思い起こせば、ミキヤが Z・imagine に初出演を果たしたのは自分のピアノトリオの30回目のライブとなった2010年11月の事〔自分名義ライブ、祝30回目、4周年!参照〕。この時のミキヤは高校1年生だったようですが、あれから4年の月日が流れ、当の本人がリーダーとなるバンドで返り咲く?というのも、また時代の流れを感じさせてくれる部分でもありましょう(そのバンドに、自分がピアノとして出演しているのも面白いですが…笑)。
今回は、新たに披露する曲が全体の半分くらいを締めるという、なかなか攻めの姿勢で向き合えたライブだったと思います。自分はリハーサルの段階から、ミキヤ自身と何度か打ち合わせをしつつ、曲作りも手伝ったりしていたのですが、ライブというのはそれが全て報われる日でもありまして(笑)、そしてその曲数はいつの間に増えていた…という印象でもありました。ミキヤ自身のオリジナル曲は勿論、ジャズスタンダード曲のアレンジや、カバー曲を取り上げる等々、ジャズというフォーマットの中ながら、多角的に捉えつつ取り上げていった感じがありました。
…それこそ、色々なタイプの曲があったと思います。ただ、それぞれの曲のアレンジを練っていく上で、ミキヤの中では色々と試行錯誤して臨んだライブだったとは思うのですが、結局見所はそれぞれのインタープレイにあったのではないかと思います。演奏の中で、恐らく予定通りにいかなかった箇所もあったとは思うのですが、それぞれの持ち前の?経験で、良い流れに変化させていく事が出来ました。その部分自体を練習する事は出来ませんが、何度か一緒にリハーサルを重ねる事で、皆でバランスを合わせるという、共通した意識を持たせる事に成功し得たのではないかと思います…。目標と結果はズレているかもしれませんが(笑)、結果的には良い方向になっているのは確かです。引き続き、リハーサルの時間を大切にしていきたいものですね。
今回、初の東京進出ライブという事で、ミキヤ本人も結構緊張していたと思います。…まあ、それは予想済みだったので良いとして(笑)、更にはメンバー3人の良さを引き出して貰って、この3人でしか出来ない音楽作りを目指していきたいですね。今回、どういう風邪の吹き回しか分かりませんが、自分のオリジナル曲の“The Day Of The Black Key”を演奏させて貰ったりと、新たな流れも作ってくれました。次回のライブはまだ決まっていませんが、またミキヤが考えだす世界観に、皆様をお連れ出来るサポートをさせて貰えばと思います。今回もどうもありがとうございました!
☆伊藤樹明のブログ…http://ameblo.jp/djembe-mikiya/
☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
演奏はビシバシ先輩二人に負けじ、と繰り広げられて専門的なことはわからないのですが3人が
とても良いバランスでしたのでは?
盛りだくさんな曲を爽やかさとともに楽しみました。
ミキヤ君が中学生の時、竹内トリオCD“Pictures”の曲の旋律を新鮮に感じながら覚えて口ずさんでいた(?)
というエピソードに3人の結びつきの深さのようなものを感じました。
これからどうなっていくのか、楽しみですね。
ありがとうございます。歳の差は離れど、バランスは良いというのは
非常に大事だと思います。そもそも、この3人で一緒に演奏をし始めた
のは、紛れも無くミキヤの父親である、さばいばる伊藤さんのライブの
時だったわけですが(笑)、その共通の経験が今に生きてくるとは…。
やはり音楽って面白いですね。これからの展開にも御注目下さい。
>たけちゃんさん
ついに東京…という感じだったのでしょうか。ミキヤにとっては
大きな一歩だったかもしれませんね。緊張も恐らく、そういった
ビジョンに対する気構えだったのだと思います。それでも堂々と
2ステージをやり切りましたからね。まずは褒めて上げたいですね。
そして、これからも良きサポートが出来るよう、力を注いでいきます!