個人的にゴスペル音楽は好きなのですが、ゴスペルコンサート演奏の経験というのは今まで殆ど無く、30人〜40人の歌声の中でバンド演奏をするのは貴重な機会でもありました。寿限無のメンバーは女性限定にしていて、主婦層が殆どとの事でしたが、メンバーが集まって出す歌声は力強さ、そしてチーム結束力があり、1つの目標に向かっていくパワーは自分にとっても刺激的でした。
1年に何度か行うコンサートの中でも、今回の15周年記念コンサートは特に力が入っていたようで、1年半にも及ぶ構想があったのだとか…。バンド演奏もその目玉の1つでもあり、自分も含めたバンドメンバーはゲスト扱いではありましたが、コンサートのプログラムの半分程は演奏させて頂けたように思います。ピアノ伴奏のみ(寿限無メンバーが演奏)や、CDを流して歌う場面が多い中で、バンドにも見所を与えて下さったのは嬉しかったです。
上記写真はリハーサル時のもので、本番の時の写真は左下写真しかありませんが(笑)、この状況はと言うと、差し入れで頂いたビールを片手に持ちつつ、バンド演奏でない時の舞台袖での待機時間…というシチュエーションになります(笑)。ここではビールはぐぐっと我慢しつつ、その後、コンサートが終わった直後に頂いたビールがまた格別なのでありました。
この本番の前日も、コピスみよしで現地リハーサルを終日行っており、前日、当日の2日間、ゴスペルに触れた2日間になりましたが、やはり元々、ゴスペル自体が好きなジャンルでもあるので、楽しい時間を過ごせたと思いました。今回のバンドの中でのピアノの立ち位置が結構重要なポジションを含めていたので、難しい曲での対応も大変ではありましたが、とても遣り甲斐のあったコンサートでした。どうもありがとうございました!
自分が普段やるライブというと、2人編成から、多くても7、8人というような状況が多く、今回のような総勢40人ぐらいでのコンサートは本当に珍しい状況だと思います。そこで感じた新鮮さと、やはり大勢だからこそのフィーリングが合った時の達成感は凄いものがありました。人数が多いだけに練習も大変なのだと思いますが、この達成への目標こそ、ゴスペルサークルを続けていく原動力の1つになるだろうと思いました。皆様、どうもお疲れ様でした!
☆寿限無のHP…http://www.geocities.jp/gc_jyugemu/index.html
☆コピスみよしのHP…https://www.miyoshi-culture.jp/coppice/
『東京 JAZZ』は、今年から開催場所を渋谷に移し、NHK ホールを今回のメインのステージである“the HALL”、代々木公園ケヤキ並木を“the STREET”、そして渋谷 WWW を“the CLUB”として開催していきます。期間は9月1日(金)〜3日(日)の3日間で、自分達 TRI4TH の出演は9月2日(土)、渋谷 WWW にて15:00〜となっています。昨年はフリーエリアでのライブでしたが、今回は“the CLUB”でのライブという事で、昨年以上に気合いの入ったステージになる事でしょう。こちらのチケット一般販売は、7月1日の10:00〜となっています。多くの方のお越しをお待ちしております!
それにしても、『東京 JAZZ』の出演者ラインナップ。今年も本当に豪華です。自分が特に気になっているのは、ピアニストのチック・コリアとゴンサロ・ルバロカバのピアノデュオ。更にはチック・コリアとスティーヴ・ガッドの新プロジェクトバンド等々、東京でこの人達の音楽が見れてしまうというのは凄い事でしょう。勿論、他にも見逃せない出演者が勢揃いです。自分も楽しみにこの日を迎えたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
☆東京 JAZZ のHP…http://www.tokyo-jazz.com/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
個人的にもヨーロッパでの演奏は初めてで、且つ、自分のやっているバンドとして足を運ぶ事が出来るというのが非常に嬉しいです。どちらのジャズフェスティバルもとても規模の大きいもので(1〜2週間ぐらい行われているそうです)、特にコペンハーゲンでは、日本とデンマークの国交成立150周年を記念して、何組かの日本アーティストがパフォーマンスを行う内の1組に自分達が選ばれているという事もあり、正に日本代表としての自覚を持ちながら出演をしてきたいと思います。
7月前半の予定はこのヨーロッパ遠征で締められていますが、日本帰国後にも沢山のライブが予定されています。月の半ばには恒例、竹内大輔ピアノトリオでの日曜昼ライブ、そして下旬には Nautilus のドイツレーベル・アルバム・リリースライブも行われます。その合間には TRI4TH で九州は宮崎の音楽フェスにも出演する予定で、変化の多い月になる事でしょう。今から待ち遠しい気持ちでいっぱいの7月。どうぞ御覧下さいませ!
☆TRI4TH、ヨーロッパ・ツアー
・7月5日(水)Club de minuit(France:Vienne)
Start…24:00〜、Charge…Free
・7月8日(土)Jazzhouse(Denmark:Copenhagen)
Start…23:00〜、Charge…Free
・7月9日(日)Kongens Have(Denmark:Copenhagen)
Start…14:00〜、Charge…Free
※以上、メンバー全て、≪TRI4TH≫
TRI4TH がついにヨーロッパ進出です!…フランスはヴィエンヌという街で
行われる Jazz a Vienne、そしてデンマークの首都、コペンハーゲンで行われる
COPENHAGEN JAZZ FESTIVAL への出演がそれぞれ決まっています。どちらも
開催期間が1〜2週間も行われる大規模なジャズ・フェスティバルで、出演者も
ハービー・ハンコックやアーマッド・ジャマル、デイヴィット・サンボーンや
ディー・ディー・ブリッジウォーター等、豪華過ぎる布陣に震えておりますが、
日本代表の名に恥じないパフォーマンスをしてきたいと思います。中でも
コペンハーゲンでのジャズフェスティバルでは、日本とデンマークの国交の
150周年を記念して、何組かの日本アーティストが送り込まれる中の1組
として選ばれており、名実共にパフォーマンスの成果を出さないといけません。
メンバー一同、気合いを入れて臨む1週間です。どうぞよろしくお願いします!
●7月12日(水)、14日(金)、19日(水)、21日(金)渋谷 Kuro Beyond
Open…19:00〜、Start…20:30〜、
Charge…詳細不明
Member…(Key)竹内大輔、他、、
ヨーロッパから帰ってきて、次の日から Kuro Beyond に出演します(笑)!
ただいまメンバー調整中!
●7月13日(木)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)藤田佐奈恵、(Vo)吉田冨士子、(Fl)渡邊永子、(Pf)竹内大輔
お馴染み、銀座 Barbra での演奏です。何度も共演経験があるボーカルの
藤田佐奈恵は、ここでは初共演となりますね。その他、吉田冨士子さんも
渡邊永子さんも既に何度も共演経験がありますので、この日はどこか
リラックスした雰囲気で臨める1日になると思います。楽しみましょう♪
●7月15日(土)経堂 Crazy Love
Open…19:30~、Start…20:00~
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)ランデル洋子、(Vo)青木祐子、
(Pf)竹内大輔、(B)松本勝之、(Ds)秋山修
今回の Crazy Love は、お馴染み、ボーカルのランデル洋子さんと、青木祐子
さんのダブルボーカルの日です。ジャズ・スタンダード・ナンバーを中心に、
時たま1曲だけ歌謡曲も披露しつつ(笑)、それでも内容はジャズらしい、
即興に満ちた1日をお送りします。正にジャズの一夜にしていきましょう!
★7月16日(日)吉祥寺 Sometime
Open…11:00〜、1st…14:00〜、2nd…15:30〜
Charge…1000円(要オーダー)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
竹内大輔ピアノトリオ、恒例の吉祥寺 Sometime の昼の部でのライブ
です。チャージも安く、ご飯も美味しく、そして臨場感溢れるステージを
体験出来るともあって、予約必須の状況となっています!…もう既に
沢山の御予約を頂いていますので、迷っている方?は、なるべく早めに
お店に連絡をされた方が良いかもしれません!…自分個人としても、
ヨーロッパ遠征から帰ってきた直後の自分のトリオライブでもあるので、
より沢山の刺激を、この場所で披露していきたいと思います。今から非常に
楽しみな時間です。楽しい空間を過ごしましょう。お待ちしております!
●7月18日(火)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st.…20:00〜、2nd.…21:20〜、3rd.…22:40〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
Member…(Vo)吉本ひとみ、(Vo)濱田麗、(Vn)木下麻里、(Pf)竹内大輔
お馴染みライブ場所が続きますが、7月の2本目となる銀座 Barbra にての
ライブです。こちらは、お久し振りのボーカリストの吉本ひとみさん。そして
初めましてのボーカリスト、濱田麗さんと、バイオリンの木下麻里さんと
一緒に演奏をしていきます。様々な出演者が出揃う銀座 Barbra…。自分も
色々な出会いがあって感謝です。この日も精一杯演奏させて頂きます。
●7月20日(木)横浜 Hey-Joe
Open…18:30〜、Start…19:30〜2ステージ
Charge…予約3600円、当日4100円、学生無料(共にドリンク別)
Member…(B)川内啓史、(Sax)海野あゆみ、(G)倉内達也、
(Pf,Key)竹内大輔、(Ds)山内陽一郎
1人のメンバーを除いて、全員、苗字が○内となっている、その名も
内内セッションが、約2年3ヶ月振りに帰ってきます。セッションの
進行は本気ですが、MCの進行はとにかく緩く(笑)、そんな世界観も
久し振りに体験出来るとあって楽しみにしています。また、学生無料
というのも何気に注目だと思います。皆さん、横浜に集合しましょう!
☆TRI4TH、宮崎ツアー
・7月22日(土)宮崎シーガイアスクエア1
開場…16:00〜、開演…17:00〜、TRI4TH の順番はまだ不明
Charge…前売り6000円、当日6500円、保護者同伴の小学生以下無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(Key)竹内大輔、(B)森田晃平
TRI4TH で、宮崎で1977年から始まり、今年で40回目を迎える音楽イベント、
UMK SEAGAIA Jam NIGHT 2017 に出演します!…宮崎シーガイアに広大な
野外ステージ、シーガイアスクエア1が出現し、豪華出演者と共に宮崎の夜を
盛り上げてきます。2日間あるイベントの第1日目“Jazz Night”に自分達は出演。
他の出演者も、ピーボ・ブライソン、ブルーイ(インコグニート)、bird 等々、
豪華な1日が期待出来ます。TRI4TH で宮崎という地でライブをするのも初めて
だと思います。この日はガンガンに楽しんできます。よろしくお願いします!
なお、この日のベーシストは、鹿児島出身の森田晃平君にお願いしてます。
●7月24日(月)荻窪 Bunga
Open…19:30~、Start…20:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo)mina、(Key)竹内大輔
荻窪 Bunga での、お店のチーフの mina さんとのデュオ演奏になります。
今回で3度目の開催となる『空美ちゃんと鉄ちゃんの Fly to the Galaxy』を
この日も実現させますが、この企画が好評である事の証しでもありましょう。
色々とネタ?を仕入れつつ臨みたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
●7月25日(火)外苑前 HEAVEN 青山
Open…19:00〜、Start…20:00〜2ステージ
Charge…前売り2500円、当日3000円(ドリンク別)
Member…《Nautilus》(Ds)佐々木俊之、(keys)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
Guest DJ…Makoto Washington
Nautilus の、ドイツのレーベルである agogo records からリリースされた
CDアルバム『NAUTILOID QUEST』のリリース記念ライブとなります!
3度目の出演となる、外苑前の HEAVEN 青山にて、盛大に行わせて
頂きます。このアルバム『NAUTILOID QUEST』は、既存の日本版?の
Nautilus CDアルバム2作品から、厳選された12曲が収録されている
ものなのですが、この日はどんな選曲をもったライブが展開されるか、
注目だと思います。常に新しい方向を見続けている Nautilus。この日も
MC無しのノンストップ2ステージをたっぷりとお楽しみ下さいませ!
●7月26日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
ボーカル・ギターの丸本さんと、月1定例ライブです。今回は普通に
対バンライブとなっております。最近ですと、対バンライブの方が
珍しく感じてきてしまっているのですが(笑)、この時ならではの
刺激というのもあるもので、いつも以上に気合いを入れて臨みます!
☆7月28日(金)町田カリヨン広場
Start…18:00〜
Charge…無料
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(Key)竹内大輔、(B)永田雄樹
夏らしいイベントに出演させて頂きます。小田急線町田駅前のカリヨン広場にて
2日間行われる町田一番街 JAZZ Festival 2017 に TRI4TH で出演します!
自分達は1日目の7月28日に出演。豪華な出演者と共に、町田の1日を
盛り上げていきたいと思います!…TRI4TH で町田でライブをするのは結構
久し振りかもしれませんね。どうぞ楽しみにしていて下さい!…この日の
ベーシストは、永田雄樹君になります。どうぞよろしくお願いします。
…以上になります。7月に入ると音楽フェスティバルも多くなってきます。今年の TRI4TH は海外でのジャズフェスティバルを始め、日本全国の数多くの音楽フェスに出演させて頂く予定が沢山ありますので、皆様どうぞ楽しみにしていて下さい。8月、9月の予定も期待してて下さいませ。重ねてよろしくお願いします!
しかし、都市部の地下鉄路線というのは、基本的に道路の下を通るように造られていて、上を走る道路を見ながら、地下鉄とはこのようなルートを通っている…と、想いを偲ばせるのも悪くない発想と考えつつ、今回、ある意味で実験的に?地下鉄路線を取り上げたのでした。
…とは言え、東京の中野駅と千葉の西船橋駅を結ぶ東西線は、東京の中でも結構特殊な地下鉄路線でもあります。まず、南砂町駅〜西船橋駅間という、路線全体の半分弱を締める地上区間の存在です。近年は地下鉄路線も直通運転が拡大されて、地上区間を走る地下鉄車両は珍しくなくなりましたが、今でも自社線内だけで、これだけの地上空間を締める地下鉄路線は全国でも東西線だけです。この区間は地盤が弱かった事に加えて、建設当時はまだ住宅も少なく、高架は地下にするより建設費が10分の1程度までに抑えられたとか…。故に、千葉県内に深く進入しているにも関わらず、当時の営団線として開通出来ました。
東西線は、元々はJR総武線のバイパス路線として造られました。東西線の開業によって総武線沿線から都心への所要時間は大幅に短縮され、東西線沿線は勿論、西船橋以遠からの乗客の流入によって、大変混雑する路線となっています。…この為に、快速運転が早々と運転されたり、地上空間に西葛西駅、南行徳駅、妙典駅の3駅が新たに新設される等、これも東西線ならではの特徴と言えましょう。
つまり、東西線は都心部を走る地下鉄路線でありながら、郊外へ延びる通勤路線としての側面が非常に大きいのです。平均乗車距離の長さ、朝と昼の混雑率の差、定期券利用率の高さのいずれもが、東京メトロ路線のトップクラスにあります。線形が良い地上空間は線路の強化も行われており、現在は新幹線と同じクラスの60kgレールが使われています。つまり、それだけ重要視されている路線だという事でしょう。
さて、東西線は自社線内だけでの車両もバラエティに富んでいます。形式的にも分けてみても05系、07系、15000系と3種類あり、特に05系は16年にもわたって製造され続けられていた事もあって途中での仕様変更が多く、見た目的には別形式の車両に思えるくらい、更に種類があるように思えます。これに、直通運転先のJR線の車両と、東葉高速鉄道の車両が加わります。15000系の装備は2011年度になって一時は落ち着くも、更なる混雑緩和を目指して(15000系はワイドドアなので、ラッシュ対策向きなのです)、2017年になって更に3編成装備されました。このような施行も、正に通勤路線ならではの側面と言えるでしょう。初の地下鉄路線という『鉄道さんぽ』ですが、それ以上に、現在の東西線の状況を知っておきたくなりました。それではどうぞ御覧下さい!
●日時…2017年6月18日 ●距離…30,8km ●駅数…23駅
お楽しみに!
客席の後方のテーブルには、これまで一緒に作成してきたCDを並べ、改めて10年の歳月を噛み締めます。これまで、4枚のアルバムと、1枚のシングルを出させて頂いてまして、それはそれだけ多くのオリジナル曲が生まれているという事も意味しています。初めて一緒にライブをやらせて頂いた2007年当初〔竹内大輔の写真日記(~2009)、丸本達也ライブ at 吉祥寺 Manda-la 2 参照〕はライブ頻度も少なく、次に共演するのは2008年5月、その次に8月、そして2009年の3月、、、と、間隔が飛び飛びでしたが、2011年5月からは、ほぼ月回のペースでライブをやるようになってきました。その中で、ライブをする時には必ず新曲を…という課題を今日まで実現させており、それは新たなCDアルバムが生まれるのも時間の問題でもあると言えましょう。思えば長く一緒にやってきたものです(笑)。
さて、今回はお越しになって頂いたお客さんに、1枚のカード(右上写真参照)を渡すようにしていました。このカード、実は1枚1枚が異なっていて、一面に丸本さんの今でのオリジナル曲(収録CDアルバムも明記)が、もう一面には、初披露した時の自作のフライヤーデザインが描かれています。これは実は、後にステージ上で抽選が行われまして、ステージ上ではこれと同じセットのカードを用意。丸本さん、自分、又吉君の3人がそれぞれ1回ずつ引いて、一致したお客さんに、その曲が入っているCDアルバムをプレゼントする…というものでした。なかなか面白い企画ですが、お客さんの中には、既に全種類のCDを持っているよ!という方が多いのも事実…。そんな人にも喜んで頂く為に、吉祥寺の美味しいパン屋、ダンディゾン(…フランス語で“10年後”という意味らしいです)で買ったパンのセットをプレゼントするという趣向も凝らしていました(この時の発表が一番盛り上がっていたような気もしますが…笑)。
こうして、いつもとは少し異なった雰囲気で始まったワンマンライブでしたが、演奏そのものは落ち着いていて、割りとじっくり進められたのではないかと思います。今回、ステージの最初に演奏した曲は、自分達が初めてライブをした1曲目でもある、“酔いどれ男”を選ばせて頂きました。そして2曲目には打って変わって、2017年4月、つまり先々月に出来たばかりの新曲である“Ding-Dong”をやりましたが、この選び方が正に丸本さんらしいではないですか。自分達の始まりの曲と、自分達の今の曲…。この対比で今回のワンマンライブは幕を開けたのでした。
この日は、更に1つの試みがありました。普段、丸本さんのライブではお客さんにアンケートを取っていて、その日演奏した曲のベスト3ぐらいまでを伺っていたりするのですが、そう言えば丸本さんのオリジナル曲の中での自分達のベスト3って、これまで発表していなかったな…と思い、今回はそれらを軸にセットリストを決め、ライブで徐々に紹介しながら演奏をしていったのでした。ではせっかくなので、それぞれのベスト3をここで書き留めておきましょう。
・又吉康人
3位:絵描きじゃないけれど
2位:スランチェ
1位:羽黒トンボ
・竹内大輔
3位:ワスレンサンナ
2位:優しい人には適わない
1位:まわっているのは
・丸本達也
3位:ナイーブ
2位:羽黒トンボ
1位:スランチェ
それぞれ個性が出ていますね(笑)。何故これらの曲を選んだかは丸本さんのブログを参照して頂くとして(笑)、セットリストとしてはそれぞれの3位の曲から、順々に上がっていく行程を辿っていく事になりました(勿論、それぞれの間には他の曲も挟んでいます)。又吉君と丸本さんの1位と2位が逆っていうのが面白い結果になりましたが、ステージ上ではお互い、順位の理由もちゃんと話させて頂きました。それぞれの3位〜1位という上位の曲なので、当然、良い話しの内容になるのですが、それが丸本さんにとっては非常に嬉しかったようで(笑)、その後に演奏する上での良い起爆剤になったのではないかと思います。自分は全体的に、最近ではない曲を選ぶ事になってしまいましたね…。
こうした流れの中、新曲“何処かへ”も無事に演奏し、そして今年から恒例としている、月一で新たなカバーソング…にも挑戦しました。今回は自分が選ばせて頂いたのですが、又吉君も参加してくれると聞いて、ビートルズの“Drive My Car”を挙げさせて頂きました。自分、ビートルズで好きな曲は沢山あって、それこそソロピアノで弾いたり、トリオでもカバーもさせて頂いていたりするのですが、この曲に限っては、なかなかインストでは格好良さが再現出来ない曲として長年悩まされていたところ、ついに演奏する機会が巡ってきたと思ったのでした。結果は上々。ピアノはあくまでも伴奏的な役目ですが、その裏方に徹している部分がまた格好良いと再認識させられた曲にもなりました。
久し振りに“Fifteen”も演奏しました。丸本さんの広島愛が伝わる1曲でもあります。今回は、本当に丸本さんのオリジナル曲を隅々までやらせて頂いたという印象の1日でした。以前、又吉君と共同で作ったオリジナル曲、“Once”、“春”もやりましたし、今度は又吉君との共演○周年?というライブでも実現したら面白いのかもしれません(そしたら、自分はサポートに徹してみたいと思いますが…笑)。
こうして、共演10周年記念ライブは無事に終わりました。温かいお客さんの声援に応えてここまで続けて来れたようにも思える1日でした。これからは一体、どのような曲が生まれてくるのでしょう。丸本さんの描く曲は、生活の延長上にあるような些細な出来事に、ひと癖加えるような眼差しで物事を俯瞰する…というような世界観が特徴でもあるように思います。こうした考えがある限り、オリジナル曲はどこまででも生まれてくるでしょう。また今後も楽しみにしています。ひとまず10年、どうもお疲れ様でした。またこの先もよろしくお願いします!
☆丸本達也さんのブログ…http://blog.livedoor.jp/waits2/
☆又吉康人君のブログ…http://ameblo.jp/diary-iris/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
皆さん御存知、ロッテのアイス『爽』のウェブCMです!…ここでは『爽ハッピーベンチ』というプロジェクトが行われ、映像の中で出てくる独特な形をしたベンチに焦点を充てながら話しは進んでいく…という内容になっています。ウェブCMなので、動画自体も約2分と長く、自分達の演奏もたっぷりとお楽しみ頂けるのではないかと思います。
…ちなみに、こちらが録音風景でした。CM録音というのは、当然ですが、とても多くの方が関わっているものでもあり、確認作業もいつも以上に念入りに行われます。また、自分達の作るアルバムとは違い、映像に当て嵌めて流す事を前提としているので、映像とのリンクも非常に大事になってきます。特に今回のウェブCMはストーリー性があって時間も長めなので、場面転換のタイミングに合わせてアレンジも考えなければいけません。…それらの状況も踏まえてもう一度映像を見て頂けると、色々と細かな配慮がなされている事が分かるかもしれません(例えば、0:14でベンチに身体を投げ出すタイミングに合わせてシンバルを1発鳴らしてる、1:06で場面が次の展開に行くので、曲もそれに合わせて2/4小節がプラスされている…等々)。
個人的な見所としては、1:44ぐらいでピアノのフレーズがパララパララと駆け上がっていく箇所があるのですが、あれが見事に爽ハッピーベンチが日本中に増えていく様を体現しているようで面白かったです。レコーディング中は特に意識はしていなくて弾いていたのですが、後に映像を見たらリンクしていて驚いたのでした(笑)。
この爽ハッピーベンチ、なんと実物を体験出来る機会があるとの事で、既に東京では終わってしまったのですが、7月以降、大阪を皮切りに、全国主要都市で順番に期間限定で置かれるとの事ですので、良かったらチェックしてみて下さい。そして、そんな時に自分達の音楽を思い出して頂けたら幸いです!
☆LOTTE 爽 HAPPY BENCH のHP…https://soh-happy.jp/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
…いつものスタジオ、いつものエンジニア速水氏、いつものピアノ…。これだけで、もう既にレコーディングに対する安心感、信頼感があります。曲の選択、アレンジの部分も大事ですが、最近思うのは、如何に真摯な姿勢でレコーディングに打ち込めているか…という事です。この姿勢が良くないと、いくら曲が良くても、ちゃんとした録音が残せないように感じてしまいます。その意味では、今回もバッチリの姿勢で臨めたように思いました。勿論、時間との戦いはありましたが、その限られた時間で如何に最上のものを目指すかというのも、一種の姿勢のようにも思いました。
色々な音色も試してみてます。ソプラノサックスを始め、フリューゲルホルン、そして今回初めての試みとして、ウッドベースのアルコ(弓)も取り入れてみました。これらがどのような形でお披露目になるかは、これから検討して決まっていくと思いますが、そこも TRI4TH 流でお楽しみ頂ければと思っています。
まだCDアルバム詳細は公開されていないので、あまり細かくはここでは言えないのですが、とにかく前回以上に熱量の高い、激しい内容になるのは間違い無いでしょう。これまで自分達がライブステージで培ってきた体験・経験を元に、作曲の段階からクオリティをブラッシュアップさせて、ライブでの勢いをそのままに録音演奏に注ぎ込みました。過去最高に踊れるアルバムになると思います。どうぞ楽しみにしていて下さい!
これでレコーディングは終えましたが、いつものように、ミックス、マスタリング作業が終えるまでは楽曲は完成とは言えません。更に良い音に出来るよう、より一層、力を注ぎ込んでいきたいと思います。そして、その時にはアルバム詳細も公開されていく事でしょう。…引き続き、展開をお待ち下さいませ。どうぞよろしくお願いします!…そして、録音に協力してくれた多くの方々に、改めて感謝致します!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
CDアルバム『BREAKTHROUGH』が、東北の中では仙台のタワーレコードが格段に売れ行きが高いという情報を聞き付け、それなら仙台でのライブが実現出来るのでは…というところから今回のライブが実現したのでした。勿論、実現までには、黒船のリーダーである関谷君が実際に仙台のタワーレコードに足を運んだり、ラジオ出演や地元の新聞取材等を受けたりする等、並々ならぬ努力があったと思いますが、実際に東北という地でライブをする事によって、黒船は更なる経験値を得られる事でしょう。メンバー一同、楽しみにしていた仙台遠征でもあったのでした。
7月10日(1日目)
出発の朝は…早かったです(笑)。今回、仙台のライブは7月10日の1日に絞り、昼には前述のタワーレコード仙台パルコ店でのインストアライブ、そして夜には満を持して、街中にある Stardust というお店でワンマンライブという流れにしていたのでした。故に、昼前には仙台に着いていなければならない計算になり、関谷君の車1台で皆で向かうという状況は、朝が早くならざるを得なかったのでした。東京から仙台へは車で4〜5時間の距離ですから、休憩も入れて、昼前に着くには、、、。その時間も想像出来ると思います(笑)。
そして、非常に眠いという事を除いて、仙台には順調に到着しました。当然の事ながら、仙台に着くなり、もうインストアライブの準備です。既にお店でのステージ設置はして貰っていましたが、ここから楽器をセッティングしていかなければなりません。なかなかタイトな時間ではありましたが、売り場で展開されている黒船のCDを確認して、自分達も頑張らねば!という気持ちにさせてくれます。このライブは、夜のワンマンライブに向けたプロモーションでもあります。気合いを入れて臨みたいものです。
まだまだ続きます!
今までに6回ものグラミー賞を獲得し、ヴィブラホンという楽器がピアノと遜色無いまでに演奏出来る事を立証させたと人…と言っても過言でもないゲイリー・バートンですが、作品は何度も聴いているものの、生でライブを見た事は今までありませんでした。日本にもよく来ていた印象ですが、心のどこかで「また来るだろう」…という想いがあったのでしょう。しかし、そこにきての引退表明。…とは言え、日本ツアーで東京近辺での公演も何本かあったので、どこかで見に行けるだろうとのんびり構えていたら、いつの間に殆どの東京公演が満席となっている状況になってしまいました。その間、自分にも仕事が入っていって、行ける候補日も無くなり半ば諦めかけていた時、最初に見た予約状況から、ポツリと席が空いているのを予約サイト場で発見したのでした。勿論、今度は迷う事無く、席を押さえます。…それが6月10日、埼玉県の川口総合文化センター、リリアにての千秋楽の日だったのでした。それ以降、この日を心から楽しみにしていたのは言うまでも無いでしょう。
このツアーでは楽器にマイクを立てず、いわゆる生音で楽しんで貰うスタイルで、それもまた楽しみの要因の1つになっていました。それぞれの生音が直に聞ける贅沢な空間で、それこそ音楽の喜びに溢れた時間に身を置く事が出来たのでした。
小曽根さんのピアノの支配力も凄いのですが、ゲイリー・バートンの演奏による支配力もまた凄かったです。ヴィブラホンはピアノと同じような鍵盤(打)楽器ですが、そもそもマレットが4本(人によりますが、ゲイリー・バートンは片手に2本ずつ持ちます)で音域も3オクターブぐらいしかありません(ピアノは7オクターブ強)。それなのに、まるでバックにオーケストラが演奏しているのではないかと思うくらい、そこには壮大な世界観が広がっていて、1音出した時からもう既にステージに釘付けになってしまうのでした。
この日、見に来て良かった…と思えた共に、ゲイリー・バートンを初めて見た日が彼の引退日になってしまった事に、若干寂しさも感じてしまいます。今回は2時間半ぐらいのコンサートとなっていましたが、終わりに近付くにつれ、もう見れなくなってしまう…という感情が芽生えてきます。
しかし、ステージはある意味で淡々と進んでいきました。それもまた彼等のインテリジェンスなやり方なのかもしれません。ファイナルだからと言って、奇をてらったような演出は無いに等しく、引退だと言われなければ、今後。またツアーでもパッと組んで日本にやってくるのではないか…というような流れが窺えるくらいでした。
そして、本編が終わってアンコール、更にはダブルアンコールもお応えてしてくれ、この日の演奏は全て終了となりました。鳴り止まない拍手、観客の総立ち…。この瞬間を自分も共有出来た事に幸せを感じられた時間でした。終始とても温かい時間で、何より、こんなに師弟愛に満ちたライブを見たのは初めてでした…。より一層、自分も音楽活動に励みたいと思った次第です。上写真は、公開されたこの日のセットリスト。ジャンルを問わない幅広い選曲と共に、個人的にも馴染みのある曲が多くて嬉しかったです。
…ちなみに、このツアーの最後の3公演くらいは、録音用のマイクがステージ上に設置されていて、収録も兼ねていたとの事。もしかしたらこのツアーのライブCDも出るかも?…と思わせますが、そしたら、そのCDのプロモーション・ツアーでも今度組みましょうか、と小曽根さんが冗談交じりに話していたのもまた印象的でした。
☆小曽根真さんのHP…http://www.makotoozone.com/
☆ゲイリー・バートンのHP…http://www.garyburton.com/
☆川口総合文化センター、リリアーのHP…https://www.lilia.or.jp/
お馴染みホーンメンバーに、鍵盤に自分、そして今回はベースに安達貴史君、ギターには前回の Motion Blue でのライブに参加してくれた田口慎二君、ドラムには GG 初参加となる能村亮平君に参加して頂きました。正に豪華メンバーですが、そんなメンバー8人が出す音もまた間違い無く最強であり、約2年間のブランクを感じさせない程でした。それぞれのサポート陣も頼もしく(本当は自分もサポートメンバーなのですが…笑)、久し振りで曲の構成を忘れてしまった本メンバーが、サポート陣に質問をする始末(笑)。しかし、それもまた GG の光景でもあり、そこから緊張感溢れるステージに繋がっていく時間は、本当に楽しいものでもあるのでした。
曲は GG オリジナルの曲が中心となりましたが、これまで活動してきた中から、わりと広範囲な選曲が行えたのではないかと思います。自分にとっては懐かしの曲から、まだ1、2回程しか GG で演奏していない曲まで(笑)、いつの間に GG は、こんなにもバラエティに富んだ曲調のオリジナルがストックされているのだと思うくらいでした。自分も曲によって、グランドピアノを使う場合と、エレピ等を使う場合で分けているのですが、このスタイルも最近だと、自分的には貴重な弾き方になっていますね。久し振りの GG の曲を皆で完成に導いていく作業は、とても面白い時間でもありました。
しかも素晴らしい事に、GG 屈指のメロディメーカーである副田君が、この日の為に新たな曲をリストアップしてくれました。元々ある副田君のオリジナル曲だったそうですが、前夜3:00ぐらいまで掛けて GG 用のアレンジを完成させ、そしてこの日のライブで披露出来る事になったのです。…つまり、ライブ当日に完成したものを、そのまま当日に演奏披露という形になったのですが(笑)、これがまた緊張感たっぷりで良かったような気もします。そのうち1曲は、以前、副田君のリーダー・レコーディング〔副田整歩、初のリーダー・レコーディング参照〕でも取り上げた“Sign”という曲だったので、自分は何とか大丈夫でしたが、7拍子という変則的な拍子でもあり、緊張感に拍車をかけていたような感じもしました。
そんなこんなで、この日は満員御礼のお客さんにアンコールも頂き、こちらも昔からある GG の人気曲“Sappy!!”を演奏して終了となりました。…前述の緊張感、そして、白熱とした演奏の中にも、久し振りに会ったメンバーとあってか、リラックスしたムードも漂っていて、それこそが今の GG ライブの魅力なのかもと改めて思った次第でした。久し振りにメンバーに会うと、皆それぞれ更にスキルアップしていて驚かされ、毎回自分ももっと頑張ろうと思うのです。…という事で、今度の GG ライブはいつなのでしょうか。(GG にしては)近い内にあるという噂もされております(笑)。どうぞ楽しみにしていて下さい。ありがとうございました!
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