ちなみに、広島では2回の公演がありましたが、その間には1度倉吉に出向き、また再度広島に戻ってくるという行程をとっております(笑)。しかも、忙しさは集中するもので、この日程直後にレコーディングの仕事が入っており(それこそ、以前に紹介したバイオリンの金原さんのアルバムでした〔CD『Sunaga t experience DIGS CHIEKO KINBARA JAZZ REMIXIES』に参加!参照〕)、そのプリプロを日程に組み込むという、正に TRI4TH 史に残るハードなツアーが形成されていたのでした。
流石に1年以上も経つと、記憶が曖昧になってきますが、数々の写真を見返すと、やはり思い出されますね(笑)。ハードなツアーであったものの、ツアー・ファイナルというゴールはまだまだ先〔CD『Five Color Elements』ツアー・ファイナル・ライブ!参照〕でしたので、とにかく1つ1つのライブを着実にこなしていこうという意志を信じてやっていく感じでした。多くの方と出会い、大きい経験を得られた特大ツアー…。恐らく長い記事になると思いますが(笑)、マイペースに更新していけたらと思います。どうぞよろしくお願いします!
11月3日(1日目)
まだまだ心に余裕があった(笑)ツアー1日目。この日は名古屋でのライブで、TRI4TH としては2度目の出演となる、栄の Doxy にて行われました。いつものように藤田氏の車に乗るべく皆で集合し、朝9:00に東京を出発。いつものようにメンバー内(ただし、織田君は除く)で運転を交代して、無事にお店に15:30頃に到着しました。
Doxy はグランドピアノが置いてあり、雰囲気も良く、自分達のサウンドを聴かせるには最適なお店だと思います。今回のツアーは、アルバム発売に即したものとなっていますが、この1週間程前にプレ・リリース・ライブ〔CD『Five Color Elements』pre-Release Party!参照〕を行ってをおり、少し熟したライブを披露する事が出来るのではないかと思いました。リハーサルもバッチリ行い、いよいよ楽しみだった本番を迎えました。
ライブは“Session A”から始まりました。実際、CDの1曲目に入っている曲で、この次に演奏した曲“Volare Via”(CDの2曲目でもあります)と共に、今回のライブの恒例の始まりとなる予感をさせてくれます。また、その後には4ビートのリズムの“Night Hawks”も組み込み、ジャズのお店らしい雰囲気を作っていく事も忘れません。ここにも、TRI4TH 流のジャズライブがあるように思います。
その中でも特徴的だったのは、織田君作曲の“Home”を初めて演奏した事でしょう。この曲は珍しくピアノトリオ編成となっており、全2ステージとなっていたこの日のライブの良い変化をもたらせてくれました。実際のところ、演奏は緊張の連続ではありましたが…(笑)。
名古屋の音楽大学に通っていた、織田君とタカオさんのトークも貴重です。恐らく今回のお客さんの中には、この2人と縁がある方も多い事でしょう…。そしてその機会があって、自分達が名古屋でワンマンライブを出来る事にも感謝しなければなりませんね。
Doxy は着席のお店ですが、後半はお客さんを立たせて、更なる盛り上がりへと繋げていきましょう!…以前から恒例の藤田氏の握手回り?もあり、織田君のハイジャンプ?もあり(笑)、これも含めて TRI4TH 流…なのかもしれませんが(笑)、とにかくお客さんと一緒に熱い時間を過ごす事が出来ました。また、注意して見て貰えれば分かりますが、このツアーの為に制作した TRI4TH Tシャツを着用してライブをしているのにも注目です。CDと共に、多くの方に御購入頂けて有り難かったです。
こうして、ツアー1日目として、無事に幕を開ける事が出来ました。やはり名古屋でのライブは皆さん温かく迎えてくれます。こちらとしても、ツアー公演場所として名古屋は絶対に外せないという気持ちも強かったので、こうした機会が出来て嬉しい限りです。その日の打ち上げ時でのビールは特に美味しく感じられたものでした。…しかし休む間も無く、次の日には広島での公演が控えているのです。なかなか遠い道のりですが、これはこの後に続くタイトなスケジュールの序章に過ぎなかったのでした。まだまだ安心して眠れていた時期でもありました(笑)。
まだまだ続きます!