移管される前は信越“本線”と、幹線に値する路線でしたが、長距離利用者が新幹線に移ってしまった為に、開業当初から経営は苦しいものでした。本来なら、篠ノ井駅から先の長野駅までも経営移管させたかったと思うのですが、この篠ノ井駅~長野駅間はJR篠ノ井線からの列車や、JR東海からの特急『しなの』号が乗り入れているので、ダイヤ調整のやり繰りが難しいという事で、ここは未だにJRの区間なのです。しなの鉄道の列車は全て篠ノ井駅から先の長野駅まで直通していますが(勿論、料金体系は別です…)、この篠ノ井駅~長野駅が一番利用客が多いだけに、しなの鉄道にとっては厳しい話しでしょう。
そして今後、北陸新幹線(現長野新幹線は、将来の北陸新幹線の一部というわけです)として長野駅から先(金沢駅まで)の新幹線が、2014年度中の予定で開業しますが、その時の並行在来線である、現JR信越本線の長野県部分(長野駅~妙高高原駅間)も、しなの鉄道が引き継ぐ事になり、こちらの区間は更に利用者が少ないので、今後の経営手腕が問われるところだと思います。
このように、正に変化の真っ只中のしなの鉄道ですが、更に大きな出来事として、現在所属中の車両の1つである169系という車両が、今年の4月29日をもって引退するという発表がありました…。169系は、国鉄時代に“急行型電車”の名義で生まれた165系の、碓氷峠での協調運転に対応した車両でして、しなの鉄道に経営移管された際に、車両もそのまま引き継がせたのですが、2003年に既にJRからは形式消滅しており、今や全国で、ここでしか活躍していない車両なのです(165系も既にJRからは形式消滅)。
これは今の内に、しなの鉄道に乗るしかありません…。ちなみに、まだJR信越本線だった時代に、自分はこの区間にはよく乗りに来ていて(15年以上前ですから、高校生時代ですね)、しなの鉄道に代わってから1度だけは乗りましたが、途中下車する程の鉄道旅(さんぽ?)は正にそれ以来の事でもあったので、その意味でも非常に楽しみな路線でした。当日は天候には恵まれたもの、真冬の極寒の中の“さんぽ”だったので大変ではありましたが(笑)、当時を思い出したりして、非常に充実した内容のものになりました。どうぞ御覧下さいませ!
●日時…2013年2月25日 ●距離…65,1km ●駅数…19駅
しなの鉄道に乗る為には、関東起点で考えるとすると、まずは軽井沢駅に出向かなければなりません…。しなの鉄道以前は、軽井沢の手前に存在した、横川駅~軽井沢駅間の約10kmで、500m以上の高低差があった碓氷峠を、EF63形という専用の機関車を2両連結して通過していたものでしたが、今では新幹線で大宮駅から1時間も掛からずに着いてしまいます(以前はこの碓氷峠越えだけで20~30分くらい掛かっていました)。現在、碓氷峠区間は廃止されていて、あの迫力ある峠越えは体験出来ないのですが、利便性で言えば、現在は飛躍的に向上されていると言って良いでしょう。
それにしても寒いです。都心から1時間ぐらいで着いてしまう為に、その変化も急激なものと感じるのでしょうか。まだ朝方の時間帯でもあったので、空気もピシッと締まっており、恐らく氷点下10℃ぐらいはいっていたと思われます。写真撮影の際、手袋をするわけにはいかないので生指でやるしかないのですが、30秒くらい経つと痛くて堪らなくなります。1分も経つと、暫く感覚が無くなってしまう程です。これは、大変な時期に“鉄道さんぽ”を敢行してしまったなと思い始めてしまいましたが、天候は写真通り、本当に恵まれました。後に掲載する浅間山もよく見え、やはりこの時期に行っておいて良かったです。
新幹線が開通して、だいぶ軽井沢駅の印象は変わりましたが、しなの鉄道のホームだけに限れば割りと当時の雰囲気を留めている感じかもしれません。ただ、もう編成両数の長い特急列車は来る筈もなく、高崎側の線路も分断され、行き止まりとなっています(右上写真参照)。ホームで待っていたのは、JRから移管された115系の3両編成。しなの鉄道では11編成の所属となっており、この鉄道会社の主力車両です。塗装も変更され、車内も少々のリニューアルはされていますが、やはり雰囲気的には115系そのもので、かつて信越本線時代に何度も旅をした事を思い起こさせてくれるものでした。とりあえず1駅、次の中軽井沢駅まで乗ってみましょう。この駅の近くには、浅間山をバックに列車が走る撮影ポイントが存在するのです。
それが上の写真です。少しゴチャゴチャしているものの、短い編成を撮るには適した場所です(中軽井沢駅からは、徒歩5分くらいでしょうか)。浅間山は気持ち良いくらい全容が見渡せましたね。中軽井沢駅は現在改築中で、旧駅舎は既にありませんが、新しい交流の場として(図書館が出来るとか)今後発展が見込まれそうな雰囲気でした。信越本線時代は特急も停車した駅でしたが、新幹線は軽井沢駅の方に造られたので、こちらも発展させていこうという狙いでしょうか。
それでは、もう1駅進んでみましょう。次の駅は信濃追分駅で、何とも風流な駅名ではありませんか。標高は956mで、かつては特急が通る日本最高所として知られていましたが、現在はしなの鉄道になって特急の設定は無くなったものの、JRを除いた普通鉄道では最も標高の高い駅になりました。この駅名の“追分”とは、中山道と北国街道の分岐点の意味があり、鉄道作家の故・宮脇俊三氏は「旅情を誘われ、信濃路の終わりを感じさせられる」と、この駅名を表現しています。信濃路の終わり…という事は、軽井沢側から向かうと、ここから信濃路が始まる…という感じでしょうか。確かに、軽井沢は長野県ですが、色々と発展している部分もあり、また異色の存在の土地のようにも思えます。そうなると、ここからが純粋の“信濃”という国になるのかもしれません。そういえば昔、不動産分譲の為に“西軽井沢”と駅名も地名も変更しようとした時があったらしいのですが、地元住民等の猛反対にあったそうです。当然の事だと思います。
さて、少し歩いてみましょう。この駅から次の御代田駅、その次の平原駅までは、しなの鉄道で最も景色に富んだ区間でしょう。浅間山の裾野に沿って、徐々に長野盆地に向けて下っていく区間で、車窓からも堂々とした浅間山を、これでもか!というくらい望めるのです。…そしたらそれは自然と、鉄道の撮影地としても有名になってくるのです。この信濃追分駅~御代田駅間のポイントは今回初めて訪れたのですが、特急が走っている時代にも来たかったですね。今は列車は3両、長くても6両編成が基本ですが、当時の在来線特急『あさま』号は、9両、又は11両編成だったので、さぞかし迫力もあった事と思います。…もう早速、当時の状況を思い出してしまっていますね(笑)。
どちらの写真も、この区間の変化に富んだ雰囲気がよく表れています。そして左上写真の車両が前述した169系です。現在、3両編成×3編成が残っているのですが、その内1編成は湘南色と言われる、当時の国鉄時代を思わせる塗装になっていて、近年更に注目が集まっています。169系は現在、基本的には1日に1編成しか運用されず(運休の日もあります…)、故に湘南色の編成が運行される日は少ないのですが、しなの鉄道のHPに運行表が掲載されていまして、だからこそ、この日を選んだという部分もあるのです。
ちなみに、この169系を使って、リバイバル列車として急行『志賀』号等、イベント列車も数多く運転されているのですが、自分としては普段の姿を見ておきたかったのでした…。全容がハッキリ見える浅間山をバックに走る、湘南色の169系…。この姿が見れるだけで、寒い想いをしてまで(笑)、ここまで来た甲斐があったというものです。
信濃追分駅に戻り、今度は御代田駅から平原駅まで“さんぽ”してみましょう。この区間にも数多くの撮影地が存在し、自分も2,3回訪れた事がある場所です。流石に有名撮影地が点在してるだけあって、自分と同じ目的の人も何人か見掛けましたが、ここは鉄道と浅間山が望めれば、どこでも撮影地と言っても良いような広々とした場所なので、余裕のある撮影になりました。
それにしても…寒いです。ここは浅間山の裾野のような場所にあたり、長野方面に向かって、ちょっとした傾斜になっているのですが、そこから吹き上げてくる風がわりと強めで、どんどん体温を奪っていくのです。雪もまだまだ残っていて、常に風が吹いている証拠として、地面に積もっている雪が風の経路をそのまま残しており、霧氷のようにも見えます。そんな中でも、時刻通りに、ただ坦々と運行している鉄道…。これがまた良いのです。
さて、平原駅まで歩いたものの、思ったより距離があったのか、予定の列車に間に合わないという事態が発生してしまいました(本当は、左上写真の列車に乗りたかった…笑)。この先の予定として、この列車の後に来る169系を駅間で撮影しようとしていたのですが、せっかくですので、169系に乗る…という予定に変更しましょう。…とは言え、次の列車が来るまで50分くらいあったので、いったん逆方面の列車に乗り、少し時間を稼いで(とりあえず信濃追分駅まで戻りました)、改めて169系との対面を果たしました。ちなみに、今回のしなの鉄道を利用するにあたり、自分は“しなの鉄道フリーきっぷ”(2000円)を購入しています。こういった急な予定の変更にも対応出来るのが嬉しいですよね。
さて、再度の信濃追分駅にて、169系の小諸駅行き列車がやってきました(平原駅の次が、小諸駅です)。湘南色という塗装のせいか、往年の急行列車の風格が漂い、かつて旅と言えば鉄道が主力だった時代を思い起こさせてくれます(自分はこの世代ではありませんが…笑)。片側2扉でデッキが備えてあり、車内は落ち着いた雰囲気そのもの…。座席は元新幹線の物が使われていますが、40年以上前に登場した雰囲気は未だ健在という感じでしょうか。今回の引退も老朽化に伴うものですが、現在で既に運用範囲が狭まっております。…というのは、2011年にJRが保安装置の更新を行ったのですが、これに伴い、JR線に乗り入れる、しなの鉄道所属の115系も保安装置の更新を行ったものの、169系はその対象としなかったからです。これも数年後に引退する事を見越しての事でしょう。つまりは、現在は169系は長野には顔を出せないという事で、定期運用としては、車庫のある戸倉駅~軽井沢駅間のみが運用範囲で、実際の運用としては、殆どが小諸駅~軽井沢駅間の区間運用に張り付いている感じです。
ひとまず、しなの鉄道の風向明瞭な区間に残っているというのは幸いな事ですが、流石に引退という将来を感じさせるような状況である事は確かです。少し前までは、朝のライナー的な列車として、169系9両編成での『しなのサンライズ』号という運用もあったのですが、今では最高でも3両編成です。ここは現実から目を背けず、最後まで安全運転をして欲しいと願うばかりですね。乗っていると、安定しているような走行感や、静かな車内など、正に鉄道旅に適しているような車両でもあるのですが、これも時代の流れなのでしょう。じっくりとその風格を堪能したいと思います。
そうこうしている内に平原駅を過ぎ、左からJR小海線〔鉄道さんぽ 5.(JR東日本、小海線編)参照〕が合流して、この列車の終点、小諸駅に到着します。そもそも軽井沢駅~小諸駅間の区間列車が多いのは、ここまでの利用者と、ここから先の利用者にだいぶ幅があるという部分もあるのでしょう。ここからは列車の本数も増え、1時間に1本程度から、1時間に2本程度となります。
小諸駅は新幹線の通り道とならなかったせいか、駅舎や周りの景色も含めて、かつての名残を留めています。JRの小海線の終着駅でもあるので(駅管理はしなの鉄道)、少しJRの雰囲気も存在しているという事なのでしょうか…。駅では、JR小海線のキハ110系、そして現在の『しなのサンライズ』号の使用車両である、JR東日本の189系(183系が使われる事もあるそうです)との並びが実現しました!…そして、ここからは115系のみの旅が始まります。今の内に、169系をじっくりと眺めておきましょう。
さて、小諸駅を出発します。ここからは利用者も増え、車窓の様子も、浅間山の裾野というよりは、千曲川に沿って、山と山に挟まれた地形を進む…という感じになります。徐々にその幅は広くなっていき、長野盆地に到達するという形です。浅間山も見え辛くなり、車窓の変化も少なくなってきてくる区間でもあるので、このまま上田駅まで行ってしまいましょう。新幹線の停車駅でもあり、しなの鉄道としても、大きな駅の1つとして数えられます。
新幹線がJR東日本、そしてしなの鉄道、それと、ここを拠点とする上田電鉄別所線という、鉄道会社3つが乗り入れる駅ともなっている上田駅ですが、やはり利用者は減ってきています。峠の釜めしで有名な“おぎのや”が、ここでは立ち食い蕎麦屋も経営しているのですが(釜めしも購入可能)、どうやら今年の2月いっぱいで、この上田駅店?を閉店させてしまうのだそうで、何だか残念な話しです。駅自体は近代化が進められており、駅北口がお城口、南口が温泉口とも呼ばれる等、観光を意識した部分もあるので、今後の展開に期待したいですね…。当然の如く、利用者もこの駅から更に増えていきます。
少し先に進むと、坂城駅になります。そんなに大きな駅ではありませんが、駅の西側には新日本石油の油槽設備があり、平日にはここから神奈川県の根岸駅(JR根岸線)まで、石油取扱いの貨物列車が運行されています。これは国鉄、JR時代から続くもので、しなの鉄道になった現在でも継続されているものです。…ルート的には、坂城駅→篠ノ井駅→松本駅→(中央本線)→立川駅→府中本町駅→(武蔵野貨物線)→鶴見駅→(高島貨物線)→桜木町駅→根岸駅…という感じだと思います。かなりの長旅ですが、新幹線が開通した今も、貨物列車とは言えど、こうした1本の列車で関東地区と結ばれているというのは何だか嬉しいですね。ここでは車窓から眺めるだけに留め、次の戸倉駅で途中下車します。しなの鉄道の車両基地があり、運行の拠点ともなる駅でもあります。
この駅から長野駅までは車掌が乗り込み、ツーマン運転となります。逆に、軽井沢駅からこの戸倉駅までは、しなの鉄道所属の115系はワンマン運転(3両編成運転時)となっています。右上写真で車掌が乗り込んでいる所に注目してみて下さい。ただ、ワンマン運転とは言え、地方のローカル線によく見られるような切符収集は運転士は行わず、基本はドアの開け閉めをやっている感じです。これは、しなの鉄道の各駅は有人駅が多く、切符の収集は駅で行ってる場所が多いからでもあります。また、今後ワンマン運転は長野駅まで拡大される模様です。
車両基地があるので駅構内は広くとられてあります。車両基地には115系は勿論、しなの鉄道塗装の169系(右上写真参照)を見る事も出来ました。また、側線が山側にも延びていて、本線とは少し離れた所にも車両を配置しているのが面白いところです(左下写真参照)。車両入替の為に当駅を始終着としている列車も何本かあり、前述の通り169系の運用は、普段は軽井沢駅から当駅までとなっています(臨時で篠ノ井駅まで運転される事もあります)。また、訪問時には、今年の3月16日のダイヤ改正から運用される、2両編成の115系が試運転している姿も見られました(左上写真参照)♪…確かに、しなの鉄道の115系は3両編成のみで、特に軽井沢駅~小諸駅間は現在の状況からすると2両編成でも良いような感じではあるので、こちらの区間を中心に導入されるのかもしれません。
…さて、この次の千曲駅から、更に1つ先の屋代駅まで“さんぽ”してみましょう。距離にして2km強という感じでもあるので、先程(御代田駅~平原駅間は5,1km)よりは気軽?に歩ける筈です。千曲駅は2009年に出来た新しい駅で、完成当時は跨線橋やエレベーターの建設が間に合わず、駅舎と反対側のホームでは、臨時の改札口が設けられていました。現在では駅周辺も整備され、利用者も増加傾向にあるようです。
左下写真の115系はJRからの乗り入れ列車で、1日に何本が設定されていて、塗装からもそれは判別付きますが、こちらの車両は構造上、ワンマン運転は行えないというのも、また細かい判別ポイントだったりします(笑)。また、トイレの設定が有るのも、JR所属の車両のみとなっています。
徐々に沿線には住宅地が増えてきています。ここは既に、長野拠点で考えて通勤圏内の度合いが濃いのでしょう。鉄道撮影の観点からすると、なかなか見通しの良い区間が少なくなってくる(撮影がしにくい)ので、すぐに気付かされます。しなの鉄道の115系は、現在のところ基本は3両編成ですが、ラッシュ時にはそれを組み合わせ、6両編成での運転も何本か存在し、通勤や通学の足としても広く使われています。今後2両編成の列車が加わり、よりフレキシブルな輸送にも対応させるとの事で、注目していきたいところです。115系は、JRからすると、現在はローカル輸送に徹している部分があり、世代交代が進んで東京都心で見かける事は無くなりましたが、ここでは今後暫くは主力として活躍する事でしょう。
さて、屋代駅に着きました。昨年の1月にこの駅に来た時〔長野遠征演奏参照〕は、まだ長野電鉄の屋代線という路線が存在してしまいましたが、昨年の4月1日に廃止され、今では列車はやってきません…。しかし、当時のホームや線路等はまだ残されている部分も多く、言ってしまえば、今でも列車がやってきそうな雰囲気です。廃止前には、しなの鉄道の169系と、長野電鉄の車両とのコラボ撮影会等も開催されていたようで、大変盛り上がった事と思いますが、今度はその169系も引退…。やはり、時代の流れなのかもしれません。
さて、しなの鉄道の旅も終わりが近付いてきました。屋代高校前駅を過ぎ、右側から長野新幹線が、左側からJR篠ノ井線が近付いてくると、篠ノ井駅となります。長野駅まで、あと3駅という場所でもありますが、ここから先は前述の通りJR東日本の路線(信越本線)となります。ただ、列車は全て長野駅まで行くので、あまり起終点駅という感じの雰囲気はありません(そういえば、しなの鉄道も、JR信越本線も、JR篠ノ井線も、この駅が起終点となってますね)。JR時代と同じく、2つの路線が合流する駅…という感じです。また、駅の管理もJR東日本が行っている為、駅の雰囲気もそのまま、JRっぽいです。起終点の駅にしては、あまりしなの鉄道らしさが感じられないのですが、仕方無いのかもしれませんね。
やってくる列車は一気にバラエティに富んでいて、JR東日本の車両は勿論、はるばる名古屋からやってくる、特急『しなの』号(左上写真参照)の姿も見る事が出来ます。また、新幹線も望む事が出来ます。今後、JR東日本では、篠ノ井線に211系やE127系を投入するらしく(右上写真参照)、更にバラエティさに拍車が掛かってきますね。しなの鉄道の路線としてはここで終わりですが、長野駅に近付いてきた…という雰囲気は感じられる駅だとは思いました。
さて、せっかくなので長野駅まで行ってみましょう。時刻は18:00頃になっており、いわゆる長野都市圏の夕ラッシュ時にあたる時間です。どんな雰囲気かなと思っていましたが、しなの鉄道を利用する帰宅客は予想以上に多く、やはり、まだまだ多くの人に利用されているな…という印象でした。ホーム上は寒いですが、しなの鉄道の列車は、実質的にここ長野駅を起点にしているので、皆で列を作って、折り返しの列車を待っています。それは東京で見る光景と変わらず、ここにもきちんと鉄道の流れがあるという事を感じさせてくれるものでした。
このまま新幹線で東京に帰っても良かったのですが、せっかく1日フリーきっぷを買っているので(長野駅~篠ノ井駅間は使えませんが…)、再度しなの鉄道に乗って、軽井沢駅まで戻ってみる事にしましょう。夕ラッシュ時の鉄道の雰囲気は、朝や昼とはまた違った印象を与えてくれるものなのです。
そんな中、乗車整理券200円が必要な、快速『しなのサンセット』号に乗ってみる事にしました。都市圏で流行りのライナー的な列車だと思われますが、以前は169系が使われていたものの、この車両はJRに乗り入れられなくなってしまったので、現在は115系が使われているのです。つまり、普段と変わらない車両であり、特に定員制というわけでもないので、何の為の200円なのか…とは思ってしまいますが、これも厳しい鉄道運営状況という事なのでしょう。列車は上田駅までノンストップで、もう終点となり、その駅で軽井沢駅行きの普通列車に接続するという形をとっています(整理券200円は長野駅出発後、車掌が車内に来て販売)。
接続列車で終点の軽井沢駅まで…という形は取らず、途中の小諸駅でいったん降りて次の列車を待ち、小諸駅始発の169系で軽井沢駅まで向かう事にしました。恐らく自分は、これが最後の169系乗車となる事でしょう。辺りはもう真っ暗で、綺麗な車窓を楽しめる感じではありませんでしたが、この列車がダイヤ的に不便な設定になっている為か、車内は非常に空いていて、思う存分169系の車内の雰囲気そのものを楽しむ事が出来ました。自分が乗った2両目の車両の乗客は、やはり169系に乗りに来てると思われる方が1人と、地元の女子高生と思われる方が2人、そして自分の計4人でした。その内、女子高生の1人が信濃追分駅で降り、もう1人は中軽井沢駅で降り、、、結局終点の軽井沢駅まで乗っていたのは、電車目的の2人だけ…という状況でした(他の車両も、似たようなものでしょう)。
軽井沢駅まで戻って、これで完全に今回の“さんぽ”は終了です。湘南色の169系に特化した感じになってしまいましたが、それだけ見届けておきたい車両でもあるのです…。引退まではもう少し時間がありますが、それまで本当に安全運転で頑張って貰いたいですね。かつて碓氷峠を長編成で通過出来た車両の1つとして、信越本線時代から、そしてしなの鉄道でも語り継がれていく事でしょう。あと2ヶ月です!
☆しなの鉄道のHP…http://www.shinanorailway.co.jp/
●3月3日(日)銀座月夜の仔猫
Open…12:00~、Start…12:30~2ステージ
Charge…6000円(1ドリンク、お食事付き)、+2000円(フリードリンク)
Member…(Vo)Mirano、(Pf)竹内大輔、(Sax)藤田淳之介
ボーカルの Mirano さんと、お昼のライブを行います。小ぢんまりとした
お店ですが、アットホームな雰囲気で、Mirano さんお得意の料理を
交えて演奏を楽しめますので、丁度良い雰囲気なのではないかと思います。
Mirano さんと一緒にやる曲も増えてきました。ジャズ・スタンダード曲は
勿論の事、Mirano さんのオリジナル曲もお送りしていく予定です。
■3月3日(日)銀座月夜の仔猫
Open…15:00~、Session…15:30~18:00
Charge…3000円(1ドリンク付き)
Member…(Vo)Mirano、(Pf)竹内大輔、(Sax)藤田淳之介
スケジュール的に、この日のお昼にライブを行ったすぐ後になります。同じ
お店、同じメンバーにて、そのままセッション・タイムに突入になります。
ボーカルの方は勿論、楽器等も持ってきて頂ければ誰でも可能です。
いわゆる自分達がセッション・ホストになるわけですが、こういった状況は
何だかんだで久し振りかもしれません。皆様のお越しをお待ちしています!
●3月4日(月)赤羽 Mojohand
Open…18:00~、
1st.…19:00~19:30、2nd.…20:00~20:40、
3rd.…21:20~22:00、4th.…22:30~23:10
Charge…男性2500円、女性2000円(共に1ドリンク付き、税・サ別)
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔、(B)鈴木健市、(Ds)James Robinson
お馴染みのボーカリスト、ナオキさんとの、バンド編成によるライブです。
自分は何度もナオキさんとのライブに参加させて頂いていますが、他の
お客さんから見ると、自分達のスタイルは異色なのだそうで、それは所謂、
アコースティックに乗じたライブ・スタイルにしているからでしょうか…。
ホーン隊等も加えた、ガンガン攻めるライブもあれば、自分達のように
緩く(笑)、雰囲気に応じて半ば即興的にお送りするライブもある…。
バンド編成とは言え、そんな一面が垣間見えるライブになると思います!
●3月7日(木)赤坂 Pro-Amuse
Open…18:00~、
1st.…19:30~20:05、2nd.…20:40~21:15、3rd.…21:50~22:25、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo)白石恭子、(Key)竹内大輔
お馴染み Pro-Amuse にて、お馴染みのボーカリスト、白石恭子さん
との演奏です。ここも、アットホーム度においては、他の追随を許さない
でしょう(笑)。赤坂という場所にあれど、気軽に足を運べる雰囲気が
あると思います。故に、こちら側もどうしても緩くなってしまうのですが、
楽しくリクエストにお応えしながら演奏していきたいと思います♪
●3月8日(金)、14日(木)、21日(木)、
27日(水)、28日(木)赤坂 Kuro
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)石川早苗(8日のみ)、(Vo)白石恭子(14日のみ)、
(Vn)Tsukasa(21日、28日のみ)、(Vo)沢乃鏡子(27日のみ)
(Key)竹内大輔
お馴染みの演奏場所が続きますが(笑)、もう長い事やらせて頂いている、
赤坂 Kuro での演奏です。3月は偶然にも、2月の共演者と同じラインナップで
やらせて貰える事になりました。短いスパンで何度か共演すると、お互いの
演奏の持ち味が、より理解出来るようになるので、これから、どういった
展開に聴こえてくるのかも楽しみです。こちらもゆったりとやっています♪
●3月9日(土)西川口カシワヤ
Oepn…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番は2バンド中、最後
Charge…投げ銭
Member…≪さばいばるいとう UNIT≫(Vo,G)さばいばるいとう、(Perc)ミキヤ、
(Key)竹内大輔、(B)池田暢夫
久し振りに、さばいばるいとうさんの UNIT の4人編成でのライブを行います。
場所は、西川口にあるカシワヤというお店で、初めての訪問になるのですが、
気合いを入れて演奏していきたいところです。現在、初めてのニューヨークを
旅行中のミキヤが、日本に帰ってきて自分との初のライブにもなるので、
その辺りに注目して演奏してみようかなとも思っています(笑)。楽しみです!
●3月10日(日)所沢 Mojo
Open…19:00~、Start…19:30~、自分達の出番は最後
Charge…1500円(ドリンク別)
Member…≪さばいばるいとう UNIT≫(Vo,G)さばいばるいとう、(Perc)ミキヤ、
(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫
実は、9日、10日と、2daysでお送りしてしまいます(笑)。このような流れに
なっているのも、ミキヤが今年、高校を卒業して社会人になる(大学は行かない
らしいので)という背景があり、学生時代からの卒業ライブ…ではないですが、
皆に見て貰いたいという気持ちがあるのでしょう。確かに、彼が小学生ぐらいの
頃から、Mojo では勿論、色々なライブハウスで演奏をしてきていましたからね。
要注目の日だと思います。自分も誠意をもってお応えしたいと思います!
●3月13日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
3月も順調にライブを敢行させていきます。ボーカル・ギターの丸本さんとの
デュオ・ライブです。勿論、月に1回の新曲を必ず披露するというものも、
順調に進行中です。今年もまたワンマンライブを企画しているとの事で、
それまでの1つ1つも大切に演奏していきたいですね。よろしくです!
●西仲美咲、東京ツアー
・3月15日(金)吉祥寺 Meg
Open…12:00~、Start…19:30~2ステージ、
Charge…3000円(ドリンク別)
・3月16日(土)銀座わしたショップ
Open…11:00~、Start…17:00~
Charge…インストア・ライブなので無料
※以上、メンバー全て(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔
毎年恒例になりつつある、フルートの西仲美咲さんの東京でのライブに、
今回も一緒に回らせて頂きます。3月は、15日と16日の2日間だけに
なりますが、西仲さんは4月にも東京に演奏しに来る予定ですので、
合わせてお楽しみ頂ければと思います。昨年は自分は沖縄に5度も
出向き、充実した音楽生活を送らせて頂きました。今回はそれ以来の
共演となりますが、その時の結束感を思い出し、楽しい音楽の時間を
お届け出来ればと思います(笑)。どうぞよろしくお願いします!
●3月17日(日)関内 Sturgis Cafe
Open…17:00~、Start…19:00頃~2ステージ(早まる可能性有り)
Charge…投げ銭
Member…(Vo)ナオキ、(Key)竹内大輔
2月に初めて演奏させて頂いた〔関内 Sturgis Cafe ライブ参照〕、関内での
ライブ。ナオキさんとは何度もライブをさせて頂いていますが、横浜圏内での
ライブは初だったので(その前に、鶴見では行いましたが…)、何だか楽しく
やらせて貰ったのを覚えています。今回はその第2弾ともなるわけですが、
前回と同じく、楽しくやっていきたいと思います。お店もアメリカン・スタイルで
興味深い雰囲気で、そのような環境というのは、演奏にも良いように影響して
いくものなのです。…どういったライブになるのか、どうぞお楽しみに!
●3月18日(月)南青山 Mandala
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番はまだ不明
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Vo)彬子、(Pf)竹内大輔、(G)寺岡佑、(B)相澤卓也、(Per)Soki
お馴染みのボーカリスト、彬子さんのバンド・スタイルでのライブとなりますが、
今回はお初の南青山 Mandala で、3マンライブを行います。対バンの方々も
気になりますが、フル編成で、アコースティックという枠にも縛られなく行う
ライブは自分達は久し振りでもあるので、皆、気合いが入っている事でしょう。
最近、ライブをするのが楽しくて仕方がないという彬子さん。きっとこの日も
良いものを見せていける筈です。色々と練って出向いていきましょう!
☆3月22日(金)渋谷 Under Deer
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は3バンド中、恐らく最後
Charge…前売り2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
TRI4TH がお送りする『Tokyo JAZZ Tribe Vol.2』。タイトル通り、2度目の
企画となりますが、今回は自分にとってもお馴染みの渋谷 Under Deer で
行われるのが、目新しいと言うか、何だか不思議な感じでしょうか(笑)。
対バンの方々にも、13souls、Re-trick という、強力な布陣を揃えさせて
頂きました。本当に、最初から最後までお楽しみ頂けると思います。
自分達としても、新たなアルバム制作に向け、現在新曲を怒涛の如く
作っていますので、それらの初披露の場としても見逃せないライブに
なりそうです。是非とも皆様お越し下さい。楽しい夜にしましょう!
●3月24日(日)川越 Live Cafe Jammin'
Open…16:00~、Start…16:30~、2ステージ
Charge…投げ銭(ドリンク等、要注文)
Member…(Perc)伊藤樹明、(key)竹内大輔、(B)池田暢夫
ついにこの日がやってきました…と言うと大袈裟でしょうか…。ジャンベを叩く
お馴染みのミキヤが、初のリーダーライブを行ってしまうのです。自分と池田君は
依頼された側です(笑)。自分がミキヤと知り合ったのは、彼が小学3、4年生
ぐらいの頃でしたから、あれから約9年は経っているという計算になります。
そして、満を持しての初リーダーライブ、そして自分への依頼…。何だか、
感慨深いと言う以外、言葉が見付かりません。…とは言え、自分としては
いつものように演奏に集中してやっていきたいと思います。先日、一度
リハーサルを行ってきたのですが、これでもか!…というくらい難易度の
高い曲を提示してきたので、正直驚かされました(笑)。是非お越しを♪
★3月30日(土)自由ヶ丘 Cafe Spoon Bread
Open…19:00~、Start…19:30~、2ステージ
Charge…2500円(1ドリンク付き)
Member…(Key)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
ピアノトリオの、自由ヶ丘 Spoon Bread での再演です。前回も好評で、早速
2ヶ月越しにですが、ブッキングをさせて頂きました。オリジナル曲は勿論の事、
新しく作品として出すカバー・アルバムからも、沢山お送りしていきたいと思い
ます。そして、最近はあまり新曲…というものをやっていないので、そろそろ
何曲かお届けしていきたいですね。折りしも、自分はスペイン旅行をしてきた
ばかり(このライブの時点では、2ヶ月ぐらい経ってしまっていますが…笑)。
多くの刺激を受けてきた事は間違い無いので(笑)、それが新曲という形で
生かせればと思いますね…。雰囲気の良いお店で、御飯も美味しいので、
是非ともお越し下さいせ。自由が丘の街との共存を目指します(笑)。
以上になります。内容的にも気持ち的にも、大事にしていきたいライブばかりです。3月という時期は年度末で、何かと忙しい時期でもありますが、是非とも色々なライブに足を運んで頂きたいです。そして、自分としても楽しんでやっていきたいですね。4月になると、また新しい時期が始まるような感じがありますので、まずは3月をしっかり乗り切っていきましょう。皆様、どうぞよろしくお願いします!
昨日の深夜、日にち的には22日(金)の深夜24:00~という時間帯になりますが、お馴染みの渋谷 Plug にてセッションが行われるというので、ちょっと足を運んできました。個人的に久し振りのセッション参加となったのですが、この日のセッション・ホストには特徴がありました。そのメンバーを見てみると、、、
(Ds)伊藤隆郎(TRI4TH)
(Sax)藤田淳之介(TRI4TH)
(Ba)永田雄樹(JABBERLOOP)
(Key)メルテン(JABBERLOOP)
…となっていて、つまりは JABBERLOOP×TRI4TH の選抜メンバーでお送りしていたのです。選抜…というのが面白い所で、そもそもセッションは、演奏者の組み合わせを柔軟に選ぶというのもポイントの1つなので、そちらの方向に促しやすい…という部分もあるのかもしれません。これは是非とも見ておきたかったので、22日の演奏の仕事後、そのまま渋谷 Plug へと向かったのでした。
22日の仕事が終わったのが24:00近かったので、渋谷には1:00頃の到着となってしまいましたが、流石は渋谷、まだまだ人の行き交いは滞る事が無く、むしろ金曜の夜はこれから!…という感じさえありました。そんな中、Plug に着くと、まだセッションは始まっていなく、正にこれからホスト・メンバーでの演奏が始まるという頃でした。
…とは言え、このホスト・メンバーでの演奏が、この日の為に作られた曲…という事で、これがまた結構格好良い感じだったので、今回のセッションの雰囲気を特徴付けてきたような印象がありました。その後に行うセッションの音楽内容というのも、既存の曲をカバーする…といった感じではなく、キーを決めて、ある程度のリズム・パターンを決めて、あとは出たとこ勝負!…という感じでした。セッション中の曲の展開を決めるのも、誰か次第、メロディもその場で出た音で…と、正に即興の嵐がそこには吹かれており、かなりレベルの高い内容が繰り広げられていたように思いました。
演奏メンバーも、深夜という時間帯にも関わらず、どんどん人数が増えていき、かなり盛り上がって進められていきました。JABBERLOOP や TRI4TH の他のメンバーも勿論、自分の知り合いのミュージシャンも多く来ていて、それらメンバーが入り混じってセッションが繰り広げられるというのは、非常に刺激的ですし、そして何よりも貴重な瞬間です。ここでしか見れない組み合わせというのも多々ありましたし、これは普通にお客さんとしても楽しめる時間だったように思います。
自分も3、4曲程参加しまして、何だか楽しい時間を過ごさせて貰いました。セッションは、始発電車が動き出す朝5:00くらいまで続けられていましたが、お酒を飲みながら色々な音楽を聴いたりして、本当にあっという間でしたね。楽器演奏者だけではなく、中にはボーカルの方や、なんとダンサーの方等もいてコラボしたりしていたので、その変化もまた面白かったのです。
渋谷 Plug では今後も定期的に、こういったセッションを企画していくらしいので、これからまた楽しみですね。次回のホスト・メンバーは誰なのかも気になってきますが、また参加していけたらと思います。皆さんどうもお疲れ様でした!
☆渋谷 Plug のHP…http://www.shibuya-plug.tv/
☆JABBERLOOP のHP…http://jabberloop.com/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
当時のブログを見ると、免許の種類は“一般”となっています。これは前々回の免許を更新してすぐの時期に駐車違反を1度してしまったので、更新まで5年…という期間は保たれたものの、いわゆる“優良”の地位は逃してしまっていたからです。しかし、今回は堂々の“優良”…。そして初のゴールド免許でもあります!…そう考えると、違反的にはもう10年くらいは起こしていないのですが、ゴールドまでの道のりは長かったですね(笑)。
更新の手続きに行う講習も、“一般”の1時間に比べ、“優良”は30分。午後という時間ではありましたが、わりとスムーズに行う事が出来ました。講習で見せられるDVDも、“一般”の方が見る「悲惨な話し…」ではなく(笑)、「今後も運転を気を付けましょう!」…的なものでしたので、それは気持ち的にも晴れ晴れしたものでした。
今後も維持していけたらと思います!(写真は、前回の免許更新の時にも立ち寄った、都庁の撮影ポイント♪…道路の木々が、前回より成長しているかも)
簡単に言えば、イベント・タイトル通り、アコースティックな雰囲気を重視したもの…というスタイルにしていたわけですが、具体的な変更点は…と言われると難しいところでした。一応、楽器編成的に、ドラムはパーカッションとして、そしてギターはアコースティック・ギター1本で演奏した事が特徴付けられるとは思いますが、曲のアレンジを今回用に仕立て上げたわけではなかったので、後は個々のメンバーの演奏次第で成り立たせる感じでした。
つまりは、それぞれのメンバーが思う「アコースティックとは?」という議題を持ち寄って、それをそのまま演奏に持ち込ませた…という感じでしょうか。少し急なライブでもあったので、あまり事前の準備に時間を掛けられなかったという部分もありましたが、演奏する側の楽しみ方として、その方法に行き付くのは当然の流れだったのかもしれません。
この日のステージ場所も、通常とは異なり、いつもは客席となっている場所に設置されていました。また、対バンの方々も、自分達を含めて5バンドと多く、故に自分達のバンドの出演時間も25分と、結構限られた中でのライブではあったのですが、その中で全ての力を注いだ感じでしょうか。時間的に、あっという間という感じだったのですが、気分的に、もっと時間を長く感じられても良かったように思いました。その中で全5曲をやり切ったのですが、頭のどこかで、「25分のみ」という意識がどこかに残っていたのかもしれません…。全体的には、もう少し余裕のあるステージを組みたかったような、そんな心残りもありました。
…とは言え、それぞれが思う「アコースティックなライブ…」というのが、演奏の色々な面で垣間見れたライブでもあるので、ある意味個々の性格が出ていて、面白かった演奏の1つに数えられるのではないでしょうか。曲にしても、やり慣れたオリジナル曲から、今回2度目の披露となる曲、そしてカバー曲である“Through The Fire”等、盛り沢山である故に、皆で頭を働かせたライブのようにも思いました。いつもと変えてみた…と言ってしまうのは簡単ですが、自分1人の世界ではなく、それを皆で音を出しながら作っていく過程は、なかなか出来るものではありません。貴重な時間を過ごせていた…とも言えそうですね。
今回やったライブは、当然の如く次回のライブに生かされる筈です。そしてまた、個々でどのように考えて、そして良い方向に持っていけるのかを見付けるのも、次への大事な下準備の1つです。次回のライブは3月18日(月)の南青山 Mandala でのライブで、今回と演奏メンバーは同じでも、いわゆる「アコースティックに限定していない」ライブ(笑)です。さて、どうなるのか…。自分も楽しみにしている事にしましょう。どうもお疲れ様でした!
☆彬子さんのHP…http://www.akiranochikara.com/
☆渋谷 Under Deer のHP…http://www.under-dl.jp/
さて、そんな Sturgis でのライブでしたが、当日はナオキさんがカホンを忘れ、家まで取りに帰らずを得なかった状況もあり(笑)、リハーサルは殆ど出来ず、ナオキさんがお店に来て間も無く本番は始まった感じでした。まあ、いつもの事でもあるので(笑)大して慌てるわけでもありませんでしたが、流石に最初のステージはバタバタ感は否めない感じでした。それでも、すぐにナオキさん自身のペースに持っていくのは流石と言えるでしょう。一瞬の内にいつもの雰囲気に持っていき、多くのお客さんを魅了していきます。曲もその場で決め、実は曲の内容も即興の内に、その場で作っていっている感じがあるのですが、それがまた臨場感があって良いのです。自分達は初めての場所でのライブという状況でしたが、皆さんにも概ね好評で、非常に遣り甲斐がありました。そしてアメリカの代表するビール、バドワイザーと、アメリカン・フード(これがまた本当に美味しかったです)に囲まれての環境もまた、楽しく演奏出来た後押しともなったかもしれません。アメリカ文化の良い部分を堪能しつつ過ごせた1日でもありましたね。
当日は2ステージ、それでもたっぷりとお届けしました。時間が経つのを忘れるくらい、こちらも楽しくやらせて頂きましたが、何とも嬉しい事に次回のライブも決まりました!…日にちは3月17日(日)で、また日曜日となります。
そして、ここのシステムで面白いのは、ミュージック・チャージが投げ銭となっているので、お金はお客さんに委ねているのです。チップ…と考えると、これもアメリカっぽい感じではありますが、気軽に来れるという事でもありますので、また沢山のお客さんにお越し頂ければと思います。一緒にアメリカンな雰囲気を楽しみましょう。どうぞよろしくお願いします!
☆関内 Sturgis Cafe のブログ…http://sturgis-cafe.blogspot.jp/
☆ナオキさんのHP…http://na-key.com/Na-key/HOME.html
今回もたっぷり3ステージ、じっくりとお届けしました。久し振りの自分達のオリジナル曲も然り、カバー曲も然り、そして今回の為に郷原君が作曲した“Kie's Dream”という曲も、順調にお送り出来ました。Kie というお店を祈願しての曲でもあり、こうした機会で演奏出来たという事も良かったです。
このお店での演奏というのは本当に独特で、全てが生音でお送りしている…という状況もあるのかもしれませんが、グランドピアノを客席の机が囲んでいるという、珍しい形態での演奏環境がここにはあり、そこで生身のサックスと自分との、2人だけの世界を作らなければいけないというのが、生楽器ならではの臨場感ある状況を作り出しているのでしょう。非常にストイックな場でもあり、それでいて、自由度の高い場所でもありました。デュオという演奏形態において、色々と成長させられたお店かもしれません。
今後、なかなかこういうお店は現れないような気もします。演奏者としても、お店との共存を強く求められる、遣り甲斐のあるお店でした。長い間、どうもありがとうございました。そして形を変えても、またこのお店と、程良い距離感でお付合い出来ればと思います。ひとまず、お疲れ様でした!
☆郷原繁利のHP…sgohara.com/
☆西麻布 Kie のHP…www6.ocn.ne.jp/~kie/
10月18日(1日目)
この日には、特に演奏する予定は無かったのですが、羽田空港集合は朝8:00前と、かなり早い時刻設定となっていました。どうやら安い便にした為に、朝が早くなったのはやむを得ない感じのようでしたが、お陰で新千歳空港には10:00前に既に到着しており、ある意味、余裕過ぎる時間設定です(笑)。まだまだこの時期の東京は暖かったですが、北海道は流石にコートが必要そうな気温で、一気に冬の世界にやってきたような気配がありました。ただ1人、まだまだ暑いのではないかと言い放つ、Tシャツ姿のメンバーも、いるにはいましたが…(笑)。
今回、ウッドベース等の楽器も持ち込みで行ったので、あまり空港内では動きにくい状況ではありましたが、向こうではアテンドの方が迎えにいらしていて、ひとまず札幌までの移動は問題無い感じのようでした。ワゴン車とセダンの2台での移動で、人数的にもかなり余裕です。今回自分達は、Sapporo City Jazz という、日本の中でも最大級の規模で行われるジャズのイベントに呼ばれているだけに、このアテンドはかなり恵まれてると言って良いと思いました。…実際、Sapporo City Jazz は、それこそ国内外問わず、有名アーティストが出演されていて、そしてほぼ年中イベントは行われているのです。流石…としか言いようがありませんが、そこに自分達が呼ばれたというのも、本当に嬉しい限りでした。
今回自分達が呼ばれたイベントは、札幌市内にあるデザイン・ホテル、Sapporo Cross Hotel とのコラボ企画となっていて、ここのホテルのレストラン“アゴーラ”を、クラブ風に内装を一新させ、そこでDJを入れ、自分達の生演奏もお送りする…というもの。流石、面白そうな企画ですが、今回自分達に用意されたホテルも、その Cross Hotel だったのですから、あまりにもお洒落なホテルで、これで早速皆、テンションが上がってしまいました…(笑)。これは気合い入れて、良い演奏をお届けしなければなりませんね。
ホテルに着いてしまいましたが、まだ時間的にチェックインが出来なかったので、ひとまず腹ごしらえに市内に出向きました。ここは札幌駅からの近い場所で、アクセスは便利です。また、これは偶然ですが、7月に〔竹内大輔トリオ、北海道、伊達ツアー(2012.7.20~7.23)〕で札幌に足を伸ばした時に利用したホテルと、本当に目と鼻の先の距離にもあり、何だか札幌がより身近にも感じてしまった瞬間でもありました。ひとまず自分達は近くのレストランに入り、織田君は“豪快いくら丼”という、1杯の丼ぶりの上に、いくらが満遍無く盛っているも、そんなに分厚くない盛り方だったので、そんなに豪快ではないのではないかという懸念を抱かせた丼ぶりを食べ、早速札幌の洗礼を受けつつ(笑)、楽しく時間を過ごしていきました。
そして、この日の唯一のスケジュールとして決まってもいた、ラジオ番組の収録に行ってきました。そもそも全員出る必要は無かったのですが、明日のプロモーションと挨拶も兼ねて、とりあえずスタジオまでは全員で行き、ラジオ出演は織田君と藤田君にお願いしました。…と、実はもう1件ラジオ番組は用意されていて、そちらは他のメンバーで…という事で、今度は自分と織田君で出演したのですが、織田君が殆ど喋ってしまうのと、あまりにもマイペース過ぎて、話しの間に入れない…という課題を自分に与えて下さいました(笑)。これは、自分も練習の必要がありそうです。流石ですね…。
…とは言え、明日の宣伝もしっかりと行い、自分達のアピールにも繋がった事でしょう。限られた時間の中で自分達らしさを凝縮して伝える…というのは難しいですが、織田君の喋りはもしかしたら、所々にそういった要素が既に入っているのかもしれません。何せ、周りがコートとか来ている中で、彼だけTシャツなのです…。誰がどう見ても話題に上がってしまいます(笑)。これが特徴と言わずして、何と言うのでしょうか。
さて、そんな中、自分達はCDショップへの挨拶回りも行ってきました。今回、TRI4TH が発売した『TRI4TH AHEAD』は、それこそ全国のCDショップで置いて下さっている(筈…笑)ので、その確認と、やはり置いて下さった担当の方には、しっかりとお礼と挨拶はしておきたいところでした。それこそ何件が回りましたが、確認出来た所もあれば、なかなか見付けられない所もあり、やはり色々と苦労はさせられます。しかし、中には好意を持って受け答えして頂けたお店もあり、本当に嬉しかったです。メッセージやサイン等を添えつつ、札幌に感謝の気持ちで一杯になった瞬間でもありました。
さて、ここまで実は結構な時間を要しており、もう自分達は腹ペコでもありました。まだ夜御飯には少し早いですが、ラーメン屋に行ってしまいましょう。ここも、前のトリオでのツアーの時に来た場所でもありますが…、やはりラーメン(…と一緒に飲むビールも♪)は最高の一言でしたね。また1つ良い思い出が出来た感じでした。
勿論、夜は夜で、しっかりと食べているのです(笑)。しっかりと?すすきのに向かい、これでもかと言う程、美味しい美味しいジンギスカンを食べまくってきました。チェーン店とかではなく、ちゃんとした専門店で、何故だか店主とも意気投合…。だいぶ良い時間を過ごせたような気がしました。
思い返せば TRI4TH として、ここまでガツンと食べて、ガツンとメンバー一同で飲んだのは初めてだったのではないでしょうか。過去にも、ツアー中でライブ後に打ち上げ…とかはありましたが、大体は次の日の朝の移動が早かったりとかで、どこまで本気で飲めていたか…と言うと、少々微妙なところではあったかもしれないのです。しかし、この時の次の日の予定は、昼以降である事は決まっていましたし、何より地方に皆で呼ばれて来ている…というこの状況に、皆一致でテンションが上がりまくっていたのでしょう。とにかく楽しく、良い意味でハッチャケられた時間でもありました。何だかよく分かりませんが、次の日は良い演奏が出来そうだという自信が湧いてきたものでしたから…(笑)。思い思いに騒げた札幌の1日目…。楽しい2日目に繋がらせたいものでした。
10月19日(2日目)
この日の朝は、ちょっとしたミーティングがあったのですが、全メンバーは参加とはならず、自分は昼の御飯から合流…という形になりました(笑)。札幌での御飯選びは本当に目移りがして悩みますが、ホテルの向かいの地下に、何だか良さそうな食堂っぽいお店があったので入ってみると、これが当たりで、地元の人が一杯のお店でした。定食物が豊富で、自分は焼き魚系の定食を注文し、こちらも大満足!…織田君も昨日のリベンジを果たすかのように再度「いくら丼」を注文し(笑)、こちらも満足されていたようでした。
さて、これから自分達は札幌地下歩行空間という場所に移動していきます。ホテルからも近いこの場所ですが、これは、札幌駅から大通・すすきの地区まで伸びる豊富な地下通路を利用したスペースで、単に通過するだけの場所に留めず、発信の場、そして憩いの場として、多くの人に利用して貰おうという考えのもとにつくられたスペースです。その中でも、交差点広場という場所辺りに、今回のイベントのブースが設置されていまして、夜に自分達のライブを行う宣伝も兼ねた、ゲリラ的なライブを行ってしまおうというものなのです(勿論、そこでサウンドチェック的なリハーサルは事前に行いますが…笑)。
実際、これは本当にゲリラ的で、自分達も最近、こういった時間に行うという事を知らされた身でもありました(笑)。そして、サプライズ感を出したかったとの事で、あまり事前の宣伝が大きく出来なかったのは心苦しいばかりでしたが、確かにこのスペースに、いきなり写真のようなステージと客席が組まれていたら驚きますよね。確かに注目度は浴びるようで、少し前に下見に行き、そして改めて出直して本番を頃には客席は人で一杯になっていました。何とも楽しそうではないですか!
そして沢山の拍手に迎えられ、本番は始まりました。恐らくお客さんからしたら、自分達を見た事が無く、自分達の音楽もまず聴いた事の無い方が殆どでしょう…。CD屋に自分達のCDが置いてあったとは言え、知名度がまだまだなのは百も承知です。…だとしたら、まずは TRI4TH というものを知って貰う以外に、ステージのやり方は考えられません。織田君の挨拶で始まり、CD『TRI4TH AHEAD』の中から、どんどん曲をやっていきます!
最初はお客さんも緊張している感じでしたが、1曲、また1曲と終わる毎に解れてきた感じもあったのでしょうか…。手拍子を促して、皆でノッてくれる等、嬉しい場面も多々あり、そして札幌の人達の温かさを随所に感じられるステージになってきたのです。ソロ演奏への拍手もまた嬉しく、本当に耳を傾けて聴いてくれている感じが伝わってきました。そして、客席はほぼ満席となっていましたが、その後ろにはすぐ一般の通路が控えていて、この辺りを歩いている方々も足を止めて、こちらのスペースに近付いてきて頂けた方も多かったように思います。時間にしては約30分と、短いステージではありましたが、夜に行うライブの宣伝もしっかりと行い、自分達の時間は終了させて頂きました。勿論、その後にはCD販売も行いまして、多くの方に御購入頂きました。何とか TRI4TH というバンドの足跡は残せたように思います。夜の演奏への気分高揚も、ますます高くなってくる感じでしたね。
夜までは、少し時間がある感じでした。ここで外に出歩いても良かったのですが、これからの長い夜をベストな状況で迎えたい事もあり、敢えて部屋で休む…という策をとりました。これはメンバーによってはそれぞれだったと思いますが、概ねそんな感じでしょう。そして、夜御飯はホテルから提供されたものを頂き、いよいよ今回のメイン・イベントに臨む事になります。会場は前述通り、泊まっているホテルのレストランなので、自分の部屋から直行出来るのが嬉しい限りですが、一番良好な状況を与えられているだけに、プレッシャーも大きなものとなっているのは確かです。では会場に向かいましょう!
会場はもう別世界でした。そもそも、シックな感じでまとめられている場所なのですが、更にそのダーク感が強まったというか、照明等も極力限られたものにしており、そして空間の脇にはカウンターが並びます。更に、そこを埋め尽くす、人、人、人…。これは凄いです…。実は今回のイベントにはドレス・コードが設定されていて、例えばジーンズ等は不可なのですが、来る人は皆、ビシッと決まっていて、それもまた今回のイベントのスタイリッシュな部分を引き立てているかのようです。自分達の衣装も普段とは異なり(あ、1人だけはそのままでしたが…笑)、皆で久し振りにフォーマル姿で登場していきます。そしていきなりの歓声を受け、嬉しさ半分、驚き半分…(笑)、いや、素直に嬉しいですよね。…それでは自分達の音楽をお送りしようではありませんか。
勿論『TRI4TH AHEAD』からの曲目を中心としたステージにしていきましたが、昼の時の演奏より、更にテンションを上げてきているのが感じられました。同じ曲目もありましたが、勢い度が増してきています。そして、皆でそれを更に上に持っていこうとさせているのが分かります。昼に聴きに来ていて、この夜の演奏も聴いてくれている人がいるのかは不明ですが、また違った側面を見せられているのではないかと思いました。面白いじゃないですか!
そして今回の1つの山場を迎えたのが、最近自分達が行っている、その土地の御当地ソングを TRI4TH 流にアレンジして演奏する…というものでした。毎回、各地で好評を頂いているものですが、今回は札幌という事で、堂々と“ソーラン節”をお送りしてみたのです。誰もが知っている有名な曲で、お客さんも殆どは札幌にいる方だと思うので、どんな反応になるかは内心ドキドキしていたのですが、それはもう大拍手でした。多くの方に「格好イイ!」と言って頂き、これはもう、アレンジを手掛けた織田君にも拍手でしょう。この曲で、更に多くのお客さんとの距離が近付けれた気がしました。あとは一緒になって盛り上がっていくのみです!
こちらのステージは約1時間に設定されたので、たっぷりと自分達の音楽をお届けする事が出来ました。ジャズの部分、ダンサブルな部分、そして、自分達の人間性の部分(笑)…と、正にありとあらゆる側面です。皆、本当に楽しんでくれたようで、アンコールもして頂き、そしてその後の会場での、パーティーさながらの時間も一緒になって過ごしました。多くの方とお話しさせて頂きましたが、それだけこのイベントには多くの方が関わっているという事でしょう、改めて今回の機会を与えて下さって感謝すると共に、また一緒になって盛り上がっていければと思いました。札幌という、なかなか東京からは簡単には行けない場所で、こういった演奏が行われた事は、本当に大事にしたいものです。そして、ますます熱いライブをお届けしたい気持ちで一杯になりましたね。
会場での、パーティーのような時間が締め括られたのが、既に23:00を回った頃…。この後、関係者の皆さんとで、ちゃんとした打ち上げに行き、それが始まったのが24:00過ぎ…。そして確か終わったのが深夜の3:00頃で、更にラーメン屋(7月の自分のトリオの時にも行った、美味である“けやき”です)に歩いて行ったりもしたので、自分がホテルに戻れたのは4:30頃だったのではないでしょうか。もう、お酒も沢山入っていて、あまりハッキリとした事は覚えていないのですが(笑)、とにかく、次の日の朝早くにはもう東京に戻る為、6:00にはホテルを出ないといけないという事は忘れていませんでした。なかなか過酷なスケジュール…(笑)。しかし、心の充実感は大きなものがありました。とにかく、帰るまでの限られた時間は…眠るとします!
10月20日(3日目)
空が少し明るみが出てきた、まだ朝の早い時間に、自分達はホテルのロビーに集合し、新千歳空港へ向けて車に乗り込みました。昨夜のテンションの高い表情とは一変、飲み過ぎと寝不足によって、その表情はだいぶ険しいものとなっており、それは自分も例外ではありませんでした。メンバーの中には、そのままオールで飲んでて、寝ずに集合した人もいるくらいなので、1時間弱ぐらい寝た自分はまだマシだったのかもしれませんが、とにかく気持ち悪くて仕方ありませんでした…。頭も痛く、もう最悪のコンディションだと思わざるを得ない状況です。そのまま車は出発しましたが、途中、自分は我慢出来なくなり、外へ…。
…その後はご想像にお任せします(笑)。ちなみに、この時に外で1回。空港でも1回。そして羽田へ向かっている機内でも(ちゃんとトイレで…)1回程やってしまいました…。相当体調が良くなかったようですね。流石に皆から心配されましたが、特にその後の予定には支障が出なかったので良かったです。
ちなみに、この後の予定は…というと、個人的なものになってしまいますが、お昼過ぎから埼玉県の日高市は、日高総合公園にて、ボーカル・ギターのさばいばる伊藤さんのライブに参加しなければならなかったのでした。羽田空港に到着するなり、すぐ電車に乗り込み、武蔵高萩という駅まで約2時間の旅…。札幌のホテルから換算すると、約6時間の長旅によって着く事が出来ました。流石にその頃には、気持ち悪さも収まり、ライブも順調に済ませる事が出来たと報告しておきましょう。
そして、この日の夜には経堂 Crazy Love でライブへと出向き、次の日の昼には、TRI4TH の横浜でのライブ〔札幌ツアー後の JOYNUS 横浜店インストアライブ参照〕に繋がるのです。一体自分は、どんなスケジュールを組んでいたのでしょうか…(笑)。改めて見ると、ハードな日程を過ごしてきたなと思いますが、同じくらい、得た物も大きかったのです。まだまだ TRI4TH のツアーは続いていくのですが、結束的にも心身的にも、一回り大きくなれたツアーだったように思いました。本当にお疲れ様でした!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆Sapporo City Jazz のHP…http://sapporocityjazz.jp/
☆CROSS HOTEL 札幌のHP…http://www.crosshotel.com/sapporo/
★3月30日(土)自由ヶ丘 Cafe Spoon Bread
Open…19:00~、Start…19:30~、2ステージ
Charge…2500円(1ドリンク付き)
Member…(Key)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
ピアノトリオの、自由ヶ丘 Spoon Bread での再演です。前回も好評で、早速
2ヶ月越しにですが、ブッキングをさせて頂きました。オリジナル曲は勿論の事、
新しく作品として出すカバー・アルバムからも、沢山お送りしていきたいと思い
ます。そして、最近はあまり新曲…というものをやっていないので、そろそろ
何曲かお届けしていきたいですね。折りしも、自分はスペイン旅行をしてきた
ばかり…。多くの刺激を受けてきた事は間違い無いので(笑)、それが新曲
という形で生かせればと思いますね…。どうぞ楽しみにしていて下さい!
詳細は以前と殆ど同じです!…ミュージック・チャージは1ドリンク付きでの値段となっていますので、気軽にお越し頂けたらと思います。流石に、この日までに新しいCDが発売になる事は無さそうなので、代わりに新曲を何曲か披露出来ればと思いますね(…とは言え、まだ完成していませんが…笑)。張り切ってやっていきましょう。よろしくお願いします!
そして、カバー・アルバムのCDジャケットも、ほぼ最終案が決まりました!…タイトルも決まりまして、『ReInterpret the passage』といいます。少し造語が入っているのですが、平たく言えば「楽曲の再解釈」的な感じで、初カバー・アルバムへの意気込みも表しております。
着実に、発売が現実的なものになってきて、嬉しい限りです。早く皆さんのお手元にお届けしたいですね。もう少々お待ち下さい。そして、ライブもよろしくお願いします!
折りしも昨年末頃には、築50年と言われる本校舎が役目を終えて、現在は取り壊しの真最中のようです。OB を含めた現生徒達は勿論、自分でさえお世話になった(むしろ、自分達の両親の世代から存在してた…という事ですよね)この本校舎…。少し遅れてしまいましたが、最後の姿を見届けられたのも良かったです。
さて、セッションは13:00頃から始まりました。場所は、ジャズ研究会の30周年〔立教新座高校ジャズ研究会、30周年祝賀会参照〕の時にも使われた、セントポール・スタジオにて…。この日は17:00頃まで使えるとの事で、たっぷりとその世界に浸かる事が出来るでしょう。用意された曲は数多くあり、どれもが一応、ジャズ・スタンダード!…と呼ばれるものばかりです。最初は“Now's The Time”(定番…笑)から始まり、“But Not For Me”や“Autumn Leaves”等は勿論、ファンキー系の曲として“The Chicken”や“Chameleon”等、ジャズ研であった身ならば、思わずニヤリとしてしまいそうな曲をどんどん演奏していきます。
それにしても大変だったのが、ピアノが1年生を除いていなかった…という事でした。何故そのような事になったのかは分かりませんが、お陰で、1年生が弾けない曲(要するに殆ど…笑)は暫くはほぼ自分が担当するという、なかなか酷な状況になっていました…(笑)。それでも、現役生と演奏するのは勿論、卒業生と演奏する機会等はまず無いので、素直に、楽しくやらせて貰いました。特に、卒業生は自分が教えていた時期に比べて、皆レベルが飛躍的に上がっていたので、その部分でも驚くと同時に、良い刺激を与えて貰った感じでしょうか。
自分が現役生の時は、こういった行事は殆ど無かったのですが、現在のジャズ研究会では積極的にこういった機会を作っていこうとしている風潮が見られるので、是非ともまた機会を設けて貰いたいですね。当時は気付きにくいのですが、絶対に為になる時間だと思いますし、何せ高校生の伸び率は高いですからね(笑)。そして、ジャズを演奏する事の楽しさが少しでも分かって貰えたら何よりです。どうもお疲れ様でした♪
☆立教新座高校ジャズ研究会のHP…http://jazz-rikkyo-hs-2012.jimdo.com/

5月16日(木)