立教新座高校は新校舎の完成も一段落し、昨年〔2013年度立教新座高校 S.P.F.参照〕の場所と異なり、改めて本校舎での出し物がなされていました。廊下側の壁に掲げられていたのは、ジャズ研伝統の“PIT INN”の看板…。自分が高校生の時から変わっておらず、この文字を見る度に当時の事を思い出してしまいます(笑)。
中を覗いてみると、ちょうど2年生の演奏が始まるところでした。この日は、2日間行われる内の2日目、そして午後に差し掛かっていた時だったので、2年生の最後の演奏、そしてその次に3年生の最後の演奏が行われました(その後は、自分も含めて自由参加のジャム・セッションが行われました)。この1週間程前に、自分は2日間の指導を行ったばかりでしたが、その時点から明らかな成長が垣間見れ、そんな音が出される度にニヤけてしまう感じでした。
思えば、アドリブという言葉すら知らなかった生徒達が、今や楽器同士で演奏の会話をし始めているわけで、本当に感慨深いです。そしてやはり、3年生の演奏は格段にレベルが上がっていました。演奏技術もそうですが、お客さんに“見せる”力が本当に付いたように思います。流石、今年の8月に行われた“高等学校軽音楽コンテスト埼玉県大会”で奨励賞を勝ち取っただけありますね〔3年連続奨励賞!参照〕。その時の曲も演奏してくれていて、確かにあの時の経験が生かされているような気がしたものでした。
3年生のステージの最後には、お客さんとの手拍子も混ぜ合わせ、一気にクライマックスへ。この手拍子は、自分が指導の時に教えた、言わば意図的なものではなく、自然発生的なものだと言っても良かったと思います。良いライブでした。良い景色を見させて頂きました。
昨年、顧問の先生が、文化祭で3年生の演奏が終えるのを見届けると、無事に生徒達を送り出せた安堵感と、また来年に向けて気持ちがリセットされると仰っていました。何だか、今年はあの時以上に、そういった気持ちを強く感じられたような気がします。ジャズ研究会は、また新たな生徒達へと引き継がれます。今後はどういった展開を見せてくれるのか。自分も楽しみつつ、一緒に盛り上げていけたらと思います。お疲れ様でした!
☆立教新座高校ジャズ研究会のHP…http://jazz-rikkyo-hs-2012.jimdo.com