先攻は AJIGUL から始まりました。一見すれば、尺八がメロディをとって、ピアノが伴奏を担当するように思えますが、特にお互い固定というわけでもなく、幅広い演奏をとっていきます。そこに加わる和太鼓はまた迫力満点で、繊細な部分とパワフルな部分とがバランス良く交ざった心地良い音楽が提供されていきました。
また、AJIGUL のステージにはゲストとしてベースの関谷君も加わって演奏する場面もありました。抽象的なものとリズミックなものを1曲ずつ行い、それぞれベースで表現出来る事を駆使して、その場を盛り上げていっていました。和魂洋祭らしさに溢れた時間だったと思います。
そして黒船の出番になりました。今回のステージはお昼の時間帯という事もあって、いつもより少し短めになっており、セットリストの流れも、通常より少しギュッと凝縮されるような感じで進められていったように思います。
その中でも、今回は新曲をお送りする事が出来ました。黒船のレパートリーの特徴に、民謡のアレンジ曲や、自分達のオリジナルを積極的に取り上げるというものがありますが、もう1つ、ジャズ系のカバー曲を取り上げるという側面も持ち合わせています。今回はそちらに力を注ぎ、ウェザー・リポートの楽曲“Birdland”を黒船アレンジを施して演奏してみました。このアレンジにはだいぶ時間が掛かり、完成までは本当に時間を要したのですが、多くのお客さんの前で披露する事によって、苦労が報われた瞬間でもありました。手応えはあったので、更に演奏を熟させていきたいところですね。
和魂洋祭恒例のコラボタイムでは、お馴染みのレパートリーである“La Fiesta”に、尺八の辻本好美さんと和太鼓の大多和正樹さんに参加して頂き、大団円のような雰囲気で曲を盛り上げていきます。ドラムもいて和太鼓もいると、同時に色々なグルーブが進行しているような雰囲気にもなり、混沌としてくる反面、何だか心が沸き立つものがありました。その中で、ベース、津軽三味線、尺八のソロ回し等も展開され、とても面白い時間だったように思います。何度も演奏している“La Fiesta”ですが、毎回異なる印象になるところが楽しいですよね。和魂洋祭の奥深さを体感しつつ、良い締めの1曲となりました。どうもありがとうございました!
さて、黒船の次回のライブは恐らく年内最後となる12月10日(日)、渋谷 Last Walts にて行います。この日はワンマンライブとなります。時期CDアルバムへの構想も徐々に出てきた黒船…。ライブも然り、今後とも是非楽しみにして頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆AJIGUL のHP…http://www.ajigul.com/
☆渋谷 gee-ge. のHP…http://www.gee-ge.net
セーブポイントは「夢見る白雪姫」というコンセプトで貸切営業も行っているお店で、店内に入ると、成程、確かにメルヘンな要素が多分にあり、これはコスプレ欲も燃えてしまいそうな雰囲気ではありました。早速、Kuro ママもスタッフの皆さん、そしてお客さんも、気合いを入れて自分なりのコスチュームの準備にかかります。どうやら自分の衣装も用意してくれたそうで、右上写真のようなスタイルになりました(笑)。王子様なのか、安いRPGの勇者なのか、よく分からない世界観が形成されていきます。
更に、どこからかピコ太郎が加わりました(笑)。これで一気に謎の世界になる事が決定的になりましたが、楽しく演奏をお送りしていきました。まずは沢山のお客さんを交えて王子が乾杯発声を取らせて頂き(笑)、そしてステージの始まりです。TRI4TH Horns が家来的な感じに見えなくもなかったですが(笑)、ジャズスタンダードや TRI4TH のオリジナル曲等も少々交え、客席では白髭姫…いや、白雪姫に見守られながら、その熱量を高めていきました。
リクエストにもお応えしつつ、約45分ステージを2回、やり切りました!…自分達を初めて見るお客さんも多かったですが、手拍子をしてくれたり、大きな拍手で迎えてくれたりと、嬉しい事も沢山でした。TRI4TH もライブにも是非行ってみたいと仰って頂いた方もいらして、意味のあるステージにもなったと思います。どうもありがとうございました!
自分達が担当したのが1部という事で、このステージの後には、演奏メンバーを変えて2部へと進んでいきました。2部は Kuro に以前から出演している方々で、馴染みのお客さんとこちらも楽しい時間を過ごされていった事でしょう。何だかんだで、ハロウィンらしい時間を過ごせた1日になったと思います。お疲れ様でした!
☆Members Live Kuro のHP…http://www.livebar-kuro.jp/
☆石川町(横浜)セーブポイントのHP…http://savepoint.space/
8月19日(1日目)
静岡編の1日目となったのは、弾楽では何度も出演させて頂いている富士の Blitz Coffee にてでした。本当に雰囲気の良いお店で、いつも心地良くやらせて貰っています。この場所をツアーに組み込めたというのはなんとも有り難い話しなのです。お店としても弾楽を応援して頂いている事もあり、お店と一緒に盛り上げていけた1日になりました。とりあえず自分としては、ここに来たら駆け付け一杯の流れにしています(笑)。
前述の通り、この日は沢山のお客さんにお越し頂きました。そして、殆どの方が今までにお会いした事があって、やはり弾楽は静岡拠点のバンドなんだとも思いました。たっぷり2ステージという空間を、お客さんと共にリラックスした雰囲気でお送り出来たのではないかと思います。
この日は静岡のお客さんからしたら、自分達のステージングの変わり用に驚かれたのではないかと思います。それもその筈、既にツアーは始まっており、九州地区を中心に約1週間ほど自分達は共に過ごしてきました〔弾楽、西日本・九州ツアー(2016.7.30〜8.10)参照〕。ライブもほぼ毎日行われており、良かった店は伸ばし、反省点は次のライブに修正をかけたりして、日々ブラッシュアップを図ってきたのです。それらの成長の過程を、この日のお客さんは思う存分感じて頂けた事でしょう。
やはり1ステージ目が終わった後の反響は本当に大きく、色々な方に話しかけられましたが、そのどれもが、明らかに以前よりパフォーマンス力が増しているとの声でした。自分達としても長いツアーを経てからの馴染みの場所でのライブであり、成長した自分達の姿を早く見て貰いたかったという気持ちもありました。凱旋ライブみたいだったというのは、そんな背景があったからだったのです。
この日のライブが盛り上がったのは言うまでもありませんが、内容的にも、メンバーそれぞれのやりたい事がそのまま反映されているような、とても意味のある時間が過ごせたようにも思いました。弾楽でツアーをやってきて、西日本や九州で毎日のように演奏していると、自分達ではなかなか成長の度合いが感じられなかったりもするのですが、今までに何度も見てくれていたお客さんからのお声を頂き、改めて、自分達はちゃんと成長が出来ていたのだと感じられました。そして、こういった声を頂ける場所が弾楽にあるというのも、本当に感謝すべき事なのだと思います。ツアー・ファイナルに向けて、より一層気合いが入った1日になりました。どうもありがとうございました!
8月20日(2日目)
2日目は沼津市内にあるお店でライブの予定でしたが、前日、自分達は富士市内に宿泊していたので、地元の中司さんお勧めの昼ご飯処、そしてカフェ等に立ち寄りつつ、その後、のんびりと沼津に向かっていった感じでした。まずはお昼ご飯に訪れたのが、ホルモン焼きのお店、かとう食堂。随分と狭いお店でしたが(笑)、味は抜群。JR身延線の線路脇という環境もなかなか楽しいですが(笑)、この踏切を渡ったところにあるお好み焼きさんは、ここの大将の奥さんがやっているそうで、こちらは夕方からの開業。その代わり、かとう食堂は夕方までの営業にしているのだとか…。そんな情報まで教えてくれて楽しかったです。
この後は、富士山が望めるカフェ、土一揆というお店へ…。天気的に、残念ながら富士山自体は望めなかったのですが、自分は早々とビールを頂いてしまい、束の間のゆったりとした時間を楽しめました。この辺りは住所的には富士宮市になるそうです。
…さて、沼津市へと向かいましょう。富士から沼津は車で1時間も掛からなく、気軽に行ける場所でもあります。沼津市は、隣りの三島市と並んで、本当に弾楽でよく演奏をやらせて頂いた場所でもありますが、今回演奏で訪れる枯山水というお店は、弾楽のリーダーであるフルートのいづみさん、そしてタップダンサーの丹精君が、静岡で初めてライブをした所でもあるとの事。そこからの流れが弾楽というバンドに至っていると考えると、この場所こそ自分達の凱旋ライブといって良い場所なのかもしれません。バンドとしての成長もそうですし、いづみさんと丹精君にとっては個々の成長も見せる場でもあった事でしょう。より気合いが感じられたのは、そんな部分があったからだったのかもしれません。
枯山水は前日の Blitz Coffe と同じく、店内にグランドピアノが置いてあって、落ち着いた雰囲気のお店でした。ここでもやはり静岡の馴染みのお客さんに囲まれ、楽しく演奏が出来たと思います。個々の成長も披露出来たのではないでしょうか。ここでのライブが終わると、後は東京で行われるツアー・ファイナルを残すのみとなり、少々寂しくなる感じもしましたが、後は最後まで駆け抜けていきましょう。この日は静岡の皆さんに恩返しをするという意味も含めて、結構たっぷりと演奏させて頂きました。
ライブ後には、静岡の馴染みの皆さんと記念撮影。こうしたお客さんに支えられて、弾楽はまた静岡に戻って演奏をする事が出来るのです。静岡への感謝を感じられた2日間。また必ず立ち寄ると思います。どうぞよろしくお願いします!
…そして、自分はこの日のうちに新幹線で帰宅。前述のように、このツアーの残りは東京でのライブのみ…。これまで成長してきた事を生かして、全てステージに注ぐつもりで臨みたいと思いました。その模様は〔弾楽、1st.CD『和二咲ク水輪花』ツアー・ファイナル!〕を御覧下さいませ。今回のツアーを通して、多くの方の縁に感謝の約1ヶ月でした。本当にどうもありがとうございました!…また引き続き、どうぞよろしくお願いします!
☆富士 Blitz Coffee のHP…http://blitz-coffee.com/#id77
☆清水町(沼津)枯山水の(Yahoo の)HP…https://loco.yahoo.co.jp/place/g-WByIM_QbZYs/
●11月1日(水)荻窪 Bunga
Open…19:30~、Start…20:00~、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo)mina、(Key)竹内大輔
お馴染み、荻窪 Bunga での出演です。ここでのライブも既に御存知かと
思われますが、『空美ちゃんと鉄ちゃんの Fly to the Galaxy』という
趣向でやっていきます(笑)。もはや演奏よりトークの方が長いのでは
ないかと思われますが、鉄道や旅客機ネタを豊富に仕入れておりますので、
そちらがお好きな方もどうぞお越し下さい。今回は何を話そうかなぁ…。
●Nautilus、福島ツアー
・11月3日(金・祝)植田(福島)Dining Bar CUORE
Time…15:00〜18:00
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…《Nautilus》(Ds)佐々木俊之、(keys)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
Nautilus が福島県いわき市に進出です。場所は、JR常磐線の植田駅から
程近い Dining Bar CUORE にて、きっちり2ステージやらせて頂きます。
2017年の Nautilus 活動は本当に充実していましたが、この11月に
行われる、合計3本のライブの1発目として、気合いを入れて臨みたいと
思います。まずは初訪問のいわき市にて、我々の世界観をお楽しみ下さい!
●11月4日(土)新木場夢の島熱帯植物館
Open…9:30~、Start…15:00~45分程度
Charge…大人250円、中学生100円、小学生以下無料(熱帯植物館の入場料です)
Member…《Bridge》(Ss,As)郷原繁利、(Pf)竹内大輔
郷原君とのデュオ・ユニット、Bridge での恒例の演奏場所、熱帯植物館での
ライブです。恐らく今年最後の演奏になると思われますが、これから寒く
なる季節でのこの演奏場所は格別です。屋外とは異なるこの熱帯の空間。
土曜の昼下がり時に、温かい場所で音楽を楽しまれては如何でしょうか?
☆11月5日(日)浜松(静岡)窓枠
Open…10:00〜、Start…11:00〜、TRI4TH の出番はまだ不明
Charge…前売り3500円(ドリンク別)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
静岡県は浜松市のライブハウス、窓枠で4日(土)、5日(日)の2日間
開催されるイベント『ラジオを聞いてライブに行ってCD買おう!!』に
TRI4TH で出演させて頂きます!…昼前から始まり、夜まで、本当に沢山の
アーティストの方が出演するイベントで、そこにはカルメラや、地元である
ADAM at の名前もあります。絶対に盛り上がるイベントなのはもう間違い
無いと言って良いでしょう。自分達も楽しみにしています。よろしくです!
☆TRI4TH、4th Rebellion ツアー(後半戦)
・11月12日(日)栄(愛知)NAGOYA ブルーノート
1st:Open…16:00〜、Start…17:00〜、
2nd:Open…19:00〜、Start…20:00〜、
Charge…各5300円(入れ替え制、オーダー別)
・11月16日(木)渋谷 CLUB QUATTRO
Open…18:30〜、Start…19:30〜、
Charge…前売り3800円、当日4300円(共にドリンク別)
※以上、メンバー≪TRI4TH≫(Tp,Flh)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf,Key)竹内大輔
Special Guest(16日のみ)…(G)ヒラマミキオ、(Bsx)青木ケイタ
TRI4TH『4th Rebellion』ツアーも終盤です。残すところはあと2本…、
ブルーノート名古屋と、ツアー・ファイナル渋谷 CLUB QUATTRO です!
どちらもこの日に向けて、入念な打ち合わせを行っているところです。
ブルーノート名古屋は“BLUE EDITION”と銘打たれ、他のライブとの
差別化が図られているのは今回の Motion Blue でのライブと同じでは
ありますが、『4th Rebellion』ツアーを各地で行ってきた経験値を
経てのブルーノートライブは、ひと味違うものになるのではないかと
思います。そして待ちに待ったツアー・ファイナルは、実際にCDにも
演奏で参加して下さっている、ギターのヒラマミキオ(昼海幹音)さん、
そしてバリトンサックスの青木ケイタさんもゲスト出演!…豪華に、
盛大にお送りしていきます。ワンマンライブでは今まで最高クラスの
キャパシティ。ガンガンに攻めた、現在の TRI4TH の到達点をここで
お見せしたいと思います。どうぞ皆様お越し下さいませ!…最高に
熱い夜にしていきましょう。よろしくお願いします。踊ろうぜ!!
●11月13日(月)高円寺 Cafe yummy(Facebook のページ)
Open…18:30〜、1st…19:30〜、2nd…20:30〜、
Charge…2500円(ミニマムオーダー1500円)
Member…《Nautilus》(Ds)佐々木俊之、(Pf)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
Guest…(Vo)カマタミズキ
吉祥寺 Sometime のスタッフの方が独立されてオープンさせた、高円寺にある
カフェ yummy。自分もたまに立ち寄らせて貰っているのですが、なんとここで
Nautilus アコースティックライブを開催する事になりました!…ここの店内には
アップライトピアノが置いてあり、ベースの梅沢さんもここではウッドベースを
使用。ドラムのトシさんも、この日はカホンを中心に演奏していくという事で、
正にここだけの雰囲気のステージが繰り広げられていきそうです。また、ゲスト
ボーカルとしてカマタミズキさんの参戦も決定しています。お店の規模的に、
限定20名様とさせて頂いていますので、お越しの際は御予約をよろしくお願い
致します。そして、フライヤーも格好良いですよね…。生(音)のノーチラスを
楽しむ…というイメージで yummy 店主の方が描かれたそうです。これだけで
既に個人的にも楽しみなのですが、yummy はお酒も食事も美味しいお店です。
期待大の1日にして下さいませ。皆様のお越しをお待ちしております!
●11月14日(火)Members Live Kuro
場所…港区赤坂3-21-14 TS共和六番館5F
Open…19:00〜、Start…20:00〜、
Charge…詳細不明
Member…(Vo)山崎信子、(Vo)折井敦子、(As)松山真寿美、(Key)竹内大輔
イベント毎に場所を変え、“移動式ライブ”を行っていく形式となった
Members Live Kuro も、無事に3ヶ月目を迎える事となりました。
今回は10月の時と同じく、赤坂見附駅から徒歩3分程の場所にある
ビルで行われます。毎年の流れからいくと、お店のママのバースデーを
祝うような1日になるのではないかと思われます。この日も何人もの
出演者がいますので、それはそれは賑やかな時間になりそうです(笑)。
●11月17日(金)経堂 Crazy Love
Open…19:30〜、Start…20:00〜3ステージ
Charge…3000円(オーダー別)
Member…(Vo)藤田佐奈恵、(Pf)竹内大輔、(B)風早龍也、(Ds)深水洋
お馴染み、経堂 Crazy Love でのライブです。ジャズスタンダード
ナンバーを中心に、たっぷり3ステージお送りしていきます。共演者も
ここでは顔馴染みの方ばかりですね。リラックスしつつ、ジャズらしい
即興感を大切に、この日ならではのサウンドをお届けしたいと思います。
●11月20日(月)東松戸 HIGAMATSU TOWN CAFE
Open…18:00〜、Start…19:00〜、
Charge…4000円(オーダー別)
Member…(Sax)かわ島崇文、(Key)竹内大輔
JR武蔵野線と北総鉄道が交差する、比較的新しい駅、東松戸駅。
東松戸を捩った HIGAMATSU TOWN CAFE は、ここから歩いて
すぐの所にあり、お店の2周年記念ライブという事で、サックスの
かわ島崇文さんとデュオライブを行わせて頂きます。フライヤーに
『Smooth JAZZ Live』と書いてある通り、かわ島さんお得意の
スムースジャズの曲調を中心に演奏するかと思われます。松戸市は
自分が生まれた街でもあり、こうしてライブが出来るというのは
嬉しい事ですね。しっかりと聴かせるライブをやっていきたいです。
●11月21日(火)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番はまだ不明
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔
お馴染み、ボーカル・ギターの丸本さんとの毎月恒例ライブです。
12月にはまた自主企画のスペシャルライブを行う予定にもなって
いるので、今年最後の通常の対バンライブ…という事も出来ますね。
対バンの方々の刺激を受けつつ、限られたステージ時間で表現出来る
内容を詰めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
●11月22日(水)新高円寺 STAX FRED
Open…19:30~、Start…19:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Key)竹内大輔、(B)岩川峰人
ボーカルの鹿嶋敏行さん、ベースの岩川さんとのトリオ編成で臨む
ワンマンライブです。新高円寺 STAX FRED は初めて訪れますが、
アコースティック専門のライブハウスで行われる自分達の演奏は、
正にこのお店と一体化したパフォーマンスが行われる事でしょう。
よく考えたら、トリオとしてはワンマンライブは初の試みなのでは
ないでしょうか。鹿嶋さんの世界観一色に染まったステージは、
とても見所があると思います。皆さんのお越しをお待ちしてます!
●11月27日(月)銀座 Barbra
Open…19:00〜、1st…20:00〜、2nd…21:20〜、3rd…22:40〜、
Charge…3000円(オーダー別)
Member…(Vo)Ryoko Fujimoto、(Vo)FUJIKO、(Fl)渡邊永子、(Pf)竹内大輔
お馴染みの銀座 Barbra での演奏です。個人的に初共演となる
ボーカリスト、Ryoko Fujimoto さんを始め、お馴染みの
ボーカル FUJIKO さんや、フルートの渡邊永子さんと共に、
銀座の夜を彩っていきたいと思います。よろしくお願いします!
●11月28日(火)渋谷 gee-ge.
Open…19:00〜、Start…20:00〜2ステージ
Charge…前売り2500円、当日3000円(共にドリンク別)
Member…《Nautilus》(Ds)佐々木俊之、(Pf,Key)竹内大輔、(B)梅沢茂樹
Guest…(Vo)カマタミズキ、(MC)Tarantula、
Guest DJ…Makoto Washington
Nautilus の 3rd CD『The Return Of Nautilus』のリリースライブです!
Nautilus で渋谷 gee-ge. でライブをするのは初めてですが、この日は
ゲストも沢山出演して頂いて、今年の総決算のような感じでお送りして
いくと思います。どのようなライブになるのかは、来て頂く事でした
分かりません!…Nautilus の世界にどっぷりと浸かって下さいませ!
…以上になります。節目のライブが続きますね。バンドはライブをする毎に成長していくという部分もあります。こうした節目の瞬間を是非とも逃さず、その後の展開に注目して頂けたらと思います。それでは11月もよろしくお願いします!
10月21日〜23日にかけて、TRI4TH『4th Rebellion』ツアーの東北編へと出向いてきました。今回のライブ場所は宇都宮と仙台。仙台でワンマンライブをするのは昨年に続いて今回で2回目となりましたが、宇都宮は〔TRI4TH、東北ツアー(2012.11.23〜11.25)〕で立ち寄らせて頂いて以来、約5年振り。またこの地でライブが出来る事に感謝しつつ、北関東、東北を盛り上げていこうという意志もしっかり持てていた気がします。
宇都宮は SNOKY RECORDS という、写真通り、正にレコード屋という場所でやらせて頂いたのですが、レコード屋ブースの奥にバースタイルのフロアが用意されていて、ここでガンガンにやらせて頂きました。広くはない空間ではありましたが、それ故、お客さんとの近さは今回のツアー随一のものであったように思います。2ステージと分けて演奏した事も特筆されますが、勿論自分達のライブスタイルは崩さず、お店をダンスフロアに仕立て上げる事が出来ました。
仙台では昨年と同じお店、space Zero にてやらせて頂きましたが、前回以上に盛り上げなければならない事は当然でしょう。皆、その想いで今回のステージに臨み、そして目的は達成されました。当日は台風が接近していて、大雨の中での公演となりましたが、前回を遥かに越えるお客さんの数に見守られ、相当な盛り上がりをみせる事が出来ました。照明も本当に凝って頂き、TRI4TH の現在のパフォーマンスと併せて楽しめたのではないかと思います。自分達にとって、ワンマンライブはまだ2回目というこの地で、沢山の方と刺激的な時間を共有出来た事に本当に感謝の1日でした。
宇都宮、仙台と経て、『4th Rebellion』ツアーもいよいよ佳境へと入ってきました…。残るはブルーノート名古屋と、ツアーファイナルである渋谷の CLUB QUATTRO にてです。どちらも本当に重要なライブです。バリエーションのある自分達の現在進行形のパフォーマンスをどうぞお見逃しなく。今回のツアー模様も、後にツアー日記としてアップしたいと思います。それでは引き続きよろしくお願いします!
☆TRI4TH、4th Rebellion ツアー(後半戦)
・11月12日(日)栄(愛知)ブルーノート NAGOYA
1st:Open…16:00〜、Start…17:00〜、
2nd:Open…19:00〜、Start…20:00〜、
Charge…各5300円(入れ替え制、オーダー別)
・11月16日(木)渋谷 CLUB QUATTRO
Open…18:30〜、Start…19:30〜、
Charge…前売り3800円、当日4300円(共にドリンク別)
※以上、メンバー≪TRI4TH≫(Tp,Flh)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Pf,Key)竹内大輔
Special Guest(16日のみ)…(G)ヒラマミキオ、(Bsx)青木ケイタ
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
Codex Barbès は、トロンボーン3管に、和太鼓2人、そして Chapman Stick という楽器の6人編成にシンガーソングライターの新居昭乃さんが加わったバンドで、独特の色彩感で表現されたステージが特徴です。TRI4TH との共通点はホーンバンドである…という部分がまず挙げられますが、ジャズの持つ野性的なエネルギーをどこか兼ね備え、それを音楽的に洗練させて表現している…という点も、どこか自分達と引っ掛かる所があったのかもしれません。異色の取り合わせではありますが、共感部分も多かった2マンライブになりました。
先攻は TRI4TH。50分程のステージ時間が用意されていましたが、この中に現在の TRI4TH の魅力を詰め込んだステージを見せていきました。踊れるジャズの勢いをそのままにバラエティに富んだリズムの曲をお届けしていきます。…その中でも、スカの“FULL DRIVE”は外せません。何故なら Codex Barbès のリーダーの増井朗人さんは、TRI4TH リーダーのタカオさんと以前、THE MAN で共演し、そこからの縁で今回のライブが実現したからです。またこうして、1つのイベントに御一緒させて貰える事に感謝をしながら、自分達の音楽を送り続けていきました。
今回は、やっておきたい曲がありました。それは、増井さんが在籍していた MUTE BEAT というバンドの“After The Rain”。この曲は、今回の『4th Rebellion』ツアーの遠征部門が新たに取り上げた曲なのですが、日本でいち早くダブやレゲエを早くから取り上げていたこのバンドに敬意を評し、TRI4TH アレンジを加えて演奏していました。ある意味、この日に繋げがるように演奏し続けてきた部分もあり、その披露が叶って良かったです。ソプラノサックスでしっとりと、しかし力強い確かなメッセージを込めての演奏となりました。
そしてこの後には TRI4TH の新たなスカ曲、“On Fire”を演奏しましたが、ここでは増井さんにゲスト参加をして頂きました!…TRI4TH Horns の2人に、新たにトロンボーンが加わっての3管のサウンド。重厚且つ柔らかみがあり、音の重心の低さも相まって、よりスカらしいビートを感じられた、とても楽しい時間になりました。盛り沢山だった TRI4TH のステージは、同時に勉強にもなった貴重な空間になっていました。この時間を沢山のお客さんと一緒に過ごせて本当に幸せだったと思います。
TRI4TH のステージと Codex Barbès のステージの間には、DJShikishima さんのDJが華を添えてくれました。選曲も大変盛り上がり、ハイライトはやはり、恒例の“愛のメモリー”熱唱でしょうか(笑)。これこそ会場が1つになった空間だったと言っても過言では無いでしょう。そして凄い熱気の中、Codex Barbès のステージが始まったのでした。
もう、最初の1音から圧巻でした。自分は初めてライブを見させて頂きましたが、前述の楽器編成が織り成すサウンドは唯一無二のものでもありますし、とは言え、凄く遠い存在の音楽でも無いと言いますか、どこか人間的な温かみのある空気感があったように思います。音楽のどこを捉えても特徴的であるのは言うまでもありませんが、それでも嫌味にならない音の重なり方は、やはりトロンボーンという楽器の良さとリンクする所はありそうです。聞くと、トロンボーンという楽器の音は、人間の声に一番近い音なのだそうで、聴いていて自然で、そして心地良いのだとか…。そしてそのバックに鳴り響く2台の和太鼓。これが心に響くのは自分が日本人だからなのか…いや、それだけでも無い気がします。とにかく身体にズシンと来る圧倒的なサウンドと、どこか神秘的で、躍動感もある…。そんな時間を体感させて頂きました。
…さて、そんな Codex Barbès のステージに、TRI4TH Horns の2人も参加する事になりました。アンコールの2曲目という最後の最後でのタイミングになりましたが、ここでの時間も盛り上がりました。ホーンそれぞれのソロもたっぷりと取りつつ、ソロバトル等も行い、更に重厚感を持った時間が展開されていました。これをもって今回のイベントは幕を閉じる事になりましたが、ライブ後の余韻も大きかったです。本当に凄い時間だったのだと思いました。
ライブ後には店内にて、メンバー皆で乾杯をさせて頂きました。こうした出会いに感謝です。今回の2マンライブが実現した事で、TRI4TH としても音楽の視野を更に広げる事が出来たと言いますか、また今後に繋げられる切っ掛けにもなりそうな感じでした。改めて、どうもありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします!
☆Codex Barbès のHP…http://codexbarbes.com/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆浅草 Gold Sounds のHP…http://asakusa-gold.com/
紙コップ芝居…と書かれています。この作品は、2016年に Twitter 国内リツイート数の第1位に輝いたという「しんらしんげ」さんの作品で、以前、自分もこの方の別の作品の動画を見た事があったので、今回の話しが来た時には大変驚いたものでした。
Web CM動画では、その楽曲アレンジは勿論ですが、映像と合わせたタイミングや尺が特に重要なポイントとなっています。事前のアレンジもしつつ、実際の演奏録音現場での対応もすぐ出来るように、柔軟な頭をもってレコーディングに臨ませて頂きました。
メンバーも、突然のアレンジの変更にもすぐ対応が出来るよう、自分ともよく一緒に演奏をしているメンバーを選出。結果的に Nautilus メンバーに、サックスに藤田君が加わり、TRI4TH 的とも言える(笑)結構特徴的なものとなりましたが、ジャズらしい大人な雰囲気に、静かとは言え、強くて優しいサックスの音色が華を添えています。皆様、最高の演奏をありがとうございました!
…さて、気になる今回の曲名なのですが、お分かりでしょうか?…中秋の名月に因み、ある曲をカバーしてお届けしております。意図的に、1度聴いただけでは分からないくらいのアレンジを目指してはいますが(笑)、最終的には分かりますよね。
…ここで紹介されているホワイトエールも実際に飲んでみましたが、白ワインらしいビールと謳っているように、フルーティーな香りもありつつ…とは言えビールらしい部分も適度に残っているので、ビールが苦手な人にも、ビールが好きな人にも受け入れて貰えるのではないかと思います。中秋の名月は過ぎてしまいましたが(笑)、改めて、ビールを片手に動画をお楽しみ頂けたらと思います!
☆グランドキリンのHP…http://www.kirin.co.jp/products/beer/grandkirin/
遠征ツアー初日となった心斎橋(大阪)Pangea、そして2日目の春吉(福岡)INSA、どちらも動員数は100人を越え、素晴らしいツアー幕開けとなりました。これらは何度も何度も足を運ばせて頂いた地ではありますが、ひとまずの目標である100人越えを達成出来て本当に嬉しかったです。
『4th Rebellion』ツアーとしては〔TRI4TH、CD『4th rebellion』リリース・パーティー〕での公演が最初ではありましたが、こちらは“BLUE EDITION”と名付けられた着席スタイルでのライブだったので、スタンディングがメインの今回の『4th Rebellion』ツアーとしては、ここからが本当の新しいスタートでもありました…。演奏曲目を一新し、SE も変え、今現在の自分達のパフォーマンスを見せていきます。沢山のお客さんと大いに踊って盛り上がった、最高の時間となりました。どうもありがとうございました!
3日目の熊本 ONE DROP Dining Studio では、また雰囲気の異なったライブを楽しむ事が出来ました。ここではステージとフロアの距離感がとても近く、お店のキャパシティーが大きくない分、メンバーの鼓動が聞こえてくるくらいの距離で自分達のライブが楽しめたのではないかと思います。勿論、距離は近くても我々のパフォーマンスはいつものようにやっていきますので、より迫力ある瞬間が何度も訪れたのではないでしょうか。ホーンの2人も積極的にフロアに飛び込み、正にお客さん達と一体となった光景が出来上がっていたと思います。
とても印象的な幕開けとなった『4th Rebellion』遠征部門。この詳細はまたツアー日記に掲載しますので、どうぞ気長にお待ち下さいませ!…そして、この遠征ですが、今度は東北へと参ります。久し振りの宇都宮(栃木)に、前回から訪れさせて貰える事になった仙台(宮城)。どちらも今まで以上に気合いを入れて向かいたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH、東北ツアー
・10月21日(土)宇都宮(栃木)SNOKY RECORDS(Facebook のページ)
※ Sold Out!!
Start…18:00〜、
Charge…前売り3800円(ドリンク別)
・10月22日(日)仙台(宮城)space Zero
Open…16:30〜、Start…17:00〜、
Charge…前売り3800円(ドリンク別)
※以上、メンバー全て、≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
それでは皆さん、ライブ会場でお会いしましょう。よろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
一時期は大谷向から新今市駅(現、JR今市駅前)へ路線を伸ばすも、1929年に東武日光線が下今市駅まで延伸されたのを機に同路線と連絡を図るようになり、新今市駅への路線は廃止させました。この時、東武鉄道との乗り入れを考慮して、路線を改軌させます。その後、鬼怒川や川治温泉が世間から認知されるようになってきますが、乗合自動車業者との競争が激化、下野電気鉄道は経営困難に陥り、1943年に東武鉄道に買収、東武鬼怒川線となりました。
その後、1948年には特急列車が走るようになり、車両も豪華になってきて、観光路線としてのイメージが定着し始めます。また、1986年には終点の新藤原駅より先の区間に野岩鉄道会津鬼怒川線〔鉄道さんぽ 7.(野岩鉄道、会津鬼怒川線編)参照〕が開通して、東武鉄道の浅草方面と直通運転を開始しました。1990年には更に先の会津鉄道の会津田島駅まで直通区間が伸びています。
こういった路線背景があるので、ここを通る列車というと、特急列車は勿論、以前は快速列車が東武鉄道の浅草駅と鬼怒川温泉駅、そしてその先の会津田島駅を結んでいて、料金不要の快速列車とは言え、浅草駅〜新藤原駅を約2時間半、浅草駅〜会津田島駅間では約3時間半という、私鉄では珍しいくらいの長距離を走る列車が数多く設定されていました。しかし、この快速列車は2017年4月に廃止され、その代替で栃木駅、新栃木駅〜会津田島駅間等の普通列車が設定されました。また、下今市駅で進行方向を変え、東武日光駅方面へ直通する列車も多く設定されています。
特急列車は以前は東武日光線を介した浅草駅行きのみの列車でしたが、2006年にはJR線を経由して新宿駅まで直通運転する列車が登場。東武の車両がJR線に乗り入れ、逆にJRの車両も鬼怒川線に乗り入れてくるようになりました。
先程の2017年4月のダイヤ改正では、快速列車の廃止に替わって、特急リバティが登場。快速列車が走らなくなった浅草駅〜会津田島駅間の直通列車を特急として担う事になりました。この列車は下今市駅〜会津田島駅間は座席を指定しない場合に限り、特急券無しで乗車出来るという、新たな列車形態をもたらしました(東武鬼怒川線、野岩鉄道線内は基本的に各駅停車)。
そして、記憶に新しい2017年8月。この鬼怒川線に、なんと蒸気機関車(SL)の運転が復活する事になりました!…東武鉄道自体は以前は蒸気機関車運転もしていた鉄道会社ですが、それでも1966年に東武佐野線で引退してから、実に51年振りの運転再開…。これには自分でも驚いたものです。勿論、運行にあたっての車両は既に所持していないので、どこからか調達してこなければならないのですが、これもまた鉄道会社を越えた協力がありました。
このSL運転にあたって、編成はSL+車掌室+客車3両+ディーゼル機関車(補機)という事になったのですが、まずSLはJR北海道から借り受け、車掌室はJR貨物とJR西日本から1両ずつ譲り受け、客車は予備編成も含めて6両をJR四国から譲り受け、ディーゼル機関車はJR東日本から、それぞれ譲り受けたのでした。こんな事が可能なのだと思いましたが、また、SLを必ず正向きで運転させる為に、車両自体の向きを変えさせる転車台も、JR西日本の長門市駅構内にあったのものと、JR西日本三次駅構内にあったのものが、それぞれ譲渡を受けて運ばれ、整備されて下今市駅と鬼怒川温泉駅に配置されています。
ここまでしてSL運転を行わせようとしている東武鉄道の最近の動きは凄く、列車も『大樹』と名付けられ、週末を中心に下今市駅〜鬼怒川温泉駅間を3往復しています。これは早々に乗る必要がありましたし(笑)、先述の2017年4月のダイヤ改正で鬼怒川線の運行形態は大きく変化したので、今回、『鉄道さんぽ』として取り上げるのも時間の問題だったと言えましょう。…以前から東武鉄道が好きだったので、学生の頃(特に中学生辺り)は本当によく乗りにきていた東武鬼怒川線。現在はどのような姿になっているのでしょうか。どうぞ御覧下さいませ!
●日時…2017年10月9日 ●距離…16,2km ●駅数…9駅
お楽しみに!
しかし、演奏メンバーには悩まされました。どうやら、ドラムが NG になってしまっていると言うのです。こうしたお祭り的なイベントでは(しかも“にぎわい”…と言われていますし…笑)、ドラムのようなリズム楽器が大きな存在になっている部分があって、しかも既存のバンドで出ればパフォーマンスも固まっているので、より良いステージが見せられると思うのですが、ドラムが NG だと考えさせられてしまいます。しかも今回、テーマが「和」となっていたので、尚更頭を悩ませていたのですが、ボーカルの里アンナさんを呼んでみたらどうだろうという考えが出てきました。更にここにトランペットの織田君を組み合わせる事で、立派な和の装いの出来上がりではないですか(笑)。こうして、竹内大輔 × 織田祐亮 × 里アンナという、ありそうで無かった組み合わせで、今回のステージをやらせて頂く事になったのでした。曲も恐らく、日本民謡の曲が中心となるでしょう。とても楽しみな時間だったのは言うまでもありません。
ステージは、中野四季の森公園の奥の角に設置されていました。…以前、黒船でこのイベントに出た事があったのですが〔黒船で『中野にぎわいフェスタ 2014』に出演!参照〕、あの時のステージの場所に比べると、だいぶ奥まった所に設置されている感じでした。しかも、近くの敷地ではエイサーのパフォーマンスをやっているようで、大太鼓の音が頻繁にこちらまで届いてきています。なんだか遠くに追いやられてしまったような印象でしたが、その分、ゆったりとした時間が流れてもいて、雰囲気は悪くはありませんでした。早速ビールでも頂き(笑)、前の方のステージを楽しみます。
…とは言え、ここに暫く居ると、なんだかステージ時間の進み方が早いようにも感じました。これは後になって判明するのですが、どうやら時間が巻いて進んでしまっているようで、このままだと予定より10分ぐらい早くは自分達の出番になってしまうとの事。これには少し驚かされましたが、自分達のステージ開始時間を既に告知している故あまり時間を早めるのも悪いので、せめて5分巻きぐらいになるように時間調整をしていくようにしました。
こうして長めに直前リハーサルをするようにしていたのですが、この3人では音量バランスに時間を裂く必要も特に無く、案の定サウンドチェックも簡単に終わり、この時点で本番までの時間はあと20分弱程…。ただステージ上にいるのも変なので、あとは司会の方に繋いで貰えば良いかと思い、ひとまずステージを降りました。
しかし、意志の疎通は上手くいかず、早々に自分達は司会の方に「それではどうぞ!」と言われてしまう事になります(笑)。この時点で15分は巻いてましたが、自分達はトリという出番でもあったので、このままだとかなり早い時間に全てのステージが終わってしまう事になりかねません。時間通りにお越しになる方も居るかもしれないので、それは何か対策を取る必要があると考え、急遽織田君と自分の2人で、2曲程、その場で思い付いた曲を演奏し、本来の自分達のステージ開始時刻になったらアンナさんを入れて3人で…という流れにしたのでした。
ここまで、なんともバタバタでしたが(笑)、逆に織田君とのデュオ曲を初めに差し込む事によって、お客さんが多く集まって頂ける切っ掛けにもなりました。…というのは、今回のそもそものセットリストは静かめな曲が多かったのですが、織田君とのデュオ曲ではテンポも速めで、アッパーな曲を演奏したからです。ある意味でオープニングらしい雰囲気にも繋がったかもしれません。…何にせよ、ここからが本来のステージでした(笑)。
さて、今回は前述の通り、民謡の曲を多くやりました。選曲には悩まされましたが、黒船でもたまに演奏している“黒だんど節”や“月ぬ美しゃ”は直ぐに候補に上がったとして、今回の為に新たに民謡曲をアレンジする事にも挑戦してみました。それが織田君アレンジの“こきりこ節”、そして自分がアレンジした“安里屋ユンタ”でした。前者はアッパーな感じで、お客さんにも手拍子をして貰って進め、後者はゆったりめな感じではありつつ、ピアノアレンジらしいハーモニーも付けて、全体的に清々しい感じに仕上げました。どちらもお客さんから好評で、今回のステージの良いアクセントになったと思います。
また、実は当初から織田君と自分とのデュオ曲として披露する曲も予定していて、こちらは織田君のアレンジで“赤とんぼ”を演奏させて頂きました。こちらはジャズワルツのリズムに乗せて軽快にお送りしました。
自分達のステージ時間は 16:50〜17:30(つまり実際は16:35ぐらいから始まりました…笑)という事になっていて、後半の“月ぬ美しゃ”で日が暮れ始め、辺りも夜空になってくる雰囲気はバッチリだったような気がします。そして完全に日が暮れたところで、本編最後である今回一番の元気な?曲“ワイド節”へ…。これも周囲の雰囲気と相まって、夜祭り感を存分に醸し出していて良かったのではないかと思いました。そしてアンコールは“童神”。こちらは一変して静かに、しかし力強くお届け出来たのではないかと思います。
こうして全ての演目が終わって時計を見ると正に17:30!…心の中でガッツポーズをしたのは言うまでもありません(笑)。終わってみれば、本当に沢山の方々にお越し頂いていて、とても有意義な時間を過ごせたと思いました。どうもありがとうございました!
自分は現在、中野に住んでいて、こうした中野区のイベントに呼んで頂いて演奏が出来たのは本当に有り難い事でした。また、織田君も以前、同じく中野区の野方に住んでいたので、2人して中野の地で演奏が出来る喜びを噛み締めていたものでした。…人と人との縁が繋いで実現した今回のステージ。またの機会をお待ちしております。お疲れ様でした!
☆中野にぎわいフェスタのHP…http://nakano-nigiwai.com/
☆織田祐亮君のブログ…https://ameblo.jp/oritayusuke/
☆里アンナさんのブログ…http://satoanna.artistsite.jp/