…という事で、今回は撮影場所に自分の母校である立教新座高校を選んでみました。左上写真のように、ここには外観的にも特徴的なチャペルが置かれ、その周辺とも相まって、異国情緒が漂う雰囲気ともなっているのです。改めて周囲を歩いてみると、在学時には見向きもしなかったポイントが多々ある事に気付かされたものでした。
また、今回は写真家の市橋織江さんに撮影を依頼させて頂きました。以前、自分のオリジナル曲である“The Day Of The Black Key”を、織江さん自身のフォトシネマ作品のBGMとして使わせて頂き、今年の6月〜7月頃に行われた織江さんの写真展『Interlude』でも、その作品を流させて頂いた事がありましたが〔Interlude 参照〕、今回、ついに自分のCDアルバムに伴う写真を撮って頂ける事に至り、本当に嬉しい限りでした。
織江さんの写真は自分もとても好きで、写真展『Interlude』にも足を運ばせて頂きましたが、その時はヨーロッパの街並を舞台にした作品展開をされており、自分の今回のCDへの想いと、どこか重なった部分があったのでした。勿論、それよりも前から、いつか織江さんの写真でCDを…という気持ちもあったのですが、今までのCDの収録曲では、まだまだその部分を重ねる事が出来なかったのです。…なので、今回は満を持して…とでも言いましょうか…。長年の希望が叶った瞬間でもありました。
織江さんはデジタルではなく、今でもフィルム・カメラを使い続けています。…なので、そこまで複数枚数撮り続ける事は無く、撮影は非常にスムーズに行われました。…織江さん独特の、どこか温かみがあり、どこか余韻が残る写真…。フィルムだからこその、1枚1枚にかける想いが伝わってくるようでもあり、それはジャズを演奏する時の、その演奏の場の瞬間にかける想いと似ているのかもしれませんね。どうぞ完成を楽しみにしていて下さい!…また、撮影に御協力頂いた立教新座高校に、母校ながら、改めて感謝したいと思います。
☆市橋織江さんのHP…http://www.ichihashiorie.com