名古屋でのライブ会場は、伏見にある JAMMIN'。以前、自分達のワンマンライブも行わせて頂いていて、恐らくこれからもお世話になる事でしょう。さて、この『HORONS RIOT』と冠した2マンライブは、東京〔TRI4TH × カルメラ『HORNS RIOT』ライブ、東京編参照〕で今年の2月26日に開催したのを皮切りに、5月にはCDリリースと併せて大阪でもやらせて頂きましたが〔TRI4TH × カルメラ『HORNS RIOT』ライブ、大阪編参照〕、ひとまずは今回の名古屋編でファイナルとさせて頂く事にもなっていて、以前から多くの方に注目されていたようです。
ステージに立ってみて、その事が本当によく分かりました。この日のライブを楽しみにお越し頂いた沢山の方々からのその眼差し、そして期待感で会場の熱量が凄い事になっていたのです。会場から溢れ出すパワーを受け、先攻自分達も思い切り演奏させて頂きました。そしてそれは後攻のカルメラも同じ事。いつもに増して凄い熱量のライブを繰り広げていき、この日ならではの空気感があったように思いました。
最後には、皆さんお待ちかねの2バンドコラボによる“HORONS RIOT”演奏。今までに何度か一緒に披露してきましたが、この日の“HORONS RIOT”が最強に熱かったような気がします…。それぞれトランペットバトルやサックスバトル等があり、お互いの音に呼応するかのように繰り広げていく様は、バトルと呼ばれるものの、皆で協力して起こしいくムーブメントの暴動と言うに相応しい時間でした。本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました!
次の日、TRI4TH 一行は朝6:00にホテルを出発し、一路中津川へと向かいました。前述したように、この日はロックより激しいジャズバンドを公言する TRI4TH にとって念願の、初の本格的ロックフェスへの出演、『中津川 THE SOLAR BUDOKAN』に向かう為でした。岐阜県の中津川公園が会場となるこのフェスは、シアターブルックの佐藤タイジさんが主催となっていて今年で6年目を迎えるもので、運営に関わる全ての電力を太陽光でまかなうというのが大きな輪特徴となっています。環境に優しく、そしてファミリー層にも楽しんで貰えるような会場運営にもさせていて、とても楽しみにしていた1日でした。
TRI4TH はモーニングライブという、会場オープンと同時に入口近くにあるステージでライブを行うというスケジュールになっていました。これは、エントランスを抜けた沢山のお客さんが必ずこのステージ前を通るという動線にもなっており、自分達の名を多くの方に、そしてロック好きやフェス好きの方々に知って貰えるチャンスでもあったのです。…とは言え、そのライブ時間が朝の10:00からであった為に、どれだけの人に来て貰えるのか、不安でもあったのですが、蓋を開けてみれば本当に沢山のお客さんに足を運んで貰えて、とても盛り上がった時間となりました。自分達はジャズバンドではありますが、今まで培ってきたパフォーマンスは、ここ中津川のロックのフェスに爪痕を残せたのではないかと思います
ライブ後、会場内を散策したり、他の出演バンドを見たりしましたが、やはりこちらも刺激的な時間。やはり大型ロックフェスに出演しているバンドの生のライブは、自分達の音楽表現にも大いにフィードバックが出来そうです。これからの活動に役立てつつ、今後に繋げていきたいと思います。今回の模様は、またツアー日記として綴っていきますので、また気長に(笑)お待ち下さいませ。どうもお疲れ様でした!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆カルメラのHP…http://www.calmera.jp/
☆伏見(愛知)JAMMIN' のHP…http://jammin.l.c-o-a-l.jp/admin.usr/index.obj/
☆中津川 THE SOLAR BUDOKAN のHP…http://solarbudokan.com/2017/
昨日は自分はお店のオープンより早めに来て、楽器やマイク等の音響機材関係のセッティングを行っていました。移動式という事なので、新たな場所に行く度にこの作業を行わなくてはならなさそうですが、月に2、3回程の営業であれば、これくらいでも良いのかもしれません。しかし音響面で言うと、お店によって環境が全く異なりそうなので、セッティングの度に手こずりそうな気もするのですが、これも営業を進めていく内に慣れてくるのかもしれません。…ひとまず今回も、なんとか演奏開始前に滑り込んでセッティングを終える事が出来たのでした。
今回は、ボーカルに Uecchi さんと白石恭子さんを迎え、更には飛び入りゲストという事で、ボーカルのティファニーさんを交えてお送りしましたが、ここに持ってくる機材を最小限に抑えた為に、マイクケーブルが1本しかなく、そして皆さん御自分のマイクを持ってきて頂いていたので、ボーカルが変わる度にケーブルのチャンネルも入れ替えるという自体が発生してしまいました。なかなか慌ただしかったですが、マイクケーブルは今後は追加させるという事で、これは解消されるでしょう。また、本番直前でスピーカー位置を変える等、やはり実際に音を出して、これらの問題点が見えてくるという部分もあるので、これから徐々に慣れさせる必要があるかもしれないですね。勿論、演奏が始まってしまえば、いつもの Kuro らしさが出てきていて、いつもの盛り上がりを見せていくのでした。この雰囲気、やはり懐かしい感じがしたものです。
また、新たにお店がオープンという部分に目が行きがちでしたが、この9月は Kuro の周年の月でもありました。昨年の周年の時〔Kuro は開店13周年!参照〕に、これまでのお店の周年の記事のリンクを貼らせて頂き、更なる盛り上がりを…と書いた記憶がありますが、レギュラー営業を終え、新たな営業展開に突入した Kuro を演奏者としても今後、共になって盛り上げていきたいと思う次第でもあります。新たに何かを始めるという時は、それなりの問題点は付きものでもありますが、時間と共に改善していき、良いお店にしていきましょう!…来月は今度は赤坂で開催。どうぞ楽しみにして頂きたいと思います!
☆Members Live Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp/
タイムテーブル上では Nautilus は片町きらら広場というスペースで16:20〜17:00、TRI4TH は金沢駅前の象徴、もてなしドーム内にて18:00〜18:40でした。2つの演奏スペースは離れてはいましたが、車を出して貰えるという事で、移動は10分もあれば大丈夫との事…。そもそも今回のタイムテーブルはイベント主催の方から組まれているわけですし、特に問題無いと思っていました。しかし、この時は日本列島に台風が接近していた関係で、直前でプログラムが大幅に変更。Nautilus の出演時間は16:40〜17:20になってしまいました。他のバンドは出演時間自体も短くなっていたので、出演時間の維持は有り難い感じでしたが、よりタイトな移動になったのは間違いありません。若干ドキドキではありましたが(笑)、なんとか問題無くやり遂げられたとは思います。
Nautilus も TRI4TH も大盛況でした。やはり、ジャズという音楽が金沢の街には根付いているのでしょうか。じっくり聴く人もいれば、ノリにノって聴く人もいる等、聴き方は人によって様々でしたが、皆、楽しんでくれている雰囲気が大きく漂っており、演奏している自分達としても力を貰えて、より良いパフォーマンスに繋がった気がするのです。どちらも、今までに無いくらいの盛り上がりを見せ、この日限りの貴重なステージ時間を体験出来たのでした。
TRI4TH は2日目もありましたが、どちらにしろ2日目中には東京に戻る事にしていたので、初日の打ち上げは盛り上がりました。最初こそ別々のお店で飲んでいた双方のバンドでしたが、偶然にも2、3軒隣りのお店で飲んでいる事が分かり、徐々にメンバーをトレード?させながら飲んでいきます(笑)。最終的にはメンバー全員で記念写真。どちらも自分にとってはお馴染みのバンドですが、このように揃う事は稀なので、貴重な瞬間でもありました。
2日目は、やはり台風の影響で、こちらは演奏場所も変更。当初は野外ブースでしたが、石川県教育会館というホール内に変更となりました。…恐らく、自分達のように他の場所からここに移ってきたバンドも多かったのでしょう。演奏時間も30分と短くなりましたが、何故か転換時間が考慮されておらず、時間はどんどん押していき、自分達の出番は予定より45分も遅れて始まりました。
それでも多くの人が自分達のライブを待ってくれていたようで、ここでも素晴らしい盛り上がりを体験する事が出来ました。ホールという座席が設置されている場所とは言え、最初の掛け声で皆さん立ち上がってくれて、さながら大きなクラブのような雰囲気でライブを展開していったのでした。年齢層も幅広く、多くの方に楽しんで頂けました。とても有り難かったです。
非常に良い経験をさせて頂いた金沢ジャズスストリート。Nautilus は初、TRI4TH も2回目という金沢でのライブでしたが、音楽好き、ジャズ好きの人達が多いという事を改めて実感。またツアーで来れたらと強く思ったものです。そもそも Nautilus が呼ばれたのも、どうやら金沢ではアナログレコードを聴く人が多いらしく、そこに目が止まったのだとか。これが DJ シーンに繋がっていくと、TRI4TH の「踊れるジャズ」という側面とも繋がっていく気はします。また何か次の機会を期待しつつ、金沢の地を後にしました。どうもありがとうございました!…この詳細はまた、ツアー日記で綴っていきたいと思います!
☆金沢ジャズストリートのHP…https://kanazawa-jazzstreet.jp/
☆Nautilus のHP…https://www.nautilusmusic.net/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
Motion Blue は言うまでも無く、自分達の節目節目のタイミングで昔から大変お世話になっているライブハウスです。最近ですと、前フルアルバムの『Defying』の時にも出演させて頂きましたが〔TRI4TH、CD『Defying』リリース・パーティー参照〕、あの時より早い予約段階でのソールドアウトとなっていたのは、自分達も成長が出来てきた証し…と言って良いのかもしれません。満員御礼のお客さんに出迎えられてステージに上がった時は、改めてバンドを続けてきて良かったと思えた瞬間でもありました。
さて、「踊れるジャズ」を全面に掲げている自分達にとって Motion Blue の着席スタイルでのライブというのは、もはや珍しい部類に入ってきています。これはメンバーも十分承知していますが、今回は敢えてリリース・パーティーを Motion Blue に選んだのは、やはりここは特別な場所という認識が強い為だと思います。今までクラブ仕様で、ガンガンに盛り上げてきた自分達ですが、このような着席スタイルでも盛り上げられる手応えを感じてもいたのです。
そこで今回は、このようなスタイルのライブを“BLUE EDITION”と名付けさせて頂きました。このスタイルでのライブは11月12日(日)のブルーノート名古屋でも予定されていますが、まずは Motion Blue で今回のスタイルを構築していきたいところで、今まで以上にかなり気合いを入れた初日のライブでもあったと思います。
“BLUE EDITION”となると、選曲もいつもと大きく変わってきます。これまで数多くのライブをこなしてきて、ある程度のセットリストも型に入ってきてはいたのですが、これはあくまでもスタンディングを前提としてあるので、これはまた1から作り直さなければいけないと思っていました。また、久し振りに演奏する曲目も入れたいところですが、この日は“BLUE EDITION”と同時に“リリース・パーティー”でもあります…。過去最高に激しく、そして熱量が高いアルバムとなった『4th Rebellion』の世界観を、どう着席スタイルとして見せていくのかが鍵となるライブになったのでした。
正直、今回のセットリストは本当に難航し、今まで一番時間が掛かったのではないかと思うくらいでした。それはまるでパズルのようで、この曲をやるなら、この曲は外そう…とか、片方のステージに『4th Rebellion』の収録曲が固まってしまっている…とか、過去の曲を取り入れてみるものの、改めてリハーサルで他の曲と通してみると、世界観が違い過ぎてメンバー自身が納得いかない…等々、本当に苦労させられました。その段階を経ての今回の曲目は、本当にこの日の為に作られた非常に特別なものであったと思います。今後のツアーで更にブラッシュアップさせて臨んでいくと思われますが、ワンマンツアーでは今回と異なり、1ステージ1本勝負になると思うので、また違うセットリストになっていく気がします。そうなると、今回はますます特別なセットリストなのだと言えるかもしれませんね。ちなみにこの日は、『4th Rebellion』の曲目を全曲披露させる事が出来ました。
今回自分は、TRI4TH では貴重となったグランドピアノで演奏させて頂きました。この状況もまた特別と言えるものでしょう。CD『4th Rebellion』は全曲グランドピアノで録音はしているので、ピアノに関してはよりダイナミックな世界を再現出来ていたと思います。また、それ以外にも久し振りの曲として“Everybody Knows That”を演奏。グランドピアノならではの美しい音色をお届けさせて頂きました。
…さて、着席スタイルとは言え、やはり皆、踊りたくてウズウズしている筈…。写真を見て既にお気付きかもしれませんが(笑)、勿論、最後には皆で立って、踊り狂って頂いたのでした。フロアを揺らす沢山のお客さん、それに呼応するかのように、自分達のホーンサウンドも熱量高めにブロウしていきます。この変化は自分達 TRI4TH にしか出来ない事だとも思っているので、皆さん十分に楽しんで頂きたい時間でもありました。
なんだか、あっという間に最後の曲になったような気がしたのですが、それは多くの方が同じく感じていた事でしょう。11年目に突入した TRI4TH ですが、今年は特に色々な新しい経験をさせて貰っていて、更に多くの経験を積んでいきたいと思っています。ある時はロックフェスにも出演し、ある時は今回のように、着席スタイルのライブもしっかりと満足して貰えるように出来る…。まだまだ TRI4TH はこんなものではないという事を、今後更に証明していきたいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします!
こうして、アンコールに自分達の代表曲“Dance 'em All”を演奏し、今回のライブは無事に終了となりました。本当に楽しい時間でしたし、また新たな扉が開けたライブにもなっていたと思います。勿論、今後のワンマンツアーでは、今回とはまた異なった方向性のライブを行わなければいけませんが、今回が大きな経験になった事は確かでしょう。これからのライブにもどうぞご期待下さい。そして、11月16日(木)のツアー・ファイナル、渋谷 Club Quattro まで駆け抜けたいと思います。皆様どうぞよろしくお願いします!…Motion Blue Yokohama ライブ、どうもありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Motion Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp
今回もステージ上に出演者控えのテーブル、椅子を設ける(MCマイク常備)というスタイルで進めていきました。当初、このスタイルを初めて取った時はステージの段取り等、決めておく事が多々あって大変だったのですが、今では慣れたものです(笑)。やはり、続けていく事には意味があるという話しは正しいのかもしれません。いつもの通り、ステージが始まる前にはこのテーブルで乾杯をしておきました。
…ちなみにこの日は、カープの優勝がかかった試合のある日でもありました。その為か、丸本さんの中で多数を含めるカープファンのお客さんが、軒並み欠席という事態をもたらせてしまいましたが、それでも丸本さんは“Fifteen”を含めて歌い続けました。お客さんは少なめであれど、店内には一体感が溢れ、とても和やかなムードでステージは進められていたような気がします。
このライブでは自分のソロピアノコーナーもありましたが、先程の丸本さんが見せたカープへのストレートな表現を見ていると、やはりこちらもストレートな曲で攻めたくなります(笑)。今回は、先日の自分のソロピアノライブ〔竹内大輔、4回目のソロピアノライブ参照〕で初めて披露した、チックコリアの“Brasilia”と、自分のオリジナル曲“Gare de Chasse-sur-Rhône”をやらせて頂きました。楽しい時間でした。
また、丸本さんと又吉君とのコラボ曲も、ビートルズの“A Day In The Life”という、とても挑戦し甲斐のある曲をやらせて頂きました。この曲、久し振りに聴いたらアレンジがすさまじく、どうやってこの3人で再現したら良いのか悩まされましたが、3人なりに、上手く曲の世界観が表現出来たのではないかと思います。
そしてもう1曲はオリジナルの新曲ですが、今回は自分が曲のコード進行を作って、丸本さんと又吉君がメロディと歌詞をのせるという、共同作というプロジェクトでやらせて頂きました。これが色々と難航し、結局は曲が完成したのは当日の朝という感じだったのですが、本番直線のリハーサルで更にアイデアを絞り出し、ようやく本番で演奏する事によって、本当の完成が構築出来たと言っても良かったかもしれません。難産でしたが、ここから演奏を繰り返す事によって熟してくる曲だと思います。今後が楽しみです。
こうして、アンコールも含めて全19曲のライブは終了しました。ついついMCで沢山喋ってしまうので、これでも前回より曲数は減らしたとの事ですが、とてもボリューム感のある中で、お客さんと一緒になって盛り上がっていく空気感が心地良かったです。どうもありがとうございました!…ちなみに、この日にカープの優勝は決まりませんでしたが、丸本さん曰く、これで自宅で堂々と優勝の瞬間をテレビで見れる!…との事だったので、良かったのかもしれませんね。そして、また優勝した際には特別なワンマンライブが行われたりするのでしょうか(笑)。楽しみにしています。お疲れ様でした!
☆丸本達也さんのブログ…http://blog.livedoor.jp/waits2/
☆又吉康人君のブログ…http://ameblo.jp/diary-iris/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
店内に掲げられていた、ジミ・ヘンドリックスのステンドグラス作品。このお店に来るのが初めての筈のベースの中司さんが、この作品を以前見た事があったらしく、不思議に思っていたらしいのですが、なんとお店のママが中司さんと同じ富士市出身で、以前、この作品は富士で飾られていたとの事。しかも、この作品はママのお兄さんが作られたという事もあり、一気に話しが弾んでしまったのでした。
縁とは不思議なものでもありますが、ここで出会ったお客さんも、このライブが企画されたからこそ生まれた縁でもあります。この日はバースデー・ライブという名目でしたが、縁と縁を繋げる切っ掛けになる空間という印象が、今回は特に表れていたような気がしました。
勿論、ライブ中には2人へのバースデー・ケーキ進呈も行われます。誕生日が近いこの2人が同じバンド内にいるというのもまた縁…。改めて、おめでとうございます。
また、今回はフルートの Izumi さんが今までメロディをあたため、この日のお昼に急遽譜面に書いて仕上げたという新曲、“Pescado Rapido(スペイン語で「すばしっこい魚」という意味らしいです)”という曲をやらせて頂きました。この日に出来上がったばかりの、正に生まれたての曲でしたが、弾楽の新たな代表曲に仕上げていければと思いますね。…色々な縁、そして、色々な人、曲のバースデーにもなった1日でありました。どうもありがとうございました!
☆西麻布 Bar Jubilee のHP…http://jubilee.bar/
前回のセッションから2ヶ月も経ってないくらいだったので、演奏する曲も半分以上は前回からそのまま引用させました。しかし、この形はライブ内容を更にスキルアップさせた事になり、メンバー感の意志の疎通や、音の掛け合い等、やはりライブ頻度というのはステージに直接影響するものなのだと改めて感じました。
趣向を凝らした部分もあり、例えば前回は海内、いや、サックスの海野さんと自分でデュオ編成で演奏した場面がありましたが、今回は逆に海野さんを除いた4人で演奏する場面を作る等、ステージ上にも変化を出していきました。曲は、ミシェル・ペトルチアーニの“Looking Up”で、最近、よく演奏する機会がありますよね(笑)。
…ステージの運びとしては、前回よりギュッと締まった感じがあったのですが、どこかで長く喋ってしまっていたのでしょう。結局、ステージの終わりは22:30頃になっていました。もしかしたらステージ上からビールを頼んでしまったせいかもしれませんが(左上写真参照)、そんな緩さをメンバー全員が容認しているところが、この内内メンバーの良いところでもあるのです。また集まれたら良いですね。どうもありがとうございました!
☆川内啓史君のHP…http://music.geocities.jp/k2_bassman/k_top.html
☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
中州ジャズは9月8日、9日の2日間行われていて、TRI4TH はなんと初出演にて2日間のどちらも出演という、大変有り難い機会を与えて下さっていました。それぞれのステージは別の場所となっていましたが、1日目の BLUE ステージは野外だった事もあり、上写真の通り、凄い人で溢れていました。勿論、盛り上がり度も最高で、初出演にしてこのような光景が見られた事に驚きつつ、とても嬉しかったのでした。
2日目は Brooklyn Parlor というお店にて、所謂ライブレストランのような場所でのステージとなりましたが、やはり大勢の方にお越し頂き、本番中は入場規制が掛かってしまったとの事です。とても注目されているこのイベントへの出演は、2日間とも、本当に多くの方の目に触れる事が出来たと思います。ステージはそれぞれ30分という短い時間ではあったのですが、TRI4TH らしい熱量全開のライブパフォーマンスは、中州の地に爪痕を残せたのではないかと思いました。持っていったCDも全て完売。どうもありがとうございました!
…そして、その翌日の9月10日には、場所を大阪は心斎橋の JANUS へと向けて、ADAM at との2マンライブを行いました。ADAM at も1日目の中州ジャズに出演しており、大阪の日の前日には岡山でライブだったそうです。別の場所でまた再会するような感じがまた面白かったのですが、どちらもインストバンドでの2マンという事で注目度も高く、ここでも沢山のお客さんにお越し頂けました。
ここでのステージの最後には、TRI4TH と ADAM at のコラボステージも実現。ステージには双方の出演者が出揃い、貴重なセッションが行われたのでした。とても楽しい時間をありがとうございました!
大阪でのライブも含め、このライブの3日間は、まだ TRI4TH のライブを見た事が無いという方に対して自分達のパフォーマンスを余す事無く見せられた、とても大事な期間だったと思いました。ライブは盛り上がりましたが、これから更に良くさせていきたい部分も多く見つけられ、とても勉強になった良い機会でもありました。
この遠征の直前にリリースされたCD『4th Rebellion』のリリースツアーもこれから始まるという事で、今回の経験を生かし、よりブラッシュアップさせていければと思います。どうぞよろしくお願いします!…多くの方にお会い出来た、素晴らしい遠征になりました。どうもありがとうございました!…今回の模様も、後にツアー日記として詳細を綴っていきたいと思います!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆ADAM at のHP…http://adamat.info/
☆中洲ジャズのHP…http://nakasujazz.net/
まずは、先日の『すみだジャズ』〔TRI4TH、6年連続のすみだジャズ出演!参照〕でもお世話になっていた、タワーレコード錦糸町店からスタート。早速、ジャズコーナーでは無い場所での棚の角部分にCDが展開されていてテンションが上がります。しかもお店の入口に近い場所でもあったので、これは色々な方が目にする事が出来るかもしれません。とても有り難かったです。そして、すみだジャズの時に揃わなかったメンバー全員のサインでしたが、この日、この方(右上写真参照)のサインを揃える事で、やっとコンプリートする事が出来たのでした。お疲れ様でした!
続いて向かったのがタワーレコード秋葉原店。ここでは同日リリース日でもある、自分達にとってもお馴染みのバンド、JABBERLOOP のCD『NEW』と隣り合わせで展開されていました。また、近い界隈では LOTUS LAND というバンドのCDも同日リリースでしたが、なんとこの秋葉原店では、やはり店舗回りをしていた LOTUS LAND のメンバーとお店でバッタリ…。一緒に写真も撮らせて頂きました。何だか嬉しかったです。
そして、タワーレコード渋谷店。以前から、最も力を入れて頂いている場所と言っても過言ではない店舗で、今回も大々的に展開をして下さっていました。ここのジャズフロアは6階になりますが、今回もお店の1階にも棚を陳列。そして近いうちに3階でも展開して下さるそうです。6階には2ヶ所も、自分達 TRI4TH 専用のブースを用意して下さっていて、本当に有り難かったです。
ここではメンバー1人1人のコメントやサインを沢山の場所に書かせて頂きました。複数箇所に貼られていると思いますので、お越しの際には是非とも探してみて下さい。そして、この店舗はやはりジャズがとても充実している事を改めて感じさせてくれました。自分達だけではなく、色々なバンドの音を探す旅に訪れたくなってしまいますね。
この次に寄ったのは、タワーレコード新宿店。ここもジャズが充実している店舗でもありますが、ここでも JABBERLOOP と仲良く展開。他のお店でもそうでしたが、先日、自分達が表紙を務めたジャズ雑誌『JaZZ JAPAN』〔TRI4TH、『JaZZ JAPAN Vol.85』に、表紙抜擢!参照〕も一緒に展開されているのは嬉しかったです。
そしてタワーレコード池袋店。ここで、この日のお店回りは終了となりましたが、ここも昔から自分達を応援してくれる店舗の1つです。しっかりと、丹念にサインとコメントを書かせて頂きました。また、このお店では自分の母校の後輩(…というか教え子と言いますか…)が働いていて、久し振りに再会出来たのも良かったです。今でもこうした関係性が築けているというのは何だか有り難いですよね。
…急ぎ足になってしまいましたが、ひとまずメンバー全員では合計5店舗のお店回りをさせて頂きました。各店舗で個性を出して陳列させて下さるのがタワーレコードの特徴でもあり、面白いところで、今回も色々なお店で自分達の作品を目にする事ができ、本当に光栄でした。是非皆さんもお店に気軽に足を運んでみて下さいませ。ありがとうございました!
そしてこの日は、更に自分達の作品を世に知って貰うべく、自分達の活動により気合いを入れさせる1日もなったと思います。メンバーもお疲れ様でした。そして、引き続きどうぞよろしくお願いします!
☆タワーレコードのHP…http://tower.jp/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
先日の日曜日は、昨年の11月〔竹内大輔、3回目のソロピアノライブ参照〕以来となる自分名義のソロピアノライブをやらせて頂きました。場所はお馴染みの南青山 ZIMAGINE で、こちらに場所を移転してからは初めての試みとなりました。
今回はお店に対して1つのアイデアをぶつけてみました。それはピアノをステージからフロアに降ろし、客席をピアノの周りに囲んでしまおうというものです。ピアノの周りを客席が囲むというスタイルのお店は特に珍しいわけではないですが、普段はステージ上にあるピアノの位置を客席に持っていくというのは新鮮で、お客さんとしても、より近い位置で、言うならばステージと客席の垣根を無くした空間にしたと言っても良いでしょう。実際、お店としても快く引き受けて頂き、それならばピアノの蓋も取りましょう、そしてノンマイクで生音でやりましょう…という提案も頂いたのでした。…正に、お客さんと自分だけの空間がここに生まれ、これまで自分が挑戦した事のないソロピアノライブが出来上がったのです。とても刺激的であり、よりピアノに真摯な姿勢で臨めたライブになりました。
ソロピアノライブも4度目になると、色々な試みを入れてみたくなるものです。その内の1つとして、今回は 1st ステージの曲を全部繋げて、メドレー形式でお送りする事にしてみました。1曲1曲は少し短めで演奏し、曲の繋ぎ方は殆どが、その場の即興でやっていきました。曲目は自分のオリジナルが多めでしたが、中にはジャズスタンダード曲も入れ、程良いバランスでお届けする事が出来たのではないかと思います。
繋げていく順番も含め、選曲は事前に決めていましたが、TRI4TH の楽曲としてもお馴染みである“Green Field”は、2曲前にお送りした“Everybody Knows That”を演奏中にふと「弾こう」と思い、急遽セットリストに組み込んだのでした。ここでも即興の発想が生まれ、自分ならではのメドレー演奏が披露出来たと思います。
2nd ステージは、どちらかというと1曲1曲丹念にお送りしていきました。最近の自分の新曲である“Gare de Chasse-sur-Rhône”等のオリジナル曲をソロピアノでお送りするという挑戦もありましたが、カバー曲として、“Spain”や“Armando's Rhumba”等のチック・コリアの曲も多くやらせて頂いたのが特徴の1つだったようにも思います。その中で自分の初挑戦の曲として、やはりチック・コリアが作曲した“Brasilia”という曲がありました。この曲はメロディは勿論ですが、特に音と音のハーモニーが大変美しい曲です。自分としてもハーモニーを意識した曲作りというのは、これまでやってきたつもりでしたが、この曲を聴いて、自分はまだまだ意識が足りないな…と思わせるような、そんな曲でもあったのでした。その意味も込めて今回は演奏。とても良い時間になりました。
今回のライブは有り難い事に満員御礼、そしてアンコールもやらせて頂きました。アンコール曲は前回大好評だった、映画『Nuovo Cinema Paradiso(ニューシネマ・パラダイス)』の挿入曲のメドレーを演奏。この日も良い雰囲気でピアノと向きあう事が出来ました。
たっぷりと時間を取ったステージでしたが、終わってみるとあっという間で、確かな手応えも感じられたライブになりました。今回は4度目のソロライブでしたが、常に新しい事に挑戦していきたいという想いがあり、その部分も自分なりに何とか消化出来たように思います。そして、その時間を沢山のお客さんと過ごせた事に、改めて感謝の1日となったのでした。どうもありがとうございました。今度のソロライブはいつになるか分かりませんが(笑)、また必ずやっていきたいと思います!
この経験はトリオという編成にも生かせる事でしょう。そんな竹内大輔トリオの今度のライブは10月7日(土)、銀座 No Bird で行われます。スタインウェイのグランドピアノと、お店のエレガントな雰囲気を是非とも楽しんで下さいませ。どうぞよろしくお願いします!
●今回のセットリストです!
・1ステージ ・メドレー
[Guernica(オリジナル)〜My Favorite Things〜
Looking Up〜Everybody Knws That(オリジナル)〜
Water Lily(オリジナル)〜Green Field(オリジナル)〜
時の回廊〜Monte Fiesole(オリジナル)〜
Casa Familia(オリジナル)〜Take The A Train]
・2ステージ 1、Spain
2、Gare de Chasse-sur-Rhône(オリジナル)
3、Night Sun In Blois
4、Armando's Rhumba
5、Brasilia
6、From East(オリジナル)
・アンコール ・Nuovo Cinema Paradiso メドレー
[Chinema Paradiso〜Childhood and Manhood〜
Maturity〜Love Thema]
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine