ライブは合計4ヶ所で行いました。1ヶ所目は、香港島の正に中心地であり、欧米人も多く、見所沢山の地、セントラル(中環)のFeel Fresco(上写真参照)。2ヶ所目は、大陸側の九龍(カオルーン)のモンコック(旺角)の Fullcupmusic Cafe(下写真参照)。…これらは香港に着いた初日の夜、そして次の日のお昼に行われたライブだったので、ここまでは結構バタバタなスケジュールでした。
当初は、これらの2ヶ所と、最終日の1ヶ所の計3ヶ所の予定だったのですが、2ヶ所目にお越し下さったお客さんからの提案で、オープンマイクを行っているお店があるとの事で、短い時間ではありましたが、急遽そちらにも出演させて貰ったのです。そこは香港ライブハウスの草分け的な存在という、ワンチャイ(湾仔)の The Wanch というお店(下写真参照)で、ロック的なお店のようでしたが、楽しく演奏出来ました。
そして最終日は、またセントラルに戻って、Backstage というお店(下写真参照)で締めさせて頂きました。現地のゲストプレイヤーも沢山参加し、セッション的な部分も楽しみつつ、自分達の今まで培ってきたサウンドを開花出来た1日になったのではないかと思います。
ライブが1ヶ所増えて4ヶ所になったとは言え、6泊7日の行程だったので、敢行も含めて色々な場所に出向く事が出来ました。名物のトラムに乗ったり(左下写真参照)、ブルースリーの銅像を見たり(右下写真参照)…。香港は狭い国ながら、見るべきポイントが沢山あるので、観光に事欠きません。
そして、香港のお隣の国、マカオ(下写真参照)にも出向きました。お目当ては、24時間営業をしているカジノです(笑)。香港とを結ぶフェリーも24時間運航なのを良い事に、その行程は夜22:00〜朝4:00にかけて行ってきたのでした。自分達全員、カジノは未経験者でしたが、良い経験になったと思います。勿論、全員負けていますが…(笑)。
また、自分単独での行動も沢山とりました。それは大概、鉄道に向けられていたのは言うまでもありませんが(笑)、香港は鉄道以外も含めて、本当に色々な交通機関が揃っていて、趣味的に見ても非常に興味深いものが多いのです。目標は、香港内の全ての鉄道路線を制覇する事でしたが、狭い国とは言え、その充実した鉄道網を完乗する事は不可能でした…。これは次回へのお預けという感じでしょうか…(笑)。
そしてその鉄道の旅は、香港を越えて、お隣の中国の都市、深圳(シェンジェン)までに達してしまいます。香港中心部から通勤電車に揺られ、1時間もしないで行けてしまうので、これは行くしかないだろうと思い、1人で行ってきたのでした。自分は香港は3度目の訪問でしたが、この中国への行程は今まで実現出来なかったので、念願の瞬間でもあったのです…。香港と隣り合わせとは言え、やはり文化の差を感じてしまいます。近代的ながら、どこか垢抜けない建物の造りや、地下鉄に乗るのに荷物検査が必要…しかし、そんなに警備員はしっかり荷物を見ていない等(笑)、やはり中国は懐の大きさを感じます。
…と、ざっと綴っただけでも盛り沢山になってしまいました。それだけ充実し、自分のこれからの演奏の糧になったという事でしょう。勿論、いつかツアー日記として、最初から最後までを書き留めていきたいと思います。非常に長い記事になりそうです(笑)。
…今回のツアーは、香港内でアテンドしてくれた方々の個人で開催してくれたものに過ぎず、規模としても到底大きなものではありません。しかしその充実度は、これまでにも無い大きなもので、そして今後にも繋がっていける自信を掻き立ててくれたものでもありました。アテンドしてくれたシャンディ(上写真、右から3番目)、ルイーナ(同写真、右から2番目)、本当にありがとうございました。またきっと、香港でライブをやりましょう!…多謝!!
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