番組が始まってから32年間…というと、自分が2歳の頃から始まっていたわけで、物心ついた時には既に“やってて当たり前”の番組でした。学生…特に小学生の頃は、祝日で学校が休みになると、日曜に放送されていた増刊号ではなく、通常の生放送時の『笑っていいとも!』を楽しみに、その日のお昼を迎えていたのが思い出されます。
何だか寂しくなりますね。今まで当たり前だったのが、ある瞬間から当たり前ではなくなる…というのは、本当に大きな変化になってしまうのだと思います。しかし、この最終回の放送も、いつも通りの進行、そしていつも通りの「また明日も見てくれるかな?」の掛け声で締めてくれました。自分に例えると、ピアノを始めたのが3歳からだったので、今年度で32年間続けている事になるわけですが(半年くらい休んでいた時はありましたが…)、このピアノが弾けなくなる時が来る時、いつも通りにその瞬間を迎えられるでしょうか…。自分は恐らく無理です。それこそ、『タモリ倶楽部』が終わってしまうくらいのショックを覚えるかもしれません(笑)。
そもそも、タモリさんの番組で言えば、『タモリ倶楽部』に出るのが昔から夢です(笑)。
…と、ちょっと取り留めが無くなってきてしまったので(笑)ここまでにしまして、この番組を見て、自分が楽しく過ごせていたのは事実です。遠くから、32年間の楽しい時間に感謝をしたいと思います。ありがとうございました!
谷川俊太郎「そのあと」
そのあとがある
大切なひとを失ったあと
もうあとはないと思ったあと
すべて終わったと知ったあとにも
終わらないそのあとがある
そのあとは一筋に
霧の中へ消えている
そのあとは限りなく
青くひろがっている
そのあとがある
世界に そして
ひとりひとりの心に
僕は「あと」は「後」とも「跡」ともとれるような気がしています。
いえいえ、まだまだタモリ倶楽部には適いません。
あの番組も32年間やってますから、せめて追いついてから
比較しなければいけないと思っております(笑)。
>にーにさん
凄い!…ありがとうございます。
読んだ後の余韻が残るような詩ですね。