたタップライブ。
そのボーカリストには、自分も久し振りのボーカリスト、石川早苗さんを
迎えてのステージとなりました。ステージ上で繰り広げられる、即興感
溢れる“楽器”同士の攻防を、是非とも体験して頂けたらと思います。また、
この日は銀座 No Bird の5周年特別価格として、チャージが2000円で
御覧頂け、前菜+パスタ+メインという特別コースが3000円で提供
されます。つまり、チャージと合わせても5000円(+ドリンク)!
…銀座 No Bird に気軽に足を運ぶチャンスです。お待ちしております♪
●2月7日(火)、8日(水)、10(金)、
15日(水)、23日(木)渋谷 Kuro Beyond
Open…19:00〜、Start…20:30〜、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)白石恭子、(7日のみ)、(Vo)山崎信子(7日のみ)、
(Vo)Ami Latte(8日のみ)、(Vo)宗像夏子(10日のみ)、
(As)松山ますみ(10日のみ)、(Vn)Tsukasa(15日、23日のみ)、
(Vo)折井敦都歌(23日のみ)、(Key)竹内大輔
2月は Kuro Beyond に沢山出演させて頂きます。2月の第2週目となる、
7日(火)〜10日(金)はバレンタイン・イベント週間としていまして、
通常よりミュージシャンも多めにお送りします。自分もほぼ参加ですね。
Kuro Beyond もオープンして1年が過ぎ、もう既に熟してきた感じも
ありますね(笑)。2月も勿論の事、今後ともよろしくお願いします!
●2月9日(木)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Vo)吉田冨士子、(Fl)渡邊永子、(Pf)竹内大輔
お馴染み銀座 Barbra での演奏です。先月に引き続き、フルートの
渡邊永子さんを始め、ここでの共演は久し振りになったボーカルの
白石恭子さん、そして吉田冨士子さんとお送りしていきます。当日は
歌謡曲ナイトになるのか、ジャズナイトになるのか、乞うご期待!?
●2月11日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)ランデル洋子、(Vo)青木祐子、
(Pf)竹内大輔、(B)栗田俊宏、(Ds)秋山修
こちらもお馴染み、経堂 Crazy Love でのジャズライブです。この日は
ランデル洋子さんと青木祐子さんとのお2方でお送りする1日となって
いて、恒例の“挑戦曲”も1曲含まれている事でしょう。ジャズの魅力が
溢れる“即興”という部分を第1においた空間を、是非ともお楽しみ下さい!
●2月14日(火)羽田空港国際線ターミナル4階江戸舞台
1st…17:30〜、2nd…19:30〜
Charge…無料
Member…(Sax)かわ島崇文、(Key)竹内大輔、(B)新岡誠、(Ds)鶴谷智生
Guest…(Vo)山野ミナ
バレンタイン・スペシャルライブとして、サックスのかわ島崇文さんと
羽田空港国際線ターミナルの4階、江戸舞台にてやらせて頂きます。
ボーカルも加わった豪華な編成で、ジャズ&ポップスを軸に、全部で
2ステージやらせて頂きます。入場は無料ですので、どうぞお気軽に
お越し下さい。演奏で空港に行くのは初めてなので、何だか楽しみです。
●2月17日(金)渋谷 gee-ge.
Open…18:30〜、Start…19:30〜、2マンライブ、黒船の出番は2バンド目、
Charge…4000円(ドリンク別)
Member…≪黒船≫(B)関谷友貴、(Vo)里アンナ、(津軽三味線)白藤ひかり、
(Pf)竹内大輔、(Ds)佐々木俊之
黒船が企画する2マンライブ企画、『和魂洋祭』の第5弾になり、
黒船の2017年初ライブでもあります。今回の対バン相手は、
日本一のヒューマンビートボクサーでもある TATSUYA さんと、
津軽三味線奏者の柴田雅人さんのユニット、TATSUYA × 柴田雅人!
豪華な一夜になるのは間違い無しです。自分もそのパフォーマンスを
見るのが楽しみです!…当日は、予約番号の若い順に入場が可能との
事なので、是非予約して、このイベントを体感していって下さい!
●2月18日(土)赤坂 G's bar
Open…19:00〜、Start…20:00〜2ステージ
Charge…投げ銭制(要オーダー)
Member…(Vo)加藤望、(Pf)竹内大輔
歌手活動から引退していた加藤望さんが、この日復活ライブをするという
事で、ピアノでサポートしてきます。ゲストアーティストの方とのコラボも
予定されていて、1日限定ながら、ボリューミーな時間を堪能出来そうです。
チャージは投げ銭制なので気軽にお越し頂けると思いますが、この日は
完全予約制、そして25席限定となっていますので、予約の方はお早めに!
●2月24日(金)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ボーカルの丸本さんとの、毎月恒例定例ライブです。今年から、
お互いが提案するカバー曲を、毎月1曲ずつピックアップして
演奏するという課題を持ち掛けた自分達。この日はどんな
カバー曲を演奏するのでしょうか。…勿論、毎月1曲新曲を
やるという課題も続けています。合わせて楽しみにして下さい!
☆2月25日(土)横浜日産自動車グローバル本社ギャラリー
Start…13:00〜、TRI4TH の出番はまだ不明、
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf)竹内大輔
先日お伝えした通り、2016年にリリースさせた TRI4TH のCD『Defying』が、
JAZZ JAPAN AWARD 2016 のアルバム・オブ・ザ・イヤーのニュー・スター部門
を授賞させて頂きました〔TRI4TH、JAZZ JAPAN AWARD 2016、CD『Defying』が
ニュー・スター部門受賞!参照〕。これに伴い、授賞式と、授賞パフォーマンスとして
TRI4TH もライブも行います。当日は山中千尋さん、大林武治さん、高木里代子さん
等々の豪華なミュージシャン(ピアニストが多いですね)と共に、会場を盛り上げて
いきたいと思います。入場無料ですので、どうぞお気軽にお越し下さいませ!…そして
この記念すべき時間を自分達と一緒にお過ごし頂ければ、大変嬉しく思います!!
☆2月26日(日)新宿 Loft
Open…17:00〜、Start…18:00〜、カルメラとの2マンライブ
Charge…前売り3500円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH と、盟友カルメラとの2マンライブが決定しました。自分達、
お互いにバンド結成10周年という事もあって、ここ東京と、5月には
大阪での2マンライブも決定しています!…お互いに刺激し合う事で、
かなり熱いライブになる事は間違い無しです。楽しみにしていて下さい!
以上になります。2月ならではのライブも沢山です。そして、カルメラとの2マンは、更なる展開があるかもしれません。いずれにせよ、今後の流れを楽しみにお待ち頂けたらと思います。よろしくお願いします!
・2011年9月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』11.(藤田淳之介編)〕
・2012年9月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』17.(織田祐亮、陽子編)〕
・2013年5月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』21.(伊藤隆郎編)〕
・2014年1月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』25.(関谷友貴編)〕
ここで見る通り、前回の織田君と『奢らせて頂きます!』を行ったのは2012年の9月…。今から約4年半も前になります。この年に自分は TRI4TH に加入しているので、加入して半年程の時に行ったわけですが、そこから年数を経て、TRI4TH もだいぶ成長してきたのではないかと思います。最近ではCD『Defying』ツアーのファイナル・ライブ〔TRI4TH、CD『Defying』リリース・ツアー・ファイナル参照〕を終えて、また新たな展開に入ってきていると言って良いでしょう。そこで TRI4TH のフロントマンである織田君と1対1で話しをするのは、とても良いタイミングのようにも思いました。場所は織田君の自宅最寄りの埼玉県は川口にて、昼間に行わせて頂きました。どんな話しが飛び出すか。どうぞ楽しみにしていて下さい!
●日時…2017年1月25日 ●場所…川口 ●お店…焼鳥日高
お楽しみに!
HEAVEN 青山はまだまだ新しいお店のようですが、照明もやってくれて、ライブ映像も撮ってくれている等、ライブ上のケアも沢山してくれていました。雰囲気も、変に上品ぶってないところが Nautilus らしくて(笑)また良かったのではないかと思います。
さて、この日のライブは、蓋を開けてみると満員御礼という状況になっていました。後ろの方では立ち見の方もいらっしゃっていたので、本当に大入りという状況だったのではないかと思います。思う存分、自分達も良い音で迎える事が出来るというものです。そしていつものように、MC無しのノンストップライブが始まっていくのでした。
今回は新曲も沢山盛り込んでいきました。…とは言え、曲は殆どが間髪無く続けて演奏されていく為、初めてお越し頂いたお客さんは、どれが新曲なのか分からないと思われますが(笑)、それも含めて Nautilus の世界でもあります。音の渦…とでも表現したくなる、怒濤のように押し寄せるそのライブの流れは、自分達も演奏していて最高に楽しい時間でもありました。多くの方にじっくりと聴いて貰えていたようです。
こうして、1ステージ、2ステージとそれぞれ約1時間ずつ、たっぷりと演奏させて頂いた時間は幕を閉じました。2017年の幕開けに相応しい、精魂使い果たしたライブになれたのではないかと思います。演奏者側としても、このお店のサウンド環境は良く、早速 Nautilus の次回のライブを決めさせて頂きました。日にちは3月28日(火)になります。また多くの方のお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いします!
…さて、私事ですが、ライブ後にバースデーを祝われてしまいました。誕生日は1月29日なので少し早めはありましたが、嬉しかったです。どうもありがとうございました!
今年は Nautilus もドイツのレーベルからアルバムのヨーロッパ・リリースが決まったり、それに即して自分達の楽曲にドイツのシンガー3名をフィーチャリングしたレコーディングを行ったりと、国際色豊かな展開が期待されそうです。また、2月末には 3rd Album のレコーディングも予定されている等、沢山の作品作りに貢献出来そうです。2017年の活動もどうぞ楽しみにしていて下さい。どうぞよろしくお願いします!
☆Nautilus のHP…http://www.nautilusmusic.net/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/
☆外苑前 HEAVEN 青山のHP…http://www.heaven-aoyama.jp/
弾楽は静岡で生まれたバンドでもあります。そもそもは一時期静岡県に住んでいた事もあった Izumi さんが、静岡の町興しの為に結成させたのが切っ掛けでしたが、活動の幅が広がり、今では東京は勿論、昨年は西日本ツアーまで行えるようにもなりました。それらを踏まえて今年は、改めて静岡発祥のバンドである事を全面に出すべく、静岡を盛り上げる事に、より力を注いでいきたいと考えているようです。まだまだ小さい動きですが、今回の静岡ツアーもその事に関係していると思います。1日目の富士 Blitz は、もはや弾楽にとってホームとも言える場所…。2日目の沼津ねこと白鳥も、以前よくお世話になっていた沼津 Malt Cat's が移転して店名を変えた場所なので、今回のツアーはどちらも昔から馴染みのあるお店を伺う事になったのも、そうした想いから実現したものでしょう。
今回のツアーでは、静岡の空はとにかくよく晴れ、そして空気も澄んでいました。まるで自分達を受け入れてくれたかのように富士山もクッキリとその姿を現してくれていて、静岡への想いをより強固なものにさせてくれたと思います。グランドピアノが響きわたる Blitz の空間は個人的にも好きで、とても白熱した時間が展開されていました。
そして、移転してからは初めて伺った沼津ねこと白鳥。Malt Cat's 時代の雰囲気も残しつつ、更に新しいお店への変化した印象もありました。ここではイベント形式にして、自分達の他にも3アーティストが出演。個性溢れるステージで、イベントを盛り上げてくれていました。最後には皆でセッションも行い、また新たな縁が生まれたのではないかと思います。
とにかく、多くの方の協力によって、今回のツアーは成り立っていました。それはお店の方々であり、イベント出展者であり、勿論お客さん方でもありました。自分達は、静岡を盛り上げるべく…という言葉で活動を展開していこうとしていますが、それはつまり、そういった方々への感謝の気持ちを表現していきたい…という事なのかもしれません。今年はどういった1年になるのでしょうか。どうぞよろしくお願いします。今回のツアーの詳細も、後々にツアー日記として書かせて頂きます!
対バンライブなので、いつもよりリハーサルに時間を掛ける必要もなく、久し振りにお馴染みのお蕎麦屋“よしむら”にも寄らせて頂きました(右上写真参照)。恐らく通常のブッキングでのライブ以来だと思うので、4ヶ月振りぐらいの訪問だったと思いますが、席に着くなり、いつも注文していたハートランド瓶ビールがドンとテーブルに置かれたのは嬉しかったです。もう既にこの日のライブがよくなりそうな予感がしたものでした(笑)。
さて、この日は1バンド目に宮崎出身の女性2人組の amour、そして2バンド目にはソロで弾き語りの今泉沙友里さんと、どちらも若い女性アーティストのブッキングとなっていて、この後に自分達の出番…というのは何だか不思議な気もしましたが(笑)、これこそ個性の見せ所だと思います。2つのアーティストが華やかに、そして爽やかにステージを飾ってくれた後に、妙に男くさい自分達のステージ…。逆に遣り甲斐があるというものです(笑)。
通常のブッキングでの自分達の曲数は、大体7曲が相場です。これまでワンマンライブでは合計22曲〜24曲程演奏してきた自分達としては、だいぶ軽めのステージともなりそうですが、そこは7曲のセットリストに、濃いエッセンスを十分に加えて臨みました。2017年に入って心機一転を図ったのか、“酔いどれ男”や“グラデーション”等、久し振りにやる曲が多かったようにも思いました。そして新曲の“パッチワークプラネット”は、緩急の付け所が見せ場でもあります。こちらもまた挑戦していきたいものです。
そして、今まで恒例コーナーとしてやってきた DS(大ちゃんセレクション)ですが、そろそろ選べる曲が少なくなってきた(笑)という事で、一時的にお休みをし、代わりに今月からの新コーナーが出来ました。それが、カバーソングに挑戦するというものです。丸本さんと自分と、お互いに演奏してほしい、歌ってほしいという曲を隔月で出し合い、それを披露していくというものです。自分のルーツ音楽となる曲でも良いですし、単純に好きな曲、そしてスタンダード曲とかでも面白いかもしれません。今回は、丸本さんが昔から歌っていたものの、自分のピアノで歌いたいという希望から実現した、ニーナ・シモンの“If You Knew”を演奏しました。しかも参考にしたのは、“If You Knew”の間に、“Let It Be Me”という曲が挿入されているという、なかなかマニアックなライブ・バージョンでして、これこそこのコーナーならではのやり方なのかもしれません。
実は自分達のレパートリーには、膨大な丸本さんのオリジナル曲に比べると、カバー曲というのは少なめなようにも思います。カバー曲を取り上げるというのは、自分達それぞれの音楽に対する個性を見せる上でも大きく、それがまた今後のオリジナル曲との向き合い方のヒントになる場合も多々あります。もしかしたら、カバーソングを取り上げる事は今の自分達にとって、とても良いタイミングでの挑戦なのかもしれません。今年の年末にはどうなっているのか、非常に楽しみでもあります。対バンという中で発揮出来た今回のステージ、2017年も楽しい幕開けになりました。今年もどうぞよろしくお願いします!
☆丸本達也さんのブログ…blog.livedoor.jp/waits2/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
1月15日(1日目)
既に寒い日が続いていた東京でしたが、那覇行きの飛行機の搭乗ゲートに記されていた那覇の気温は19℃!…早く暖かい場所に行きたいという気持ちを抑えつつも、それは海外にでも行くような高揚感に近いものがあったように思いました。これでも事前に西仲さんからは、沖縄も寒くなってきたから服装に気を付けて…と言われていたものでしたが、どうやら19℃は寒い方らしいです(笑)。
今回の空の旅は日本航空で、しかもクラスJを用意して下さっていました。プラス1000円で乗れる気軽なシートではありますが、有り難いものです…。旅の疲れも激減するというものでしょう。お昼に出発する便だったので、空弁(…とは言え、崎陽軒の横濱チャーハン)を購入。お腹も満足させつつ、暫くはそのシートに身を預けました。
身を預けていると途端に睡魔も襲ってきますが、ここで睡魔に歯向かうのは野暮というものでしょう(笑)。これから3日間、恐らく忙しくなりますから、ここで体力を温存しておくのは大事です。…そんな機内を過ごしている内に、所要時間の約3時間はあっという間に経ってしまいました。もうここは沖縄、気温が19℃の世界です。
空港に着いてから、直ぐさま車で北谷へと向かいます。1日目のライブ場所である Mod's に向かう為ですが、途中にはお馴染みのタコス屋であるメキシコにも寄っておきます。時間があまり無かったので、持ち帰りだけにする筈だったのですが、せっかくなので店内でも食べてしまいました(笑)。そんな店内を見渡してみると、この日行われるライブのポスターが貼ってあるではありませんか。多くの方の協力を経てこのツアーが成り立っている事を実感…。身が引き締まる想いと共に、ライブを楽しもうと改めて誓ったのでした。Mod's に持っていって食べたイカスミのタコスも、これまた良いパンチ力を持っていました(笑)。
ここで西仲さんと落ち合い、リハーサルに入ります。今は『LEQUIO HISTORIA』ツアー中なので、そのアルバムに沿った曲が多くなり、これまでもよく一緒に演奏していきましたが、この日は少し久し振りの音合わせとなります。緩くなっている脳内に活を入れ、気合いをもって本番に臨んでいきたいものです。…そうして沢山のお客さんが集まった Mod's にて、いよいよ自分達はステージに上がっていくのでした。
…まだまだ続きます!
ステージが中央にあり、そこを客席が囲むように配置されている Sometime の環境は、今回は特に新鮮に感じました。確かに、最近は所謂“ステージ”らしい場所でのライブが多くなっていたので、こうした状況がとても久し振りに思ったのでしょう。そして、全てのお客さんとの距離が近いその場所でのライブは、よく考えると非常にストイックな時間であるとも考えられます。
しかし、ここでの演奏はリラックスして臨みたいものです。それらを丁度良いバランスで構築していくには、やはり結局は純粋に音楽を楽しめるか…というところなのかもしれません。自分で出した音に正直で、そして周りの音に素直に反応していれば、その雰囲気は出せると思っていました。こうした環境は、ここ Sometime ならではの空気感がそうさせるのかもしれませんが、それも含めて、この日そのものを楽しんでいきたいものでした。
竹内大輔トリオでは、今まで4枚のフルCDアルバムを作っていますが、それぞれのアルバムから2、3曲ずつ、そしてアルバム化はされていないオリジナル曲とカバー曲とを織り交ぜて、新旧まんべんなく選曲してお送りしていきました。昨年、このトリオも結成10周年を迎えて、11年目に突入したわけですが、改めて今までの曲を振り返りつつ、これからのトリオ曲の展望も踏まえたステージにしていった次第です。
こういった趣向のステージは、トリオではこれまでも何度かやってきているので、趣向自体に新鮮な部分は無いのですが、即興性を重んじる自分達のプレイは、それを「いつ」の自分達が演奏するかで曲の見え方が変わってくるので、何度トライしても遣り甲斐を感じます。そしてそれは実際にステージ上で音を出し、周りの音を聴いてから見えてくる部分も多く、あとはステージ上での自分達の感覚次第とも言えましょう。こうして作り出していくライブが自分は本当に好きなようで、だからこそこのトリオは今でも続いていっているのかなとも思います。
故に、今回もとても楽しく演奏が出来ました。いつもお世話になっている池田君、トシさん、どうぞこれからもよろしくお願いします。そして、次回のトリオライブも決まりました。以前、外苑前 Z・imagine が2016年中に現在の場所での営業を終え、別の場所に移転すると申しましたが、移転先が決まり、4月1日から再営業を始めるそうです!…場所は表参道の骨董通り沿いへと変わりますが、その開店2日目である4月2日(日)に、竹内大輔トリオで出演します!…時間、チャージ等はまだ未定ですが、日曜日なので、夕方過ぎぐらいのスタートを目安にして頂けたらと思います。また決まり次第お知らせさせて頂きます。今回のライブもどうもありがとうございました!…2017年も竹内大輔トリオをよろしくお願いします!
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Overseas(オリジナル)
2、Scramble(オリジナル)
3、Chirdren's Game
4、Carnaval(オリジナル)
5、Close To You
6、From East(オリジナル)
・2ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
2、Casa Familia(オリジナル)
3、La Grande Roue De La Concorde(オリジナル)
4、Monte Fiesole(オリジナル)
5、Hagatna(オリジナル)
・アンコール ・Spain
☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.htm
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net/
結成10周年にしてニュー・スター部門というのも不思議な感じですが(笑)、Playwright に移籍してフルアルバムの2枚目、そして、自分達が提案するジャズへの新たな挑戦を評価され、今回の受賞に至ったようです。これからも良い作品を作り続けていきたいものです。
…さて、この「JAZZ JAPAN AWARD 2016」では、授賞式&受賞演奏ライブが予定されています。日にちは2月25日(土)で、横浜の日産自動車グローバル本社ギャラリーにて、13:00〜開演です。自分達の他にも、今回の受賞者による演奏が沢山あるとの事で、とても華やかな時間になりそうです。入場無料ですので、是非とも気軽にお越し下さい。自分達も、その貴重な場での演奏を楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆JaZZ JAPAN のHP…http://www.jazzjapan.co.jp
現在の主力車両である1000系です。2013年春より量産を開始した車両ですが、今年度中に全てこの車両になろうとしています。現在、全38編成ありますが、あと2編成造られる予定で、この2編成が出揃った時に、1000系への置き換えが完了となるのです。
そして、かつての主力車両だった01系です。1984年に登場した車両なので、確かに車齢的にも引退は免れないといったところでしょう。よく見ると“くまモン”ラッピングが施されていますが、これは廃車予定だった01系を熊本電気鉄道が4両導入した経緯によるもので、先日の震災による熊本復興支援の意味を込めて、同社と東京メトロが協力して、それぞれの車両に同じように施されているものでもあります(どちらも1編成ずつです)。
この01系も残り2編成。そして先日、前述の1000系の最後の導入分となる2編成の内、1編成が完成されたとのニュースが飛び込んできました。ちなみに、このラスト2編成は通常の1000系とは異なる仕様で登場し、そもそもモチーフとしていた銀座線1000形(銀座線が開通した当初に活躍した車両)のデザインに更に近付けた、レトロ仕様での車両になっているとの事です。これが結構な拘りをもった車両で、内装は木目調で、座席は緑色、昔の銀座線でお馴染みだった瞬間消灯を再現させ、予備灯も装備しているとの事です。瞬間消灯の機能はイベント時でしか使用しないとの事ですが、車両自体は通常の運用にも使える仕様にしてあるとの事で、もう暫くするとお目に掛かれる事になるでしょう。
…この車両と入れ替わるように消えていくのが01系です。登場した当時は、とてもモダンなデザインに、鉄道少年だった自分は一気に惚れ込み(笑)、ドア開閉時のチャイムに驚いたり、ドア上部の路線図式車内案内表示器がとても新鮮に映っていた事を覚えています。あまりにも好きだったのか、当時の学校の文集の「将来なりたいもの」の項目に、地下鉄銀座線の運転士と、路線指定(恐らく車両指定)させて書いている程でした(笑)。
01系の活躍はあと3ヶ月弱ほど。当時は最新式だった車両が全車引退というのは、時代を感じさせますが、日本を代表する地下鉄路線を走った車両として、その記憶には強く刻まれる事でしょう。安全運転で、最後まで駆け抜けてほしいものです!
☆東京メトロのHP…http://www.tokyometro.jp/index.html
『AWAKENING』や『MEANING』のツアーの時より、更に多くの方々の協力を経て実現した今回のライブですが、ライブ場所としてお馴染みとなった代官山 UNIT のチケット状況も、念願のソールドアウトを迎えて本番に至る事が出来ました!…前回の『MEANING』のファイナルの時〔TRI4TH 10th Anniversary Tour LIVE@代官山 UNIT 参照〕は、ついに代官山 UNIT でのワンマンライブが打てるようになった…という感じだったので、今回のソールドアウトは本当に嬉しかったです。お越し下さったお客様に感謝の気持ちを込めて、今の自分達の最高のステージを見せていきました。
今回は、照明を外注依頼にし、よりステージングに拘りを見せていきました。リハーサルもいつもより入念に行われ、ファイナルのステージを更に洗練させたものへと磨き上げていきます。演奏面は勿論ですが、動きやMCのタイミング、そして前述の照明等、ここでの多くの方の協力を経て、自分達のステージが完成に近付いていく様は、本当に楽しい作業でもありました。そして本番を迎え、満員御礼の UNIT の中で、お客さんと最高の時間を過ごす事が出来たのでした。
ステージの始まりは、“Sand Castle”、そして“FLASH”と、まずはCD『Defying』の曲順で進めていきました。いきなり激しい曲が続きますが、これが『Defying』の導入の世界観でもあります。しかし、この後は“Hop!”、そして“Walk Together”と、踊れるジャズバンドと掲げている自分達らしい時間を構成し、ステージを進めていきました。
今回は『Defying』のツアー・ファイナルでしたが、“Blow This Moment”や“Tick Tuck”等、CD『AWAKENING』からの選曲も数多くやらせて頂きました。特に意識していたわけではないですが、最高の流れのステージを考える中で曲を選んでいき、わりと自然に今回のセットリストが出来上がった次第です。その中にはカバー曲である“Moanin'”もあれば、新曲をお送りする機会もありました。自分達はジャズバンドであるという自負と、今後の作品作りにおける布石とでも言うのでしょうか。今回は、10周年の集大成のツアー・ファイナルであると共に、まだまだ通過点であるという想いも強く込められたライブだったのではないかと思いました。
そして、ある意味で今回のハイライトとも言えたのが、同じ Playwright のレーベルメイトである Massan × Bashiry から、MC の Massan をゲストに呼び、TRI4TH とのコラボステージを実現させた事でしょう。TRI4TH の楽曲である“Bon Voyage”に Massan が即興ラップで彩りを加え、逆に Massan × Bashiry の楽曲である“孤独のパントマイマー”を TRI4TH アレンジで演奏させて頂きました。更に煽りを入れてお客さんも盛り上がり、とても楽しい時間が体験する事が出来ました。演奏的にも手応えは感じていて、すぐにでもまたコラボを実現したい程でもありました(笑)。Massan、本当にありがとうございました!
この辺りの時間になると、既にライブは佳境に向かっており、新曲“Boozer”から、ドラムソロをたっぷりと聴かせて、“SNAKE”、“Freeway”と繋げて、そのまま“FULL DRIVE”が今回の本編ラストの曲となりました。これぞ、踊れるジャズバンドの真骨頂…。フロアが多くのお客さんで揺れ、最高の一体感がそこにはありました。
アンコールでは、最近完成した新曲で、ついにタイトルも定まった“NINKYO(任侠)”。自分達 TRI4TH の侠気を見せる曲(笑)という事で、こちらも勢い良く演奏していきました。そしてそのままお馴染みの“Dance 'em All”へ…。何度となく演奏してきたこの曲も、今回はひと際輝きを増しているような気がしました。皆がこの曲を聴いて踊ってくれる…。それは、この曲を作った時からの願いでもありましたが、こうして実際に満員のフロアで、沢山のお客さんが踊ってくれている光景を見ると、流石に感慨深いものが沸き起ってくるのでした。TRI4TH を応援してくれている全ての方に、本当に感謝の時間でした。どうもありがとうございました!!
こうして大盛況に終えた『Defying』ツアー・ファイナル。10周年の集大成もこれで幕を閉じたわけですが、TRI4TH の活動は更に上を目指して、まだまだ続いていきます。既にその動きは始まっており、2017年もワクワクするような事を沢山予定しています!…また会場等で、皆さんのお目に掛かれたらと思います。これからの TRI4TH にも、是非とも期待していて下さいませ。どうぞ今後ともよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆代官山 UNIT のHP…http://www.unit-tokyo.com