織江さんの作品は自分も凄く好きで、以前に自分の曲である“The Day Of The Black Key”を、織江さん自身のフォトシネマ作品のBGMとして使って頂いた事がありましたが〔竹内大輔の写真日記(〜2009)、フォトシネマ“The Day Of The Black Key”が、デジタルステージのHPで見れます!参照〕、実は今回、この展示会場にて、同曲で織江さんの写真を使った映像作品が展開されているのです。
実際に展示会場に足を運んで頂ければ分かるのですが、その映像作品は常に流させて頂いているようで、会場のどこにいても“The Day Of The Black Key”のサウンドが聴こえてきます。この曲自体は2007年頃に作ったものなので、自分ながら少し懐かしい感じがしてしまいますが、こうして今でも多くの方に聴いて頂ける機会があるというのは、とても嬉しく思いますね。
また、以前と同じく、この曲をそのまま使ってしまうと10分弱という非常にボリューミーな状況になってしまうので(笑)、ベースソロやピアノソロをカットし、5分程の作品に仕上げています。また、今回は少し曲に寄り添うような形で写真が展開されている等、面白い工夫も加えられてあるので、その部分にも注目して頂きたいです。
今回、織江さんの作品は、ヨーロッパの街並みを舞台にしたものに仕上げており、自分も御存知のように?ヨーロッパが好きなので、これらの作品を見ていると、またヨーロッパへ行きたくなるような衝動に駆られてしまいます(予定はありませんが…笑)。本当に何気無い一部分を切り取った写真なのに、どこか心に余韻が残ると言いますか…。自分も曲を作る上で、こんな風に感じて貰えたら良いなと思うところはありますので、色々と刺激も貰いました。そして、何だか楽しかったです♪
この展示は、前述のように7月28日までとなっていますので、まだ時間はあります。自分も何だかんだで、やっと足を運べた状況ではありましたが、無料ですし、お気軽にお越し頂けたらと思います。そして、色々な想像を膨らませながら御覧頂くと楽しいかもしれません!
…ちなみに、隣りには三菱重工スクエア(M’s Square)のショールームもあり、外から覗けたので気になって中に入ってみると、何かと話題のコミュニケーション・ロボット、wakamaru に会う事が出来ました。こちらも合わせてどうぞ(笑)。
☆キャノンギャラリーのHP…http://cweb.canon.jp/gallery/index.html
☆市橋織江さんのHP…http://www.ichihashiorie.com
ほんとうにきれいな余韻を感じられる、素敵な作品ばかりです。作品の舞台のせいも
あるのかもしれませんが、どこか竹内さんの曲に通じる世界もあり、“The Day Of The Black Key”が
映像作品にとても溶け込んでいて、場面展開がリズムに沿って
いるようなところも楽しみました。
おかげ様で心洗われるひと時が過ごせまして感謝です。
うっとりしすぎまして、隣りにいたというwakamaruのことは全く
頭になくなり、会ってこなかったのがちょっと泣!です…。
1枚1枚の写真でもそうなのですが、何枚も
重ねて作品を見ていくと、よりその世界観に
惹き込まれていきますよね。
wakamaru に会えなかったのは残念でしたが、
どうもありがとうございました!