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 このツアーは、TRI4TH の3rd.アルバム『Five Color Elements』のリリースツアーの一環となるもので、新たな訪問先である、長野県の伊那 GRAMHOUSE にて、京都出身のバンドである jizue との2マンライブという形でやらせて頂きました。このツアーを行う2週間程前に行われた〔TRI4TH、西日本ツアー(2013.11.3〜11.11)〕が、まるまる1週間強という日程だった事からすると、伊那は東京からまだ行きやすい場所の為、日帰りという予定で行ってきましたが、とてもインパクトのある場所に衝撃を覚え、楽しく、ついつい帰りが次の日の朝になってしまいました(笑)。少し振り返ってみたいと思います。

  1日目(11月23日)
 周囲は紅葉の真っ只中というこの季節、天気も相まって、中央道から見える車窓はそれは素晴らしいもので、それ程所要時間を感じさせませんでした。実際、車で東京から3時間ぐらいの距離なので、伊那は言う程遠い場所でもないのです。…とは言え、中央道の伊那インターチェンジで一般道へと移り、お店の近くまで走らせてきたものの、本当にこんな所にライブハウスがあるのか…というような雰囲気です。近くの山々が見渡せるような場所だけに、何だか不思議な感じがしたものですが、そんな所に伊那 GRAMHOUSE はありました。

    

 車を停めて辺りを見ると、車が100台以上は楽に駐車可能な広い駐車場、国道沿いで、入口に大きく『In➡』という看板、そして異様に大きい建物…、なるほど、どうやら元々パチンコ屋だった所を改装してライブハウスにしたようで、その雰囲気が色々な所に残っているのだと思いました。実際、店内も広く、恐らくパチンコフロアだった所に、囲い込みでライブスペースを入れ込んだようなような感じで、これは驚きました。GRAMHOUSE 自体は1992年にオープンしており、伊那の音楽シーンの発信地として発展し続け、2012年に現在の場所に移転してきたのだそうです。

    

 リハーサルを順調に終え、腹ごしらえをしなくてはなりません(笑)。情報によると、ここはソースカツ丼を食べなくてはいけないらしいので、色々と調べ、志をじというお店に行ってきました。これまた店内が、ホビー雑貨の宝庫のような、インパクト有る雰囲気となっていまして、伊那という場所の拘りの強さを何だ垣間見たような気もしました。カツが器からはみ出んばかりのソースカツ丼は、当然の事ながら美味しく頂きました♪

    

 さて、日も暮れると当然の事ながら辺りも気温も冷えてきます。この日は晴れで、現地に到着した時もまだそれ程寒さは感じなかったのですが、夜になると、ここは長野県という事を思わせてくれる寒さになってきて、身体にこたえます…。氷点下になるのも時間の問題…という感じでしょうか。しかし心配なのは、お店の周囲に殆ど民家が無い中、どれだけのお客さんが来るのだろう…というものでした。広大な駐車スペースはあれど、何だか疑問に思うのも無理は無い環境だったのです。

    

 しかし蓋を開けてみると、既に大勢のお客さんにお越し頂いていました!…一体どこから…と思うのは失礼かもしれませんが(笑)、一瞬、都会のクラブにでも紛れ込んでしまったような、そんな熱い雰囲気が店内から感じられたのでした。

    

 …そうして、jizue の演奏が始まりました。ギター、ベース、ドラム、キーボードのシンプルな4人編成のバンドでしたが、何と力強い演奏なのでしょう。リズムがドッシリとしていて、聴く側を飽きさせません。そして、楽曲の途中途中に入れ込んでくる、繰り返し、繰り返しをリズムでトランス状態になるかのようなアレンジング。自分からすると、長く繰り返しのリズムを演奏すると、途中に何か他の事を入れたくなってしまうのですが、そこは忍耐の演奏と言いますか、じっくりと心地良いリズムを提供出来ているこそ、このアレンジで成り立っているのだと思いました。お客さんもノリノリで、周りの人にも負けじとばかりに大きく身体を揺らし、思い思いの時間を楽しんでいるように見受けられました。伊那、凄い場所です…。

    

 そして TRI4TH の出番となりました。とてもエネルギッシュ、且つクールな演奏を見せられてしまったので(笑)、自分達はどういったアプローチでやっていけば良いのかと悩んでしまいますが、ここはいつも通り、TRI4TH 流の踊れるジャズを展開させていきましょう!
 今回は2マンライブだったので、演奏時間は約60分と、ゆったりとした時間が割り当てられています。これまでのツアーで培ってきたステージングを生かし、伊那ならではの雰囲気を受けつつ、派手にやっていきたいものです。最近の TRI4TH のセットリストの作り方を踏まえ、大きくステージを前半、中盤、後半の3つに分け、それぞれの見所を割り振って進めていきます
 今回のセットリストを見るに、この1週間程前に行った Motion Blue Yokohama でのライブ〔CD『Five Color Elements』Release Party!…からの渋谷
参照〕を参考に、さらに魅力を凝縮させた…という感じだったかもしれません。前半でノリを掴み、中盤で TRI4TH らしいジャズの部分を披露し、後半で爆発!(笑)という流れです。雰囲気によって、中盤が省略されたり、短くカットしたりするのですが、今回はその後者のタイプとも言えるでしょう。この中盤の置き方によって、ライブ全体の雰囲気が大きく変わるので面白いものです。

    

 …なので、今回は中盤を“Everybody Knows That”だけとし、後半で一気に加速して盛り上げていきました。“Last Dancer”、“Rumble Fish”、そして“Hop!”…。本編はこれで終わりですが、アンコールへと繋いでいきます。こちらも“TRY AHEAD”、“Dance 'em All”と、爆発曲続きで、何とか伊那のお客さんに楽しい時間を提供出来たのでは無いかと思いました。…と言いますか、逆にこちら側が伊那の皆さんのパワーを貰ったような気もします(笑)。凄いエネルギー、そして凄く熱いものを感じた夜になりました。

    

 ライブが終了した時点で、時刻はまだ21:30。皆、遠方から来ている方もいるので、そんな時間かなと思いましたが、このままライブハウスのロビーを打ち上げ会場にして、お客さんも交えて飲み会が決行されました!…外は寒いですが、店内は鍋を突きつつ、とても温かい雰囲気に包まれました。このお店の常連のお客さんとも色々お話しをさせて頂き、ここのイベントは間違い無い事、色々なバンドが来るのが楽しみな事、もっと伊那を熱い場所にしていきたい事…等々、とても興味深い時間を過ごさせて頂きました。

  2日目(11月24日)
 実は、帰りの事も考えて、当初は少しだけ顔を出して席を外そうとしていたのですが、皆本当に楽しかったのか、気付いたら時刻は24:30を回っていました(笑)。当然、車を走らせて東京に戻れたのは朝の4:00過ぎ…。自宅には5:00過ぎ…というコースになってしまいました。…とは言え、それ以上に良い経験をさせて貰えたのは確かです。伊那という場所と関係を持てた事に感謝でした。またどうぞよろしくお願いします!

 ☆伊那 GRAMHOUSE のHP…http://www.gramhouse.net


 ☆jizue のHP…http://www.jizue.com

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

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『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
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TRI4TH & カルメラ
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“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
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同 PV“Freeway”公開中


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『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
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Music Video
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“The Return Of Nautilus”公開中


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Music Video
“行きゅんにゃ加那節”公開中


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