…本来、この日の Manda-la 2 でのライブは全部で3バンドの対バンライブの予定でしたが、色々な事情が重なり、自分達とあともう1組のみ(右上写真参照)の出演となっており、お陰で1つ1つのライブ時間をいつもより長めに設定する事になりました。通常の自分達のステージでは全7曲をお送りしてきましたが、今回は2曲多めの全9曲としました。勿論、曲数が多くなろうが、曲順を決めるのは自分です。なかなか責任重大な立場でもあったのでした。
厳密には、この全9曲の中には、今月の新曲とされる曲も含まれていて、これは丸本さん自身もギターを弾いて歌っていたので、少し趣向から外れている感じもあったのですが、それはそれでステージに変化が付いていたので良かったのかもしれません…。“武器はなくても”というその新曲は、自分の意向でセットリストの4曲目に持ってこさせ、ピアノ伴奏だけのステージの中にポッと咲かせた一輪の花のような、そんな存在感を出させるようにしたのでした。
また、新しいDS曲も勿論入れました。その曲は、過去に一度だけ演奏した“Shine”という曲でして、それもまたピアノアレンジを加えて楽しく演奏したのですが、更なる見所としては、そのまま次の“優しい人には適わない”という曲に繋げて演奏した事でしょう。これは以前DSでも取り上げた曲ですが、今回は更にアレンジを加え、しかも曲の構成も変えたりして、正に今回だけのアレンジを施してお送りしたのです。実はこういったアレンジというのは、その殆どが当日の本番直前に行われるリハーサルの限られた時間で作っていきます。一応、それなりのアイデアは持ってスタジオに入るのですが、実際に2人で音を一緒に出すのは、そのスタジオに入ってからになるので、その時間内にライブ用に完成させなければいけません。言わば、少々賭け的な要素もあるわけですが(笑)、その中で今回は色々なアイデアを試せて、とても良い方向性をもってライブに生かせたように思いました。そして、遣り甲斐の大きいライブに繋がったのです。
最後の9曲目には、お馴染みの“まわっているのは”を、敢えてギター入りで行いました。今回のライブは色々と変更点や要素等を入れていたので、最後くらいは大団円?という感じに、いつも通りにやろうと思ったからです。これもまた自分達的に、良い空気感を与えてくれていたように思いました。ピアノだけのステージではないというのが、新たなDSのスタイルになったかもしれませんね(笑)。
流石に、最初から最後までのピアノメインの伴奏は大変でしたが、今後の演奏に向けて、色々な可能性を残してくれたようにも思いました。次回の自分達のライブは、同じく Manda-la 2 にて11月26日(水)の予定です。またどうぞよろしくお願いします!
☆丸本達也さんのブログ…blog.livedoor.jp/waits2/
☆吉祥寺 Manda-la 2 のHP…www.mandala.gr.jp/man2.html
がたいことです~。アレンジの仕上げを、直前の限られた時間の中
で行うというのがすごいところなのですが、DS祭り的スペシャルア
レンジで、曲の新たな魅力を感じさせていただきました。
同時にいつもギターの音色を自分がどういうところで受けとめてる
のかな、という部分に思いを馳せたり…またまた良き時間でした。
何より、秋の夜に汗が飛ぶ感じのおふたりの熱演、ノリにノってい
る演奏を聴けるのがほんとうに楽しいです♫
はい、勿論最初から最後まで、ガッツリ考えさせて頂きました。
そして、演奏面では“当たって砕けろ”です(笑)。それが
良い感じに表れたのだと思います。またどうぞお楽しみに♪
>おちゃさん
はい、丸本さんとのアレンジでは、時間との勝負も要素に
加わるので(笑)、それもまた楽しくやらせて頂いてます。
今回もまた、印象的なアレンジが出来上がったのでは
ないでしょうか。そして、時間を経てまた振り返って
みれたのも良かったのです。貴重な時間だったと思います。