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 今回の『奢らせて頂きます!』は、ギターリストの寺岡佑を迎えてお送りします。彼は学生時代の軽音楽部の後輩(1つ下)にあたり、その時はそんなに一緒に演奏する…という感じではなかったのですが、今現在では Generation Gap(以下 GG)や、ボーカルの彬子さんのバンドで、準定期的に共演の機会がある等、自分にとっては最も身近なギターリストでしょう。…とは言え今まで1対1で飲みに行った事は無かったように思います…。今更、学生時代の先輩・後輩で飲みに行くのも照れてしまう性格(特に自分が…笑)だからに他なりませんが、今回はそんな状況の中、良い機会でもありました。

 …彼のブログでも発表されていましたが、先日、彼は結婚を果たしました。奥さんも同じく、自分の学生時代の後輩にあたる為、本当に嬉しい限りでした。勿論、披露宴には自分も参加させて頂きましたが(…と言うか、2次会、3次会までも…笑)、ここでも改めてお祝いの言葉を掛けさせて頂きます。結婚おめでとう!!

 …という事で?行われた今回の『奢らせて頂きます!』。場所は、最初は小田急線の生田駅近くにあるお店にしようかと言っていたのですが、先客による、まさかの貸し切り状態となっていた為に(笑)、隣りの読売ランド前駅に移動…。少し遅れての始まりとなりました。折りしも、前日行われた〔2012年初の Generation Gap ライブ〕の次の日という状況でもありまして、何を先輩・後輩で2日連続で会っているんだという感じでしたが(笑)、熱く、楽しい夜でもありました。どうぞ御覧下さいませ。

  マンションの一角にお店はありました  お店は大盛況!


 ●日時…2012年5月27日 ●場所…読売ランド前 ●お店…おんば


寺岡(以下、薄茶で表示)「オフレコがオフレコじゃないかの判断は…お任せします。」

竹内(以下、緑で表示)「え、俺の判断でいいの?…知らないよ(笑)。」

「信じてますんで(笑)。」

「…ちなみに、カットって言っても、前の海野さんの時
 〔
竹内大輔の『奢らせて頂きます!』14.(海野あゆみ編)参照〕は、、、」

「あ、海野さんの記事、見ましたよ。」

「あれ、まだ出来てないんだよね。だぶん、4時間近く話してて、
 どこを切り取って良いんだか、分からなくなってきてる(笑)。」


「なんか、創生君の時竹内大輔の『奢らせて頂きます!』13.(木村創生編)参照〕
 は比較的真面目な話しをしてたというか…。海野さんのは、いま出来上がっている所を
 読む感じだと、取り留めの無い話しをしているな…って感じですね(笑)。」


「ホントにね…、たわいも無い…。」

「あれ、ケン(永井健)もやってましたよね。」

「そう、仙台まで行ってね(笑)。あれもたわいも無い話しだったと思うけど
 〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』9.(永井健編)参照〕…(笑)。」

「まあ、今日は僕、何時まででも大丈夫なんで(笑)。」

「はははは(笑)。いや、俺が奢るのは、ここまでだからね!」

「はは、大丈夫大丈夫(笑)。」

「家、ここから近いから良いよなあ…。」

「しかも、この辺だったら、そこそこ豪遊しても額はいかないと思います。」

「成程。」

「何の話し、するかね。」

「まあ、あまり決めないで進めた方が良いかなと…。」

「いや、俺今日、GG の譜面でも持ってきてー、
 1曲ずつアナライズして貰おうかと思ってて…(笑)。」


「あははは(笑)!…つまらない回になっちゃうじゃん!」

「楽譜見て、ここではこういうスケールやるんですね…みたいなのを聞こうかなと。」

「音楽雑誌の対談みたいな感じかね(笑)。そんなの、言われても出来ないし!」


-----2人は同じ、立教出身-----


寺岡「竹うっちゃん(寺岡は竹内の事をこう呼びます)って、高校の講師やってるって…」

竹内「あ、コーチね。そうそう、立教高校ジャズ研究会に行ってるねえ。」

「ちょっと俺それ…行きたいなあ(笑)。」

「え、どういう事?」

「レッスンされに行こうかなって…(笑)。」

「あはは、されに行くのかよ(笑)。レッスンしてやってよ。」


「それって、黒板とかを使って、こういう時にこういうスケールが
 使えるんですよって…、そういう事もやるの?」


「いやー、あまりやらないけど…。基本は、定期演奏会的なライブがあって、曲を選んで、
 それを俺が出向いた時に聴かせて貰って、俺があーだこーだ言う…みたいな。」


「なんか、竹うっちゃんの曲をやったって噂を…。」

「…ああ、あったあった(笑)。何故に俺の曲を…と。」

「結構チャレンジングですよね。普通に“枯葉”とかやったら良いのに。」

「いや、そういうのもやってるんだよ。まあ、嬉しいっちゃあ、嬉しいけど…(笑)。」

「僕、竹うっちゃんの演奏を初めて聴いたのって、たぶん大学1年生なんですけど。」

「俺が2年って事ね。大学はお互いに軽音楽部だったからねぇ。」

「その前は、要は、高校のジャズ研にいたわけじゃないですか。
 その時って、もうああいう演奏をしてたんですか?」


「ああいう…ってどういう…(笑)。でも、高校の時って俺、殆どアドリブって
 ものを知らなかったから。とりあえず習ってはいたけどね。」


「ジャズを?…へー!…ツー・ファイブとは何ぞや…と。」

「うーん、でもその時は理論って感じじゃなくて、ほぼコピーだったなあ…。
 その…“レッド・ガーランド”とかさあ、“ウィントン・ケリー”とかさあ…(笑)。
 たぶん、ジャズの中でも入りやすいやつだよね。いわゆる黒人の…。」


「うんうん。」

「おお、こういう指使いをするのかぁ…とか。こんな左手の押さえ方があるのかぁ…とか。
 それまで、ずっとクラシックをやってたから、その辺りが新鮮で新鮮で…(笑)。」


「え、じゃあ、高校の時にジャズ研でライブをやるってなった時に、その時は
 アドリブじゃなくて、書き譜みたいな感じでやったんですか?」


「いや、たぶん書き譜はやってなくて、アドリブの1コーラス目は、
 記憶にある限りだけど(笑)譜面をそのまま弾いてて、2コーラス目
 以降から、何かよく分からないけど頑張って弾いて…とか。」


「自分の知っているフレーズを弾いてみたり…とか。」

「そんな感じだね。」

「…いや~、竹うっちゃんにもそんな時代があったとは!」

「あるでしょ(笑)!」

「僕はすっかり、ピアノを前にした瞬間に、あんな感じで弾いてたんだと…(笑)。」

「あははは(笑)。」

「でも、大学に入って聴いた時に、既にアドリブ・マスターになってた気がしましたけど。」

「いやいや、なってないって!…あの時、寺岡だって駆け出し
 だったんだから、きっと良い感じに聴こえちゃったんだよ。」


「あの時、聞く耳すら持ってなかった(笑)。」

「そんなもんだよ。指が速い!…とか、音数が多い!…とかで
 感動しちゃう…時期と言いますかね。分かりやすいよね(笑)。」


「…まあ、そうですよね。」

「あの時の寺岡って、相当ストイックだったような感じがしたけどなあ…。」

「いやいやいや…。」

「流石、元陸上部!…みたいな。」

「いや~、でも、軽音楽部に入って、ちょっと人間性を考えさせられた。」

  ビールが美味い!

「人間性…?」

「それまでは男子校で、体育会系で、ストイックに主将を務めれば良かったわけですよ。」

「成程。」

「出来ない奴は叱咤して。…まあ、そこまでじゃないかもしれない
 けど(笑)、やっぱ実力で引っ張っていけば良い時代で…。」


「うんうん。」

「それで、軽音楽部に入ったら女の子もいて、文化系で、それこそ関東七大学の
 軽音祭みたいなやつに、うちらの学年で出る時に、立教大学軽音楽部の
 総力を用いて、最高の演奏をしましょう!…って言って人選をしたら
 女の子達が皆、泣いちゃって…(笑)。私も出たい…みたいな。」


「あははは、青春だね(笑)。」

「若干ハブられている感じもしたし(笑)。」

「それって、もう寺岡が3年の時の話しだよね。」

「そうです。それまで、2年までの時は、男子の奴らと楽しくストイックに音楽を
 やっていれば良かったんですけど、3年になって主将になった時に…こうです。」


「そっかー。」

「あん時はショックだったね(笑)。」

「はははは(笑)!…そっか、それで全員で出たんだっけね。」

「そうですね。でも、俺も曲げたくなかったから…、1年で2回あるじゃないですか。
 春は、一番上手いメンツでやって、秋は全員でやろう…と。そういう感じです。」


「成程。でも、見てる側からすると、秋の方が印象が強いんだよね(笑)。」

「そうなんですよね。そこが音楽の難しいところですよね。ストイックに
 やれば響くか…って言ったらそうでもないし、皆で楽しくやってる
 雰囲気が伝わる方が、結果的にに良いものが残せた…と。」


「まあ、自分1人でやってるわけじゃないからね。皆の気持ちも大事だよね。」

「たぶん、細かいキメとかは、春でやってた時の方がバッチリ
 合ってると思いますけど…。まあ、大学生だから、半年も経てば
 楽器が上手くなってるって部分もあるでしょうけどね。」


「でも、良い経験だよね。」


-----やっぱり2人は同じ学校出身-----


竹内「寺岡って、ツイッターはやってないんだっけ?」

寺岡「やってないです、やってないです。」

「やれば良いのに。」

「いやー、ブログも更新出来ないのに、ツイッターなんか出来ないですよ。」

「いやいや、ツイッターなんか、一言でも良いわけじゃん。」

「いや、でも、ツイッターを始めてしまったら、ブログは一切更新しなくなると思う。」

「あー、ちょっとあるかもな…。」

「結構、周りの人を見てると、その傾向があるかなって。」

「そうね…、頻度が…。」

「ツイッターを始めたミュージシャンの人は、確実にブログの更新頻度が下がってる。」

「まあ、元からブログをツイッターみたいに、一言系で済ませている人はそうだよね。」

「……、あれ、今ツイッターにアップしてるんですか?」

「そう…、呟いてみています。」

「昨日
一緒にライブをやっていて、それで今、一緒に
 呑んでるって呟いたら…、どういう関係だって(笑)。」


「なんで(笑)。別に大丈夫でしょ!」

「でも、大学時代から考えると、竹うっちゃんと
 こんなに色々あるとは、思わなかったですよね。」


「確かに…。」

「あんまり…、別に仲が悪かったわけじゃないけど(笑)、仲が良い
 グループでもなかったですもんね。別グループでしたもんね。」


「そうだね。」

「今度、竹うっちゃんに1回レッスンして貰おうかな…(笑)。」

「いやいや、辞めておいた方が良いよ(笑)。」

「あはは(笑)。まあ、あれですよ。細かいフレーズを教えて!…とかじゃなくて、
 ここの時は、、、こうやって弾いてるんだよ、このやろう!…これですよ(笑)。」


「あ。俺、こうやってます…みたいな?」

「そうですそうです。こういうコードだから、こういうスケール系
 を考えて…とか。しかも、GG とか
彬子さんとか、一緒に
 やってるバンドの、俺もよく知ってる曲を使って解説してほしい。」


「かなり実践的な(笑)。そんな難しい事をしてるつもりもないけどなあ…。」

「どうですかねぇ…。難しいと思うけど(笑)。まあ、ピアノで
 弾いてる事をギターにそのまま置き換えても出来ないから…。」


「そりゃあ、ギターからピアノだってそうだよ。」

「勿論。だから、どういう風に考えて弾いてるのか…ってのを教えてほしい。」

「うーん、難しいなあ…。」

「…って言うか、それをこの企画みたいにして、ブログに連載した方が良いですよ。」

「あはは(笑)、疲れちゃうよ!」

「ライブ後とかに、音源を載せて、何分何十秒の時に、こんなコード進行だったんですけど、
 ソロが回ってきたので、こんなスケールを使ってみて、こんフレーズを弾きました…。」


「その連載、続く気がしないです(笑)。」

「面白いと思うな。ミュージシャンがよく見ますよ!」

「そもそも、あまり振り返りたくないし。」

「振り返ってるんじゃないんです。教えてるんです(笑)。」

「いやー、苦手だわ~(笑)。」


-----いつしか音楽の話しに…-----


寺岡「僕、今、セミプロみたいな状況じゃないですか。」

竹内「まあ、他に仕事をしてるから、そんな感じなのかね。」


「セミプロになってからよく思うのが、プロの人は毎日演奏しているじゃないですか。
 だから、演奏に疲れちゃってる…ってのもあるし、緊張も当然しないし…。」


「まあ、日課的な感じ…って事かねえ。」

「緊張しない分、楽しさも半減していると思うし。」

「緊張って、楽しいからね、実は…。」

「そうそう。自分らが大学の時に初めてライブとかをやった時なんて、もう滅茶苦茶
 緊張したけど、その分、終わったら、失敗したら泣くほど悔しかったし、それこそ
 成功したら、もう、超~嬉しかった!…ってくらいになってたけど…。」


「感情の起伏がね…、激しいんだよね。」

「…っていう感覚が、最近ちょっと取り戻せつつある。」

「おお、成程!」

「たぶん、ライブが少ない分…だと思う。」

「あー、1つのライブに、凄く集中して力を注げるから…。」

「まあ流石に、1つの曲を何十時間も練習する…って事は無いけど(笑)。でも、
 久々のライブだなーって思って、気持ちも入りやすくなってるし、練習も色々と
 し始めていて、こんなフレーズ弾いたろう!…とか試してみて、そして
 それがライブでガシッとハマった時には、あー、俺、成長したなって!!」


「いやー、凄い良い事だと思うわ。」

「ハマらなかったら、また今度頑張ろうって思えるし。」

「非常に音楽的で楽しいです♪」

「で、ギターのソロを弾く時に3段階構成みたいなのがあって、単音からオクターブ、
 そしてコード・ソロ…みたいな感じになるんですけど、自分はそのパターンが1つしか
 無いから、例えば GG のライブでソロが回ってきた時に、また寺岡、同じような
 ソロを弾いてるなー…とか思われてるんじゃないかって、不安になる(笑)。」


「あー、同じようなソロ構成なんじゃないか…って?」

「そうそう、ドリアンから入ってー…とか。」

「うーん、でも寺岡に関しては、そんな感じでは見られてないと
 思うよ。…って言うか、少なくとも俺は見てない。」


「気持ちで押してる感じ?」

「気持ちで…って言うか、まあ、考えてるのは分かるけど、恐らく色々と考えて
 きたんだろうけど、結局、そっちに行っちゃうじゃん!…みたいな(笑)。
 そういのがライブに結果的に出ちゃってる…っていうのが俺は良いと思うけどね。」


  極旨でした♪

「なんか自分でも、メンバーの皆が、自分のソロ中に楽しそうにしてくれてると、
 ライブ後に凄い楽しい気分に(自分が)なっている気がします。」


「寺岡、結構顔に出るっていうか、演奏に表情が出てるもんね(笑)。
 それを見てるこっちも楽しい気分になってくるから…相乗効果ね。」


「そうです、僕はソロを弾いてる時は、目を瞑るか指板を見てるか
 …なんですけど、やっぱ顔に出やすいみたいですね。」


「でも、GG のライブで寺岡に回るソロって、尺が決まってないパターンが多いよね。」

「それは、雄一君(上杉雄一)が、ギター頑張れよって
 言ってくれてるんだと、毎回思ってます(笑)。」


「あははは(笑)。」

「だから、その分、上手く弾けた時には、期待に応えた…じゃないけど、気持ち良く
 帰れるけど…。上手く弾けなかった時には、本当に辛い気持ちで帰りますよ(笑)。」


「芸人か(笑)!」

「笑いをとれなかった…みたいな(笑)。」

「まあ、そのスタンスは大事だよね。」

「なんか GG のライブに関しては、1年くらい前までは、1回1回毎に成長感を出せてた
 かなって感じだったんですけど、最近ちょっと行き詰ってて、ヤバいな…って。」


「えー?…毎回成長って…、難しいでしょ。」

「それは、毎日ライブをやっている人から見たら、そうかもしれないけど…。言ったって、
 僕はポップス・バンドの人間だから、ライブなんて、月に10本やれば多い方で…。
 それこそ年に100本って言ったら、相当な数だと思うわけで…。そうすると、練習する
 時間だってあるんだから、何か新しいフレーズ覚えてこいよ(笑)…って思いますね。」


「ふふふ…(笑)。」

「最近悩んでいるのは、なんか、窮地に追いやられた時に出るフレーズって、
 中学生ぐらいの時に覚えた、くそフレーズ…だったわけですよ。」


「へー…、窮地って何(笑)。周りも何をやってるか分からないような…って感じ?」

「そうそう。周りのリズムとかも攻めてて、グワーン!ってなってて(笑)、
 もうここが何拍目かも分からないような状態…って時に、少し安定させるような
 フレーズを!…って思うんですけど、それがやっぱ、手に馴染みきったフレーズ?」


「あ~、あの時、何時間も練習したようなフレーズが…と。」

「そう、ギターリストとしては、もうどうしようもないフレーズ…(笑)。」

「はははは(笑)!!」

「…を、どうしても連発しちゃうので、ちょっとこれらを無くそうと。
 自分がいま練習しているフレーズにチェンジしていこうと…。」


「…って言ってもねえ、窮地だからねえ…。それらにチェンジしていこう!
 …って思えるって事は、まだ窮地に至ってないのかもしれないしねぇ。(笑)。」


「まあ、手癖って事です。」

「難しそうだなあ。」

「しかも、それは具体的に分かってるんですよ。だから、ライブの音源を
 聴き直す度に、あ~、またやっちゃった…。あ~ダセェ…とか思う。」


「あ、具体的にあるんだね。流石だね…。」

「キーがDなのに、ソレレー…とかで終わっちゃうとか。」

「まあ、ルート終わり…だからねえ。一般的には良くないのかな(笑)。」

「ロックで長年やってきましたからね。こう弾こう!…とか思っても、
 やっぱ昔やってきた事が、そのまま出ちゃいますよね。」


「まあ、俺はそもそも、『こう弾こう!』…なんて思ってないもんなぁ(笑)。
 たぶん、そういう事を決めると、逆に弾けなくなっちゃうような気がする…。
 特に GG のライブなんて、自分の想像範囲内で終わる事がまず無いし、
 だったら、決めて臨むより、その場の対応力を磨いた方が良い気がするもん。」


「まあ、それはそうかもしれない…。僕が良くないのは、
 こう弾かなきゃいけない!…って部分が多かったりするから。」


「俺は、基本は乗っかりますから(笑)。」


-----緊張ってするのか-----


寺岡「僕も、色んな会場で演奏はしてきてたんですけど。」

竹内「そうだよね。The Linda って、結構ライブをやっていたイメージが…。」

「Linda にしても、それ以外でも、ライブハウスのホールでもやったし、
 本当のホールでもやったし、それこそ…20~30人ぐらいのキャパの所も
 やったけど、やっぱり一番緊張感があるのは、20~30人ぐらいの所だった。


「まあ、人数は関係無いでしょ。」

「ホールなんて、お客さん見えないし。」

「人数が多いとか少ないとか…って言うより、俺は、いかに自分が
 そのライブに関わってきたか…で、緊張の度合いが違うと思うなあ。」


「あと、一番ミュージックってのを感じられるのが、20~30人キャパの、
 いわゆる“生音”でやれる範囲のライブハウス。全員の音が、マイクを
 通したんじゃなくて、そのまま生で聴こえてくるぐらいの環境。」


「でも、俺なんて、そういう状況の方が数的に多いからなあ…。」

「ホールの緊張って、慣れれば大丈夫だと思うんですよ。やり方を見付けるとか。
 でも、20~30人の所って、お客さんが近いから、手元とか見られたりして、
 本当にドキドキする(笑)。エフェクターとかも、結構すごい勢いで見られるし。」


「あははは(笑)。でも、どちらかって言うと、やはり自分の問題かなあ。」

「緊張しないでしょ?」

「基本はしないよ。でも、自分が企画したライブって、いつまで経っても緊張するわ。」

「あー、それ、分かるなあ。上手く弾けるか…とかじゃ、ないんでしょ?」

「そうそう、そこじゃない。」

「お客さんに楽しく帰って貰うとか…。」

「そう、それもあるし、お店の方に対してもそうだし、勿論、
 演奏してくれてるミュージシャンに対してもそう思うし…。」


「やっぱり、Linda の初めてのワンマンって、すごく緊張したもん。」

「いや、当然でしょう。俺、3歳から習ってるクラシックのピアノの先生に言われた事が
 あって。発表会での時なんだけど、俺が中学生ぐらいで…。それで、自分の出番を待つ
 時間があって、自分の1人前の人が弾いてる時に、先生の横に座って、その時間を
 過ごすのね。…で、たぶん俺がその時に緊張してたんだと思うんだけど、それを
 見た先生が、『緊張は、よく練習した証なのよ』…って言ってくれて。まあ、何気無く
 言ったとは思うんだけど(笑)、何だか楽になれた気がしたんだよね。中学生、且つ
 男子校でピアノ…っていう微妙な時期でもあったしさ(笑)、その時期は。」


「うーん、そうだね。緊張しない、する…って言うのは、それだけ準備をしたからだよね。」

「そうそう、誇って良い事っていうか…。」

「普段は、プレイをする事には緊張しないけど、たぶん竹うっちゃんが自分のライブで
 緊張するっていうのは、自分でブッキングして、お客さんを呼んで、ライブ等の
 タイムテーブルを組んで、…っていう、“準備”に対して感じている事だもんね。」


「それで、演奏が上手くいけば、尚良いんだけど(笑)。」

「成程ね。」

「あとね、笑っていいともでタモさんが言ってた事で、たぶんテレホン・ショッキングで
 AKBがゲストで出てきた時に、誰かがタモさんに質問してたのね。『私は、テレビや
 舞台の上に出ると緊張してしまうのですが、タモリさんは緊張しますか?…そして、
 どのように緊張をほぐしてますか』…みたいな感じで…。そしたらタモリさんは、
 『緊張しなくなる方法なんて、無い!』…ってハッキリ言ったのね(笑)。」


「はははは(笑)!」

「…で、その後、『むしろ、緊張の場を与えてくれたって事に感謝すべきだね』…って。」

「うわ!…それ、凄い良い言葉。」

「ホントだよね。」

「だって、最近、緊張出来ない事の方が、病気だと思う。」

「分かる分かる。慣れすぎちゃってるんだよな…。」

「まあ、緊張して間違えちゃうっていう、悪いサイクルもあるけど、
 やっぱ皆、緊張しなさ過ぎ…とは思う(笑)。最近、僕も
 その方向に呑まれてきているような感覚はあるけど…。」


「バランスが難しいよね(笑)。」


-----締めに向かう-----


竹内「いやー、今日は良い話しが出来た気がする。」

寺岡「そう言われると、俺、何も出てこないですけど(笑)。」

「でも、寺岡の音楽に対するスタンスって、現状の事だもんね。」

「うーん、ある意味、音楽をやりたい若者に近いかも。」

「あー、成程。」

「演奏する機会も欲しいし…。ちょっと違うのは、酸いも甘いもを知ってはいる。」

「そうだね、一応経験はしちゃったっていう…。」

「大きなステージも立ったし、小さなステージでもやったし。
 どっちの楽しさも知ってるけど…、言ってみればやっぱり…。」


「ふんふん。」

「自分、主役じゃないですか。ステージに立てば。」

「そうだね。」

「だから、そんな機会があるって事の幸せを、最近特に感じます。
 だって俺、本当に次回があるのか不安な中、やってますし(笑)。」


「はははは(笑)。」

「ポップス系はともかく、インスト系は本当にそうです。だから、自分のベストを
 尽くしてやってるけども…、まあ、上手く出来る日も出来ない日もあるし…。」


「まあ、そういうものだって…。」

「ポップスはもう別物ですね。曲の構成とかで、ギターがあるべき所に、
 ちゃんとギターが入れられているか…とか。…どっちかって言うと、
 こっちの方がクレバーにやれてるのかもしれない。きっと Linda の
 お陰ですね。だから、彬子さんのバンドでは、俺はもっともっと貢献出来ると
 思う。プリプロをするって言ってけど、他にも良いやり方はあると思うし…。」


「いや、頼もしいよ。つまりは、これからもよろしくお願いします…って感じだね。」

「はい、後は良い按配に編集して頂いて…。誰かと飲んでる時も、
 熱くなりすぎてウザがられている時もあるので…(笑)。」


  先輩・後輩のお話しでした(笑)♪



 ☆本日の注文品

・生ビール(550円×7点)…3850円
・白ワイン、デカンタ…920円
・トマトの肉巻き(200円×4点)…800円
・エリンギ肉巻き(200円×4点)…800円
・青唐辛子串…300円
・ユッケ…500円
・大根のハリハリサラダ…420円
・ブタバラ(170円×2点)…340円
・ぼんぼち(140円×2点)…280円
・かわ(160円×2点)…320円
・砂肝(120円×2点)…240円
・ぎんなん(170円×2点)…340円
・おもち肉巻き(200円×2点)…400円
・ハイボール…390円
・ジントニック(500円×3点)…1500円
・焼きおにぎり…420円
・手羽先(200円×2点)…400円
・三種チーズ…500


 計12720円!…奢らせて頂きました!!

 ☆寺岡佑のブログ…http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/269

拍手[14回]

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【無題】
陸上部でも、軽音楽部でも、主将になってしまう寺岡さん、きっと
皆に信頼される人なのでしょうね。
今回は、「緊張」についての貴重なお話が…緊張は、実は楽しく、
よく練習した証で、かつその場を与えてくれたって事に感謝すべき
で、などなどいい言葉がたくさんでした。
もうひとつのキーワード(?)は「男子校」です。
おふたりは高校もいっしょなのでしょうか?
中学生且つ、男子校でピアノ…とありますがいろいろとナイーブな
時期だったのかもしれませんね。
いや~真面目な感じのお話が良かったです。

【緊張って…】
…本当にいいものなんです。早目に気付けて良かったと
言いますか…。その意味ではピアノの先生には感謝でしたね。

寺岡とは高校も一緒です。しかし、直接の付き合いは無く、
大学の軽音楽部(自分が2年生)で知り合ったという感じでした。
本文でも言ってますが、今こうして一緒にライブをやるとか、
その時は全然想像なんて出来ませんでしたね。不思議な縁です。
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絵文字:
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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
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