そして、久し振りに(恐らく1年振り!)今回はドラムの和丸君を迎えて、前者の2ヶ所ではトリオで演奏させて頂きました。このトリオでの編成は西仲さん自身にも強い思い入れがあり、この3人でしか出せないサウンドというのを改めて噛み締められたツアーになれたと思います。それではどうぞ御覧下さいませ!
9月19日(1日目)
今回の東京ツアーは、お馴染みの吉祥寺 Meg でのライブを皮切りに始まりました。久し振りの出演でもありましたが、いつの間に Meg は店内リニューアルが施されていました。今までの椅子や机は殆どが入れ替わり、床も壁も一新。赤いイメージの雰囲気はそのままに、だいぶ洗練された感じになりました。…が、何故か客席の角に置いてある大きな人形(左下写真参照)が気になります。一瞬、浮いているのかと思った程ですが(笑)、何だかノリで購入してしまったそうです…。今後、Meg のインパクト有るインテリアとして、定着すれば良いのですが…。
…という事で(笑)始まった Meg ライブ…。前述通り、西仲さんと自分、そして久し振りに和丸君を加えた、自分達にはお馴染みのベースレスのトリオが再演された感覚がありましたが、正にその通りで、以前のサウンドを懐かしみつつ、更なる展開を求めたライブを披露していきました。
最初はジャズ・スタンダード曲で、様子を見ていった感じがありましたが、徐々に沖縄民謡のアレンジ曲や、西仲さんのオリジナル曲を入り混ぜていき、この3人だからこそ表現出来る時間がやってきたのを感じました。この3人で演奏するのは約1年振りでしたが、この時間は懐かしさから楽しさへと変わり、この1年、メンバーがそれぞれ過ごした時間を想像したり、どのようなものを吸収していったのかを考えていくようなものまで、この時の演奏に反映されそうな気がしたものでした。
なかなかに楽しく、ここで全てを出し尽くしてしまいそうな感じではありましたが、この3人での演奏は翌日にも残っています。むしろ、この2日間を掛けてサウンドを追求していくという考えの方が、遣り甲斐が感じられるかもしれません。…とは言え、たっぷり、そして伸び伸びとお届け出来た Meg ライブになったと思いました。久し振りの共演は身に染みました♪…この楽しみは、次の日にも持ち越すようにしましょう!
9月20日(2日目)
翌日のツアー2日目…。この日は三軒茶屋 Obsounds にてで、こちらもお馴染みのお店ではありますが、Meg とはまた環境の異なった場所でもありました。ピアノもグランドピアノですし、ステージ配置的にも、フロントの西仲さんがセンターに来る等々、よりステージらしい環境?が整った上での、自分達のライブを見せられる状況でもあったのでした。
打ち合わせをしつつ、本番へ。…とは言え、前日からの今回だったので、そんなに細かい部分での打ち合わせとはなりませんでしたが、やはり最近のオリジナル曲に関しては、西仲さんの拘りの部分をそれぞれ伝えていき、確かなサウンド作りを目指します。この日のライブは、どちらかというとCD『あかばなーのうた』に収録された曲を中心にやっていった感じがありまして、このCDには沢山の沖縄民謡の曲が収録されていますが、それらのリズムを沖縄出身の和丸君に叩いて貰うというのは、大変意味のある事だとも思うわけです。そして、確かなグルーブを提供してくれました。
和丸君のドラムは、確かなテクニックは勿論ですが、やはり独特の重みがあると言いますか、時たま音の渦のような瞬間を作り出してくれていて、自分達のサウンドに大きな刺激を与えてくれます。ただ、これが沖縄独特の…というのは、少々短絡的かもしれません。和丸君が小さい頃から触れている、アメリカサウンドのロックやメタルの世界がミックスされ、そしてこの1年間では、アメリカでのバンドをサポートしていた事もあって、更なる重みと自信を付けて帰ってきているのです。そして、更に自分達とのサウンドをミックスさせ、だからこそ独特なサウンドになるのです…。自分のピアノもそれらに触発され、和丸君との共演だからこそ生まれる展開を楽しんだりしたものでした。
2ステージは本当にあっという間でした。途中に、西仲さんと自分とのデュオの曲を入れたりしましたが、また変化があって良かったかもしれません。『あかばなーのうた』が発売されてから1年が経ちましたが、ちゃんと自分達は成長していると理解出来た、大切な1日にもなっていたと思います。現在、和丸君は沖縄に住んでいて、西仲さんも沖縄に帰ってしまった身なので、なかなかこの3人で…というわけにはいかないかもしれませんが、節目節目で一緒に演奏していきたいメンバーであるのは、今後も変わらないと思います。またの機会を楽しみにしつつ、自分も更なる成長を持って臨むべく、頑張っていきたいと思いました。ひとまずトリオ編成での演奏はこの日までです!
9月22日(3日目)
1日空けて、ツアー3日目を数えた今回の最終日は、西仲さんと自分とのデュオ編成で、銀座わしたショップでの演奏をしてきました。わしたショップは、自分達のCD販売に対して全面的に協力をして頂けるお店の1つであり、今回もCD発売1周年記念という事で、快く演奏の場を提供して頂いたのでした。
ここでは約40分程のステージが予定されているのですが、実際演奏が始まると、何だかんだで自分達がハッスルしてしまい(笑)、いつも1時間弱程のステージになってしまいます。演奏場所も、CD売り場のスペースを少し空けて組んでいるだけに、お客さんとの距離も近く、1曲1曲を演奏していく毎に、一体感が大きくなってくるのを感じるからです。
この日のセットリストは、やはり『あかばなーのうた』からの曲が中心となりました。沖縄民謡からのアレンジ曲は勿論、西仲さんのオリジナル曲“あかばなーのうた”も交えて進めていきましたが、もう1曲、自分達の初めてのCDとなった『aka is. funky』からのタイトル曲も忘れてはいけません。この曲のお陰で、わしたショップとの関係も持てましたし、今の自分達もあるのではないかと思うくらいです。
また、ここで前回演奏をした半年前に〔西仲美咲、東京ツアー(2013.3.15〜3.16)参照〕、座間味村の村長から、右上写真のカレンダーをプレゼントするという企画がありましたが、何故か今回も継続して行われていました(笑)。もう9月という時期ではありましたが、沖縄の豊かな海を思わせるデザインが素敵で、多くの方の手に行き渡ったようで良かったです。それにしても盛り沢山な1時間でした…。
CDの即売会&サイン会も行われ、大盛況で終了しました。『あかばなーのうた』の発売から1年が経ちましたが、こうしてまた、色々な方に作品を購入して頂けるというのは嬉しい限りでして、今回のツアーの意味も大いにあった事でしょう。この時点では、まだ暫くは次の作品は…という感じでしたが、今までの作品と共に、更なる自分達の成長を見届けて頂けたら幸いです。どうもありがとうございました!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆吉祥寺 Meg のHP…http://www.meg-jazz.com
☆三軒茶屋 Obsounds のHP…http://www.obsounds.com
☆銀座わしたショップのHP…http://www.washita.co.jp/info/shop/ginza/
節」の演奏、今も忘れられません。厚い熱~い音の波がどーんと
押し寄せてきて「これがたった3人で演奏されているものなの~?」
と感じるほどの大迫力だったのです。ブログを読んでいて思いまし
たが、この3人だからこそ出せたものだったのかも…またいつの日
か、楽しみです。
わしたショップのインストアはいつもあったかい雰囲気で、とても好きです。
この日のピアニストさんは写真ではよくわかりませんが、事前に場外での燃料補給が充実していたらしく(笑)かなり血色がよろしか
ったのを覚えてま~す。もちろん、おふたりの息の合った演奏は
ばっちりで、銀座の一か所が音楽で沖縄色に染まっていったのは
言うまでもありません。楽しい時間を思い出しました♪
上がった瞬間、客席から若干の笑い声があったような
記憶があります…(笑)。他のお店でもライブも非常に
印象的でした。本当に、音の渦…という感じなのです。
また体験出来る日を楽しみに待ちたいと思います!
半年に1回ぐらいの周期で出演させて貰っているので、
流石に1年経つと、どれがどの時だったかが朧げに
なってしまいますが…(笑)。実際の沖縄も是非!
わしたショップでの写真、どんな構図で撮ったとか、覚えているなぁ(笑)
この写真を撮った時はまだ、カメラが古いやつの方だったよね。
こんな奴で良ければまた、協力致します!
なかなかここんとこ、ライブに行かれていないけれど、また行かれる日を楽しみにしてます♪
今日は台風だね。
お気をつけて下さいませ。
カメラは、今は新しくなって、だいぶ本体も小さくなって、
色々と写真を頼まれる方にも好評のようです(笑)。また
色々な会場で?よろしくお願いします♪