第1回目となる今回ですが、6月初頭に行われた、東京で、そして自らの企画としては初となるソロピアノライブ〔竹内大輔、初のソロピアノライブ参照〕を挙げたいと思います。これまで地方等でお声が掛かり、結果的にソロピアノのライブが行われた事は何度かありましたが、自分自身で企画を立ち上げ、自分自身のソロライブを行ったというのは今回が初めてでした。
場所はお馴染みの外苑前 Z・imagine でやらせて頂きましたが、ステージ上に1人という状況だけで、こんなに環境も変わるのかというくらい、刺激的な1日でした。自由過ぎる反面、全責任も自分自身に伸し掛かってきます。責任感を背負うライブという意味では、リーダーライブというのが似たような状況にあると思うのですが、それともまた違った緊張感がありました。
ステージの最初から最後まで、本当に大変な時間だったという印象でしたが、その分遣り甲斐も大きく、直ぐさま、やっておいて良かったという気持ちになりました。演奏においてピアノと1対1で向き合える時間というのは、バンド編成ではなかなか得られないものです…。そして、ピアニストならば誰しもがソロピアノライブをやってみたいと言われる事実を、経験で得られたような気持ちになれたのでした。
約1時間のステージを2回…と、これまで経験したライブからしたら僅かな時間だったとは思いますがが、確かな手応えと、今後への応用に繋げられる経験値を沢山貰えたような気がします。そして、また機会があったら、こんな場に身を置いてみたいと思うのでした。
もう、このソロピアノライブから半年以上が経ちましたが、再度このようなライブを開催するには、個人的にはもう少し時間が欲しい感じです(笑)。ただ、きっとやりたい瞬間がいつか来るのだろうな…という想いにも駆られます。今後も色々な事を経験、吸収し、そしてその後の自分自身の勝負の場として、またこのステージに帰って来れたならと思いますね。それまでは精進あるのみです。今後も引き続きよろしくお願いします!